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本藤悠「最高の寮生活 四人の女教師と僕 」

本藤悠「最高の寮生活 四人の女教師と僕 」(フランス書院文庫、2014年1月、表紙イラスト:川島健太郎)

ネタバレ有り。御注意下さい。

【あらすじ】

男子寮に入っていた雅志は国語教師の智美に弁当を作ってあげたのをきっかけに、女教師寮に住み込みコックを任される事となった。それぞれにストレスと男子生徒への想いを抱いていた4人の女教師は、積極的に雅志にアプローチを掛けるが…。

【登場人物】

坂本雅志
17歳。高校2年生。母親を亡くし、父親は仕事の関係で海外赴任が長く男子寮に入っていたが、女教師寮のコックを頼まれ移る事に。真面目で地味な性格で華奢な体付きの少年。独り暮らしが長い為、自炊生活で得た料理の腕はプロ並みで、将来は自分の店を持ちたいと考えている。童貞。

細川智美
29歳。国語担当で雅志のクラス担任。セミロングの巻き毛にセクシーさを漂わせる顔立ちでFカップのナイスバディだが、親しみやすい姉御肌の性格の為、生徒からはお姉さん先生と慕われている。雅志の部屋のチェックをした時に秘密を知ってから彼に興味を持っている。

古賀梨乃
25歳。家庭科を担当する教師。九州出身で感情が高ぶると方言丸出しに。黒のロングヘアで年齢の割に幼さを感じさせる顔立ちと授業で教科書を忘れるなどの天然ぶりに反して、Gカップとグラマラスな体付き。大きなメガネを掛け、生徒を刺激しないようにジャージ姿で教壇に立っている。

浅見香奈子
35歳。数学を担当する教師で水泳部の顧問を務める。北海道出身の為か色白で白人のハーフと間違えられる事も。ショートヘアで身長が高く、鍛え上げられたEカップの肢体に生徒からは尊敬の眼差しで見られている。結婚歴は無い。2階の部屋で暮らしている。

横山明絵
23歳。英語を担当する若手教師。生真面目で大人しく人見知りしやすい為か、常に自信がなく生徒からはあまり人気が無い。性格の似た雅志に弟のような想いを抱き、彼に対し強い性欲を感じて悩むDカップの処女。香奈子の隣の部屋に暮らしている。

【展開】

梨乃から夜の電話番に付き合ってと頼まれた雅志は同行した智美と3人で寮の2階に向かうと、自室で雅志の名を口にしながら自慰に浸る香奈子と明絵の素顔を知りますが、覗き見で興奮し絶頂する智美や梨乃をよそに雅志は教師たちに畏敬の念を持っていて射精出来ずにいました。

それを知った智美と梨乃は職員室で全裸で雅志に胸乳をまさぐらせながら射精へ導くと中庭に舞台を移し、智美は雅志にMっ気の有る梨乃の体を愛撫するように指示し潮まみれになった雅志は彼女たちを交互に貫き童貞を卒業します。

土曜日の朝から積極的に梨乃に跨がられて起床した雅志は、補習の後に朝食の礼を言う明絵に彼女と距離が縮まったと喜びますが、週末実家に戻る為不在だと聞かされがっかりします。
その晩智美や梨乃に連れられ屋内プールに連れて行かれた雅志は早速2人から愛撫を受けますが、そこへ香奈子がやって来ます。教師としての倫理観と生々しい逸物を目にした欲望との間で悩む彼女は、2人の後輩に焚き付けられ雅志と関係を持ちます。

一方帰省を口実に変装して県外のアダルトショップでローターを購入しようとした明絵は、実物を手にすると怖じ気付きそのまま店外に出た為に万引き犯扱いされます。
公務員という事も有り疑いが晴れ翌朝寮に戻った明絵はそこで香奈子や雅志の置き手紙を見て自分の殻を破ろうと決心し香奈子の部屋を訪れると、3人の女教師から欲望を素直に口にするよう告げられ、本心を明かした明絵はその場で雅志に抱かれ破瓜を迎えます。

雪崩れ込むように5Pを味わった雅志は次の日の帰宅後に件のアダルトショップに連れて行かれ、実は香奈子の親友だという女経営者を5人目の恋人として加えたいと紹介されます。

【レビュー】

既作のヒロインの大半が女教師で、盛大な潮吹き描写を得意とする本藤悠さんの10作品目です。本作も作風に大きな変化は無く、マグロ君の主人公に対し一方的に高まり暴走気味のヒロインたちに付いていけるかどうかがポイントになりそうです。

主人公の担任でセクシー要員の智美と天然系方言ロリの梨乃が組んで主人公の童貞を奪う前半で一旦纏めつつ、出歯亀的に巻き込まれる香奈子やハプニングを起こす明絵は物語を交互に見せる土曜日の夜の展開は工夫が見られ良かったです。
しかし主人公の本命で有る明絵の交合から5Pはもはや終盤となっていて駆け足気味で、特殊な舞台設定やヒロイン側と主人公側の心理背景の描写に序盤を割き過ぎたのかなという気がします。

幾ら主人公が女教師たちに畏敬の念を抱いていたとは言え射精までに110頁も要している一方で、ヒロインは早々と潮を吹きまくっているのは置いてきぼり感が有るし、
ヒロイン全員が巨乳で愛情表現の違いこそ有れ始めから主人公ラブの状態だと同じベクトルを持つ者同士で流石に4人は多すぎるのかなと思います。
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プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

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どなたでも書き込み自由ですが、管理人が許可するまではコメント欄に反映されないので、その辺りはご理解下さい。

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