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宮園貴志「兄嫁同居日記【真知子と美沙の浴室レッスン】」

宮園貴志「兄嫁同居日記【真知子と美沙の浴室レッスン】」(フランス書院文庫、2009年10月)

ネタバレ有り。御注意下さい。

【あらすじ】

主人公を想い倒錯的なオナニーをする長男の嫁の真知子。一方彼女の下着を穿いて自慰に浸る正樹は、次男の嫁の美沙に見付かり関係を結んでしまう。

【登場人物】

東野正樹
17歳。銭湯を営む一家の三男として産まれ、現在は真知子の手伝いをしながら一緒に住んでおり、両親は療養の為、田舎暮らしをしている。

東野真知子
38歳。亡くなった長男の嫁で、本来跡を継ぐ筈の次男が興味を示さない為、再婚の勧めを断り銭湯を切り盛りしている。167cmのEカップと年相応に熟れた体付き。正樹の視線を意識しながら浴衣を来たまま自慰に浸るのが癖になっている。

松浦美沙
29歳。東野家の次男である夫は証券会社に勤めている。美沙自身は教員免許を持つが職場の煩わしさに嫌気が差し、現在は進学塾の講師を務める。東野家の近所に住み、夫が出張で不在の折りには頻繁に泊まりに来ている。155cmと小柄で痩身な割りに、バストやヒップには程良く肉が付いている。

沢村仁美
23歳。正樹のクラスの副担任で数学担当の新人教師。まだ経験が浅い為か生徒からの人気に反してお堅い印象が先行している。165cmの身長に見合ったプロポーションの良い体付き。処女。

【展開】

ある日買った浴衣の見立てをして欲しいとの真知子の頼みで彼女のパンティラインに触れて興奮した正樹は彼女と濃厚なキスを交わしますが、先に理性を取り戻した真知子の機転でその先はお預けになります。
翌日彼女がオナニーに用いる電マを発見した正樹は洗濯機から持ち出した彼女のパンティを穿いたまま自慰に浸るようになりますが、ある日予定より早く来訪した美沙に目撃されるも上手く慰められつつ関係を持ち、彼女と毎晩交わるようになります。
夫の帰宅で家に戻った美沙と入れ替わるように、自宅の風呂の故障で銭湯を訪れた仁美を見掛けて驚く正樹ですが、彼が発見するのを見越したかのように忘れ物をした彼女に脈ありと見て、真知子が不在の日に補習を口実に仁美を自宅に誘います。
誘いに乗った仁美も満更では無かった為躊躇う事無く休業日の女湯で混浴し処女を捧げますが、その現場を見た美沙から帰りに相談を持ち掛けられます。
翌日それを知らずに登校し仁美が休みと知りがっかりした正樹が帰宅すると、何故か部屋の前にイチゴ柄の下着が落ちているのを発見します。下着から真知子の匂いを感じ取った彼はそれを身に付け、直後に彼女から仁美の存在を問い詰められるも許しを得た正樹は久しぶりに真知子と交わります。
その後彼の部屋を訪ねて来た美沙に女湯に連れて行かれると、モジモジした様子の仁美と再会します。美沙の提案で3人で正樹を共有する事で話が纏まり、痴毛を剃ってアナルを拡張する為学校を休んだと言う彼女に感動した正樹は、代わる代わる3人を抱く事になります。

【レビュー】

本作では作者お得意の倒錯描写を盛り込んでおり、出だしで真知子が主人公を想いながらオナニーしますが、何故か下着を穿いて浴衣を着たまま「おもらし」までして快感を得ています。
また主人公もヒロインのパンティを穿く癖が有りますが、真知子の倒錯オナニー癖と同様に作中で理由に触れられる事も無く流されています。
確かに作者お得意の描写なのは分かりますが、本作で宮園作品に初めて触れた読者には一体何を意味するのか理解しがたいのではと思います。

真知子も美沙もどうやら主人公に始めから何かしらの想いを抱いていますが、それが具体的に語られるでもなくアッサリと関係に至ってますし、仁美に付いても一応主人公が積極的とは言え彼女の方が一方的に惚れてしまっている感が否めません。

同時期に他の作家の誘惑作品でもややコミカルで軽いノリの作品が見られるのである意味編集方針と言えるし本作ばかり責めるべきではありませんが、もう少し丁寧な流れでも良かったのかなと思います。
読み終わって単にエロかっただけでなく、個人的には何か印象に残る作品ならと感じなくもありません。
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にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

〈コメント〉
どなたでも書き込み自由ですが、管理人が許可するまではコメント欄に反映されないので、その辺りはご理解下さい。

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