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弓月誠「温泉三姉妹【癒しの宿】」

弓月誠「温泉三姉妹【癒しの宿】」(フランス書院文庫、2011年11月、表紙イラスト:新井田孝)

ネタバレ有り。御注意下さい。

【あらすじ】

真由子に想いを寄せる俊輝は真由子と別れる前に初体験をするが、それに気付いた2人の妹も積極的に俊輝にアプローチする。妹たちの痴態を目の当たりにした真由子は自分の気持ちに素直になろうと決心する。

【登場人物】

高梨俊輝
25歳。地元の資産家の1人息子。7年前に真由子にプロポーズしているが、待たされている。頻繁に盛本家に出入りしているが、定職に就いている描写は無い。

盛本真由子
32歳。三姉妹の長女。独身で処女。家業の温泉旅館の女将を務めており、和装がよく似合う。俊輝に恋愛感情を抱きプロポーズも受けているが、境遇の違いを理由に素直に応諾出来ずにいる。

盛本麗奈
25歳。三姉妹の次女。独身で処女。溌剌として自分の意見をズバリという性格だが、俊輝に初めてを捧げたいという古風な面も。モデルのバイトをする位スタイルは良いが、バストサイズは他の2人と変わりない。

盛本優花
19歳。三姉妹の三女。大学1年生。進学を機に俊輝を忘れようと地元を離れ他の男と付き合ったが失敗し、地元の大学へ戻って来た。三姉妹の中では背が低いがバストサイズは変わらないので却って胸が強調されて見える。

【レビュー】

本作の内訳は第1章は真由子と、第2章は麗奈、第3章は真由子と麗奈の3P、第4章は優花、第5章は三姉妹で、第6章は真由子との婚前旅行という流れです。

真由子は歳の離れた俊輝に求婚されるも彼との年齢差を気にして躊躇するにしても流石に7年は待たせ過ぎですし、唐突に別れを告げておきながら処女を捧げたり、
妹たちの痴態を目の当たりにして思わせ振りな態度を見せたりと、年上の女性として俊輝に真摯に向き合っているのかなとあまり感情移入出来ません。
それでも第6章で俊輝と二人きりの旅行で行きの車の中から積極的に口戯を仕掛けるなど、普段の和装美人とは違うタガの外れっぷりは微笑ましいです。

麗奈はいつもの通り弓月作品での対抗ヒロインです。俊輝と真由子の想いに気付きながらも自分も本願を叶えようと動き、念願叶って処女を捧げる事に成功します。

優花も俊輝に想いを抱いていますが自分の想いを抑えつつ、姉2人が俊輝と関係を持ったのを知ると自分には無い処女の代わりにとアナルを捧げます。

俊輝は特に取り柄が有る訳でも無く優柔不断なだけですね。想い人の真由子が旅館の経営に苦心しているのに、これと言って手助けをする訳でも有りません。
未練がましく姉妹にまとわりつくだけで、流石にしっかりしろよと言いたくなります。最後に俊輝がバシッと決める場面が有るかと期待しましたが残念ながら無しです。

俊輝も真由子もこれといった魅力が有る訳でも無く、互いにウジウジしている展開が過半を占めていて個人的には楽しめる作品とは言い難かったです。
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こうしたご挨拶が必要かどうかも分からず右往左往しておりますが
特に支障なければ何卒よろしくお願い申し上げます。
プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

〈コメント〉
どなたでも書き込み自由ですが、管理人が許可するまではコメント欄に反映されないので、その辺りはご理解下さい。

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