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巽飛呂彦「巫女母と巫女娘と僕」

巽飛呂彦「巫女母と巫女娘と僕」(フランス書院文庫、2010年8月)

ネタバレ有り。御注意下さい。

【あらすじ】

一族が管理する神社に住み込みのバイトにやって来た八雲。ある雷雨の日に人狐の影を見た彼だが、実は本社(やしろ)から派遣された巫女母娘だった。

【登場人物】

不羈八雲(ふきやくも)
16歳。夏休みを迎え、一族で管理する神社で住み込みのバイトをする高校1年生。童貞。

甘露寺静
36歳。隣町に住む巫女。巴を産んで間もなく夫を亡くしている。ややおっとりした物腰で丁寧な口調の女性で、95cmのHカップと熟れた身体付き。

甘露寺巴
17歳。静の娘で隣町の進学校に通う高校2年生。やや跳ねっ返りな所も有る娘だが、88cmのFカップと意外に実っている。処女。

【展開】

母娘の入浴を覗き痴漢と勘違いした巴にキックを食らわされた八雲は、彼女たちが神社の本社から派遣された巫女だと知ります。
巴と一緒に社内の片付けをする内に仲良くなった八雲はある日静から誘惑され、夢うつつの中で浴室でフェラチオされたり騎乗位で筆下ろしされます。
その様子を覗き見た巴から罵られた八雲は初体験が現実のものと知り、彼女からの告白を受けて処女を捧げられます。
そこに現れた静は自分と娘の2人で彼に奉仕すると遠回しに娘に戦線布告し、巴もママを憎めないと口にしつつもいざ八雲との交合を目の当たりにすると激昂します。
八雲から母娘仲直りを狙って互いの身体を愛撫するように命じ、相互絶頂した2人はソーププレイで八雲に奉仕します。

【レビュー】

随所に妖狐が出て来る主人公の夢物語と母娘で巫女という設定が非現実な舞台を演出しています。
始めはやや唐突とも思える母親の静の行動ですが、根底に娘の巴の想いを汲み取ったショック療法と分かると理解出来る所です。

これまでヒロインが4人の作品が続いており、ここで母娘2人に絞った事で個々の心理描写もしっかり描かれていると感じました。
終盤で20ページにも渡る濃厚な母娘のレズシーンは作者お得意の描写ですが、これもヒロインの人数を抑えた為描く余裕が出たと思われ、個人的には良かったシーンです。
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プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

〈コメント〉
どなたでも書き込み自由ですが、管理人が許可するまではコメント欄に反映されないので、その辺りはご理解下さい。

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