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巽飛呂彦「巫女四姉妹」

巽飛呂彦「巫女四姉妹」(フランス書院文庫、2010年2月)

ネタバレ有り。御注意下さい。

【あらすじ】

母の再婚に伴い、義父が宮司を務める神社に移住する事になった舎人。そこで待ち受けていたのは禊をする4人の義理の姉の美しい裸体姿だった。相次いで姉たちと関係した舎人だが…。

【登場人物】

鴛野舎人(おしのとねり)
13歳。中学に上がって間もない。母親の再婚に伴い伏鉢四姉妹の義弟となり、両親が海外旅行の為一人で神社にやって来た。童貞。小柄で華奢な為女の子に間違えられる事も。

伏鉢奈津美
24歳。四姉妹の長女。腰まである長い髪におっとりとした性格だが、意外にGカップとグラマラスな肢体。処女。

伏鉢環
20歳。女子大生。ショートヘアでややがさつな所が有り、男っぽい性格。高校生の時に水泳部に所属していてFカップとスタイルが良く、同じ水泳部の男と初体験を済ませている。

伏鉢希理
18歳。高校3年生。生真面目で一見すると舎人を毛嫌いしているようだが…。四姉妹の中ではスレンダーで、Bカップと姉たちや妹に負けているのを気にしている。処女。

伏鉢優菜
16歳。高校1年生。舎人と年齢が近い事から親近感を寄せている。おませで小悪魔な所があり、歳の割にEカップと実っている。処女。

【展開】

道に迷い沢から転落し、四姉妹が水浴びする池に飛び込んだ舎人は希理を除く3人から概ね歓迎され、混浴し華奢な割りに逞しい舎人の逸物に興味を持った奈津美からパイズリフェラを受けます。
翌日の晩優菜に誘われ彼女の部屋に向かう舎人を阻むように現れた環と庭のブナを前に後背位で交わり、翌日には優菜と倉庫で掃除中に彼女に跨がられ処女を捧げられます。
更に奈津美から翌朝池に水浴びに誘われた舎人は、ふざけて水遊びをする内に彼女から求められ結ばれます。
ある登校日の帰り普段寄り道などしない希理と連絡が付かないと優菜から知らされた舎人は、ずぶ濡れになりながらも離れの廃堂で彼女を見付け、軟化した彼女と結ばれます。
風呂場で奈津美や環からソープごっこの奉仕を受ける中、いつになく真剣な環から自分に無い処女の代わりにとアナルを捧げられ、一方寝室に夜這いを掛けた優菜と希理が出会し一悶着となります。
そこで奈津美の提案で巫女服姿で女装された舎人は、同じく巫女服姿の四姉妹に厳かな雰囲気の中で次々と交わり、姉妹で公平に愛する事を決めます。

【レビュー】

主人公が中学生、ヒロイン全員が巫女で10代と、最早美少女文庫を強く意識したとしか言いようが無い程若々しさを感じさせます。

虚弱体質の主人公が田舎暮らしをする中で次第に体力と自信を付けていく成長物語と、個性的なヒロインのキャラクター設定がバランス良く映えています。

歳の割に処女を気にする奈津美とは朝の池のほとり、唯一非処女の環は夜の庭、希理とは離れの廃堂、奈津美とは倉庫の中と豊富な舞台装置も物語を引き立てています。

官能小説としてはあっさり目でやや物足りなさを感じるのはこの時期の巽作品のトレンドですが、それを補って余り無い位スッキリとした読後感の作品が続きます。
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巫女四姉妹(著:巽飛呂彦、フランス書院文庫)

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プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

〈コメント〉
どなたでも書き込み自由ですが、管理人が許可するまではコメント欄に反映されないので、その辺りはご理解下さい。

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