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巽飛呂彦「彼女の母・彼女の妹 僕の危ない関係」

巽飛呂彦「彼女の母・彼女の妹 僕の危ない関係」
(フランス書院文庫、2008年3月、表紙イラスト:小玉英章)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)




【あらすじ】

幼馴染みのみずきと初体験を急ぐあまり、彼女に突き飛ばされた智史。部屋の外では彼女の母の七菜子や妹の侑香が聞き耳を立てており、それを知った2人も何故か露骨に智史を誘惑するように。


【登場人物】

石蕗智史(つわぶきさとし)
17歳。高校2年生。幼なじみのみずきと相思相愛の仲で頻繁に前園家に出入りしている。

前園みずき
17歳。品行方正を絵に描いたような真面目な少女で、学級委員長を務める。幼馴染みということもあり、智史に口やかましく世話を焼きたがる。80cmCカップの処女

前園七菜子
35歳。みずきの母親。医者だった夫を事故で亡くし、現在は医学書の翻訳の仕事に就いている。95cmのHカップと年相応のグラマラスな肢体だが、外見や口調は女子大生を思わせるほど若々しい。

前園侑香
15歳。みずきの実妹で水泳部のエース。色白で外国人を思わせる彫りの深い顔立ちに、年齢の割に実ったバスト85cmのEカップ。小悪魔な性格で姉に構わず積極的に智史にモーションを掛けている。処女


【展開】

みずきとの初体験を急ぐあまり部屋のドアまで突き飛ばされた智史だったが、みずきの部屋の外では七菜子と侑香が聞き耳を立てていることを知ると、恥ずかしくなり家に逃げ帰る。その翌日の放課後侑香に誘われてカラオケボックスに向かうと終始押されっぱなしで口唇奉仕まで受け、更にソファーに横たわった彼女の処女穴に挿入しようとするが、智史も童貞なだけに失敗し中空に精を放ってしまう。

それから三日間侑香から逃げるように下校していたが、街中で七菜子に見付かり居酒屋で悩み相談をする羽目になり、その流れでラブホテルに連れ込まれる。七菜子に手慣れていると失言したのも気付かぬまま口唇奉仕で射精すると、馬乗りになられて童貞喪失し中出しするのであった。

しかし七菜子と毎日のように交わすセックスレッスンも、ある日彼女の口から終わりを告げられて呆然とするなか、翌日の昼休みにみずきと口喧嘩しサボろうと校舎を飛び出す。自転車置き場にやって来たところで侑香が後を追って来て身体を密着させながら誘惑され、人目も憚らず口唇奉仕で射精させられると、侑香に付いて水泳部の部室にやって来て壁に手を付かせてバックで交わってしまう。

ある日侑香に誘われて前園家にやって来た智史は、みずきのいる前でコタツの中で侑香にちょっかいを出され反撃してアクメに導くが、みずきが妹を連れていったにも関わらず今度は七菜子に悪戯を仕掛けて来る。侑香の処女を奪ったのはお見通しとばかりに七菜子が口唇奉仕で射精させると、間一髪で何とかみずきには隠し通せて肝を冷やすのであった。

数日後生徒会が無いからとみずきと一緒に下校した智史は、突如積極的になった彼女に戸惑いつつも次の日に彼女の部屋でセックスすることになるが、やっと破瓜に導き中出しした時にいないはずの侑香が自宅に戻って来て鉢合わせになる。互いに泥棒猫呼ばわりして口喧嘩に発展し智史がオロオロする中で、七菜子が帰宅しひとまず仕切り直そうと提案しその場を収めてしまう。

こうして七菜子の旗振りで母娘とともにスパリゾートにやって来た智史は、まずは侑香とウォータースライダーで、次はみずきとジャグジープールで交わり、更に七菜子からはマッサージ室に誘われて一日に三度の射精を経験する。そして夜になるとベッドを繋ぎ合わせて乱交に雪崩れ込むが、相変わらず取り合いになる母娘に智史は自分の言うことを聞くよう男らしいところを見せ、三人で舐め合いっこさせてからすっかり仲良くなったことに一安心し次々に交わるのであった。


【レビュー】

前作「悪魔の取引 若妻奴隷市場」とは打って変わっての巽誘惑作品の王道展開の母娘丼であり、本作品以降は基本的な作風に変わりがない。よく言えば定番、悪く言うとマンネリとなるのだが、この頃の巽飛呂彦作品にはとにかく勢いがあったように感じられる。当時は編集サイドの「自主規制」がそれほどでもなく、年齢の若いヒロインや母子・兄妹といった近親相姦にも踏み込んで描けていたからではないかと思われる。今の時代は熟女ばかり義理同士の相姦とワンパターン化しており、元々情交描写にそれほど引き出しの多くない作者だけに、近年は似たり寄ったりになっているのではないか。これはあくまでも個人的な見方ではあるが…。

「彼女の」、「妻の」という作品では大概当事者は不遇の扱いを受けるもので本作品でも例外なく、みずきの出番は妹の侑香に比べるとやや少なめ。やはりと言うか目立つのは侑香と母親の七菜子であり、二人ともバストは大きくスタイルの良い娘と肉感的な母で対比されている。みずきは二人と比べて平均的な扱いであり、キャラクターとして品行方正なので仕方のない話ではあるが…。やはりここは弾けた母親の七菜子に軍配を上げるべきかもしれない。
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tag : 高校生主人公 童貞 母娘丼 姉妹丼 処女

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にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

〈コメント〉
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