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巽飛呂彦「隣りの若奥様と熟奥様 人妻バレー教室」

巽飛呂彦「隣りの若奥様と熟奥様 人妻バレー教室」
(フランス書院文庫、2006年3月、表紙イラスト:新井田孝)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)




【あらすじ】

上司の命令で奥様バレーのコーチを務めることになった四郎。一方的に部長夫人の美和や課長夫人の乃梨子に関係を迫られ、更に想い人のゆかりも参戦する事になる。

【登場人物】

遠山四郎
24歳。社会人2年目で営業3課に所属し、会社の社宅に住んでいる。中学の時にバレーボールの経験が有る事から、上州支社の奥様バレーのコーチを任される。身長165cmと平均よりは背が低く、中肉中背で女性経験無し。四郎という名前だが、誤って出生届を出しただけで長男。

徳永ゆかり
30歳。総務課に勤める。結婚していた男がDVだと知り離婚し、5歳の娘と2人で暮らしている。男性経験は彼ひとりで回数も数える程度。162cmの身長で高校生の時にバレーボールを経験。バスト88cmのEカップ。

狩野美和
40歳。人事部長夫人だが子供は居ない。女王様気質に栗色の縦ロールのロングヘアで、フィットネスに余念が無く歳を感じさせない若々しい肢体。バスト98cmのHカップ。浮気者で外泊の多い夫とはセックスレスが続いており、乃梨子から若い男を次々とあてがってもらい、ストレスを発散している。

志水乃梨子
28歳。営業3課課長夫人で子供は居ない。ボブショートでメガネを掛け冷たい印象を与える上に、170cmの長身でスレンダーな女性。バスト84cmの美乳。隙あらば美和に取って変わろうとしており、彼女にあてがった若い男を誘惑し女王様のように振る舞っては失敗している。

佐藤慶子:30歳。係長夫人。
林睦美:27歳。主任夫人。
田中いずみ:33歳。係長夫人。
美和に反旗を翻した乃梨子がバレー要員として集めた3人衆。いずれも夫とはセックスレスがち。

【展開】

営業部長の命令で社宅に住む奥様たちのバレー部のコーチにさせられた四郎は、乃梨子の夫である課長の頼みで美和の部屋を訪ねると、フィットネスを終えてシャワーを浴びているらしくリビングで待つ羽目に。そして美和が現れるとあからさまな誘惑を受けるが、四郎は逃げようとして彼女を押し倒し、その様子を乃梨子に撮影されてしまう。ぺニスを晒すように命じられ品評されながら触れられただけで呆気なく射精すると、ソファーに横たわり騎乗位で童貞を奪われる。

乃梨子は美和が四郎のぺニスに陶酔するさまを携帯のカメラに収めると部屋を立ち去り、口ほどにもないと呟き今度は自分が四郎に抱いてもらおうと決意を固める。こうして四郎は翌朝彼女に軟禁される形でセックスを迫られ、快感をコントロールしようとする彼女を絶頂へ導くが、そこへ美和が合鍵を使って侵入し二人が喧嘩を始めてしまう。四郎に夢中になり始めた二人はバレー部に参加こそするものの、完全に反目し合うことに。

バレー部は美和と乃梨子、彼女に従う上司夫人の3人、そしてゆかりの六人で始めるが、数日後美和がわがままを言って練習途中で帰ってしまう。ゆかりからコーチなら少しくらいは厳しくしても良いのではとアドバイスを受け、翌日四郎は美和にラブホテルに誘われると、誠心誠意尽くした上で攻勢に転じ、アナルセックスで絶頂へ導き彼女を服従させるのであった。

次の日練習に復帰した美和の態度の軟化に気付いた乃梨子も四郎を同じラブホテルへ誘うと、前回は彼の主導でイカされたお返しに後ろ手に革手錠で拘束し、四つん這いにしてバラ鞭を振るう。更にアナルにバイブを挿入させられそうになると反撃に転じ正常位で交わり、絶頂へ導かれた乃梨子はこれまで見せなかった可愛らしい笑みを浮かべ美和との和解を約束する。

その翌日乃梨子まで従わせた四郎に興味を抱いたゆかりも、練習が終わると着替える間も惜しんで彼を追い掛ける。二人と同じようにしてとリクエストを受け、四郎は三たび同じラブホテルでゆかりを抱くこととなるが、娘がいる元人妻の割に性的な経験が少ないことに感動し、自分好みにしようと口唇奉仕の仕方を教え正常位で交わる。

更に次の日には乃梨子派の人妻3人衆にも迫られた四郎は三日に渡り一人ずつ抱いて手懐けると、その翌日からは鬼コーチに変貌し6人を猛特訓する。体育館内での下着ランニングはいつしか全裸になり、遂には秘毛を綺麗サッパリ剃り上げてしまうと、四郎は全員との連帯感が深まるのを感じながら手応えを掴む。そして大会二日前の最終練習を終えると、四郎はゆかりを覗く五人に迫られて役割分担させて奉仕するように命じる。そして次の日にはゆかりの来訪を受けると、まるで恋人同士であるかのように一日中交わりを重ねていく。

こうして迎えた大会当日順調に決勝まで勝ち進んだゆかりたちは、四郎の指示で全員がノーパンノーブラで本番に臨み、汗で透けた彼女たちの肢体に観客たちは騒然となる。自分の妻がこんなに魅力的と再認識した美和の夫たちは、その夜各自の部屋で祝杯をあげるかのように妻を抱く。その頃四郎はゆかりと二人で愛を交わすのであった。

【レビュー】

人妻バレー部という官能ラブコメ路線のど真ん中を突いた本作ではあるが、黒本ではあまり見られなかったジャンルと言えるだろう。流石に300ページ弱の尺で人妻6人なだけにメイン格の3人とその他で扱いに強弱をつけざるを得ないが、その中で40歳の人事部長夫人、28歳の課長夫人、30歳のシングルマザーが中心となっている。

童貞だった主人公が部長夫人にパワハラ紛いに犯されるもののセックスレス気味の彼女を夢中にさせると、その後課長夫人にも誘われて絶頂へ導くまでがいわゆる誘惑作品らしい展開であるのに対し、中盤では二人に反撃する流れはどちらかというと調教要素を内包し対比する作りとなっている。男性経験が少ないシングルマザーは、巽飛呂彦作品らしい可愛い年上ヒロイン像を踏襲しており、奉仕の仕方を教える描写は良かったと思う。

作品としてはここまででピークを迎えた感があり、大会二日前の6Pプレイや大会自体はおまけ的な扱いとして見た方が良いかもしれない。終盤にセックスレスの夫婦がそれぞれ営みを復活させ、主人公はシングルマザーと交わるという余韻を残した終わり方も妙味のある描写ではないかと思われる。気楽に楽しんで読める作風は、当時試験的に取り入れていた「フランス書院文庫~パラダイス~」にも繋がるものであろう。

DSKさんのブログでも本作をご紹介なさっています。
2006/3/23 発売隣りの若奥様と熟奥様-人妻バレー教室著:巽飛呂彦、フランス書院文庫→ Amazonはコチラから。→ Kindle版はコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。〈電子書籍〉→ ひかりTVブックはコチラ。〈電子書籍〉→ 総合電子書籍ストア【BookLive!】はコチラ。「ほら、四郎さんの……もうこんなに大きくなって」 手の中で硬くなる肉棒を愛おしそうに眺めいじりつつ、 汗濡れた逞しい肉茎を、喉奥まで咥えこむ熟妻。...
隣りの若奥様と熟奥様-人妻バレー教室(著:巽飛呂彦、フランス書院文庫)

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隣りの若奥様と熟奥様-人妻バレー教室(著:巽飛呂彦、フランス書院文庫)

2006/3/23 発売 隣りの若奥様と熟奥様-人妻バレー教室著:巽飛呂彦、フランス書院文庫 → Amazonはコチラから。 → Kindle版はコチラから。 → ハイブリッド書店【honto】はコチラ。〈電子書籍〉 → ひかりTVブックはコチラ。〈電子書籍〉 → 総合電子書籍ストア【BookLive!】はコチラ。 「ほら、四郎さんの……もうこんなに大きくなって」 手の中...

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プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

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