FC2ブログ

上原稜「初体験づくし 義母、叔母、姉と」

上原稜「初体験づくし 義母、叔母、姉と」
(フランス書院文庫、2013年12月、表紙イラスト:新井田孝)

ネタバレ有り。御注意下さい。

【あらすじ】

厳格で体面を気にする父の意向で浪人を余儀無くされ受験勉強で疲れた由樹を慰労する為、義母や姉、叔母と共に1週間温泉旅行に行く事になった。宿泊先の旅館の女将がかつて想いを寄せていた継母だと知り、由樹は彼女に次第に甘えるようになる。

【登場人物】

眞鍋由樹(ゆうき)
18歳。産みの母親は亡くなり、両親や姉と暮らしている。自己本位で体面を気にする大学教授の父が指定する大学に入れず、浪人生活を送る事になった。年齢の割には甘えん坊で幼い印象の少年。童貞

まどか
43歳。由樹の父の2番目の妻だった女性で、由樹が小学3年生の時から6年間一緒に暮らしていた。現在は温泉旅館の若旦那と再婚し、4ヵ月のひとり息子が居る。細面の顔に円らな瞳の優しげな女性。

眞鍋香穂里
35歳。由樹の父の3番目の妻で、由樹や璃子の継母に当たり、夫とは別の大学で准教授を務める。結婚して3年になるが、亭主関白な夫と未だに他人行儀な由樹の態度に心を砕いている。落ち着いた物腰で、4人の中で最もバストが大きくm台に届こうかというJカップ。

眞鍋璃子
由樹より4つ年上の実姉。典型的な弟想いで過保護にも思われる程の世話焼き。かつて付き合っていた彼氏が居たが、受験勉強に苦しむ由樹を見て側に居ようと別れている。意外に着痩せするタイプで巨乳。叔母の鮎美から女のたしなみを教わっているらしい。

岸谷鮎美
32歳。由樹の父の妹で兄とは折り合いが悪く、その結果何かと再婚した香穂里や甥・姪の面倒を見ており、数年前に独立し現在は個人で弁護士活動を行っている。
肩まであるセミロングの髪をひっ詰め、セルフレームの眼鏡を掛けた才媛。知人の紹介で性格の優しい夫と結婚したが、夜の営みはご無沙汰気味。20代の時に一夜限りの火遊びを頻繁にしていたらしく、性に奔放的。

【展開】

旅館の女将がまどかと知り喜ぶ由樹は、夜中に彼女の元を訪れ久しぶりに混浴した時に勃起させたのを恥ずかしがりますが、彼女から立て続けに手で射精させてもらうと想いを強くします。
翌日香穂里たちに正体を明かし、離れの別室に一行をもてなすまどかに子供が居るのを知り嫉妬した由樹は、同じく香穂里の存在を知り複雑な心境のまどかに口でしてもらいますがその様子を璃子に見られ、彼女はまどかとの行為を止める代わりにとアナルでならと進んで身体を差し出します。
次の日まどかに誘われた由樹の後をつけた香穂里は、女風呂で母乳を吸わせながら手や素股で射精させる彼女の痴態を見てしまい、彼に密会をしないように申し付けるも再び深夜に抜け出すのを捕まえた香穂里は、まどかで味わえない事をしてあげると暗い寝室で彼が満足するまで中出しさせます。
翌朝深夜の2人の情交を知った鮎美は由樹に罰を与えると女風呂へ連れ出して前立腺を弄ったり足でしごきながら立て続けに射精させ満足すると、開脚して女性器のレクチャーをし跨がりながら久々の絶頂を味わいます。
由樹は深夜に再びまどかの元を訪ねると間も無く後をつけた香穂里も乱入し継母同士の口論に発展しますが、鮎美に知恵を付けられた彼はどちらかエッチな方を選ぶと無茶な要求をし、2人にレズプレイをさせます。その後由樹に交互に抱かれた2人は公平に愛してもらう事で仲直りします。
旅行の最終日の朝に由樹は璃子に全てを話すと、彼女から受験に合格したらエッチさせるつもりだったと本心を打ち明けられ、彼は年上3人にアシストされながら姉と関係を結んだ後で鮎美、香穂里、まどかの順に抱く事となります。

【レビュー】

作中では主人公が高校を卒業した後の春休みを想定していますが、主人公の癒しを目的に温泉旅館を舞台にしており寒いこの時期にマッチしています。

主人公は体面を気にして口うるさい父親の干渉を受けていて、多分に周囲の女性たちが優秀過ぎて卑屈になっていると見られメンタルは打たれ弱く、言動もやや幼く感じます。
色々制約も有るでしょうが思い切って中学3年生の主人公で受験直前の冬休みを舞台にし、父親の悪い面を抑えた方が読み手としては余計な気を使わず楽しめたように思います。

本作では「義母が二人」というのが鍵で、新たな生活を築きつつ主人公との再会を喜ぶまどかと主人公と上手く付き合えない香穂里の対決で充分話が成立するし、実は描きたかった描写であろうレズシーンにかなりページを割いています。

まどかは旅館の若旦那と再婚し赤ん坊も居るにも関わらず、主人公と再会すると2人をそっちのけで誘惑するのは読んでいて気掛かりでしたね…。恐らく作者が描きたかった母乳設定を無理なく行うのには妥当かもしれません。

香穂里は夫や主人公との関係に悩みを持ち今回の旅行を企画した張本人ですが、まどかの存在の大きさに戸惑いその結果筆下ろしする事になり、その辺の葛藤は感じられました。
穏やかな物腰で「ですます」口調の彼女ですが、気になるのは主人公も彼女との交合場面で丁寧語で会話する為、ぎこちなさを感じいまいち盛り上がりに欠けました。
(彼女とのシーンでまどかと取り違えている部分が複数有り、結構大事な所だっただけに編集や校正の段階で間違いに気付いて頂けなかったのは非常に残念です…。)

この2人の比率が大きかっただけに、実姉の璃子はアナル要員、叔母の鮎美は女王様&掻き回し要員の印象が強く、正直鮎美は要らないかなという印象です。璃子の弟至上主義ぶりは好みだっただけに非処女だったのと出番が少ないのは残念でしたが、最後は膣で交わるので安心しました。
関連記事

tag : 高校生主人公 童貞 母娘丼

trackback


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

上原稜「癒しづくし 母とふたりの姉」

上原稜「癒しづくし 母とふたりの姉」(フランス書院文庫、2014年6月、表紙イラスト:新井田孝) ネタバレ有り。御注意下さい。 【あらすじ】 女3人に囲まれた生活に性欲が溜まっていた信也は義姉の若菜の下着を持ち出そうとして義母の麻紀に疑われて窮地に陥り、逆ギレして彼女と無理矢理関係を持つが、それを実姉の冬美に知られ近親相姦を犯してしまう。 【登場人物】 波多野信也 高校1年生。1年...

初体験づくし-義母、叔母、姉と(著:上原稜、フランス書院文庫)

初体験づくし-義母、叔母、姉と(2013/12/24) → Amazonはコチラから。 → ハイブリッド書店【honto】はコチラ。 受験で疲れた僕を癒すための旅行が初体験合宿に! 一日目・義母の手しごきはあやすように甘く優しい。 二日目・姉のフェラは淫らでとてもしつこい。 三日目・叔母さんの騎乗位はロデオのように激しい。 キスから裏穴まで眠る暇もない初めてづくしの一週...

コメント

非公開コメント

プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

〈コメント〉
どなたでも書き込み自由ですが、管理人が許可するまではコメント欄に反映されないので、その辺りはご理解下さい。

〈リンク・トラックバック〉
基本的にフリーですし、特にお知らせ頂かなくて構いません。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
RSSリンクの表示
カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR