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秋月耕太「二人の先生は僕の危険な恋人」

秋月耕太「二人の先生は僕の危険な恋人」(フランス書院文庫、2013年12月)

ネタバレ有り。御注意下さい。

【あらすじ】

中学生の時に教育実習生だった麻紀と1度きりのセックスを経験した智輝は、高校生になり食事の面倒を見てくれる静江にオナニーを見られたのをきっかけに頻繁に関係を持つようになり、そこへ赴任して来た麻紀と再会し、彼女との仲が復活するが…。

【登場人物】

桂木智輝
16歳。高校1年生。父親は海外赴任で恋人との仲を優先し、母親は幼い頃に亡くし独り暮らしだが、事情を知った静江が何かと世話を焼いている。14歳の時に教育実習生だった麻紀と初体験を済ませている。

篠山静江
36歳。智輝の通う高校で英語を担当する教師。5年前に性格不一致で離婚している。銀縁のメガネを掛け知性的な美貌と豊満な肉体美に生徒から隠れた人気を得ている。

櫻井麻紀
23歳。智輝の通う高校で2学期から数学担当教師として赴任して来た。2年前教育実習生の際に中学生だった智輝と1度だけ関係した事が有った。抜群のルックスと気さくな性格から、赴任早々生徒から人気を集める。

【展開】

中学生の時の麻紀との初体験を想い出し、ぼぅとする智輝に不審を抱く静江は、ある日彼のオナニーに出会し手で1度は放出させてあげますが、衰えを知らない彼の性欲に求められるまま秘所を弄られて絶頂しそのまま抱かれます。
翌日静江は旧校舎に智輝を呼び出し諌めるつもりが別の教え子たちのエッチな場面を見て興奮した彼となし崩しにセックスしますが、ある日麻紀の下着を見付け彼女との過去を知った静江は自ら積極的に誘うようになります。
2学期に入り海外出張で不在の静江と入れ替わるように赴任して来た麻紀との関係が復活し、事情を知った彼女は帰国した静江を言い負かして智輝と付き合う事を認めさせます。
渋々麻紀に譲る事になった静江は2カ月後に怪我をし連れ帰った智輝に求められ身を委ねますが、すぐさま乱入して来た麻紀は彼に平手を張りつつも苦笑し二人妻になるように静江に迫り、興奮した智輝の激しい腰遣いに絶頂を迎えた静江も受け入れます。
冬に入り2人と温泉旅行に出掛けた智輝は、静江にテニスウェア、麻紀にセーラー服を着させて交互に貫き中出しするのでした。

【レビュー】

フランス書院HP上で静江と初めて結ばれる直前までの100ページ弱が先行公開されており、本作はそれをベースに追加されています。

時系列としては最初に中学生の時の主人公が麻紀と初体験に至りますが、教育実習中の短期間で毎日性処理に至る関係に至るにはちょっと理由付けが弱いように感じます。しかしかつての甘いテイストの片鱗も伺えて良かったです。

主人公が高校に入学してからは静江を中心に展開されますが、彼女との交合に至るまで意外に早く2学期に入るまで同じような流れが続いたので、例えば初体験の想い出に貰った麻紀の下着を発見して嫉妬し初めて関係に至るような捻りが有っても良かったのかもしれません。
しかし堅物な静江が若い獣欲に当てられて戸惑ったり、一旦は言い負かされた麻紀から二人妻を提案されてふっ切れたようにノリノリになるなどなかなか良い味を出しています。

麻紀は新米教師の割には会った事が無いとは言え先輩教師の静江をおばさん呼ばわりしたり、セックスをリードするなど肉食系ですが、主人公と静江の関係が復活すると彼を気遣い自ら悪役に回るなど意外な優しさも垣間見えました。

やや惜しいなと思うのは二人妻になってからのパートが短く、二人にコスプレをさせた等のくだりを彼の回想で4行に留めてしまった事です。他にも主人公は色々と彼女たちに要求したようですが、この当たりもあっさり纏めてしまい残念です。
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プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

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