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秋月耕太「美母娘の家【初めての…】」

秋月耕太「美母娘の家【初めての…】」(フランス書院文庫、2013年6月)

【あらすじ】

生徒会長の瀬理奈に告白して恋人になれた修平は交際し始めて1週間が経ち、彼女から筆下ろし好きだという継母の貴美子の相手をして欲しいと頼まれ、肉体関係になるが…。

【登場人物】

杉浦修平
17歳。高校2年生。母を幼い頃に亡くしている。瀬理奈に憧れ生徒会役員になった。真面目で屈託のない性格で精悍な顔立ちの少年。童貞。

伊藤貴美子
36歳。瀬理奈の継母に当たり、亡き夫が遺した会社の形式的な代表。気品に満ちた物腰で、肩まで伸びた黒髪が緩やかに波打っているグラマラスな熟女。

伊藤瀬里奈
17歳。高校3年生で生徒会長を務める。成績優秀でスポーツ万能で生徒から人気が有る。清楚で真面目でプライドが高く、胸元まで伸ばされたしなやかな黒髪の少女。処女。

【展開】

瀬理奈の依頼を受け貴美子の相手をする事になった修平は、外見に似合わぬ彼女の積極的な振る舞いで童貞を失います。
その裏側では亡き母を騙し父と結婚したと思い込んだ瀬理奈が会社の不正をネタに継母を脅しており、遊び慣れた女を演じさせる彼女の指示はエスカレートします。
瀬理奈の思惑通り、貴美子に失望した修平の責めも執拗になりますが、その一方で違和感を抱いた彼は僅かな綻びから彼女の演技を見破ります。
貴美子への愛情と共に瀬理奈への恋愛感情を抱き続ける修平は一計を案じ、瀬理奈の目の前で継母を犯すと見せ掛け本音を引き出す事に成功します。
貴美子の手解きで修平に処女を奪って貰った瀬理奈は、継母と和解し2人で修平を愛する事になります。

【レビュー】

2013年の黒本では「母娘丼」を扱った作品が意外に多く、本作もまたそうした流れです。
同じような設定という事はどうしても展開にひと捻りする必要が有り、作者毎に工夫がかいま見えて読み比べるのも良いかと思います。

本作のベースは、瀬理奈が継母に恨みを抱き恋人を使って罰してやろうとする点で、それなら瀬理奈が修平を騙し貴美子を無理矢理犯すのでも良かったのかもしれません。
貴美子は始めは義娘に脅され仕方なくという割には積極的で、彼女のような貞淑な女性が羞じらいつつという風に見えませんでした。
それでも途中で嘘を見抜かれ修平から愛の有る責めをされ、顕著な反応を見せる当たりはなかなか良かったです。

瀬理奈は貴美子に対する逆恨みから過酷な要求を突き付ける割には性格が優し過ぎて、始めは継母の情交場面を隠し撮りして脅すような徹底的に悪い娘を演じさせ、
後々貴美子と和解して彼女の手解きで処女喪失に至る際には素直になるというギャップをより味わえた気がします。

【参考作品】

2013年の黒本のトレンド?で有る誘惑「母娘丼」作品のレビューを何点か挙げますので、参考にして頂けたらと思います。

巽飛呂彦「クラスメイトの美母娘」

本藤悠「彼女の母は先生」

歌川響「二つの個人授業【溺れ母・溺れ姉】」

神瀬知巳「【彼女の母】別荘で二人きり」

小日向諒「【隣りの果実】幼なじみの母娘」

弓月誠「寂しがりやの母娘【柔肌バスルーム】」

山口陽「若女将と熟女将」
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プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

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