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本藤悠「彼女の母は先生」

本藤悠「彼女の母は先生」(フランス書院文庫、2013年3月)

ネタバレ有り。御注意下さい。

【あらすじ】

実の子のように大事に育てていた翔太が、娘の杏香のレオタード姿の動画をオカズにオナニーしていたのを見付けた貴美子。若い2人の想いを理解した彼女は、翔太を個人授業へと誘うが…。

【登場人物】

中山翔太
15歳。高校1年生。母を亡くし、父親は海外赴任の為、瑞沢家に厄介になっている。
杏香と同じ高校に通っているが成績は良いとは言えず、特にこれといった取り柄も無く、完璧超人の彼女と釣り合いが取れないと悩んでいる。

瑞沢貴美子
36歳。翔太の担任を務める英語教師。杏香が所属する新体操部の顧問。夫と学生結婚したが、杏香が幼い時に病死している。
かつては新体操をしていたが、現在は歳なりに成熟した肢体の美女でトップ95cmのHカップ。

瑞沢杏香
18歳。高校3年生。貴美子の長女。成績優秀でセミロングの黒髪に清楚な雰囲気を持ち、新体操部のエースだが、トップ90cmのGカップ。処女。翔太の事を未来の旦那様呼ばわりし、相思相愛の仲。

【展開】

翔太が杏香の動画をオカズにオナニーしているのを見た貴美子は自らの手で射精に導き、翌日監督室に呼び出します。
レオタード姿で待ち受けた彼女は翔太の想いを知ると、まだ若い娘に変わって性欲処理をすると告げて筆下ろししてあげます。
2人の様子を不審に思い関係に気付いた杏香は母親が海外出張で不在の折に自宅へ呼び、告白するとオナニーの見せ合いやペッティングに至ります。
帰国した貴美子は監督室に翔太を呼び出し、マジックミラー越しにレオタード姿の杏香を見させ、娘を抱いているのを想像してと言いながらセックスに溺れます。
杏香との関係が発覚し、誰もいない練習場で母娘2人は翔太にどちらを選ぶのか決断を迫り彼の本音を聞き出すと、母親の手解きを受けた杏香は彼に初めてを捧げます。

【レビュー】

1年2ヵ月のブランクを経た本作は2013年の黒本のトレンドでも有る母娘丼ですが、娘の杏香とはペッティングこそ有れど本番は終盤までお預けになります。
ヒロイン2人との関係は擬似的な母親、姉のようなもので、完璧超人な彼女との関係に悩む辺りも非常にベタな設定で安心感が有ります。

学生結婚の経験が有る貴美子は翔太と杏香が互いに相思相愛の関係に有るのを知りつつ、自らの辛い経験を踏まえ交際はまだ早いと思っていますが、
一方で翔太の性欲の強さに当てられておんなとしての欲望から性欲処理を口実に関係を持ちます。彼女の発情っぷりが早過ぎるのはいつものお約束ですが…。

杏香は翔太と相思相愛なのは言うまでも無いけれど、若くして出産した母親の苦労も知ってか自分を本命にするのを条件に貴美子と関係を続けるのを認めます。
やや残念なのは処女で有る杏香の反応も貴美子とさほど変わらない所で、翔太に徐々に開発されて快感に目覚める展開にして欲しかったです。

母娘とも互いを大事にするあまりに微妙な駆け引きを繰り広げますが、翔太に取っては焦らされてばかりで困惑しただろうし、
杏香との関係が貴美子に発覚した時点でそのまま母娘丼に雪崩れてしまっても良かったかもしれません。

【参考作品】

2013年の黒本のトレンド?で有る誘惑「母娘丼」作品のレビューを何点か挙げますので、参考にして頂けたらと思います。

巽飛呂彦「クラスメイトの美母娘」

歌川響「二つの個人授業【溺れ母・溺れ姉】」

神瀬知巳「【彼女の母】別荘で二人きり」

小日向諒「【隣りの果実】幼なじみの母娘」

弓月誠「寂しがりやの母娘【柔肌バスルーム】」

山口陽「若女将と熟女将」
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プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

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