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上原稜「妻の妹【禁忌旅行】」

上原稜「妻の妹【禁忌旅行】」
(フランス書院文庫、2012年12月、表紙イラスト:松原健治)

ネタバレ有り。御注意下さい。

【あらすじ】

妻の一家と旅行に来た勇作は、夫婦の営みを心配する義母や跳ねっ返りの強い義妹と相次いで関係を結んでしまうが…。

【登場人物】

塚原勇作
20歳台前半?大学を出て小百合と結婚したばかりで、弓枝の経営する輸入家具会社に勤務する。

塚原小百合
20歳台前半?勇作と同級生。勇作と結婚したばかり。セミロングの明るい髪で猫を思わせる二重の瞳に、母親似で愛嬌の有る丸顔。巨乳。

朝比奈弓枝
40歳台半ば?小百合と静佳の母親。輸入家具会社を経営する。娘たちが産まれて間も無く夫を事故で失っている。
旅行前に泥酔した勇作が妻と勘違いし、抱き付かれた甘い記憶が残っている。

朝比奈静佳
19歳。大学2年生。弓枝の次女で小百合の妹。腰まで届く黒髪に銀縁眼鏡を掛けた深窓の令嬢を思わせるが、小百合を慕う一方で勇作を敵視しており、ぞんざいな受け答えになる事も。

【展開】

妻や義母、義妹と温泉旅行に出掛けた勇作は、宿の手違いで4人で2間の部屋に泊まる事に。酔った勢いで弓枝に手を出した勇作は、夫婦間の中を訝る彼女の誘いで関係を持ちます。
一方自分を強姦したとでっち上げてビデオを録り、勇作を追い出そうと姦計を巡らす静佳は、逆に彼の愛撫で絶頂し身体を許してしまいます。
弓枝は静佳が隠し撮りした情交場面の映像を見て咎める所か、自分も深夜の露天風呂で「はめ撮り」を望みます。
静佳は勇作が隠し持っていた大人の玩具を見付け姉に使うなんてと罵倒しますが、逆に勇作に丸め込まれ玩具を使って散歩に連れ出され失禁絶頂に至らされます。
弓枝や静佳との関係に悩み泥酔する勇作に不審を抱いた小百合は、その晩に母娘3Pの現場に踏み込み自ら勇作を誘惑し関係を修復します。
その後深夜の露天風呂に入浴した2人は待ち受けていた弓枝や静佳と合流し4Pになだれ込みます。

【レビュー】

近年流行りになりつつ有る「妻の(彼女の)」の設定ですが、実はタイトルの言い回しを変えただけで昔から有る三姉妹ものや母娘ものと特に変わり有りません。
それでも「妻の」とすると、インモラルな雰囲気になるのですから不思議では有ります。

本作のタイトルは「妻の妹」ですが、実際は「妻の母」で有る弓枝が半分で「妹」の静佳が3割程度のように思われます。
実はフランス書院の公式サイトには弓枝が紹介されておらず、敢えて存在を伏せたように見えます。熟女推しが強い黒本の中でたまには若いヒロインかと期待しましたが…。

温泉旅行という非日常の舞台で羽目を外し過ぎとも言える義母や義妹の反応は苦笑を伴いますが、
実は浮気を知り我慢しつつも絶妙なタイミングで出て来た小百合の弾けっぷりが良かったと思います。
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tag : 社会人主人公 母娘丼

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プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

〈コメント〉
どなたでも書き込み自由ですが、管理人が許可するまではコメント欄に反映されないので、その辺りはご理解下さい。

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