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上原稜「僕の宝物【新しい母】」

上原稜「僕の宝物【新しい母】」
(フランス書院文庫、2012年2月、表紙イラスト:川島健太郎)

ネタバレ有り。御注意下さい。

【あらすじ】

父のパートナーだった美貴に想いを寄せる修は彼女に告白し初体験に至る。彼女を満足させられなかったと思った彼は隣人の真由美に相談し関係を持ってしまう。

【登場人物】
片倉修
17歳。高校2年生。産みの母親は幼い頃、弁護士の父親は1年前に死別した。父と内縁関係に有った美貴に密かに想いを抱いている。童貞

美貴
30歳代半ば?修の父と公私に渡るパートナーで、遺された弁護士事務所の代表を務めるが、籍は入れていない。165cmと背が高く、年齢の割に引き締まった体の割にFカップの巨乳。

松井真由美
40歳近く?修の隣家に住む女性。綾の母親で産婦人科医。夫は3年前に死別している。歳なりに熟れた体つきでバストは美貴より豊満。

松井綾
17歳。修のクラスメイトで幼馴染み。勝ち気な瞳とアンバランスな丸顔で、華奢な体つき。処女

【展開】

父の1周忌を迎え密かに嗚咽する美貴を慰めようと遊園地に誘い告白した修は、その晩に結ばれるも若さの余りあっという間に果ててしまいます。
それを苦に美貴と気まずくなった彼は真由美の元を訪れ、相談を受けた彼女はカウンセリングと称しゴム付きで繋がります。
一旦は美貴との関係修復に成功するも真由美や綾と関係した事を知られ却って美貴と気まずくなった修は、母娘に別離を切り出し最後の3Pとなります。
仕事を終え美貴に全てを話し謝罪した修はプロポーズし、互いに呼び捨てにしたラブラブなセックスに至ります。

【レビュー】

確か本作が出た際に本格官能に挑戦との触れ込みだったように思いますが、これまで美少女文庫寄りだったファンタジー要素を抑えた作りとなっています。

想い人の美貴とは早くも第1章で結ばれる為、隣の母娘に流される修に焼きもちを焼く美貴の心理描写が軸となり、
彼女は綾との情交後に遭遇するも修に怒りをぶつけるだけで母娘とは対峙する事は無く、自らが不在の間に修が決着を付けています。
真由美は初めはカウンセリングと割り切り避妊していたのが、快感を忘れられずに2回目は中出しを許してしまう心の揺れが上手く表現されていましたが、
娘の綾は単に真由美との母娘丼要員の為か非常にあっさりとし過ぎていた為居なくても成立した話だったと思います。

優柔不断な主人公が多い誘惑作品にしては主体的で好感が持てる一方で、美貴とじっくり関係を構築していく単独ヒロインものでも良かったかなという気もします。
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tag : 童貞 処女 母娘丼

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プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

〈コメント〉
どなたでも書き込み自由ですが、管理人が許可するまではコメント欄に反映されないので、その辺りはご理解下さい。

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