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神瀬知巳「【彼女の母】別荘で二人きり」

神瀬知巳「【彼女の母】別荘で二人きり」
(フランス書院文庫、2013年7月、表紙イラスト:川島健太郎)

ネタバレ有り。御注意下さい。
2016年12月16日レビュー再編集。

作品紹介(公式ホームページ)

【彼女の母】別荘で二人きり
神瀬 知巳
フランス書院
2014-08-19




【あらすじ】

善弘は恋人の茜に招待され彼女の母親の晴実と3人で別荘に向かう予定だったが、茜は急用で遅れて合流する事になりふとした弾みから晴実と関係を持ってしまう。


【登場人物】

瀬川善弘
16歳。高校1年生でクラスメイトの茜と恋人付き合いを始めたばかり。7歳の時に母親を亡くし、父親は恋人と共に暮らしており家には殆ど戻っていない。整った顔立ちの真面目で優等生の少年。童貞。

伊吹晴実
36歳。茜の母親で10年前に離婚し、広告会社を経営している。ウェーブ掛かった黒髪で上品で落ち着きが有り、知的な雰囲気のグラマラスな女性。

伊吹茜
16歳。晴実の娘。高校1年生でクラスメイトの善弘と付き合い始めた。ポニーテールの黒髪の美少女で、男女問わずにモテている。ラクロス部に所属しており、掛け持ちで試合に出るために遅れて合流することになる。処女。


【展開】

広告会社の経営が上手くいかず苛立ちを抱えていた晴実は、ある日プレゼンのために急ぎ足で歩いていると、落とし物を拾ってくれた少年をナンパ男と勘違いし頬を張ってしまう。翌日娘とその友人の男子と三人で別荘に向かおうとした時に、茜から善弘を紹介され彼が例の少年と知るが、娘がラクロスの試合の約束があるからと後で合流することになる。
海辺の別荘の掃除をしていて晴実はまたも善弘の行動を誤解し再び頬を張ってしまい、更に水着に着替えた自分に欲情したのだと知ってぺニスに触れてしまう。誤解を重ねたことで流石に自己嫌悪に陥り嗚咽した晴実を落ち着かせようと善弘は口付けするが、当の晴実は手で扱いてあげると提案し射精に導くが、テスト期間中はオナ禁だと茜に命じられたらしくなおもたぎったままである。そこへ茜から電話があり、もう一つ試合があるから明日別荘に来るとのことで、流石にその続きをする気にはなれず身体を離してしまう。

浜辺に下りてきた晴実は砂浜に敷いたシートの上に善弘を横たわらせて丁寧に日焼け止めを塗ってあげるが、その手付きが二度目をしてくれるものだと勘違いさせ初めは手扱きで射精させるつもりが、腰を掴まれて対面座位の格好で初交合に及んでしまう。旺盛な十代の性欲に翻弄された晴実は三度も中出しされ、更に別荘へ戻ると浴室で膣内に指を入れられたり、アヌスを舐められたりと羞恥を与えられた末にバックで再び種付けされるのであった。

夜を迎えて舞台を寝室に移すと、晴実は善弘に跨がりながら五度目の性交に及び、娘からの電話を受けつつも快楽に溺れていく。善弘からやはり茜とはきちんと付き合いたいから明日全てを打ち明けると聞かされ、無毛となった秘所や窄まりを弄られながらアクメを迎える。翌朝もお目覚めフェラから始まり、駅まで茜を迎えに来た車の後部座席でも飲精やカーセックスまでしてしまい、すっかり少年に溺れていく。

茜は別荘に着くなり善弘から土下座で晴実との関係を謝罪するが、真面目な母と彼氏の結び付きがどうしても信じられず、目の前でキッチンにいる晴実に誘惑してと告げる。きっと母は善弘を撥ね付けるはず、その期待を裏切るかのように晴実はキスを受け入れただけでなく、自らアナルセックスまで求めて来て茜も思わず秘所に指を伸ばしてしまう。そして自室で涙を流していると善弘が謝りにやって来るが、拳で鼻面を一発殴るもののそれでも十年来の恋だったからと許すことになる。雰囲気に流されて善弘に愛撫を受けているとそこへ晴実が現れ、仲直りするつもりで一緒に風呂に入ることに。

晴実の苦労を目の当たりにして来ただけに茜は母の反応を伺いながらも、彼女が一時の火遊びみたいなものとビジネスライクに取り繕うとするのを見逃さず、あくまでも自分が本妻だけども少しだけならシェアしても良いと提案する。こうして母の見守る前で破瓜儀式を迎えることになり、その前に晴実がフェラチオレッスンのつもりで茜に教えると、更には玉袋や尻穴にまで舌を伸ばして射精に導く。そして善弘は返礼とばかりに茜のクリトリスを舐め上げると正常位で破瓜に導き、次は晴実を抱き寄せて娘の目の前で中出しする。恋人のために自分を見捨てた父親を見返したい一心で勉強やスポーツに励む少年に恋した母娘は、二人とも受胎願望を抱きこれからの将来を夢想するのであった。


【レビュー】

前作の「若妻女教師と新人女教師」では尖ったタイプの主人公による二人の女教師との愛憎を描いていたが、本作は神瀬知巳作品でもお得意の母娘丼路線に回帰している。ナンパ男と勘違いしたのをきっかけに出会ってからまる三日というスピード感溢れた展開は、主人公が茜の言い付けを勘違いしオナ禁していて性的にムラムラしている事もあって、休まずに交わり続けるといういやらしさにも繋がっている。

彼女の母というタイトルから分かるように晴実に重きが置かれており、会社経営が上手くいかず勘違いの連続から涙を見せたり、想像した以上に旺盛な性欲を持つ善弘に翻弄されたりとなかなか可愛らしい部分も窺えたと思う。茜は遅れて合流すると善弘から謝罪されて、一応怒りを見せつつも理解を見せたのはやはり惚れた者の弱みでもあり、母娘の愛情の強さが感じられた。


DSKさん、愛好家Sさんのブログでも本作をご紹介なさっています。

2013/7/23 発売彼女の母-別荘で二人きり著:神瀬知巳、フランス書院文庫→ Amazonはコチラから。→ Kindle版はコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。年上リードのキス、濃厚なフェラ、とろける肉孔……別荘で彼女の母・晴実が教えてくれた性のすべて。蒼さの残る少女にはない大人の女性の成熟した魅力。朝から晩まで狂ったように舐め合い、繋がり合う寝室。彼女が来るまでの期間限定で秘密の関係に溺れるが……人気No.1、...
彼女の母-別荘で二人きり(著:神瀬知巳、フランス書院文庫)

1943『【彼女の母】別荘で二人きり』神瀬知巳、フランス書院/フランス書院文庫、2013/07 発売●あらすじ招待してくれた恋人が部活の練習試合に急遽行ってしまった事で、別荘で恋人の母と二人きりになった少年が、弱音を吐ける相手もなく不安な気持ちを抱えていた恋人の母と思いがけず深い仲になり、情事に溺れてしまう。●登場人物【瀬川善弘】16歳。童貞。高校一年。春子の息子。茜のクラスメートで恋人。整った顔立ちの真面目で優...
1943『【彼女の母】別荘で二人きり』







近年は12月刊行が多くなった作者ですが、2016年も12月に最新作の刊行となりました。




(娘婿の×××を握ってしまうなんて……)手の中で脈打つ熱く硬い肉茎に高揚する浅子。
新居で始まった同居生活。娘夫婦の営みの匂いが、孤閨に悩む未亡人に「おんな」を目覚めさせる。
「して」「入れて」「欲しいの」渦巻く懊悩が、濃厚なフェロモンを放たせ、42歳を背徳の海へ……



一つ前の短編集「僕と五人の淫未亡人 僕の母、義母、兄嫁、ママ、彼女の母…」では「妻の母」を題材とした新しい切り口となる短編が載せられていましたが、本作では更に「妻の妹」まで登場します。こういう作品では大体「妻」の立場はあってないものですが、神瀬流ではどう捌くのか楽しみです。
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tag : 高校生主人公 童貞 母娘丼 処女

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彼女の母-別荘で二人きり(著:神瀬知巳、フランス書院文庫)

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にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

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