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秋月耕太「【はじめての女】 隣人妻と女子大生」

秋月耕太「【はじめての女】 隣人妻と女子大生」(フランス書院文庫、2010年11月)

ネタバレ有り。御注意下さい。

【あらすじ】

圭輔はバイト先で憧れの理彩と初体験させてもらったが、その後よそよそしい態度を取る彼女の様子に失恋したと思い込む。
傷心のまま風邪で寝込んだ彼は、介抱してくれた隣家の真由美に淫らなお願いをするのだった。

【登場人物】

高村圭輔
16歳。高校1年生。母は幼い頃に他界し、父は大型建築専門の建築家で海外赴任しており、2週間前から喫茶店でアルバイトしている。

伊藤真由美
28歳。4年前に見合い結婚した夫は不在がちで上手くいっていない。栗色のセミロングヘアで清楚かつ柔和な雰囲気を持った、若奥様然とした、グラマラスな女性。

西野理彩(りさ)
19歳。圭輔と同じ喫茶店でアルバイトしている大学生。漆黒のロングヘアーで、性に奔放的なイメージの女性だが秘密が有る。真由美と何処となく似た印象。

【展開】

理彩を口説こうとバイト先に押し掛けた大学生を撃退した亮太は、彼女から良い印象を持たれ誘われるままに初体験を迎えます。
ところが次の日に会った彼女は何処かよそよそしい態度になり、亮太は自分が振られたものとがっかりし風邪をひきます。
彼の様子に気付き心配した真由美は看病しますが、清拭されて勃起したペニスを見た彼女の初々しい反応に亮太は獣欲のままに貫き、関係を結ばさせます。
真由美と相思相愛の仲になった亮太は久々に話をする機会があった理彩に弄ばれるのは嫌だと告げますが、そこで彼女の意外な秘密を知る事となります。
亮太と仲直りエッチをした後真由美の存在を聞かされた理彩は彼女と話を付けると意気込み、亮太の自宅に行き彼女と鉢合わせになります。
理彩の挑発に乗った真由美は3Pで決着を付けようと切り出しますが、結局どちらにも絞りきれない亮太の提案で3人仲良く暮らす事となります。

【レビュー】

出だしで理彩に跨がられて初体験を迎える当たりはいつもの甘々路線という印象も、真由美には人格が変わったように強気一辺倒の攻めとなり、
童貞だった亮太のあまりの変貌ぶりにいささか違和感も感じつつも味わいの違う2人を攻略する楽しみが有って良かったです。

理彩は見た目と彼女の抱えている現実にギャップが有り、遊び馴れている筈の彼女が突然よそよそしくなるのは、秘密を知ってからだと納得出来る反応に思えます。
彼女が再登場するのは真由美が「完堕ち」してからで、これまでSだった亮太が一転してM受けに回る所は流れを絶ち切った感もしなくは無いですが、個人的には好みの部分です。

真由美は世間知らずのお嬢様で見合い結婚した夫にもある秘密が有りますが、これは流石に都合が良すぎる感がします。
ウブな反応を見せる彼女に対し亮太は強気に責め立て、夫への操を口にする彼女も徐々に調教され、開発される様がねっちりと描写しており良かったです。

第2章で真奈美が亮太にひたすら責め立てられる場面の終わりで、「2時間近く何度も中出しされ、犯され続けた…」のくだりが有りますが、
以降の秋月作品でも「コンドーム1ダース使い切るまで交わった」などの表現が有り、個人的には取って付けた感がして馴染めない所です。
主人公の性豪ぶりを表現するなら数行で纏めずに、情交描写に散りばめた方が読んでいてエロさを感じられる気がします。
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プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

〈コメント〉
どなたでも書き込み自由ですが、管理人が許可するまではコメント欄に反映されないので、その辺りはご理解下さい。

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