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秋月耕太「二人のお姉さん【甘く危険なお願い】」

秋月耕太「二人のお姉さん【甘く危険なお願い】」(フランス書院文庫、2007年8月)

ネタバレ有り。御注意下さい。

【あらすじ】

密かに相思相愛ながらもなかなか一歩踏み出せずにいる和宏と万里の姉弟。
悩みを打ち明けた和宏は、舞に性の手解きをしてもらい勇気付けてくれる。
その甲斐も有り姉弟は結ばれる一方、和宏が好きだった舞は身を退こうとするが…。

【登場人物】

藤原和宏
16歳。万里の弟で高校1年生。図書委員を務める。万里に強い想いを抱いている。童貞。

藤原万里
21歳。和宏の姉で総合病院の看護婦を務める。漆黒のロングヘアーで、優しい雰囲気を身にまとった清楚な美女。バストは90cmを超える。
10年前に両親を交通事故で失い、持ち家と保険金により金銭的な心配は無かったが、頼れる親戚が居ない為姉弟で生きて来た。

北条舞
27歳。和宏の担任で英語教師、図書委員会の顧問を務める。面倒見が良く栗色のショートヘアで、かっこいいお姉さん風の女性。身長は170cm近くでバストは90cmは有る巨乳。

【展開】

眠る和宏の部屋へ夜這いを掛けシックスナインで絶頂する万里。一方の和宏も毎日彼女の下着を盗みそこへたぎる想いを吐き出していました。
ある日舞の頼みで図書室の整理を手伝っていた和宏は彼女に姉への想いを相談すると、舞は勇気付けにと手や口で射精させます。
その晩万里に告白した和宏は本番以外ならと毎晩口や胸を使って射精させてくれるようになりますが、それを聞いた舞は彼をデートに連れ出しセックスへ誘います。
翌朝車に轢かれ万里の勤める病院に入院した和宏は万里に告白され、夜の病室でナース姿の彼女と結ばれますがそれを知った舞は自らの境遇を話し身を引こうとします。
和宏から舞の話を聞いた万里は姉同士感じる所が有ったのか、彼女を呼び出すと彼の恋人として一緒に愛して欲しいと話し、舞も承諾して3人で交わります。

【レビュー】

初期の秋月耕太作品は主人公が割と幼く、ややショタコン気味の愛し方をするヒロインが主導権を取る展開が多く見られます。
本作では女教師の舞がその役割を担い、主人公に淫語を囁きながらローションで手コキをしたり、四つん這いにさせて後ろの穴を舐めながら弄ったりします。
単にこれだけだと舞は淫乱なだけになりますが、彼女もかつて和宏や万里と同じ境遇に有り、それを成就させたいという背景を知れば見方が変わって来ます。

一方万里は出だしから和宏に夜這いを掛けたり、本番以外ならと口や胸でしてあげたりとあまり禁忌を感じさせませんが、彼が事故に遭う事で積極的になり、
終盤に掛けて舞を仲間に引き込もうとしたり、より淫らになっていく当たりは良かったです。

4作品目を出してこの作風が板に付いて来たなと思ったのですが、この後暫く作者の新刊は出されなくなります。
今思えば次のステップに上がる為の充電期間という事だったのでしょうか。2年2ヵ月の沈黙の後に新作が出る事になります。
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二人のお姉さん-甘く危険なお願い(著:秋月耕太、フランス書院文庫)

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プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

〈コメント〉
どなたでも書き込み自由ですが、管理人が許可するまではコメント欄に反映されないので、その辺りはご理解下さい。

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