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弓月誠「未亡人と娘」

弓月誠「未亡人と娘」(フランス書院文庫、2008年10月、表紙イラスト:新井田孝)

ネタバレ有り。御注意下さい。

【あらすじ】
父親の勤める会社のパーティーにお使いでやって来た和哉。偶然出逢った真知子から性的な施しを受け恋愛関係に。しかしパーティーに母と一緒に来た亜矢も和哉に一目惚れしてしまう。

【登場人物】
福沢和哉
16歳。母親を亡くし父親と2人暮らし。偶々父の忘れ物を届けに来たパーティーで氏家母娘と出会う。

氏家真知子
38歳。アパレル関係?の会社の社長を勤める。取引先のパーティーでドア越しに顔面へぶつけてしまった和哉に一目惚れした。

氏家亜矢
17歳。真知子の娘。真知子に連れられてやって来たパーティーで和哉に一目惚れしたが、素直になれず真知子に関心を持つ和哉につい冷たい態度を取ってしまう。母親を凌ぐ程の巨乳の持ち主。

【レビュー】
本作の内訳は第1章はパーティー会場で真知子から手コキ、第2章では真知子の会社でのペッティング、第3章では一泊旅行を兼ねた真知子との初体験、第4章では真知子の思慮による亜矢の処女喪失、第5章では別れを受け入れない和哉と真知子とのセックスを描いています。

真知子は初めて出逢った和哉に一目惚れして一晩で手コキまで行ってしまう動機付けがあまりに弱すぎてなりません。
一方で亜矢が和哉にその気が有ると分かると自然と若い2人が関係を持つように仕掛け、揚げ句に一方的に別れを告げようとする娘を想う母親の顔と、
激昂した和哉の態度を見て失敗したと思い手放したくないと思う女の顔と真知子の揺れ動く心情を描きたいのは分かります。

娘の亜矢も何故和哉に一目惚れしたのか、何かきっかけになる出来事を盛り込めば印象も違って見えたのでしょうが、ただツンツンしているだけでは可愛らしく見えません。

全体的に見て官能成分は満載なのにボタンの掛け違いが目立ち、読んでいて疑問符が尽きませんでした。いかにポルノで有ってもプロセスは大事だと思っているので、そういう意味では残念でした。
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未亡人と娘(著:弓月誠、フランス書院文庫)

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プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

〈コメント〉
どなたでも書き込み自由ですが、管理人が許可するまではコメント欄に反映されないので、その辺りはご理解下さい。

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