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犬飼龍司「慰められて 癒されて 世界一淫らな女四人家族」

犬飼龍司「慰められて 癒されて 世界一淫らな女四人家族」
(フランス書院文庫、2010年8月、表紙イラスト:山本重也)

ネタバレ有り。御注意下さい。
2016年1月9日レビュー再編集。

作品紹介(公式ホームページ)




【あらすじ】

隣家の白河母娘と家族のように付き合って来た雄也は、憧れていた母親の薫子と深い仲になり、それをきっかけに娘3人とも結ばれる。

【登場人物】

宮原雄也
16歳。高校2年生。男子剣道部所属で優柔不断で少し頼りないが、真面目で純粋な少年。両親が県外で仕事をしている為独り暮らしが長く、隣りの白河家に頻繁に出入りしては朝食や夕食をご馳走になっている。本命は桜のようだが、薫子や楓、胡桃にも好意を抱いている。童貞。

白河薫子
36歳。雄也と3姉妹が通う高校の国語教師で剣道部の顧問を務める。ストレートロングの黒髪で、知的で優しい美女。Fカップ。2歳年上の夫は県外で単身赴任している。

白河桜
17歳。高校3年生で弓道部の主将を務める。白河家の長女。要領が悪く鈍臭い点もあるが、少し内気で穏やかな性格。中背で緩いウェーブのかかった黒髪で、母親譲りのグラマラスな体型。処女。

白河楓
16歳。高校2年生で柔道部のエース。白河家の次女。茶色がかった地毛のポニーテールで、直情型の少女。3姉妹の中では最も背が高く、モデルのようにすらりとした体型。処女。

白河胡桃
15歳。高校1年生でフェンシング部所属。白河家の三女。ショートヘアの黒髪で、中学時代には生徒会長を務めるなど文武両道の潔癖過ぎる真面目な性格。小柄でスレンダーな体型。処女。

【展開】

ある日の放課後に雄也は体育館で剣道部の居残り稽古の最中に足がもつれ薫子を押し倒してしまい、朝勃ちを見られて以来彼女を意識して勃起しているのに気付かれるが、いつも一人残って稽古に励んでいて偉いと労われ薫子から口で奉仕を受け射精へ導かれる。その翌日薫子は雄也がショックを受けているのではと気になり再び体育館へ向かい、これまで抱いていた愛情を口にするとまずは手で射精させ、雄也にセックスを知りたいと口にさせると騎乗位でリードするのだった。

娘3人の目を盗み宮原家で薫子と逢瀬を重ねていた雄也だったが、母が綺麗になったと楓が不審を抱き合鍵を使って宮原家にやって来て情交の現場を見られてしまう。挑発的な母に乗せられた楓は雄也に告白すると、薫子に背後から抱き抱えられ破瓜に導かれる。その翌日楓は体育館で一人で稽古に励む雄也の元を訪ねると、あんな形で処女を捧げたが本当に雄也が好きだと告げ、正常位から屈曲位で受け入れ初めての絶頂を味わうのだった。

一方桜は成長した雄也に男らしさを感じて稽古に集中出来ずにいたが、ある日当の雄也が射的場に現れると意識してしまう。雄也は逃げ出そうとする桜を捕まえるが、勃起に気付かれ触って欲しいとねだりながら桜の胸や秘所に触れていく。すっかり高まった桜は正常位で受け入れるが、その週末に宮原家を訪ねると母や楓と行為に及ぶのを見てショックを受ける。楓の時と同じく薫子に挑発された桜は自分が一番になってくれるように頑張ると決意すると、妹と交代で雄也に馬乗りになって快感へ導かれる。

母姉たちの会話を聞いて三人が雄也と関係を持っていると知った胡桃は不潔だと激怒し、翌日彼を呼び出して性根を叩き直すのだと体育館で決闘を申し込む。その最中にジャケットが破れた胡桃は空回りしていたと消沈するが、雄也は好きだと告白して抱き寄せ破瓜に導く。数日後久し振りに宮原家を訪ねた胡桃は雄也の求めに応じてスレンダーな裸体を見せながらフェンシングの構えを見せると、立ちバックから四つん這いで貫かれ初めての絶頂を迎えるのだった。

翌日白河家のリビングで雄也は胡桃から自分だけと付き合って欲しいと詰られるが、当の雄也は誰か一人だけは選べないと返され、母や姉たちも答えを急ぐ必要はないと雄也を誘う。始めに正常位で胡桃の膣内に、次は桜と楓を交互に貫き、最後は薫子の膣内に射精するが、貪欲な四人からまだ足りぬとばかりに続きを求められ雄也は果てる事のない夜を堪能する。

【レビュー】

間に短編集を挟んでの約2年振りの作品は、これまでの凌辱から誘惑に舵を切っており、本作以降の4作品は全て誘惑作品である。近4作品は凌辱に再び戻ってはいるが、芸風を広げたいというご本人の意向(公式ホームページの「編集部発」より)ならばいずれは誘惑作品にも戻って来るのではと期待したい。

隣人母娘と繰り広げられる誘惑劇の幕開けは母親であり、主人公が所属する剣道部の顧問で国語教師である。母親が旗振り役というのも有りがちな話ではあるが、本作では凛々しさと厳格さと母親らしい優しさという面でのバランスからすると、前者の印象が強かった。娘たちを次々に誘惑の渦に引き込んでいくのには、主人公への愛情だけでは説明が足りなかったように思える。

年子の娘3人はおっとり天然系の長女、直情型の次女、ツンデレ型の三女とタイプは異なるし、母親も含めて武道系の部活に入っているのを活かして着衣の道衣プレイが描かれているのが特徴的である。端的に言えば個々の攻略から終盤の全員という流れではあるが、長女と次女は母親を交えるなど単調にさせない心遣いが見られている。強いて言うならば設定が欲張り過ぎて、一人減らした方が良かったかなというのはあるが誘惑作品初挑戦ならば及第点である。

DSKさんのブログでも本作を紹介なさっています。
2010/8/23 発売→ Amazonはコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。「私が、雄也君の初めての人になってあげようか」漲る肉茎をしごき、朱唇に咥えながら誘惑する人妻36歳。憧れていた薫子のむっちりした美肉で味わう最高の初体験!隣家の少年に溺れる母に気づいて、幼馴染みの三姉妹までもが、好奇心、対抗心も露わに、制服姿で淫らなお世話を……。癒されるほどに狂わされる、女家族との楽園生活!★★★★☆ この路線なら誘...
慰められて 癒されて-世界一淫らな女四人家族(著:犬飼龍司、フランス書院文庫)



愛好家Sさんのブログでの紹介記事はこちらです。
1736『慰められて 癒されて 世界一淫らな女四人家族』犬飼龍司、フランス書院/フランス書院文庫、2010/08 発売●あらすじ隣家と家族のように付き合ってきた少年が、憧れていた幼馴染みの母親と深い仲になり、女として成長した男勝りな次女、自分に自信を持てないでいる優しい長女、真面目一徹で潔癖な三女たちとも関係を持つ事になる。●登場人物【宮原雄也】16歳。童貞。高校二年。男子剣道部所属。優柔不断で少し頼りないところも...
1736『慰められて 癒されて 世界一淫らな女四人家族』




2016年初となる作者の新刊はこちらです。




あらすじ

「私が一度だけ抱かれれば工場は救われるんですね?」夫と社員の幸せを願って下請けの妻が捧げた貞操。
会社の応接室で、夫の入院先で弄ばれ続ける34歳。望まぬ絶頂に何度も追い上げられ、崩壊する理性。
(あなた、許して……私の選択は間違っていたの?)葛藤に反して身体はさらなる快楽を求めはじめ……


(Amazonサイトの商品説明より引用)



誘惑作品と凌辱作品を両立なさる作家さんは、近年のフランス書院文庫では意外に少なくなっています。犬飼龍司さんと高杉圭さん、後は香坂燈也さんくらいでしょうか。2010年頃と現在では同じ誘惑作品でもかなり毛色が異なりますが、誘惑作品へのリトライも期待したいです。
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tag : 高校生主人公 童貞 母娘丼 姉妹丼

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プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

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