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山口陽「婚約者のふたりの姉 危険な密会」

山口陽「婚約者のふたりの姉 危険な密会」(フランス書院文庫、2013年5月)

【あらすじ】

恋人の由香里の両親に結婚申し出の挨拶に行った健一は、そこで元恋人の真澄から昔の関係をネタに脅され肉体関係が復活する。
健一と真澄との過去に疑問を抱いた綾子は関係を問い質すと、真澄の姦計により口封じに彼と持たされる事に。

【登場人物】

安本健一
30歳。会社員で同じ会社に務める由香里と婚約した。学生時代は複数の女と関係を築いたが、社会人になってからは真面目になった。

小野真澄
30歳。由香里の姉で綾子の妹。同じ大学に通う健一とは一時恋人関係だったが卒業を機に別れた。
自由奔放で性欲に正直な、派手な外見の艶かしい肢体の女性。本作での掻き回し役のヒロイン。

小野綾子
32歳。由香里や真澄の姉。専業主婦で夫を婿養子に迎えた。大人しくて押しに弱い性格で、腰まで伸びた艶のある黒髪でメリハリのあるプロポーションの清楚な女性。

小野由香里
26歳。同じ会社に勤める健一の婚約者。小野家の三女。性に対して奥手なタイプで、セミロングヘアで均整の取れた身長150cmほどの可愛らしい女性。

【展開】

由香里の両親に挨拶に伺った健一は元恋人で彼女の姉で有る真澄と再会し、2人の親密な過去を撮った画像をネタに関係を迫られます。
真澄との激しい交わりを思い出した健一は由香里で物足りなくなり関係を続けますが、2人の関係を訝った綾子も真澄に焚き付けられた健一と関係を結ばされます。
由香里の目を盗むようにそれぞれ続いていた関係は遊びに行った姉妹の実家でも繰り広げられ、結婚式当日も控え室で2人から誘惑される始末でした。

【レビュー】

真澄は健一に過去の関係をネタに関係を迫ったり、綾子の避妊具の数を数えて夫婦の営みが無い事を示唆したりといくら奔放で有るにせよやり過ぎの感が有ります。
毎作のように掻き回し役を出して似たような展開になっており、そろそろ変化を付けても良い頃だと思いますがどうでしょうか。

綾子は始めてが無理矢理に近い状況だったにも関わらず、次からは自分から関係を求めるのはやや変化が早い気がします。
ただ所々で由香里から電話が有ったり、実家のトイレの扉越しに声を掛けられて恥ずかしがる様子はまだ人間らしさを感じました。

健一は妻になる女性を裏切っているという意識が薄く、ヒロインも含めて心理描写の底の浅さが抜けていないと思います。
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プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

〈コメント〉
どなたでも書き込み自由ですが、管理人が許可するまではコメント欄に反映されないので、その辺りはご理解下さい。

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