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弓月誠「年上の同居人 三人のお姉さん」

弓月誠「年上の同居人 三人のお姉さん」
(フランス書院文庫、2008年3月、表紙イラスト:松原健治)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

千尋の入浴姿を覗いていた事がバレて衝動的に家出した雄介。友人の姉や担任教師と女性経験を積んだ雄介は家に戻り、千尋に本心を打ち明け結ばれる。


【登場人物】

大橋雄介
17歳の高校2年生。血の繋がりの無い千尋を女性として意識している。母親を亡くし、父親は海外出張の為千尋と2人暮らし。童貞。

大橋千尋
25歳。雄介の父の友人の娘で両親の飛行機事故により孤独になった為、10年前に大橋家へ引き取られている。司書の仕事をしており、美人コンテストの常連となる位の完璧巨乳美人で真面目な性格が敬遠されるのか、男性との縁が全く無い。処女。

小林杏奈
22歳。家出した雄介が転がり込んだ友人の姉。家の中では軽装で居る事が多く見た目は派手に見えるが、雄介の様子を察し優しく導いてくれる大学3年生。巨乳。

滝川結子
28歳。雄介の担任教師。化粧っ気が無く銀縁メガネを掛けていて冷たい印象で、学校一と噂される巨乳の持ち主。千尋の連絡で雄介の家出を知り一旦自分が預かる事を提案し、事情を知った後は雄介を後押ししてくれる母性本能溢れた優しい性格。


【展開】

雄介はある日曜日の晩遅く義姉の千尋が入浴しているのを知りほんの出来心もあって浴室を覗き見するが、落としたコンタクトが排水口に流れていかないようにお尻を突き出した格好で露わになった秘所を見てしまい、我慢できずにオナニーし始める。千尋に気付かれるのも当然の話で見損なったと冷たく詰られ、衝動的に友人の小林を頼って家出してしまう。

小林家で朝を迎えた雄介はぼんやりと千尋にどう謝るべきか考えていると、いきなり部屋のドアが開き冬なのにキャミソール姿の杏奈と鉢合わせになる。千尋に負けず劣らずの巨乳を目の当たりにして勃起したものの何とか誤魔化すと、午後からで良いので学校に行きなさいと諭され、遊び慣れているように見えてしっかりした人だと安心する。そして次の日曜日に読んでいたマンガの続きを千尋が持っているため部屋を訪ねると、何とエアロビクスの真っ最中だったらしくレオタード姿を目にしてしまう。千尋はかねてから雄介のことをもう一人の弟として気に掛けており、自分に欲情してくれたのを知って嬉しくなり、雄介の家出の理由を聞いてお義姉さんとどっちが大きい?と乳房を露わにしてパイズリでイカせてあげると提案する。

一度の放精で勃起が収まらないのを見て杏奈はレオタードを脱がせてとねだり秘所を晒すと、自ら膣穴に指を出し入れして雄介くんもして良いのよと挑発し、指ピストンだけでなくクンニリングスまで受け入れてしまう。初心なはずの少年に舌でイカされて杏奈はお返しとばかりに口唇奉仕を仕掛け、パイズリフェラで射精させた後でまだ物足りなそうねと呟き、馬乗りになって童貞を奪ってしまう。長大なペニスで奥まで入っている充足感から、見せ付けるように腰をグラインドさせて大量の精液を受け止めるのであった。

雄介が家出してから2週目となり流石に千尋は担任の結子に相談し、それを受けて結子は放課後に雄介を呼び出すと外泊を許す訳にはいかないと告げ、ならば私の部屋に来なさいと有無を言わさずに自室へ連れて来る。雄介はリラックスした結子の違う一面を見て妹と勘違いするほどで、彼女が意外なくらい義姉への恋愛感情を理解してくれただけでなく、世の中には違う女性も沢山いるのだからと誘惑されて驚きを隠せない。おっぱい好きな雄介のリクエストに応えるように乳間奉仕で射精させてもらうと、結子から秘所を露わにしてもう濡れているから来てと告げられ、正常位で激しく腰を遣い中出しする。そして結子はまだ雄介のペニスが固いのを知ると馬乗りで乳房の谷間に挟むように告げ、尿道口を舌でほじりながら大量の白濁を浴びてしまう。

結子のアドバイスを受け雄介は自宅に帰ったものの、千尋に頬を張られては告白するどころではない。一方千尋は雄介から告白してくれるのを待っていたが一週間が過ぎても何もないのに焦れて、友人に誘われてスイミングスクールへ行くから買った水着を見て欲しいと告げるが、それは何と極少の生地しかない赤い水着だった。千尋が勇気を出してネットで買ったものとは知らないようだが、流石に雄介でなくても他人の目に晒してはいけないと思わせるほど際どいものなのに、何と彼女は実際に着て見せなきゃと大胆なことを口にする。千尋はきっかけを作るために無理をして水着に着替え、ストレッチと称して生地から秘肉がはみ出るのも構わずに大股開きになると、雄介はもう我慢できないと思わず口にする。それこそ千尋の望んでいた言葉で手扱きで白濁を顔に浴びると、次は乳肉を使っての奉仕を行うが月のあの日の最中なので本番は来週ねと約束する。

そして迎えた約束の日の晩雄介は浴室で千尋の巨乳を思う存分に味わうと、アソコも綺麗にするからと四つん這いにさせて秘所だけでなく、後ろの穴までもペロペロと舐めて絶頂を与える。長風呂を済ませて雄介の部屋に舞台を移すと、現れた義姉は極少でスケスケの赤い下着に身を包んでおり、興奮のあまりにパイズリフェラだけで呆気なく果ててしまう。お返しにと再び千尋を四つん這いにしてクンニすると、彼女も十分に高ぶってきたらしく正常位での性交を求めて来る。二度目の射精もあっさりと迎えるが、雄介はまだまだ出来るからと千尋をバックにして腰を繰り出すと、フィニッシュはおっぱいに出したいとペニスを手で扱き乳肉と美貌を白濁で汚してしまう。これからのことは分からないが、きっと父も理解してくれるはずだと雄介は意気込むのであった。


【レビュー】

「誘惑小説(2005年~2007年度)総売上第1位作家」の触れ込みにあるように、10作目を迎えた作者に取って脂の乗っていた時期で、本作もおっぱいフェチな一面を前面に押し出している。確かにヒロイン全員が巨乳でパイズリ奉仕を随所に盛り込みつつ、やりたい盛りの主人公に投影させて乳房の素晴らしさをどう描くかに重点を置いている。官能描写は確かにいやらしいの一言で「実用的」であるけれども、小説と呼ぶからにはそこを繋ぐ物語性も欲しかったところである。

義姉の入浴を覗いていたのがバレて友人の姉⇒担任女教師と渡り歩き、最後は念願叶って義姉と結ばれるという流れだが、いずれも誘惑の形は「エッチしたいのならさせてあげる」という構図なのが気に掛かる。「ハイ、どうぞ」と言われても、主人公同様に読み手からしてもあまりに唐突すぎて気後れしかねない。例えば始めに行く先は叔母なり従姉なりにした方が主人公の境遇を知りやすい立場になるだろうし、次の女教師にしても離れて暮らす弟と実は禁断の関係にあった(だから主人公の気持ちも理解できる)としたらスムーズだったかなとは思うのだが、二人ともこれといった強い接点がないだけにやはり唐突なのかもしれない。

購入した当時はエロいと感じるだけだったのだが、後々から考えてみると売れっ子な故の新作を生み出す苦労が窺えるように思う。おっぱいフェチとして求められていた縛りもあるだろうし、他にも甘々誘惑作品が競い合っていた時期でもある。時が経つに連れて少しずつ作風が変わっていくのだが、この当時はあれこれと試行錯誤していたのがにじみ出ているような気がする。


DSKさんのブログにて本作を紹介されています。

2008/3/24 発売年上の同居人-三人のお姉さん著:弓月誠、フランス書院文庫→ Amazonはコチラから。→ Kindle版はコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。〈電子書籍〉→ ひかりTVブックはコチラ。〈電子書籍〉→ 総合電子書籍ストア【BookLive!】はコチラ。義理の姉として慕うには、艶めかしくて美しすぎる千尋。レオタード姿が煽情的すぎる同級生のお姉さん・杏奈。教室では見せない痴顔で優しすぎる奉仕を施す女教師・...
年上の同居人-三人のお姉さん(著:弓月誠、フランス書院文庫)







今年で14年目を迎える弓月誠さんの第31作品目となる新作が発売になります。

『僕の新婚生活【妻の母、妻の姉と】』




「娘にはもったいないくらいだわ、婿様の××」
唾をまぶし、ゆっくりと手筒でしごきあげる美熟女。
新婚初夜を前に、フェロモンむんむんの妻の母と
気品あふれる妻の姉に「性教育」されるなんて!
未亡人の華子、独身美女の美佐江、新妻の由起乃に
昼夜なく迫られ昂ぶらされる「新生活」の結末は?



これまで高校に通う10代の少年から社会人の20代の青年まで主人公の年齢に多少の幅を持たせていましたが、弓月誠作品としては初めてとなる既婚者の主人公が登場します。他の誘惑系作家さんならば一度は題材にしている「妻の○○」ものにチャレンジする訳ですが、「最後は一人」に拘る作風なだけに着地点をどうするかが気になりますね。
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tag : 高校生主人公 童貞 近親相姦(義)

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年上の同居人-三人のお姉さん(著:弓月誠、フランス書院文庫)

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にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が300冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
一部で関係者(作家さんや編集者さんなど)と思われているようですが、全くの見当違いです。
官能作品に関わる全ての方に感謝しつつ、読み続けていきたいと考えています。

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

〈コメント〉
どなたでも書き込み自由ですが、管理人が許可するまではコメント欄に反映されないので、その辺りはご理解下さい。

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