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山口陽「ママと7つのお願い」

山口陽「ママと7つのお願い」(フランス書院文庫、2012年6月)

【あらすじ】

母の梢を異性として憧れを持つ洋平は、ライブチャットで顔を隠して自慰を見せ合った初心者の女性が母だと知りアタックする。
一旦は拒絶しつつも息子を受け入れた梢は、エスカレートする彼の欲求に順応する自分の本当の姿を知る。

【登場人物】

沢浦洋平
16歳。高校1年生。1年前に父を交通事故で亡くし、母の梢と2人で暮らしている。比較的大人しい雰囲気でこの歳なりに性的欲求を抱く少年。

沢浦梢
38歳。洋平の実母。整った容姿で豊満な体つきの大人しくて控え目な女性。Gカップ。

【展開】

チャットで知り合った女性が梢と知り、交信を中断して母の部屋に向かった洋平は欲望のまま彼女を抱こうとして自失し家出しますが、息子を強く想う中で帰宅して来た洋平を迎えた梢は、身体を許し結ばれます。
亡き夫が遺したビデオカメラで嵌め撮りを許した梢は次第に自分の中に有る被虐願望に目覚め、洋平の望むままに公園のトイレや自宅のベランダで交わり、
しまいには青姦スポットで息子に貫かれる場面を覗く他人の視線に曝されながら絶頂に至ります。
新たな母娘関係に目覚めた2人は夫の仏壇の前で将来を固く誓い合います。

【レビュー】

単独ヒロイン作品は1つの区切りで有るセックスまでのタイミングが非常に難しく、その点で言えば本作は相姦に至る迄の間の取り方は絶妙だったと思います。
亡くなった夫や息子への想いが綴られる部分は未亡人母子相姦ものには欠かせない要素ですが、
いざ関係してからは深刻さは翳りを見せチャットでの自慰の見せ合いや、梢が裸エプロンで誘惑する流れはいかにも現代的です。

様々な趣向を交えてヒロインに調教じみた快感を引き出す流れは美少女文庫での経験を踏まえたもので有り、敢えてシンプルに単独ヒロイン作品に挑んだ姿勢に拍手を贈りたいです。
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プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

〈コメント〉
どなたでも書き込み自由ですが、管理人が許可するまではコメント欄に反映されないので、その辺りはご理解下さい。

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