FC2ブログ

山口陽「彼女の母は未亡人・彼女の姉は新妻」

山口陽「彼女の母は未亡人・彼女の姉は新妻」(フランス書院文庫、2012年2月)

【あらすじ】

恋人の渚の家に初めて招かれ、いきなりキスを迫って怒らせた伸二は、紗江子に筆下ろしされる。しかし渚の姉の由紀乃や渚にその関係を知られ、次々と深い関係になっていく。

【登場人物】

岩倉伸二
17歳。高校2年生。渚のクラスメイトで恋人付き合いを始めた。比較的大人しく穏やかな性格。

槙原紗江子
37歳。10年前に夫と死別し、学習塾で小学生を相手に講師を務める。包容力や母性的な雰囲気がある成熟した女性。

高梨由紀乃
19歳。大学1年生。紗江子の娘で渚の姉。少々強気な印象を受ける切れ長の瞳の肉感的な女性。
卒業と同時に35歳の高校の担任教師と結婚した。夫との仲は良好だが、夜の営みはご無沙汰。

槙原渚
17歳。高校2年生。紗江子の娘で由紀乃の妹。利発的で幼さの残る可愛らしい顔立ちの少女。
ロマンチックな恋に夢想し、大人しい伸二に惹かれて付き合いを始めた。

【レビュー】

「彼女の~」等と付くタイトルは必然的に本人より母や姉にフォーカスが当たってしまう点が有り、本作も紗江子との描写に過半を割かれています。

娘とその彼氏のちょっとしたいさかいを見て興味を持った紗江子が、戸惑いを感じつつも若い男の性欲に当てられて溺れていく過程はなかなか良かったです。
娘2人に関係が発覚すると、リミッターが外れたかのように豹変する面も頷ける点も有ります。

由紀乃はお馴染みの明け透けな掻き回し役で1対1の情交の時はいやらしさに華を添えていますが、母や妹と交えてのプレイだとその面が却って雰囲気をぶち壊している感が否めません。

渚は雰囲気を重んじてキス1つに怒ったりするロマンチストな面が有ったのに、初体験を果たすと翌日にはもう後ろの穴まで許してしまうのは流石にギャップが有り過ぎな気がします。
関連記事

コメント

非公開コメント

プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

〈コメント〉
どなたでも書き込み自由ですが、管理人が許可するまではコメント欄に反映されないので、その辺りはご理解下さい。

〈リンク・トラックバック〉
基本的にフリーですし、特にお知らせ頂かなくて構いません。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
RSSリンクの表示
カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR