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高竜也「年下の彼 麻衣子が淫美獣に変わる時」

高竜也「年下の彼 麻衣子が淫美獣に変わる時」
(フランス書院文庫、2008年11月、表紙イラスト:新井田孝)

ネタバレ有り。御注意下さい。
2016年12月3日レビュー再編集。

作品紹介(公式ホームページ)






【あらすじ】

亮太朗に妹が凌辱された代償に麻衣子に肉体関係を迫る晴樹。彼女は年下の少年との禁断の関係に溺れる内に、新たな脅迫者が現れる。


【登場人物】

西村麻衣子
38歳。亮太朗の実母で夫は4年前から海外赴任中で、年に数回しか帰国していない。ひとり息子の亮太朗を溺愛している。

西村亮太朗
17歳。麻衣子の息子で生徒会の副会長を務める。晴樹の妹と付き合っていたが、それを逆手に取られ、晴樹が麻衣子に迫る材料にされる。童貞。

高見沢晴樹
17歳。亮太朗の同級生で、ラグビー部で活躍しているだけに日に焼けて逞しい体つき。麻衣子に興味を抱いていて、亮太朗が妹を凌辱したと巧みに嘘をつき接近する。豊富な性体験の持ち主らしく、表面上はSの悪童だが、アナル責めで感じるMの性癖の持ち主。父親は造船会社の重役で長崎へ引っ越しすることに。

松下秀和
17歳。麻衣子の姉の息子(甥)に当たる少年で横須賀に住んでおり、かつて小学校に通っていた時に晴樹と同級生で、麻衣子に憧れを持っていた点で共通項があった。両親が経営する会社がタイに進出するのに伴い、大阪の系列校へ転校する予定。細身でひ弱に思わせる身体付きで童貞。


【展開】

ある日二者面談を終えた麻衣子は晴樹に声を掛けられると、息子の亮太朗に妹を凌辱されたと告げられ、告げ口されたくなければと見返りを要求される。数日後晴樹を自宅へ招くが言葉巧みに迫られ寝室で裸体を披露することになるが、セックスレスにあった麻衣子としては晴樹の巨根を見せ付けられては堪らなくなり、彼もそれを見抜いたかのようにぺニスを扱き白濁を打ち上げてしまう。呆然としながらも晴樹の求められるがままに秘所を見せたり、口唇奉仕からアヌスを刺激してあげると、少年が立て続けに射精してしまいもう大丈夫だと安堵する。
しかし晴樹の性欲は麻衣子の想像した以上にタフで、シャワーを浴びた後に露骨に勃起を見せ付けられ、騎乗位で跨がらざるを得なくなる。それでも久し振りのセックスに溺れていき、表面上は晴樹の言いなりと言う体を保ちつつも、呼び出されれば応じてしまう。そんなある日たまには自分の家でと晴樹に呼び出されると、麻衣子はいつも以上にアヌス弄りに執着し勝手に果ててしまう少年に怒りすら覚えるが、そこへ妹が亮太朗を連れて帰宅する。まるで恋人同士といった雰囲気に、晴樹の言っていたことと違うと感じるが、麻衣子は隠れていたクローゼットの中で晴樹にバックで犯されてしまう。

晴樹の父親の転勤に伴い長崎に引っ越したと聞いて麻衣子はほっとすると共に、何処かで身体の疼きを感じていた。そんなある日晴樹から連絡があり指定したホテルの部屋に来て欲しいと呼び出されるが、待っていたのは甥の秀和だった。晴樹から全てを聞いていると健気な脅迫をする秀和に対し、麻衣子は頑としてはね付けようとするが、若勃起を見て息子を思い出す。代償行為のつもりで射精に導いてあげるが、数日後秀和が厚かましく家で待ち伏せしているのを見て一喝してしまう。
それでも若い性欲を持て余すのには同情せざるを得なくなり、手だけでなく口も使って射精させると、更には騎乗位で疑似性交に及んでしまう。更に数日後姉から海外進出に伴い、秀和が近々大阪へ転校すると聞かされ、食事会を終えると思い出になればとラブホテルで身体を許す。そして秀和との逢瀬は転校前日も行われすっかりテクニシャンとなった甥に半ば翻弄されながらも、麻衣子は亮太朗が帰宅するまでには情交を済ませようと考えたものの、時間を失念し帰宅した息子に見られてしまう。

亮太朗が晴樹の妹がいる長崎に向かったと知って麻衣子は晴樹の自宅を訪ねると、晴樹からふてぶてしい顔付きでもう一度しようと誘われるがそこへ妹が帰宅する。亮太朗とは何も無いと知って麻衣子は晴樹の頬を張ると、彼女から居所を聞いてグラバー園にやって来る。亮太朗と再会し一連の出来事を告白し、ホテルの部屋に着くと贖罪のつもりで亮太朗の若勃起を手で扱いて射精に導いてあげる。
翌晩も亮太朗に奉仕し口唇奉仕やシックスナインで二度も射精させ、更に二泊延ばして唐津に出るが、酔っ払ったせいもあってか亮太朗の反応は鈍く口唇奉仕で果ててしまう。自分から抱いてとは言えない麻衣子は鬱憤が溜まり、息子が眠りに就くとすかさず浴室に向かい一人遊びを始めるのであった。
そして翌日福岡に出ると亮太朗は機嫌悪そうにしながらももう一泊と望み、競艇場で大穴を的中させたのをきっかけに元気になったようで安堵する。部屋に戻ると亮太朗は夕べの行為を見ていたらしく麻衣子にオナニーしてと求め、更に寝入った彼女の陰毛を剃り上げると、秘所に向けて手で扱き射精する。翌朝亮太朗が未体験だから分からないと性交を求めなかった理由を明らかにすると、麻衣子は手扱きなどで散々射精に導いてから正常位で受け入れる。更には晴樹から教わったというバックでのアナルセックスまで求められるが、帰りの便のなかで麻衣子は横浜に戻ってから母子としての日常生活に戻れるだろうかと不安を抱かずにはいられぬのでだった。


【レビュー】

ヒロインは38歳の麻衣子一人、彼女と関係する男性は息子の友人の晴樹、甥の秀和、実の息子の亮太朗と17歳の高校に通う少年である。いわば息子とその友人と言っても良く多竿なのだが、リレー方式で麻衣子が次々に少年たちと関係を持ち、それぞれの事情で離れていく末に亮太朗に求められる流れである。

亮太朗が自分の妹と付き合っていることがきっかけで、晴樹の脅迫を受け入れざるを得なくなり、端から麻衣子を抱くための口実なだけに射精させてしまえばというあがきは報われずに犯されてしまう。その過程では晴樹がアヌスを弄ってとこれまでの悪童振りとは打って変わっての甘えん坊になり、麻衣子の美貌に浴びせた自らの迸りも喜んで舐め取る場面もあるが、高竜也作品ではこうした倒錯した描写も存在するので特別変わった悪童という訳ではない。

そんな晴樹が父親の転勤で居なくなった…と思いきや、意外なところから第二の脅迫者が現れ、華奢な印象が否めない甥の秀和である。逞しい晴樹とは打算での付き合いだとアッサリとしている面も窺えるが、基本的には同じ麻衣子に憧れる者として便乗してあわよくばという期待を抱く。当の麻衣子としては始めは厳しい態度で臨むが、姉から転校すると聞いて思い出作りに協力するものの、自ら主導するつもりが最後には少年に翻弄されるまでになり実にいやらしいと思う。

最後に実の息子の亮太朗が秀和との情交を覗き見て出奔し、後を追った麻衣子が晴樹の嘘を知って再会した亮太朗に謝罪するつもりで一時の恋人になろうと決意する。ところが亮太朗は初めてだからということからか、なかなか本番を求めて来ない。これからは個人的な意見だが、性に関して晴樹の影響を受けている亮太朗は、実は彼と何らかの性的な関係にあったのではないかと思われる。そう考えれば晴樹のアヌス弄りに拘る倒錯した趣味や、亮太朗がアナルセックスを求めるのも、些か納得のいくところではなかろうか。


DSKさんのブログでも本作をご紹介なさっています。
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tag : 女性主人公 母子相姦 童貞

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Secre

No title

確か同じ位の時期に新宿二丁目が出てくる小説がありましたね。
う~ん、悪くはないけど時代的には15年ズレてる様な。

No title

はるさん

にゃらです。コメントいただき、ありがとうございます。

本作は高竜也作品では末期に当たりますが、大まかな部分に変化は無いものの、時代に合わせようと試行錯誤なさっている節も窺えます。中編を繋いだ形とは言え300ページ超えに対応なさっていますしね。

ただそれでも世代交代の波には勝てなかったようで、年1作品でも読みたかったなあとそこは残念です。

プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

〈コメント〉
どなたでも書き込み自由ですが、管理人が許可するまではコメント欄に反映されないので、その辺りはご理解下さい。

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