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高竜也「弟と… 実姉・景子、兄嫁・夏絵」

高竜也「弟と… 実姉・景子、兄嫁・夏絵」(フランス書院文庫、2002年12月)

ネタバレ有り。御注意下さい。

【あらすじ】

家族の目を盗み義弟の英司と関係を結んでいた兄嫁の夏絵。2人の関係を知った実姉の景子は自らも肉体を晒し、弟を取り返そうと競い合う。

【登場人物】

小森英司
19歳。中学2年生の時に旅行先の未亡人に誘われ初体験しており、意外に女性経験は豊富だが知識には疎い。

青木景子
30歳。英司の実姉で建設会社に務める夫が海外赴任した為、半年前から実家に戻って来た。夫婦仲は良いが、性的な飢餓感にさい悩まされている。

小森夏絵
診療医で30歳。景子とは同級生で5年前に英司の兄と結婚したが、多忙の為セックスレスが続いている。半年前に浴室で自慰に浸っていた所を英司に覗かれたのをきっかけに関係が続いている。

【展開】

半年前から英司と関係を続けていた夏絵は実家に戻った景子が居る為セックスを控えますが、どちらからともなく我慢出来ずに離れの部屋で情交に及びます。
自らも性的な飢餓感に悩まされていた景子は2人の関係を知り外窓から覗くと、自分の名を呼びながら夏絵と相姦プレイに及ぶ英司を目にします。
相姦を決意した彼女は夏絵の不在の折に英司に襲わせるように仕向けて関係を結び自分に感心を向けさせる事に成功します。
やがて夏絵も姉弟の関係に気付きアナルセックスにまで及びますが、関係修復を図る夫から海外赴任の話を持ち出されるとあっさりと英司との関係を清算します。
一方景子は海外赴任中の夫がテロに巻き込まれ帰国する事になり、それを知った英司から最後にしようと告げられセックスに及びます。

【レビュー】

高竜也作品の中にはヒロインの目線で語られる作品も少なくなく、本作も景子と夏絵の視点から交互に物語が展開されています。

ヒロイン2人に共通する特徴は夫の居る身で有る事をよく理解しており、英司の性欲の強さには翻弄されつつも気持ちがなびく事は無い事です。

従って景子に取っては実弟、夏絵に取っては義弟に当たる英司との相姦の意識や夫以外の男と関係する背徳感があまり感じられませんでした。

その辺りをもう少し掘り下げて描写すれば良かったように思いますし、引き際もあっさりした感が有ります。
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プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

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