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2016年を終えるのに当たって

平素は当サイトにお越しいただき、ありがとうございます。

早いもので2016年も終わりを迎えようとしています。個人的には今年も官能小説をよく買ったしよく読んだなという印象で、積み本も少なく済んだことに安堵しています。

2016年締めの挨拶として、フランス書院公式ホームページの「編集部発」のコメントを引用させていただきます。

フランス書院公式ホームページ 「編集部発」(2016年12月29日)

出版界、官能小説界も、現在、けっして順風満帆とはまいりません。ただ官能小説の灯火を消さぬよう、次代に引き継ぐために、様々な形で皆様に良質のコンテンツをお届けできればと考えております。

「官能小説」とは、「変えてはいけないもの」のような気もしますし、「変えなくてはいけないもの」のような気もします。

弊社刊行物を楽しんでいただいている読者の皆様とともに、これからも官能小説の未来を考えつづけていきたいと思います。



これは一読者として常に気になっていることであり、安定の「月替わりランチ」も必要だけれど、目先の小細工ではない何か目新しいものも必要ではないだろうかと考えています。

売れ筋のコピーだけでは読者も「何だまた同じか」となり、手に取らないのは目に見えることでもあります。色々と制約がある作風で、何かとクレームを入れたがる風潮もあってなかなかこれといった打開策も無いかもしれませんが、来年も新刊レビューをこつこつ挙げていくことでほんの少しでも助けになれば幸いです。

2017年は皆さまに取って良い年となりますように、そして一冊でも多くの良作と出会えるようにお祈りしたいと思います。

テーマ : 二次元総合 漫画・エロゲー・小説・エロアニメなど
ジャンル : アダルト

蜜蟲「四匹の未亡人奴隷 義母、叔母、女教師、美母」

蜜蟲「四匹の未亡人奴隷 義母、叔母、女教師、美母」
(フランス書院文庫、2016年12月、表紙イラスト:丹野忍)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

父を事故で亡くした拓海は義母の綾子に性的欲望を抱いていたが、一周忌が過ぎたのを機に籍を抜くことを告げられ衝動的に押し倒してモノにしてしまう。実は叔母の香織の手解きを受け女性の扱いに慣れていただけに、青年は用意周到にその日が来るのを待ち受けていたのであった。


【登場人物】

新堂拓海
川崎市に住む19歳で予備校に通っているらしい。1年前に父親を事故で亡くしているが、その前から綾子に対して性的な視線を向けており、当の彼女が避ける素振りを見せていただけに苛立ちを募らせていた。産みの母親が離婚して別れた影響もあってか熟女好きで、20㎝級の巨根。

新堂綾子
36歳。5年前に新堂と結婚し夫婦仲は良かったが、拓海とは距離を置いて接していた。多少なりと財産目当ての結婚でもあり、喪が明けたら義父母や香織の勧めを建前に籍を抜き、付き合いのある男と再婚しようかと考えている。

桜井香織
36歳。新堂の実妹で2年前に夫を事故で亡くしている。綾子とは表面上仲良くして来たが兄の遺産相続を巡り快く思わなくなり、拓海を肉体で誘惑し筆下ろしだけでなく女の扱い方まで教え込んできた。川崎の隣駅の蒲田に住んでいる。

東雲和紗
36歳。拓海の中学時代の英語教師だったが、結婚を機に家庭に入っているものの夫は2年前に急逝した。香織とは大学時代からの友人でもあり、拓海にも興味を抱いていて際どい関係寸前まで至ったことがあってから、接触を避けるようになった。東京都の葛飾区在住。

志摩
39歳。拓海の産みの母親だが夫のサディスティックな性的趣味に耐えかねて離婚し、年下の男性と再婚したものの2年前に急逝している。彼との間に子供はおらず、現在は横須賀市の佐島の高台に一人で暮らしている。


【展開】

香織から電話を受けた綾子は将来を考えて早く籍を抜いた方が良いと説得され、確かに自分を見る拓海の好色な視線や性的な悪戯に耐え切れないと感じてその晩に帰宅した彼に事情を話すが口喧嘩になり、最後くらいは母娘らしいことをと求められ背中を流してあげることに。ところが臆面もなくぺニスを晒し出しているのを見て綾子は怒って浴室を立ち去ろうとするが、逆上した拓海に押し倒され頬を張られてしまう。
交合だけは避けようと手でペニスを扱きながら拓海の乳首や鎖骨などを舌で愛撫していた綾子は射精させようと試みるが、待ったをかけるように男上位のシックスナインに体位を入れ替えられてしまい、剛直に口腔を穿たれてしまう。秘所を責められ挿入してと言わさせられた綾子は彼の類い稀なほどの巨根に子宮口まで貫かれてしまい、淫らな本性を剥き出しにして青年の精を一滴残らず搾り取ろうと腰を遣う。駅弁スタイルで繋がったまま寝室へ連れていかれ、綾子は快楽に溺れながらもこのまま拓海を自分の身体の虜にしてしまえば、亡き夫の遺産は自由に使えるのだから出ていく必要は無いと考えを変えるのであった。

綾子を犯してから三日が経ち義母を全裸にして椅子に縛り付けたまま外出した拓海は、移動しながら綾子の後ろの穴を犯したことや、逃げられないように預金通帳などを盗み出したことを告げられた時の義母の悔しそうな表情を思い浮かべながらニヤリとする。今日はどう調教してやろうと考えながら家に着くと綾子の姿が無く、状況から見て香織の仕業だと見て自宅を訪ねると、香織はしどろもどろになりながらも隠そうとするものの拓海に「お預け」にされては口を割らざるを得なくなる。和紗の元に匿っていると聞いて一度情交に及ぶと、拓海は運転する車の中で口唇奉仕をする叔母の淫らさに呆れつつも和紗の自宅へ到着する。

事情を聞き身内でそんなことをするなんてと和紗は綾子と香織を糾弾するが、拓海は中学時代に筆下ろしを約束してラブホテルに自分を連れ込んだものの、怖じ気付いて手扱きやフェラしてくれただろうと打ち明ける。それを聞いた二人の熟女からここぞとばかりに口撃を受けた和紗は、初体験を叶えてあげられなかったお詫びのつもりで拓海の巨根に奉仕し始め、拓海も頃合いを見て押し倒しペニスを挿入する。その交合を綾子が羨ましそうに眺めていたにも関わらず素直になれないのをみた拓海は、義母の目の前で香織だけ抱いてお預けにしたまま綾子を自宅へ連れて帰る。

香織からその淫乱ぶりは実母譲りと聞かされ、拓海は居場所を聞き出すとふと訪ねてみようと考えて実母の自宅にやって来る。心の何処かでは涙ながらの再会を期待していたのに、インターホン越しに掛けられた志摩の第一声は誰と訝るものであった。感情を見せないどころか、父の遺産の話をすると興味深そうな反応を見せたことに拓海の怒りは頂点に達し、友人の葬儀から戻ったばかりで喪服姿だった志摩を寝室で押し倒す。志摩も綾子と同じように交合だけは避けようとあれこれと分別臭いことを言って説得しようと試みるが、男上位のシックスナインに持ち込むと貪欲なまでに剛棒に食らい付き始める。復讐するつもりでヤり捨てようと拓海は考えていたが、実母の蜜壺は他の三人とは比べ物にはならぬくらいの心地よさで、フィニッシュはバックで中出ししてしまう。

志摩との身体の相性の良さに迷いを抱きながらも、帰りのバスの中で拓海はこれから帰ると綾子にメールする。ミニスカートの中はノーパンという淫らな服装で拓海を待っていた綾子は、志摩を抱いてきたのねと嫉妬を剥き出しにしながら口唇奉仕を始め、更にダイニングで食事をしている最中も奉仕を続ける。そして剥き出しの秘所に拓海の足指を受け入れると孕ませたいと聞かされ、感極まったのか涙を流しながら息子と対面座位で交わろうとして、「熟女の怖さを知るのはこれから」と囁きながら交合を始めるのであった。


【レビュー】

「暴虐小説の鬼才」という触れ込みで2016年最後の月に登場した新出作家「蜜蟲(みつむし)」氏による、熟女好きな主人公拓海(19歳)が四人の未亡人を次々に手を掛けていく凌辱テイストの作品である。主人公は幼い頃に産みの母親が他に男を作り家出した苦い過去があり、1年前には父を病気で亡くしてからは義母の性的魅力に悩みつつ…という状況から始まる。


・未亡人義母【綾子】36歳
5年前に主人公の父親と結婚し肉体的にも充実していただけに、亡き夫との営みは極めて濃厚であったのだが、それが義理の息子である主人公を刺激していたとは気付かずにいた。夫が亡くなり周囲の勧めもあって第二の人生を考え始め、主人公にそれを告げたことにより犯されてしまう。本質は彼との距離感に悩みつつも、計算高く割り切った一面も。

・未亡人叔母【香織】36歳
主人公の父の妹で実母が去ってからは実質的な母代わりの立場であり、中学時代に筆下ろしをして以来定期的に身体を重ねている。兄の遺産相続を巡り綾子に複雑な感情を抱き追い出そうと画策し、主人公を手元に置こうと考えている。唯一和姦テイストの強い情交場面である。

・未亡人女教師【和紗】36歳
主人公の中学時代の英語教師で、香織とは長い友人でもある。かつて一度だけ主人公と際どいところまで迫られたが、教師としての理性が勝り踏み留まったものの、主人公の心に深い傷を負わせることに。綾子と香織に巻き込まれる形で主人公と関係を強いられる。

・未亡人実母【志摩】39歳
いかなる理由があるにせよ、主人公からすれば他に男を作り自分を棄てた女と見なしており、香織から居場所を聞き出すと断罪するつもりで押し掛けて力ずくで関係を持つ。

叔母の香織に女の愛し方を学んだ拓海は自慢の巨根を駆使し、義母の綾子をモノにするところから話が始まるが、彼に愚弄されていく内に次第に綾子は内心では欲深い一面もあるのだと描写されている。自ら毒婦とまで言うくらい義理の息子を手玉に取ってやろうと応戦するくらいの気の強さであり、これが誘惑官能小説ならば興が削がれるものの本作はあくまでも凌辱作品である。
そして綾子だけでなく香織までも拓海が相続した財産を狙って浅ましいまでの淫蕩ぶりを見せ付けるし、二人に巻き込まれる形で関係させられた和紗もほぼ同じような振る舞いである。ここまであけすけだと凌辱作品としての生々しさより、真っ正直過ぎる熟女たちの反応が微笑ましいとさえ感じさせるのだから不思議なものである。

実母の志摩は香織がふと口にした「(主人公の)淫乱ぶりは実母譲り」との言葉から会ってみようと思い付き、いざ顔を会わせるとすっかり自分のことなど忘れていると知って罰を与えようと押し倒す。友人の葬儀からの帰りだったのでこの場面でのみ喪服が登場し、何とか交合だけはしまいと志摩が説得を試みて、次第に手や口だけの奉仕から本番へとなし崩しに関係を強いられる点に妙味を感じさせた。

終盤では気の強い綾子がすっかり従順になったかと思いきや「熟女の怖さを知るのはこれから」と囁き、必ずしも凌辱作品にはありがちなご主人様と牝奴隷たちという関係では着地しないだろうなと感じさせる纏め方で、先に「凌辱テイスト」と書いたのはその辺りから来る個人的な読後感によるものである。


DSKさんのブログでも本作をご紹介なさっています。
2016/12/26 発売四匹の未亡人奴隷-義母、叔母、女教師、美母著:蜜蟲、フランス書院文庫→ Amazonはコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。「ああ、拓海、お願い、奥ばかり突かないで」夫の遺影の前で息子に蹂躙される未亡人美母。犯されながらも憂いを帯びた表情には色香が匂い、欲情を煽られた青狼の律動はさらに激しくなる。言葉では拒みながらも熟れた躰は溺れはじめ……淫欲の泥沼に囚われる四匹の喪服妻たち!(引...
四匹の未亡人奴隷-義母、叔母、女教師、美母(著:蜜蟲、フランス書院文庫)

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tag : デビュー作品 大学生(浪人)主人公 熟女限定

宗像倫「隣の部屋の新妻【無理強い】」

宗像倫「隣の部屋の新妻【無理強い】」
(フランス書院文庫、2016年12月、表紙イラスト:村山潤一)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

妻に逃げられた祐一は姪の美緒が押し掛け同然にやって来て劣情を抱くが、そんな折りに隣人の芹奈夫妻の営みの声を聞いてしまう。管理人の公佳とともに芹奈の部屋を訪ねた後で祐一は忘れ物に気付き再びやって来ると、風呂上がりのラフな姿を見せられて押し倒してしまう。


【登場人物】

後藤祐一
30代?の会社員。公佳夫妻が管理するアパートの二階に一人で住んでいた。直前まで妻がいたが他に男を作り、出ていってしまっている。子供はいない。姪の美緒が押し掛け同然にやって来てしまい、戸惑いを覚えていたが…。

園田芹奈
26歳。祐一の隣りの部屋で元担任だった男性と二人で暮らしている。ショートボブにした黒髪とそこそこに熟れた身体付きが清楚さを引き立てている。男性経験は今の夫を含めて三人。

宮原公佳
30代?資産家の次男である亡き夫が生前分与を受け、自宅の敷地に二階建てのアパートを建てて管理人兼絵本作家として十分に豊かな生活を送っている。緩くウェーブされた栗色の髪型でラフな印象を与えるが夫は2年前に亡くなっており、男性経験は彼一人だけという状況。

小岩井美緒
18歳。祐一の一番上の姉の長女で大学進学を機に一人暮らしを始めたが、ストーカーにつけ回されているらしく祐一の元に身を寄せており、男性経験は三人で、中学二年の時には処女を失っている。


【展開】

ストーカーにつけ回されているらしく美緒が数日前から祐一の元に身を寄せていたが、ある日祐一が仕事から帰宅すると美緒が勝手に家財道具を購入しており、一部屋を占拠しかねない状況である。仕方なく隣室に近い部屋で寝泊まりすることになったが、園田夫妻が営みを始めており芹奈の喘ぎ声が聞こえて劣情を刺激される。
土曜日の朝祐一がアパートの前でスクーターを整備していると芹奈が興味深そうに話し掛けて来て、更に公佳も加わり話が盛り上がった末に、週末は夫が部活の引率で不在だからと園田家で飲み会をすることになる。飲み会を終えて部屋に戻った祐一はライターを忘れたことに気付き隣室を訪ねると、芹奈はさっきまで飲んでいた仲ということもあり風呂上がりのラフな格好で現れる。リビングで探し物をする彼女の無防備な姿勢に我慢の限界とばかりに祐一は押し倒すと、秘所を露わにしてクンニしたり指二本を挿入したりして敏感なスポットを刺激し、剛直を突っ込み中出しをしてしまう。

翌朝祐一がライターを忘れていった意図を図りかねつつも芹奈は昨夜の過ちを思い出していると、そこへ祐一が再び訪ねてくる。一度してしまったんだからと開き直りとも取れる言葉を吐き出すと祐一は芹奈を夫婦の寝室に引きずり込んで押し倒し、中年男らしく正常位から側位、更には背面騎乗位と目まぐるしく体位を変えて犯し抜く。それでも芹奈に次の日の昼に会う約束を取り付けたものの、祐一は彼女が帰宅した夫に告げ口するのではないかと不安な一夜を明かす。しかし彼女が何も話していないと知ると、今日は何でも言うことを聞くと約束させ、口唇奉仕から壁に手を付かせてバックで貫き大きな声を出させてしまう。

その頃後藤家の真下の仕事部屋にいた公佳は、平日の真っ昼間からしかも姪とセックスするなんて不謹慎だと祐一に憤りを覚え、その週末にお茶でもと彼を部屋に招く。祐一は公佳から淫らな行為を指摘されて観念するが、早合点して芹奈のことまで口走ってしまい、きょとんとする公佳を見て巻き込んでやるしかないと覚悟を決める。押し倒されて特に抵抗を見せぬため挿入しようとすると、意外にも頑ななに嫌がる素振りを見せたのでひとまずは口唇奉仕から始めさせ、更に親指で陰核責めを与えると公佳は絶頂してしまう。力が抜けたのを見てペニスを挿入すると、セカンドヴァージンらしくきつく締め付ける蜜洞に唸りながら中出しするのであった。

翌週の月曜日に公佳は祐一に請われるがままに芹奈を自室に呼び出し、騙されたと憤る彼女が祐一に犯されて尻を叩かれながらあっさりと絶頂したのを見て自分も抱いて欲しいという目で見つめる。射精していない祐一は公佳の求めに応じて避妊具を付けると、芹奈に見せ付けるように指ピストンで潮を吹かせてからバックで交わり膣奥深くまで挿入して果てる。次は芹奈の番だと生で敏感なスポットを突き立てて絶頂に導くと、フィニッシュは公佳の口内で射精してしまう。

その週の金曜日の晩祐一は二人を自室に招きダブルフェラをさせるが、そこへ外出していたはずの美緒と鉢合わせになり、流石に中断して二人を帰さざるを得なくなる。夜が更けて美緒の部屋を訪ねると、好きだったと告白され抱き合う形での正常位で交わり膣奥深くに精を注ぎ込む。翌朝祐一は初めからこうすべきだったと感慨に耽るが、そこへ公佳がマスターキーを使って部屋に入って来る。祐一と離れたくないとストレートな言葉をぶつけられて美緒も負けじと反論するが、祐一は二人に仲良くなって欲しいと告げるとベッドに並べて四つん這いにし、最初に公佳から交わる。彼女が絶頂したのを見届けると、今度は彼女の上に美緒を跨がらせてバックで貫き、美しい背中に精を吐き出すのであった。

その頃放り出された形になった芹奈は隣室から聞こえる情事の声を聞きながらオナニーしていたが、満たされないのを感じて日曜日に逢いたいと祐一に連絡を取る。勝負下着まで身に付けてやって来た若妻も捨てがたいと思いながらも、言われた通りにオナニーを披露したり仰け反り体位を受け入れた芹奈を貫くが、そこへ隣室より園田が帰宅する物音が聞こえて来る。悪戯心が沸いて壁越しに芹奈の喘ぎ声を聞かせてやろうと、祐一は激しく腰を遣い中出ししてしまう。

こうして美緒を最優先にしながらも芹奈や公佳と関係を続けていた祐一だったが、ある晩彼女と交わり外へ射精しようとすると、美緒は腰に脚を巻き付けてホールドさせて中出しさせてしまう。安全日だから大丈夫と聞かされて安堵するものの、祐一は今しばらくの間三人の愛人との関係を続けられればと願うのだった。


【レビュー】

「強引な和姦」路線でデビューした作者の最新刊は、隣室の若妻である芹奈が夫との営みの喘ぎ声を偶然にも耳にした主人公が無理やりに関係を迫るところから始まる。主人公は恐らくは30代と思われ、妻が他に男を作り家出されてしまっており、いわゆる黒本的な悪魔少年による凌辱作品とは一線を画する作りとなっている。とは言え主人公は独り暮らしという訳ではなく、姪に当たる美緒が押し掛け同然に住みつき始めており、彼女の無邪気さに惹かれている一面もある。

芹奈に取っては平凡な営みしかしない教員の夫とは違い、中年男らしいねちっこい責めに既に二度目から溺れてしまってはいるが、人妻という立場もあり素直に溺れてはいけないと自制している節も見られる。狭いアパートの一室で繰り返される肉交なだけに、階下に住む管理人で未亡人の公佳の知るところとなり、彼女もまた主人公の粘っこい愛撫に陥落するが、意外にも夫の三回忌を終えてからは積極的になるので若干の違和感も覚える。

主人公の本命は美緒であり二人の人妻との密会が見付かってから告白を受け、始めからこうしておけばと思っていた矢先にそうはさせじと始めに公佳、次に芹奈までがすがり寄って来る。ここまで来ればもはや凌辱作品の範疇にはなく、個人的には始めの段階からもう少し誘惑寄りにしても良かったのかなと思う。あと凝った展開はまさに大人向けの官能小説ではあるが、様々な体位に拘る主人公の情交場面は読むのにはやや散漫なようにも思われるので、もう少し纏めても良かったのではないだろうか。


DSKさんのブログでも本作をご紹介なさっています。
2016/12/26 発売隣の部屋の新妻-無理強い著:宗像倫、フランス書院文庫→ Amazonはコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。「仕方ないですよ、奥さんが刺激するんだから」隣室から聞こえる新婚夫婦の喘ぎが祐一を暴走させた!人妻が垣間見せた「隙」につけこみ忍びこんで、初々しい秘唇へ押しこまれた、力ずくの怒張。清楚な美貌に隠された新妻の、牝の本性が露わに……やめられない、終わらない――最高の隣人調教!(引用...
隣の部屋の新妻-無理強い(著:宗像倫、フランス書院文庫)







Amazonに投稿したレビューに補足しますと、主人公の祐一は別れた妻の嗜好に染まったかのように、ねちっこい責めを芹奈や公佳に仕掛けていきます。クリトリスだけでなく、指でGスポットを弄って潮を吹かせてしまう描写も頻繁に描かれています。

また三十路男らしくやや遅漏気味でもあり、ヒロインが堪らずに絶叫してしまうくらいしつこい印象がありますね。それとともに一度放出すると二度目はインターバルをおかないと出来ないというのも、歳を重ねた方ならお分かりかと思います。だから憧憬の現れとして何度もセックス出来る悪魔少年主人公ものが、フランス書院文庫の凌辱作品にはよく見られるのかなと思います。

これだけ現実的な主人公像の作品ももう少し他の作家さんから出ても良いかとは思いますが、いかがでしょうか?

tag : 社会人主人公

天崎僚介「義母、そしてママの友人と…【最高の初体験】」

天崎僚介「義母(ママ)、そしてママの友人と…【最高の初体験】」
(フランス書院文庫、2016年12月、表紙イラスト:新井田孝)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

義母の綾と二人で暮らしている陸は、ある日彼女の友人である景子の口から綾のかつての彼氏が離婚したと聞き、彼女の意外な過去を知るとともに性的な高ぶりを覚える。そんな陸の綾に対する想いに気付き景子は、性の手解きをしてあげると提案し…。


【登場人物】

南條陸
進路に迷っている高校2年生の少年。2年前にレストランのオーナーシェフだった父親を事故で亡くし、義母の綾と二人で暮らしている。

南條綾
32歳。6年前に景子の紹介で陸の父親と結婚した。身長160㎝くらいでバスト88cmとスタイルが良く、20代に間違えられることも。肉体の成熟に悩まされ密かに性的渇望を抱いているが、見た目通りの貞淑さもあってなかなか良い男性に出会わずにいる。

花沢景子
37歳。地方銀行勤務時代の綾の先輩で、現在も親身になって相談に乗ってあげている。現在の旦那に口説き落とされて結婚したが、義父母や先妻の娘の美緒と暮らす生活に窮屈さも感じている。身長165㎝くらいで、西洋モデル並みに発達したバストとヒップの持ち主。

花沢美緒
陸の1つ年上で大学受験を控えた高校3年生の少女。父親の束縛が厳しく東京に出て独り暮らしをしたいと願うが、今のところは父親から反対されている。義母の景子とは仲良くしていて、彼女の友人の息子に当たる陸にも興味を抱いている。


【展開】

ある日景子が自宅を訪ねてきて賑やかになるなと陸は楽しむが、入浴を終えて彼女が綾に昔の彼氏が離婚したんだとまるでせいせいとしたかのように話すのを立ち聞きし、綾が寝入ったのを確かめると景子の元を訪ねる。景子から綾がかつて同僚の行員と付き合っていて彼に出世を選ばれてフラれたことや、自分が陸の父親の店の常連で綾を連れていき慰めてあげる内に二人が親密になったことを聞かされる。更に綾が処女を捧げたのが元彼氏と聞いて陸はすっかり股間を膨らませてしまい、それを見た景子が慰めてあげると誘い手だけでなく口まで使って射精に導かれる。

数日後景子から誘いのメールを受け取り陸は花沢家にやって来るが、そこで外出中のはずの美緒が帰宅してしまい、陸は咄嗟に綾が物憂げな表情を浮かべているから心配だと相談に乗って欲しいかのように誤魔化す。病気だと思い込み涙まで見せて同情する美緒に心を痛めながらも、タイミング良く彼女の別な友人から連絡が入り外出したのを見届けると、景子に誘われるままにシャワーを浴びて寝室にやって来る。キスは本当にしたい人としなさいと景子は陸に告げると、別の初めてを奪ってあげるからとベッドに寝かせると、女の愛し方を教えつつも自分が我慢できなくなり騎乗位で交わってしまう。

数日後美緒から呼び出されコンビニの店先まで陸が参ると、進路のことで父親と喧嘩になったと話ながらも何故か花沢家に向かっているのを訝るが、向かいのアパートも彼女の家の管理物件らしく空き部屋に通される。厳格な父のせいで男子とも付き合えなかったと美緒はこぼし、せめてキス体験だけでも陸を誘うが、性欲をたぎらせた少年がそれで我慢出来る訳がない。服を脱ぎ互いの裸を披露すると、更には性器に触れ合っている内に陸は美緒を押し倒し、セックスしようとするが失敗して下腹部に精を吐き出すのであった。

娘の様子が気になりアパートのベランダを伝って部屋を覗き見ていた景子は、若い二人が未遂に終わったのを見て陸に体験を積ませなくてはと思案し、綾に連絡しことの次第を打ち明けレッスンに協力して欲しいと頼み込む。そんなことは知らない陸は、綾が覗いてと言わんばかりに浴室のドアを開け放っていたのを知り思わず裸体を眺めてしまうが、数日後景子の元を訪ねるとやはり綾の様子が変だと相談する。景子は自分が仕組んだこととは言えず、しかし陸の正常位の初経験は綾と決めているだけに、後ろからしてみないと誘いバックで中出しされる。一度で萎えない陸をリードしようと更にはアナルまで捧げるが、うっかり綾も経験しているはずと口を滑らせてしまい、嫉妬に駆られた少年に突き立てられるのであった。

翌週夫の三回忌を終えた綾は若い二人のために「子離れ」すべきと景子に説得され、その言葉が効いたのか陸のためにセックスレッスンをしてあげようと決意し、儀式を終えたその晩に一緒に入浴をと誘う。洗ってあげる素振りを見せながらも剛直を扱き射精させて落ち着けさせると、今度は綾の寝室に舞台を移して愛撫の仕方をレクチャーし、遂に正常位で結ばれる瞬間を迎え中出しを受け入れる。

数日後景子が立てたデートプランに従い陸は美緒と一緒に遊園地で遊ぶと、眺めの良いホテルの部屋で喪失儀式を始める。入浴を覗かないでという美緒の言うことを聞かずに乱入すると、泡まみれになりじゃれ合いながらも美緒の手で射精させてもらい寝室に舞台を移す。景子や綾のレッスンの甲斐もあって美緒を十分に愛撫して緊張を解してあげると、正常位で交わり破瓜を迎えるのであった。しかし恋人になったと思った瞬間、受験勉強に集中したいからと美緒に言われ、陸は寂しいと思いながらも自分も進路を決め美緒を追って上京するからと約束する。

その翌日景子は学校帰りの陸をアパートの一室に呼び出し、美緒を抱いてくれたことに感謝するとともに、こうなった以上はこれで最後にしようと提案する。綾とは毎晩ではないものの愛し合っているが、少しずつ間隔が空いていることを聞いて安堵すると、遠回しに陸に綾もアナル経験者ではと教えてあげる。それを聞いた陸は何としてもしたいと決意し、その晩に綾から誘って来るのを珍しいと思いながらも寝室で正常位で交わり中出し性交をすると、今度は四つん這いにしてアニリングスを始める。綾の反応を見ながらも挿入を求められると、陸は締め付けの強さに絶叫しながら綾と共に果てるのであった。


【レビュー】

タイトルの通り主人公の陸が、父が亡くなって2年経っても陸を引き取り同居生活を続けている義母の綾を異性として意識し始め、その想いを彼女の友人景子に見抜かれて手解きを受けるというオーソドックスな誘惑作品である。なおヒロインはこの二人だけでなく、景子の継娘である美緒も登場し、重要な役回りを与えられている。

何故綾のような綺麗な女性が父親と結婚を決めたのだろう、そんな疑念と彼女への異性としての憧憬に捕らわれた主人公は、景子の口から綾の意外な過去を聞かされる。その時に性的な興奮を覚えたのを景子に見破られ、性の手解きを受けるまでが前半のポイントである。当初は景子が綾に対して単に先輩後輩としての関係以上の想いを抱いているのかなと個人的には思ったのだが、これは深読みのし過ぎでしかなく奔放な割には優しい熟女という設定がちょっと意外だった訳である。

景子に呼ばれて手解きを受ける前に主人公は美緒と再会しており、本作での重要な役回りというのはこの若いカップルの恋愛成就という、現実的な着地点に向けた伏線がここで張られている。経験不足な主人公が美緒を抱けなかったことが景子に知られると、彼女は主人公の本意を見抜き綾とのレッスンのお膳立てまでしてあげる。勿論義理の娘である美緒を思いやってのキューピッド役でもあるし、後輩の綾の悩みも解決してあげられるしと、摘まみ食いをしながらもやはり優しい熟女なのである。

こうして三人と関係を持った主人公の少年だが、年相応の恋人が出来た以上は景子は身を退かざるを得ないと覚悟を決め、綾もいつかは…と思いながらも今しばらくはと雪崩れ込む纏め方である。全体的には古式ゆかしい誘惑作品という趣で、なるほど牧村僚作品や西門京作品の影響を受けた穏やかな展開というのも納得のいくところであろう。


DSKさんと愛好家Sさんのブログでも本作をご紹介なさっています。
2016/12/26 発売義母、そしてママの友人と-最高の初体験著:天崎僚介、フランス書院文庫→ Amazonはコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。「あなたの大好きなママより、今は私を見て」吐息がかかる距離で甘薫ただよう柔乳を密着させ、陸の昂りきった硬直を優しくしごくママの友達・景子。フェラチオ実習、クンニレッスン、アナル授業……37歳の熟肉で次々と施される艶めかしい性の洗礼を超え、待っているのは、若義母・...
義母、そしてママの友人と-最高の初体験(著:天崎僚介、フランス書院文庫)

4195『義母、そしてママの友人と【最高の初体験】』天崎僚介、フランス書院/フランス書院文庫、2016/12 発売●あらすじ義母をいやらしい目で見てしまう事に自己嫌悪を感じている少年が、義母の友人に筆下ろしをしてもらうも、義母の友人の娘とのセックスに失敗してしまい、義母の友人の画策で義母に性の手解きをしてもらう事になる。●登場人物【南條陸】美緒より一つ年下。童貞。高校生。綾の義息。実母は病気で亡くなった。実父は...
4195『義母、そしてママの友人と【最高の初体験】』

tag : 高校生主人公 童貞 母子相姦 処女

神瀬知巳「淫らな新居【嫁の母、嫁の妹】」

神瀬知巳「淫らな新居【嫁の母、嫁の妹】」
(フランス書院文庫、2016年12月、表紙イラスト:川島健太郎)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

妻のみちるの実家である綾川家に婿入りした壮介は妻が海外出張で不在にした晩に、酔った勢いで姑の浅子を妻と勘違いしセックスしてしまう。焦った壮介は翌朝みちるに連絡して謝罪するが、意外にも彼女からは浮気を容認するかのような返事が返って来て…。


【登場人物】

綾川壮介
23歳。医療機器メーカーに勤める新社会人。三男ということもあり綾川家に婿入りしていて、結婚してまだ1年に満たない。性行為に恐れを抱くみちるとのセックスライフに支障をきたしているものの、ペッティング自体は頻繁に行っている。

綾川浅子
42歳。亡き夫の後を継ぎ、学習教材や知育玩具を販売する会社の社長に就任。二人の娘を女手一つで育てており、壮介の婿入りをきっかけに一軒家を建て同居生活を始めている。背格好がみちると似ており、四十代とは思えぬ若々しさ。バスト97cmのFカップ。

綾川早紀
16歳の女子高生で浅子の次女で陸上部に所属。髪型をポニーテールにし、活発で人懐こい性格の持ち主。幼いころに浅子の恋人から性的な悪戯をされて以来男性不信に陥ったが、大学生時代の壮介との交流により彼に淡い想いを抱いていた。処女。

綾川みちる
24歳。年下の壮介と結婚したものの、みちる自身が性交にプレッシャーを感じてしまい未だにセックスレスに近い関係のままでいる。輸入食品の販売会社に勤めており、出張で家を不在にしがち。巨乳。


【展開】

みちるが海外出張で家を三週間空けることになった。そんなある日壮介は先輩と飲みに付き合わされ泥酔して帰宅すると、たまたま会社の祝賀会で三次会まで参加しリビングのソファーで酩酊していた浅子を妻と勘違いしセックスを迫ってしまう。翌朝義母を犯したことに気付き慌ててみちるに連絡すると、まずは本人の反応をみなさいと説得され当の浅子の態度を観察するが、そんなことは無かったと言わんばかりの反応を返されてひとまず安堵する。
一方の浅子は前夜の壮介の逞しさに陶然としながらも、無抵抗だった自分に非があると分かっていただけに過ちで済まそうとしていた。しかしその晩引っ越す前のマンションの部屋を撮影した画像が収められているからとメモリーカードを渡されるが、間違って壮介のオカズ用にとみちるが用意した濃厚なペッティングシーンを見させられると、燻っていた淫欲を刺激されたちまちオナニーを始めてしまう。

その週末の夜に友人の男とホテルのバーで飲んでいた浅子は、誘っているのだろうと言わんばかりの男の強引さに身を委ねたいと気持ちが傾くが、どうにか誘惑を振り払って階下に降りようとすると接待中の壮介と出くわしてしまう。壮介を連れて衝動的にダブルの部屋を取ると我慢できないと口付けを交わし、シャワーを浴びていないペニスに食らい付くと、口内射精を受け入れてしまう。そして正常位で立て続けに生中出しを受けて一息ついていると、タイミング悪くみちるから電話が入り、お母さんさえ良ければ壮介の相手になって欲しいと頼まれる。

性交痛がひどく挿入もままならない、性欲発散のためなら風俗に行っても構わないと話しているが、浮気されるのは…と娘から複雑な事情を伺っただけに浅子は壮介に抱かれることを決意する。話を聞くとどうやら壮介も童貞同然で経験不足な者同士と気付き、浅子は女体の可愛がり方をレクチャーするという名目で性交を重ねていく。壮介の振る舞いも大胆になり秘毛を剃られた浅子は、その二日後の晩に寝室を訪ねてきた婿をベッドに四つん這いにさせローションまみれの太竿を手袋で扱き、更にはアナル舐めをしながら射精に導いてしまう。

その翌日泊まりの出張で浅子が出掛けると、壮介は昼食に早紀がこしらえてくれたミートボールを次々に食べさせられ、更に買い物へ出掛けた帰りには公園のベンチに座ってエクレアを無理やり口に含まされて閉口する。こんなことが昔あった…と思いにふけていると、早紀の口から壮介が大学生の時に一緒に遊んであげた「男子」が自分だと打ち明けられる。かつて浅子が付き合っていた男に性的な悪戯を受けそうになり心に傷を負った早紀は、女である自分を否定するかのように男子として振る舞っていた。壮介と遊ぶうちに男を意識し始めて女らしく成長したのに、久しぶりに再会したらすっかり忘れられていたとふくれたものの、早紀は自分もママと同じように抱いて欲しいと迫る。
帰宅して夕飯を終え壮介が入浴していると、早紀も遅れて浴室へやって来る。早紀は姉が性交を嫌がったり、母が男断ちをした原因は自分にあると自責の念に駆られており、しかも壮介に抱かれることは既にみちるが承知していると聞かされて彼も決意を固める。早紀の寝室で浅子から教わった通りに四つん這いにして一時間もクンニで連続絶頂に導くと、バックにしたまま処女穴を貫き、衝動のままに三度も中出ししてしまう。

翌朝壮介は早紀の部屋で目覚め階下に降りると既に浅子が帰宅しており、当然のことながら早紀とも関係したことに気付かれてしまうが、仕事を終えて帰宅するとどうやら早紀とは話が着いたらしい。その晩に浅子の寝室へ向かうと黒と白という対照的な下着に身を飾った母娘に出迎えられ、みちるが出張から戻ってくるまでの五日間は二人とのレッスンに費やされる。帰宅したみちるは仲の良い壮介と母妹を見て、物憂げな表情を浮かべながら自らは性的な関わりから退こうと考えるが、浅子と早紀は示し合わせたかのようにみちるの身体を押さえ付ける。クンニを拒んでいると壮介から聞いていただけに浅子は受け入れなさいと告げ、すっかり秘穴が解れたところでペニスを挿入される。単によく濡れていなかっただけなのかもしれないが、思ったほどの抵抗もなかったことに安堵した壮介は早々と中出しすると、あと二回は注いであげると微笑むのであった。


【レビュー】

2005年のデビュー以来作品数も19となった本作は、『幼なじみの母娘vs.熟母【新しい家族】』(2015年4月刊行)及び『初めてづくしの家 ふたりのママと妹』(同12月刊行)の連作から1年振りの長編新刊である。この2作品を間に挟むように『特選小説』誌上で掲載された作品を集めた短編集が2冊刊行されており、長編への意欲が落ちてきているのかなと個人的には心配していただけに、この時期の刊行というのは嬉しいサプライズである。

前置きが長くなってしまったが本作は題名の通り23歳の主人公が24歳の妻・みちると結婚し、新居を建てたばかりの彼女の一家に「ムコ殿」として迎えられるところから話が始まる。多忙な妻が海外出張をしている間に主人公は「嫁の母」・浅子42歳と酔った勢いで関係を結んでしまい、焦った彼は妻にありのままを告げると何と怒るどころか浮気を認めるかのごとくの返事が…という切り口である。主人公と妻の関係は極めて良好なものの夫婦の営みが正常に出来ず、しかしながら本番より前の行為は実に濃厚という複雑な事情がある。

浅子は娘夫婦の行為を収めた画像を偶然に見てしまい淫欲を刺激され、更には娘の黙認もあるとするならばと主人公に「女性の愛し方」を教えるという名目で関係を持つ。立て続けに三度も出来てしまうほどのムコ殿の絶倫ぶりにメロメロになってしまうのは、神瀬作品お馴染みの社会的立場のある熟女ヒロイン(未亡人)が年下の主人公に溺れていく…というこれまでの作品の女性像と変わりない。但し今回の浅子は娘の夫である主人公に対し、積極的に交わりを重ねていくところに新味を感じさせる。

そんな中で幼い頃にある事件により男性不信に陥っていた「嫁の妹」・早紀16歳が母と義兄との関係を知り、元々抱いていた淡い感情が昇華して関係を求めるのも黒本ではすっかりお馴染みの展開であり、そんな彼女も浅子に教わった主人公の技巧によって陶酔させられていく。早紀には幼い頃からの主人公とのエピソードが用意されていて男であっても彼だけには気を許し、姉との一件も自分に責任の一端があるからと健気な一面を覗かせている。

母娘が互いの関係に気付くものの修羅場とならないのも神瀬作品ならではで、みちるの為に主人公に性の経験を積ませていくという同じ目的を持つもの同士であるため3P展開に雪崩れ込んでいき、終盤はあるべき結末へ向かっていくだけに読後感はとても良好である。但し早紀にエピソードを設定したのであれば終盤が駆け足になっていくのは勿体ないと感じさせ、みちるとの情交場面も含め正直もう少しボリュームが欲しかったかなと望むのは贅沢な話であろうか。






上記の通り管理人がAmazonの商品レビューに挙げましたけど、「もう少しボリュームが欲しかったかな」とこれが結論ですね…。
折角の神瀬知巳さんの新作なのだから、別に400ページ近くあったって良い。それだけの実績のある方なのですから、結論を急がさせずに書きたいように書かせてあげて欲しいと願いたいです。まぁ売る側としてはGW前やお盆前と並び、年末年始は売れる時期であろうと承知していますし、だからこそ12月は神瀬知巳氏と御堂乱氏の二枚看板のラインナップだろうと思われます。

※追記

1/20よりフランス書院公式ホームページにて、Web企画で本作の「ロング&ロングエピソード」を5週に渡って公開していますが、どうやら4月発売の新刊の出だしとなるようですね。楽しみにしましょう。連載部分はみちる&早紀の3Pや、みちるの承諾を得て早紀を抱く場面が描かれています。


DSKさん、愛好家Sさんのブログでも本作をご紹介なさっています。
2016/12/26 発売淫らな新居-嫁の母、嫁の妹著:神瀬知巳、フランス書院文庫→ Amazonはコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。(娘婿の×××を握ってしまうなんて……)手の中で脈打つ熱く硬い肉茎に高揚する浅子。新居で始まった同居生活。娘夫婦の営みの匂いが、孤閨に悩む未亡人に「おんな」を目覚めさせる。「して」「入れて」「欲しいの」渦巻く懊悩が、濃厚なフェロモンを放たせ、42歳を背徳の海へ……(引用元:Amazo...
淫らな新居-嫁の母、嫁の妹(著:神瀬知巳、フランス書院文庫)

4197『淫らな新居【嫁の母、嫁の妹】』神瀬知巳、フランス書院/フランス書院文庫、2016/12 発売●あらすじ入り婿して妻の家族と同居している青年が、妻の出張中に酩酊して帰り、妻と間違えて義母と性交に及んでしまうも、ある事情から妻公認で義母との関係が続き、それを知った義妹とも深い仲になってしまう。●登場人物【綾川壮介】23歳。医療機器メーカーの新入社員。みちるの夫。入り婿。兄が二人いる。物腰がやわらかく穏やかで...
4197『淫らな新居【嫁の母、嫁の妹】』





【参考作品】

庵乃音人「妻の姉【二週間の秘園】」

妻の姉【二週間の秘園】
庵乃 音人
フランス書院
2014-06-27



七海優「妻の母vs.妻の妹vs.おさな妻」





何だか「妻の(嫁の)○○」と言うと似たり寄ったりな結末に持っていきがちという印象ですし、過剰なまでの熟女ヒロイン寄せというのもそろそろ食傷気味であります。(制約の多いなかで、作家さんが色々と工夫を凝らして捻りを入れているのは、十分に承知しています。)来年こそは、これが神瀬知巳の誘惑作品だ!という独自性を見たいなと切に願っています。

tag : 社会人主人公 母娘丼 処女

2016年12月刊情報&2017年1月刊情報

2016年も今月を残すのみとなりました。年末だからと何かと世間は騒がしいのですが、自分のペースを守って穏やかにいきたいものです。


●フランス書院文庫2016年12月刊情報


12月も凌辱作品が多い月となっています。暫くはこうした傾向が続くものと見られ、ことに誘惑作品は作家さんが足りなくて同じような顔触れにも感じますが…。(コメントの使い回しですみません)


「これから出る本」(公式ホームページ)






天崎僚介『義母、そしてママの友人と【最高の初体験】』




「あなたの大好きなママより、今は私を見て」吐息がかかる距離で甘薫ただよう柔乳を密着させ、
陸の昂りきった硬直を優しくしごくママの友達・景子。フェラチオ実習、クンニレッスン、アナル授業……
37歳の熟肉で次々と施される艶めかしい性の洗礼を超え、待っているのは、若義母・綾と交わす最高の禁忌!



着実に作品を重ねていく天崎僚介さんの新刊は、やはり西門京作品を意識した古式ゆかしい誘惑作品の傾向ですね。楽しみにしたいと思います。






御堂乱『人妻没収』

人妻没収 (フランス書院文庫)
御堂 乱
フランス書院
2016-12-26



「ああ、佐和子はお尻で淫らに啼き狂うのが好きです」背後から双臀を抉られ、命じられた台詞を口にする人妻。
肉体への尋問、連日の精液注入、執拗なアナル姦……国土を侵略され、貞操まで「没収」される悪夢の性宴。
抗う心とは裏腹にいつしか穢される悦びが湧き上がり……敵国の兵士に捕らえられ、辱めを受ける女たち!



御堂乱さんの近作は「国家」だったり「銀河」だったりとやや仰々しい設定での凌辱作品が多いようですが、基本的な路線は変わっていないようでして…。400頁超えの大作なだけに読みごたえがありそうです。






神瀬知巳『淫らな新居【嫁の母、嫁の妹】』




(娘婿の×××を握ってしまうなんて……)手の中で脈打つ熱く硬い肉茎に高揚する浅子。
新居で始まった同居生活。娘夫婦の営みの匂いが、孤閨に悩む未亡人に「おんな」を目覚めさせる。
「して」「入れて」「欲しいの」渦巻く懊悩が、濃厚なフェロモンを放たせ、42歳を背徳の海へ……



正直管理人は今年中の神瀬知巳作品の刊行は無いものと思っていました(苦笑)それだけにサプライズな訳ですし、意外にも「嫁の(妻の)」ネタは長編で初めての試みでもあります。前作の短編集で書き下ろした作品も妻の母親が淫らでしたから、ここに何らかの着想を得たのかもしれませんね。






天海佑人『【義母と二人の姉】 夫の連れ子に調教されて六日目』




「もうゆるしてっ……ママ、壊れちゃうっ」逞しい背中にしがみつき、腰をくねらす義母。
夫の連れ子に母親と認めてもらえない焦りで姦係を結んだ日から、佳織は息子の性玩具に!
家族の傍でのフェラ、玩具責め、二穴解剖……次第に言いなりになることに快楽を感じはじめ……



すっかり天海佑人作品では「調教されて」の題名が定着しましたが、本作は連れ子が題材の悪魔少年ものでしょうか。最近のフランス書院文庫の凌辱作品のトレンドになりつつあります。





宗像倫『隣の部屋の新妻【無理強い】』




「仕方ないですよ、奥さんが刺激するんだから」隣室から聞こえる新婚夫婦の喘ぎが祐一を暴走させた!
人妻が垣間見せた「隙」につけこみ忍びこんで、初々しい秘唇へ押しこまれた、力ずくの怒張。
清楚な美貌に隠された新妻の、牝の本性が露わに……やめられない、終わらない――最高の隣人調教!



1年振りに復活した宗像倫さんの新刊は、以前のような「無理強い」ながらも「和姦」というテイストに戻られたようで、楽しみにしています。





蜜蟲『四匹の未亡人奴隷 義母、叔母、女教師、美母』




「ああ、拓海、お願い、奥ばかり突かないで」夫の遺影の前で息子に蹂躙される未亡人美母。
犯されながらも憂いを帯びた表情には色香が匂い、欲情を煽られた青狼の律動はさらに激しくなる。
言葉では拒みながらも熟れた躰は溺れはじめ……淫欲の泥沼に囚われる四匹の喪服妻たち!



表紙に「mitsumushi」と書かれていますから、「みつむし」さんと呼んで良さそうです。路線としては花邑薫さんの『熟女の沼』のようなそんな印象を抱きますが、4人だと始めから1人くらいは淫らな関係でないとページが足りない気がします。






●フランス書院文庫X 2016年12月刊情報









結城彩雨さんの作品は殆ど存じ上げないのでウェブ検索に頼らざるを得ませんが、結城作品の愛読者の方のサイトによると、かつてSM雑誌に連載された作品の改題がハードXノベルズで書籍化されたらしいです。但しそれは完全版と呼ぶのにはほど遠く、他の作品と合体させたような作りだったらしいです。今回はファンの方の期待に応えることはできたのでしょうか…。





DSKさんのブログでは、12月刊行の「気になる」作品をピックアップなさっています。
2016年12月発売予定の官能書籍から気になる作品をDSKが独断と偏見でピックアップ!▼フランス書院文庫X 2016/12/12 発売人妻と肛虐蛭Ⅰ-悪魔の性実験編(著:結城彩雨)→ Amazonはコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。「娘を守りたければ俺の肉奴隷になるんだ、奥さん」一本の脅迫電話が初美の幸せな人生を地獄に!美臀痴 漢、全裸浣腸、羞恥の肛虐ショー。第二、第三のおぞましい肛姦魔の登場により、人妻を調教...
2016年12月の気になる官能書籍








●フランス書院文庫2017年1月刊情報


鷹山倫太郎『てほどき未亡人兄嫁【独り身】』

榊原澪央『四泊五日の修学旅行で襲われた三人の女教師』

相馬哲生『隣りの席の女【無理やり姦係】』

七海優『筆おろし教育実習 女教師母娘、ママが…』

上条麗南『徹底服従 彼女の母、彼女の姉、義母』

鳴沢巧『人妻【暴虐】牝狂い』



通し番号が4200番台に入りまして、月6冊ペースを堅持されるなら2017年は4201~4272までとなりそうですね。

ここ2ヵ月同様に誘惑作品が2、凌辱作品が4と相変わらずの凌辱強しのようです(涙)

まずは誘惑作品としてはデビュー間もなくにハイペース刊行となった鷹山倫太郎さんですが、これで3冊目となります。『僕だけの~』というと、羽沢向一さんが美少女文庫でよくこのタイトルを使っていただけに、懐かしくも感じた次第です。

ボクだけの巫女姉妹 (美少女文庫)
羽沢 向一
フランス書院
2012-09-21


巫女姉妹と言いながらも、姉妹と見た目が変わらない若々しいお母さんも登場する意欲作です。


寡作ながらも4冊目を迎えた七海優さんは『教育実習』なだけに、若い男子教師(の卵)が熟女教師たちの手解きを受ける分かりやすい誘惑作品になりそうですね。



2014年8月デビュー。第12回フランス書院文庫官能大賞新人賞受賞作品。


凌辱作品は近年刊行ペースが上がってきた榊原澪央さん、(仮)でも『力ずく』が入っていない相馬哲生さん、前作「の・ぞ・く【六匹の人妻】」以来2年振りとなる上条麗南さんと並びます。

の・ぞ・く【六匹の人妻】
上条 麗南
フランス書院
2015-08-14


上条麗南さんの直近の作品は、2015年1月刊行です。


そして最後に2017年初めての黒本デビュー作品は鳴沢巧さんですが、いつものように検索させていただきますと、「小説家になろう」で18禁も含めて作品を重ね、またシナリオライターとしてもご活躍の方で間違いないようです。


鳴沢巧さんのXマイページ(18禁)


黒本で刊行されるベースとなる人妻寝取られものもあるようですが、もしかすると全く別の作品かもしれませんね。





ここまでお付き合いいただき、ありがとうございますm(__)m

まだご挨拶の時期ではありませんが、来年も引き続きマイペースで更新していきますので、ご愛顧のほど宜しくお願いします。(2016年もまだまだ更新していきます。)

テーマ : 二次元総合 漫画・エロゲー・小説・エロアニメなど
ジャンル : アダルト

楠木悠「彼女の母は美熟女」

楠木悠「彼女の母は美熟女」
(フランス書院文庫、2013年10月、表紙イラスト:ゴトウヒロシ)

ネタバレ有り。御注意下さい。
2016年12月18日レビュー再編集。

作品紹介(公式ホームページ)

彼女の母は美熟女
楠木 悠
フランス書院
2014-09-02




【あらすじ】

大学時代の同級生の美貴と付き合っている圭吾は、一方でグラビアアイドルだった菜々美に密かな想いを抱いていたが、上司の香澄にも関心を持ち一夜限りの関係を結んでしまう。


【登場人物】

竹内圭吾
24歳。IT関連企業に勤める営業マン。同じ大学出身の美貴と交際して4年になる。高校生の時に父親が持っていた雑誌のグラビアを務めたナナに惹かれ個人サイトを立ち上げており、美貴と付き合うようになってから彼女の正体を知る。

桑島菜々美
45歳。美貴の母親。かつては「島田ナナ」の名で3年くらいグラビアアイドルをしていた。現在はセレブ向けのランジェリーショップを営んでいる。圭吾と美貴の仲が進展する事を願いつつ、圭吾に対しある願望を抱いている。Gカップの巨乳。

桑島美貴
24歳。外資系化粧品企業に勤め、現在は大手デパートの販売員として派遣されている。身長163cmでスタイルが良く、母親譲りの巨乳でEカップ。彼女は圭吾との結婚を望んでいるが、肝心の圭吾は香澄に惹かれてしまう。

佐伯香澄
29歳。圭吾が所属する営業二課のグループ長で、来春には課長への昇格が内定している。平均的な身長にやや慎ましやかなバストだが、まろやかなヒップラインが圭吾の好みに合っているらしい。男性との付き合いはここ5年無いが、性体験は豊富な様子。


【展開】

圭吾は二週間振りに美貴と逢い、レースクイーン風のコスプレで着衣のまま交わり連続絶頂へ導いたものの、結婚を意識する彼女との温度差を否めずにいた。香澄への想いが頭をよぎり別れを切り出そうか迷い出すが、長年恋焦がれていた「島田ナナ」こと菜々美とも逢えなくなると思うと、結論を出せずにいた。

そんなある日香澄より大阪の企業へのプレゼンに同伴して欲しいと頼まれるが、一度ホテルに戻って化粧直ししてきた上司を見て脈ありだと感触を掴む。店を三軒はしごして香澄の部屋に雪崩れ込むと久しく男との交合が無かったようで、香澄からシャワーなんて良いからと即尺を仕掛けられると、圭吾も匂いフェチをどれだけ晒し出して良いか迷いつつ、嵌め心地の良い蜜壺に連続して交わる。翌朝酔いが覚めたのか香澄から一度きりと言われたものの、圭吾はそうはさせぬとばかりに唇を奪い、香澄を再び連続絶頂へ導いてしまう。

その頃圭吾は「ナナ」のファンサイトを見たという人物より、彼女がAV紛いの作品に出演していた動画を渡す見返りに、現在の菜々美の胸の谷間やパンチラの画像を寄越して欲しいと求められる。そこで出張から戻った翌日曜に菜々美の店を訪ねると何と彼女はタイトミニのスカートを履いており、しかも店の在庫整理を手伝ってと頼まれ、盗撮するのに絶好の機会を得られる。こうして自宅に戻り画像を確かめると菜々美は直にパンストを履いており、はみ出した肉ヒダまで露わになっていて思わずオナニーしてしまう。
モロ画像で相手は納得するかと思いきや更に厚かましいことに下着姿の画像もと要求されるが、そこで圭吾は前回すっぽかしてしまった美貴とのデートの約束の時に自宅に来ないかと誘われ、隠しカメラを仕込むチャンスと喜ぶ。美貴の自宅を訪ねると菜々美は泊まりで外出しているため、美貴にバレないよう何度も絶頂させて熟睡したのを確認すると菜々美の部屋に侵入し隠しカメラを仕込む。翌晩に遠隔操作ソフトを起動させると、帰宅した菜々美は部屋で補正下着を脱ぎ、乳房まで露わにしたのを見て興奮し、録画しながら圭吾はオナニーしてしまう。

ところがその週の金曜に娘のことで話があると菜々美に呼び出され桑島家を訪ねると、隠しカメラの存在が発覚し菜々美から叱られてしまう。「ナナ」の秘蔵動画の件で仕方なく盗撮したこと、本当に好きなのは菜々美だと自白すると彼女の態度が氷解して納得してもらえたものの、それでも娘と付き合いなさいと断られて改めて別の日に話をしようと追い出される。

翌日土曜に圭吾は資料作成の手伝いをして欲しいと香澄に頼まれオフィスにやって来るが、実は仕事は口実で会議室で口唇奉仕を迫られた感覚が忘れられないと、叱られて逆ギレした部下が上司を凌辱するプレイがしたいと提案される。セックスが終わると今度は部屋に来てと誘われ、圭吾は香澄の持っている下着の中からガードルを選び、これを着たままでしたいとリクエストする。更にアナルセックスまで体験し翌朝まで嵌め続けていたが、そこで香澄から自らの昇進に併せて大阪へ付いて来てと話を受けるが、やはり菜々美のことが気になり即答出来ぬまま帰ってしまう。

翌週圭吾は美貴に電話で別れたいと告げるが、その週末に菜々美のランジェリーショップへ呼び出される。自分のために別れ話になったのならばと菜々美は盗撮させた経緯は全て自分が仕掛けたこと、そのなかで「過ち」を期待してことを打ち明け、以前から圭吾の視線が気になっていたと話す。念願が叶って菜々美を抱くことが出来た圭吾は初めは口に、更に正常位や騎乗位などと空撃ちするまで嵌め続け、菜々美にもう一度美貴との仲を取り持って欲しいと頼む。香澄との一件も結論を急ぐ必要はない、今が最高の「モテ期」なんだから楽しもうと圭吾は考えを切り替えるのであった。


【レビュー】

2013年10月発売の本作が楠木悠名義の最新刊であり、「彼女の母」という題材は昨今のフランス書院文庫の脱近親相姦路線に沿った形での刊行ということなのかもしれない。メインヒロインは彼女の母・菜々美で45歳という年齢よりは、元グラビアアイドルという方に妙味を感じさせる設定である。菜々美の面影を感じさせるということから美貴と付き合い始めたのが先ではあるが、憧れの人に似た女性を選ぶのも必然の流れと言えるのかもしれない。

そんな母娘に加えて上司である香澄にも好意を抱く主人公ではあるが、読んでいて気になるのは「香澄≧菜々美>美貴」の順であるはずなのに、その時々の情交によって流されてしまったのが少々残念ではある。ただ官能小説の主人公に品行方正さを求める必要もないのだから、これはこれでありではないかとは思う。






「艶夜(つや) 四人の未亡人」の紹介記事でも挙げましたが、恐らくは楠木悠名義は櫻木充氏の使い分けではないかと個人的には感じています。当時は楠木悠作品はよく読んでいて、櫻木充作品はフェティッシュなのがちょっと…と忌避していたのもあります。ここ1年で櫻木充作品に触れてから改めて楠木悠作品を読み直すと、高い確率でその線が濃厚かもしれないと思いますが…。

本作のようにヒロインの年齢を40代に上げていくのは昨今のフランス書院文庫の傾向からすると、大いにありえるとは思います。ヒロインの年齢を若めにしたいのなら主人公の年齢も下げていかないと「禁忌感」は出しにくいし、それだと「おねショタ」ばかりにもなる。主人公が10代前半でヒロインが40代とすれば、下手すると「祖母と孫」の世代差にもなりますね。流石にこれはバクチではないかとは思えますが…。

母娘づくし【女系家族】
巽 飛呂彦
フランス書院
2016-03-04


「母娘づくし【女系家族】」

主人公(18歳?)と関係するのは、義母と義妹と祖母(55歳)というチャレンジングな作品でした。祖母の口調は「わらわは~じゃ」と時代かかっていますが、官能場面では素が出てくるので、普段から意識した口調だと分かります。


と話が脱線しましたが、個人的には来年以降に復活するとしたら楠木悠名義ではないかと感じています。高校生主人公による調教めいた情交はそろそろ食傷気味でありますし、青年によるロマンス系の展開も悪くないのではないかと思いますが、果たしてどうでしょうか。

tag : 社会人主人公

櫻木充「独身熟女(シングル)【おいしい寝室】」

櫻木充「独身熟女(シングル)【おいしい寝室】」
(フランス書院文庫、2014年3月、表紙イラスト:松原健治)

ネタバレ有り。御注意下さい。
2016年12月17日レビュー再編集。

作品紹介(公式ホームページ)

独身熟女【おいしい寝室】
櫻木 充
フランス書院
2014-12-26




【あらすじ】

クラスメイトの樹里と付き合っている恭輔はその義母の由華に強い想いを寄せており、密かに彼女の下着に悪戯していた。実は由華はその様子をビデオで隠し撮りしており、満更ではない様子だが…。


【登場人物】

篠本恭輔
18歳。陸上部に所属する高校3年生。かつては隣人だった樹里と恋人同然の付き合いを始めて久しいが実は由華に想いを寄せており、樹里が不在の折りに頻繁に進路相談を口実に遊びに来ている。童貞

西原由華
36歳。7年前に樹里の父親と再婚したが、2年前に夫を亡くしている。陸上選手の経験を活かし、現在はプロアスリート対象の理学療法士として働いている。エキゾチックな顔立ちに身長は170cm近くでスレンダーな体型。Bカップ。

西原樹里
18歳。女子陸上部に所属する高校3年生だが、将来は陸上に進まずに声優やアイドルを目指している。身長162cmでスレンダーながらもCカップと出る所は出ており、表面的には異性に冷たいが恭輔だけには甘える一面も。処女

平島美穂子
28歳。樹里が所属する女子陸上部の顧問を務める体育教師。由華の後輩に当たり、体型やショートボブにした髪型など彼女によく似た姿形をしているが、顔立ちは和風な点が異なる。恭輔の性的な視線に気付いており、童貞を貰おうとある企みを考える。

岩沢梨紗
45歳。樹里の実母でフリーアナウンサー。独立を機に家庭との両立が難しくなり、樹里の父親と離婚した。美魔女と呼ばれるように若々しく、グラマラスで魅力的な輝きを放つ。樹里を引き取る為に恭輔に近付く事に。立場上男断ちをして久しい。


【展開】

西原家を訪ねた恭輔だが由華が外出する事となり、これ幸いにと洗濯物を漁ると彼女の下着に悪戯し精を放ってしまう。何食わぬ顔で戻って来た由華は彼が帰宅すると自らの挑発に乗せられて自分の尻を触って来た少年のうぶな反応を思い出しながら、彼の悪戯の一部始終を収めた画像を見て満足すると精で汚された下着を履いて激しく自らを慰めるのだった。

ある日恭輔は美穂子から週末に受験先である彼女の母校を案内してあげると提案され、ポーチを無くしたので探して欲しいと頼まれるが、見付けたポーチの中に美穂子の下着が入っているのを知り何食わぬ顔をして自宅へ持ち帰ってしまう。土曜日に大学の案内を終えた美穂子から自宅へ来るよう誘われポーチを持ち帰った事がバレるが、元より怒るつもりの無い彼女から下着を何に使ったのかと問い質されながらボクサーブリーフ越しに扱かれ射精に導かれる。恭輔の精力に感心した美穂子はスキンを付けさせ初体験に導き翻弄されるが、教師としての矜持を保とうと一度きりの関係にしたいと告げたのに対し、恭輔は即答せず彼女との関係を続けたいと暗に匂わせるのだった。

梨紗と出逢い樹里との再会のお膳立てをした恭輔は再び樹里の不在を狙って西原家を訪ねると、何故かレオタード姿の由華にペースを握られて下着に悪戯した事を白状させられ、下着の媚臭を嗅がされながら立て続けに手や口で射精させられる。ところが恭輔はふとした拍子に盗撮に気付いて問い詰めると、由華よりこれまでの事は全て自分が仕組んだ罠だと謝罪を受け、立て続けに交わって膣内に射精し絶頂へ導くのであった。

ある日樹里に連れられた恭輔はそこが梨紗の住まいだと知り彼女と初めて会ったかのように振る舞うが、全てを知った樹里から感謝の言葉を掛けられ初めてを貰って欲しいと頼まれ、複雑な思いを抱きつつも優しくリードする。そして西原家を訪れると由華に対し樹里を梨紗の元に住まわせて欲しいと頼み、更に自分も樹里との関係を清算し正式に付き合いたいと告白する。始めは単にセックスをしたいだけと拒む由華だが、激しい情交に屈服させられ告白を受け入れる事に。

数日後恭輔は梨紗からシティホテルの一室に呼び出されアイドル志望の樹里を思い自ら身を退くと告げると口にすると、その報酬とばかりに熟れた女体を武器に誘われる。本当は若い性を貪りたいのにあくまでもしたたかな態度を崩さない梨紗に翻弄されつつも、自分は今モテ期の最中なんだと実感するのであった。


【レビュー】

2012年1月発売の「八人の美熟女」以来、2年2ヵ月振り、47作品目となる本作を発売した作者は1997年デビューのベテラン作家で、熟女・下着フェチに特化した作風でお馴染みである。

主人公と恋人同然の樹里に関わる人物が核をなしており、彼の本命で樹里の義母の由華、顧問教師の美穂子、産みの母である梨紗の3人の熟女がそれぞれの思惑で主人公を誘惑する。由華は主人公の想いに気付いているものの、樹里への深慮も有って敢えて本音は口にせず主人公が自分の下着に悪戯するのを黙認するだけで無く、盗撮したり迸りをオカズにしたりと結構前向きというかかなり弾けている。美穂子も主人公に想いを寄せており、脱ぎ立ての下着を潜ませたポーチをわざと落としてみたりと誘惑してみせるが、あくまでも由華の面影を追っているという主人公に取ってはやや微妙な立場と言える。

樹里と梨紗の母娘は先の2人に比べるとあくまでもサブヒロインの役割に過ぎず勿論情交場面は有るが、主人公の反応を見る限りはあまり愛情を注いでいない点がはっきり浮かび上がっており、個人的には残念に感じた点である。主人公は由華との関係を夢見つつも、据え膳食わぬはとばかりにヒロインからの誘惑は受け身で応じる計算高さや、自慢の精力で抜かずの連発でモノにするのはご都合主義な感じもするが、10代の少年らしい一面も垣間見えて個人的には好印象に感じた。主人公の情交は回数重視でヒロインの反応が押し並べて男に支配されたいという反応に終始するのはやや物足りず、いっその事梨紗くらいは痴女のような設定にして終始主人公を手玉に取り続けるのでも良かったかもしれない。

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神瀬知巳「【彼女の母】別荘で二人きり」

神瀬知巳「【彼女の母】別荘で二人きり」
(フランス書院文庫、2013年7月、表紙イラスト:川島健太郎)

ネタバレ有り。御注意下さい。
2016年12月16日レビュー再編集。

作品紹介(公式ホームページ)

【彼女の母】別荘で二人きり
神瀬 知巳
フランス書院
2014-08-19




【あらすじ】

善弘は恋人の茜に招待され彼女の母親の晴実と3人で別荘に向かう予定だったが、茜は急用で遅れて合流する事になりふとした弾みから晴実と関係を持ってしまう。


【登場人物】

瀬川善弘
16歳。高校1年生でクラスメイトの茜と恋人付き合いを始めたばかり。7歳の時に母親を亡くし、父親は恋人と共に暮らしており家には殆ど戻っていない。整った顔立ちの真面目で優等生の少年。童貞。

伊吹晴実
36歳。茜の母親で10年前に離婚し、広告会社を経営している。ウェーブ掛かった黒髪で上品で落ち着きが有り、知的な雰囲気のグラマラスな女性。

伊吹茜
16歳。晴実の娘。高校1年生でクラスメイトの善弘と付き合い始めた。ポニーテールの黒髪の美少女で、男女問わずにモテている。ラクロス部に所属しており、掛け持ちで試合に出るために遅れて合流することになる。処女。


【展開】

広告会社の経営が上手くいかず苛立ちを抱えていた晴実は、ある日プレゼンのために急ぎ足で歩いていると、落とし物を拾ってくれた少年をナンパ男と勘違いし頬を張ってしまう。翌日娘とその友人の男子と三人で別荘に向かおうとした時に、茜から善弘を紹介され彼が例の少年と知るが、娘がラクロスの試合の約束があるからと後で合流することになる。
海辺の別荘の掃除をしていて晴実はまたも善弘の行動を誤解し再び頬を張ってしまい、更に水着に着替えた自分に欲情したのだと知ってぺニスに触れてしまう。誤解を重ねたことで流石に自己嫌悪に陥り嗚咽した晴実を落ち着かせようと善弘は口付けするが、当の晴実は手で扱いてあげると提案し射精に導くが、テスト期間中はオナ禁だと茜に命じられたらしくなおもたぎったままである。そこへ茜から電話があり、もう一つ試合があるから明日別荘に来るとのことで、流石にその続きをする気にはなれず身体を離してしまう。

浜辺に下りてきた晴実は砂浜に敷いたシートの上に善弘を横たわらせて丁寧に日焼け止めを塗ってあげるが、その手付きが二度目をしてくれるものだと勘違いさせ初めは手扱きで射精させるつもりが、腰を掴まれて対面座位の格好で初交合に及んでしまう。旺盛な十代の性欲に翻弄された晴実は三度も中出しされ、更に別荘へ戻ると浴室で膣内に指を入れられたり、アヌスを舐められたりと羞恥を与えられた末にバックで再び種付けされるのであった。

夜を迎えて舞台を寝室に移すと、晴実は善弘に跨がりながら五度目の性交に及び、娘からの電話を受けつつも快楽に溺れていく。善弘からやはり茜とはきちんと付き合いたいから明日全てを打ち明けると聞かされ、無毛となった秘所や窄まりを弄られながらアクメを迎える。翌朝もお目覚めフェラから始まり、駅まで茜を迎えに来た車の後部座席でも飲精やカーセックスまでしてしまい、すっかり少年に溺れていく。

茜は別荘に着くなり善弘から土下座で晴実との関係を謝罪するが、真面目な母と彼氏の結び付きがどうしても信じられず、目の前でキッチンにいる晴実に誘惑してと告げる。きっと母は善弘を撥ね付けるはず、その期待を裏切るかのように晴実はキスを受け入れただけでなく、自らアナルセックスまで求めて来て茜も思わず秘所に指を伸ばしてしまう。そして自室で涙を流していると善弘が謝りにやって来るが、拳で鼻面を一発殴るもののそれでも十年来の恋だったからと許すことになる。雰囲気に流されて善弘に愛撫を受けているとそこへ晴実が現れ、仲直りするつもりで一緒に風呂に入ることに。

晴実の苦労を目の当たりにして来ただけに茜は母の反応を伺いながらも、彼女が一時の火遊びみたいなものとビジネスライクに取り繕うとするのを見逃さず、あくまでも自分が本妻だけども少しだけならシェアしても良いと提案する。こうして母の見守る前で破瓜儀式を迎えることになり、その前に晴実がフェラチオレッスンのつもりで茜に教えると、更には玉袋や尻穴にまで舌を伸ばして射精に導く。そして善弘は返礼とばかりに茜のクリトリスを舐め上げると正常位で破瓜に導き、次は晴実を抱き寄せて娘の目の前で中出しする。恋人のために自分を見捨てた父親を見返したい一心で勉強やスポーツに励む少年に恋した母娘は、二人とも受胎願望を抱きこれからの将来を夢想するのであった。


【レビュー】

前作の「若妻女教師と新人女教師」では尖ったタイプの主人公による二人の女教師との愛憎を描いていたが、本作は神瀬知巳作品でもお得意の母娘丼路線に回帰している。ナンパ男と勘違いしたのをきっかけに出会ってからまる三日というスピード感溢れた展開は、主人公が茜の言い付けを勘違いしオナ禁していて性的にムラムラしている事もあって、休まずに交わり続けるといういやらしさにも繋がっている。

彼女の母というタイトルから分かるように晴実に重きが置かれており、会社経営が上手くいかず勘違いの連続から涙を見せたり、想像した以上に旺盛な性欲を持つ善弘に翻弄されたりとなかなか可愛らしい部分も窺えたと思う。茜は遅れて合流すると善弘から謝罪されて、一応怒りを見せつつも理解を見せたのはやはり惚れた者の弱みでもあり、母娘の愛情の強さが感じられた。


DSKさん、愛好家Sさんのブログでも本作をご紹介なさっています。

2013/7/23 発売彼女の母-別荘で二人きり著:神瀬知巳、フランス書院文庫→ Amazonはコチラから。→ Kindle版はコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。年上リードのキス、濃厚なフェラ、とろける肉孔……別荘で彼女の母・晴実が教えてくれた性のすべて。蒼さの残る少女にはない大人の女性の成熟した魅力。朝から晩まで狂ったように舐め合い、繋がり合う寝室。彼女が来るまでの期間限定で秘密の関係に溺れるが……人気No.1、...
彼女の母-別荘で二人きり(著:神瀬知巳、フランス書院文庫)

1943『【彼女の母】別荘で二人きり』神瀬知巳、フランス書院/フランス書院文庫、2013/07 発売●あらすじ招待してくれた恋人が部活の練習試合に急遽行ってしまった事で、別荘で恋人の母と二人きりになった少年が、弱音を吐ける相手もなく不安な気持ちを抱えていた恋人の母と思いがけず深い仲になり、情事に溺れてしまう。●登場人物【瀬川善弘】16歳。童貞。高校一年。春子の息子。茜のクラスメートで恋人。整った顔立ちの真面目で優...
1943『【彼女の母】別荘で二人きり』







近年は12月刊行が多くなった作者ですが、2016年も12月に最新作の刊行となりました。




(娘婿の×××を握ってしまうなんて……)手の中で脈打つ熱く硬い肉茎に高揚する浅子。
新居で始まった同居生活。娘夫婦の営みの匂いが、孤閨に悩む未亡人に「おんな」を目覚めさせる。
「して」「入れて」「欲しいの」渦巻く懊悩が、濃厚なフェロモンを放たせ、42歳を背徳の海へ……



一つ前の短編集「僕と五人の淫未亡人 僕の母、義母、兄嫁、ママ、彼女の母…」では「妻の母」を題材とした新しい切り口となる短編が載せられていましたが、本作では更に「妻の妹」まで登場します。こういう作品では大体「妻」の立場はあってないものですが、神瀬流ではどう捌くのか楽しみです。

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宗像倫「幼なじみの継母娘(ははこ)」

宗像倫「幼なじみの継母娘(ははこ)」
(フランス書院文庫、2014年10月、表紙イラスト:ゴトウヒロシ)

ネタバレ有り。御注意下さい。
2016年12月15日レビュー再編集。

作品紹介(公式ホームページ)

幼なじみの継母娘
宗像 倫
フランス書院
2015-03-06




【あらすじ】

退職し故郷に帰って来た浩司は、幼馴染みの栞と出逢い既に結婚している上、継娘の千尋や茉莉が居るのを知る。数日後茉莉と再会するが何故か彼女は性行為に積極的で、継母の栞や姉の千尋とも関係を持たせようとする。


【登場人物】

菅原浩司
34歳。仕事を辞めたばかりで帰省したが実家に帰る訳にもいかずにアパートを借りて一人暮らしを始めたが、街中で幼馴染みの栞たちとバッタリ再会してしまう。現在は無職で独身。

藤堂栞
34歳。浩司とは小学時代からの幼馴染みで、大学時代の恩師である定年間近の夫と結婚し、男児をもうけている。黒髪のボブカットが似合い、肉感的な肢体の持ち主。

藤堂千尋
高校3年生。栞の夫の連れ子に当たるが、栞とは適度な距離を置きつつも上手くやっている。母親の血筋の影響から髪は明るい茶色だが、長く伸ばし清楚な印象を与える。男性との付き合いは無く、やや臆病になっている。

藤堂茉莉
高校2年生。栞の夫の連れ子。陽に焼けた健康美と人懐っこい性格が特徴の美少女。吹奏楽部に所属。栞とは早くから打ち解けている。姉ほどではないが茶色かかった髪色にショートカットで快活な印象を与える。中学3年の時にロストヴァージンしてから、男性経験は今の彼氏を含めて3人目。ファザコンの気があり浩司にも甘えて来る。


【展開】

15年振りに栞母娘と再会した浩司は自分との境遇の差に引け目を感じそそくさと別れるが、数日後本屋で茉莉と出会い自宅まで車で送ることになる。そこで好奇心旺盛な茉莉の積極的な態度に脈ありと見てデートスポットの高台に連れて行くと、軽自動車の車中で濃厚なキスを交わし相互愛撫した後で、避妊具を付けて正常位で行為に及ぶ。その途中で栞から連絡が入り肝を冷やすものの、茉莉はあっけらかんと継母の大事な人を奪うつもりだったと誘惑の意図を明かすと、浩司は大人の余裕たっぷりにスローな腰遣いで絶頂へ導くのであった。

茉莉を抱いた三日後栞から同窓会の打ち合わせをしたいからと自宅に招かれるが、トイレを借りてリビングに戻る際に息子を寝かし付けようと添い寝している栞に触発され、後ろから抱き付く形で犯してしまう。更に数日後栞が自分の誘いを断らずに現れたのに気を良くして自室に招くと、中学の時から好きだったと告白を受けて正常位で交わり中出しまでするが、当の栞から人妻であることに拘りを持ちこれで最後にしてと懇願される。

それでも栞との密会は続き藤堂家の浴室で栞をバックから対面立位、更には駅弁スタイルにして辱しめを与えるが、そんな性交を下校した千尋に見られてしまう。栞は千尋に事情を説明するとともに浩司との連絡を断つが、それに困った浩司は茉莉に電話しラブホテルで密会する。継母との関係をあっさりと看破されたものの、茉莉もMっ気が強いようで求められるままに後ろ手に縛って目隠しして四つん這いで犯すと、本気で泣き出すほどの絶頂に陥ってしまう。

茉莉から何なら千尋も巻き添えにすればとアドバイスを受け、夏休みも目前に迫ったある日浩司は茉莉の部屋でバックで交わっていた。隣室にいる千尋が声に耐えかねてドアから中を覗いていることを承知で茉莉をイカせると、千尋に声を掛けて部屋に引きずり込む。初めは筋書き通りに千尋を犯すつもりだったのが、姉が処女だと知った茉莉も反対に回ったため、剛直を扱かせることで納得する。千尋は妹にレクチャーを受けながらもグロテスクなぺニスを口に含み、茉莉が浩司の指ピストンで絶頂するのを見ながら自らも快感を貪るが、口内に白濁を吐き出されて呆然としながらも飲精してしまう。

夏休みに入りどうにか千尋を説得した茉莉は、夏祭りを口実に浩司に引き合わせると彼氏に誘われたからと二人きりにする。処女を捧げるつもりの千尋は浩司の自室を見たいと告げるが、浩司は気が変わらない内にことを急ぎ、木陰で対面立位にして交わろうとする。人がやって来て行為を中断せざるを得ずに部屋にやって来ると、茉莉にしたように全身を愛撫して快感を引き出し正常位にして交わるが、千尋の締め付けの強さに剛直を引き抜く間もなく膣奥へ射精する。

千尋の理解を得られた浩司はある日茉莉がいない日を狙って藤堂家を訪ねるが、二人の継娘ともども彼に抱かれていたと聞かされて栞はショックを受けてリビングに逃げ込む。夏休みが終わるまでという浩司の言葉に流され、千尋の見守る前で指ピストンによる絶頂を迎えた栞は、騎乗位を求められて先に達してしまう。浩司は次は千尋を呼び寄せると立ちバックにさせ、栞に見せ付けるように腰を遣うとフィニッシュは口腔に精を注ぎ込むのであった。

8月に入り外出して不在がちだった茉莉が家にいる時に浩司は栞との母娘3Pに興じ、彼氏がいるのにエッチは浩司の方が良いとあっけらかんと告げる茉莉に苦笑いを浮かべながらも、栞には素股をして欲しいと求める。素股が騎乗位になると茉莉には顔面騎乗をさせ、早く交わりたいのなら継母をイカせてごらんと唆していると、そこへ千尋が予備校から帰宅する。栞、茉莉と立て続けに剛直で絶頂に導くと、千尋の腕を拘束しまだ未熟な膣内に指ピストンを始めて快感を教え込んでいく。千尋に挿入したが既に焦らされ続けていただけに浩司も長くは持たずに、フィニッシュは茉莉の口内に白濁を吐き出し飲精してもらう。

当初の約束通り夏休みが終わる前に母娘たちと逢うのを止めた浩司は、再就職先を見付けて忙しく働いていたが、11月も半ばを迎えたある日栞の連絡を受け車を走らせて初めて茉莉と行為をした高台の駐車場へやって来る。継娘たちの近況を聞いた浩司は来春進学を迎える千尋との仲も復活すると確信しながらも、言い訳がましく密会を求める栞が戻ってきたことに喜び、一回口唇奉仕で射精してから彼女を抱こうと決意を固めるのであった。


【レビュー】

「強引な和姦」という誘惑作品と凌辱作品の中間という路線を貫いて来た作者の3作品目だが、本作では誘惑作品寄りに舵を切ったように感じる。主人公に取っては幼馴染みの栞が勿論本命扱いなのだが、母娘ハーレムのきっかけとなった茉莉が父親を奪った栞に対して複雑な感情を抱いており、ファザコン気味な嗜好から似た雰囲気を持つ主人公に対して親和性を感じている為に入り組んだ展開になっている。

栞と情交を結びあられも無い反応を見せて満足するも身体と心は流石に一体では無く主人公は対応に苦慮するのだが、もう一人の継娘の千尋を糸口として「全員攻略」を果たし、栞も結局は嫉妬もあってか主人公を受け入れてしまう。そこから母娘丼のハーレムで締めない所がこの作者らしい所と言えそうだが、主人公が無事再就職を果たした上で栞との関係が復活しそうな流れは個人的には女性目線で書くのが得意なのか、或いは女流作家なのかもしれないと思われる。






2015年の「てほどき先生 予備校講師、クラスメイト、隣人、そして従姉と…」以来、ちょうど1年振りに宗像倫氏の新作が刊行となります。




「仕方ないですよ、奥さんが刺激するんだから」
隣室から聞こえる新婚夫婦の喘ぎが祐一を暴走させた!
人妻が垣間見せた「隙」につけこみ忍びこんで、
初々しい秘唇へ押しこまれた、力ずくの怒張。
清楚な美貌に隠された新妻の、牝の本性が露わに……
やめられない、終わらない――最高の隣人調教!




若干入り組んだ作風がお得意なのかな?と思われ、前作でもその複雑さが女心そのものかもしれませんが、男性読者が多いだけにストレートな誘惑作品としてくれた方が良かったのかなとは思います。本作はあらすじの時点ではあからさまな凌辱となりますが、【無理強い】なだけにデビュー当初の強引な和姦路線に近いのかもしれません。

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美野晶「とろける巫女姉妹」

美野晶「とろける巫女姉妹」
(竹書房ラブロマン文庫、2016年12月、表紙イラスト:大柴宗平)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

留学中の青年・信平はある日、義母の千都子より実家の神社の後継ぎとなって欲しいと帰国の要請連絡を受ける。しかも千都子の実娘である三人の義姉のなかから一人と結婚しなくてはならず、想い人である長姉の梨帆とは気まずいまま再会するが、何故か千都子から逆夜這いを仕掛けられ…。


【登場人物】

沢門信平
24歳の大学院生で米国留学していた。実家は神社で一応は宮司の資格を持ってはいるが後を継ぐ気はなく、先輩のつてにより大手企業に就職するつもりでいた。少年時代に長姉の梨帆に嫌われることをしたと思い込み、それがきっかけとなり家を出て暮らすことを選択していた。女性経験はある。巨根。

沢門千都子
40代半ばで信平の父親と再婚し宮司の資格を持っていて、実質的な神社の責任者的な存在。30代と言っても十分に通用するくらい若々しく、前夫との娘を三人産んだのにも関わらず垂れていないIカップの巨乳を自慢にしている。信平の持つ能力が必要となり帰国を要請したが、奥手だと思い込み逆夜這いを仕掛けてくる。

沢門梨帆
26歳。千都子の長女で神社の巫女として母の手伝いをしている。切れ長の目に黒髪のロングヘアーが似合う美女だが、生真面目な性格が災いしてか取っ付きにくい印象を与える。初めて会った時から信平に好意を抱いていたが、彼が中学の時に千都子のブラジャーを拾ったのを見て思わず頬を張ってしまって以来、ぎこちないままになっている。Hカップの巨乳。処女。

沢門桃花
25歳。千都子の次女で姉妹の中では唯一働きに出ており、神社との関わりはない。男っぽい口調と性格でガサツな一面もあるが、背が高くスタイルが良いHカップの美女。結婚の話を聞いて自らも信平の嫁候補となり、これまで抑えてきた愛情を露わにする。

沢門杏花
25歳。千都子の三女で桃花とは二卵性の双生児なので、小柄で髪も短くし少女のようにも見える。口数が少なく信平の持つ能力にも気付いていた上に、梨帆に気を遣っていたのもあって彼への好意を見せずにいた。意外に男性経験はあり、バストはFカップと姉たちよりは小さいが十分に巨乳。


【展開】

帰宅した信平は千都子の若々しさに感心し、梨帆とは相変わらず気まずいままの再会となったものの、その晩話があると千都子が寝室を訪ねてくる。唐突に神社の後継ぎとなって娘の一人と結婚して欲しいと言われ、信平は皆が知っている梨帆とのいきさつを口に出し彼女も承知しているのかと質問する。すると千都子に押し倒されてしまい自慢の一物をしゃぶられると、信平は疑問は拭えないものの義母と騎乗位で交わり中出ししてしまう。

翌日巫女姿の梨帆に見とれながら境内の掃除をしていたが、その晩に何故か杏花が巫女姿で寝室を訪ねてくる。杏花は自分のような女は興味がないかもと言いながらも、初めて会った時から信平に好意を抱いていたと告白し抱いて欲しいと求める。信平は杏花の秘所をクンニしてあげると、意外なほど激しい反応を見せたことに感動しながら正常位で交わるが、フィニッシュは外へ出そうとすると口内に出してと求められ精を放出する。

翌朝本殿で仕事をしていた信平は梨帆に話し掛けられた折に、嫌いなら無理して結婚なんてしなくてもと気遣うが、当の梨帆は涙を浮かべながらもういいと立ち去ってしまう。彼女の本意に気付かぬままその晩に入浴しているといきなり桃花が浴室に乱入し、杏花を先に抱いたのが許せないと迫られる。後先に拘る理由は教えないと意地を張る桃花を四つん這いにして指ピストンで潮を吹かせると、羞じらう姿を可愛いと思いながら正常位で交わるが、好きと言う言葉を聞いて中出しする。それでも二回戦を求めてくる桃花にたじろぎつつも、応じるのであった。

数日後社務所にいる姉たちをよそに居間にいた信平は千都子に迫られ、以前抱いた時に比べて乳房に張りが出て若返ったのではと疑念を抱きつつ、お姫様抱っこで寝室に雪崩れ込み、正常位から立ちバックへと体位を変えて膣奥に精を注ぎ込むのであった。しかしそんな千都子の変化がイマイチ腑に落ちないまま、ある日信平は触わってはいけないと言われていた境内の大岩に触れてしまい意識を失い倒れてしまう。病院で意識を取り戻した信平は体内の血が沸き立つのを自覚しつつも、入院中の氏子会の会長の病室を訪ねると、沢門一族にまつわる話を聞かされ後を継いで欲しいと頭を下げられてしまう。

会長の話を聞いて死を意識し始めた信平だったが、その雰囲気を察したのかある日巫女姿の梨帆が現れ、乳房を露わにしながら抱いた欲しいと求められる。しかしまたしても信平は自分が嫌いなら無理する必要はないと返し、流石に梨帆も激昂して彼の頬を張って出ていくが、入れ替わりに千都子が現れて梨帆の気持ちを察してやれないのかと叱られる。
翌日信平は完全に嫌われたと夕方までふて寝していると、仕事から帰宅した桃花が部屋に現れて海岸までドライブに誘われ、膝まで海に浸かりながら死ぬ時は一緒だからと全力の告白を受けて抱き合う。しかしその時高波にさらわれずぶ濡れになり、濡れた服を乾かそうと浜辺にある小屋で暖を取っていると、桃花からセックスを求められて正常位から側位、フィニッシュはバックにして中出しする。

桃花だけでなく、杏花や千都子にまで毎晩のようにセックスを求められ、信平は梨帆との仲直りの前にまずは彼女たちとの関係を整理しなくてはと溜め息をつく。そんなある晩拝殿所に人影がいるからと杏花に起こされて向かうと、賽銭泥棒とおぼしき二人組と対面するが、そこへ弓を構えた梨帆が助太刀に現れる。しかし相手も拳銃を持っていて信平が銃撃を受け万事休すと思われた瞬間、大岩に願えという男の声が聞こえて強く願うと、傷口から黒い霧が大蛇の形となってあらわれ泥棒たちを撃退する。
力を使い意識を失った信平は病院に運ばれるが、目を覚ますと巫女姿の梨帆が付きっきりだったと知り、好きと言う告白を素直に受け入れる。一刻も早く二人きりになりたいと信平は退院手続きもせずに梨帆と抜け出しラブホテルに車を走らせると、愛撫されて羞じらう彼女を可愛いと思いながらも正常位で破瓜に導き、対面座位に変えると膣奥に精を注ぎ込むのであった。

梨帆とともに神社の後継ぎとして生きていく覚悟を決めた信平の寝室に、今夜も梨帆もやって来てネット通販で購入した白いメッシュの下着とタイツ姿を披露する。羞じらう梨帆に求婚しようとした瞬間、待ったとばかりに桃花と杏花が色違いのメッシュ下着とタイツを身に付けて乗り込み、修羅場となった時に更に黒の同じ格好の千都子まで現れる。四人とも対等にということで競い合うように信平と交わるが、千都子は屈曲位で絶頂してしまい、桃花とは騎乗位で、杏花とは駅弁スタイルで一度ずつ精を搾り取られる。信平は流石に十代の時ですら三度目なんて無いのにとおののくが、梨帆に求められて対面座位で中出しする。このままだと精気を抜かれて死んでしまうのではと、信平は嬉しい悲鳴をあげるのだった。


【レビュー】

竹書房ラブロマン文庫を中心に、「優しく頼りになる女性が、官能の火に灼かれてくずおれていく描写に定評」という作者による新刊である。「巫女姉妹」というだけに舞台は米国留学中の主人公【信平】24歳が実家である神社の後継ぎとなるべく、義母の【千都子】(40代)から要請され帰国したが、彼女の実娘である三姉妹のうちの誰かを選ばなくてはいけないという話である。

主人公は長姉の【梨帆】26歳を想い人としているが少年時代に起こしたある事件が契機となり、家を出て暮らすことを選ぶ。一方の梨帆は彼に対して決して悪い感情は抱いておらず、生真面目な性格が災いしてか女心に疎い主人公ともども両想いなのに、上手く伝わらないもどかしさが本作の主題ではあるが…。そんななかで結婚の話が出て自ら主導権を取ろうと、男っぽくガサツな次姉【桃花】25歳と、口数の少ない不思議系の末姉【杏花】25歳の二卵性双生児が先に主人公に迫る展開が全体の半分を占めている。

しかし三姉妹よりも更に目立つのが義母の千都子であり、娘たちよりも先に仕掛けて美味しい思いをしているし、終盤でも母ではなく一人の「女」として主張し娘たちによるハーレムにちゃっかりと乗っかっている。生真面目な梨帆が終盤では羞じらいながらも意外に積極的になるのも面白いとは思うのだが、千都子の出番により割を食ってしまっているし、桃花と杏花の双子に至っては折角の双子なのだから、それを生かした官能描写もあって良かったのかなとは思う。主人公が後継ぎになる経緯も語られているとはいえ、全体的には巫女という題材もあってライトでお気楽な印象の官能作品で読後感は良かった。

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「ラ・フランス」運用開始

2016年12月7日より、フランス書院文庫と美少女文庫の統合サイト「ラ・フランス」が正式に開始となりました。統合サイトだけではなく、フランス書院文庫及び美少女文庫のホームページもリニューアルされています。

「ラ・フランス」はじまりました!(編集部発)

この度は、サイトリニューアルにつきまして、ご迷惑をおかけしまして誠に申し訳ございませんでした。

本日より、「ラ・フランス」が開幕いたしました。

「ラ・フランス」ホームページ

「ラ・フランス」は、フランス書院(フランス書院文庫、美少女文庫)の「ポータルサイト」です。ここに来れば、「フランス書院の男性向け小説のすべてがわかる」というサイトを目指しております。

できるようになったことは以下の通りです。

●「フランス書院」と「美少女文庫」のアカウントを統合することで、ふたつのサイトを同じ「購入履歴」で管理することができます

●購入時に発行される「ポイント」も、「フランス書院」と「美少女文庫」で共通でご利用することができます

●物語冒頭を閲覧できる、「立ち読み」を充実。いずれは、購入できる電子書籍に関しては、すべての作品で立ち読みを設置するよう努めていきます

●「フランス書院eブックス」という電子書籍専門レーベルを創刊、オリジナル電子書籍の配信も企画しております。

●PC、スマートホンサイトのデザインを刷新。ご要望の多かった「新刊朗読」が、スマートホンサイトでも聞けるようになりました

その他も、さまざまな面でパワーアップしております。「フランス書院」と「美少女文庫」の枠を越え、「官能小説のポータルサイト」として、皆様に官能小説の情報を発信できるよう、努力してまいります。

ご愛顧いただきますよう、なにとぞよろしくお願いいたします。

(公式ホームページより引用)



「男性向け小説のすべてがわかる」ということで、系列であるプランタン出版(乙女系小説を刊行)の統合サイト

「レクラン」

を意識しているものと思われます。ポイントバックや値引きに惹かれているので、個人的にはあまり公式ホームページから電子書籍を購入する機会は無いのですが、フランス書院eブックスの内容は気になりますね。


DSKさんのブログでも「ラ・フランス」に関する記事をアップなさっています。
フランス書院のサイトがリニューアルしましたね。フランス書院http://www.france.jp/キーワードからの検索結果(表示)が縦の順並びではなくなってしまい、正直なところ見づらくて個人的にはイヤなのですが(^^;)、今後は電子書籍化作品を中心に「試し読み」が増えていくそう。これまでの「立ち読み」はそのままに本編の第一章相当分が「試し読み」となるようです。あと、全体的には電子書籍の直販を推進したいような思惑を感...
フランス書院サイトの新たな動き








フランス書院eブックス 電子書籍専門レーベル創刊!

電子書籍オリジナルの作品を中心にお届けします!

第一回配信は、

●『僕の恋人は熟女義母』小鳥遊葵
●『熟女教師との再会 美臀にそそられて――』小鳥遊葵
●『義母と民宿の母娘 美熟女たちの甘い誘い』小鳥遊葵

【今後の予定ラインナップ】

●巽飛呂彦『レ イ プ教室』番外編
●佳奈淳の未発表作品
●杉村春也の中編小説
●本藤悠の未発表原稿
●青橋由高の同人作品

(公式ホームページより引用、一部編集しています)




小鳥遊葵さんの電子書籍配信は、元々はリアルドリーム文庫で刊行されていた以下の三冊が底本となります。今年の夏ごろに電子書籍配信が終了したのを知った訳ですが、作者さんのブログでは今回の展開を示唆する記事が上がっていました。

僕の恋人は熟女義母 (リアルドリーム文庫 61)
小鳥遊葵
キルタイムコミュニケーション
2011-05-24









小鳥遊葵のブログ「再刊行。」

リアルドリーム文庫での表紙及び挿絵は岬ゆきひろさんによる肉感的な美女が魅力的ですが、フランス書院版は村山潤一さんによるオリエンタルな美女の表紙絵もまた一味違いますね。管理人は立ち読み部分しか読んでいませんが、リアルドリーム文庫版と比較するとそのままであり、誤字脱字や言い回し部分の微修正に留めたものと思われます。


今後の施策で気になるのは、「本藤悠さんの未発表原稿」と「青橋由高さんの同人作品」ですね。本藤さんは別に電子書籍限定でなくても良いのにとは思いますが、未発表であるのなら是非読みたいなというのが本音です。
青橋由高さんの方は毎年夏冬のコミケで「青橋商店」名義で出店なさっている同人誌で、美少女文庫寄りのイラスト付き作品と、文章だけの「作品集」の二点が発売されることが多いです。恐らくは後者の官能小説寄りの作品からチョイスなさるのではと思われますが、前者に付いてはご自身で電子書籍化を進めていらっしゃいますね。

一日一歩~青橋由高の特別でない毎日~「同人誌電子化プロジェクト第2弾」


とまぁかなり準備を重ねた上での新サイトのようですが、フランス書院自体が「熱しやすく冷めやすい」傾向なだけに、まずはコツコツと地道に積み重ねていって欲しいなあと願う次第です。


DSKさんのブログでも「フランス書院eブックス」に付いて記事をアップなさっています。
フランス書院文庫の新たな動きとして1つ前の投稿記事で紹介した電子書籍専門レーベルをここで改めてご紹介します。フランス書院サイトの新たな動きhttp://dsk18.blog.fc2.com/blog-entry-1169.htmlフランス書院eブックスhttp://www.france.jp/c/etc/fp_0040.html電子書籍オリジナルの作品を中心にお届けします!との触れ込みでオープンしたサイトで、今後の予定も出ています。【今後の予定ラインナップ】 ※公式サイトよ
電子書籍専門レーベル『フランス書院eブックス』

テーマ : 二次元総合 漫画・エロゲー・小説・エロアニメなど
ジャンル : アダルト

小鳥遊葵「熟女教師との再会 美臀にそそられて」

小鳥遊葵「熟女教師との再会 美臀にそそられて」
(フランス書院eブックス、2016年12月、表紙イラスト:村山潤一)

作品紹介(公式ホームページ)





底本はこちら

(リアルドリーム文庫、2010年8月、挿絵:岬ゆきひろ)

作品紹介(公式ホームページ)




※リアルドリーム文庫での小鳥遊葵作品の電子書籍の販売は終了しましたが、2016年12月よりフランス書院eブックスで取り扱い開始しました。


ネタバレ有り。御注意下さい。


【あらすじ】

中学時代の恩師・明海に想いを寄せる真一は、ある日体験実習の引率で来た女教師の頼子に誘われ一夜の関係を結ぶが、彼女が明海の友人で真一のことを話していたと聞かされてひと月後に迫った同窓会の日を心待ちにする。


【登場人物】

立花真一
25歳。三陸地方の港町でホテルマンをしている青年。働き始めて7年になるが営業成績が良く、現在は主任だが出世を目の前にしている。精力旺盛で女性経験は豊富だが、根は真面目な男性。熟女好きで巨根。

北山明海
真一の中学時代の担任で、十年前にタイムカプセルを埋めた際に再会を約束する。その時の思い出が忘れられず、友人の頼子に自慢気に話すことも。普段は女教師らしく貞淑だが、夫との性生活に欲求不満気味。

佐伯頼子
35歳。明海の大学時代の親友で、宮城県内の中学校の教職に就いている。勤務する学校の体験実習の幹事として真一の勤めるホテルに前日から泊まることになり、一夜限りの関係を結ぶ。二回り年下の教え子に告白され筆下ろしをしてあげようとは思うものの、年の差や立場を考えていずれ身を退くつもりでいる。既婚者。

水上可南子
25歳。真一の中学時代のクラスメイトで、他の女生徒より一際目立った美人。当時から真一に好意を寄せていたが、本人が明海にしか興味を示していなかったので気付くことはなかった。再会を機に初めてを捧げようと告白するが…。


【展開】

出張を終えて地元に戻り今日一杯は暇を持て余していた真一は、40歳近くになるマグロ船の船頭の妻と逢う約束をすると、自宅の玄関先で自慢の巨根を使ってメロメロにする。彼女がシャワーを浴びている間に、頼子から打ち合わせのメールをもらうと、憧れの女教師をイメージしながらいずれは親密な関係になるはずだと確信し、船頭の妻と二回戦に挑むのだった。

真一は体験実習の前日にやって来た頼子を駅まで迎えにいくが、彼女の口から明海の名前が出て大学時代の友人だと知り、更に明海が夫と上手くいっていないと話が際どくなるにつれて脈ありだと自信を抱く。そして国道脇のモーテルに入ると、真一は頼子の積極さの裏に教え子の少年に抱かれるつもりでいて、その予行練習で自分としたいのだと気付く。一度目は少年になったつもりで頼子を抱くと真一たちは港から島に渡り、日もくれた崖の上で明海を抱くつもりでバックで交わりめくるめく体験を果たす。

モテる真一は船頭の妻だけでなく、客室係のパートの未亡人と仕事の合間にホテルの空き部屋で彼女を抱くと、今度は40歳近くの若女将に声を掛けられる。男女関係がルーズな従業員たちの中で真面目だと評価されたものの、彼女の話振りからするとどうやら自分を誘っているように思えてならず、近い内に深い仲になるのかもと予感するのだった。

1ヵ月後学校の同窓会で郷里の島に渡った真一は明海は来ていないか探すが、あいにく用事があるらしく夕方から合流するらしい。そんな中でタイムカプセルを掘り起こしている時に、真一は可南子に声を掛けられ島の先端に行こうと誘われる。彼が明海に想いを寄せているのを知りつつも、自分はまだ処女だと告白した可南子からここで奪って欲しいのと迫られる。こんなところでと躊躇する真一だったが、熟れ始めた身体を抱き寄せる内にせめて女にしてやろうという気持ちになり破瓜へ導く。

そして夜を迎え宴の場で明海と再会した真一は、可南子のお節介や頼子から聞いた一夜の寝話に嫉妬の表情を見せる彼女に安堵して後で二人で逢う約束をすると、先に本土へ戻りホテルに泊まる予定の恩師を港で待ち受ける。可南子から私がライバルだと見なしていると聞かされて真一は苦笑いするが、車でラブホテルに着くと明海から頼子との顛末を聞かせてとねだられ、10年前に戻ったかのようにレクチャーを受けながらまるで筆下ろしをしてくれたかのような快感を味わう。

数日後仙台に住む明海と逢瀬のついでに上京して営業の予定を立てていた真一だったが、女将に呼ばれ課長に昇進させる代わりに見返りが欲しいと遠回しに誘惑され、マッサージと称して肉体関係まで結んでしまう。これからのことは分からないが、熟女にモテることに真一は嬉しさを隠せない。

数日後真一は仙台にやって来ると、すぐそばに住む可南子からタイミング良く連絡が入り、明海と逢うまでの数時間を彼女のマンションの部屋で潰すことに。男女が狭い部屋に二人でいれば何もないはずはなく、真一は明海と結ばれて以来可南子へ情が移るのを否めずに二度も中出しする。夜を迎えて居酒屋で明海と会ったものの、そこへ頼子から連絡が入り二人で泊まりに来ないかと誘われ部屋に向かう。

すると頼子は二回り年下で真一にそっくりな教え子と睦まじくしており、彼女が自分たちを呼んだ意図を理解し明海に情交を持ち掛ける。雑魚寝状態で交わる頼子と教え子の淫らさにほだされ、明海もとうとう提案を受け入れると、頼子たちに見せ付けながら真一のペニスに奉仕し、競い合うように肉交を始める。頼子たちから少し遅れてフィニッシュした真一は頼子からスワップを求められ、明海が少年に抱かれて中出しするのを見届けると、頼子からペニスを抜いて明海の膣内へ戻る。今夜は卒業試験だから一杯してと教え子に真摯な態度で告げる頼子を見て、真一の脳裏に可南子の姿が思い浮ぶのであった。

【レビュー】

中学時代の恩師に想いを寄せる主人公が同窓会を機に再会し10年前に果たせなかった告白をして結ばれるまでが主題であるが、恩師の明海には夫がおり社会的な立場があるし主人公も同じである。彼女の影を追い求める主人公はいわゆる熟女キラーであり、漁で夫のいない人妻や未亡人、勤務先の女将にクラスメイトと関係するヒロインは多い。確かにモテる主人公でも悪くはないのだが、熟女が3人いてはメイン格の明海や頼子の描写が割を食ってしまうのは必然的かもしれない。その辺を考えるとちょっと勿体ない気がする。

明海だけでなく彼女の友人である頼子も教職に就いており、それぞれの教え子と結ばれても家庭を投げ出してまでの恋に走るつもりはないであろうし、例えば主人公からみればクラスメイトの可南子という存在があるのだから釣り合いの取れる彼女にと考えるのは自然だと思う。だからこそのスワッピングというとちょっと違うかなとは思うのだが、作者としては果たしてこう書きたいという方向性だったのであろうか。若干尻切れ気味の終わらせ方に、やや違和感の残るところである。


DSKさんのブログでも本作をご紹介なさっています。
2010/8/30 発売→ Amazonはコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。中学時代の憧れの女教師・明海との十年ぶりの再会、恩師の美貌は何一つ変わらぬままだった――。憧れの美尻にそそられ、慕情が再び燃え上がる。「私は教師で、あなたが教え子。今もその関係なのよ?」明海の友人教師の頼子も加わり、三陸のホテルで激しい情事が繰り広げられる!★★★★★ 地方の島を舞台にした恩師との情感溢れる関係, 2010/8/30冒頭から余...
熟女教師との再会-美臀にそそられて(著:小鳥遊葵、リアルドリーム文庫)

tag : 社会人主人公 熟女限定 処女

高竜也「熟叔母三姉妹【秘悦】」

高竜也「熟叔母三姉妹【秘悦】」
(フランス書院文庫、2006年11月、表紙イラスト:松原健治)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

父の海外赴任に伴い裕吾は父方の叔母三姉妹に預けられるが、有希叔母のパンティを使ってオナニーしていたところを麻衣叔母に見付かってしまい、罰としてマッサージをして欲しいと命じられる。過去に残酷な目に遭った麻衣は少年の性に触れて、自らの慰めに利用しようとしていたのだが…。


【登場人物】

柏原裕吾
15歳。自動車メーカー勤務の父が中国の工場へ赴任するため、鎌倉の実家に住む真紀子たちに預けられる。性欲旺盛で特に私生活がミステリアスな有希に対し、強い関心を抱いている。医師を目指す成績優秀な少年で、週三回東京の進学塾に通っている。

柏原麻衣
27歳。柏原家の三女で自宅近くの女子高に勤めバレー部の顧問の一人として活躍している。かつて高校に通っていた時に肉体労働者らしき男に凌辱されて以来異性に恐怖を抱き、次々に優男風の相手と短期間の交際を繰り返していた。

柏原真紀子
37歳。柏原家の長女で裕吾の父に当たる兄が家業の資産管理に興味を抱かなかったために、彼女が実質的な家長の立場に就いており、5年前に夫を亡くして以来は実家に戻り再婚も一切考えずにいる。

柏原有希
30歳。柏原家の次女で大学医院に勤める有能な心療科医だが、プライベートは一切姉妹には明かさずに逆に裕吾の関心を招くことに。実は根室在住の妻子持ちの医師との不倫関係が続いており、陰では苦悩を重ねている。


【展開】

裕吾は自宅に戻るとおめかしした有希が珍しく慌てた様子で出ていくのを目の当たりにし、いつもは部屋を施錠するのに開いていたことに気付き、部屋に侵入し有希の下着を見付けるとベッドに横たわりオナニーを始める。その頃部屋で惰眠を貪っていた麻衣が有希の部屋の異変に気付き、裕吾の行為を目にしてしまう。その晩に罰を与えるという口実で部屋に裕吾を呼び付けるとマッサージをしてと命じるが、好奇心から手を出して来るだろうと期待し狸寝入りする。予想した通り秘所に目を向けた時に目覚め、叱り付ける振りをしながらも手伝いをしてあげると裕吾の勃起を晒すと、大人顔負けで仮性のペニスに圧倒されながらも手扱きで射精に導く。
このままでは済まないだろうと予感した麻衣は翌日体調不良で早退し裕吾の帰りを待ち受けると、案の定彼はセックスしたいとストレートに訴えてくる。ひとまず手扱きで一度射精に導くと浴室に逃げ込むが後を追って来て、更にもう一度射精させて今度は施錠して部屋でオナニーに浸ろうとするが、裕吾が執拗に扉をノックしていていかにも仕方なくを装い中へ招く。裕吾が上になり身体を重ねると麻衣は積極的に少年の乳首を愛撫するが、それだけで身体に挟まれた勃起が打ち震えるのを感じ、同じように丁寧に愛してと指戯によってエクスタシーを味わう。それでも時間がないからと翌土曜日に二人で湯河原に日帰り旅行へ出掛けると、念願の筆下ろしを叶えてあげるのであった。

しかし端から裕吾と深い関係に浸るつもりが無いだけに、性欲旺盛な彼の執拗な求めにウンザリし始め、女子バレー部の宿舎に住み込みでの寮長の話を受けると逃げるように引っ越ししてしまう。しょげる裕吾を見た真紀子は自分が二人の関係を知って引っ越すきっかけを作っただけに、週末に麻衣が忘れ物を取りに来ると連絡を受けて、裕吾が再び関係を迫るのではと危惧する。
麻衣は所用があり今晩は泊まらない、そんな事情は知らず塾から帰ってきた裕吾は、彼女が寝室に寝ているものと思い込み夜這いをかける。セックスを迫る前に手を借りて一発抜いたものの、うめき声をあげながら目覚めたのは何とネグリジェ姿の真紀子だった。ペニスを握らされて性的渇望に囚われただけに巧みに裕吾からして欲しいと言わせると、握っただけで呆気なく射精するが、十代の旺盛な精力を見せられて今度は口唇奉仕でイカせてしまう。
今度は自分の番と裕吾は真紀子の秘所を見せてもらうと舌で味わうが興奮のあまりに果ててしまうと、ぐったりとした叔母を浴室に連れていきシャワーを浴びせる。そしてバックで交わり膣内射精すると、寝室に先に引き上げ戻ってきた真紀子に今晩だけはならば何度しても良いねと言質を取り、指ピストンで膣内を撹拌して絶頂へ導く。そして四つん這いにすると興味のあったアナルへの挿入も果たすのであった。

一夜限りという約束を守り何ごともなかったかのように振る舞う真紀子を見て、裕吾は自分のために犠牲になってくれたのだと納得するが、麻衣がお見合い結婚をすると聞いて穏やかな気持ちでいられない。かねてより興味のあった有希宛てにある日手紙が届いたのを見て裕吾は密かに中を覗き、根室に付き合っている男がいてクリスマスに札幌で逢う約束をしていたのを反故にすると知るが、うっかり手紙を汚してしまいあわよくばを期待して有希には知らせずにいた。
先回りして札幌のホテルの同階の部屋を取りクリスマスディナーで正装した有希を見送ったものの、叔母を惨めに晒すのもと思い男は今晩来ないことを告げる。真相を知った有希は思い切り酔うと共に、後腐れのない甥だからこそと開き直り淫らになろうと決意する。
有希はマッサージを口実に身体を触らせて勃起しているのを目にするとまずは手で放出させ、汚れた手を洗って裕吾に浴室に連れていってもらい身体を洗わせる。飾り毛を剃られて興奮したせいか秘芯を舐められると潮を吹くほどの快感を得て寝室へ戻ると、今度は裕吾の乳首を舐めながらペニスを扱き口唇で精を受け止める。日付けが変わる頃有希は馬乗りになり裕吾の旺盛な性欲に溺れるが、翌朝早く置き手紙だけを残して部屋を立ち去る。
遅く目覚めた裕吾はフロントで有希が石垣島に向けて旅立ったと聞いて、叔母らしいと苦笑いしこのまま羽田に向かうのもつまらないと行き先を考えていたが、そこへ真紀子から電話があり父が本社に栄転し帰国すると聞かされる…。


【レビュー】

本作も三人の叔母を題材として中編を繋ぎ合わせた連作となっており、過去に凌辱されて刹那的な恋愛しか出来ない三女の麻衣、夫を亡くして以来ひとり身の長女の真紀子、不倫関係に嵌まっている次女の有希と三者とも傷を負った女性たちとの情交をメインに描かれている。性欲旺盛な16歳の主人公だけにペニスに触られただけで射精するほどだが、一晩で何度も勃起出来るほどの逞しさに叔母たちも溺れてはいくものの、やはり叔母と甥という関係は切っても切れない訳で一度きりになってしまう。

その一度きりだからこそ交合するまでのプロセスは実にいやらしく、高竜也作品ではお馴染みのオナニーの見せ合いや、白濁を浴びて身体に塗りたくるなどの描写が秀逸である。近年一人一章型で最後は…という作品が多いのだが、一章におけるパターンの豊富さでは近年の方が勝ると思うが、濃厚さと丁寧な描写においては高竜也作品も決して負けてはいないと思う。

tag : 高校生主人公 童貞 叔母

天崎僚介「義母風呂」

天崎僚介「義母風呂」
(フランス書院文庫、2015年1月、表紙イラスト:新井田孝)

ネタバレ有り。御注意下さい。
2016年12月7日レビュー再編集。

作品紹介(公式ホームページ)


義母風呂
天崎 僚介
フランス書院
2015-08-14




【あらすじ】

右手を怪我した義母の真利子の為に入浴の手伝いをしてあげる事になった和真だが、自分を子供と見なしているのか何故か裸体を惜しげもなく見せるのに不審を抱き、隣家のお姉さん的な存在である奈津美に相談すると意外な返答が返って来る。


【登場人物】

海原和真
今春高校生になったばかりの少年。身長は真利子より5cmほど低く小柄なのを気にしている。4年前に実母を病気で亡くしたが、その折りに慰めてくれた隣に住む姉のような存在の奈津美と親密な関係になり、この春休みに初体験を済ませている。

海原真利子
34歳。3年前に前の夫を交通事故で亡くしている。4ヵ月前に和真の父親と再婚したが、性的に満たされず燻っている。身長163cmで92(F)-60-88と熟れ始めた魅力的な身体付き。亡き夫に性感を開発されており、淫らな面を持ち合わせている。

長崎奈津美
20歳。海原家の隣人で両親が経営するワインバーで働いており、父親が真利子の亡き前夫との仲人を務めている関係で真利子も含めて家族ぐるみでの付き合いをしている。スレンダーながらも出る所は出た健康的なプロポーションで溌剌とした性格の持ち主。84cmCカップ。


【展開】

右手を突き指して満足に身体も洗えない真利子は和真が年頃の少年だというのも失念し背中を流してもらうが、不意に秘肛に触れられ高ぶった性欲を満たそうと指戯に浸ろうとする。そこに和真が心配して浴室にやって来たので中断し身体を拭いて貰うが、シーツを替えてもらう約束を忘れ寝室でオナニーして眠ってしまい、扉越しに喘ぎ声を聞かれてしまう。

翌日和真から真利子との顛末を聞かされ軽い嫉妬を覚えた奈津美は父親が友人から貰った映像を見せ、前の夫との結婚式の二次会で濃厚なキスを交わしながら上気した表情を収めた様子から彼女にその気が有るのではと焚き付ける。エッチな雰囲気になった和真は奈津美とシックスナインになり口内に精を放つと、馬乗りから体位を変え正常位で二度目の射精にひた走る。
その日の夕方奈津美を招き打ち合わせ通りに狸寝入りすると、奈津美が意地悪く前の夫との馴れ初めを聞き出し、もじもじした反応を見て奈津美の言う事が本当だと知る。ワインを飲み過ぎて泥酔し寝込んだ真利子を見て奈津美は彼女の女体に悪戯する一方、和真にはお触りを禁じさせ焦らして楽しむが、いつしか2人ともその気になり騎乗位で交わってしまう。

二人の関係を知らない真利子は少年に身体を洗ってもらう毎日に心身が充実するのを感じ、その日は浴槽から出る際に無防備な秘所を見せ付け、和真も少しでも長く彼女の身体に触れたいと必死になる。しかし真利子は和真の口車に乗せられ酔って眠り込んだ所を襲われそうになり、自分がやり過ぎたと気付きとりあえず手コキで済ませようとするが、一度放出した位では収まらない和真の若い性欲に圧倒され相互愛撫から正常位で受け入れてしまう。

翌日和真から真利子と結ばれたと報告を受けた奈津美は彼女を試そうとワインバーに招き、和真に悪戯をするように命じる。すっかり上気した真利子は奈津美に勧められるまま和真とトイレに押し込まれ、後背位で情交を受け入れる。
一方の奈津美も母子がトイレで交わるのを盗み聞きして高ぶってしまい、2人が戻って来ると両親と真利子の目を盗んで和真をトイレに連れ込み、彼を便座に座らせて対面座位で交わる。

ある日いつものように和真に身体を洗わせ恥毛の処理を行わせた真利子は、お礼にと口唇奉仕をしながらアナルを刺激して射精に導くと、まるで恋人のようだと甘えながらリビングへ向かう。そこには奈津美が待ち構えており母子の関係を詰られ、自責の念から離婚すると口走る。突然の展開に奈津美は自分も和真と関係にあると打ち明け、少年に恋人が出来るまではこの関係を続けようと提案する。和真に膣出しされた真利子は、休む間もなく奈津美と交わり絶頂に導く和真を見守り頼もしいと感じるのだった。

1週間後夫の帰国を前にして、奈津美を招いた真利子は海原家の浴室で彼女にフェラチオレッスンを施すと後背位で和真を受け入れるが、秘肛を弄られて思わず気を遣ってしまい奈津美の勧めでアナルセックスを受け入れる。寝室に舞台を移して和真は2人からパイズリを受けるが、真利子がお返しとばかりに奈津美に対し和真をどう思っているかを尋ねると、思った以上の返事を聞かされ、これからの関係を夢想しながら2人に熱い精を浴びせるのだった。


【レビュー】

昨年「音楽室の女教師 放課後の甘く危険な旋律」でデビューした作者の2作品目に当たる本作では、シンプルなタイトルに正比例するかのように、メインの義母・真利子と隣人幼馴染みお姉さんの奈津美の2人が登場する。

大概の誘惑作品では主人公が初心なのだが、本作では既に中学卒業のお祝いとして奈津美に筆下ろしされており、これもあって義母に迎えたばかりの真利子への対処の仕方が変則的になっている。若い牡だから性欲は有るが女体経験を踏まえているだけに無闇にガツガツし過ぎず、奈津美との姉弟めいた従属関係もあり真利子の羞恥をジワジワと引き出し淫らにさせるまでの展開が絶妙で、ともすれば鼻に付くしつこさとの適度なバランスを保っていると言えるだろう。

真利子は亡くなった夫に開発されただけに主人公の父親と再婚し性に淡白なのを不満に感じつつも、主人公が年頃の牡の反応を見て楽しんだり羞じらいを感じたりとなかなか可愛らしくしたたかな面を見せている。一方奈津美は主人公の関心を真利子に奪われた事への軽い嫉妬と、姉のような立場として彼の想いを成就させてあげようという優しい一面とのアンバランスな行動が年頃の女性らしく、こちらも非常に良かったと思う。

終盤で真利子は性欲を満たす相手とする点を除けば主人公の母親として若いカップルを見守ろうという姿勢に転じ、卑猥な言葉を口にされるとウブな面を見せる奈津美に色々と教えてあげる流れで、ガツガツした3P描写にならなかったのも個人的には納得のいく所で好印象だった。


DSKさんと愛好家Sさんのブログでも本作をご紹介なさっています。
2015/1/23 発売義母風呂著:天崎僚介、フランス書院文庫→ Amazonはコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。「タオルじゃなくて、私が直接洗ってあげるわ」泡まみれの手指を限界まで膨らむ息子の硬直に伸ばし、亀頭から雁首、幹から根元へ丹念に滑らせる若義母。期間限定ではじまった義母と息子の〝混浴〟体験。濃厚フェラ、裏穴舐め……エスカレートする34歳の性戯。柔乳や濡壺で施す献身的な奉仕は禁断の一線を越えて……...
義母風呂(著:天崎僚介、フランス書院文庫)

4054『義母風呂』天崎僚介、フランス書院/フランス書院文庫、2015/01 発売●あらすじ年上の幼馴染みと関係を持ちながらも、四カ月前に嫁いできた義母に惹かれている少年が、右手を突き指した義母に頼まれて背中を流した事で、義母に対する性的な感情が膨らんでいき、義母と深い仲になっていく。●登場人物【海原和真】高校一年。幸一の息子。真利子の義息。奈津美の隣家の幼馴染み。小柄で甘えん坊で頼りない素直な少年。実母は四年...
4054『義母風呂』








管理人としては、天崎僚介さんのデビュー当初より2000年代前半の鏡龍樹作品や西門京作品からの影響を強く感じた印象です。というのはメインヒロインの真利子に対し、主人公が筆下ろしをしてくれた奈津美から教わった技巧で彼女をメロメロにしたり、終盤では淫らな本質を露わにした真利子が奈津美の感じさせ方を教えたりとこの流れはお二方の作品でもよく見られたからです。

そんな訳で5作品目となる新刊が12月に刊行されます。




「あなたの大好きなママより、今は私を見て」
吐息がかかる距離で甘薫ただよう柔乳を密着させ、
陸の昂りきった硬直を優しくしごくママの友達・景子。
フェラチオ実習、クンニレッスン、アナル授業……
37歳の熟肉で次々と施される艶めかしい性の洗礼を超え、
待っているのは、若義母・綾と交わす最高の禁忌!

tag : 高校生主人公 母子相姦

神瀬知巳「独身叔母と人妻と高校生」

神瀬知巳「独身叔母と人妻と高校生」
(フランス書院文庫、2006年8月、表紙イラスト:新井田孝)

ネタバレ有り。御注意下さい。
2016年12月6日レビュー再編集。

作品紹介(公式ホームページ)






【あらすじ】

両親を亡くした京太は同居する叔母の慶子に惹かれつつも、なかなか告白出来ずにいた。そんななか生徒会長の祥子と恋仲になったのに、突然連絡が付かなくなって落ち込むが、慶子の元を訪ねて来た亡き母の友人の芙美江に叔母への好意を知られて関係を結ぶ。


【登場人物】

坂下京太
15歳。高校1年生で生徒会書記を務める。4年前に不動産会社を営む実父を、その翌年には実母を亡くしたが、幼い京太の前で平気で遺産分配の話をする父方の親族に激昂した慶子により引き取られた。年齢より幼く見える容姿で、純真な様子に年上女性の庇護欲を刺激するらしい。童貞

山岡慶子
27歳。小さな消費者金融会社の社長だが、かつては大学院で英米文学を学んでいたが、京太の実母である姉の葬儀後に京太を引き取る為に伯父から会社を引き継いだ。長い黒髪に理知的な雰囲気を漂わせた美人で京太の想いに気付いているが、表面的には恋愛感情を見せないようにしている。

斎藤芙美江
34歳。京太の実母と同級生で投資会社を経営している。2年前から別居している夫と離婚協議の為帰国し、慶子の部屋に同居する事になった。実母に似た面影を漂わせるグラマラスな女性。

川島祥子
17歳。高校3年生で生徒会長と陸上部を掛け持ちしている。色白でショートヘアが似合う、明るく飾らない性格の美少女。母親は居らず、父親の借金の為アルバイトをして切り詰めた生活をしている。今の生活がいつまで続くか不安になり、思い切って京太に告白する。処女。


【展開】

仕事で帰りが遅くなることを伝えたのに、まるで飼い主を待つ犬のように起きていた京太に対し、慶子は素っ気ない態度を見せる。しかし京太の訴えるような眼差しで今日が同居を始めた記念日だと思い出し、用意されたディナーに口を付けた後に入浴する。入れ違いに京太が風呂に入ると彼の部屋に侵入するが、オナニーの痕跡を見て抑えようとしていた恋心が芽吹き、ひとり遊びをしようとする。
そこへ戻って来た京太が素っ裸だということに気付き赤面するのも構わずに慶子はベッドへ招くと、今晩だけは恋人になってあげると誘いペニスを扱き迸りをゴックンしてしまう。二度の射精で萎えない京太のペニスに奉仕しながら、彼の指を秘穴に受け入れると、このまま溺れていきたくなる気持ちを封印し、その晩は六回も口腔で精を受け止める。

それから二週間が経ち何ごとも無かったかのように振る舞う慶子を見て、京太は複雑な感情に捕らわれる。そんななか一学期の最終日を迎えて祥子と生徒会室で話をしていると、風紀委員から預かっていた持ち物検査の没収品のことを思い出す。そのなかに何故かローションがありエッチなことを想像した京太はすぐさま勃起してしまうが、真剣な表情になった祥子からスッキリさせてあげると誘われる。
ローションを使った手扱きから口唇奉仕に移行して二週間溜めた濃いザーメンを飲ませると、京太はそのお礼にと祥子を窓枠にしがみつく格好にさせて、バックから秘所を舐めて奉仕する。外の友人たちに見られるかもしれない、そんな倒錯した状況にすっかり濡れてしまった祥子は抱いて欲しいと求め、避妊具も着けずに可愛い後輩と性交に及ぶ。破瓜を終えた祥子が雰囲気も無いところでごめんなさいと涙を流すのを見て、京太は祥子がこのまま消えてしまうような不安に駆られ強く抱き寄せてしまう。

数週間後芙美江が加わっての三人での生活が始まるが、京太は祥子と全く連絡が取れなくなり途方に暮れていた。そこへ芙美江がパンケーキを焼いてくれて蜂蜜の瓶の蓋を開けてと頼まれるが、手元を滑らせて二人とも蜜だらけになる。身体のあちこちに蜜が付いていると無防備な芙美江を見て思わず京太は勃起するが、芙美江は成長を確かめさせてとペニスを露わにして扱き始め、焦らされてしまう。そこへ二人が上手くいっているか心配になり慶子が着替えを取りにやって来るが、京太たちは見付かりそうなスリルを味わいながらも何とか誤魔化し、口唇奉仕している芙美江の口内に精を放つ。
その晩芙美江は京太とどちらが先に仕掛けるかで我慢比べしていたが、結局自分が根負けして寝室を訪ねると、馬乗りになって誘惑する。久し振りの性交にはしたないほど乱れた挙げ句に中出しを受け、その後は京太のしたいように秘所を露わにして見せる。中出しした精液を馴染ませるような指遣いで感じると、今度はバックにされて二度目の交わりに応じてしまう。

京太への想いを封印しようと仕事に没頭していた慶子は、ある日部屋を出て忘れ物に気付き慌てて引き返すと、玄関先で朝の情交を終えて口付けを交わす二人を見てしまいその晩は泥酔して帰宅する。京太を部屋から追い払うが酔いも手伝ってか人恋しくなり、思わずひとり遊びを始めると京太がいつの間にか部屋に戻って来ており恥ずかしさで赤面しながらも、抱いて欲しいとねだる。
正常位での交わりですっかり翻弄されると、今まで押さえ込んでいた感情を開放し慶子は後ろの処女も捧げるつもりで浣腸液を注入し、ひとまず前での性交を再開する。しかし途中で失神してしまい目覚めると、いつの間にか芙美江が乱入していて、彼女の目の前でアナル性交を晒す羽目になる。芙美江もこれだけ濃厚な交わりを見せられてはと告げて、日本滞在の終わりも近いからと別れを惜しむように後ろでの交わりを求めるのであった。

祥子の行方が分からなくなってから1ヵ月が過ぎたある晩、憔悴した京太は慶子に身体を洗ってもらいながら捜索願を出したらと話していると、そこへ当の祥子が全裸で現れる。どうやら慶子が探し出してくれたらしく、両親の遺産を使って祥子の父親の債権を全て買い取ったということである。再会して抱き合う二人の前に慶子と芙美江が現れ、何と芙美江に新しい命が授かり日本で暮らすと朗報を聞かされる。祥子も含めた三人妻での新生活。慶子や祥子からは公平に孕ませてと求められ、京太は三世代の女性から愛されて幸福に浸るのであった。


【レビュー】

神瀬知巳作品の前半期は作を重ねる毎に頁数が増える傾向で、本作はヒロインが3人というのもあり、2006年当時の平均が300ページ位なのに比べると370ページ強(本作は17行のため16行換算)とかなり分厚い方になる。情交描写が濃厚なのは相変わらずで、三人を公平に描こうとすればどうしても長めになってしまうのは仕方のないところで、一作ごとにこれだけ注力した結果なのだから歓迎すべきことである。

本作では1点カラクリがあり、第3のヒロインである祥子に付いては公式サイトのあらすじや人物紹介では全く触れられていない。あたかも慶子と芙美江のダブルヒロインであるかのようなミスリードは意図した事か、単に失念しただけか未だに不明だが、本作に関しては実に好ましいサプライズと言えるだろう。童貞処女同士の初体験の描写に70頁近く割いている辺り最早「第3」の存在では無いし、父親に巻き込まれいつか夜逃げするかもという不安から祥子に取っては、今しかないという必死さと健気さが伝わり実に良い印象である。

慶子は血縁者としての庇護欲から主人公を見ていたけれど、下着に興味を持ったり胸の谷間を見て股間を膨らませたりと彼の男の部分を知って愛情に変化しつつも、あくまでも保護者でいようとするツンデレっぽい可愛さが魅力である。芙美江は順番からしてもやはりこちらが「第3」の存在になるが、恐らく堅物な慶子の後押しをするのには彼女のようなタイプでないと先に進まなそうなので、必要不可欠な存在であろう。

本作以降は他の作家の作品も含めてページ数が増加する傾向にあり、ある時期までは神瀬知巳作品も400ページを超えた作品を立て続けに刊行している。現在は大体300ページ程度なので、当時と現在を比べて読み比べてみて何処を削ぎ落としているのかを見るのも面白いのかもしれない。


DSKさんと愛好家Sさんのブログでも本作をご紹介なさっています。
2006/8/23 発売独身叔母と人妻と高校生著:神瀬知巳、フランス書院文庫→ Amazonはコチラから。→ Kindle版はコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。→ 【honto】の電子書籍はコチラ。→ ひかりTVブックはコチラ。〈電子書籍〉→ 総合電子書籍ストア【BookLive!】はコチラ。「ああ、京太のが、わたしのおなかまで届いてる…」騎乗位で跨る慶子は吐息をつき、15歳を見下ろす。許されないと知りながら、同居する甥とつづく肉...
独身叔母と人妻と高校生(著:神瀬知巳、フランス書院文庫)

1444『独身叔母と人妻と高校生』神瀬知巳、フランス書院/フランス書院文庫、2006/08 発売●あらすじ両親を亡くした少年と同居する叔母が、お互いに惹かれ合いながらも恋仲になれずにいた。そこに思い出の中の母と姿が重なる亡母の親友がしばらく同居する事になり、生徒会長も交えて、深い仲へとなっていく。●登場人物【坂下京太】15歳。童貞。高校一年。生徒会の書記。麻由美の息子。慶子の甥。三年前に慶子に引き取られた。【山岡...
1444『独身叔母と人妻と高校生』

tag : 高校生主人公 童貞

高竜也「妹・梢」

高竜也「妹・梢」
(フランス書院文庫、2004年2月、表紙イラスト:村山潤一)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)


妹・梢 (フランス書院文庫)
高 竜也
フランス書院
2012-08-17




【あらすじ】

両親の事故死に伴い、伯父夫妻に引き取られた章吾と梢の兄妹。従姉の奈美に誘われて章吾は身体を重ねたが、その秘密を知った従兄の純一に弱味を握られて梢が性的な奉仕を強いられてしまう。両親の遺産目当てに純一と結婚させられると知った梢は…。


【登場人物】

蒼井章吾
17歳の高校2年生で、道内のラグビー部の強豪校に通っている。1年前に交通事故で両親を亡くし、伯父に当たる元木家に引き取られている。ラグビーの練習中に右腕を怪我しており、奈美が世話を焼くことに嬉しさと鬱陶しさがない交ぜとなっている。

蒼井梢
16歳の高校1年生で章吾の実妹。典型的なお兄ちゃん娘で、盲目的なほど彼に甘えている反面で、当初から奈美や純一とは距離をおいて付き合っている。小柄ながらも平均的な同世代の女子に比べて胸やお尻はしっかりと育っている。処女。

元木奈美
21歳の大学生で章吾兄妹の従姉。奔放的な性格で派手な交遊の噂が絶えない。これまで付き合っていた彼氏が倒錯的な性交を好んでいたらしく、娼婦のように振る舞っているが、家庭の不和にいち早く気付き鬱憤を晴らそうと章吾を誘惑する。

元木純一
17歳の高校2年生で奈美の実弟。章吾とは別の高校に通いラグビー部に所属していたが、暴力沙汰を起こして退部処分を受けている。柄の悪い連中と付き合っており、セックスの経験も豊富。梢に異常なほどの好意を寄せてはいるが…。


【展開】

章吾は右腕を怪我し入浴するのにも苦労していたが、そこへ奈美が悪戯な笑みを浮かべながら手伝ってあげると誘われる。奈美のセクシーな身体付きを見ただけで勃起するが、彼女は分かっているとばかりにペニスに触れて手扱きで射精に導く。呆然とする章吾を置いて奈美もふらついたように部屋に戻っていくが、その瞬間を見た梢は二人の態度を見て、何かあったのではと疑いを抱く。

そんなある日章吾は奈美に誘われて札幌市内の元木家のマンションの部屋にやって来ると、目的は一つしかないとばかりに浴室で一度射精に導かれる。そして寝室へ移動すると奈美はセックスを教える代わりに自分が女王様だと主張し、奴隷とした章吾の四肢をベッドに縛ると顔面騎乗になり快楽を貪り絶頂してしまう。そしてそのお返しにシックスナインで口唇奉仕を仕掛けると、章吾の拘束を解き初体験は正常位で導いてあげる。

ある晩梢はトイレへ行こうと部屋を出ると、廊下にいた純一に手をひかれ章吾の部屋の前にやって来る。そこで兄と従姉が性行為をしているのを知りショックを受けるが、純一から兄妹を追い出すのは自分次第だと脅されて、本番は絶対しないからと約束されたもののオナニーの手伝いを強いられる。更にはイラマチオ同然に口腔を犯されるが、兄の為に犠牲になると決意し気丈に振る舞う。

両親の一周忌を迎えた日の晩、梢は元木夫妻や親戚たちの話を聞き、自分が純一といずれは結婚させられると聞いてショックを受ける。その話を聞いた章吾は梢に対して純一には決して気を許すなと告げるが、自分自身は奈美との関係を断ち切るまでにはいかずに誘われるままに性交に及んでしまう。

翌日曜日に章吾のことで話があると純一に呼び出された梢は、自信たっぷりに二人の関係は続いているぞと従兄に告げられて反発するが、そんな気持ちも無視されて暗がりのなかで裸体を披露せざるを得なくなる。純一を怒らせなければ全ては丸く収まると考えて梢が積極的に打って出ると、どうやら一度の手扱きだけで満足したようで部屋を出るが、やはり悔しさのあまりに涙を流すのであった。

数日後元木夫妻が口喧嘩をしたらしく重苦しい空気に包まれるが、章吾は奈美からの又聞きで金に目が眩んだ伯父が蒼井家の遺産に手を付けるかもしれないと知り、複雑な思いに駆られながらもマンションで逢瀬を繰り返していた。ある日アルコールの酔いも手伝いアナルセックスを経験してから元木家に戻ると、梢が浮かぬ顔をしながら純一の部屋から出てくるのを目撃してしまう。

章吾は怒りに任せて純一を責めるが、姉との関係を切り出されてはずこずこと引っ込まざるを得なくなり、体調が悪いと訴える梢のことが気掛かりなものの、セックスの快楽に抗えずに再び奈美の元へ向かう。しかし先に純一からこれ以上関係を続けてはまずいと忠告を受けていたのもあって、奈美は手のひらを返したかのように拒絶する。そこで強引に奈美を押し倒しペニスを挿入すると、口では嫌がる素振りを見せながらも順応する奈美を正常位からバックに変えて、強弱を付けながらピストンし背中に精を吐き出すのであった。

一方純一は章吾をやり込めたものの梢との結婚が危ういものとなった以上は、力ずくでモノにしてやろうと決意を固める。章吾が奈美を犯していたその頃純一は梢の部屋に押し入ると、抵抗する梢の頬をビンタして体格差でベッドに押し付けると、下着を剥いで歳に似合わず成熟した少女の身体を蹂躙する。そして挿入を迎えようと気を抜いた瞬間を見計らい、梢は純一を蹴飛ばして逃げるが二階に追い込まれすかさず電気ヒーターを階段から投げ落とすと、素っ裸の純一にヒットして滑り落ちた後で出血失神させてしまう。

純一を殺してしまったと気が動転し梢は書き置きを残して生家へ逃げ込むが、直後に帰宅した章吾は誰もいない部屋に血を拭ったタオルと壊れたヒーターが残されているのを見付けて梢の行方を探す。生家にいるに違いないと見当を付けてやって来ると、梢から抱いてと迫りまだ処女のままだからと訴えられる。妹の想いを汲んだ章吾は禁忌の意識はひとまず置いておき、これからどうなるか分からないが、一時の快楽に溺れて身体を重ね合わせるのであった。


【レビュー】

「相姦の語り部」の高竜也作品は大まかに母親(叔母)主体、実姉主体、実妹主体と相姦対象が分かれるが、本作は短くストレートな題名の本人である梢がメインヒロインである。両親を失い兄にベッタリの梢に対して、章吾自身は守るべき大事な人だが性的な対象として見るのはかなり後の話である。これは高竜也作品でお馴染みの高学歴な男子主人公らしくもあり、身近に従姉の奈美がいて誘惑される環境にあれば尚更の話ではあろう。

誘惑者である奈美は倒錯した性交を交際相手に求められていたこともあり、童貞の章吾に対しては逆に自分が主導できる立場になったこと、章吾がやりたい盛りの若者でタフなことが引き合わせる要因になったのかもしれない。一方従兄の純一としては姉が性の対象ではなく、すれた性格なだけに可憐な梢を一気に征服せずに自分好みに仕立てていこうとする。皮肉にもそれによって彼女の純潔が守られ、兄に捧げることができたわけだが…。

終盤にややサスペンスめいた流れになるが、再読した時に思わず章吾が純一に手を掛ける流れになるのかと身構えたものの、実際は純一が痛い目にあっただけで済んだので一安心といったところである。

tag : 高校生主人公 童貞 兄妹相姦

御前零士「兄嫁と継母と義弟【二階に棲む淫獣】」

御前零士「兄嫁と継母と義弟【二階に棲む淫獣】」
(フランス書院文庫、2016年11月、表紙イラスト:赤尾真代)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)






【あらすじ】

絵麻は社宅から一軒家に引っ越して夫との幸せな生活を楽しんでいた矢先、素行の悪い義弟の優希斗との同居を余儀なくされ不満を抱いていたが、次第に彼の本性が露わになり遂には犯されてしまう。権力に反発する優希斗の次の標的は、義母の和佳奈へと向けられ…。


【登場人物】

廣瀬優希斗
22歳。19歳の時に傷害事件を起こして懲役刑に服し、つい最近になって出所したばかり。柄の悪い連中とつるんでいたのを厳格な父親に咎められて勘当され、5つ年上の兄を頼り就職が決まるまで居候することに。身長180cmを超えるガタイのよい褐色の身体や伸ばした茶髪によりちゃらい印象を与えるが、度重なる補導により社会に反抗的で、得体のしれない恐怖感を女性たちに与えている。

廣瀬絵麻
25歳。大学の先輩で2歳年上の銀行員の夫と結婚してから3年が経つ。社宅暮らしから一軒家に移ったばかりだが、若くして出世コースに乗りながらも素行の悪い優希斗をかばう夫に不満を抱く。現在は専業主婦で子作りを意識して頻繁に抱かれていたが、優希斗が来てからはご無沙汰気味。トップ88cmのEカップ。

廣瀬和佳奈
30歳。優希斗たち兄弟の実父の後妻となって約5年となる。二回り歳の離れている割にはタフな夫と身体を重ねてはいるが、何処かで物足りなさも感じている。出来のいい長男と素行の悪い次男の優希斗とを比較しており、優希斗としては不満を募らせていた。スレンダーながらもトップ86cmのDカップとスタイルが良い。


【展開】

優希斗との同居を余儀なくされセックスレスの不満を募らせる絵麻だが、下着を漁られたり入浴や夫婦の営みを覗かれたりと次第に優希斗の不審な行動はエスカレートを見せ、ある日就職活動に出た振りをして戻って来た彼が本性を露わにする。端から働く気などなく上辺しか見ない兄を騙していたと知って絵麻は憤るが、リビングのソファーに押し倒され、秘所や後ろのすぼまりの匂いを嗅がれ羞恥を与えられながら、正常位での中出し性交を強いられてしまう。

アフターピルを服用し一度きりの過ちで済まそうと絵麻は夫に出ていってもらうように訴えるが、あちこちに盗聴器を仕込んでいた優希斗はそのやり取りを嘲笑うように翌日絵麻に罰を与えると告げる。裸エプロンにさせての立ちバックや、兄のいる側で玩具を仕込んで発情させると、兄が酔い潰れた脇で絵麻を抱くのであった。

ピルを服用しているせいか中出しを繰り返されて身体は次第に優希斗に順応していくのを感じつつも、絵麻は何とか関係を断とうとするもののその度に優希斗に調教という罰を与えられる。今日は浴室に連れ込まれて浣腸を受け、指で直腸を蹂躙された後に排泄行為を見られ、更に指よりも遥かに太い剛直で貫かれてしまう。

こうして絵麻を牝犬同然に躾けた優希斗は次の標的に和佳奈を選び、同居生活を心配して電話をしてきた彼女が兄夫婦の家に遊びにくるように仕向ける。わざと和佳奈が訪ねるタイミングを狙い絵麻に目隠しプレイを仕掛けると、屈辱の対面となった絵麻は更に羞恥を覚え、呆然とする和佳奈を押し倒して中出し性交に及ぶのであった。

数日後和佳奈は絵麻に連絡を取り一緒に対策を練ろうと元気付けようとするが、会話の途中で優希斗に遮られると挑発に乗せられて夫妻の自宅へとやって来る。優希斗より先にイってしまったら女たちの負けというルールに挑むものの、片方としている時は他方が女体愛撫をサポートするという内容では勝ち目などあるはずがなく、二人は倒錯した快楽に溺れていってしまう。優希斗は勝利を確信して二人に中出しするものの、女たちが心の奥では諦めにも似た境地に陥っているとは気付く由もなく…。


【レビュー】

リアルドリーム文庫(キルタイムコミュニケーション)にて多数の作品を刊行してきたベテラン作家だが、今年の5月に『エリート姉妹、堕ちる』をきっかけにフランス書院文庫での刊行を始めている。本作までに既に同作と『【潜入】人妻捜査官・沙羅』、派生レーベルでは過去作品の合作リメイクを1冊刊行しており、1年目としてはかなりのハイペースで根強い人気が要因であろうかと思われる。

これまでのフランス書院文庫でのヒロインはエリート姉妹や人妻捜査官を題材とし、凌辱者は中高年の権力者というやや世間離れした設定であった。しかし本作では服役を終えて刑務所から出たばかりの素行の悪い義弟【優希斗】22歳と、同居に仕方なく応じざるを得なかった兄嫁の【絵麻】25歳、彼を心配して様子を見にきた継母【和佳奈】の三人が登場する。

同居という狭い世界で繰り広げられる舞台設定が本作の要でもあり、序盤では主人公が兄嫁に異常な関心を抱き悪戯や覗き行為を繰り返し、その恐怖感を絵麻の視点のみで描かれていていわばサスペンスにも似た状況ではある。しかしながらこれは作者の意図する点であろうが、地の文で同じような言い回しを多用していて読んでいると弛む印象も正直否めなかったので、より簡潔に纏めた方が良かったかもしれない。

後はフランス書院文庫お馴染みの6行あらすじに従い、義弟によって絵麻は前だけでなく後ろの純潔までも奪われるだけに留まらず、首輪を付けさせられて「牝犬」同然の扱いへと堕ちていく。そんな中で和佳奈が心配して様子を見に来たのをきっかけに、彼女へも毒牙が向けられることとなるのだが…。

ヒロイン2人とも互いに伴侶がいるなかで、嫌いな主人公に快楽を強いられて、堕ちそうでなかなか堕ちないところが妙味と言えるだろうか。二人とも秘めやかな場所の匂いを主人公に嗅がれて、散々羞恥を与えられるのもなかなか良い。但し終盤もフランス書院文庫らしく完全に堕ちたとは言えないモヤモヤ感が残り、どうせなら優秀な兄に性交を見せ付けて仕返しをする終わり方でも良かったと思う。


レビューの引用元








本作を読んだ限りの印象としては、犬飼龍司さんのようなシンプルな作風を思い起こさせますし、地の文主体というのは他のフランス書院文庫の人気作家(ベテランは除く)とは違う傾向ですね。目指す作風が決まったら後はどのように地の文だけで興奮できるかを突き詰めていただきたいですし、逆に人気がある今だからこそ色々と冒険も出来るし、悩ましいところではありますよね。

三作品刊行して一区切りとなる訳ですが、その次が刊行されるのは案外早いかもしれないし、その逆に時間を掛けて構想を練るのかもしれない。来年も動向に注目したい作家さんの一人ではあります。

tag : 社会人主人公 母娘丼

高竜也「年下の彼 麻衣子が淫美獣に変わる時」

高竜也「年下の彼 麻衣子が淫美獣に変わる時」
(フランス書院文庫、2008年11月、表紙イラスト:新井田孝)

ネタバレ有り。御注意下さい。
2016年12月3日レビュー再編集。

作品紹介(公式ホームページ)






【あらすじ】

亮太朗に妹が凌辱された代償に麻衣子に肉体関係を迫る晴樹。彼女は年下の少年との禁断の関係に溺れる内に、新たな脅迫者が現れる。


【登場人物】

西村麻衣子
38歳。亮太朗の実母で夫は4年前から海外赴任中で、年に数回しか帰国していない。ひとり息子の亮太朗を溺愛している。

西村亮太朗
17歳。麻衣子の息子で生徒会の副会長を務める。晴樹の妹と付き合っていたが、それを逆手に取られ、晴樹が麻衣子に迫る材料にされる。童貞。

高見沢晴樹
17歳。亮太朗の同級生で、ラグビー部で活躍しているだけに日に焼けて逞しい体つき。麻衣子に興味を抱いていて、亮太朗が妹を凌辱したと巧みに嘘をつき接近する。豊富な性体験の持ち主らしく、表面上はSの悪童だが、アナル責めで感じるMの性癖の持ち主。父親は造船会社の重役で長崎へ引っ越しすることに。

松下秀和
17歳。麻衣子の姉の息子(甥)に当たる少年で横須賀に住んでおり、かつて小学校に通っていた時に晴樹と同級生で、麻衣子に憧れを持っていた点で共通項があった。両親が経営する会社がタイに進出するのに伴い、大阪の系列校へ転校する予定。細身でひ弱に思わせる身体付きで童貞。


【展開】

ある日二者面談を終えた麻衣子は晴樹に声を掛けられると、息子の亮太朗に妹を凌辱されたと告げられ、告げ口されたくなければと見返りを要求される。数日後晴樹を自宅へ招くが言葉巧みに迫られ寝室で裸体を披露することになるが、セックスレスにあった麻衣子としては晴樹の巨根を見せ付けられては堪らなくなり、彼もそれを見抜いたかのようにぺニスを扱き白濁を打ち上げてしまう。呆然としながらも晴樹の求められるがままに秘所を見せたり、口唇奉仕からアヌスを刺激してあげると、少年が立て続けに射精してしまいもう大丈夫だと安堵する。
しかし晴樹の性欲は麻衣子の想像した以上にタフで、シャワーを浴びた後に露骨に勃起を見せ付けられ、騎乗位で跨がらざるを得なくなる。それでも久し振りのセックスに溺れていき、表面上は晴樹の言いなりと言う体を保ちつつも、呼び出されれば応じてしまう。そんなある日たまには自分の家でと晴樹に呼び出されると、麻衣子はいつも以上にアヌス弄りに執着し勝手に果ててしまう少年に怒りすら覚えるが、そこへ妹が亮太朗を連れて帰宅する。まるで恋人同士といった雰囲気に、晴樹の言っていたことと違うと感じるが、麻衣子は隠れていたクローゼットの中で晴樹にバックで犯されてしまう。

晴樹の父親の転勤に伴い長崎に引っ越したと聞いて麻衣子はほっとすると共に、何処かで身体の疼きを感じていた。そんなある日晴樹から連絡があり指定したホテルの部屋に来て欲しいと呼び出されるが、待っていたのは甥の秀和だった。晴樹から全てを聞いていると健気な脅迫をする秀和に対し、麻衣子は頑としてはね付けようとするが、若勃起を見て息子を思い出す。代償行為のつもりで射精に導いてあげるが、数日後秀和が厚かましく家で待ち伏せしているのを見て一喝してしまう。
それでも若い性欲を持て余すのには同情せざるを得なくなり、手だけでなく口も使って射精させると、更には騎乗位で疑似性交に及んでしまう。更に数日後姉から海外進出に伴い、秀和が近々大阪へ転校すると聞かされ、食事会を終えると思い出になればとラブホテルで身体を許す。そして秀和との逢瀬は転校前日も行われすっかりテクニシャンとなった甥に半ば翻弄されながらも、麻衣子は亮太朗が帰宅するまでには情交を済ませようと考えたものの、時間を失念し帰宅した息子に見られてしまう。

亮太朗が晴樹の妹がいる長崎に向かったと知って麻衣子は晴樹の自宅を訪ねると、晴樹からふてぶてしい顔付きでもう一度しようと誘われるがそこへ妹が帰宅する。亮太朗とは何も無いと知って麻衣子は晴樹の頬を張ると、彼女から居所を聞いてグラバー園にやって来る。亮太朗と再会し一連の出来事を告白し、ホテルの部屋に着くと贖罪のつもりで亮太朗の若勃起を手で扱いて射精に導いてあげる。
翌晩も亮太朗に奉仕し口唇奉仕やシックスナインで二度も射精させ、更に二泊延ばして唐津に出るが、酔っ払ったせいもあってか亮太朗の反応は鈍く口唇奉仕で果ててしまう。自分から抱いてとは言えない麻衣子は鬱憤が溜まり、息子が眠りに就くとすかさず浴室に向かい一人遊びを始めるのであった。
そして翌日福岡に出ると亮太朗は機嫌悪そうにしながらももう一泊と望み、競艇場で大穴を的中させたのをきっかけに元気になったようで安堵する。部屋に戻ると亮太朗は夕べの行為を見ていたらしく麻衣子にオナニーしてと求め、更に寝入った彼女の陰毛を剃り上げると、秘所に向けて手で扱き射精する。翌朝亮太朗が未体験だから分からないと性交を求めなかった理由を明らかにすると、麻衣子は手扱きなどで散々射精に導いてから正常位で受け入れる。更には晴樹から教わったというバックでのアナルセックスまで求められるが、帰りの便のなかで麻衣子は横浜に戻ってから母子としての日常生活に戻れるだろうかと不安を抱かずにはいられぬのでだった。


【レビュー】

ヒロインは38歳の麻衣子一人、彼女と関係する男性は息子の友人の晴樹、甥の秀和、実の息子の亮太朗と17歳の高校に通う少年である。いわば息子とその友人と言っても良く多竿なのだが、リレー方式で麻衣子が次々に少年たちと関係を持ち、それぞれの事情で離れていく末に亮太朗に求められる流れである。

亮太朗が自分の妹と付き合っていることがきっかけで、晴樹の脅迫を受け入れざるを得なくなり、端から麻衣子を抱くための口実なだけに射精させてしまえばというあがきは報われずに犯されてしまう。その過程では晴樹がアヌスを弄ってとこれまでの悪童振りとは打って変わっての甘えん坊になり、麻衣子の美貌に浴びせた自らの迸りも喜んで舐め取る場面もあるが、高竜也作品ではこうした倒錯した描写も存在するので特別変わった悪童という訳ではない。

そんな晴樹が父親の転勤で居なくなった…と思いきや、意外なところから第二の脅迫者が現れ、華奢な印象が否めない甥の秀和である。逞しい晴樹とは打算での付き合いだとアッサリとしている面も窺えるが、基本的には同じ麻衣子に憧れる者として便乗してあわよくばという期待を抱く。当の麻衣子としては始めは厳しい態度で臨むが、姉から転校すると聞いて思い出作りに協力するものの、自ら主導するつもりが最後には少年に翻弄されるまでになり実にいやらしいと思う。

最後に実の息子の亮太朗が秀和との情交を覗き見て出奔し、後を追った麻衣子が晴樹の嘘を知って再会した亮太朗に謝罪するつもりで一時の恋人になろうと決意する。ところが亮太朗は初めてだからということからか、なかなか本番を求めて来ない。これからは個人的な意見だが、性に関して晴樹の影響を受けている亮太朗は、実は彼と何らかの性的な関係にあったのではないかと思われる。そう考えれば晴樹のアヌス弄りに拘る倒錯した趣味や、亮太朗がアナルセックスを求めるのも、些か納得のいくところではなかろうか。


DSKさんのブログでも本作をご紹介なさっています。
2008/11/21 発売年下の彼-麻衣子が淫美獣に変わる時著:高竜也、フランス書院文庫→ Amazonはコチラから。→ Kindle版はコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。〈電子書籍〉→ ひかりTVブックはコチラ。〈電子書籍〉→ 総合電子書籍ストア【BookLive!】はコチラ。「お願い、獣のような目で、私の裸を見ないで…」ブラを滑り落とし、静かにパンティを脱ぎ去る熟妻。目前の「彼」は息子の友だち。17歳の年下の「彼」(息子...
年下の彼-麻衣子が淫美獣に変わる時(著:高竜也、フランス書院文庫)

tag : 女性主人公 母子相姦 童貞

プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

〈コメント〉
どなたでも書き込み自由ですが、管理人が許可するまではコメント欄に反映されないので、その辺りはご理解下さい。

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