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多久間太「絶対独占 未亡人、新妻、令嬢女子大生、美母娘」

多久間太「絶対独占 未亡人、新妻、令嬢女子大生、美母娘」
(フランス書院文庫、2016年10月、表紙イラスト:村山潤一)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

ある日昌也はゲリラ豪雨のなか下校していると、隣人の亜紀に声を掛けられ車で自宅へ送り届けてもらうが、道端を歩いていた日佐子と接触事故を起こす。幼なじみとは言え自分を嫌悪する亜紀の娘・真衣に普段から黒い感情を抱いていただけに、日佐子と示談で済まそうとした亜紀を脅し凌辱に及んでしまう。


【登場人物】

大沢昌也
18歳で高校に通う少年。共働きの両親は海外赴任により、賃貸マンションの一室に一人で住んでいる。受験の時に病気にかかりランクの落ちる学校に通わざるを得なくなり、その時からあまり品行は良くない様子。豊富な女性経験がある割には飽きっぽく、一度抱いた女性には興味が無くなるらしい。

榊亜紀
30代後半?昌也の住むマンションの隣の一軒家に夫と娘の真衣と3人で暮らしている専業主婦。Fカップの熟れた身体付きで母性溢れる優しげな女性だが、世間知らずな一面もあり昌也の稚拙な脅しに呆気なく屈してしまう。

榊真衣
昌也と同い年で名門校に通っている。バイオリンを習っており、両親公認で音大生の男性と付き合ってはいるが、清い関係のままでいようと大事にされている。素行の悪い昌也に対していつしか毛嫌いするようになり、彼の逆恨みを買うことに。

村上莉緒
21歳。昌也の真上の部屋に住むヤンママで、夫と結婚して間もなく男児を産んでいる。茶髪でヤンキー言葉を口にするざっくばらんな性格だが、流石に息子と接する時は母らしい一面も覗かせる。母になったことで夫とセックスレス気味なのが不満。巨乳。

藤堂日佐子
21歳の女子大生。榊家とは反対側の隣家で地元の名家の出身。小さい時にバイオリンを習っていたのが縁で真衣と仲が良く、同い年の莉緒とも環境が違うだけに却ってウマが合う様子で世間知らずの優しいお嬢様。1年前に南欧に留学していた際に、バックパッカーの日本人に凌辱され処女を失っている。

八塩絵里加
30代?昌也の隣室に住む未亡人で、両親が不在がちな彼を心配して世話を焼くが、本人からは疎ましく思われている。亡き夫とは刺激的な性交を繰り返してマゾっ気があるのを自覚しているが、昌也にそれを見抜かれてしまう。


【展開】

ある日ゲリラ豪雨のなか昌也は真衣を乗せた亜紀の車に同伴させてもらい帰宅するが、その時道端を歩いていた日佐子と接触事故を起こしてしまう。かねてから亜紀を性欲の対象としていただけに、彼女が示談で済まそうとしているのを知ると、翌日隣家を訪ねて警察に通報しない代わりにと性交を求める。狡猾な少年はそのやり取りをスマホで録音しながらリビングで対面座位にして亜紀を抱くが、すんでのところで引き抜かれ中出しは避けられる。普段は一度きりの性交で満足するはずが物足りないとばかりに、昌也は亜紀を玄関に連れていくとバックで犯し、そこへ帰宅した真衣と鉢合わせになってしまう。

翌日学校を早退した昌也は真衣の居ぬ間に亜紀とヤろうと榊家を訪ねるが、中から出て来たのは忘れ物を取りに帰って来た真衣だった。自分だけでなく母親も口汚く罵ったことに怒りを覚えた昌也は、忘れ物の弓を取り上げると真衣の部屋に向かわせ、バイオリンを人質に取り口唇奉仕を要求する。彼氏がいるのだから処女ではないという思いとは裏腹に、まだ真衣が純潔なのだと知って汚してやろうとクンニで絶頂させると、正常位で処女を奪い中出ししてしまう。

期末テストを迎え昼過ぎに下校した昌也はマンションの入り口で掃除をする莉緒を物珍しそうな目で見つめるが、開かれた上階の窓から授乳してひとり遊びに興じるのが聞こえ欲情を抱く。更にその晩に旦那とセックス出来なかったのを盗み聞くと、翌日呼び鈴を鳴らすと旦那だと油断していた莉緒の部屋に入り込み、欲求不満なら俺が抱いてやると迫る。産後の乳房を露わにしてグロいと言いながらも、母乳を絞り出して吸い立てると莉緒は潮を吹くくらいのアクメに達してしまい、ならばと服を脱がして挿入する。産後の膣道は滑らか過ぎてイケない、それならばと昌也はアナルにバイブを挿入し、きつくなった膣奥に中出しするのだった。

昌也は度々亜紀とは交わっていたものの本命である真衣とはなかなか会えず、ある週末に彼女が日佐子の家を辞去したのを目にすると、お嬢様も簡単に堕とせるのではないかと考える。藤堂家を訪ねるとあっさり中へ通され、亜紀の時と同じように事故を警察に届けないのは良心が許さぬとヌケヌケと嘘を並べ、身体に傷が無いか確かめると迫り膝だけでなく尻まで剥き出しにする。テーブルへ押し倒しスパンキングしながら、膣穴に挿入すると日佐子が意外にも経験者だと知り、敏感な反応を楽しみながら中出ししてしまう。
そこへ真衣から来たメールを見て日佐子になりすましで部屋にいきたいと返信すると、彼女を連れて真衣の部屋に侵入する。驚く真衣の前で日佐子をバックにして貫くと、胤付けされたくなければ言う通りにしろと真衣に迫り、尻を並べさせるとバイオリンの弓を使って秘所をいたぶる。更に射精を口で受け止めろと真衣に飲精を迫るが、全て吐き出す前に日佐子が代わりにと割り込み、女同士のキスを目の当たりにするのであった。

ある日昌也は亜紀をマンションの入り口に呼び出し玄関でパンティを脱いでから部屋に来いと命じると、予備校へ出掛ける前の慌ただしい時間に玄関で彼女を貫くが、丁度帰宅した絵里加に様子がおかしいと気付かれてしまう。翌日絵里加に人妻となんてふしだらだと叱られるが、彼女がドアの向こうで聞き耳を立てていたからだと気付き、本能的にマゾではないかと見抜き反撃する。玄関先でキスしながら秘所を弄ると呆気なく絵里加がお漏らししたのを咎めると、マンションの屋上に連れていき「しーしー」の格好で抱き抱え、再びお漏らしさせてしまう。
それで吹っ切れたのか絵里加は自らぺニスを求め竿の根元や袋だけでなく尻穴にまで触れて、受けに慣れていない昌也を圧倒し射精させると、自階へ戻るのももどかしくエレベーターの中で交合を求める。ところが箱が一つ上の階で止まると莉緒と鉢合わせになって彼女の部屋へ雪崩れ込み、昌也の思い付きで女同士のシックスナインを始めさせる。昌也はその淫らさに我慢できぬと上になっていた絵里加を貫き、莉緒に尻穴を舐められ快感を与えられると、絵里加の尻穴に指を挿入し喘ぐのを見ながら射精する。しかし莉緒はまだ射精してもらっていないと昌也を押し倒して跨がり、絵里加も物足りないと加勢し乱交は終わることなく続く。

所用で暫く不在にしていた亜紀は、昌也が受験勉強で多忙のせいか逢えずにいて物足りなさを感じ彼の元を訪ねようとすると、タイミング良く彼と遭遇し部屋に連れて来られる。そこには何と真衣が目隠しとヘッドホンを付けて全裸で拘束されており、思わぬ形で娘も毒牙に掛けられていることを知る。娘の代わりに自分を抱いてとねだる亜紀に、昌也は残酷にも娘の秘所を口唇で愛するように命じるとバックで貫き、亜紀は真衣がお漏らしするほどの快感を与える。
そのタイミングで目隠しとヘッドホンが外れ対面させられた母娘を抱き合うようにして拘束すると、昌也は二人を交互に貫きフィニッシュは母娘の美貌に精を浴びせる。失神した真衣をよそに昌也は亜紀を四つん這いにするとアナルを犯し、目覚めた真衣も犯される母の美しさに陶酔してしまう。

こうして母娘をモノにした昌也は他の三人にはもう興味を失うもどこか物足りないと感じていたが、ある日隣の部屋に20代の姉妹が引っ越して来る。荷物運びを手伝うと人の良さそうな顔をして声を掛けると、頭の中でいくつものシナリオを描きながら犯してやろうとほくそ笑むのだった。


【レビュー】

2016年も凌辱作品を中心に新出の作家さんが次々とデビューしているフランス書院文庫だが、本作も「絶対」や「完全」などと付く四文字のメインタイトル、対象となるヒロインの属性を並べたサブタイトルという組み合わせで分かりやすい作りとなっている。余談ではあるがフランス書院文庫では5月に、『力ずくの隣人狩り【四匹の牝奴隷】』(相馬哲生/著)というテイストのよく似た作品が刊行されており、少年と青年の違いはあれど自己本位な主人公による凌辱という王道のスタイルには違いない。

受験に失敗して本命ではない高校に通う主人公【昌也】(18歳)は同い年で隣人幼なじみの【真衣】に興味を抱いているが、当の本人からはまるで汚いものにでも触れるかの扱いを受けており、進学の一件も含めて性格が荒み始めている。一度抱いた女性はもう興味はないとばかりなのだが、彼女と母親の【亜紀】(30代?)に対しては執着を見せており、その亜紀が起こした接触事故をきっかけに弱味を握ると母娘を犯し抜くのが序盤である。そこには愛情があるのかと問われればそうではなく、悲しむ亜紀や抵抗し意地を張る真衣の反応を見て楽しんでいる面が強いようである。

とはいえ主人公も大学受験を控えた生徒で隣人は生活レベルが違うだけにいつでも手が出せるという訳ではなく、持て余した性欲の発散先として上階に住むヤンママの【莉緒】や真衣の先輩である【日佐子】の21歳コンビに標的を向ける。更に主人公に対してお姉さんぶり世話を焼いていた隣室の未亡人【絵里加】(30代?)も巻き込むが、前述の通り飽きっぽい主人公なだけに片っ端からヤっては捨ての流れとなる。勿論その中では莉緒や絵里加のように主人公に夢中になってしまい、主人公の精を搾り取ろうと三人で性交を求めたり、果てには女同士の関係に目覚めていったりもする。

亜紀・真衣母娘はサブの三人の凌辱の合間を見ては主人公に犯される描写もあるのだが、お約束の母娘の対面は終章近くになってからである。すっかり主人公にのめり込んでしまった亜紀は「犯される口実」を使うでもなく、しまいには自ら娘に奉仕して絶頂にまで導き、真衣も主人公に犯される母を見て背徳的な快感を得てしまう。個人的にはここまでして母娘をモノにしたのだからとは思うのだが、オスとしての本能は新たな標的を求める…という締め方はやや蛇足にも写った印象である。





【追記】

出だしから興味を引かせる展開で、それでも個人的には主人公が事故に遭った方がストレートでしょ?とは思いましたし、初めは一人一章で隣人狩りを進めていくだけにちょっと物足りなさを感じさせました。日佐子の凌辱では真衣を巻き込むために使った節も見られますし、彼女は彼女で一度きり無かったことにしているようなので、事故の当事者とはいえ必然性が薄かったように思います。

サブヒロインに当たる莉緒と絵里加は例えるなら「肉食」と「マゾ」なタイプで、主人公に犯されてからは寧ろ積極的に性交を求めて来ます。普段自分から手を付ける主人公なだけに、絵里加や莉緒にアナルや乳首を舐められて感じることに戸惑いを見せたのは私としては収穫の一つになりました。

終盤は母娘対面儀式で主人公との勝負に負けた亜紀が後ろの処女を奪われますが、それを見た娘の真衣の意外な性癖に火を付ける(その結果主人公自身よりは犯される母に興味を持つ)という皮肉な結果になります。官能描写満載で話の進め方もストレート、総合力で描き切った新人というよりも「新出」の作家さんと見ましたが、いかがでしょうか。

tag : 高校生主人公 母娘丼 処女 デビュー作品

庵乃音人「てほどき美熟女 清楚妻・淫ら妻・癒し妻」

庵乃音人「てほどき美熟女 清楚妻・淫ら妻・癒し妻」
(フランス書院文庫、2016年10月、表紙イラスト:新井田孝)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

家庭教師として出入りしている細川家の夫人の沙耶子に想いを抱いていた広樹だったが、彼女の友人の麗子から仲を取り持つ代わりに隣人の優菜をモノにして欲しいと頼まれる。いずれも魅力的な人妻なだけに、広樹は軽い気持ちで優菜を抱いてしまうが…。


【登場人物】

梶野広樹
20歳の大学生。1年前から近所に住む細川家のひとり息子の家庭教師として出入りする内に、沙耶子に惚れてしまうが…。アパートに一人暮らしで、目下新婚夫婦の隣人のアノ声に悩まされる童貞青年。華奢で頼りない印象だが、20cmを超える巨根。

細川沙耶子
35歳。色白で端正な和風の小顔をした美女で、Hカップ95cmのバストを持つ肉付きの良い身体付き。小学校へ通うひとり息子がいるが、夫は外に愛人を作っていて半ば別居状態。かつて義兄に当たる男性と不倫関係にあったことも。

小和田麗子
39歳。沙耶子の近所に住む人妻で、クールで凛とした美貌にGカップの割には手足が長いモデル体型。広樹に対しては常にからかいの対象でキツイ冗談を投げ付けるが、実は沙耶子に対して淡い想いを抱いている。夫とは別居状態だが、それを楽しんでいる節も。

田辺優菜
31歳。小和田家の隣人でやはり夫の浮気に悩んでいるが、手話クラブで知り合った青年といけない関係手前まで踏み込んでおり、それを知った麗子の差し金により広樹に犯されてしまう。黒髪のショートカットで見るからに癒し系の印象を与える。Fカップでメリハリのある体型。


【展開】

家庭教師の授業を終えた広樹は細川家を訪ねて来た麗子が沙耶子や優菜と交わす際どい会話に興味津々だったが、その帰りに麗子から沙耶子との仲を取り持つ代わりに優菜を犯して欲しいと頼まれる。どうやら麗子が目を付けている青年と、先に優菜が付き合っているのが気にいらない様子。そして三日後の晩にベランダを伝って田辺家に忍び込むと、優菜がリビングで彼とテレフォンセックスをしている現場を目撃し中に踏み込む。ソファに四つん這いにさせて秘所やアナルを覗き込んだ広樹は我慢できぬと交合に及ぼうとするが、童貞なだけにスムーズに挿入ができない。それでも何とか挿入すると、優菜が拒むのも聞かずに欲望のままに中出ししてしまう。

数日後約束通り麗子の家で沙耶子とともに広樹はパーティーに招かれるが、肝心の沙耶子が飲み過ぎたらしく眠り落ちてしまい客間に運ぶことに。ご丁寧に布団が敷かれていることに広樹は不審を抱くと、何と麗子は沙耶子に睡眠導入剤を仕込んだと告げ、後はご自由にとばかりに部屋へ戻ってしまう。沙耶子の乳房を露わにし口付けを交わす内に彼女が目覚めてしまうが、ロクに抵抗出来ないことをいいことに秘所を露わにすると、清楚な美貌に似つかわしくないと剛毛やデカ乳輪だと言葉責めにしながら正常位で挿入する。更に腋の下の剃り跡をねぶりながら、激しくピストンした末に中出しするのだった。

力付くで関係を結んだ結果家庭教師を解雇され、欲望の赴くままとはいえ憔悴した広樹は、ある日麗子にホテルの一室に呼び出される。責任の一端を感じたのかいつもと違って母性的な優しさを見せる麗子に誘われるが、いざ秘所を露わにしようとするて何故か激しい抵抗を受ける。何と麗子も沙耶子以上の剛毛で、しかもデカ乳輪でコンプレックスを抱いていたようだが、四つん這いにして挿入を焦らすとお漏らしするほどの激しい反応を見せる。そしてバックで挿入すると沙耶子と似た特徴だと言葉責めに遭わせるが、麗子が失神するほどのアクメを迎えながら沙耶子の名を口にするのを見て、女同士で秘めた想いを抱いていると気付いてしまう。

数日後広樹は義兄の三回忌を終えて息子とともに帰宅した沙耶子を物陰で待ち伏せしていたが、喪服姿の美しさに惹かれて後を追うと玄関に鍵が掛かっていないことを確認し細川家に侵入する。仏間に近付くと亡くなった人を偲ぶにはあまりにも様子が違うのに気付き、どうやら義理の兄妹で禁断の関係にあったことを知って嫉妬に駆られ部屋に入る。広樹は抵抗する間も与えずに沙耶子を押し倒すが、四つん這いにされ彼女の秘所から放屁音が聞こえ、それに沙耶子が羞じらうのを見ながら余計に欲情を抱きバックにして仏壇の前で犯してしまうのだった。

それでも広樹はきちんと話をする機会が欲しいと頼み込み別の日に自分の部屋に来てもらうが、沙耶子の目の前で隣室の新婚夫婦のアノ声に悩まされているとオナニー姿を見せ付ける。更にスマホ動画に収めていた喪服姿の沙耶子との性交をオカズに一層ぺニスを扱き立てると、遂に沙耶子が我慢ならぬとばかりに広樹を求める。その一途さに可愛いとまで思う沙耶子は広樹に馬乗りになるとぺニスを受け入れ、隣室に聞こえるのも気にせずに放屁音を鳴らしながら青年に抱き付くのであった。

こうして沙耶子と恋人関係となった広樹はある日麗子を自宅へ呼ぶと、一日だけ麗子の本望を叶えてあげるつもりでわざと沙耶子とイチャイチャしているのを目の前で見せ付ける。晒された沙耶子の裸体も自分と同じコンプレックスを有していると確認した麗子は、広樹に誘われるままに沙耶子の尻穴までも舌で味わい女同士でキスを交わす。そして四つん這いになって広樹と交わり憧れの沙耶子に見せ付けながら焦らす快感に浸るも、今度は沙耶子が広樹と子作りセックスをしているのを見守る羽目に。

そして秋を迎えたある日沙耶子と同居生活を始めた広樹は久しぶりに優菜を招くと、真相を知ってか知らぬか女同士で元の仲良しに戻り一安心するが、今晩は寝かさないからと呟く麗子の含み笑いに思わず恐々としてしまう。


【レビュー】

ここ数作品の黒本での庵乃音人作品は荒ぶるタイプの主人公がやや強引にヒロインたちとの情交を迫るという流れであったが、本作ではその傾向は残しつつも原点回帰ともいえる「主人公を可愛がる熟女たち」というテイストも醸し出している。

本作の主人公【広樹】(20歳)は華奢で頼りなく女性にも奥手なタイプであり、その彼が想いを抱くのが家庭教師の教え子の母親の【沙耶子】(35歳)である。彼女が題名で指すところの「清楚妻」で、他には彼女の友人の【麗子】(39歳)と【優菜】(31歳)が登場し、順に「淫ら妻」、「癒し妻」である。彼女は全員人妻で沙耶子にはひとり息子もいるが、夫は浮気性で不在がちな点が共通している。麗子を中心に繰り広げられる「熟女トーク」にドギマギし、戸惑う様子が序盤で描かれており主人公の立ち位置を現しており興味深い。

そんな主人公の気持ちを汲んで麗子からある企みを持ち掛けられ、しかも沙耶子との仲を取り持ってくれるとあれば、性欲に悩む年頃だけに直情的な行動に出るのはやむを得ないところ。優菜との初体験は思いがけぬ形で成就しそのご褒美として今度は沙耶子ともとなるのだが、いずれも麗子が仕組んだものでもあり、ここで彼女自身がメインヒロインと考えれば納得のいくところかもしれない。

沙耶子や優菜に対する麗子の思いは生々しいものでもあり、当初は思い付きで主人公を駒のように使っていたものの彼をも傷付けたとあっては流石に素直にならざるを得ず、主人公を優しく慰める…ところから主従逆転して彼の思い通りにされるのが中盤である。主人公は見掛けは大人しいが逸物は20cm超えという官能小説ではお約束のタイプであると同時に、情交に及ぶ時はサディスティックに言葉で辱しめを与えるのが好きなようで、ヒロイン3人を巧みに責め立てている。

終盤へ向かうのに当たり沙耶子への想いが成就するとともに、麗子と二人の熟女との和解にも触れられてはいるのだが、Sな主人公の性格は全く変わってはいない。見せ場は沙耶子の本来の想い人の仏壇を前にして喪服姿の彼女を責め立てる場面で、庵乃音人作品ならお馴染みの剛毛やデカ乳輪を指摘するだけでなく、恥ずかしい「音」まで使って描かれている。ここまで用いられると調教じみた暗澹たる流れというよりは、寧ろコメディと言える(決して悪い意味ではない)。「原点回帰」と言いながらも微妙に変化球を投げ込んで来る作者は、黒本だけではなく複数のレーベルで活躍中で、守備範囲の広さもあって今後の活躍に期待したい。

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弓月誠「喪服の女に僕は耽溺れる」

弓月誠「喪服の女に僕は耽溺れる」
(フランス書院文庫、2016年10月、表紙イラスト:川島健太郎)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

父を亡くしたばかりの秀人は義母の杏子と一夜限りの関係を持つが、一緒に暮らす代わりに男女の関係は二度と持てないとあくまでも義母として振る舞われてしまう。そんななかで高校時代の恩師の香苗や叔母の真理、取引先の令夫人のフランチェスカと関係を持ち、本当に好きな杏子にもう一度アタックするのだが…。


【登場人物】

吉岡秀人
20代前半?社会人になりたての青年で、5年前に父を亡くし現在は義母の杏子と二人暮らし。父が亡くなって間もなく杏子と一度限りの関係を結ぶが、彼女への告白は受け入れられずにいた。

吉岡杏子
30代後半?秀人の父の後妻として嫁いでから十数年になる。亡き夫が連帯保証人となり債務を抱えていたと知り、籍を抜いて一人で借金を返済しようと惜別のつもりで関係を持つが、夫の遺産と自宅を売却したことで問題は解決し今は秀人と二人で暮らしている。

斉藤香苗
20代後半?秀人の高校時代の恩師で憧れを抱いていたが、実は3年前に夫を亡くしている。墓参りに来た際に偶然にも秀人と再会し、女として見てくれたのを嬉しく思い一度きりの関係を結ぶ。

葉山真理
33歳。杏子の実妹で秀人の叔母に当たる。6年前に夫を亡くして以来一人で暮らしていたが、七回忌法要の折に秀人を泊めたことから一度きりの関係を持つ。

秋月・フランチェスカ
30代?秀人の勤める会社の大口取引先で、海外からの輸入代行の仕事をしている。イタリアの貴族のロレンツォ家出身で日本人の夫と結婚し日本に住んでいたが、寡婦となった時の家のしきたりに縛られて、外出ひとつままならずストレスを抱えていた。

【展開】

父の葬儀が執り行われたその晩、喪服姿の杏子に劣情を抱いた秀人は自分の部屋でオナニーし始めるが、そこに当の義母が枕元に現れて驚きを隠せない。自らぺニスを握り射精に導く杏子に愕然とするが、父の借金を返済するために籍を抜くと聞かされて反対するものの、現金なことに勃起したままなのを指摘され性欲に勝てずに杏子と一夜限りの関係を結んでしまう。口唇奉仕やシックスナインで連続で射精しても萎えない秀人は正常位で童貞を失い、一晩中義母の膣奥に精を注ぎ込むのだった。

父の借金問題が解決し秀人は杏子と二人で暮らし始めたものの、あの一夜のことなど無かったかのように振る舞われそれでも杏子への想いは一層強まっていく。5年が経ち月命日で墓参りに寺に同伴すると喪服姿の香苗と再会し、杏子を先に帰してから声を掛ける。香苗に夫がいたと知って秀人は不用意なことを聞いてしまったと反省するが、当の香苗は自分を女として見てくれたのが嬉しかったらしく、勃起に気付くと人気のない墓場で手コキに及ぶ。更に集会場に誘いシックスナインで二度目の射精に導くと、もはや挿入は必然ではなかったものの、騎乗位で自ら交わりを求めてしまう。そして別れ際の香苗は少しだけ明るい表情を浮かべるのであった。

ある週末に亡き夫の七回忌法要を前にして真理に呼び出され、力仕事を手伝い法要にも参列した秀人はその晩泊まることになるが、仏間よりうめき声が聞こえて中を覗くと真理が喪服姿でオナニーしているのを目撃する。物音を立てて気付かれた秀人は真理に誘われるままオナニーの見せ合いからシックスナインへ発展し、叔母に杏子を重ね合わせながらパイズリ奉仕を受けた後に体位を頻繁に変えながら情交に及ぶ。杏子への気持ちを知った真理は頑張りなさいと励まし、自分も秀人に旦那を投影しながら抱かれていたのよと告白するのだった。

ある日秀人は会社の先輩に連れられてロレンツォ家に後任の挨拶へやって来るが、屋敷の中で迷ってしまい物音のする部屋に入ると、何と着替え中のフランチェスカ夫人と出くわしてしまう。家のしきたりに反して赤の透けた下着を穿いていた彼女は口止めと引き換えに、完全勃起した秀人のぺニスに触れて口唇で精を受け止める。そして数日後商品を引き取りにやって来た秀人は寝室へ通されると、シャワーを浴びて下着姿のフランチェスカに欲情するが、抱くのなら跡取りになる覚悟は宜しくてと問われ、彼女の求める後ろでの交わりに至る。日が暮れるまで情交を繰り返した秀人は、しきたりなんてもうどうでも良いと夫人に告げられて、膣内での性交に至るのであった。

ある日杏子は秀人から告白されるが、あくまでも母子でいたいと受け入れず口喧嘩の末に家出されてしまい、そんな中でフランチェスカの来訪を受ける。夫人から素直になったらと告げられしかも淫具を渡された杏子は彼女も秀人が好きなんだと気付き、秀人を受け入れようと連絡して部屋に呼び戻すと、もらった淫具を秘所に挿入した恥ずかしい姿を晒す。リビングでのシックスナイン立て続けに精を放った秀人は、寝室に移動すると何回も義母の膣内へ精液を注ぎ、心の中で自分が抱いた三人の未亡人に感謝するのだった。


【レビュー】

現在のフランス書院文庫の誘惑作風の第一人者である作者も30作品目を迎えたが、その本作もここ最近の流れを汲んだ濃厚で独自の描写を使いつつ、作者の得意とする素直になり切れない熟女ヒロインと、性欲旺盛な主人公との何とももどかしい愛情物語が描かれている。

本作の主人公である秀人とメインヒロインである義母の杏子との情交自体は第一章からと意外にも早いが、とある事情で杏子が秀人に別れを告げる覚悟を決めたからで、問題は解決するものの母子二人での生活となってからは終盤まで官能面での出番が無い。これは杏子が秀人の母親たらんと意地になるからでもあり、夫を亡くした未亡人としてはまさに当然の反応ではあろうが、主人公も手をこまねいているだけではなくアプローチはしていたと思われる。

そんなある日秀人は高校時代の恩師の香苗と再会し彼女と話をすると、彼に男を感じたのか一度きりの関係に及ぶ。更には夫の七回忌を迎えた叔母(杏子の実妹)の真理や、取引先のフランチェスカ夫人とも相次いで関係を結んでいく。彼女たちに共通するのは「喪服を着た未亡人」というところで、香苗とは寺の集会場で、真理とは仏間で、夫人とは邸宅の寝室でとバリエーション豊富である。但し喪服を着た彼女たちとの情交パターンは押し並べて似ており、夫人だけは違う穴での初めてとは言え、流石に四人となると「またか」の思いが否めないのが残念である。

終盤はフランチェスカ夫人の来訪を受け、素直になったらというアドバイスを受けた杏子が秀人を受け入れるが、ここでは喪服は登場しないのでやや肩透かしの印象もある。弓月誠作品に共通する要素として「最後は一人だけを選ぶ」のは本作も全く同じではあるが、ヒロインの年齢を始めとしてあまり深くない設定が却って仇となってしまったようで、次々に交わっては去っていくという展開にあまり深みを感じられないのが勿体ないように思える。例えば恩師はなくしてヒロイン三人とし、義母と叔母vs.夫人の構図で主人公を奪い合う展開などでも良かったのかなと感じたのだが…。

DSKさんのブログでも本作をご紹介なさっています。
2016/10/26 発売喪服の女に僕は耽溺れる著:弓月誠、フランス書院文庫→ Amazonはコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。「ごめんなさい、ふしだらにもほどがあるわね」喪服姿で息子の脈打つ熱棒を優しくしごきあげる杏子。手筒をほどこす義母の吐息は、やがて欲情の嗚咽に……喪服の下に隠していた美牝の素顔は淫らすぎた!高校の恩師、妖艶すぎる美熟叔母、ブロンド美女……忘れられない秘密を僕に教えてくれた四人の未亡...
喪服の女に僕は耽溺れる(著:弓月誠、フランス書院文庫)

tag : 社会人主人公 母子相姦 熟女限定

2016年10月刊情報&11月刊情報

朝晩の気温も20℃を切る季節となり、衣替えを迎えようとしています。そう言えば9月の関東地方はだらだらと曇天続きで、晴れの日が5~6日しか無かったと聞きますから、いかに異常気象なのかが伺えますね…。体調管理には十分ご注意ください。


●フランス書院文庫2016年10月刊情報

10月はフランス書院文庫Xの刊行もあり、合計すると凌辱作品が圧倒的に多い月となっています(涙)景気が良くなると凌辱作品が増え、後退していくと誘惑作品が力を得ると言いますが…景気はイマイチパッとしませんね。

「これから出る本」(公式ホームページ)

※10/6Amazonサイトで書影が反映されたため、更新いたします。




弓月誠『喪服の女に僕は耽溺れる』




「ごめんなさい、ふしだらにもほどがあるわね」
喪服姿で息子の脈打つ熱棒を優しくしごきあげる杏子。
手筒をほどこす義母の吐息は、やがて欲情の嗚咽に……
喪服の下に隠していた美牝の素顔は淫らすぎた!
高校の恩師、妖艶すぎる美熟叔母、ブロンド美女……
忘れられない秘密を僕に教えてくれた四人の未亡人!



表紙絵で描かれている洋装の喪服を纏ったブロンド美女がフランチェスカさん、右の和装の喪服を着た美女が義母ではないかと思いますが…。ヒロイン4人は多めですね。




冬木弦堂『女子剣道部合宿【全員奴隷】』




「いやあっ、お願い……助けて、先生っ!」
「泣いても無駄だ。徹底的に凌辱してやる!」
合宿所に響きわたる乙女の絶叫と野獣の咆哮。
防具は何の救いにもならず、初々しい躰を蹂躙される。
ねじ込まれる肉刀、羞恥に歪む顔、道場に垂れる恥汁……
剣の道に精進する大和撫子を襲う恥辱の六日間!



公式ホームページでは弓月誠さんのを除いて詳しい情報が紹介されていませんが、384ページと容量が多いだけにメインの教え子?の他に対象となるヒロインは多そうですね。




梶怜紀『兄嫁は僕だけの言いなりメイド』




「はしたない茉莉子に淫らな罰を与えてください」
夫の事業が失敗し、義弟の奴隷メイドにされた兄嫁。
裸エプロン、強制オナニー、性欲処理セックス……
性格の歪んだ暴君に女体を好きなときに弄ばれ、
敏感な柔肌を紅潮させ、何度もイキまくる25歳。
ついにはご主人様に進んで奉仕をするまでに……



表紙画のメイド服のヒロインは良いですね。兄嫁が25歳で主人公は義弟なので、大体18~20歳くらいでしょうか?ヒロインは兄嫁だけではなさそうですね。




庵乃音人『てほどき美熟女 清楚妻・淫ら妻・癒し妻』




とろける蜜壺で大人の世界を教えてくれる優菜(31)。
美尻を恥ずかしげにくねらせ肉茎をねだる麗子(39)。
清楚な容貌から想像できない淫猥女体の沙耶子(35)。
一途な熱視線をぶつけてくる広樹のあり余る劣情が、
熟妻たちのやり場のない濃厚フェロモンに火をつけて……
童貞青年に突然訪れた「てほどきづくし」の日々!



ここ最近の庵乃音人作品は捻りが効いた作風だっただけに(特に他社レーベル)、得意とする「主人公をショタコン気味に愛でる熟女たち」路線に回帰したのかなと思われます。




但馬庸太/華フック(原作)『母親失格 エリート家族の寝取られ転落人生』




家では教育ママ、外では怜悧なキャリアウーマン。
近所からエリート家族の母親と羨まれる明美が、
愛息の弱みを握った悪童・健太の卑劣な調教で、
女の悦びに目覚め、牝豚として躾けられていく…
息子・学も母の知らぬ所で性知識を植え付けられ……
華フックの伝説的コミックを完全ノベライズ!



母子相姦の凌辱作品と言えば但馬庸太氏ということで、強烈なNTR相姦作品と思われる本作をノベライズ化でしょうか。ちらっと販売サイトで拝見しただけですが、こういうノベライズ化は逆に先見を持たずに素直に読んだ方が良いのかなと思うので、本作を購入するまでオリジナルは見ないでおこうかと…。




多久間太『絶対独占 未亡人、新妻、令嬢女子大生、美母娘』




「奥さん、娘が帰ってくるまで玄関でセックスだ」
非情な立ちバックで熟れきった身体を突き上げる昌也。
熟母の弱みを握り、口封じのために奪いつくした女体。
リビングで、寝室で、愛娘もろとも美牝に調教していく。
さらには新妻、令嬢女子大生、未亡人をも蟻地獄に堕とし……
近所の美女を独占するまで淫獣の欲望は膨らみつづける!



10月デビューの新出の作家さんのようですが、第14回以降新人賞は3回連続で凌辱作風、受賞なさっていない方でも圧倒的に凌辱が多いのが特徴的です。人数多めだとこなすだけで、あっさり堕ちる展開になる気がしますので、新人らしい何か違う一面を引き出せたら良いですね。





●フランス書院文庫X2016年10月刊情報


麻実克人『【完全堕落版】熟臀義母』







御前零士『人妻 媚肉嬲り【織恵と美沙緒】』









●フランス書院文庫2016年11月刊情報


綺羅光『若妻 瑠璃【奴隷マンション】』

巽飛呂彦『夢の同棲生活 兄嫁、姪、先生と…』

一柳和也『名門女子テニス部【完全支配】 キャプテン、部員の母、顧問女教師』

藤崎玲『【熟妻三十九歳】夫の教え子に寝盗られて』

鷹羽真『初体験教室【三人の年上隣人】』

御前零士『兄嫁と継母と義弟【二階に棲む淫獣】』



(仮)タイトル






10月に続いて11月も誘惑作品が少ない…。題名を見れば分かる通り、巽飛呂彦さんと鷹羽真さんだけのようです。書ける作家さんが固定されているのがあるのかなと思われますが、確かに今年は凌辱作品の新人さん(新出の作家さん含む)が多いですね。

リアルドリーム文庫から移籍?の御前零士さんは10月にフランス書院文庫Xでも刊行なさっていて、今年で4冊目となります。即戦力として買われたのでしょうが、ハイペース過ぎてネタ切れにならないか、余計なお世話ながらも心配ではあります。(リアルドリーム文庫では10月から既作品のフェアが始まっており、移籍かどうかはよく分かりませんし、単に電子書籍の取り扱いが無くなっただけというのが正しいのかもしれません)

リアルドリーム文庫 公式ホームページ

大御所の綺羅光さんが11月辺りに刊行されるのは予想の範囲内でしたけど、昨年と一昨年のこの時期は絹田青児名義のリメイクだったので、今年もこの辺で…と思いましたが、新妻でもなく瑠璃もいませんので違う作品でしょう。(愛好家Sさんならお詳しいのかも?)




藤崎玲さんは「寝取られ」作品のようです。実は管理人はずっと「寝盗られ」が正しい使い方と思っていましたが、「寝取られ」が一般的のようですね。話は逸れてしまいますが、子供の時からヒーローが悪にいたぶられるのを見ると妙な気分になったもので、我ながら屈折した性癖だなと思っています。(女性がいたぶられるのは流石にダメですが…。)

最後に7月にデビューした一柳和也さんですが、早くも2作品目の刊行となります。そう言えばこんな作品があるみたいですが…。









ここまでお付き合いいただき、ありがとうございますm(__)m

引き続きマイペースで更新していきますので、ご愛顧のほど宜しくお願いします。

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梶怜紀「二段ベッドが揺れる【美姉妹蟻地獄】」

梶怜紀「二段ベッドが揺れる【美姉妹蟻地獄】」
(フランス書院文庫、2012年7月、表紙イラスト:川島健太郎)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

両親が仕事の関係で渡英することとなり、義姉の小雪や義妹の麻実と三人で暮らすことになった翔太は、ある日小雪に奴隷になって欲しいと迫り調教を交えた性交を繰り返すが、両親の元から帰国した麻実にも同じように服従を求めていくのであった。


【登場人物】

伊東翔太
21歳。地元にある国立大の工学部に通っている。幼い時に母親と小雪や麻実の父親が再婚して以来、義姉の小雪に想いを寄せているものの、元来の嗜虐的な性格もあって調教じみた愛し方しか出来ない。身長180cmほどでガタイが良く、男臭さを感じさせる。女性経験は豊富。

伊東小雪
23歳。東京の有名私大に通っていたが、この春から地元に戻り隣の市役所で働いている。義弟の翔太を溺愛し結ばれぬ仲だからと諦め上京して別の男と付き合ったものの、やはり忘れられずに帰郷を選んでいる。長い黒髪に淑やかな印象を与える美女。身長158cmで華奢な割に、Gカップでベストプロポーションの持ち主。

伊東麻実
19歳。小雪の実妹で、義兄の翔太にベッタリなブラコン妹。地元の私立大に入学したばかりで、夏休みを利用して渡英した両親の元へ遊びに行っている。170cm近い高身長で手足が長いモデル体型に、目鼻立ちがクッキリとした美女でFカップ。但し幼い頃から翔太だけを見ていたために、男性経験は全く無い。


【展開】

麻実が渡英して翔太と二人きりの生活を始めたある休日、小雪はいきなり翔太から奴隷になって欲しい、さもなくば家を出てひとり暮らしを始めると無理難題を押し付けられる。小雪は自室に逃げ込み二段ベッドの下段で伏せっていたが、家を出ていくと義弟のしょげた声を聞かされると態度を一変させ素直に奴隷になることを告げ、早速とばかりに巨根に口唇での奉仕を求められて迸りを飲み込む。
返礼とばかりに小雪は翔太に可愛がられるとベッドでは窮屈だからと隣の部屋に移動し、正常位で交わり中出しされると二度目はバックから対面座位と体位を変えて、フィニッシュは再び四つん這いにさせられ胤付けされる。夕飯の買い物や真っ裸になっての食事、そして二人きりの入浴から騎乗位での性交と翔太とラブラブ気分で小雪はその日一日奴隷プレイに興じるのであった。

翌朝まで二段ベッドの下段で翔太と交わり目を覚ました小雪は朝勃ちしている剛直に奉仕しようとするが、義弟から許可を得ずに自ら仕掛けるとは何だと叱られ罰を与えるべく和室に連れて行かれてしまう。床にブルーシートを敷き天井には滑車を付けられた異様な雰囲気のなかで、小雪は高手小手に縛られロープで吊るされベルトを鞭代わりにして十二回もお尻を打たれるが、痛みを感じながらも愉悦を得て対面座位で交わる。
小雪はお掃除フェラで剛直を清めるが義弟からいかにも男に慣れたやり方だと指摘され、言葉なぶりにされた挙げ句にお漏らしさせられて、今までの性体験を告白させられる。そしてリビングに移動し対面座位で繋がったまま小雪は二年前に翔太が受験のために上京した際に彼の男らしさに惹かれたこと、義弟のそばにいたいから内定を蹴って帰郷したことを打ち明けると、翔太の歪んだ性癖を受け入れようと中出しを求めるのだった。

姉弟が関係してから二週間後麻実が帰国する日の朝、小雪はいつものように口唇奉仕での飲精から高手小手に縛られての対面座位で交わると、仕上げとばかりに房鞭でお尻と乳房に打たれながらも激しく感じてしまう。そして身体を滑車を使って空中まで吊り上げられると、麻実の居る前では大胆なことは出来なくなるから今まで付き合ってくれてありがとうと翔太に言われ、今までにない快感に浸りながら精を受け止める。

帰国して三日後の朝麻実はキッチンで寝惚けた姿を翔太に見せて色気が無いなとからかわれつつ、際どい話ばかりを振られる内に抱いて欲しいと告白してしまうが、奴隷宣言をさせられて困惑しつつも真っ裸になると後ろ手に手錠を掛けられる。クンニされて潮を吹いただけでなく飾り毛を剃られてしまい、しまいには淫乱娘にはお仕置きだと十数回もお尻を打擲されて戸惑いながらも、翔太の部屋に移動して正常位で処女を捧げられて喜ぶのであった。翔太は浴室で義妹に泡姫奉仕の仕方を教わり対面立位で二度目の性交を終えると、高手小手に縛り上げ犬のように昼食を取らせた後で例の和室に連れて行く。小雪と同じようにしながら反応を窺う内に麻実もお漏らししてしまうが、縄を解いて立ちバックで攻め立て三度目の中出しを喰らわせる。

夕方までプレイが続いたのもあり翔太は帰宅した小雪に三人で外食しようと誘うが、姉妹にはノーパンでミニスカートを履くように命じると、わざと高台にあるレストランから遠いところに車を停めて階段を昇る時に悪戯をして楽しむ。そして帰宅すると入浴中の姉の目を盗んで麻実に口唇奉仕を求め、入れ違いに麻実が入浴すると小雪を部屋に連れて行き、二段ベッドの下段でボールギャグをくわえさせ拘束すると玩具責めにして部屋を立ち去る。
風呂から上がった麻実を見付けると翔太は義妹の部屋に連れて行き亀甲縛りにするものの、トイレに行かせている間に彼女がオナニーしたのに気付き、ベッドに四肢を拘束すると放置プレイの罰を与えると出ていってしまう。小雪の部屋に戻りすっかり義姉が気を遣っているのを見ると、翔太は乳房責めに遭わせた後で剛直を挿入し中出しするのであった。

翌朝寝坊寸前で義姉が慌てて出勤したのを見届けると翔太は麻実の様子を見に部屋を訪ね、尿意を訴える義妹に目の前で小用を足すように命じて羞恥を与える。小雪に比べると麻実はよりハードなプレイに順応するはずと見抜いた翔太は和室に連れて行くと房鞭でお尻を叩き、立ちバックで交わり中出しする。更にプレイ用のロウソクを取り出して乳房とお尻にロウを垂らすと、その美しさに夢中になりながらマングリ返しで交わり腰が抜けるほどの性悦を味わう。なおも健気にお掃除フェラを求める義妹を今度は騎乗位にすると、翔太は三度目の放精に向かい駆け上がっていく。

数日後翔太は帰宅した小雪を待ちかねて全裸に縄化粧すると和室に連れて行き、彼女の部屋から移動させた二段ベッドを見せる。下段は何故かカーテンで覆われているが、小雪は上段に上がると四つん這いにさせられてバックで剛直を貫かれてアクメに達する。その時シーツを剥がされアクリル板で透けた板から下段で拘束されている麻実と対面させられ、一瞬にて性悦が覚めるとともに妹も奴隷になったのだと察知する。
翔太の前で姉妹は自分だけと求めるがそれが奴隷として相応しくないと責められ、言われるままに鞭で打擲されただけでなく、剛直を交互に貫かれて絶頂を迎えてしまう。ひとり達していない翔太は入浴と食事を済ませると、フェラチオゲームと称してイラマチオ同然に二人の口腔を犯し、それでも射精させられないから罰を与えると告げ二人に浣腸のお仕置きをして辱しめに遭わせてしまう。
後始末をしてもらいやっと姉妹のわだかまりも消えたようで、翔太は後ろ手に拘束した麻実を二段ベッドの下段に小雪を、上段に麻実を移動させると、姉に見えるように激しく腰を遣って義妹を絶頂に導く。気絶した麻実が目を覚ますと、今度は下段で小雪が口唇奉仕をしながらロウソク責めに遭わされるが、爪先に垂らされただけで激しくアクメしてしまう。既に六回も射精していた翔太は小雪を屈曲位にすると、余裕たっぷりで麻実に見せ付けるように性交へ及ぶのであった。


【レビュー】

「ああっ、いいっ……翔太君の奥まで届いてるっ」 後ろ手に縛られながら自ら腰をくねらせる23歳。
対面座位で義姉を悠々ともてあそぶ悪魔の義弟。 禍々しい男根が妹の純潔を狙っているとも知らず、
小雪の美唇からは啜り泣きの声がもれはじめ……美姉妹を最後に待つのは「二段ベッド」調教!

(公式あらすじより引用)



「美姉妹蟻地獄」から想起される印象に従い鞭やロウソク、浣腸といった調教色はあるものの、小雪と麻実の美人姉妹が義理の肉親である翔太をご主人様と敬い、当の本人も恋愛感情を抱いているので実際は「イチャラブ」という方がダイレクトに伝わることだろう。文中にも姉妹が翔太から与えられる仕打ちに対して何処かで期待しているのが窺えるし、互いに納得の上での「プレイ」だから、「そうだね、ご馳走さま」な感想となってくる。

(元ネタはこちら?でしょうか)




勿論作者の意図するところでの展開なんだろうと思うけれども、序盤での小雪の義弟に対する呼び方が「翔太君」だったり「翔太」だったりと揺らぎが散見されるのが気になった次第である。「イチャラブ調教」を目指したのならここは拘って欲しいところで、まぁまだ小雪がマゾ色に染まっていないのかなとも受け取れるものの、あまりにも揺らぎが多いのでここは指摘せざるを得ないであろう。

公式ホームページでも本作に「凌辱」タグが付いていないし、凌辱ではないと言われれば納得だけれども、作者に王道の誘惑テイストで本作を書かせたらどういう流れになったのかはちょっと気になる。二段ベッドの設定が生きるのは終盤だけで、誘惑テイストなら上に妹が寝ていて、下から聞こえる姉の嬌声に悶々としてしまうという展開も使えただろうなと思う(川島健太郎氏らしいポップな表紙イラストの通りであろう)。






作者はほぼ半年~一年に一作品ペースで刊行を続けており、2016年10月に約1年ぶりとなる新刊が出ます。




「はしたない茉莉子に淫らな罰を与えてください」夫の事業が失敗し、義弟の奴隷メイドにされた兄嫁。
裸エプロン、強制オナニー、性欲処理セックス……性格の歪んだ暴君に女体を好きなときに弄ばれ、
敏感な柔肌を紅潮させ、何度もイキまくる25歳。ついにはご主人様に進んで奉仕をするまでに……

(公式あらすじより)



公式ホームページでは本日内容が公開になりましたが、義母35歳と妹18歳も登場します(昨今実妹は避けられるので、義妹、つまり義母の連れ子でしょうか?)。管理人もちょっと気になる作品です。

tag : 大学生主人公 姉弟相姦 兄妹相姦 処女

鬼木鉄二「禁断の一日 若妻と美母が牝になった時」

鬼木鉄二「禁断の一日 若妻と美母が牝になった時」
(フランス書院文庫、2005年8月、表紙イラスト:村山潤一)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

ある休日に山奥の別荘で母子二人のんびりと一夜を過ごそうとしていた綾子と悠だったが、そこへ逃亡犯の男女が現れる。絵美と名乗った女の思い付きで男に母を犯され、彼女に童貞を奪われた悠は更に母子での禁断の交わりを強いられる。一晩中繰り広げられた凌辱の末に母子が得たものは…。


【登場人物】

雨宮悠
14歳の中学に通う少年。まだ身体は華奢で声変わりしたばかりというのもあって、中性的な印象を与える。母のために山奥にある別荘でのんびりと過ごそうと提案し、やって来るが…。童貞。

雨宮綾子
36歳。夫は2年前より海外で単身赴任中。ひとり息子の悠の成長を見守ることに幸せを感じていたが…。品が良く夫の両親が資産家というのもあって、暮らし向きは良さそう。巨乳。

桂絵美
27歳。殺人容疑で逮捕された夫の剛介を助けようと護送車を襲い、山奥での逃亡生活を始めた。剛介ですら呆れるほどの徹底した快楽主義者らしく、単に自らの欲望を満たすために綾子を凌辱させたり、悠の童貞を奪った末に母子での性交を強いることに。

桂剛介
30代?精悍な顔付きで口調も粗野で見るからに凶悪そうな男。殺人容疑で逮捕されていたが、絵美の手引きにより逃亡し山奥の別荘に侵入したところ偶然にも雨宮母子と遭遇する。

【展開】

一足先に別荘に着いて部屋や庭の掃除を済ませた綾子は、突然絵美に声を掛けられ不審に思いながらも室内に案内するが、そこで桂と出くわしてしまう。堂々と指名手配中だと告げた桂の前で絵美に羽交い締めにされた綾子は抵抗する意志を失うが、間もなく到着する息子の存在を知って企みを思い付いたと楽しそうに話す絵美の表情を見て、得も知れぬ恐怖を抱く。そして悠が到着したのを見計らったかのように綾子は桂に凌辱され、絵美は悠を全裸にすると犯される母の姿を見るように強いるのであった。

これまで母を女として意識したことがない悠ですら中出しされて白濁を垂れ流す淫裂を見て、仮性気味の若竿を勃起させてしまう。絵美によってキスの仕方や女体の愛し方をレクチャーされ、味比べとばかりに綾子の秘所も舐めるように命じられて絶頂へ導くと、絵美に跨がられて騎乗位で童貞を奪われる。更に中出しした絵美の秘所を顔面に押し付けられて、悠は汚された母にもこうして精液を啜り出してあげれば良かったと後悔する。

浴室に移動し悠は絵美に命じられるまま散々母の乳房とその先端を洗わさせられ、更には絵美の指が母の秘所に伸びていき、女性は裏穴を弄られて感じるのだと知ることになる。更に悠は母にアニリングスをしながら、絵美の指が膣内を激しくピストンさせただけでアクメに導かれるのを見てしまう。そして横たわる母に馬乗りにさせられた悠は絵美の狙いが自分のアナルと知るが、前立腺を刺激されて得られる快感に抵抗出来ずにペニスを扱かれながら母の美貌にスペルマを浴びさせてしまう。

夕刻を迎えると又もや絵美の思い付きで母子の身体にジャムを塗りたくり舐め合いっこさせると、口唇奉仕の仕方も知らない綾子のために悠のペニスを使って自らレクチャーする。綾子は薬の効果でたぎったままの桂の剛直に奉仕せざるを得なくなるが、絵美は先にイった方には罰を与えると提案しゲーム感覚で奉仕競争を始めると、明らかに絵美が悠の快感をコントロールしているのに気付くや否や桂が射精し精液を飲まされてしまう。ニヤニヤしながら絵美がご褒美をあげると告げると、綾子は悠の勃起を口に突っ込まされて若樹液を飲まされるが、その刹那桂からバックにさせられて裏穴を凌辱され悠の見守るなかで絶頂へ達するのだった。

夜も深まり舞台を寝室に移すと四つん這いになった絵美は綾子にも同じ格好をさせ、悠にどちらに挿入したいか選択を迫り、悠も母とは出来ないからと絵美と交わり激しく腰を遣ってイカせることに成功する。隣で息子が他の女を抱いていると嫉妬に駆られた綾子は四つん這いのまま股を閉めて秘かに慰めていたが、桂に見付かりやりたいなら口に出してみろと迫られて卑猥な言葉を吐くと、バックで膣内に貫かれながら野太い指で再びアナルを蹂躙される。絵美から後ろの穴なら許されると言葉巧みに唆され、悠は息も絶え絶えの母のアナルに挿入すると、きつい締まりに感動すら覚えてしまい、肉壁を通して感じられる桂のペニスと競い合うようにピストンすると失神するほどの快感を味わう。

翌朝別の部屋で目が覚めた悠は凌辱者たちが消えたのを確認して安堵すると、母を探しに寝室に向かう。乳房を絞り出すように縄で拘束され、椅子に座ったまま眠る全裸の母を見て被虐美を感じ激しく勃起するが、綾子が目を覚ますと性交したいという気持ちを封印し縄を解く。しかし綾子はしたいなら抱いても良いのと穏やかに微笑み、汚された場所をマーキングするかのように執拗な悠の舌愛撫を受け、更に淫核を吸い立てられながら指ピストンで潮を吹いてしまう。正常位で交わった二人は身体を重ねると、じわじわと沸き上がる感覚に身を委ねともに絶頂を迎えるのであった。


【レビュー】

どうして……犯されているのに感じてしまうの?……下唇を噛み締めても、口からもれる快美のあえぎ。
美母が息子の前で穢され、若妻が少年に跨る性地獄。二人でフェラチオを競わされ、美臀を並べて掲げ合う。
さらに強いられるまま、息子の肉茎を迎え入れる36歳。わずか一日で、貞淑な母と人妻は美牝に変わった!

(公式あらすじより)



公式のあらすじと実際の内容にズレがあるのはご承知の通りで、美牝に変わったのは母親の綾子であり、凌辱者である絵美自身は母子を汚すことに並々ならぬ執念を見せ終始リードする立場なのでピントが合っていない気もするのだが…。

山奥の別荘に泊まりに来た母子が逃亡中の容疑者とその妻と鉢合わせになり、快楽主義者とおぼしき絵美によって綾子は夫の桂の巨根で、息子の悠は彼女の玩具にされて汚されていく。粗暴な桂自身は絵美の尻に敷かれているせいもあって、綾子を凌辱するにしても比較的常識的な範囲で、暴力をふるって無理矢理という様子ではない。但し妻の綾子との掛け合いはやや過剰なようで、いちいち状況を語らせるようだとやや気障りでもある。絵美もどうしてそんな嗜虐性を持っているのか、あまり彼女の心理に触れられていないので読み取れる部分からでは物足りない印象である。

一夜で遭遇した事件をきっかけに母子が男女の関係に陥るという設定は良かったとは思うが、ピークを迎えた深夜から翌朝と唐突に終わってしまった感が強く、終盤が尻切れになったのはやや残念である。恐らくは桂と絵美に散々凌辱を受けたと思われる綾子の描写はバッサリとカットされているし、悠も母とのアナル性交で気絶したまま朝を迎えるというのはちょっと物足りないなと感じた次第である。

tag : 童貞 母子相姦

河里一伸「三人のお姉さん【独り暮らしの部屋】」

河里一伸「三人のお姉さん【独り暮らしの部屋】」
(フランス書院文庫、2008年9月、表紙イラスト:松原健治)

ネタバレ有り。御注意下さい。
2016年10月18日レビュー再編集。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

幼い時から隣家に住む美咲に想いを寄せていた駿一だが、父親が管理するアパートの住人の麻琴からデートに誘われる。初めての女性とのデートに意気込んだ彼は、経験豊富そうでもう1人の住人である沙也香に相談すると、その勢いで関係を結んでしまう。それをきっかけに麻琴や美咲ともエッチしたものの、三人とも譲れぬとばかりに奉仕合戦へ発展し…。


【登場人物】

水崎駿一
17歳。大学進学を控えた高校3年生。亡くなった祖父から受け継いだアパートの家主代行を務めていて、両親は仕事により海外赴任中で不在。隣家に住む美咲に密かに想いを寄せている。童貞。

谷口美咲
25歳。駿一の通う高校でクラス担任を務め数学を教える教師。駿一の隣家に住み、かつては彼の家庭教師を務めていた。長い髪に90cmを超えるバストを持つ魅力的なプロポーションの女性。男性との付き合いは全く無いため処女。

星野麻琴
20歳。水崎家が管理するアパートの住人で、地元の銀行に勤務している。幼くして父親を亡くし形見のバイクを大事にしており、女友達とツーリングに行くのが趣味。髪が短くボーイッシュな性格で、本人なりに女らしくないのを気にしている。処女。

琴平沙也香
22歳。水崎家が管理するアパートの住人で、地元の総合病院で看護師として働いている。セミロングで派手目の外見から遊んでいるように見えるが、4年間付き合った元彼氏以外に男性関係は無い。


【展開】

週末に麻琴からタンデムでツーリングデートに誘われ彼女をリードしようと意気込んだ駿一は、勤務を終え酔って帰宅した沙也香に相談すると彼女から取り敢えず経験が必要だと言われ手解きを受けることに。いきなりの口唇奉仕でなす術もなく射精すると、女体レッスンを施されて正常位で童貞を卒業する。

日曜日に麻琴と共にツーリングに出掛けた駿一は帰路で土砂降りに遭い、雨宿りに入ったラブホテルで麻琴を女性と意識し気遣いながら先に浴室に入ると、彼女も後を追って入って来て女らしくなりたいから自分を抱いて欲しいと懇願される。羞じらう様子が可愛いとリードした駿一は顧客に扮して銀行員の窓口嬢とのプレイを楽しみ、バックで素股プレイをした後で破瓜へ導くと、浴槽でじゃれ合う内に二度目に向けて早くも臨戦態勢となり思わず苦笑いする。

翌朝美咲に麻琴との朝帰りの現場を見られてしまい、彼女とギクシャクしたまま更には男性教師と週末にデートをすると聞いて当日の朝に好きだと告白するものの引き留めに失敗してしまう。そして部屋で悶々としていると酔った美咲が合鍵を使ってやって来て、駿一が好きだという気持ちを抑えられないと告げられて抱いて欲しいと求められる。ベッドの上で立ち上がり口唇奉仕を受けるがどうにももどかしく、巨乳を使った奉仕を求めて先端を舐められて射精すると、横たえた美咲を貫き繰り返し好きだと告げて抱き締めるのだった。

こうして美咲と両思いになったものの教師の立場もあって交際を表には出せず、折角の休日もテスト前だからと断られた駿一は欲求不満を紛らわそうと外に出ると、沙也香に誘われ部屋に招かれる。誘惑に負けて行為に及ぼうとしたその時に、隣家から見ていた美咲が部屋へ乗り込んで来て、沙也香に触発されたのかダブルパイズリに発展し射精に導かれる。更に沙也香と並んでおねだりする女教師を見て、駿一は男性器の名前を言えたら挿れてあげるとおあずけにして辱しめを与え、交互に抜き挿しして二人の膣内へ精を注ぎ込む。

そして翌週末に駿一は麻琴の買い物に付き合うことになったが、当の本人が時間になっても一向に部屋から出て来ないので合鍵を使って中に入ると、夏風邪にかかり寝込んでしまっていた。勤務中の沙也香に処置を仰ぎ何とか看病を終えて座卓で居眠りし始めると、いつの間にか麻琴がペニスを取り出して口唇奉仕を始めていた。エッチに雪崩れ込もうとした瞬間、心配してやって来た沙也香も合流して騎乗位での奉仕合戦が始まってしまい、駿一は二人の膣内に立て続けに射精するのであった。

夏休みに入り、駿一は期末テストで成績を上げたご褒美として、自宅に美咲を招いてエッチをしようとする。他の二人に邪魔されない日を狙ったにも関わらず、ツーリングが中止となり予定を切り上げた麻琴が戻り、鍵を掛け忘れた部屋にやって来てしまう。美咲とは背面座位で、麻琴とは対面座位で交わり、しかも空いた女性からは身体を愛撫されて激しくイってしまう姿を見せられて、駿一も我慢出来ずに二人に中出ししてしまう。

ひとしきり全員との3Pを経験した駿一は誕生日を迎えると、スーツ姿の美咲、ナース服の沙也香、行員の制服を着た麻琴の三人からお祝いとばかりに口唇奉仕を受けて射精する。挿入をねだり三者三様に秘所を露わにされ、取り敢えず結論は急がなくても良いからと与えられたモラトリアムに幸せだと思い、駿一は精神的に一回り成長したことを実感するのだった。


【レビュー】

フランス書院文庫の弟(?)レーベルに当たる美少女文庫の創刊時からのメンバーである作者も、「人事交流」との方針がはっきりして来た2000年代後半から黒本に参戦している。2016年現在では誘惑作品は本作を含めて6作品、2012年秋からは凌辱作品にも進出し同じく6作品、合計12作品を刊行するまでの主力作家となっている。因みに美少女文庫では2005年3月より、現在までに34作品を刊行している。

本作は美少女文庫でもハーレムを得意とする作者の特徴を生かし、初めは一人ずつ、後半は3Pを3セット、最後に全員との流れは実にスムーズでスッキリとする読後感を与えている。ただ気になるのはヒロインという割にはやや言葉遣いが男っぽい人もいる点であり、本作でいうなら麻琴のようなヒロインならば気にならないが、美咲だとやはり違和感がある。それが情交場面だとみな似たような印象になるので、もう少し区別を付けても良いのかなとは思う。


DSKさんのブログでも本作をご紹介なさっています。
2008/9/22 発売三人のお姉さん-独り暮らしの部屋著:河里一伸、フランス書院文庫→ Amazonはコチラから。→ Kindle版はコチラから。→ 【honto】の電子書籍はコチラ。→ ひかりTVブックはコチラ。〈電子書籍〉→ 総合電子書籍ストア【BookLive!】はコチラ。「ここの匂いを嗅いでいると、身体が疼いてきちゃうわ」少年のいきったペニスを絶頂に追いこむ本格フェラチオ。独り暮らしのお姉さんの部屋は、誘惑の薫りに満ちていた。近所に...
三人のお姉さん-独り暮らしの部屋(著:河里一伸、フランス書院文庫)








美少女文庫でのキャリアも含めて今年でデビュー11年目、フランス書院としては黒本と美少女文庫合わせて50作品弱ですから、年4冊ペースと順調に作品を積み重ねていっている印象があります。他社のラノベレーベルにも進出した実績がありますが、今秋官能ジャンルでは始めて、フランス書院文庫ではない他社から作品が刊行されます。






竹書房ラブロマン文庫は他社に比べるとやや情報公開が遅めのようでして、刊行2週間前になっても書影だけでなくあらすじもまだ出ていません。作者のブログによりますと、本作は久々の誘惑作品とのことですので、期待して発売日(と情報公開)を待ちたいと思います。

tag : 高校生主人公 童貞 処女 デビュー作品

庵乃音人「熟れごろ三姉妹」

庵乃音人「熟れごろ三姉妹」
(フランス書院文庫、2013年6月、表紙イラスト:ゴトウヒロシ)

ネタバレ有り。御注意下さい。
2016年10月17日レビュー再編集。

作品紹介(公式ホームページ)

熟れごろ三姉妹
庵乃 音人
フランス書院
2014-08-19




【あらすじ】

眞知子に密かに憧れる晴樹は、同居していた由香の裸を見た事から彼女と深い仲になり、美沙紀とも結ばれた彼は2人の手筈で眞知子とも本懐を遂げる。


【登場人物】

竹本晴樹
17歳の高校2年生。半年前に両親を交通事故で失っており、かつて家庭教師を務めていた由香夫妻の元で、3ヵ月前から一緒に暮らしている。華奢であどけない顔をした少年で、眞知子に対して恋愛感情を抱き彼女に筆下ろしして欲しいと熱望している。

藤原眞知子
37歳。三姉妹の長女で清楚で目元の涼やかな和風美人。92cmのGカップ。かつて保育園に通っていた頃の晴樹を担当した保母で、6年前に夫を亡くしてからは1人で暮らしている。貞淑な未亡人そのもので、初めは晴樹の想いを受け止めようとしなかったが…。

高瀬美沙紀
34歳。三姉妹の次女でピアノ教師を務める。離婚歴が有り、派手な容姿で女王様タイプのスタイルの良い女性。男性遍歴は豊富だが年下には一切興味が無い様子で、本来は豊穣溢れる母性を持つのに、敢えて軽薄な振る舞いで隠そうとしている節が窺える。

綾野由香
30歳。肩まである栗色の髪に、癒し系の柔和な顔立ちで肉付きの良い女性。95cmのGカップ。晴樹が中学受験の際に家庭教師を務めていた。夫は晴樹を喜んで引き取ったものの、単身赴任となり現在は離れて暮らしている。

【展開】

由香との同居生活を始めて間もなく昼寝していた彼女のスカートの中を覗き女を意識し始めた晴樹は、その晩偶然にも入浴姿を見てしまう。由香は晴樹に注意こそしたものの満更でもない様子で、年頃の少年がどう性欲処理しているか気になって寝室を覗くと、案の定「先生」と口走りながらオナニーしているのを目にする。積極的にペニスに手を伸ばし口唇奉仕で精を受け止めたものの、晴樹の想い人が「眞知子先生」と知って少なからずショックを受ける。

そんななか眞知子の夫の七回忌法要を終えて三姉妹が顔を合わせると、由香は恥を覚悟で眞知子に晴樹の筆下ろしをして欲しいと懇願するが、予想した通り生真面目な長姉は頑として応じなかった。自分は出来ることをしたのだけどと晴樹が不憫でならず由香はその晩に彼の寝室を訪ねると、自分が初めてを教えてあげたいと告げ、四つん這いで秘所を舐められて快感を得ると正常位で交わり膣奥へ導くのだった。

由香の話を聞いてピュアな晴樹に興味を抱いた美沙紀はある日こっそり自宅に呼び寄せると、由香のことで分かりやすい反応を見せられてついからかってみたくなり、ピアノの連弾をしようと誘う。暫くして寝室に連れていってと晴樹に頼むと既に勃起していた彼をベッドの端に座らせると、顔に似合わぬ巨根に乳間奉仕して口腔で精を受け止める。そして逆向きに和式便器に跨がるような姿勢を求められクンニされると、四つん這いで交わり尻を叩いてと求めながら中出しを許してしまう。

翌週妹二人に懇願されて眞知子は半ば押し切られる形で一週間だけ晴樹との同居生活に応じるが、性交だけは絶対にしないの意味を履き違えて本番をしなければ何でも許してくれると思っていないか心配していると、晴樹から後ろから抱き締めて添い寝してと求められる。興奮のあまりオナニーをし始めた少年を見ると流石に可哀想に思い手伝うことになるが、裸は見ないからと懇願されて熟れた身体を密着させながら射精させる。翌晩晴樹から一緒に入浴したいと要求され、ビキニを着ているから安心したのもつかの間、欲情した彼は乳房から秘所へと手を伸ばし遂にはバックで貫かれるのだった。

翌日すっかり晴樹と気まずい雰囲気が漂う眞知子の元へ美沙紀が由香と共にやって来て、二人を泊める羽目になるが、夜を迎えると淫夢を見て目が覚める。由香に呼ばれ階下の客間に向かうと晴樹が美沙紀に誘われいやらしい行為をしているのを覗いてしまい、背後から由香に羽交い締めにされながら晴樹の射精を見て激しい嫉妬に駆られる。
やっと晴樹を受け入れる覚悟を決めた眞知子は逆向きに跨がりクンニされながら美沙紀に乳房を愛撫され、由香が扱く晴樹のペニスから白濁が打ち上げるのを目にすると、騎乗位で交わり中出しされる。淫らな夜はこれでお開きになる筈もなく眞知子の寝室へ移動すると、睦み合う眞知子と由香に美沙紀も絡み合い姉の裏門を舌で解してあげてから、晴樹にアナル性交をするように告げる。長くはもたなかったものの腸内に精を注ぎ込んだ晴樹は、眞知子の全てを手に入れたかのようだと満足するのであった。


【レビュー】

フランス書院文庫での刊行が三冊目となり、「主人公をショタコン気味に愛でる熟女たち」で進めようと路線が定まったものと思われ、本作では幼いころからの憧れの先生である眞知子と紆余曲折を迎えながらも最後は彼女の全てを手に入れるまでの過程が描かれている。眞知子には美沙紀と由香の二人の妹がいるが、前者は離婚して自由となった奔放なタイプ、後者は夫がいながらも主人公への溢れる愛情を隠し切れずにいる優しいタイプといずれも魅力的である。

庵乃音人作品ではもうすっかりお馴染みのデカ乳輪&剛毛ヒロインの役割は由香に与え、姉の二人はよりシャープな身体付きという設定である。いずれも熟れたヒップの持ち主で、主人公が顔面騎乗されて喜んだり、後ろの穴まで舌で解したりとちょっとしたフェティッシュな要素も含まれている。

主人公は一番の憧れである眞知子と結ばれたものの、初めは彼に興味がなかった美沙紀や、より露骨なまでに愛情を見せる由香に押されてもはや三股状態になる。それでも軽いタイプに見えないのは、庵乃音人作品らしい人物設定の妙味と言えるのかもしれない。


DSKさんのブログでも本作をご紹介なさっています。
熟れごろ三姉妹 (フランス書院文庫)(2013/06/26)庵乃 音人商品詳細を見る★★★★★ 頑迷で生真面目な姉を導く妹達, 2013/7/25物心ついた頃からよく知っている、今は高校生の主人公をショタコン風味込みで溺愛する3姉妹の熟女が主人公の想いを重んじる話。まぁ、要するに長女(主人公の保育園時代の先生で今は未亡人な37歳)への想いを叶えてあげようとする訳だが、生真面目で頑固な性格が災いしてなかなか進展しないところを派手で...
熟れごろ三姉妹(著:庵乃音人、フランス書院文庫)








さてここ最近のフランス書院文庫での庵乃音人作品と言えば荒ぶるタイプの主人公も出ており、路線が変わって来たのではと思っていましたが、2016年10月に発売予定の新刊は割と本作に近い雰囲気のようですね。楽しみにしています。





とろける蜜壺で大人の世界を教えてくれる優菜(31)。
美尻を恥ずかしげにくねらせ肉茎をねだる麗子(39)。
清楚な容貌から想像できない淫猥女体の沙耶子(35)。
一途な熱視線をぶつけてくる広樹のあり余る劣情が、
熟妻たちのやり場のない濃厚フェロモンに火をつけて……
童貞青年に突然訪れた「てほどきづくし」の日々!


(あらすじはAmazon紹介ページより引用)

tag : 高校生主人公 童貞 熟女限定

榊原澪央「全員服従 先生の奥さんと三姉妹」

榊原澪央「全員服従 先生の奥さんと三姉妹」
(フランス書院文庫、2016年9月、表紙イラスト:赤尾真代)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

万引きの冤罪を着せられ、過ちを頑として認めようとしない学校の姿勢に腹を立てた卓也は、学年主任である石田の家を訪ねて妻の幸乃を犯してしまう。しかし実はその前に濡れ衣を着せた張本人である石田の次女の沙也香をモノにしており、二人に逆恨みを晴らそうと凌辱を繰り返す内に、長女の今日子と三女の葉月をも巻き込んでいく。


【登場人物】

塩崎卓也
17歳。M学園の高等部の2年生?成績不振の落ちこぼれで、万引きをした生徒会長の罪を沙也香に押し付けられてしまう。友人の父から入手したビデオから真犯人が分かるが、名誉を守るために金で沈黙させ退学は撤回せずに済ませようとした校長の態度に腹を立て、学年主任の石田と娘の沙也香に復讐を誓う。キャバクラでバイトしているせいか、女性経験は豊富らしい。

石田幸乃
30代後半~40代?M学園の創始者の孫に当たる石田との間に三人の娘がおり、幸乃自身は専業主婦。貞淑で派手な服装は好まない割にIカップの熟れた身体付きを隠せずにいるが、教育熱心な夫は系列校に行ったり来たりの生活が多く不在がち。

石田今日子
20歳。三姉妹の長女でB大学に通い、チアリーダー部に所属している。引き締まった身体に相反してGカップで豊かなバストや、張り出したヒップが魅力的な美女。見た目が爽やかな大学生と付き合っているが、負けず嫌いの一方でどうやら被虐願望を持っている様子。

石田沙也香
17歳。三姉妹の次女でM学園の高等部の2年生で成績優秀で、生徒会副会長を務めている。恋人である生徒会長の万引きを見て、咄嗟に庇おうと卓也に濡れ衣を着せたが、真実が分かり彼に恨みを買うことに。長い髪を母から譲ってもらったバレットで留めている。Gカップ。性体験はそれなりにある。

石田葉月
16歳。三姉妹の三女で今年M学園に入学したばかり。Hカップと三姉妹のなかでは最もバストが実っているが、内向的な文学少女で男性経験はない。


【展開】

卓也は電気機器の点検と偽り白昼の石田家に入ることに成功すると、幸乃を後ろ手に縛り万引きの濡れ衣を沙也香に着せられた事実をタブレットを使って説明し、ジワジワと追い込んでいくと露わになった淫裂をいやらしいと評しながらペニスを挿入する。中出しか口内射精かの二択を迫りイラマチオ同然に精液を飲ませると、更に幸乃を追い込もうと沙也香をモノにした時の映像を見せる。

その三日前に下校中の沙也香を待ち伏せしていた卓也は、万引きの濡れ衣を着せられたことを話し、生徒会長とともに破滅させられたくないのならとラブホテルに向かい勝負を持ち掛ける。手扱きや口唇奉仕で卓也が先に達したら許すという内容だが、手練れの少年に彼女の拙い奉仕が通じる訳もなく、正常位で中出しされ卒業までセフレになることを誓わせられてしまう…。とその映像を見せられた幸乃は自ら身代わりを申し出るが、狡猾な卓也はいつの間にか幸乃の携帯を使って沙也香を呼び付け、母娘で対面させ二人とも奴隷にするのだった。

日中やることのない卓也は頻繁に石田家に入り浸り、沙也香の見ている前で既に開発済みの幸乃と肛内性交を披露するが、そんななか沙也香が休校日の代休を取ったことから、卓也は生徒会長を石田家に呼び寄せようと悪企みを思い付く。沙也香の部屋で幸乃に誘惑させ会長が発情したところで、キャミソール姿の沙也香を部屋に通すと会長は貪るようにセックスを求めて来る。しかし彼に抱かれても全く感じない身体に沙也香は思わず涙を浮かべ、会長は怖じ気付いて逃げ帰ると、卓也は賭けに勝ったとばかりに彼女のアナル処女を奪ってしまう。

石田家に盗聴機を仕掛けていた卓也は、長女の今日子が妹に探りを入れているのを知り、ある日の日中に沙也香だけでなく母まで体調が悪いというメールを今日子に送信する。リビングで卓也が沙也香と交わっている最中に負けず嫌いの今日子が戻るのを見ると挑発し、先に絶頂した方が負けという勝負を挑ませる。今日子は積極的に卓也の乳首を舐めながら手扱きしたり、パイズリフェラで絶頂間際に追い込むが時間切れに。そして卓也のターンになり巨根で貫いてあっさりとイかせると立ちバックのままアナル処女まで奪い、両親の寝室のベッドに縛られ玩具責めにされていた幸乃に牝奴隷になったと報告させる。

週末になる度に帰宅する石田は妻から醸し出される淫らさや二人の娘の様子がおかしいと不審を抱き、三女の葉月の部屋にやって来て何かあったかと問い質す。そんなやり取りを聞いた卓也は葉月をも巻き込むことになるが、生真面目少女を脅して椅子に縛ってリビングのクローゼットに押し込むと、帰宅した今日子と沙也香を競い合わせるようにスパンキングしながら二人の後ろの穴に交互に挿入して絶頂に導く。更に双頭バイブで二人を繋ぐと互いに貪るように腰をくねらせ、そこでクローゼットのドアを開けて葉月と姉たちを対面させ、快感に悶える姉たちの前で葉月の処女を奪ってしまう。

数日後今日子と沙也香の口からもう卓也とは離れることができないと聞かされ、卓也に抱かれながらも幸乃はまだ堕ちぬと決意するが、そこへ葉月が首輪を付けて今日子に引かれながらやって来る。既に葉月も前後の穴は開発済みと聞かされて幸乃も理性が崩壊し、卓也に甘えるようにして浴室で行為の続きを始める。そこへ石田が帰宅し怒声をあげながら浴室にやって来るが、幸乃は男として全て卓也が優れていると見せ付けるかのように悦びを声にする。呆然として立ち去る石田をよそに幸乃は卓也と、三姉妹は女同士で快感を貪るのだった。


【レビュー】

誘惑作品、凌辱作品を問わず、最近のフランス書院文庫の編集の方向性が「ヒロインの多人数化」であることは間違いなく、例えば2016年9月刊では短編集を除いた5作品の内、4作品がヒロイン4人で統一されている(あとの1作品だけヒロイン3人)。この内3作品は既にレビュー済みで本作が4作品目となるが、やはり「ヒロイン4人は多過ぎ」である。本作では一応母親の幸乃がメイン格であろうが、他には次女の沙也香、長女の今日子で全体の9割方を占めており、三女の葉月は単に処女要員というくらい影が薄い存在だった。ならば沙也香を処女にしても良かったと思うくらい、取って付けた感じが否めなかったのである。

本作も第1章のところから悪魔主人公による凌辱に次ぐ凌辱のオンパレードで、まさに「フランス書院文庫式」の悪魔主人公ものである。一昔前の黒本作品に比べると暴力や痛みを伴う描写は影を潜めてはいるが、持ち前の巨根を使えば、まるで暗示に掛かったようにヒロインたちが次々と堕ちていくのは、この作者に限らず得意とするパターンなのであろうか。

沙也香のパートでは、生徒会長を使った彼女との性交描写もあり、やはり主人公に比べると彼のは物足りないという流れである。対して長女の今日子にも彼氏がいるが、どちらかというと負けず嫌いな彼女の被虐性を引き出す方がメインである。従ってたった十数ページしか見せ場が無く葉月の設定を使いこなせていないのなら、沙也香が処女で今日子に彼氏がいて主人公に濡れ衣を着せる方がしっくり来たのではと思うのだが…。
母親の幸乃は最後まで娘の身代わりを主張するが、なかなか堕ちないだけに娘たちのパートの時は夫婦の寝室に拘束されていて、案外出番は多くない。タブレットを使ったIT機器で娘たちの乱れっぷりを撮影して、後で彼女に見せてジワジワと恥辱を与えていくのは時代の進化の賜物ではあるのかもしれないが、物足りなさを抱いた次第である。




7月にデビューした一柳和也さんの「完全支配 彼女の母、彼女の姉、先生の奥さんを…」を以前にレビューしましたが、こちらも実にフランス書院文庫らしい流れですね。終盤にヒロインたちの旦那たちが浮気をしていて、それで溜飲を下げるというところまで実にそっくりです。







実は本作を購入したのはちょっとした興味がありまして…。作者の榊原澪央氏のヒロインの言い回しがちょっと独特なんですよね。

「ひっ、ひあああ、ああああん」
「あっ、いやっ、あああっ」
「ひああああ、イク、イクうううううううう」

「全員服従」より



あくまでも噂の域を出ませんが、竹書房ラブロマン文庫で誘惑作品を多数出されている方もこうした言い回しを多用なさっているらしく…。

前にKindle Unlimitedでお二方の作品を試しに数冊購入して、「ああん(あああん)」で全文検索を掛けたところ、榊原氏もその方も100箇所を超えていましたね。そうか榊原澪央名義はその方の別名義と考えれば、年イチペースの寡作なのも…まぁこれは私の仮説なのでご容赦ください(苦笑)






そういえば2016年10月デビューの新人さんですが、ヒロイン5人とはどれだけ欲張りな主人公くんなんだと(苦笑)ただ5人と次々に交わるだけでは中弛みしますから、何かしら工夫はなされているのかなと期待していますが…どうでしょうね。


tag : 高校生主人公 母娘丼 姉妹丼 処女

弓月誠「甘い生活 最高の義母と最高の義姉妹」

弓月誠「甘い生活 最高の義母と最高の義姉妹」
(フランス書院文庫、2006年9月、表紙イラスト:左静怡)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

父親の再婚で美しい義母の由紀や義姉妹の真奈美、理沙と同居する事になった京介だったが、新たに家族となった3人との毎日は彼にとって実に悩ましい誘惑に満ちていた。理沙に手解きを受け、由紀とは一度きりの関係を持つが、京介にとっての一番の想い人である真奈美とも遂に結ばれる。


【登場人物】

原口京介
17歳。父親が1ヵ月前に由紀と再婚したばかり。初めて会った時から、真奈美に一目惚れしている。童貞。

原口由紀
30代後半?真奈美と理沙は前夫との間の娘。(離婚なのか死別かは不明)京介の父親と再婚したが、海外出張の為夫は不在。年相応な豊満な肉体で100cmを超えるバストを持つ一方で20代後半を思わせる若々しさも有る。

原口真奈美
20歳の女子大生。母や妹を凌ぐ豊満なバストの持ち主。京介の想い人で真奈美も満更では無いのだが、同居して日が浅いせいか素直に言い出すまでには至らない。酒が入ると気になる相手には積極的にエッチになる困った癖が有るらしい。3人の中では最も豊満なバストの持ち主。

原口理沙
18歳の女子高生。幼さの残る美少女だが、90cmを超えるバストを持つ。京介とはさほど年齢差は無いが姉貴然としており、小悪魔的な態度で接している。


【展開】

三人との同居生活を始めてひと月経ったある日の朝、寝坊してキャミソールとパンティというあられもない姿でダイニングに現れた真奈美の姿に、京介は勃起するのを抑えられない。慌ただしく彼女がいなくなると、隣りに座っていた理沙から手扱きしてあげると誘われ、京介は抵抗出来ずに快感に身を委ねてしまう。

その晩受験勉強をしていて寝落ちし目が覚めた京介は階下のリビングにやって来ると、理沙が座っていた場所にネックレスが落ちているのを見付け部屋に届けに向かう。部屋に招かれた京介は寝る時はいつも裸なのと理沙に挑発され、目の前でオナニーしても良いと許可される。絶頂に達する直前にいきなり口唇奉仕で射精させられると、更に理沙から前立腺を弄られたりパイズリ奉仕されたりと散々刺激を与えられ、二度目の射精で彼女の美貌に大量の精を浴びせてしまう。

真奈美と理沙のいないある晩寝苦しさのあまり上半身を脱いだ由紀は、結婚して早々に夫がいない状況で欲求不満に陥り、京介を思い浮かべながらオナニーを始めてしまう。そこへトイレに向かった帰りに、ドアの隙間から義母の痴態を見た京介は自らも欲望を発散するが、覗きが発覚し部屋に招かれる。恥ずかしい姿を披露してと由紀に命じられて手扱きを始めると露わになった秘所を見ながら射精すると、由紀はそれだけではもの足りない様子で暗がりのなかで秘所を舐めてと懇願する。更には指ピストンまで求められて京介が思わず手扱きを始めると、由紀に押し倒されて騎乗位で童貞を卒業するのであった。

数日後由紀が理沙を連れて日帰りで帰省していた日の晩、京介は始めて泥酔した真奈美の淫らな姿に勃起するのを抑え切れない。義姉を部屋に連れていくが服を脱ぎ始め、しまいにはパンティを脱がせてとまで要求する状況に、秘所を拭き清めた京介も我慢の限界とばかりにクンニを始める。屈曲位にして連続絶頂に導くと、今度は真奈美がパイズリフェラで射精させ、いよいよ結合という時に由紀と理沙が帰宅してお預けになる。そして翌朝真奈美が書き置きを残して、家出してしまう。

真奈美がいなくなりすっかり元気が無くなった京介を慰めようと、理沙はいつものように露出過多な服装で挑発しては、真奈美とあの晩に何があったかを聞き出すとひとまずは義弟を癒してあげようと考える。膝まずいてのパイズリフェラで一度精を抜いて顔面に飛沫を浴びると、シックスナインから騎乗位で跨がり膣奥深くで二度目の放精を受け止める。理沙は京介が好きなのは変わらないけれど、彼の気持ちを尊重しようと姉と会う約束をする。

こうして理沙と喫茶店で会って話をした真奈美は、やや挑発的な妹の言動に対してもなかなか帰る踏ん切りが付かなかったが、京介から向けられる憧憬の表情を思い浮かべると会って告白しようと決意する。帰宅すると照れ隠しにあの晩の続きをしたいからと誘い、真奈美は一度目は口で、二度目は正常位で受け止めると、休む間もなく馬乗りパイズリで三度目の絶頂に達した義弟を優しく抱き締めるのであった。


【レビュー】

元々は公式ホームページのWeb連載で真奈美とのエッチシーンを終えたところまでで終了し、以降は出版に向けて加筆修正されて出来たのが本作である。本命に一途な主人公の憧れは女子大生の真奈美で、まだ両親の再婚から日が浅いこともあってか、義姉と義弟という繋がりよりは年頃の男女の距離感から来るぎこちなさというのが適切かもしれない。

天然で無防備に魅力を振り撒き、しかも酔うと無意識にエッチになる真奈美の本質が現れるのは中盤であり、そこまでに主人公は義母の由紀に筆下ろしされ、もう一人の義姉の理沙とは際どいところまで進んでいる。性的な誘惑があればフラフラと惹かれていくのはまぁ仕方のないところで、理沙も主人公に露骨なまでの好意を表していたのでここは納得だが、由紀は流石に父と再婚したばかりの義母である。一人寝の寂しさに一夜限りの関係になるのはやむを得ないが、だったら単純に姉妹丼でも良かったのかもとは思う。


DSKさんのブログでも本作をご紹介なさっています。
2006/8/23 発売甘い生活-最高の義母と最高の義姉妹著:弓月誠、フランス書院文庫→ Amazonはコチラから。→ Kindle版はコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。→ 【honto】の電子書籍はコチラ。→ ひかりTVブックはコチラ。〈電子書籍〉→ 総合電子書籍ストア【BookLive!】はコチラ。柔肌も露わなキャミソール姿を見せつけられるリビング。食事の準備をする張りつめた美臀が豊麗すぎるキッチン。熟れた身体を慰める艶め...
甘い生活-最高の義母と最高の義姉妹(著:弓月誠、フランス書院文庫)








本作は弓月誠作品の代表作の一つとされており、多分にプロジェクトとして進められていたPCゲーム化も要因の一つとして挙げられそうです。




弓月誠作品と言えば、「単一ヒロインエンド、3Pは行わない」など色々と古式ゆかしい誘惑作品の型にはまっている印象ですが、ゲームのなかではハーレムエンドやコスチュームプレイなど、いかにもなオプションも付いていましたね。





今年でデビュー12年目を迎え、30作品目となる新作が10月に刊行となります。




デビューした2004年と2010年を除き、ほぼ年2~3作品刊行のペースで作品を増やしていった結果、30作品目に到達しています。同じ2004年デビューの御堂乱さんが34作品ですし傍目から見れば順風満帆なのかなとは思いますが、いかにマンネリにならぬように腐心なさってきたかは滲ませないようにしていたのだろうなと思われます。

今年の刊行はこれで終わりとなるでしょうが、来年も刊行が続くように願いたいと思います。

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巽飛呂彦「悪魔の取引 若妻奴隷市場」

巽飛呂彦「悪魔の取引 若妻奴隷市場」
(フランス書院文庫、2007年1月、表紙イラスト:小玉英章)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

新鋭の芸能事務所の代表である瑞希は、ある日連帯保証人となっていた債務履行を迫られ、老舗の亀田や解雇した元部下の曽谷から辱しめを受ける。事務所のタレントたちも債権回収目的に彼らに凌辱されていくなか、瑞希自身も亀田に犯されてしまうのだが…。


【登場人物】

青山瑞希
29歳。芸能事務所「ヴィーナス・プロモーション」の若き代表で、エンジニアの夫は現在ドバイへ海外出張中。子供はいない。かつてはバスト95cm超えのFカップのグラビアアイドルとして活躍していたが、6年前に引退して結婚し2年前に前の所属事務所のバックアップを受けて事務所を設立。波に乗った矢先に事務所の連帯保証人となってしまい…。

渡貫由紀子
17歳。瑞希が才能を見出だして両親を説得し、上京してからは一緒に住まわせている。大人びた振る舞いと持ち前の真面目さから学業を両立させている。80cmCカップと発育途上の身体。男性経験はない。

海老名友里
21歳。現役女子大生で事務所の稼ぎ頭の一人。「エビちゃん」の愛称で人気のカリスマモデルで、最近は女優業にも進出しTVドラマの準主役級の活躍を見せている。栗色のセミロングの髪型に身長168cmと長身で、85cmCカップとスタイルの良い身体付き。

紗菜
20歳。現役女子大生で友里に続いて人気を得ているグラビアアイドル。身長167cmと長身で、90cmEカップ(公称で実際はそれ以上?)とグラマラスで、その身体を使ってカメラマンと淫らな関係に陥っている。またマネージャーの男に対しては使用人以下の扱いをし、傲慢に振る舞っていたが…。


亀田百蔵
50代?芸能界のショービジネスを仕切る亀田芸能社の代表。アイドル時代から瑞希に執着し、最近頭角を現して来た彼女の会社を潰してやろうと凌辱の限りを尽くすが…。背中全体に刺青を入れ、ペニスには真珠を埋め込んだ初老で肉付きの良い男。

曽谷
1ヵ月前までヴィーナスの営業部長だった男。亀田に引き抜かれ、現在は彼の元で働いている。小柄でネズミ男のような下卑た風貌。由紀子に異常に拘りセクハラ紛いのことを繰り返したのが解雇の原因。


【展開】

ある日の晩瑞希は突然連帯保証をしていた元事務所の債務履行を迫られ、亀田や曽谷が男たちを連れて事務所に押し掛けられてしまう。しかも由紀子の純潔を奪うという非道な脅しに瑞希が身代わりとなると告げ、彼らの前でストリップショーのように裸体を披露するだけでなく、淫裂まで晒す羽目になる。しかも曽谷に指挿入されただけでなく、クンニリングスまでされお漏らししてしまった瑞希は、亀田からまだオプションの行使は始まったばかりだと聞かされ絶望に陥る。

亀田や曽谷は友里の撮影現場に乗り込むとオプションの行使だと告げてカメラアシスタントの男たちに凌辱させ、更に由紀子が通う学校に元追っかけの男たちを忍び込ませ純潔を奪ってしまう。それに気付く間もなく、別のタレントにも魔の手が忍び寄っていると連絡を受けた瑞希は電車を使って現場に向かおうとするが、そこにゲスな笑いを浮かべた曽谷がボディーガードを連れて現れる。衆人環視の車内で乳房と秘所を露わにされ、バイブを挿入されて絶頂すると再び失禁してしまうのだった。

マネージャーが企画したファンとの海外での交流会に不満をぶつける紗菜は、お気に入りのカメラマンとカーセックスを楽しんでいたがマネージャーが仕込んだ睡眠薬で眠らされ、全裸で四肢を拘束された状態で目を覚ます。曽谷を通じて亀田の手先になり、二次元にしか興味がないというマネージャーに玩具で翻弄された紗菜は、部屋に侵入したオタクたちに凌辱されてしまう。

曽谷に露出調教されフラフラの体で帰宅した瑞希は、何故か亀田や曽谷がペニスを使った凌辱を仕掛けて来ないのは逸物に自信が無いだけかと思い、しかし心のどこかでは物足りなさを覚えて寝室でオナニーする。そこへ亀田や曽谷が由紀子を連れて部屋に侵入し、恥ずかしい姿をバッチリ見られてしまう。由紀子の純潔も彼らに蹂躙されたと知った瑞希は愕然としつつも、始めに曽谷、次に亀田に口唇奉仕をさせられて想像以上の巨根におののく。拘束されたまま四つん這いで亀田の真珠付きのペニスで貫かれた瑞希、曽谷によって四度目の凌辱を受けた由紀子は、あられもない声をあげて競い合うように快楽地獄へ堕ちていく。

業界の掟破りで目障りなヴィーナスを破滅させる為に亀田が曽谷を使って陥れた罠であったが、ヴィーナスのタレントたちだけでなく瑞希にもアダルトな仕事をさせたことによりことごとくヒットする。そして1年後離婚した瑞希は亀田の逸物に、亀田も瑞希の身体に溺れすっかり肉体関係を楽しんでいた。そこへ売れっ子女優となった由紀子が曽谷を従えて帰宅すると、女王様然として彼に性的な奉仕を命ずる。由紀子の変貌ぶりに瑞希だけでなく亀田すら驚くが、二人の性交に刺激を受けて四つん這いで交わるとフィニッシュは後ろの穴で行う。騎乗位で交わった由紀子もやや遅れて絶頂に達し、瑞希に意味深な笑みを浮かべるのであった。


【レビュー】

曽谷気障りでうるさいわ(苦笑)と思うくらい、一人では小心で何も出来ない凌辱者の振る舞いが気に触った作品である。ボスの亀田は最後の瑞希との交合までは一切手を出さず、全体の八割方は曽谷が自ら瑞希に辱しめを与えるか、間接的に他の男たちを使ってタレントたちを汚していくかという描写に終始している。こうした曽谷のゲスな振る舞いは至って王道な凌辱作品らしいといえばそうだが、言い回しがややくどい印象である。

巽飛呂彦作品らしく元ネタがうっすらと透けて見えるところもあるが、「その設定で描く」時点で満足してしまったところもあり、ヒロインの数と竿の数が多い割にはワンパターン化も否めずダラけてしまったのは残念な気がする。






かつては凌辱作品のエースだった作者が誘惑作品に転向し、それが軌道に乗って来たこのタイミングでの凌辱作品というのも何だか首を傾げるところでもありますね。


誘惑と凌辱がミックスされ、作風転換に繋がっていく作品(2002年9月刊行)
「先生と僕 初体験授業中」





前作(2006年3月刊行)
「隣りの若奥様と熟奥様 人妻バレー教室」





次作(2007年6月刊行)
「寝室の罪人 未亡人ママと義姉妹」





本作以降も何度か凌辱作品にトライしており、R文庫で刊行されたこの作品は評判が高かったようです。




※フランス書院のR文庫より刊行。現在まで電子書籍化はされていない。


デビュー20周年の2013年7月にも凌辱作品を刊行しています。
「魔獄弓道場 引き裂かれた胴衣 」

魔獄弓道場 引き裂かれた胴衣
巽 飛呂彦
フランス書院
2014-08-19




本作を読了しましたが、作者ご自身が気に入った「(他の作品の)設定」で官能作品を書いていくことで満足し、書き終わる頃には飽きてしまっているのではないか。管理人の勝手な思い過ごしなら良いのですが、非常に気になります。別にヒロインの設定が『○これ』や『デ○マス』であっても良いのですが、イラストとの相乗効果が見込まれる美少女文庫の方がより選択肢が増えるのでは?と思うのです。
ヒロインを自分の理想通りに動かして、官能(エロ)描写はいつもので良いかっていうお約束感が近作で度々見られているような…。編集サイドから「いつもので!」と指示されているのかもしれませんが、10年前の勢いが失われているのはちょっと気掛かりでもあります。

そんななか11月に黒本では1年振りとなる新刊が刊行となります。どんな作風になるのか、またいつもの…という気もしなくはないですが(苦笑)楽しみではあります。

巽飛呂彦『僕の同棲生活(仮)』

tag : 社会人主人公 処女

但馬庸太「言いなり温泉 熟女将と若妻仲居と令夫人」

但馬庸太「言いなり温泉 熟女将と若妻仲居と令夫人」
(フランス書院文庫、2014年5月、表紙イラスト:新井田孝)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

世間知らずな二代目社長の夫のせいで負債を抱えた温泉旅館の女将・裕恵は、かつてクビにした従業員の狩野をコンサルタントとして頼る事になり、まるで売春宿へと生まれ変わりつつある旅館に心を痛めつつ自らも快楽地獄へ堕ちていく。そして妹のように可愛がっていた仲居頭の結衣や、宿泊客の琴乃も巻き添えとなり…。


【登場人物】

宮ノ下裕恵
34歳。温泉旅館「清華荘」の女将。着物をキッチリと着こなした黒髪で凜とした容貌の美女。Gカップの熟れた身体付き。身寄りがなく先代に可愛がられた恩を返そうと必死になるが、その頑張りに嫉妬した二代目である夫が怪しい筋に騙されて投資話に乗ってしまい、返済に容易ならぬ額の借金を抱え狩野を頼らざるを得なくなる。

塩田結衣
28歳。「清華荘」の仲居頭で、板長の夫と共に傾きつつある旅館に残り、裕恵を支えていこうとする。勝ち気で正義感が強くリーダーシップがあるが、逆にその一途さが裏目に出てしまうことも。かつて狩野に手を付けられそうになり、それを塩田に助けてもらったこともあり結婚に至っている。Eカップ。

浜野綾子
33歳。狩野が連れて来た「清華荘」の新人仲居で夫の借金返済の為に風俗で働いていたが、それでも返済が間に合わず現在は彼の管理下で宿泊客を相手に売春している。黒髪で貞淑な見た目の憂いのある人妻で、Eカップはありそうな熟れた身体付き。

森宮琴乃
37歳。歳の離れた会社社長の夫の元秘書で、後妻として10年前に結婚している。温厚で物静かな熟れた女体の美女でGカップ。「清華荘」の上客としてやって来たが…。

狩野祐介
34歳。3年前にクビになるまで「清華荘」の従業員だったが、負債を抱えるこの旅館の再建を祐介に手伝わせるという条件を金融会社より出され、営業部長として旅館を取り仕切っている。素行が悪く人を見下したかのような三白眼をした鋭い目付きの男。独身。


【展開】

狩野が営業部長に就任して以来柄の悪い宿泊客が目につくようになり、従業員たちも愛想を尽かして大半が去っていった清華荘。今日も裕恵はマトモには見えない一行を作り笑顔で出迎えるが、綾子とともにある部屋に挨拶に向かうと、男たちからさも当然とばかりに性的なもてなしを要求される。綾子が上下の口でペニスを受け入れているのを見ると裕恵はいたたまれずに逃げ出すが、そこに夫が新たに借金をこさえたと知る。狩野の会社に借金を肩代わりしてもらう代わりに自らも娼婦のようにならざるを得なくなり、夫が黙認する中で狩野の剛直を口唇で奉仕すると、手足を拘束されたまま四つん這いで犯されて中出しされてしまう。

朝まで狩野に犯された裕恵は周りから見ても分かるほど憔悴し切っていたが、一眠りすると狩野からの連絡で特別客を身体で接待する羽目になる。今回借金を肩代わりしてくれるというヤクザ者の斉藤の真珠入りのペニスに奉仕するが、シックスナインで先にいかされてしまい続きをしようと浴室に連れて来られ、泡姫のように乳間奉仕させられる。そしてバックで中出しされると次は寝室の布団に寝かされて正常位の交わりを強いられるが、彼に言われるまま屈辱的な言葉を吐かされ、しかもそれを狩野が連れて来た夫にも聞かされていたと知り、裕恵は心の中で夫に謝罪を繰り返すのだった。

数日後女将以上に再建に奔走する結衣だったが、夫が料理のコンクールに参加するため上京すると試食会と称し裕恵に調理場に呼び出され、狩野への態度に違和感を抱くものの薬を仕込まれたワインを飲まされて眠ってしまう。裕恵も共犯と知り混乱するなかで着衣を剥がされた結衣は拘束されたままバックで犯され中出しされると、次は裕恵の手指によって菊蕾を解された後で、アナルも奪われてしまい絶望の底へ堕ちていく。

結衣は夫が金賞を受賞したと知って名声を傷付けたくないと凌辱されたことを告白せず狩野の要求には二度と応じぬ気でいたが、彼にリネン室へ呼び出され凌辱を収めた画像を見せられては刃向かえず宿泊客に性的な奉仕を行わざるを得なくなる。仕込まれていたリモコンローターで佐伯という宿泊客に操作されながらも何とか口唇奉仕をして流石に本番だけはと土下座してみせるものの、無慈悲な男は狩野に二穴責めを提案し蹂躙し続けるのだった。

その二日後狩野に特別室に呼び出された結衣は、遅れてやって来た裕恵の様子を見て狩野との関係に薄々気付き始めるが、客ならともかく最も嫌悪する狩野に二人で奉仕を求められることになる。浴場でペニスを挟んで裕恵と濃厚な口付けを交わした結衣は次第に積極的になり、露天風呂の屋根の支柱に手を付いてバックで胤付けセックスを受け入れてしまう。それを見守っていた裕恵は結衣を陥れた罪悪感を抱くが、狩野から後ろの穴での性交を求められて贖罪するかの如く激しく乱れて絶頂する。

これまでの他の旅館のように清華荘もほぼ手中に収めた狩野だったが、森宮夫妻がやって来たのを見てこれは決め手になると琴乃に狙いを定める。裕恵を使ってマッサージと称して別室に琴乃を連れて来させると、狩野は痺れ薬を仕込んだお茶を飲ませ、作用が効き出したところで四つん這いにさせて凌辱してしまう。翌晩は睡眠薬で眠らせた夫の脇で再び犯された琴乃はすっかり狩野の虜になり、夫も浮気をしていた事実を突き付けられて快楽に身を委ねていく。こうして三人の極上品を手に入れた狩野は、ボスの斉藤の指示で次の物件に乗り込もうと下卑た笑みを浮かべるのであった。


【レビュー】

但馬庸太作品と言えば恵まれない環境で不満を爆発させた少年主人公がヒロインたちに牙を剥き、最後はハーレムにする近親相姦色の強い作品が主体だったと思われるが、本作はまた毛色の違った凌辱色の強い作風である。作風を広げ引き出しを増やしたことで本作以降の作品にもそのトライアルは反映されており、また原点回帰の方向に向かった時にもヒロインたちの心理描写に深みを増して来ているのではと思う。

本作では凌辱者である狩野がかつて自分をクビにした旅館に乗り込み、内部から侵食して自らの思いのままにしていく復讐というのは凌辱作品としては至って王道な設定であるし、彼の外道なまでの振る舞いはらしいところと言えるかもしれない。対するヒロイン側は三人とも人妻であり、夫に比べてタフで巨根な逸物に溺れていってしまい、必ずしも好意的とは言えない相手からの凌辱なだけに「心では嫌がっているのに身体は…」という面白さはあったと思う。

女将の裕恵は淑やかで世間知らずの夫の前で抱かれる描写は良かったのだが、思ったよりは堕ちるのが早い気もしなくはない。仲居頭の結衣と対面させられる場面では、まだ狩野に対する抵抗感があっても良かったのかもしれない。一方の結衣は狩野との直接的な嫌な記憶があるだけに、当事者よりはまだ客に抱かれる方がというのも頷けるところで、しかしながら彼女の夫が腕っぷしが強いこともあってか直接対決を避けた節も見られるので、ならば人妻設定でも無くても?という気もする。

タイプの違う二人で積みとなっても良さそうなところに、題名の「令夫人」である琴乃は既に八割方話が進んだところでの登場であるせいか、やや尺不足の感じも窺える。やや巻いた印象のラストも読者の解釈にお任せということか、それぞれの夫婦生活がどうなったかが気になった次第である。


愛好家Sさんのブログでも本作をご紹介なさっています。
4004『言いなり温泉 熟女将と若妻仲居と令夫人』但馬庸太、フランス書院/フランス書院文庫、2014/05 発売●あらすじ世間知らずな二代目社長のせいで負債を抱えた温泉旅館が、かつてクビにした従業員の男にコンサルタントとして頼る事になり、女将、仲居頭、宿泊客の令夫人が次々に堕とされ、売春宿へと生まれ変わっていく。●登場人物【宮ノ下裕恵(ひろえ)】狩野祐介と同い年。Gカップ。温泉旅館『清華荘』の女将。宮ノ下清一郎...
4004『言いなり温泉 熟女将と若妻仲居と令夫人』








「新基軸」という割には原点回帰な母子(姉弟)相姦が続いたなという印象ですが、久々の新作は人気作品のノベライズ化で、作者のお得意とする母子相姦もののようです。




家では教育ママ、外では怜悧なキャリアウーマン。
近所からエリート家族の母親と羨まれる明美が、
愛息の弱みを握った悪童・健太の卑劣な調教で、
女の悦びに目覚め、牝豚として躾けられていく…
息子・学も母の知らぬ所で性知識を植え付けられ……
華フックの伝説的コミックを完全ノベライズ!



かなり強烈なNTR(寝取られ)作品らしいとの噂ですが…。(管理人は原作を読まずに本作を購入する予定です。)
怖いもの見たさな興味はありますね。

tag : 社会人主人公 熟女限定

官能小説にはKindle Unlimitedは向かなかった?

8月よりAmazonのKindle読み放題サービス(Kindle Unlimited)が開始になりました。

Kindle Unlimited

サービスの概要としては、「月980円を払えば電子書籍の対象作品が読み放題」という内容で、Amazonプライム会員ならば最初の1ヵ月は月額無料というものです。(詳しい内容は検索すれば幾らでもヒットしますので、ここでは割愛いたします)

管理人もものは試しとして登録はしたものの、「はて何を読んだら?」で立ち止まってしまいました。本当は自己啓発の本を読むなどすれば良いものの意外に対象になっていないし、官能小説は読み終えてしまった作品ばかりなんですよね…。

まぁ興味の向くままに10冊をピックアップ。と言いながら読了せずに更新期限を迎え、端的に言えば「お試しだからメリットがある」位にしか考えていない管理人なので、迷わず解約した次第です。

一応その後の動向は見ていましたが、例えばフランス書院のラインナップを取り上げると…。

【2016年8月】読み放題開始。過去半年内を除くほぼ全部の作品(2200作品位)が対象。
(2016年2月以降発売分は対象外。対象はフランス書院文庫、美少女文庫、プラチナ文庫、オパール文庫など。)

【2016年9月】過去半年内から過去1年内に規制範囲が広がる。(2015年3月以降発売分は対象外。)

【2016年10月】10/1をもって、フランス書院全作品が読み放題対象から外される。

フランス書院より刊行の約2000作品超の作品が一晩にして除外となるのは、相当なインパクトではありますね。それでもエロジャンル全体の作品量は8月当初に比べて寧ろプラスなんだそうでして、個人や同人作品を含めて相当裾野が広いのだなと感じます。

管理人としては無くなって残念といういちユーザーとしての素直な感想と、やはりそんな都合の良いビジネスなんて「絵に描いた餅」に過ぎないんだよなというAmazonの見通しの甘さだけが目に付いた印象を抱いた次第です。
私は作家、出版社、Amazonのいずれでも無いので、これ以上踏み込んだ検証は行いませんが、「あの時こんなサービスもあったなー」という程度の書き置きにしておこうと思います。


【参考記事】

アマゾン読み放題、勝手に「20社削除」の衝撃(東洋経済オンライン)

今回、全作品が削除されたのは講談社だけではない。小学館、光文社、朝日新聞出版、三笠書房、東京書籍、白泉社、芳文社、フランス書院など20社前後に及ぶとみられる。
(本記事より引用)

テーマ : 二次元総合 漫画・エロゲー・小説・エロアニメなど
ジャンル : アダルト

香坂燈也「一家調教 未亡人と令嬢姉妹」

香坂燈也「一家調教 未亡人と令嬢姉妹」
(フランス書院文庫、2016年9月、表紙イラスト:川島健太郎)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

悪交を繰り返し遂には警察沙汰寸前の事件を起こし、父親の命令で郊外に住む叔母の美弥子の元に預けられた将斗だったが、近親であっても魅力的な母娘三人と同居という環境は青狼に取っては格好の狩り場に過ぎない。美弥子を手始めに結婚間近の従姉の楓も襲うが、唯一彼の弱味を握っている菜々が秘密の関係に気付いてしまい…。


【登場人物】

宇多将斗
21歳の大学4年生。父親は都内でドラッグストアーチェーン店を展開しており、甘やかされて育ったせいもあって女癖が悪く遂には事件を起こし、父の命で美弥子の元に預けられている。楓に執着し6年前には凌辱しようとしたがその前に菜々に発覚し、土下座させられた屈辱的な姿を写真に撮られている。

里中美弥子
42歳。料理教室を主宰しており、16年前に夫を亡くして以来郊外の自宅に暮らしながら女手一つで二人の娘を育てている。田舎育ちの世間知らずで男性経験もあまりなく、貞淑な印象を与える。Dカップ。

里中楓
22歳。美弥子の長女でOLだが、3ヵ月後に年上の外務省官僚との結婚を控えており、そのままアメリカで暮らす予定である。長い髪に優雅な振る舞いを見せるお嬢様タイプで、Cカップとスレンダーながらもスタイルの良い身体付き。従弟の将斗が自分を性の対象として見ているのに気付かず、凌辱未遂の件も本人は知らぬまま。

里中菜々
18歳。美弥子の次女で大学1年生。写真に興味を抱き、芸術大学へ進学している。楓の凌辱未遂の事件を起こすまではお兄ちゃんと呼んで将斗を慕っていたが、事件以来男性不信に陥っている。ショートカットで普段は色気のない服装だが、実はFカップでメリハリの付いた女らしい身体付きを隠しているだけ。処女。


【展開】

叔母の美弥子の元で謹慎生活を強いられていた将斗は機会を窺っていたが、ある日の朝美弥子と二人きりになった際に勃起を見せ付ける。楓への執着を口にし手扱きさせるが、そこへ駅まで妹を送っていった彼女が帰宅し痕跡を誤魔化そうと浴室に逃げた美弥子を追って、密室状態のなかで服を脱がし裸にすると言葉責めにしながら指ピストンで絶頂へ導く。そして再び二人きりになった別の日に凌辱すると告げると流石に美弥子が寝室は嫌だと拒否したため、わざと楓の部屋に連れていくとベッドに四つん這いにさせて交わり中出しするのであった。

数日後美弥子へのプレゼントを買うと言葉巧みに楓をドライブに誘った将斗は、量販店に向かうとアダルトグッズの売り場でわざとバイブを見せて恥じらう姿を楽しむ。そして帰路に向かう途中で車を停めさせると後ろ手に手錠を掛けて車外で玩具を使い快感を与えた後、郊外の薄汚れたラブホテルに向かわせる。お嬢様育ちの楓が嫌そうな態度を見せるのも刺激になると将斗はほくそ笑み、彼女を四つん這いにして交わるものの中出しをしないなら何でもするという言葉を引き出すと、口内に精を放ち一滴残らず飲ませて自己満足に浸る。

一方美弥子は最初の凌辱以来二週間も将斗が手を出さないことに安堵するものの、そんな彼女の心を見透かしたかのように将斗からリモコンを渡され、抱いて欲しいというサインを送るためのものと信じ込む。目の前で将斗が楓に露骨な行動を起こすのを見ると娘を守るつもりでリモコンを操作するが、実は楓に仕込まれていたバイブが作動させるためのリモコンで、楓が快感に耐え切れずにリビングから逃げ出してしまう。
美弥子が後を追うものの将斗に書斎へ連れ込まれ、そこで楓があられもない姿で拘束されているのを目にすると、言いなりになって娘と逆向きに跨がって自ら挿入をおねだりする羽目となる。娘が絶頂する前に将斗を射精させねば罰を与えられると美弥子は必死になるが、それでも楓が玩具責めで一足早くイってしまう。将斗は楓の拘束を解くと宣言した通り罰を与えると肛内にローションを注入してからアナル処女を奪い、美弥子には自らの尻穴を舐めるように命じると興奮した末にぺニスを抜き彼女の美貌に精を浴びせる。

そんな関係がふた月も過ぎたある日母や姉の様子がおかしいと異変に気付き始めた菜々は、予定していた写真旅行がキャンセルになり自宅に戻ると、リビングで二人が将斗の言うままに交わっている姿を見て身体が反応したことに動揺を隠せない。それでも二人の顔が分からぬようにぼかしてシャッターを切るとその晩に将斗の元を訪ね、六年前の悪事の際に彼に土下座させた姿と今回の乱交の写真を切り札にして伯父に悪事を報告したと告げ、今すぐ姿を消すように命じ追い払うのであった。

しかしそんな菜々の努力も、1ヵ月が過ぎたある日講師の代行で上京した美弥子が将斗に連絡を取り、ホテルで会う約束をしたことから全ては水泡と化す。母の行動に気付き後を追って来た菜々は部屋に乗り込むが、間隙を付かれて張り飛ばされると脚を拘束されてしまう。処理していない腋下の匂いを嗅がれたり、馬乗りでパイズリさせられて顔面に精を浴びせられたりと女として扱われることに激しく羞恥する菜々。更に将斗は玩具責めで不覚に陥った美弥子を逆向きに跨がらせると菜々の処女を奪い、中出しだけは止めてと懇願する美弥子の口内でフィニッシュする。

結婚式を翌日に控えた夜楓は母と妹に花嫁姿を披露しようと部屋にやって来るが、父の代理で参列することになった将斗が菜々をまんぐり返しにしてベッドに拘束していたところを目の当たりにする。妹を助けようとして前のめりに倒れた楓は将斗にドレスの裾を捲られ濡れていると指摘されると、調教されていた頃を思い出し言われるままに四つん這いになり剥き出しの妹の秘所をクンニしながらアナルを弄られながら菜々を絶頂へ導く。
楓の膣内からアナルへ挿入し射精した将斗はシャワーを浴びると、達したままもの欲しそうにしていた菜々の拘束を解きぺニスを汗まみれの腋に挟んで口唇奉仕させ正常位で貫くと絶頂へ導くが、そこへエステに行っていた美弥子が帰って来る。娘たちの犠牲を口にした美弥子は私だけを抱いてと告げ、大胆にも将斗のアナルを舐めて更には前立腺を刺激して果てそうになる寸前まで追い込むと、初めての騎乗位であられもない姿を見せ付ける。母の痴態に煽られた楓は将斗に顔面騎乗して秘所を唇に押し付け、菜々は母と将斗の結合部に舌を這わせて二人の快感を引き出すのであった。


【レビュー】

2015年3月のデビュー以来本作で五作品目、しかも2016年はアンソロジー「異常な世界 あなたの知らない官能小説」ではベテラン作家陣に混じっての短編と明らかに一押しといった雰囲気が漂う新進気鋭の作者による最新作は、「調教旅行中 新人女教師、熟女教師、兄嫁教師と」以来の凌辱作品である。

誘惑作品から凌辱作品、またはその逆と作風が二転三転しておりこれは「両方で書けるように」という作者の意気込みなのか、それとも出版サイドの要望なのか分かりかねるところではあるが…。いずれの作品においても共通するのは「主人公のS性とM性の両方を引き出すヒロインたちの倒錯性」という点であり、本作でも責め一辺倒の主人公が終盤ではヒロインたちに快感を与えられる(前立腺弄り)という描写もあるので、意図したものではないかと思われる。

本作は王道的な(フランス書院文庫的)凌辱作品を指向したようで、従姉の楓への執着もあることながら叔母の美弥子や従妹の菜々に対しても言葉や玩具を使ったいたぶり方、また母娘(あるいは姉妹)でレズプレイを強いた変則的な3Pと倒錯した性交描写は濃厚である。但しこれは個人的な意見としてだが、プレイに凝りすぎて一読して状況が掴みにくいところも感じられたので、もっとシンプルな形でも良かったかもと思うところである。

tag : 大学生主人公 母娘丼 姉妹丼 処女

プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

〈コメント〉
どなたでも書き込み自由ですが、管理人が許可するまではコメント欄に反映されないので、その辺りはご理解下さい。

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