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川俣龍司「禁鎖に繋がれたママと女教師とメイド」

川俣龍司「禁鎖(くさり)に繋がれたママと女教師とメイド」
(フランス書院文庫、2016年8月、表紙イラスト:丹野忍)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

自ら重度のマザコンと認める隼人は、弱味を握っているから好きにして良いと友人から筆下ろしを勧められ、中等部の担任だった美咲を相手に選ぶ。彼女の被虐性を開発した矢先、想い焦がれる母親の瑠莉の腕に縛られた痕を見付け、その相手が祖父と知って嫉妬に駆られていく。


【登場人物】

磯崎隼人
16歳で私立校の高等部に上がっている。厳格な祖父・宏明と瑠莉とメイドと4人で暮らすが、戸籍上の父親である宏明の息子はフランスに在住している。身長173cmでお坊ちゃん育ちのため内向的な性格。童貞。

磯崎瑠莉
37歳。16歳の時に映画女優として「嶋田瑠莉」の名前でデビュー、4作品に出演し20歳の時に失踪同然に電撃引退させられている。その理由は義父で映画監督の宏明によって性的な愛玩とされてしまい、彼の独占欲によるもの。この年齢になっても美しさは衰えずにいる。

立花美咲
隼人が中等部の時に担任だった英語教師。モデルのようにスレンダーな身体に反して、EかFカップはありそうな巨乳と熟臀が魅力的な美女。5週間前に佐久間にある事実を知られて以来、言いなりの操り人形のようにされている。

彩香
20歳くらい?2年前から宏明の個人秘書兼メイドとして仕えている。ショートボブにした髪型とルーマニア出身の母親の血を引くコケティッシュな美貌に、口元のホクロがよりセクシーさを醸し出しているが、不似合いな黒縁メガネを掛けて知的な女性を演じている。普段はおおよそメイドとは言い難いほどの大胆な格好でいることが多い。宏明に純潔を捧げてはいるが…。

佐久間馨
16歳?隼人とは真逆で遊び人の不良だが、何故かウマが合っているらしい。美咲の秘密を知って肉体関係を強いているが、他にも何人かセックスフレンドがいる様子。中2の時に初体験を済ませているが、自分本位のセックスをしているせいか後に隼人に嫉妬するように。

磯崎宏明
72歳。映画監督として名を知られ絶大な影響力を及ぼしているが、かつてデビューしたばかりの瑠莉を見初め、性的な支配関係に置き続けている。近年体調を崩し都内の邸宅に籠りがちだが、性欲だけは衰えを見せていない。


【展開】

ある日隼人は佐久間から連絡を受け、マゾコンと童貞を卒業できるいい女を紹介すると聞かされ、乗り気がしないまま約束の場所までやって来る。高級マンションに住むその女性は何と美咲で、どうやら佐久間は彼女の弱味を握っているらしく、美咲は渋々といった様子で筆下ろしを承諾する。キスしただけで果ててしまった隼人に呆れた佐久間が帰り二人きりになると、美咲は相手がウブだという気楽さもあってか、乳首が弱いのと告白する。風呂から上がりバスタオルを巻いた姿の隼人は美咲の乳房を攻め立ててアクメに導くが、自分も勃起を擦り付けてしまい二度目の射精をしてしまう。それでも正常位で初体験を終えると、今度は騎乗位になってと頼み再び精を放出するのであった。

一週間後隼人は瑠莉の頼みで絵のモデルを引き受けるが、途中で貧血を起こし倒れてしまう。介抱した際に母の腕に縛られた痕があるのを見て、宏明の仕業だと腹を立てるとともに犯したいという衝動を美咲にぶつけようと佐久間と連絡を取る。そして美咲の部屋で先に佐久間が抱くのを待った後で美咲と対面するが、前に彼女が縛って欲しいと言ったのを思い出し後ろ手に拘束すると、ベランダへ出てバックで交わる。しかし時間が遅いのに苛立った佐久間が合鍵を使って部屋に乱入し、まるで間男のようだと怒り殴られただけでなく、美咲の秘密を喋られたくなければ瑠莉を差し出せと脅されてしまう。

その頃瑠莉は三日前に松の間でわざと舞いで失敗した罰として、折檻を受けた後で宏明に犯されたことや、隼人がその痕跡に気付いたことに思い悩んでいた。暫くして隼人が顔に傷を負って帰宅したのを見ると、宏明との関係を隠してはおけぬと言葉を選んで告白する。すると隼人は昼間に女教師を縛って抱いたが、所詮はママの代わりでしかなかったと訴えると、瑠莉は最後の一線は越えぬことを条件に裸体を晒け出すことを決意する。寝室のベッドで母を拘束しT字帯を目の当たりにした隼人は宏明の欲の強さに激怒し、腰紐で瑠莉の顔面に巻き付けると、僅かに開いた隙間から口内へペニスを押し込み射精するのであった。

それから三日三晩隼人が宏明に取って替わっての瑠莉へのお仕置きが続くが、そこへ美咲が佐久間に命じられたのか様子を見に磯崎家へやって来る。本当はもう一度隼人に乱暴にされたいという気持ちを見透かされ、美咲は庭園に出てボディコン姿で散歩させられる。後ろから隼人と付いて来ていた瑠莉は同性ながらもその妖しさに惹かれていくが、ベンチに着くと隼人が乗馬鞭を取り出して二人に振るい始める。そして隼人が美咲を激しく犯した後で瑠莉は彼女を抱きしめると、今度は隼人を縛って二人で口唇奉仕を始める。行為が終わると隼人はキッチンへ戻り、ボンテージ姿の二人が睦まじくするのを見て楽しんでいたが、そこへ彩香が現れ宏明によるお仕置きの始まりを告げられてしまう。

松の間で彩香の手により連結した形で拘束された瑠莉と美咲だったが、そこに隼人が呼び付けられる。スタンガンで気絶させられた隼人も拘束されると、美咲は彩香によって後ろの穴を開発されヨガり、瑠莉は宏明に鞭打たれる姿を見させられて自失してしまう。バックで宏明に貫かれた瑠莉は、隼人ににじり寄ると口付けを交わすが、逆上した宏明が射精したその瞬間…。
約ひと月の時が流れて新たな主人となった隼人は、瑠莉と美咲を労うために服従の証をプレゼントし、同じものを彩香にも渡す。サディスティンを演じていたが、本質はMで露出狂と見抜かれたメイドも隼人に服従を誓う。美咲と彩香を貫く間お預けにされていた瑠莉の切ない表情を見て、隼人はいつか訪れるであろう禁断の交わりの日を夢想するのだった。


【レビュー】

第16回フランス書院文庫新人賞受賞作品。

タイトルと表紙イラストから想像が付く通り、映画界のドンとされる主(主人公の「祖父」)の邸宅を舞台に物語は繰り広げられていく。主人公の【隼人】16歳は母親の【瑠莉(るり)】37歳に禁断の愛を抱く内向的な少年だが、当の瑠莉自身は「ご主人様」に繰り返しお仕置きを受けており、憎む気持ちを持ってはいるものの身体は命令に背けないという状況である。

一方隼人は悪友の勧めで中学の時の担任教師【美咲】と初体験に至るが、彼女自身にも秘密があり望んで身体を重ねた訳ではない。それでもウブな主人公に心を許したことで、秘めていた被虐性を開発されていくまでの話が初めの2章である。作品としては「凌辱」にカテゴライズされてはいるが、ここまでの流れは誘惑的なテイストと言えるだろう。

そんな主人公が母の秘密を知って「ご主人様」になり変わって被虐性を引き出し、自宅を訪ねて来た美咲と対峙するのが次の2章である。そして「ご主人様」の逆襲とその後を描いているのが最後の1章であるが、主人公目線からではやはり「凌辱」ではない。立場をヒロインに変えると、場面によってはそうかもしれないが…。ここで二人の被虐性を引き出すのは主人公だけではなく、題名にある通りメイドの【彩香】も加わっている。この3章に付いては狂おしいほどに淫猥であり、一読しただけだとあまりの描写過多ぶりに、「何だか分からないけど、凄かった」という印象である。

新人賞受賞の方だけに書きたいことをストレートに押し出している反面、勢いだけで流してしまうと分かりにくいような描写もあったように思う。母子で一線を越えているようでそうではない結末なだけに、そここそは素直に流れても良かったのかなとは感じた次第である。

tag : 高校生主人公 童貞 デビュー作品

早瀬真人「ハーレム臨海学校 三人の美熟女教師」

早瀬真人「ハーレム臨海学校 三人の美熟女教師」
(フランス書院文庫、2016年8月、表紙イラスト:松原健治)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

女子校に新卒で赴任したばかりの祐平は、憧れの先輩教師の美久のレオタード姿に見とれていたところを、教育担当の教師である景子に見付かってしまう。何故か生徒に興味があるのだと勘違いされた挙げ句に勃起を扱かれてしまうが、更に生活指導担当の有希江も教育に加わり…。

【登場人物】

倉持祐平
22歳。大学を卒業し、今春から桜盟女子学園に赴任した青年。中高と男子校に通っていたせいか女性への免疫は無きに等しく、のんびりした性格もあって彼女が出来ずにいた。美久に想いを寄せているが、相手にされていない様子。童貞。

有田美久
30歳。社会科担当で新体操部の顧問も務めている。アイドル並みの可愛らしい容姿で、生徒たちと見分けがつかないほど若々しい。現在付き合っている男性はいない様子。

黒崎景子
34歳。体育担当で陸上部顧問を務めている。Gカップ。2年前に夫の浮気が原因で離婚。厳しい指導で知られ、有希江の信頼を得ていることから、祐平の教育担当もおこなっている。

内海有希江
38歳。女性理事長の姪に当たる生活指導兼英語担当の教師。水泳部の顧問も兼ねている。一応夫はいるようだが、子供はいない。教育に熱心なあまりに突拍子もないことを考え出すこともある様子。


【展開】

体調が悪く保健室で薬をもらった帰りに祐平は体育館の側を通ると、美久が新体操部の練習でキツキツのレオタードを着て練習している姿に見とれてしまう。ところがそこを通り掛かった景子に見付かり、図書室で説教を受ける羽目に。景子から生徒に興味があるのだと疑って掛かられただけでなく、何故か性欲を鎮めるためだとズボンの上から膨らみに触れられて、状況を理解する前に呆気なく射精しまう。更にズボンを脱がされて唾液を垂らされた挙げ句、仮性包茎を剥かれて手扱きを受けた祐平は、二度目とは思えぬほど大量に精を放出する。

その後景子の報告を受けて図書室にやって来た有希江だが、祐平がその直前に訪ねた美久が置き忘れたバッグの中からレオタードを取り出し、匂いを嗅ぎながら自慰をしている場面を目の当たりにして何も言えずに退散する。その翌日有希江はLL教室に祐平を呼び付けて説教を始めるが、話のあやで秘所を見せてあげるだけでなく、筆下ろしまでしてあげることとなる。背面騎乗位で童貞を奪われた祐平は、思わぬ出来事に戸惑いつつも膣内へ射精してしまう。

その週末ようやく祐平は熟女教師たちの突然の行動の理由に気付くと、自分には美久だけだからと月曜になったら二人に説明しようと決意を固める。一方景子は有希江が祐平に会いにいくと言って出掛け、戻ってきてからは手扱きくらいならと翻意した理由が掴めずに放課後に体育講師室に祐平を呼び出す。察した通り有希江が祐平とセックスをしたと聞いた景子は、ジャージを脱いでノーパンノーブラのランニングウェア姿で挑発すると、パイズリ奉仕、正常位からバックへと三回も精を搾り取ってしまうのであった。

祐平への指導と称して関係が始まってから三週間、祐平ががつがつと自分を求めなくなったのは景子ともしているからではないかと気付き、青年の性欲は計り知れないのだと確信する。そして補習だと告げて翌日の放課後に水泳部の顧問室へ祐平を呼び付けると、景子とともにセクシー水着に着替えて悩殺しとことん精を抜いてやろうとする。ダブルフェラでの吸茎から景子との情交と立て続けに射精した祐平は、初めて主体的に有希江を求めてバックで貫きお漏らしさせるほどの快感を与えてしまう。

そして七月に入り二年生の臨海学校の引率に来た祐平は、夜になってパーティの合間を見て美久を休憩室に連れ込み、好きですと告白すると唇を奪う。更に秘所に指を伸ばしアクメに達させると、美久から話はまた後でと返答され自室で待ち続ける。日付も変わった頃に部屋を訪ねて来たのは有希江と景子で、休憩室でのやり取りを聞いてどうせ自分たちは年増だからと怒りを買い、お仕置きを受ける羽目に陥る。そして二人による逆凌辱の最中に美久が部屋に現れるが、ちょうど祐平が高々と精を打ち上げる瞬間を目の当たりにしてしまい、青年への憤怒を抱えたまま部屋に逃げ帰るのであった。

翌日祐平は美久から生徒のレオタードを盗んだのかと問い質されて返答出来ずにいると、冷たくあしらわれて消沈するが、現金なもので有希江たちの誘いを承諾し深夜に部屋を訪れる。実は有希江が先回りして美久を説得していて押し入れに隠したまま景子と二人で淫らなことを始めると、頃合いを見計らって有希江が扉を開けてしまう。美久は動揺を隠せずにいたが景子に身体を抑えられたまま祐平が有希江に犯されているのを見て、性欲を抑えられなくなって挿入願望を口にすると、祐平に正常位で抱かれ美貌に精を浴びせられる。

翌週の水曜日、祐平はすっかり美久に嫌われてしまった挙げ句に彼女とともに理事長室に呼び出され、クビにされるものと覚悟を決める。待ち受けていた有希江は美久に祐平と結婚してあげなさいと説得するが、すげなく拒絶されるとならば特別指導を続けるまでだと言い放ち、しかも今日は祐平が自分たちの黄金聖水を飲むことになっているとまで告げる。更に美久から冷たい視線を浴びせられるなかで、祐平は倒錯したプレイにのめり込んでいくのだった。


【レビュー】

複数レーベルで活躍する作者はお気楽なハーレム展開な作品から、回春や寝盗られまで成人志向の作品まで幅広く手掛けている。黒本ではリアルドリーム文庫の登場人物より少し対象年齢を上げており、熟女たちからとことん精を搾り取られる優柔不断の主人公が活躍する作品に仕上がっている。本作も例外に漏れず新米教師が先輩女教師たちから特別指導と称して、実態は彼女たちからひたすら情交を求められる流れに終始している。

22歳の主人公が憧れの先輩教師の【美久】30歳のレオタード姿に見とれていたところを教育担当の女教師【景子】34歳に見付かり説教を受けていたが、勃起しているのに気付かれ手での慰めを受けるところから話は始まる。更に景子の上司に当たる生活指導担当の【有希江】38歳も仲間に加わり、二人から交互に搾り取られる流れがいつしか二人で一組となり、更には美久が巻き込まれて…というのが話の概略である。題名には臨海学校とはあるが無くても成立する話であるし、何よりも女子校である必要もないくらい生徒たちの存在は希薄である(そこに期待して購入すると肩透かしにあうかもしれないが…。)。

ベテランなだけに話の進め方はスムーズだし、情交場面も濃厚かつ詰まっているのだが、穿った見方をすると「こなしている」感も否めない。他のレーベルで書いた作風をアレンジするのであればもっとヒロインの年齢をばらした方が魅力的だし、黒本だからこそのアピールが欲しいかなと感じた次第である。

tag : 社会人主人公 童貞 熟女限定

小日向諒「体験学習 隣人母娘と年上ナース」

小日向諒「体験学習 隣人母娘と年上ナース」
(フランス書院文庫、2016年8月、表紙イラスト:村山潤一)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

受験を控える直海は隣人お姉ちゃんの雪音の家庭教師を受けながら勉強していたが、ミニから覗き見える美脚に惹かれているのを知られてしまう。直海は巧妙に仕掛けられた罠とは気付かずに雪音に筆下ろししてもらうが、いつしか標的を隣人の母親の遙奈やナースの透子にも向けてしまい…。

【登場人物】

鷲塚直海
通学鞄を両肩に担いで学校へ通い、進学のための受験を控える年頃の少年。三石家の左隣りに両親とともに暮らしている。まだ二次性徴らしきものは見られず、背丈も雪音の胸辺りくらいと小柄だが、彼女をお嫁さんにしたいと可愛らしさを見せている。

三石雪音
18歳でこの春に大学へ進学したばかり。隣人の直海に対して偏執なまでの少年愛を抱き、自らの倒錯した欲望を満たそうとする。肩辺りまで伸ばしたブラウンの髪にEカップの美乳に、スラッとした長い脚が魅力的な美女。直海に捧げるために純潔を貫いている。

三石遙奈
36歳。若い頃に夫を亡くし自ら立ち上げた輸入代理店を経営し、社会的なステータスを築いている。背が高くカリスマ性を備えた知的な美女だが、実は性的にはマゾの資質を持ち、直海に対しては母親のような慈愛に満ちた優しさを見せる。

小野原透子
24歳。6年前に三石家の右隣りに越してきて以来、直海ともども仲良くしているが、スレンダーながらもIカップの爆乳にコンプレックスを抱き、男性恐怖症に陥っている。父親を除いては唯一話ができる男性が直海だが、実は隠れた欲望を秘めていることに気付いていない。市立病院で働くナースで処女。

【展開】

梅雨入りして間もなく雪音の部屋で勉強を教わる直海だったが、ベッドに座っている彼女の美脚が視界に入り思わず見とれていると、雪音から覗きをたしなめられつつも見たいのならショーツを見せてあげると告げられる。その代わり自分のブリーフ姿も披露する羽目になるが、ストッキング越しに秘所に触らせてもらった上に舐めて良いとまで言われ、無我夢中でクンニしていると雪音がエクスタシーを感じてイってしまう。
そのお返しとばかりに雪音は直海のブリーフを脱がすと身体付きには似合わぬ巨根に驚き、ストッキングを穿いた足でペニスを扱き射精に導くと、もう我慢の限界とばかりにセックスしようと誘う。センターシームを破りショーツの股布をずらして正常位で交わるものの、呆気なく果ててしまい泣き出してしまった直海を慰めつつも二回戦に挑むと、美乳を晒し少年と密着しながら膣奥で射精を受け止めるのであった。

直海とセックスを繰り返す雪音は、遙奈にも関係を認めてもらおうとわざと情交に及んでいる場面を母親に見せ付け、更には以前からオナニーしていたのに気付いていたと告げる。あくまでも自分が恋人だから直海を貸してあげるだけという娘の提案に乗ってしまった遙奈は、夏休みを迎えて雪音が不在にしたある日勉強中の直海からセックスをしたいという言葉を引き出し受け入れてしまう。
不意に少年に母性を発露し恥ずかしさのあまり遙奈は寝室には向かうことなく、書棚に手を付いて背後からして欲しいとねだる。背面立位で背の低い少年とアクロバティックな交わりを経た遙奈は、愛情の果てにママと呼んでと求め膣奥で迸りを受け止めると、床に横たわり二度目は正常位で交わるが、直海を手放すことなど頭にはなく情交に溺れていくのであった。

一方その頃雪音は毎年恒例となった透子の実家の所有する別荘へ二人で泊まることになるが、透子がナンパされたのを思い出し陰鬱な表情を浮かべているのを見ると、処女という現実に深刻になりすぎているようだからと直海に抱かれてみてはと提案する。確かに直海なら男とは意識せずに話ができる、そう考えた透子は2ヵ月間迷った末に抱かれることを受け入れる。
自分の部屋に直海を招き入れされるがままに愛撫されていた透子だったが、少年が我慢汁を滲ませながらペニスを背中に押し付けているのに気付くと、爆乳を使ったパイズリでイカせてあげたいからと提案する。快感に顔を歪ませる直海の表情を可愛いと思いながら放精を浴びた透子はベッドに横たわると、正常位で破瓜を迎えて中出しされ更に四つん這いにさせられて二回戦に雪崩れ込む。セフレにしても良いよねという少年の腰遣いに溺れた透子は、その願いにアッサリと応じるのであった。

こうして三者三様の関係を重ねていく直海だったが、クリスマスを迎えて両親が温泉宿へ泊まりにいっている間に三石家のリビングで遙奈や透子を侍らせていた。イラマチオ同然に透子の口腔に射精した後遙奈をバックで貫きスパンキングしながら交わっていた直海は、透子が羨ましそうに遙奈を見て秘所を弄っているのを見てかねてから疑問に思っていたことを問い掛ける。そして三人の乱交をモニターから見守っていた雪音は透子の答えを聞いて満足そうに頷き、部屋に戻ってきた少年にプレゼントを渡しその理由を説明すると、胤付けプレイと称して正常位で直海を受け止めるのであった。


【レビュー】

9作品目となった作者の新刊は、着衣のままでの情交に拘った描写とタフな主人公に支配されるヒロインたちの被虐的な悦びを描いた小日向諒作品としての基本的な線は残しつつも、本作では主人公の設定そのものが倒錯的である。外見上は二次性徴の兆しが見えない主人公が憧れの隣人お姉ちゃんである雪音に筆下ろししてもらうまでが「講習」と題された前半の山場であるが、ミストレスとして雪音が主人公をコントロールしながらも濃密で甘々な情交描写が続いていく。

そして主人公は雪音に教えてもらったテクニックを駆使して彼女の母親で経営者の遙奈と、その隣人で看護師(ナース)の透子の二人を性的な虜にしていくのが後半の流れである。理知的な未亡人の遙奈はやや被虐的な趣向の持ち主で、爆乳という容姿に劣等感を抱き男を遠ざけてきたのが透子であるが、二人とも主人公との交わりを経てそれぞれに秘めた願望を露わにしていくのである。作中では「予習」と「復習」と題されている。

最後に雪音も交えて主人公が美女たちを性的に侍らせる流れとなるならば、始めに述べたようにこれまでの小日向諒作品と同じまとめ方であるが、本作では「真のご主人様」に従うところまで描かれている。そこまで含めた倒錯性がこの作者の意向とするならば、成功だったと言えるのかもしれない。これが「応用」と題された部分である。

ちなみに二次性徴の兆しが見えない(のに性欲旺盛な)主人公の設定は、ここ最近のフランス書院文庫の誘惑系作品である一定の数を占めるようになって来ている。こうした非実在の主人公が出てくるフィクションは読み手の嗜好とも関わってくるため多数の支持を得られるかはともかくとして、自主規制の名の元に画一的で無難な作品ばかりではない黒本の方向性に今後も期待が持てるところである。

※本作とのリンク?

小日向諒作品ではお馴染みとなった作品間リンクですが、本作も舞台は斎美市となっていることから時系列が同じという前提であれば、以下のリンクが考えられます。

・三石雪音:お嬢様学校として知られる慶徳女子高等学院の出身。
「僕の新生活 おばさまと二人の美娘と」の久瀬菜央美(19歳)も慶徳を卒業したばかりなので、同級生の可能性があります。
「【隣りの果実】幼なじみの母娘」の武藤桃香も慶徳OGなので、二人から見れば1~2学年先輩となります。
他にも他作品で慶徳在学のヒロインは複数いたはずですよね。

・小野原透子:斎美市立病院のナースなので、「女医とナース【淫虜(とりこ)】」の登場人物、中でも同じナースの綾瀬美咲とは同い年ですから、面識があるかもしれませんね。また慶徳のOGでもあります。

tag : 童貞 処女

神瀬知巳「僕と五人の淫未亡人 僕の母、義母、兄嫁、ママ、彼女の母…」

神瀬知巳「僕と五人の淫未亡人 僕の母、義母、兄嫁、ママ、彼女の母…」
(フランス書院文庫、2016年8月、表紙イラスト:川島健太郎)

ネタバレ有り。御注意下さい。
本作も短編集につき、いつもとは形式を変更します。

作品紹介(公式ホームページ)





【レビュー】

2014年に刊行された『六つのとろける初体験』に続く短編集で、『特選小説』誌(綜合図書)で掲載された4作品に書き下ろし1作品を追加して構成されている。題名の通り「淫らな未亡人」が登場するのだが、中でも書き下ろしは恐らく神瀬知巳作品では初となる「妻の母」ものであり、彼女に誘われて浮気した主人公が最後には主従逆転する話である。個人的には今後の作品の方向性を示したのであれば、それも良いのかなと思う次第で、出来れば次こそは短編集ではない作品を期待したいところである。

『特選小説』誌に載せられた作品はどちらかというと黒本(フランス書院文庫)でのこれまでの作品群の延長上にあるもので、筆下ろしを主導したはずなのに主人公の性欲の強さに思わず羞じらうヒロインたちの心理描写が盛り込まれ、短編であってもこの作者らしいつくりだと言えるであろう。


【概略】

Ⅰ  ほしがる未亡人 尻軽な妻の母との〝新婚生活〟

1つ年上で知的な妻と結婚したばかりの裕一郎は、互いに多忙なこともありセックスレス気味だったが、妻が短期研修で不在にしたその晩に彼女の母親の凜子が部屋を訪ねてくる。義母のペースに翻弄され酔ってしまった主人公の脳裏に、「狙った獲物は逃さない人だから…」という妻の言葉が脳裏をよぎるのだが…。


※本編が書き下ろし、以下4編が『特選小説』誌掲載の短編に加筆、改題した作品。


Ⅱ  色っぽい未亡人 入試前夜に義母とラブホで

息子の大学受験の付き添いで上京した義母の比佐子だったが、手違いで宿を取り損ねてやっと泊まれた部屋は何とラブホテル。お嬢様育ちの彼女は部屋に漂う淫らさに困惑を隠せずにいたが、いつしか息子と妖しい雰囲気となり…。


Ⅲ かわいい未亡人  バレンタインデーは兄嫁と一晩中

亡き夫の実家を訪ねた由利恵は、いつも自分を支えてくれる義弟の功介のためにバレンタインのチョコを渡そうとするが、気付けに飲んだアルコールのせいもあり吐き気を覚え恥ずかしい姿を見せてしまう。これまで頼りになるお義姉さんを演じていると思っていた由利恵だったが、功介からはおっちょこちょいなタイプだから放っておけないと慰められてしまい…。

Ⅳ さみしい未亡人  別離の日、ママは牝に堕ちて

亡き夫が遺した借金返済のため義理の息子の章介とともに慎ましい生活を送っていた祥子だったが、ある日二人でスパリゾートへやって来る。次の日には章介が実家に引き取られることとなっており、借金返済の為とはいえ水商売で働く彼女に嫌悪感を抱く保守的な一家で、当分逢えそうにもない。そんな時に章介から初めてはママがいいと迫られて…。


Ⅴ みだらな未亡人  彼女の母は僕だけのAV嬢

勤めから帰宅した麻紀子は、娘の彼氏である孝広がAVを観ながらオナニーしているのを目撃するが、出演している女優が自分に似ているのを見て驚く。このことは口止めしておくからと麻紀子は告げるが、どうやら孝広は彼女が若いときにAVに出演していたと思い込み、口止めは自分の過去の話のことだと勘違いしている様子。そこで…。


愛好家Sさんのブログでも本作をご紹介なさっています。

4173『僕と五人の淫未亡人 僕の母、義母、兄嫁、ママ、彼女の母…』神瀬知巳、フランス書院/フランス書院文庫、2016/08 発売●あらすじ奔放な姑に誘惑され…、入試前夜に手違いで義息とラブホテルに泊まり…、義弟に酒の力で恋の告白をして…、義息と別離する最後の日に…、娘の彼氏にAV女優と勘違いされ…、未亡人をテーマにした五作の短編集。●登場人物《ほしがる未亡人 尻軽な妻の母との”新婚生活”》【早川裕一郎】24歳。小さな輸入...
4173『僕と五人の淫未亡人 僕の母、義母、兄嫁、ママ、彼女の母…』




愛好家Sさんのこの記事を拝見するまで、本作が17行表示だとは気付かなかった私です(苦笑)作品によって行数が変わるのは見た目の頁数を減らして価格を抑えるため?と思われますが、個人的には出だしからの説明不足の作品が意外に多いため、その描写を増やして17行表示でも何ら問題は無いのかなとは感じます。


DSKさんのブログでも本作をご紹介なさっています。
2016/8/25 発売僕と五人の淫未亡人-僕の母、義母、兄嫁、ママ、彼女の母…著:神瀬知巳、フランス書院文庫→ Amazonはコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。(私は本当は淫乱な女……貴方だけが知っていたのに)早くに夫に先立たれ、日々悶々と過ごす熟女・凜子。未亡人と言えど、まだまだ性欲旺盛な女盛りの年頃。娘の結婚を境に、喪服の下の熟れた身体が燃え盛る。そんな義母を婿の裕一郎は女として意識しはじめ……45歳...
僕と五人の淫未亡人-僕の母、義母、兄嫁、ママ、彼女の母…(著:神瀬知巳、フランス書院文庫)

tag : 社会人主人公 高校生主人公 童貞 母子相姦 熟女限定

2016年8月刊情報&9月刊情報

やっと私たちの住む関東地方も梅雨明けしました。今年は雨らしい雨が少なく、ところにより取水制限の話も出ています。一方で降雨被害に遭われた方もいらっしゃると思います。なかなか等しく雨が降らないのも困りものですね…。さてこれからが暑さのピークですので、熱中症には十分ご注意ください。



●フランス書院文庫2016年8月刊情報


ほぼ毎月のように新人さんがデビューしているように感じますが、今月は新人賞受賞の方が登場するようです。因みに7/28には、第17回フランス書院文庫官能大賞の一次選考結果が発表になっています。

編集部発(公式ホームページ)





小日向諒『体験学習 隣人母娘と年上ナース』




「『おとなのお勉強』の時間はこれからよ」隣家の女子大生にたっぷり施された初体験学習。
キスの仕方、おっぱいの触り方、××の愛し方……セックスの基本から応用まで教わった直海は、
36歳の熟女肉、24歳の処女肉で「実践」しようと……遙奈、雪音、透子――三人の特別な年上家庭教師!


▼登場人物
はるな(36歳)年上女(熟) 、ゆきね(18歳)女子大生 、とうこ(24歳)看護婦


普通に考えるとナースの手解きを受けた主人公が隣人母娘を攻略するという流れになりそうですが、そこは小日向諒作品なだけに違う味付けを施すようですね。ナースと言えば、この作品とリンクしそうですが、いかがでしょうか?

女医とナース【淫虜】
小日向 諒
フランス書院
2014-06-20



レビュー記事はこちらから。近日中には再更新します。

小日向諒「女医とナース【淫虜(とりこ)】」






御前零士『【潜入】人妻捜査官・沙羅』




(耐えるのよ……私はただの客なのだから……)意識が朦朧とし、乳房や股間を弄り回される沙羅。
抵抗できない体を執拗に愛撫され、反応してしまう。人妻売春組織を壊滅すべく、客を装って潜入するが、
敵に正体を見破られ、次々に卑猥な責めに……。怜悧なエリート捜査官を襲う恥辱の拷問地獄!



5月にフランス書院文庫進出の作者の二作目は、人妻で捜査官という設定に興味をひかれます。年内には三冊目を視野に入れているのでは?と思われるほどのハイペースですね。









神瀬知巳『僕と五人の未亡人 僕の母、義母、兄嫁、ママ、彼女の母…』




(私は本当は淫乱な女……貴方だけが知っていたのに)早くに夫に先立たれ、日々悶々と過ごす熟女・凜子。
未亡人と言えど、まだまだ性欲旺盛な女盛りの年頃。娘の結婚を境に、喪服の下の熟れた身体が燃え盛る。
そんな義母を婿の裕一郎は女として意識しはじめ……45歳、34歳、30歳、32歳、42歳……五匹の未亡妻!



サブタイトルから分かるように、恐らくは「特選小説」にて発表された短編を中心に、新規書き下ろしを加えたものと推察しますが…。

短編集と言えば、こちらの作品もそうですね。




レビュー記事はこちらから。近日中には再更新します。

神瀬知巳「六つのとろける初体験」






藤崎玲『隷罠(ワナ) 彼女の母と彼女の妹は青狼の下僕』




「あと9回も、私はこの男の言いなりに……」愛娘・沙織の婚約者は、おぞましき悪魔だった!
「牝奴隷契約」を結ばされた蓉子を襲う強制交合の日々。幾度も絶頂を味わわされ、吐息はやがて責めを乞う哀訴に……
母と姉を案じる女子大生・美月にまで青狼の牙が迫り……19歳23歳43歳――西園家の美女を襲う絶対支配の隷罠!



フランス書院文庫Xで6月に刊行されましたが、新刊は「母娘の檻」以来となりますね。






早瀬真人『ハーレム臨海学校 三人の美熟女教師』




男の視線を釘付けにする熟尻人妻教師・有希江(38)、90センチ超のGカップが刺激的な豊乳教師・景子(34)、
レオタード姿が悩ましい新体操部顧問・美久(30)。熟女教師と二泊三日の臨海学校にのぞんだ祐平は、
女生徒には醸し出せない「濃厚フェロモン」の虜に……初フェラ、初体験、初乱交――大人の課外授業開幕!



ストレートに題名に「ハーレム」が付く早瀬真人さんの新刊は、いかにも夏らしい題材ですね。因みにリアルドリーム文庫では、美少女を題材にしたこんな作品もあります。








川俣龍司『禁鎖(くさり)に繋がれたママと女教師とメイド』




(折檻されるママ、なんて綺麗なんだろう……)磯崎家の性奴隷として淫らな調教を受け続ける母。
「母さんを守ってあげたい……」心が通じ合い、親密さを増してゆく母子。愛情はいつしか欲情へ。
息子に抱かれるうち、37歳に目覚める被虐の悦び。家族の秘密を物陰から見つめるメイド彩香は……



こちらは正式なアナウンスこそ無いものの、第16回フランス書院文庫官能大賞の新人賞受賞作品ではないかと思われます。

「第16回フランス書院官能大賞」結果発表(公式ホームページ)

複雑な人間関係の愛憎をベースにした退廃的な世界観
(「編集部発」の書評より引用)



とあるようにこれまでの黒本には無い作風ではあるけれど、評価の高い受賞作品のようなので非常に気になりますね。






●フランス書院文庫X


綺羅光『【完全版】淫猟夢』





御堂乱『【プレミアム版】美臀三姉妹と脱獄囚』




いずれもかつてハードノベルズXで刊行されたことのある作品のようですが、『淫猟夢』は三部作の内の二作品目までと三作品目は分けているようなので一冊に纏め、『美臀三姉妹と脱獄囚』は加筆修正となりそうです。フランス書院文庫Xは別枠とは言え、お二方ともに実に精力的だなと感心いたします。


DSKさんのブログでも他社レーベルも含めた「気になる」作品をピックアップなさっています。
2016年8月発売予定の官能書籍から気になる作品をDSKが独断と偏見でピックアップ!▼フランス書院文庫X 2016/8/13 発売【プレミアム版】美臀三姉妹と脱獄囚(著:御堂乱)→ Amazonはコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。良家の令嬢三姉妹を襲った恐怖の七日間!長女・京香、次女・玲子、三女・美咲。三つの美臀に埋め込まれるドス黒い怒張。「い、痛いっ」「ヒクヒク締めつけてきやがる」裏穴の味を覚え込まされ...
2016年8月の気になる官能書籍








●フランス書院文庫2016年9月刊情報


青橋由高『年の差のある七つの姦係』

榊原澪央『全員服従 先生の奥さんと三姉妹』

星悠輝『僕を奪い合う三人のママと新人先生』

小鳥遊葵『夜這い初体験 四人の淫らな美熟妻』

香坂燈也『一家調教 未亡人と令嬢姉妹』

黒沢淳『隣人狩り』






色々な意味でサプライズの多い顔触れとなりましたね。

まずは2014年8月に刊行された短編集「七人のおいしい人妻」が重版となったばかりの青橋由高さんですが、「年の差」を題材となさるようです。「七つの姦係」なので短編集になるではと思います。
それにしても5月に久々の黒本である「おいしい特別休暇 女教師、シングルマザー、女子大生と」
7月にアンソロジー「異常な世界 あなたの知らない官能小説」
8月には美少女文庫の新刊、9月に今年二冊目の黒本と青橋作品のファンとしては嬉しい刊行ラッシュですが、どうぞお身体には気を付けていただきたいと思います。(8月にはコミケもございますね)











近年は年二冊刊行と安定したペースの榊原澪央さんは、改めて申し上げることはないでしょうけど、凌辱作品ですよね。母と三姉妹なのでヒロインは4人でしょうか。

乗っ取る 未亡人女社長と娘三姉妹
榊原 澪央
フランス書院
2016-08-19




星悠輝さんは「初体験四重奏 義母、義姉、新任女教師、隣人妻と」以来11ヵ月振りのご登場ですが、本作は「ママ」に拘った作品になりそうですね。実母の年齢からすると、主人公は若くなるのではと思います。





小鳥遊葵さんは「淫ら熟女ぐるい 未亡人兄嫁と若兄嫁と義母」以来半年振りのご登場となります。
小鳥遊葵さんご本人のブログでもそう触れられていましたので、楽しみにしたいと思います。





香坂燈也さんは短編集アンソロジー「異常な世界 あなたの知らない官能小説」での予兆は感じましたが、あぁここで凌辱作品?という印象ではあります。「調教旅行中 新人女教師、熟女教師、兄嫁教師と」以来約1年振りの凌辱作品ですよね。





最後は「秘書室【三姉妹奴隷・女社長奴隷】」以来6年半振りとなる黒沢淳さんです。
これまでの作品を拝見する限り、誘惑テイストの強い凌辱作風という印象ですが、本作ではどう仕上がるのか楽しみです。








●8月のその他気になる作品

イズミエゴタ『清純女子テニス部 男子マネージャーの誘惑ハーレム』




作品紹介(公式ホームページ)

ひょんなことから女子テニス部のマネージャーになった健太に次々と襲いかかるエッチな誘惑の数々!!

ケガでテニスプレイヤーとしての夢を絶たれた健太だが、思いを寄せる同級生・鈴音の願いを聞き入れ、女子テニス部のマネージャーを引き受けることにする。心機一転、美少女揃いの部員を相手に熱心に指導するうち、次から次へとエッチなレッスンが始まり……。
(公式ホームページより引用)



まぁ今までの作風からすれば、清純というよりは淫らな感じがしますよね…。


※庵乃音人さんの『蜜肉チェンジ2(仮)』は、どうやら8月の刊行は無くなったようです。現在竹書房公式ホームページからは、8月、9月ともにラインナップに載っていないですね。




ここまでお付き合いいただき、ありがとうございますm(__)m

引き続きマイペースで更新していきますので、宜しくお願いします。

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北條辰巳「櫻の魔園 淫女教師と早熟女子高生」

北條辰巳「櫻の魔園(その) 淫女教師と早熟女子高生」
(フランス書院文庫、2011年4月、表紙イラスト:野中昇)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

美大を卒業して女子高の教師となった秋山だったが、不動産屋の手違いで1ヵ月住む所が無く先輩教師の奈美に相談したところ、彼女の元に住まわせてもらうことに。元々両想いなだけにあっさりと筆下ろしまでしてもらうが、その同居生活を教え子の真央に知られてしまい…。


【登場人物】

秋山雄二
22歳。美術大学を卒業して教師になったばかりで、聖加女学園の美術部顧問を担当。三人兄弟の次男坊で、見た目の通りお坊ちゃん風で優柔不断な青年。女性との性体験はない。

水元奈美
29歳。秋山の指導係で体育を担当する教師かつ陸上部の顧問で、面倒見の良いお姉さんタイプ。セミロングヘアーにすらっとした体躯。階下に住む同い年の亜樹と頻繁に食事を共にしており仲が良い。

西野真央
17歳。美術部部長で大学受験を控えている。あどけない顔付きの割にはバストは育っている。父親がPTA会長で多額の寄付金を寄せている事から、ワガママな面も。秋山に惚れて帰宅時に尾行した所、奈美との同居の事実を知ってそれをネタに自分に振り向かせようとする。処女。

白川麗子
38歳。3年前に母の跡を継ぎ学園理事長を勤めている。淑女らしい華やかさとメリハリの有るFカップボディの女性。海外赴任で別居中の夫が居るが、欲求不満からか若い男教師を理事長室に引っ張り込んでいるとの噂が絶えない。秋山と真央が関係しているのを知り、自分の玩具にしようと強権で手なづけようとする。

栗原亜樹
29歳。学園専属の校医。黒縁メガネにセミロングの黒髪と知的な印象を与え、すらっとした細い体型の美女。年上の男と付き合っていたが、風邪気味で保健室で眠る秋山を見て初めて年下の男に興味を持つ。


【展開】

赴任当日初々しい挨拶をした秋山に女子高生たちが興味を抱きざわめく一方で、当の秋山は不動産屋の手違いで1ヵ月間住むところがなく、それを先輩教師の奈美に相談し居候させてもらうことに。そしてその日の晩浴室で先に入浴した彼女の裸体を思い浮かべながらオナニーしていると、石鹸の替えが無いからと奈美にドアを開けられ見られてしまう。その後三日間は何も無かったかのように接してくれていたが、奈美が傍らのベッドでストレッチをしていると右足がつったと足に触れる機会を得て、いつしか妖しい雰囲気になり童貞を卒業させてもらうのであった。

数日経った放課後に秋山が美術部の片付けをしていると真央に声を掛けられ、秋山に興味を抱き後を追っていったら奈美と同じマンションに入っていったところを知ったと告げられる。理事長の麗子に告げ口されたくなければ自分の言うことを聞いてと健気な脅迫をする教え子が実は自分のことを好きだと知り、秋山は口淫してもらうと興奮のあまり美貌に精を浴びせてしまう。そして迎えた土曜の放課後、美術室でモデルにさせられた秋山は乳谷を見せて挑発する真央に欲情すると成り行きで処女を奪うが、中出しを避けるだけの理性は保っていた。

相次いで二人と関係を持ったことに秋山は幸運だと喜ぶものの、ある日麗子に呼び出されて理事長室へ向かうと、前置きもそこそこにお気に入りのタイプだからと誘われて口淫を仕掛けられてしまう。そして三日後の昼休みに再び理事長室に向かう途中で真央とすれ違い嫌な予感を抱きつつ到着すると、麗子から校内に設置した監視カメラに真央とのキスシーンが写っているがとお叱りを受け、懲らしめと称してバック姦を求められる。これからは呼び出されたらいつでも来るようにと告げられて、秋山は麗子の噂はやはり本当なんだと納得する。

ある日風邪の症状はあるものの出勤して却って体調を悪化させた秋山は保健室に来ると、亜樹から早く熱を下げたいなら座薬を使うように勧められ、四つん這いになり尻穴を見せる羽目になる。薬のお陰でぐっすりと眠れたものの淫夢を見ているような浮遊感を抱き目を開けると、亜樹が全身の汗をタオルで拭いてくれたらしい。その場は辞去したものの夕飯を作ってあげると彼女の部屋に誘われるが、入浴していると過剰なスキンシップで迫られると脱衣所での立ちバック姦、寝室に移っての二回戦とめくるめく体験をするのであった。

そんな時帰りが遅いのを心配した奈美が迎えに来たので帰る振りをして彼女の部屋に向かうが、秋山は疑わしげな奈美を何とか言いくるめてしまう。そして翌朝セクシーな寝姿に挑発されて出勤前に一戦交えるが、出勤途中で列車の遅れにより奈美や亜紀だけでなく真央とも乗り合わせてしまう。車内で秋山に悪戯する真央をそれとなくガードしたり、更に放課後には麗子に口淫で迫られた時に嘘をついて呼びに来たりと、秋山は奈美の頼もしさに惹かれていくのだった。

そんな同居生活も最終日を迎えた秋山は奈美に思うように告白出来なかったものの、寧ろ彼女の方が涙を浮かべながらまた遊びに来てと告白される始末。これまでしてもらっていない口淫やバック姦をしても、最後はやはり彼女にリードされてフィニッシュを迎えてしまう。次の日に静かに奈美の部屋を退去しやっと新居を得たものの、住まいを調べ上げていた真央が厚かましく訪ねて来てしまい、秋山の四股生活は続くのだが…。

ある日陸上部の校内合宿のため先輩教師に代わって宿直を頼まれた秋山は、夜になれば陸上部顧問でもある奈美が来るかもと期待するが、訪ねて来たのは10日間の出張を終えた麗子であった。我慢できないとばかりにセックスを求める理事長を言葉で責め四つん這いにして交わるが、その現場を真央と亜樹に携帯で撮影されてしまう。チアコス姿の教え子とボディコン姿の校医も端からそのつもりだったらしく、罵り合った三人の女たちは意気投合して、秋山を懲らしめようと逆凌辱とばかりに好き勝手に弄る。そこへ呼び出しを受けた奈美が現れるが彼女も大人しく引き下がる筈がなく、寧ろ三人と競い合うかのように交わりを求めるのであった。


【レビュー】

赴任したばかりの新米教師である主人公が先輩教師の奈美に惹かれていき、彼女も初心な主人公を見て可愛いとさえ思い関係を持ってしまうのは、これまでの北條辰巳作品と同じ流れである。きっかけはどうあれ、同じ屋根の下に健全な性欲を持つ男女がいれば自然と結ばれるのは納得するが、今回はそれまでとは異なりかなり駆け足の流れである。というのは題名にあるように「淫女教師」が三人と、「早熟女子高生」が一人の計四人が登場する作品だからかもしれない。

並列に扱われているだけに女子高生の真央が二番手として登場するものの、これまたあっさりと破瓜を迎えてしまう。更に理事長の麗子も男漁りの噂が絶えない人妻と来て、こちらも二度目の逢瀬で結ばれる流れとなる。最後に校医の亜樹もやはり主人公が可愛いと興味を抱き、自らの部屋に招いては過剰なスキンシップを取って誘う始末である。こうしてヒロインからの誘惑で結ばれる流れが続くと、確かに美味しい部分もあるけれども、主人公は何をやっているのという気持ちの方が強くなる。まぁ草食で受け身なのも決して悪くは無いのだが…。

作者がお手本とした(と思われる)如月蓮氏の作品でも実はヒロイン4人というのは刊行されていない状況であり、やはりいる必要のあるヒロインの理由が確立されていないと読んでいて蛇足なのかなと思わざるを得ない。奈美はメイン格、真央は対抗格、ならば30代の麗子か20代で奈美の階下に住んでいる亜樹のいずれとなるが、属性が奈美と似ているので亜樹の方が必要性が薄いのかなと感じる。そういった意味で工夫の余地があったのかもと思えてならない作品と言えるかもしれない。

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我妻馨「罪深き刻印 兄嫁が、姉が堕ちる蟻地獄」

我妻馨「罪深き刻印 兄嫁が、姉が堕ちる蟻地獄」
(フランス書院文庫、2010年6月、表紙イラスト:新井田孝)

ネタバレ有り。御注意下さい。
2016年8月21日レビュー再編集。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

兄嫁でかつて恋人だった静江に請われ久しぶりに鷹宮家を訪れた亮は、甲斐甲斐しく奉仕するメイドの真央と関係を結んでしまう。彼女の思惑通り相次いで静江や娘の結衣にも手を掛けた亮は、寝たきりの兄の前で静江を抱き積年の恨みを晴らそうとする。

【登場人物】

桑名亮
33歳。腹違いの兄で鷹宮家の当主に恋人だった静江を奪われると共に、妾の子だとして認知されずに追放された。15年が経ち静江に請われ、義兄が寝たきりになり没落著しい鷹宮家の再建を任される事になる。

鷹宮静江
32歳。結衣と翔太は先妻の子の為血の繋がりが無い。かつて亮と付き合っていたが、没落しかけた彼女の実家への援助を名目に、自分のものにせんとする亮の義兄に奪われてしまう。現在は茶道を教える傍ら、寝たきりになった夫の介護に勤しんでいる。Eカップ。

小磯真央
18歳。鷹宮家で住み込みで働いて2年になり、身寄りが無く没落著しいなか唯一残ったメイド。同い年の結衣とまるで「姉妹のように」よく似ているが、かつて亮の兄が働いていたメイドに手を付け、彼との間に子とは認知されずに苦労してきた。Dカップの処女。

鷹宮結衣
18歳。高校3年生。亮の兄と先妻との間に産まれ、亡き先妻の面影を残す童顔ながらも日本人形を思わせる美少女で、家計の助けになればとアルバイトに精を出している。2年前に高校の先輩と1度だけ肉体関係を持っていた。

鷹宮翔太
17歳。高校2年生。亮の兄と先妻の間に産まれ、亮に取っては甥に当たる。過保護に育てられたせいか他人と接するのが苦手らしく引きこもりに陥っているが、義母の静江に強い想いを抱いている。童貞

柏木彩香
29歳。亮の兄の先妻の妹で、結衣や翔太の叔母に当たる。大手銀行でトレーダーの経験を生かし鷹宮家の資産管理をしていたが、ことごとく失敗して責任を感じ、海外赴任中の夫と離れ日本に残っている。


【展開】

叔父である亮が鷹宮家にやって来た当日、静かな生活を乱されて苛立つ翔太は屋敷の離れの部屋に籠ってしまうが、後を追って来た彩香は甥に求められるままヌードデッサンのモデルを務めることになる。そして三日が経ちサービスたっぷりにヌードになってポーズを決めるが、翔太が知らぬ間に鼻血を流しながら股間を膨らませているのを見て可愛いと感じてしまう。騎乗位で彼を男にしてあげたものの、大人顔負けの逸物に人妻であることも忘れて溺れていく。

一方鷹宮家を立て直そうと奔走していた亮が風呂に入っていると、スクール水着に着替えた真央が背中を流しますと入って来たのを見て拒む間もなく背中だけでなく股間までくまなく洗われるが寸止めで終わる。亮は焦らされたまま深夜まで執務を行っていると真央がやって来て、食欲が無いなら処女蜜を飲ませてあげると誘われては流石に応じぬ訳にはいかず、形だけの抵抗を見せる真央の純潔を正常位で奪い中出ししてしまう。

真央との蜜戯も数日に渡って繰り広げられていくが、ある晩に二人の関係に気付いた静枝が部屋にやって来ると、嫉妬を剥き出しにしてふしだらなことは止めるように言われてしまう。真央の身代わりになるとまで口にした元恋人の反応を見て、亮はメイドと二人で牝犬にしてあげると快楽を与え続け、更に全裸に首輪を着けさせて屋敷の地下にある調教室へ移動する。
元よりハードな調教の心得などない亮は、真央に差し出された筆を使って秘唇にブランデーを塗り込むと、ロープで縛り上げて胡瓜や山芋を挿入させて一層感じさせる。そして彼女の拘束を解いて屈曲位にすると、恋人同士のように身体を密着させながら中出し情交に及ぶのだった。

週末を迎えて真央は次に結衣を亮と結び付けようと決意し、静枝から譲り受けたドレスで着飾らせて彼の執務室へ連れていく。そして結衣が亮に恋心を抱いているとばらすと姪なのにと躊躇する亮を巧みに唆し、彼女の乳房や秘芯に愛撫しながら相姦を結ばせてしまう。

更に数日後真央は彩香に毎夜静枝が亮の部屋を訪ねては関係を結んでいると報告すると、その話を叔母から聞いた翔太はその晩に廊下で亮の部屋を見張ることに。そこに現れたのは何と姉の結衣で戸惑うなか、背後から真央に声を掛けられて部屋に入る。目隠しをして亮の愛撫を受けていた姉の姿に翔太が欲情し、真央に唆されるままに正常位で交わり始めたのを見て、亮はやっと真央の望むことを理解し兄との対峙を決意する。

亮は兄の部屋に入ると、かつての精悍さの欠片もなく寝たきりの兄の目の前で静枝をバックにして貫き、激しい腰遣いで攻め立てる。そして静枝も快感を隠し切れず、夫が悶え苦しむ前で亮の肉嫁になることを誓わされるが、行為を終えて大広間へ向かうと翔太が彩香と結衣から奉仕を受けているのを目の当たりにする。相姦を冒す決意を固めた静枝に対して翔太に嫉妬を抱く亮は真央からもう我慢できないと求められ、彼女の望む本当の家族になるべくいずれ彩香も抱かねばと思いながら真央を抱くのであった。


【レビュー】

デビュー作品は直球の誘惑作品だった作者の2作品目はダークな雰囲気を内包した「凌色的な誘惑作品」となっており、確かに公式ホームページの紹介ページでは凌辱とはうたっていないものの、あたかも翔太が主人公で女性たち全員を僕のモノにするかのようなあらすじは違うように思える。

義弟に嵌められ、夫のいる寝室で犯される恥辱、屈辱!
抗う心とは裏腹に、空閨に啼く静江32歳の美肉は、
理性と欲望の狭間で魔性の淫血に溺れつつあった。 
兄嫁、姉、叔母、下女(メイド)まで……
一つ屋根の下、四人の人生は17歳の狂犬に襲われて一変した。
最も近い男に冒涜される、女たちの危険な主従姦係!



本作は前半の翔太と彩香あるいは亮と真央による和姦の流れに対し、後半では静江への調教や夫の目の前で静江を抱き復讐を果たす「寝盗り」要素が混在しており、そもそも二竿にしている時点で挑戦的な作風だけに読み手によっては好みが分かれると思われる。

鷹宮家の立て直しにやって来た亮を上手く利用して「本当の家族」を目指そうとする真央が実質的なヒロインで、初心な筈の彼女がスクール水着姿で亮を寸止めさせて焦らしたり、際どいメイド服になったりと現代的な要素もはらみつつ、静江を挑発して牝犬宣言させたり、あるいは結衣の処女喪失シーンでは百合要素を交え積極的に絡んでいたりとあらゆる場面に出て来て大活躍である。

静江や結衣は亮への想いを抱きつつ真央の介入で関係を結ばされるまでのプロセスはそれぞれの立場からの心理が描かれていてそこは良かったのだが、翔太と結ばれる場面はやや唐突で特に結衣に関しては更に血縁の濃い実弟との交わりだけにもっと丁寧な描写が欲しかったと思う。

翔太の視点からだと序盤に叔母の彩香と結ばれるまでの流れは近親相姦を犯す緊張感は描かれているが、そこから中盤まで亮の物語で進行したのに唐突に実姉や義母と結ばれたのは蛇足に思える。軸足を彩香に置くなら多少の説明は必要であろうが、既に肉体関係を持っていた事にして終盤に2人と結ばれるまでの描写に行を割いてくれた方が良かったかもしれない。

中盤にかつての恋人である静枝と結ばれるまでに一つの山場を迎えており、ここまで広げた風呂敷を最後は慌てて回収するかの如くとっ散らかった内容になったのは残念なところ。情交描写は良かっただけに、イケイケな真央による禁断の姦係への雪崩れ込みと、重厚な設定とのアンバランスぶりは勿体なかったと思う。


DSKさんのブログでも本作をご紹介なさっています。
2010/6/23 発売→ Amazonはコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。義弟に嵌められ、夫のいる寝室で犯される恥辱、屈辱!抗う心とは裏腹に、空閨に啼く静江32歳の美肉は、理性と欲望の狭間で魔性の淫血に溺れつつあった。兄嫁、姉、叔母、下女(メイド)まで……一つ屋根の下、四人の人生は17歳の狂犬に襲われて一変した。最も近い男に冒涜される、女たちの危険な主従姦係!★★★☆☆ 斜陽の一族が向かう淫靡な破滅, 2010/8/1...
罪深き刻印-兄嫁が、姉が堕ちる蟻地獄(著:我妻馨、フランス書院文庫)








本作を取り上げたのは、今月(2016年8月)にデビューする川俣龍司さんの作品にて退廃的な設定やメイドヒロインが登場する点などで、もしかしたら雰囲気が似ているのかなと感じたからです。


「禁鎖(くさり)に繋がれたママと女教師とメイド」




作品紹介(公式ホームページ)

8/15に紹介ページが更新され、「第16回フランス書院文庫官能大賞新人賞」受賞作品とアナウンスされています。丹野忍さんによる表紙イラストは、おなじみの巨乳熟女(ママ)だけでなく、メイドも描かれていますよね。いかにも黒本らしい淫靡さを感じさせます。

で立ち読みコーナーから伺える点としては、どうやら主人公の実母は一家の主である祖父に弄ばれる存在ということでしょうか、実の子に裸体を晒されて嫉妬に駆られ…なんていう展開が見えて来そうです。その前には女教師がまるで主人公の人形のような扱いを受ける流れもありそうです(目次より)。そこにメイドがどう絡むのか。我妻馨作品のように陰で一家を操るような存在なのかもしれません。楽しみにしたいと思います。

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宮園貴志「少年日記 お姉さんの生下着」

宮園貴志「少年日記 お姉さんの生下着」
(フランス書院文庫、2006年5月、表紙イラスト:小玉英章)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

実姉に執着する光秀はある日隣人の素性を知り、歪んだ方法で近付こうとするが…。念願が叶った瞬間突如姿を消した彼女に失望した光秀の前に憧れの実姉がやって来て、3週間の密着同居生活が始まることに。

【登場人物】

明智光秀
19歳?地球物理学と地質学を専攻する大学2年生。親の悪戯心で歴史上の人物と同名で名付けられたのを嫌がっている。進学に伴い地方の街で独り暮らしを始めている。姉の理絵に強い思慕を寄せており、下着などを盗み出して収集している。童貞

小倉翔子
22歳?社会人になりたてで金融関係の会社でテレフォンアポインターの仕事をしており、2ヵ月前から光秀の隣りの部屋に住んでいる。婚約者が居たが浮気を知って関係を清算し退社した為、忽然と光秀の前から姿を消した形で転居している。

明智理絵
21歳?光秀の実姉。大学4年生でファミレスチェーン店で次期店長候補として内定を貰っている。たまたま光秀の住む街の店舗で研修がある為、半ば押し掛け同然に弟の部屋へやって来る。昔から光秀の悪戯に気付いていたが、敢えて黙認していた。


【展開】

講義を終えて帰宅した光秀はエレベーターに乗り合わせた際に隣人の翔子の顔を初めてじっくりと見る機会に恵まれ、身近にこんな美人がいたとはと気付いて興味を持ち、ベランダ越しに部屋へ侵入してしまう。偶然にもサッシの鍵は掛かっておらず、しかも分かりやすい場所には合鍵もあるのでスペアキーを作ると、しばしば彼女の部屋に入っては下着を盗んでしまう。ところが彼女の洗濯物の数からしてどうやらオナニー癖があると推察し、更に引き出しを物色するとバイブを見付けてしまい、今度はそれを使う場面を見たいと考える。

ある日光秀は翔子が飲むワインに睡眠薬を仕込むとベッド下の隙間に身を潜め、寝るまでの間の生活を窃視し続ける。ワインの酔いもあって灯りが消されると、想像した以上に淫らなオナニーショーが繰り広げられるが、アクメに達すると薬の効果もあって眠ってしまう。寝込みを犯すつもりは無かったが、剥き出しの秘所の匂いを嗅いだり指で確かめたりする内に、興奮を抑え切れなくなり寝顔を見ながらオナニーしてしまう。

数日後機をみて翔子の部屋に侵入しようと考えていた矢先、当の本人から新しく担当することになった業務でPCを使うので教えて欲しいと頼まれ、堂々と部屋に入るきっかけを得られる。その内に翔子から教えてもらったお礼だとファミレスでご馳走になるが、わずか2杯で酔ってしまい部屋まで送る羽目になる。これまで性的な誘惑の兆しもなかった翔子が急に淫らになり、後日童貞を卒業させてくれると約束した上で、その晩は口唇奉仕やアナル性感を与えられ二回も射精に導いてくれるのだった。

次の日曜日は光秀の誕生日で翔子とともに遊園地デートをした後でラブホテルに向かうと、浴室での顔面騎乗や黄金聖水を浴びせられたりと彼女は倒錯性を露わにするが、初体験を終えた光秀も前に覗き見たアナルオナニーに替えてペニスを挿入して興奮に浸っていく。しかし転た寝から目覚めると一転して翔子の態度は冷たくなり、更にその晩には無かったことにして欲しいとメールで返される。ならばリベンジしてやろうと光秀は決意するが、大学の研究で不在にしていた間に彼女は行く先を告げずに転居してしまう。

それから約10日後失意のどん底にいた光秀の元を姉の理絵が訪ねて来て、勤め先の研修先が近いからとこれから3週間厄介になると告げられる。あまりにも身勝手だと怒るものの悪い気はしない光秀は、彼女が入浴した後で下着の匂いを嗅いでオナニーを繰り返す内に傷が癒えていくのを実感する。同棲中の恋人のようにイチャイチャするものの、性的なものは一度の手扱きだけという状況を何とかせねばと光秀は対策を講じるのだが…。

理絵がいつも会社の研修ビデオを見るのを逆手に取りその中に無修正AVを混ぜておき、頃合いを見て遅く帰宅した光秀は見たいビデオがあると言い、姉弟相姦を取り扱った映像を見せて気分を出そうとする。あまりの馬鹿馬鹿しさに理絵も笑うしかないが、それでも研修が終わるまでならと関係を許してもらう。

数日が経ち光秀が理絵の勤める店に迎えに行くのが習慣となるが、ある日理絵はトイレに行きたそうにモジモジし始め、部屋に着いた時にはもう遅く慌てて浴室に向かうと失禁する姉をよそに興奮を抑え切れない。やっと倒錯したお願いができると光秀は姉の聖水を顔面に浴びると、更にはお尻の穴を舐めて解してあげてアナルに挿入させてもらう。

こうして短い同棲生活も終わりを告げると光秀は再び翔子のことを思い出すが、そこへ当の本人からメールが届く。誕生日デートで冷たくしたことや突然引っ越ししたことを詫びる内容だったが、これから部屋を訪ねるからと電話で声を聞くと、現金なものでこれまでの悪癖を止めてリアルの女性と付き合おうと決意を固めるのだった。


【レビュー】

第5回(2005年募集分)フランス書院文庫官能大賞の編集長特別賞を受賞した本作で宮園貴志さんはデビューしており、当時の編集長のコメントが背面の帯に記載されている。その全文を引用したい。

「フランス書院文庫官能大賞へ送られてきた1,000通余の応募作品。あまりの異色作のため、受賞には至らなかったが、その面白さに編集部が騒然となったのが本作。のぞき趣味のある少年が、隣のOLと同居する美姉に抱く倒錯した欲望。投稿時とほぼ同じ内容で、読者のみなさんにお届けしたいと思う―フランス書院文庫編集長」



確かに出だしから第3章までの主人公の翔子に対する行動は下着泥棒に不法侵入、睡眠薬を使ったりとあまり褒められたものではないのだが、官能小説では下着を持ち出してのオナニーや覗き、眠らせての行為なんて割とよくある訳で…。(こうした行為を推奨する訳では無いので、念のため申し添えさせていただきたい。)

作者の書かんとする「倒錯」は何も主人公の下着趣味や聖水を浴びてみたり、後ろの穴への執着したりとそれだけを指してはいないと思われる。情交における翔子の倒錯した豹変ぶりや、何だかんだいってブラコンで甘い理絵の寛容も含まれているのではなかろうか。作品を重ねていく内に、こうした倒錯性はプレイの一貫として扱われるようになるが、ここはやはりデビュー作品なだけに作者の思いが最も強く出ているのではないかと思う。


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2006/5/23 発売少年日記-お姉さんの生下着著:宮園貴志、フランス書院文庫→ Amazonはコチラから。→ Kindle版はコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。〈電子書籍〉→ ひかりTVブックはコチラ。〈電子書籍〉→ 総合電子書籍ストア【BookLive!】はコチラ。色っぽい顔、濡れ光る朱唇、むっちりした脚線…隣りに住む、きれいなOLのお姉さんに招かれて初めて踏み入れた部屋で、少年は胸を高鳴らせた。(憧れつづけた翔子...
少年日記-お姉さんの生下着(著:宮園貴志、フランス書院文庫)

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相馬哲生「手をつないだ母娘は痴姦を拒めない」

相馬哲生「手をつないだ母娘は痴姦を拒めない」
(フランス書院文庫、2013年1月、表紙イラスト:川島健太郎)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)

手をつないだ母娘は痴姦を拒めない
相馬 哲生
フランス書院
2014-07-25




【あらすじ】

娘の莉乃の寝坊で女性専用車両に乗れなくなった志穂は背後から早瀬に痴 漢されてしまい、娘のいる手前声を出せずにいた。しかも早瀬は勤務先まで尾行し、オフィスで淫らな奉仕を要求する。更に行為をエスカレートさせた早瀬は、志穂をホテルへ連れ込み貞操を奪うが…。

【登場人物】

早瀬稔
32歳。食品加工会社で仕分けの単純労働に従事する派遣社員。締まりのない体から分かるように自堕落で引きこもりがちな生活も多く、小説を書いて食べていこうと夢見がちだがこれといって努力した様子は無い。女性との付き合いはない素人童貞だが、逸物は20cm級の巨根。

小坂志穂
39歳。3年前に夫を亡くし、生保会社の保険外交員として生計を立てている。ショートヘアでわずかにカールさせた知的な美貌と、Fカップの熟れた身体付き。娘が成人するまでは恋愛を封印するつもりでいる様子。

小坂莉乃
15歳の高校1年生。志穂のひとり娘で私立のお嬢様学校へ電車通学している。母娘寄り添って生きてきただけに甘えがちで、手を繋いで歩くことも少なくない。見た目は清純そうで乳房もCカップと大人しそうな印象。処女。


【展開】

ある日志穂は寝坊してしまった莉乃に合わせるために、仕方なく男性の乗る一般車両に乗り込むが、派遣社員として働き始めて出勤途中の早瀬に目を付けられる。背後から襲う凌辱者の指は遠慮なく秘所に差し向けられ、あまつさえ乳房まで揉む始末でエクスタシーを感じてしまうが、彼が途中駅で降車したのを見て安心する。しかし志穂が会社に着くと来客を装い早瀬が現れ、パーティションで仕切られているとはいえ、携帯で撮られた凌辱写真をネタに口唇奉仕を要求され精を飲まされる羽目に。

写真のデータ削除と引き換えに奉仕したはずの志穂だったが、翌朝娘のいる通勤列車で背後から早瀬に写真を見せられる。騙されたと後悔する間もなく再び凌辱され、素股のようにして秘所でペニスを挟んで射精に導くものの、途中駅で莉乃を見送ろうとしたところで再び早瀬が現れる。志穂をラブホテルへ連行し部屋に入ると早瀬は背後から犯し、自慢の巨根を駆使して快感を与えると、今度はベッドへ移動して騎乗位にさせる。避妊具を使わない生のセックスでかなりの上物とみた早瀬は、彼女の反応から堕ちたとほくそ笑むと今後は中出しだと命令する。

その頃莉乃は母の上気した表情に違和感を拭いきれず、学校で友人に痴 漢被害に遭ったと聞かされて母もされていたに違いないと気付き、今朝会ったばかりの早瀬が怪しいとターミナル駅で待ち伏せする。そして莉乃と出会した早瀬は志穂と付き合っているとぬけぬけと嘘を並べると、男女の機知に疎いだけだから経験してみてと言いくるめて列車の中で若い身体を蹂躙する。お漏らししそうという莉乃の自宅に上がり込むと、用を足させながらのイラマチオ、部屋に移動してのクンニからの処女喪失と発展し莉乃に対して自分の命令には絶対服従だと刷り込んでしまう。

週末を迎え映画を観に来た母娘を尾行して来た早瀬は、互いに関係は知らぬことを良いことに両隣りに母娘を座らせると、先に志穂に勃起を握らせて次に莉乃へは膝に手をやるように仕向ける。母の恋人と信じて疑わない莉乃は母の大胆さに驚きながらも自分も負けなくないとの対抗心が芽生え、口唇奉仕に移行した母とともに早瀬のペニスに奉仕し始める。
早瀬は堪らなくなって多目的トイレに母娘を連れ込むと二人に奉仕させるが、娘の純潔と引き換えにと嘘をつきアナルセックスがしたいと志穂に要求する。早瀬の命令に従って淫らなオナニーを始める娘を見て志穂は承伏するが、後ろでの交わりを終えて莉乃に毒牙を向けようとしているのを見て早瀬を突き飛ばし、娘を連れて逃げ帰るように帰宅する。

それ以降も早瀬の付きまとい行為は続き、遂には莉乃の授業参観まで同伴するほどになっていた。早瀬を諦めさせるには自分が淫らになるしかないと覚悟を決めた志穂は悪戯を仕掛ける彼を音楽室へ誘い、要求されるままに口唇奉仕や窓際での二穴性交に応じてしまう。しかし狡猾な早瀬は隙を見て莉乃を呼び寄せており、全てを見ていた彼女は元の貞淑な母に戻って欲しいとの一心から、立ちバックでペニスを受け入れると駅弁に体位を変えさせられ中出しされてしまう。

休日の朝まるで主のようにリビングに居座る早瀬を見て志穂は昨晩から三度の情交に応じているのにも関わらず、未だに莉乃に興味を抱いていることに不安を覚えていた。キッチンで求められたその時起床した莉乃が現れるが、母の気持ちを察することはなく寧ろ対抗意識を膨らませた娘は後ろの穴での交わりを求める。浴室に雪崩れ込むと早瀬は二人を競い合わせるが、プレイの一貫として二人でレズるように命じると、自分との時よりも仲良し母娘が激しく感じていて不安を覚えるが、結果として曖昧だった志穂の好意も得られ一安心するのであった。


【レビュー】

相馬哲生名義としては2009年12月刊行の「隣の妻・隣の娘【力ずくの和姦】」以来、約3年ぶりの長編となる。再出発に当たって初めて「力ずく」の付かない題名になってはいるが、基本的にはヒロインたちの弱味を握った主人公がなし崩しに性交を重ねては、自分に従わせていくというこれまでの展開に何ら変わりはないのである。

締まりのない体つきでいわゆるオタク系の容姿の主人公が平均以上の美貌の未亡人と可愛らしい娘の弱味を握り、嘘を並べ立てて堕としていく展開はある種のロマンでもあるが、読んでいてこんな稚拙な嘘で簡単に堕ちてしまうのは…という残念感も否めない。なかなか堕ちないからこその高嶺の華のような気もするし、あまり手を込ませると冗長になるようにも思えるしと悩ましい。個人的には久々だからこその新味に期待したいところではあったが、「いつもの定食」だからこその安心感を選んだのかもしれない。本作以降の作品の大半も、やはり相馬作品らしい安定ぶりである。

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神瀬知巳「未亡人ママと未亡人女教師」

神瀬知巳「未亡人ママと未亡人女教師」
(フランス書院文庫、2006年1月、表紙イラスト:新井田孝)

ネタバレ有り。御注意下さい。
2016年8月18日レビュー再編集。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

義母の奈津子に想いを寄せておりあえて自宅から遠い高校に進学した祐介は、自分の気持ちを理解してくれる教師の麻紀と親密な関係になり、その事が奈津子との関係に変化をもたらし一線を越える事となる。

【登場人物】

原田祐介
16歳。高校1年生でサッカー部に所属。実母は祐介を産んですぐに亡くなり、父も祐介が小学5年生の時に病死した。高校進学を機に奈津子と離れ、1人で暮らしている。童貞

原田奈津子
36歳。祐介の亡き父の後妻で、夫が遺した靴販売会社の社長を務めている。ふんわりとした柔和な容貌と雰囲気のグラマラスな女性。祐介の想いに気付いてはいるが、禁忌を犯すまいと自分の気持ちを封じしばしば彼の部屋を訪ねている。

白井麻紀
26歳。祐介が通う高校の教師でサッカー部の顧問を務めているが、競技の知識は無くマネジャー役を買って出た祐介に何かと助けられている。ほっそりとしたモデル体型で理知的でシャープな容貌の女性で、大学を卒業してすぐに結婚したが、新婚生活を味わう間もなく夫は事故死した。


【展開】

今朝も奈津子のモーニングコールを楽しみに待つ祐介だったが、実家から持ち出した使い古しの生パンティの匂いを嗅ぎながら奈津子のビキニ写真と電話の声をオカズにオナニーしてしまい、罪悪感を否めずに苦悩を重ねていく。

その日の放課後祐介は部活動を終えて部室で一人で着替えていると、麻紀が自分の半裸姿をチラ見しながらも何か言いたそうに居座るのが気になるが、その時に奈津子のビキニ写真を見付けられてしまう。意地悪そうに追及するものの教え子の悩みの深さを知った奈津子は、逆にひた隠しにして来た未亡人という事実を見抜かれてしまい、好意が恋心に変化していくのを感じながら焦らしに焦らして手扱きから口唇奉仕で射精に導く。そして継母への関心を自分に向けてくれたらと願い、毎日でも射精管理してあげると提案するのであった。

その頃祐介の部屋を訪ね掃除をしていた奈津子は、無くなったはずのパンティを大事に袋にくるまれているのを発見するが、付着した精液の匂いを嗅ぐと思わず下着を脱いでオナニーを始めてしまう。とその刹那息子が帰宅したのでパニックになり、パンティの取り違えに気付いた時にはもう退くに退けなくなっていた。ぎこちない振る舞いでよろけてしまい祐介が抱き止めてくれるが、奈津子は不意に他の女の匂いを嗅ぎ取ると嫉妬に駆られながら勃起を取り出して手で射精に導くと、逃げるように立ち去ってしまう。

翌日の放課後麻紀はスライディングを受けて怪我をした祐介を保健室に連れて来ては、介抱を口実にパンティを脱ぎ性器同士が触れるように馬乗りになるが、推察した通り前夜に奈津子から施しを受けたと聞いて腰遣いを早めてしまう。そんな中女生徒たちが現れて祐介が細腰を押さえた瞬間に麻紀のアナルに人差し指が入ってしまい、更に性器同士の密着が強くなる。一時の感情で童貞を奪う気になれず尻込みする麻紀に対して祐介はアナルセックスを求めると騎乗位で初体験を済ませるが、祐介の告白を奈津子は依然として拒みまずは奈津子にしなさいと諭す。そして入れる場所を間違えぬようにと秘所を露わにすると、シックスナインで性欲を貪るのだった。

その2日後の週末に再び息子の部屋を訪ねた奈津子はノーブラにセーター、ミニスカートという格好で祐介を起こす。ベッドに潜り込み朝勃ちしているのを確認するとセックスしたいという言葉を引き出すが、黒い下着を見るや欲情を剥き出しの息子にクンニされてしまう。それでも正常位で受け入れると余裕を見せ、堪える祐介の悶え顔を楽しみながら射精に導く。ところが十代の性欲は彼女が想像した以上で、抜かずの二回戦に雪崩れ込むとすっかり翻弄されて気を遣ってしまう。

仕切り直しのつもりで奈津子は一緒に入浴するが早くもペニスをたぎらせているのを見て、自慢の巨乳を駆使してパイズリフェラで射精させると、隅々まで綺麗にしてあげるとちんぐり返しにして陰嚢だけでなく後ろの穴までも舐めて悶えさせる。そして相姦に導いたのが麻紀だと知り感謝しながらも、エアマットの上で胡座をかいた息子に跨がり対面座位で溺れていってしまうのであった。

翌日の放課後麻紀は欠席した祐介が心配でもらった合鍵を使って部屋に入ると、そこで母子が数回目の交合に至る場面を目の当たりにする。そして翌日学校で三者面談の場を設けると、相姦の覚悟を決めていただけでなく、自らも祐介を愛して良いのだと許しを得た麻紀も仲間に加わって太ももでペニスを挟み、射精に導いてしまう。しかしその後の様子から奈津子が身を退くのではと危惧し、わざと祐介の部屋で口唇奉仕している時に電話させて嫉妬を誘い奈津子を呼び出してしまう。

奈津子が見守る前でやっと膣内性交が出来た麻紀は迸りを受け止めると、自分は既に経験済みだからと祐介を煽り奈津子とのアナルセックスを勧める。獣欲に駆られた祐介が母の肛内だけで満足できる訳が無く、アニリングスで解された女教師にも続けて挿入してしまう。こうして冬休みを迎えると、祐介は日頃勉学に励んだご褒美として南の島でのバカンスに連れて来られ、奈津子と麻紀の二人の妻のビキニ姿を見せ付けられて興奮する。目隠ししての蜜穴比べを的確に当てると、二人を並べて四つん這いにして前後の穴で交わるのであった。


【レビュー】

基本的にはデビュー作品同様に主人公に強い愛情を抱く年上女性2人と結ばれる甘々路線ではあるが、血の繋がりの無い継母の奈津子や若くして未亡人になった麻紀の心境が掘り下げて描かれており、更に深みを増したと思われる。いわゆる神瀬流と呼ばれるヒロインたちの細かい心理描写、一度だけで終わらない濃厚な情交描写は、作者が本作以降で得意とするものとなり人気を博したのも頷けるように思う。

全体的には主人公を可愛がるショタコンめいた愛情の見せ方の中では、奈津子は近親相姦を織り混ぜた甘やかし方、麻紀はやや倒錯したイジメ方と立場が入れ替わってのイジメられ方とのギャップに妙味が感じられたと思う。乳首や後ろの穴、果ては脇の下まで徹底的に麻紀や終盤は奈津子も加わっての焦らしプレイは、M男の読者としては喜ばしいところでもあるかもしれない。


DSKさんと愛好家Sさんのブログでも本作をご紹介なさっています。
2006/1/23 発売未亡人ママと未亡人女教師著:神瀬知巳、フランス書院文庫→ Amazonはコチラから。→ Kindle版はコチラから。→ Audible版はコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。→ 【honto】の電子書籍はコチラ。→ ひかりTVブックはコチラ。〈電子書籍〉→ 総合電子書籍ストア【BookLive!】はコチラ。「君のオチン×ンってすごいわ。未亡人には毒よ……」26歳の女教師を二度も絶頂へ追いあげた少年のそれは、麻紀の身体に...
未亡人ママと未亡人女教師(著:神瀬知巳、フランス書院文庫)

1403『未亡人ママと未亡人女教師』神瀬知巳、フランス書院/フランス書院文庫、2006/01 発売●あらすじ継母を異性として好きな気持ちを封じる為に、遠い高校に進学して親元を離れた少年が、気持ちを理解してくれる女教師と親密な関係になり、その事が継母と義息の関係に変化をもたらし継母と一線を越える事になる。●登場人物【原田祐介】16歳。童貞。高校一年。サッカー部所属。奈津子の義息。実母は祐介を産んですぐに亡くなり、父...
1403『未亡人ママと未亡人女教師』


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高杉圭「彼女の母は僕の言いなり」

高杉圭「彼女の母は僕の言いなり」
(フランス書院文庫、2012年6月、表紙イラスト:二見敬之)

ネタバレ有り。御注意下さい。
2016年8月17日レビュー再編集。

作品紹介(公式ホームページ)

彼女の母は僕の言いなり
高杉 圭
フランス書院
2014-06-24




【あらすじ】

憧れの春子と一度だけ口付けを交わし有頂天になった一樹だったが、娘の舞が好きなのを知った春子が身を退いてしまいショックを受ける。それでも春子が娘に嫉妬して部屋を覗き見しているのを見て、無理矢理にでも彼女を自分のモノにしようと試みる。そんな中春子の次女のゆきの秘密も握り、一樹の獣欲は暴走を始めるが…。


【登場人物】

佐山一樹(いっき)
来年受験を控える高校3年生。幼い頃から近所の深志家と親しくしていたが、バレンタインデーの日に春子に想いを告白したが断られ、同じ日に長女の舞の告白を受け入れて付き合い出した。20cmを超える巨根だが童貞。

深志春子
37歳。Gカップ。夫は3年前に病気で亡くしている。寂しさから一樹に甘えてしまい口付けや抱擁までは至ったものの、娘の舞が一樹が好きなのを知り、彼の告白を断わったが未練を感じている。

深志舞
春子の長女で一樹と同級生の幼なじみで、付き合い始めて3ヵ月になる。サイドポニーがトレードマークの処女。 妹のゆきよりやや乳房が小ぶりなのを気にしてはいる様子。

深志ゆき
舞と1つ違いの妹で一樹や姉と同じ高校に通う。密かに一樹に想いを寄せているが、姉と付き合い出してからは表向きは冷たい態度を取っている。ツインテールで母譲りの巨乳だが、新体操部に所属。処女。


【展開】

日付が変わる頃舞の部屋で一緒に勉強をしていた一樹は、一度は自分を手酷く振った春子がドアの隙間から様子を窺っているのに気付き、わざと舞にキスをすると更に口唇奉仕を要求する。そこへ春子が訪ねて来て事なきを得るものの、一樹は彼女の行動が不可解だと見抜いてしまう。そして翌日学校から下校する途中で深志家を訪ねると、一樹は春子が自分の気持ちを弄んだと糾弾し、キスや手扱きだけに留まらずに遂には口唇奉仕で射精してしまう。

覚悟を決めていた一樹は一度だけの放精で収まりが付くはずもなく、リビングのカウンターに身体を押し付けるとバックで犯し始めるが童貞なだけに呆気なく射精してしまう。それでも落ち着きを取り戻すと春子の腕を拘束し舞の部屋のベッドまで抱えていき、彼女がイエスというまで何度でも犯そうと決意を見せる。ベッドの上で二回、勉強机の椅子に掴まらせて立ちバックで一回と中出しを続けてもなお抵抗する春子に対し、一樹は切り札の舞の純潔を奪うと告げよく考えるように告げるのであった。

翌日の昼休みにゆきが一樹の教室を訪ねて来てジャージを借りていくが、ふと廊下へ出ると空き教室に向かうのを見て不審に思い後を付ける。そこでゆきはジャージの股間の汗の匂いを嗅ぎながらオナニーに夢中になっていたので、すかさずスマホの動画に収めると、放課後に新体操の練習を終えたタイミングを見計らって女子更衣室に乱入する。言葉では嫌がっているように見せて、元より好意を抱いている一樹に脅されたつもりを演じていたゆきは、口唇を犯され対面立位で純潔を奪われると、彼に優しい言葉を掛けられて微笑みを見せてしまう。

その翌日一樹は深志家へ帰宅すると裸エプロンにさせた春子の出迎えを受け、通販で購入していたエアマット一式を浴室に準備されているのを確認すると、ローションまみれになりながらパイズリフェラを強制する。迸りの半分も受け止めなかったのを見るや、お仕置きとばかりに春子を四つん這いにしてアナルを貫くが、そこへ雨で濡れて帰宅した舞と鉢合わせになる。
一樹が春子のことが好きだと聞いた舞は失いたくない一心から自ら処女を捧げると、彼は責任は取るからと告げて躊躇なく中出しする。更に春子とともにお掃除フェラをするように求められ、剛直を挟んで母とキスをしている内に再び射精を迎え白濁を美貌に浴びせられてしまう。

翌日ゆきは一樹に話があると告げると、例の空き教室で待つように言われるが、スマホを差し出すのを見るや条件反射のようにペニスを取り出して口唇奉仕を始めようとする。しかしそこに舞が現れ問い詰められると、彼への恋心を白状してしまう。一樹はここで春子への想いを吐露して二人に別れを告げようとするが、彼女たちから一歩も退くつもりはないと居直られると、それならばと姉妹にダブルフェラを要求し精を浴びせる。そしてバックでゆき、舞の順でアナル処女を奪うものの、春子が心配するからと失言したことに気付く間もなく姉妹に逆凌辱され、とことん精を搾り取られるのだった。

舞とともにマットプレイを求められてから一週間が経ち春子は一樹が姉妹に搾り取られているとは知らず、女体の疼きを慰めようとネット通販でバイブを購入しそれをリビングで使おうとするが、娘たちと一樹が帰宅して見付かってしまう。二人の防波堤になるなんて詭弁はもう使えずそれでも躊躇を見せる春子だったが、娘たちに身体を愛撫されるとようやく素直に欲望を認め、バックでぺニスを挿入されながらもアナルにはバイブを入れられて絶頂してしまう。
続けて一同は浴室へ移動するが、先に到着したゆきの口から舞と結婚すべきと告げられ、だけど自分たちを見捨てたらと凄まれると、一樹は苦笑いを浮かべざるを得なくなる。一樹は舞には大事な話があるからと告げ先にゆきと交わるが、春子はここぞとばかりに娘のアナルにバイブを挿入して激しい絶頂を与える。そしてやっと舞の番となるが結論は焦らなくて良いからと機先を制され、一樹は又も女たちに主導権を奪われる。まだまだやる気の春子やゆきを見て舞に助けを求めたものの、自業自得だと言われてしまい長い夜は終わりそうにない様子である。


【レビュー】


デビュー作品「年上三姉妹【癒し旅行】」のヒットを受けて早くも3ヵ月後の刊行となった本作は、元は作者が別名義にてWebにアップしていた作品をベースとしているようである。登場人物名はほぼ同じだがもっとシリアスな凌辱作品であったかと記憶しているが、そのサイト自体が現在は無いためにあくまでも参考程度に留めておきたい。

題名からすればあからさまなほどの「言いなり」系ではあるものの、元々主人公は母親の春子が好きだっただけにきっかけこそは凌辱という形にしておきつつも、二回目以降の春子の心情には主人公の巨根を覚えさせられてしまった身体の火照りに抵抗できなくて…という一面も見られる。主人公も精力に任せてはみたものの、心を手に入れるのにはこれで良いのかという自問自答は窺えるので、単に凌辱作品にありがちな自己中心的な少年とは違っている。

一方春子の二人の娘の舞とゆきはこちらも主人公ラブな面がはっきりとしており、それが後々に主人公が自業自得だと言われる所以にもなってはいる。ゆきが主人公を想って倒錯的なオナニーをしているのを覗き見なければ、あるいは黙ってやり過ごしていれば…である。彼女も舞も一筋縄ではいかない頑固な一面があり、春子を選びたいのにという主人公のヤレヤレな思いも文中から伝わって来る。各章約50頁に対して、終盤の母娘4Pの描写は90頁強もあり、やってもやっても貪欲に迫る母娘に「お疲れさん」とでも言いたくはなる。

あと気になる点としては出だしの春子が主人公にどこまで許したのか、何故主人公が弄んだとまで憤慨させるまでに至ったのかの描写はやや不足気味かもしれない。しかしきっかけは凌辱だけど、終盤では主導権を奪われる展開というのもこれは新鮮だなと感じた次第である。

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イズミエゴタ「清純女子テニス部 男子マネージャーの誘惑ハーレム」

イズミエゴタ「清純女子テニス部 男子マネージャーの誘惑ハーレム」
(マドンナメイト文庫、2016年8月、表紙イラスト:妃耶八)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

怪我で引退を余儀なくされた健太は、同級生の鈴音から女子テニス部のマネージャーになってと頼まれる。「茶髪、ピアス、恋愛禁止」をモットーとするだけに清純な美少女ばかりが揃う部員に囲まれての部活動は、見た目に反して淫らな彼女たちに翻弄されるのであった。


【登場人物】

杉山健太
高校2年生から3年生に進級。男子テニス部で1年生の時からレギュラーとして活躍するほどの実力の持ち主だったが、怪我により引退を余儀なくされて凹んでいたところに同級生の鈴音から女子テニス部のマネージャーになって欲しいと頼まれる。童貞。

早川鈴音
高校2年生から3年生に進級。女子テニス部のキャプテンでシングルスとしてそこそこの実力の持ち主。成績優秀でクラス委員としても活躍しているが、健太に対しては割と砕けた口調で接することが多い。ストレートの髪をテニスの時にはツインテールにしている。処女。

清水千里
高校2年生から3年生に進級。女子テニス部でシングルスの選手。長身で巨乳とスタイルが良く、黒髪をポニーテールにしている。男子経験はあるようで主人公を積極的に誘ったものの、翌年には別の男子テニス部員と付き合い始める。

小泉万理
高校2年生から3年生に進級。女子テニス部で佳織と組んでダブルスで活躍する。男子よりも短いベリーショートが似合う中性的な美人で、佳織とは百合カップルとしてタチ役になることが多いが、男児との経験もある模様。

久野佳織
高校1年生から2年生に進級。女子テニス部で万理と組んでダブルスで活躍する。腰まで伸ばしたガーリーな印象はまさに万理と好対象で、カップルとしてネコ役になることが多い。非処女だが男性経験は無い。

早川琴音
鈴音の2年下の1年生で実妹。日本人形のようなボブカットに揃え、一見すると清純そうに見えるが、姉の恋人である健太に対しては小悪魔的な態度で誘うことが多い。中学の時に付き合っていた彼氏とは別れている様子。

栗崎優香
琴音と同級生の女子テニス部員で、身体能力が高くエース候補として期待されている。男子のようにショートにした髪型の美少女で、男性経験は無い。


【展開】

ギプスがやっと取れたものの失意に陥る健太は、ある日クラスメイトの鈴音から女子テニス部のマネージャーになって欲しいと頼まれ、どうせテニスしか能がないんだからと遠慮の無い物言いに、身体だけは女子なんだろと返してしまう。そんな言葉に鈴音は女子の証拠を見せるからと放課後に理科室に健太を誘い、ショーツを下ろしてスカートをめくり秘所を見せてしまう。間近で秘所を眺めたり触らせてもらった健太は、鈴音が恥ずかしそうに退散するやペニスを取り出してオナニーしてしまう。

こうしてマネージャーとなった健太だったが、視聴覚室での授業で室内が暗くなったのを良いことに、隣の席に座る鈴音に悪戯して秘所に指を出し入れさせてイカせてしまう。そして次の日の昼休みにプレハブの部室で壁ドンして唇を奪うが、意外にも鈴音はされてばかりだからお返しと告げて股間に指を伸ばすと、キスをしながらペニスを扱いて射精に導く。更にひと月が経った雨の日に練習を中止にすると、二人きりの教室で鈴音からもう1回と求められ、口唇奉仕で精を抜かれるのだった。

年末を迎えて大掃除と称して昼休みに部室に出入りする健太の楽しみは、女子部員たちの汗の染み付いたアンスコの匂いを嗅ぎ分けることだったが、そんなある日お楽しみの最中に千里が合鍵を使って入って来てしまい物陰に隠れる。知ってか知らずか千里がソファに四つん這いになりオナニーで絶頂するまでを見届けると、入れ違いにやって来た鈴音にしたいと迫るが、まだ待ってと口唇奉仕で終わってしまう。そして年内最後の室内練習の日に健太は千里から誘われマッサージ室に行くと覗きに気付いていたと告げられて、オナニーの見せ合いっこから騎乗位での初体験へと発展するのであった。

年が明けて千里のデートの誘いを断ってしまった健太は、それが原因で男子テニス部の友人と付き合い始めたと聞いてがっかりし、鈴音とも発展に至らず三学期を悶々として過ごす。そして試験最終日の練習で勝ったらさせてくれるとの条件で鈴音とのマッチで勝つと、休日に誰もいないからと家に誘われる。そこで鈴音との初体験を済ませたものの、琴音が予定を早めて帰宅したことに慌てて逃げ帰ってしまう。
そして迎えた新学期、恋愛禁止の掟を破ったと健気な脅迫をする琴音に健太は翻弄されるが、ある日姉と留守番だからと家に招かれる。料理に没頭する鈴音をよそに琴音の部屋で背面騎乗位で跨がられて関係を結んでしまうが、琴音が出掛けると健太は今度は鈴音にもエッチを迫るのであった。

5月に入り順調に市大会を勝ち上がると、健太は試合が終わってから火照りが収まらないからと鈴音と会場近くの林で露出プレイをしたり、練習が終わってから琴音に迫られて優香の見守る前で対面座位で交わったりと二股交際を続けていく。そんな折に始まった校内合宿で千里に誘われて部室へ向かうと、佳織がペニバンを装着して万理を貫いている場面に遭遇する。タチとネコを入れ換えて佳織が激しく潮を吹くのを見守りながら、健太と千里は対面立位で交わり刺激を楽しんでいく。

そして合宿2日目の夜は昂りを鎮めて欲しいと鈴音に求められて四つん這いにしてセックスし、最終日の夜には琴音に自分たちの部屋に来て欲しいと誘われた健太だったが、待ち受けていたのは琴音や優香だけでなく千里や万理、佳織の5人であった。練習で上達したお礼にと千里の仕切りで王様ゲームが始まると次々に健太と濃厚なキスを繰り返すが、万理が始めに我慢できなくなり彼を裸にして横たえると、皆が一斉に身体のあちこちを舐めて奉仕を始める。五人に次々に精を搾り取られた健太は彼女たちの玩具にされても良い、夢なら醒めないでと願うのだった。
そしてインターハイは鈴音の三回戦敗退で全てが終わり引退の時期を迎えるが、早川家に帰宅した健太は疲れて眠っている鈴音をよそに琴音を四つん這いにして交わってしまう。流石に鈴音が気付かぬ筈もなく、でも勢いに流されるまま健太は二人を並べてバックで貫いたり、姉妹を上下に重ねて交互に交わったりとそれぞれに1回ずつ精を注ぐまで求められてしまう。引退式を終えた健太は引き続きマネージャーとして、後輩たちに玩具扱いされるのも悪くないかなと将来を夢想するのであった。


【レビュー】

某人気アイドルにそっくりな表紙イラストの通り、本作は一見すると清純そうに見える女子高生たちが女子テニス部の年次活動と並行し、唯一の男子である主人公とエッチな体験を積み重ねていく流れである。これは同じ作者によるデビュー作品「ハーレム学園演劇部 放課後の演劇レッスン」とほぼ同じような構成であるものの、舞台は全く別の学園と登場人物で展開されていて、「ハーレム学園シリーズ」というよりは単独作品という趣となっている。

テニスの大会中に脚を痛めて引退を余儀なくされた主人公に対し、中学からの仲である清純な委員長タイプの【鈴音】から女子テニス部のマネージャーになって欲しいと声を掛けられる出だしは、三年生から二年生にバトンタッチされる夏の時期である。そこから翌年インターハイに出場するまでの流れに沿って話が展開されており、最年長になった主人公や鈴音との恋愛物語を中心としながらも、同級生の【千里】との情交描写も存在するのが前半である。鈴音にはやや強気に迫る主人公だがなかなか本番は許してもらえないうちに、千里から誘われて童貞を卒業する流れとなっている。

そんな初体験を踏まえて進級した主人公は新たに1年生を迎えるが、その中には鈴音の妹の【琴音】も登場する。清純な姉とは異なりエッチに積極的で非処女なだけに、主人公に対して恋愛禁止を是とする部の方針とは相反する姉との関係をネタに迫られる展開が多めとなっている。そして部活動なだけに大会に向けた合宿の描写もあり、そこでは主人公と同級生でボーイッシュな【万理】と2年生でガーリーな印象の【佳織】という好対象な百合カップルや、1年生の【優香】の処女喪失など見せ場は盛り沢山である。

惜しむらくはこうした情交描写の華やかさや場数の多さが影響して、メインであるはずの鈴音との場面では琴音との情交の後でたったの1行であっさり済ませてしまったり、前戯のいやらしさに比べて本番はサラッとし過ぎたりとややちぐはぐな面が見え隠れしていた点であろうか。それはともかく夏の時期の刊行ということもあってか運動部ならではの芳しい汗の匂いや、下着やアンスコの匂いを主人公が嗅いで興奮する場面も見られるので、そうした描写が好みな読者ならばより満足できるのではないだろうか。

DSKさんのブログでも本作をご紹介なさっています。
2016/8/12 発売清純女子テニス部-男子マネージャーの誘惑ハーレム著:イズミエゴタ、マドンナメイト文庫→ Amazonはコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。ひょんなことから女子テニス部のマネージャーになった健太に次々と襲いかかるエッチな誘惑の数々!! ケガでテニスプレイヤーとしての夢を絶たれた健太だが、思いを寄せる同級生・鈴音の願いを聞き入れ、女子テニス部のマネージャーを引き受けることにする。心機一...
清純女子テニス部-男子マネージャーの誘惑ハーレム(著:イズミエゴタ、マドンナメイト文庫)

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鮫島次郎「いたずらな熟女 未亡人・友達のママ・人妻」

鮫島次郎「いたずらな熟女 未亡人・友達のママ・人妻」
(フランス書院文庫、2011年1月、表紙イラスト:新井田孝)

ネタバレ有り。御注意下さい。




※フランス書院公式ホームページの作品紹介記事や、フランス書院文庫での既刊の電子書籍配信はありません。
 作者が加筆修正したKindle作品が配信されています。

最高の熟未亡人
鮫島次郎
2013-01-22



鮫島次郎の「いたずらな熟女 未亡人・友達のママ・人妻(フランス書院)」の原題は、「最高の熟未亡人」だった。
「藤の花の精」を思わせる未亡人はレオタード姿で出迎え、ネグリジェ姿で待ち受ける。「白鳥」のように舞い降りた謎の貴婦人は駐車場で口奉仕し、車の中で燃える。「巨乳スター」を髣髴とさせるデパートガールの友達のママは背中で誘い、酔い痴れる。
孤閨に身も心ももてあました3人の完熟女性は、妖しげな欲望と熟れた肢体を惜しげもなくさらけ出し、花から花へ舞い踊る少年を奪い合うが、やがて「共有」するようになり、別荘で4Pで交わる。


(Kindleの紹介文より引用)




【あらすじ】

友人の母親の藤子に片想いを寄せていた正太郎はその気持ちを悟った彼女に誘われて童貞を失い技巧を磨いていくが、その関係に気付いた藤子の友人の真奈美や別の同級生の母親である恵理香とも結ばれることに。


【登場人物】

西田正太郎
中学へ通う少年で、小学の時に引っ越して来て以来、友人の母親の藤子や恵理香に興味を抱くように。童貞だがペニスは既に大人顔負けの大きさである。

松下藤子
正太郎の友人の母親で、40代と思えぬ若々しい専業主婦。身長160cmくらいでDカップの身体付き。夫は既に他界しているらしい。真奈美とは高校時代からの友人だが、同性で慰め合うほどの親密な関係である。

品川真奈美
藤子の高校時代からの友人で、下着の輸入販売の会社を経営している。夫はいるが子供はおらず、ひたすら趣味のゴルフにしか興味がない様子で夫婦間にすきま風が吹いている。宝塚の男役のようにクールで凛々しく、腰の位置が日本人離れした高さのスタイルの良い美女。

東山恵理香
正太郎の中学の友人の母親で、デパートの女性服飾売り場の担当。往年のハリウッド女優を思わせるメリハリのある身体付きで、太い眉に長く黒いストレートの髪型が艶っぽさを感じさせる。同い年の息子を持つだけに藤子とは面識がある模様。


【展開】

小学の時に引っ越して来て間もない正太郎は東山と松下の二人の友人に恵まれるが、当初は恵理香に見惚れていたものの、藤子を見るや一目惚れ同然に好きになってしまう。そして中学に進学すると自宅の庭のバラを一輪拝借しては松下家を訪ねる度に、藤子のエプロンのポケットに忍ばせていく。当然それは彼女の知るところとなるが、まさか彼女のレオタードの秘所の匂いを嗅いでオナニーしていたことまで盗撮されているとは知る由もない。そんな正太郎の想いに応えるべく藤子は彼をホテルのレストランに呼び出すと、少年の心を翻弄するのは容易いとばかりに問い詰めて部屋に誘う。抱き寄せただけで正太郎があっさりと自失してしまい、口唇奉仕されてたちまち復活したのを見て、ドレスの下に着ていたレオタード姿で挑発し正常位で結ばれる。
翌朝藤子は気怠げにネグリジェ姿で息子を見送った後で正太郎がやって来るが、前日のことは知ってて仕組んだことかと問われて惚けると、玄関でベルトで後ろ手に拘束されてバックで犯されてしまう。勿論プレイの一貫であることは承知の上だが、藤子は正太郎を浴室へ誘うと後ろの初めても体験しようと誘うのであった。

ある日藤子は久し振りに真奈美の来訪を受けるが、既に正太郎との関係を知られているとは気付かずに賭けに出て負けてしまい、その代償として彼を貸すことに。他人修行をしたがっていた正太郎も望むところであり、藤子が橋渡し役をすると真奈美は彼を連れて地下駐車場に雪崩れ込み、車の後部座席で四つん這いになるとバックで貫かれ愉悦を味わう。
そしてある日真奈美に待ち伏せされ自宅マンションの部屋に連れ込まれると、ファーコートと下着とブーツだけという真奈美の意図を即座に理解し、夜景が綺麗だからとベランダに出るなりすかさず拘束する。正太郎は剥き出しにした秘穴に指を1本ずつ増やし遂にはフィストプレイに発展すると、正常位で交わるのであった。その頃藤子と和解した正太郎は彼女の家に向かうと、法事の帰りなのか和装の彼女と洋装の真奈美が双頭ディルドゥで交わっているのを見て乱入し、二人を相手に3Pに雪崩れ込んでいく。

二人の熟女のレッスンを受けた正太郎は次の標的を恵理香に定め、遠回しに藤子の存在を匂わせつつ、デパートの服飾売り場で彼女へのプレゼントだからと一緒に品定めをしてもらう。数日後藤子が自分の選んだスカーフを巻いて自慢するのを見て嫉妬に駆られるが、自分から動けるはずもなく正太郎から誘惑を仕掛ける。ある日東山家を訪ねると単刀直入に好きだと告白し、熟女なのにウブな反応を見せる彼女にパイズリフェラを教えて射精すると、返礼とばかりに秘所をクンニして正常位で交わるのだった。
そして数日後恵理香は正太郎とともに電車で買い物へ出掛ける途中で痴 漢ごっこを楽しんだ後で、何故か真奈美のオフィスへ向かうことに。彼の意図することが分かって笑うしかない二人の熟女たちは下着姿になると、正太郎を床に寝かせて秘所を見せ付けながらまずは真奈美が騎乗位で繋がり、次は恵理香というように3Pへ雪崩れ込む。しかしその逢瀬も藤子に知られてしまいお詫びの奉仕をするが、また性懲りもなく和服を着た恵理香と密会しようとすると、そこへ藤子も現れて再び3Pへと発展してしまう。

こうして淫らな熟女たちと知り合えたのも藤子のお陰だと正太郎はパーティを開こうと考え、まずは真奈美のオフィスを訪ねて全身を麻縄で飾った彼女をS紛いに攻め立ててバックで貫く。次に真奈美からプレゼントを託され恵理香を訪ねるとセクシーな下着だと分かると、早速それを身に着けて四つん這いにして交わり二人の助力を得られることに。
そしてある日四人は真奈美の別荘へ向かったものの、熟女たちが着替えている間にベランダから正太郎が覗きをしていて見付かってしまい罰を与えられることに。目隠しをして顔面騎乗で秘所の匂いを嗅ぎ分けた正太郎は、彼女たちに誘われるままにローションまみれになったり、真珠の付いたサックを装着して藤子と交わり快楽を与えたりすると、今度は真奈美、恵理香の順に繋がる。フィニッシュは疑似ペニスを装着した真奈美と恵理香が前後の穴、正太郎が口腔を肉棒で犯しパーティは終わることなく続くのであった。


【レビュー】

鮫島次郎名義での長編5作品目となるが、いつものように年の若い少年主人公に翻弄される熟女たちの羽目の外しっぷりを楽しむ作品である。主人公の意図することを彼女たちは即座に理解し、淫らになる熟女たちに対してそれ以上に応えようとする主人公はまだ中学へ通う少年なだけにそこまで技巧に長けているとは思えないのだが、これを作者の理想とする主人公像なのだと言われれば承服せざるを得ないほどの圧倒的な展開である。

大まかに分けて藤子、真奈美、恵理香、4Pという各章の構成であるが、更に細かい節にも題名が付いているのが鮫島流というのかもしれない。作者の理想とするあんなことやこんなことがギッシリと詰め込まれており、これを全て本番に結び付けようとするならば恐らくは500頁近いものになるのではなかろうか。Kindle版では加筆修正されているようなので、完全版を読むのであればそちらを推奨したいと思う。

その上で毎度のように出て来る「ボボ」や「おさね」などの女性器の名称が多用されており、これが作者のオリジナリティだと言われれば確かにそうなのだが、常にアイドリングさせ放しの状態だともう二人目で満腹感を抱いてしまう。本番はややあっさり目で官能小説としては実用的とは言いがたいのだが、先に挙げたように羽目を外した熟女たちの振る舞いを見て楽しむのなら鮫島作品ならではのテイストを存分に味わえるのではと思う。

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北條辰巳「【危険な手ほどき】年上淫熟女」

北條辰巳「【危険な手ほどき】年上淫熟女」
(フランス書院文庫、2010年1月、表紙イラスト:新井田孝)

ネタバレ有り。御注意下さい。
2016年8月12日レビュー再編集。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

急逝した父が遺した喫茶店を継ぐ為義母の由紀やその妹たちと同居する事になった健介は、毎晩隣室で眠る由紀の寝顔をオカズに自慰に浸り、次第に彼女への想いを募らせるが…。そうこうしている内に、真弓や奈緒といった叔母たちからもアプローチを受けてしまう。


【登場人物】

上村健介
19歳。少年っぽいあどけなさの残る青年。コック見習いでイタリアンレストランで働いて1年が経つが、亡き父が遺した喫茶店を継ぐ為レストランを辞め、由紀たちと同居する事に。産みの母親は幼いころに他界している。童貞。

上村由紀
38歳。健介の義母で半年前に亡き夫と始めた喫茶店を営んでいる。ショートヘアの黒髪で上品で清楚な女性。Gカップ。

杉本真弓
28歳。由紀の妹で離婚歴があり、由紀の手伝いをする為同居している。ややウェーブがかったセミロングのメリハリの有るボディ。

杉本奈緒
24歳。由紀の妹でホテルでフロントを勤め、通勤の都合で姉たちと同居している。長い黒髪が印象的で小柄で童顔の為か、美少女のように見える。学生時代に新体操をしていてスタイリッシュな肢体の持ち主。処女。


【展開】

由紀や二人の叔母たちに頼まれて父が遺したカフェの仕事に就くことになった健介だったが、隣室に繋がる襖を開けて由紀の寝顔を見て欲情を抱きオナニーをするのが習慣になる。寝苦しさで目覚めた由紀は彼のひとり遊びを覗き見るが、日を追うごとに健介の行動は大胆になり、遂には彼女の身体に跨がってするようになる。薄目を開けて眠った振りをしていた由紀は恥ずかしさのあまり仰向けになるが、却って寝乱れた姿が欲情を触発し迸りを太ももに受けてしまう。

一週間後健介は奈緒に誘われ海辺までドライブへ出掛けるが、彼女の女らしい身体付きに反応し勃起してしまう。一方の奈緒はヴァージンであることに気後れを感じ、あわよくば健介に奪って欲しいとわざと淫らに扮してペニスを晒すと、ぎこちない手扱きで射精に導く。そして汚れたモノを丁寧に拭いてやると、シックスナインになり勃起したペニスを口に含む。更に健介が射精に近付いたのを知るや騎乗位で交わろうとするが、破瓜の痛みに堪えかねて体位を入れ換える。しかし健介も童貞で挿入が上手くいかず、浅く挿れたところで自失してしまう。

翌日妹から経緯を聞いた真弓は、一肌脱ごうと仕事中に健介の股間に美臀を触れさせたり、仕事終わりに脚に触ったりと誘う仕草を見せる。そして店のカウンターに健介を立たせると真弓は潜り込んで前に屈み、スラックスからペニスを取り出すと口唇奉仕を始める。健介の反応を見ながら刺激を加減していたものの、あっという間に射精してしまうが、その刹那由紀が帰宅して肝を冷やす。それさえもスリルだと楽しそうな真弓は、健介にいつでも良いから夜遅く部屋に来るよう誘うのであった。

土曜の夜暑さで寝苦しいのを口実に、由紀は健介の部屋を訪ねて彼の隣に横たわり、必ず手を出してくるはずだとすかさず狸寝入りする。それを察知していた健介は始めはおずおずとペニスを女体に触れさせるが、由紀が剛直を握りしめたことに気付くと、乳房を大胆に揉み下着越しに秘所の匂いを嗅ぎ始める。更に行為はエスカレートし馬乗りでのパイズリやイラマチオ同然に口腔を犯され、更に四つん這いで貫かれては最早知らぬ振りなど出来る訳もなく、美臀や背中に飛沫を浴びて愉悦に浸ってしまう。そして由紀は二度目は自ら主導し、口唇奉仕や乳首やアヌスまで舐めて健介に快感を与え、馬乗りになって交わると中で精を受け止めるのであった。

翌週の日曜日の晩に真弓は、健介が由紀や奈緒と親密な仲になっているのに我慢できなくなり、自ら浴室に忍び込み背中を流してあげると告げる。対面での素股で射精寸前まで追い込むと、これ以上は危険だからと寝室での続きを提案する。そして屈曲位にしてのクンニから交わり、更には座位に変えると真弓の腰遣いは大胆になり中で射精してしまう。

その頃遅く帰宅した奈緒は真弓の部屋から聞こえる喘ぎ声を聞き付けるが、部屋から健介が出で来るのを見て出し抜かれたと思い、週末に純潔を捧げようと決意する。そして日曜の午後姉たちが不在なのを良いことに健介を部屋に連れ込むが、以前とは違って自信満々な恋人の態度に気後れを感じながらもやっと破瓜を迎える。しかしその頃予定を早めて帰宅した真弓が、部屋を覗いていたとは知る由も無かった。

数日後健介は家中が寝静まったタイミングを計って奈緒の部屋を訪ね、彼女を屈曲位にしてクンニを始めると、そこへ由紀と真弓の二人が現れる。奈緒は彼が由紀とも関係を結んでいたことを知って驚くが、真弓は唖然とする健介の四肢を拘束し楽しそうに甲斐性なしに罰を与えねばと告げる。由紀と真弓に弄ばされている恋人を見て奈緒は可哀想だと庇い、自ら騎乗位になって交わろうとする。真弓のアドバイスもありやっと繋がった奈緒を見て由紀や真弓も喜ぶが、一方の健介は依然縛られたままでどんなお仕置きを受けるのだろうかと期待するのであった。


【レビュー】

デビュー作品同様にまだ若い義母とその妹たちに当たる叔母たちから、少年っぽさが抜け切れない19歳の青年がショタコン気味に可愛がられる描写が特徴的である。身近に美女三人というおいしい状況下で、主人公は彼女たちの肢体を視姦するかのような描写も度々見られている。女盛りの三姉妹だけに嫉妬の応酬とばかりに覗き見たり、競い合ったりという描写は良かったと思う。

しかしながら気になる点としては、当時のフランス書院文庫全体が一冊あたりのボリュームを上げている傾向だったのもあり、一つ一つの官能描写は実に濃厚だが手数が多くて冗長に感じてしまう点である。作者が書く際の癖かもしれないがなかなか本番にいかず延々とお預けを食らわされているし、ヒロインたちも「熟女」というのにはまだ若く、淫らな一面が強調されているのが引っ掛かる。あれだけ義母の由紀と言っておきながら、終盤には奈緒が良いという豹変ぶりは男としては分かるのだが、何か違うよなという違和感は拭えなかった。その辺の纏め方がよりスムーズならばと、思えてならない作品である。


2010/1/22 発売→ Amazonはコチラから。→ Kindle版はコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。「わたしが、健介君の初めての人になってあげる……」義母の艶やかすぎる声が、無垢な19歳を狂わせた。Gカップの美乳、ふくよかな熟臀を挑発するように掲げ、真夜中の寝室で淫らなお願いを叶えてくれた由紀。許されない関係を知った義母の妹――叔母にまで導かれ、少年は眠る間もないほどのハーレムへの扉を開けた!★★★☆☆ 終盤か...
危険な手ほどき-年上淫熟女(著:北條辰巳、フランス書院文庫)

tag : 社会人主人公 童貞 姉妹丼 処女

小鳥遊葵「義母と隣の未亡人親娘」

小鳥遊葵「義母と隣の未亡人親娘」
(リアルドリーム文庫、2009年7月、挿絵:辰波要徳)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)

義母と隣の未亡人親娘 (リアルドリーム文庫21)
小鳥遊葵
キルタイムコミュニケーション
2009-07-23



※現在小鳥遊葵氏のリアルドリーム文庫での電子書籍の取り扱いはありません。
(フランス書院文庫の方は引き続き取り扱い中です。)


【あらすじ】

ある夏の晩に祐介は、義母の美鈴が出張中の父とテレフォンセックスしている姿をベランダ越しに覗き見てしまう。覗きに気付かれてから母子の関係性は淫らなものに変わっていくが、そんな折りに隣人で恋人の明日香と、その母の良枝にも誘惑を受けてしまう。


【登場人物】

佐島祐介
17歳。運動神経が抜群で整った容姿をした高校に通う少年。中学の時に実母を病で失い、暫くして義母となった美鈴に好意を抱いている。明日香とはまだキス止まりで童貞。

佐島美鈴
祐介の父親と一回り離れた三十代の美女で、夫が海外出張で不在がちということもあり、豊満な肢体を持て余し気味にしている。祐介に対しては惜しみない愛情を注いでいる。

小柳良枝
39歳。佐島家の隣人で夫を亡くしてからは、勤めに出て生活を成り立たせている。娘の明日香と二人暮らしで、訪ねてくる祐介をからかうこともしばしばだが、その視線が危ないと美鈴や明日香からは警戒されている。

小柳明日香
17歳。祐介の隣人でかつ幼馴染みの恋人。高校を出るまでは清い関係でいようとするが、淫らな母に挑発されて純潔を捧げようと決意する。処女。


【展開】

ある夏の晩に寝室から聞こえる美鈴の悩ましげな声に祐介はベランダに回って中を覗くと、彼女がバイブを使いながら父とテレフォンセックスしている場面を見ながらペニスを扱き射精してしまう。物音を立ててしまい美鈴に見付かるが、祐介がしたいと抱き付くと取りあえず身体を清めてからと告げられ、彼女の目前でペニスを洗ってもらうものの呆気なく射精してしまう。

本番はまだ許せないと躊躇する美鈴に寝室でも抜いてもらうが、その翌朝に明日香から連絡を受け、良枝と三人で海に出掛けることに。良枝の熟れた身体に見とれている祐介を見て、明日香は一緒に泳いでいる時に身体を密着させて誘惑するが、受験勉強での疲れもあってビーチで眠りについてしまう。それを見た良枝は祐介を岩陰に誘うと、いずれは明日香を抱くことを条件にして、シックスナインで射精に導くのであった。

その頃美鈴は前夜の蜜戯を思い浮かべながら、祐介が良枝に抱かれているのではと嫉妬に駆られ、バイブを目にするとオナニーを始めてしまう。そして良枝と同じような服を着て祐介の帰りを待ち受けると、何か隠し事をしているのではと察知し、実母のように甘えたいという祐介と共に入浴する。明日香だけでなく良枝とも「まだ」ないと聞いた美鈴は覚悟を決め騎乗位で繋がると、一度の射精だけで物足りぬという祐介に応じて連続で交わってしまう。

それから祐介は毎日のように美鈴と重ねていくが、一週間が経ち明日香との川崎でのデートの時に彼女の求める通りに処女を奪う。そして数日後には良枝に新宿まで呼び出されラブホテルで関係を持つが、良枝は祐介が美鈴が好きだという気持ちは尊重しつつも自分も共有して欲しいと求める。そして祐介は帰宅すると寝室で良枝の関係を切り出そうとするが、美鈴はあと10日で父が帰宅する予定だと告げ、それまでは自分だけを愛してと求める。
事前に良枝と示し合わせた通り祐介は美鈴に目隠しをして交わり始めると、良枝が部屋に忍び込み繋がった場所に舌を伸ばす。違和感に気付いた美鈴がヨガる一方で祐介はペニスを抜くと、今度は良枝に挿入して嫉妬を煽った挙げ句に再び美鈴に挿れて中出しする。ここに明日香もいれば…祐介の妄想はどこまでも膨らむのであった。

【レビュー】

リアルドリーム文庫での2作品目は、義母vs.隣人母娘という題材である。すっきりとした線で描かれたイラストも相まって都会的な作りを感じさせるのだが、読んでいてイマイチ流れの不自然さも否めないのが正直なところと言えるのかもしれない。

まずは恋人の明日香の扱いだが破瓜の描写はあるとはいえ義母の美鈴と結ばれた後であり、また良枝との逢瀬の前という位置だけにどうしても取って付けた印象を受ける。終盤に美鈴と良枝が絡む時に明日香は放置というのも同様で、それならば彼女の描写は母娘丼という形でも良かったのかもしれない。

また明日香の描写により、良枝との初体験の描写もどうもインパクトに欠けるような気がしなくもない。ならば彼女は居なくても、義母vs.隣人にする形でも良かったのかなという気がする。美鈴や良枝のいやらしさが良かっただけに、ちょっと勿体無いように思われる。


DSKさんとみきりっちさんのブログでも本作をご紹介なさっています。

2009/7/23 発売→ Amazonはコチラから。→ Kindle版はコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。→ 【honto】の電子書籍はコチラ。夫の留守居に熟れた肢体を持て余す義母…。「こんな、はしたない私を軽蔑しないでくださいね」めくるめく蜜劇に息つく間もなく隣家の親娘が加わる。海辺で豹ビキニ姿をくねらせ少年を挑発する未亡人。同い年の恋人は青い肢体をおずおずと差し出し―。多感な少年を翻弄する、一夏の官能体験。(引...
義母と隣の未亡人親娘(著:小鳥遊葵、リアルドリーム文庫)

リアルドリーム文庫 義母と隣の未亡人親娘義母と隣の未亡人親娘 (リアルドリーム文庫21)posted with amazlet at 10.05.30小鳥遊葵 キルタイムコミュニケーション 売り上げランキング: 157585おすすめ度の平均: 義母の嫉妬と変貌がなかなか良い感じAmazon.co.jp で詳細を見る夫の留守居に熟れた肢体を持て余す義母…。「こんな、はしたない私を軽蔑しないでくださいね」めくるめく蜜劇に息つく間もなく隣家の親娘が加わる。海辺で...
リアルドリーム文庫 義母と隣の未亡人親娘 レビュー

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神瀬知巳「六つのとろける初体験」

神瀬知巳「六つのとろける初体験」
(フランス書院文庫、2014年12月、表紙イラスト:新井田孝、白表紙版:ゴトウヒロシ)

ネタバレ有り。御注意下さい。
本作も短編集の為、形式を変えてご紹介します。
2016年8月9日レビュー再編集。

作品紹介(公式ホームページ)





【レビュー】

これまで長編を手掛けてきた作者だが、本作では「特選小説」誌で発表した5作品に書き下ろし1作品、そして特別編としてデビュー前の2004年に真壁京一名義で書かれた1作品を纏めて構成された短編集となっている。「特選小説」誌の読者層を意識したのか既作の5作品は主人公は20代の成人で「初体験」とあるように全員が童貞で、ヒロインたちは20代後半から30代で係長だったり課長だったりと細かい違いは有るものの、主人公から見ればいずれも女上司である。

こうしたコンセプトで作られただけに、結論から言えばどれも似たり寄ったりという印象は否めないが、恵まれた境遇にない主人公がヒロインにアタックし、彼女たちも主人公との年齢差に戸惑いを感じつつ惹かれていく流れは神瀬作品らしいと言えよう。
やや冗長気味の濃厚な描写を得意とする作風に苦手意識を感じる読者には作風を理解する良いきっかけとなるだろうが、逆に作者のこうした世界に共感を抱いている読者に取っては短編であるが故の物足りなさを感じてしまう。自分は後者の意見である。


【概略】

第1話:香奈恵 ご褒美【貧しくてかわいい年下の彼】

26歳の冴えない部下の泰宏に対し、31歳の係長の香奈恵は発破をかけるつもりで営業成績トップを取ったらご褒美をあげるからと告げる。そして泰宏はトップの見返りに彼女の秘所を見せて欲しいと願うが、どうやら実家の借金の支払いでお金が無い様子。そんな彼を次第に可愛いと思うようになった香奈恵は、次第にご褒美の内容をエスカレートさせていく。


第2話:百合子 ほろ酔いの人妻に教わった夜

事務所の忘年会の流れから所長の邸宅にやって来た32歳の人妻の百合子は、所長と若い部下のただならぬ関係を覗き見てしまう。そこに大学を出たばかりのバイトの青年・久志が現れる。年内いっぱいで退職する彼から告白を受けた百合子は、酔った勢いもあり口唇奉仕してしまうが、お返しにと秘所を舐められる。そんな時所長が現れて久志の話を聞かされ、百合子は彼の想いを正面から受け止めようと決意する。


第3話:塔子 僕の初体験の相手になってください

営業部長と大人の関係にある28歳係長の塔子は、24歳の腹心・耕太の出世の助けにと推薦したが、評判の良くない海外の工場へ赴任させる羽目に。酔った勢いで迫る耕太に対して塔子はお人好しにもほどがあると叱責するが、次第に彼女の気持ちも耕太に傾いていく。耕太のリクエストに応じて塔子は社内の至るところで情交を重ねていくが、そんな折りに部長からのメールが来て、耕太を選ぶために別れの返信をすると…。


第4話:亜紀 テニスウェアを脱がさないで

上司の奥方の誘いでホテルの受付でテニスコートの予約をしていた29歳の亜紀は、そこで女性連れで部屋の予約をする4つ下の部下の広明と鉢合わせになる。コートでやりきれない想いを抱きながら準備をしていると、そこへ広明が現れる。彼女の家族とこれから会う予定だと早合点した亜紀は、負けた方が1枚ずつ服を脱ぐというラリーをしようと広明を誘うのだが…。


第5話:響子 アパートに押しかけてきた先輩

5つ年下の慎一が海外出張から帰るなり熱を出して休んだと聞いて、元上司で31歳独身の響子は彼の部屋を訪れる。現地で金を騙し取られそれを上司に叱責された挙げ句に社内に吹聴して回っていてずる休みしているのだと知り、乳房に触らせて慰める内に互いの距離が近付いていく。実はそのお金で婚約指輪を買うつもりだったと先走る青年に対し、響子も苦笑いしながらももっとしっかりなさいと告げるのだった。


第6話:美江子 未亡人のやさしい手解き

33歳の未亡人社長である美江子は、大学進学を控えたバイトの明彦を夕食に招くが、自分が飲んでいたカクテルを誤って明彦が飲んでしまい泥酔させてしまう。酔った彼に濃厚な口付けを交わし、体裁を取り繕う必要は無いと立て続けに口唇奉仕で精を搾り取る。そして1週間後平然とした様子でバイトを続ける明彦を見て、美江子は酔った勢いだったからと諦めようとするが…。


第7話:特別編 熟女だらけの蕩けるパーティ

別名義の真壁京一での作品は、「投稿生小説 やさしい熟女【10の秘密】」からである。

恵理は友人に誘われてパーティにやって来たが、そこは女性客が男娼たちに囲まれて性悦をあげる場所であった。友人に呼び付けられた男娼に秘所をなぶられてしまうが、恵理は息子の晃司によく似ていた。そして実の息子と分かり、羞恥を感じながらも他の女性客の前で交わってしまうが…。


DSKさん、愛好家Sさんのブログでも本作をご紹介なさっています。
2014/12/22 発売→ Amazonはコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。キャンディーを舐めしゃぶるような濃厚フェラ。熟したメロンのような乳房に挟まれる絶品パイズリ。紅いイチジクのごとき襞に酔いしれる密着セックス。女社長、人妻上司、憧れの先輩、熟女係長……年上女性から”二人きり”で教わる女体の奥深さ。熱くて甘くて蕩ける初体験フルコースを召し上がれ!(引用元:Amazon)★★★★☆ 全編これ神瀬印と言える粒揃い...
六つのとろける初体験(著:神瀬知巳、フランス書院文庫)

4046『六つのとろける初体験』神瀬知巳、フランス書院/フランス書院文庫、2014/12 発売●あらすじ営業成績一位のご褒美に…、忘年会の夜におかしな空気になり…、海外赴任決定で落ち込む部下と…、嫉妬から賭けテニスを…、休んだ部下を見舞い…、少年の恋心を知り…、年上女との初体験6作と特別編1作の短編集。●登場人物《ご褒美【貧しくてかわいい年下の彼】》【古川泰宏】26歳。童貞。食品専門商社の営業部門の社員。香奈恵の部下。...
4046『六つのとろける初体験』








公式ホームページでは正式なアナウンスはされていませんが、2016年8月刊行の新作もどうやら短編集となるようです。




(私は本当は淫乱な女……貴方だけが知っていたのに)早くに夫に先立たれ、日々悶々と過ごす熟女・凜子。
未亡人と言えど、まだまだ性欲旺盛な女盛りの年頃。娘の結婚を境に、喪服の下の熟れた身体が燃え盛る。
そんな義母を婿の裕一郎は女として意識しはじめ……45歳、34歳、30歳、32歳、42歳……五匹の未亡妻!




公式あらすじでは「五匹」との記述がありますが、まさか凌辱作風ではありませんよね(苦笑)
本作は「妻の母」、「彼女の母」などを題材にしているだけ、ヒロインが40代の作品もあるようです。そして残った30代ヒロインの作品は、本作のサブタイトルの順序から推察すると、特選小説で掲載され短編として売り出されているこの3つではないかと思われます。


【入試前夜】美母とホテルで
神瀬知巳
綜合図書
2015-10-21






別れの日、義母は牝に堕ちて
神瀬知巳
綜合図書
2016-02-21




短編は短編として良い点もありますが、個人的には神瀬知巳作品の濃厚な描写は長編でこそと思っていますので、年末辺り?には朗報を期待したいです。

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芳川葵「【お伊勢参り】ごくらく道中」

芳川葵「【お伊勢参り】ごくらく道中」
(フランス書院時代艶文庫、2011年11月、表紙イラスト:加藤美紀)

ネタバレ有り。御注意下さい。
2016年8月8日レビュー再編集。

作品紹介(公式ホームページ)




※電子書籍は公式ホームページからのみ購入できます。

【あらすじ】

子宝をなかなか授かれない義姉の千香の為、義母の小夜と3人で伊勢参りへ旅立つ事になった若侍の真之介。実はお姫様育ちの千香に男女の営みを教える事が旅の目的と知り、毎晩母姉に若竿を握ってもらう事になった。そんななか道中で知り合った芳乃の事情を知った一行は、仇討ちの手助けをする事になるが…。

【登場人物】

鷹碕真之介
18歳。直参旗本六千石、大目付を勤める鷹碕家の次男坊で剣の腕が立ち、義母や義姉の伊勢参りの護衛として一緒に旅に出る。養子の引き取り手が現れず居候の身で童貞。

鷹碕小夜
31歳。3年前に真之介の父の後妻に入っている。南町奉行所の与力の娘で街育ちの為か、ざっくばらんな性格で性に寛容。細面で目鼻立ちのはっきりした女性。旅の途中で睦言に疎い嫁の千香を教育しようとする。巨乳。

鷹碕千香
23歳。真之介の兄・実惟の妻。旗本の松宮家出身で凛とした美しさを誇るが、お姫様育ちで男女の営みに疎いところがある。真之介を実の弟のように思っており、旅に出ると呼び捨てにしている。3人の中では最も豊かな胸乳の持ち主。

篠崎芳乃
18歳。藩の勘定方を務めていた兄の敵を討つ為に、男武士の格好で旅を続けている。上総藩の侍に襲われた所を真之介に救われる。処女。

【展開】

伊勢参りの為江戸を出た一行は二日目に小田原宿に到着するが、真之助は千香が読んでいた書物に興味を抱き訊ねると、彼女は恥じらいながら読んでいた春画を差し出す。小夜がお家の為と助力を申し出たのは、未だ子を授からず奥手な千香に性教育の一貫として、彼に逸物を見せて欲しいとのことであった。乳房を晒した小夜を見ただけで固くなった真之助のものを千香は興味深そうに眺め、姑に勧められるままに握ると真之助も我慢の限界とばかりに精を放ち、兄嫁の美貌を汚してしまう。

翌日箱根山を登る道中、小夜は昨晩見た真之助の剛直を思い浮かべ、三十を過ぎてお褥御免となった女体の疼きを感じていた。山を越えて三島宿に着くと小夜が手本となり口取りをして見せるが、千香は唇を触れただけで怖じ気付き、今宵はこれまでとなり退去する。
半刻が過ぎて奥の間で床に就こうとしていた真之助は小夜の来訪を受けると、自らも火照りが収まらぬと告げられおなごを知るのも良いだろうと求められる。蔭所を見せてもらい舌で味わった真之助は、時雨茶臼(騎乗位)で繋がると小夜の腰遣いにより射精すると、まだ足りぬとばかりに続きを求めるのであった。

翌日一行は次の宿に向かう峠道で上総藩の一行に囲まれた芳乃を助け、旅籠に到着すると殺された兄の仇を取るために友人である男を追っていると事情を知って協力を約束する。その晩真之助は千香と同じ部屋に泊まるが、小夜が一緒にいて毎晩のように性教育を施しているのを意識してしまい、千香の乳房に触れながら口唇奉仕してもらい果ててしまう。

次の日に小夜や芳乃とは別行動を取った真之助と千香だったが、道中で雷雨に遭い古びたお堂で雨宿りしたものの、濡れた服を乾かそうと千香が襦袢姿になると一度きりと抱き付き身体を求める。お家のためと言ってはみたものの、二の句が告げない義弟を見て千香は自分の身体がどうなのかと口実を与え、蔭所を見せたり口唇で愛撫を受けた後で抱かれ中出しをされるのであった。

真之助たちは岡部宿に到着し義母たちと合流したものの、情交に及んだことを見抜かれただけでなく、芳乃を交えて性教育を再開する羽目に陥る。小夜の手解きで手で擦り快感を与えていくものの、芳乃は生娘なだけに逸物を口に含むのは躊躇してしまうと、趣向を変えようと乳擦りをしてみようと小夜が提案する。始めに彼女が見本を見せると次は千香が挟んでみせ、更に芳乃も加わって二人がかりで奉仕されると、真之助は辛抱堪らんとばかりに精を放ってしまう。

大井川の増水で足留めを食らった一行は岡崎の街で人探しをしていると、とうとう仇敵を発見し川縁で決闘に雪崩れ込む。そして真之助が剣豪とまみえる間を突いて無事芳乃の本懐は遂げられるが、騒ぎを聞き付けた与力たちにより二人は奉行所に連れていかれる。私闘とはいえ真之助が大目付の子息と知り丁重に扱われるが、その晩彼の寝室に芳乃が訪ねてきてお情けを与えて欲しいと告げられる。生娘でも蔭所を舐められて淫らな反応を見せる様子に、真之助は愛しさを感じながら無事破瓜に導くのであった。

月日が経ち伊勢に到着した一行であったが江戸に戻る前夜に、小夜は芳乃を真之助の嫁に迎えてはどうかと提案し、真之助と一夜の関係に陥ったと暴露する。更に春画を見せては茶臼と石清水(顔面騎乗)をさせようとする小夜に一同は驚くが、岡崎の一件以来禁欲に置かれていた真之助は素直な反応を見せると、彼女の口取りを受けてしまう。
小夜は嫉妬に駆られ服を脱いだ千香の変化を喜びながら茶臼で交わるように命じ、次に芳乃へは真之助の顔を跨ぐように告げる。それを見て真之助は淫らに腰を遣う義姉の膣内へ射精すると、次は芳乃を後ろから貫いていると、千香が義母の蔭所を口唇で慰めているのを見て興奮し二度目の絶頂を迎える。それを見た千香は早く小夜を抱くように急かし、その次は分かっているなと告げ、淫らなまぐわいは終わることが無さそうである。

【レビュー】

凌辱要素の強い時代物官能小説というコンセプトのフランス書院文庫の派生レーベル「時代艶文庫」とあって、一瞬は作者が方向転換を考えたのかと危惧したものの、本作は「いつもの甘々の芳川作品」である。考証を踏まえた舞台設定にしつつ、ともすれば説明だけで行を費やしかねない部分を簡潔に纏められているためもあって、比較的早くから官能描写が登場している。

普段何気なく読み進めている官能描写も、時代がかった口調になると妙にいやらしく思えるのだから不思議である。その中では個人的には性に奔放な義母と、気の強いお姉さん、生娘という取り合わせで乳擦り(パイズリ)してくれる場面は、この後本番は無いのに非常に興奮させられた描写の一つである。

惜しまれるのはその描写で盛り上がった後に突然仇討ちになり駆け足で終わると、一気に芳乃の処女喪失、終盤の4Pとなってしまい唐突な印象が否めなかった点である。生娘な芳乃の場面はやはり小夜の手解きがあった方がいやらしくもあり、ここは真之助が主導するまぐわいという意図があったにせよ、前後の落差を考えると重苦しい雰囲気を一掃する流れでも良かったのかもしれない。

時代官能ものという試みは本作の後で数作で終了?となっているが、電子書籍化はなかなか進んでいないなかでやっと本作も配信されることとなったので、現状は公式ホームページからしかないものの喜ばしいことである。

DSKさんのブログでも本作をご紹介なさっています。
2011/12/9 発売→ Amazonはコチラから。十返舎一九が「東海道中膝栗毛」を出し、庶民に広 まったお伊勢参り。なかなか子宝を授かれない義姉 千香のため、義母・小夜とともに旅だった若侍・真 之介。旅の本当の目的が、お姫さま育ちの小夜に、 男女のまぐわいの仕方を教えることにあったと知っ て戸惑うが、これもお家のためと果敢に下帯を脱ぎ 捨て……女あり、剣あり、波瀾万丈の艶道中! ★★★★☆ 時代官能小説の誘惑作品もまた面白い...
お伊勢参り-ごくらく道中(著:芳川葵、時代艶文庫)

愛好家Sさんのブログでも本作をご紹介なさっています。
8126『【お伊勢参り】ごくらく道中』芳川葵、フランス書院/時代艶文庫、2011/12 発売●あらすじ嫁いで六年経っても子が出来ない兄嫁の為に、義母と兄嫁と子宝祈願の旅に出た若侍が、男女の営みに疎い兄嫁の性教育に協力させられ、兄の仇を追って一人旅する美少女も同道する事になり、三人の美女と深い仲になる。●登場人物【鷹碕真之介】18歳。童貞。熙実の次男。小夜の義息。実惟の実弟。千香の義弟。部屋住みの身。【鷹碕小夜(さ...
8126『【お伊勢参り】ごくらく道中』

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小日向諒「女医とナース【淫虜(とりこ)】」

小日向諒「女医とナース【淫虜】」
(フランス書院文庫、2012年5月、表紙イラスト:川島健太郎)

ネタバレ有り。御注意下さい。
2016年8月4日レビュー再編集。

作品紹介(公式ホームページ)

女医とナース【淫虜】
小日向 諒
フランス書院
2014-06-20




【あらすじ】

外科医の隼人は同僚で小児科医の澪が泥酔して倒れている所を介抱するが、彼女の事情を聞き懇願されて抱く事に。一人前になるまではと恋心を抑えセックスフレンドに徹していたナースの美咲も2人の関係に気付き参戦する。


【登場人物】

吾川隼人
32歳。市立病院に勤める消化器担当の外科医。兄妹たちがおり、特に優秀な兄2人と比べられる人生を送ってきたせいかやや卑屈な所も有るが、性格は真面目で聞き上手なタイプ。但し性欲は人並み以上で連戦も出来る様子。

小宮澪
29歳。隼人と同じ病院に勤める有能な小児外科医。黒髪で背が高く凛とした風貌は麗人を思わせる。家庭の経済環境が思わしくなく、苦労して医師になった為男に全く縁が無かった。隼人に対しては院長の遠縁に当たる縁故採用との噂を鵜呑みにしたせいか、きつく当たる事が多かった。Gカップの処女。

綾瀬美咲
24歳。バイタリティ溢れる着任2年目の看護師。ツーサイドにした髪型に愛嬌のある風貌と、その幼さに反するFカップの双乳の持ち主。仕事で壁にぶつかり隼人に相談に乗ってもらって以来1年近くセックスフレンドの関係だが、一人前になってからと決意し隼人の告白を断っている。


【展開】

徹夜明けで手術を終えた隼人は病院の屋外のベンチで一服していると、出勤してきた美咲に声を掛けられデートの約束をするが、その後やって来た澪に感情のこもらない口調で喫煙を注意されてしまう。隼人は彼女の言い分はもっともだと承服するが、一方的に嫌われていることに複雑な思いを拭えずにいた。

その晩隼人は宿泊するつもりでホテルのスイートルームを予約し、セパレートストッキングだけ穿いた美咲を抱き、二回戦は背後から貫いて絶頂へ導く。しかし夜の街に繰り出そうとした時に、酔い潰れている澪を見付けて部屋に連れ帰る羽目になる。案の定目覚めた澪は警戒心剥き出しだったが、自分に非があると分かって退出しようとした隼人を呼び止める。自分の経緯を話し自嘲する澪に対し、隼人は矜持を削ぐことは言うなと返すと、ならば女としての魅力があるのなら抱いて欲しいと求められる。
全幅の信頼をおき素直すぎる澪に対し隼人は名前を呼びながら服を一枚ずつ脱がせていくと、彼女が実用性重視でサスペンダーストッキングとローライズのショーツを穿いているのを見て、これはエロいと告げて羞恥を与える。そして正常位で処女を奪うと、よがり狂った姿を見たいと告げて絶頂へ導くのであった。

初夜から1ヵ月が経ち美咲との関係を包み隠さず話した上で澪との付き合いを始めた隼人であったが、一方で美咲には都合が付かないと逢わぬようにしていた。久し振りに院内で隼人と再会した美咲は、澪の態度の軟化と隼人だけには厳しいとのナースたちとの噂話から、二人に何かあると察知する。その頃澪は隼人に手作り弁当を振る舞おうと病院の屋上に連れて来るが、二人ともまだ時間があると分かり、貯水槽の陰に隠れて口唇奉仕や立ちバックでの情交に及んでしまう。

その日の夜特別個室で美咲と逢う約束をしていた隼人は、澪と正式に付き合うため彼女には別れを告げようとやって来る。しかし美咲から彼女に昇格させて欲しいと先手を打たれ、澪へのライバル心を抱きながらもストッキング越しに脚でペニスに刺激を与えて射精させられる。そして美咲はシームを破いて股布をずらすと騎乗位で交わるが、隼人もされてばかりではと腰を突き上げて反撃し膣奥に中出しをするのだった。

その翌日美咲は澪と喫茶店で会う約束をし宣戦布告するが、澪も互いに見ている前で隼人に振られるのなら納得がいくと取り決めを要求し、その二日後の休日に二人が隼人の部屋にやって来て承服させてしまう。そんな三人での関係も年末を迎え、ホテルのスイートルームで隼人は衣装を交換した美咲と澪の姿に興奮すると、まず美咲が前戯の一貫で澪にレズり始めて絶頂へ導く。
隼人はそんな澪の乱れたナース姿を見て馬乗りになるとイラマチオ同然に腰を遣い口内へ射精し、今度は美咲が自慢の巨乳を使ったパイズリフェラで二度目の射精に導く。そして隼人は二人が望むどちらかを恋人にするということは到底無理だと思い、彼女たちをまとめて愛そうと決意すると、二人を交互に貫き中出しする。

そして一年後病院を出てクリニックを開業した澪に隼人と美咲が付いていく形となり、経営も軌道に乗って来たある日、隼人は二人の恋人を孕ませようと禁欲していた性欲を開放する。澪と美咲も隼人の子を身籠ることを夢想し、終わらない性交を重ねるのだった。


【レビュー】

前作「淫蕩る… 隣のおばさん・隣の美娘」がフランス書院文庫らしい隣人との母娘丼を題材にしたのに対し、本作はより大人の登場人物が彩る官能作品である。32歳のこれといって特徴のない医師が、29歳のクールな天才小児科医と24歳の愛らしいナースそれぞれの内面を知り、性的には少々Sっぽい嗜好を交えて絶倫ぶりを発揮している。自ら優秀でないと知っているだけに、主人公は二人の悩みごとに対して特に気の利いたことは告げていないものの、それが却って嫌味にならない部分でもある。

小児科医はこれまで勉学と仕事に打ち込み、お見合いを通じて生真面目過ぎる性格を変えたいと願い、主人公の介抱を受けたのをきっかけに自らの被虐性に気付いていく。情交描写の過半は彼女とのものであるが、先述の通りセックスの時はSっ気が強くなる主人公との相性は抜群と言えるのかもしれない。

一方のナースは職務のつらさを打ち明けて悩みを克服しており、それでも主人公のセックスフレンドでありたいと一旦告白を断ったのは、芯にある真面目さに裏付けされているのかもしれない。その中で憧れの女医が主人公とデキていることを知って自らも主人公の恋人への格上げを宣言するが、その中でバイセクシャルの気も出し始めているところが面白かったと思う。

本作は小日向流の主人公像を踏襲しながらも、それぞれが抱える闇の部分にも焦点を当てたストーリー性の強いものである。本作以降も「その後」を描いて締めており、あえて結論をボカすことの多い中で独自性を出していると思う。


※本作でのリンク:吾川隼人の友人は、「姪姉妹【寵愛】」の天海亮二です。冒頭で二人が飲みに行くところまで行ったものの、緊急手術で呼ばれやむなく隼人が病院へ戻るという記述があります。


DSKさんのブログでも本作をご紹介なさっています。
2012/4/23 発売→ Amazonはコチラから。→ Kindle版はコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。院内でもひときわ目立つ黒髪と艶やかな美脚で、男の視線を釘付けにする気高き女医・小宮澪。あどけない容姿と不釣り合いな豊乳がたまらない、瑞々しい若さが魅力の新米ナース・綾瀬美咲。勤務中には見せない僕だけが知っている裏の顔。年下の女医が、小悪魔ナースが、美しき愛獣に!(引用元:Amazon)★★★★★ 単にカラダを重ね...
女医とナース-淫虜〈とりこ〉(著:小日向諒、フランス書院文庫)








2016年8月には9作品目に当たる新刊が刊行されます。




「『おとなのお勉強』の時間はこれからよ」隣家の女子大生にたっぷり施された初体験学習。
キスの仕方、おっぱいの触り方、××の愛し方……セックスの基本から応用まで教わった直海は、
36歳の熟女肉、24歳の処女肉で「実践」しようと……遙奈、雪音、透子――三人の特別な年上家庭教師!
(公式あらすじより)



あらすじから伺えるのは、18歳の遙奈が最初に主人公の手解きをするものと思われます。24歳のナース雪音は処女らしいのですが、ナースといえば「女医とナース【淫虜】」とも繋げやすそうです。果たしてどうでしょうか?

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小日向諒「淫蕩る… 隣のおばさん・隣の美娘」

小日向諒「淫蕩る…(とろける) 隣のおばさん・隣の美娘」
(フランス書院文庫、2011年9月、表紙イラスト:村山潤一)

ネタバレ有り。御注意下さい。
2016年8月3日レビュー再編集。

作品紹介(公式ホームページ)

淫蕩る… 隣のおばさん・隣の美娘
小日向 諒
フランス書院
2014-05-23




【あらすじ】

隣人で未亡人の綾音に想いを寄せる優樹。そこへ綾音の義娘の理紗から自分の身体を使って綾音を魅了するようにと告げられ、関係を持つ事に。


【登場人物】

倉橋優樹
16歳。考古学者の父は南米へ発掘、母も寄り添って向かった為独り暮らし。成績は優秀だが、性格は大人しく身長は160cm台と小柄で、中性的な容姿であり理紗からは弟扱いされている。綾音に秘かな想いを抱いているが、口に出せずにいる。童貞。

霧崎綾音
32歳。倉橋家の隣人で6年前に結婚するも2年後に夫を亡くした。純和風の髪型の似合う、年相応にむっちりした身体の女性。国立大卒のトライリンガルで翻訳作家として生計を立てている。理紗の実母の後輩で当初は義娘になつかれずにいたが、夫の死をきっかけに和解している。

霧崎理紗
17歳。先妻の娘の為綾音とは血の繋がりが無いが、綾音の幸せを願っている。綾音が好きなのを知り優樹を応援する一方、秘かな想いを抱いている。ブラウンのセミロングの髪型に鳶色の瞳と165cmの高身長とFカップでモデル並みの体型で、男子の告白を大勢受けているが処女のまま。


【展開】

優樹の部屋に遊びに来た理紗は一向に綾音に告白する気配の無い優樹を見て、いつものようにヘタレだと弄るが、継母の一番のファンを自称する彼女は自分の身体を使って綾音を魅了しなさいと告げ胸の谷間を見せ付けて誘惑する。恋愛感情というより憧れの姉貴として見ていた優樹は踏み台にするみたいだと返すものの、乳房を見せられて抵抗出来る訳もなく、パイズリされて射精に導かれてしまう。体位を入れ換えてスカートとオーバーニーハイソックスを穿いたまま正常位で童貞処女を失った二人だったが、優樹はここぞとばかりに理紗を攻め立てて快感に導く。遅れて中出ししたものの、理紗が逆襲に打って出て騎乗位で求められ、空打ちするまで搾り取られるのであった。

二人の交際は2ヵ月目に入り夏休みを迎えるが、登校日の帰りに理紗は優樹の部屋に入り浸ってはセックスを求める。女子高の制服姿で足コキ奉仕を受けて射精した優樹を見て、本気で好きになってはいけないと思いながらも次第に惹かれていくのを否定出来なくなり、友人からの着信で優樹に悪戯されたのをきっかけに四つん這いになって疑似凌辱プレイを求める。正常位に変えて二回戦に入ると、理紗はこれまで許していなかったキスを求め、幼馴染みの初めてをまた一つ奪いながら想いを封印してしまう。

秋を迎えて32歳のお祝いを受けた綾音は、寝落ちした理紗を寝室まで運び終えた優樹から薔薇の花束とともに告白を受けるが、資産家の後妻という立場から即答出来ずにいた。優樹は答えを急がないが何もしないで待つつもりはないと告げると綾音に口付けをし、スカートをたくしあげて美脚に触れて陶酔すると、ショーツ越しにクンニしてアクメへ導く。
綾音は婚前交渉をして相性を見るのも大事だと遠回しにセックスを求めて寝室に移動すると、口唇奉仕を求めながら雄としての逞しさをアピールする少年に興味を抱き顔面で迸りを受け止める。更に優樹はパンストを穿かせたままシームを破いて股布をずらし正常位で交わると、綾音のことだけは一番になりたいと子宮の中まで到達するほどの快楽を与え一度は射精するが、絶頂へは辿り着かせずに焦らし続ける。そして遂に綾音から本音を引き出すと、二度目の中出しをするのであった。

一方理紗は綾音と結ばれたのかどうか優樹に聞く訳にもいかず毎日のように遅く帰宅するようにしていたが、ある日そんな義娘の気持ちを確かめるかのように綾音から優樹との交際を始めたと告げられる。快く祝福してという言葉に分かりやすい反応を見せ、本心をさらけ出した理紗は姿を見せた優樹に改めて告白すると、綾音の口から三人で仲良くと提案される。寝室で母娘に足コキされて喘いだ優樹だったが一度射精すると、二人の妻たちを四つん這いにして並べて交互に貫き、始めは綾音、次は理紗の順に中出しする。そして三年後…。


【レビュー】

デビュー作品「姪姉妹【寵愛】」のヒットを受けた本作は、フランス書院文庫でお馴染みの母娘と高校に通う主人公が登場する誘惑作品である。10代の少年が身近に若いヒロインがいるのに、歳の離れた未亡人の方に惹かれるのかやや説得力に欠けることもある黒本流誘惑作品だが、本作では継母(綾音)想いの義娘(理紗)が主人公に手解きをしてあげるという導入部が小日向諒作品らしいところだろう。

近過ぎるから恋愛感情を抱かないのはあくまでも主人公の側であり、理紗からすれば振り向いてくれない相手への代償行為として「期間限定」の恋人関係を選択するという理由付けがなされている。一方の綾音としては主人公の想いに気付いてはいるものの、義娘の気持ちや何よりも亡き夫への貞操を考えたら若干堕ちるのが早いのかなという気もしなくはない。個人的には理紗寄りのスタンスなので序盤から続く「疑似姉弟」のシチュエーションは非常に良かったが、想い人のはずの綾音から見ればちょっと物足りないのかもしれない。プレイの一貫ではあるが主人公が足コキを受ける時はMになったり、綾音と交わる時は若干の違和感があるもののSになったりと見せる落差は面白いと思う。

小日向諒作品らしくヒロインの着衣を全て脱がさないというのはお約束であり、理紗はガーターで吊ったセパレートストッキング、綾音は直接パンストを穿いてシームを破くなど趣向を凝らしている。足だけに性戯に長けた理紗が綾音に対し、果物を使って足コキをレクチャーする場面はありそうで無かったような描写で、そのシュールさに主人公が身震いする場面がある。

※本作でのリンク:本作の霧崎理紗の友人は、「姪姉妹【寵愛】」の天海沙羅(姪妹)です。


DSKさんのブログでも本作をご紹介なさっています。
2011/9/22 発売→ Amazonはコチラから。→ Kindle版はコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。→ 【honto】の電子書籍はコチラ。「憧れだった綾音さんとセックスしているなんて」ずっと想い続けた隣家の熟女と蜜事を交わす高校生。膣内にみっちりと埋め込まれた男根を抜き差しすれば、32歳の潤んだ身体は甘い快楽に貫かれてしまう。未亡人は知らない。恍惚を甦らせてくれた若茎が、愛する義娘・理紗の純潔を散らしていたこ...
淫蕩る…-隣のおばさん・隣りの美娘(著:小日向諒、フランス書院文庫)

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神瀬知巳「二つの初体験 熟義母と若叔母」

神瀬知巳「二つの初体験 熟義母と若叔母」
(フランス書院文庫、2005年6月、表紙イラスト:小玉英章)

ネタバレ有り。御注意下さい。
2016年8月2日レビュー再編集。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

義母の佳枝やその妹の玲子に想いを寄せる祥太はある日玲子と初体験をさせてもらったが、彼に付き合っている女性が居ると感じた佳枝は玲子の計らいもあって、祥太と結ばれることになる。しかし玲子が密かに身を退こうとしているのを知り…。


【登場人物】

祥太
16歳。高校1年生。実母は祥太を産んですぐに亡くなり、父は佳枝と再婚するも8年前に病死した。佳枝や玲子に強い想いを抱いており、特に佳枝の負担を減らそうと勉学の合間に家事もこなそうとする真面目な少年。童貞

佳枝
36歳。祥太の父が創業した服飾の通信販売会社を引き継ぎ、現在は社長の職に就いている。官能的な肢体の上品で淑やかな美女。祥太とあまり一緒に居られない事を申し訳なく思い、やや過剰で性的なスキンシップを取りがち。

玲子
26歳。佳枝の妹で総合商社に勤めており、多忙で不在がちな佳枝の代わりに面倒を見て来た。現在は祥太の家庭教師をしているが、昔から自らの好奇心を満たすために性的な悪戯をする事が多い。モデルのようにスレンダーで、理知的な雰囲気の美女。


【展開】

ある日曜日の朝に佳枝のエッチな夢を見ていた祥太は、何故か裸で添い寝する玲子に気付き慌ててベッドから飛び起きてしまう。そして素肌にスリップドレスという姿で勉強を教える玲子は祥太を膝の上に座らせると、勃起したペニスに手コキを加えながら散々焦らし、我慢したご褒美だとして口唇奉仕で射精に導く。二度目はイラマチオ同然に祥太に腰を遣わせて迸りを顔面で受け止めると、祥太への愛情を告げ次の逢瀬の時までオナニー禁止だと命じて童貞を卒業させてあげるからと約束する。

玲子との蜜戯を見透かしているのか、玲子と逢う日の朝に佳枝に過激なスキンシップを仕掛けられた祥太は、玲子と逢うなり義母のパンティをオカズにしていると告白させられる。その代わりに自分の秘所の匂いを嗅ぎなさいと言われてクンニで玲子をアクメに導くと逆襲に遭い、四つん這いで前立腺を刺激されて喘ぎながら義母のパンティに先端をくるまれて射精してしまう。そして玲子は時間を掛けてお掃除フェラで焦らすと正常位で祥太を受け入れるものの、脱童貞したばかりの彼に何度もイカされるのであった。

翌日自分のパンティに射精の痕跡を見付けた佳枝は恋人が居る筈なのに祥太が自分へ関心を持つ事に困惑し玲子に相談するが、彼女は思惑通りだとほくそ笑み次の祥太との観覧車デートの最中にシックスナインを楽しむ最中にわざとキスマークを残し、佳枝の動揺を誘おうとする。帰宅した祥太を見た佳枝は浴室に乗り込むと自分に関心を向けさせようと試みるが、祥太が湯あたりして失神しまい膝枕をして介抱する。乳房を与えながらの手コキで射精させると、返礼とばかりにクンニされ失禁した佳枝は祥太がもう待てないのだと気付き、自ら騎乗位になってペニスを受け入れてしまう。

こうして佳枝との関係が始まったものの、祥太は多忙を理由に玲子が逢おうとしてくれないことから、アポイントを取り勤務先の会議室にやって来る。玲子の意図に気付いた祥太は、叔母も同じくらい好きなんだと告げて立ちバックで交わると、情交を終えても濃厚な口付けをかわすのであった。
その次の日祥太は佳枝の会社を訪ねたものの、会議が終わるのを待つ間に疲れもあって、社長室のソファで居眠りを始めてしまう。戻って来た佳枝はその寝顔が可愛いと感じズボンのチャックを開けると勃起に口唇で奉仕し、更にパイズリフェラで射精に導く。母子でこんな関係はいけないと分かっていながらも、祥太に求められると自ら身体を開いてしまうのだった。

玲子はそろそろ関係を姉に打ち明ける時が来たとある日家を訪ねると、帰宅した祥太を二階の部屋に誘い慌ただしく情交を済ませると疲れているからと告げて狸寝入りしてしまう。一度だけの放出で満足する訳がないと祥太が一階に下りて佳枝と交わっている筈と、足音を忍ばせて階下に向かった玲子が目にしたのは、キッチンでアナルセックスをしている母子の姿であった。言い訳の余地もない状況で佳枝は妹に秘所を弄られながら、祥太に貫かれて絶頂へ達してしまう。二人の恋人に愛される祥太の幸せな日々はまだ始まったばかりである。


【レビュー】

2005年に本作でデビューした神瀬知巳氏も前年の弓月誠氏や翌年の秋月耕太氏たちとともに、後々のフランス書院文庫風の誘惑官能作品の中心を担っていく存在である。とは言え牧村僚氏などの誘惑第一世代と新堂麗太氏を中心とする第二世代が活躍していた時期であり、当時読んだ際の感想としてはエロゲなどの影響を受けたライトで甘々な路線の一員という印象だったと思う。世代交代が進み人気作家として活躍するのは、もう少し後の話である。

主人公の少年の名前からしても推察出来る通り、義母と叔母の二人を愛してしまい、彼女たちもその愛情を心地良いものと受け入れショタコン気味に甘やかすのである。神瀬知巳作品の肝の一つとして濃厚な口付け描写があり、それに続く情交描写も非常に長めで主人公が性豪なのも官能小説としてお約束の範囲である。先人たちはどちらかというとシチュエーションの多さで仕上げるのに対し、この世代は一回の濃さに力点を置いているなど作風を比較しやすいのは興味深いところである。


DSKさんのブログでも本作をご紹介なさっています。
2005/06/23 発売二つの初体験-熟義母と若叔母著:神瀬知巳、フランス書院文庫→ Amazonはコチラから。→ Kindle版はコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。〈電子書籍〉→ ひかりTVブックはコチラ。〈電子書籍〉→ 総合電子書籍ストア【BookLive!】はコチラ。「ほら、叔母さんのここ……濡れているでしょう?」少年の手をとり、自らの秘所へ導く若叔母・玲子。「無理に動かないでいいの。ママをもっと感じて」義母・佳枝...
二つの初体験-熟義母と若叔母(著:神瀬知巳、フランス書院文庫)

愛好家Sさんのブログでも本作をご紹介なさっています。
1363『二つの初体験 熟義母と若叔母』神瀬知巳、フランス書院/フランス書院文庫、2005/06 発売●あらすじ継母とその妹を異性として好きな少年が、以前から性的に戯れられる関係にあった継母の妹に初体験をさせてもらった。そして、義息に女の影を感じた継母は、妹の助言もあり、愛しい存在である義息と深い関係になる。●登場人物【祥太】16歳。童貞。高校生。佳枝の義息。実母は祥太を産んですぐに亡くなり、父も八年前に病死した...
1363『二つの初体験 熟義母と若叔母』

tag : 高校生主人公 童貞 母子相姦 姉妹丼 デビュー作品

プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

〈コメント〉
どなたでも書き込み自由ですが、管理人が許可するまではコメント欄に反映されないので、その辺りはご理解下さい。

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