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森一太朗「力ずくの夜這い 義母、姉、叔母に…」

森一太朗「力ずくの夜這い 義母、姉、叔母に…」
(フランス書院文庫、2016年7月、表紙イラスト:赤尾真代)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)




【あらすじ】

お見合いで知り合った子持ちの男と1年近く家族ぐるみの交際を経て再婚した由紀恵だったが、初夜を迎えるとなんと彼の息子の亮介が現れ、なす術もなく犯されてしまう。常識と掛け離れた田舎のしきたりに娘の杏奈も巻き込まれ…。

【登場人物】

湯沢亮介
15歳。ある地方の温泉宿を営む湯沢家の跡取り息子だが、誠一とは戸籍上の父親でしかなく、実の父親は祖父という複雑な環境で育っている。実母は事故で亡くなり、美保子の前にも義母である女性がいたらしい。唯一の男児なだけに甘やかされて育てられ、実家の財力に任せて不自由の無い生活を送っている。巨根。

湯沢由紀恵
38歳。表面的には誠一の妻として嫁いで来たが、真の目的は亮介の子を孕み母乳を与えるために結婚相談所でリストアップされている。亡くなった夫との間にひとり娘の杏奈がいる。巨乳。

湯沢杏奈
18歳。由紀恵のひとり娘で高校に通っていたが、臨時講師の男と恋仲になりそのトラブルで退学に追い込まれ、通信教育で高卒の資格を取るに至っている。母に似て巨乳な割には腰付きはまだ未成熟だが、性体験は数える程度にはある。

湯沢美保子
36歳。亮介の母方の叔母で湯沢家の本家の血を引き、姉の忘れ形見である亮介の世話係でもある。20代前半と言っても過言ではないほどの若々しさを保っており、現在は湯沢家当主として温泉街全体を管理している。子をなさない体質らしいが…。巨乳。

湯沢誠一
30代?戸籍上は亮介の父親で、亡き湯沢家の入り婿となっている。美保子に憧れを抱き続けており、彼女の命令には絶対服従だが、この歳になっても未だに童貞のまま。普段は温泉の源泉管理や旅館への送迎など使用人扱いされている。

【展開】

1年にも渡る家族ぐるみの交際を経て湯沢家に嫁いで来た由紀恵は寝室で誠一に抱かれようと待ちわびるが、夜這いを掛けるように現れたのは亮介であった。ことも無げに由紀恵への欲望を口にし、亡き実母との相姦を口にする少年に対して彼女は性交だけは避けねばと手コキで満足させようとするが、浴衣の帯で手を縛られ正常位で交わり中出しされてしまう。

義理の息子と交わるおぞましさから離婚を口にしたことで由紀恵は離れの独房に監禁され、毎日のように亮介が満足するまで中出しを強要されてしまう。表向きは新婚旅行中で不在となっているが、このままだと関係が杏奈に発覚すると恐れた由紀恵は、世話係の誠一に助けを求める。しかしそれすらも織り込み済みとばかりに亮介が現れ、逃亡しようとした罰として後ろの穴を洗浄された後にアナルセックスを求められる。嫌がるなら杏奈を孕ませるしかないと言われて、由紀恵は亮介の子を宿すことを決意するが、彼はもう遅いと告げるのであった。

日は遡って湯沢家にやって来た杏奈は美保子と一緒に露天風呂に入るほど仲良くなるが、村の性的なオープンさに違和感を抱き始める。そんな生活も数日が過ぎて露天風呂で村人たちの乱交を目の当たりにしてのぼせてしまった杏奈は、気が付くと亮介がいて驚くが、美保子の口から真の目的を告げられ拘束されるとなす術もないまま義弟と関係を結ばされてしまう。どうせ失うものはないのだからと関係を受け入れた杏奈は、亮介に穢されるのを快感と思うようになる。

寝室で一晩中亮介に種付けされて翌朝目覚めた杏奈は美保子に誘われて亮介と三人で浴室に向かうと、由紀恵との情交の痕跡が残るペニスを美保子のレクチャーを受けながら口内で迸りを受け止める。それが牝奴隷の嗜みだと教え込まれると、遂に由紀恵との対面の機会を迎える。手を出したと聞かされ我を忘れたかのように中出しを求めた由紀恵は、自分が代わりになるからと娘に告げると、杏奈も自分が亮介の子を産むと譲らない。困り顔の亮介は美保子に一喝されて二人とも孕ませたいと告げると、母娘を並べてバックで交互に貫くのだった。

こうして公認の仲となった杏奈は義弟に勉強を教えてもらうが、自宅に誰もいないという状況で縁側に四つん這いにさせられ、母と同じように腸内を洗浄されてからアナル処女を奪われる。由紀恵よりも良い反応だと誉められて喜ぶ杏奈。その一方で亮介は由紀恵の為に、セクシーショーツを買いに行こうと対岸にある歓楽街に連れていく。湯沢家の裏の商売は風俗業でそこに誠一が出入りしているのを見て心がざわつくも、亮介から彼の素性を聞かされて同情し、自分は亮介の子を宿すという将来があるのだからと納得しスイートルームで抱かれる。

翌月になり久し振りに村人専用の露天風呂に母や義弟とやって来た杏奈だが、亮介がこれから何があってもペニスから手を離さないでと意味深なことを言われ訝る。そんな中美保子が誠一とマッサージ師の初老の男と三人で現れると、示し合わせたかのように3Pを始める。男は美保子の美貌を汚すが肝心なヴァギナは誠一に譲り、体位を変えながら凌辱を繰り返す。見ていられぬと亮介にしがみ付く由紀恵に対して、杏奈は憧れの人が穢されるのを目を離せずに見守るのであった。

凌辱が終わり亮介は美保子を交えて母娘の前で真相を打ち明けると、二人はずっとお預けだったからと少年を求める。今日はきっと子を宿すのにぴったりな日だからという思惑を秘めながら…。

【レビュー】

題名の示す「力ずく」はフランス書院文庫ではこれまで相馬哲生氏の著作に対して使われており、実は他の作者の作品に使われるのは初めてである。(もしかすると相馬氏の次作からは、作風を転換するのかなと余計なことまで考えてみたりするが…。)

作者の森一太朗氏はここ数年の黒本的な凌辱少年作風のフォーマットともいうべき作品を次々と刊行して来たが、ここ数作品を見ると自身も他者もこれでもかと言わんばかりに似た作りの作品を出していて、そろそろこの制度にも疲労が見えて来たのでは…?と感じたのが本作である。「夜這い」というワードから類推させられる「村の(家の)しきたり」や、「孕ませ」や「牝奴隷」を多用する作風は、端からこういうものだよと納得した上で読まないといけないのかもしれないが…。

タイトルで用いられる「夜這い」というのが使われるのは、序盤に主人公の【亮介】15歳が「父」である【誠一】の後妻となった【由紀恵】38歳の初夜に寝室へ夜這いを掛けるところからである。ここで彼女が村の長である湯沢家の異常な関係性に気付くが、彼女の娘である【杏奈】18歳の存在もあって逃げ出すことも出来ずに亮介と結ばれてしまい、孕ませて母乳を飲むことに執着する彼に恐れを抱く。

亮介の子を孕むのを拒絶した由紀恵が監禁されているのと並行して、亮介の叔母である【美保子】36歳が過去に男性関係で傷付いた杏奈の懐柔役となり、若い二人を引き合わせる。杏奈も義弟とという抵抗感はあったものの、これ以上失うものはないのだからと穢される快感に満たされていく。ここまでで気になるのは母娘は亮介自身ではなく、彼の巨根に惹かれただけではないか。そう考えると実に皮肉な話ではある。

美保子自身も主人公とは頻繁に身体を重ねてはいるが、活躍するのは終盤である。これまでの湯沢家の歪みを解消すべく「ご主人様」である亮介の見守る前である儀式が待ち受けているからで、見ていられぬと亮介にしがみつく由紀恵と、じっと見てしまう杏奈との対比描写もある。そして終盤は彼が望む結果となるのは、お約束の範囲だが…。

「恋愛小説ではなくポルノである」という黒本のスタンスは理解した上で、15歳の主人公が単純に母乳を飲みたいからという理由で孕ませに拘るのは、ウェブのバナーでよく見られるエロ漫画のようでもある。本番よりはややハードな調教場面(浣腸)も母娘それぞれにある。話の軽さと官能描写とのちくはぐさもあって、今回は★3つとしたいと思う。

(★10個換算で5つ)


DSKさんのブログでも本作をご紹介なさっています。
2016/7/25 発売力ずくの夜這い-義母、姉、叔母に…著:森一太朗、フランス書院文庫→ Amazonはコチラから。→ Kindle版はコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。→ 【honto】の電子書籍はコチラ。「やめてっ……お願い、もう来ないで……」静まり返った深夜、汗で濡れた柔肌を這う指先。強引に女を目覚めさせられ、愉悦に歪む寝顔。母子という間柄を踏み越えて続く連日の夜這い。嫌だと断っても、夜の闇に紛れて侵入する青獣...
力ずくの夜這い-義母、姉、叔母に…(著:森一太朗、フランス書院文庫)

tag : 処女 母娘丼 母子相姦

アンソロジー「異常な世界 あなたの知らない官能小説」

アンソロジー「異常な世界 あなたの知らない官能小説」
(フランス書院文庫、2016年7月、表紙イラスト:村山潤一)


ネタバレ有り。御注意下さい。
本作はアンソロジーに付き、レビュー形式がいつもとは異なります。

作品紹介(公式ホームページ)




【あらすじ】

こんな官能小説、今まで読んだことがなかった!
通勤電車、超能力で生意気な美人課長を「念動責め」夫の出勤後を見計らい「透明人間」で人妻の寝室へ。
戦国時代へ「異世界転生」し、甘い夜伽を望まれて。いきなり訪ねてきた艶めかしい絶世の美女は「雪女」!?
男の妄想が現実に変わる、世にも奇妙で淫らな物語。
(公式あらすじより引用)

【レビュー】

フランス書院文庫から約6年ぶりとなるアンソロジーは、題名の通り「非現実的(異常)な世界」を題材としている。凌辱作風からは御堂乱氏や田沼淳一氏、誘惑作風からは弓月誠氏や巽飛呂彦氏、秋月耕太氏、そして美少女文庫で活躍中の青橋由高氏と昨年デビューした香坂燈也氏が再び凌辱作風に挑戦と多士済々な作家陣が勢揃いしている。

作風そのものはひとまず置いておきこれだけの作家が集まると、読み手の好みに合う合わないがどうしても出て来るのだが、そこも含めてアンリアルな世界観とマッチしているかどうか読んで確かめていただきたいところである。個人的には誘惑四作品が面白かったが一話完結しており、逆に凌辱三作品は続きを読んでみたいと感じさせられた。

【概略】

香坂燈也「見えない指~念動(テレキネ)責め」(超能力)

化粧品会社の営業三課に勤める荒川は、昨年交通事故に遭って以来触れずして物を動かせる能力を身に付けてしまい、この能力を二十代の女課長の美佐に対して朝の通勤電車やオフィスで試して恥辱を与える。そしてその晩彼女の部屋に侵入しモノにするが…。


青橋由高『「一晩、泊めてください」』(雪女)

助教の茂の専攻は民俗学で雪女に関する考証を静かなところで纏めたいと、年末恒例となった亡き祖父母の自宅にやって来るが、いつの間にか外は吹雪になっていた。そこへ雪子と名乗る女性が現れ一夜限りの契りを結び、その体験を元に官能小説を書いてヒットする。そして五年後の夜に彼女に似た六花という女性が現れ、小説に興味を持ったと関係を迫られる…。


弓月誠「未亡人叔母のおっぱいは僕の寝床」

飲み会で遅く帰宅した亮平は同居する叔母の絵里子と些細なことで喧嘩してしまい、翌朝目覚めると小指ほどの大きさまで小さくなっていた。彼女に庇護されて生きていくことになった亮平は、生活の大部分を彼女の胸元で暮らす羽目になるが…。


巽飛呂彦「戦国時代に異世界転生!?」(異世界転生)

憧れの担任女教師は結婚、美少女に告白するも別の生真面目な少女に一喝され失意に陥った秀樹が目覚めると、何と戦国時代に転生していた。自らの名前を聞く訳にもいかず、美少女にそっくりな姫君と初夜を迎える状況に秀樹は歓喜し、担任に似た使用人や生真面目少女に似たくノ一にも手を付け、側室にしてしまうが…。


田沼淳一「透明人間X」(透明人間)

会社の後輩と結婚したばかりの和夏は幸せ一杯の日々を送るが、男馴れしていないことに不安を抱いていた。ある朝夫を見送るとテーブルに小包があり、夫の書き置きだと信じ込み姿見の前でエッチなことを始めようとすると、そこに同じ階の不審な若い男が現れる。服を脱ぎ透明人間と明かした彼は、和夏の秘密を暴露して抵抗出来なくすると、次々と淫らなことを要求し…。


秋月耕太「淫魔退治の夜 ~美母と高校生~」(淫魔)

実母の夕子に女としての欲望を抱く祐二は、毎晩のように母を犯せと唆す黒い存在に悩み、衝動を抑えようと苦しんでいた。ある日巫女装束に身を包んだ夕子に呼ばれた祐二は、これから淫魔を払う儀式を行うと告げられるが、その内容は…。


御堂乱「女宇宙刑事シェリー危機一髪」(スーパーヒロイン)

悪の結社の神官ラーは絶倫の二代目皇帝の女好きに手を焼いていたが、そこへ部下のゲスラーが差し出がましく進言し、宇宙刑事として活躍するタウント星人のシェリーが次の生け贄に相応しいと告げる。処女喰い好きな皇帝がすぐさま話に食いつくのを見るや、神官ラーは子供を人質にしてシェリーを誘き出すと、全てはゲスラーのせいに仕立てようと戦闘員たちに彼女を犯すように命じるのだった。


(★10換算で7つ)

tag : アンソロジー

花邑薫「未亡人四姉妹」

花邑薫「未亡人四姉妹」
(フランス書院文庫、2016年7月、表紙イラスト:新井田孝)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)

未亡人四姉妹 (フランス書院文庫)
花邑 薫
フランス書院
2016-07-25



【あらすじ】

父親の十三回忌で姉妹たちが一堂に介すると、酒に酔った勢いもあって亜矢子が先導する形で男性遍歴をそれぞれ語ることとなるが、夫が初めてだという良子は聞き役に徹し姉たちの話に耳を傾ける。そして自分も男を誘惑しなくてはならなくなり…。

【登場人物】

龍野亜矢子
37歳。回想場面では2年前となる。呉服店の跡取りと結婚したが病により亡くなり、現在は婚家の敷地の離れにある別宅にひとりで暮らしている。隣家に住む甥が覗きをしていると知って誘惑するが…。奔放的な性格で姉妹の中では、喜んでエッチな話に参加する。

柏木波瑠子
40代?繊維関係の会社へ入社してから、当時事業本部長に就いていた義父の目に止まり、彼の息子とお見合い結婚した。夫が亡くなる前の年に義父の面倒を見るために実家のある地方へ引っ越しした。回想場面では夫を亡くした年の39歳の夏の話である。90cmを優に越える熟れた肢体の持ち主。

藤倉奈那子
回想場面では37歳。4歳になる病弱な息子を育てながら、亡き夫が板前であった婚家の有名な料亭の女将として働いている。夫の三回忌法要を終えて地元では生臭坊主として有名な女癖の悪い住職に目を付けられ、息子が病弱なのは奈那子が淫らだからと言いくるめられて儀式を強いられてしまう。

良子
34歳。2年前に夫を事故で失っている。それなりに夫とは裸エプロンなど調教じみた情交を楽しんではいたが、夫を亡くしてからは全く男を寄せ付けてはいなかった。酒屋の息子に奥さんと呼ばれ嫌悪しつつも、男性として意識し始める。Dカップ。

【展開】

父親の十三回忌で姉妹たちが一堂に介すると、酒に酔った勢いもあって亜矢子が先導する形で男性遍歴をそれぞれ語ることとなるが、夫が初めてだという良子は聞き役に徹し姉たちの話に耳を傾ける。

三女:亜矢子(当時35歳)
隣家に住む甥が毎晩のように脱衣所を覗いていると知り、義妹が娘を連れて実家に帰省した夜が絶好の機会と捉えて彼を自宅に招くと女体を披露して騎乗位で童貞を奪うと、口唇奉仕で復活させてバックで貫くように求める。翌晩から回りの目を盗んではやって来る甥っ子の技巧の上達ぶりに亜矢子は溺れていき、遂には後ろの穴での交わりも許すのだった。

長女:波瑠子(当時39歳)
夏になり庭の黒松の剪定の為に義父が手配した植木屋は50代の棟梁と20代の若職人だったが、棟梁がセクハラ紛いの言動を繰り返すことに羞じらいを覚えつつも、若職人に関心を抱き始める。そんなある日頭痛に悩まされた波瑠子は気分解消にと入浴するが、窓を開けていたことから職人らの関心を惹き付けてしまい、再び横になっていた時に二人に襲われる。表面上は抵抗を見せたものの、若職人の荒々しさと棟梁の巨根と中年らしい技巧に翻弄され、波瑠子は二股を掛けて密会を重ねるのであった。

次女:奈那子(当時37歳)
夫の三回忌法要を終えると評判の悪い住職から散々所業が淫らだと難癖を付けられ、それでも得意客だからと我慢していたが、突然今晩新月だからと病弱な息子のために除霊を受けるべきと勧められる。自宅で身を浄めてから喪服を着て本堂に向かったものの、清めの酒と称するものを飲んでしまうと、どうにも身体が思うように動かない。四つん這いにされて前後の穴に張型を挿入されたり、緊縛されて尻を打たれたりした後で、住職は同化の儀式と言いながら逸物を挿入するのだった。

四女:良子(34歳)
三人の姉たちの話を聞いた良子は、帰宅してから亡き夫を想いながら、黒と赤の派手なエプロンのみを着て倒錯したひとり遊びに興じていると、キモオタ系の酒屋の息子が配達にやって来る。彼に凌辱される妄想に駆られた良子だったが、ある日照明灯の交換を彼に頼むつもりが良子自身が背中から落ちてしまい動けなくなる。彼があからさまに自分に興味を抱き始めたことに気絶した振りを続けたが、良子に取っては一つ計算違いな点があった。彼は素人童貞なだけで、性戯に長けた巨根だったのである…。

【レビュー】

昨年『熟女の沼』でデビューした作者が満を持しての二作品目の刊行となり、前作では典型的な凌辱少年主人公ものの中に兄嫁との情交描写では誘惑路線を感じさせるものがあった。本作ではそうした作者の二刀流的なスタンスを活かし、父の法事で集まった姉三人による未亡人となってからの体験談の告白という形から、四女が男を誘ってみようと試みて愉悦に浸るまでという意欲的な作風となっている。

三女のみ二章を使っての描写で少年を相手にした誘惑路線からの調教となるが、長女と次女は老獪でゲスな感じのする男(長女は奔放なだけに棟梁と職人とで二股を掛けてはいるが…。)、四女のお相手も素人童貞っぽい青年と竿役重視で見るとイマイチなところが多かった。(個人的には次女のシチュエーションのように、子供をダシにして情交を迫るパターンは最も苦手である。)

ヒロインの側から見ると奔放なのが長女と三女、次女は住職と一度だけ、四女は全く無しという設定ではあるが、未亡人となった熟女としては四人も必要なかったのではと思う次第である。凌辱路線を得意とする作家が誘惑路線で書いてみたものの、誘惑路線の好きな読者の欲しいところとはちょっとズレているような、勿体ないと思わせる作品であった。

(★10換算で5つ)


DSKさんのブログでも本作をご紹介なさっています。
2016/7/25 発売未亡人四姉妹著:花邑薫、フランス書院文庫→ Amazonはコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。喪に服すなんてできない。だって私は女だから……波瑠子、奈那子、亜矢子、良子……心の隙間を埋めるように男の肌を求める未亡人。闇の中で濡れ光る白いうなじ、熟尻、太もも……喪服をまとった四姉妹が語る赤裸々な寝物語。めくるめく輪舞にも似た艶宴が今宵、幕を開ける。(引用元:Amazon)★★★★☆ 妙味のある構成...
未亡人四姉妹(著:花邑薫、フランス書院文庫)

tag : 高校生主人公 童貞 社会人主人公

天崎僚介「兄嫁淫情・義母欲情」

天崎僚介「兄嫁淫情・義母欲情」
(フランス書院文庫、2016年7月、表紙イラスト:川島健太郎)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)




【あらすじ】

夏休みを迎え翔太は長兄の妻である遥が入浴している際に裸体を覗き見てしまい、それが本人に発覚するも受験の励みになればと慰めを受ける。やがて肉体関係に陥るが次兄の妻の七海の知るところとなり、彼女とも結ばれるのであった。

【登場人物】

翔太
大学受験を控えた高校3年生?厳格で貿易会社を経営する父親と義母の由紀江、長兄夫妻の五人で暮らしている。優秀な兄二人と比べると大した取り柄はなく、人の顔色を見て上手に立ち回るのが得意で家族にも甘え上手と評されている。童貞。

由紀江
36歳。元々は翔太の父の会社の社長秘書で、持ち前のほんわかとして前向きな性格が気に入られ、10年前くらいに結婚している。スリーサイズ90-63-88のFカップと母性に溢れたふくよかな肢体で、肩くらいまで伸ばしたウェーブ掛かった黒髪の美女。


26歳。2つ年上の翔太の長兄の妻で、現在は義父の秘書として働くも由紀江と比べられることが多く、マイペースな夫に振り回されて二重のストレスを抱えている。普段感情を露わにすることは少ないが、翔太には義姉としての愛情を抱いている。スリーサイズ85-58-86のスレンダーボディで、ショートカットの髪型。

七海
24歳。1年前に翔太の次兄と結婚したが、浮気性の夫が外泊を繰り返していることに心を痛めている。セミロングに伸ばした髪型に小柄な身体と童顔、舌足らずな話し方と女子大生を思わせるが、バストは由紀江より少し小さいくらいの巨乳でムチムチとした魅力に溢れている。

【展開】

夏休みを迎えたある晩、勉強していた翔太は分からないところを尋ねようと兄夫婦の部屋までやって来るが、営みの声を聞いてしまい下の台所に移動する。すると遥がネグリジェ姿で浴室へ向かうのを見て後を追い裸を覗こうとするが、オナニーで達したのを見守ると慌てて部屋に逃げ帰る。しかし覗きを遥に知られてしまい、自らもオナニー中だった翔太は言い逃れの余地がないと謝罪する。遥の赦しを得られたばかりか自慰の手伝いまでしてくれると聞いて、翔太は甘えながらネグリジェ越しに乳房に触らせてもらい、次第に彼女の表情が紅潮するのを見ながら射精してしまう。

8月に入り何回か遥の慰めを繰り返していた翔太は、ある日バスローブ姿で居眠りしていた由紀江の乳房や秘所を覗き見てしまい、劣情をたぎらせたままその晩に遥が浴室に現れるのを待ち伏せする。遥は不完全燃焼のまま夫との情事を終えたことに不満を抱き、義弟の部屋にやって来ると手コキで射精に導くがそれだけでは物足りないと迫られ秘所を愛撫されてイってしまうと、初めての相手になってあげると承諾して正常位で受け入れる。

お盆を迎えて七海が帰省し翔太は嬉しさとともに、自室の隣の部屋で彼女が寝泊まりすると聞いて遥と暫くセックス出来ないとがっかりし、その晩に再び浴室で待ち伏せして対面立位で遥と交わってしまう。しかしその情交を七海が覗き見てしまい、夫の浮気に悩まされていた彼女は自分を変えたいと決意し、下着にカッターシャツを羽織った格好で翔太の部屋にやって来る。彼女が誘惑を仕掛けるようなひとではないと翔太は見抜き事情を聞くと、ならばと口唇奉仕の仕方をレクチャーしたり、四つん這いにしてバックで貫いたりと羞恥を与えながらもセックスするのだった。

翌晩遥の呼び出しメールを見て翔太は脱衣所に向かうと、ほどなくして長兄が扉を挟んで遥を説得しようと話し掛ける声が聞こえて来て、自分はストレス発散の対象なんだと嫉妬に駆られて遥に悪戯する。そして浴室に移動すると着衣のまま立ちバックで交わり部屋に戻ると、今度は七海が来てもう一度教えて欲しいと求められ、シックスナインや騎乗位での交わりをレクチャーしていく。しかしその様子を由紀江がドアの隙間から見てしまい、何とかしなくてはと身を捧げる決意を固める。

翌晩由紀江は寝静まった頃に翔太の部屋を訪ね誘惑を仕掛けると、本人の口から遥の名前が出て七海だけでないと驚くものの、階下の洋間に移動すると二人とは関係を断つ代わりに自分を好きなようにして構わないと説得する。義母のテクニックに翻弄された翔太は、呆気なく口唇奉仕で射精するとお返しとばかりに愛撫してイカせられたと喜び、正常位で交わった後で遥との関係も白状すると後は任せてと告げられる。翌晩七海から誘われた翔太は義母の仲裁で次兄夫妻が仲直りしたと知り、正常位からバックに体位を変えながら射精しこれで最後にしようと約束させられる。

数日後今度は遥から夫婦ともどもアメリカの支社への転勤が決まったと聞かされ、義母のいない自宅の浴室で口唇奉仕をしたり、寝室で対面座位から正常位に変えてフィニッシュしたりして別れを告げる。数日後夜食の差し入れでやって来た由紀江に問い質すと、やはり彼女の配慮で兄嫁たちを遠ざけたのだと知り、自分なら好きにしても良いと言われて四つん這いにするとアナルセックスに興味を向ける。そして情交を終えると、由紀江から翌春に絶対合格すると約束してと釘を差されるのであった。

【レビュー】

デビュー4作品目となる作者の最新刊は厳格な父親が君臨する家庭を舞台に、大学受験を控えた主人公の【翔太】がひと夏に義母や二人の兄嫁たちと次々に体験する相姦を描いたクラシカルな誘惑官能作品である。貞淑で魅力的なヒロインたちに対し主人公が少しずつ大胆なことを求め羞恥を与えていくというのはこの作者お得意の描写だが、優秀な二人の兄にコンプレックスを抱きつつ相手の心理の変化に敏感で、甘え上手ながらも草食な三男坊という設定がいかにも現代的と言えそうである。もちろん「しょうた」と名付けている通りヒロイン3人が主人公に見せる愛情も、ショタコンめいたものを感じさせているのは言うまでもない。

・長兄の妻【遥】

スタイルが良く仕事も出来る社長秘書(義父が社長である)だが、一家の長男でもある夫がマイペースな性格で夫婦の営みもしっくりいっておらず、更に有能な秘書であった義母と比較されてストレスを感じている。きっかけは黒本お馴染みの出歯亀なもので、受験勉強の励みになればと慰めがいつしか本番へと繋がっていく流れである。感情をあまり露わにしない彼女が次第に羞じらう様子を見せるのが妙味を感じさせる。

・次兄の妻【七海】

実家から独立して暮らす次兄夫妻だが、結婚して間もないというのに夫の浮気性に悩まされてしまう。そんな中実家に帰省した彼女は主人公と義姉の蜜戯を覗いてしまい、それに触発されて自らも変わりたいと彼を誘惑する。可憐な七海の行動がちくはぐだと見抜いた主人公は、遥との情交で学んだことを活かして羞じらいを与えながら次第に淫らに変化させていくが、彼女が見せるギャップが面白いと思う。

・父親の後妻【由紀江】

元は主人公の父親の秘書で前向きでやんわりとした物腰と、細かい気遣いの持ち主であることから妻の座を射止めた「伝説的な」存在の義母は、三人の義理の息子の中では一番歳の離れた主人公に愛情を感じるようになる。そんな彼が二人の嫁とデキていると知って自ら身体を差し出すとともに、「あるべき形」に収斂させるべく有能ぶりを発揮する。後半の展開は全て彼女の配慮により一人ずつ遠ざけられ、由紀江本人も受験の励みになればと期間限定を約束させる流れである。

由紀江を中心とした女同士の複雑な心情や、三男坊なだけに主人公が抱える苦悩といった物語としては興味を惹いたが、クラシカルなだけに官能描写はややあっさりとしている印象である。情交を覗き見た者は関係を知ってはいるものの全員が一堂に介してという展開はなく、また「あるべき形」に纏まるだけに女たちみんな僕のモノということも無い。そういった面が古典的な誘惑作品らしく、現代からするとちょっと物足りないな…と感じさせられた次第である。

(★10換算で7つ)

愛好家SさんとDSKさんのブログでも本作をご紹介なさっています。

4170『兄嫁淫情・義母欲情』天崎僚介、フランス書院/フランス書院文庫、2016/07 発売●あらすじ人の顔色を窺う癖がある三男坊が、痴態を覗き見てしまったのを切っ掛けに長兄嫁と性的な関係になり、それを知った次兄嫁とも関係を持ち、さらにそれを知った義母とも兄嫁たちと肉体関係を絶つ約束で深い関係になる。●登場人物【翔太】童貞。大学受験を控えている。実母は病気で亡くなった。子供の頃から優秀な兄たちと比べる厳しい父の...
4170『兄嫁淫情・義母欲情』

2016/7/25 発売兄嫁淫情・義母欲情著:天崎僚介、フランス書院文庫→ Amazonはコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。「オナニーしてたんでしょ?、手伝ってあげる」肉棒を細い指でそっと握り優しく摩擦する艶兄嫁・遥。「すごく勃起してるのね、迫ってきてもいいのよ」 豊麗乳房を密着させ、禁断交尾へと誘う若兄嫁・七海。兄嫁ふたりの競うような家庭内相姦に翻弄される翔太。蜜戯に気づき触発された義母・由紀江も暴...
兄嫁淫情・義母欲情(著:天崎僚介、フランス書院文庫)

tag : 高校生主人公 童貞 母子相姦

2016年7月刊情報&8月刊情報

梅雨時でジメジメとして暑かったり、涼しかったりと不安定な気候が続いています。皆さまも体調管理にご注意下さい。




●フランス書院文庫2016年7月刊情報

「これから出る本」(公式ホームページ)




森一太朗『力ずくの夜這い 義母、姉、叔母に…』




「やめてっ……お願い、もう来ないで……」静まり返った深夜、汗で濡れた柔肌を這う指先。
強引に女を目覚めさせられ、愉悦に歪む寝顔。母子という間柄を踏み越えて続く連日の夜這い。
嫌だと断っても、夜の闇に紛れて侵入する青獣。38歳、18歳、36歳……歪んだ因習に狂わされる家族!



「力ずく」と言えば相馬哲生さんの代名詞と言って良かったくらいでしたが、今回初めて他の作家さんの著作に使われましたね。似たような設定は最近森一太朗作品で拝見したような…。

森一太朗「完全服従 二人の母と姉は僕の肉玩具」




花邑薫『未亡人四姉妹』

未亡人四姉妹 (フランス書院文庫)
花邑 薫
フランス書院
2016-07-25



喪に服すなんてできない。だって私は女だから……波瑠子、奈那子、亜矢子、良子……
心の隙間を埋めるように男の肌を求める未亡人。闇の中で濡れ光る白いうなじ、熟尻、太もも……
喪服をまとった四姉妹が語る赤裸々な寝物語。めくるめく輪舞にも似た艶宴が今宵、幕を開ける。



「熟女の沼 未亡人義母と兄嫁と独身伯母」でデビューなさった作者の二作品目は、一転して誘惑作品のようですね。




綺羅光『【重犯調教】女教師と令嬢たち』




「先生、俺の濃いミルク、久しぶりに味わってみるか?」恋人との幸せな生活は悪夢の再会で崩壊した!
紗也子の脳裏によみがえる忌まわしい過去の傷痕。脅迫され、一度だけという約束で再び結んだ姦係。
淡い期待は裏切られ、肉地獄へ堕とされる29歳。あげくには教え娘たちにまで淫獣の魔手が伸び……



綺羅光さんと言えば、今年も絹田青児名義のリメイクをなさるのでしょうか。気になります。




一柳和也『完全支配 彼女の母、彼女の姉、先生の奥さんを…』




「ご主人様の折檻は私のよろこびなんです……」ルージュの紅唇で亀頭を包み、陰嚢を揉む彼女の母。
奉仕する38歳の股間から滴り落ちる淫らな恥液。登校した娘と入れ替わりに自宅へやって来る青狼。
イラマチオ、中出し三連発、アナル貞操帯……毒牙はもう一人の娘や教師の妻にまで向けられ……



どうやら新出の作家さんのようですが、第15回組からのファイナリストでしょうか。『偏愛成就 片想いの復讐』という似たような設定の候補作品がありましたね。

「第15回フランス書院文庫官能大賞」結果発表(公式ホームページ)




アンソロジー『フランス書院文庫アンソロジー 異常な世界 あなたの知らない官能小説』




こんな官能小説、今まで読んだことがなかった!
通勤電車、超能力で生意気な美人課長を「念動責め」夫の出勤後を見計らい「透明人間」で人妻の寝室へ。
戦国時代へ「異世界転生」し、甘い夜伽を望まれて。いきなり訪ねてきた艶めかしい絶世の美女は「雪女」!?

男の妄想が現実に変わる、世にも奇妙で淫らな物語。



アンソロジーは2010年2月以来6年5ヵ月振りになりますが、細かい話は別記事にて改めて触れたいと思います。




天崎僚介『兄嫁淫情、義母欲情』




「オナニーしてたんでしょ?、手伝ってあげる」肉棒を細い指でそっと握り優しく摩擦する艶兄嫁・遥。
「すごく勃起してるのね、迫ってきてもいいのよ」豊麗乳房を密着させ、禁断交尾へと誘う若兄嫁・七海。
兄嫁ふたりの競うような家庭内相姦に翻弄される翔太。蜜戯に気づき触発された義母・由紀江も暴走を始め……



全員年上もののクラシカルな誘惑作品ですね。期待しています。

※あらすじはAmazonの各作品紹介ページから引用しています。




DSKさんのブログでは7月発売の「気になる」官能作品をピックアップなさっています。
2016年7月発売予定の官能書籍から気になる作品をDSKが独断と偏見でピックアップ!▼フランス書院文庫 2016/7/25 発売力ずくの夜這い-義母、姉、叔母に…(著:森一太朗)→ Amazonはコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。「やめてっ……お願い、もう来ないで……」静まり返った深夜、汗で濡れた柔肌を這う指先。強引に女を目覚めさせられ、愉悦に歪む寝顔。母子という間柄を踏み越えて続く連日の夜這い。嫌だと断っても...
2016年7月の気になる官能書籍






●フランス書院文庫2016年8月刊情報

【7/22情報更新】

小日向諒『体験学習 隣人母娘と年上ナース』

御前零士『【潜入】人妻捜査官・沙羅』

神瀬知巳『僕と五人の未亡人 僕の母、義母、兄嫁、ママ、彼女の母…』

藤崎 玲『隷罠 彼女の母と彼女の妹は青狼の下僕』

早瀬真人『ハーレム臨海学校 三人の美熟女教師』

川俣龍司『禁鎖に繋がれたママと女教師とメイド』


正式タイトルもほぼ設定を明確にした題名だと思われます。小日向諒さんと早瀬真人さんはど直球の誘惑作品、ベテランの藤崎玲さんは凌辱作品で間違いないでしょう。

神瀬知巳さんは昨年12月以来のご登場ですが「五人の淫未亡人」からすると、恐らくは「特選小説」で発表した作品を集めた短編集かなと思われます。新作があれば良いのですが…。一昨年からペースが落ちているのが気掛かりではあります。

5月に黒本進出の御前零士さんは早くも二冊目となりますが、年内に三冊目を見据えたような早いペースでの刊行が続きそうな気がします。

最後に新出の川俣龍司さんは恐らく、第16回フランス書院文庫官能大賞の新人賞受賞作品ではないかと思われます。

「第16回フランス書院官能大賞」結果発表(公式ホームページ)

複雑な人間関係の愛憎をベースにした退廃的な世界観
(「編集部発」の書評より引用)



とあるようにこれまでの黒本には無い作風ではあるけれど、評価の高い受賞作品のようなので気になる作品ではありますね。

●フランス書院文庫X

綺羅 光『【完全版】淫猟夢』

御堂 乱『【プレミアム版】美臀三姉妹と脱獄囚』


こちらは発売まで日がありませんが、情報が更新されていません。

いずれもかつてハードノベルズXで刊行されたことのある作品のようですが、『淫猟夢』は三部作のようなので一冊に纏め、『美臀三姉妹と脱獄囚』は加筆修正となりそうです。フランス書院文庫Xは別枠とは言え、お二方ともに実に精力的だなと感心いたします。




ここまでお付き合いいただき、ありがとうございますm(__)m

引き続きマイペースで更新していきますので、宜しくお願いします。

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犬飼龍司「罪深な献身 親友の妻は危険な美獣である」

犬飼龍司「罪深な献身 親友の妻は危険な美獣である」
(フランス書院文庫、2011年2月、表紙イラスト:TAKAI)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)




【あらすじ】

転勤により上京した浩次は、元恋人の百合香と思いがけず再会し、3ヵ月前に結婚した事を知る。同じ会社に勤める彼女の姉の蘭子に慰められる内に関係を持ち、それを知った百合香とも徐々に深い仲になっていく。

【登場人物】

辻村浩次
25歳。幼馴染みの百合香と高校時代に付き合っていたが、遠距離恋愛になり自然消滅した。転勤により上京したのをきっかけに彼女と再会する。平凡だが素朴でひたむきな性格で、彼女の事を引き摺っているせいか童貞のまま。

橘百合香
25歳。浩次の幼馴染みで元彼女。清楚で大人しい性格で、肩のところで切り揃えられた黒髪の令嬢然とした容姿。Eカップ。3ヵ月前に浩次とも共通の幼馴染みと結婚したばかりで、偶然引っ越して来た浩次と同じマンションに暮らしている。

坂口蘭子
27歳。百合香の実姉で近所に住んでいる。浩次の勤務先の社長秘書。勝ち気で活発な性格で、緩やかに波打つ栗色の髪をした知的な女性。Gカップ。浩次の幼馴染みで実の姉のように慕っており、同じ会社に勤めているという事で連絡を取っていたが逢うのは7年ぶり。単身赴任中の優しい夫がいる。

【展開】

再会した百合香が人妻で夫が親友だと知り落胆した浩次は、翌晩に蘭子とも再会して話をする内にビールを飲むペースが上がって酔ってしまい、そのまま彼女の部屋へ誘われる。元より浩次に興味のあった蘭子は夫が長らく不在にしていたこともあり、自らリードして手コキで射精に導くと、騎乗位になり筆下ろししてしまう。

翌朝夫からのラブコールに蘭子は少しだけ罪悪感に陥るが、その二日後にはアフターファイブに会議室に誘いパイズリフェラや立ちバックでの情交に及び、次第に逢瀬を重ねていく。そんなある日百合香は姉の部屋を訪ねると二人のセックスを覗き見てしまい、浩次への未練があることを再確認する。そして彼の部屋を訪ねると告白してしまうが、流石に性交はダメだと言いながらも口唇奉仕で飲精までしてみせるのだった。

蘭子が海外出張ということもあり、浩次は営業の合間に百合香の部屋を訪ねてはオナニーの見せ合いや、シックスナインと際どい行為を重ねて遂には正常位で結ばれる。更にこれまでは拒まれていた寝室での交わりを求め騎乗位にさせるが、そこへ夫からの電話が入り嫉妬に駆られて下からの突き上げのピッチを上げて絶頂に導いてしまう。そして浩次との不倫関係を続けていた百合香はある日彼の部屋を訪ねると別れを切り出すが、最後のお願いだと裸エプロンを要求されて立ちバックで貫かれると、快感のあまり中出しを許してしまうのであった。

百合香と別れた浩次は出張から帰って来た蘭子に誘われ部屋を訪ねるが、百合香と関係したのねとあっさりと見抜かれてしまい、後ろはヴァージンだからとアナルセックスを求められ腸内に中出しする。そして次の週に百合香の夫からの誘いで部屋に来るが、蘭子の話に及ぶと百合香が嫉妬を交えた表情になり、酔って寝てしまった夫の側で抱いて欲しいと求められる。その豹変ぶりに一旦は躊躇うものの、浩次は対面座位で跨がられると激しく腰を突き上げながら中出しする。

こうして百合香との逢瀬も復活したものの、ある日部屋を訪ねて来た蘭子と鉢合わせになってしまい、ちょっとした修羅場に陥りそうになる。積極的な蘭子は浩次のズボンとパンツを脱がすとパイズリフェラで挑発し、百合香も触発されて参加して二人がかりの乳戯で射精に導く。次は姉妹で身体を重ね合わせて交互に挿入されるが、浩次は蘭子のアナルに目を付けて四つん這いにし腸内に中出しする。続いて百合香も後ろの処女を捧げたいと大股を広げ、姉に乳房を愛撫されながらアナルにペニスを受け入れるのであった。

【レビュー】

主人公の浩次からすれば、百合香やその夫、蘭子の3人ともに幼馴染みであり、近過ぎるからこその背徳感がよく出ていると思う。一旦別れを切り出したのに、姉との関係に嫉妬して夫の眠る脇で堂々と告白する百合香の行動は一見ちぐはぐだが、その近過ぎる関係であるが故の迷いがよく描かれている。一方の蘭子は浩次にとっては実の姉代わりという存在でも有り、手解きをしてあげながらも自分にも脈が有るかもとエッチなお姉さんを演じている雰囲気を感じられた。

全体的には情交場面がふんだんに盛り込まれており良い誘惑作品だが蘭子との初体験はもう少し丁寧に書いて欲しかったし、姉妹が競合する場面で百合香も負けじといきなり後ろの処女を捧げるのは、清楚な彼女にしてはあまりに唐突かつ性急な描写だと感じられたのが残念である。

DSKさんによる本作の紹介記事はこちらです。
2011/2/23 発売→ Amazonはコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。「今夜だけ、あなたの彼氏に戻りたいの……」煽情的な下着姿で欲情に目を潤ませる「親友の妻」。こぼれ落ちそうな乳房、白く艶やかな太ももが悩ましい。高校時代の彼女が、こんなに良い身体をしていたなんて……。初めての口唇奉仕に耽る姿が、健気で淫靡な25歳。夫の知らない「女」を露わにする新妻と、最高の禁断体験!★★★★☆ 好対照な幼馴染み姉妹との過...
罪深な献身-親友の妻は危険な美獣である(著:犬飼龍司、フランス書院文庫)

愛好家Sさんのブログでも本作をご紹介なさっています。
1772『罪深な献身 親友の妻は危険な美獣である』犬飼龍司、フランス書院/フランス書院文庫、2011/02 発売●あらすじ元恋人への想いを断ち切れずにいた青年が、元恋人と思いがけず再会して三カ月前に結婚した事を知って落ち込み、姉同然の幼馴染みに慰められて関係を持ち、同じく想いが残っていた元恋人とも深い仲になっていく。●登場人物【辻村浩次】25歳。童貞。F物産第二営業部の社員。百合香の幼馴染みで元恋人。蘭子の幼馴染...
1772『罪深な献身 親友の妻は危険な美獣である』

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黒沢淳「凌色の家 義母と三姉妹」

黒沢淳「凌色の家 義母と三姉妹」
(フランス書院文庫、2008年6月、表紙イラスト:新井田孝)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)




【あらすじ】

義母の美雪の洗濯物の下着でオナニーしていた雅樹は末姉の優香にその悪戯を見られてしまい、純潔まで捧げられる。その関係を知った次姉の理彩とも結ばれるが、雅樹の関心は褪せることなくある晩オナニー中の美雪にも手を出してしまう。

【登場人物】

皆瀬雅樹
16歳の高校2年生。7年前に父が美雪と再婚し2年前に事故死しており、産みの母は三姉妹を引き取ったことから父と性格が合わなくなり離婚している。真梨絵から父の遺志を継いで医者になるようプレッシャーを掛けられ疎ましく思っている。年に似合わない巨大な一物の持ち主。

皆瀬優香
18歳の女子高生。三姉妹の末姉で雅樹に対してあからさまな好意を向けており、オナニーを目撃してからは乳繰り合う関係に。三姉妹の中では最もバストが大きく、砲弾型に実ったIカップ。始めはお姉さんぶってエッチを主導していたが、途中から主従逆転してしまう。処女

皆瀬理彩
20歳の国文学を専攻する女子大生。三姉妹の次姉で180cm近い雅樹とさほど変わらない長身の八頭身美人でモデル体型だが、巨乳の割に知的な印象を与える。優香に負けぬくらいのブラコンだが、彼が20歳になるまではと我慢していたものの、優香との戯れを見て自分も積極的に振る舞おうと決意する。

皆瀬真梨絵
24歳。三姉妹の長姉で女子校の音楽教師。自分たちを引き取り育ててくれた義父に恩義と愛情を抱き、その生き写しの雅樹を立派な医師にして医院を再興させようとするばかりに、義弟に対して過干渉に陥っているとは気付いていない。付き合っている恋人はいる模様。

皆瀬美雪
36歳。雅樹の父親の後妻で夫を亡くしてからは、雅樹が成人するまでは見守るつもりだと皆瀬籍を抜いていない。実家からは一刻も早く再婚すべきだとお見合いを進めている。優香より更に一回り大きなバストと張り出した腰付きが淫魔のように淫らだと評されている。

【展開】

ある休日突然の雨に美雪の洗濯物を取り込んだ雅樹は思わず下着の匂いを嗅ぎながらオナニーするが、その様子を帰宅した優香に見られてしまう。元々雅樹に好意的だっただけに優香は処女を捧げる覚悟を見せるが、あまりの巨砲ぶりに完全結合する前に雅樹が果ててしまう。一週間後リベンジとばかりに優香は雅樹の部屋で求め、二度も暴発してもたぎったままの剛直を受け入れて気絶するほどの快感を得るが、そこへ理彩が帰宅してしまう。

理彩は全てお見通しとばかりに雅樹をいたぶるが、当の本人をその場を凌いでもいつかは修羅場になると追い込んでしまったとは気付かずに押し倒されて全てを悟る。四つん這いにされて巨根を挿入された理彩はスパンキングを受けながら何度もアクメを迎えるが、そこへクローゼットの下に押し込まれていた優香が意識を取り戻す。理性が崩壊し掛かった雅樹は優香を奴隷扱いにし、理彩と競わせながら二人の美貌に五度目の射精を浴びせるのだった。

二人の姉を奴隷としてから10日余り経った週末、雅樹は義母と長姉が外出すると理彩と優香には予め浣腸を済ませておくように命じて、浴室でアナル処女喪失の儀式を始める。そこへ実家に呼び付けられ再婚話を断って戻って来た美雪が外窓から覗き見て、嗚咽を挙げているとは露ほどにも気付くことは無かった。その晩遅く仏間で雅樹の一物を思い浮かべながらひとり遊びに興じた美雪は浴室で再び慰めていると、忘れ物をした雅樹にバッチリ目撃されて唇を奪われ、その物音に気付いた真梨絵がやって来てしまい美雪はショックの余り家出してしまう。

美雪と連絡が取れず理彩と優香からは蔑みの目で見られるようになった雅樹は変わらぬ態度で接する真梨絵に心を開くようになるが、予備校の入学手続きを終えて姉の務める学校の音楽準備室の前で待っていると、中から姉が美雪と電話で話す声を聞いてしまう。真梨絵によって美雪とわざと音信不通にさせられたと憤った雅樹は、度重なる干渉から逃れようと押し倒し連続イラマチオや、彼女の教え子たちに見られそうな状況で強制中出し性交を繰り返し屈服させてしまう。

翌週朝早く姉たちは話し合いがあるからと出て行ってしまうが、雅樹は美雪の再婚話が実家がついた嘘とは知らずに追い込まれ、フラワー教室を終えるなり彼女を拉致し自宅に戻る。美雪の口から素直に欲しいと言わせるまではと雅樹は決意を固め、浴室で美雪の秘所をクンニしてアクメさせたり、逆に巨根を口唇で奉仕させたりとジワジワと義母を追い詰めていく。三度目の射精で堕ちたと思い込んだ雅樹はとうとう義母を貫き、仏間に移動して頻繁に体位を変えながら都合五回も中出しすると、とうとう美雪は陥落するのであった。

夜遅く家中場所を変えながら美雪を犯し抜いていた雅樹の元に三姉妹が帰宅して来て、早速女同士の修羅場に陥るのではと身構えるが、姉たちがストレスで体調を悪くした優香を気遣って病院に連れて行っただけだと分かり安心する。全員揃って雅樹のお嫁さんになると告げ、将来は青年医師を支えてあげると夢想する母姉たちに対し、雅樹はご主人さまとしてまだ処女の美雪と真梨絵の後ろの穴の開通儀式を執り行うのであった。

【レビュー】

公式ホームページの作品紹介では「凌辱」扱いされている作品で、確かに長姉の真梨絵や義母の美雪に対して無理矢理感な描写も見受けられるものの、ややご主人さま要素の強い誘惑テイストの作品と捉えるべきかもしれない。末姉の優香や次姉の理彩とは甘々な趣が強く出ており、彼女たちが義父に瓜二つの主人公に幻影を重ねる部分を垣間見せたり、ショタコン気味に愛したりと複雑な要素も感じられる。

当初から主人公の巨根ぶりと絶倫ぶりは言うまでもなく、本作に前後して複数の凌辱作家で見られた「フランス書院文庫型の凌辱少年主人公」のフォーマットを踏襲している。特に義母の美雪に付いては正直冗長だと思えるくらいではあるが、圧倒的な凌辱力と言われれば納得の出来である。

DSKさんのブログでも本作をご紹介なさっています。
2008/6/23 発売凌色の家-義母と三姉妹著:黒沢淳、フランス書院文庫→ Amazonはコチラから。→ Kindle版はコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。→ 【honto】の電子書籍はコチラ。→ ひかりTVブックはコチラ。〈電子書籍〉→ 総合電子書籍ストア【BookLive!】はコチラ。16歳の狂犬が、屋敷に集うすべての女を牝へと変えた!家族の目を盗み、処女の身を調教されつくす優香18歳。浴室で美尻を掲げ、禁断の絶頂に追いやら...
凌色の家-義母と三姉妹(著:黒沢淳、フランス書院文庫)

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黒澤禅「狂った果実 友人の姉と…」

黒澤禅「狂った果実 友人の姉と…」
(フランス書院文庫、2003年2月)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)




【あらすじ】

友人の孝一の部屋を訪ねた陽治はかつて一夜限りの関係を結んだ文子と再会し、力ずくでセックスしてしまうが、彼女もまんざらでは無い様子で逢瀬を重ねていく。しかし彼女の憂いのある表情に疑問を抱き、ある日孝一の部屋を訪ねると…。

【登場人物】

市川陽治
就職活動中の大学4年生。かつてスポーツクラブでアルバイトしていた際に文子と出逢い、送別会の後に一夜限りの関係を結んだことがあったが、それ以来音信不通となっている。

沢村文子
29歳。孝一の実姉でスポーツクラブのインストラクター。ストレートの髪を肩の上まで伸ばし、やや吊り上がり気味の瞳が蠱惑的な印象を与える。長らく孝一とは近親相姦の関係にあったが、あることをきっかけに陽治との関係が復活する。

沢村孝一
陽治の友人で文子の実弟。成績優秀で顔立ちも良く、陽治に比べると優位な面を多く持っている。文子とは高校の時から近親相姦の仲で、度々他の相手と付き合っていた時もあるものの、なかなか関係を清算出来ずにいた。

【展開】

就職活動中で近況でも聞こうと陽治は孝一のアパートの部屋を訪ねると、そこに文子がいて姉弟と知って驚きつつ、力ずくで文子に迫り玄関先でバックにして中出しセックスをしてしまう。そして数日後彼女と逢う約束を取り付けると食事を取る間も無く積極的に誘われてラブホテルに直行し、始めは浴室で立ちバックで次はベッドで正常位にさせて中出しを繰り返す。

ある日同じ講義で孝一と再会した陽治は、文子との関係を仄めかそうと一緒に飲む約束を取り付けるが、当の文子は弟が中座した頃を見計らい冷たい視線を向けて孝一には言わないでと釘を差される。それでも飲み会を終えて二人でラブホテルに向かうと文子から縄で縛って欲しいと求められ、後ろ手に拘束すると支配欲に駆られて焦らしに焦らした後で文子に淫らな言葉を言わせながら挿入するのだった。

ある週末陽治は文子をドライブに誘うが何か考え事でもあるのかと問い質すが、彼女は誤魔化すかのように態度を豹変させて淫らになり運転中の陽治の股間に触れて挑発を仕掛けてくる。そして我慢出来なくなった陽治は路肩に車を停めると、カーセックスに及ぶものの、それから1週間逢う約束が取れなくなり孝一を訪ねる。用事があると早々に部屋を追い出されるが、そこへ入れ違うように文子が弟の部屋にやって来るのを見付けると、予感めいたものを感じ陽治は部屋に面した駐車場に佇み中を窺おうとする。

弟との情交の間に外にいた陽治の姿を認めた文子は背徳の相姦に燃え上がりアナルセックスまでするものの、何か弁解しなくてはとの思いに駆られて数日後に部屋を訪ねる。私には陽治が必要だと熱心に奉仕をするものの、立ちバックで交わり孝一との関係を問い質されて否定も肯定も出来ずにいると、アナルまで蹂躙されて逃げるように立ち去ってしまう。

陽治は姿をくらましてしまった文子の消息を聞く訳にもいかず、それから三ヵ月が過ぎたある日孝一から誘われて一緒に飲む機会を得ると、二人の関係はそれとなく気付いていたと言われ文子の連絡先が書かれたメモを渡される。婚約者と暮らす予定の部屋を訪ねると衝動に駆られてオナニーするように文子に命じるが、無表情なまま従うのを見て正常位で挿入し中出ししてしまう。それで孕んでしまっても構わないと踵を返そうとするが、文子から衝撃の事実を聞かされる…。

【レビュー】

友人の姉だとは気付かずに文子と一夜限りの関係に陥り、再会した主人公が何処か秘めたものを抱える彼女のミステリアスさに惹かれていくが、その秘密を知ったことで破綻してしまうまでの流れを描いている。その当時のフランス書院文庫らしい「背徳」と「倒錯」がいかんなく描かれており、話としてはそこそこ良くできているとは思う。

題名は「友人の姉と…」だが仮に主人公が孝一で陽治に寝盗られる展開であったとしたらどうだっただろう…という興味を抱かせるものである。本作もヒロインの心理描写は極力抑えたものとなっており、ミステリアスさを演出してはいるものの、読み手としては分かりにくいようにも感じられる。二人の男と関係に陥り悩むヒロインの心情も知っておきたかったような、ちょっと中途半端な読後感であったと思う。

DSKさんのブログでも本作をご紹介なさっています。
2003/02/23 発売狂った果実-友人の姉と…著:黒澤禅、フランス書院文庫→ Amazonはコチラから。→ Kindle版はコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。〈電子書籍〉→ ひかりTVブックはコチラ。〈電子書籍〉→ 総合電子書籍ストア【BookLive!】はコチラ。「弟には秘密にして、私が陽治君に夢中なこと」体を繋げながら、可憐な美貌を微笑ませる親友の姉。愛らしくも妖艶な年上の恋人に翻弄される青年は、その言葉に隠された...
狂った果実-友人の姉と…(著:黒澤禅、フランス書院文庫)

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本藤悠「特別個室と僕 看護婦母娘vs.二人の先生」

本藤悠「特別個室と僕 看護婦母娘vs.二人の先生」
(フランス書院文庫、2009年3月、表紙イラスト:村山潤一)

ネタバレ有り。御注意下さい。
2016年7月20日レビュー再編集。

作品紹介(公式ホームページ)




【あらすじ】

夏休みを前に勉強し過ぎて倒れ実家が営む医院に入院することになった祐樹は、彼に想いを寄せる養護教師の優香や担任教師の英里奈に勇気付けられ、実姉の愛美や実母の玲子との関係を成就させる。

【登場人物】

仲村祐樹
15歳。中学3年生。父親は開業医だったが、祐樹が物心付いた頃に病死した。後継者として猛勉強している内に疲労と栄養失調で倒れてしまう。童貞。

仲村玲子
37歳。祐樹と愛美の母親で亡き夫が興した医院で看護婦長を務める。ショートのストレートヘアに上品な雰囲気に満ちている。身長162cmのGカップ。祐ちゃんと呼んでいる。

仲村愛美
21歳。祐樹の姉で父親が遺した医院で母と共に看護婦を務める。ブラウンの巻き毛で、小柄でモデルのような華やかさがあり、弟に強い想いを抱くFカップの処女。祐樹と呼んでいる。

三浦優香
25歳。養護教諭。黒髪ロングで清純なお嬢様タイプ。身長150cm後半だがDカップ。病弱な祐樹が学校で度々世話になっており、彼女は仲村くんと呼び弟のように可愛がりたいと願っている。

長谷川英里奈
29歳。祐樹の担任で英語教諭。日米のハーフでセミロングのストレートヘア、目鼻立ちのはっきりした顔立ちに174cmと長身でCカップ。気が強く上司にも遠慮なく物申すタイプだが、成績優秀の祐樹を気に掛けており祐樹くんと呼んでいる。

【展開】

夏休み直前に過労と栄養失調で倒れた祐樹は目覚めると母姉に女教師2人の4人に見守られ、医院のベッドに寝かされている状況で目覚める。
見舞いを終えた優香は英里奈とともに一旦帰ろうとするが病室に引き返すと、祐樹が電線した姉のストッキングをオカズに自慰を行う場面に出会してしまい、近親相姦に悩んでいるのだと聞かされる。自分に関心を向けさせようと優香は彼のペニスに手を伸ばすと、手コキで快感を与えるだけでなく口内で迸りを受け止め、更に二度目の射精に向けて口奉仕してしまう。

翌日白衣を着て祐樹の元を訪ねた優香は彼が自分の下着を使ってオナニーをしてくれたと歓喜し、白濁にまみれた下着を穿いただけで潮を吹く有り様で、教え子のズボンを脱がして口唇奉仕を始める。そこへ英里奈が現れ二人の淫行を動画に撮ったからと自分も仲間に混ぜてと告げると、抵抗する祐樹を縛り上げて二人で奉仕をしながら激しくヨガリ、先に優香、次に英里奈の順に祐樹のぺニスを受け入れるのであった。

土曜日になってやっと祐樹と二人きりになれた愛美は病室に向かうと、翻訳ものの相姦作品を読んでいたと弟に主導権を握られ、触れただけで高々と精液を上げる彼の勃起に夢中になり口唇奉仕を始める。そして愛美は祐樹を想って何度もオナニーしていたと打ち明け、四つん這いになって獣のように交わりたいと誘惑し処女を失う。服を脱がされて体位を何度も変えて中出しを受けて気絶するほど交わった愛美は、祐樹の携帯をチェックして女教師二人の手解きによるものだと知る。

翌日曜日愛美は玲子を病室に呼び出し、祐樹が母親の下着を使ってオナニーしていたのを自分が発見しショックを受け、祐樹のために玲子が慰めて欲しいとひと芝居を打つ。玲子も息子の想いに気付いてはいたものの常識に捕らわれて動けずにいると、同席していた女教師二人が彼女を拘束してスカートをめくり際どい下着を穿いているのと祐樹に見せる。決意を固めた玲子は勃起している祐樹のペニスに触れて射精に導き口唇奉仕を始め、貪るように三回連続で精を搾り取ってしまう。

英里奈は玲子の独り占め振りに苦笑いしながらも祐樹に対し、自分たち四人で公平に愛することに決めたからと告げる。祐樹は「公平に」の意味を自分なりに解釈し、膝立ちにさせた玲子の股の間に顔を埋め指ピストンで潮を吹かせ、他の三人には奉仕させる。そして一旦は避妊具を着けて正常位で母と交わったものの、玲子が直に感じたいとリクエストし騎乗位で再び交合を始める。盛大に潮を吹く玲子のアクメ姿を見ながら、祐樹に奉仕していた三人もそれぞれに潮を吹いてヨガリ声をあげるのであった。

【レビュー】

デビュー作品でも見られたようにヒロインが主人公に対してショタコンじみた愛情を見せ、彼女たちがタガが外れたように暴走する様子を楽しめるかどうかがポイントとなってきそうである。今回は母姉と女教師2人の4人に増やしているが、1人また1人と次々に巻き込まれていく流れは良かったかなと思う。

優香は主人公を弟のように見ており、序盤で実姉の愛美に対してあからさまな嫉妬心を剥き出しにして対抗するし、始めに主人公を誘惑した時から一人で高まってしまう様は読んでいて楽しめた部分である。英里奈は主人公のことを気に掛けていたものの意外にライバルが多いことと、何より彼の相姦願望に気付いたことで自分が何とかしてあげようと旗振り役を演じている。この二人の主人公との関係性が終盤での奇策に繋がっているのが面白い。

実姉の愛美や実母の玲子もやはり主人公を溺愛しつつ常識人としての行動を取っていたものの、ハイテンションな女教師たちに感化されて淫らになるところに妙味があったと思う。但しこれは作者の描き方の癖なのかもしれないが、生徒と先生の関係とは言え延々と説明調での会話が続くことには、幾ばくか工夫の余地があったかもしれない。ハイテンションなのが四人というのも多いのかな…、途中でお腹一杯になってしまったのがちょっと勿体無い気がする。

DSKさんのブログでも本作をご紹介なさっています。
2009/3/23 発売→ Amazonはコチラから。→ Kindle版はコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。「特別個室」は淫らな願望がすべて実現する最高の楽園!僕の肉棒に頬ずりして優しく奉仕する二人の女教師たち。白衣を脱ぎ捨て挑発ガーターで交合をねだる美母と姉。21歳、25歳、29歳、37歳、年上の蜜香に満ちた部屋で続く夢にまで見た光景だらけの、悩ましすぎる入院生活。誘惑vs.相姦―甘く過激に導かれる、大人への青い扉。★...
特別個室と僕-看護婦母娘 vs. 二人の先生(著:本藤悠、フランス書院文庫)

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巽飛呂彦「寝室の罪人 未亡人ママと義姉妹」

巽飛呂彦「寝室の罪人 未亡人ママと義姉妹」
(フランス書院文庫、2007年6月、表紙イラスト:新井田孝)

ネタバレ有り。御注意下さい。
2016年7月16日レビュー再編集。

作品紹介(公式ホームページ)




【あらすじ】

父親の再婚であかり、七菜美、由那の3人と同居する事になった孝之は、自宅の寝室や学校で相次いで彼女たちと関係を深めていくが、そんな三股の関係も露呈してしまい…。

【登場人物】

葉山孝之
17歳の高校2年生。幼いころに母親を亡くし、父親は隣家に住むあかりと再婚して間も無い半年前に小型飛行機の墜落事故で亡くなった。葉山家に籍は入れていたとは言え、あかりの養子として引き取られた。童貞

葉山あかり
37歳。七菜美や由那の実母で孝之の義母に当たり、3人が通う高校の英語教師。由那を産んで間も無く元夫とは離婚している。年齢を感じさせない若々しい外見とおっとりした性格で、バスト95cmのHカップとグラマラスな女性。

葉山七菜美
18歳。あかりの長女で高校3年生。剣道部の主将を務めた程の腕前で、成績優秀で男女から人気の有る凛々しい少女。身長167cmと長身で腰まである黒髪に華奢な身体付きだが、バストはCカップと意外に実っている。処女。

葉山由那
16歳。あかりの次女で高校1年生。バドミントン部に所属する。小柄でツインテールのコケティッシュな少女。Bカップ。孝之の事を兄のように慕っている。処女。

【展開】

ある日の昼休みに校舎裏で時間を潰していた孝之は、七菜美がラグビー部の後輩たちから主将と付き合うように迫られているのを見て動けずにいた。七菜美は容赦なく彼らを竹刀で打ちのめすと好きな人がいるからと呟き立ち去るが、それを聞いた孝之は思い人が誰なのか嫉妬に駆られ、不良たちの面子を潰した義姉に危害が及ばぬかと不安を抱く。
孝之は帰宅し部屋で七菜美のことを考えていると、由那が入って来て保健体育の授業で習ったばかりの知識を披露し、オナニーする代わりにと口唇奉仕をしてあげるとぺニスをくわえてしまう。ゴックンまでしてみせた義妹に対し返礼とばかりにシックスナインで失禁させるほどの快感を与え、孝之は顔を洗おうと浴室に向かうと風呂から出たばかりの七菜美に抱き付かれてしまう。

翌日姉妹の積極さに睡眠不足のまま体育の授業を終えた孝之は倒れてしまい、保健室で目を覚ますと寝惚けていたせいであかりを由那と取り違えて抱き付いてしまう。離れがたい想いからキスを交わし秘所をクンニさせてもらうと、更には正常位で交わり童貞を卒業する。次の日から孝之はあかりと合間を見ては校内やホテルなどで関係を深めていくが、露骨なまでの二人の変化に姉妹が気付くのは時間の問題であった。

ある晩由那が部屋を訪ねて来て穢らわしいと母親を悪く言った瞬間孝之は頬を叩くが、ヒステリックに喚く義妹と揉み合う内に押し倒されて口唇奉仕を受けると、健気にも騎乗位で純潔を捧げようとするのを見て受け入れざるを得なくなる。
そして翌日孝之はあかりや七菜美に発覚することを恐れ昼休みに校舎裏で一人で考えていると、七菜美がラグビー部の主将たちに囲まれ犯される寸前なのを見ながらも動けずにいたが、わざとボヤを起こして追い払う。孝之は姿を隠した義姉を武道場のロッカーで見付けると、自分は清い身体のままだからと調べて欲しいと告白され、普段は厳しい態度で振る舞う七菜美の本音を知る。そして正常位で処女を奪うものの今度は義姉との性交にのめり込み、数日後胴着姿で四つん這いにしてアナル処女まで求めてしまう。

七菜美と交わったその日に孝之は由那に買い物へ付き合わされランジェリーショップの更衣室で交わるが、更にその晩には全員に夜這いを掛けられて鉢合わせとなり三股が明るみとなる。数日後あかりの仕切り直しでシティホテルの部屋に皆が集まるが、孝之は自分が家を出ていかざるを得ないと告げて姉妹を納得させる。そして三人に口唇奉仕させて射精し、七菜美と両脇にあかりと由那を並べてバックで交互に貫くと、最後は義姉の膣内に精を注ぐのだった。

【レビュー】

「今夜はママがたっぷり女の身体を教えてあげる」ナイトウェアからFカップの乳房をのぞかせる継母。
深夜、家族に隠れて続けるママと僕の「就寝儀式」。秘密に気づいた小悪魔な妹と優等生の姉まで夜這いに……
容姿も、舌づかいも、肉層の締めつけも違う義母娘。相姦の迷宮を彷徨う僕らは”寝室の罪人”になった。
(公式あらすじより)



父親の再婚で義理の母親や姉妹となった隣人たちと相次いで結ばれるも、戸籍上の背徳感や禁忌をあまり感じさせないライトなテイストの誘惑作品が巽飛呂彦氏の特徴であり、本作でのあかりのように娘たちの母親でそれなりに社会的な立場にいるのに、少女のように可愛らしい反応を見せる熟女を書くことが多くなる。

娘たちはいわゆるツンデレであったり、母親以上に天然で甘えがちだったりとこちらも魅力的であるが、その後の黒本誘惑作品をリードする巽作品なだけに、次第に熟女にウェイトがおかれるようになっていく。(皆がそうなると逆を行くようになり、異端児扱いされるのも必然なのかもしれないが…。)

ようやく誘惑作風としての形が固まっていく中で、再び凌辱作品に転じたのが前作である。




本作以降は一部の例外を除き、現在まで誘惑作品を書くことが多くなった巽飛呂彦氏のヒロイン像の一つとしてFカップ女性が挙げられる。本作のあらすじでは継母であるあかりはFカップと触れられているが、実際はHカップである。




魔獄弓道場 引き裂かれた胴衣
巽 飛呂彦
フランス書院
2014-08-19



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2007/6/23 発売寝室の罪人-未亡人ママと義姉妹著:巽飛呂彦、フランス書院文庫→ Amazonはコチラから。→ Kindle版はコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。〈電子書籍〉→ ひかりTVブックはコチラ。〈電子書籍〉→ 総合電子書籍ストア【BookLive!】はコチラ。「今夜はママがたっぷり女の身体を教えてあげる」ナイトウェアからFカップの乳房をのぞかせる継母。深夜、家族に隠れて続けるママと僕の「就寝儀式」。秘密に...
寝室の罪人-未亡人ママと義姉妹(著:巽飛呂彦、フランス書院文庫)

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巽飛呂彦「先生と僕 初体験授業中」

巽飛呂彦「先生と僕 初体験授業中」
(フランス書院文庫、2002年9月、表紙イラスト:新井田孝)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)




【あらすじ】

英語教師の舞子に見初められた高校1年生の了は彼女の主導する形で童貞を卒業するが、まるでペットのような扱いに反抗したくなり、彼女が最も嫌がる中出しをして嫌われてしまう。そんなある日保健医の瀬璃香が不良たちに手酷い扱いを受けているのを知り、衝動的に助けたいと立ち向かうが…。

【登場人物】

松本了
16歳の高校1年生。英語教師の舞子に興味を抱いていたが、彼女に呼び出されて好みのペットにされてしまう童貞少年。


丹沢舞子
23歳で女子大を出たばかりで、英語を担当することになった新米教師。CMで最近人気になっている女優に似た、スレンダーながらも抜群のスタイルで、サラサラとしたセミロングの髪型の美女。バスト83cmのCカップ。実家はそれなりに金持ちで、自分の少年愛趣味を満たす為に教員になったらしい。

高山瀬璃香
27歳で了の通う私立校に赴任したばかりの保健医。バスト90cm近いFカップで、170cm近い長躯のグラマラスな肢体の持ち主。過去に凌辱を受けて処女を失い10年近く経って傷が癒えたと思っていたが、赴任早々に不良たちに目を付けられ、合気道の心得もあって反撃した為に逆恨みされてしまう。

【展開】

放課後に舞子に呼ばれ教員用の個室にやって来た了は、突然彼女に好みのタイプだと告げられてキスされる。服を脱いでぺニスを見せてと言われて羞恥するなかで白ブリーフを下ろし目を瞑っていると、いきなり暖かい口腔内に含まれただけで勃起し暴発させてしまう。そして射精の瞬間に了が目を開けていたことに腹を立てたのか、舞子の態度は一変し頬を叩かれ退出を命じられてしまう。

三日経った放課後に了は教員室を訪ねて舞子に謝ると許しを得られ、次の日に彼女の部屋に招かれると秘密を共有しようと大胆にもアナル舐めまでしてくれるが、手コキでひとまず射精に導かれてしまう。まるで小馬鹿にしたかのような笑い方に違和感を覚えるが、了はヤりたいとの一心で懇願し避妊具を付けさせられ正常位で初体験を終える。

ある休日舞子に買い物に付き合わされた了はホテルのプールで泳ごうと誘われるが、競泳用のビキニを穿かせるために陰毛を全て剃られてしまう。更にはひと気の無いプールとはいえ水着を脱がされ恥をかかされるが、彼女の気紛れに付き合ったご褒美に生での挿入を許される。初めは騎乗位、そして四つん這いにして交わるものの、やはり中出しは許されずにぺニスを引き抜くと、背中から髪まで派手に精をしぶかせるのだった。

ある時了は自分を好きになった理由が分からないと舞子に尋ねると、彼女は幼い時から可愛かった故に穢れた大人に不愉快な思いをさせられたと明かし、それが彼女の嗜虐心に火を付けたのか了を後ろ手に縛り靴べらで背中を叩き始める。それでも了が涙を浮かべたのを見るや避妊具を付けて騎乗位で跨がり、上達しつつある少年の突き上げに軽いアクメを覚える。

その頃了の通う私立校に赴任した瀬璃香は男子ばかりの高校ということに不安を感じ、現に教え子たちが仮病を使って保健室に殺到するのを見てウンザリし始める。そんなある日川沿いの道を帰宅する際に不良三人組に絡まれ、思わず合気道で彼らを打ちのめしてしまう。これが不良たちの逆恨みを買い、翌日保健室で催涙スプレーを浴びせられて怯んだ隙に、凌辱を受けて代わる代わる犯されてしまう。

一方了は相変わらず舞子に可愛いと扱われシックスナインで後ろの穴までも互いに舐め合っていたが、次第に男として彼女を支配したいとの思いを抑え切れなくなり行為を中断すると後背位で貫き、避妊してという彼女の懇願の声に耳を傾けることなく中出ししてしまう。彼女の態度の豹変を見てすぐさま謝罪したものの、一旦閉ざされた彼女の心は二度と開くことは無かった。

そんなある日不良たちの言いなりなった瀬璃香は彼らに緊縛されて廊下や校庭を露出散歩させられていたが、英語の授業を受けていた了がその様子を見て何とかしたいと衝動的に教室を飛び出し保健室に向かう。警察に通報されたくなければ瀬璃香を解放するように説得するものの、一筋縄ではいかない不良のリーダーは止めて欲しければ面子を立てろと開き直る。そこで自分をペットにして捨てた英語教師の姿が脳裏に浮かび…。

【レビュー】

くどいようではあるが1990年代には凌辱作品を主に書いていた巽飛呂彦氏が2000年を迎えると、序盤は誘惑作品的なアプローチで展開したものの、中盤からは舞台が暗転し結局はあまり救いようの無い結末に向かっていく。主人公の一人称的な文体もあってか、少しずつ英語教師の素性は明らかにはなってはいくものの、単に少年愛なだけに見せてしまったのは勿体無い気がする。

中盤から登場する保健医はかつての「黒い巽作品」らしく、縄での緊縛や露出調教の場面があるものの、前後の脈絡の無いままなので唐突過ぎる印象は拭い切れない。主人公が英語教師にされた意趣返しとは言え、元は自分のしたこと(中出し)が原因な訳で何だかなという気がする。因みに作中での保健医との絡みは無く、二人の女教師同士直接対面する場面も無いので、果たしてこうした流れは必要であったのか?という疑問が残った。

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絹田青児「秘蜜夫人 天上の雪肌」

絹田青児「秘蜜夫人 天上の雪肌」
(竹書房ラブロマン文庫、2011年12月、表紙イラスト:大柴宗平)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)




※電子書籍での販売は無く、在庫限りとなっています。

【あらすじ】

サバティカル休暇中で一人旅をしていた聖彦は旅先で失恋した直後次の町へ向かい、そこで美人妻の遥香に魅了され夢のような一夜を過ごす。しかし彼女の良からぬ噂や不可解な出来事に翻弄され、彼女のことは忘れようと町を出た折に自分を振った郁実から連絡が入る。

【登場人物】

隈田聖彦
27歳。女性向け合弁アパレルメーカー商品企画部の社員で、現在サバティカル休暇中で方々を旅している。婦人服の企画とデザインが専門で、職業柄風景画を描くのが得意。髪を伸ばし平均的な顔立ちの気の弱い男。一年半前に二つ年上の看護師の恋人と別れた。

篠宮遥香
33歳。身長167cm。DカップかEカップはある。B88W61H86。ブティックのオーナーで、町会議員で不動産業を営む夫がいるが子供はいない。優雅で聡明で喜怒哀楽が豊かな、ストレートロングの黒髪が似合う凜とした都会的な風貌と、手足のすらりとしたスレンダーな絶世の美女。

高崎郁実
30歳。身長160cmちょっとでお嬢様っぽい愛らしい顔立ちに、適度に肉付きがあって伸びやかな肢体の美女。上品で美しさと態度に隙がなく独特の雰囲気があり、セミロングのさらさらの髪をレイヤードにして前髪を垂らしている。郷里の二階堂町でカフェのオーナーを務めている。

【展開】

二階堂町に暫くいた聖彦は郁実に惚れて求愛したものの、色好い返事がもらえずに傷心のあまりに町を出てしまう。特に行き先も決めていなかったものの、途中で立ち寄った食堂がピンクなサービスをするところだと知ってショックを受けるが、店を出ると自分を見てニヤニヤしていた客の男に沖山町まで送ってくれと厚かましく頼まれる。町に着いて男が遥香に声を掛けたために挨拶をするが、取り敢えず彼女に興味を持ちホテルに泊まることにする。

遥香の店が会社の取引先で一度挨拶はしておくように指示されて聖彦はブティックを訪ねると、彼女は聖彦の描く絵に興味を持ち一度モデルになりたいと連絡先を教えてくれる。その四日後に遥香から連絡があり待ち合わせのレストランに向かうが、連絡も無くキャンセルされる。更に翌日店の売り子を通じてアポイントが取れたものの、あっさりとすっぽかされてしまう。深夜に非通知の電話が入り、遥香に似た女がSMチックに責められ喘ぐ声を聞かされて、聖彦はそれをオカズに劣情を発散させてしまう。

翌日沖山町を出るつもりでいた聖彦の元に、夜遅くなってから遥香が突然訪ねて来ると、約束を反故にした罰を受けねばと上着を脱いでブラジャーだけの姿で謝罪される。ふくよかなバストに挑発された聖彦はキスや口唇奉仕、膨らみへのタッチと要求をエスカレートさせるが、彼女の被虐性に気付き全裸にすると正常位で交わり、更にはバックにして立て続けに絶頂を与えるのだった。

その翌晩デッサンをしていた聖彦の元にブティックの売り子が現れ、遥香の本性は淫乱だから深みに嵌まらない方が良いと忠告され、バーを営む男に真相を聞いてみたらと勧められる。バーにやって来ると予想した以上に彼女の男好き振りを聞かされ、更に店にいた男性客の顔を見て彼の言う調教師が先日遥香らしき女性と一緒にいたのを思い出す。

再び遥香と連絡が付かなくなった聖彦は町を出て車を走らせていると、久し振りに郁実からメールが入りもう一度チャンスが欲しいと連絡が入り二階堂町に戻るが、驚かせようと郁実の店に入った途端に遥香がいて逆にびっくりする羽目に。叔父の見舞いでやって来たと店を立ち去った遥香も二階堂町出身だったのを思い出すが、郁実から勧められた酒を飲む内に眠ってしまう。そして目を覚ますと何故か全裸で縛られており、郁実から過去に恋人からDV被害を受けていたと聞かされて、自信が無いから縛ったままでと頼まれて情交に及ぶのであった。

翌朝聖彦が起きるとベッドの下のフロアから遥香と郁実が睦み合う声が聞こえ、見に行くと卍型で愛しているのを目にする。二人がレズビアンだと知って思わぬ形での3Pとなった聖彦は、遥香と繋がりながら郁実が遥香の淫核を弄り快楽を共有する。その日の深夜、二人の過去や篠宮から受けた仕打ちを遥香から聞いた聖彦は疑問が氷解したのを感じ、泣きそうになりながらも二人を大事にしようと決心する。

その二日後のカフェの定休日に前夜に種付け牛のように搾り取られた聖彦は、お返しとばかりに二人にコスプレを要求し、店でエロいことを命じて並べてバックから交互に貫いて楽しむ。しかし地方の町で見知らぬ流れ者や出戻りの遥香が郁実の店を出入りしていると瞬く間に評判となり、サバティカル休暇なのに居着く訳にもいかぬと聖彦は町を出ることに。弁護士と会うからと遥香が不在なのを残念がるが、彼女が荷物を持って現れ思わぬサプライズに歓喜する。明日には合流するからと取り敢えずは郁実を残し、聖彦はこれからの旅路が華やかになると期待するのだった。

【レビュー】

休暇中の青年が旅先で好きになった女性にフラレて、別の町で知り合った遥香のミステリアスな部分に触れて興味を持ちのめり込んだ主人公だったが、彼女の悪い評判を聞いて再び傷心し町を出た際に一度は振られた郁実とやり直す機会を得られるがそこで遥香と再会して三人で…というのが主な流れである。

聡明そうなのに約束を反故にしたり、優雅な人妻そうに見えて奉仕が上手で被虐性を持つ遥香の「秘蜜」がまさに本作の肝であり、嫉妬深い夫によって仕込まれたエロさだと判明する。その彼女にはレズビアン癖があり、その相手が主人公を一度は振った郁実ということだが、彼女にもやはり「秘蜜」が存在し男を怖がる理由が存在する。二人に対してご主人様になったり、逆に搾り取られたりという主人公の扱いも面白さを感じた次第である。

DSKさんのブログでも本作をご紹介なさっています。
2011/12/5 発売→ Amazonはコチラから。→ Kindle版はコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。サラリーマンの隈田聖彦は、思いがけず得た長期間の休暇で国内を一人旅している青年。その間に恋人を見つけようといきまいたものの、ほれ込んだカフェの美人オーナーの郁実にはフられしまい、休暇は半分を過ぎてしまった。そんな中、傷心の聖彦はとある町で不思議な人妻に心を奪われる。遥香という名のその女は、ある時は淫ら...
秘蜜夫人-天上の雪肌(著:絹田青児、竹書房ラブロマン文庫)

綺羅光作品と言えば、ブログ「官能小説★綺羅光テイスト」でお馴染みの愛好家Sさんの紹介記事です。
き4『秘蜜夫人 -天上の雪肌-』絹田青児、竹書房/竹書房ラブロマン文庫、2011/12 発売●あらすじサバティカル休暇中に一人旅をしている男が、旅先で失恋した直後に美人妻と出会い魅了され、夢のような一夜を過ごすも、彼女の良からぬ噂や不可解な出来事に翻弄される。そんな折に自分を振った美女から連絡が…。●登場人物【隈田聖彦】27歳。アパレルメーカー『クンデュラ』商品企画部の社員。婦人服の企画とデザインが専門。平均...
き4-3『秘蜜夫人 -天上の雪肌-』







絹田青児名義は綺羅光氏の別名義であることは、既に2年前から知られている話です。5作品ある絹田青児作品の3作目に当たる本作もこれまでの流れと同様に、秋ごろに綺羅光作品としてリメイクされるのではないでしょうか。

【絹田青児版】







【綺羅光版】

美姉弟・艶獄 (フランス書院文庫)
綺羅 光
フランス書院
2014-09-25



三人の美熟妻【艶愛】
綺羅 光
フランス書院
2016-04-22


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tag : 社会人主人公

上原稜「最高の楽園 四人のお姉さまと寝室」

上原稜「最高の楽園 四人のお姉さまと寝室」
(フランス書院文庫、2007年12月、表紙イラスト:小玉英章)

ネタバレ有り。御注意下さい。
2016年7月13日レビュー再編集。

作品紹介(公式ホームページ)




【あらすじ】

父親の再婚で突然義母の連れ子の女性4人と同居生活を始めることとなった裕也だったが、義姉になった女性の中には憧れの先輩や酔った勢いで関係を持った女性も居て気まずい思いに。

【登場人物】

木下裕也
17歳。生徒会役員を務める高校3年生。幼い頃に病で産みの母親を亡くした。父親が仕事先で知り合った女社長と再婚した為、彼女の連れ子たちの義弟という境遇に。麻美に想いを寄せていて告白したがあえなく撃沈され、逆ナンパされた沙良と一夜限りの関係で童貞を卒業した。

木下牧乃
27歳。四姉妹の長女。多忙な母親に代わり、家事全般を行う。おっとりとした性格で全体的に肉付きの良い身体。「牧乃お姉ちゃん」と呼ばれることを望み、慈愛に満ちた性格の女性。高校時代に付き合った彼氏一人しか経験がない。

木下薫子
24歳。四姉妹の次女。母親が経営する証券会社に務めるキャリアウーマン。170cm近い身長でスタイルが良く、クールビューティーで縁なしの眼鏡を掛けた知的な印象の女性。そこそこ男性経験はあるものの、今は仕事優先の様子。

木下沙良
21歳。大学3年生。四姉妹の三女。麻美と同じ大学に通い、心理学を学ぶ。小麦色の肌に引き締まった健康的な魅力を持つ奔放的な性格の美女。麻美に振られて傷心の裕也をナンパし、童貞をいただいている。

木下麻美
19歳。大学1年生。四姉妹の四女。高校生の時は生徒会長を務め、才色兼備でおしとやかな雰囲気の女性。生徒会時代には裕也と相思相愛だったが姉弟になる事を知っていたので、告白の返事が出来ずに逃げ出している。処女。

【展開】

両親の再婚で四姉妹と同居を始めた裕也は奔放的な沙良に意味深な誘惑を受けていて、それを麻美に気付かれまいとするものの、ある晩にコンパから帰って来て泥酔した沙良の介抱をする内に誘われて馬乗りになられて再び関係を結んでしまう。

沙良の部屋から出て来た裕也を不審に思った麻美だったが、数日後の夜に二人が寝室で交わっている声を聞き、翌日沙良に話があるからと部屋にやって来る。義理の姉弟なのにと嫉妬剥き出しにして怒る妹に対して沙良はお見通しとばかりに挑発し、涙ながらに裕也が好きだと本音を吐かせるとクローゼットに潜ませていた裕也と対面させる。熱々な二人にセックスの仕方をレクチャーし麻美の喪失儀式を見届けると、沙良も裕也の顔面に跨がり三者三様に快感に浸ってしまう。

その週末に外出中の姉たちをよそに裕也は麻美に勉強を教えてもらっていたが次第にエッチな雰囲気になり、麻美に誘われパイズリ射精させてもらい四つん這いで交わるが、そこへ仕事を早めに切り上げ帰宅した薫子に見付かり、その晩に彼女の部屋へ呼び付けられてしまう。
薫子は黒いシースルーのスリップを纏って、麻美に相応しいかテストすると女王様然に振る舞うと、裕也にクンニさせながら勃起を足で踏み付けて焦らし、ぺニスをディープスロートして射精させようとする。ところが麻美が我慢の限界だと勃起を奪い口内で迸りを受け止め、四つん這いになった薫子が奪い返し麻美も負けじと裕也の腰を引き剥し、薫子の秘所を愛撫し数珠繋ぎになりそれぞれに快感を得る。その頃デートから帰宅した牧乃は、三人の淫らな光景を部屋の入り口で覗き見ながら激しくオナニーするが、薫子と目が合って逃げ出してしまう。

翌朝薫子は牧乃が妹たちや弟が卒業するまではと縁談を断ったと知り、ショック療法を与えようと裕也と麻美の関係を話し、性欲と恋愛を取り違えているようだと焚き付ける。そこで牧乃は妹に指示された通り休日で遅く起きた裕也を裸エプロンで出迎え、勃起させているのを見ると手コキだけでなく素股でも射精に導いてしまう。更にその晩には入浴中の義弟に泡奉仕していると、帰宅した薫子の乱入を受けて二人で裕也の精を搾り取らんがばかりに馬乗りパイズリや重ね餅での3Pを求めるのであった。

数日後忘れ物があるからと夜の校舎に麻美を誘った裕也は、生徒会室で改めて告白し受け入れられると後背位で彼女を抱き、姉たちに正式に交際を宣言しようとする。交際は認めたものの快感を忘れられない三人は裕也を誘惑し、始めに綾乃と馬乗りになって中出し、次は薫子と沙良が奪い合うかのようにアナルセックスを求める。そして裕也は麻美と正常位で交わるものの、姉たちに敏感な場所をそれぞれに愛撫を受け、前立腺まで刺激され射精してしまう。春を迎えて麻美と同じ大学に進学が決まったものの、二人きりの関係を楽しむのはまだまだ先になりそうである。

【レビュー】

「第1回美少女文庫新人賞」の特別賞を受賞しデビューした2006年当時は、まだ現役の大学生との触れ込みの若い作家である。「ハーレム王子」の呼び名の通り美少女文庫では複数ヒロインとのハーレム的な要素を好み、ヒロインの属性で姉もの(主に三姉妹)を得意としており、フランス書院文庫デビューにおいてもそれを踏襲している。

父親の再婚で義母の連れ子たちと義理の姉弟となった主人公ではあるが、四女の麻美とは高校時代に生徒会で働き相思相愛ながらもこうした事情があって成就せず、傷心の主人公の筆下ろしを三女の沙良がしてしまったことで余計に複雑な同居生活の始まりに繋がっている。

初めは沙良に家の中でも誘われ、次は麻美に見られて3Pとなり、更には次女の薫子に知られてしまう展開は実にそつが無い作りである。彼女が根っからの女王様気質ではないのは、二人の気持ちを確かめようと焚き付けた側面も伺えるし、自分の幸せを後回しにしようとする長姉の綾乃を触発させたのも同じである。彼女が次第に義弟に快感を与えられ乱れていくのも妙味の一つだが、終盤まで彼女が話の主導権を握ることに変わりは無いと思われる。

一つの情交描写自体は長めで足コキやローションを使った手コキに馬乗りパイズリや前立腺への刺激など、美少女文庫出身のキャリアを活かした華やかさの反面で少々冗長な部分もあるが、全体的には甘過ぎずに程々のバランス感覚の上に描かれた誘惑作品だと言えるだろう。ヒロイン全員が30歳未満とやや若めなのは、当時のフランス書院文庫の作品群の中でも特徴的である。

DSKさんのブログでも本作をご紹介なさっています。
2007/12/23 発売最高の楽園-四人のお姉さまと寝室著:上原稜、フランス書院文庫→ Amazonはコチラから。→ Kindle版はコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。〈電子書籍〉→ ひかりTVブックはコチラ。〈電子書籍〉→ 総合電子書籍ストア【BookLive!】はコチラ。僕を待っていたのは美女だらけの四姉妹同居生活!「驚いた?女のなかってとっても温かいのよ」「早く勃たせて、お姉ちゃんにしごかせてほしいの」「わたしが...
最高の楽園-四人のお姉さまと寝室(著:上原稜、フランス書院文庫)


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tag : 高校生主人公 処女 姉妹丼 デビュー作品

森一太朗「三人の姉教師【断罪の教壇】」

森一太朗「三人の姉教師(せんせい)【断罪の教壇】」
(フランス書院文庫、2014年4月、表紙イラスト:村山潤一)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)

三人の姉教師【断罪の教壇】
森 一太朗
フランス書院
2015-01-01



【あらすじ】

使用人の息子として仕えてきた織原家の三姉妹の義弟となった和馬は、唯一自分を邪険にする次姉の真希に盗撮を知られ、謝罪し尽くしても駄目なら力ずくにでも従わせるまでだと犯してしまう。校内で繰り返される調教の末に真希を牝奴隷にさせると、想い人である末姉の遥香、慈愛の象徴である長姉の綾乃に毒牙を向ける。

【登場人物】

織原和馬
15歳の高校1年生。母親が三姉妹の父親で自らの義父にあたる織原から長年愛人関係を強いられており、再婚に伴い織原姓を名乗り出したばかり。小柄で内気だが、がっちりとした体格で三人の義姉を犯すことを無想している。童貞。

織原綾乃
33歳。織原三姉妹の長女で、父が理事長を勤める学校の英語教師で義弟の和馬のクラス担任である。二回り年上の夫は入り婿で副理事長だが、セックスレス気味で子供はいない。妹たちとは別居している。

織原真希
27歳。織原三姉妹の次女。数学教師で女子剣道部と風紀委員会の顧問で、取っ付きにくいタイプ。背が高くモデルのようだが、意外にバストは豊かである。2つ年下の美術教師と付き合っている。姉妹の中では唯一和馬に対して他人行儀で、冷たい態度を取っている。

織原遥香
22歳。織原三姉妹の三女で、国語教師と司書の資格を持つ天然おっとり癒し系の美人。三姉妹の中では最も和馬に対して好意的な反応を見せる。男性経験は無い。

【展開】

和馬は遥香の隙を見てはパンチラや入浴中の彼女の裸体をスマホで盗撮していたが、ある日の昼休みに教室で画像を眺めていて真希に見付かり取り上げられた上に、悪戯が発覚し遥香にも知らせると告げられる。何としても末姉にだけは知られまいと放課後の剣道場に向かうと、スタンガンで真希を気絶させて手足を拘束する。真希が目覚めると全裸にされ大量の精液をぶっかけられているのに愕然とするが、がんとして和馬の要求を撥ね付けた為にバックで犯され、気絶するほどの連続性交を強いられアナルまで奪われてしまう。

翌日真希は義弟に取り上げられたスマホが職員室に置かれているのを見て安堵するが、送付されたメールの罠に掛かり男子職員トイレの個室に押し込まれ、恋人が外で小用を足しながら別の教師と話す声に怯えながら口唇奉仕を求められる。更に放課後の練習の際には男子更衣室に呼び出されてアナルセックスを命じられてプラグを差し込まれ、帰宅すると遥香が寝静まってから浴室で泡まみれになりながらパイズリ奉仕をさせられる。そしてプラグを抜かれる瞬間、真希はもう少し奉仕させてくださいと口走ってしまい、自ら愕然とするほどであった。

和馬は次の標的を遥香に定め蔵書整理を手伝うと土曜日に図書室で勉強を教えてもらうが、休憩の時に唇を奪うとソファーへ押し倒し、余裕たっぷりな態度でぺニスに慣れると良いと握らせる。クンニで感じさせて処女をもらい中出ししてからは本領発揮とばかりに二度精を注ぎ込むと、毎日図書室で続けて犯し抜き奉仕の仕方を教え込む。火曜日の放課後に遥香は真希から次の日の午後に、二人で保健室の留守を預かることになったと告げられ、それを盗み聞きしていた和馬は悪企みを思い付く。

翌日遥香は保健室で姉を待っていると和馬が現れて慌てるが、彼は隅にある多目的トイレの扉を開け拘束した真希の全裸姿を披露する。義弟を毛嫌いしていたはずの姉が付き従い牝奴隷扱いされているのを見て、遥香は困惑するなかで目の前で繰り広げられるアナルセックスに対し、恋人であるはずの自分より深い繋がりを感じて同じようにしてと求める。同じ牝奴隷となって姉妹で肉茎を奪い合っていると、女生徒が鍵が掛かっているのを不審に思い綾乃を呼びに行ってしまう。その場は上手く切り抜けたものの、和馬がまた良からぬことを企んでいるのではないかと不安を抱きながら、二人は義弟への奉仕を再開する。

金曜の夜にひと月振りに実家に戻った綾乃は、浴室で妹たちが和馬に奉仕しているのを覗き見てしまい、寝室で久しく夫に抱かれていない身体を慰めながらいつの間にか義弟に抱かれる妄想に駆られてしまう。そして数日後三者面談が行われた進路相談室で四人が顔を合わせると、和馬からオナニーしていた時の盗撮画像を突き付けられ、妹たちから和馬の奴隷になれば満たされると説得される。久し振りに男根を受け入れた綾乃はその晩に実家に泊まり、アナル処女を失いながら双頭バイブを付けた真希に膣穴へ挿入されて新たな快感を得るのであった。

【レビュー】

使用人の息子だった主人公が母親の再婚で令嬢で教師の三姉妹の義弟となり、見た目の幼さとは裏腹に立派な逸物と無尽蔵とも言えるタフネス振りを発揮して彼女たちを牝奴隷としていく流れで、作中でも度々触れている通り「エロガキ」の妄想が大全開である。

初めに攻略するのはあからさまに主人公を毛嫌いしていた次姉の真希で、あまり男性経験が無かったが故に童貞の巨根に翻弄され自分から奉仕を求める始末であるが、教師の立場から表面的にはあまり変わりが無いために情交描写とのギャップに面白みを感じられたと思う。

次は主人公の本命である末姉の遥香であくまでも「牝奴隷」でしかない真希とは扱いを異にするものの、3Pプレイで姉に嫉妬し自分も同じようにしてと求めていく。与えられるプレイに大した違いは無いものの、どうやら主人公としては恋人と奴隷では濃淡を付けているようではある。

長姉ではある綾乃は他の二人を嫉妬させるための要員といった趣が強く、勢いで流してしまった描写も見られる。真希の時には丁寧にプロセスを踏まえていたのとは違い、まさに書くページが尽きてしまったかのようで、あんなことやこんなことをしたと後日談のようになってしまったのは残念である。また安易に奴隷というワードを多用するが、まさにエロガキの妄想そのものであり、個人的には説得力に欠けるなといった印象である。

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弓月誠「家庭教師・美咲【年上個人授業】」

弓月誠「家庭教師・美咲【年上個人授業】」
(フランス書院文庫、2005年12月、表紙イラスト:新井田孝)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)




【あらすじ】

大学受験を控えた卓也は、家庭教師の美咲から婚約者の存在と来春に結婚する事を聞かされてショックを受けるが、卓也の想いを知った美咲は卒業するまでの期間限定の恋人になる事を告げる。

【登場人物】

盛本美咲
26歳。卓也の家庭教師だが本業はピアノ講師で、イタリアの音大に3年間留学していた経験もある。来春に婚約者と結婚を控えているが、卓也の想いを真摯に受け止め期間限定の恋人に。やや冷たさを感じさせるような美貌と肩まで伸ばしたサラサラの髪型が知的な印象を与える。バスト90cmを越える巨乳。

宮沢卓也
大学受験を控えた17歳の高校3年生。高校受験の時から3年間家庭教師を務めた美咲に対し、ほのかな恋心を抱いて来た。童貞。

【展開】

ある夏の日の授業でいつものように甘ったれた態度で接する卓也に対し、美咲は奮い立たせるつもりで来年はもう家庭教師は出来ないと来春に結婚する予定だと告げる。自分の不用意な一言で卓也に押し倒された美咲は教え子の気持ちを汲み取り、若勃起に唾液を垂らして甘い手コキで射精させると、二回目は口唇奉仕を仕掛けて顔面に精を浴びてしまう。

翌週美咲は卓也に家庭教師を休むとは告げられずに自分の部屋で悩んでいると、少年が自転車をこいで汗だくで訪ねて来たのを見るや、来春までの半年間卓也と真摯に向かい合おうと決意を固める。キャミソールを脱いで巨乳を露わにすると卓也の好きなように甘えさせ、自分はお返しとばかりに手で勃起を扱ぎ立て、更に馬乗りになってパンティの股布をずらして秘所を見せてあげる。彼の必死な愛撫に感じ始めると、向きを変えてシックスナインになり迸りを口で受けるのであった。

秋を迎えて週一だった授業を増やした甲斐もあって、卓也の成績は志望校を十分に狙える範囲までに達したが、美咲は仕事と家庭教師と結婚準備の疲れもあって居眠りをしていた間に唇を奪われる。そして日頃頑張っているご褒美として全裸になると、口唇奉仕だけでなく乳谷に勃起を挟み込み、舌先で尿道口を弄って激しい射精に導いてあげる。

卓也の愛撫のテクニックは瞬く間に上達し冬を告げる頃には四つん這いにされて指ピストンと淫核舐めで絶頂を迎えるようになるが、美咲は教え子が性戯に溺れるあまりに勉強時間が減っていることに不安を感じ始めていた。案の定卓也の模試結果が悪かったのを見て美咲は原因を聞くと、セックスがしたいんだとストレートに返されてしまい、単に彼を弄んでいただけではと反省する。そして卓也が期末試験でクラストップ3に入ると、約束した通りクリスマスイブの夜に自分の部屋へ招き、寝室で絡み合い正常位で筆下ろしに導いてあげる。

翌春卓也が無事志望校に合格したのを見届けると、美咲は挙式の三日前に両親が不在の彼の家を訪ねると、流石にこの時期にと躊躇する卓也を促して二回目にして最後の交わりに臨む。婚約指輪を外すのも忘れて浴室でパイズリ奉仕、お掃除フェラでの二度目と立て続けに射精させると、そして三度目は自ら騎乗位で跨がり一夜限りの関係に溺れていくのであった。

【レビュー】

序盤で美咲は既に来春に結婚し卓也の進学に伴い別れる事を前提として、季節のイベントに絡めた期間限定の恋人関係を綴ったシンプルな展開の誘惑作品である。
誘惑でも凌辱でもありがちな展開として婚約者のいるヒロインが主人公との交わりに愉悦を感じ、社会的(対外的)には伴侶との関係を維持しながらも主人公が一番となることはあるが、本作ではそうはならない。まさに「甘美系誘惑小説の頂点へ」の帯のキャッチフレーズの通り、一対一の主人公とヒロインとの真摯な関係が描かれている。

その為かヒロインの心理描写において婚約者との大きさや技巧の比較は一切無いし、主人公も彼女にそんな意地悪なことは聞いては来ないので、婚約者に隠れて情交に及ぶ背徳感には欠けるもののそれを越えた次元で愛情物語としては十分だと思う。まだ弓月誠作品お得意の「」付きの擬音表現は控え目な時期でもあり、古さを感じさせない作品と言って良いだろう。

DSKさんのブログでも本作をご紹介なさっています。
2005/12/23 発売家庭教師・美咲-年上個人授業著:弓月誠、フランス書院文庫→ Amazonはコチラから。→ Kindle版はコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。〈電子書籍〉→ ひかりTVブックはコチラ。〈電子書籍〉→ 総合電子書籍ストア【BookLive!】はコチラ。「受験までだからね、こんなことしてあげられるの」 憧れ続けた90センチを超える美乳に甘え溺れた夏の夜。 授業中、27歳の秘蜜の果実をむさぼりつくした秋の日。 ...
家庭教師・美咲-年上個人授業(著:弓月誠、フランス書院文庫)

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tag : 高校生主人公 童貞 単独ヒロイン作品

巽飛呂彦「隣りの若奥様と熟奥様 人妻バレー教室」

巽飛呂彦「隣りの若奥様と熟奥様 人妻バレー教室」
(フランス書院文庫、2006年3月、表紙イラスト:新井田孝)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)




【あらすじ】

上司の命令で奥様バレーのコーチを務めることになった四郎。一方的に部長夫人の美和や課長夫人の乃梨子に関係を迫られ、更に想い人のゆかりも参戦する事になる。

【登場人物】

遠山四郎
24歳。社会人2年目で営業3課に所属し、会社の社宅に住んでいる。中学の時にバレーボールの経験が有る事から、上州支社の奥様バレーのコーチを任される。身長165cmと平均よりは背が低く、中肉中背で女性経験無し。四郎という名前だが、誤って出生届を出しただけで長男。

徳永ゆかり
30歳。総務課に勤める。結婚していた男がDVだと知り離婚し、5歳の娘と2人で暮らしている。男性経験は彼ひとりで回数も数える程度。162cmの身長で高校生の時にバレーボールを経験。バスト88cmのEカップ。

狩野美和
40歳。人事部長夫人だが子供は居ない。女王様気質に栗色の縦ロールのロングヘアで、フィットネスに余念が無く歳を感じさせない若々しい肢体。バスト98cmのHカップ。浮気者で外泊の多い夫とはセックスレスが続いており、乃梨子から若い男を次々とあてがってもらい、ストレスを発散している。

志水乃梨子
28歳。営業3課課長夫人で子供は居ない。ボブショートでメガネを掛け冷たい印象を与える上に、170cmの長身でスレンダーな女性。バスト84cmの美乳。隙あらば美和に取って変わろうとしており、彼女にあてがった若い男を誘惑し女王様のように振る舞っては失敗している。

佐藤慶子:30歳。係長夫人。
林睦美:27歳。主任夫人。
田中いずみ:33歳。係長夫人。
美和に反旗を翻した乃梨子がバレー要員として集めた3人衆。いずれも夫とはセックスレスがち。

【展開】

営業部長の命令で社宅に住む奥様たちのバレー部のコーチにさせられた四郎は、乃梨子の夫である課長の頼みで美和の部屋を訪ねると、フィットネスを終えてシャワーを浴びているらしくリビングで待つ羽目に。そして美和が現れるとあからさまな誘惑を受けるが、四郎は逃げようとして彼女を押し倒し、その様子を乃梨子に撮影されてしまう。ぺニスを晒すように命じられ品評されながら触れられただけで呆気なく射精すると、ソファーに横たわり騎乗位で童貞を奪われる。

乃梨子は美和が四郎のぺニスに陶酔するさまを携帯のカメラに収めると部屋を立ち去り、口ほどにもないと呟き今度は自分が四郎に抱いてもらおうと決意を固める。こうして四郎は翌朝彼女に軟禁される形でセックスを迫られ、快感をコントロールしようとする彼女を絶頂へ導くが、そこへ美和が合鍵を使って侵入し二人が喧嘩を始めてしまう。四郎に夢中になり始めた二人はバレー部に参加こそするものの、完全に反目し合うことに。

バレー部は美和と乃梨子、彼女に従う上司夫人の3人、そしてゆかりの六人で始めるが、数日後美和がわがままを言って練習途中で帰ってしまう。ゆかりからコーチなら少しくらいは厳しくしても良いのではとアドバイスを受け、翌日四郎は美和にラブホテルに誘われると、誠心誠意尽くした上で攻勢に転じ、アナルセックスで絶頂へ導き彼女を服従させるのであった。

次の日練習に復帰した美和の態度の軟化に気付いた乃梨子も四郎を同じラブホテルへ誘うと、前回は彼の主導でイカされたお返しに後ろ手に革手錠で拘束し、四つん這いにしてバラ鞭を振るう。更にアナルにバイブを挿入させられそうになると反撃に転じ正常位で交わり、絶頂へ導かれた乃梨子はこれまで見せなかった可愛らしい笑みを浮かべ美和との和解を約束する。

その翌日乃梨子まで従わせた四郎に興味を抱いたゆかりも、練習が終わると着替える間も惜しんで彼を追い掛ける。二人と同じようにしてとリクエストを受け、四郎は三たび同じラブホテルでゆかりを抱くこととなるが、娘がいる元人妻の割に性的な経験が少ないことに感動し、自分好みにしようと口唇奉仕の仕方を教え正常位で交わる。

更に次の日には乃梨子派の人妻3人衆にも迫られた四郎は三日に渡り一人ずつ抱いて手懐けると、その翌日からは鬼コーチに変貌し6人を猛特訓する。体育館内での下着ランニングはいつしか全裸になり、遂には秘毛を綺麗サッパリ剃り上げてしまうと、四郎は全員との連帯感が深まるのを感じながら手応えを掴む。そして大会二日前の最終練習を終えると、四郎はゆかりを覗く五人に迫られて役割分担させて奉仕するように命じる。そして次の日にはゆかりの来訪を受けると、まるで恋人同士であるかのように一日中交わりを重ねていく。

こうして迎えた大会当日順調に決勝まで勝ち進んだゆかりたちは、四郎の指示で全員がノーパンノーブラで本番に臨み、汗で透けた彼女たちの肢体に観客たちは騒然となる。自分の妻がこんなに魅力的と再認識した美和の夫たちは、その夜各自の部屋で祝杯をあげるかのように妻を抱く。その頃四郎はゆかりと二人で愛を交わすのであった。

【レビュー】

人妻バレー部という官能ラブコメ路線のど真ん中を突いた本作ではあるが、黒本ではあまり見られなかったジャンルと言えるだろう。流石に300ページ弱の尺で人妻6人なだけにメイン格の3人とその他で扱いに強弱をつけざるを得ないが、その中で40歳の人事部長夫人、28歳の課長夫人、30歳のシングルマザーが中心となっている。

童貞だった主人公が部長夫人にパワハラ紛いに犯されるもののセックスレス気味の彼女を夢中にさせると、その後課長夫人にも誘われて絶頂へ導くまでがいわゆる誘惑作品らしい展開であるのに対し、中盤では二人に反撃する流れはどちらかというと調教要素を内包し対比する作りとなっている。男性経験が少ないシングルマザーは、巽飛呂彦作品らしい可愛い年上ヒロイン像を踏襲しており、奉仕の仕方を教える描写は良かったと思う。

作品としてはここまででピークを迎えた感があり、大会二日前の6Pプレイや大会自体はおまけ的な扱いとして見た方が良いかもしれない。終盤にセックスレスの夫婦がそれぞれ営みを復活させ、主人公はシングルマザーと交わるという余韻を残した終わり方も妙味のある描写ではないかと思われる。気楽に楽しんで読める作風は、当時試験的に取り入れていた「フランス書院文庫~パラダイス~」にも繋がるものであろう。

DSKさんのブログでも本作をご紹介なさっています。
2006/3/23 発売隣りの若奥様と熟奥様-人妻バレー教室著:巽飛呂彦、フランス書院文庫→ Amazonはコチラから。→ Kindle版はコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。〈電子書籍〉→ ひかりTVブックはコチラ。〈電子書籍〉→ 総合電子書籍ストア【BookLive!】はコチラ。「ほら、四郎さんの……もうこんなに大きくなって」 手の中で硬くなる肉棒を愛おしそうに眺めいじりつつ、 汗濡れた逞しい肉茎を、喉奥まで咥えこむ熟妻。...
隣りの若奥様と熟奥様-人妻バレー教室(著:巽飛呂彦、フランス書院文庫)

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西門京「若叔母・奈津子と少年」

西門京「若叔母・奈津子と少年」
(フランス書院文庫、1997年1月、表紙イラスト:西村春海)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

優司は多忙な母親の代わりに叔母の奈津子が預かり夏休み一杯別荘で二人で暮らすことになったが、性に目覚め始めた少年は叔母に女を感じるように。オナニーも知らない無垢な甥っ子の為に奈津子は手解きをするが、その現場を義理の娘の美和に目撃されてしまう。

【登場人物】

島田優司
中学2年生。半年前に父親を事故で亡くし、母は著名なエッセイストの為に仕事優先で不在がちと、寂しい思いをしていた。奈津子に母親のような情愛を感じ、今回夏休みを利用して彼女と一緒に別荘でひと夏を過ごす予定。童貞。

山根奈津子
30歳。優司の母方の叔母で、夫は大企業グループの経営者で10歳くらい年上。財産目当ての結婚と周囲から謗られ、義理の娘の美和とは折り合いが上手くいっていない。結婚する前は優司の母代わりとしてよく面倒をみてあげていた。巨乳。

山根美和
18~19歳くらい?の女子大生で、奈津子の義理の娘。テニス部所属で、日に焼けて健康的な肢体。クラスで海外旅行に出掛けるつもりだったが、パスポートの期限が切れてしまい、継母たちのいる別荘へやって来る。男性・女性経験ともにあり。

【展開】

奈津子と過ごす初日の夜にトイレを借りようとしていた優司は入浴中の叔母がひとり遊びをしている裸体を覗き見て見付かるが、咄嗟に嘘をついて逃げ出してしまう。その後スケスケのネグリジェ姿で現れた奈津子に悩殺され添い寝をお願いすると、乳房を触らせてもらっただけで自失してしまい、叔母が後始末をしてくれると恥ずかしさを覚える。

翌朝優司は別荘のプールで一緒に泳ごうと誘われ、日焼け止めのローションを塗らせてもらったり、水着のブラのホックが壊れたからとカップを押さえる振りをして乳房に触れたりと美味しい思いをするが、まさか彼女が密かに優司の反応を見て楽しんでいるとは気付かずに勃起させる。プールサイドで乳房を露わにした奈津子に抱き付くと、彼女がアクメに達したとは知らずに手で射精に導かれてしまう。

その直後別荘を訪ねて来た美和は優司の部屋を訪ねると、プールサイドでの痴戯を父親に告げ口されたくなければと遠回しに脅すと口唇奉仕で射精させ、クンニで快感を味わい騎乗位で童貞を奪う。その後常識に囚われて素直になれずにいる奈津子を二人で解放してあげようと提案し、夜は早く寝た振りをするから大胆に迫ってみなさいと唆す。

夜になりリビングで奈津子のバスローブ姿を見た優司は迷いを断ち切ると、眠れないからと叔母の部屋に押し掛けもう一度してと迫る。既に三回放出して余裕を見せる優司のぺニスに触れるだけでなく、口唇奉仕をしながら秘所を弄る叔母を見て口内射精してしまうと始めは乳房に、次第に下着越しに秘所を触らせてとジワジワと要求をエスカレートさせていく。遂には秘芯を直接愛する機会を得た優司は夢中で舌を使ってアクメに導くと、女性上位のシックスナインでその日五回目の射精に向けて突っ走るのであった。

翌朝優司は美和に一部始終を報告すると朝食の準備をする奈津子に悪戯するようにと唆され、キッチンに立つ叔母の背後から美臀に触れると淫核を責め立てて軽い絶頂へ導いてしまう。その後美和の部屋でシックスナインをしていた際に、偶然にも窄まりに指を挿れてしまい秘芯を舐めながらイカせると、美和から奈津子にもやってみるべきだと勧められてセックスをする。

美和が疲れてベッドで眠っている間に奈津子に呼び付けられた優司はもう何も知らない坊やの振りをする必要は無いと決意を固め、美和にしたように秘芯を舐めながら菊穴を弄ってアクメさせ、気怠そうにしている間に正常位で貫き犯してしまう。行為を終えると激しく求めていたはずの奈津子がいきなり態度を豹変させ、頬を叩かれてしまった優司は部屋に戻り裸のままベッドでうたた寝を始める。

優司から話を聞いた美和は静かに嫉妬の炎を燃やしつつ、夕飯時にこっそり睡眠薬を盛って奈津子を眠らせると合鍵を使って部屋に侵入し、優司と二人で服を脱がせて四肢をロープで縛り人の字になるように拘束してしまう。衝立の裏に隠れた優司の見守る前で美和は目覚めた継母に対し、甥を使って慰み者にしたと言葉で責めながら身体にタッチして羞恥を与える。本音を打ち明けた奈津子へご褒美とばかりに淫核を舐めてイカせるが、奈津子は優司ともう合わせる顔が無いと告げる。

そこで美和は優司を呼び寄せセックスするように命じるが、当の本人は叔母が嫌がっているのにと躊躇する。そう言いながらもぺニスを固くしているのを見て自分が慰めてあげると告げ、奈津子の目の前で性交を始めたものの、絶頂に達した自分とは逆に少年が射精を堪えたことに気付き、もう一度奈津子の説得を試みる。ようやく優司を受け入れる決意を固めた奈津子は義娘の前で抱かれ、自ら秘所を弄っていた美和も今度は自分の番と求めるのだった。

翌朝下半身の気持ち良さに目覚めた優司は、奈津子がお目覚めフェラを仕掛けているのを見て目を丸くするが、そこへ美和が現れて四つん這いの継母の膣穴と窄まりの二穴責めに遭わせると、奈津子が馬乗りで美和が顔面騎乗で喘ぐのを見ながら中出しする。そして情交を終えると奈津子が優司の母親と相談し、暫くの間自分の元で預かると聞かされて、三人での淫らな生活の始まりに期待する。

【レビュー】

夏休みの間に叔母と別荘で同居生活を送ることになった主人公が実母よりも親近感を抱く叔母の成熟した身体に欲情したのに対して、叔母の奈津子はまだ子供同然だと油断し自らの淫らな欲望を満たそうと大人の狡さで甥を誘惑する。主人公は叔母の行動を見て薄々気付いてはいてそれが伏線となっているのだが、奈津子の義理の娘である美和の登場で話は大きく動き出すのである。

西門京作品お馴染みの貞淑そうで淫らな一面を持つ熟女と、彼女を愛する主人公に興味を持ち倒錯した欲望を抱く対抗ヒロインとの構図で物語は展開しており、主人公の年齢からしても背徳の要素も内包しているのは言うまでもない。僅か四日という早さに若干の違和感を抱くものの、主人公や美和から羞恥を与えられて頑強に抵抗する奈津子の堕ちそうで堕ちない気丈さは、なかなか良かったと思う。

tag : 中学生主人公 童貞

櫻木充「僕と義母とランジェリー」

櫻木充「僕と義母とランジェリー」
(フランス書院文庫、2006年1月、表紙イラスト:新井田孝)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)




【あらすじ】

毎晩のように母の泉美の下着でオナニーを繰り返す靖彦は、次第に下着のデザインが派手になっているのは黙認してくれているからと合点するが、水曜だけは際立って目立つことに不審を抱く。翌週母を尾行して目にしたのは、「やすひこ」と呼んでオナニーする母の催眠治療で、自分も催眠術を使いたいと願望を抱くのだった。

【登場人物】

相沢靖彦
17歳の高校1年生。実母は自分を出産した直後に合併症で亡くなり、13年前には父親が病死して以来、泉美の実家で二人で暮らしている。泉美が義母とは知らずに女として意識してしまい、自分は異常なんだと罪悪感を抱いている。20cm近い巨根童貞。

相沢泉美
32歳。靖彦の父親に求婚を受けて結婚したものの、程なくして未亡人となっている。現在はアクセサリーのデザインと小売店のオーナーとして働いている。肉付きの良い肢体でブラジャーのサイズはE70。靖彦への相姦願望に悩み、朝美の知り合いの平井医師を紹介して貰い、催眠療法を受けている。

佐野朝美
29歳。泉美の実妹で2年前に北海道に住む男と結婚し移住したが、彼の浮気癖が直らずに喧嘩して実家に戻っている。元々モデルの仕事に就いており、今も変わらぬスタイルの良さで、ブラジャーのサイズはE70。

平井美沙希
18歳。テニス部の先輩で靖彦に色々と世話を焼いていたが、自らアプローチを掛けて恋人として付き合うように。男性経験はある様子。父親は「微笑みの心理士」と呼ばれる著名な心療内科医で、自宅をクリニックに改装している。作中ではペッティングシーン止まり。

【展開】

靖彦は泉美が寝静まる頃を見計らい母の下着の匂いを嗅ぎながらオナニーするのが習慣となっており、徐々に下着が派手なものに変わっているのは行為を黙認している証拠だと解釈するが、水曜だけは際立っていることから男と密会しているのではと疑う。そんな折りに美沙希に誘われ自宅に招かれた靖彦は、階段でパンチラを拝ませてくれるなど自分に好意を抱いていたことに薄々気付いていたが、遠回しな告白を受けるも母と両天秤に掛けてしまう。

土曜日に朝美が夫の浮気が原因で暫く同居することになり、靖彦は誘惑に抗し切れずに母と叔母のパンティやストッキングの匂いを嗅いだり穿いてみたりしながら白濁を浴びせてしまう。その様子を覗き見していた朝美は甥の巨根に興味を抱き、翌朝に洗濯する際に見付けたように装って叱り付けると、仕方なくという体でスパッツ越しに秘所の匂いを嗅がせた後で手コキで射精に導く。きっと自分に溺れてセックスをしたがるだろうと期待して…。

翌週の水曜日に靖彦は仮病を使って学校を休み母を尾行すると、平井医師を訪ねたことに疑問を抱き、美沙希の部屋を訪ねた時を思い出して一階の診察室の窓際に回る。そこでは泉美がまるで催眠術にでも掛かったかのように淫らになり乳房や秘所を露わにするだけでなく、平井がその様子をビデオカメラで撮影しながらオナニーするかのように唆しているように見受けられ、靖彦は憤怒に駆られながらもオナニーしてしまう。
平井は泉美が帰宅するなり靖彦に問い質され画像を渡すものの、近親相姦は望ましくないと言いながらも学者として二人がどうなるか興味を持ち、靖彦の音声を使った音楽を聞かせれば催眠術に掛かったのと同じ効果があると騙してしまう。自宅に戻った靖彦は平井からデータが送られるのを心待ちにしていたが、その晩に酔った朝美の来襲を受けて女性上位のシックスナインを強いられて、気絶するほどの快感を与えられる。

翌日創立記念日で休校の靖彦は昼過ぎに母に起こされて食事を済ませると、リラックス効果が得られるからと平井の作った音楽を聞かせて指示通りに柏手を打って催眠状態に陥らせる。暗示を掛けられた泉美は何の疑問もなくパンティのクロッチまで披露し、更に靖彦の命ずるままにキスや手コキ、シックスナインまでしてしまう。実は午前中に平井からの電話で経緯を聞いていた泉美は掛けられた振りをしていただけで、息子の要求がアナルセックスだと聞かされて戸惑うが、そこへ朝美が帰宅した為に中断せざるを得なくなる。

土曜の放課後に靖彦は美沙希に誘われて再び平井邸を訪ねると、テニスコスチュームでアンスコ越しに匂いを嗅がせてもらう。しかし平井医師が帰宅して中断せざるを得なくなり、車で送ってもらう途中で美沙希とは別れる代わりにと催眠術自体は真っ赤な嘘で、泉美が積極的に求めているのは彼女の本心だからと教えられる。ショップにいた泉美に今すぐセックスしたいと迫り自宅に戻ると寝室のベッドで正常位で交わり、一度目は呆気なく終わるものの抜かずの連戦でクタクタになるまで愛し続ける。
そして靖彦から催眠術は嘘だったと切り出すと、泉美も実の母子では無いと打ち明ける。血の繋がりが無くても相姦を犯す覚悟を決めた二人は朝美にも打ち明けようと決めるが、靖彦が一度泉美と朝美を並べて交わりたいと告げると、泉美は次の週末に決行しようと返すのだった。

翌週の金曜日に靖彦は泉美をテニスウェア姿にすると、アナルセックスが解禁されてアンスコに穴を開けて着衣のままで交わり、更に泉美の望むままに乳房や美臀にスパンキングを浴びせて彼女の被虐性を開発する。そして迎えた日曜日に靖彦は朝美の部屋を訪ねると、一度きりにするから最後まで教えてとセックスを迫るが、そこへ泉美が現れて憤怒に駆られたかのように馬乗りで射精させられてしまう。段取りと違うと戸惑う靖彦に泉美は既に朝美と話が付けたから好きなことをしなさいと微笑むと、靖彦は朝美ともアナルセックスを済ませ、更には二人から黄金聖水を浴びせられて陶酔するのだった。

【レビュー】

相姦劇と言ってもカラッとした軽さで描かれている櫻木充作品は、現在展開するレーベルが双葉文庫や竹書房ラブロマン文庫を中心としていることから当時よりコメディラブロマン路線に徹しており、黒本のイメージとはやや趣を異にするからかもしれない。ここ数年は黒本での刊行が途絶えがちなのはやや残念ではあるが、本作でもフェティッシュな一面は残しつつ、アッサリとした作風は個人的には好みである。

母の下着に悪戯を繰り返す主人公が週に一度だけ際どいパンティを穿いていることに気付き、その真相を知るまでの展開からすると、実は先輩の美沙希や叔母の朝美の登場の必要性が低くなっている。櫻木充作品も古き良き時代の誘惑官能小説のパターンに乗っ取り、本命ヒロインとサブヒロインの扱いに濃淡を付けることで、そこに至るまでの現実感に説得味を増していると思う。みんな同じくらい大事なんだと言っても、やはり本命はいるはずだからである。

本作でも美沙希とはアンスコ越しの匂いを嗅ぐだけで、主人公のぺニスには触ってもらっていない。勿体ない気もするが、主人公本人からすれば母、叔母に次ぐ三番目だから仕方ないのかもしれない。叔母の朝美も恥じらう姉との対比ならば肉食なのも分かるが、夫がいてちょっと摘まみ食いな程度だったのなら幾らフレッシュでタフな巨根だとしても、溺れずにいたのも納得のいく話である。

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青橋由高「私のご主人さま 和メイドと未亡人と少年と」

青橋由高「私のご主人さま 和メイドと未亡人と少年と」
(フランス書院文庫、2012年8月、表紙イラスト:川島健太郎)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)




【あらすじ】

身寄りが無く頼ってきた縁者も不在と知り絶望する颯太。そこへ通り掛かった麗子に保護される事になり、和装の家政婦(メイド)の蛍と共に3人での同居生活が始まった。

【登場人物】

三善颯太
16歳。両親や祖父母を失い身寄りも無く絶望していた折に、偶々通り掛かった麗子に引き取られる。祖父母との同居が長かった為礼儀正しく、家事全般をそつなくこなしている。童貞。

鈴江麗子
32歳。和風の邸宅に住む未亡人で7年前に夫を亡くしている。長い黒髪に年相応に熟れた身体の持ち主。身寄りの少ない蛍を使用人として引き取り、妹のように可愛がっている。Hカップの巨乳。

山室蛍
23歳。麗子の家で住み込みで働く家政婦で、彼女の趣味で黒い和服にエプロンとヘッドドレスという和風のメイド服を着用させられている。短めの髪に吊り気味の瞳で日本人形を思わせる容姿だが、常に怒っているようにも見えてしまう。処女。

【展開】

祖母の遺言に従って親戚を訪ねた颯太だったが既に転居した後で、行くあてが無く雷雨に遭いバス停の待合所に逃げ込む。そこへ麗子と蛍が乗るRVが通り掛かり暫く厄介になるが、翌朝祖母と暮らしていた時のように早く起きると、お礼のつもりで台所へ立つ。麗子との二人きりの生活に突如割って入り、更に家事スキルが自分よりも上の少年に不安を抱いた蛍は、ある日洗濯物の中に自分の下着を混ぜて颯太がそれを持ち出すのを確認する。そしてその晩に彼が匂いを嗅ぎながらオナニーしたのを見届けると、これからは自分の言うことを聞くよう命ずるのであった。

それから毎晩マッサージを申し付けていたが颯太の可愛らしい反応に身体が疼いてしまい、1週間後の夜にネグリジェ姿で彼の部屋を訪ねると、麗子に劣情を向けぬようにとネチネチと言葉でいたぶる。ところが颯太は卑下しないでと言わんばかりに押し倒すと、可愛いひとですと告白しキスを奪い、お互い童貞処女ながらも無事に情交を終える。

颯太の居候生活も三週間が経ち蛍は自分たちの為にスイーツを作ってくれる少年に健気さを感じ、麗子とサシで飲んだ時に話した甘やかすことの意味を自分なりに解釈すると、和メイド服姿に欲情する颯太をからかいながら口唇奉仕してあげる。それでも颯太が麗子に関心を向けるかもしれないからと、蛍は夜中に和メイド姿になり台所で騎乗位でリードしようとするが、奥深くまで貫かれ潮を吹いてしまうほどの快感を得る。

一方麗子は蛍の態度の変化に気付き、二人が関係を持っているのを知って複雑な感情を抱き、ある日蛍に付き合っているのと尋ねるとわざと宣戦布告するかの如く肯定される。女主人の真意に気付いていた蛍はその晩に颯太に抱かれると、襖の隙間から彼女が覗いているのを知り背面騎乗位で跨がり二回戦を始め、頃合いを見て襖を開けて麗子の存在を晒してしまう。蛍は麗子の両手を縛り颯太にクンニするように命じ、自分は乳牛のようだと彼女の巨乳を揉みしだきながら絶頂に導くと、休む間もなく颯太が正常位で貫く。蛍も二人を追うように膣内に指ピストンし、同時にアクメに達するのだった。

翌朝蛍は颯太を起こしに部屋に向かうと、何と麗子が先にお目覚めフェラをしようとしているのを見て、一緒に奉仕する羽目になる。蛍が自分に対して主従関係以上の好意を持っているのに気付いていた麗子は、颯太と三人で愛し合おうと決意するものの、蛍が買い出しに出ている間に颯太を誘惑してしまう。帰宅した蛍もすぐに見抜き浮気者と颯太を罵りながらも、庭の隅で立ちバックにされて貫かれる。
そして二週間後麗子の夫の命日の夜に、蛍は仏間に三人分の布団を敷くと、亡き主人の遺影に向かって好きな人が出来たと報告し颯太を誘惑する。亡き夫への貞操に囚われる麗子を挑発し再び両手を拘束すると、喪服の裾を捲り後背位で颯太に貫かせ、蛍は麗子の淫核や乳頭を責め気絶するほどの快感を与える。一方意識を取り戻した麗子はヘッドドレスを付けて蛍と颯太の情交を中断させると、自分が下になるように蛍と重なり躾けて下さいと求め、交互にぺニスを挿入されて公平に精を注がれるのであった。

【レビュー】

題名にあるように「私のご主人さま」と書かれているだけにメイン格は「和メイド」の蛍であり、地域柄既に結婚適齢期に差し掛かる23歳でありながら男性経験はなく、女主人である麗子との二人きりの生活を送っている。そこで16歳の主人公を保護したことにより平穏な日常が変わってしまう恐れと、何より身寄りがないという共通点を持つだけにショタコンめいた感情からお姉さんぶったハニートラップを仕掛ける。始めは性的な関心が無かった割には、やはり身近な異性なだけに二人ともくっ付くまでは早い展開となっている。

ここでもう一人のヒロインである未亡人の麗子32歳のターンに切り替わるが、若い二人のイチャイチャぶりに不審を抱いた彼女が出歯亀的に知る流れである。先述の通り蛍は女主人に好意を抱き、麗子も蛍に和メイド姿を求めるくらい妹のように可愛がりたいという願望を持っている。主人公の登場をきっかけに二人の結び付きは強まっていくが、終盤では未亡人設定ならお約束の仏間での交わりをきっかけに彼を「ご主人さま」と呼んで慕う。この辺りが青橋由高作品らしいところと言えるだろう。

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天崎僚介「音楽室の女教師 放課後の甘く危険な旋律」

天崎僚介「音楽室の女教師 放課後の甘く危険な旋律」
(フランス書院文庫、2014年6月、表紙イラスト:喜多啓介)

ネタバレ有り。御注意下さい。
2016年7月6日レビュー再編集。

作品紹介(公式ホームページ)




【あらすじ】

1年前に音楽教師として赴任した詩織に淡い想いを抱き、放課後にピアノレッスンを受ける順。詩織もキスやお触りくらいならと許していたが、そんな中彼女の後輩で教育実習生の里奈から誘惑され、転校間近のクラスメイトの結衣から告白され、三股を掛けられることに。

【登場人物】

佐伯順
峰星高校に通う2年生の少年で医師を志しているが、1年前に詩織と出逢ったのをきっかけに、断念したピアノを教わろうとクラブ活動を始めた。一度詩織に告白し撃沈しているが、次第に彼女との距離が縮まりつつある事に淡い期待を抱いている。童貞

浅岡詩織
27歳。順の通う高校の音楽教師。身長160cmで女性らしい体つきで、背中まであるウェーブ掛かった黒髪の似合う女性。かつてプロデビューを志していたが、アイドル扱いされる事に失望し教職に就いた。スリーサイズ90-58-88cmのFカップ。男性経験は1人だけの様子。

葉山里奈
22歳。詩織の後輩に当たる女子大生で、順の通う高校に2週間教育実習生として赴任。詩織より頭半分ほど背が高く、モデルのようにスタイルが良い。快活な性格から男性にモテるらしい。詩織に憧れ教職を目指しており、フルートが得意。

坂崎結衣
高校2年生。順のクラスの委員長で女子テニス部に所属。ショートカットの似合う小柄でスレンダーな体つきの美少女。順に淡い想いを抱いていたが、両親の海外赴任に伴い転校を間近にして、彼に初めてを捧げようと決意する。

【展開】

詩織と2人きりで放課後の音楽室で並んで連弾をする内に興奮してしまった順は、彼女と濃厚なキスを交わすと乳房を露わにして先端を愛撫する。順が暴走しないようにとペニスを手で扱く詩織も彼に与えられる快感に身を委ねるが、もう少しというところで順が達してしまい、ハンカチで迸りを受け止めながら満たされない気持ちになる。

翌日の放課後に順は音楽室を訪ねると、詩織が赴任したばかりの里奈と口論しているのを見てしまいレッスンがお流れになってしまう。里奈は初心な順が何故か詩織と仲良くしているのを見てからかってやろうと思い誘惑するが、童貞とは思えない優しいキスや女体に触れる絶妙な指遣いに蕩けてしまい口唇奉仕で精を飲んであげると、ピアノの天板に仰向けになり筆下ろしをしてあげることに。

次の日に順は音楽室で里奈とともに職員会議に参加する詩織の帰りを待っていたが、イチャイチャしていたところを彼女に見られて隣の音楽準備室に逃げられてしまう。里奈への嫉妬を見え隠れさせる詩織の反応を見抜いた順は、彼女に筆下ろししてもらった事実を伏せつつも、里奈はしてくれたと口唇奉仕を要求する。嫉妬を煽るやり方が効果てきめんだと更に本番まで求めると流石にそれは拒まれてしまったので、今度は太ももを優しくタッチしながら徐々にパンティ越しに秘所へ触れると、彼女は精を浴びながら絶頂してしまう。それでも詩織は順に激しい手コキを再開し、何とかセックスだけは逃れるのだった。

翌日音楽室で詩織を待っていた順は準備室の方から物音がしたので確かめると、結衣の着替え姿を見てしまいテニスのラケットを投げられ追い返されてしまう。程なくして結衣が現れごめんねと謝罪を受けながらキスを求められ、あと2週間でお別れだから処女を捧げたいと告げられて視聴覚室の倉庫へ移動する。結衣の小柄な身体も綺麗だと愛撫して快感を与えると正常位で挿入しようとした時に、里奈が現れて避妊はしなさいと静止させられる。彼女の手解きで結衣の喪失儀式を終えると、今度は里奈がお手本を見せると正常位で交わる。そして順は二人から詩織ともしているのではと追及を受けるが…。

翌日の夕方に詩織とともにピアノコンサートを見に行くが、順が大人しくしている筈がなく暗がりの中でフレアスカートを捲り秘所を触り、詩織の手を取って勃起を握らせる。羞恥の極みに達した詩織は帰ると告げるが、しつこく食い下がる順に諦めたかのように自宅マンションに連れて来ると、教え子に押し倒される。里奈のアドバイス通りに指戯でイキたくてもイケないギリギリで焦らし、遂に正常位での交わりを許されて中出しすると、今度は浴室に移動して触りっこして楽しむ。再び寝室に戻ると詩織をバックにして貫くが、羞恥の余りに彼女が絶頂してうずくまるのを見るや、クリームを使って興味のあったアナルを解し後ろの処女を奪うのだった。

翌日の昼休みに視聴覚室の倉庫で順は詩織との経緯を話した後で里奈や結衣と立て続けに交わると、里奈が行う音楽の授業の最中に最後方の座席で詩織に散々悪戯し、あまつさえ二人で教室を抜け出して屋上に繋がる階段の踊り場で交わってしまう。更に放課後には嫌がる詩織に包帯で目隠しをしてピアノの天板に乗せて愛撫を始めると、入り口で覗いていた里奈と結衣を中に招く。

二人の存在に動揺するも詩織はその場の雰囲気に流され、順が里奈や結衣と交わっている間に空いた一人とキスをしながら身体を愛撫して快感を貪り、そして最後に二人の前で後ろの穴を貫かれてしまう。すっかり陽も暮れた頃に里奈は自分も順のような可愛い教え子を見付けようと呟き、結衣は帰国したらもう一度勝負して欲しいと詩織に宣戦布告する。二人が居なくなるまではこの饗宴に浸っても良いが、それ以降は浮気を許さぬと告げる詩織に対して、順は女教師のもう一つの顔を見たようで身震いするのだった。

【レビュー】

2014年で4人目の新人作家となる天崎僚介さんのデビュー作品で、弓月誠さんの激賞を頂いたという触れ込みである。本命は音楽教師の詩織で既に主人公へはお触りや密着位は許していたであろうと推察出来るが、やはり教師と生徒という関係を意識してかなかなか本番は許してもらえないもどかしさが描かれていて、この辺りはかつての西門京作品を窺わせる。

一方でややショタコン気味に主人公にアタックする教育実習生の里奈に関しては筆下ろしをしてあげるという典型的な描写も有るし、生娘であるクラスメイトの結衣とのセックスに立ち会ったりと今時の雰囲気も感じさせている。結衣に付いては常に里奈とセットという点でやや割りを食った様にも感じるが、終盤の饗宴で自分も詩織に負けない位良い女になろうと意気込みを見せたりと前向きで良い読後感に持っていけたと思う。

全般的に情交描写の密度は高く官能小説としては上々の滑り出しだと思うが、強いて言うならばデビュー作品に有りがちな「詰め込み過ぎ」感が否めない点も見受けられる。個人的には里奈は敬意を抱く詩織の為に、結衣は淡い想いを抱く主人公の為にとそれぞれの立場から2人を応援する流れで終盤に持って行った結果が4Pだという方が少し分かり易かったような気がしなくもない。

音楽室と美人教師のシチュエーションは割とありがちだが、主人公は甘える一方で時には強気に出てソフトな調教要素をはらませたりと誘惑と凌辱のどちらの方向性にも転びそうで有り、今後の作者の動向に期待したいと思う。




【補足】

この頃からAmazonレビューを投稿し始めていますが、いきなり結論から始めているようですね(苦笑)

現在に至っても天崎僚介作品が西門京作品らしいと思っていて、本作の時点でそう指摘したのは主人公の引き際の悪さというか「したい、したい、ねぇやらせて」というしつこさ。またヒロインにじわじわと羞恥を与えつつ、快感地獄に引きずり込んでいくような表現を多用しているところから、何らかの影響を受けたのかなと推察した次第です。このしつこさは個人差があってなかなか難しいような気もしますが、まぁ時々鼻につく程度で少年なんだから…という感想です。

それに対してメインの詩織も相当にガードは固いものの主人公の執拗さに根負けし、教え子との初体験からアナル喪失、授業エスケープなど生真面目な彼女からすれば大それたことを「命じられて」受け入れようとする描写には妙味を感じました。終盤に開花して淫らになるというのも、「背徳と倒錯」がメインだった頃の黒本をどことなく思い起こさせるものがあります。

そこに詩織の後輩で奔放的な里奈、主人公のクラスメイトの結衣も加わり華やかさを演出していてそれぞれに見せ場があって良いと思いますが、終盤に「繋がっている1人+レズっている2人」の構図を繰り返したのは欲張り過ぎたかなという気もしますね。

DSKさんのブログでも本作をご紹介なさっています。
2014/6/23 発売→ Amazonはコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。「硬くて熱いわ……苦しいのね、先生が手でしてあげる」いつもは鍵盤を弾く白い指で少年の肉茎をしごく詩織。優しいけどセックスだけはさせてくれない音楽教師。教育実習生・里奈の登場で27歳の胸中に嫉妬の炎が生まれ……鍵のかかった音楽室、放課後の特別レッスンが始まる!膨らんだ青い欲望すべてを叶えてくれる僕だけの先生!(引用元:Amazon)★★★★☆ ...
音楽室の女教師-放課後の甘く危険な旋律(著:天崎僚介、フランス書院文庫)

愛好家Sさんのブログでも本作をご紹介なさっています。
4014『音楽室の女教師 放課後の甘く危険な旋律』天崎僚介、フランス書院/フランス書院文庫、2014/06 発売●あらすじ意中の女教師と性的戯れをする関係にまでなった少年が、教育実習生に初体験させてもらい、転校前の思い出が欲しいと恋の告白をしてきた美少女と関係を持ち、最後までさせてくれなかった女教師とも結ばれる事になる。●登場人物【佐伯順】童貞。峰星高校二年。結衣のクラスメイト。ピアノ部所属。医者の一人息子でち...
4014『音楽室の女教師 放課後の甘く危険な旋律』






デビューしてからほぼ2年が経ちましたが、4作品目の刊行です。兄嫁と義母は黒本でのスタンダードですが、この作者ではこの属性は初めてになりますね。

作品紹介(公式ホームページ)


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田沼淳一「淫獣の囁き 女子高生、年下の上司、そして美人課長を…」

田沼淳一「淫獣の囁き 女子高生、年下の上司、そして美人課長を…」
(フランス書院文庫、2012年1月、表紙イラスト:村山潤一)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)




【あらすじ】

しがない会社員の高明は数日前から喉の不調を感じていたが、ある月曜の朝に礼子課長に瓜二つの美少女・里海に体が触れた拍子に囁くように謝罪すると、彼女は身体を震わせてあからさまな反応を見せる。自分に備わった能力を使えば生意気な小娘主任の響子や憧れの礼子も堕とせると、高明は実行を決意するのだった。

【登場人物】

清水高明
30歳。アパレルメーカーに勤める営業担当の独身男性。数日前から喉の調子が悪く、病院に行こうかと思っていた矢先、囁いただけで女性を手懐ける能力を得てしまう。付き合っている女性はいないが、人並み以上の性豪の持ち主。礼子に思慕を寄せる。

樋野響子
26歳。高明の直属の上司に当たり、創業者一族というのもあり七光りで威張り散らすところもあるが、成績優秀で若くして主任の職に就いている。来週末には一流企業に勤めるスポーツマン風の男と結婚式を挙げる予定。従姉に当たる礼子に崇拝に近いほどの憧れを抱く。Dカップ。

倉科礼子
38歳。高明や響子の上司にあたる営業課長。学生時代に今の勤め先の創業者の孫とは知らずに恋愛結婚し入社したが、5年前に夫を亡くしている。籍こそ抜いたが夫への貞操は強い。二十代前半に見えるほどの若々しさと可憐な様子の美女。Fカップ。

長沢里海
18歳。お嬢様学校に通う手足のすらっとした美少女で礼子の娘。容姿は母と瓜二つで高明は当初素性を知らずに性奴へ堕としている。Eカップの処女。

【展開】

月曜の朝に喉の調子が悪くマスクを付けて電車に乗ろうとした高明は、度々見掛けていた礼子に瓜二つの美少女を見付けて偶然を装い隣の場所へ近付き立ち上る香りを楽しんでいたが、体が触れてすみませんと囁くように謝ると少女が身体を震わせているのに気付く。高明はどうやら自分が囁きに反応して発情し出したことに気付くと周囲の目も憚らずにキスを交わし、身体に触れて散々蹂躙しながら連続絶頂を与え、美少女の名前を聞き出し放課後にデートの約束を取り付けてから解放する。

高明は里海を送り届けた為に遅刻し響子の叱責を受ける羽目になるが、この生意気な小娘に罰を与えてやろうと会議室で話があると誘い込むと、わざと彼女の耳元で囁くようにコーヒーを勧める。彼女の可愛らしい反応にあと十回はイカせると宣言すると、彼女のプライドをズタズタにしながらまるで暗示に掛けるかのように敏感な部位を責め抜くと、正常位で交わり奴隷になると誓わせるのだった。

その日の午後響子に性的な関心を抱くテイラーの御曹司の元に同行した高明は頃合いを見て中座すると、ヘッドセットを付けた上司に携帯を使って肉奉仕をするように命令する。嫌な男への奉仕に心は激しく抵抗するも身体は思うようにならない響子は御曹司にイラマチオされ、更には会社を出ると高明にバックで犯された上に浣腸プレイまで強いられる。更に高明は里海とのデートが終わるまで響子に会社へ残るように命じるが、美少女の処女を味わってから戻ると響子が婚約者と楽しそうに電話で話しているのを見るや犯してしまうだけに留まらず、部下たちを呼んで輪姦させて罰を与える。

高明は里海が気に入り結婚を意識し始めたが、週末に彼女の母親に挨拶に伺う前に何とか礼子をモノにしようと、響子に肛門性交を要求し礼子と営業に同行させるように根回しをさせる。そして迎えた金曜日に顧客先に向かうバスの中で礼子の耳元で愛の告白を繰り返し、響子よりは強い抵抗を受けるものの快感を中断させて逆手に取ると、呆気ないほど牝イキを繰り返すようになる。下見する物件先で高明はマジックミラー越しに礼子を貫き牝奴隷宣言をさせ彼女をホテルに連れていって休ませると、その間に里海との放課後デートをしたり響子を連れて御曹司への肉奉仕を命じたりと忙しく一日を終える。

会社に戻った高明は礼子と響子とを面会させ奴隷同士で仲良くレズらせると、里海が外泊しているのを知って礼子の部屋で一泊する。礼子の話から里海の母親だと確信した高明は下着を着けずに会うように命じて一旦立ち去ると、数時間後には里海の恋人として現れ礼子に更なる羞恥を与える。目隠しをした里海と交わる姿を礼子に見せ付け母親としての矜持を試すと、彼女は最後の砦も崩されて高明の奴隷になることを誓う。そして一週間後響子の披露宴を終えると、礼子や里海の見守る前で危険日の新婦を犯しわざと見せ付けるように種付けする。仲良くなった奴隷同士は危険日も同じだからと、高明は他の二人も孕ませてやると意気込むのであった。

【レビュー】

「狂愛」と評されるような偏執的な愛情を圧倒的なまでの凌辱力で描く田沼淳一氏であるが、氏の著作の現状の黒本最新作は本作となる。本作以降に美少女文庫で2作品を刊行されているが、本作同様にチートな能力(キテレツな妹が開発したリモコンだったり、淫魔の力を借りたりと)を使う主人公ものである。






美少女文庫と言えば「美少女文庫 レビューブログ」でお馴染み、みきりっちさんによるレビュー記事です。

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えすかれ美少女文庫 幼なじみが淫魔だったので先生、生徒会長、アイドルを好き放題!幼なじみが淫魔だったので先生、生徒会長、アイドルを好き放題! (美少女文庫えすかれ)posted with amazlet at 14.09.26田沼 淳一 フランス書院 Amazon.co.jpで詳細を見る9月発売のえすかれ美少女文庫の新刊です。読み終わったので、レビューです。主人公は、いつの頃からか謎の症状に苦しめられる様に…。そんな彼は、ある日怪しげな書物を発見し...
えすかれ美少女文庫 幼なじみが淫魔だったので先生、生徒会長、アイドルを好き放題! レビュー



こうした奇想天外なものは細かいことを気にし出すとあれこれとツッコミを入れてしまいたくなったり、作者も筆が乗っていたのか終盤ではヒロインの名前を取り違えていたりするが、まぁ細かいことは気にするなと言わんばかりに圧倒的でスピード感溢れる作品である。近年の自主的な規制に伴い女子高生の描写は控えめで、年下主任が最も多くというか多すぎるくらいで、未亡人課長のパートも少なかったのはやや残念でもある。




2015年12月にはフランス書院文庫Xでの復刻版




そして2016年7月にはアンソロジーに参加とそろそろ再始動かと伺わせていますが、果たしてどうでしょうか?


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秋月耕太「危険な同居人 ママと美姉・プライベートレッスン」

秋月耕太「危険な同居人 ママと美姉・プライベートレッスン」
(フランス書院文庫、2006年3月、表紙イラスト:小玉英章)

ネタバレ有り。御注意下さい。
2016年7月4日レビュー再編集。

作品紹介(公式ホームページ)




【あらすじ】

母の香奈子や姉の夏樹と暮らす裕也は夏休みに入り、夏樹に誘われるままエッチな仲に。しかしそれは香奈子の知る所となり、姉とはエッチしない約束で性欲を発散してもらうが、夏樹の誘いを断れずにいるのだった。

【登場人物】

中村裕也
13歳。夏休み中に誕生日を迎える中学2年生。香奈子の息子で夏樹の弟。童貞。

中村夏樹
21歳。大学3年生。香奈子の娘で裕也の姉。処女。夏休みを機に夜の飲食店でアルバイトを始めた。弟想いで甘やかし放題の優しい性格。ポニーテールで、プロポーション抜群のバスト94cmでGカップ。

中村香奈子
39歳。夏樹と裕也の母。夫は10年以上前に他界した。大和撫子で大人の色香を醸し出しており、バスト100cmを優に超えるHかIカップのグラマラスな女性。

【展開】

夏休みを迎えた裕也は姉の夏樹の過剰なスキンシップや母の香奈子の甘やかしに困惑しながらも起床すると、夕方になって甘美な余韻を引きずったままオナニーしようとする。そこへタイミング良く夏樹が現れ、突然エッチなことをしようと誘われて巨乳に甘えながら手コキで射精に導かれる。更に脱ぎ立てのパンティを渡されて発情臭を嗅ぎながら、再び姉の手で射精させられてしまう。

一方香奈子は夏休みに入ってから夏樹の弟に対する態度に危ういものがあると察し、ある日の晩に裕也と久し振りに一緒に入浴すると、夏樹の代わりに好きなだけしてあげると手コキやパイズリで射精させる。夏樹の誘いをそれとなくブロックし我慢しようとする息子に可愛いと感じた香奈子は、夏樹がバイトに出掛けたのを見るや誘惑しシックスナインを教えてあげることに。

夏休みも半ばを迎え裕也の誕生日、夏樹に誘われ遊園地でデートした後でラブホテルに連れて来られる。今日は新しいことを教えてあげると素股で跨がられるが、裕也はセックスを求めても夏樹はもう少し大人になるまではダメと何故か本番だけは頑なに拒むのだった。帰宅して誕生日パーティーを終えて夏樹がバイトへ出掛けると、香奈子からどうしてもセックスをしてみたい?と問われ、裕也は夏樹とはエッチなことをしても良いが本番はいけないと釘を差されつつ、正常位で三度続けて中出しする。

こうして裕也は母とは毎日のようにセックスを行う一方で、夏樹に連れ回され外出先のトイレでパイズリ奉仕を受けるなど二股を掛けていたが、夏樹から量が少ないと疑念を持たれて罪悪感に陥る。実の姉弟だから結婚は出来ないけど、弟が18になったら純潔を捧げようとしていた夏樹だったが、ある日の夕方に弟がキッチンで香奈子と交わっていたのを見てしまい、翌日母が泊まりで不在なのを利用して身体を許そうと決意する。

こうして夏樹と結ばれたものの、香奈子は予感めいたものを察知し翌朝早くに帰宅すると、姉弟が同じベッドに寝ているのを見て納得する。先に起きた夏樹を叱り付けることも無く慈愛に満ちた微笑みを向けるが、二股を掛けた裕也にお仕置きをしようと提案する。そうとは知らない裕也は母と姉から競い合うようにあからさまな誘いを掛けられて困惑するが、三日後に二人が争うように口唇奉仕を求めて来て立て続けに精を搾り取られると、どっちか一人なんて選べないと叫ぶ。二人が仕組んだことと分かると、初めは夏樹、次は香奈子と騎乗位で交わり、裕也は夏休みが終わっても続く幸せな生活に思いを馳せるのであった。

【レビュー】

「危険な新人」と銘打たれた作者は、2005年以降フランス書院文庫の誘惑作品の方向性を決める上で重要な役割を担う人気作家の一人と言えるだろう。そのデビュー作品は主人公が13歳(途中で誕生日を迎える)、実姉と実母による濃厚な近親相姦ものである。

恐らくはエロマンガ等からの影響からか主人公に対して実姉と実母による取り合いや、そして彼に対するショタコンめいた愛情の注ぎ方は、当時の黒本では「異端」とまで言えたくらいの衝撃だったのではと記憶している。作者のお得意とするところの言葉による主人公への淫語責めは当初からフルスロットルであり、多少戸惑いは見せるものの相姦なんてと明るい肯定も含めて、新しさを感じさせる作品だと言えるだろう。



DSKさんのブログでも本作をご紹介なさっています。
2006/3/23 発売危険な同居人-ママと美姉・プライベートレッスン著:秋月耕太、フランス書院文庫→ Amazonはコチラから。→ Kindle版はコチラから。→ ひかりTVブックはコチラ。〈電子書籍〉→ 総合電子書籍ストア【BookLive!】はコチラ。張りつめた美尻で台所に立つ、ママの後ろ姿は妖艶すぎる。乳房をわざと密着させる、Gカップの美姉は刺激的すぎる。僕を妖しく惑わす、38歳と21歳、ふたりの危険な同居人。夕方のキッチン、真夜中...
危険な同居人-ママと美姉・プライベートレッスン(著:秋月耕太、フランス書院文庫)

愛好家Sさんのブログでも本作をご紹介なさっています。
1414『危険な同居人 ママと美姉・プライベートレッスン』秋月耕太、フランス書院/フランス書院文庫、2006/03 発売●あらすじ母と姉と三人で暮らす少年が、夏休みに入り、姉に誘われるままエッチする仲になった。しかし、母の知るところとなって、姉とはもうエッチしない約束で母に性欲を発散してもらうが、母とも姉とも関係は深まっていく。●登場人物【中村裕也】13歳(八月十二日生)。童貞。中学二年。香奈子の息子。夏樹の弟。...
1414『危険な同居人 ママと美姉・プライベートレッスン』

テーマ : 二次元総合 漫画・エロゲー・小説・エロアニメなど
ジャンル : アダルト

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弓月誠「年上三姉妹 素敵な隣人たち」

弓月誠「年上三姉妹 素敵な隣人たち」
(フランス書院文庫、2005年5月、表紙イラスト:新井田孝)

ネタバレ有り。御注意下さい。
2016年7月3日レビュー再編集。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

隣人の相沢家の三姉妹とプールへ泳ぎに来た亮は、彼女たちの魅力的な肢体に心を奪われる。数日後美沙子を庇って事故に遭い怪我をするが、看護婦の麻美、大学院生の圭子、未亡人の美沙子との甘美な入院生活が始まる。

【登場人物】

向井亮
17歳。相沢家の隣に住む高校2年生。物心が付いた頃から美沙子に憧れを抱いていた。

相沢美紗子
34歳。未亡人。相沢家の長女で結婚してもそのまま相沢家に住んでいる。駅前で生花店を営み、年相応にむっちりとした身体をしている。巨乳。

相沢麻美
27歳。看護婦で相沢家の次女。学生時代には水泳で大会に出場したほどで、ボーイッシュですらっとした身体の持ち主。美沙子や圭子の想いを知りつつ、亮に性体験をさせようと誘惑する。巨乳。

相沢圭子
22歳。大学院生で相沢家の三女。銀縁メガネをしてきつい印象を受けるが、抜群のプロポーションの持ち主。家庭教師をしたのをきっかけに密かに亮の事を想っている。巨乳。

【展開】

圭子と亮をくっ付けさせようと麻美は美紗子も連れて四人でホテルのプールへとやって来るが、当の圭子は服も脱がずに読書をしていて素っ気なく、美紗子は恥ずかしさのあまり水着になろうとはしない。麻美が美紗子と口喧嘩の後に立ち去るのを見届けて亮もプールへ入ろうとすると、美紗子が準備体操くらいしなさいと上着を脱ぎ始める。美紗子の熟れた身体を見せ付けられ勃起しプールに逃げた亮をからかうように、麻美は後を追って水中で彼の身体に密着させ、水着を脱がし手コキから素股で射精に導くのだった。

数日後街中で亮と会った美紗子は自分の水着姿を見た時の彼の熱い眼差しを思い出し、逃げるように赤信号で道路を渡ろうとするが、亮が咄嗟に庇い車とぶつかり右足を骨折して入院する羽目に。亮が目を覚ますとナース服姿の麻美が現れて今だけは私を見てと誘われ、初キスから全身を愛撫されて尖った乳首で尿道口を責められると射精してしまう。そしてその日の夜遅く騎乗位で童貞を奪われ、一晩中付き合ってくれた彼女の母性に気付く。

翌日性交の疲れもあって居眠りしていた亮の元に、メガネを外しておめかしした圭子がやって来て汗ばんだ身体を清拭してもらうことに。緊張の面持ちでパンツの中まで綺麗にしようとする彼女に圧倒され、口唇奉仕まで受けると口内に射精してしまう。更にその日の夕方に美紗子が訪ねて来ると、再び勃起してしまい恥ずかしそうにする亮に気付き、こうなったのは自分のせいだからとフェラチオで射精に導くのだった。

その翌日退院した亮を出迎えた美紗子は彼を夕食に誘うと、目を楽しませてあげようとわざとノーブラでゆったりとしたワンピースを着て、乳谷を見せたり揺らしたりしてみせる。亮に迫られてリビングへ移動し馬乗りになって乳房を露わにすると、延々と乳首舐めを続けられて達してしまうが、返礼とばかりに美紗子は巨乳でペニスを挟みパイズリで射精させる。ところがその瞬間を帰宅した圭子に見られていたと気付く由もなかった。

翌日圭子は姉たちに負けないと決意し亮を自分の部屋に招くと、ケーキをこぼしたと服を脱ぐ口実にして黒下着姿を披露する。緊張を隠し切れない圭子に応えてあげようと亮は秘所を舐めて快感を与えると、お返しに馬乗りになってと言われてパイズリフェラで射精する。そして圭子を破瓜に導いてあげるものの、これが一番好きな人だったらと美紗子の乱れた美貌を想像し更に罪悪感を深めてしまう。

数日後仕事中の美紗子を昼食に誘った麻美は、姉がフェラチオまで進んでいたのを聞いて自分が教材となり女を教えてあげて良かったと安堵し、次の日にただの夏風邪なのに嘘をつき姉が倒れたと亮に告げて看病させることに。亮の来訪に戸惑いながらも素直になろうと美紗子は決意を固めると、シックスナインで二度も絶頂に至った後で、怪我をしているからと気遣い騎乗位で交わる。想い人同士で結ばれて、二人は幸せに浸るのであった。

【レビュー】

弓月誠作品と言えば「誰か一人を選ぶ」終わらせ方が定型化しているのだが、初の三人ヒロインものである本作も長女の美紗子が本命であり、それでも性欲には勝てずに誘惑されてしまう主人公は高校生と王道路線のど真ん中を突いた仕上がりとなっている。

始めに主人公と結ばれるのは次女の麻美であり、ボーイッシュな外見とさっぱりした性格に相反して、姉の美紗子や妹の圭子を思って自らは彼にのめり過ぎることもなくキューピッド役に徹している。次は三女の圭子で男性経験が無く、それでいて頭の良いところがある為に、回り道をしながらも結ばれていく。しかし主人公は彼女の誘惑を嬉しく思いながらも、本命の美紗子にしか向いていない。本作のなかでは最も不憫でならないタイプが圭子である。

メイン格である美紗子は成長途上の主人公を男として意識し始めて恥じらったり、流石に本番はと躊躇ったりと複雑な心境を覗かせる。お人好しの次女、健気な三女に比べると母性の面では勝っても、何故に主人公がのめり込むのかがいまいち釈然としないことが弓月誠作品では見られている。ヒロインに余計なバイアスを掛けずに公平に見せる配慮もあるだろうが、時にはえこひいきも必要かなと感じた次第である。

DSKさんのブログでも本作をご紹介なさっています。
2005/5/23 発売年上三姉妹-素敵な隣人たち著:弓月誠、フランス書院文庫→ Amazonはコチラから。→ Kindle版はコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。〈電子書籍〉→ ひかりTVブックはコチラ。〈電子書籍〉→ 総合電子書籍ストア【BookLive!】はコチラ。「教えて?あなたの気持ちいいところ……」「フェラって最高でしょ?出していいのよ……」「来て。入れて。私をもっと好きなだけ味わって……」女子大生と看護婦と未亡人――...
年上三姉妹-素敵な隣人たち(著:弓月誠、フランス書院文庫)

tag : 高校生主人公 童貞 処女

巽飛呂彦「隣りの果実 熟未亡人と娘姉妹」

巽飛呂彦「隣りの果実 熟未亡人と娘姉妹」
(フランス書院文庫、2005年11月、表紙イラスト:小玉英章)

ネタバレ有り。御注意下さい。
2016年7月2日レビュー再編集。

作品紹介(公式ホームページ)




【あらすじ】

隣室に住む佐久間家の母娘3人、とりわけ母のみどりに想いを寄せる勉だったが、香須美に誘われて筆下ろしを受け、更に彼女の手解きで彼女の妹の日菜佳やみどりとも関係を結ぶ事に。

【登場人物】

安達勉
16歳。高校1年生。佐久間家の隣人で両親と3人で暮らしている。初オナニーの時にみどりを思い浮かべて以来関心を寄せているが、その一方でクラスメイトの日菜佳から好かれているとは微塵も感じてはいない。童貞

佐久間香須美
20歳。大学生でグラビアアイドル「白石香須美」として売り出し中。ブラウンのストレートロングの髪にグラマラスな肢体を持った女性。友人と大学近くでルームシェアしていたが、仕事の都合で自宅に戻って来た。スリーサイズ86-58-85のメリハリボディ。

佐久間日菜佳
16歳。高校1年生で勉と幼馴染みのクラス委員。眼鏡を掛け髪を束ねた優等生タイプで、あからさまに勉に好意を持っているが素直になれずにいる。スリーサイズ80-56-80とまだ未発達な青い身体付きで処女

佐久間みどり
38歳。日菜佳と加須美の母親で15年前に夫を事故で失っている。かつては勤めに出ていたが、現在は翻訳の仕事だけで生計を立てられるほどに。清楚で少女のように若々しく、スリーサイズ90-60-88cmのFカップのグラマラスな熟女。

【展開】

悪友から香須美のグラビア雑誌の話を聞いて勉も帰りに書店に寄って購入するが、そこに日菜佳が現れ変態扱いされているところにみどりが香須美を連れてやって来る。香須美は自分に興味を持ってくれてありがとうと勉にお礼を言いながら、三人に漂う微妙な空気を察知し一計を案じることに。

翌日の放課後に香須美は学校のグラウンドに車で乗り付け、勉を連れてファッションホテルにやって来ると、好きなようにしてと誘惑する。しかし当の学は緊張の余りにペニスは萎えたままで、香須美が力付けにと口唇奉仕し始めると呆気なく口内に精を放出し、情けなくなりホテルから逃げ出してしまう。その翌日香須美の来訪を受けて部屋に招くと騎乗位で童貞を喪失し、それからというものの毎日のようにホテルで密会を続ける。

しかしそんな逢瀬も長くは続かず、ある日ホテルから車で出て来たところを日菜佳に待ち伏せされ、口汚く罵られてしまう。勉は本心が分からないと怒るものの、香須美から妹を悪く言わないでと一喝され、自分に考えがあるからと一任を求められる。そして迎えた週末にシティホテルのスイートルームに呼ばれると、ここで日菜佳を抱くように求められ、香須美の巧みな話術により彼女の見守る前で正常位で破瓜に導くのであった。

今度は日菜佳に夢中になり互いの部屋や校内で人目を忍んで性交を始めるが、ある日彼女の部屋で全裸になって交わっていたところをみどりに見られてしまいギクシャクする。又も香須美の提案で同じシティホテルの部屋に集まり、下戸のみどりを酔わせて本心を晒け出してもらおうと試みる。効果はてきめんで気を許したみどりと結ばれたものの、目を覚まして素面に戻ると彼女は犯した罪の深さに愕然とし、レストルームにこもって嗚咽してしまう。

対応に困った勉は香須美や日菜佳に相談すると、今度は勉から迫ってみてとアドバイスを受け、次の日に佐久間家を訪ねるとあっさりと許しを得られて安心する。しかし今度はみどりにだけ溺れるようになり、日菜佳が不満を見せていたにも関わらず、下校してからの慌ただしい時間に浴室で交わってしまう。そして互いに聖水を浴びてアナル性交を始めた瞬間、帰宅した日菜佳に見付かり修羅場に陥る。

再び勉は香須美に相談すると自分も構って欲しかったのよと返され、車内で口唇奉仕や背面騎乗位で交わるが、その翌日にシティホテルのスイートルームに全員が集合し仲直りの儀式を始める。独占欲の強い日菜佳がみどりと競い合っていると、香須美の鶴の一声により勉の命令通りに従うと約束させる。日菜佳、香須美、みどりの順に中出しをした勉は、全員幸せにすると心に誓うのだった。

【レビュー】

2000年代に入りデビュー以来の凌辱路線からの転換を図ろうと刊行ペースを落とし、時には別名義でのトライアルを続けていた作者の「自分の型」が定まったのは、ほぼこの作品からだと言って良いと思われる。但し本作の前に刊行された「二人の熟夫人 狂った寝室」までと本作以降での誘惑路線では明らかな違いが見られるので、何かしら参考にした作品があったのだろうと推察する。

この2005年という年はターニングポイントとなる年でもあり、同じ誘惑路線でもベテラン(第一世代)、中堅(第二世代)、新鋭(第三世代)に分かれて層の分厚くなる時期に繋がっていく。

編集部発(フランス書院文庫公式ホームページ)

第一世代:高竜也氏、牧村僚氏、西門京氏など
第二世代:鏡龍樹氏、巽飛呂彦氏、新堂麗太氏など
(ここまでが2005年当時の第一線組)
第三世代:弓月誠氏(2004年)、神瀬知巳氏(2005年)、秋月耕太氏(2006年)など


「巽イズム」(と勝手に名付けたが)の特徴である「可愛らしい母親とツンデレ娘による母娘丼」、「年齢の下限に攻め込む複数ヒロインもの」の原点らしく、母親みどりは貞淑で可憐、姉香須美は心優しい肉親系、妹日菜佳はツンデレとキャラクターの色分けが明確となっている。その後の作品では設定の華やかさ(奇抜さ)が目に付くこともあるが、本作はまだ原点でもある。基本に忠実な母娘丼と言える。後は視点が基本的に主人公目線で徹していて、一昔前の翻訳の誘惑路線を思い起こさせるものがあって特徴的ではなかろうか。

DSKさんのブログでも本作をご紹介なさっています。
2005/11/23 発売隣りの果実-熟未亡人と娘姉妹著:巽飛呂彦、フランス書院文庫→ Amazonはコチラから。→ Kindle版はコチラから。→ ひかりTVブックはコチラ。〈電子書籍〉→ 総合電子書籍ストア【BookLive!】はコチラ。「心配しないで、私が初めての先生になってあげる」挑発的な眼差しで股間に白い手を這わせ微笑む女子大生。「私も勉さんの×××をおしゃぶりしてさしあげたいの」熟れた女体に食いこむ下着を晒して誘う熟未亡人。騎...
隣りの果実-熟未亡人と娘姉妹(著:巽飛呂彦、フランス書院文庫)

tag : 高校生主人公 童貞 母娘丼 姉妹丼 処女

6年5ヵ月振りのアンソロジー作品

昨年レーベル創設から30周年を迎えたフランス書院文庫ですが、2016年7月に2010年2月以来となる6年5ヵ月振りのアンソロジー作品が登場します。

アンソロジー『フランス書院文庫アンソロジー 異常な世界 あなたの知らない官能小説』




こんな官能小説、今まで読んだことがなかった!
通勤電車、超能力で生意気な美人課長を「念動責め」夫の出勤後を見計らい「透明人間」で人妻の寝室へ。
戦国時代へ「異世界転生」し、甘い夜伽を望まれて。いきなり訪ねてきた艶めかしい絶世の美女は「雪女」!?

男の妄想が現実に変わる、世にも奇妙で淫らな物語。



※あらすじはAmazon作品紹介ページから引用しています。赤字部分は管理人が付けたものです。

アンソロジーとは異なる作者による複数の作品を集めたものということですが、今回は「異常な世界」を題材に7人のベテランから新鋭まで勢揃いとなりました。(敬称略、表紙の並び順です。)

・御堂乱
・田沼淳一
・秋月耕太
・巽飛呂彦
・弓月誠
・香坂燈也
・青橋由高

そして公式ホームページの内容紹介ではこんなタグが付いています。

・超能力
・人外
・小人化
・異世界転生
・透明人間
・淫魔
・スーパーヒロイン

作品紹介(公式ホームページ)



公式Twitterの記事では、御堂さんがスーパーヒロインで確定していますね。こちらの作品の番外編でしょうか。




あらすじで「超能力で生意気な美人課長を『念動責め』」とあるので、こちらは田沼淳一さんではないでしょうか。この作品では主人公が囁いただけで、ヒロインの身体が言いなりになってしまう内容だったかと思います。




小人化は美少女文庫の著作から巽飛呂彦さんでしょうか。こちらの作品は身長140cm、21歳の従姉が誤って開発中の薬を飲んで1/6の小人になってしまいます。




異世界ものは青橋由高さんでしょうか。美少女文庫ですが王妃(姫騎士の母親)まで登場します。




淫魔はサークル名「甘辛ギネコクラシー」名義で、音声作品を出している秋月耕太さんでしょうか。

甘辛ギネコクラシー(秋月耕太さんのブログ)

DLsiteのブログ

弓月誠さんと香坂燈也さんが透明人間か雪女のいずれかと思います。管理人はこう予想しましたがどうでしょう?

とここまで検証してみて気付いたのですが、御堂さんと香坂さんを覗いた方は、美少女文庫でも作品を書かれていますね。そう考えると今回の目的は、美少女文庫のテコ入れの一環でもあるのかななんて勝手に思いましたが…。

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テーマ : 二次元総合 漫画・エロゲー・小説・エロアニメなど
ジャンル : アダルト

プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

〈コメント〉
どなたでも書き込み自由ですが、管理人が許可するまではコメント欄に反映されないので、その辺りはご理解下さい。

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