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庵乃音人「とろ蜜美女めぐりの桃色バスツアー」

庵乃音人「とろ蜜美女めぐりの桃色バスツアー」
(リアルドリーム文庫、2016年3月、イラスト:貂)

ネタバレ有り。御注意下さい。

とろ蜜美女めぐりの桃色バスツアー (リアルドリーム文庫)
庵乃音人
キルタイムコミュニケーション
2016-03-24



【あらすじ】

憧れのサークルの先輩である真帆を三泊四日の秘仏バスツアーに誘った啓太だったが、元来の弱気な性格から告白できずにいた。ガイドの佳織に筆下ろしされ、ツアー客でOLの亜紀、若妻の美砂、未亡人の響子と交わり癒しを与えながらも、啓太は彼女たちに勇気付けられ真帆に告白する。

【登場人物】

古橋啓太
18歳。名門私立大学の仏像研究サークルに所属し、思い人である真帆を秘仏鑑賞のバスツアーに誘うことに。中性的な容貌と身体付きだが、それに反して逸物は20cmを遥かに超えた巨根で、不釣り合いな様子に本人は少し気後れを感じている。

弓野真帆
19歳。啓太の一年先輩で同じサークルに所属し、地方都市の有名古寺のひとり娘。清楚で長い黒髪をなびかせるGカップの美女。見た目に反して大きめの乳輪や濃い秘毛にコンプレックスを抱いている。

目黒佳織
22、3歳位の舌っ足らずな話し方が特徴のバスガイド。あどけない雰囲気とは裏腹に、コケティッシュな印象を与える女性。啓太に興味を持ち味見するものの、真帆に告白できずにいる彼を弟のように扱い応援する。

山浦亜紀
29歳。黒縁メガネを掛け堅物な印象を与えるが、優しい一面も持つOL。啓太たちが参加するバスツアーに同行する。年下の彼に裏切られたせいか、当初は啓太に尖った態度を見せていた。スラッとした体型ながらもバスト90cmのFカップ。

杉本美砂
25歳。亜紀の元後輩。癒し系でほんわかした印象を与える人妻。亜紀に誘われバスツアーに同行する。80cmDカップだが、全体的にムチッとした肉体美に溢れた美女。結婚したばかりで夫に浮気され、傷心を抱きつつ亜紀を慰めようとツアーに誘う。

日向響子
34歳。どこか陰のある印象の未亡人で、むちむちの完熟ボディーを持つバスト95cmのアボカド型Hカップの爆乳。ツアーでは佳織と同じ部屋に泊まることになり、彼女の本心を見抜き啓太と結ばせようとする。

【展開】

ツアーに参加し仏像の鑑賞に夢中になり、バランスを崩しそうになった真帆を支えたことで、女体の柔らかさに興奮した啓太。買い物に興じる女性たちのテンションに付いていけず、途中で寄った道の駅でバスに残っていたものの、そこへ佳織が現れる。真帆への恋心を見抜かれムキになるものの、誘われるままに口唇奉仕で射精すると、そのまま対面座位で繋がり童貞を卒業する。

啓太はその晩に泊まった旅館で真帆の様子を伺おうと部屋に向かうが、部屋付きの風呂に入浴中の真帆と響子の会話を聞き興味本意で扉を開けて中を覗いてしまう。好きな人はいるのという響子の問いに、真帆は恥ずかしさもあって啓太が本命では無いと否定するが、彼はそれを真に受けてしまいショックを受ける。それでも現金なことに二人の裸体を見て鼻血を出してしまい慌てて退室するが、そこへ通り掛かった亜紀に見付かり冷たい視線を浴びるのだった。

翌日折りを見て寺院の境内の林の中で啓太から口止めをお願いされて亜紀は冷やかな態度を崩さずにいたが、盗み聞きして真帆の本命が自分でないのだと聞かされると憐れみの感情が沸き上がる。可哀想な者同士慰め合おうと提案し啓太に口唇愛撫を受けるが、突然彼がSっ気を見せて立ちバックにさせられると、巨根に突き立てられて気を遣ってしまう。

その日の昼食の際に、トイレの前で響子より積極的に動かないとダメだとアドバイスを受けた啓太は別の寺院巡りの最中に脇道へと真帆を連れ出し、口付けを交わしながら巨乳を揉み良い雰囲気になる。しかし前夜の覗きをうっかり口に出してしまい、自らの身体にコンプレックスを抱いていた真帆に激しい羞恥を与えてしまい険悪な仲に。
その晩すっかり意気消沈してしまった啓太を見て、亜紀は同行している美砂の境遇を明かし、夜這いをして慰めて欲しいと依頼する。彼がムチムチの若妻の布団に潜り込み身体を愛撫して四つん這いにして挿入しようとした所で、隣で狸寝入りしていた亜紀も我慢できないと美砂にクンニするように迫り、変則的な3人プレイに興じるのだった。

翌朝目当ての秘仏を目前にして啓太はぎこちなく真帆の隣の席に座っていたが、昼休みに響子に呼び止められ、女子トイレの個室に連れ込まれてしまう。真帆をどう思っているのか問い質されていると、隣の個室に他の利用客が入って来て動揺するが、響子は隣にいるのは真帆だと告げる。焼きもちを焼かせようと未亡人はトイレの中で口唇奉仕やバイズリなどをして積極的に誘惑するが、啓太は我慢できずに対面立位で交わり、隣で真帆が切ない声をあげながらオナニーしているのを聞き心の中で謝罪しながらも絶頂する。

秘仏を拝観した啓太は改めて真帆に告白するが、彼女は堅い表情を崩さない。響子を含めてこの二日間の行状を洗いざらい打ち明けると、真帆は大嫌いだと泣きながら抱き付き告白を受け入れる。濃厚なキスを交わし魅力的な女体を楽しんだ後、彼女を柱に手を付かせて秘所をクンニして絶頂へ導く。そしてその晩響子の計らいで同室にさせてもらった啓太は、可憐な彼女を破瓜へと導き結ばれるのだった。

【レビュー】

作者による「とろ蜜」シリーズは約2年振りの刊行でリアルドリーム文庫の分量からすると、五章立て(挿絵も五枚)というお約束の中での展開の為、主人公が本命彼女と結ばれるまでに他の四人のヒロインとは基本的に一回ずつの見せ場になるのは止むを得ないのかもしれない。最初にバスガイド、その後は男に裏切られ傷を負ったOLとその後輩である若妻、夫に先立たれた未亡人を経て、最後は清楚な先輩と相思相愛の仲になる。もう少し一人一人の濡れ場を見たかったという気もするのだが…。

弱気で中性的な主人公ではあるが逸物だけは別の持ち物というタイプであり、先輩を含め全員が年上ヒロインという関係性において彼女たちは初めは摘まみ食いといった感覚だったのが、思わぬ偉容に夢中になりあられもない声を上げてしまうのが妙味と言えるだろう。大きな乳輪や濃すぎる茂みなど、そそられるセックスアピールをメインヒロインに付与するのは庵乃音人作品では度々見られる。個人的にはそんなところに恥じらいを覚える女子大生も良かったが、彼女を嫉妬させようとトイレで破廉恥な行為に及ぶ未亡人のキャラクターの方に興味を抱いた次第である。

みきりっちさんのブログでも本作を紹介なさっています。
とろ蜜美女めぐりの桃色バスツアー (リアルドリーム文庫)posted with amazlet at 16.03.30庵乃音人 キルタイムコミュニケーション (2016-03-24)売り上げランキング: 5,089Amazon.co.jpで詳細を見る3月発売のリアルドリーム文庫の新刊です。読み終わったので、レビューです。主人公は、仏像サークルに入っている大学生です。そんな彼には同じサークル内に想い人が…。それは、1つ先輩である「真帆」(まほ)でした。秘仏鑑賞バスツア...
リアルドリーム文庫 とろ蜜美女めぐりの桃色バスツアー レビュー

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tag : 大学生主人公 童貞

本城山羊「新しい母、新しい姉妹、新しい先生」

本城山羊「新しい母、新しい姉妹、新しい先生」
(フランス書院文庫、2016年3月、表紙イラスト:松原健治)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)




【あらすじ】

交通事故で両親を失い、母親の友人である早苗一家に引き取られた利久。少年に興味を抱いていた長姉の香織により性の手解きを受けるが、その関係を知った次姉の優衣、養母の早苗、担任の絵美とも性交に及んでしまう。

【登場人物】

春日(御園)利久
年齢不詳の少年。1年前に両親が事故に遭って亡くなり、親戚筋は引き取りを断ったので一時的に施設に預けられた。母の友人である早苗夫妻により養子縁組を取られている。まだ射精や自慰といった性的な知識は無いが、無意識なほどの性豪であり大人顔負けな巨根の持ち主。

春日早苗
39歳。会社員の夫との間に娘が二人いる。セミロングの髪に、母性を象徴するかのように巨乳の熟女。多忙で海外出張により不在がちな夫とはセックスレス気味だが、それを表に出さぬように努めている。

春日香織
20歳。早苗の長女で大学生。茶色い髪を肩までのミディアムパーマにし、露出の多い服装を好む。男性経験は豊富な方。

春日優衣
19歳。早苗の次女で姉の香織とは対照的に背中まで伸ばしたストレートの黒髪で、清楚で優しげな印象を与える。男性経験は無い。

神楽絵美
28歳。利久の担任教師。肩まで伸ばしたストレートヘアに縁なしの眼鏡を掛け、生真面目な印象を与える。亡くなった弟に利久が似ており、密かに気に掛けていた。男性経験はあるらしい。

【展開】

春日家に引き取られて数日後、利久の態度がまだよそよそしいと香織の提案により、居間に布団を敷いて四人で川の字になって眠ることになった。隣の早苗の寝姿に興奮し、逆側で眠った振りをする香織の露出した乳房を見てペニスが硬くなってしまった利久は、目覚めた彼女の手で精通に導かれる。毎晩のように手コキにより手懐けた香織は元に戻そうと提案すると、その晩に口唇奉仕でペニスの皮を剥きながら射精させ、更に馬乗りになると童貞を奪ってしまう。

こうして毎晩のように香織と逢瀬を繰り返していた利久だったが優衣が二人の仲を疑い、サインが脱衣かごに置かれた姉の赤い下着だと知り関係に気付いてしまう。姉が不在の夜利久から真相を聞いた優衣は、追い出されるのではと怯える義弟を慰めようと抱かれることを決意するが、少年に似つかわぬ巨根と性欲に翻弄され夢中になる。その晩以来すっかりご無沙汰となった香織も黙っていられる訳もなく、姉妹で義弟の精を搾り取る始末となる。

家の中で毎夜繰り広げられる乱交に養母の早苗が気付くまでにそれほど時間は掛からず、彼女は娘たちから利久を引き離し自分の元で寝起きを共にするが、早速その夜に性欲に支配された利久からセックスがしたいと迫られる。早苗は初めは本番を回避しようとパイズリで精を抜くものの底無しの利久に懇願され、一度だけと決心し正常位で繋がってしまう。
翌朝キッパリと利久の願いを拒もうとするも、早苗はあと一回、もう一回と気を許す内にいつしか少年の獣欲の虜となり浴室やキッチン、更には一時帰宅した夫が眠るベッドの隣で交わる始末。遂には仮病を使ってまで一日中自分を求めて来る利久を制御出来ずに、後ろ手に縛られたまま四つん這いにさせられアナルまで許してしまう。

利久が学校を休んでから五日後流石に不審に思い春日家を訪れた絵美が目にしたのは、白昼から爛れた性交を繰り返す母子の姿であった。亡くなった弟と利久を重ねて見ていた彼女は早苗を全否定するかのように罵倒し、自分の部屋に引き取ることを決意する。しかし一日とて溜まる精液を放出しないと我慢がきかない利久は早苗の時と同じようにセックスを迫り、絵美も気を許したのが裏目に出て一晩中性交を求められ、更には一緒に登校した朝から学校のトイレで求めるようになる。

その日の夕方春日家に戻ることを許された利久は、絵美に連れ去られたと知ってガッカリしていた養母や姉たちに事情を話すのもそこそこに、M字に開脚した香織、優衣、早苗の順に交わり胤付けをするのであった。数日後絵美は春日家を訪ねると、教師としての立場では許されることではないと言いつつも、女としては利久を手放したくない気持ちは分かると謝罪する。そしてある日親睦を兼ねて四人の女性たちは利久を連れ、温泉宿で若き暴君にかしづくと裏の穴まで提供して濃厚な胤汁を注ぎ込まれるのであった。

【レビュー】

美少女文庫のエース作家によるフランス書院文庫四作目の本作は、同文庫より2015年に刊行されたよく似た題名の『新しい母・新しい姉・新しい隣人』(村崎忍氏/著)と設定が似ており、身寄りがなく里親に引き取られた少年が無意識なほどの性豪振りを発揮する内容である。

参考作品




初めは精通や性交そのものですら知らない主人公に手解きをするのは、長姉の【香織】20歳である。彼女にされるがままの彼が獣欲に目覚め始めた頃に、彼女の一つ年下の次姉【優衣】とも関係を結び姉妹丼の様相を呈してくる。毎夜繰り広げられる性交に養母(姉妹に取っては実母)の【早苗】39歳が気付かぬ訳もなく、少年を手元に置くものの既に性欲の塊と化した彼に甘えられながらも、身体を許してしまう。

本作では養母との官能描写に最も多くページを割かれているのは(フランス書院文庫での)お約束と言えるのだが、初めは一度だけのつもりがなし崩しになって裸エプロンになって自ら求めたり、眠る夫の隣のベッドで迫られたりと始終交わりっ放しの状況である。そこにダメを押すかのように少年の担任の【絵美】28歳が現れ、爛れた関係だと自分が引き取るものの、結局は養母と同じ状況に陥ってしまう。

場面転換として女教師が登場するのは分かるのだが、養母と同じような描写であるならば敢えて一人増やす意味があったのかどうか?そもそも精通すらしていなかった主人公がこの段階では既に「優しき暴君」にまで成長しているが、メリハリがなくひたすらやりまくりな展開で途中でお腹いっぱいになってしまったのもあり、もう少し緩急を付けて欲しかったところである。中盤から主人公がただの射精マシンのように思えたし、個人的にはもう少し母娘によるショタ成分を入れて心理描写を加えても良かったかなと感じたのだが…。

みきりっちさんによる作者の美少女文庫最新作のレビュー記事です。
夏期補習 ~奪われた彼女~ (美少女文庫えすかれ)posted with amazlet at 16.03.24ほんじょう 山羊 ゆきよし 真水 フランス書院 Amazon.co.jpで詳細を見る3月発売のえすかれ美少女文庫の新刊です。読み終わったので、レビューです。原作がある作品で、元々は同人誌(コミック)が原作のノベライズ作品みたいですね。主人公は、サッカー部で活躍しているちょっとお調子者の男子学生です。そんな彼には、最近ようやく付き合い出した彼...
えすかれ美少女文庫 夏期補習 奪われた彼女 レビュー



夏期補習 ~奪われた彼女~ (美少女文庫えすかれ)
ほんじょう 山羊
フランス書院
2016-03-22

tag : 童貞 姉妹丼 母娘丼

小鳥遊葵「淫ら熟女ぐるい 未亡人兄嫁と若兄嫁と義母」

小鳥遊葵「淫ら熟女ぐるい 未亡人兄嫁と若兄嫁と義母」
(フランス書院文庫、2016年3月、表紙イラスト:新井田孝)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)




【あらすじ】

夏休みを終えて兄と父の法要を済ませた洋介は、島のしきたりに倣い長兄の嫁の艶子の手解きを受けるが、その直後に次兄も後を追うかのように亡くなり、妻の翠に誘われ関係を結ぶ。そして義母の響子とも交わるが…。

【登場人物】

冴木洋介
18歳。冴木家の三男で高校生。長兄と父親を相次いで亡くし事実上の後継者だが、来春には島を出て大学へ進学する予定でいる。20歳近い男子は長男の嫁が手解きをするという島のしきたりに倣い、艶子に教えてもらうのを心待ちにしている。

冴木響子
39歳。25歳も離れた洋介の父親の後妻として嫁いだが、昨年病気で亡くしたばかり。島の育ちで風習には抵抗はないものの、出来るなら自分が艶子に替わって手解きをしたいと願っている。艶子以上にむっちりとした体型の熟女。

冴木艶子
34歳。冴木家の長男である夫を3年前に洋上の事故で失っている。響子と同じように巨乳と熟れたお尻が魅力的な熟女。子に恵まれず実家へ暇に出されるのではないかという不安を抱きつつも、洋介に想いを寄せている。

冴木翠
29歳。冴木家の次男の妻で、実家とほど近い場所に新居を構えている。夫は漁師の後継者になることを拒み、大学進学後商社勤めを選び海外に赴任していたが、後に交通事故に巻き込まれて亡くなってしまう。元々島外の都会っ子のため、島の風習には抵抗を覚え、響子や艶子とはギクシャクしている。

【展開】

父や長兄の法事が執り行われた晩、洋介は儀式の一つとして義母の響子に身体を清めてもらおうと浴室に二人でいたが、服の上からでも分かるほど熟れた彼女の姿態を見て欲情してしまう。遠回しに自分が筆下ろししたかったと艶かしく呟く響子の色香に刺激され、洋介は彼女の裸が見たいと要望し秘裂に触れながら手で射精に導かれる。

一方清めの儀式が長いと寝室で待つ艶子だったが、洋介が部屋にやって来ると送り出した義母の心境も分かるだけに、嫉妬混じりに義弟に何かあったのではと問い掛ける。それでも待ちきれずに彼を跨ぐと呆気なく終わったにも関わらず、亡き夫を凌ぐ巨根に我を忘れるほどの愉悦を得る。情交を終えて一段落しようとキッチンに飲み物を取りに来た洋介は、何故か喪服姿に着替えて顔を出した響子に再び欲情し口唇奉仕を要求して射精すると、部屋に戻りうたた寝していた艶子の秘所を愛撫する。更に相互愛撫で散々高ぶらせた後で正常位で貫き、未亡人兄嫁に快感を与えるのだった。

その一週間後夫の訃報を受けて慌ただしく法要を済ませた翠は、後片付けを口実に洋介を連れ出し際どい話をしながら酒に酔った振りをして寝室に連れていかせる。彼が身体を清めようとタオルを取りに行く間にわざと声をあげながらオナニーしていると、流石に興奮を隠し切れずにいた洋介に手解きのおさらいをしてあげると誘う。秘所を手や舌で愛撫されすっかり受け入れ体勢が整った翠は、馬乗りになると洋介の逸物を挿入し膣奥に迸りを浴びせられる。

一方洋介がなかなか帰宅しないのを不審に思った響子は彼に連絡するが、ちょうどその時が翠との情交の最中であった。翠に嫉妬を覚えながらも家で待つ艶子は、響子から子作りの機会は手解きをした夜だけでは無いのだからと洋介を誘うように勧められ、帰宅した義弟が情事の痕跡を隠せずにいるのを見て寝室に誘う。
先に入浴を済ませた艶子が部屋で待つ間、響子は今回のいきさつを洋介に打ち明けると、彼はしたいと思ったら自分から迫って良いと解釈し一緒に入浴してと義母に告げる。洋介に迫られながらも本番だけは駄目と言う響子であったが、バックで押し倒されて秘所を舌で愛撫されると、言葉と裏腹にペニスを受け入れ射精されるのだった。一方艶子は浴室から聞こえる母子の喘ぎで関係を確信するが、義母の気持ちが分かるだけに誤魔化そうとする洋介を深く追及することはなく情交に溺れていく。

その一週間後進学で島を離れる予定の洋介は送別会で出掛けている間に、艶子は響子を誘い久々に一緒に入浴する。そこで彼女はあの晩に洋介と浴室で交わっていたのではと切り出し、自分たちの関係を黙認してもらうのと引き換えに共犯になろうと提案する。本当は洋介に夜這いをして欲しくて寝化粧を整えていたが、律儀にも扉をノックされ自ら受け入れざるを得なくなった響子は、騎乗位で洋介に跨がり悦びの声をあげてしまう。

その頃艶子は家の一大事だと翠を連れて来て二人で母子の激しい情交を見守っていたが、積極的な翠に火照った身体を弄られて大きな声をあげてしまい母子に気付かれてしまう。兄嫁たちが側に寄って来ても四つん這いさせたまま交合を解かずに絶頂へ導いた洋介のペニスを奪った翠は、上京しても響子や艶子を呼び寄せて関係を続けると聞き、自分を除け者にしないでと訴える。元より世継ぎのことより単純に三人が好きだと告げた洋介は、喪服に着替えさせた彼女たちを四つん這いにして並べ交互に貫くのだった。

【レビュー】

本作も東北地方(宮城県)のとある島を舞台に18歳の主人公に対し、義母の【響子】39歳、長兄の嫁の【艶子】34歳、次兄の嫁の【翠】29歳の三人がそれぞれの思惑を秘めながらも、最後は主人公に惹かれていくまでを描いている。因みに作中で「隣の島では祭りの夜に35歳の未亡人が18歳の童貞少年の筆下ろしをする」風習に触れていることから、『熟女のやさしい筆下ろし』の舞台になった隣の島が本作であり、「20歳近い末っ子が未経験の場合、長男の嫁が手解きをする」というしきたりである。

義母の響子は夫がかなりの年上というのもあり、長男が存命中に積極的な営みを繰り返しているのを見て、女として艶子に羨望の眼差しを向けていたような描写もある。主人公に対しても母子とは言え、その垣根を乗り越えて「男と女の関係」になりたいと願っているものの、亡き当主の未亡人としては踏ん切りが付かずにいる。

しきたりに沿って筆下ろしをした艶子は一度で主人公の偉容に夢中になるが、掟を破ってまで再び迫る訳にもいかない。主人公も二人に並々ならぬ興味を抱くものの手を出せずにいて、義母の勧めによって関係が前進するのは中盤からである。その間には次男である夫を事故で亡くしたばかりの翠が積極的に迫り、主人公と結ばれる描写もある。

個人的にはここまでの流れをもう少し削っておけば、終盤の拙速さは無くせたのかなという気がする。一つ一つの官能描写はとにかく濃厚だし熟女たちの情念に関する描写も非常に丁寧であり、前半と後半のペース配分でバランスが取れれば…という点で、やや勿体ないように思える。

tag : 高校生主人公 童貞 熟女限定 母子相姦

山口陽「お尽くしします 大正純潔娘と僕」

山口陽「お尽くしします 大正純潔娘と僕」
(フランス書院文庫、2016年3月、表紙イラスト:川島健太郎)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)




【あらすじ】

嫁入り前夜の桜子はせめて恋愛くらい自由でいたいと物思いに耽りながら夜の庭を散策していると、穴に落ちて100年の現代にタイムスリップしてしまう。そんな彼女を秀貴と紀久恵の二人が保護するが、甥と叔母の関係なのに激しい情交をしているのを覗いてしまい…。

【登場人物】

小原秀貴
20代?の会社員。勤務先の都合もあって、叔母の紀久恵の自宅に住まわせてもらっている。これまで女子と縁がなく、積極的な叔母に童貞を奪われるのではとひたすら自制に努めていた。

葛城桜子
19歳。大正時代に暮らす良家の令嬢で、高等女学校を卒業したら婚約者の元へ嫁ぐ予定だった。せめて恋愛くらい自由でいたいと自宅の庭を散策していたところ、穴に落ちて100年後の現代にタイムスリップしてしまったらしい。処女。

西園寺紀久恵
41歳。秀貴の母親の妹(叔母)でセミロングの黒髪で理知的な容貌。西園寺流茶道の後継者で弟子たちの前では立場を踏まえた振る舞いをしているが、秀貴の前では素が出てノリが軽く甥っ子に対する愛情を隠そうともしない。

【展開】

夜の公園で甥っ子に襲って欲しいと言わんばかりに秀貴に絡む紀久恵だったが、茂みの奥から突然桜子が現れ倒れてしまったのを見てひとまず自宅で保護しようと介抱する。そして蜜戯の続きをしようと馬乗りになり童貞を奪うが、意識を取り戻し家を歩き回った桜子に情事を見られてしまう。

翌日桜子が曾祖母の名前を口にしたのを聞いて紀久恵は彼女が現代に誤ってタイムスリップしてしまったと納得するが、当の桜子や秀貴も半信半疑のまま二日が過ぎていく。その晩に再び紀久恵と秀貴の情事を覗き見ながらオナニーし絶頂してしまった桜子は、立ち去る際に足音を立ててしまい二人に見付かってしまう。そこで紀久恵の思い付きにより桜子も仲間に加わることになるが、初心なだけに紀久恵のアシストを受けながら秀貴に貫かれるのであった。

奔放な紀久恵のペースに巻き込まれながらも秀貴は一週間も桜子に手を出さずにいたが、それを見かねた紀久恵は秀貴が入浴している隙を突いて桜子とともに浴室に侵入する。秀貴は口唇奉仕のやり方を覚え精液を飲んでくれた桜子に欲情し、湯上がりに着替え途中の襦袢を捲りバックで貫くが、紀久恵も黙っていられずに桜子の形の良い乳房を揉んで刺激を与える。桜子は秀貴の迸りを背中に浴びて愉悦に浸ってしまう。

桜子がやって来てから1カ月後、知人の喫茶店の臨時アルバイトとして桜子を雇うことになり、紀久恵は女給プレイと称して桜子に秀貴のペニスに口唇奉仕させると、椅子に座ったままの彼の逸物を桜子と自分の秘唇で挟み込み快楽を得る。数日後秀貴はそんなプレイを思い出しつつ桜子の働き振りを見ようと会社帰りに喫茶店を訪ね、その帰りに桜子が明るく変わったと指摘する。

更にひと月が経ち休む間もない位秀貴に抱かれる日々を送っていた桜子だったが、タイムスリップした日の夜と同じような月夜を見て元の世界に帰ることを決意する。そこに紀久恵が現れ秀貴には何も告げずに立ち去ることを話すと、せめて居なくなる前に秀貴を誘いデートをするように勧められる。その場所がラブホテルだと知って秀貴は驚き桜子に即尺されてしまうが、これまで紀久恵がいる中での情交が多かっただけに今度は自分が主導しようと考え、口唇愛撫で潮を吹かせたりローターを後ろの穴に入れて四つん這いにして交わって失禁させたりと快感を与える。そしてその晩…。

【レビュー】

題名通り「大正純潔娘」で嫁入り前の生娘である【桜子】19歳が100年後の現代にタイムスリップするという、これまでのフランス書院文庫のテイストではあまりお目に掛かることの無い意欲的な作風である。その現代では会社員の主人公と同居する叔母【紀久恵】41歳が彼女を保護するのだが、この叔母は山口陽作品ではお馴染みの奔放的で肉食なヒロインで、作中では主人公とはセフレと発言しつつ初心な桜子も巻き込んでしまう。

とは言え、その叔母自身は表向きは茶道の後継者で主人公の叔母でもあり、社会的にはそれ相応の振る舞いもしている。主人公に対しても単なる血縁者として有り余るほどの愛情を抱いているものの、主人公の負担にならぬように避妊しつつ敢えて道化に扮しているようにも伺える。桜子に対しても性的な興味を持ちながらも知らぬ時代にやって来た彼女を思いやる部分もあるし、いつもの奔放な「だけ」ではないヒロイン像には好印象を抱いた。

情交場面は桜子とデートをする時には主人公がいつになく主導権を握ろうとすることもあるが、基本的には叔母と桜子を交えて三人での描写がメインである。桜子自身は控え目に見えて意外にも肉食的。タイムスリップものなだけに出逢いも有れば別れも有るものの、全体的には美少女文庫作品を思わせるようなライトさで纏められているのはこの作者らしいと言えるだろう。

tag : 社会人主人公 童貞 処女

小日向諒「喪服母娘【ひとりみ】」

小日向諒「喪服母娘【ひとりみ】」
(フランス書院文庫、2016年3月、表紙イラスト:村山潤一)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)

作者本人による自著解説




【あらすじ】

8年前のある朝に出勤途中の千沙子に自転車を貸してあげたのをきっかけに、彼女と結婚間近まで漕ぎ着けた寛人だったが、自慢の精力が災いして一人で性欲処理をしようとアダルトDVDを借りるところを彼女の娘の真梨奈に見付かり詰問される。そんな彼女も実は寛人のことが好きで、満たされぬ片想いを奉仕に置き換えて彼に迫るが…。

【登場人物】

宗田寛人
28歳の会社員。8年前出勤途中の千沙子に自転車を貸してあげたのをきっかけに真梨奈の家庭教師となり、現在は千沙子の婚約者として付き合っている。女性経験は豊富で精力に満ち溢れた巨根の持ち主。

樋口千沙子
38歳。通信会社で課長職に就くキャリアウーマン。黒髪のミディアムロングヘアに理知的な双眸が特徴的。170cmを超える長身でGカップ。10年前に自ら運転する車で事故に遭い、同乗していた夫を失っている。シングルマザーとして真梨奈の良き母親であろうと努力していたが…。

樋口真梨奈
18歳の大学1年生。千沙子と亡き前夫との間に産まれたひとり娘。母親と同じような背格好の美女だが、唯一バストはDカップと控えめなのを気にしている。寛人に対しては小悪魔な態度で弄ることもあるが好意の裏返しであり、母が好きなのを知り良き娘であろうと振る舞う。

【展開】

千沙子の夫の命日に法事を終えて樋口家に帰宅した寛人は、真梨奈が外出したのを見るとリビングで千沙子をバックで抱くものの、いつもより回数が少ないのもあって欲求不満に陥る。そしてレンタル店でアダルトDVDを借りようとした所を真梨奈に見咎められ、自宅のリビングで詰問責めに合う。偶々とは言え若い娘にも興味があると真梨奈に納得され、突然自分が性欲処理をしてあげるからと提案される。手や口を使って一度精を抜き取られてもまだ勃起したままの寛人は、義娘の足を使って倒錯した感情を抱くのだった。

頻繁に寛人の自宅に押し掛けては真梨奈は性欲処理を口実に奉仕を繰り返すが、セクシーなスリップを身に付けて素股で行為を終えると義父への愛情を抑えることが出来ず泣き出してしまう。真梨奈の告白に応じ口付けを交わした寛人だったが、そこへ千沙子の呼び出しを受け樋口家に向かう。生真面目な彼女は寛人の女にはなれないと謝罪し身を退こうとするが、真梨奈は自分が恋人で母を愛人にすれば良いと提案し千沙子もそれを受け入れる。

外食を終えて自分は飲みに行くからと千沙子が夜のネオン街へ消え、先に樋口家に戻った真梨奈は濃厚な口付けだけで済ませようとした寛人を引き止め、母が居ない間に処女を奪って欲しいと訴える。寛人は真梨奈の寝室に移動し自ら跨がろうと気丈に振る舞う彼女を制し、正常位とバックで立て続けに中出しすると、酔った千沙子を迎えに行く。改めて母娘で愛したいという彼女のプロポーズを受けホテルに移動する。これまでは娘への引け目もあって立て続けの情交にあまり応じていなかった千沙子だったが、タフな寛人に翻弄されてあられもない姿を晒け出してしまう。

秋を迎え樋口家に移った寛人はある日の夕方に駅前で待ち合わせし、恋人と愛人が夕食を何にするかやり取りしているのを微笑ましく見つめ食事を済ませるとホテルに向かう。ノーパンでストッキングを直履きした千沙子に高校の制服を着た真梨奈の秘裂を口唇愛撫させ、自らは千沙子の秘所を舐めてどちらが先に達するか競わせると、寛人は言葉責めにしながら先に千沙子を貫き孕ませ願望を口にする。次に達した振りをして二人の情交を見ていた真梨奈にもお仕置きと称し、寛人は濃厚な子胤を注ぎ込むのであった。

【レビュー】

本作の主人公は28歳の社会人【寛人】であり、長年に渡り親しく付き合って来た38歳のキャリアウーマンの【千沙子】とその娘の【真梨奈】18歳がメインヒロインとなる。題名が「喪服母娘」なのでいかにもな印象を与えるが、実際に喪服姿の情交場面は序盤の千沙子のみである。ヒロインとは完全には服を脱がさずに交わる描写が主なのは、小日向諒作品に触れている読者ならばもう承知のことであろう。本作での情交場面は千沙子が2回、真梨奈が1回、母娘で1回ではあるものの、一つ一つの場面はいずれも濃厚である。

本作の主旨は「義娘もの」であり、主人公と母娘それぞれの年齢を等しく10歳差としていて、母と娘それぞれの立場から主人公への愛情の向け方が微妙に異なっているのがポイントなのかもしれない。娘が主人公に好意を抱いているのを知っていて苦しみながらも恋人であろうとする母親、母の為に小悪魔な態度で明るく振る舞おうとする娘。小日向諒作品ではヒロインたちは「いい人」過ぎて互いに遠慮し、素直に主人公に想いをぶつけられずにいる部分と、想いが報われてからの乱れっぷりとのギャップが妙味と言えるだろう。

母娘丼は官能小説では近年ありがちなパターンの一つではあるが、本作はまた一味違った切り口から攻めており独自性を発揮していると思う。

tag : 社会人主人公 母娘丼 処女

2016年3月刊情報&4月刊情報

2016年も早くも2ヵ月目を終えようとしています。暖かくなって来ると同時に、毎年通過儀礼であるかのようにこの時期にスギ花粉症を発症してしまいますが、今年はまだまだそこまで酷い症状ではないのが救いです。
他人に伝染させる病気でこそ無いものの、一度発症すると厄介なスギ花粉症。「今年は掛かったみたい」と知人から聞く度に、「お気の毒に」とは言いつつ、内心では「よし、仲間が増えた」と罰当たりな事を思ってしまいますね。

話は変わりますが、年度末に差し掛かる3月のフランス書院文庫からの新人デビューは無く、ベテラン・中堅勢がラインナップを固める形となったようです。


●フランス書院文庫2016年3月刊情報

「これから出る本」(公式ホームページ)


綺羅光『新妻拠出 淫獣上司に狙われて』




公式ホームページを見てすぐ分かることですが、対象のヒロインはどうやら一人のようです。


御堂乱『人妻捜査官【全員奴隷】』




「人妻捜査官」と書いて「クールビューティ」と読ませています。御堂乱さんらしい意欲的な挑戦作品ですが、6行あらすじには「玲子」と出ていて、公式ホームページの紹介では出ていなかったりします。重要な役どころなのでしょうか?


小日向諒『喪服母娘【ひとりみ】』




シンプルなタイトルが作品の体を表しており、小日向諒作品らしい創作観が反映されていそうですね。


山口陽『お尽くしします 大正純潔娘と僕』




6行あらすじには「大和なでしこを自分好みに調教」とありますが、黒本での山口陽作品ではヒロインを凌辱する作風はやらなそうな印象です。作者さんも違いますし主旨も異なりますが、この作品のような感じかなと考えています。

サムライガール (美少女文庫)
みかづき 紅月
フランス書院
2012-09-21




小鳥遊葵『淫ら熟女ぐるい 未亡人兄嫁と若兄嫁と義母』




1月に作品を刊行なさったばかりの小鳥遊葵さんの新刊が早くも3月に登場です。本作はヒロイン3人のようです。因みにコンビニ向け白表紙版の書影が出ていますが、いずれも新井田孝さんの手によるものです。


本城山羊『新しい母、新しい姉妹、新しい先生』




このシンプルなタイトルで母娘丼&姉妹丼、女教師ものと分かってしまいますが、こんな似たタイトルの作品も去年出ていましたね。作者さんは違いますが…。




同じイラストレーターさんを起用なさっているので、ショタコン気味なヒロインが出て来そう…と考えるのは早計でしょうか。


因みに「ほんじょう山羊」名義にて、美少女文庫からも3月に新刊が刊行されます。

夏期補習 ~奪われた彼女~ (美少女文庫)
ほんじょう 山羊
フランス書院
2016-03-22



こちらは昨年から美少女文庫で積極的に進めているノベライズ化作品の一貫のようです。憶測になりますが、美少女文庫での2月刊行が4作品となった為、本作が玉突き的に3月へ延期になったものと考えます。NTR(寝盗られ)とショタコン?で作風は真逆ですが、同じ作者の作品ということで相乗効果はあるかもしれません。


DSKさんのブログにて、3月刊行の「気になる」作品をピックアップなさっています。
2016年3月発売予定の官能書籍から気になる作品をDSKが独断と偏見でピックアップ!●フランス書院文庫 2016/3/25 発売新妻供出-淫獣上司に狙われて(著:綺羅光)→ Amazonはコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。奈穂の幸せな結婚生活は『あの夜』から暗転した!酔い潰れた夫を送ってきた悪魔上司に目をつけられ、脅され犯され、肉体の隅々を味わわれ、開発される。盗聴器での寝室監視、留守中の調教、媚薬セック...
2016年3月の気になる官能書籍




▼フランス書院文庫2016年4月刊情報

【3/23更新】

麻実克人『兄嫁進呈・義母相続』

弓月 誠『独身四姉妹と居候』

榊原澪央『乗っ取る 未亡人女社長と娘三姉妹』

庵乃音人『身分違いの情姦 小笠原家の未亡人とお嬢様』

但馬庸太『調・教・風・呂 母と叔母と姉』

香坂燈也『おいしい家政婦母娘 秘密のお仕事』



◆フランス書院文庫X2016年4月刊情報

結城彩雨『【完全版】人妻肛虐全書 Ⅰ 暴走編、Ⅱ 地獄編』


ゴールデンウィーク前の商戦なだけに、ベテラン・中堅若手とバランス良く配置した印象です。麻実克人さんは1年4ヵ月振りの新刊で、既に1月からフランス書院文庫 公式ホームページにて序盤部分がWeb配信されています。弓月誠さんと但馬庸太さんは、揃って1月刊行に続く年2作品目になります。榊原さんと庵乃さんは今年初めてで、香坂燈也さんは13ヵ月で早くも4作品目到達と今後が期待されますね。



ここまでお付き合いいただき、ありがとうございますm(__)m

3月もマイペースで更新していきますので、宜しくお願いします。

テーマ : 二次元総合 漫画・エロゲー・小説・エロアニメなど
ジャンル : アダルト

高竜也「禁忌の運命 先生が僕のママになる夜」

高竜也「禁忌の運命 先生が僕のママになる夜」
(フランス書院文庫、2007年8月、表紙イラスト:新井田孝)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)




【あらすじ】

担任となった静香先生に惹かれ、章吾は授業の分からない所を聞く振りをして距離を近付けていく。しかし章吾は彼女が産みの母親とは知らず、逆に静香は成長した我が子が恋愛感情を抱くのを知って困惑しつつも、女としての本能に抗えずにいるのだった。

【登場人物】

高岡章吾
高校2年生の17歳。両親と腹違いの弟の4人で暮らしている。実は父親と静香との間に産まれたが、身分違いだとして引き離され、伯父夫妻の子供として養子縁組を取られている。幼い頃に結核を患い痩せてはいるものの、性欲は人並みにある。

藤枝静香
37歳。英語担当の教師。神戸市出身で高岡と学生時代に知り合い章吾を身籠っていたが、鎌倉の大地主である高岡の両親の反対に遭い、病床にあった親の治療費として手切れ金を渡された。大阪の進学校に勤めていたが章吾の消息を知り、素性を隠して鎌倉の系列校に転任したが…。

【展開】

静香に英語の分からない所を質問し距離を近付けていた章吾は自分の進路希望先や家族構成まで知っているのを聞き、更に週末に彼女のマンションの部屋で勉強をしようと誘われて喜び勇んで部屋にやって来る。二度も自らの手で性欲処理を済ませていたにも関わらず静香が飲む冷酒に手を付け、酔っ払って介抱を受けている内に再び勃起してしまう。静香は手で射精に導くと章吾を家へ帰すが、一人になると我が子に抱かれるという背徳感に浸りながら一人遊びを始めてしまう。

静香と再訪の約束が取り付けられず苛立ちを募らせた章吾は、悪友から筆下ろしをしてくれる女の住所を教えてもらい部屋に向かうが、いざ本番を迎える前に目にした女性器の生々しさに衝撃を受け逃げ出してしまう。浮かぬ表情の章吾を見た静香は次の週末に部屋に来るように声を掛けるが、やりたい盛りの章吾は手でしてもらうだけで満足出来ず、秘所を見せてとワガママを告げる。かつての恋人と章吾を重ね合わせていた静香は彼を慰めようと咄嗟にぺニスをくわえ、迸りを口内に受けて母としての満足感に浸るのだった。

次第にエスカレートする章吾の要求に静香は偶々来客があるからと断るが、彼は納得がいかずに再び筆下ろしの女の元を訪ねる。しかし彼女は情夫と無理心中をして既にこの世にはいないと知り、やり切れない思いを抱きながら静香のマンションへ戻って来る。客人が慌ただしく帰るのを見て静香は部屋に招き章吾の好きにさせようと決意するが、せっかちに本番をしたいとせがむ息子にオナニーを見せてあげると提案し危機を回避する。

ある日父親から内々に進めていたドイツでの治療の日取りが決まったと話を聞かされ、章吾は夏の思い出にと土曜の晩に夏祭りへ行こうと誘う。その晩章吾は静香に一方的に口唇奉仕を求めるもわざと彼女に触れずに焦らそうと考え、祭りの帰りはカップルの多い所を選ぶ。それでも無理矢理なのは嫌だと考え夏休みに入ったら治療を受ける事を正直に明かすと、静香も覚悟を決めて合鍵を渡し日本にいるまでは恋人になってあげると告げ、騎乗位で母子は結ばれるのであった。

しかし翌週章吾が年上の女と逢い引きしていると噂になり、それが彼の弟を通じて父の耳にも届いてしまう。ある日父親が慌ただしく出掛けたのを不審に思いながらも合鍵で静香の部屋に入ると、遅れて父もやって来るのを見て何かあると確信する。暫くして外出から帰宅した静香が父との話し合いをする為に部屋に戻って来ると、章吾は物陰に潜み出生の秘密やドイツに飛び立った後は二度と逢うことはないと知る。一度は帰宅したもののどうしても静香に逢いたい一心で再び部屋を訪ねた章吾は、真実を打ち明けることなく情交を繰り返すのだった。

【レビュー】

高竜也作品ではお馴染みの母子相姦ものの作品であり、主人公の出生に秘密を持つ内容である。母親の方は事情を知った上で息子に抱かれる感情に戸惑い、主人公の方は性欲と母性への憧れを混同したままで、なかなか本番に辿り着けないもどかしさを感じさせる。悲しい事情を持つ筆下ろし好きな女性も登場こそすれど、主人公とはついぞ本番を迎えずに人生を絶ってしまう。そんなもの悲しさを湛えた作品である。実質的には母子二人だけの作品の為、分量的にもまぁこの位が限度なのかもしれない。

tag : 高校生主人公 童貞 母子相姦

夏島彩「危険な家庭訪問 担任教師と三人の母」

夏島彩「危険な家庭訪問 担任教師と三人の母」
(フランス書院文庫、2006年11月、表紙イラスト:村山潤一)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)




【あらすじ】

受験を控えた中三のクラス担任になった当間は、自分を品定めするかの如く見つめる三人の母親たちと次々に関係を結んでいく。貴婦人にはホスト紛いに甘え、ウブな婦人には性戯を教え、被虐願望の強い婦人にはご主人様の如く振る舞うのだった。

【登場人物】

当間茂
32歳。中学校で数学を教える三年生のクラスを受け持つ教師。独身で真面目で大人しい印象を与え、女性とはあまり縁が無さそうに見えるが…。

桐谷可南子
37歳。欲情的でエキゾチックな美貌に、グラマラスな肢体を持つ熟女。夫は内科医で23歳の時に結婚し、一人息子がいる。金と暇を持て余しホスト通いも頻繁に行うなど、きらびやかな印象を与える。

岩井由依
34歳。茶色のレイヤーヘア一に小顔で、少女趣味な服装が似合う熟女。夫との性交渉も控えめで、ウブな印象を与える。一人息子がいる。

下村典江
35歳。エンジ色の細縁の眼鏡を掛けた気弱そうな印象を与える平凡な生活を送る熟女。中三と中一の娘がいる。

【展開】

授業参観を終えた数日後可南子は当間をホテルに呼び出すと、医大を目指す息子の為に積極的に色仕掛けで誘い、階上に予約した部屋で正常位や騎乗位で交わり精を搾り取る。そして人伝てに保護者の一人が当間を色仕掛けで迫ったと聞いて由依も自宅に当間を呼び付けるものの恥ずかしさのあまり思うようにリード出来ず、逆に言われるままに女体を弄られて感じてしまい、正常位からバックで貫かれる。

数日後典江もまた娘の受験の便宜を図ってもらおうと学校の進路相談室にやって来るが、参観日の時から一目惚れし被虐願望を抱く始末。そんな彼女の性癖を見抜いた当間はオナニーするように命じて達したのを確認すると、男子トイレの個室に移動し他の生徒に気付かれるかもしれないというスリルを味わわせながら対面座位で交わるのだった。

こうして三人の保護者と逢瀬を繰り返していた当間。ウブな由依には自宅に招き、口唇奉仕のやり方を教えたりバイブで責め立てたりして自分の色に染めていく。プライドの高い可南子にはわざと逢瀬の回数を減らし、彼女からチカン紛いに迫らせるとラブホテルに連れ込み、遠回しに車が欲しいと告げホストのように甘え倒す。被虐願望を抱く典江には自宅の寝室の窓際に吊るし、露出に近い状況で失禁させたり、後ろの穴を貫いたりとご主人様のように振る舞うのであった。

【レビュー】

2006年はフランス書院文庫の別レーベルで、「フランス書院文庫パラダイス」というラブコメ要素をはらんだ誘惑官能レーベルを立ち上げており、「凌辱」以外は「相姦・倒錯」だった黒本に「誘惑」というジャンルが根付き選択の幅が広がった時期でもある。

そんな時期もあってかこれまで凌辱要素の強い作者が誘惑ジャンルに手を出そうと考えたのも分かるのであるが、一人ずつの情交場面はなかなかの濃密さで始めは子供の為に身体を差し出していた熟女たちが次第に主人公そのものに溺れていく様は楽しめたとは思う。但しヒロインによって受け身だったり、ご主人様のように振る舞ったりと役割を変える主人公の性格がイマイチ馴染めないのと、話を繋ぎがぎこちない作りなのが気になった次第である。

DSKさんのブログにて本作を紹介なさっています。
2006/11/22 発売→ Amazonはコチラから。→ Kindle版はコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。<電子書籍>「今だけは先生に溺れたい。狂わされたいの」豊麗な美乳を押しつけ濡れた瞳で囁く教え子の母。担任教師は聖職者の仮面を脱ぎ捨て、一匹の若牡に!夕方のリビングで、夫婦の寝室で、裸エプロンの台所で三十路の女体が施す濃厚なフェラチオと甘美すぎる肉交。熟肉のすべてを独占する、昼下がりの特別家庭訪問。★★★☆...
危険な家庭訪問-担任教師と三人の母(著:夏島彩、フランス書院文庫)

tag : 社会人主人公 熟女限定

白石澪「私は人妻教師、私は女」

白石澪「私は人妻教師、私は女」
(フランス書院文庫、2003年12月)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)




【あらすじ】

多忙な夫との夜の営みが減っていた教師の響子は、テニスクラブの友人である文人に誘われるまま不倫関係に陥る。互いに教師と保護者との関係だと後に知るものの、響子は次第に大胆に文人に情交を迫り、更に夫との関係も修復しつつある中で三角関係を楽しんでいたのだが…。

【登場人物】

及川響子
静岡県在住の32歳の中学教師?で英語を担当する。5年前にシステム会社を共同経営する夫と結婚したが、多忙で出張が多く擦れ違い気味。教え子の省吾の父親とは知らずに、文人と不倫関係にのめり込む。皮肉にもこれがきっかけで夫との営みも復活し始めるが…。

高原文人
44歳。弁護士で省吾の父親だったが、性格の不一致で3年前に離婚し妻に親権を譲っている。響子が通うテニスクラブでの友人。省吾の尽力により前妻と復縁することとなり東京で新生活を始めようとするが、響子に言い出せずにいた。

玉井省吾
高校3年生。文人の長男で現在は母親の実家に引き取られている。父親を慕い母親と復縁させようと奔走するが、父親が憧れを抱く響子と不倫関係にあると知り歪んだ形で復讐を果たそうと考える。高校1年生の時に学校職員だった女性に手解きを受けている。

【展開】

響子は文人に誘われ浜名湖付近で開催されたテニス大会のダブルスに参戦し活躍すると、文人の誘いに応じ彼の部屋を訪れる。夫とは違い時間を掛けて前戯を行い、すっかり焦らされた響子は正常位でインサートされて迸りを受け止める。その十日後に行われた授業参観で文人が省吾の父親だと知り、響子は文人に誘われるまま駅前のホテルの部屋で逢い、対面座位から後背位、最後は騎乗位と長い挿入を楽しむのであった。

二度目の逢瀬から十日後、宿泊するつもりでいた文人の呼び出しを受けて温泉街のホテルにやって来た響子。夫が家で待っている手前あまり時間が掛けられないにも関わらず、文人から浴室で洗いっこした後に立ちバックで、更に帰ろうと身支度を整えている内に二回戦を求められる。情交の余韻を引き摺り自宅へ帰宅すると浴室でオナニーしてしまうが、それが夫を挑発する形となりいつもとは全く違う荒々しい肉交に喘いでしまう。

ふとしたきっかけで夫との営みが復活したと響子は喜ぶものの、夫は夫、文人とはまた別だと開き直り不倫関係を続けるが、ある日文人の部屋を出て間もなく省吾と出くわしてしまう。罪悪感も無いわけではないが夫が次第にアナルセックスに興味を抱くようになると、響子は後ろの処女は文人に捧げたいと関心を持つように仕掛け、遂には肛内に剛直を受け入れる。

多忙で暫く文人と逢えずにいて卒業式も済ませたある日、響子は文人の携帯メールで逢いたいとの呼び出しを受けて喜びいさんで部屋へ向かう。しかしそこで待ち受けていたのは省吾だった。自分のお蔭で両親を復縁に導いたのだし響子も十分楽しんだのだから身を退いて欲しい、でも何も知らずにいた母親の代わりに天罰を与えねばと、一方的な言い分を述べる少年に押し倒された響子。計算付くの愛撫に焦らされた響子は浅ましくも教え子のぺニスを求め、激しく喘ぐのであった。

【レビュー】

『現職の女教師作家(静岡在住)が描く、熟女の真実! 』
(公式ホームページの作品紹介より)

「第1回フランス書院文庫官能大賞」を受賞したデビュー作品をマスターズ文庫より刊行した作者は、短編1作品を経て長編2作目以降はフランス書院文庫からの刊行である。上記の紹介文の通りだとすれば、作中に静岡県内の地名が出て来るのも納得の内で、教え子の保護者だとは知らずに友人から不倫関係に発展し、地域柄である故か始めは離れた温泉宿だったのに、次第に彼の部屋を訪ねて…という大胆さである。

その大胆さが命取りともなってしまい教え子に内情を明かされるだけでなく、天罰との名の元に彼に犯されてしまうのも、当時のフランス書院文庫の背徳路線らしい作りだと思う。確かに不倫関係と言っても相手の男の「愛している」は情事の中でのことだし、ヒロインも夫との離婚は全く考えていない。男は妻と復縁するし、その妻が事情を知らなければ誰も傷付かない筈の大人の割り切りである。但し教え子だけはそう思うことはなく自分の正義を振りかざし「制裁」を与えるものの、ヒロインのその後の選択までは考えが及ばなかったのかもしれない。

そんな微妙な読後感の作品なのだが始めはヒロインが中学教師で三年生の教え子が登場し、中盤には教え子の大学受験と出て来る。要するに教え子が中学三年生だと勝手に勘違いしてしまった訳だが、別に彼が高校生でなくても良かったのかなと思う次第である。大人の事情なんて知る由もない、自分はやりたい事をするのだという理由付けになるだろう。

【参考作品】

こちらが官能大賞受賞作品ですが、マスターズ文庫自体は公式ホームページを除いては電子書籍化されていませんね。他にもR文庫や時代艶文庫も中途半端に電子書籍化されていたりと、対応がまちまちです。


藤原創「【初めての女性】少年と五人の誘惑」

藤原創「【初めての女性】少年と五人の誘惑」
(フランス書院文庫、2006年8月、表紙イラスト:松原健治)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)




【あらすじ】

実姉の莉奈を慕い上京した雅人だったが、姉と未遂に終わるものの自分の身の回りの人と次々に関係を持つ。一度きりと宣言されて欲求不満の雅人は莉奈にも関係を迫り、意地悪な言葉で責め立てながらも結ばれるのであった。

【登場人物】

杉原雅人
16歳。長野県出身で都内の男子高校へ進学する為に、今春から姉の莉奈の住むマンションに転居した。身長170cm位で莉奈とよく似た整った顔立ち。童貞

杉原莉奈
20歳。都内の私立大学に通う3年生。色白で身長160cmちょっとでスタイルが良い。麗華の部屋を特別に貸してもらっており、今春まで一緒に暮らし親しい仲にあった様子。

栗原真希
17歳。雅人の従姉に当たり、隣の駅の近くに住んでいる。ナチュラルな茶髪に染め、切れ長の瞳と整った鼻筋の美少女。巨乳で男性経験はあるらしい。

赤沢麗華
22歳。今春より航空会社の客室乗務員として働く為、同居していた莉奈に部屋を貸して別の場所に転居している。スタイルが良くエキゾチックな美女だが、莉奈とは性的に親しい仲なののに飽きやすく、偶々部屋を訪れた際に雅人に興味を持ち悪戯を仕掛けられる。

栗原房子
40歳。真希の母親で3年前に夫を失い、娘と2人で暮らしている。自営業を営む男性と再婚の話が出ていたものの、折からの不況で見送りとなり失意の底に浸っていた。華奢ながらも豊かな胸とヒップの持ち主。

雨宮沙織
25歳。雅人が通う高校で音楽を担当する美人教師。受け持ちが違うため直接の面識はないが、清楚で肉感的な身体付きから男子生徒の間でマドンナのような扱いを受けている。

【展開】

同居生活を始めた雅人は、莉奈と一緒に通う朝の通勤電車の混雑に乗じて彼女の身体に密着すると、下校して帰宅するなり莉奈の部屋に侵入する。履き古しのストッキングの匂いを嗅ぎながら倒錯したオナニーをすると、その晩コンパで遅くに帰宅した莉奈を介抱しようと部屋に連れていき、服を一枚ずつ脱がせる内に興奮して勃起を太股に擦り付け射精してしまう。

莉奈と合体未遂に終わったその週末に真希が部屋を訪ねて来るが、莉奈の部屋に鍵が掛かっているのを不審に思われて何かあったろうと追及を受ける。エッチなことを考えているのではと従姉に翻弄され、雅人は勃起を剥き出しにさせられると背中から密着されながら手コキで精を放出する。更に裸を見せられパイズリから口唇奉仕で二度目の射精をしたものの、続きはまたとお預けを食らわされる。

数日後帰宅した雅人は部屋に麗華がいるのを見て、その口振りから二人が親しい仲だと察するが、姉の部屋に鍵が掛かっているとサディスティックに責め立てられる。雅人の部屋で相互オナニーを披露した後で、手を縛られたまま麗華の巨乳や熟れた秘所への奉仕を迫られ立て続けに射精させられるも、又も本番はお預けだと焦らされてしまう。

お預けを食らわされてばかりの雅人は、ある日雨に濡れながら房子のマンションへやって来る。風呂に入るよう勧められた雅人だったが、バスタオルを巻いただけの叔母の色香に翻弄され、初めては房子で体験したいと懇願する。寝室に入ると身支度を整えていた房子の服を一枚ずつ脱がせながら濃厚なキスを交わすが、一度きりと念を押しながらも他の女に触られたことがあるなんてと嫉妬混じりに奉仕する房子の口中に射精する。

数日後下校途中に沙織と出会った雅人は彼女の訪問先が同じマンションと知りエレベーターに乗るが、地震のせいで急停止してしまう。迫る尿意に我慢できず失禁してしまった沙織を自室に連れて来てシャワーを浴びさせたまでは良かったが、沙織は口止めにと何でも言うことを聞くと譲らず、セックスをしてみたいと雅人は要求する。積極的に口唇奉仕し飲精する沙織に興奮し、一度きりの条件ながらも正常位で繋がる。

莉奈と不仲になってから2ヵ月が過ぎたある日、沙織や真希に無視され、麗華、房子の元を訪ねるも立て続けに冷たくあしらわれ、部屋に帰る気も失せた雅人は公園のベンチに座って雨に打たれていると、姉に保護され帰宅する。麗華にフラれた失意にあった莉奈に言葉巧みに迫った雅人はイラマチオ同然に姉の口中に精を放出すると、今度は自分の番だとクンニして指ピストンでアクメに導く。そして相姦に抵抗を拭い切れない莉奈に正常位で挿入すると、子宮に迸りを受けて理性を失った姉に求められるままに体力が続く限り交わるのだった。

【レビュー】

姉に想いを寄せる主人公が性の遍歴を辿り本命に行き着くまでの流れは、フランス書院文庫での高竜也氏や牧村僚氏が得意とする作風であり、主人公の初体験までがやや長いような気もするが概ね好意的な印象である。ただ五人とした割には年齢差を除き、従姉と客室乗務員との属性が被っているようで、一人ないし二人減らしても良かったのかなと思う。

お預けを食らわされる主人公の性格を見ると、「一度きり」とヒロインが拘るその理由も分からなくはないけれども、妖艶な客室乗務員はともかく叔母に至っては主人公の逸物に他の女が触ったのねと嫉妬混じりに呟くのを見るとその後は随分な扱いである。ヒロインの人数に拘ったがあまりに終盤に実姉と結ばれるまでの余裕がなく、駆け足にしたみたいで勿体無い限りだと思う。客室乗務員に童貞を奪われ、叔母に溺れた主人公を最後に実姉が救うという流れでもスンナリ纏まったのではないだろうか。

DSKさんのブログでも本作を紹介なさっています。
2006/8/23 発売→ Amazonはコチラから。→ Kindle版はコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。<電子書籍>「そう、上手よ…もっと大きく腰を動かしてっ…」豊満な乳房を打ち振り、腰をゆらめかせて微笑む女性。性への憧れと実姉への欲望に惑う雅人を導いてくれるのは、挑発的すぎる従姉?それとも黒下着で誘う姉の友達?柔肌の熟叔母?可憐さの奥に淫蕩さがのぞく女教師?悩ましすぎる年上巡りの末に迎える最高の初体験。★...
初めての女性(ひと)-少年と五人の誘惑(著:藤原創、フランス書院文庫)

tag : デビュー作品 高校生主人公 童貞

澪田貴「熟痴女」

澪田貴「熟痴女」
(フランス書院文庫、2004年10月、表紙イラスト:西村春海)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)

熟痴女 (フランス書院文庫)
澪田 貴
フランス書院
2012-08-17



【あらすじ】

友人の房代が甥に抱かれたいと願望を持っているのを知り、千鶴子は開放的にさせようと試練を与えるが、その裏では自分が息子の純と相姦を冒すことに躊躇いをみせる。しかし純が友人の母親・陽子と関係を結んでいたと知り…。

【登場人物】

槙田純
16歳。母親の千鶴子と二人暮らしで、5年前に貿易会社の代表だった父親を失っている。千鶴子のグラマラスな身体に関心を抱き、既に手や口での射精を許してもらっている。童貞。

槙田千鶴子
38歳。栗色のソバージュヘアーに、メートル超えのFカップでグラマラスな肢体が魅力的な熟女。純に抱かれたいと願望を持つが言い出せず、代わりに通い詰めのジムの若いインストラクターと肉体関係にある。

氏家房代
36歳。旅行会社の経理で働く独身熟女。数人の男と付き合って来たが、元来のお堅い性格の為に縁がないままでいる。Dカップ。甥に当たる俊行が予備校に通う為に上京予定で、ハプニングがないか期待している。

川野孝則
16歳。純のクラスメイトで実母に興味を持つ者同士で、ホテルのプールに向かっては熟女ウォッチングをしている仲。実は母親の陽子とは既に肉体関係にあり、アナルでの行為にも精通し彼女をメロメロにさせている。

川野陽子
38歳。孝則の母親で夫は海外赴任で不在。夫の命で良き母親であるように求められ教育ママでいようとするが、ある日孝則に告白されたのをきっかけに恋人同士となった。色白で肉感的な身体付き。

【展開】

近くのジムで二人組の痴女が出没するという噂話を聞いた孝則は友人の純の勧めで学校の帰りに訪ねるが、そこに仮面で目元を隠した二人の痴女が現れて濃密な腋臭で悩殺されながら立て続けに精を搾り取られて失神してしまう。実は二人組は純の母親の千鶴子と友人の房代であった…。

学校が夏休みを迎える数日前、房代は姉から俊行を1ヵ月間予備校に通わせる為に預かって欲しいと連絡を受ける。かねてから欲求不満を抱えていた彼女は甥との同居生活に期待を抱くが、元来のお堅い性格もあって踏ん切りが付かず、同じジムに通う千鶴子に相談する。アドバイス通りに俊行に性的な関心を向けさせることは出来たものの、あと一歩が踏み出せずに再び千鶴子に話すと、大学生のインストラクターに抱かれてみなさいと告げられる。

房代はどうにか俊行に手や口を使って毎日精を放出させるまでにはなったが、最後の一押しが欲しいとインストラクターに抱かれる決心を固める。更に千鶴子から別の高校生を誘惑してみなさいと試練を与えられてクリアすると、今度は俊行の番だと週末にデートへ誘い汗をかいてから部屋に戻り、生え揃った腋の下の秘毛で蒸れたフェロモンを嗅がせながら童貞を卒業させるのであった。

一方千鶴子は夏休みの前に息子の純と二人で水着を買いに行きグラマラスな試着姿を披露するが、純が嫉妬混じりに誰にも見せたくないと怒るのを見て愛しさを感じ、手や口で精を放出させる日々を送っていた。やはり相姦を冒す勇気が無く、そんな中でインストラクターと出逢い肉体関係を続けていたが、あくまでも純の代償に過ぎなかった。
そして純の方はというと孝則に誘われ熟女ウォッチングと称して高級ホテルのプールにやって来たが、そこへ陽子が現れ既に肉体関係にあると知って羨望を抱く。しかし純は自分が母子のダシに使われたと知って孝則と暫く会わずにいると、ある日陽子と街で偶然に出逢い自宅へ連れ込まれて、プールでの一件のお詫びをさせて欲しいと騎乗位で跨がられて筆下ろしされる。

千鶴子の代わりに陽子との情交に溺れる純だったが、母親の浮気を知った孝則は復讐すべく千鶴子へ接近する。既に陽子とはアナルで体験している彼は、千鶴子に恥辱を与えようと純が興味を抱いていると嘘を付き、プレイを収めたビデオを彼女に見せて関心を持たせる。そして週末新たな快感を得て帰宅したものの、千鶴子は純が陽子と連絡を取り合っており、肉体関係にあると知って愕然とする。

取り乱した様子の千鶴子の知らせを受け房代は恩返しをする番だと陽子より純を奪い返すが、千鶴子がなかなか本番を許してくれないと聞くと自分から迫らないと駄目と告げ、純に抱かれ自信を付けさせる。そして翌日ダブルデートと称して千鶴子や純、俊行を連れてプライベートビーチへ出掛けると、房代が一芝居を打った後で母子は結ばれ、翌朝千鶴子は全てを見て欲しいと後ろでの行為で乱れた姿を晒け出す。そして1年後すっかり後ろでの性交に溺れた房代とともに、千鶴子はパートナーだけでは物足りぬとジムに繰り出すのであった。

【レビュー】

「熟女+痴女」で「熟痴女」と分かりやすいネーミングであり、先に千鶴子と房代がサキュバスのように少年の精を搾り取る場面を見せてから、彼女たちが淫らになっていく過程を描く展開の面白さを見せている。

メインの千鶴子と純、彼女の友人の房代と甥、純の友人母子と三組のカップルが相姦に至るまでを始めは房代の視点で、後半は千鶴子と純の目線で描かれている点は物語としての完成度は高いと思う。しかし関係を複雑にし過ぎて終盤での纏まりの弱さに繋がっているように見えるし、官能描写で多用される「みさくら語」的な喘ぎが熟女らしさを失わせているように思えてならない。その分アナルへの調教という重苦しさは感じさせず、カラッとした独特な雰囲気を漂わせている。

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澪田貴「熟女【スウィート・フレグランス(匂い)】」

澪田貴「熟女【スウィート・フレグランス(匂い)】」
(フランス書院文庫、2003年7月、表紙イラスト:西村春海)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)




【あらすじ】

夫を失い5年が過ぎた未亡人の綾乃は、息子の担任の倉本との密会を重ねていく。一方物分かりの良い息子を演じていた孝志は、叔母の美津子の手解きを受け倒錯した性交にのめり込む。それが愛する母への代償行為とは気付かずに…。

【登場人物】

坂上孝志
16歳。高校1年生。母親の綾乃と二人暮らし。無意識の内に彼女に対し女性としての興味を抱いていたが、叔母の美津子に誘われ性の奥深さを知り成長していく。童貞。

坂上綾乃
36歳。孝志の実母で5年前に夫を過労で失っており、現在は保険外交員として家計を支えている。元来生真面目な性格だったが、倉本と出逢ってからは倒錯した関係に嵌まり込んでしまう。むっちりとした身体付きでDカップの美熟女。

多崎美津子
33歳。綾乃の実妹で生涯一独身を宣言しており、姉からは男遊びが過ぎると勘違いされ半ば絶縁状態にある。都内でランジェリーショップを複数経営しており、男子社員を従わせているものの、身持ちは固く経験は少ない。スレンダーながらもFカップの美女。

倉本誠一
20代で孝志の担任教師。大学を出て数年と若さを前面に出した好青年を演じつつも、綾乃だけでなく複数の保護者にアプローチを掛けている。匂いフェチでかつ露出やアナル調教に興味を抱くSっ気たっぷりな性格。

【展開】

孝志が高校に入学して2ヵ月後のある夜、ビルの最上階にあるラウンジバーで倉本とキスを交わし、濃厚な口唇奉仕で精液を飲み下す綾乃。そのまま階下のホテルの一室に泊まり倉本に自分の腋の下や秘所の匂いを嗅がれると、綾乃もお返しとばかりに逸物の臭いを楽しんで一戦交えた後に口内で射精を受け止める。

一方理解ある息子を演じていた孝志は苛立ちを募らせて美津子に連絡を取りオフィスへ向かうと、社長室に立ち込める彼女の濃厚な体臭にクラクラしながらも下着開発のアドバイザーになることを了承する。そしてお祝いにと着飾って中華店で美津子の腋の下の匂いに酔いながら口内へ射精すると、正常位で立て続けに交わり童貞を卒業する。

倉本に命ぜられるままに淫らになっていく綾乃だが遂には三者面談にて息子の見ている前でバイブの二穴責めでヨガる姿を披露すると、倉本にドライブへ連れて行かれ見知らぬ若者たちの前で際どい水着を着用して露出プレイをさせられる。そしてラブホテルにやって来るとすっかり興奮し倉本に立ちバックで貫かれて愉悦に溺れるが、帰宅すると息子が電話で美津子と仲良さそうにしているのを聞いて喧嘩となり険悪な仲に陥ってしまう。

そんな孝志は週末になると美津子と逢瀬を繰り返し、この日はオフィスにて両手を鎖で繋がれたまま前立腺を刺激されながら口腔に精を放出する。そして中華店のオーナー母子がやって来て隣の部屋で繰り広げている情交を覗き見て興奮すると、美津子に連れられてアダルトショップへやって来る。そこで倉本を見掛けた孝志は購入したグッズを見て母に使うつもりかと疑問を抱き、美津子と共に後を追う。
孝志は倉本がこれから母と逢うのだと早とちりして絶望し美津子にオフィスへ帰ろうと告げ、母への怒りをぶつけるが如く荒々しくスパンキングしながら彼女を犯してしまう。しかしイク時に母の名を口走ったのを聞いた美津子は別れを切り出し綾乃の元へ帰るように告げると、姉に連絡して倉本の不貞や孝志の想いを話し受け入れてあげるように説得する。

美津子の話を聞き思い違いをしていたことに気付いた綾乃は、今度の密会旅行を終えたら倉本との関係を清算しようと決意する。二泊三日の旅行で彼に調教を繰り返され肉交三昧の後で別れた綾乃は、孝志の夏休みの合宿先が偶然にも亡き夫との思い出の地と近いと知り、母子の再出発の舞台にと宿の予約を取る。

ホテルへ前入りした綾乃は、結婚のお祝いにとかつて妹に貰ったまま未開封だった衣装に着替え、合宿を中断してやって来た孝志に披露する。そして互いに元パートナーから何を教わったかを話し合った母子は、互いの体臭を嗅ぎながら交わり絶頂に至るが、更に綾乃は全てを見て欲しいと浣腸を所望する。そして倉本にも許していない後ろの処女を捧げると、これまでにない愉悦を覚えるのだった。

【レビュー】

未亡人となり子育てをしながら仕事に専念して来た母親が息子の担任教師と出逢い、若さに任せた責めに溺れていく。一方の息子は理解ある振りをするものの、嫉妬に駆られてしまい母親に容姿の似た叔母に対して惹かれていくものの、情交の最中に母親の名を呼んだことから元のさやに収まるまでが本作の流れである。そこに腋毛やその部分の匂いの要素を加味したのがこの作者の特徴的な部分と言えるだろう。

当時のフランス書院文庫の流れに沿って相姦・倒錯をしっかり盛り込んでいるが、現在から見るとその「らしさ」は誘惑作品とは言えないだろうし、仮に今出したら微妙な違和感を抱くのだと思う。個人的には母親が辱しめを与えられてマゾヒスティックな喜びを感じるというのはともかく、その行為自体はちょっと抵抗のあるところであり、今の読み手としてはそんなにハードでなくても…という気がする。

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二神柊「担任女教師と僕【合鍵生活】」

二神柊「担任女教師と僕【合鍵生活】」
(フランス書院文庫、2011年5月、表紙イラスト:新井田孝)

ネタバレ有り。御注意下さい。2016年3月11日レビュー再編集。

作品紹介(公式ホームページ)




【あらすじ】

両親の意向で日本で高校生活を送る事になった健太は、保護者で担任の美奈子の隣室で1人暮らしを始める。しかし彼の部屋の合鍵を使って朝から起こしに来るなど、妙に艶かしく接して来る美奈子にムラムラするのだった。

【登場人物】

山下健太
15歳の高校1年生。進学の為両親の居るインドネシアから離れて、日本での保護者である美奈子の隣室で1人暮らしを始める。165cm、50kgで平凡な容姿と人並みの成績で特に目立たない少年。童貞。

杉山美奈子
25歳。英語担当で担任教師。黒いセミロングの髪型に赤縁のメガネをかけた清純なイメージだがEカップと巨乳の女性。恩師の知人である健太の両親の頼みで彼を隣室で預かる事に。一人っ子の為健太を弟のように可愛がり世話を焼いてくる。

【展開】

来日し美奈子の隣室で生活を始めた健太だったが、緊急用として預けたはずの合鍵を使って彼女が毎朝起こしにやって来て朝勃ちを隠すのに必死になる。そして彼女の部屋で朝食を取るものの美奈子は箸を落として拾わせ、何故かスカートの中が覗けそうなくらい股を開いてはサービスしていることに気付かずにいた。

一方美奈子も健太を見て弟のようだと可愛がるが、次第に異性として感じているのを否定できず、昼休みに所用で外出した際に健太の部屋に忍び込んで性欲を発散させようとしていた。しかしそこに学校を抜け出した健太が一時帰宅し、自分の名を呼びながらオナニーしているのを覗き見ると、美奈子は関係を近付けようと秘策を練る。

美奈子は健太に荷物の受け取りがあるからと合鍵を渡し、セクシーなランジェリーを受け取らせると、今夜はこれを着て寝ようかしらとわざと窓を少し開けて少年に覗かせようとする。企み通りに覗きが発覚し気まずい表情の健太に対し、美奈子は暗がりの中で身体に触らせたり、胸乳に触らせたりした後で正常位で童貞喪失に導くのだった。

翌朝美奈子は一緒に暮らそうと合鍵を渡すと、勃起をひくつかせる健太が可愛いと思いつつ立ちバックで受け入れると、更にはマンションの駐輪場で口唇奉仕、放課後には改装中の校舎の階段を上りながらストリップショーで誘惑し、屋上で再び立ちバックで舌やペニスでの蹂躙を受けて露出性交の快感に浸る。

金曜日の夕方に美奈子の為にと健太から手料理を振る舞われると、彼女も用意したバニースーツに着替えて想いに応える。健太は夢に出て来たバニー姿に興奮しメガネ顔射した後で、これからは避妊具なんて要らないからと美奈子に求められ、四つん這いで交わり膣内射精する。そして二人は週末に郊外の物件を探し回り、愛の住処として同棲生活を楽しもうと決意するのであった。

【レビュー】

本作は「1vs.1」ものであり、他の登場人物にも名前を付けないほど徹底して二人きりの世界観を打ち出している。題名が示す「合鍵生活」自体は始めの内が女教師が一方的に主人公の部屋を訪ねて来て、食事の時は逆に彼女が部屋に招く展開である。互いに性欲を募らせるものの、彼女が偶然にも主人公のオナニーを目撃したことから話は進展していく。そこまでの描写は丁寧なれど、長過ぎるように思える。

女教師が策を練り主人公を誘惑するきっかけに逆に覗きをさせるのも妙味はあるものの、清楚なお嬢様育ちの性格から急変するまでの持って行き方にはやや無理がある気もしないでもない。終盤に雪崩れ込むように露出プレイやコスチュームプレイを盛り込むなど仕掛けるのはいつも女教師で、主人公が草食なタイプなのでやむを得ないのもしれないが、もう少し積極的でも良かったと思う。

女教師ものと言えばこの時期に女教師のヒロインに拘り、作品を相次いで刊行していた本藤悠氏がいたが、本作を読むとまさにその著作をお手本にしたかのような読後感を抱く。主人公にショタコンじみた愛情を抱く女教師は妄想の中で(時として現実の世界でも)暴走気味であり、対する主人公は常に奥手な性格。設定に拘って描き始めた段階ではアイディアが次々に浮かんでも、作品を重ねパターン化してしまうと飽きられやすいリスクもあって、なかなか難しいのかなと感じる次第である。

フランス書院文庫での最新作品はこちらですが、早くも2年が経ちました。また機会があれば読んでみたいものです。

四人の女教師と僕
本藤 悠
フランス書院
2014-12-09

tag : デビュー作品 高校生主人公 童貞

鮫島次郎「熟女 桃源郷」

鮫島次郎「熟女 桃源郷」
(フランス書院文庫、2008年11月、表紙イラスト:新井田孝)

ネタバレ有り。御注意下さい。

熟女桃源郷 (フランス書院文庫)
鮫島 次郎
フランス書院
2008-12-22



【あらすじ】

兄嫁の小百合にあからさまな誘惑を受け続けていた岳人は、ある日我慢の限界となり凌辱紛いに関係を結ぶが、元より小百合の望むところであった。そして二人の関係に気付いた叔母の美由紀や、小百合の秘書である真理奈も巻き込んで熟女たちにモテモテに。

【登場人物】

鹿島岳人
15歳の高校1年生。両親は岳人より15歳年上の兄の結婚を機に田舎暮らしを選択した為、兄夫妻の住む自宅で同居している。

鹿島小百合
33歳。岳人の兄嫁で若くして大学教授として勤めているが、夫婦間に子供はいない。栗色の長い髪をアップに纏め、整った美貌とEカップの熟女。

立川美由紀
30代?岳人の父の妹(叔母)に当たり、夫と二人で近くの高層マンションの一室に暮らしている。栗色の肩まで伸ばしカールさせた髪型にコケティッシュな美貌と豊満な肉体を持つ熟女。

樋口真理奈
30代?小百合の秘書で、6年前に夫を亡くしたスレンダーな身体に反して胸やお尻の肉付きが良く、貞淑そうな雰囲気を漂わせている。小百合を尊敬する一方で、同世代の女性として彼女にばかり陽が当たる状況に軽い嫉妬を覚え、岳人を誘惑する。

【展開】

岳人は高校に進学し小百合の誘惑が激しくなってもどうにか自制するが、ある日彼女が電話で凌辱されたと有りもしないことを兄に告げ口した振りをしているのに乗せられ、彼女がその気なら犯してやろうと考えて実行する。勿論小百合は合意の上での性交ではあったが、表向きは灸を据えようと翌日岳人の手足を縛って何度も射精に導く。他の女性も愛するようにと岳人に告げたものの、凌辱ごっこで後ろの処女まで捧げ逆に小百合が関係に嵌まってしまう。

6月に入り鹿島家を訪ねた美由紀は直前まで性的な悪戯をしていた二人を見て怪しい関係だと気付くが、翌月から小百合の海外留学に伴い岳人を預かることに。小百合への対抗意識から美由紀はレオタード姿や大胆なドレス姿で挑発し岳人の関心を惹くと、更に催眠術に掛かった振りをして彼にやりたい放題にさせた後で真相を打ち明ける。酔って寝込む夫の前や、飲み会の帰りに寄った夜中の公園など二人は見られそうな状況でスリルを楽しむのだった。

帰国した小百合に呼び出され勤務先の大学の部屋を訪ねた岳人だったが、凌辱プレイから後背位で交わる様を真理奈に見られる。数日後真理奈の仕掛けた罠に掛かった岳人は危うく凌辱しそうになり、そのお詫びにと食事を共にすることで許される。その食事会で和服で着飾った真理奈は料理だけで済ませる筈もなく岳人ホテルの部屋に誘い結ばれるが、数日後自宅に誘うと義父の趣味だった緊縛写真と同じようにして欲しいと迫り絶頂へ導かれる。

こうして三人の熟女と「凌辱ごっこ」を繰り返していた岳人は、恩師の祝賀会に参加したドレス姿の小百合と着物姿の美由紀を誘って3Pプレイに興じると、今度は真理奈の夫の七回忌法要に参列した後に洋装の小百合と和装の真理奈の二人と交わり喪服姿を堪能する。そして岳人は16歳を迎える自分の為に誕生会を企画する小百合を驚かせるべく美由紀と真理奈に連絡を入れるが、当日真理奈からの電話で自宅に向かうと、着飾った三人が待ち受けていた。逆サプライズを仕掛けられたものの、岳人は贅沢な熟女比べをしながら何度も精を放出するのであった。

【レビュー】

Amazon Kindleストアにて、作者による加筆修正作品が後日出版されている。その一方で本書籍としては既に絶版扱いとなり、フランス書院からの電子化もされていない。そんな経緯を辿っている訳だが作者によると、「作者の思いと編集の考えが一致した題名」とのことである。

熟女桃源郷
鮫島次郎
2013-01-22



本作も以心伝心の言葉がまさに適切なくらい、ヒロインから主人公への想いや、主人公がヒロインへ仕掛ける姦計の意図がことごとく相手に分かってしまっており、強調したい箇所は『』を使った修辞詞を用いている。しかしこれが多すぎるのと、果たして読み手にそれが伝わるのかという点でかなり疑問を持たざるを得ない。

「凌辱ごっこ」を交えた情交描写の数は多いけれども一回当たりの濃度としては薄くなりすぎていて、これに独特の言い回しがふんだんに使われているので、官能小説としてはあまりエロさを感じないのである。但し暴走気味の熟女たちが主人公のごっこ遊びに付き合い、思わぬ絶倫に振り回される様を面白いと感じるならば、この作品は官能面とはまた違った魅力に富んだ作品と言えるのかもしれない。

DSKさんのブログでの本作の紹介記事です。
2008/12/22 発売→ Amazonはコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。刺激的すぎる挑発ボディの兄嫁に夜這いを仕掛け…… たぬき寝入りするセクシーな豊乳叔母にやりたい放題…… 和装の未亡人熟女を密会ホテルでたっぷり満喫…… 挑発オナニー、交合志願、前戯がわりの淫猥デート。 熟女たちが見せる痴態は、少年の想像を遥かに超えていた。 心は貞淑、身体は淫ら……僕を狂わせる最高の熟女たち。★★★☆☆ 主人公が好かれまくる出...
熟女桃源郷(著:鮫島次郎、フランス書院文庫)

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櫻木充「美乳伯母 フェティッシュな週末」

櫻木充「美乳伯母 フェティッシュな週末」
(フランス書院文庫、2007年6月)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)




【あらすじ】

両親の不在により親戚の三谷家に預けられた久生は、憧れの伯母の和代の下着を使ってオナニーしていたのを従姉の加奈に見付かってしまう。加奈の姉の恭香も加わり姉妹への倒錯した性奉仕を強いられる日々を送るが、そんな中で和代から仕掛けられる過剰なスキンシップに疑問を抱き…?

【登場人物】

岩井久生
15歳。中高一貫の進学校へ通う中学3年生。海外赴任中の父親が交通事故に遭って入院し、母が看病で不在の為、母の兄に当たる三谷家で世話になっている。

三谷和代
38歳。栗色のウェーブの掛かったセミロングの髪型に、癒し系の端正な顔立ちの若々しい美女。ふくよかな体型で下着はLLサイズでFカップ。夫とは大学時代に助手と教え子の関係で結ばれ、現在夫は予備校講師に身を転じているが不在がち。

三谷恭香
18歳。和代の長女で妹の加奈とともにお嬢様学校に通っている。百合の関係がはびこる学園の中ではタチ型で、ショートの黒髪に170cm近い背丈とスレンダーな体型のクールビューティで優しいながらも有無を言わせぬ物言いな為、久生や加奈は逆らえずにいる。

三谷加奈
16歳。姉の恭香と同じお嬢様学校の高等部に通っている。身長150cm弱と小柄でぽっちゃりとした幼い体型だが、バストやヒップの肉付きは良い。恭香を含めた「お姉さま」たちにしっかり躾けられたネコ体質だが、久生に対してはドSになり肉奉仕を命じている。

【展開】

三谷家に居候を始めて間もなく和代の下着で悪戯していたのを加奈に見咎められた久生は、姉の恭香も加わって姉妹の慰み者同然に扱われているのを甘受していた。姉が不在の間に抜け駆けで加奈にいたぶられ飲尿を迫られた瞬間、恭香が帰って来て加奈は追い出される。そして恭香の手で連続射精を強いられた久生は、その週末に自分の家で初体験させてあげると約束させられ、期待を抱くのだった。

金曜日に学校が休校となり三谷家に誰もいないのを確認した久生は和代の履いた下着を持ち出し、匂いを嗅いだり着用したりしながら若い頃の和代のグラビア写真を眺め妄想に浸りながらオナニーするが、あと少しのところで和代が帰宅し扉越しに声を掛けられる。
かねてから久生の悪戯に気付いていた和代は、帰宅前に外から彼の部屋を覗き行為に浸っているのを確認すると、女体そのものに興味を向けさせようと試みる。夕飯の支度の際に和代から過剰なスキンシップを図られ、流石に久生も誘われているのではと勘づく。そこへ加奈が帰宅し部屋に連れて来られ、先日の約束を果たしてと黄金聖水を飲まされた後、返礼とばかりに加奈に口唇奉仕で精液を飲んでもらう。

翌日服を買ってもらう約束で和代に同伴しデパートの売り場に来た久生だったが、和代のパンチラを盗撮していたところを警備員に見付かってしまう。和代がただのお遊びだとその場を凌いだものの、三谷家に戻り叱られるかと思いきや下着姿くらいなら撮らせてあげると和代の許しを得られ安堵する。そして翌日岩井家で恭香と待ち合わせしすぐさまエッチへ突入し童貞を失った久生は彼女にも和代が自分を誘惑しているのではと質問すると、即座に否定されつつも夫婦仲が良くないから欲求不満かもと聞かされ、ならば和代をモノにしようと一計を案じる。

翌日曜日に再び自宅に来た久生は姉妹に虐めて欲しいと頼んでレズり合うのを見せられたり、手足を拘束されたまま恭香や加奈に代わる代わる犯されたりして倒錯的な願望を満たす。その一方で和代には助けを求めるメールを送り、それを見た彼女が三谷家にやって来る。予想した通り和代は娘たちが凌辱していると思い込み叱り付けて追い返すと、久生に対してはどんな償いでもするからと申し出て岩井家で二人きりの擬似母子生活を始めることに。

翌朝和代は早速甘えたがる久生に乳房や秘所まで弄らせ、遂にはシックスナインで相互絶頂へ至るも、続きは学校が終わってからと告げる。そして帰宅するなりダイニングで久生に求められて黄金聖水を飲ませると、和代も発情を抑えられずに正常位で久生を受け入れる。そんな同居生活も二週間が経ったある日久生の前に姉妹が現れ問い詰められるが、あからさまに母親にやり返そうと意気込む二人を説得し、姉妹との関係も和代に認めさせるという方向へ話を持っていく。

そんな姦計が進んでいるとは知らず、毎回アニリングスを求める久生に興味があるのねと後ろの処女を捧げる決心をした和代。筋書きの通り娘たちの見守る前で和代に連続絶頂を与え失神すると、久生は終始母親を口汚く罵る姉妹にお仕置きが必要だと考える。下克上であるかのように激しく貫いては恭香、加奈に絶頂を与えつつ、和代の膣内へ戻り二度目の射精を終えると、久生は精根尽き果てるまで母娘たちと交わり続けるのであった。

【レビュー】

タイトルが示す通り櫻木充作品らしい「フェティッシュ」な趣向に富んでおり、始めから伯母の娘姉妹に逆凌辱されたり、黄金聖水を飲まされたりする主人公のMな側面と、無自覚ながらもタフな巨根で年上女性たちをメロメロにするSな一面がない交ぜとなっていて個人的に楽しめた作品だった。

「美乳伯母」と言う割には彼女の胸を使った描写はあまり無く、いつものように穿いていたものの匂いに拘るのは仕方のないところだが、意外にも行為そのものの量で比較すると娘姉妹の方が多い位である。初めは姉妹との倒錯した行為、それに対しての伯母の誘惑、そして姉との初体験、妹とは姉も加わっての3P描写となっているのだが、正直なところ山場を早く迎えてしまった感が否めない。従って本来の目標だったはずの伯母との初体験や後ろでの交わり自体があっさりした印象を抱き、更に母娘4Pに雪崩れ込むと畳み掛けるようにやりまくり、あまり欲張らなくて良かったのになと感じた次第である。

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山口陽「年上の双子姉妹【密着生活】」

山口陽「年上の双子姉妹【密着生活】」
(フランス書院文庫、2010年9月、表紙イラスト:川島健太郎)

ネタバレ有り。御注意下さい。2016年3月8日レビュー再編集。

作品紹介(公式ホームページ)




【あらすじ】

恭介の父親が隣家の女性と再婚し、お馴染み同然に接して来た華淋と栞が義姉として同居生活を始める事に。両親の新婚旅行で家を二週間留守にする間に想いを寄せる双子の姉たちと結ばれるが、そこへ高校時代の同級生の千早と再会し誘惑される。

【登場人物】

及川恭介
19歳。大学1年生。比較的小柄で大人しい性格。十年以上前に母親を亡くし父子家庭の期間が長い為、家事全般が得意。父親の再婚で華淋や栞とは義理の姉弟関係に。

及川華淋
22歳。大学4年生。栞と一卵性双生児の長女。本能で行動している事が多く、自己中心的な性格。間延びした口調が特徴的で妹と見分けを付ける為、長い髪を下ろしている。

及川栞
22歳。大学4年生。華淋と一卵性双生児の次女。大人しくあまり感情の起伏を見せない性格。普段は艶やかな黒髪をポニーテールにしている事が多い。処女。

海原千早
19歳。恭介と高校生時代のクラスメイトで、現在は別の大学に通っている。明るく人懐っこい性格で恭介に恋心を寄せており、再会をきっかけに一気に物事を進めようと積極的に動く。処女。

【展開】

両親不在の同居生活を始めたその日の晩華淋は入浴中の恭介を襲い、オナニーを中断させられ勃起したままのペニスに手を伸ばし射精に導く。当初は自分から童貞を奪うつもりだったが、近親相姦を犯すことに躊躇し股を開いて秘所を晒して恭介の口からセックスがしたいと言わせると、騎乗位で跨がり精を受け止めるのだった。

一方栞は二人の情交を覗き見てしまい、部屋に戻ってオナニーをしながら姉に嫉妬を覚える。そして翌日華淋になりすまして恭介の部屋を訪ね誘惑するが、処女であることが発覚し正体がバレてしまう。何とか初体験を済ませたものの、タイミング良く華淋が現れ恭介に口唇奉仕をした後でのし掛かると、栞も負けじと顔面騎乗し三人で同時に絶頂を迎える。

ある日飲み会の後に終電に乗り損ね行く当てを探していた恭介は千早と再会し、彼女の提案でラブホテルに向かうが、積極的に迫られて処女を捧げられる。朝帰りした恭介は女臭いと姉妹に呆気なく見破られ、千早を家に連れて行かざるを得なくなる。こうして彼女と対峙した栞は能天気な華淋に腹を立て部屋に籠ると、後を追った恭介を押し倒し口唇奉仕で射精に導く。そして恭介が栞と交わろうとしたその瞬間、華淋と千早が部屋に乱入する。

自分が恋人だとアピールするかのようにキスをする千早、嫉妬剥き出しの栞に対し、華淋は三人で恭介をシェアしようと提案すると、ペニスに奉仕して射精させる。恭介は姉妹に見せ付けるように始めに騎乗位で千早と交わるが、却って栞を焚き付けることになり続けざまに膣内射精してしまう。最後に華淋とは正常位で繋がり自慢の精力でメロメロにするものの、あとの二人が納得する訳もなくひたすら三人に精を搾り取られる。

そして最終日恭介は交わっていた千早に対して華淋がアナルを指で弄っているのを見て、後ろでの性交に興味を持ち華淋の裏穴に挿入し腸内射精するが、やはり他の二人も興味を抱き終日のように交わる。そして三ヵ月後恭介は三人の口から妊娠したと聞かされ戸惑うが、ノープランながらも全員幸せにすると力強く宣言するのだった。

【レビュー】

題名からすると双子姉妹に重きを置いているように見えるが、双子の姉とは第一章、妹とは第二章で結ばれ、更に姉妹丼に発展している。第三章で元クラスメイトも出て来ており、主人公は優柔不断なのもあって彼女たちによってシェアされてしまうまでが本作の大まかな流れである。
この作者らしく主人公と結ばれるまでのヒロインの心境の変化が丁寧に描かれているのだが、逆に冗長に過ぎるきらいもある。あとはお約束のように明け透けな奔放型なヒロイン(本作では双子の姉)が登場するが、何でもお見通しな印象で白けるという難点も持ってしまう。多少の羞じらいもあった方が良さそうな気がする。

双子の妹に付いては姉に扮してという点に着目したのは良いのだが、嫉妬深いのはともかく性には積極的になるという性格付けなので、姉妹との情交場面では違いを見付けるのが難しく感じた次第である。クラスメイトに付いても同様のことが言えて、ヒロイン三人全員が肉食で主人公はされるがままなので、個人的には何処か工夫の余地があったのではと思われるが…。

DSKさんのブログでの紹介記事です。
年上の双子姉妹【密着生活】 (フランス書院文庫)(2010/09/22)山口 陽商品詳細を見る★★★☆☆ 双子姉妹だけでよかったのではなかろうか?, 2013/4/12全体を通してファンタジー要素の強い内容である。現実味に少々欠けると言った方が正しいかも。ジュブナイルポルノチックな作風で官能小説に仕上げましたという感じとも言えようか。幼馴染み同然に過ごしてきた双子姉妹の隣家が家族となるのは悪くない。これにより姉妹双方の秘めた想い...
年上の双子姉妹-密着生活(著:山口陽、フランス書院文庫)

愛好家Sさんのブログでの紹介記事です。
1739『年上の双子姉妹【密着生活】』山口陽、フランス書院/フランス書院文庫、2010/09 発売●あらすじ父子家庭に育った息子が、父と隣家の母子家庭の母親との再婚で、幼馴染みの双子姉妹と同居する事になり、親が新婚旅行で不在の二週間の間に、自分に恋心を抱く双子姉妹や高校時代のクラスメイトと深い関係になる。●【及川恭介】童貞。大学一年。比較的小柄で大人しい性格の男。【及川華淋(かりん)】恭介より三歳年上。...
1739『年上の双子姉妹【密着生活】』

本作の少し前に刊行された作者の美少女文庫の作品のレビュー記事は、みきりっちさんがアップなさっています。
えすかれ美少女文庫 姉妹丼でいこう!姉妹丼でいこう! (美少女文庫えすかれ) (えすかれ美少女文庫)posted with amazlet at 10.05.21山口 陽 フランス書院 Amazon.co.jp で詳細を見るなごみと理沙子の姉妹丼、心ゆくまで召しあがれ。お嬢様姉妹が贈るハーレムは、処女独占&ナカ出し無制限!?さらに、女体盛りのサービスまで!「今夜は、ママも仲間に入れてぇ」母親の茜も加わり、誘惑メニューは姉妹丼+母娘丼!孕ませ志願の3人...
えすかれ美少女文庫 姉妹丼でいこう! レビュー

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tag : 大学生主人公 童貞 姉妹丼 処女

小日向諒「姪姉妹【寵愛】」

小日向諒「姪姉妹【寵愛】」
(フランス書院文庫、2010年10月、表紙イラスト:村山潤一)

ネタバレ有り。御注意下さい。2016年3月7日レビュー再編集。

作品紹介(公式ホームページ)

姪姉妹【寵愛】 (フランス書院文庫)
小日向 諒
フランス書院
2012-08-17




【あらすじ】

姉の忘れ形見で有る2人の姪を手塩にかけて育てて来た亮二。ある晩姪姉の涼香に告白され、叔父としての枷を外し関係した亮二。しかし匂いに敏感な姪妹の沙羅が2人の関係を察してしまう。

【登場人物】

天海亮二
32歳。年の離れた姉が居たが、12年前に白人の夫と共に飛行機事故に遇い亡くなっている。忘れ形見の2人の姪を引き取り育てる為、公務員になった。2人を育てる余り女経ちをしてから久しい。

天海涼香
22歳。亮二の姪に当たる。公立大学を卒業し、今春から社会人になったばかり。母親似の為か長く艶やかな黒髪にスラッとしたスタイルでFカップ。子猫のような天真爛漫さな性格。亮二のことは「お兄さん」と呼んでいるが、密かに想いを寄せる。処女。

天海沙羅
17歳。亮二の姪で涼香の妹に当たり、私立の名門女子校で生徒会副会長を務める。未成熟な体付きで父親の影響からか、亜麻色の髪に琥珀色の双眸、透き通るような白い肌の持ち主。幼い外見と人並み外れた嗅覚から子犬を思わせる可愛らしさ。処女。

【展開】

ある日上司の愚痴に付き合わされ自宅のリビングで飲み直していた亮二だったが、そこへ同窓会を終えて鈴香が帰宅する。浮いた話の一つも無いと質問するとそれがきっかけで鈴香からキスをされ、亮二は長年彼女が募らせていた想いに応えるべく、寝室に移動するとストッキングを破り下着をずらして正常位で処女を奪う。犯して欲しいと健気な鈴香の態度に気付くと、四つん這いにさせて思う存分蹂躙し膣内へ射精する。

数日後亮二は鈴香とのデートの最中に飲食店に寄り奥座敷で食事を取っていると、彼女の口元に付いた米粒を取ってやろうと唇を近付け濃厚なキスへ発展し、発情を抑えられずに足コキで射精させるように命じる。そしてラブホテルでチャイナドレスに着替えSっ気を見せて積極的に口唇奉仕を行い飲精した鈴香に対し、亮二はお仕置きとばかりに四つん這いにして猛烈なピストンで愉悦を与え膣内射精する。

一方嗅覚の鋭い沙羅は二人の情事に気付き勉強に集中出来ずにいたが、窓を閉めようと浴室に向かうと亮二の服を見付け部屋に持って来る。その服に袖を通し体臭を感じながらアナルオナニーで達し叔父の名前を呼ぶが、丁度帰宅して違和感を覚えた亮二がその声を発作か何かと勘違いして部屋に入って来て恥ずかしい様を見られてしまう。
亮二に抱き寄せられ気持ちが落ち着いた沙羅は、同じように愛して欲しいという意向を聞かされ鈴香の優しさに感謝するが、どうしても確約が欲しくて亮二を試すかのように誘い本番を迎えるまでに至る。しかしあまりに小さい処女穴に亮二の巨根は収まらず、ならばと沙羅は解して来た後ろの処女を捧げたいと告げ、叔父が未体験と知ると喜ぶのであった。

沙羅と結ばれると最早隠す必要も無くなり亮二は姪姉妹を毎晩抱いていたが、秋を迎えた沙羅の学校の学園祭の当日に忘れ物を取りに戻った姉をよそに、メイド服を纏った沙羅は亮二を視聴覚室に連れ込む。彼の性臭を嗅ぎながらの濃厚な口唇奉仕で精を飲み下すと、着衣のまま後背位で尻穴を貫かれて打擲を受けながら絶頂してしまう。

そしてクリスマスイブの夜、黒猫に扮した鈴香と白い犬に扮した沙羅と絡み合い射精した亮二は、沙羅と約束した通り処女喪失の儀式を行う。沙羅を抱き止め儀式を見守っていた鈴香は、今日は危険日だけど膣内で感じたいと求めると濃厚な子種を受け止めるのだった。

【レビュー】

本作でデビューした作者はヒロインに着衣させたままでの情交描写が多く、本作でも姪姉にはスーツ姿やチャイナドレスなどスタイルの良さを強調させ、姪妹には発育の遅さに焦点を置き校内でのメイド服を着させた情交とセールスポイントを前面に押し出したところに妙味があると言えるだろう。躾けるなどの文言もともすれば凌辱作品に使われがちだが、硬質な文体が甘々過ぎないようにアクセントが付けていて好印象である。

社会人になり立ての姪姉が意外にも純情型で恥じらう流れや、学園生活を送る姪妹が姉と同時に愛されるようになってから淫らになっていく様など、個人的には嵌まる要素が多かった。それにしても着衣描写が多い点も含めて、現在美少女文庫を中心に活躍されている青橋由高氏の影響を少なからず受けているのではないかと推察するが、いかがであろう。作品同士のリンクも含め遊び要素も含まれているのは、小日向諒作品とも共通するところである。

※本作でのリンク…主人公の亮二の旧友は、市立病院で執刀する医師です。

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小鳥遊葵「オフィスの甘い蜜 女上司の贈り物」

小鳥遊葵「オフィスの甘い蜜 女上司の贈り物」
(リアルドリーム文庫、2009年2月、表紙イラスト・挿絵:AZASUKE)

ネタバレ有り。御注意下さい。

オフィスの甘い蜜 女上司の贈り物 (リアルドリーム文庫11)
小鳥遊葵
キルタイムコミュニケーション
2009-02-22



【あらすじ】

勤め先のホテルの上司である真澄の依頼で泊まり込みの残業を頼まれた一馬は、憧れの彼女と二人きりになれると考えて快諾する。そして仕事で疲れた彼女の身体をマッサージする機会を得るが、真澄から意外なお願いを頼まれる。

【登場人物】

相川一馬
21歳。三陸地方の海沿いの高台にあるホテルで、経理課の社員として働いている。無類の熟女好きであり、これまでにも年上の女性との経験がある模様。上司である真澄と先輩の彩夏の両方に好意を抱いている。

佐伯真澄
32歳。ホテルの経理課課長で一馬の直属の上司。独身で孤高な雰囲気を漂わせるが、彼や彩夏に対しては優しい素顔を覗かせている。男性経験はそこそこあって彼を誘うような仕草を見せるが、その裏にはまだ若い彩夏の将来を思ってのことでもある様子。

友部彩夏
25歳。経理課所属でフロントも兼務する一馬の先輩社員。肩まで伸ばした亜麻色の髪の持つ美女で溌剌とした性格でモテそうに見えるが、男との浮いた話が全く無い様子。どうやら初体験の際に嫌な思い出があったらしく、それ以来は真澄に惹かれて百合の関係にある。

【展開】

ホテルの税務調査を間近に控えて、真澄から泊まりで1週間残業を申し付けられた一馬は二人きりになる良いチャンスだと喜ぶ。初日の晩に真澄の頼みでうつ伏せになった彼女の熟れた身体をマッサージすることになるが、勃起していると指摘を受ける。しかし真澄は男嫌いの自分と彩夏を治療して欲しいと切り出し、ご褒美にと手コキで射精に導かれる。

毎晩互いの身体に触れ合う機会はあるものの本番は出来ずに悶々とする一馬だったが、四日目の晩に先に風呂を済ませて真澄の部屋へ向かうと、彼女が彩夏に快感を与えながら睦みあうのを目の当たりにする。どうにかベッドの下に潜り込むと真澄が一馬に抱かれるように説得し、彩夏も泣きじゃくりながら渋々応じるのを聞いて興奮するが、この晩から香澄のお誘いが無くなり焦れったさを募らせる。

最終日の夜にオフィスから離れた客間で残業を終えた二人は祝杯を上げようと厨房へやって来ると、親方が従業員の女を連れ込み交わっているのを見掛け興奮を引きずったまま部屋に戻る。一馬は真澄に口唇奉仕を受けて挑発されつつも正常位で挿入を果たし射精するが、そこに部屋に入って来て彩夏に見られてしまう。わざと彩夏を嫉妬させるつもりで呼んだのだと意図に気付き、一馬は真澄の顔面に跨がり愛撫を受ける彩夏と口付けをしながら、激しく腰を使い二度目の射精に至るのだった。

二人と秘密を共有した一馬は実家のある島に真澄を誘い暗がりの浜辺で露出性交をしたり、休憩時間に隣室で交わっているホテルのスタッフ同士の情交の喘ぎ声をネタにしながら香澄と部屋で交わったりと関係を深めていく。その一方で真澄からあの夜以来彩夏も次第に一馬に興味を抱いているみたいだと唆され、彼も彩夏からモーションが掛けられるのを心待ちにする。

そして1ヵ月後彩夏から部屋に来てと誘われ、一馬は早速その日の仕事帰りに部屋を訪ねることに。水割りを飲んでいる内に酔ってしまったのか、早くも妖しい雰囲気を醸し出す彩夏の言動に釣られ、一馬は一緒に浴室へ入る。泡姫のように密着して身体をくねらせる彩夏に誘惑された一馬は、後背位で貫くと激しい女体の反応に耐えられずに果ててしまう。

翌朝真澄から部屋に来てと誘いを受けた一馬であったが、部屋を訪ねると彩夏と二人リビングで彼に見せ付けるかの如く女同士身体を絡ませお預けを食らわされ焦らされる。そして真澄の寝室へ向かい、今度は彩夏が見物人となり真澄に濃厚な愛撫を仕掛けると、一馬は二人を並べて交互に貫く。初めは真澄の中で果てたいと考えていたのに、貫かれて喘ぐ彩夏を見て気持ちが変化するのに気付き、膣奥に精を迸らせるのだった。

数日後一馬は真澄に声を掛けるも色好い返事はもらえずにいたが、10日後に大事な話があるから部屋に来るように真澄に告げられる。予感を抱いてはいたものの真澄から別離を切り出されると、一馬は納得がいかないと反論する。最後の想い出にと全てをあげると言われ一馬は真澄の後ろの穴を欲するものの、心の踏ん切りが付かずこれからも彩夏に内緒で関係が続けられないかと葛藤する。

【レビュー】

リアルドリーム文庫は表紙画だけでなく5枚程度の挿絵を盛り込んでおり、情交描写との相乗効果もあって根強い人気を得ている。テキストだけの官能小説に比べると300頁弱と少なめだが、挿絵があって訴求しやすい点も含めると既に官能ジャンルの中堅としての地位を固めている。あとは発売日の延期がしばしば見られるので、安定した刊行体制の確立が望まれる。

本作が「小鳥遊葵」としてのデビュー作品であり、その4ヵ月後にはフランス書院文庫から「朝比奈海」としてデビューを迎えることになる。2作品刊行の後に2011年からは「小鳥遊葵」名義に統一し、現在までコンスタントに作品を刊行し続けているのは、改めて説明の必要はないかと思われる。

朝比奈海「狂夜 二人の母と叔母」




作者が生活の場としている三陸地方を舞台とし、20代または10代の主人公と30台の熟女ヒロインによるしっとりとした硬質の文体で描かれる情交描写は、当時も今もあまり変わってはいない。本作では32歳の課長と25歳の先輩社員のヒロインであり、21歳の主人公の年齢を考えると、どちらでも違和感は無い歳の差ではある。

課長に想いを寄せる主人公からすれば憧れの彼女だけでなく、同じくらい魅力的な先輩社員とも深い関係になる訳だから願ってもない話ではあるが、課長からすれば若いカップルの誕生を見て自ら身を退くべきだと感じざるを得なかったのかもしれない。そうした喪失感をあまり強調せずに情交描写の途中で締めるのは、いかにも官能小説らしい的確な纏め方だと思う。

DSKさんのブログでの紹介記事です。
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オフィスの甘い蜜-女上司の贈り物(著:小鳥遊葵、リアルドリーム文庫)


「美少女文庫 レビュー」のみきりっちさんのブログでの紹介記事です。
リアルドリーム文庫 オフィスの甘い蜜 レビューオフィスの甘い蜜 女上司の贈り物 (リアルドリーム文庫11)posted with amazlet at 10.04.18小鳥遊葵 キルタイムコミュニケーション 売り上げランキング: 129913おすすめ度の平均: 妖艶な女上司と可憐な先輩2人との密やかな体験 愉しみ。Amazon.co.jp で詳細を見る港町のホテルで繰り広げられるOLたちの愛憎劇。「あん…駄目でしょう、こんなところで悪戯しちゃ」ホテルの空き室...
リアルドリーム文庫 オフィスの甘い蜜 レビュー

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桐島寿人「言いなり面接 隣人妻、女教師、女子大生を」

桐島寿人「言いなり面接 隣人妻、女教師、女子大生を」
(フランス書院文庫、2016年2月、表紙イラスト:村山潤一)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

世界的な下着メーカーの人事担当の田沼は、かつて自分をストーカー呼ばわりした後輩の香澄、隣人の法務部長の妻・佳奈子、中学時代に恥をかかされた元教師の冴子の三人の面接を担当することとなり、自慢のテクニックにより奴隷同然に堕としてしまう。

【登場人物】

田沼健太
24歳。東北地方にある世界的な下着メーカーに勤める人事担当の社員。社長の甥で出世は確実視されていて頭は切れるものの人格者とは言えず、外見は茶髪でチャラい印象を与える。帝王学らしきものは受けており、女性を躾けることに長けている。

高野香澄
21歳の大学4年生。田沼の大学時代のサークルの後輩で、体調が悪い両親の為に厚遇の田沼の会社の面接を受ける。かつて田沼の不躾な態度に嫌気が差してストーカー扱いし、刑事事件寸前まで発展していた。ショートカットでFカップの巨乳。処女。

水沢佳奈子
34歳。社宅で田沼の隣室に住んでおり、夫は田沼の会社の法務部長で、本社に転籍したばかり。夫の持病でEDを患っており、セックスレス気味。ひとり息子を育てながら働いてみたいと夫と同じ職場を希望している。Gカップ。

野木冴子
40歳。元中学教諭で5年前にレストランを営む夫と結婚し娘がいる。家計の助けになればと働こうとしていたところ、田沼の会社の専務のつてで面接を受けることに。中学時代に不良だった田沼はこっぴどく怒られたのを根に持っている。Fカップ。

【展開】

香澄が面接を受けると知った田沼は、予め彼女の近況を調べた上で面接の段取りを整えると、会議室で当て馬の他の学生たちと共に下着姿になるように命じる。一人残された香澄は田沼から両親のことをあからさまに口に出され、ろくに抵抗することも出来ずに強いられるまま処女を奪われる。
三日後田沼に呼び出された香澄は母校へ営業に向かう課長と同行することになるが、玩具を挿入されたまま大学で老教授と再会する。薬を仕込まれ意識を取り戻した香澄だったが老教授の慰み者にされてしまい、更には田沼にシャワー室に連れていかれ友人たちに気付かれそうな状況で再び犯される。

夫の勤める会社で働こうと面接を受けた佳奈子は田沼の助手である香澄の態度や、更にPRと言いながらも香澄へのセクハラ画像を見せる田沼に不審を抱く。しかしコーヒーに仕込まれていた弛緩剤の効力で思うように抵抗できず、田沼に巨乳や秘所の品評をされた上で対面座位で犯されてしまう。
そして最終面接を控えた前夜、唐突にED改善の一助になればと夫から求められるままに佳奈子は目隠しをして縛ったまま受け入れるが、抱いていた男が田沼と知り混乱する。田沼の罠に掛かり夫が着服犯に仕立てあげられたと気付くも、アナルを犯された佳奈子は夫の前で愉悦の声をあげてしまう。

ある日専務の頼みで中途採用として冴子の面接を担当した田沼だったが、彼女はすっかり田沼が問題児だったことを忘れたのを見て、恥をかかされた過去の仕返しをしようと思い付く。同窓会と口実を作り冴子を呼び出し媚薬を混ぜた酒を飲ませ、かつての不良たちと代わる代わるに犯し抜き、その様子をスマホの動画で撮影し弱味を握る。

数日後田沼は三人を呼び寄せると最終面接と称して、それぞれにアピールさせて次々に後ろの穴を貫き牝奴隷とする。そして新商品の発表会の場で会社の専務、デザイナー、現地法人の役員たちの前で牝奴隷たちにストリップさながらに披露させ、自らの昇進を確実なものにしようと企むのであった。

【レビュー】

作者はこれまでデビュー作品「姉姦」は凌辱、約4年のスパンを置いた二作目の「美熟女ざんまい 未亡人、人妻、友人の母、令夫人…」は誘惑と真逆のアプローチで作品を刊行している。この間には別名義にてTL作品も刊行されており、作風の広さはこの辺りからも窺える。

本作は凌辱作品に戻っての「言いなり」と題される作風になるが、主人公を人事担当社員と設定し圧迫面接やリベンジなどの今時の要素を盛り込んでいる点に妙味がある。正直個人的には本作の主人公に対しては一切共感を得るところは無いが、逆にそんな男に好き勝手に弄ばれるヒロインの側の視点から読ませる効果は得られたのではと勝手ながら思う次第である。

個人的にはお尻多めの責めや第三者も加わっての性交描写にはあまり許容が無い上に、凌辱作品らしい王道的な展開がどうもご都合主義だなという感想になってしまう。それでも女子大生では大学の恩師の慰み者にされる場面、隣人妻の場合は寝盗られ要素、元教師には仲間たちで「まわす」描写など官能描写は満載であり、主人公の「手際の良さ」もあってか物語全体がよく纏まっていると思う。

テーマ : 二次元総合 漫画・エロゲー・小説・エロアニメなど
ジャンル : アダルト

tag : 社会人主人公 処女

プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

〈コメント〉
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