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森一太朗「完全服従 二人の母と姉は僕の肉玩具」

森一太朗「完全服従 二人の母と姉は僕の肉玩具」
(フランス書院文庫、2016年2月、表紙イラスト:丹野忍)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)




【あらすじ】

父親が脳梗塞で亡くなりその亡骸の前で拓己は真理子を犯して自分のものだと誇示するが、今さらのように自分たちの前に現れ引き取りたいと言い始めた実母の智代に罰を与え、実姉の紗英にも毒牙を向けて肉玩具にしようとする。

【登場人物】

香坂拓己
18歳になったばかりで父親を脳梗塞で亡くし、貸ビル業の経営に就いている。幼い時に智代が出て行き、父親の後妻の真理子に強く惹かれている。父親が度々真理子を縛って交わっているのを覗き見し、彼が倒れてからは力付くで関係を結んでいる。

香坂真理子
38歳。拓己の父親の後妻となり、元々母親の代からの生業であった小料理屋を経営している。Gカップで熟れた身体の持ち主だが、亡き夫から散々変態的な交わりを求められており、拓己からそれを受け継ぐように性交を強いられて悩みを抱いている。

鳴瀬智代
38歳。拓己と紗英の実の母親で前夫の変態性に耐えかねて紗英を連れて離婚、現在は別の男と再婚したものの、浮気癖の悪さから現在離婚協議中。胸の大きさは真理子と同じくらいだが、よりスレンダーな分メリハリの付いた若々しさを誇っている。

鳴瀬紗英
19歳。拓己の1つ違いの姉で、両親の離婚により智代に引き取られた。大学に通っておりサークルの先輩と付き合っているが、独占欲の強さに辟易し誰かに奪って欲しいと願望を抱いている。母親に似て瓜実顔で巨乳の美女。

【展開】

父の通夜で他の親族一同を帰した後真理子と二人きりになった拓己は喪服姿の彼女を縛って犯すと、休むことなく後ろの穴も貫いて連続絶頂を与え、真理子の口から自分の身体は拓己のものになったと宣言させて愉悦に浸る。三ヵ月前に変態的な行為の合間に意識を失った父親を入院させ、戻った足で縛られたままの真理子を初めて犯してからの念願が叶った瞬間であった。

翌日告別式を終えて自宅へやって来た智代から話を聞いた拓己だったが、自分が引き取りたいという勝手な言い分と、真理子を変態的な趣味の女だと決めつけるかのような言い方に立腹する。真理子とも同じことをしていると言外に匂わせながらも智代の胸乳に甘える素振りを見せていた拓己は、隙を見て智代を押し倒すとペニスを挿入する。母子だから絶対に膣内では駄目と智代から告げられると、拓己は意を得たりとばかりに後ろの処女に狙いを定めて腸内に射精する。

その間すっかり真理子を手なづけてペットにした拓己は頻繁に智代の部屋を訪ねると、紗英の目を盗んでは客間に敷いた布団の中や寝室で関係を繰り返していくが、真理子との爛れた関係を断ち切らせようと自分が牝奴隷になるからという実母の提案は受け付けず、罰を与えるかのようにわざと母子相姦だと強調し腸内や口内に射精するのであった。

そんな中拓己は紗英が頻繁にデートを繰り返しているのに嫉妬し、ある日勉強を見て欲しいと自宅に呼び寄せると睡眠薬で眠らせて全裸にし四肢を拘束する。目覚めた紗英は姉弟相姦を強いられる恐怖に戦きながらも、何度も膣内に射精されて意識を失うが、翌朝逃げ出そうと部屋を出たところで真理子に見付かり浴室へ連れて来られる。同性に身体を弄られ困惑する紗英だったが、拓己の口から逃亡しようとした罰として浣腸を受けて辱しめを与えられ、更には後ろの処女を奪われ理性が崩壊する。

三日後帰宅する様子のない娘の行方を案じ拓己の元を訪れた智代は、姉弟のまぐわいを目にして自分が代わりになると拓己の要求を受け入れるが、それが紗英とのレズプレイの事だと知る。相互愛撫から双頭ディルドーで繋がり高ぶった母娘に興奮し、拓己は二人に覆い重なるように紗英のアナルへ挿入して射精する。
そこへ真理子が現れ拓己の汚れたペニスを口で綺麗にすると、そろそろ智代を許してあげてはどうかと執拗に口唇で拓己を悶絶させながら智代の後ろの穴を指で解す。智代と紗英の二人から牝奴隷志願を受け、拓己がそれを受け入れて肛姦を始めたのを見て、真理子は女神のような笑顔を浮かべるのだった。

【レビュー】

物語が始まった時点で既に堕ち掛かっている義母に対しては父親と自分とを比較して飽く無き責めを、変態的な趣味だと夫に見切りを付けて離婚した実母や実姉に対しては途切れない絆を刻み付ける主人公像は森一太朗作品ではお馴染みと言える設定なのかもしれない。個人的にはお尻でされる描写が多いだけに若干許容の限界を超えているものの、牝奴隷云々と過激な言葉の割には凌辱作品としては甘い印象を受けた。

但馬庸太作品とも相通じるものがある作風なのだが、本作では比較的早めに堕ちる義母が主導権を握り実姉と絡んだり、嫌々ながらも実の娘と玩具で繋がってしまう描写に妙味を感じた次第である。ここで三人が組んで主人公に逆襲したら甘々誘惑系にも転じられる訳であり、敢えてそうしないところにやはり凌辱的な切り口で書きたいという作者の意向が伺えて興味深い。的外れな指摘かもしれないが、無理して悪ぶっているような気もする。

tag : 高校生主人公 母子相姦 母娘丼 処女

七海優「妻の母vs.妻の妹vs.おさな妻」

七海優「妻の母vs.妻の妹vs.おさな妻」
(フランス書院文庫、2016年2月、表紙イラスト:新井田孝)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

妻の沙織の実家である三河家で同居生活を始めて2ヵ月が経ち、義父の初七日が過ぎて康平は姑の京子に対して欲情を抱き押し倒してしまう。それを知ってか知らずか妻の妹の翼は康平に積極的に迫って来るが…。

【登場人物】

三河康平
26歳。沙織の夫で会社員。2ヵ月前に夫婦で住んでいたアパートの契約更新の折りに、妻の実家である三河家で同居生活を提案される。一緒に暮らす内に妻には見られない京子の淑やかさに惹かれていく。

三河京子
39歳。沙織と翼の母親。夫である三河を亡くしたばかり。娘たちの姉と間違えられるくらい若々しく、淑やかで控え目な性格。年齢なりに熟れた身体付きで巨乳だが、男性経験は夫ひとりだけ。康平のことは普段「婿様」と呼んでいる。

三河翼
18歳。高校3年生。沙織の実妹。ショートカットで活動的で性格で、姉とは別の魅力を放っている。元より康平のことを好いており、普段は「お義兄ちゃん」と呼んでいる。スレンダーながらもDカップの魅力的な肢体の持ち主。男性経験は無い。

三河沙織
21歳。康平の妻だが気が強く、OLで出世を目指して働きづめのせいか、康平とは半年以上も性交渉を持っていない。いわゆるツンデレタイプで彼女なりに康平に愛情を持っているのだが、彼に上手く伝わらずにいる。

【展開】

仕事を終えて帰宅した康平は義父の初七日を終えて喪服姿の京子に色気を感じるが、彼女がふらついたのを支えてあげたのをきっかけに思わず唇を奪う。頬を張られるもののままよとばかりに康平は京子を押し倒すと、妻の沙織と久しく性交渉を持っていないと告白する。京子から娘の不始末の責任を取らねばと言われ、康平は口唇奉仕のやり方を教えて射精した後、正常位で交わると続きを求められ今後じっくりと開発していけば良いと喜ぶのであった。

数日後京子の頼みで翼の家庭教師を始めることとなった康平だが、勉強を始めて30分もしない内に翼が飽きてしまい夫婦仲や京子の話を持ち出して来る。積極的な翼はチャックから康平のペニスを取り出し膨張していく様を観察すると、手でしごいて迸りを顔で受けてしまうが、更に口唇奉仕を求めて飲精する。健気な翼の態度に惹かれた康平は正常位で破瓜へ導くと、妻や義母に対する罪悪感を抱きながらも三度目の絶頂を迎える。

ある日定時で仕事を終えてパートを始めた京子を迎えに職場にやって来た康平だが、彼女が逃げ出し後を追って来た店長のセクハラを知って鉄拳制裁に及ぶ。赤の他人より禁断の関係なのに好意を覚えた京子は、汚されていないかどうか確かめて欲しいと告げ康平と共にホテルに向かう。全身をくまなく愛されて気を遣ってしまった京子は口唇奉仕で飲精するが、どうしても本番だけは受け入れずに膝立ちになってパイズリ奉仕を行って二度目の射精に導く。
衰えを見せない剛直を見て受け入れたいという気持ちを隠せずにはいられない京子に対して、自ら望むまで待っていたと康平の優しさを知って素直に願望を口にするが、彼はこれっきりにはしたくないとベッドで交わり電マを駆使して京子を何度も絶頂に導きながら射精する。それでも京子は最後にするつもりでいたが、康平はこれからを約束したも同然と勘違いする。

一方二人が情事に耽っている間に連絡が取れないのを訝り、翼は何かあると勘づいて授業参観に康平も一緒に来て欲しいと頼み、京子にはわざと時間を遅く告げる。若い男が参観にやって来たと教室内で母親たちがざわつき康平は担任から退出して欲しいと命じられるが、翼もタイミングを合わせ保健室に行くと付いて来られてしまい、廊下の窓越しに授業を見る振りをしながら口唇奉仕を受けざるを得なくなる。
康平と別の校舎に移動した翼は京子がセッティング通りに授業後に現れたのを見て、康平の気持ちを確かめようとゲームを提案する。服を脱いで教壇の下に隠れ、康平が口唇奉仕で射精しなかったら勝ちという無茶難題を吹っ掛けられるが、そこに京子が現れる。腹を壊している振りをして何とか京子を追い返すことに成功するが、翼に義母と関係を持っていると知られてしまう。

康平と関係を終わらせると決意した京子だったが、唐突に贈られたバイブの始末に困りデパートのトイレに駆け込む。緊張から解放されて温水洗浄器で秘所に刺激を受けた京子は、思わずバイブを取り出してオナニーするが膣奥に届かないもの足りなさに悶々とする。その晩康平の夜這いを受けると思わず自慰の手伝いをしてと求めるが、スローな指の出し入れで敏感なスポットを突かれて潮を吹く。そんな京子の反応を見て康平は関係を確約させようとわざと騎乗位で交わるよう要求し、京子も恥じらいを捨てて跨がると今までにない愉悦を味わいあられもない声をあげる。
そこへ翼が現れ覗き見しながらオナニーしちゃったと明かしながらも、好きな人が他の女を抱いている気持ちも分かって欲しいと言い京子を納得させると、目の前で騎乗位になって交わり京子も康平の顔面に乗って快感を得る。そこへうるさくて眠れないと妻の沙織がやって来る。申し開きの余地が無い康平は、三人を一緒に愛したいと告げるとそろそろ子作りがしたいと提案する。勝手な言い分に呆れながらも惚れた弱みで沙織も出世なんてどうでも良いと開き直り、母や妹のサポートを受けながら快感を得るのであった。

【レビュー】

「第12回フランス書院文庫官能大賞新人賞」を受賞してから1年半で三作品目となる本作も、「下宿」などの居候テイストと母娘丼という流行りを取り入れ、この作者らしい趣向を織り混ぜた現代的な誘惑官能作品と言えるだろう。これまでの作品とは違うのは主人公が妻帯者で、ヒロインを題名の通りに並べると妻の母、おさな妻(おさな妻と言うほど幼くは無いし、主人公よりしっかりしているが…。)と主人公との関係性は違うものの、人数は3人と同じである。

妻の母(姑)は10代で亡き夫と結婚し、彼の望むやり方での情交しか経験していないようであり、お約束とは言えど主人公の尽きない精力と執拗なまでの技巧に翻弄される。予想した以上に貞淑で堕ちないようでもあるが、玩具を渡されて始末に困りあまつさえデパートのトイレで洗浄器を使って愉悦に浸ったりと現代的な要素も描かれている。

妻の妹(小姑)は一途で健気な面もあるが、基本的には奔放的で主人公ラブなところを見せており、時には露出に近い行為で恥じらいを感じつつも興奮を覚えている。処女な割には指で馴染んでいて痛みを感じないというのも現代的な要素だと思うが、個人的には彼女の健気さよりは小悪魔な一面の方が気になったところであり、母と主人公の関係を確信しつつ仕掛けるゲームの描写に冗長過ぎる印象を受けた。ここで母娘対峙にすれば終盤で妻のパートにも行を費やせたように思える。

妻に関しては元々フランス書院文庫では妻や恋人(彼女)との情交描写にあまり重きを置かない方針らしいので、終盤で全員プレイに雪崩れ込む過程でのおまけ程度しかないのは納得だが、仕事に情熱を注ぎ主人公の欲求不満の一因にしたならば、それに反する主人公の「子作り発言」は要らなかったのではと感じた次第である。

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鷹山倫太郎「熟女家政婦と僕【青い初体験】」

鷹山倫太郎「熟女家政婦と僕【青い初体験】」
(フランス書院文庫、2016年2月、表紙イラスト:川島健太郎)

ネタバレ有り。御注意下さい。

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【あらすじ】

高校で寮生活を送る幸治は、実家に戻った際に住み込みの家政婦の弓恵の下着を持ち出しオナニーするが、その姿を目撃され筆下ろしをしてもらうことに。そして寮に戻ると寮母にしては華美なほど魅力的な綾香からも誘われる。

【登場人物】

笹原幸治
高校生で遠方にある進学校の寮に入って生活している。実家は病院を経営しており、5つ離れた兄も後を継ごうと大学の医学部に通っている。弓恵に対して親しみを持っているのだが、帰省するまでは女性としての意識はあまり無かった様子。童貞。

水谷弓恵
35歳。笹原家で長年に渡り住み込みで働く家政婦。素性は良く分からず、結婚していないが男性経験は少なからずある様子。慈愛に満ちた淑やかな性格の美女で、家の中では常に割烹着などの和装を身を包むことが多い。年相応に熟れた身体付きでHカップ。

工藤綾香
31歳。幸治の通う高校に併設された生徒寮の寮母兼管理人として働くが、日本人離れした美貌とFカップで抜群のスタイルを持つ魅力的な女性。かつて結婚していた時期があったが、離婚して今の仕事に就いてからは気に入った生徒を時々摘まみ食いしていた様子。その生徒の中には幸治の兄もいた。

【展開】

GWで帰省したある日幸治は洗面所に向かうが、そこで弓恵の下着を見付けて部屋に持ち帰りオナニーしてしまう。そして弓恵に見付かるが汚れたペニスの後始末をしてもらう内に再び勃起し、手や口で2回も精を放出させる。翌日の晩約束した通り彼女の部屋を訪ねてスマホで豊満な身体を撮影するが、弓恵から男にして差し上げましょうと優しく微笑まれ、正常位で2回、騎乗位で1回と中に射精する。

寮に戻った幸治は綾香の態度に後ろめたいものを感じてうっかりスマホを置き忘れてしまい、弓恵の裸体を収めた画像を見られてしまう。寮母室へ呼び出された幸治は口止めの代わりに彼女を抱くこととなり、セックスを教えてもらいながら立て続けに膣内へ射精し、綾香を夢中にさせてしまう。

8月に入り水泳部の練習で短い帰省となった幸治は、綾香に教わったように弓恵にもパイズリで洗って欲しいと求めて乳谷で射精する。頑なに本番は許そうとはしない弓恵だったが最終日の夜に幸治が綾香と電話で話をしているのを聞き、彼女の存在を知って部屋に誘うと、思う存分幸治にピストンさせ離れがたい想いを抱きながら身体を重ねるのであった。

秋を迎え学園祭の準備で擦れ違いが続いていた綾香は、その当日に高校を訪ねて彼を来客用の男子トイレの個室に連れ出す。口唇奉仕の最中に用を足そうと他人の足音が近付く中で興奮を覚え、精を受け止めると自ら後背位で幸治を導くが、二度目は駅弁で突かれて射精されると快感のあまり失禁してしまう。後始末をしてトイレから出た綾香は弓恵の姿を見掛け話し掛けるが、当の弓恵は綾香だと知ってマフラーと手袋を渡してそそくさと逃げ出してしまう。
数週間後すっかり甘えるようになった綾香は幸治を部屋に招いて抱かれるが、危険日だからとスペルマを顔面に受け止め、その後で後ろの処女を捧げたいと提案する。すっかりテクニシャンになった幸治に感心しながらも、綾香は腸内で迸りを受けるとまたもや失禁するほど愉悦を感じるのであった。

12月に入りクリスマスを間近に控えた冬休みの初日に綾香は密かに弓恵に連絡して呼び寄せると、幸治を連れてラブホテルへ向かう。緑と赤のビキニを纏った綾香と弓恵からプレゼントだと告げられた幸治は、初めは二人の手コキで、二度目は口唇奉仕で顔面に向けて精を放つ。そして浴室へ移動すると綾香の過去の「男性経験」を聞いて興奮を覚えながら騎乗位で貫き、弓恵にも同じ体位で立て続けに射精する。更に弓恵のリクエストで肛門性交を済ませた幸治は、寝室に戻ると二人を並べて交互に貫き、絶頂のあまり吹いた潮を浴びると、将来の進路を思い描きながら差し出された二人の手を握りしめる。

【レビュー】

2016年二人目のフランス書院文庫からの新人デビューとなった本作は、自宅を離れて寮生活を送る高校生が住み込みの家政婦と、寮母の二人からショタコンめいた愛情をふんだんに注がれる作品である。家政婦に手解きを受けた主人公が寮母により技巧を覚え、会う度に与えられる愉悦に溺れていくのはお約束の範囲内と言えるだろう。

題名では主たる存在の家政婦は、主人公の家に住み込みで働いている為に彼が帰省する時にしか会えず、可愛さのあまりに筆下ろしをしたまでは良いが将来に差し障ってはと二度目の時に関係を拒む。それでも彼に別の女の影があると見るや一転して何度も受け入れる情の深さも伺えるが、やはり家政婦の立場から主体的に動けないのは仕方のないところである。それでも思う存分甘えさせてあげようとする場面は丁寧に描かれている。

寮母の方が主人公の側にいるだけに初めは摘まみ食いの感覚で教える立場だったのが主人公のあり余る性欲に溺れていき、家政婦の存在を知ってからは逆に甘える立場になり、遂には高ぶり過ぎてしまう癖が付くまでが妙味と言えよう。奔放そうに見えて実は主人公を思いやり、家政婦と二人で彼を愛していこうと決断するのも彼女である。こうした作品の流れは多分に巽飛呂彦作品や鏡龍樹作品の影響を受けているのではないかと思うし、帯に「イチオシ 超大型新人」とあるように、今後こうした作品を重ねていってもらえれば喜ばしい限りである。

DSKさんのブログでも本作をご紹介なさっています。
2016/2/25 発売熟女家政婦と僕-青い初体験著:鷹山倫太郎、フランス書院文庫→ Amazonはコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。「坊ちゃんの××、さっきより大きくなってきましたわ」割烹着姿で浅黒い男根に絡み付かせる白く細い指。甘えん坊の幸治が愛情たっぷりに注ぐ淫らな視線が、母性あふれる弓恵の成熟した身体にも火をつけて……唇で施す肉棒のお掃除、豊満ボディを揺らす性のご奉仕……どんな甘いおねだりも聞いて...
女家政婦と僕-青い初体験(著:鷹山倫太郎、フランス書院文庫)

tag : 高校生主人公 童貞 熟女限定 デビュー作品

西条麗「秘戯」

西条麗「秘戯」
(フランス書院文庫、2003年7月)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)

秘戯 (フランス書院文庫)
西条 麗
フランス書院
2012-08-17



【あらすじ】

妻との関係が上手くいかず、子供たちもパラサイトシングルで苛立ちを募らせていた中原は、ある日弁当屋の売り子である麗奈と出逢い癒しを得る。夜はホステスとして働く彼女に惹かれ関係を結ぶものの、ある日道端で萌を保護し世話を焼くと、彼女から愛していると告げられる。

【登場人物】

中原圭二
50代で某中堅企業の営業部長になったばかりだが、家庭では25歳の過食症の無職の息子と、恋人に捨てられたのがきっかけで拒食症になった娘、二人を溺愛しそりが合わなくなっている妻との三人暮らしで、家庭崩壊の危機に瀕している。

南原麗奈
28歳。山形出身のシングルマザーで母親に娘を預けて上京し、ホステスと弁当屋の売り子を両立し生活費を稼ごうとしていたが、結局弁当屋を辞めてしまう。「乱し系」と自称し空気が読めない天真爛漫な性格だが、中原は癒しを得る。Cカップ。

川崎萌
23歳。岩手出身で上京し一時期はOLに就いていたが、何らかの理由で会社を辞めて無気力な生活を送り、道端で乱れた姿で眠っていたところを中原に助けられる。スレンダーな身体ながらもEカップのバストとスタイルは良い方。

【展開】

朝から妻と喧嘩して出社した中原は、昼休みに弁当屋で出会った麗奈の明るい性格に心が癒されるものを感じ、毎日のように通い詰める。しかしある日彼女が仕事を辞めたと聞き落胆するものの、一年ぶりに再会した友人の奢りで向かったクラブで麗奈と再び話をする機会を得る。翌週再び店を訪ねた中原は仕事を終えた麗奈に誘われて部屋に向かうと、乱し系だからと言いながらも態度を変えず、まるで父親のようだと語る彼女を抱くのであった。

半月後中原は帰宅途中で萌を保護し彼女の部屋に向かったが、部屋に溜まったゴミから放つ異臭に辟易しホテルに連れていくと、自ら身体を洗おうともしない萌に呆れながらも世話を焼く。その週末中原は妻と口喧嘩の末家を出るとふと萌が気になり部屋を訪ねると、相変わらずゴミだらけで不潔にしているのを見て部屋を片付ける。翌日まで掛かり流石に疲れたとベッドで昼寝をしていると、いつの間にか萌に奉仕されているのに気付き、そんなつもりではなかった中原も雰囲気に流され彼女を抱く。

萌を抱いてから半月後麗奈と再び関係を結んだ中原は、彼女が余計な詮索をせずにいることに安堵するものの、やはり萌のことが気になり週末に部屋を訪ねる。ゴミだらけの部屋の中を再び片付けた後で中原は萌を連れて食事を済ませると情交に至るが、何か対策を講じなければと考えて、妻に内緒で週末に萌と伊豆へ小旅行に行こうと思い付く。恋人さながらに楽しむ萌を見て、中原も普段より頑張り三度目の情交に至るのだった。

一方で麗奈とも関係を続けていた中原は彼女の部屋を訪ね身体を重ねると、母親の具合が悪いとの知らせを受けて一時的に帰郷すると聞き同伴すると約束する。その週末山形まで送り届けるが、病院の待合室で麗奈と母親が口喧嘩をしているのを目にし複雑な家庭事情を知る。温泉宿に泊まって情交を済ませると、麗奈からシングルマザーだと聞かされ娘の名前が萌だと聞いて複雑な思いを抱く。そして翌朝彼女が暫く郷里に残っていくと知って大人の対応で別れを告げるものの、中原はもう東京には戻らないだろうと確信する。

二泊の予定が早まって帰京し萌の部屋で一夜を明かした中原だったが、その三日後に友人の恋人から連絡が入り彼が妻の後を追ってハワイで自殺したと聞かされる。友人の羽振りが良かったのは会社の金を横領していたからだと知り、やり切れない思いを抱いた中原は萌の部屋を訪ねて彼女を抱くものの、それが最後の逢瀬となる。友人を失い、自分が愛した若い女性たちが郷里に帰って再出発を決めたことに、中原も現実と向き合おうと決意を固めるのであった。

【レビュー】

フランス書院文庫でも数少ない女流である作者は本作でデビューし、4作品を残している。偶々同姓同名のアダルト女優もいるのだが、関連性のほどは不明である。従って作者が若いのかそれ相応の熟女かも分からないのだが、本作を含め他の作品においても40歳以上の男性を主人公にしている。

社会的にも責任ある立場の人物が若い女性と出逢い性的には淡白であるはずが二回戦、三回戦まで挑むだけの精力もあると再認識するし、女性たちも父と娘くらいに年齢の離れた男性に優しくされ人生をやり直そうと決意する。大人向けの作風ではあるものの、官能小説としては要領よく纏まっている分物足りなさも感じられる。

本作が刊行された2003年時点では、マスターズ文庫を中心にこうした大人向けの落ち着いた作品もしばしば見られていたのだが、年を経る毎に主人公の年齢は下がっていく。少年や青年主人公が年上の女性に憧れや性的な興味を抱き、次々に関係してハーレム化する作品が多くなったのは、今から見れば納得のいく流れかもしれないが、その分捨ててきたものも決して少なくは無いだろうと感じる次第である。

DSKさんのブログでも本作を紹介なさっています。
2003/07/23 発売→ Amazonはコチラから。→ Kindle版はコチラから。鈴口にキスをし、茎深く咥え朱唇をすぼめて抽送。 さらには肉袋から会陰部に舌を這わせ刺激を送りこむ。 こんな濃厚で情熱的なフェラは、性交は、初体験だった。 妻に秘密で若い牝肉と交わす秘技、秘儀、秘戯…… 仕事を忘れさせ心身を癒してくれる愛らしい萌と麗奈。 若い美女二人の献身と甘い蜜肉で今、男は牡になった!★★★☆☆ 熟年男の出会いと別れと再スタート, 2...
秘戯(著:西条麗、フランス書院文庫)

tag : 社会人主人公 デビュー作品

2016年2月刊情報&3月刊情報

2016年は早くも1ヵ月が過ぎました。寒い日が続きますので、体調管理には十分注意なさって下さい。

「これから出る本」(公式ホームページ)

◆フランス書院文庫X2016年2月刊情報

結城彩雨「肛虐許可証【姦の祭典】」




北都凛「新妻奴隷生誕【鬼畜版】」




●フランス書院文庫2016年2月刊情報


藤崎玲/原作:四畳半書房「母娘の檻 陽子、あゆみ、舞…全員が牝になった」




昨年12月の「銀竜の黎明 女剣士&女戦隊長、完堕る」(御堂乱/原作:向正義)に続く黒本ノベライズ化第二弾は、寝盗られ(NTR)同人作品を刊行なさっている四畳半書房さんの原作です。書籍情報によると、416頁とボリューム十分です。


森一太朗「完全服従 二人の母と姉は僕の肉玩具」




毎年コンスタントに作品を刊行し続けている森一太朗さんの新刊は、今までと同様に調教色が強い作品のようです。二人の母とは実母&義母38歳のことで、何となく但馬庸太作品に似た色合いを感じます。


天海佑人「女教師四姉妹狩り 悪魔校務員の専用奴隷にされて」




こちらも順調に作品を重ねる天海佑人さんの最新刊は四姉妹もので、こういう作品ではお約束の学年主任の長女から教育実習生の四女まで幅広く揃えています。


七海優「妻の母vs.妻の妹vs.おさな妻」




21歳のおさな妻と結婚している主人公に、39歳の妻の母、18歳の妻の妹が誘惑合戦に参戦です。ここ近年新人賞や特別賞を受賞なさった作家さんで息の長い活躍を見せることが少ないので、七海さんには是非とも頑張っていただきたいと思います。因みにコンビニ向け白表紙版のイラストも新井田孝さんの手によるものです。

桐島寿人「言いなり面接 隣人妻、女教師、女子大生を」




デビュー作品「姉姦」では姉二人への凌辱作品、昨年久し振りの刊行となった「美熟女ざんまい 未亡人、人妻、友人の母、令夫人…」では熟女誘惑作品と真逆のベクトルに振れていました。本作は言いなり系なので凌辱色が強いですが果たして…?


鷹山倫太郎「熟女家政婦と僕【青い初体験】」




2016年は1月に続いて2月も新人さんのデビューが続きます。35歳の家政婦弓恵と、31歳の寮母あやかの二人が登場するようです。




こんなよく似た設定の作品もありますね…。



DSKさんのブログにて、2月刊行の「気になる」作品をピックアップなさっています。
2016年2月発売予定の官能書籍から気になる作品をDSKが独断と偏見でピックアップ!●フランス書院文庫X 2016/2/13 発売肛虐許可証-姦の祭典(著:結城彩雨)→ Amazonはコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。人妻を、ここまで堕とすか、結城彩雨女子大生、キャリアウーマンを拉致、監禁し、凌辱の限りを尽くす二人組の次なる獲物は准教授夫人!むっちりとした熟尻の29歳を輪姦地獄にかけ、前と後ろの二穴を串刺し...
2016年2月の気になる官能書籍



【2/24更新】

▼フランス書院文庫2016年3月刊情報


綺羅光『新妻拠出 淫獣上司に狙われて』

御堂乱『人妻捜査官【全員奴隷】』

小日向諒『喪服母娘【ひとりみ】』

山口陽『お尽くしします 大正純潔娘と僕』

小鳥遊葵『淫ら熟女ぐるい 未亡人兄嫁と若兄嫁と義母』

本城山羊『新しい母、新しい姉妹、新しい先生』



まず山口陽さんの題名が目を引きますが、誘惑作品のようです。はいからさんのような純潔娘がタイムスリップしたのでしょうか…?
その他では綺羅光さんと御堂乱さんは凌辱作品で間違いのないところで、個人的にはGW狙いでどちらかは4月刊行だと思っていましたので、意外に早い揃い踏みだなという印象です。

小日向諒さんはご自身のTwitterであげていた通り、小鳥遊葵さんはブログで近況を述べていた通り、3月刊行となりました。本城山羊さんは「ほんじょう山羊」名義で美少女文庫でも3月刊行となりますが、こちらは2月予定がスライドしたものなので止むを得ない一面もありますね。

小鳥遊葵さんのブログ



ここまでお付き合いいただき、ありがとうございますm(__)m
今年は私自身が大厄ですが、まずは1ヵ月無事に過ごせました。これからスギ花粉症の季節がやって来るので、ボーッとしてウッカリしないように気を引き締めていきたいと思います。
2月もマイペースで更新していきますので、宜しくお願いします。

テーマ : 二次元総合 漫画・エロゲー・小説・エロアニメなど
ジャンル : アダルト

砂原純「ルームシェア【危険な共同生活】」

砂原純「ルームシェア【危険な共同生活】」
(フランス書院文庫、2012年3月、表紙イラスト:川島健太郎)

ネタバレ有り。御注意下さい。
2016年2月22日レビュー再編集。

作品紹介(公式ホームページ)

ルームシェア【危険な共同生活】
砂原 純
フランス書院
2014-06-17



【あらすじ】

会社の倒産で失業した晴人が、義姉の由希子が他の女性とルームシェアしているマンションに同居させてもらうが、ルームメイトでストーカーに悩む未亡人の弥生や、幼なじみでナースのエリカと立て続けに深い関係になる。

【登場人物】

中村晴人
25歳。晴人が6歳の時に父と由希子の母が再婚し義理の姉弟の関係となったが、勤めていた会社が倒産した為、由希子の部屋に居候する事になった。目下再就職先を探している。

中村由希子
26歳。高校の国語教師で晴人の義姉。清楚で愛らしくスレンダーな容姿の女性。Cカップ。幼い頃は晴人やエリカと3人でお医者さんごっこをした程の仲良し。エリカや弥生とルームシェアしている。男性関係は全く無いため処女。

林エリカ
27歳。由希子と晴人の幼馴染みで小児科の看護師。由希子や弥生とルームシェア仲間。世話焼きで甘えるような語尾を伸ばした口調が特徴。水泳部出身で背が高く小麦色の肌でモデル体型だが、本人は大女だとコンプレックスに感じている。処女。

三原弥生
30代の未亡人。丁寧な口調で上品さを醸し出しているが、性には奔放で悪戯が過ぎる面も。 小柄だがグラマラスでFカップの美女。由希子やエリカとルームシェアをしているがストーカーに付きまとわれているらしく、用心棒として晴人の同居に賛成した。

【展開】

由希子たちの部屋に居候を始めた翌朝、晴人はトイレの前で罠に掛かり弥生にトイレに連れ込まれてしまう。手にしていた下着と朝勃ちしたペニスが動かぬ証拠だと変態呼ばわりされて証拠写真まで撮られてしまい、更に出掛けたと思っていた義姉に具合が悪いのと声を掛けられ、晴人は弥生にされるがまま手コキや口唇奉仕を受け射精する。更にパイズリフェラから弥生の顔面へ二度目の精を浴びせてしまい、罪悪感を抱くのだった。

由希子の代わりに共用区間や浴室の清掃を済ませ一風呂浴びようとしていた晴人だが、そこへ夜勤から帰宅したエリカがやって来てしまう。女らしくなった彼女の肢体に欲情したのを隠そうとするものの、執拗なまでのスキンシップの果てに口唇奉仕で射精する。お返しにとエリカの秘所を指で弄っていると、彼女の口から直接感じたいと告げられ騎乗位で繋がるが、頑なに処女であることを隠そうとする意地らしさに惹かれながら共に絶頂を迎える。

翌日の晩に晴人は週一の収支報告の場で由希子の目の前にも関わらず、両隣りに座った弥生とエリカの露骨過ぎる密着に辟易しながらも二人の秘所に指を向けて絶頂へ導く。テレビ映画を観ようと明かりを落とした部屋で、義姉に見られるかもしれないという緊張感の中で弥生の口唇奉仕で晴人は射精するが、再び勃起に触れられ自棄気味に手コキを強要させる。頃合いを見計らって部屋を去ったことから由希子が握っていたと知って驚くが、当の由希子も義弟の強引さに当惑し二人に毒牙を向けさせまいと処女の身体を差し出し対面座位で結ばれる。

ある日弥生は晴人を誘って由希子やエリカの本心を聞き出そうと思い付き、彼の部屋で服を脱ぎ全身タイツ姿で挑発する。示し合わせた通り弥生の部屋のクローゼットに隠れていた二人は駅弁スタイルで繋がったまま部屋にやって来た晴人と弥生の情交を覗き見る。姉弟相姦なんてと躊躇う由希子はエリカに説得され部屋に出て来て三人で奪い合いになるが、仲良くシェアしようと提案しそれぞれ晴人から中出しされる。二度目の情交に満足した由希子をよそに、弥生やエリカは二回戦を申し出てハーレムはまだまだ続きそうである。

【レビュー】

帯には「神瀬知巳氏が大推薦」という宣伝文句が有り活躍が期待された新人であったが、2016年現在では本作のみの刊行に終わっている。ルームシェアという題材は、本作の前後にも山口陽氏や巽飛呂彦氏など複数の作家の手により用いられているが、本作では更に官能面に特化した作風に仕上がっている。

その点を考慮してもハニートラップを仕掛ける未亡人の積極さは山口氏の得意とするヒロインと共通ところではあるが、幼馴染みはともかく義姉までも処女に設定したせいか元から主人公ラブな一面はあるにせよ、展開に唐突過ぎるきらいがしなくもない。端的に申し上げるなら、先輩作家の美味しい部分を繋ぎ合わせて仕上げた印象を受ける。従ってデビューしたのは良いが、その先で行き詰まってしまったのではないかと推測する次第である。

中盤では積極的過ぎる未亡人にやり返す描写はあるものの、基本的には彼女の手のひらで転がされてしまったような印象の主人公だが、こうしたフランス書院文庫の「甘えん坊系」の作風はこの年を境に「荒ぶる主人公」路線へと違った展開を見せていくのは興味深いところである。

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tag : 社会人主人公

桐島寿人「姉姦」

桐島寿人「姉姦」
(フランス書院文庫、2011年3月、表紙イラスト:霞香織)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)

姉姦 (フランス書院文庫)
桐島 寿人
フランス書院
2012-08-17



【あらすじ】

兄嫁の理彩や実姉の久美に並々ならぬ性欲を抱く悪魔少年の俊太は、ある日理彩を襲うが未遂に終わる。それでも次第に二人に毒牙を向ける俊太だったが、兄に見付かり放逐されてしまう。そして四年後荒んだ生活を送る俊太は連絡を立ち続ける二人に再び毒牙を向けることに…。

【登場人物】

橘俊太
16歳。高校1年生でテニス部所属。兄夫妻の家に実姉の久美と一緒に同居している。大人しくて中性的で可愛らしい顔の大柄な少年だが、理彩や久美に対して並々ならぬ性欲を抱いている。同級生とままごとのような性体験(未遂)までは経験した様子。

橘理彩(りさ)
27歳。研究所勤めの夫は俊太の兄に当たり、5年の交際を経て結婚している。身長168cmでスレンダーな身体付きながらもFカップで、清楚で上品で匂い立つ色香があり、肩胛骨まで伸びたストレートの黒髪の美女。

橘久美
18歳。高校3年生。テニス部のキャプテンを務める俊太の実姉で、兄夫妻の家に同居している。勝ち気で生意気ざかりだが実は甘えん坊で寂しがり屋で、キュートな魅力を醸し出しており、ショートヘアで理彩よりも背が低く華奢な身体付きの美少女。処女。

※本作の第2章時点での設定で、第3章からはその4年後の話です。

【展開】

帰宅途中の兄嫁の自転車を隠しスタンガンを使って理彩の自由を奪い、廃工場へ連れ込んだ俊太は正体がバレないように挿入を試みるが、女陰にペニスを触れさせただけで自失してしまう。一方の理彩は凌辱者の体臭を嗅いで俊太と目星を付け翌日二度としないように釘を刺すが、その晩に床に布団を敷いて眠る夫がいる中で開き直った俊太に夜這いされ、ろくに声も挙げられないまま蹂躙される。それでも本番だけは避けねばと奉仕を申し出て、口内で精を受け止める。

兄や姉のいる前で理彩に悪戯し、更にはもう一度口唇奉仕を要求する俊太。そんな二人の様子に不審を抱き関係に気付いた久美は翌朝俊太に問い質すと、手首を拘束されて犯されそうになるが、隙を見て反撃しその場を凌ぐ。しかし狡猾な俊太の罠に掛かり、学校の部室で後ろ手に縛られて素股で白濁を浴びせられる。更に自宅に帰っても執拗に迫られる久美だが、帰宅した理彩も巻き添えになり目の前で処女を奪われる。続けて理彩も犯す俊太だったが、そこへ兄が戻って鉢合わせとなり鉄拳制裁を受けた後に、全寮制の高校へ放逐される。

それから4年後荒んだ大学生活を送る俊太は、連絡一つも寄越さない理彩や久美に歪んだ欲望を募らせ、部活の先輩の結婚式に呼ばれて再会した久美をトイレに連れ込み凌辱の限りを尽くす。新郎新婦の前で玩具を使ったり、帰宅するタクシーの運転手に行為を見せ付けたり、更には自室で久美との性交をインターネット中継し辱しめを与える。

次に俊太は理彩に照準を定め兄とのデートを楽しむ彼女と再会し久美の写真を見せて連れ出し、監禁部屋を模したラブホテルの一室へやって来る。天井から吊るした鎖で理彩の手首を拘束し、バックで貫いて中出しを繰り返す義弟の狂気におののきながらも、突然姿を消して訝る夫からの電話に理彩は罪悪感を強めながらも何度も絶頂へ導かれる。

久美とは列車の中で悪戯した後に途中下車した駅のトイレで性交、理彩とは酔い潰れた兄が眠る側で後ろの処女を奪うなど悪事の限りを尽くす俊太だったが、ある日理彩が久美を説得し関係を断ち切らせようと説得しているのを知る。久美がすっかり弟の虜になっており、罠が仕掛けられているとは知らずに理彩はホテルの部屋へやって来る。義妹に秘所を舐められ辱しめを受ける理彩は、目の前で自分と同じく後ろの処女を奪われる久美の姿に被虐美を感じてしまう。

数日後姉2人と兄夫婦の部屋で行為を楽しんでいた俊太だったが、突然暴漢の乱入を受けて久美と共にダイニングで拘束される。後から浴室を出た理彩を暴漢は彼女を縛って俊太が持っていた玩具を使い出す…。実は何かが物足りないと感じた俊太は、理彩に邪な思いを抱く彼女のバイト先の店長を唆し凶行へ至らせ、薄目を開けて姉たちの怯える表情を見つめ興奮しているのを隠そうとするのだった。

【レビュー】

作者の黒本デビュー作品である本作は、兄嫁と実姉の二人に対して歪んだ欲望を秘める主人公が暴虐の限りを尽くす凌辱作品である。この主人公はひたすら自己中心的な言動を繰り返していて正直その心の内は窺い知ることは難しく、兄嫁だけでなく実姉にさえもこれだけ辱しめを与える理由も優秀な身内への劣等感だけでは少々弱いのではないかと思われる。

犯された二人の姉たちに被虐美を感じる主人公の性癖は分からなくも無いのだが、個人的には姉に対する拘りが強いだけに二人とも凌辱的なアプローチで似せるのではなく、後に関係をもった方は他方の身代わりにと流れに甘々要素を加えて変化を付けてみれば良かったのかもしれない。デビュー作品だけに様々な状況で姉二人に被虐美を醸し出させているおり詰め込み感もあるものの、実姉の処女喪失を後述する場面において決定的な齟齬がある点は指摘しておきたい。

愛好家Sさんによる本作のレビュー記事です。
1779『姉姦』桐島寿人、フランス書院/フランス書院文庫、2011/03 発売●あらすじ性欲漲る悪魔少年が、同居している魅力的な兄嫁や実姉に欲望を募らせ、遂に行動に出てしまう。そして、実兄にばれて家を追い出されて四年が経ち、大学生となり大人びた実姉や妖艶さを増した兄嫁を再び毒牙にかける。●登場人物【橘理彩(りさ)】今年で27歳。身長百六十八センチ。Fカップ。和樹の妻。清楚で上品で匂い立つ色香がある、肩胛骨まで伸び...
1779『姉姦』

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tag : 高校生主人公 姉妹丼 処女 デビュー作品

金澤潤「人妻社員【四つの狂った果実】」

金澤潤「人妻社員【四つの狂った果実】」
(フランス書院文庫、2005年9月、表紙イラスト:松原健治)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)




【あらすじ】

宝飾品を扱う会社の部長に栄転した三橋は取引先のデパートの売場の女課長、新婚の部下、大学時代の友人の妻、専務の妻になった元受付嬢と次々に関係を結ぶ。人妻なのに堂々と誘惑を仕掛ける女たちに、三橋はたじろぎながらも関係を深めていく。

【登場人物】

三橋実
39歳。一部上場の宝飾品を取り扱う会社に勤め、ひと月ほど前に部長へ昇進したばかり。妻と子供が二人いるが、家庭生活には不満は無いものの、妻との性生活にはもの足りなさを感じている。

中谷梨花
32歳。湘南にあるデパートの宝飾品売場の課長。夫は別の売場の課長だが、性格は合わずにセックスレスの状態。彫りの深い顔立ちとショートカットでクールな印象を与えるが、性的にはウブで恥ずかしがる一面も。

香西千春
25歳。三橋の勤める会社の営業部一課に所属のOLで、商品開発部の男子社員と1年前に結婚したばかりだが、性生活が少ないのを不満に思っている。Gカップの豊満なボディラインと色っぼさから社内では人気は高いが、性格は開けっ広げで酒豪と見た目と性格が反比例している。

古沢有紀
37歳。三橋と古沢が大学時代に所属していたサークルの2年後輩のマドンナ的な存在。大学を卒業し故郷の北陸に戻り老舗デパートの外商部に勤めていたが、7年前に本店に転勤して来た古沢と再会し結婚に至っている。三橋に好意を寄せていたが…。

神戸茜
27歳。三橋の勤める会社の専務夫人で、3年前までは受付嬢として働き男子社員の注目を集めていた。夫婦生活に不満は無いものの性的な関係が極めて少なく、かごの鳥状態に不満を抱いている。Dカップで魅力的な肢体を持つ美女。

【展開】

梨花の勤めるデバートの創業祭に向けて接待するつもりで誘った三橋だったが、夫とのデートがあるからと断られ、別の日に彼女からその時の埋め合わせだからと逆に飲みに誘われ、夫婦での営みが少なく不満を抱いていると知る。数日後創業祭の手伝いで泊まりで訪ねた三橋は再び梨花に誘われるが、自分の部屋にまで付いてくるとは脈があると察し、自分からは誘えないという態度を崩さない梨花を押し倒す。情事を終えた後、浴室でペニスを洗ってもらった後三橋が命じるままに口唇奉仕をする彼女を見て、Mの気があると思いながら身を委ねるのだった。

ある月末の金曜日にひとり残業していた三橋は、向かいのビルで不倫のカップルが情事に及ぶのを見掛ける。そして翌週会議室で千春が覗き見しているのを見付け飲みに誘われるが、居酒屋で明け透けな彼女に欲情を抱きつつ通りで彼女の夫とニアミスしたことで理性を取り戻す。翌週末も千春が覗き見しているのを発見した三橋は傷付けない程度にたしなめるが、逆に行為の時間を追求されて妖しい雰囲気となり、彼女を抱き寄せて慌ただしく情交に至る。その後でラブホテルに向かった三橋はこれまでで最長の時間を掛けて絶頂に導くが、もう一回とねだる彼女にやれやれという思いを抱きながら応じる。

出張で北陸のデパートの担当部長が変わった為挨拶に向かった三橋は音信不通となっていた友人がその部長だと知り、予定を変更して彼の家に泊めてもらうことになり有紀と再会する。夫が酔い潰れたのを見計らったかのように、三橋の寝室やって来た有紀から学生時代好きだったと告白されるが、三橋はその大胆さに驚きつつも彼女を抱き三発も精を注ぎ込む。そして翌朝起きて間もなく関係を求める有紀に圧倒されながら、三橋はその日の昼にはラブホテルに雪崩れ込み再び身体を交わらせ、有紀と密会の約束をさせられてしまう。

都内のデパートで商談を終えた三橋はふとしたハプニングから茜と再会し、フレンチレストランで食事を済ませると、カラオケボックスで身体を密着させられながら意気投合する。流石にその日は手出ししなかった三橋は、次の逢瀬の際に茜の運転する車でラブホテルに到着しシャワーを浴びると、デュエットと言いながら相互愛撫を求める奔放さに惹かれ関係を持ってしまう。数日後茜の夫である専務に呼び出され肝を冷やす三橋だが、彼の公認で堂々と逢うことが出来るという茜の言動にやきもきしながら、喪服紛いの黒い衣装をまとい未亡人プレイに興じる彼女に付き合うのだった。

【レビュー】

主人公が中年~壮年に当たり妻子もいるし社会的にも地位のある立場となっており、人妻ヒロインから誘惑を受けるという基本的な流れは、デビュー作品の「誘惑未亡人オフィス」と変わりはない。個人的には本作のように1章1ヒロインずつという作りはいかにも流れ作業のようで、深みが足りないようにも感じるのだが…。

主人公が取引先の女性課長から遠回しの誘惑を受けてゲットしたぜ!と喜び、新妻の部下からは肉食的に迫られこれだけでもモテモテな筈だが、物理的に遠い場所に住む友人の妻(サークルの後輩)、専務の妻となると欲張りだし各々に切り離した物語なので、彼女たちを人妻としたのなら夫の存在をもっと前面に押し出しても良かったのではと思われる。

例えば新妻の妻の場面なら隣のビルで密会しているカップルが実は旦那で、その仕返しに主人公を使って見せ付けるなど何か捻りも欲しかったし、何よりいずれの情交場面も数行であっさり纏めてしまっているのは、フランス書院文庫らしくないような気もする。
もしかすると他レーベルの作風を意識した実験作品だったのかもしれない。主人公も40歳近く、ひと休憩入れてから二回戦に挑んでいたりする。当時はマスターズ文庫で新たな需要を喚起しようとしていた時代でもある。

本当は四人の人妻と結ばれてからの「その先」を読みたかったのだが、尻切れになったのは残念でならない。

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卯月アスム「お嬢様ハーレム学園 ひみつの男子研究会」

卯月アスム「お嬢様ハーレム学園 ひみつの男子研究会」
(マドンナメイト文庫、2016年2月、表紙イラスト:妃耶八)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)




【あらすじ】

好条件に惹かれて共学になったばかりの鈴蘭学園の1回生として入学した草太だが、初日に道案内してもらった美少女の薫子から所属する男子研究会に入部して欲しいと懇願され、いきなり服を脱ぎ出して草太を驚かす。研究会に入部したものの、活動内容は常に性的な誘惑に満ち溢れており…。

【登場人物】

平野草太
16歳。高校1年生。母親と二人暮らしで、自宅から1時間以上も離れた鈴蘭学園に入学したばかり。同級生の男子が自分だけと知って驚くが…。童貞。

古門薫子
16歳。草太のクラスメイト。鎌倉にある名家のお嬢様で、鈴蘭学園で寮生活を送っている。腰まで伸ばした髪型と、お嬢様らしい清楚でおっとりとした物腰の好奇心旺盛な美少女。男子の外面的な特徴に関しては積極的過ぎるほどだが、処女。

知見寺ノエル
18歳。男子研究会の部長で学園では首席の座にある、茶色かかった髪と青い瞳が特徴的でハーフを思わせ、身長は170cm近くスタイル抜群の美少女。高飛車な性格だが、部員のことを思いやる優しさを持っている。処女。

楢崎絵里菜
14歳の中等部2年生。鈴蘭学園創設者の孫で、学園の内外を自由に出入りしている。巻き髪が特徴的で背が低いが、胸は発達していて薫子を凌ぐくらい。他の2人よりも耳年増で性に積極的だが、二次元作品から仕入れた間違った知識に拘っている。処女。

【展開】

入学式初日から学園内で道に迷った草太は薫子の案内で会場に着くが、その代わりに彼女が遅刻のペナルティを受け謹慎処分となる。その翌日の午後に教室へ戻ってきた薫子を見てクラスメイトだと草太が喜ぶ間もなく、彼女から所属する男子研究会に入部して欲しいと懇願され授業をサボり部室へ連れ込まれる。自分も見せるから裸を見せてという薫子の無茶なお願いに付いていけず、草太はトイレに駆け込み勃起をしごいて精を放出するのであった。

次の日休憩の度に席にやって来ては口説き落とそうとする薫子に辟易し、放課後に部室を訪れた草太はノエルと絵里菜の二人と話をする内に入部を決意するが、尿意を覚えトイレに行こうとすると3人が目を輝かせて見せて欲しいと懇願され又もや困惑する。男子用の個室に乱入した3人はそれぞれに感想を述べると、ペニスを握りしめる。勃起したペニスをしごかれた草太はなす術もなく射精してしまうが、激しく自己嫌悪に陥り登校拒否をしてしまう。

3日後草太は外出して時間を潰し自宅に戻ると、絵里菜が母親と親しくしているのに唖然とするが、母親が出掛けた後彼女がいきなり草太の部屋に向かい机の引き出しやベッドの下を漁り出す。うっかりペチコートを脱がせてしまった草太は、天真爛漫な絵里菜からエロマンガに書かれているようにしてと求められ、ままよとばかりにブルマ越しにお尻を舐め服を脱がそうとするも抵抗され逃げられてしまう。

次の日草太は絵里菜に謝罪しなくてはと登校して来たものの、薫子がクラスメイトに射精に至るまでの一部始終を力説しているのを見て単なる研究対象でしかないのだとガッカリし屋上へ向かう。転校しようかと愚痴る草太だが、そこへ授業をサボっていた絵里菜が現れ、流されるままパイズリ奉仕を受けて口内に発射してしまう。しかしそこへノエルも現れ、翌日の放課後に部室へ来るように宣告を受ける。

部室へ現れた草太は薫子に全てバレてしまい嫌われると覚悟を決めるが、ノエルは男子は虐められて感じるのだから実践してみようと告げ、耳元で抵抗出来ない理由がある筈だと囁く。全裸に剥かれ後ろ手に縛られた草太はペニスを股の間に挟んで切り抜けようとするが、絵里菜に亀頭を握られ乳首を弄られながら射精してしまう。
更にクリップで乳頭に悪戯された草太だったが、感じることが分かるとノエルは2人を帰し、自分たちが不快な思いをさせてしまったのなら謝罪すると告げる。ノエルはきっとこの程度で感じる男子は軟弱だと言いたいのだと勘違いし草太は彼女に倍近くの痛みを与えるが、ご主人様と呼ばれ絵里菜には許していて自分には何もしないなんて許さないと言われて初めて本意に気付く。そして口唇奉仕から願射しキスを交わすと、ノエルをソファに横たわらせて正常位で破瓜へ導くのであった。

数日後部活動を終えて薫子を見送り部室へ戻った草太を待ち受けていたのは、ボンテージ姿に扮したノエルと絵里菜だった。絵里菜の見守る前で騎乗位から後背位でノエルに中出しした草太は絵里菜からエッチがしたいと迫られ、ノエルも部長命令だと告げる。彼女たちが自分の入学に尽力してくれたのを知っていた草太は真摯に応えようと、自らの意思で駅弁スタイルで繋がり破瓜に導く。更にノエルからアナル処女を捧げられた草太は薫子の目を盗んでは2人と関係を続けるが、そこへ彼女が忘れ物をしたと部室へ戻って来てしまう。

実家に戻った薫子を追って草太は彼女の自宅に侵入すると、薫子に向かってただ現実逃避しているだけだと説得し研究の続きをしようと提案する。キスしたら妊娠すると思い込む薫子に対して教育しないといけないなと笑うが、秘所を軽く舐めただけで潮を吹いてしまうほど敏感な身体に興奮し、相互愛撫で1回、正常位で1回ずつ射精する。そこへタイミング良く現れたノエルと絵里菜が加わり、何回射精させられるか試そうとのノエルの提案で3人に奉仕を受けた草太は再び射精し、ノエルには顔面、薫子には騎乗位で跨がられ都合4度目の射精で気を失ってしまう。

復学した薫子の力説により、男子研究会には入部希望の高等部、中等部の女子が殺到しモテモテになった草太は、入学時に思い描いていた夢のハーレム生活の始まりだとほくそ笑むのだった。

【レビュー】

ポップな色使いのレタリングと美少女そのものを描いた表紙イラストから受ける印象の通り、「女子たちの中に男子は自分ひとり」というラノベではすっかりお馴染みの設定を前提としたライトでお気楽で読みやすいのが特徴の作品である。こなれた文体からすると新人さん?とは思えないのだが、その辺りは作者が次以降を刊行なさるのかどうかに掛かって来そうである。

これは本家のラノベや美少女文庫などの舞台ではすっかり手垢が付き過ぎてしまっていて目新しさを感じないのだが、官能小説レーベルで行うことに意味があるのかもしれない。すっかり自主規制でヒロインの年齢は一定以上の作品ばかりとなった「黒本」もたまにはこういう作品を出しても良いのかなとは思うが、それはそれでレーベルイメージを壊しかねないところでもあり、悩ましい選択なのかもしれない。

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但馬庸太「2.14の悲劇 かくて相姦生活は始まった」

但馬庸太「2.14の悲劇 かくて相姦生活は始まった」
(フランス書院文庫、2011年1月、表紙イラスト:村山潤一)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)




【あらすじ】

優秀な家族に囲まれる中でいくら努力しても報われずに強い劣等感を抱いていた修二は、ある日義母の環のオナニーを覗き見てそれをオカズにして慰めていたところ、当の本人に見付かってしまい不満を爆発させ犯してしまう。そしてその関係に気付いた妹の明日美、複雑な心情を抱く姉の由香にも毒牙を向けることに。

【登場人物】

合坂修二
17歳。高校2年生。総合商社の社長である父親の寵愛を受けている筈だが、その裏返しとして期待に応えられずに手厳しい言葉を浴びせられる。そこそこの成績をあげているが、優秀な姉妹と華やかな義母の3人には敵わないと卑屈になっている。童貞。

合坂環
35歳。修二たちの継母で華道を嗜み、何度も大きな賞を貰っている。清楚で隙を見せない和服美女。3年前に結婚したが、多忙を理由に不在がちの夫に不満を抱き、オナニーしていたところを修二に見られ弱味を握られる。

合坂明日美
16歳。修二の実妹で別の進学校に通う高校1年生で新体操部に所属し、新体操の大会で優勝した。本人は意識してはいないが、修二が一方的に劣等感を抱いている。可憐で清純な童顔の美少女だが、姉や義母の豊かな胸に憧れている。処女。

合坂由香
23歳。進学校の教師で教え方に定評がある。ミスキャンパスに選ばれるほどのツンと澄ました顔の美女だが、かつて恋人に裏切られたのをきっかけに男を寄せ付けなくなり、未経験なのを隠している。父の寵愛を受ける修二に嫉妬し、中学の時にわざと勉強を教えずにいたのをすっかり忘れていたが…。

【展開】

明日美が1年生だけの体操大会で優勝したのを祝したホームパーティーで女3人に対して卑屈な眼差しを向ける修二だったが、環が和装から着替えると中座したのと同じくトイレへ向かう。偶々環の部屋を覗こうと障子を開けたところ、ご無沙汰だと不満を呟きながら彼女が豊乳や秘所に触れながらオナニーしているのを目撃してしまう。
その翌日体調不良でベッドに横になっていた修二は昨夜見た義母の艶かしい姿を思い出し慰めようとペニスをしごくが、そこへ具合を見に来た環に見付かり頭ごなしに叱られる。自分の気持ちなんて理解しようとしないと襲い掛かる修二に対して、環はセックス以外ならと口唇奉仕を迫られる。精液を浴びせられた環は隙をみて何とか自分の部屋へ逃げ込むが、貞操を守れなかったと涙を流すのだった。

それから2日後のバレンタインの日自宅で物思いに耽っていた環は、学校を早退したという修二が土下座をして謝るのを目にするが、父親に言わないでという態度が気に入らないと激怒し夫に言い付けると息巻く。電話を掛けるが多忙だからとそっけない態度で通話を切られた環は、襲い掛かる修二になす術もなく正常位で貫かれて中出しされ、更にはバックで二回戦に突入し一緒に気持ちよくなろうと修二に告げられると罪悪感が薄れていくような感覚に陥る。

一週間後久し振りに帰宅した夫に真相を告げられずに出勤を見送った環は、告げ口するのではと警戒していた修二にサディスティックに攻め立てられ、口唇奉仕を求められた後で騎乗位で跨がり中出しを受ける。夜になり娘たちが帰宅すると期待するが、事前に遅くなると知っていた修二が下卑た笑いを浮かべながら庭の隣家に近いところまで連れ込まれ、見られるかもしれないという恥じらいを味わう。そして身寄りのない環は修二から自分が居場所だと告げられ、幸せを感じながら貫かれ絶頂に至る。

その日遅く修二の部屋に明日美が訪ねて来るが、義母の様子が変なのは学校をサボっているばかりの修二のせいだと決め付けられる。図星を当てられた修二が言葉を荒らげると、明日美は怯えた表情を浮かべ謝罪すると態度を一変させるが、流石に口唇奉仕を要求されると怯えてしまう。それでも約束を破ることに抵抗を覚えたのか明日美はペニスをくわえるが、精液を受け止めなかったと修二に屁理屈を並べられ、四つん這いにされ指挿入でアクメに達するとペニスを入れられ中出しされる。

翌朝再びセックスするか、ローターを挿入したまま修二と一緒に登校するかの二拓を迫られた明日美は後者を選ぶが、与えられる刺激に耐えられずに断念する。別の選択肢が必要だといやらしい笑みを浮かべた修二は、明日美を公園の多目的トイレに連れ込むとバックで犯し抜く。更に用意したレオタードを着させ、I字バランスを取らせながらローターで陰核を刺激し恥辱を与えると、いやらしい反応をするのは仕方がないと言い聞かせるかのようにバックで貫くのであった。

数日後修二は帰宅したばかりの由香に義母と妹の様子がおかしいと連絡し、離れにある駐車場の車の中で待つように告げ車に乗り込むと、隙をみて両腕を拘束する。かつて姉から与えられた屈辱の仕返しだと一方的な言い分を並べ立てる弟に抵抗するものの、由香は更に両脚も拘束されて処女を奪われてしまう。
自宅に連れ込まれた由香は今日が自分の誕生日だと思い出すが、環と明日美が渋々ながらも修二に付き従っていることに驚く。服を脱がされると生クリームを塗りたくった両乳首を義母と妹に愛撫され、更に秘所まで舐められて動揺する間も無く、明日美が四つん這いになり兄を受け入れているのを見せ付けられる。そして環に上に乗られてレズ行為で昂った由香は、修二の二度目の挿入を受け入れ中出しされるのであった。

翌月ホワイトデーを迎えた一家は修二の命令で和室で絡み合っていると、彼が突然童貞を奪ってくれたお礼だと告げて環を四つん這いにしアナル処女を奪う。そして彼女の両脇に由香と明日美を並べると、修二は劣等感を抱いていた自分にもセックスの才能は自慢できるのだと自己満足しながら、姉妹の秘穴に指挿入し絶頂へ導くのであった。

【レビュー】

デビュー作品同様にヒロイン3人が登場するが、本作では父親から掛けられるプレッシャーと出来の良い実の姉妹にすら劣等感を抱く主人公が、唯一の拠り所であったはずの義母に頭ごなしに否定されたことをきっかけに凌辱魔に変化していく。とは言え序盤の義母との肉交までが意外に長く感じられた割に、この後に実の妹、姉と話が進んでいく間に彼女がどう心理的に変化していったかのに付いては、もう少し描写があっても良かったのかもしれない。

主人公の次の対象は実妹(16歳)だが、個人的には実母や実姉の場合はさほどの抵抗を感じないものの、どうも実妹(義妹)を凌辱というのは苦手である。その上での感想としては犯した翌朝の描写として玩具が出てきたのは唐突な印象であり、また彼女に復讐する目的なら主人公と同じ学校に通わせて、全校生徒の前で辱しめを与えるのでも良かったのかもしれない。逆に考えると肉親だから、独占したいからという理由付けでトイレの中でというシチュエーションになったのかなとも窺えるところである。

実姉に関してはここまで特に話に絡んでいないだけにやはり唐突な印象はあるものの他の二人に比べて即堕ちする訳でもなく、また彼女の誕生日ということもあって義母や実妹に性感を与えられインモラルな雰囲気を出しており、テンポの良い纏め方だったと思う。

愛好家Sさんによる紹介記事はこちらです。
1767『2.14の悲劇 かくて相姦生活は始まった』但馬庸太、フランス書院/フランス書院文庫、2011/01 発売●あらすじ優秀な家族に囲まれる中で、いくら努力しても報われずに強い劣等感を抱いていた少年が、感情を爆発させて最低な人間になろうと継母を凌辱し、セックスという特技をようやく見つけ、姉妹にも欲望を向ける事になる。●登場人物【合坂修二】17歳。童貞。高校生。合坂真の息子。環の義息。由香の弟。明日美の兄。劣等感の...
1767『2.14の悲劇 かくて相姦生活は始まった』

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但馬庸太「美母と叔母と相姦犯」

但馬庸太「美母と叔母と相姦犯」
(フランス書院文庫、2010年9月、表紙イラスト:新井田孝)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)




【あらすじ】

思春期を迎えた息子の前で無意識に魅力を振りまく実母の陽子に性的欲望を抱く明は、ある日休暇で姉の元を訪ねてきた叔母の歩美を見て、初恋の人だとの思いを強くする。身勝手な動機で歩美を連日のように犯し続ける明だが、出張から戻った陽子に見られてしまい…。

【登場人物】

佐伯明
16歳。陽子と2人暮らしの様子で、両親の離婚により陽子に引き取られた模様。陽子に実母以上の強い欲望を秘めている。20cm近い巨根だが童貞。

佐伯陽子
37歳。明の父親である男と離婚し、女手一つで育ててきた。会社では第二営業部課長の立場にあるキャリアウーマンで、肉感的なスタイルと切れ長の目をして薄いフレームの眼鏡をかけたクールな美女。

歩美
28歳。陽子の妹で明から見ると叔母に当たる。整った顔立ちと、均整の取れた身体が陽子とよく似ている。Fカップ。会社員らしく長期休暇を利用して姉の自宅へ遊びに来たが…。明とは5年振りに顔を合わせることに。

【展開】

陽子が出張で4日間家を空けることになったある晩、いつものように明は母のパンティの匂いを嗅ぎながらオナニーしてしまう。翌晩陽子と入れ違うように一週間遊びにやって来た歩美に対しても欲望を抱いた明は浴室を覗き、彼女が寝静まったのを確認すると、母の時と同じように下着を使って精を放出させるのだった。

翌晩友人と飲み遊び泥酔して帰宅した歩美の無防備な姿に、明は挑発した代償だと迫りリビングで彼女を押し倒す。腕を拘束し秘所に触れたり味わったりした後で、明は歩美の懇願を一切顧みることなく正常位で犯してしまう。
翌朝寝室で目覚めた歩美は感傷に浸る間も無く、明に浴室へ引きずり込まれ、後ろ手に拘束され立ったまま素股同然の格好をさせられたり、アロマオイルを全身に塗りたくられて絶頂に導かれる。再びリビングに戻ると、口では嫌がっている癖にこんなに濡れていると明に自信満々に指摘され、歩美は正常位から騎乗位にさせられ中出しを受けるのだった。

その翌日も僅かな休息を除いて歩美は明に犯され続けるが、予定を早めて帰宅した陽子に見られたショックで気を失ってしまう。陽子は明を問い質すときっかけは無理矢理でも、性交を続ければ合意したものと同じだという身勝手な言い分に激怒して頬を張る。しかしそれは明の獣性に火を点けたのに過ぎず、押し倒されてスーツを剥がされ犯されてしまう。
凌辱され呆然とする陽子に休息の間も無く明に浴室に連れられ全裸にされると、お尻を突き出した姿勢で腕を拘束される。指挿入で感じてしまう母に意地悪く恥じらいを与え続けた明は、彼女がバックの経験が無いと知り菊蕾を弄りながら本音を吐かせ中出しする。

翌朝身支度を整えた陽子は寝室のベッドに横たわる歩美に何も出来なくてと謝罪するが、そこへタイミング良く明が現れ口唇奉仕を要求される。息子のワガママに付き合うしか無いと出社を諦めた陽子だが、歩美の目の前で交わりを披露させられる羽目になる。ビニール紐で拘束された歩美も甥と姉の相姦に煽られ、明の巨根で激しくピストンを与えられて遂に近親という箍が外れ快感を得るのだった。

翌日歩美はいずれ佐伯家で同居を始める前提で一旦帰宅するが、見送った陽子は恋人同士に見える彼女と息子との関係に不満を口にする。それを聞いた明から嫉妬しているのかと問われ、納得し胸のつかえが取れた陽子は息子に求められるまま女性上位の相互愛撫から騎乗位で中出し、更には四つん這いでアナル処女を奪われ性愛を抱く。

1ヵ月後歩美の歓迎会と称し寝室で二人にパイズリ奉仕させていた明は陽子に歩美の秘所へ愛撫させ、自分は叔母の口腔にペニスを抜き差ししながら射精する。そして明は用意した双頭バイブを使い陽子が上に乗って繋がり昂ったのを見ると、ペニスをアナルに挿入し二穴責めで肛内へ射精し、今度は自分へもと歩美に求められるのだった。

【レビュー】

デビュー作品「淫獣家族 母と二人の姉」から約1年のスパンを置いて刊行された本作は、主人公の振る舞いを見るとより凌辱作品らしく仕上がった印象だった。

母としてはあまりにも魅力的な実母と、姿形がよく似た叔母の二人に対して、まだ16歳の主人公は凌辱に至る動機が乏しく、濡らしているのだから感じているのだろと巨根な逸物で圧倒しているだけのように思えた。叔母から実母に標的が移るのだが、肉交へ至るまでの流れもあまり変化が無かったのもあって、どうも感情移入しずらいタイプだった。

叔母や実母は主人公に肉親としての情は抱いているものの突然犯されてしまい、しかも若さに任せた休みの無い交わりに対する困惑の方が勝っているような気がした。終盤になって身体の快楽を素直に受け入れはするものの、終始押してばかりの主人公を見ると、何処かで引いてみる描写もありだったのかなと思う次第である。

DSKさんのブログで本作を紹介なさっています。
2010/9/22 発売→ Amazonはコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。「母さん、息子に犯されるってどんな気分?」色香が溢れるほどむっちりした美臀を掴み怒張を突き込んだ。「そんなに、突かないで……ああ、でも、なんて凄いの」昼夜を問わぬ、二人きりの背徳で刻まれた新たな絆――。明が大人になるのを感じ、陽子が妖しい感覚に溺れていく時、相姦犯の邪眼は28歳の叔母・歩美にも向けられていた!★★★★★ 相姦要素のある凌...
美母と叔母と相姦犯(著:但馬庸太、フランス書院文庫)


愛好家Sさんの紹介記事はこちらです。
1741『美母と叔母と相姦犯』但馬庸太、フランス書院/フランス書院文庫、2010/09 発売●あらすじ魅力的な実母に性的欲望を抱く少年が、休暇を利用してやって来た初恋の人でもある叔母の無防備な姿に劣情して犯し抜き、出張から帰った実母に事情を知られ、身勝手な言い分を理解してもらおうと実母をも犯し抜く。●登場人物【佐伯明】16歳。童貞。高校二年? 陽子の息子。歩美の甥。【佐伯陽子(ようこ)】37歳。第二営業部課長。歩美...
1741『美母と叔母と相姦犯』

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森一太朗「熟女の群れ【四匹の獣】」

森一太朗「熟女の群れ【四匹の獣】」
(フランス書院文庫、2008年6月、表紙イラスト:新井田孝)

ネタバレ有り。御注意下さい。
2016年2月10日レビュー再編集。

作品紹介(公式ホームページ)




【あらすじ】

高校へ進学した勇太は母親の美津子が不在の折に、両隣に住む同級生の母親である礼子や晴美に相次いで誘惑される。更に女子大生の由里や数学教師の久美子とも関係を結んだ彼は、遂に美津子に想いを告げ願いが叶う事に。

【登場人物】

中川勇太
15歳。高校1年生。産みの母親が亡くなって間も無くボウリング場を経営していた父親が美津子と再婚した。(但しその事実は知らない)両隣りの息子2人とは同級生で仲が良いが、2人は私立高校の寮に入り、勇太は地元の進学校に入学する事に。童貞

中川美津子
38歳。プロボーラー。勇太の父親と結婚したが程なく亡くなり、彼を連れて流れの生活を送っていた時期も。現在は東京の端に有る街のボウリング場に所属しながら、巨乳プロボーラー兼講師として人気を得ながら生活している。

大浜礼子
35歳。勇太の隣家に住む美津子の従妹で、背が高く外人モデルのようなスタイル抜群の女性。勇太と同い年の息子が居るが、夫は病気で亡くしている。義父がかつて洋品店を営んでいたのに因み、女性下着のショップを開いている。

下仁田晴美
40歳。2年前に勇太の隣家に引っ越して来ており、勇太と同い年の息子が居る。プロの社交ダンサーで、3年前に亡くなった夫が経営していたダンス教室で講師をしている。熟れたお尻が魅力的で露出趣味の有る女性。

大間久美子
33歳。勇太が通う高校で数学を担当する教師。セックスを経ずに挙式の翌日に交通事故で夫を亡くした為、未亡人だが処女のまま。小柄な割りに巨乳で生徒や教師からの好色な視線を避ける為、常に白衣を纏っている。

江利原由里
英文を学ぶ女子大生。近隣で筆下ろしをしてくれるお姉さんと知られるが、将来は翻訳家を目指して真面目に勉強している。中学を卒業したばかりの勇太が彼女と筆下ろし寸前までいくも、交える前に逃げ出しておりプライドが傷付いたようで、夏休みに再会した折にツンツンした態度を見せる。

【展開】

勇太たち3人の息子が中学卒業を迎えるのに当たり礼子や晴美は母子同伴でボウリング場に寄ると、美津子の居る前で勇太にあからさまな誘惑を仕掛ける。凡ミスを繰り返す息子に美津子もスキンシップをはかるが、勇太は恥ずかしがるばかりで複雑な気持ちを抱く。そんな母親たちの思いをよそに勇太たち3人は童貞を卒業しようと由里の元へ向かうが、自分の番になり勇太は怖じ気づいて逃げ出してしまう。

高校へ進学しGWを迎えた勇太は不在がちな母の代わりに礼子に面倒を見てもらうが、ファッションショーだと言って下着姿をちらつかせる彼女の意図に気付く筈もなく、美津子への想いを自白する羽目になる。そしてマザコン治療と称し礼子の手や口で精を放出させられると、二階の寝室へ移動し正常位で交わり念願の筆下ろしを果たすのだった。

1ヵ月後礼子との関係を知った晴美も、美津子や礼子が外出で不在のタイミングを狙い夫の三回忌の晩に洋装の喪服姿で勇太を誘いバックで受け入れる。数日後晴美はダンススタジオで授業を終え、勇太に下半身だけ裸になって身体を密着させながら踊ると、遠く離れた駅のホームから見えそうなドキドキ感を抱きながら交わるのであった。

夏休みを迎え図書館で由里と再会した勇太は英語の勉強を見るのを口実に部屋に誘われ、好みのタイプだからと口唇奉仕を受け顔面に向けて射精する。そして3度立て続けに情交を終えるが、帰る際に由里の口から美津子と血の繋がりが無いことを指摘されショックを受ける。その2日後再び由里と関係を結んだ勇太だったが、美津子に対してセックスがしたいと思いを強くする。

美津子と血の繋がりが無いのを気にして礼子や晴美に鬱憤を晴らすかの如く激しいセックスに溺れ、二学期を迎えテストでミスをした勇太は、放課後久美子に生徒相談室へ呼び出される。自分に嫌がらせをしているのかと逆ギレ気味に叱られた勇太は、誤解を解くと共に久美子から処女だと告白を受ける。その翌日彼女の部屋で破瓜へと導き、浴室でパイズリ奉仕を受けた勇太は、好きだったら美津子に迫ってみるべきだと久美子に勇気付けられる。

翌週末自分に付き従い地方の温泉宿へやって来た勇太を見て、美津子は一緒に風呂に入り背中を流すと告げる。そして既に礼子たちと経験済みだと知って残念がるが、パイズリを終えて部屋に戻ると四つん這いになって勇太を受け入れる。旅行から戻り朝からリビングで美津子を抱き、更にはアナル処女を貰った勇太だが、そこへ礼子や晴美が部屋に侵入する。美津子が勇太が望むならと二人との関係継続を認めると、四人は浴室に移動して乱れた関係に溺れる。

そして数日後礼子の店に久美子を連れて来た勇太は、いつの間にか由里がアルバイトの店員になっているのを見て驚くものの、礼子の手筈で久美子をコスプレ風の衣装に着替えさせる。素直に反応した勇太を見て口唇奉仕の仕方を教わった久美子に続き、美津子たちも勇太の身体に密着しそれぞれに絶頂を迎えるのであった。

【レビュー】

2016年現在は凌辱作品のエースの1人として活躍中の作者のデビュー作品は、当時のフランス書院公式ホームページの「編集部発」において、「新・熟女ブームの担い手」と評されている。
甘々な創作観は美少女文庫好きな作者らしくライトな造りであり、熟女4人は全員未亡人の設定でそれぞれに癖があるので、どうしてもフォロー役に回りがちな主人公とのやりとりの軽妙さも含めよく練られていると思う。

タイトルにある通り「四匹の獣(=熟女)」がメインではあるが、本作では最初に主人公の筆下ろしをしようとした女子大生も登場する。従ってヒロインは5人であるのだが、先述の通り熟女推しの傾向から敢えて前面には出さない編集方針だからと思われる。
そのせいか不明なのだが、近年作者の作品紹介では本作の存在が無かったかのように扱われているのは少々残念である。(単に作者の意向ならばやむを得ないのかも…。)

DSKさんのブログでも本作を紹介なさっています。
2008/6/23 発売→ Amazonはコチラから。→ Kindle版はコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。→ 【honto】の電子書籍はコチラ。むっちりふとももで挑発する熟女プロボウラー。喪服で情熱のタンゴを踊る未亡人社交ダンサー。セクシーなシミーズ姿で迫ってくる女洋品店主。黒縁メガネの奥に、淫らな獣を飼う堅物女教師。ママの友人の美熟女たちに囲まれる悩ましい日々。おばさまのフェロモンに僕の童貞は陥落寸前!? (引用...
熟女の群れ-四匹の獣(著:森一太朗、フランス書院文庫)

tag : 高校生主人公 童貞 デビュー作品 母子相姦

森一太朗「調教三重奏 兄嫁&女教師&秘書」

森一太朗「調教三重奏 兄嫁&女教師&秘書」
(フランス書院文庫、2015年1月、表紙イラスト:丹野忍)

ネタバレ有り。御注意下さい。

調教三重奏 兄嫁&女教師&秘書
森 一太朗
フランス書院
2015-08-14



作品紹介(公式ホームページ)

【あらすじ】

家庭教師だった玲子が兄と結婚したものの、事故で未亡人となって二年目を迎えた晩に優斗は兄嫁を力づくで犯してしまう。何故か優斗は玲子が色仕掛けで老役員たちを誘惑し、父や兄が社長を務めた会社の社長の座を奪い取ったと思い込んでいる。執拗に繰り返される肉交に遂に玲子は堕ちてしまうが…。

【登場人物】

仙波優斗
18歳の高校3年生。楽器製造の企業の創業一族の次男で、兄が交通事故に遭って逝去したのに伴い、いずれは後継者として会社を継ぐ予定。童顔で真面目な少年だが、社長秘書の仁美に唆され幼い頃からの憧れの女性だった玲子を犯してしまう。

仙波玲子
33歳。優斗の兄の元家庭教師で6つ上の姉さん女房だが、2年前の夜に自ら運転する車がトラックに衝突され、夫と姑が亡くなってしまう。更に1年前には義父と一夜の過ちを犯し苦悩を深める。義父の尽力で会社の社長に就任したばかり。巨乳。

相澤仁美
26歳。仙波家の楽器製造会社の社長秘書。優斗の兄が健在だった時に密かに想いを寄せていたが、叶わぬ結果に。優斗の父と玲子の関係を裏付ける会話を録音し、玲子が色仕掛けで社長の座を奪い取ったと嘘をつき優斗を誘惑して、玲子に罰を与えようと目論む。優斗を弟のように可愛がっている。巨乳。

倉本美咲
23歳。優斗の通う高校のクラス副担任だったが、担任教諭の不祥事により、二学期から担任に上がったばかりの新米教師。真面目な印象しかない優斗が、無断欠席を続けているのを不審に思い自宅を訪ねるが…。男性経験はそこそこある様子。巨乳。

【展開】

夫を失って二年目の夜、義父の計らいで夫の遺した会社の社長に就任することが決まった玲子だったが、リビングに現れた優斗から色仕掛けで会社の役員を誑かしたのだろうと詰られ、押し倒されてしまう。抗弁する間も無いままに手を縛られ敏感な乳頭を責められただけで呆気なく絶頂へ導かれた玲子は、義弟に正常位で貫かれ気を遣ってしまう。

1ヵ月間調教は毎晩繰り返し行われ、優斗は玲子と共にイタリア旅行に出掛けた父を見送った後でラブホテルへ直行する。優斗に愛してると言われ玲子は答えに窮していると、牝奴隷になるしかないと言われ快楽を与えてくれるならと何処か救われた思いを抱く。そして裏の処女を奪われ絶頂に導かれると、彼に逆らわないのが当然だと思考が上書きされるのであった。

2週間後学校が夏休みに入り会社の社長室を訪ね玲子と交わる優斗は、これで良かったのかと昨夏の出来事を思い出す。玲子の件でと仁美のマンションに呼び出された優斗は、兄嫁が父と関係を結んでいたことや、彼女が役員たちの家に足しげく通っていたことを聞かされる。愕然とする優斗は仁美に誘われるまま童貞を失い、それから1年間彼女の身体を使ってテクニックを磨き、仁美に唆されるまま玲子を犯したのだが…。結局仁美が言うように、玲子が金目当てで社長に就任したかの真偽を掴めずにいた。

二学期を迎え予期せぬ形で担任になった美咲は、無断欠席をした優斗の話を聞こうと仙波家を訪れる。優斗から玲子をセックス奴隷にしたと聞かされ、目の前で行為を始められて逃げるように立ち去ってしまう。翌週も二人の濃厚な交わりを見て逃げ出した美咲だったが、その週末いけないと思いつつも優斗宅へ招かれ、玲子に音楽のレクチャーを始める。
夜も遅くなり美咲は仙波家に泊まっていくことに決めるが、玲子に誘われ一緒に浴室に向かうと身体を洗ってもらいながら同性に与えられる快感に理性を失っていく。そして始まった優斗と玲子の交わりを見て美咲は彼の奴隷になることを決意し、四つん這いでアナル処女を捧げるのだった。

数日後仕事を終えて直帰しようとした仁美は、優斗が社長室に美咲を招き玲子に音楽の素養を与えようと場を設けているのを思い出す。玲子に野心がある証拠もなく、優斗に犯すように唆したことで自分の身体を求めなくなった為、全ては間違いだったと言えば戻ってくれるのではと考えながら社長室にやって来る。
そして仁美は社長室の奥の部屋で玲子と美咲を並べて前後の穴に射精を繰り返す優斗を見て、自分もされてみたいと羨望を抱く。タイミングを図ったように優斗から三人目にならないかと誘われて仁美が応じると、玲子と美咲に全身くまなく愛撫を受けた後で、アナルを捧げるのであった。

それから1ヵ月後優斗は父が現地で見付けた女性と結婚するのに伴い、屋敷と財産、次期社長の地位を約束され、仁美を呼び寄せて玲子と三人で暮らし始める。毎晩のように二人との関係を続けていたが、秋の文化祭の日に優斗はクラスの出し物でメイド服に着替えた美咲をお持ち帰りする。三人の牝奴隷の前後の穴に中出しする饗宴は、翌朝になっても終わりを迎えることは無かった。

【レビュー】

事故で兄を失った主人公が未亡人となった兄嫁を好きになり、社長秘書に唆されて無理矢理関係を持ち、秘書や担任教師が巻き込まれるまでが本作の主な流れである。三人とも巨乳なだけに、それを駆使したプレイもふんだんに盛り込まれている。

兄嫁とは一応入り口の部分は凌辱ではあるけれど、繰り返される交わりにより主人公のペニス無しではいられない状態になってしまう。夫への貞操や義父への気遣いもあるが、主人公から「奴隷」として扱われることでそのくびきから放たれ、後の二人に対しては「先輩」としてレクチャーする始末となる。

主人公の回想シーンで描かれる秘書との情交はまさに筆下ろしそのもので凌辱作品では無いのだが、主人公のこだわりで順番立てて教えていく流れは個人的には本作で最も良かったと思う場面だった。順序は逆になるが、三番目の「奴隷」として兄嫁や担任教師に巻き込まれる部分も見せ場の一つと言えるだろう。担任教師は性的な経験はあるものの、主人公と兄嫁の濃厚なキスを始めとした情交を三回も見せ付けられ、いけないと思いつつも自宅を訪ね二人に引きずりこまれるまでの流れが特徴的である。

本作では元から暴君とは呼べない優しい少年が兄嫁を堕としたことで自信を付け、一応はご主人様として振る舞うものの、ここで一言申し上げると凌辱作品の要素が無いに等しい。デビュー作品「熟女の群れ【四匹の獣】」と本作と次の作品「夜這いずくめ 妻の母、妻の姉に…」を続けて読んだだけに過ぎないが、森一太朗作品の場合その独特の甘さからわざわざ凌辱作品にしなくてもと感じてしまうのである。

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プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

〈コメント〉
どなたでも書き込み自由ですが、管理人が許可するまではコメント欄に反映されないので、その辺りはご理解下さい。

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