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早瀬真人「熟女ハーレム水泳クラブ」

早瀬真人「熟女ハーレム水泳クラブ」
(フランス書院文庫、2015年6月、表紙イラスト:川島健太郎)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)

【あらすじ】

高校生活最後の夏休みに熟女3人の水泳のコーチを頼まれた一平だが、初顔合わせの日に麻里子や加世子と相次いで関係を結んでしまう。しかし真の目的は水泳ではなく、残る1人で同級生の母の美織に快楽を与える事と知るが…。

【登場人物】

戸田一平
高校3年生だが既に進路は決まっており、加世子の依頼で彼女たちの水泳のコーチを引き受ける。水泳部出身で筋肉質で人並み以上にタフな精力の持ち主だが、女性経験は無い。

川村美織
36歳。一平のクラスメートの里菜の母親で、夫を7年前に失ってから女手一つで育てている。加世子や麻里子とは趣味仲間でダイエットも兼ねて水泳を教わる事になったが、その真意を聞かされ娘もレッスンに誘う事に。

須川加世子
38歳。一平の中学時代の友人の母親で現在も親しくしており、水泳のコーチを依頼する。Jカップの熟れた身体で、一平を実の息子以上に可愛がっており、麻里子から計画を聞かされて自分もあわよくばと狙っている。夫は6年前から海外赴任中。

東城麻里子
33歳。夫は全国展開のレストランチェーンの社長で、自らはかつてホステスをしていた事もあり、蠱惑的で男の扱いに慣れている。美織の近況を知って自らの欲求不満も解消しようと、一平を自宅に招き奉仕をさせようと企む。

川村里菜
18歳。美織のひとり娘で、大学進学を目指している。気さくで一平は男友達のように接していたが、本人は恋心を抱いていた。母親が一平のコーチを受けると聞き、距離を縮めようと参加する。母親よりグラマラスな身体付き。処女

【展開】

美織や加世子と顔合わせを終えた一平は、麻里子の案内で邸宅の一室に連れ込まれ、誘われるままに秘所に口唇愛撫している内に自室してしまう。
麻里子に押し倒され脚を持ち上げさせられる格好で散々焦らされた後で、変則的な騎乗位で童貞を奪われるとフィニッシュにはペニスを引き抜かれ自らの精を浴びてしまう。

呆然とする中で麻里子から与えられた際どい水着に着替えて2人の前に現れた一平の元に、美織の娘である里菜がやって来る。自分もレッスンに参加すると言い、母親から離れない様子に果たして目的を達せられるか不安を抱くのだった。
一平はレッスンを終えてシャワーを浴びていると、加世子が現れ童貞を卒業したか尋ねられ、やはり自分が奪いたかったと情交を求める。憧れの友人の母親とファーストキスを交わすと、相互愛撫で失禁を浴びながらも情交をこなすのだった。

四回目のレッスンを終え熟女たちからお預けを食らわされた一平は毎回やって来る里菜に苛立ちを感じるが、母親がいないからと彼女の自宅に招かれ告白を受けると、一平は自分が主導権を握るセックスに戸惑いながらも目的を果たす。
次のレッスンで気恥ずかしさからか里菜が休んだのをこれ幸いと考えた一平は、熟女たちがお喋りに興じている隙に美織の着替えを漁り匂いを嗅ぎながらオナニーするが、一平が居ないのを不審に思った美織に覗かれてしまう。

翌週美織が遅れて合流すると知った麻里子と加世子はなかなか機会が無いのを謝罪しつつダブルフェラで射精に導くと、所用で出掛けると告げて一平と美織が二人きりになるように仕向ける。
いつもと違う際どい水着に着替えていた美織は一平を挑発していると気付くも、迫られてなし崩しに愛撫やその先を望む様子に根負けする。一度限りと身体を許すものの、逞しい腰遣いに失神するほどの快楽を得るのだった。

次の週に再び美織と二人きりになり情交を交わした一平だが、麻里子の誘いで彼女の別荘へ皆で遊びに行く事になり、2日遅れて里菜が合流する前に何とか本音を吐かせたいと意気込む。

旅行初日は麻里子と加世子から秘策があると囁かれ情交に及んでしまうが、翌日サウナで美織と2人きりになった一平は頑なな様子に手をこまねいていると、そこへ麻里子と加世子が際どい水着に着替えてやって来る。
熟女たちは芝居を打ち美織の前で一平の勃起を晒け出し射精へ導こうとするが、少年の堪える様子を見かねた美織の口から本音を吐かせると、夏休みの間はシェアさせて欲しいとしたたかに交渉し乱れた一時を送るのだった。

一平は旅行から戻り里菜に美織が好きだと告げようとするが、機先を制されて自分も負けないとやり返され母娘で競い合うように奉仕される。夏休みが終わるまでの約半月、果たして体は持つだろうかと嬉しい悲鳴をあげるのだった。

【レビュー】

リアルドリーム文庫やその他官能レーベルで活躍中の作者が満を持してのフランス書院文庫参戦で、基本的には豊満で魅力ある熟女たちに主人公が誘惑される流れであり、特にリアルドリーム文庫では主人公が弄ばれる傾向が強いようである。
出だしから余計な説明は不要とばかりに、レッスンを企画した麻里子や中学時代の友人の母親である加世子には受けの形で情交に及んでおり、前者に対してはかなりM要素が強く、後者も典型的な誘惑と見せながらもフェチ要素も滲ませている。

本作でも主人公が水泳部出身で性欲は底無しという特性であり、お約束の通り熟女好きと来ている。当初は加世子が好きなのだが、彼女に紹介された美織に一目惚れする形で乗り替えている。
熟女好きだからと言えばそうなんだろうが、5年間も母親のように慕っていた加世子から興味の対象が変わるのなら、もう少し詳しい描写が必要だったかなと思われる。全体的にはよく纏まっていて手堅い出来である。

DSKさんのブログにおいて、作者の他の作品をレビューなさっています。
2014/11/9 発売→ Amazonはコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。いけないお犬ちゃんね。そんなに舐めたいの?体力だけが自慢の営業マン、矢口賢次は猛アタックの末、可憐な短大生、里村真美といい仲になった。だが彼女は旧家の箱入り娘。まずは二人の婚約を認めてもらうべく、里村家を訪れたのだが…。そこには未亡人でまだ38歳の母親、奈緒子、その妹でバツイチの八重子33歳、一番下の妹で人妻の結美子28歳、というい...
熟れごろ女系家族(著:早瀬真人、イースト・プレス悦文庫)

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高杉圭「四姉妹風呂【ひとりじめ】」

高杉圭「四姉妹風呂【ひとりじめ】」
(フランス書院文庫、2015年6月、表紙イラスト:村山潤一)

ネタバレ有り。御注意下さい。

内容紹介(公式ホームページ)

【あらすじ】

幼馴染みの四姉妹の父親が抱えた借金の代償として、老舗旅館の経営を任される事になった亮太。想い人である長女の綾乃に対し、妹たちには手を出さない代わりにソープ嬢にさせる為の訓練だと嘘をつき関係を続けるが、結局他の3人にも露呈してしまう。

【登場人物】

藤堂亮太
18歳。父親は風俗店グループの代表を務めており、倉木家が借金を申し込んだ代償として老舗旅館の経営を任される。倉木四姉妹とは幼馴染みで、彼女たちを守ろうと秘密を抱える事に。帝王教育の一環か、トップソープ嬢の美雪の手解きを受けている。

倉木彩乃
24歳。四姉妹の長女で両親が藤堂家から借金を申し込んだ直後に事故死し、借金返済の為ソープ嬢にならざるを得なくなる。2つ年上の恋人がいたが、事情を打ち明ける事が出来ず喧嘩別れしている。墨色の長い髪の美女。亮太の想い人。

倉木絵理
四姉妹の次女で国立大学に通う2年生。黒髪のボブカットに大きな黒縁メガネを掛け、地味な印象を与える。四姉妹の中では一番スタイルが良く、押しに弱いタイプの為、亮太に性癖を看破され言葉責めに遭わされる。処女

倉木ひかる
18歳。亮太と同じ学校に通い、互いに生徒会長と副会長の間柄。亮太に恋心を抱いていたが、素直になれずにいた。姉たちの行動に不審を抱き、自らもソープ嬢を志願する。姉2人よりバストは控え目だが美脚の持ち主。ツインテールで処女

倉木梢
発育が遅く言動もたどたどしい事から実年齢よりも少し幼く見えるローティーンの少女。亮太に対し兄のように甘え、欲望に忠実な故に突拍子な行動に出る事も。ポニーテールで愛らしい処女

【展開】

亮太は旅館に赴任してから間もなく、綾乃の最終試験と称し離れのスイートルームの浴室にてソープ嬢としての奉仕を求める。口唇奉仕や相互愛撫で1度ずつ精を放つが、綾乃に何か隠していると見抜かれ手早く本番を終えるのだった。

綾乃の追試として3日間中出しを繰り返す亮太だが、その翌晩絵理の伝言で姉がおんなの事情で休ませて欲しいと知るが、風俗に関する資料を携えた絵理から姉の代わりになると告げられ、亮太は戸惑いつつも口唇奉仕を受け入れ射精する。
その最中に彼女にマゾの気質があると見抜くと、和室に移動し灯りを消した薄暗い中で絵理の裸体を撮影したり言葉責めに遭わせたりと被虐心を引き出した末に処女を奪うのだった。

数日後亮太は休暇を終えて復帰した綾乃も加え、特別プログラムと称し絵理と2人で口唇奉仕や全身愛撫を要求して満足を得るが、一方で嘘をつき続ける事に罪悪感を抱きながらも、旅館の建て替え工事を変更させようと奔走する。

ある日下校中にひかると待ち合わせしていた亮太は、何故か父親が経営する風俗店に連れていかれる。ソープ嬢の美雪と仲が良い事に驚きながらも彼女のレクチャーを受けながら奉仕を覚えたいという訴えを受け入れる。
美雪の口唇奉仕から本番に至ったところで抑え切れなくなったひかるは、彼女にレクチャーを受けながら同じように口で精を受け止めた後、正常位で交わり処女を卒業する。

翌日亮太は梢に誘われレジャー施設にやって来るが、無意識にジャグジーで刺激を与えて秘所をまさぐる少女に罰を与えようと他人に見られる危険も孕みながらも、指でクリトリス絶頂へ導いてしまう。
亮太は泣きじゃくる梢を落ち着かせようと茂みの影に連れていくと、正気を取り戻した彼女は意味をよく理解せずにソープランドを口にする。姉たちと同じようにしてもらいたいと健気な様子に、見知らぬ少女に見られながら交わるのだった。

数日後亮太は父親と対峙し、旅館の建て替えをソープ施設からレジャー施設に変更したいと交渉するが、ひかるを通じて計画は筒抜けとなっており流石に四姉妹にすがられては堪らぬと父の許しを得られて旅館に戻る。
綾乃から全員を幸せにしなければ許さないと睨まれた亮太は、梢やひかるに跨がられ、既に準備を終えていた絵理や綾乃とはアナルで交わり射精するのだった。

【レビュー】

近作は非熟女誘惑路線の旗手として人気を得ている作者の約1年振りの新作である。これで近作4作品の内3作品が四姉妹作品というのは若干物足りない気もしなくは無いのだが、非熟女ものというのを利用した「お風呂もの」にしたのは興味深い。

元々四姉妹の長女に想いを寄せていた主人公だけに、父親の計画に乗じて自分のモノにしようとするが、頭は良くても何処かで抜けた所があるのか、結局他の3人の妹たちにバレてしまうのはこの手の作風ではお約束と言えようか。

官能小説というフォーマットにライトノベルのような軽いテイストを盛り込もうという試みは上手くいっているし、相変わらずの官能描写の濃厚さは流石だと思われる。
主人公が主導する長女や次女の単体プレイや姉妹による奉仕は休む間もなく続けられており、主人公のタフネス振りやその場の思い付きでやらせてしまう若さの裏返しであろう。

ただその休みの無い官能描写という点がともすればトゥーマッチな印象も否めず、ページ数の関係からかヒロインたちの心情の掘り下げが若干浅くなったように思えたので、もう少し物語性にウェイトを置いた方が良かったのかもしれない。

【参考作品】

借金の代償として主人公が旅館の経営に携わる、ソーププレイをヒロインに仕込んでいくという作品は、以前にも有りましたね。

本城山羊「母娘風呂【初体験づくし】」(フランス書院文庫、2014年9月、表紙イラスト:池田正輝)ネタバレ有り。御注意下さい。【あらすじ】隼人の幼馴染みの凛子の母親・志津香は旅館の借金を立て替えて欲しいと隼人の父親に懇願するが、その見返りとしてソープ旅館とする事と、志津香もソープ嬢として働かせる為隼人を教育係として受け入れるよう求められるが…。【登場人物】黒井隼人高校2年生。父親は風俗企業・黒井グループの...
本城山羊「母娘風呂【初体験づくし】」

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森一太朗「夜這いずくめ 妻の母、妻の姉に…」

森一太朗「夜這いずくめ 妻の母、妻の姉に…」
(フランス書院文庫、2015年6月、表紙イラスト:丹野忍)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)

【あらすじ】

幼馴染みの澄香と結婚して1ヵ月になる敏也だが、夫婦の営みが上手くいかないのを気に掛けた義母の奈都子の提案により、百回満足させるまでセックスレッスンを積むことになるが、そこへ義姉の美織も加わり更に淫らな要求を突き付けられる。

【登場人物】

月岡敏也
24歳。教職志望だが自信が持てずに、現状は塾の臨時講師に甘んじている。幼馴染みの澄香と結婚して婿入りし奈都子と同居しているが、性生活は上手くいっていない。大学時代に友人と通った数少ない風俗体験のみで、いわゆる素人童貞。

月岡奈都子
44歳?代々大地主を務める資産家の出身。婿入りした夫とは10年前に死別している。再婚はせずに娘2人を育てて来た。肉付きの良い豊満な肢体の美女でGカップ。

月岡美織
26歳。奈都子の長女で会社の同僚だった元夫と離婚して退職し、月岡家に戻って来たばかり。幼少の時から敏也を子分扱いする事に慣れており、彼の求愛を断った過去がある。ブラウンに染めた長い髪の美女。

月岡澄香
18歳。今春に高校を卒業したばかりで幼馴染みである敏也と結婚したが、互いに性体験が少ない故にまだ初夜すら迎えられずにいる。歴史に興味を持ち、考古学のサークルに入る事に。世間知らずで甘やかされて来た。処女。

【展開】

敏也が澄香を上手くリード出来ずにいるのを知った奈都子は、娘がバイトで1週間不在なのを利用して敏也に自信を付けさせようとセックスレッスンを提案し、堪え性が無いものの味わった事のない偉容に惹かれ百回満足させてとノルマを課す。

澄香の目を盗んで寝室に夜這いを掛け毎晩のように交合を求める敏也に何度も絶頂を味わせられて最早離れがたくなった奈都子は、彼の要求を受け入れて朝から晩まで娘が家に居ても何処でも交合に至るように。

夜這いを掛ける日々を送りノルマまで残り少なくなったある秋の日、敏也は出戻った美織との同居が始まり今までのように夜這いできずに困惑していたが、酒盛りで美織が泥酔したからと安堵し我慢出来ずに義母の部屋に向かう。
部屋に入るなり暗闇で積極的に誘われ馬乗りになった相手に敏也は興奮し中出しするが、灯りを点けられ美織だと知り愕然とする。義母との関係を白状させられると、美織から百回の射精で許すと別のノルマを課せられるのだった。

奈都子の元には向かわせぬとばかりに部屋に連れ込む美織に翻弄され、ことある度にぺニスにしか興味が無いと断じる彼女に複雑な想いを抱く敏也は遂に妻の眠る傍でも交わってしまう。
一方なかなか訪ねて来ない敏也に対し奈都子は澄香が旅行に出掛けた晩に自ら寝室へ足を運ぶが、そこで敏也に馬乗りになっている美織を目にすると、娘と共にシェアしようと考える。
翌晩両手を拘束され奈都子や美織に散々精を搾り取られた敏也はノルマ達成と共に関係が終わるのを不安に感じ、疲れた母娘を縛って四つん這いにさせると、あっさりと堕ちた奈都子を躾け、更に美織のアナルを貫くのだった。

旅行から帰って来た澄香は敏也に妙な自信がみなぎっているのを不審に感じつつもロストヴァージンに導かれるが、夫が浴室では美織、寝室に戻ると奈都子を牝奴隷扱いにしているのを見て混乱しつつも自らもアナルを捧げる。

澄香、美織、奈都子と毎晩肛姦をした後で正妻にだけは締めの子作りセックスを繰り返す敏也だが、なかなか子供を授からずに悩んでいた澄香はある日夫が母と姉に首輪を付け鎖に繋いでサンルームを歩かせているのを目にする。
正妻として優しくされるのも良いが、実は奴隷として扱われる母姉に羨望を抱いていた澄香は同じようにして欲しいと申し出ると、敏也から少し早いバースデイプレゼントを貰い喜ぶのだった。

【レビュー】

悪魔少年と調教される3人のヒロインという構図が人気を博している作者の最新刊は、主人公の年齢を20代に上げて妻の母親と妻の姉、当然ながら妻自身も奴隷に躾けハーレムの王にでもなったような気分を味わうだろう。

20代とは言え素人童貞である主人公は、妻で次女の澄香の為に彼女の母親である奈都子からセックスレッスンの提案を受ける。情交を何度も繰り返すタフネス振りで上達する主人公は、表面的には夜這いの形で義母の部屋を訪ねる。
奈都子もあっという間にメロメロになっていく中、出戻りの長女の美織に密通を看破され、遂には3Pまで体験させられる流れまでは、まさに誘惑要素の極めて強い流れと言えよう。

2人に都合の良いセックスマシーン扱いされた事、何より快楽の術を失なう恐れから主人公の逆襲が始まるのだが、前半までの流れとは関係無くいきなり奴隷にしてやると凄まれても個人的には変化の早さに疑問符が付く。
娘の夫に手を出した事に対する罪悪感を拭いたい奈都子が堕ちるのが早い事や、これまで性玩具にされて来た美織に対する反撃が肛姦というのは近年の森作品らしい所で、終盤に服従の証である首輪が出て来るのも何処かで使われたような気はする。

全般的にはライトな要素も含んだ愛のある調教路線を続けているのかなと感じたが、奈都子との初めての夜を例に挙げると、「九回目の中出しで初のアクメ」など数を具体的に明記し肝心な部分は省略する描写が多い事に気が付く。
テキスト量の制約もあって色々と削らざるを得ない点もあるだろうが、現実感の薄い数字を出して来ると「流石にこれは無い」としか思えず、物足りなさを感じさせるので何か工夫が欲しい所ではある。

tag : 社会人主人公 母娘丼 姉妹丼 処女

村崎忍「溺れ母娘」

村崎忍「溺れ母娘」
(フランス書院文庫、2011年6月、表紙イラスト:松原健治)

ネタバレ有り。御注意下さい。2015年6月23日レビュー再編集。

作品紹介(公式ホームページ)

溺れ母娘 (フランス書院文庫)
村崎 忍
フランス書院
2012-08-17




【あらすじ】

母を亡くし父親と暮らす圭介は、隣人で母代わりに育ててくれた佐和子や姉代わりの存在の千夏、早苗との関係が変化し、いつまでも子供の時のままでいられないのを実感する。そんな中佐和子のパンティを見付け、思わず悪戯をするが…。


【登場人物】

三嶋圭介
17歳。幼くして母を亡くし、父は単身赴任で不在。隣人の間宮家の母娘3人を実の母姉のように慕っており、頻繁に行き来している。千夏の姦計により佐和子を女性として意識し始める。童貞。

間宮佐和子
39歳。15年前に夫を亡くし、現在は輸入雑貨店を営んでいる。鳶色の豪奢な髪を左右に分け、耳元でカールさせた優雅な風貌。分け隔てなく娘2人の幸せを願っている。巨乳。

間宮千夏
26歳。間宮家の先妻の子で佐和子との血の繋がりは無い。長い黒髪に端正な小顔で巨乳。近隣の女子高で保健体育担当の教師と体操部の顧問を務める。母と妹の幸せを願い、自分は嫁に出て早く楽をさせてあげようと考えている。

間宮早苗
19歳。佐和子の実の娘。今春より女子大生となり学生寮に入っている。早熟で引っ込み思案な所が有ったが、進学を機にイメチェンし母親似の美人に。夏休みで帰郷し圭介と結ばれる。栗色の長い髪に巨乳。男性経験は無い。


【展開】

空き巣に入った隣人の為にあれこれと手伝う圭介と労う義母の間に漂う雰囲気を察した千夏は、関係の進展を願い佐和子のパンティをわざと圭介宅の庭に投げ込む。
筋書き通りパンティを使ってオナニーをした圭介は直後に佐和子の来訪を受け関係の破綻を恐れるが、それを否定しようと佐和子は少年のペニスを手で扱き口内で迸りを受け止めるのであった。

夏祭りを迎えたある晩浴衣に着替えた佐和子は圭介とデートを楽しむ内に尿意を覚え、植え込みの陰で用を足すがそれが刺激となって勃起を扱く事になり、屋外という解放感から少年と対面立位で結ばれる。

佐和子の家に舞台を移し浴室で彼女の膣内へ指でまさぐり中出しの痕跡を確認した圭介は立ちバックで交わると、更に寝室で子宮の奥まで深く繋がりながら愛を告白し毎日のように性奉仕をしてもらう事を約束するのだった。

夏休みで一時帰郷した早苗は義母と少年の仲が進展したのを知った千夏の後押しもあり、佐和子と同じ香水を付けて際どい服装で圭介に勉強を教えるが、自分が処女だという引け目もあり少年に主導され手や口での奉仕を行う羽目に。

千夏に相談した早苗は圭介を受け入れる前に指で慣れさせてもらったらとアドバイスを受け、いざ実践すると指だけで治まる筈が無くペニスを迎え入れるが、子宮の奥まで深く入って来る偉容に圧倒されてしまう。

盆を迎え義母と義妹が帰郷したのを機に千夏は圭介を呼び寄せ見合いの話を切り出し、最後の夜である事を匂わせると、悲痛な表情から漸く本心を理解した圭介は、佐和子や早苗としたように奥深くまで繋がり朝になるまで繰り返すのだった。

自らも圭介と関係し好きになってしまったと罪悪感を抱く千夏は結論を先伸ばしにしようと一週間逃げ回るが、ある日久し振りに3人と一緒に食卓を囲むなり佐和子から見合いの話は無くなったからと告げられ唖然とする。
自分の不在の間に既に話は付き、圭介を共通の夫に迎えると義母と義妹に告げられた千夏は皆でするのを恥ずかしがりつつも、少年が早く佐和子に自分の子を産ませたいという案に乗り、早苗と共に胤付けに協力するのであった。


【レビュー】

硬質でシンプルながらも簡潔に纏まった作者の文体は古き時代のフランス書院文庫を思い起こさせる所も有るし、恐らくはそれなりに長い人生経験を踏まえた方なのではないかと推察する所である。
こうした文体は若手人気作家の作品に見られる「新しい家族」像と基本路線は一にしながらも、甘々過ぎずに抑える所は抑え、官能成分に付いては非常にこってりとした作りになっていて、良いバランスを保っていると感じられる。

熟女ヒロインと若い主人公によるメイクラブを主軸に彼女の二人の娘たちも加えた母娘丼要素のハーレム路線は、本作が出版される以前も、現在までに続く以後に於いてもフランス書院文庫の得意とする流れである。
本作では佐和子の娘たちを単に長女、次女とはせずに、千夏は亡き夫の連れ子としストーリーを進展させる役目とした事で、血の繋がりが無いが故の義母と義妹への深慮と、似た境遇の主人公への叶わぬ想いを上手く引き出している。

そう考えればメインは千夏とし首尾一貫として現実的な結末に導いてあげた方が良かったのかなと思うし、やはり17歳と39歳が子作りを前提とした話はフィクションだとしてもちょっと考えにくい。
先にあげたようにこの展開はやはりフランス書院文庫らしいと言うべき所で、どの作家においてもこうした結末に持っていこうとするのはやや無理筋な気もするが、いかがであろう。

DSKさんのブログでも本作を紹介なさっています。
2011/6/23 発売→ Amazonはコチラから。→ ハイブリッド書店『honto』はコチラ。母娘で隣りの若い男を奪い合うなんて……。ふくよかな乳房、張りつめた双臀を見せつける佐和子。夫を亡くして15年、貞操を守り続けた39歳の身体が、少年の若く漲る肉茎を前にして、はかなく溺れていく。母の姿に嫉妬した千夏、早苗も対抗するように女体を……。溺れ母娘――三人の一途な想いが交錯する「超」誘惑生活!★★★★☆ 艶っぽい情交シーンが多くて淫猥...
溺れ母娘(著:村崎忍、フランス書院文庫)


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2015年6月刊&7月刊情報

6月に入りましたが、間もなく本州以南では梅雨入りを迎えます。食中毒も多い季節なので、衛生管理にも気を配りたい所です。

6月の復刊シリーズは諸事情により綺羅光さんの名作に変更され、7月に嶋悦史さんの「兄嫁」が刊行となりました。
フランス書院文庫ではナンバリングされてからの変更はここ数年無かっただけに、よほどの事情だったのでしょうか?

綺羅光「女教師裕美の放課後」

●フランス書院文庫6月刊情報

梅雨の鬱陶しさを吹き飛ばすようなスッキリとしたラインナップとなりましたね。

これから出る本(公式ホームページ)

※6/19現在は6月刊と7月刊の情報が並べて載っています。

藤崎玲「邪眼 狙われた女教師母娘」

「邪眼」なんて聞くと眼力で何かなさるのかなと勝手に想像してみますが、多分違いますよね。タイトルの通り「女教師母娘」も登場しますが、教え子も巻き込まれるようです。

森一太朗「夜這いずくめ」

あらすじでは妻の母親と姉、当然ながら妻も登場しますが、18歳の女子大生だそうです。立ち読みコーナーでも主人公がまだ初心であるような記述もありますから、恐らく未成年かもしれませんね。
本作の作品紹介では「凌辱」のタグが付いていません。元々デビュー作品では誘惑作品を書かれていただけに、久々にそちらも読みたいなと(個人的な希望)。

高杉圭「四姉妹風呂【ひとりじめ】」

11ヵ月振りとなった高杉さんの新作。「熟女推し、関係無いよ!」と気概をお持ちのようで、本作もきっとティーンの領域を狙った作品だろうと思います。(特に四女は…)

村崎忍「新しい母・新しい姉・新しい隣人」

約2年ぶり、5作品目の刊行となりますが、こちらもあらすじを見た限りは現在の黒本テイストで、ライトでカラッとした作品のようです。でもこの作者特有のしっとりとした情感描写は健在でしょう。

早瀬真人「熟女ハーレム水泳クラブ」

リアルドリーム文庫からその他官能レーベルへも進出なされた早瀬真人さんが、満を持して黒本に登場です。熟女三人の推しと見せつつも、娘ヒロインも1人登場するみたいですね。

熟れごろ女系家族(著:早瀬真人、イースト・プレス悦文庫)

DSKさんのレビュー記事を拝見して早瀬さんの作品を拝読しましたが、フランス書院文庫でもこのような路線でしょうか?
あるいはリアルドリーム文庫での作品のように、童貞主人公が熟女たちに翻弄される作風でしょうか。非常に気になる作品です。

柊諒馬「青獣 義母と兄嫁と義妹」

今年も新人ラッシュのフランス書院文庫から、5人目のデビューですね。義母と兄嫁と義妹とこれは凌辱作品では鉄板のパターンですが…。
主人公は20歳位の大学生でしょうか。立ち読みコーナーを読む限りではあまり経験が無さそうです。

DSKさんがピックアッブなさった6月度の官能作品の記事はこちらです。ご参照下さい。
2015年6月発売予定の官能書籍から「気になる」作品をDSKが独断と偏見でピックアップ!今月はフランス書院文庫から新レーベルが創刊されるようです……過去作品を加筆・修正した再販本もあれば新作もあるようで……。長続きするといいですね。(^^;)タラッ●フランス書院文庫X◆闘う熟女ヒロイン、堕ちる(著:御堂乱) 2015/6/12 発売→ Amazonはコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。「強化スーツを脱がされれば戦隊...
2015年6月の「気になる」官能書籍


●フランス書院文庫7月刊情報

嶋悦史「兄嫁」

巽飛呂彦「母娘づくし【女系家族】」

夢野乱月「人妻獄」

風吹望「華と狂犬 未亡人、そして三姉妹を」

犬飼龍司「両隣のいいなり妻 34歳と28歳」

葉川慎司「ジョギング奥さん【艶尻】」

花邑薫「熟女の沼 未亡人義母と兄嫁と独身伯母」


まずは今年初めてとなるベテランの巽飛呂彦さんですが、内容紹介では55歳の祖母と36歳の義母と19歳の妹が登場のようです。なお19歳ヒロインの名前は「ゆきみ」ですが、前作と前々作にも登場しました。お気に入りの名前なんでしょうね(苦笑)

誘惑作品では葉川慎司さんの3作品目も実に気になります。「家政婦」、「生保レディ」と来て今度は「ジョギング奥さん」ですか…。こちらはメインヒロインの人妻と19歳の女子大生が登場するようです。

そして新出の花邑薫さんのタイトルは、今春発表された「第14回フランス書院文庫官能大賞」の新人賞の受賞作品『ワニの沼』の改題で間違いないかと思われます。
(管理人注:リンク先タイトルは原文ママですが、正しくは「フランス書院文庫官能大賞」です)

「第14回フランス書院官能大賞」結果発表

■受賞作講評

『ワニの沼』

優秀な兄にコンプレックスを抱く浪人生の少年が、父の死後、義母、兄嫁と力ずくで関係を結び、さらには伯母までも毒牙にかけていく。
セリフ、心情、男女の視点のバランスがよく、今回の応募原稿の中で、官能小説としてもっとも完成されていると感じた。こういったテーマは、今回の一次選考、および最終選考にも似たような作品があることからわかるように、官能小説の王道であり、売れ筋である。ゆえに競争率も高くなるが、その激戦を勝ち抜いて受賞に至った理由は、この作品の完成度の高さに他ならない。
なお余談であるが、投稿者さんは官能大賞へ10年近くにわたって投稿をつづけられ、過去には受賞の一歩手前までいったこともある。何度、落選しても投稿をつづけ、今回ついに受賞に至ったことに編集部として敬意を表したい。



750円という価格設定からして、恐らく368頁位の大作になりそうですね。頁数を抑える傾向の強い昨今では珍しく、それだけ力を入れているのが伺えます。

テーマ : 二次元総合 漫画・エロゲー・小説・エロアニメなど
ジャンル : アダルト

村崎忍「最高の相姦地獄 溺れ母と溺れ叔母」

村崎忍「最高の相姦地獄 溺れ母と溺れ叔母」
(フランス書院文庫、2010年8月、表紙イラスト:新井田孝)

ネタバレ有り。御注意下さい。2015年6月レビュー再編集。

内容紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

母子家庭で育った亮は酔って帰宅した奈津子の色っぽい姿に触発され、脱ぎ捨てられたストッキングでオナニーしてしまう。翌日それを叔母の志穂に見付かり、叶わぬ想いを成就させてあげると誘惑されるが…。


【登場人物】

成瀬亮
16歳。奈津子の実の息子。母子生活になって久しいが、母に女の魅力を感じ始めて戸惑いを感じている。童貞。

成瀬奈津子
36歳。生活の糧として高級クラブでホステスを務める傍らで、日中は他のパートをしている。生活の安定を考えて再婚も考えたが断っている。背中まである艶やかな黒髪に熟れた肉体の持ち主。巨乳。

川原志穂
27歳。奈津子の実妹。夫との折り合いは悪く、離婚を考えている。栗色でウェーブの掛かった髪にスタイルの良い容貌。甥の悩みを知り初めは遊びのつもりだったが、優しい振る舞いに接し次第にのめり込んでしまう。


【展開】

酔って帰宅した奈津子を介抱する亮だが、脱ぎ捨てられたストッキングをオカズにオナニーしまい罪悪感を抱く。翌日久々に再会した志穂にストッキングを見付けられ、オナニーを披露するよう求められ手や口で慰められる。

数日後夫と喧嘩して家を飛び出した志穂の来訪を受け亮はドライブに行きたいと甘えるが、デートのメッカである夜の公園で志穂に誘われ後背位で疑似性交に及んだ後、車内で相互愛撫に至る。
そしてアナルで経験してみたいかと誘われ、初体験に及び交わったまま車外に移動し絶頂に導かれるのだった。

一方志穂が来た形跡を知り不在の息子と何かあったのではと訝る奈津子は帰宅した2人に何かあるとにらみ、妹から亮が叶わぬ想いを抱いていると聞くと願いを叶えてあげようと週末の晩に一緒に風呂に入ろうと誘惑し手コキで立て続けに射精に導く。

毎晩のように奈津子に手コキを求める亮に対し、ある晩口付けを交わしながら秘所に這わす息子の指を奥まで受け入れるが、直に入りたいという求めに応じ奈津子は子宮まで届くかのような亮の威容に圧倒されるのだった。

一方離婚を決意した志穂は夜遅く姉の家に向かうと、予想した以上に母子の絆が親密になっているのを目の当たりにして愕然とする。
志穂は別離を告げるつもりで寝室に侵入し亮に一度だけ抱いて欲しいと求めるが、逆に優柔不断な自分を許してと3Pプレイを提案され、月経を終えたばかりなのを気にしつつも姉の愛撫も受けながら愛しい甥に貫かれ絶頂を迎えるのだった。


【レビュー】

本作がデビューとなる作者はほぼ年1作品のペースの刊行であり、全体的に硬質さを感じさせる文体と神瀬知巳作品の影響からかしっとりとしていて優しい実母と、奔放に見えて気遣い過ぎて空回りしてしまう叔母の2人による甘い世界が描かれている。

実母の奈津子は妹の志穂に知らされるまで息子の秘めた想いになかなか気付けずにおり、見せ場は中盤からとは言えそこは血を分けた実の母子なだけにストレートに情交とまでは至らずにジワジワと関係を深めていく記述に妙味があったと思う。

一方叔母の志穂は久し振りに再会した甥の叶わぬ想いを知り、自らの結婚生活が破綻に近付いている悲しさも相まって、初めての膣内性交だけは奪うまいという深慮を見せる部分と、
だからいずれは母子で結ばれるであろうという予感とのせめぎ合いとのバランスが良く、単なる奔放なだけに留まらないヒロイン像を生み出している。

優しいけれど無意識の内に性欲の強さを見せ立て続けに情交を求める主人公像も含め、デビュー作品ながらも確かな安定と実力を感じさせる作品である。

DSKさんのブログでも本作をご紹介なさっています。
2010/7/23 発売→ Amazonはコチラ。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。こんなに妖艶な微笑で少年を誘う叔母がいただろうか?これほど悩ましく色香を振りまく美母がいただろうか?ボディラインも、舌づかいも、肉層の締めつけも違う二人。亮が大人になる瞬間を、誰にも渡したくはなかった。今夜から私があなたの恋人よ。すべてを受けとめてね……。36歳と27歳、秘めた欲望に溺れる危険すぎる誘惑生活!★★★★★ なかなかの骨太さで描...
最高の相姦地獄-溺れ母と溺れ叔母(著:村崎忍、フランス書院文庫)

テーマ : 二次元総合 漫画・エロゲー・小説・エロアニメなど
ジャンル : アダルト

tag : 高校生主人公 童貞 姉妹丼 母子相姦

如月蓮「みだら華 継母の匂い・叔母の薫り」

如月蓮「みだら華 継母の匂い・叔母の薫り」
(フランス書院文庫、2009年2月、表紙イラスト:村山潤一)

ネタバレ有り。御注意下さい。

内容紹介(公式ホームページ)

【あらすじ】

義理の息子の遼太から向けられる視線を意識していた江梨子だが、ある日着替えを覗き見られた事から性欲を抑え切れなくなった彼から迫られ遂に身体を許してしまうが…。

【登場人物】

北村遼太
19歳。経済学部に通う大学2年生で。江梨子に対して女として意識し欲望を抱いている。予備校の講師のアルバイトをしている。童貞

北村江梨子
38歳。12年前に遼太の父親と結婚。遼太との距離を縮めようと自ら准教授としてを勤めている大学に進学するように推薦した。150cm台と小柄ながらも肉付きが良くスタイル抜群の女性。Eカップの巨乳。

篠原沙樹
36歳。江梨子の妹で10年前に夫を亡くして以来、小学生の息子と2人暮らし。姉に誘われて同じマンションの4階に引っ越して来たばかり。華道を教えており、普段から和装でいる事が多い。

【展開】

講義の時から遼太のねちっこい視線を意識していた江梨子は、着替えを覗いたり帰宅時の電車内で自らの身体に触れる息子に疑心暗鬼に陥るが、入浴の折りに昂っているのに気付き、彼の窃視に気付きながらも初めてのオナニーで絶頂する。

翌日の放課後に遼太を准教授室に呼び出した江梨子だが、彼から昨晩のオナニーを見てしまい集中出来ないと訴えられやむ無く裸体を見せながら性処理をしてあげようとするが、呆気なく自失される。
江梨子は自宅に戻り自分を避ける遼太が気掛かりで部屋を訪ねると、無くなった自分のパンティをオカズにオナニーする彼を目にすると、他の悪い女に引っ掛かるよりはと決心し口唇奉仕で射精に導く。

試験勉強を頑張ったらとエッチな期待をさせた江梨子は遼太に初体験を味わわせようと試みるが、タイミング悪く夫が帰宅したりと先伸ばしにしつつも彼の20歳の誕生日を前にとうとう禁断の関係を結ぶのだった。

数日後の朝沙樹は引っ越ししてからやっと遼太とゆっくり話をする機会に恵まれ自宅に招くが、息子の家庭教師の依頼をするつもりが自分に欲情を感じて股間を膨らませている遼太に気付き、江梨子への想いを吐く彼の為に手コキで射精に導く。

家庭教師の初日クラブ活動で遅くなるという連絡を受けた沙樹は先日の一件を意識しつつ、再び遼太に迫られ口唇奉仕をしながら秘所を弄られ絶頂に至るが、それからは何度か奉仕のみで流石に本番に踏み込むのは躊躇われお預けにしてしまう。

ある晩酔った振りをして自宅に遼太を連れ込みまだ童貞だと聞かされた沙樹だが、翌日姉から忠告を聞かされると遼太を誘惑して情交に及び、最中に江梨子から電話が掛かって来たのをみて対抗心を剥き出しにして電話越しに喘ぎ声を聞かせる。

週末沙樹は誕生日祝いにと遼太をシティホテルに連れ込み先に一戦交えると、遅れてやって来た江梨子を挑発する。関係を知った彼女は豹変したかのように情交を終えたばかりの遼太に迫り、自分にも愛情を注いでと主導権を握るのであった。

【レビュー】

デビューしてからヒロイン3人の作品が続いていた作者であるが、本作では継母と叔母による近親者2人のヒロインものとなっている。誘惑作品としては王道の設定であり、ヒロインたちは主人公に対してややショタコンめいた愛情を注いでいる。

互いに近い存在であるが故の嫉妬も抱きながらも、主人公のワガママぶりに身体を許してしまう継母と叔母の心理描写は、女性作家らしい細かい機知に富んだものと言えるであろう。

しかしながら物語の展開としてはややぎこちなく、中盤で妹である沙樹と主人公の関係を(電話越しとはいえ)知った江梨子がその後何の疑問もなく週末に呼び出されるまで主人公を放置していたのかなど首を捻らざるを得ない部分も少なくはない。
本作以降の如月蓮作品ではあるヒロインとの情交を匂わせる場面で、他のヒロインとニアミス(例えば車に乗っていてすれ違うなど)していて疑問を抱くのに、後の伏線として用いられなかったりと不自然さを残す展開が見られるのだが…。

DSKさんのブログにおいて、本作をご紹介なさっています。
2009/2/23 発売→ Amazonはコチラから。→ Kindle版はコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。<電子書籍>「約束するわ。20歳の誕生日に大人のプレゼントを」北村家に嫁いで12年の継母、空閨を煩い10年の叔母。一途な19歳の狂った欲望が、二人の運命を変えた。美唇蜜戯、秘園教授…悩ましく匂いたつ女体を露わに、夫とは違う牡を貪る、みだらな二人の“淑女”競って腰を踊らせ、妖しく開花する蒼いバースデイ。★★★★☆ 愛欲...
みだら華-継母の匂い・叔母の薫り(著:如月蓮、フランス書院文庫)

tag : 大学生主人公 童貞 姉妹丼

プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

〈コメント〉
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