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雑感(2013/11/28)

【11/28本文訂正します】

平素は当ブログをお引き立て頂き、誠に有難うございます。
レビューブログを挙げている方々と相次いでリンクさせて頂き、そちらを経由してのアクセスが非常に多かったように思います。
1日に70回近くアクセスされるっていう事に単純に驚きを感じる一方で、意外に需要が有るのだなと嬉しく思います。

話は変わりますが、一部サイトで12月発売予定の黒本の情報が発表され、これで2013年のラインナップがほぼ確定しました。
個人的なカウントですが、今年の黒本の総計72作品の内、誘惑作品33に対し凌辱作品39となりました(発売予定分を含む)。
よく凌辱作品が売れるのは景気回復局面で、逆に減退局面だと誘惑作品が売れるという話を聞きますが、図らずも景気回復を裏付けているのでしょうか?

12月分が残っていますが短評を行いたいと思います。再三述べている通り、私自身は誘惑作品に偏って通読しています。
あくまでも私見で有る事、凌辱作品には殆ど触れない事をご理解頂きたいと思います。


【新人作家の増加】(4人→6人)
今年は昨年より多くの新人がデビューしており、割と誘惑作品に偏っているかなと思います。
ラインナップ:沢里裕二、宗像倫、星悠輝、歌川響、上条麗南、葉川慎司(以上6人、敬称略)
来年初盤には2作品目が出版になる方も多いでしょうが、型にはまらずに予想を裏切るような尖ったものを期待します。
宗像倫さんが早くも2冊目を12月に出す事になりましたが、あらすじを見る限りはコテコテの凌辱作品の様ですね。

【広く、薄く】
レーベルの方針なのか、今年は特に様々な作家の方が描かれているという印象です。
昨年デビューした高杉圭さん、他レーベルより参入された庵乃音人さん、美少女文庫を中心に活躍されている山口陽さんが揃って11月発売分を持って年3冊と最も多いです。
個人的に高杉さんはこれからを担う方で誘惑作品に戻られたのを嬉しく思いますし、庵乃さんや山口さんは他レーベルで並行してのものですから改めて筆の早さと水準の高さに感心致します。

一方で神瀬知巳さんは残念ながら今年は1冊となり、また2012年に最新作を出してから今年は新作無しの作家の方々も多くいらっしゃいました。
ただリフレッシュ期間として1年新刊無しはよく有る話ですし、機会がごさいましたら来年には新刊と出逢えたらと思います。

余談になりますが、凌辱作品でご活躍の御堂乱さんは12月分で今年5冊目となり、その数の多さに驚きを感じます…。


ざっとこんな具合に纏めましたが、年末に改めて今年を振り返りたいと考えています。
基本的に気分屋なので脈絡も無くアップしますが、毎日更新は続けていきますので宜しくお願い致しますm(__)m

【管理人より追加コメント】

今年の購入した冊数を改めて数え直してみたら、明らかに数が合わない…という事でカウントし間違いでした。誠に申し訳有りません。

庵乃音人「美熟女の休日 義母と叔母・柔肌くらべ」

庵乃音人「美熟女の休日 義母と叔母・柔肌くらべ」
(フランス書院文庫、2013年11月、表紙イラスト:野中昇)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

由理子の実家の別荘で二人きりの晩に彼女の入浴を見た耕太は、彼女の胸を触る内に欲情してしまい、更に遅れて別荘へやって来た叔母の静佳からも意味深げに誘惑される。


【登場人物】

志倉耕太
高校2年生。少年の出で立ちを残した中性的な容姿。父親は2年間の海外赴任の為数日前から不在。

志倉由理子
39歳。耕太の義母。卵形の小顔に、背中まで届くストレートの黒髪で清楚な美貌の豊満な身体付きの女性。Gカップ。

田上静佳
35歳。由理子の実妹。姉と対照的に勝ち気で女王様を思わせる容貌にブラウンの明るいウェーブかがった髪のグラマラスな女性。夫の浮気に悩まされている。Hカップ。


【展開】

親族の別荘に耕太や由理子、叔母の静佳夫婦で泊まる予定が変更され母子2人で一晩過ごす事になり、偶然由理子の入浴を覗いた耕太は動画で隠し撮りします。
翌朝それを知った由理子は母子の距離を縮めようと彼の願いを聞き入れおっぱいを吸わせてあげますが、欲情した耕太が彼女を押し倒そうとした所で静佳がやって来て未遂に終わります。
実は母子の様子を覗いていた静佳は耕太を連れ出して誘惑し、彼が挑発に乗った所で叱ってやろうとしますが、必死に抵抗する彼の様子に意地になり口でする事に。
静佳から一部始終を聞かされた由理子は童貞を奪うのは自分だと決意し、夏祭りの夜に1度だけと約束し外で交わります。
踏ん切りが付かない由理子は静佳から自分も遠慮せずに耕太を誘惑すると告げられ、2人の仲に嫉妬しオナニーに浸る所で耕太に見付かり、静佳の手解きで仲直りの3Pエッチをする事に。
数ヵ月が経ち夫とやり直すと身を退いた静佳の気持ちを知り、由理子は毎日のように耕太に抱かれる日々を送ります。


【レビュー】

他社レーベルを中心に黒本に進出して4作品目を迎えた庵乃音人さんの新刊です。本作を含め2ヵ月で3作品を出される等ご多忙な様子ですが、安定した出来だと思います。

由理子は主人公の耕太の想い人で彼の父親と結婚して間もなく2人だけになりますが、お互いに真面目な性格で別荘という非日常かつ静佳の後押しが無ければ、関係に至らなかったと思います。

クールビューティーな静佳は夫の浮気を知り男性への不信感を持っていた中で、耕太が由理子に淫らな事を迫るのを目の当たりにし、耕太を誘惑してやろうとします。
ところが耕太は由理子への想いから誘いに乗らず、それが彼女の負けん気に火を付けて徐々に彼におもねるようになります。
彼女のそういうギャップに可愛らしさを感じますし、先に挙げたように真面目な2人のキューピッド役を買って出るなど「良い人」ぶりが見えて好印象を持ちました。

耕太と由理子が結ばれた後で静佳を交えて3Pになる部分も有りますが、基本的には別々の官能シーンでそれぞれの性格の違いが出ていて良かったと思います。


DSKさんのブログでも本作をご紹介なさっています。
2013/11/26 発売→ Amazonはコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。「そんなに我慢しないで、私のなかに出していいのよ」「ママにはできないこと、たっぷり教えてあげる」旅先で初心な少年を虜にする39歳の義母と35歳の叔母。野外ファック、プールでの悪戯、極甘3P寝室。休日のママと叔母さんは、いつもと違って悩ましすぎる……。美熟女が競うように誘惑を仕掛ける避暑地ハーレム!★★★★☆ 生真面目な義母と義息の不器用...
美熟女の休日-義母と叔母・柔肌くらべ(著:庵乃音人、フランス書院文庫)

tag : 高校生主人公 童貞 熟女限定

山口陽「若女将と熟女将 美母娘の宿」

山口陽「若女将と熟女将 美母娘の宿」(フランス書院文庫、2013年11月)

ネタバレ有り。御注意下さい。

【あらすじ】

高校時代に告白して失敗した理恵子から実家の旅館に招待された智康は、彼女から思いがけず告白され付き合う事に。そこへ娘の彼氏を品定めしようと、母親の幸恵が智康の部屋を訪れる。

【登場人物】

秋野智康
22歳。大学4年生。内定は貰っている。高校生の時に理恵子に告白し撃沈しているが…。

真木理恵子
22歳。高校生の時に父が亡くなり、学校を中退し跡継ぎとして旅館で働く若女将。智康を好きだったが、実家の都合で引っ越す前だったのと照れ隠しも有り、彼の告白を断った事を後悔している。

真木幸恵
42歳。理恵子の実母で旅館の女将。和装が似合う美人でグラマラスな女性。

【展開】

理恵子の誘いで彼女の実家の旅館に招待された智康は、露天風呂に入って来た理恵子から告白され、2人は童貞処女を卒業します。
露天風呂の掃除と偽り封鎖する娘の様子に興味を持った幸恵は翌日の昼に智康の部屋を訪れ、品定めするつもりがなりゆきで関係を持ちます。
罪悪感を振り払うが如く智康はその晩は露天風呂、翌日のデートでは屋外で理恵子と激しく交わります。
母親を紹介する話がいつの間にか3人で貸し切り風呂に入る事になり、酒を飲まされ酩酊した理恵子に性のレクチャーをするという名目で幸恵も混ざり智康は2人とセックスします。
酔いの為か母親の前でセックスをした所までしか覚えていない理恵子の様子に智康はほっとしつつ、彼女の為に内定を断り旅館で働く事を告げるのでした。

【レビュー】

これまで対抗ヒロインの奔放さ加減に個人的には面喰らう事が多かった山口陽さんの作品ですが、本作では理恵子と序盤で結ばれ、
それ以降も彼女とのラブラブぶりが中心で、幸恵はつまみ食いする程度と実に「ベタ」過ぎる展開で正直驚きを感じました。
黒本のコンセプトは恋人や夫婦同士イチャイチャするのは当たり前で、それに行を割くのはあまり好まないという印象だったからです。

理恵子は可愛らしく、エッチな事に恥じらう至って普通の成人女性ですが、露天風呂や青姦にそれほど抵抗も無く大胆な所も有りますがなかなか良かったです。

幸恵は口調が40代にしては間延びした語尾を使うなどやや若いのかなと思いましたが、あくまでも娘の事を大事にする前提で自分もちゃっかり戴くという言動が面白かったです。

高杉圭「いとこの四姉妹が泊まりにきた一週間」

高杉圭「いとこの四姉妹が泊まりにきた一週間」(フランス書院文庫、2013年11月)

ネタバレ有り。御注意下さい。

【あらすじ】

自宅のリフォームに伴い、従姉妹の立花四姉妹が智紀の自宅で一週間同居を始める事になった。次々と4人と関係した智紀に対し、長女の千尋からある課題を出されるが…。

【登場人物】

楠本智紀
高校2年生。立花四姉妹とは幼馴染みで従姉妹に当たる。何故か四姉妹との同居に合わせて両家の両親が旅行に出掛けてしまい、5人で暮らす事になった。

立花千尋
25歳。四姉妹の長女。法律事務所に勤め、ロングストレートの黒髪にクールな顔立ちでグラマラスな肢体を持った女性。

立花栞
20歳。四姉妹の次女。フランス文学を学ぶ女子大生。ウェーブの掛かった黒髪に知的で柔和な顔立ちに、茶色のセルフレームを掛け、四人の中では最も豊かなバストを持つ女性。処女。

立花美穂
智紀と同い年の高校2年生。四姉妹の三女。付き合っている彼氏はいるものの処女。ショートヘアで巨乳。

立花芽衣
つい最近までランドセルを背負っていた中学1年生。普段は腰まで有るストレートヘアをツインテールにしている。年の割にバストはしっかりと実っている。処女。

【展開】

千尋は自らのバスタオル姿に反応した智紀を見て初めてを奪いたいと思い、浴室に侵入すると彼を誘惑し騎乗位で童貞を奪います。
翌日智紀の不自然な落ち着きに違和感を感じた美穂は経験豊富な振りをして彼を誘いますが、嘘を見抜かれ風呂場で嗚咽する彼女に智紀は告白し処女をもらいます。
次の日栞と一緒に図書館に向かった智紀は彼女の妄想を綴った官能小説を見て興奮し、地下書庫の棚に隠れて対面立位から駅弁スタイルで交わります。
芽衣から一緒に入浴しエッチな事をせがまれた智紀は素股でその場をやり過ごすも、執拗に奉仕する彼女に理性のタガが外れ、後背位で交わってしまいます。
翌日大雨で自宅の2階が雨漏りし、リビングで川の字に並んで眠る事になった5人。
ちょっかいを出す千尋と美穂に業を煮やした智紀は、芽衣にアナル舐めされ射精したのを思い出し、浴室で2人にアナルセックスを試します。
翌日リフォームを終えた立花家の浴室で栞と芽衣のアナルも奪い千尋と美穂を呼び寄せた智紀は、四姉妹全員と付き合う事を宣言します。
千尋から全員を満足させるように課題を出された智紀は若い順にアナルを貫き、最後に千尋にプロポーズしながら中出ししますが、4人は一度だけで満足出来ず主導権を奪われます。

【レビュー】

ここまで読まれた方ならお分かりと思いますが、芽衣の年齢の若さや後半はアナル中心と本作はかなり挑戦的な作風です。

千尋のシーンは「お姉さんが教えてあげる」の典型的なパターンで良かったのですが、
美穂や栞の所では童貞喪失間もないのに、突然智紀の人格が変わったかのように根拠も無く強気になるのは違和感を感じました。

芽衣のシーンは高杉作品お馴染みの小悪魔系ヒロインの場面ですが流石に本作では幼すぎるし、背徳感より寧ろ罪悪感すら感じてしまいました。

最後に千尋から全員を満足させるようにと課題を出され、一応智紀なりに各ヒロインを想って妊娠を避ける為のアナルセックスなんだという事ですが、この辺も好みによるかもしれません。

山口陽「婚約者のふたりの姉 危険な密会」

山口陽「婚約者のふたりの姉 危険な密会」(フランス書院文庫、2013年5月)

【あらすじ】

恋人の由香里の両親に結婚申し出の挨拶に行った健一は、そこで元恋人の真澄から昔の関係をネタに脅され肉体関係が復活する。
健一と真澄との過去に疑問を抱いた綾子は関係を問い質すと、真澄の姦計により口封じに彼と持たされる事に。

【登場人物】

安本健一
30歳。会社員で同じ会社に務める由香里と婚約した。学生時代は複数の女と関係を築いたが、社会人になってからは真面目になった。

小野真澄
30歳。由香里の姉で綾子の妹。同じ大学に通う健一とは一時恋人関係だったが卒業を機に別れた。
自由奔放で性欲に正直な、派手な外見の艶かしい肢体の女性。本作での掻き回し役のヒロイン。

小野綾子
32歳。由香里や真澄の姉。専業主婦で夫を婿養子に迎えた。大人しくて押しに弱い性格で、腰まで伸びた艶のある黒髪でメリハリのあるプロポーションの清楚な女性。

小野由香里
26歳。同じ会社に勤める健一の婚約者。小野家の三女。性に対して奥手なタイプで、セミロングヘアで均整の取れた身長150cmほどの可愛らしい女性。

【展開】

由香里の両親に挨拶に伺った健一は元恋人で彼女の姉で有る真澄と再会し、2人の親密な過去を撮った画像をネタに関係を迫られます。
真澄との激しい交わりを思い出した健一は由香里で物足りなくなり関係を続けますが、2人の関係を訝った綾子も真澄に焚き付けられた健一と関係を結ばされます。
由香里の目を盗むようにそれぞれ続いていた関係は遊びに行った姉妹の実家でも繰り広げられ、結婚式当日も控え室で2人から誘惑される始末でした。

【レビュー】

真澄は健一に過去の関係をネタに関係を迫ったり、綾子の避妊具の数を数えて夫婦の営みが無い事を示唆したりといくら奔放で有るにせよやり過ぎの感が有ります。
毎作のように掻き回し役を出して似たような展開になっており、そろそろ変化を付けても良い頃だと思いますがどうでしょうか。

綾子は始めてが無理矢理に近い状況だったにも関わらず、次からは自分から関係を求めるのはやや変化が早い気がします。
ただ所々で由香里から電話が有ったり、実家のトイレの扉越しに声を掛けられて恥ずかしがる様子はまだ人間らしさを感じました。

健一は妻になる女性を裏切っているという意識が薄く、ヒロインも含めて心理描写の底の浅さが抜けていないと思います。

宮園貴志「四姉妹と七日間」

宮園貴志「四姉妹と七日間」(フランス書院文庫、2011年9月)

ネタバレ有り。御注意下さい。

【あらすじ】

実家のリフォームに伴い、従姉4人が慎吾の自宅に押し掛けて来た。従姉たちと次々関係した慎吾は自分の本命が誰かに気付く事になる。

【登場人物】

立石慎吾
17歳。高校2年生。1年前に母親を交通事故で亡くし、父親は仕事で不在がち。親戚一同が周知する程の強度のマザコン。童貞。
四姉妹は従姉に当たり、佐原家の自宅がリフォーム中の為、慎吾宅に押し掛ける事になった。

(佐原?)麻里
34歳。4年前に結婚したが昨年夫を亡くし、1歳になるひとり娘が居る。母性的で慎吾の母親に雰囲気がよく似ている。Jカップ。

(?)美香
28歳。優しい夫と喧嘩し実家に戻っていた。縁無しのメガネを掛け尖った顎に整ったショートヘアのクールビューティー。

佐原瑞穂
21歳。大学生。直情型で思った事を直ぐに言動にする為か、付き合った男からは幻滅されてフラれるという損な役割。
セミロングの髪型でゆったりした服装でいる事が多い。四姉妹の中で最もバストは小さいとの事だが、Gカップ。

佐原亜希
18歳。高校3年生。剣道部主将。真面目過ぎて杓子定規に行動を当てはめる嫌いが有る。慎吾と何かきっかけが有ればと願っているが、自分からは言い出せずにいる。隠れ巨乳で処女。

【展開】

娘に授乳する麻里の豊かな胸乳に見とれた慎吾は彼女に頼みおっぱいを吸わせてもらいますが、互いに我慢し切れず関係を持ちます。
翌日掃除を手伝ってくれた慎吾に一緒にシャワーを浴びようと誘った美香は、浮気をした夫に当て付けるが如く慎吾を挑発します。
姉2人が慎吾と関係を持った事に苛立ちを感じた瑞穂は彼女なりに慎吾を脅迫しますが、彼の反撃にあい快感を味わう事に。
慎吾が姉3人と関係を持った事に気付いた亜希は激しくなじりますが、自らの秘密を知られ素直になり処女を捧げます。
瑞穂の提案で慎吾にお礼をしようとそれぞれにコスプレした四姉妹は彼に奉仕し、慎吾から本命だと告げられた亜希はアナルを捧げる事を決意します。

【レビュー】

本作は宮園貴志さんの近刊で10作品目となり、今回取り上げたのは高杉圭さんの「いとこの四姉妹が泊まりにきた一週間」と対比する試みだったのですが、
共通するのは「実家のリフォームに伴い、従姉妹4人が主人公の家に押し掛ける」というぐらいです。

子持ちで未亡人の長女、夫と別居中の次女、軽さが目に付く大学生の三女、堅物で高校生の四女とヒロインの設定は良かったのですが、属性が違い過ぎて散漫な印象が否めません。
最後も三女らしい姦計で、色々プレイしてみたが纏まりが付かなくなっていて、読んでいて楽しいけれどエロいと思わせる部分が見い出しにくかったです。

誰か1人減らした上で途中で3Pにするとか、四女の為にお姉さんたちがレクチャーしてあげる等、何か1つ工夫が有るとまた違った楽しみ方も有ったかもしれません。

2006年に「少年日記 お姉さんの生下着」でデビューした宮園さんですが、本作を最後に新刊が途絶えてしまいました。
作者個人の事情が何かお有りなのでしょうが、下着フェチや主人公にA性感を教え込むなど独特な雰囲気をお持ちなだけに、新刊が出す機会が有れば是非読みたいと思います。

【トラックバック】

本作に関するDSKさんの記事はこちらです。

DSKの官能レビュー整理箱 四姉妹と七日間(著:宮園貴志、フランス書院文庫)

山口陽「妻の母・三十九歳」

山口陽「妻の母・三十九歳」(フランス書院文庫、2013年1月)

【あらすじ】

身重の妻が入院しひとり暮らしとなった娘婿の蓮治の為、身の回りの世話を焼く事になった和代。2人はふとした事から関係を持つが、更に妻の担当の産婦人科医とも結ばれてしまう。

【登場人物】

竹之内蓮治
今春大学を卒業したばかりの新社会人。千佳の夫。大人しい印象が強い青年。

三谷和代
39歳。千佳の母親。お淑やかで母性的な印象が強く、柔和な空気を醸し出しており、セミロングの黒髪で豊満なバストが特徴的な女性。初老を迎えた夫は仕事の虫でセックスレスが続いている。

松山輝美
40歳。産婦人科の医院を開業している。和代の高校時代の先輩で昔から男癖が悪い。長い髪をアップにまとめてメガネを掛け、過剰な色気を漂わせる。

竹之内千佳
蓮治の妻で年齢は20歳代前半?切迫早産の疑いが有り、輝美の勧めで入院中。愛らしい雰囲気を持ち、喜怒哀楽が激しい小柄な女性。

【展開】

蓮治の性欲処理の痕跡を目にして自慰に浸る和代。そこへ帰宅した彼が欲望のままに暴走し、久々のセックスの快感に目覚めた和代は蓮治の性欲処理と言い訳しつつも関係を続けます。
週末の病室で蓮治は千佳に欲情した様子を目にした輝美に誘われ躊躇するも、分娩室でアナルセックスに至ります。
輝美は和代が足繁く蓮治の元を訪れているのを掴むと彼女を呼び出し、当て付けるように医院の屋上で蓮治と交わり自分との関係を黙認させます。
千佳が出産を迎え、実家で同居生活を始めた蓮治は2人との三角関係を清算出来なくなります。

【レビュー】

展開ではあまり触れませんでしたが、蓮治は千佳の病室で彼女にキスしたり搾乳プレイをする描写が有ります。若い千佳を妊婦設定にしたのはその為と思われます。

和代は年の離れた夫に欲求不満を抱えており、ふとしたきっかけからずるずると関係を続けるのは納得出来る所で、情交場面は良かったです。
ただ39歳で身重の娘が居る和代の設定は随分と無理をしたなという印象で、30歳前後の妻の姉でも充分納得のいく展開だったのかなと思います。

輝美は40歳女性で産婦人科医という立場を考えればもう少し恥や外聞も有って良い筈で、自分の医院の屋上で白昼堂々とセックスする必要性を感じません。
寧ろ和代が蓮治と交わっている現場に踏み込み、有無を言わせず自分も仲間に加えてもらう展開でも良かったと思います。

山口陽「ママと7つのお願い」

山口陽「ママと7つのお願い」(フランス書院文庫、2012年6月)

【あらすじ】

母の梢を異性として憧れを持つ洋平は、ライブチャットで顔を隠して自慰を見せ合った初心者の女性が母だと知りアタックする。
一旦は拒絶しつつも息子を受け入れた梢は、エスカレートする彼の欲求に順応する自分の本当の姿を知る。

【登場人物】

沢浦洋平
16歳。高校1年生。1年前に父を交通事故で亡くし、母の梢と2人で暮らしている。比較的大人しい雰囲気でこの歳なりに性的欲求を抱く少年。

沢浦梢
38歳。洋平の実母。整った容姿で豊満な体つきの大人しくて控え目な女性。Gカップ。

【展開】

チャットで知り合った女性が梢と知り、交信を中断して母の部屋に向かった洋平は欲望のまま彼女を抱こうとして自失し家出しますが、息子を強く想う中で帰宅して来た洋平を迎えた梢は、身体を許し結ばれます。
亡き夫が遺したビデオカメラで嵌め撮りを許した梢は次第に自分の中に有る被虐願望に目覚め、洋平の望むままに公園のトイレや自宅のベランダで交わり、
しまいには青姦スポットで息子に貫かれる場面を覗く他人の視線に曝されながら絶頂に至ります。
新たな母娘関係に目覚めた2人は夫の仏壇の前で将来を固く誓い合います。

【レビュー】

単独ヒロイン作品は1つの区切りで有るセックスまでのタイミングが非常に難しく、その点で言えば本作は相姦に至る迄の間の取り方は絶妙だったと思います。
亡くなった夫や息子への想いが綴られる部分は未亡人母子相姦ものには欠かせない要素ですが、
いざ関係してからは深刻さは翳りを見せチャットでの自慰の見せ合いや、梢が裸エプロンで誘惑する流れはいかにも現代的です。

様々な趣向を交えてヒロインに調教じみた快感を引き出す流れは美少女文庫での経験を踏まえたもので有り、敢えてシンプルに単独ヒロイン作品に挑んだ姿勢に拍手を贈りたいです。

山口陽「彼女の母は未亡人・彼女の姉は新妻」

山口陽「彼女の母は未亡人・彼女の姉は新妻」(フランス書院文庫、2012年2月)

【あらすじ】

恋人の渚の家に初めて招かれ、いきなりキスを迫って怒らせた伸二は、紗江子に筆下ろしされる。しかし渚の姉の由紀乃や渚にその関係を知られ、次々と深い関係になっていく。

【登場人物】

岩倉伸二
17歳。高校2年生。渚のクラスメイトで恋人付き合いを始めた。比較的大人しく穏やかな性格。

槙原紗江子
37歳。10年前に夫と死別し、学習塾で小学生を相手に講師を務める。包容力や母性的な雰囲気がある成熟した女性。

高梨由紀乃
19歳。大学1年生。紗江子の娘で渚の姉。少々強気な印象を受ける切れ長の瞳の肉感的な女性。
卒業と同時に35歳の高校の担任教師と結婚した。夫との仲は良好だが、夜の営みはご無沙汰。

槙原渚
17歳。高校2年生。紗江子の娘で由紀乃の妹。利発的で幼さの残る可愛らしい顔立ちの少女。
ロマンチックな恋に夢想し、大人しい伸二に惹かれて付き合いを始めた。

【レビュー】

「彼女の~」等と付くタイトルは必然的に本人より母や姉にフォーカスが当たってしまう点が有り、本作も紗江子との描写に過半を割かれています。

娘とその彼氏のちょっとしたいさかいを見て興味を持った紗江子が、戸惑いを感じつつも若い男の性欲に当てられて溺れていく過程はなかなか良かったです。
娘2人に関係が発覚すると、リミッターが外れたかのように豹変する面も頷ける点も有ります。

由紀乃はお馴染みの明け透けな掻き回し役で1対1の情交の時はいやらしさに華を添えていますが、母や妹と交えてのプレイだとその面が却って雰囲気をぶち壊している感が否めません。

渚は雰囲気を重んじてキス1つに怒ったりするロマンチストな面が有ったのに、初体験を果たすと翌日にはもう後ろの穴まで許してしまうのは流石にギャップが有り過ぎな気がします。

青橋由高「暗殺(アサシン)メイドはメロメロです」

青橋由高「暗殺(アサシン)メイドはメロメロです」(フランス書院美少女文庫、2013年11月、イラスト:有末つかさ)

ネタバレ有り。御注意下さい。

【あらすじ】

アサシンメイドとして働き口を探す紅葉は桂吾を標的にするが失敗し、逆に惚れてしまう。桂吾と同じ学校に通うようになった紅葉は、ある事件を乗り越えて彼との結び付きを強める。

【登場人物】

河須桂吾
17歳。高校2年生。両親は地元では有名な企業グループを経営しており、兄の出奔により後継者となる。幸運あるいは不幸が発生すると相反する要素が発動してキャンセルする能力?が有る。童貞。

紅葉・ローザ・リトヴァク
18歳。高校2年で中退。ロシア出身の祖母やハーフの母親もアサシンでメイドという家系で、黒髪のポニーテールに白い肌に巨乳の少女。
桂吾を襲い彼が狙われていると自作自演し、護衛兼メイドになる事になった。何かにつけて「殺」の付く言葉を吐く癖が有る。処女。

【展開】

暗殺メイドとして依頼の無い紅葉は桂吾を標的に襲いますが、彼の能力によりことごとくかわされてしまいます。
彼の両親に売り込みを掛けていた紅葉は護衛兼メイドとして採用され何とか桂吾にリベンジをしようとするも失敗し、逆に彼へ惚れてしまい初体験へ至ります。
桂吾の両親の取り計らいで同じ学校に通う事になった紅葉は謎の転入生・芳子に執拗に狙われる桂吾を護衛しつつも愛を育み、
文化祭のクラス劇でバトルの末に彼女の正体を知り事件が一件落着すると2人は朝から晩までイチャイチャする毎日を過ごします。

【レビュー】

美少女文庫を始め黒本でも活躍中で、「メイドの人」とも呼べるほどメイドヒロインの作品が多い青橋由高さんの新刊です。
本作を含め近11作品中4作品が単独メイドヒロインとなっていますが、今回はアサシンでメイドと捻って来たなと思います。

紅葉は桂吾の好みの女の子像をそのまま具現化した容姿ですが、一方で発作的に殺してみたい衝動に駆られるという危ない部分も有ります(苦笑)
普段は鮮魚を捌いたり、害虫を駆除したりする事で気を紛らわせていますが、ここでも食材を「殺す」発言が有ります。
それ以外は年頃の少女らしい可愛さや羞じらいも有るので、それほど気にはなりませんでした。

桂吾はある意味神がかった強運の持ち主であるけれど、基本的には惚れた男の弱みというか紅葉に振り回されていますね。
エッチになると前半は彼女が桂吾の家で奉仕する展開、中盤からは高校生活をメインに屋上や深夜の教室、人の居ない舞台上で桂吾が積極的に攻め立てるシーンが多いです。

イラストの有末つかささんは本作を含め青橋作品の近11作品中7作品を担当されており、最早黄金コンビと言えます。
有末さんの場合も基本的に可愛らしいのですが、ヒロインが凛々しい表情を見せるとより映えて見えますし、ピンクを基調とした紅葉の和風メイド服が非常によく似合っています。

わかつきひかる「日ノ本の巫女」

わかつきひかる「日ノ本の巫女」(フランス書院美少女文庫、2013年11月、イラスト:みけおう)

ネタバレ有り。御注意下さい。

【あらすじ】

電車の中で知り合った沙希をお持ち帰りする事になった涼介は、彼女が国を護る巫女だと知る。世間知らずでプライドの高い沙希との同居生活を続ける内に関係を持ってしまう。

【登場人物】

木野涼介
21歳。就職活動で苦労する大学4年生。北海道出身。実は先祖が沙希の一族と意外な繋がりが有る。童貞。

立田沙希(たった さき)
17歳。「龍神島」出身で龍牙神社の宮司で日本の裏鬼門を護るとされる斎之媛巫女(いつきのひめみこ)の跡継ぎとして3歳の時に引き取られた。
中肉中背で清楚な容姿の少女で世間知らずだが、島から自由に出られなくなる前に想い出を作りたいと後先顧みずに都心へ出奔する。

【展開】

就職活動に苦しむ涼介と知り合い部屋に泊めてもらう事になった沙希は、彼に体を触れられ偶然秘所に掛かったシャワーで初めての快感を味わいます。
沙希の正体を知り境遇の理不尽さに同情した涼介の頼みで暫く同居する事となり、2人はエッチな事をする内に次第に惹かれ合い初体験へと至ります。
ある日沙希は祭祀の途中で倒れた先代の斎の代わりに儀式を行う為島に戻る事になり、同行した涼介は豪雨の中舞を踊る彼女に自分も前向きに生きようと決意します。

【レビュー】

ジュベナイルポルノの王道とも言える、1対1のボーイミーツガールの作風が多いわかつきひかるさんの新刊です。

今回は学歴が高いばかりに一流企業狙いの就職活動をして苦しむ涼介と、日本の裏鬼門を護るという巫女の跡継ぎの沙希による2人だけの物語です。

沙希は幼い頃に両親と死別し、巫女の斎の元で後継者となるべく教育されて来た少女で、その境遇から世間知らずでプライドが高い為誤解されやすいタイプと言えます。
知らないと安易に口に出せずツンツンしたりする所が可愛らしいのですが、涼介の求めるまま口や胸で愛撫したり、逆に彼に快感を掘り起こされたりもします。

涼介は沙希から自分は国を護る巫女で龍神に身を捧げる為、彼を愛する事は無いがエッチな事はして欲しいと告げられて困惑しつつ、やる事はしっかりやっています。
沙希を着物の帯で拘束したり、クリップをラビアに挟んだり、軽くスパンキングしたりとプチ調教プレイはわかつき作品でお馴染みと言えます。

ところで処女で無くなった沙希が巫女として無事儀式を執り行えたのは何故と疑問が出そうですが、
涼介の出自が作用していて沙希と一緒に島で過ごす為、彼は進路を選択し前向きになるという結末に繋がります。この辺の纏まりの良さはわかつきさんらしいです。

本作のイラスト担当は「みけおう」さんで、わかつき作品では「お嬢様がお買い上げ」以来となります。
美少女文庫で手掛けた他の作品とも共通する特徴として、子猫を思わせるような可愛らしい絵柄が特徴的で蕩けた時の表情がエロティックです。

山口陽「【人妻三重奏】初体験マンション」

山口陽「【人妻三重奏】初体験マンション」(フランス書院文庫、2011年10月)

【あらすじ】

浩一は大学進学が決まり、一人暮らしの為の部屋が見付かるまで美冬の元で同居生活を始めるが、姉が女友達と共に催してくれた歓迎会で彼女に筆下ろしされ、夫に性的不満を抱く小百合や巴の2人の人妻とも深い関係になる。

【登場人物】

鳴海浩一
18歳。大学進学を控え住む場所を探す為、姉の美冬の元で暫く世話になる事に。童貞。

穂村美冬
25歳。浩一の実姉でブラコンの気が強い。腰まで伸ばしたストレートの黒髪に柔和な顔立ち、豊満な体付きの女性。夫はIT企業に勤めていて不在がち。

弓塚巴
31歳。美冬と同じマンションに住むヨガ教室の仲間。控えめで丁寧な口調から大人しい印象を与えるスレンダーな女性。会社員の夫が居るが、優しいだけでもの足りなさを感じている。

如月早百合
35歳。美冬と同じマンションに住むヨガ教室の仲間。美冬より豊かなバストの持ち主。明るく親しみの有る性格で初対面の浩一を弟くんと呼び、親しげに接する。40歳を越えた夫が居るが、ご無沙汰の様子。

【展開】

浩一の同居生活の初日、美冬は自慢の弟を見せようと2人の女性を呼び歓迎会を開きますが、酔った勢いで小百合に誘惑される弟に我慢出来ずに関係を結びます。
翌日浩一と出逢った巴は帰宅中の電車の中で痴女の如く彼を誘惑し、更に自宅のトイレで交わりながら一旦帰宅した夫の居る側で絶頂を迎えます。
巴の部屋から出て来た浩一を見掛けた小百合はすぐに関係を見抜き、自宅に連れ込むとアナルセックスをさせてしまいます。
翌日関係を求めて来ない浩一に不満を持った美冬は彼を誘惑し、それ以降は買い物帰りの巴やヨガの後で汗ばんだ体の小百合と共に3Pを繰り広げ、浩一を自宅に住まわせる事で話を纏め4Pに至ります。

【レビュー】

美冬に筆下ろしされつつも小百合や巴とも性的な接触を持つ出だしで物語の見せ場は終わったような気がしますが、人妻3人の暴走ぶりには呆れつつも笑える場面も有りました。

美冬は夫が居る側でもスキンシップする位の甘々お姉ちゃんで、確かに好みのヒロイン像ですが折角の相姦場面ならもう少し深みの有る描写の方が良かったです。

小百合と巴は体型や性格で相反する要素を持つのに控え目な巴が主人公に痴漢されるならともかく、逆に仕掛ける側になるなど、端からS気質の小百合と変わらない行動だったので工夫が欲しかったです。

結末は山口陽作品お馴染みの3人同時に×ませになりますが、彼女たちが主人公との関係を隠す為夫との営みも続けていたというくだりは必要な描写だったのか疑問が残ります。
個人的には生活力が無いのにヒロインを同時に×ませる描写は、主人公の無責任さしか感じられないし、夫との営み云々は更に蛇足だと感じました。

山口陽「世界でいちばん淫らな旅行 僕と隣家の三姉妹と」

山口陽「世界でいちばん淫らな旅行 僕と隣家の三姉妹と」(フランス書院文庫、2011年4月)

【あらすじ】

隣家同士で温泉旅行へ行く予定だったが、親の都合で子供達4人で出掛ける事になった。
隆也は幼い頃から憧れていた長女の菜月に性の手解きを受け、それを知った美香や優奈とも深い関係になる。

【登場人物】

高杉隆也
19歳。兵藤家の隣人でひとり息子の模様。優柔不断で大人しい青年。童貞。

兵藤菜月
26歳。兵藤家の長女。大手企業に勤める夫と数年前に結婚したが仕事人間で家庭を顧みず、現在は別居している。
おっとりとして包容力が有り豊かなバストを持つ女性で、性に関しては奔放なタイプ。

兵藤優奈
19歳。兵藤家の次女で三姉妹の中では最も常識的で思った事が顔に出やすい性格。スレンダーな割にむっちりとした脚線美の持ち主。処女。

兵藤美香
17歳。兵藤家の三女で高校生。あまり感情を表に出す事が無く、何を考えているのか分かりにくい。年長の優奈よりは豊かなバストの持ち主。

【展開】

旅行に来た初日に露天風呂で隆也と鉢合わせになった菜月は彼の初心振りに興味を持ち、後から杯って来た妹たちに構わず童貞を頂きます。
その関係に気付いた美香は姉たちの目を盗みトイレで慌ただしく処女を捧げ、優奈の眠る脇で菜月と共に3Pに至ります。
流石にその矯声を聞いて目覚めた優奈から告白され処女を頂きますが、他の2人が黙っている筈も無く姉妹入れ替わっての3P、しまいには全員で4Pに至ります。

【レビュー】

隣家に住む主人公の事を三姉妹は好ましく感じていますが、その背景にあまり触れられる事も無く個々の初体験は露天風呂、トイレ、部屋で慌ただしく行われます。
その後は3人の内2人づつで3パターン、最後は全員でという流れでやや詰め込み過ぎており、後半は情交場面がずるずると続いている印象です。

三姉妹の性格付けは天然、ツンデレ、無表情と色分けされていて基本に忠実ですが、菜月は妹思いの姉という点で納得出来る言動も人妻としては恥じらいが感じられず、
美香は何を考えているのか分からない上にロボットと会話しているようで正直な所感情移入出来ません。
必然的に3人の中では常識的な優奈が最も好ましく感じられ、それが作り手の狙いだとすればメイン補正を付け過ぎですが、ストレートな作りだと思います。

あと美少女文庫の山口陽作品と共通しますが、ヒロインに搾り取られてしまう印象の主人公が多いので、もう少し肉食系でも良いのかなという気がします。

芳川葵「美熟母と僕 禁断の柔肌」

芳川葵「美熟母と僕 禁断の柔肌」(リアルドリーム文庫、2013年9月、黒石りんご)

ネタバレ有り。御注意下さい。

【あらすじ】

海水浴で母の万里子の水着姿に女を感じた幸希は、欲情のままに彼女を犯してしまう。何事も無く済まそうとする万里子だが、幸希の様子に不審を感じた静乃が問い質し事情を知ってしまう。

【登場人物】

笹岡幸希
17歳。真面目な性格の少年。同級生がオナペットにする位美しい万里子の魅力に、特に意識する様子もなく暮らして来た。

笹岡万里子
37歳。幸希の実母。母性的で肉感的な身体をした女性。7年前に再婚したが、シングルマザーの経験が長くしっかり者。

月島静乃
30歳。万里子と同じスポーツクラブに通う人妻。夫とは月に1度愛し合う程度。親しみやすい性格で抜群のプロポーションを誇る。Eカップ。

【展開】

一家で海水浴へ出掛けた幸希は水着姿の万里子を目の前にして、オナペットにする程魅力的だという友人の言葉を思い出し、欲情のまま彼女を犯してしまいます。
彼女はその後無かった事にと告げますが、スポーツクラブで態度がよそよそしい幸希を見て不審に思った静乃から問い詰められます。
事情を知った彼女は自ら身体を捧げる一方で、幸希が本気なのを知り密かに彼を友人の子に見立てて筆下ろしをしたと万里子に告げます。
話を聞いた彼女は幸希に口や手で抜く所までは許してあげますが、調子に乗った彼は義父の眠る脇で万里子に素股をさせてしまいます。
万里子を呼び出した静乃は、彼女の嫉妬を誘おうと目の前で幸希と交わり、挑発に乗った彼女も幸希を受け入れる事を決意します。
懸賞に当選し母子水入らずの旅行に出掛けた幸希と万里子は、一晩中交わり愛を確かめ合います。

【レビュー】

本作は作者が得意とする母子相姦作品です。これまでとは違う点は、出だしでは主人公の幸希が万里子を女と意識していない所です。
主人公がヒロインに熱い想いを寄せている所から始まるパターンに比べると、関係に陥るまでのプロセスも早急になりがちです。

本作はその辺のドラマ性を強調したかったのでしょうが、ともすれば自己中心的に思える幸希の言動に好感を持てない所も有り上手くいっていないように思います。

母子をくっ付けさせようとする静乃も初めての時はあっさり中出しを許していたのに、2回目はゴム付きの中出しになっています。
その辺の理由は後に静乃との関係を清算するいきさつに繋がりますが、そこもやや唐突すぎるかなと感じなくも有りません。

シンプルな母子相姦ものにちょっと変化球要素を加えたけど、どうもしっくり来ないかなという読後感でした。

芳川葵「人妻フルコース~熟れ頃・食べ頃・味見頃~」

芳川葵「人妻フルコース~熟れ頃・食べ頃・味見頃~」(リアルドリーム文庫、2013年4月、イラスト:asagiri)

ネタバレ有り。御注意下さい。

【あらすじ】

拓実は来春から独り暮らしを始める為千佳子の料理教室に通う。偶々同じグループにいた晴恵や悠里が彼に興味を持ち、自宅へ連れ込み誘惑される。

【登場人物】

秋山拓実
高校3年生。推薦入学で早くも進学を決め、来春から始まる独り暮らしに備え千佳子の料理教室に通う。

森口悠里
26歳。半年前に結婚したばかりの新妻だが、親同士が決めた政略結婚で夫は婚前から人妻と浮気し続けている。淑やかな雰囲気と抜群のスタイルを併せ持つ。Fカップ。

坂下晴恵
36歳。妖艶な雰囲気を持つ人妻で、拓実に気兼ねなく話し掛けて来る明るい性格。夫は単身赴任中で暫くエッチはご無沙汰の様子。Dカップ。

並木千佳子
42歳。料理評論家で料理教室を主宰している人妻。夫は仕事人間の為、休日も家に居ない事が多い。母性的で豊満な肉体を持つ。Gカップ。

【展開】

大学進学を機に自炊の為の料理を学ぼうと料理教室に通い出した拓実は、千佳子の凄い身体に目を奪われてしまいます。
料理の本を借りる為に同じ教室に通う晴恵の家を訪ね、彼女の悪戯に自失してしまい、彼女に誘われるままに初体験に至ります。
自主講習の為早めに教室に来た拓実はそこで千佳子の自慰を目撃してしまい、口止めにと教室が終わった後相互愛撫からセックスへ発展します。
電球の球を交換して欲しいとの悠里の自宅に招かれた拓実はハプニングから欲情して抱き付いてしまいます。
一方千佳子と拓実の情事を目撃し夫に浮気され鬱憤の溜まっていた悠里も彼の求めに応じて、夫では味わえない絶頂を経験します。
拓実が千佳子や悠里と関係を持った事を感づいた晴恵は、教室で密会していた千佳子との密会現場に乱入し彼女と共に彼を責め立て悠里との関係も自白させます。
千佳子の家でケーキ作りをすると誘われた悠里は拓実が晴恵との関係も知り、2人に倣って裸エプロン姿になり4Pを楽しむ事を選びます。

【レビュー】

近年リアルドリーム文庫で活躍する機会の多い芳川葵さんの長編19作品目です。
女性の多い料理教室に性欲溢れる若い少年が放り込まれると…の典型的な誘惑パターンですが、前半はシンプルな各人攻略から後半は3P、4Pとなります。

料理教室の会場は流石に公共の施設の為事に及ぶのは千佳子と乱入した晴恵の時で、この手の作品にお馴染みの人参でのソフトな食玩プレイも有ります。

3人のヒロインの中で主人公が最も想いを寄せているのは悠里で有り、彼女に対してははっきりと孕ませ願望まで述べています。

一方で悠里を除く2人に取っては単に日頃の鬱憤を晴らす為という言動が窺われ、微妙な食い違いが有るように見えます。
互いの年齢差を考えれば現実的な判断に違いないのですが、何だか主人公の方が食べられているような複雑な読後感になりました。

芳川葵「ママと叔母は僕を甘やかしすぎる」

芳川葵「ママと叔母は僕を甘やかしすぎる」(フランス書院文庫、2013年4月、表紙イラスト:新井田孝)

ネタバレ有り。御注意下さい。

【あらすじ】

人付き合いが苦手で不器用な史人は上京生活に戸惑いを感じていたが、知人に会う目的で押し掛けて来た義母の美紗子に心を許し、やがて結ばれる。
そこへ彼を息子のように可愛がり何かと面倒を見て来た叔母の沙希が2人の関係に気付き、自分の務め先で負けじと史人を誘惑する。

【登場人物】

坂上史人
大学1年生。亡くなった実母への深慮から、義母の美紗子とは必要以上に親しくする事を避けて来た。人付き合いが苦手で不器用な所が有り、上京生活に行き詰まりを感じている。

坂上美紗子
37歳。歳の離れた史人の父親と結婚。史人の独り暮らしを心配し、関係良化を図る為上京した。純和風の顔立ちで母性を感じさせる、トップ93cmのFカップのグラマーな女性。

町村沙希
32歳。史人の実母の妹(叔母)。姉に似て日本人離れした彫りの深い顔立ちでスレンダーながらも出る所は出たスタイルの良い女性。
子供が出来にくい体質で有る事から、史人の事を実の子のように可愛がっている。

【展開】

上京生活で不本意な日々を送り熱を出してしまった史人の部屋で上京して来た美紗子が出迎え、看病する彼女に体を拭いてもらう内に勃起したペニスを慰めてもらい、
翌日東京観光を終えた後自分の部屋で夕べの出来事の先を求める史人に対し、傷心の彼を癒そうと美紗子が体を許し筆下ろしします。
翌日実家に戻ろうとする彼女を引き留めようと史人が体を求めていた折に訪れた沙希は自分の会社でバイトするように勧め、
勤務先で彼をトイレに連れ込むと美紗子との関係を問い質され、歓心を買おうとアナルセックスにまで及びます。
酒に酔って帰宅した史人は無理矢理彼女の裏穴を狙い拒絶されて頬を張られますが、彼女が酔った男に絡まれた所を助けると態度を軟化させアナルでさせてもらいます。
後日再び史人の部屋を訪れた沙希は妙に自信たっぷりな態度の美紗子と対峙しますが、彼の気持ちを尊重し2人で愛する事になります。

【レビュー】

出だしで主人公が何かと失望を感じるくだりは暗すぎの感もしたのですが、義息との距離を縮めたく上京して来た美紗子が所用そっちのけで世話を焼くのは良いシチュエーションだと思います。
叔母の沙希と始めて対峙した時は義息との背徳の関係にオドオドした様子でしたが、終盤では自信に満ちた態度で彼女を圧倒する当たりは美紗子の母性愛の強さを感じました。

沙希は主人公に対し時に厳しい態度に臨みますが、基本的には優しい叔母さんです。美紗子との対抗意識は有るけれど、主人公の負担にならないように気を遣う所が窺えます。

芳川葵作品に共通する要素ですが、ヒロインは優しい人たちが多いですね。だからこその安心の読後感を得る事が多いのだと思います。

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DSKさんのレビューはこちらです。

DSKの官能レビュー整理箱 ママと叔母は僕を甘やかしすぎる(著:芳川葵、フランス書院文庫)

芳川葵「放課後美術レッスン ヌードモデルは美姉と部長 」

芳川葵「放課後美術レッスン ヌードモデルは美姉と部長 」(リアルドリーム文庫、2012年11月、イラスト:猫丸)

ネタバレ有り。御注意下さい。

【あらすじ】

実姉の佳織に憧れを抱く翔吾は、幼馴染みの七瀬に本心を知られ誘惑される。彼女の挑発に乗った佳織も同じように翔吾を誘惑し結ばれる。

【登場人物】

藤村翔吾
15歳で高校1年生。美術部に所属する内気な少年。佳織に密かに憧れを抱いている。童貞。

藤村佳織
17歳で高校3年生。生徒会長と女子テニス部の主将を務めている。肩先まで伸ばされた黒髪に清楚で整った顔立ちでFカップの巨乳。処女。

立崎七瀬
17歳で高校3年生。美術部部長と生徒会の副会長を兼務している。瓜実顔で肩に掛からない程度のハニーブラウンでセミロングの髪。Dカップ。
実の弟のように想う翔吾の想いに気付き、佳織を巧みに挑発しながら幼馴染みの姉弟を結び付けようとする。性体験はある模様。

【展開】

自宅でヌードデッサンの為裸になった七瀬の姿に勃起した翔吾は彼女の口内に放出しますが、帰宅した佳織に見付かり彼女の手コキで再び発射してしまいます。
別の日にモデルになった佳織はパイズリで発射させてもらい、浮かれた様子の翔吾を見て七瀬が美術室で筆下ろしし、それを知った佳織も翔吾の告白を受け入れ自宅で結ばれます。
互いに対抗するかのように美術室では七瀬、生徒会室では佳織に誘惑される生活となった翔吾は、夏休みに七瀬の別荘で初めて2人同時の体験をする事になります。

【レビュー】

学園生活をベースにし2人のお姉ちゃんに誘惑される展開はオーソドックスで、かつ自分が最も好むパターンです。
黒本に比べページ数が少なく、5章立てをベースのリアルドリーム文庫に合わせた構成になっており、進出当初に比べ不足なく展開されています。

当初から挑発する七瀬とされる側の佳織の力関係ですが、いざ佳織が翔吾と関係を結ぶに当たっては些かこのパターンがくどくなって来たかなと思います。
佳織と翔吾は実姉弟なので多少は相姦関係に対する抵抗や畏れが感じられる筈ですが、
翔吾にその気持ちが伺いしれる反面、佳織には最後まで七瀬への対抗意識がクローズアップされている感じがします。
相姦だから暗くなくてはならない訳では無いけれど、やや底が浅く見えてしまうのはレーベルの意向かもしれませんが…。

きっかけは七瀬の挑発に乗って翔吾のモノに触れるのはともかく、相姦関係に至るまでの紆余曲折を経て結ばれてからは、
逆に吹っ切れたように佳織が七瀬に自分こそ恋人だと挑発する展開も有りだったかなと思います。

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DSKさんのレビューはこちらです。

DSKの官能レビュー整理箱 放課後美術レッスン-ヌードモデルは美姉と部長(著:芳川葵、リアルドリーム文庫)

芳川葵「交換日記【女教師と僕】」

芳川葵「交換日記【女教師と僕】」(フランス書院文庫、2012年10月、表紙イラスト:川島健太郎、白表紙版:新井田孝)

ネタバレ有り。御注意下さい。

【あらすじ】

躾の厳しい両親の影響で性に疎い真人は憧れの女教師の香奈枝に補習ノートを使って質問する。
未亡人の彼女は羞じらいを感じつつも間接的に手解きしてあげるが、ある出来事をきっかけに筆下ろしをする事になり、更に2人の女教師にも知られてしまう。

【登場人物】

川俣真人
高校2年生。キャリア官僚の父と教育熱心な母による躾の影響で、同年齢の少年に比べ性に関する知識が著しく疎い。

早乙女香奈枝
38歳。古文担当の教師。丸みを帯びた瓜実顔に少し目尻の下がった優しい瞳をした母性的な雰囲気の女性。3年前に夫を病気で亡くしている。

三島麻希子
32歳。日本史担当の教師。顎先がシャープな瓜実顔に気が強そうなやや吊り目の瞳をした顔立ちで、きつめの性格に見える女王様タイプ。
結婚してから8年目で4歳の息子がいるが、セックスレスになって久しい。

高窪美雪
23歳。英語担当の新人教師。卵形の品の有る顔立ちに黒髪のロングヘアーで育ちの良いお嬢様タイプの女性。
バストはよく育っており、Fカップと男子生徒から注目を浴びている。

【展開】

補習ノートに性の悩みを打ち明ける真人の相談に乗った香奈枝は、彼のペニスを見て思わず射精に導いてしまいます。
彼女から貰ったハンカチが母親に見付かり口論の末家出した真人は、香奈枝のマンションに押し掛け筆下ろしをしてもらいます。
ある日偶然真人の補習ノートを見付け何とはなしに中を見た麻希子は2人の関係を知り、それを餌に真人を呼び出しセックスする事になります。
更に別の日に真人と麻希子の情交を目の当たりにした美雪は、雰囲気に押されパイズリしますが、後日真人を呼び出した彼女は性を知る為にと処女を奪って欲しいと捧げます。
これ以上関係が露呈しないようにと麻希子の発案により3人で真人の性欲管理をする事になり美雪の部屋で饗宴となります。

【レビュー】

補習ノートでのやり取りを「交換日記」と見立て、亘と香奈枝がかなり際どいやり取りを繰り返すのは良い発想だと思います。
うっかりノートを落として麻希子に露呈し、更に彼女との交わりを美雪に見られて…の展開も悪くは有りません。

亘の本命は香奈枝で情交に至るまでのプロセスは丁寧に描かれているのに、他の2人とは少々都合が良すぎる展開に急いだのかなと若干気になりました。
特に美雪に付いては場の雰囲気に流されてパイズリ、彼になら処女を捧げても…のくだりは彼女の設定が良かっただけにもう少し丁寧に流れに導いて欲しかったし、
旗振り役の麻希子も含めただ身体だけが目的の印象が拭えずちょっと勿体無い気がします。

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DSKさんのレビューはこちらです。

DSKの官能レビュー整理箱 交換日記-女教師と僕(芳川葵、フランス書院文庫)

芳川葵「若義母と熟伯母 蠱惑な蜜約」

芳川葵「若義母と熟伯母 蠱惑な蜜約」(リアルドリーム文庫、2012年4月、イラスト:英田舞)

ネタバレ有り。御注意下さい。

【あらすじ】

義母の玲奈に想いを寄せる亘は伯母の志乃に箱根へ誘われる。いつになく誘惑して来た彼女の頼みで亡き息子に扮して抱く事になる。
帰京すると態度が軟化した玲奈から口や胸で出させてもらうようになり、遂に南の島でセックスさせてくれる事となる。

【登場人物】

西久保亘
16歳。高校1年生。幼い頃に実母を亡くし、父を7年前に事故で亡くした。現在は玲奈と2人暮らし。

西久保玲奈
29歳。亘の義母。二級建築士の資格を持っている。母性的でおっとりとした性格。肩で切り揃えた黒髪に目鼻立ちがはっきりした顔付きで、165cmと背は高めでHカップ。

西久保志乃
37歳。亘の父親の兄嫁(伯母)。夫との間に子供が2人居たが長男が病死した為、亘を養子として引き取ろうと申し出たが玲奈に断られている。
純和風の顔立ちに小柄でグラマラスな身体。亡くなった長男への想いを成就させるべく、玲奈にある提案をする。

【展開】

玲奈の着替えを手伝っている途中で彼女の半裸を見た亘はムラムラしてしまい抱き付きます。
初めは拒絶していた玲奈も箱根へ2人での旅行の誘いで電話を掛けて来た志乃とのやり取りを見て、亘に手や口で射精させる所まで許します。
箱根のリゾートマンションに連れられて来た亘は志乃から亡くなった息子の話を聞かされ、息子に扮して彼女を抱き同時に玲奈を想いながら貫きます。
帰京した玲奈は亘に2人暮らしの為に購入した物件を見せた後、ラブホテルでパイズリで射精させたり、女陰を見せてあげます。
数日後志乃に誘われ南の島に旅行に来た亘と玲奈は、島の先端に有る洞窟で亘の願いを聞き入れてセックスします。
翌晩も激しく交わった2人の前に現れた志乃は亘に「蜜約」の話を打ち明け、玲奈と重ね餅の状態で彼に貫かれます。

【レビュー】

官能小説では義母と叔母という設定は数多く有るけれど、「伯母」とすると彼女が年上になり実際主導権を握るのは志乃の方です。

タイトルにも有る「蜜約」(密約)とは、童貞を卒業させずに亡くなった長男を思う志乃に、亘を使って息子の筆下ろしの疑似体験をさせるという事です。
志乃が亘を養子に引き取る事を諦める交換条件としてこれを了承した玲奈に取っては、彼の気持ちを知りつつも童貞を奪う訳にはいかない葛藤が序盤の行動に現れ、
亘が箱根から帰って来た後もやや焦らすかのように口や胸に留めつつ南の島で念願を叶えてあげる流れは芳川さんらしいです。

欲を言えば帰京した亘と結ばれてから南の島で3Pとしてボリュームを持たせ、「蜜約」は亘には最後まで秘密のままにしておいた方が良かったように思います。

【トラックバック】

DSKさんのレビューはこちらです。

DSKの官能レビュー整理箱 若義母と熟伯母-蠱惑な蜜約(著:芳川葵、リアルドリーム文庫)

芳川葵「ママと姉は僕を眠らせてくれない」

芳川葵「ママと姉は僕を眠らせてくれない」(フランス書院文庫、2012年3月、表紙イラスト:立澤凖一)

ネタバレ有り。御注意下さい。

【あらすじ】

大学受験を控える俊介は、義母の麻巳子に毎晩本番寸前の性戯をしてもらっていた。それで我慢出来なくなった彼は遂に義母と結ばれるが、それに気付いた別居中の姉・智美や隣人の未亡人・芙希恵からも誘惑されてしまう。

【登場人物】

岡島俊介
17歳。高校3年生。義母の麻巳子と恋人同然の甘い日々を過ごしている。

岡島麻巳子
34歳。俊介の父と結婚したが、4年前に死別した。薬剤師で黒いセミロングの髪に和風の顔立ちに対し、外人のようなグラマラスな肢体の持ち主でトップ96cmのHカップ。

岡島智美
22歳。俊介の実姉。大学を出て警察官の養成学校に入っている。俊介が嘘を吐く時の癖を把握するほど弟想い。引き締まった身体だがトップ88cmのFカップ。

吉崎芙希恵
38歳。岡島家の隣人で2年前に夫を亡くしている。母を亡くした智美と俊介の母親代わりとして可愛がっている。

【展開】

受験勉強がはかどるようにと麻巳子に本番を除く性戯を毎日してもらう俊介ですが、性欲を押さえ切れなくなり遂に彼女に筆下ろししてもらいます。
そんな中帰省した智美はただならぬ母子の様子に俊介を問い詰めて関係を知り、手や口で慰めるつもりが俊介の熱意に負けて結局身体を許し、
前後して俊介と関係した芙希恵から麻巳子以外の女性の身体も教えておくべきと智美を誘い、成り行きで3Pとなります。
智美が養成学校を卒業しそのお祝いをした晩に彼女は俊介と関係した事を麻巳子に打ち明け、一晩限りと称して共に俊介を愛してあげます。

【レビュー】

芳川葵さんの長編14作品目となる本作では、出だしから既に義母の麻巳子と本番寸前までの仲で有る事を示しています。
個人的にはヒロインとの関係が築かれていく経緯を示しているかに重きをおきますが、逆にワンパターンにもなりがちで、
本作は後に経緯が説明されている為情交場面が比較的早いこういう出だしも新鮮で良いと思います。

甘々義母の麻巳子をメインに置きつつ、たまに帰省するしっかり者の実姉の智美の存在がスパイスになっており、単に甘ったるい話にならないように出来ています。

智美に関しては近親者だからこそ見抜ける嘘を吐く時の癖と本人の職業的特徴を上手く絡めており、キャリアウーマンの呼び名が相応しいやや特殊な職業設定は作者の御得意パターンの1つです。

反面隣人の芙希恵に付いては智美との絡みは有るけれど、普段目にする機会が多い筈の麻巳子とは何故かあまり接点が有りません。
攻略するヒロインを増やさずに母姉だけでも実は良かったのかなと感じる所で、
それだと芳川作品の基本パターンと一緒だと言われれば否定出来ませんが、芙希恵の分を智美に割いてもらえれば良かったです。

【トラックバック】

本作に付いてのDSKさんのレビューはこちらです。トラックバックさせて頂きます。

DSKの官能レビュー整理箱 ママと姉は僕を眠らせてくれない(著:芳川葵、フランス書院文庫)

高竜也「未亡人授業 兄嫁36歳の一週間」

高竜也「未亡人授業 兄嫁36歳の一週間」(フランス書院文庫、2009年7月)

ネタバレ有り。御注意下さい。

【あらすじ】

初孫の顔を見に渡米した両親が不在の中沙絵子と二人きりになった祥吾。彼女が籍を抜いて実家に戻るまであと一週間、別れを惜しむかのように祥吾は彼女の身体で女を教えてもらう。

【登場人物】

鮎川祥吾
18歳。金沢の老舗和菓子店の跡継ぎで高校3年生。兄嫁で有った沙絵子に密かに憧れを抱いていたが、別れを前に本心を打ち明ける。童貞。

鮎川沙絵子
36歳。祥吾の兄の翔太の妻だが、夫を1年前に病気で亡くした。双方の家での話し合いの結果、まだ若い彼女の為に1週間後に籍を抜き横浜の実家に戻る事となった。
伝統としきたりに拘り、息詰まる婚家の中で間に入って取り持ってくれた祥吾に感謝の気持ちが有り、童貞の彼の為に進んで淫らになりセックスレッスンを施す。

【展開】

全部で7章立てとなっており、丁度1週間という流れです。
初日に泥酔して互いに裸になっていた祥吾は彼女の寝姿に興奮するも挿入未遂に終わってしまい、
彼の強い性欲を思い知った沙絵子は別れる迄の間セックスフレンドとして教えてあげると告げます。
2日目、3日目は浴室と寝室でフェラチオやオナニーの見せ合いで立て続けに祥吾の精を放出させ、
4日目は浴室でのフェラチオや寝室でのクンニリングスからパイズリで3度精を放出させ挿入に至るも、祥吾は10秒余りで終わってしまいます。
5日目は前日の反省を活かし沙絵子は散々祥吾を挑発して精を搾り取ってから馬乗りで挿入し、初めての絶頂を味わいます。
6日目からは2人で能登島へ出掛けると沙絵子は昼間から立て続けに祥吾の精を放出させてから夜は何度も交わり、最後の晩は彼にアナル処女を捧げます。

【レビュー】

「相姦の語り部」の異名を持ち、永らく黒本の中心を担って来た高竜也さんの最新刊です。
いつもですと250~280ページ程度に纏めている高竜也さんですが、本作は332ページの大ボリュームです。

物語は夫を亡くし間も無く実家に戻る沙絵子と義弟の祥吾との最後の一週間を濃密に描いており、
もう顔を会わせる機会の無い祥吾に良い想い出を残そうと懸命に奉仕する沙絵子の心境はいかばかりでしょうか。

過去の高作品でもよく有るように前半は沙絵子による手や口などの前戯で引っ張り、いざ合体までには210ページを要しています。
中盤以降は流石に1対1の作風だけにパイズリ、シックスナイン、互いにアナルを愛撫する等あらゆる情交描写を用いて飽きさせません。

とここまで述べた上で本編とは離れた所で1つ指摘しておかねばならないのは、章タイトルと内容が一致していない所が有る事です。
1章目にはフェラチオ、3章目にはパイズリを示唆するタイトルですが実際にはその描写は全く有りません。実は次の章の情交場面で出て来ます。
私はパイズリなどの乳戯描写が非常に好きなので、3章が終わった時には非常に肩透かしを食らった気分になりました。
恐らくシチュエーションとタイトルが先に決まっていて、ページ数の都合でカットしたか、編集し直したかして微妙にズレてしまったのかなと思いますが…。

月日が経ち本作を改めて読み直すと1冊にこれだけの情交要素を詰め込んだのは、恐らく作者本人にこれで一区切りだという決意が有った上ではと思う処です。
私が20代に慣れ親しんで来た誘惑作品の作家さんが相次いでラインナップから外れた時期で有り非常に残念ですが、こうした新陳代謝も必要だったのかなと今は思っています。

芳川葵「恋人は友達の母と姉 ひと夏の秘密体験」

芳川葵「恋人は友達の母と姉 ひと夏の秘密体験」(リアルドリーム文庫、2011年9月、イラスト:岬ゆきひろ)

ネタバレ有り。御注意下さい。

【あらすじ】

田舎に住む幼馴染みの誘いで遊びに行く事になった優作。性の目覚めのきっかけになった美母や、スタイルの良いお姉さんとひと夏の想い出を作る事に。

【登場人物】

織崎斗真
高校2年生。夏休みを利用して幼馴染みの優作の家に遊びに行く。

豊村佐知恵
41歳。美織と優作の母親。瓜実顔で和服が似合うしっとりとした色気漂う熟女。母性的で斗真を息子のように可愛がる。

豊村美織
20歳。佐知恵の娘で優作の姉。大学2年生で夏休みを利用して帰省中。ハニーブラウンの髪に母親似の美人で、飾った所が無い気さくなお姉さん。初心な斗真をからかうなど、小悪魔的な面も。

【展開】

美織からプールに誘われ彼女の水着姿に興奮した斗真はフェラチオされ、その翌日雨に濡れた佐知恵はその姿に欲情した斗真から、ひと夏の想い出にという願いを聞き入れ筆下ろしをしてあげます。
一方2人の関係を見抜いた美織も負けじと彼をドライブに誘い屋外で交わり、夏祭りの夜には佐知恵と再び関係を持ちます。
2人から期間限定の恋人になる事を取り付けた斗真は優作を加えた4人での温泉旅行の晩に、優作の眠る横で母娘と3Pになります。

【レビュー】

友人の母娘という要素に、田舎でのひと夏の性体験をミックスした作品です。奔放な美織と対称的に貞淑な佐知恵の情交場面は、やや劇画調のイラストと相まっていやらしさを感じさせます。

ヒロイン2人はそれぞれ夫、遠距離恋愛中の恋人が居り、主人公の旺盛な性欲に翻弄されつつも何処かで「期間限定」と割り切っているようにも見え、
ひと夏の間だからこそ眠る優作の脇で母娘が主人公と交わったり、帰京する折に「その後」を仄めかたりと、何とも大胆です。

その反面友人の母娘としての描写が主体の為か全体的に背徳感はあまり感じられず、割とあっさりしている印象も受けましたが読後感は良かったです。

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RD-070『恋人は友達の母と姉 ひと夏の秘密体験』

RD-070『恋人は友達の母と姉 ひと夏の秘密体験』芳川葵、キルタイムコミュニケーション/リアルドリーム文庫、2011/09 発売●あらすじ小学校卒業を機に田舎に引っ越した友達から誘われ、泊まりがけで遊びに来た少年が、初めて女性を意識する切っ掛けとなった友母や初恋の人である友姉とも再会し、家族の目を盗み、ひと夏限定の恋人関係になる。

高竜也「美乳熟女 最高の贈りもの」

高竜也「美乳熟女 最高の贈りもの」(フランス書院文庫、2008年7月)

ネタバレ有り。御注意下さい。

【あらすじ】

孝之は友人の慎太郎の頼みで義母の景子の様子を見に行って欲しいと頼まれ、そこで彼女から思わぬ体験を得る事になる。
暫くして父の看病の為不在になった母の代わりに孝之の面倒を見る為、同居生活を始めた叔母の奈津子とも一線を越えてしまう。

【登場人物】

山本孝之
高校2年生。容姿や成績に優れているが、内気な性格からか女子と付き合った事は無い。親友の慎太郎の影響でDVDから仕入れた偏った性知識を持っている。童貞。

山本由紀
38歳。孝之の実母で夫はタイに単身赴任中だが、怪我をしたと聞き看病の為自宅を不在にする。

奈津子
34歳。由紀の妹で独身。テレビ局の有能なプロデューサーとして活躍。男性遍歴が多いが、自堕落な男ばかりで失望している。
甥の孝之を可愛がっており、姉が不在の折に彼の面倒を見る事になる。

高村景子
36歳。孝之の友人で有る慎太郎の義母。かつては女優だったが、現在は亡き夫が経営していた芸能プロダクションの名目上の代表に。
性に奔放で事務所の若い俳優に熱を上げており、父の遺産が散逸するのではと慎太郎が危惧している。

【展開】

友人の慎太郎の家を訪れた孝之はそこで景子が若い俳優と絡み合う姿を目撃し、オナニーしている所を彼女に見付かり射精に導かれます。
ある日怪我をした父の看病で由紀が不在になり、代わりに面倒を見る為訪れた奈津子にセックスを求めますが手や口で留められます。
再び慎太郎の頼みで景子の元を訪れるとあっさりと初体験に至り、翌朝には奈津子とも結ばれますが由紀が間もなく帰国し同居生活は終わります。
3度慎太郎の誘いで高村家を訪れると再び景子の主導で一晩中交わる事になりますが、奈津子の婚約を知り自棄になった孝之が景子を誘おうと電話するとにべもなく断られます。
悪態を吐く孝之の会話を聞いてしまった由紀は息子を正しい方向へ導こうと体を差し出し、一度きりの相姦となります。

【レビュー】

本作のタイトルの通り、主人公の孝之は乳房に拘り大きめな胸のヒロインへの愛撫やぶっかけの表現が多く、その分本番行為が駆け足なのは仕方のない所です。
孝之の拘りは幼い頃からの本人の好みと共に、恐らく景子への相姦願望から巨乳熟女のDVDばかりを集めていた慎太郎の影響も有ると思います。
本作では奈津子が全体の5割位を占め時間を掛けて1度だけの関係を描写しているのに対し、景子とは2回に分けており併せて全体の4割位となっています。

終盤で景子と若い俳優の関係を確信した慎太郎が制裁を下したと見られる描写が有り、
奈津子が婚約した事と相まって孝之は由紀との相姦を選びますが、最後の1割の部分だけに取って付けた感は否めません。

個人的には美乳への拘りが有る主人公なら景子とだけでなく、奈津子や由紀とのパイズリ描写が有っても良かったのかなと思います。

芳川葵「禁断の誘惑アパート 義母と女子大生家庭教師」

芳川葵「禁断の誘惑アパート 義母と女子大生家庭教師」(リアルドリーム文庫、2011年5月、イラスト:阿川椋)

ネタバレ有り。御注意下さい。

【あらすじ】

義母の怜子に女性としての憧れを持つ健太郎は、家庭教師の理沙に諭され怜子の下着に悪戯の痕跡を残す。
理沙は彼の成績が上がったご褒美にと初体験させる事を怜子に告げ挑発するが、ホテルを出た所を敦子に目撃される。

【登場人物】

若宮健太郎
高校2年生。両親を亡くし怜子と2人暮らし。彼女が教師を勤める学校とは別の公立高校に通っている。

若宮怜子
32歳。アパートの家主で私立の進学校で教鞭を取る知的な女性。5年前に健太郎の父親と再婚したが死別。人目を惹く美貌とグラマラスな肢体の持ち主。Hカップ。

西牧理沙
23歳。アパートの住人で思春期の性に付いて研究する大学院生。健太郎の家庭教師。研究を名目に健太郎を諭し、母子を相姦関係にしようとする。

冴島敦子
37歳。アパートの住人で健太郎の担任教師。10年前に前の夫と離婚しており、彼に引き取られた中学3年生の息子と週末に逢うのを楽しみにしている。
全身からにじみ出る色香を隠すかのように、普段は黒縁の伊達メガネに束ねた黒髪、体の線が出ない服装と冴えなく見せている。

【展開】

理沙より健太郎の想いを聞かされた怜子は酔った振りをし、調子に乗った健太郎が彼女の胸を使って射精した事に相姦を意識し始めます。
テストの成績が上がったご褒美にと理沙が健太郎をホテルに連れ込み初体験させ、それを見掛けた敦子から自分の息子の話を聞かされ疑似相姦プレイになります。
怜子が勤める高校でメイドに扮した彼女に口でしてもらい、アパートに戻り敦子の悩み相談を聞く為同席した理沙も含め3Pになりますが、
敦子とも関係したのを知った怜子は彼の告白を受けて踏ん切りを付け、メイド服に着替えて想いを受け止めます。

【レビュー】

本作品は芳川作品の長編11作目、リアルドリーム文庫では3作目となります。
前半は積極的な家庭教師の理沙を軸に、中盤は実の息子を主人公に見立てた疑似相姦をしてしまう高校教師の敦子、終盤でやっと義母の怜子と本懐を遂げる流れです。

これまでに描かれた事の有る要素を上手く纏めていますが、ページ数が少ない分情交の回数が減るのは止むを得ないので、そう考えると怜子と敦子の競演でも良かったのかなという気もします。

話が脱線しますが、他社の作品でメイド服着用のエッチシーンのイラストを見掛けますし、出来れば怜子のメイド服姿は見たかったですね。

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RD-062『禁断の誘惑アパート 義母と女子大生家庭教師』

RD-062『禁断の誘惑アパート 義母と女子大生家庭教師』芳川葵、キルタイムコミュニケーション/リアルドリーム文庫、2011/05 発売●あらすじ義母に異性として惹かれている少年が、思春期の性を研究している女子大院生の提案により、母との関係に変化が表れ始め、女子大院生や息子の性に悩む担任女教師と関係を持った事も影響し、遂には義母と深い仲になる。

高竜也「若兄嫁と未亡人兄嫁」

高竜也「若兄嫁と未亡人兄嫁」(フランス書院文庫、2004年8月)

ネタバレ有り。御注意下さい。

【あらすじ】

雪白の美しい肌を持つ真帆に興味を抱く友則は、夏祭りの晩に彼女に迫り結ばれる。彼女にそそのかされた友則はもう1人の兄嫁で有る美香子に甘え関係を持つ事に。

【登場人物】

天野友則
18歳。高校3年生。長崎市内でカステラの老舗を営む一家の三男。末っ子の為甘やかされて育った為か我が儘な所も。真帆に同情と憧れを抱いている。童貞。

天野真帆
29歳。天野家の次男の嫁。大学で夫と知り合い東京で暮らしていたが、長男の逝去に伴い長崎に越して来て社長夫人になった。
女優に似た雰囲気の華やかさと奔放さを持っているが姑や兄嫁から厳しい仕打ちを受けており、多忙な夫ともご無沙汰で疎外感を感じている。

天野美香子
32歳。先代社長だった天野家の長男の嫁。財産に並々ならぬ執着が有るらしく、籍を抜かず姑に取り入って真帆に冷たく当たっている。

【展開】

美帆に好意を持っていた友則は夜祭りで怪我をした浴衣姿の美帆に欲情して関係を迫り、彼女は表面的には抵抗しつつも受け入れます。
それ以後も無理矢理迫られたように装いつつ快楽を貪る真帆でしたが、確執の有る美香子を追い出す為友則と肉体関係を結ばせようと姦計を巡らせます。
その試みは成功したかに思えましたが、自分が利用された事に気付いた友則は美香子の元を訪れ謝罪し、進学で上京する折に一緒に来て欲しいと告げるのでした。

【レビュー】

地方の名家での相姦劇を題材に昼ドラマのような激しい展開は、高竜也作品に多く見られます。
主導権は一見すると真帆に有るように見せつつ、お坊ちゃん気質の友則が実質的な後継者でも有る事から我が儘に振る舞い、良い印象を持ちませんでした。

真帆は過去に複数の男性との性遍歴が有り、美香子と関係を結んだ報酬としてアナルセックスを許したりと奔放な都会の女性です。
友則を手玉に取ったと思い、拒む女から変貌し欲望のまま彼にセックスを迫り続けた結果、疎ましさを感じた友則から思わぬ巻き返しを受ける事になります。

一方の美香子はあまり心理描写が窺えず、「財産に並々ならぬ執着が有る」と例えられるような女性に友則はどう魅力を感じたのか分かりづらかったです。

個人的には各々の人物設定からはあまり共感を得ずらく、尻切れのような終わり方だったなという印象を持ちました。

芳川葵「両隣の慰め 未亡人母娘vs.美姉妹」

芳川葵「両隣の慰め 未亡人母娘vs.美姉妹」(フランス書院文庫、2011年5月、表紙イラスト:野中昇)

ネタバレ有り。御注意下さい。

【あらすじ】

父親と2人で暮らす直哉は、偶々拾った洗濯物の下着で悪戯する所を隣人の朱乃に見られたのをきっかけに童貞を喪失する。
彼に好意を抱く逆隣の蓮井姉妹がその関係に気付き相次いで関係を持ってしまい、更に絢子にまで知る処となる。

【登場人物】

田所直哉
15歳。高校1年生。母を亡くし父親と2人でマンションに住んでいる。童貞。

桜井朱乃(あけの)
37歳。田所家の右隣に住み、絢子の母親。夫は5年前に亡くなった。母性を感じさせるグラマーな女性。主人公を直くんと呼んでいる。Dカップ。

桜井絢子
18歳。朱乃の娘で高校3年生。ストレートの黒髪で清純な印象だが、意外にバストは大きくアンダー65のHカップ。処女。主人公をナオと呼んでいる。

蓮見美怜
26歳。直哉の左隣に妹の史香と一緒に住んでいる。外資系企業に勤めるキャリアウーマンで理知的な印象の女性。Fカップ。主人公を直哉くんと呼んでいる。

蓮見史香
22歳。就職活動中の大学4年生。ショートボブの黒髪にスタイル抜群で見た目は温厚な印象だが、酒癖が悪く小悪魔な性格。主人公を直哉と呼んでいる。

【展開】

自宅のベランダに落ちていた朱乃のパンティを拾ったのをきっかけに、直哉は彼女に筆下ろししてもらいます。
次の日蓮見家に呼ばれた彼は酒癖の悪い史香に酒を掛けられバスルームに入ると謝罪する美怜と交わり、翌日は2人の情交を見ていたという史香に口でしてもらいます。
直哉の勉強を見ていた絢子が一緒にいた史香の挑発に乗りパンティ越しに素股され、夜には史香とも関係します。
他の3人との関係はやがて絢子の知る処となり、彼女は処女を捧げます。最後は直哉の誕生日祝いという事で4人全員から奉仕される事になります。

【レビュー】

リアルドリーム文庫で相次いで作品を出してきた芳川葵さんですが、久々に黒本での出版となる長編10作品目です。
芳川さんのブログで自著の解説をされていますが、母子相姦中心だった作風を本作では編集サイドのオーダーという事で相姦無し、
会話文主体で地の文を3行以内に抑えるなど色々と苦心なされたようです。

4人居るヒロインの中では1人1章の扱いをされているのは朱乃と絢子なので本命はこの母娘で、
ハーレムエンドにしつつも絢子は正妻で3人は側室扱いのくだりが有るのは芳川さんらしいです。
個人的には若い者同士結ばれるのが自然だと思うので、このような展開は大賛成です。

逆に史香の小悪魔的な性格は直哉が朱乃や美怜と関係を持った事を何度もネタにしており、あけすけな所も少々くどく感じてあまり良い印象を持ちませんでした。
そう考えるとヒロイン4人は多いのかなと感じますが、散漫になり過ぎず官能要素をしっかり盛り込んでおり良い作品だったと思います。

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1788『両隣の慰め 未亡人母娘vs.美姉妹』

1788『両隣の慰め 未亡人母娘vs.美姉妹』芳川葵、フランス書院/フランス書院文庫、2011/05 発売●あらすじ隣家の年上美少女に想いを寄せる少年が、ベランダに舞い込んだ女性下着を切っ掛けに、年上美少女の母親と深い仲になり、別な隣家の美姉妹からも次々に誘惑され関係を持ち、遂には年上美少女の知るところとなる。

高竜也「最高の継母」

高竜也「最高の継母」(フランス書院文庫、2003年10月)

ネタバレ有り。御注意下さい。

【あらすじ】

叔母で母親代わりの存在の律子の誘いで釧路にやって来た慎也は筆下ろしをしてもらい、
やがて籍を抜き離れる事となった継母の菜穂子に想いをぶつけ最後の夜を過ごす。

【登場人物】

森本慎也
17歳。高校3年生。幼い時に実母が病死し、母替わりとなった律子を慕っていた。童貞で有るが故に人並み外れた逸物を同級生にからかわれ悩んでいる。

中川律子
36歳。慎也の父の妹。水産加工業者を営む兄の会社を助ける為、20近く歳の離れた釧路の同業者の元に嫁ぐ。夫との関係は良好だが、夜の営みには不満を抱いている。

森本菜穂子
38歳。慎也の父と再婚し慎也との仲も良かったものの既に夫婦仲は破綻しており、慎也が札幌に戻って来て間もなく籍を抜き実家に帰る予定。

桑野沙矢
20歳。慎也が札幌へ戻る際に機内で知り合った女性。慎也の志望先の大学に通い、恋人と別れたばかりで傷心を抱いている。

【展開】

根室に招かれた夜に律子が夫から変態的な愛撫を受けているのを目の当たりにした慎也は、翌晩に律子に思春期の悩みを打ち明け彼女と結ばれます。
律子との連日の交わりで自信を付けた慎也は札幌へ戻る機内で知り合った沙矢を誘い、傷心の彼女を抱いて癒します。
間もなく菜穂子が森本家から籍を抜き実家に戻る事を知った慎也は離れがたい想いを最後の夜にぶつけます。
慎也は父の3度目の結婚式で再会した律子や大学進学で先輩となった沙矢と肌を重ねますが、月日は経ち女性経験の想い出の1つとなります。

【レビュー】

高竜也作品の定番でもある少年の性体験もので、タイトルでは「継母」と有りますが、どちらかと言えば叔母の律子に重きが置かれています。

律子は久々に再会する甥の成長ぶりを目の当たりにし、性に渇望する自分の気持ちに従ってなし崩しに関係を深めていきます。
彼女は慎也の母替わりでも有り人妻ですが、甘やかす点が主体でいずれの立場からも生じる背徳感はあまり感じられませんでした。

菜穂子や沙矢の情交場面は確かに慎也の精力の強さを裏付けるかのように何度も射精させる場面は有りますが、
少年で有るが故にいざ合体となるとそれ程深みが有る訳でも無くあっさりしていたように思います。

芳川葵「田舎の義母と僕 村の神事は淫靡な香り」

芳川葵「田舎の義母と僕 村の神事は淫靡な香り」 (リアルドリーム文庫、2010年9月、イラスト:阿川椋)

ネタバレ有り。御注意下さい。

【あらすじ】

村の神事を司る高畠家の跡取りとして叔母の沙優李の養子になった正哉。
年末年始に村に伝わる儀式を覚える為彼は沙優李の住む村にやって来たが、実は男子だからこその淫靡過ぎる内容だった。

【登場人物】

高畠正哉
18歳。高校3年生。高校入学を機に実母の妹で叔母に当たる沙優李の養子になった。

高畠沙優李(さゆり)
35歳。村の儀式を取り仕切る家長で、夫に先立たれ子供が居なかったので正哉を養子に迎えた。
清楚で優しい大和撫子のようなしっとりとした色気を持っている。Gカップ。

鶴岡美咲
24歳。神社の神主の娘で巫女を務める。正哉の幼馴染みでかつ彼の初恋相手に当たるお姉さん。
勝ち気な性格からか、正哉に対し素直になれないでいる。付き合っていた彼と別れて2年になる。

保坂敬子
37歳。村長の妻。フェロモンが全身から漂う妖艶な女性で、正哉に過度なスキンシップをはかる事も有る。沙優李とは幼馴染み。Eカップ。

【展開】

第1章は儀式の為褌を穿こうとして勃起してしまった正哉は、美咲に勃起をしごかれながら敬子の口の中に放出します。
第2章は保坂家に保管されている神器を取りに行った正哉が敬子に誘惑され、第3章は儀式の一貫で美咲と交わります。
第4章は高畠家に伝わる儀式で沙優李と3日間同衾させてもらう事になり、パイズリから最終日にはしきたりと称して彼女とセックスする事に成功します。
第5章は正哉が帰京する前日に敬子の発案で沙優李や美咲も加え、4人でセックスする事になります。

【レビュー】

前作に引き続きリアルドリーム文庫での出版で、本作のように村に伝わる神事という題材は黒本ではあまりやりそうに無く、このレーベルならではと言えます。
確かに儀式に絡めて淫靡な雰囲気も有りますが、ヒロイン3人の立場を考えるならもう少し背徳感を強調した方が良いかもしれません。

戸籍の上では正哉を養子にした沙優李は確かに連夜の乳戯から本番までの焦らしは有りますが、意外にあっさりし過ぎた印象です。

美咲は巫女だけに処女かなと思いましたが、儀式を教えてあげる側がそれでは困るでしょうから仕方のない所ですね。個人的には好きなタイプの姉キャラです。

敬子も別に村長の妻で無くて良かったのでは?と感じます。分別を求められる立場なのに、実はいやらしいというギャップがあまり無く明け透けな感じでしたね。

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RD-047『田舎の義母と僕 村の神事は淫靡な香り』

RD-047『田舎の義母と僕 村の神事は淫靡な香り』芳川葵、キルタイムコミュニケーション/リアルドリーム文庫、2010/09 発売●あらすじ村の神事を執り行っている旧家を継ぐ為に叔母の養子になった少年が、妖艶な村長夫人に誘惑され初体験し、初恋の人である幼馴染みの巫女や奥ゆかしい義母と儀式や慣わしに託け関係を持ち、三人の美女と深い仲になる。

高竜也「弟と… 実姉・景子、兄嫁・夏絵」

高竜也「弟と… 実姉・景子、兄嫁・夏絵」(フランス書院文庫、2002年12月)

ネタバレ有り。御注意下さい。

【あらすじ】

家族の目を盗み義弟の英司と関係を結んでいた兄嫁の夏絵。2人の関係を知った実姉の景子は自らも肉体を晒し、弟を取り返そうと競い合う。

【登場人物】

小森英司
19歳。中学2年生の時に旅行先の未亡人に誘われ初体験しており、意外に女性経験は豊富だが知識には疎い。

青木景子
30歳。英司の実姉で建設会社に務める夫が海外赴任した為、半年前から実家に戻って来た。夫婦仲は良いが、性的な飢餓感にさい悩まされている。

小森夏絵
診療医で30歳。景子とは同級生で5年前に英司の兄と結婚したが、多忙の為セックスレスが続いている。半年前に浴室で自慰に浸っていた所を英司に覗かれたのをきっかけに関係が続いている。

【展開】

半年前から英司と関係を続けていた夏絵は実家に戻った景子が居る為セックスを控えますが、どちらからともなく我慢出来ずに離れの部屋で情交に及びます。
自らも性的な飢餓感に悩まされていた景子は2人の関係を知り外窓から覗くと、自分の名を呼びながら夏絵と相姦プレイに及ぶ英司を目にします。
相姦を決意した彼女は夏絵の不在の折に英司に襲わせるように仕向けて関係を結び自分に感心を向けさせる事に成功します。
やがて夏絵も姉弟の関係に気付きアナルセックスにまで及びますが、関係修復を図る夫から海外赴任の話を持ち出されるとあっさりと英司との関係を清算します。
一方景子は海外赴任中の夫がテロに巻き込まれ帰国する事になり、それを知った英司から最後にしようと告げられセックスに及びます。

【レビュー】

高竜也作品の中にはヒロインの目線で語られる作品も少なくなく、本作も景子と夏絵の視点から交互に物語が展開されています。

ヒロイン2人に共通する特徴は夫の居る身で有る事をよく理解しており、英司の性欲の強さには翻弄されつつも気持ちがなびく事は無い事です。

従って景子に取っては実弟、夏絵に取っては義弟に当たる英司との相姦の意識や夫以外の男と関係する背徳感があまり感じられませんでした。

その辺りをもう少し掘り下げて描写すれば良かったように思いますし、引き際もあっさりした感が有ります。

芳川葵「ふたりのママ 豊乳義母と若尻叔母」

芳川葵「ふたりのママ 豊乳義母と若尻叔母」 (リアルドリーム文庫、2010年4月、イラスト:英田舞)

ネタバレ有り。御注意下さい。

【あらすじ】

父の看病の為、義母の妹で有る貴和子の元に預けられた祐介。彼の事を息子のように愛する彼女の手解きで童貞を卒業する。一方自宅に戻って来た義母の諒子は彼の変化に気付き、関係を持ってしまう。

【登場人物】

畑中祐介
15歳。高校1年生。童貞。

畑中諒子
34歳。貴和子の実姉で祐介の父親と再婚したが、単身赴任中に夫が怪我をし看病の為大阪へ向かう事に。
ヘアサロンを営み、黒髪で純和風の整った顔立ちに清楚でおっとりした性格だが、祐介の事になるとムキになる面も。Fカップ。

秋山貴和子
28歳。諒子の実妹で下着メーカーのデザイナー。ブラウンの髪でエキゾチックな雰囲気が漂う長身の女性。
2年前に夫と結婚したが、多忙を理由にセックスからは遠ざかり気味。Dカップ。

【展開】

第1章は諒子が大阪に向かう前夜に手コキで、第2章は貴和子の部屋でフェラチオで射精させてもらいます。
第3章は貴和子の部屋の浴室で立位で交わり筆下ろしをしてもらい、第4章は帰京した諒子の寝室でバックでさせてもらいます。
第5章は諒子に貴和子とのセックスがばれ意気消沈する祐介に対し、貴和子が大阪に戻った姉に電話を掛け騎乗位で交わりながら姉を挑発し、諒子も自慰をしてしまいます。
第6章は帰京した諒子が貴和子の部屋に乗り込み姉妹で代わる代わる祐介と交わり、終章では祐介の誕生日に一晩中甘えさせてあげます。

【レビュー】

通算8作品目となる本作は、作者の芳川葵さんが原稿を投稿し採用された作品だそうです。
リアルドリーム文庫はキルタイムコミュニケーションより発行されている官能小説で、5枚程度の挿し絵が入っており、さながらイラスト付きの黒本といった所です。
レーベルによって主人公やヒロインの年齢や作風そのものを変えたりする作者さんも居ますが、芳川さんの場合は基本的にそのままと言えます。
なお芳川葵さんの作品に付いてはどちらの会社から出されていてもひと繋がりと考えていますので、ご了承頂きたいと思います。

作中に義母の諒子がランジェリーショップで、カタログの下着着用モデルを務めたというくだりが有ります。
このショップは「エレガンス・フラワー」ですが、「美母は淫母」のヒロインの1人で有る美津子が経営しており本作中では名前を伏せて登場しています。

リアルドリーム文庫は黒本(フランス書院文庫)より総ページ数が少ない事も有り、情交場面を優先したせいか出だしがやや説明不足の感もしましたが、
ストレートな甘やかし系義母の諒子とやや小悪魔系ながらも姉想いの叔母の貴和子が取り合う場面はシンプルで王道パターンですが楽しめました。

【トラックバック】

愛好家Sさんのレビューはこちらです。

RD-036『ふたりのママ 豊乳義母と若尻叔母』

RD-036『ふたりのママ 豊乳義母と若尻叔母』芳川葵、キルタイムコミュニケーション/リアルドリーム文庫、2010/04 発売●あらすじ義母に異性として惹かれている少年が、入院した父の世話で義母が家を離れる間、叔母夫婦の家で過ごし、一時帰宅した義母に想いを受け入れられるも、叔母と関係を持った事を知られ気まずくなり、叔母の助力を受ける。

高竜也「若叔母と熟叔母」

高竜也「若叔母と熟叔母」(フランス書院文庫、2001年9月)

ネタバレ有り。御注意下さい。

【あらすじ】

夏期講習の為2人の叔母が住む札幌にやって来た章太郎。夫と死別した美奈子の寂しさや不倫関係を引きずる美也子の女としての裏の顔を知り、彼女たちを慰める事になる。

【登場人物】

志賀章太郎
18歳。高校3年生。成績優秀でテニスの腕前もたち、校内外の女子からも人気の有る少年。遊び慣れた振りをしているだけで、童貞で有る事に劣等感を抱いている。
進学塾の夏期講習に合わせ、札幌に有る母の実家で1ヵ月間世話になる事に。

中沢美奈子
35歳。章太郎の母の妹。2年前に夫と死別し、森岡家に身を寄せている。近くにあるブティックを経営している。

森岡美也子
31歳。章太郎の母の妹で、彼が通う進学塾で講師を務める。かつては教師だったが不倫関係を問われ退職に至っているも、未だに関係を引きずり悩んでいる。

稲本絵梨佳
17歳。高校3年生。章太郎と同級生。スレンダーだが付くべき所にはしっかり肉が付いていて魅力的な少女。前の年に従兄と初体験を済ませている。

浜崎小雪
22歳。美奈子が経営するブティックでバイトとして働いている。章太郎と一夜限りの関係を結ぶが、人生を見直すきっかけとなり渡仏する。

【展開】

絵梨佳との初体験に失敗し傷心のまま札幌へやって来た章太郎は、その晩に美也子の自慰を覗いてしまい、それを美奈子に見咎められるもなりゆきで関係を結びます。
不倫関係を清算出来ず泥酔した美也子とも結ばれた章太郎は、夢を実現させる為恋人と別れた小雪と一晩限りの関係を結び、アナルでの経験を味わいます。
その後も互いの目を盗むように2人との関係を続けますが、ある日美奈子から美也子の事情を聞かされた章太郎は函館にいる不倫相手の元へ行き、彼なりの復讐を果たし満足します。
美奈子との関係や復讐の件はやがて美也子の知る所となり、講習を切り上げて根室に帰された章太郎を絵梨佳が待ち受けます。
露天風呂で彼女と交わった章太郎は、札幌と東京と互いに進学先が違う2人の関係が続くかどうか不安に感じつつ、目の前の快楽に身を委ねます。

【レビュー】

全9章立てで244ページとなっており、夫と死別し寂しさを抱える美奈子と、不倫関係を引きずり傷付いた美也子の2人が中心です。

未成年とは言え既に成人と変わらない男で有る章太郎に対し、それなりに抵抗が有る為かいずれも酒の力を借りた情交場面になっています。

一方出だしと終わりで出て来る絵梨佳からすれば、札幌に行く前と後での章太郎の成長度合いが急過ぎたきらいも有りますし、
小雪や美也子の不倫相手への復讐シーン(目の前で愛人をモノにする)は、正直蛇足だった感じがします。
プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

〈コメント〉
どなたでも書き込み自由ですが、管理人が許可するまではコメント欄に反映されないので、その辺りはご理解下さい。

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