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柊悠哉「彼女の母・彼女の姉・過保護なママ」

柊悠哉「彼女の母・彼女の姉・過保護なママ」
(フランス書院文庫、2017年7月、表紙イラスト:川島健太郎)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)

彼女の母・彼女の姉・過保護なママ (フランス書院文庫)
柊 悠哉
フランス書院
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【あらすじ】

隣人幼馴染みの香澄との初体験に失敗した祐一は、娘の様子がおかしいと彼女の母親の美香に呼ばれことの顛末を話すと、ならば自分が手解きをしてあげるからと誘われる。レッスンを繰り返す内に香澄の姉の悠里に関係がバレて母娘と交わるが、そんなある日仲直りした香澄とのペッティングしていたところを義母の沙菜に見付かってしまい…。


【登場人物】

黛祐一
18歳。実母を幼少の時に亡くし、5年前に父親も隣家の神宮と三人で釣りへ出掛けた帰りに交通事故で亡くなっている。義母となった沙菜とは微妙な距離を取り続けており、神宮家に頻繁に出入りしている。童貞。

神宮美香
42歳。黛家の隣人で肩まで伸ばしたミディアムボブで娘たちと姉妹に見られるほど若々しく、ざっくばらんな性格。夫は祐一の父親たちと同乗した車で交通事故に遭って亡くなっており、同業だった夫の後を引き継ぎ美容店を複数経営するまでになった。グラマラスな身体付きで男好きそうに見えるが、男性経験は夫だけである。

神宮悠里
23歳。美香の長女で母の経営する美容店に勤めている。シャギーを入れた明るめの髪色の美人で、隣人の祐一に対して舎弟のように扱ってきていた。一時期男遊びをしていたものの、父を亡くしてからは素行が良くなっている。Eカップとスタイルは良い。

神宮香澄
18歳。美香の次女で祐一と同じ高校に通うが、違うクラスに所属している。幼馴染みの祐一と恋人同士だが初体験で失敗して以来ややギクシャクとした関係になっている。家事全般が得意で、忙しい母姉に代わり毎日のように食事を作っては、義母が不在がちの祐一も招いていた。Dカップの処女。

黛沙菜
34歳。祐一が5歳の時に黛と結婚し義母となったが、生真面目な性格もあってかやや親愛の情に欠けて見える一面もあり、祐一がなつかないのを気に掛けているが…。離婚訴訟を専門とする弁護士で相応の収入があり、婚家を気遣って夫の遺産を全額祐一に相続させている。身長170cmを超える長身で、それなりに熟れた身体付き。


【展開】

数日前から香澄の様子がおかしいと美香は祐一にその原因を問い質すと、睨んでいた通り童貞処女同士で初体験に失敗したのだと聞かされる。女体に慣れさせるつもりでマッサージを頼むといつの間にか少年が股間を滾らせていることを知り、夫が亡くなったときに励ましてくれた祐一に恩返しするつもりで性の手解きをしてあげると提案する。寝室に移動して秘所を露わにすると祐一がせっかちにクンニを始めたことに戸惑いつつも、指の侵入を受けて潮を吹いてしまうが、祐一もその反応を見て射精する。なおも固いままの巨根に美香は正常位で導くが、祐一が呆気なく果ててしまったのを見て、次は騎乗位となりコントロールしながら相互絶頂に至る。

数日後祐一が散髪のために美香の店を訪ねると、あいにく本人に急用が出来たらしく代わりに悠里が応対してくれて、奥の個室へ通される。実は二人が玄関先でキスをしていたのを見ていただけに、悠里がわざと美香が不在になるように用事を作らせていたのである。執拗なまでの追及で祐一に美香との関係を自白させると、自分も教えてあげるからと勃起を露わにさせて口唇奉仕を始めて射精させ、更に対面座位で都合二発中出しを受けた悠里も少年に溺れていく。

祐一の髪を切る約束を逃した美香は祐一に連絡してラブホテルで逢うことになるが、悠里の性格を知るだけにやはりエッチしたかと悔しがると、娘のときよりも多く出しなさいと痴女のように迫る。パイズリフェラで射精に導かれ更にアナル性交まで促され祐一は徹底的に精を搾り取られるが、次の日に今度は悠里に呼び出され神宮家を訪ねると、似た者母娘だけに美香との逢瀬を知られてしまう。美香や香澄のいない間に寝室に招かれ対面座位で交わり中出ししていると、タイミングの悪いことに美香が帰宅して見られてしまうが、美香は意外にも娘とシェアするつもりでいたらしく三人でとなったところに香澄も帰ってくる。行為に及ばなかった美香は香澄の目を盗んで誘惑するが、それを見た悠里は母の淫らさに呆れ家に帰るよう促すのだった。

美香の取りなしもあって香澄と仲直りが出来た祐一はある日部屋に彼女を招き、少しずつ馴らしていくつもりで濃厚なペッティングを施すが、その行為を早く帰宅した沙菜に見付かってしまう。祐一の将来を考えて普段から厳しく接していただけに沙菜の怒りは尋常ではなく、リビングの床に正座した祐一がその場しのぎの謝罪をしたことにますます腹を立ててしまう。しかもスカートから覗くデルタをチラ見して勃起しているのを見逃さず、ペニスを露わにさせると叱責しながら足扱きで射精させ、白濁に汚れた脚を舐めるように命じ倒錯した快感に浸る。
翌日沙菜は激しい後悔に陥り入浴の際に思わず祐一の洗濯物の臭いを嗅いでオナニーし、その後脱衣所で祐一と顔を合わせた瞬間に立ちくらみを起こしてしまう。寝室に義母を運ぶと祐一はこれまでの関係を改善したいと訴えると、沙菜も自分が悪かったと謝り抱いて欲しいと返答し、息子に全てを委ねて快楽に堕ちていく。そして祐一が母子としてやり直そうと提案すると、男と女の関係になったから無理ねとおどけて、これからは存分に甘えさせてやろうと決意するのであった。

数日後神宮家の夕食に呼ばれた祐一は酒の勢いもあってか美香や悠里から積極的に迫られたものの、二人が酔い潰れたのを見て香澄から部屋に招かれ今日は私が奉仕してあげると誘われる。シックスナインで同時絶頂を迎えると香澄から今度こそはと求められるが、やはり上手くいかずに迷っていたところに美香が部屋にやって来る。私が教えてあげたのとあっけらかんと告げた母は更に悠里ともエッチしたことがあると追い打ちを掛けられ、香澄は抱かれる覚悟を決め美香に敏感な乳房を愛撫されながら破瓜を迎える。
祐一から沙菜とも関係したと聞いた香澄は、自分が本命だと納得させるには彼女を引き込むしかないと決意し次の日に祐一と一緒に黛家に来ると、沙菜の若々しい服装を見て抱かれる気満々なんだなと悟る。折をみて沙菜に話をすると予め用意していた姉の制服を彼女に着させ、年上女性のテクニックを教わりたいとリビングで二人で祐一に口唇奉仕を始めると、交わる姿を見たいからと沙菜を先に抱いてと告げるのであった。

こうして隣人母娘や義母との四股状態を認められたが、元々真面目だった沙菜や香澄の求め方は激しく黛家で三人で行為に及ぶと、今度は神宮家に移動して美香や悠里も抱かざるを得なくなる。そんな生活が続き特に熟女二人は祐一の子を孕ませてもらおうと妊活に積極的で、この様子だと自分が大学生になるときにはパパになっているのかもしれないなと祐一が思いに耽っていると…。


【レビュー】

本作は第18回フランス書院文庫官能大賞の新人賞受賞作品であり、5月の発表の時点で既に7月デビュー決定のアナウンスがあったように、現時点での完成度の高さを評価されてのものであろうと思われる。オビに記載されているように作者はまだ20代のお若い方とのことだが、ヒロインは10代の生娘から40代の未亡人までとバランスが取れており、隣人母娘たちや義母が主人公に魅了されていくまでの誘惑的な作品となっている。

同い年の隣人幼馴染み・香澄と初体験に失敗した主人公(高校3年生)は、娘のぎこちない態度に察するものがあってか彼女の母親・美香(42歳の未亡人で美容師)から性の手解きを受けることとなる。美香は娘のためと言いながらもレッスンを繰り返し、次第に主人公の長大な一物に溺れていってしまい、それを長女の悠里(23歳の美容師)に知られてしまう。悠里からすれば小さいころから舎弟のように扱っていただけに、妹という恋人がいながらも浮気した主人公を懲らしめるつもりが、逆にその強靭さにやはり翻弄されていってしまう。

一方主人公の義母の沙菜(34歳)はその生真面目さが災いして義息とはぎこちない関係だったが、香澄とのエッチなことを見たのをきっかけにお仕置きと称して主人公を責め立てる。これが思わぬ方向へ転び母子で打ち解けるようになるが、ここから本カノの香澄の逆襲である。母の美香が立ち会うという倒錯した状況で破瓜を迎えると、幼馴染みが母や姉、更に自分の義母とまで節操なく関係していたのを許容しつつ、本命は自分というアピールは忘れない。しかし終盤は全員でというのはお約束だが、やはり年上の母親たちの方が一枚上手だと思い知らされるのである。

ヒロイン4人という割には官能場面は意外に多く、「彼女の…」という作品にありがちな「彼女」(本作では香澄)が割を食ってしまうこともなく、出番はそこそこ多めである。全体的にバランスが取れていてただ甘いだけではなく、また情交描写に極端に偏り過ぎている訳でもなく、総合力の高さで早い段階でのデビューとなったのも頷けるところ。また一人誘惑作風で期待の持てる新人さんを得られた訳で、次作品の刊行が楽しみである。

tag : 高校生主人公 童貞 母娘丼 処女 母子相姦 デビュー作品

美原春人「教えてあげます 押しかけ兄嫁&美母娘」

美原春人「教えてあげます 押しかけ兄嫁&美母娘」
(フランス書院文庫、2017年5月、表紙イラスト:川島健太郎)

ネタバレ有り。御注意下さい。

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【あらすじ】

実家に住む兄嫁の祥子に憧れを抱く達郎だったが、未亡人となった義母の弥恵や血の繋がりのない義妹の茉歩にも女性として意識し始めてしまい、罪悪感を抱き大学進学を機に一人暮らしを始めた。しかし女三人たちは達郎に愛情を抱いていていなくなって不調になり、それを見かねて祥子が達郎の部屋を訪ねることに。


【登場人物】

小八木達郎
18か19歳くらいで大学進学を機に自宅から2時間程度離れた大学の男子寮で一人暮らしを始めたばかりで、高校時代にバスケットで鍛えた身体を生かし引っ越しのアルバイトにも精を出している。実家で暮らす義母や兄嫁、義妹に女を感じ始めたことに罪悪感を抱き、敢えて離れて暮らすことを選んだが…。

小八木祥子
28歳。達郎の兄の妻だが当の夫はアメリカに長期出張中でしかも恋人がおり、形式的に籍を入れているだけに過ぎないようである。身寄りがほとんど無く勉強と仕事に明け暮れてきた人生に疑問を感じ、お見合いを通じて夫とは友人として付き合うように。夫の事情を受け入れたが達郎を見て単なる義弟以上の感情を抱くようになり、進学を機に告白する気でいたが…。90cmを超える巨乳でOLらしくきちっとしたスーツ姿が似合う才媛。

小八木茉歩
達郎より5~6つほど離れた歳の中学に通う義妹だが、亡き父が親友夫妻の死に伴い茉歩を引き取り娘としたので血の繋がりは無い。水泳部で活躍しているせいか手足が長くて日に焼けた肌が瑞々しく女として成長途上だが、典型的なお兄ちゃん娘で甘え上手な為か抱き付いて来られて達郎が罪悪感を抱くほどである。もちろん達郎以外を恋愛対象にしていないので処女。

小八木弥恵
36歳。達郎の亡き母親の遠縁に当たる女性で、茉歩を引き取り面倒を見ていた達郎を見て側に居たいと思い小八木を説得して戸籍上の妻として結婚している。100cmを超える豊満なバストに比べてウエストは細く、茶色に染めた長い髪が似合い乙女な雰囲気が漂わせる。


【展開】

一人暮らしを始めて何かと慌ただしいなかで6月を迎えたある日、バイト帰りの達郎は自室の灯りが点いているのを不審に思いながらも部屋に入ると、何と祥子が訪ねて来ていて片付けをしてくれていたせいか芳しい汗の香りを漂わせていて欲情を覚えてしまう。実家にいた時から蠱惑的な態度をちらつかせていただけに祥子に翻弄されるが、彼女は意に介するようでもなく今晩は泊まっていくとまで言われ、達郎は女性と同じベッドに寝るのはと躊躇してしまう。ここで祥子が今までに抱いていた愛情を打ち明け、慣れないながらも口唇奉仕を始めると、達郎もお返しとばかりに秘所を口で愛してあげて絶頂へ導いてしまう。何でもしても良いと言われれば正常位での放出で満足出来るはずもなく、達郎は祥子に騎乗位になってとねだり巨乳が揺れる様を見ながら二度目の射精を迎える。

放心状態にあった達郎をよそに祥子がお掃除フェラをしてあげると早くも三度目の臨戦状態となり交わるが、達郎は情事を終えて兄とはどうなっているの?と彼女に尋ねると実は形だけの籍を入れていただけに過ぎないことを知る。これまで見せていた蠱惑的な態度は自分を好きでいてくれたからと喜びながらもそれでも兄への憤りを見せる達郎を見て、祥子は好きにして良いからと告げると次の日も食事を挟みながらも夕方までひたすらセックスを繰り返し、これからちょくちょく訪ねることを約束して帰るのであった。

翌週の金曜日の夕方に祥子から部屋に寄るからと連絡を受けていた達郎はスマホで祥子のスーツ姿を撮りたいと頼み、ブラウスの谷間から覗く乳谷やパンチラを撮影するが、それだけで兄嫁が高ぶるのを見て我慢できなくなり着衣のまま体位を変えながら何度も交わってしまう。翌朝達郎は玄関のチャイムが鳴って起こされ茉歩の来訪を受けるが、祥子が関係を隠そうともしないことに焦りながらも義妹の作ったお弁当を食べると疲れが残っていたのか再び眠りにつく。しかし下半身の違和感を覚えて起きると、何と茉歩がお目覚めフェラをし始めていてしかも競泳水着に着替えていたので混乱を隠せない。

義妹の全力の告白にキスをしてのし掛かられ為すがままの達郎だったが、破瓜の痛みを堪える健気さを見て気遣いながらも中出しをすると、いつの間にかリビングの入り口に祥子が立っていておめでとうと祝福されてしまう。水着を脱がせて秘所が傷付いていないかチェックしていた祥子だったが、可愛いと口付けを始めると達郎にも手伝ってと声を掛けると、何を勘違いしたのか四つん這いになっていた祥子をバックで貫き三者三様に快感に達する。流石に何かおかしいと達郎が祥子に問い質すと、達郎が出ていってから自分たちだけでなく義母までも不調になったと返され、次の週末に一度帰省しなさいと約束させられてしまう。

7月に入ったばかりで一時帰省した達郎を迎えたのは、ウェディングドレスを思わせるかのような白く華やかなワンピース姿の弥恵だったが、話があるからとイマイチ踏ん切りが付かないのを見て祥子が今晩寝室を訪ねてあげなさいと段取りを付ける。そして夕食を終えて義母の寝室を訪ねると三指をついてお嫁さんにしてくださいと言われて困惑するが、父とは元々そういう経緯で結婚したと聞かされて彼女の願いを承諾し、イラマチオ同然に口腔を犯して飲精させる。ベッドに弥恵を横たわらせ口唇で愛撫して半刻ほど快感責めに遭わせると正常位で交わり白濁を注ぎ込み、休むことなく膣奥を突き上げて失神させるほどの絶頂へ導き、弥恵も達しただけでは済まそうとはせずに今度は騎乗位で跨がり三度目の射精を受け入れるのであった。

翌朝達郎は弥恵のお目覚めフェラで起きたものの、そこに居合わせていた祥子とキスを交わしていると義母の嫉妬を感じながらも兄嫁の服を脱がせて愛撫し顔面騎乗して欲しいと頼み、弥恵には馬乗りで交わってとねだる。女同士で睦み合う中で弥恵の中に射精した達郎は起こしに来た茉歩に全てを見られてしまい、昼に祥子が出掛けると嫉妬を見せながら自分も構ってと迫ると、弥恵のとりなしで三人ですることとなり達郎は指で母娘の穴比べをすると、失神した茉歩をよそにリビングのソファーに弥恵を押し倒して交わりを始める。義母の膣奥に中出しすると茉歩も絡んで来て今度は母娘を重ね餅にして、交互にぺニスを出し入れし精を使い果たす。帰宅して三人の乱れた姿を目の当たりにした祥子は入浴中の達郎を訪ねるが、身体を洗ってあげるつもりが逆に洗われる羽目になり愛撫で達してしまうと、そこへ弥恵と茉歩もやって来る。弥恵から昨晩約束した後ろの処女を捧げたいと甘えられると、娘たちもその可愛らしさを見て譲らざるを得ずに喪失儀式を見守るのであった。


【レビュー】

第17回フランス書院文庫官能大賞の新人賞を受賞し『お世話します【未亡人母娘と僕】』でデビューした作者であるが、早くもその3ヵ月後に二作目が刊行となった背景には次の官能大賞の応募作品として既に準備を進めていたらしく、デビューが決まったこともあり早いスパンでの発売となった模様である。こうしたことから本作も『お世話します-』と同じように甘くてトロトロな世界観でヒロイン全員が主人公大好き!なのに対して、主人公も兄嫁や義母、義妹の三人に対して近親というだけでは説明がつかないような想いを抱いている。そんな両者なだけにきっかけを作りさえすればすぐに発火してしまうほどのベタベタな展開がめじろ押しなので、端的に申し上げるとデビュー作品が好きな諸兄にはお勧めだが、甘いだけなのは…という読者には受け入れられるだろうか?早い段階での決め打ちはどうなのか?作者や編集サイドはちょっとした賭けに打って出たのかなと思う次第である。

前置きが長くなったが本作は大学生となったばかりの主人公が実家を出て遠くで一人暮らしを始めたところから話が始まるが、その理由として実家で暮らす未亡人で義母や兄嫁、更に血の繋がりの無い義理の妹たちに欲情を抱くことに罪悪感があったためである。しかしその想いはヒロイン三人ともウェルカムな訳であり、兄嫁が主人公の部屋に押しかけて性の手解きをしてあげると、次は義妹がやって来て兄嫁も立ち会って男女での愛し方をレクチャーする。更に二人の説得に折れる形で週末に実家へ一時帰省すると、そこでは義母もお嫁さんにしてと甘える始末…という全般的にライトでコメディとも言える展開が本作の大まかな流れとなる。

全体の約4割に当たる第1章から第3章までが兄嫁とのいちゃラブな展開で、名前を呼び捨てにする凛々しいタイプの彼女が実は主人公に対して強いショタコンめいた愛情を抱いていたことが分かると、その落差を楽しめることであろう。義妹は第3章後半から第4章(約3割)でストレートなまでのお兄ちゃん娘で、弥恵は前作の千登世(親戚のお姉さん的存在)同様に年齢より遥かに可愛らしくやや面食らうほどに熟れた乙女である。舞台を実家に移しており義母まで受け入れれば後は全員でとなり、ヒロイン同士の嫉妬の応酬や近親で関係することへの背徳性を期待する向きならば本作は違うと思われる。順風満帆に作品を重ね結果を出しているのであれば、次に期待したいことはこういう引き出しもありますよとアピールをしていただきたいのだが、この路線が良いと支持する読者層も多いかもしれない。分かりやすい象徴性というのもまた大事なのだと思う。


DSKさんのブログにて、本作をご紹介なさっています。
2015/5/25 発売教えてあげます-押しかけ兄嫁&美母娘著:美原春人、フランス書院文庫→ Amazonはコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。「うれしい……私の手で感じてくれてるのね?」握っていた肉竿を祥子がゆっくり口に呑み込む。春、大学に進学し、一人暮らしを始めたはずが、実家から28歳の兄嫁が転がり込んできて……初体験、お目覚めフェラ、ノーパン誘惑……夢のような同棲生活に義母と義妹まで加わって……(引用元:A...
教えてあげます-押しかけ兄嫁&美母娘(著:美原春人、フランス書院文庫)

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tag : 大学生主人公 童貞 母子相姦 母娘丼

鬼龍凱「高慢令嬢と誘拐犯 人妻ボディガードの敗北」

鬼龍凱「高慢令嬢と誘拐犯 人妻ボディガードの敗北」
(フランス書院文庫、2017年5月、表紙イラスト:赤尾真代)

ネタバレ有り。御注意下さい。

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【あらすじ】

人気急上昇のバレリーナ・初音が何者かにより誘拐され、犯人の男の自宅で繰り返し凌辱を受ける日々を強いられる。犯人の竜也は初音の腹違いの兄だが妾の子という関係もあり、嫉妬深く利己的な当主夫人により人生を一変させられた過去があった。そんなある日初音のボディガードのあおいが竜也の自宅を突き止めるが、彼女も周到に準備された罠に掛かり…。


【登場人物】

久我竜也
初音より2、3歳年上の青年。母親を1年前に亡くして以来、ニート同然の生活を送っている。母は桐沢家の使用人で先代当主のお手付きにより竜也が産まれたが、ある事件を機に母子ともども放逐に遭い特に桐沢家当主夫人に対して復讐してやろうと初音を拉致監禁した。当主の経済的支援もあって生活自体は苦しくはなかったようだが、自宅の地下室に足しげく通い調教プレイを繰り返しているのを見てしまい影響を受けている。大柄で筋肉質、かつ人並み外れた巨根の持ち主で初音に復讐するために周到に準備を重ねてきた。

桐沢初音
19歳。桐沢家の先代当主と夫人との間に産まれ、持ち前の身体能力の高さによりバレエ界の新生プリマドンナとして人気上昇中の大学生。家の格式を重んじて愛情すら感じさせない母親に対して内心は反発し ながらも、製薬会社の御曹司と仕方なく婚約し性体験も何回かしているが、身勝手なフィアンセに対して終始冷淡な態度を取り続けている。バレエには不向きと言われるくらいの巨乳で、モデル並みにスタイルは良い。

森本あおい
29歳。女性向けのボディガード派遣会社を経営する森本と結婚し、2ヵ月前より初音の警護を担当するが、桐沢家当主夫人と初音との関係が微妙なことに早くも気付いている。かつて海外留学していた際に集団性的暴行を受けており、それがきっかけでボディガードになろうと決意したが、その生真面目で融通の効かないところを竜也に突かれてしまい…。


【展開】

キャンパスにやって来た初音は婚約者に唆されあおいの目を盗んで講義を抜け出すが、駐車場にやって来たところで竜也の襲撃に遭い拉致監禁されてしまう。竜也は自宅に連れ帰った初音を拘束して意識を取り戻したところで名前だけを告げるが初音が思い出せずにいると、衣服を剥ぎ取り豊かな肉房を愛撫してそれでも彼女が泣く様子も見せない気高いお嬢様だと実感し、巨根で膣奥まで貫きせっかちなほどにピストンを早め白濁を注ぎ込み失神させるほどの快感を与える。

その頃あおいは社長である夫とともに桐沢夫人に不始末を謝罪したが、娘の身より家の体面を案じるのを見て不快感を抱きながらも、何とか初音を救い出そうと夫には内緒で単独調査を始める。強そうに見えるあおいだがかつて海外留学した際に複数の男たちによって辱しめを受け、それ以来強くあろうとボディガードを志したが、冷たくされても初音に対してはクライアントと割り切れずに助け出すからと決意を固める。

一方翌朝目覚めた初音は尿意を覚え竜也に気分が悪いからと訴え、首輪とリードを付けさせられて浴室に連れていかれると、嘘を付いたお仕置きだと拘束されたまま浣腸液を注入されてしまう。次第に身体を襲う排泄感を堪えながらもイラマチオ奉仕するが、射精させる前に事切れて恥をかかされた上に、丹念に汚れを洗い流してくれた末にアナル処女を奪われる。そこへタイミング良く警官たちが竜也の家を訪ねるが、初音は全裸のままで助けを呼べるはずもなく、しかも竜也が自分に言い聞かせるように自らの名前を告げると、義理の兄ということを知って愕然とする。

竜也の正体を知った初音は母親から執拗に竜也とその母を悪く思うように刷り込まれ、階段から転落しそうになって助けてくれたのにも関わらず彼を悪者にしてしまった過去の事件のことを思い出す。渡された穴あきのレオタードを着てバレエの準備体操を披露させられ、竜也から濡れているだろうと指摘され再び巨根で蹂躙されて義兄妹で交わるおぞましさを感じ、お掃除フェラを求められ口でイカせれば中出しの回数は減るだろうと挑発に乗せられて飲精してしまう。彼らを放逐した母親の仕打ちに対する復讐のつもりと初音が問うと、竜也は憎しみもあるが今は初音の全てを手に入れたいと返し、邸宅の地下にある調教室へ案内し亡き桐沢が足しげく通い詰め母を調教していたのだと告げる。

調教室で竜也は初音を拘束し前後の穴を蹂躙し続けて精液を注ぎ込んだり、またある時は優しくキスを交わしたりと硬軟織り交ぜて牝奴隷として調教していくが、監禁してから10日を過ぎたある日あおいが竜也の住みかを突き止めてやって来る。虚を突かれ失神させられたあおいが調教室で目を覚ますと、初音が竜也に跨がり口では嫌と言いながらも快楽に溺れているのを目の当たりにする。竜也はあおいの説得によって初音がまた誇りを取り戻すのではないかと危惧し、全裸で磔にされ兄妹が交わるのを見ていたあおいの秘所が濡れていると揶揄すると、対面立位で犯して中出しするもののあおいがそう簡単には堕ちるはずもない。

竜也はあおいを四つん這いにしバックで凌辱するが、初音から彼女は金で雇っただけの存在だから解放して自分を犯せば良いと告げられ、ならば桐沢夫人が本当に初音を心配しているかどうか電話して確かめたら良いと賭けに打って出る。あおいが居場所を掴んだが凌辱されていると報告すると、想像した以上に利己的な言動を返す母親の本性を知って初音は竜也と暮らすことを選び、嬉しそうな表情を浮かべながら義兄のペニスに奉仕を始め、騎乗位で繋がると濃厚な口付けを交わしながら二度に渡る中出しを受け止める。ひとり蚊帳の外に置かれたあおいは必死に説得を続けるが、当の初音は堕とす手伝いをさせてと竜也に申し出ると女同士だからこそのねちっこい責めを仕掛け、秘所を舌で愛撫して喘がせると貝合わせの体位で淫裂を擦り合わせて同時絶頂を迎える。

あおいの調教が始まって数日後初音はペニスバンドを装着すると彼女を四つん這いにして犯し、竜也は彼女がバックだと著しい反応を見せたことを確かめるとイラマチオ同然に口腔を蹂躙し顔面に白濁を浴びせる。あおいが完堕ちしたのを見るや初音は三人で楽しむことを提案しその様子をビデオに撮り母親に送り付けると告げると、あおいと尻を並べてバックで交わったり身体を重ねて交互に巨根で貫かれたりと新たな人生に向けて羽ばたくのであった。


【レビュー】

『高慢-』で始まる作品を刊行する作者の三作目は前作『高慢女教師三姉妹【完全屈服】』が悪魔少年によるハーレム要素の強い展開だったのとは違い、義憤に駆られた主人公がヒロインたちを凌辱し身体だけでなく心までも堕としていく過程を描いたデビュー作の『高慢令嬢姉妹、堕ちる』を意識した作りとなっている。ヒロインは「高慢令嬢」の【初音】(19歳の女子大生でバレリーナ)と、彼女を護衛する「人妻ボディガード」の【あおい】(29歳の既婚者)の二人だけで極めてオーソドックスな設定だからこそ、一人一人に掛ける調教描写の濃厚さに繋がっているのだと思われる。

新進気鋭のバレリーナである初音は没落しつつある名家の出身で人気も上がっているが、表現の面ではまだまだだという背景に現当主である母親による強い干渉の元で育てられた経緯もあり性格の裏表が著しいことが窺える。「高慢令嬢」そのものの彼女は過去にある事件で主人公とその母の人生を一変させることをしてしまい、いわば逆恨みという状況で主人公にさらわれ恥辱を味わうこととなる。主人公の素性を知ってからはその背徳性に次第に心も蝕まれていくのだが、そこへあおいが居場所を見付け助け出そうとする説得に戸惑いながらも、自分の母親が名家の威厳を守ろうとする利己的な本性を見せたのを知り家を捨てあおいを含めた新たな人生を構築するまでが大まかな流れである。

題名を見た限りだと「人妻ボディガードの敗北」であることからあおいが打ちのめされる流れが主だと想起させるのだが、実際のところは初音が主人公の正体を知る前とその後での心境の変化を描いた場面が過半を占めており、あおい自身は主人公に仕込まれる部分もあるものの実際の「ご主人様」は初音である。従ってあおいの場合は凌辱作品ではお馴染みのヒロイン同士の絡みが主であり、彼女が抱える過去の暗い体験を描写した前半部の方がより凌辱「らしい」と言えるのかもしれない。あおいが登場してからの後半部の初音は既に主人公を慕うようになり彼と連携しての調教では暴虐要素は無く、更にはあおいが人妻である必要性をほとんど感じさせないこともあって、それならば彼女をもっと堅物な人間(例えば未経験)に設定していればよりらしい作品になったのかもしれない。あおいの人妻設定を除けばねちっこくて愛を感じさせる調教描写や、背徳性を感じさせる設定は個人的な好みなので高評価としたい。

愛好家SさんとDSKさんによる本作のブログ紹介記事です。

4226『高慢令嬢と誘拐犯 人妻ボディガードの敗北』鬼龍凱、フランス書院/フランス書院文庫、2017/05 発売●あらすじプロのバレエ・ダンサーとして活動している高慢令嬢が誘拐され、正体不明の男に監禁調教されてしまう。警察にも知らせず内々に令嬢を探し出す事になり、人妻ボディガードが単独で居所を探し出して乗り込むが…。●登場人物【久我竜也】初音より二、三歳年上。長身で格闘家のような逞しい筋肉の青年。【桐沢初音(はつ...
4226『高慢令嬢と誘拐犯 人妻ボディガードの敗北』

2017/5/25 発売高慢令嬢と誘拐犯-人妻ボディガードの敗北著:鬼龍凱、フランス書院文庫→ Amazonはコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。「やめてったら!痛いっ。大きすぎるっ」「お嬢さんの穴が小さいんだよ。もう少しだ」男の胸を叩き、押し込まれる腰から逃れる令嬢。誘拐犯の暗くさびれた自宅でつづく性調教。イラマ地獄、アナル強奪、恥辱のコスプレ姦……同じ頃、監禁場所を突き止めた人妻ボディガードは……(引...
高慢令嬢と誘拐犯-人妻ボディガードの敗北(著:鬼龍凱、フランス書院文庫)

tag : 社会人主人公 兄妹相姦

千賀忠輔「淫獣の襲来 先生の奥さんと娘三姉妹」

千賀忠輔「淫獣の襲来 先生の奥さんと娘三姉妹」
(フランス書院文庫、2017年4月、表紙イラスト:村山潤一)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

俊二は自宅マンションの部屋が火事に遭い、剣道の恩師である稲田家で世話を受けることになるが、ある日学校から帰ると二人きりの折りを見て幼いころから想いを寄せていた陽子を犯してしまう。膣奥まで侵入する長大な逸物に陽子はあっさりと堕ちたかのように見えたが、稲田の妻という貞操観念はなかなか拭えずに俊二は繰り返し凌辱を繰り返していく。


【登場人物】

笠間俊二
17歳くらい?幼い時に資産家の両親を、つい最近に婆やも亡くなりマンションの一室で一人暮らしをしていたが、隣室の失火により自室も焼けてしまい剣道の恩師の稲田の家に同居することになった。成績優秀で大人しい少年だが、自治会のサマーキャンプで陽子を見初めて以来、どす黒い感情を隠しつつ稲田家の道場に通い詰めていた。彼女を抱くことを想定し、女性経験はかなり積んできたらしい。

稲田陽子
39歳。高校を卒業後12歳年上の恩師である稲田と結婚し、満里奈と雪恵を産んでいる。社交的で面倒見が良く、若々しく熟れたEカップの身体付きで俊二が一方的に想いを強めていく。稲田の先妻の娘である琴音とは比較的良好な関係を築いているが、気の強い満里奈と生真面目な雪恵の娘二人の仲が上手くいっていないことに頭を悩ませている。俊二のことを実の息子のように思っていたが…。

稲田満里奈
21歳。陽子の娘で理系大学に通い、母親似の美貌に銀縁眼鏡を掛け線が細く神経質な性格で、その美しさを台無しにするくらい男子に対しては冷淡な態度を取り続けといる。特に俊二に対しては陽子への劣情を見抜いているらしく、毛嫌いする態度を隠そうともしていない。高校時代に雪恵の先輩である剣道部OBに告白され1年後に結婚する予定だが、ひ弱なフィアンセよりも最近同居し始めた俊二に対して倒錯した想いを抱く。

稲田雪恵
18歳。陽子の娘で体育大学に進学し、剣道の全国大会で数々の優勝を収めている。父親似で目鼻立ちがくっきりとした顔立ちに170㎝の長身と、ベリーショートにした髪型もあって凛々しい印象を与えるが、何だかんだ言いながらも幼なじみで後輩の俊二に対して恋心を抱いているのが陽子に丸分かりするほどウブな一面もあり男性経験は無い。母に似て女らしく巨乳の満里奈にコンプレックスを抱き、姉妹で口喧嘩が絶えない。Bカップ。

柏木琴音
28歳。稲田の先妻の娘で2年前に結婚しS県で暮らしていて、子どもはいない。舞踊家として活躍し鍛練を欠かさずにおり、満里奈や雪恵に取っては憧れの存在である。琴音自身は陽子に惹かれ黒髪を腰まで伸ばしてポニーテールにし、スレンダーながらも85㎝Dカップのメリハリのある身体付きの持ち主。陽子と並び俊二に取っては幼いころからの憧れの女性。


【展開】

俊二が稲田家で同居を始めた春休みのある日部活の帰りにお使いを頼まれたが、その途中で夕立に遭いながらも今日が陽子をモノにする日だと決意を固める。家に着くなり早く風呂に入るよう陽子に促されるが、わざとペニスを勃起させて脱衣場で待ち構えていると、彼女が着替えを持って現れ巨根を見て怯え身動きが取れないでいるのを逃さずに浴室に引きずり込む。ペニスに触れるように命じ興奮のあまりに美貌に向けて射精すると、洗い流してあげるからと着衣のまま乱暴にシャワーを掛けてずぶ濡れにし、後背位にして服を脱がしながら指ピストンで陽子を陥落させ逸物を膣奥まで捩じ込み中出ししてしまう。

稲田家の家族が帰宅するまでに更にもう一度陽子を犯したものの俊二の性欲は衰えることを知らず、リビングにいる稲田や入浴中の雪恵からは見えないダイニングテーブルに陽子を押し倒して後背位で貫く。恩師のペニスではこんな奥まで届かないだろうと嘲笑い、それでも貞淑であろうとする彼女を試すかのように責め立てて三度目の中出しをする。翌朝も登校前の慌ただしい時間に陽子を抱こうとするが、頑なにキスを拒むのを見てどれだけ我慢できるのかと意地の悪い笑みを受けて行為を中断する。既に俊二によって深い快感を知った陽子の性的渇望は自らの指で満たされるはずもなく、更に帰宅してからも散々焦らされ、遂には眠る夫に跨がるものの中折れして満たされない。そして夜遅く階下に降りると予告された通り俊二が待ち構えており凌辱されるが、タイミングの悪いことに満里奈が帰宅しソファーの裏手に隠れると、悪態をつく娘が側にいる状況で少年にキスを繰り返し迫られながら犯されてしまう。

陽子を牝奴隷に堕としたとほくそ笑む俊二だが稲田の親類が急逝し夫婦で帰省することになり、部活も無いからと部屋で暇を持て余していたが、隣室の満里奈の部屋から壁越しに物音がして聞き耳を立ててしまう。満里奈は婚約者とのデートの約束をドタキャンし愛読書に登場する悪魔少年を俊二に見立ててオナニーしていたのだが、まさか当の本人が部屋にいるとは思わず姿を現したことには愕然とするしかない。表面的には拒む姿勢を見せるものの俊二の思わぬ偉容に犯されているという態度を保っていたが、そこへフィアンセから電話が入り俊二に命じられるがままにテレフォンセックスさながらに嬌声を挙げながら四つん這いで中出しを甘受するのであった。

バイトを終えて帰宅した雪恵は姉が俊二に犯され嬉しそうにしている姿を目の当たりにして立腹するが、翌朝父に代わって道場の稽古を終えると俊二を呼び出し問い質そうとするものの、好きという気持ちが先走ってつい告白の言葉を口にしてしまう。俊二は満里奈に続き雪恵の本心を知って計画とは違うがと苦笑しながらも道場で正常位にて二発、浴室に移動して胴着を着けたまま後背位で一発中出しする。すっかり恋人気取りの雪恵の気持ちを利用して母娘たちを纏めてハーレムにしようと試みる。雪恵が入浴している間に帰宅した満里奈に性的な悪戯を仕掛けていると、それを見た雪恵が挑発されて姉の調教に加勢し胡瓜を使って膣穴を凌辱し、自らは俊二の指ピストンで快感に達する。更にその行為の最中に満里奈の婚約者から電話が掛かって来ると、姉妹レズで犯されているのという姉の発言に興奮を覚えながら俊二から本日四度目の中出しを受けてしまう。

翌金曜日俊二は戻ってきた陽子に喪服姿での奉仕を求めるが、不在の間に二人の娘も堕としたと披露するために二階の部屋に導くと、満里奈と雪恵がレズり合っている姿を見せ付ける。俊二から既に話を聞かされていたらしく雪恵は寛容な態度で応じたものの、ディルドウを装着して姉を犯す姿に戦慄すら覚えてしまう。更に俊二に押さえ付けられ淫核を責められながら雪恵の黒棒での蹂躙を受けて潮を吹くほどの快感を得るが、休みを与えられることなく俊二の剛直を突っ込まれお義母さんと呼ばれて背徳を感じながら中出しを受ける。

俊二の最終目標は嫁に出て別に暮らす琴音も引きずり込むことで、土曜日に恩師に雪恵と正式交際することを伝えると陽子を使って琴音を稲田家に呼び寄せる。琴音が来るまでの間に薬を盛って稲田をリビングのソファーに眠らせると、あらかじめ三人の牝奴隷にはアナルプラグを仕込んで快楽を味わせておき、彼女たちを並べて次々に肛門性交に至り陽子の直腸へ迸りを浴びせていく。そして到着した琴音がその荒淫振りに戦いているのを見るや、牝奴隷たちを使ってレズ責めに遭わせて絶頂させると、琴音を後背位で貫いて膣奥や直腸に立て続けに中出しをするのであった。


【レビュー】

フランス書院が行う官能大賞にて3回連続で最終選考に残ったという実力のある作者による、「先生(恩師)の奥さんと娘たち三姉妹」を攻略していくフランス書院文庫(黒本)らしい設定を題材とした凌辱風味の作品である。惜しくも受賞こそ逃したものの新規に書き下ろしたと思われる本作にていわばワイルドカード枠からのデビューとなり、目次を見ればお分かりの通り1章を1日という設定で全部で7章だから、1週間で4人のヒロインを屈服させていく流れである。

身内を亡くし住んでいた部屋が延焼に遭い、住むところが無くなった高校に通う主人公・俊二は剣道の師範で恩師の自宅に引き取られるが、恩師の奥さんである【陽子】(39歳)に対して子どもの時から淡い想いを抱いていた。一見真面目で大人しそうな少年が悪魔に豹変するのは黒本の凌辱作風ではお馴染みの流れであり、何故彼女に惹かれたのかという詳細にまで触れられていないのでやや腑に落ちないところも残るのだが、メイン格なだけに初めの3章を使っての展開である。息子のように思っていた主人公からの裏切りに陽子は貞淑であろうと反発はするが、()を用いた心理描写では自慢の巨砲によって与えられる快感には抗うことは出来ないと述べる始末である。こうした大仰なやり取りが続くのが本作の特徴でもあり、凌辱というよりは凌色風味な誘惑作品と言えるのかもしれない。

陽子が夫とともに家を不在にした間の2章は彼女の娘である【満里奈】(21歳)と【雪恵】(18歳)の出番であり、理系大学生で男嫌いで繊細なのにフィアンセのいる前者と、中性的で幼なじみの主人公に素直に好意を現せない後者(生娘)と対比されながら主人公に堕されていく。本質的に被虐性の強い満里奈と、その姉と(特に容姿で)比べられコンプレックスを抱く雪恵との関係が逆転し、女同士での交わりまで描かれているのは面白いと思う。

姉妹を堕とした主人公の母娘ハーレム計画の仕上げとして母娘の対面儀式があり、更にここまで出番の無かった陽子の継娘【琴音】(28歳の人妻)が久し振りに実家を訪ねてきてしまい蟻地獄に巻き込まれていくまでが終わりの3章である。満里奈と雪恵姉妹のように表面的な対立は無いものの、琴音は陽子母娘と血の繋がりがないだけに彼女たちのペースによって主人公との関係を強いられ、後ろまで犯されてしまうというのは凌辱作風ではお約束な展開である。琴音もまた主人公に取っては憧れの女性だが、降って沸いたかのような四人目というのは少々多すぎる印象だった。またこれは個人的な好みの要素が強いが、快感のあまりに「イく」ことを「逝く」と書かれていたのは気になったところで、死ぬほどの快感と言えばそうかもしれないがちょっと違うかな?と感じた次第である。


DSKさんのブログでも本作をご紹介なさっています。
2017/4/26 発売淫獣の襲来-先生の奥さんと娘三姉妹著:千賀忠輔、フランス書院文庫→ Amazonはコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。母娘が牝の匂いを漂わせ、美尻をさらす姿は壮観だった!娘がいるとは思えぬ瑞々しいフェロモンを放つ熟母・陽子。クールな美貌を恍惚に染め、肉茎をせがむ次女・満里奈。剣道で鍛えた引き締まった尻を露わにされる三女・雪恵。今夜、長女・琴音が加わり、美母娘完全ハーレム!女体に...
淫獣の襲来-先生の奥さんと娘三姉妹(著:千賀忠輔、フランス書院文庫)


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美原春人「お世話します【未亡人母娘と僕】」

美原春人「お世話します【未亡人母娘と僕】」
(フランス書院文庫、2017年2月、表紙イラスト:丹野忍)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

一人暮らしの洋太は友達とサッカーをしていて左腕を骨折してしまい、離れて暮らす父親に不自由な生活を訴えると、本家から千登世がやって来る。小さい時からお姉ちゃんと慕う巨乳未亡人が三十路を迎えて、更に熟れた身体付きとなっており、洋太も性的なものを意識し始めるが…。


【登場人物】

七里洋太
18歳。進学の際に母親を亡くし、父親も仕事で多忙なせいか一人暮らし同然の生活を送っている。友人とサッカーで遊んでいて左腕を骨折してしまい、夏休みに入ったばかりなのに不自由な暮らしとなっていたが、千登世がやって来てあれこれと世話してもらうことに。優しい性格とテニス部所属でほどよく日焼けした引き締まった身体付きの爽やかな少年で、女性にモテそうだが現在まで童貞。

千登世
35歳。洋太の父の実家である七里本家の親戚筋で、高校卒業後に嫁ぎ友里香を授かったものの、夫が亡くなってからは本家のある瀬戸内海の島で暮らしていた。背中まで伸ばした髪を後頭部で結わえ、90cmを超える豊かなバストやヒップを隠すようにふんわりとした服装を好んでいる。小さい頃から洋太のことが好きで、成長した姿を写真で送ってもらっては、再会出来る日を楽しみにしていたらしい。

友里香
15歳。高校進学を控える中学3年生で、母親に似て豊かなバストの持ち主で既にFカップまで成長し、好奇の目で見られるせいか男子が苦手で女子校を志望している。幼い時に海で溺れそうになったのを洋太に助けてもらってから、既に片想いの状態であるが、一方で家事そっちのけで上京した母親の気持ちも理解している。男性経験は無い。


【展開】

夏休みに入って早々に左腕を骨折してしまい、洋太は父親に不自由な生活だから何とかしてとメールで訴えると、本家に連絡して誰かに来てもらうから安心しろと返される。そして家にやって来たのは父の実家で家事手伝いをしていた遠縁の親戚に当たる千登世で、中学進学までは毎年帰省する度にお姉ちゃんと呼んで親しんでいた憧れの女性だった。昔からバストが大きいことは分かっていたが、30代になった熟女の肉感的な肢体に欲情を覚えながら入浴を始めると、当の千登世が背中を流してあげるからと入ってくる。視線を意識し顔を赤らめた彼女に勃起していることに気付かれてしまうが、千登世からずっと洋太に会いたかったと告白されて口付けを交わすと、口唇奉仕を受けて射精してしまう。そして洋太が湯冷めするからと浴槽へ誘うと女性上位で跨がられて童貞を失い、精力をみなぎらせたまま乳頭を摘まみ快感を与えながら連続中出しに及ぶのであった。

舞台を寝室に変えて千登世を迎えるなり、洋太は秘所を見せてとねだって指や舌を駆使しながら絶頂へ導くと、我慢できないと正常位になりせっかちなほどに腰を遣い四度目の射精に達する。交合を離し一休みすると今度は千登世からぺニスを舐め清めされてしまい、どうやら口でのご奉仕が好きなようだと分かる。再び男根が力付くのを見るや今度は千登世の方から騎乗位で跨がり射精を終えると、洋太は先ほど強く捻り赤くなった彼女の乳頭を舐めて愛撫し、夜が明けるまでイチャイチャを繰り返す。

そして翌日の午後に予備校での勉強を終えて帰宅した洋太を迎えたのは、何とエプロン姿の千登世だったが流石に裸は恥ずかしいらしく下着の上から着用していた。そんな彼女の気持ちを嬉しく思い豊満な身体を揉みまくると、四つん這いにして交わり失神させるほどの快楽を与える。千登世を介抱しようとソファーに横たわらせたが、目を覚ました彼女は洋太が後処理もせずにズボンをはいていたのが気に入らないようで、ぺニスを露わにすると舐め清めを始めてしまう。しかし夕食が先とお預けを食らい入浴をすると前夜以上に千登世の反応が激しくなり、交合を始めて中出しされただけでお漏らしする始末。それでも洋太は年齢を気にする千登世に卑屈になるなと告げ、彼女は名前を呼び捨てにしてと返し愛情を確かめ合うのだった。

再び寝室に舞台を移すと洋太は千登世にスマホで熟れた肉体を撮りたいと頼み撮影を始めるが、どうやら撮られても快感を得られるようで、千登世は次第に息を乱しながら汗だくとなり遂には絶頂を迎えてしまう。ごめん、やり過ぎたとは言いながらも洋太は再び乳房に甘えながら挿入し、乳頭を押し潰すと締め付けの強まった膣内に射精する。後戯のつもりでのし掛かった千登世の乳頭をいたわるように舌で愛撫するが、絶頂したばかりの彼女はまたも呆気なく果て失神してしまう。

こうして千登世とのイチャイチャ同居生活も1週間が過ぎたある日、友里香が七里家を訪ねて来る。洋太の一大事だと慌てて本家を発ったこともあって、本来しなくてはならない夏祭りの祭事などが滞っていると娘から聞かされ、千登世は一旦本家に戻ることを余儀なくされる。一方の友里香は自分が代わりに家事をやるから大丈夫だと母に告げると、見送ったその日の晩に入浴中の洋太を訪ねる。母親に負けぬほどの巨乳を見せられて洋太が反応しない訳もなく、涙ながらに友里香に告白されては誘惑を撥ね付けることも出来ずに洋太はキスを交わしながら対面座位で受け入れてしまう。それでも残っていた理性を振り絞り、達する直前に剛直を抜いて下腹部に精を吐き出すのであった。

千登世の時と同じく続きは寝室で行われるが、友里香は何故かキツキツの体操服とスパッツ姿で現れる。そして胸が大きいことを気にする彼女を労りながらも、次第に汗だくになりスパッツ越しの秘所もぐしょ濡れになっているのを見て、今度は直に指や舌で淫核を愛撫してイカせてしまう。剛直で貫かれ友里香は今度こそ中で出して欲しいとねだるが洋太の決意が変わらぬのを見て、あらかじめ用意したローションを見せて後ろの穴でしてとお願いする。浴室での交わりの最中に後ろの穴に指を出し入れされて感じたのを思い出しながらも、やはりぺニスとの太さの差は歴然で痛みを堪えつつも腸内で果てたのを知り悦びに浸ってしまう。

こうして友里香と二人きりの生活も一週間が過ぎたある日千登世が戻ってくるが、手荷物一つ無いのを子どもたちが不審がると、彼女は洋太にこれからはずっと住まわせて欲しいと懇願する。洋太もそれを言うのはこっちだとラブラブな雰囲気を漂わせたのを見て、負けず嫌いの友里香も決意を固めた様子である。昼食を取った後に友里香が部屋に引きこもったのを見るや、千登世は暫く抱かれていなかったからと洋太を誘惑し対面座位で交わるが、膣内射精をされたところで友里香が現れる。洋太の自宅近くの女子校を受験し合格したら一緒に住まわせてと美少女に懇願され、洋太は受け入れたものの今にも白昼のリビングで続きを始めかねない状況に待ったを掛ける。客間に移動すると母親をライバル視する友里香に対し、千登世は好きな者同士仲良くしましょうと仲直りを提案すると洋太も意図を理解したようで自分は秘所を、千登世には乳房を愛撫してと言って快感へ導く。そしてぺニスを受け入れながら母親に弄られて喘ぐ美少女を見て、洋太も早々と我慢の限界を迎え千登世の口内へ射精すると、今度は彼女を抱くのであった。


【レビュー】

第17回フランス書院文庫官能大賞新人賞受賞作品。ここ3回は凌辱作品が続いていただけに、久々の誘惑作品ということもあるし、選評において高い評価を得ていたことから発売前より期待の高まっていた作品である。官能小説の応募自体が初めてだという作家としては、確かに現時点での完成度は極めて高いと思うし、そこを加味しての星5つという評価としたい。

本作は一人暮らしの主人公【洋太】(18歳)が腕を怪我してしまい不自由な生活を余儀なくされたところから始まり、遠縁に当たる未亡人が上京して家事などのお世話をするとともに、彼女の娘も押し掛けて来て…という舞台設定となっている。

・主人公がお姉ちゃんと慕う遠縁の未亡人・【千登世】(36歳)

幼い頃は毎年のように父と実家に帰り、千登世を「お姉ちゃん」と呼んで慕っていた主人公だが家庭の事情で顔を見せなくなり、彼女は送ってもらっていた写真を見ては彼の成長を感じ更に想いを募らせていく。主人公の怪我という思わぬ話に家事そっちのけで上京するなど天然なところもあるが、基本的には家事もバッチリ出来てしっかりとした大人の女性である。

そんな主人公との再会に高ぶった面もあるかもしれないが、意外なほど二人が結ばれるのは早く29頁にして彼女から告白され、腕が不自由なのもあって女性上位な交わりで童貞を奪う展開である。90cm超えのバストを誇るだけに主人公が甘えながらも、乳房を重点的に責めては絶頂へ導く描写もある。普段は貞淑だけどエッチになると淫らになるという、そのギャップの大きさに可愛らしいと思えるから不思議ではある。ここから中盤までは二人のラブラブな情交一辺倒となる。

・主人公を白馬の王子と慕う美少女・【友里香】(15歳)

主人公より3つ年下で中学3年生の友里香は早くも母親並の巨乳でFカップのお嬢様な美少女で、周囲からの好奇の目もあってか女子校への進学を希望している。そんな彼女も唯一の男性として気を許せるのが主人公であり、幼い時のエピソードからお兄ちゃんではなくて「洋太さん」と呼んで慕うほどである。千登世とは何でも話をするようで、意外なことに上京したばかりの友里香は早々と洋太との関係を聞かされ、彼との二人きりという状況で淡い想いが昇華してしまい純潔を捧げてしまう。

血は争えないのか処女な割には愛撫に感じてしまう様は、千登世とはあまり変わりがないようだが、美少女らしい健気さもあって良いと思う。そして先に述べたように既に母親との関係を知るだけに、いざその現場を目の当たりにしても修羅場もなくハーレムエンドを迎えるのは、近年のフランス書院文庫の誘惑作品らしい王道の作りであろう。新人さんなだけに書けるだけ書いた、そんな詰め込み感も否めないものの、やはり現時点でのレベルの高さを称賛すべきところで、今後も安定的な良作を願いたい。


DSKさんのブログでも本作をご紹介なさっています。
2017/2/25 発売お世話します-未亡人母娘と僕著:美原春人、フランス書院文庫→ Amazonはコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。(こんなに熱くて太い×××、入るのかしら……)千登世が唯一知っている亡夫のそれとは違う大きさ。35歳は頬を朱に染めて肉茎を優しく受け入れる。親戚の少年を世話するはずが、欲情を抑えきれず、昼は裸エプロンで挑発し、夜は裸で添い寝……自分の淫らさを恥じながら、疼く身体は暴走し……(引用...
お世話します-未亡人母娘と僕(著:美原春人、フランス書院文庫)


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鳴沢巧「人妻【暴虐】牝狂い」

鳴沢巧「人妻【暴虐】牝狂い」
(フランス書院文庫、2017年1月、表紙イラスト:村山潤一)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

ある日運転する車が故障した曜子は偶然通り掛かった元上司の若狭に親切にしてもらうが、そのお礼にと食事に付き合ったところ睡眠薬を盛られる。目覚めた時には若狭の車の助手席に縛られており、眠っている間に快楽を掘り起こされていたと知る間もなく犯されてしまう。こうして恥辱にまみれた曜子の調教生活が始まる…。


【登場人物】

石井曜子
29歳。旧姓は小笠原。高校時代に水泳部に所属していてスタイルが良く、スリーサイズは87-60-91。会社員で優しい夫・明と結婚しているが、仕事の都合上月の半分以上は会社にいないことが多い。

若狭修平
40代半ば?曜子が結婚するまで勤めていた職場の上司。背はあまり高くないが筋肉質で、スポーツ刈りにした短髪の中年男性。独身のようで1LDKの部屋に住んでいる。曜子だけでなく女子社員全員に粘り付くような視線を向けていたらしく、曜子本人は執拗な誘いを袖にして来た様子。


【展開】

車が故障して困っていた曜子だったが、偶然にも若狭が通り掛かり応急処置を施してくれただけでなく、修理工場まで付き添ってくれる。相変わらず不躾な視線を向けられ不快に感じながら夕食に誘われて、目の前で夫に連絡を取り暗に結婚していると仄めかすが、夫から行ってきたらと言われ渋々誘いに応じてしまう。しかし食事の途中で電話に出た隙に飲み物に睡眠薬を盛られ、意識を失っている間に若狭の車の助手席に拘束されており、更に何かをしたらしく秘所が濡れていることに羞恥する。自信に満ちた若狭から凌辱されたと夫に告げ口したところで、親密そうに見える画像を撮ったのだから無駄だと告げられ曜子は受け入れると、一度目の性交では口に射精してと言って難を逃れる。しかしその後でラブホテルに移動して二度目に及ぶと、凌辱した画像を収めた以上はもう従う他に選択肢は無いと言われ中出しを強要される。

次の日クリニックでアフターピルを貰った帰りの電車のなかで、曜子は後ろからチカン紛いにお尻を撫で回されて怒りを覚えながら振り向くと若狭が立っており、ニヤニヤしながら凌辱を収めた動画をバラまかれたくないだろうと脅かしてくる。そして目的地に着くまでに達しなければ良いだけだと一方的な条件を突き付けられるが、若狭の巧みな指戯は秘所だけでなく菊穴にまで及んで達してしまい、途中下車した駅の男子トイレの個室での口戯を強いられる。そして向かったラブホテルで玩具を使った悪戯の後で再び中出し性交を求められ、帰りは途中で立ち寄ったアダルトショップで購入したボディコンの服に着替えさせられると、電車の車内で若狭が周りの乗客を煽るように悪戯を始め快楽地獄へ堕ちていく。

ある日元勤務先の応接室に呼び付けられた曜子はアナルを指で解されながら口戯で飲精させられるが、終業時間を迎えて若狭の部下たちとの飲み会に付き合わされる。若狭が今晩は無礼講だと場の緩んだ雰囲気に女子社員からセクハラではないかと指摘の声も挙がるものの、曜子は執拗な若狭の悪戯に感じていることを誤魔化すかのようにビールを飲むピッチを上げていく。それが災いして飲み会が終わると酔い潰れ思うように身体が動かせずに、若狭の車の中でアナルを犯されてしまい快哉を上げる男の部屋に連れ込まれ、浴室や部屋でも立て続けに肛姦を迫られる。

数日後カラオケ店に呼び出された曜子だったが下着を着けずに来るように命じられたことに反抗したために、受付に店員がいる前で頬を張られストリップ同然に脱がざるを得なくなる。そしてワイヤレスマイクの持ち手部分を膣穴に突っ込まれての口唇奉仕を別の店員に見られながら本番には至らない焦らしを受け、若狭の要求に従いとうとう自宅に招いてしまう。
リビングで避妊具を着けた若狭に挿入されるが、生での快楽を覚えているだけに物足りないと感じ、命じられるままピルの服用を止めるから生でして欲しいとおねだりする。そして手押し車のように繋がったまま夫婦の寝室に移動すると、夫の写真の前で騎乗位になり遮二無二腰を遣って性交に溺れた末に、遂に合鍵を渡す約束をしてしまう。

その二日後若狭に合鍵を渡すと身体を抱き寄せられ乱暴は止めてと曜子が告げるとあっさりと引き下がられるが、被虐の悦びを覚えた身には切なさを感じてしまう。そんな時夫が出張から戻りその夜にセックスを求めるが、いけないと分かっていても若狭の剛直と比較してしまい、一度の性交で満足できずに夫が寝たのを確認すると浴室に向かい、若狭から与えられた玩具でオナニーを始めてしまう。
次の日の夜若狭は夫が戻って来たのを知っていたらしく、偶然を装い夫と知り合ったようで厚かましく家にやって来ると、キッチンカウンターの影で曜子を手伝う振りをしながら指で秘所への悪戯を始める。睡眠薬を渡された曜子はビールに混ぜて夫に飲ませると、お預けとなっていたせいもあって眠る彼の側で若狭を受け入れると、次は駅弁で繋がったまま浴室に移る。ところがバック姦の最中に夫が目を覚ましたようでドア越しに一緒に入ろうと告げられるが、見られたくないからとあまりに拒んでしまいその会話の最中に二度目の中出しをされて悦楽に浸るものの、若狭が帰った後で夫から情交を求められてももう出来るはずもない…。

すっかり若狭との肉交の虜となった曜子は命令に従って多忙な夫との情交を避けるようになり、言われるままに互いの自宅に出入りしては中出しを繰り返し、更には露出プレイにも口では拒むものの結局は応じてしまう。そんな曜子に遂に運命の日が訪れ妊娠したことを告げるが、若狭は旦那との子だと言って育てろ、従わなければ関係はこれきりだとにべもない。こうして女児を産んだ曜子は夫への罪悪感を抱きつつも若狭には別格の愛情を寄せるようになり、今日も夫が出勤したのを見送って午後を迎えて若狭がやって来ると玄関で情交を始める。夫を同居人などと罵倒する言葉を吐き、繋がったままリビングに移動し娘の前で快楽を貪る曜子だったが、そこへ玄関のドアが開く音がして…。


【レビュー】

ネット投稿小説サイトの「ノクターンノベルズ」にて、驚異の240万ヒットを挙げたという『人妻凌辱牝狂い』が本作のベースとなっているらしく、第15回フランス書院文庫官能大賞の二次選考通過作品に同じ題名の作品が挙がっている。(現在は権利の関係か、「ノクターン」及び鳴海氏個人のWebサイトでの作品公開は行われていない。)

紹介記事(編集部発、2017年1月23日)


編集部発(2015年8月31日)

これが鳴海氏の応募作品かは不明だが、恐らくはこのルートから書き直しを経てのデビューとなったものと思われる。因みに鳴海氏はアダルトゲームのシナリオライターとして複数の作品の脚本を手掛けているようで、本人のWebサイトでの経歴記事を拝見する限りでは本作と同様にヒロインの牝狂いぶりを題材にした作品が多いようである。

本作は抜群のスタイルを誇る人妻の曜子がかつての上司である若狭と再会し、睡眠薬で意識を失っている間に自由を奪われて凌辱を自ら受け入れざるを得なくなる状況から話はスタートする。中年男で露悪な言葉を平気で使う若狭の責めはねちっこいものがあり、ラブホテルだけでなく電車のなかでのチカン紛いの行為や、第三者のいる公共の場所での露出プレイがやや多めとなっている。嫌悪していた男に強いられての性交が繰り返される前半は同じような言い回しを用いられており、第三章の若狭の部屋での肛姦の辺りで飽き始めてしまい、第四章でのカラオケ店での恥辱プレイは正直蛇足な印象である。夫が帰宅しての第五章から「寝取られ」を意識した展開となり、眠る夫の側やドア越しでの官能描写はなかなか良かったとは思うので、もう少し早い段階から始めても良かったのかもしれない。

ゲームシナリオライターで「ノクターン」でも投稿をしていることもあってか、比較的若い年齢層を意識した言い回しが多かったように思う。それが個人的に合うところも合わないところもほぼ半々なのだが、凌辱作風のお約束と言うのか大半が曜子の視点からの描写なので、ひたすら露悪な言葉を吐き続ける若狭の独り善がりな面にウンザリしたのも否めない。第三章辺りは若狭の視点でアナルヴァージンを奪うまでのプロセスを描ければ、ひたすら押せ押せな展開に緩みを生むこともできたであろう。結局彼が何を考えているかも分からないし、露出プレイで第三者がいるのに果たしてこうも都合良くいくものなのか、その完璧過ぎる展開なのが却って興を削がれるような気がした。






2017年1月はたまたま追い掛けている作家さんと興味を持った作家さんの両方がダブっていたのもあって、発売された六冊とも購入しました。六冊のなかで凌辱作風が四冊で独特のスタイルを貫く相馬哲生さんは除き、他の榊原澪央さん・上条麗南さん・鳴海巧さんの作品に付いては、私が元々こうした作品が苦手なのもあるとは言え「どれも似たり寄ったり」という印象を抱きました。こう感じてしまったのは現状の私の読み取る力が足りないからかなと思いましたし、実際のところは『フランス書院文庫』というレーベルカラーを維持するためにある程度同じ方向へ持っていきたいのだというのは理解します。

要するに合わないと思う作品を勝手に読んだあげくに、悪口と受け取られかねないレビューをこれからもAmazonでアップする必要はあるのか?と考えた結果、一旦ここで見送ろうと思いました。他の方からすれば好きな作家さんの作品を悪く言われて、決して気分の良いものではないでしょう。私自身も好きではないけどな…と分かっているのに読んでみて「合わなかった」と書く労力を割くくらいなら、「良かった」と思う作品を勧める方に使いたい。

このブログでは今後も読んだ官能小説のレビューを挙げてはいきますが、Amazonへの投稿は数を絞ってあげていきたいと思います。私が管理人であるこのブログならば(わざわざ見に来ていただけている訳なので)ルールを理解していただけても、不特定多数が閲覧するAmazonではちょっと「大人しめ」にしていきたいと考えています。決して誰からか何かを言われた訳でもないし、ましてAmazonから注意を受けた訳でも無いですから、その辺は断っておきます。他人からよく見られたいなんて思ってもいないし、意見を変える気はありませんので、今後とも宜しくお付き合いのほどお願いいたしますm(_ _)m

tag : 女性主人公 デビュー作品

榊原澪央「四泊五日の修学旅行で襲われた三人の女教師」

榊原澪央「四泊五日の修学旅行で襲われた三人の女教師」
(フランス書院文庫、2017年1月、表紙イラスト:赤尾真代)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

男子校の修学旅行で南洋の島にやって来た達郎たち。しかしそのプランはお金持ちの息子らしく、皆を彼の父親が経営するホテルに泊まらせて、四泊五日の日程の間に女教師三人を自らの巨根で溺れさせてやろうと企むが…。


【登場人物】

大野達郎
進学率の高い男子校に通う少年。校内でトップクラスの成績を収める優等生を装いながらも、裏では複数の女性と付き合っている。父親は上場企業を複数抱えるグループを経営しているが、達郎のいる手前愛人とは再婚せずに彼女の家に入り浸りの状態。そのせいもあってか甘やかされて育ち、多額の寄付金を入れていることから校内では職員から特別扱いをされている。巨根で性欲が極めて強い。

佐山由紀枝
38歳の国語教師。4年前に夫を亡くし、中学へ通う娘がいる。長いストレートの黒髪にIカップと熟れた身体付き。娘のいじめ問題に遭遇して心労を重ねていた折りに真嗣から告白され、肉体関係へ発展している。

武田澄香
23歳の新任英語教師。お嬢様育ちで気が弱いためか、生徒たちからからかいの対象とされている。大学時代から付き合っている男性がいるものの、セックスの経験自体はやや控えめ。Eカップ。

天野真知子
32歳。真嗣の母方の叔母でもあり、風紀担当の教師を務めている。60歳近い大学教授を結婚こそしたものの、お互いに多忙で擦れ違いが多いためにセックスレスの状態。腰高で西洋人のようにスタイルが良く、スレンダーな割にはHカップの巨乳。風紀担当なだけに生真面目で厳しく、唯一と言えるくらい達郎の本性を見抜いている節がある。

村田小夜子
33歳。今回達郎たちが泊まることになった大野家が所有する南洋のホテルの支配人で、父の元秘書。達郎の希望もあって筆下ろしの相手を務めて以来、男女の関係にある。宿泊旅行では達郎の手足となり、女教師たちの部屋の盗撮や媚薬を仕込むなどの悪事にも関わっている。

清水真嗣
達郎の幼馴染みでクラスメイトの少年。外見の良さと優しく人の良い性格もあってか年上女性に好かれやすく、由紀枝に告白して以来肉体関係へ至っている。しかし二人の関係を察知した達郎が弱味を握り、由紀枝が凌辱されるきっかけを作ってしまう。


【展開】

四泊五日の修学旅行で女教師たちをモノにしたいと達郎は自分の父親が経営するリゾートホテルでの宿泊を提案し、いざ到着するなり部屋の空調が故障したとでっち上げて教師たちが泊まる別館へ泊まることに。早速小夜子から情交を求められ、達郎は命じた通りに女教師たちの部屋に隠しカメラを仕掛けたのかと念押ししてから行為を始める。
その晩達郎は由紀枝の部屋を訪ねると伝えたいことがあると告げ、放課後の教室で真嗣と情事に及んでいる動画を見せる。遠回しに娘のことまで持ち出されては由紀枝も観念せざるを得なくなり、しかも達郎から修学旅行の間だけで良いと言われて身体を差し出す覚悟を決める。しかし少年の華奢な身体には似つかわしくないほどの巨根を見せ付けられ、更に敏感なIカップの乳房を執拗に揉みしだかれた後、股を押し広げられて挿入される。容赦のないピストンに呆気なく気を遣った罰として中出しをされるが、アフターピルを飲ませるからと二度目を求められバックで再び犯されてしまう。

翌日の朝に達郎は別館の屋上にある露天風呂に由紀枝を呼び出すと、用意したエアマットの上でローションを使ったマットプレイや口唇奉仕を強いられ、更には竹垣の側の岩に手を付いてバックで貫かれてしまう。昼間には布地の少ない水着を着用して海辺で生徒たちの監視をするつもりが逆に注目を集めることとなり、恥ずかしさのあまりに達郎に呼び出された岩陰に向かうと、見られて濡れるマゾだと蔑まされながら犯される。そして夜になって少年の関心はアナルに向けられるが、タイミングの悪いことに真嗣からメールの着信があり、達郎から部屋に呼ぶように命じられる。達郎が隠れてはいるものの真嗣を誘惑しなくてはならず、しかも自ら騎乗位になってのセックスに羞恥を覚えるが、その一方で物足りなさを感じて激しく腰を遣う。そして真嗣が帰るとまるで心中を見透かしたかのような達郎の物言いに、反論することも出来ぬままアナルを犯される。

翌朝澄香に標的を定めた達郎は朝食の場で、サラダの大皿を持った小夜子が澄香にぶつかるのを目にする。服を汚したお詫びにと小夜子がエステを提案すると、澄香も断り続ける訳にもいかずに応じるが、お香の香りや小夜子にローションを塗られて性感帯を触れられる内にうっとりとした気持ちになる。そこへ示し合わせた通りに達郎が現れ、小夜子に腕を押さえられながら問答無用とばかりに剛直を突き立てられる。催淫作用のあるお香やローションとの相乗効果もあって絶頂に導かれると、容赦なく達郎の中出しを受けるのであった。
三日目は水族館へ生徒たちを引率していくのだが、性交場面を撮られた澄香は達郎に言われるままに二穴責め用のバイブの付いた下着を穿かされ、ひたすら快感に耐えようとする。しかしドクターフィッシュの水槽に足を入れた途端に下半身を襲う衝撃のあまりに気を遣ってしまい、達郎が場を取り繕うと屋上に連れていくと、すっかり発情し切ったことを確かめてからアナルを襲い中出ししてしまう。

すっかり巨根の虜になった澄香はホテルに着くと日本に戻っても…と口にしたのを達郎が聞き返そうとするが、その時途中合流した真知子に見咎められ注意を受ける。あまりのしつこさに真嗣が一緒に勉強するからと助け船を出してくれたが、気付かれる前に先手を打とうと考えて、小夜子に依頼して真知子に遅効性の薬を飲ませてから頃合いを見てマスターキーを使って部屋に侵入する。真知子にも真嗣と由紀枝の情事の動画を見せて弱味を握るが、プライドの高い彼女が必死に快感を堪えようとするのを見て嗜虐心をそそられる。薬の影響もあって真知子は教え子にされるままに正常位からバックへと体位を変えられながら何度もイカされ、しかも一度イク度に卑猥な質問に答えねばならず、羞恥の果てに二度の中出しを受けてしまう。

翌日達郎は真知子にも恥ずかしい水着を着用させて生徒たちに披露するが、その晩に真知子が由紀枝の部屋に行って真嗣と別れるように説得しようと部屋を出るところでタイミング良く現れる。それならば自分の部屋に来ることになっているからと達郎が告げると、ベランダに隠れさせて由紀枝との性交を見せ付ける。前だけでなく後ろの穴までの犯されているのを見て、真知子は怒りではない別の感情が沸き上がって来てオナニーしてしまうが行為を終えて由紀枝が帰ると、達郎に全てお見通しだとばかりに蔑まれる。指や玩具ではない本物が欲しいと真知子が内心で望んでいた通り、剛直でアナルを貫かれ中出しされる。

最終日帰路に向かう機内でアテンダントの格好をさせられた真知子は達郎に呼ばれて上階のファーストクラスの座席に向かうと、由紀枝や澄香が双頭バイブで二穴繋がりをして尻を付き合わせているのを目にする。真知子は前夜に甥の心を傷付けぬために自分の身体を好きにして良いと交換条件を差し出し、あくまでも犠牲を前面に出して強調する。しかしそれを嘲笑うかのように達郎は巨根が欲しいと言わせるまでだと膣に剛直を挿入すると、バイブを装着した由紀枝には尻穴を犯すように命じる。二穴責めの快感に真知子は中出しの予感を抱きながら、激しく達するのであった。


【レビュー】

榊原作品のデビュー作品や近年の著作を数冊読んできたが、本作でも凌辱者である主人公・達郎が自慢の巨根を用いてヒロインを犯し、彼女たちに取引を持ち出しては最後には性豪な主人公の虜になってしまうという基本的な展開に他とはさほどの違いはない。修学旅行での四泊五日という限られた時間と、南洋のリゾートホテルという日常からかけ離れた空間だからこその設定を生かしたアイディア自体は面白いと思ったのだが…。

・未亡人国語教師・由紀枝(38歳)
達郎がまず標的にしたのは担任でもある由紀枝で、中学へ通う娘がいる。娘がいじめに遭っていて心労を重ねていた時期に生徒から告白を受け、遂には校内で肉体関係を重ねるまでに至る。その生徒は達郎の親友でもあり、彼の言動から二人の関係を察知した達郎は情事を盗撮しておき、修学旅行の初日に部屋にやって来て脅迫材料として切り出す。自らの巨根に自信があるだけに達郎は「修学旅行の間だけ」と言いながらも、彼女の反応を見て自分のペニスから離れられないはずと確信する。

・新人英語教師・澄香(23歳)
次のターゲットにされたのは気が弱くお嬢様育ちの澄香だが、由紀枝とは違ってこれといって凌辱に及ぶ理由はないようである。ここでは達郎の父親の元秘書でホテル支配人の小夜子(34歳)による性感マッサージがきっかけとなるが、由紀枝は初めの二章なのに対して、澄香は一章で纏めているだけにやや駆け足気味である。バック姦⇒お口⇒肛姦へ至る流れはほぼ同じで、やはり「修学旅行の間だけ」を切り札として、彼氏のいる澄香にエクスキューズを与える。

・人妻風紀担当教師・真知子(32歳)
生徒たちの前で澄香を二穴での玩具責めに遭わせた達郎だが、彼の本性に薄々気付いていたのが真知子である。目を付けられたこともあって先手を打った達郎によって、セックスレスから解かれた真知子が思わず達郎が一番と言ってしまうほど落差の大きいヒロインである。「一度達したら質問に答えねばならない」と取引を持ち掛け、彼女の性癖を暴いていく。

第四章は達郎一人での真知子への調教だが、第五章では生徒たちの前での露出プレイから由紀枝も交えた3Pもどきへ発展し二人の攻略が完了、第六章では帰りの機内でファーストクラスでのCAコスプレでの全員プレイで幕を閉じる。金持ちの息子で巨根、しかも絶倫といわゆる「チート」な主人公像はイマドキであるし、暴力などに訴える極端な恥辱を与える訳もなく、ヒロイン自身も媚薬を仕込まれて…という言い訳もある。凌辱作品と言っても、全体的にユルい雰囲気の官能ファンタジーと言えるのかもしれない。近年デビューしたフランス書院文庫の凌辱作家の作品は実はどれを読んでも似た作りであり、自主的な縛りがもたらす没個性化がちょっと心配である。






最近になって2000年代後半以降にデビューした凌辱作品の作家さんの作品を読むことが多くなりましたが、どなたがオリジナルなのか分からないくらいよく似た設定と展開が見られますね。

<悪魔主人公の定義>
①大人を凌ぎ、何度射精しても萎えない巨根。
②とにかく振る舞いがパーフェクト。手品のように色々な玩具が用意されていて、的確に使いこなすことができる。
③ヒロインの考えていることが手に取るように分かり、先回りが上手。
④まるで性の熟練者であるかのようにねちっこい。少年というよりも、中年のオヤジみたい。



これは榊原作品に限ったことではないですが…。①~④の項目が満たされればまさに官能世界では完璧なのでしょうけど、いかにわざとらしく表現しないようにするかは、個々の作家さんの気持ち一つではないかと思います。同じ方が書かれる以上は、作品同士で似た言い回しが使われるのはまあまああるでしょう。本作を読んでいて気になったのはヒロインの喘ぎ方が皆同じというところであり、他社で誘惑作品を書かれている作家さんの変名なのか、それとも単に真似ているだけなのかは判断はしにくいですが。三人いたら皆が「あああん」や「イクうううう」じゃないですよね?これが読んでいて繰り返されるため、単調に思わせる点です。

官能ファンタジーで良い作品もあるし、そうではない作品もあるはず。ラノベやエロゲーから影響を受けることもあるでしょう。本来は同じ月に発売された複数の作品でその両方が存在すれば良いのですが、どうもここ数年のフランス書院文庫の場合は、売れ筋だと一方向に寄せすぎる傾向にあるのではと懸念してなりません。

tag : 高校生主人公

プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

〈コメント〉
どなたでも書き込み自由ですが、管理人が許可するまではコメント欄に反映されないので、その辺りはご理解下さい。

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