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香坂燈也「嫁の母、嫁の妹と同居中」

香坂燈也「嫁の母、嫁の妹と同居中」
(フランス書院文庫、2017年8月、表紙イラスト:新井田孝)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

1つ年上の美咲と結婚したばかりの雅紀は妻の仕事の都合で一人暮らしを余儀無くされ、それを不憫に思った義母の千佐子の配慮により篠塚家で半年の間居候させてもらうことに。早々に千佐子や妻の妹の亜希と結ばれたものの妻への罪悪感は否めず、更に不適切な関係を隣人の奈々穂に見咎められ、彼女とも肉体関係を結んでしまい一層悩みを深めていくが…。


【登場人物】

篠塚雅紀
22歳。大学を卒業したばかりの社会人一年生で、どちらかと言えば草食系の優しい性格の青年。一つ年上の美咲と結婚し篠塚家に婿入りしたが、程近い場所にあるマンションの部屋を借りることになり、夫婦生活を…という矢先に半年間妻の仕事により別居状態となる。

篠塚千佐子
43歳。10年前に夫と死別し二人の娘を育ててきた。父親が大学教授でそこそこ資産があるのと亡き夫の保険金もあり、特に働きに出る必要もなく主婦として暮らしている。大家族育ちということもあり、自分本位な美咲の代わりに面倒をみるからと雅紀に期間限定の同居を提案する。

篠塚亜希
19歳の女子大生。千佐子の次女。当初から美咲の後輩として出入りしていた雅紀に一目惚れしていて、大学に合格したら告白しようとしたら姉に先を越されてしまう。自棄になり大学の先輩に処女を捧げたが痛いだけで、却って自己嫌悪が増すだけとなった。母や姉とは違って陰影の薄い身体付きで、Bカップなのをコンプレックスにしている。。

熊谷奈々穂
38歳。篠塚夫妻が暮らすマンションの隣室に住む人妻。美咲とは仲が良いようで頻繁に行き来するようである。身長168cmの雅紀とほぼ同じ身長で、フィットネスで鍛えたスリムな身体ながらもFカップの持ち主。一回り以上離れた夫とは久しく性交渉はなく、篠塚夫妻の夜の営みに聞き耳を立て妄想を膨らませていた。

篠塚美咲
23歳。大学のゼミの後輩である雅紀と結婚して半年になるが、勤めている食品輸入会社が沖縄に新店舗を展開することになり、店長代行として半年の間離れて暮らすことに。徹底した実利主義者でサバサバした性格だが、草食系の雅紀とうまが合うようで夫婦仲は極めて良好である。外国人並みに腰高で脚が長いスタイルの良さで、Eカップとバストも大きめ。


【展開】

雅紀を夕食に招いた晩に千佐子は夜は寂しくなるわねと気遣うつもりが、婿から風俗なんか行かずに自分で処理しますと返され、迂闊なことを聞いてしまったと恥じらいを覚える。そして雅紀が風呂へ入ったのを知ると性的な高ぶりを抑えられずに寝室で声を挙げてオナニーを始めるが、忘れ物をして部屋に戻った彼が不審を抱き寝室を覗かれて恥ずかしい姿を見られてしまう。初めはオナペットになるだけのつもりがフェラチオ奉仕してしまい、我慢できなくなった雅紀に迫られ娘の亜希が姿が見えないとドアの外から声を掛けられても、交わりを止めようとはしない。結局一度の情交で千佐子が満足するはずもなく入浴を終えた婿のいる部屋を訪ね、同じ「今夜限り」だからと二度目は騎乗位で求めてしまう。

ある週末雅紀は二週間振りの休日を自分のマンションの部屋で過ごすことにしたが、そこへ亜希が訪ねて来て甲斐甲斐しく家事をしてくれてまるで新婚さんのようである。しかも夜になってもう少し新婚ごっこをしたいとすがるような目で見られると、雅紀は必死に理性を保とうとキスに留めるが、浴室で背中を流してあげると陰影の薄い裸体を目にしては勃起しないではいられない。告白を受け入れ指ピストンしながらの陰核への愛撫で快感を与えると、亜希はもう立っていられないようで寝室へ移動して正常位で交わるが、その狭さに苦戦しながらも中出しすると二度目を迫られ騎乗位で繋がっていく。

別の週末に雅紀が仕事の資料作成でマンションの自室に籠ると聞いた千佐子は、娘に友人とのホームパーティーがあるからと嘘をつき料理を拵えて訪ねると、婿は嬉しそうにもう一度したいとセックスを迫る。土曜日一日はほぼ千佐子と交わり通しだっただけに雅紀は日曜朝遅く起床するが、そこへ奈々穂が呼び鈴を押してやって来る。迂闊にもキッチンの換気扇を回したままで、排気ダクトから廊下へと声が筒抜けだったようで、千佐子のことを風俗嬢と勘違いしているらしい。いずれにせよ妻ではない女性との交わりを知られた雅紀は、奈々穂にアナルを舐められながらの手扱きで射精させられると、寝室に移動して騎乗位で二度目を絞り取られる。しかし雅紀は奈々穂が悪女を演じていると見抜き、やられっ放しは嫌だと組み敷くと再び中出しセックスをするのであった。

雅紀は自己嫌悪もあって口実を作っては帰宅を遅くしていたが、ある晩母が泊まり込みになって不在だからエッチしようと亜希からメールをもらう。帰宅して亜希の部屋を訪ねる途中タイミング悪く妻の美咲から電話が入り、しかもテレフォンセックスをしたいと誘って来る。上手く断れずに迷っているとどうやら亜希が気付いたようで、スマホを奪いスピーカーにすると廊下で大胆に振る舞い義兄を誘惑し始め、口唇奉仕から遂には立ちバックでの性交に至り朝まで何度も交わってしまう。
翌朝亜希がマンションまで行くと言い途中経過の公園でキスをしていると、そこへジョギング中の奈々穂に見られてしまうが、彼女は雅紀に朝食のパンを買いに行かせると亜希に興味があるからと部屋に招く。亜希とまで関係が進んでいるとは知らない奈々穂は、自分が協力してあげる代わりに時々で良いから貸して欲しいと告げ女同士のプレイで虜にすると、やって来た雅紀を二人がかりで誘惑し始める。奈々穂に尻穴を舐められながら亜希の口内に射精ししかも精液交換のキスを始めたのを見て雅紀は瞬く間に回復するが、二人にリードされてのセックスに苛立ち自分が主導しようと亜希を貫きながら、奈々穂には逆向きで亜希の上に跨がるように命じるのであった。

同居生活も半年が過ぎてこの日は美咲が帰宅する予定だったが台風の接近で帰れなくなり、亜希は泊まりの旅行があるからと出掛けて雅紀と千佐子の二人で一晩を過ごすが、雅紀はまだ終わりにしたくないとダイニングキッチンで迫る。そしてシンクに千佐子を押し倒すとバックで交わり、更にはアナルを弄りながら射精すると、オリーブオイルを使って二度目は後ろを貫き中出ししてしまう。情交を終えて千佐子は先に浴室にいる婿の背中でも流そうと向かうが、そこには何と居ないはずの亜希が戻って口唇奉仕の最中でショックを受けたものの、分別臭いことを言って説得しようとする。
しかし全部見ていたと返されては言い逃れは出来ず、女としての性には勝てずに寝室に移動して三人で交わることとなる。千佐子も奈々穂から教わったテクニックで亜希に翻弄され、婿の剛直との相乗効果で絶頂を迎えてしまう。翌日天候が回復し空港で美咲が来るまで時間があったので、母娘は車の中で雅紀に絡み今度は四人でと互いに誘惑する。亜希は奈々穂のことだと思ったが母親は彼女を知るはずがなく、実は美咲を含めた四人でという意味だったと知り、その淫らな提案に驚きを隠せないのであった。


【レビュー】

2015年のデビュー以来早くも七作目となるエース作家による本作も誘惑官能作品であり、題名が示すように嫁の母【千佐子】(43歳・未亡人)と嫁の妹【亜希】(19歳・男性経験は一人だけの女子大生)が登場する。「嫁の(妻の)」という誘惑的な作風では当然のことながら嫁である【美咲】(主人公の一つ歳上の24歳)も登場するけれども、例外に漏れず本作の嫁は結婚して間もないのに旦那さんをおいて仕事のために沖縄にいるという離れ離れのシチュエーションとなっている。「嫁」と言いながらも主人公は「ムコ殿」で姉さん女房なのだが、題名のように常に同居という訳ではなく、新居と嫁の実家を行き来しての官能劇が繰り広げられていく。

背徳の情交のきっかけは千佐子であり気の利かない娘の為に自宅に主人公を招くが、早くも初日に秘めたひとり遊びをムコ殿に見られて…というのをきっかけに関係を結び、どうせ一夜限りなんだからと何度も交合を求めてしまう姿は淫らである。一方亜希も姉の不在をチャンスと捉え、叶わぬ願いを成就させようと主人公夫婦の住むマンションの部屋を訪ね関係を結ぶ。千佐子も娘の目を気にして主人公の元へ通うが、その逢瀬はすぐさま隣人の【奈々穂】(38歳の人妻)にバレてしまい元々可愛い年下と思っていて夫婦の睦み合いに興味津々だっただけに、痴女を装いSっ気たっぷりに主人公を攻め立てていく。

熟女二人に十代が一人とここまではいかにも熟女推しのように見えるが、亜希がテレフォンセックスを求める姉に嫉妬して主人公を誘惑したり、奈々穂に関係が露呈すると男の愛し方を教わったりと一歩抜け出す展開となる。更に姉が戻る予定がドタキャンとなった晩に母との不義をも知って自分もと誘い、更に姉が戻ってきても淫らな四角関係を維持しようと考えている様子である。実は本作のメインヒロインは亜希ではないかと思われるし、彼女だけが主人公の四角関係を知る立場であることから単なる熟女推しではない変化球的な作品と言えよう。(奈々穂は年上女を連れ込んだのは知っているが正体は知らず、千佐子は奈々穂と面識が無いため)

今後の関係を示唆する結末はやや尻切れな印象であり、途中テレフォンセックスまで求める妻の出番を盛り込んだのであれば、終盤にも登場させて欲しかったかなという印象である。しかしながら各章で見せ場を作り基本的には草食な主人公が千佐子にはSになる一方で、奈々穂や亜希に対しては攻められたりやり返したりという立場の変化を盛り込んでおり、官能描写はスマートで濃厚だと思う。今後も期待したい作家さんである。

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香坂燈也「僕の家には三人の痴女(みぼうじん)がいる」

香坂燈也「僕の家には三人の痴女(みぼうじん)がいる」
(フランス書院文庫、2017年4月、表紙イラスト:新井田孝)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

夫を失った絵津子は同じ未亡人同士ということもありナースの由乃と自宅の二階で暮らしていたが、二人の知り合いである女教師の夏美の紹介で受験に失敗した教え子の弘明を一階のワンルームに住まわせることに。ある日絵津子は雨に濡れた弘明を自宅の浴室に招いたが、自分の下着でオナニーしていたところを由乃に見付かって逃げ出したと知り、その夜に弘明の部屋を訪ねて誘惑し童貞を奪ってしまう。元々弘明に対して弟のようだと可愛がっていた由乃もまた関係を結び、引っ越して来た夏美もまた同じように結ばれてしまい…。


【登場人物】

間宮弘明
18歳。大学受験に失敗し、現在は予備校に通いながら浪人生活を送る。高校時代の担任であった夏美の紹介で実家を出て一人暮らしを始めている。文武両道の厳格な父親と出来の良い二人の兄とは違い、細身で中性的な容姿と内向的な性格の持ち主。童貞。

千堂絵津子
38歳。大学教授の未亡人で、現在は由乃を同居させているのと共に、階下のワンルームを賃貸物件として貸し出している。夫が入院し亡くなった際に担当していた由乃と知り合い、彼女を介して夏美とも仲良くなり、後に空き部屋を貸すことに。Eカップの熟れた肢体で面倒見が良く、社交的な性格もあってか由乃や夏美から慕われている。

雪村由乃
25歳。大学病院に勤務するナース。闘病生活の末に亡くなったミュージシャンと恋愛の末に籍を入れていたが、男性経験も彼一人だけと貞淑で生真面目な性格。Bカップでショートカットの似合うスレンダーの美女。三人のなかで弘明が最も女性としての想いを寄せている。

鈴崎夏美
29歳。弘明が通っていた高校の担任教師。彼の兄たちの担任でもあったが、気弱な弘明に対して世話を焼き家庭環境から切り離すべきと絵津子の物件を紹介した。亭主関白な夫を事故で亡くした。後に絵津子の強い勧めもあって弘明の隣の部屋に引っ越している。生徒を刺激しないようにと、えんじ色のジャージとセルフレームの眼鏡にポニーテールと色気を全く感じさせないが、小柄な割にはFカップと女らしい身体付き。


【展開】

予備校からの帰りに雨に濡れた弘明を見て絵津子が自宅に招き入浴するように勧めるが、うっかり弘明が脱衣場の洗濯物の中に女性の下着があるのを目にしてしまい、派手な赤色だからと勝手に由乃の持ち物だと思い込み匂いを嗅ぎながらオナニーしてしまう。そこへ全裸の由乃が脱衣場に来て変態呼ばわりされ、弾かれるように自室に逃げ帰りしたことに悔やんでいると、夜になって絵津子が訪ねて来て叱られるものだと覚悟する。しかし絵津子は童貞の弘明の為にしてあげると言わんばかりに誘いを掛け、手扱きや口唇奉仕で連続射精に導くだけでは収まらず、シックスナインで快感を高め合うと正常位で中出しを受け入れるのであった。

弘明は事件から二週間が経ち絵津子との逢瀬を繰り返していて由乃に発覚しないように避けていたが、そんななか由乃が訪ねて来て恥をかかせされたのだから自分も裸になりなさいと難題を突き付けられる。当然緊張していては勃起ペニスになる筈もなく、由乃が口でしてあげると言って奉仕を始めた上に着衣のままならと四つん這いになられては、弘明も自分に寄せられた好意に気付かぬ訳がなく後背位でのセックスの末に中出しする。絵津子とのレッスンの甲斐もあって絶頂に導いたものの、弘明は満足出来ぬと由乃を裸にして男上位のシックスナインで互いの秘所に塗りたくったクリームを舐めながら相互絶頂すると、休む間も与えずに屈曲位にして再び中出ししてしまう。

二人の未亡人と関係に陥って数週間後空室になっていた隣の部屋に夏美が越して来ることになり、弘明は荷解きの手伝いに来たものの荷物の段ボールの中に大人の玩具が沢山入っていたのを見て意外な一面を知ってしまう。夜になり夏美に夕飯をご馳走になったがどうも酔った勢いもあったのか、突然好きな人でも出来たのと絵津子や由乃の話を振られて答えに窮しながらも勃起してしまい、それを夏美に見咎められ股間を足の裏で踏み付けられる。そして弘明が二人とセックスをしたと言っても夏美は納得するどころか嘘つき呼ばわりされ、罰として口だけで足への奉仕を要求されるが、夏美がジャージ越しに秘所を濡らしていると指摘すると態度を一変させたのを見て彼女の本質はマゾなんだとほくそ笑む。
絵津子や由乃とのセックスで経験を積んだ弘明は堕ちたと確信し、いつもは強気な女教師を言葉で責めながら潮吹き絶頂させ正常位で気を失わせるほどの快感を与えると、休む暇などないと言わんばかりに騎乗位にさせ跨がるように命じて中出しする。それでも弘明の支配欲は満たし切れず疲れから目覚めた夏美がトイレに行きたいと言うのを制止すると、夜の公園に連れ出しローター弄りをさせるが、トイレの鍵が施錠されているのを見て夏美は座り込んでしまう。恥ずかしい姿を見られたくないから一人にしてと懇願する女教師に対し、弘明はイラマチオしてイカせたらと条件を出したものの、流石に夏美も限界に達しお漏らししながら飲精してしまう。

数日後由乃が夜勤で不在にした日に絵津子から連絡を受けた弘明が千堂家を訪ねると、リビングで口唇奉仕の受けた後にアナル舐め手扱きで射精させられ反撃を誓い彼女をソファーへ押し倒すと、指ピストンで潮を吹かせてしまう。力が抜けたところで四つん這いにすると、用意したディルドウも使っての二穴責めでアナルにペニスに挿入し射精するのであった。そんな三人とのセックス体験で自信を強めた弘明は、ある日新しいナース服を見せるからと由乃の誘いのメールを受け取り部屋で待つが、何とその前に夏美がやって来てしまう。悪巧みを思い付いた弘明は一旦夏美に隠れるように言うと、訪ねて来た由乃にはナース服のまましたいと椅子に拘束しM字開脚させ、夏美を呼び出すと女同士のプレイが見たいと命令する。
夏美が由乃の秘所に触れたり舐めたりして快感を与えている姿を見せられると弘明の嗜虐心に火を付けたようで、四つん這いになっている夏美にバッグで挿入すると女同士先にイった方が負けだと告げ、女教師のお尻を叩きながら容赦なくピストンし絶頂に導く。遅れてアクメした由乃には顔射すると、ご褒美だと言わんばかりに騎乗位での性交を命じ、夏美には玩具を与えて三者三様に快感に至るのであった。

増長を続ける弘明は夏美と自分の歓迎会で絵津子に招かれ、由乃も含めた四人でパーティーを開くことになるが、由乃との3P以来玩具も取り上げられすっかりお預けとなっていた夏美から早速四人でしたいのなら協力するからと甘えられる。おかわりのワインを買い出しに由乃が出掛けている間に夏美が挑発し、釣られて誘いに乗った絵津子も加わって二人掛かりでの口唇奉仕で射精するとそこへ由乃が戻って来てしまう。夏美の挑発はそれで終わることはなく四つん這いになって交わり二人を誘うように喘ぐと、絵津子は自分も抱いてと加わるが由乃は微動だに出来ずにいた。
絵津子は後ろも経験済みだと夏美に唆すとディルドウとローターを絵津子に使いながらレズ奉仕させ、弘明は二人が喘ぐのを楽しみながら女教師に中出ししたものの、絵津子の尻穴に入り込んだローターが抜けなくなってしまう。助けを求められて由乃が抜いてあげようとするが、童貞を捧げられたのが自分では無いことを知ると意地悪をするように焦らし、立ち直った弘明を唆し二穴責めで絶頂させてしまう。立て続けに三度の射精をして力尽きた弘明が目を覚ますと、絵津子の寝室のベッドに四肢を拘束されていることに気付くが嘘をついて由乃を怒らせたのに気付くのには遅すぎたようである。身動きが取れない弘明の顔に夏美が股がり、絵津子は乳首を愛撫し、由乃は前立腺を刺激して強制的に勃起させてしまう。弘明から自分に出したいという言葉を引き出した由乃は尻穴を弄る指を絵津子と交代すると、馬乗りになってペニスを挿入すると射精を受け止める。

夏期講習の予約を済ませて帰宅した弘明は夏美の誕生日だからと千堂家を訪ねると、主賓の夏美と由乃の口から過激なおねだりをされて困った表情を浮かべるが、絵津子はあまりいじめては可哀想だと言いながらも二人に同調する。三人の未亡人にこれからペットにされるのだと戦慄を覚えつつも、弘明の股間はそれを期待するかのように屹立させていたのだった。


【レビュー】

誘惑作風と凌辱作風を往き来する作者の最新作は、題名に【痴女】と出して「みぼうじん」とルビを振っているように、大学受験に失敗した主人公【弘明】に対して三人の未亡人がショタコン的な愛情を見せながら誘惑を仕掛ける官能作品である。こう書くと一時のフランス書院文庫で流行った甘々でベタベタな誘惑合戦を想像されるかもしれないが、先に述べたように凌辱作風も手掛けた経験を踏まえてか、硬軟織り交ぜた展開に妙味を感じさせる仕上がりとなっている。

・気品溢れる未亡人【絵津子】(38歳)
浪人生活で一人暮らしを始めた主人公の階上で暮らす大学教授の未亡人かつ大家さんで、雨で濡れた主人公を家にあげて入浴させてしまい、洗濯物をうっかり覗かれて…というのがきっかけである。その悪戯を見られてはいけない人に知られて傷付いた主人公に対して、「童貞をもらう」というオーソドックスな誘惑展開により関係を結んでしまう。

・生真面目な未亡人ナース【由乃】(25歳)
主人公の悪戯を見てしまったのが他ならぬ由乃で、絵津子と関係を結んでいるとは知らずにさぞかし恥ずかしい思いをしたことだろうと心配し由乃が訪ねていくが、初めは年長者の余裕を見せていたものの性体験自体が一度きりという拙さもあり思わぬ反撃を受けてしまう。

・見掛けは女王様気質の元担任教師【夏美】(29歳)
主人公の隣室へ引っ越して来たが気弱で一人暮らしの世話までしてあげたはずの彼の態度に余裕を感じさせられ、未亡人たちと関係していると聞かされて女王様同然にいたぶろうとするも、本質は逆のM女だと見抜かれ調教されて若き暴君の虜になってしまう。

1章1ヒロインという紋切り型の序盤は主人公が絵津子の手解きもあって女性経験値を上げていき、経験が少ない由乃や本質的にマゾっ気の強い夏美を堕とすのにもさほどの苦労もなく、その増長ぶりを見てもしや誘惑展開に見せ掛けてのダークな展開かと予感させるのが中盤からの流れである。彼の立てたハーレム計画により絵津子にも荒ぶる一面を見せて後ろの「初めて」を奪い、夏美を使って由乃へレズプレイを仕掛け更に絵津子をも巻き込んでいくのだが、嘘をついたことがバレてしまい予期せぬ反撃を食らうのが終盤である。

主人公の気弱な本質はそうそう変わる訳でもなく、痴女(未亡人)たちにペットのように可愛がられるくらいの方がこのタイプらしいし、荒ぶる描写からの落差もあって良い読後感を得られた。Sっ気がありながらも実はいじめられるのが好きというヒロインの倒錯性は本作でも健在であり、増長ぶりが気になっていた主人公に対しても最後に「お仕置き」がなされており、個人的な好みに合致していたので本作を高評価としたいと思う。

DSKさんのブログでも本作をご紹介なさっています。
2017/4/26 発売僕の家には三人の痴女〈みぼうじん〉がいる著:香坂燈也、フランス書院文庫→ Amazonはコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。「先っぽ、ぬるぬるよ。私で興奮してくれているのね」「いいわよ、きて……キミの童貞、もらってあげる」「またがってもいい? もっと私で気持ちよくなって」未亡人ナース(25)、未亡人教師(29)、未亡人大家(38)抑えきれない淫情に身を焦がしていた可愛すぎる痴女に、翻弄さ...
僕の家には三人の痴女〈みぼうじん〉がいる(著:香坂燈也、フランス書院文庫)

tag : 大学生主人公 熟女限定

香坂燈也「一家調教 未亡人と令嬢姉妹」

香坂燈也「一家調教 未亡人と令嬢姉妹」
(フランス書院文庫、2016年9月、表紙イラスト:川島健太郎)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

悪交を繰り返し遂には警察沙汰寸前の事件を起こし、父親の命令で郊外に住む叔母の美弥子の元に預けられた将斗だったが、近親であっても魅力的な母娘三人と同居という環境は青狼に取っては格好の狩り場に過ぎない。美弥子を手始めに結婚間近の従姉の楓も襲うが、唯一彼の弱味を握っている菜々が秘密の関係に気付いてしまい…。


【登場人物】

宇多将斗
21歳の大学4年生。父親は都内でドラッグストアーチェーン店を展開しており、甘やかされて育ったせいもあって女癖が悪く遂には事件を起こし、父の命で美弥子の元に預けられている。楓に執着し6年前には凌辱しようとしたがその前に菜々に発覚し、土下座させられた屈辱的な姿を写真に撮られている。

里中美弥子
42歳。料理教室を主宰しており、16年前に夫を亡くして以来郊外の自宅に暮らしながら女手一つで二人の娘を育てている。田舎育ちの世間知らずで男性経験もあまりなく、貞淑な印象を与える。Dカップ。

里中楓
22歳。美弥子の長女でOLだが、3ヵ月後に年上の外務省官僚との結婚を控えており、そのままアメリカで暮らす予定である。長い髪に優雅な振る舞いを見せるお嬢様タイプで、Cカップとスレンダーながらもスタイルの良い身体付き。従弟の将斗が自分を性の対象として見ているのに気付かず、凌辱未遂の件も本人は知らぬまま。

里中菜々
18歳。美弥子の次女で大学1年生。写真に興味を抱き、芸術大学へ進学している。楓の凌辱未遂の事件を起こすまではお兄ちゃんと呼んで将斗を慕っていたが、事件以来男性不信に陥っている。ショートカットで普段は色気のない服装だが、実はFカップでメリハリの付いた女らしい身体付きを隠しているだけ。処女。


【展開】

叔母の美弥子の元で謹慎生活を強いられていた将斗は機会を窺っていたが、ある日の朝美弥子と二人きりになった際に勃起を見せ付ける。楓への執着を口にし手扱きさせるが、そこへ駅まで妹を送っていった彼女が帰宅し痕跡を誤魔化そうと浴室に逃げた美弥子を追って、密室状態のなかで服を脱がし裸にすると言葉責めにしながら指ピストンで絶頂へ導く。そして再び二人きりになった別の日に凌辱すると告げると流石に美弥子が寝室は嫌だと拒否したため、わざと楓の部屋に連れていくとベッドに四つん這いにさせて交わり中出しするのであった。

数日後美弥子へのプレゼントを買うと言葉巧みに楓をドライブに誘った将斗は、量販店に向かうとアダルトグッズの売り場でわざとバイブを見せて恥じらう姿を楽しむ。そして帰路に向かう途中で車を停めさせると後ろ手に手錠を掛けて車外で玩具を使い快感を与えた後、郊外の薄汚れたラブホテルに向かわせる。お嬢様育ちの楓が嫌そうな態度を見せるのも刺激になると将斗はほくそ笑み、彼女を四つん這いにして交わるものの中出しをしないなら何でもするという言葉を引き出すと、口内に精を放ち一滴残らず飲ませて自己満足に浸る。

一方美弥子は最初の凌辱以来二週間も将斗が手を出さないことに安堵するものの、そんな彼女の心を見透かしたかのように将斗からリモコンを渡され、抱いて欲しいというサインを送るためのものと信じ込む。目の前で将斗が楓に露骨な行動を起こすのを見ると娘を守るつもりでリモコンを操作するが、実は楓に仕込まれていたバイブが作動させるためのリモコンで、楓が快感に耐え切れずにリビングから逃げ出してしまう。
美弥子が後を追うものの将斗に書斎へ連れ込まれ、そこで楓があられもない姿で拘束されているのを目にすると、言いなりになって娘と逆向きに跨がって自ら挿入をおねだりする羽目となる。娘が絶頂する前に将斗を射精させねば罰を与えられると美弥子は必死になるが、それでも楓が玩具責めで一足早くイってしまう。将斗は楓の拘束を解くと宣言した通り罰を与えると肛内にローションを注入してからアナル処女を奪い、美弥子には自らの尻穴を舐めるように命じると興奮した末にぺニスを抜き彼女の美貌に精を浴びせる。

そんな関係がふた月も過ぎたある日母や姉の様子がおかしいと異変に気付き始めた菜々は、予定していた写真旅行がキャンセルになり自宅に戻ると、リビングで二人が将斗の言うままに交わっている姿を見て身体が反応したことに動揺を隠せない。それでも二人の顔が分からぬようにぼかしてシャッターを切るとその晩に将斗の元を訪ね、六年前の悪事の際に彼に土下座させた姿と今回の乱交の写真を切り札にして伯父に悪事を報告したと告げ、今すぐ姿を消すように命じ追い払うのであった。

しかしそんな菜々の努力も、1ヵ月が過ぎたある日講師の代行で上京した美弥子が将斗に連絡を取り、ホテルで会う約束をしたことから全ては水泡と化す。母の行動に気付き後を追って来た菜々は部屋に乗り込むが、間隙を付かれて張り飛ばされると脚を拘束されてしまう。処理していない腋下の匂いを嗅がれたり、馬乗りでパイズリさせられて顔面に精を浴びせられたりと女として扱われることに激しく羞恥する菜々。更に将斗は玩具責めで不覚に陥った美弥子を逆向きに跨がらせると菜々の処女を奪い、中出しだけは止めてと懇願する美弥子の口内でフィニッシュする。

結婚式を翌日に控えた夜楓は母と妹に花嫁姿を披露しようと部屋にやって来るが、父の代理で参列することになった将斗が菜々をまんぐり返しにしてベッドに拘束していたところを目の当たりにする。妹を助けようとして前のめりに倒れた楓は将斗にドレスの裾を捲られ濡れていると指摘されると、調教されていた頃を思い出し言われるままに四つん這いになり剥き出しの妹の秘所をクンニしながらアナルを弄られながら菜々を絶頂へ導く。
楓の膣内からアナルへ挿入し射精した将斗はシャワーを浴びると、達したままもの欲しそうにしていた菜々の拘束を解きぺニスを汗まみれの腋に挟んで口唇奉仕させ正常位で貫くと絶頂へ導くが、そこへエステに行っていた美弥子が帰って来る。娘たちの犠牲を口にした美弥子は私だけを抱いてと告げ、大胆にも将斗のアナルを舐めて更には前立腺を刺激して果てそうになる寸前まで追い込むと、初めての騎乗位であられもない姿を見せ付ける。母の痴態に煽られた楓は将斗に顔面騎乗して秘所を唇に押し付け、菜々は母と将斗の結合部に舌を這わせて二人の快感を引き出すのであった。


【レビュー】

2015年3月のデビュー以来本作で五作品目、しかも2016年はアンソロジー「異常な世界 あなたの知らない官能小説」ではベテラン作家陣に混じっての短編と明らかに一押しといった雰囲気が漂う新進気鋭の作者による最新作は、「調教旅行中 新人女教師、熟女教師、兄嫁教師と」以来の凌辱作品である。

誘惑作品から凌辱作品、またはその逆と作風が二転三転しておりこれは「両方で書けるように」という作者の意気込みなのか、それとも出版サイドの要望なのか分かりかねるところではあるが…。いずれの作品においても共通するのは「主人公のS性とM性の両方を引き出すヒロインたちの倒錯性」という点であり、本作でも責め一辺倒の主人公が終盤ではヒロインたちに快感を与えられる(前立腺弄り)という描写もあるので、意図したものではないかと思われる。

本作は王道的な(フランス書院文庫的)凌辱作品を指向したようで、従姉の楓への執着もあることながら叔母の美弥子や従妹の菜々に対しても言葉や玩具を使ったいたぶり方、また母娘(あるいは姉妹)でレズプレイを強いた変則的な3Pと倒錯した性交描写は濃厚である。但しこれは個人的な意見としてだが、プレイに凝りすぎて一読して状況が掴みにくいところも感じられたので、もっとシンプルな形でも良かったかもと思うところである。

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香坂燈也「おいしい家政婦母娘 秘密のお仕事」

香坂燈也「おいしい家政婦母娘 秘密のお仕事」
(フランス書院文庫、2016年4月、表紙イラスト:川島健太郎、白表紙版:新井田孝)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)




【あらすじ】

浪人生の和哉は両親の海外赴任に伴い半年間一人暮らしをすることになり、派遣された家政婦がクラスメイトの結衣の母親である千津だと知る。熟女好きが高じて彼女に性的興味を抱くが、ある日千津に恥ずかしい場面を見られてしまい関係を持つことに。

【登場人物】

蓼科和哉
18歳。大学の付属高校に通っていたが、3年の時に怪我によりスポーツ推薦枠を取れずに浪人している。半年間両親が海外赴任により留守にする為、家政婦として千津に来てもらう。熟女好きな一面がある童貞青年。

泉千津
32歳。家政婦の仕事は長く派遣先の一軒だった画材商の夫と知り合い8年前に結婚へ至っている。一度は家庭に入ったが夫が入院し家計を支える為に働き始めている。義娘の結衣とは夫の意向もあり微妙な関係。Cカップで30代を思わせないほど若々しい。

泉結衣
18歳。成績は学年トップクラスの優秀な生徒だったが引っ込み思案な性格で、クラスメイトの和哉に想いを寄せていたものの告白出来ずに卒業し、一念発起して洋菓子店でメイド服を着て接客のアルバイトを始めている。男性経験は無い。

倉橋梨紗
27歳。蓼科家の隣の邸宅で暮らす元バレリーナの美女で、引き締まっている割にバストやヒップの肉付きは良い。バレリーナを引退してからは自宅をスタジオに改装し、子供たちにバレエを教えている。和哉に対しては隣のお姉さん的な接し方だが、性的には積極的でかき回すのが好きなタイプ。

【展開】

蓼科家に赴任の挨拶に千津だけでなく結衣も現れて和哉は二人が母娘にしては若いなと思いつつも、結衣が顔を赤らめて立ち去るのを唖然として見送る。早速家政婦の仕事を始める千津に見とれるが、無防備にも四つん這いになってベッドの下を掃除している時にパンティが覗き見えてしまい、興奮冷めやらぬまま洗濯物を干す姿を遠巻きに見ながら庭でオナニーしてしまう。その様子を梨紗に見られ千津が帰った後に来訪を受け、散々言葉なぶりにされながら口唇奉仕で射精に導かれる。

千津に対する想いを募らせる和哉は彼女が置き忘れていったエプロンに精を浴びせていたが、そこに彼女が引き返して来て恥ずかしい場面を見られてしまう。恥をかかせてはいけないと千津の気遣いで初体験をさせてくれると約束した和哉は、自室での手コキやバスルームでの洗いっこを経て、母親の寝室で彼女が騎乗位になっての交わりを経験する。そして千津は入院生活が続く夫への愛情が冷めていくのを実感し和哉の自宅に向かうと、次第に少年にのめり込むのを自覚しながら貪るような口唇奉仕や騎乗位で連続射精へ導くのだった。

ある日街中の洋菓子店を通り掛かった和哉は結衣がバイトで働くのを見て雰囲気が明るくなったことに気付くが、その数日後彼女が店の制服であるメイド服姿で自宅を訪ねて来る。最初に好きな人にその姿を見せたかったと遠回しな告白を受けた和哉は正常位にて交わるが、彼女がご主人様プレイを所望し主君になりきってお尻を叩きながらバックで貫く内にマゾっ気があるのを知る。

こうして和哉は母娘で二股を掛けることになるが、模試で高判定を得る千津もマゾの素質があるはずと確信しご褒美として裸エプロンを望み、隣家から死角になるはずの庭の隅で後背位で交わる。しかしその情交を梨紗に覗かれてしまい自宅に呼び付けられると、母娘との関係を白状させられた挙げ句に屈曲位で交わり、後ろの穴に指を入れられて前立腺を刺激されながら胸乳へ射精するのだった。

数日後結衣の外泊に合わせ蓼科家に一泊するつもりでシャワーを浴びた千津だったが、寝室にやって来るとそこには結衣が待ち受けていて、和哉に奉仕している最中だった。実の母娘だと思い込んでいて罪悪感を抱いていた和哉だったが、血の繋がりが無いと知って現金にもペニスをたぎらせると、結衣に騎乗位で跨がられて射精する。次は千津の番…という時に梨紗が現れ、場を仕切り気を失っていた結衣の敏感なスポットを弄る。その姿を四つん這いで千津と交わりながら見守っていた和哉だったが、梨紗にアナルを攻められて結衣にはペニスの根元を締め付けられ責め苦を味わいながら射精するのだった。

翌春和哉は大学に合格し一人暮らしを始めるが、週の半分は母娘や梨紗がやって来る生活を過ごす。そして金曜の晩帰宅した和哉はシャワーを浴びる間もなく二人の口唇奉仕を受けると、待ちきれぬとばかりに梨紗に跨がられる。千津は絶頂すると失禁する癖が付いた娘の身体と逆方向に跨がり舌で秘所を清めていたが、そこへ和哉がアナル処女を奪おうと挿入し腸内へ迸りを浴びせる。母親の舌で再びお漏らしをしてしまった結衣も含め、和哉は倒錯した快感を味わうのであった。

【レビュー】

両親の海外赴任で一人暮らしを始めた浪人生の【和哉】18歳だったが、派遣された家政婦【千津】32歳がクラスメイトの【結衣】18歳の母親だと知りつつ、熟女好きが高じていけない関係に陥るまでが前半の流れである。千津の夫は亭主関白で結婚の目的は無償の家政婦と捉えている節があり、義娘と親しくし過ぎないように干渉を受けていて微妙な立場である。そんな彼女が主人公の想いに触れ、羞恥も感じつつも身体を開いていく。

そのプロセスは早過ぎる気もしなくはないが、千津の義娘でクラスメイトの結衣は長らく主人公に想いを寄せていて、アルバイトをきっかけに性格が前向きになり店の衣装の「メイド服」を持ち出してご主人様プレイを求めて来る。継母に父親だけでなく主人公まで取られたくないと意地らしいのだが、プレイに至るまでの説明はやや不足気味に感じる。

そんな母娘と主人公との三角関係に割って入るのが、隣人の【梨紗】27歳である。性的な経験が豊富で三人を翻弄する隣のお姉さんだが、やや取って付けたような印象を抱く。「家政婦さんvs.メイドさん」の構図に倒錯的な彩りを添えていて主人公も弄られるのだが、ちょっとお邪魔虫な気もしなくはないのである。

王道的な誘惑作品の展開と、作者自身の拘りである倒錯的なプレイとの折り合いが付けばより良くなるのかなと思われるが、官能小説としての情交描写はもちろん濃厚である。デビューして1年で4作品の刊行と実績も兼ねているので、次回作以降にも期待したい。

tag : 大学生主人公 童貞 母娘丼 処女

香坂燈也「故郷の若未亡人vs.幼なじみの姉妹」

香坂燈也「故郷の若未亡人vs.幼なじみの姉妹」
(フランス書院文庫、2015年12月、表紙イラスト:新井田孝、白表紙版:村山潤一)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)

【あらすじ】

体調を崩して前の会社を退職し生家のある田舎に帰郷した良樹は、憧れのお姉ちゃん的な存在だった彩花と再会する。翌日幼馴染みの雪菜・藍姉妹とも再会したが、藍の健気さに負けて関係を結んでしまい、彩花への想いを貫くか迷う事に。

【登場人物】

仁坂良樹
25歳。食品会社に勤めていたが過労で倒れ、退職して郷里に戻って来た。実家は数年前に郷里から離れた所に移り住んでおり、現在は身寄りもいない状況。女性経験はある。

久沢彩花
32歳。高校を卒業し働き始めた造り酒屋の当主に見初められ結婚。小学生の息子がいるが、3年前に夫を亡くしている。かつては仁坂家の隣に住んでいて、憧れのお姉ちゃん的な存在だった。

野中雪菜
27歳。夫は地元信金の課長で出世頭と噂される。子供はいない。かつて仁坂家の近所に住んでいたが、引っ越ししてからは疎遠になっていた。腰まで伸ばした髪に気が強くワガママなお嬢様タイプで、小柄で色白で、凹凸が少なく未成熟な体型。

野中藍
23歳。雪菜の妹で昔から良樹の事を一途に想い続けていた。処女。高校を卒業する前から藍染めに興味を持ち、現在は実家から離れた工房で一人で暮らしている。姉と対照的に日に焼けて背が高く、付くところにはしっかりと肉の付いた魅力的な肢体。髪を短くしている。

【展開】

郷里にある生家に戻る途中で道の駅に寄った良樹は、販売店で酒を売る彩花と再会してその晩に久沢家を訪ねる。和服姿の彩花にそそられ性欲に任せて迫るものの、呆気なく手コキされて果ててしまう。罪悪感を抱き帰宅した良樹を見送ると、彩花は着物に付いた噎せるような精液の臭いを嗅ぎながら、亡き夫から与えられた玩具で熟れた身体を慰めるのであった。

翌朝朝から来客を受けて玄関を開けると、雪菜と藍の好対象な姉妹が姿を現し再会する。数日後良樹は彼女の運転する車で生活必需品を買い出しに行った帰りに工房に寄ると、度々生家の掃除をしていてくれたという藍の気遣いに感謝しつつ、彼氏も作らずに待っていたという告白を受け正常位で抱き破瓜へと導く。更に露天風呂で二回戦に挑んだ良樹は、彩花の事を気に掛けつつも逢う度に藍と関係を続けるのだった。

三週間後の週末に雪菜に連れられて山奥の祠にやって来た良樹は、突然彼女から昔を思わせるような有無を言わさない態度で迫られ、抱き付かれたままボクサーパンツ越しに勃起をしごかれて呆気なく射精してしまう。石段に横になり顔面騎乗されながら言葉責めに遭った良樹は早くも二回戦が可能な状態に回復し、雪菜に跨がられて膣内射精する。
そこへ染料を採りに来た藍と鉢合わせになるが、妹に対して挑発するかのような雪菜に振り回され、良樹はおしめを替えるような格好で尻穴を弄られながら藍の口唇奉仕で再び射精するのであった。

数日後良樹は自宅の回りに猪が現れ怖いからという理由で彩花の呼び出しを受けるが、挨拶もそこそこに居間で抱いて欲しいと迫られて騎乗位で交わる。正常位で二度目を済ませ浴室で洗いっこしていると、ふと彩花が口走った玩具の存在が気になり、仏間で後背位にさせると後ろの穴を玩具で弄りながらペニスを膣内に挿入すると、亡き夫に見せ付けるように繋がり彩花と結ばれたいと願う。

久沢酒造に雇われ彩花の奉仕を受けて帰宅した良樹だが、そこに雪菜と藍の二人が待ち伏せしており関係を見抜かれる。雪菜のレクチャーで藍から汚れたペニスを口唇で清拭され乳谷に挟まれて勃起すると、良樹は正常位で藍を貫く。更に雪菜が妹の顔面を跨いで巨乳の愛撫に専念し、返礼とばかりに藍は姉の秘所を愛撫する倒錯した状況に興奮した良樹は、藍を立て続けに失神絶頂へ導くと膣内に射精する。
相舐めで絡み合う姿勢の姉妹に再びたぎらせた良樹は、しきりに本番は妹としてと懇願する雪菜に挿入するが、狭い膣内の圧迫と藍の尻穴舐めで高められながらも危険日だと告げられ、藍の口内に吐き出すのであった。

翌週末良樹と共に夕刻の久沢家を訪ねた藍は、彩花に対し身体で決着を付けようと決闘を求める。2ラウンドで先に射精させた者勝ちというルールで、先攻の藍は良樹の尻穴に指を挿入して前立腺を刺激しながら口唇奉仕し、後攻の彩花は目隠しと手を縛りながら全身リップで奉仕して射精に導く。
姉と同じように飾り毛を落とした藍が上位になり積極的な相互愛撫を仕掛けられるが、良樹は既に時間は経っている筈だと彩花に尋ねる。自分では敵わないと白旗を上げた藍の求めで二人の愛の証を見せることになるが、彩花は唯一あげられる処女として後ろの穴を差し出し正常位で受け入れる。

来春から正社員として久沢酒造に採用される事が決まった良樹は、広報担当として時には姉妹の誘惑をはね除けつつ愛する人の為に奔走するのであった。

【レビュー】

今年の3月に「隣の独身美母(シングルマザー)」(誘惑路線)でデビューした作者は、8月に2作品目「調教旅行中 新人女教師、熟女教師、兄嫁教師と」(凌辱路線)、そして今回が3作品目で再び誘惑路線と順調に作品を重ねており、2015年デビュー組の中でいち早く抜け出した印象の気鋭の新人である。本作は仕事を辞めて帰郷した主人公が造り酒屋の未亡人、幼馴染みの姉妹の3人と相次いで再会するところから舞台は始まる。

主人公は未亡人と再会した夜に家に招かれ、我慢できずに身体を求め手で触れられ自失してしまうもののその反応は決して悪いものではなく、彼女の方も独り遊びしてしまう位で次に求められたら拒めないと感じる位好感的なのだが、未亡人としての背徳感は物足りず若干の安易さも感じた。
そんな主人公の前に現れるのが幼馴染み姉妹であり、姉に釣られたものの妹も元より好意を寄せていただけに、きっかけを作ると初めてを許してしまう。主人公も未亡人が好きだが、この時点では彼女の気持ちが分からないだけに幼馴染み妹の告白を受け入れる。因みに姉は自分も摘まみ食いしたいし、妹ならそれを許してくれるだろうというスタンスである。

しかし未亡人が自分を好きだと分かり身体の結び付きを得ると、姉妹には誠意を尽くして別れようと試みるが姉に翻弄される。妹は未亡人宅に乗り込んで主人公にどちらかを選ぶように迫り、身体で決着を着けようとするのはお約束である。意外にも複数プレイは姉が妹をけしかける時だけで、終盤も交代制なのである。最後は1人だけにしたのは、同じ月にハーレム要素の作品が多いからかは分からないが、純愛エンドに持って来たのは意外だと感じた。

幼馴染み姉の未成熟な身体付きと淫猥さ、姉に感化されて主人公の尻穴舐めを積極的に行う妹、夫に与えられた玩具と比べて久方ぶりに見た主人公の巨根の逞しさに溺れる未亡人のヒロインたちの乱れっぷりを見る限り、いきなりの終幕というよりはハーレム路線でも良かったのかもしれず、個人的にはありがちな熟女推しパターンだったのが少々不満の残るところである。

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香坂燈也「調教旅行中 新人女教師、熟女教師、兄嫁教師と」

香坂燈也「調教旅行中 新人女教師、熟女教師、兄嫁教師と」
(フランス書院文庫、2015年8月、表紙イラスト:新井田孝)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)

【あらすじ】

大学を出て旅行会社に勤めた英志は、会社から母校の修学旅行を担当するよう指示を受けるが、下見と称した古都へのプレゼン旅行で対応する3人の教師がかつての同級生や担任教師、兄嫁だと知り、自分の女にしようと目論む。

【登場人物】

桐英志
23歳。旅行代理店に勤める新入社員。出身校というコネを使用し、修学旅行を担当しようと目論んでいる。高校時代は金髪に染め素行の悪さで有名だったが、大学進学へ至っている。初恋相手の利恵が兄と付き合い淫らな一面を知ってから性格が悪くなり、女とはただ姦っては捨てるだけという歪んだ性癖を持つようになった。

深見千佳
23歳。主人公と同級生で今春から母校で1年生の副担任兼日本史の教師。高校時代は主人公とクラスメートで、「言いなり千佳」と揶揄されイジメの対象になっていた。大学生活で見掛けはガラッと変化したものの気弱な性格は相変わらずで、教え子たちからも舐められている。幼児体型でまだ高校生といっても通用するような外見。主人公に乱暴な扱いを受け男性恐怖症に陥り経験は無い。

沢田早苗
33歳。2年生の学年主任を務める国語教師。6年前の修学旅行の直後に大学時代の先輩と「できちゃった婚」しており、現在幼稚園児の娘がいる。夫との性生活は年数回ペースだが、男性経験が彼だけの為それが当たり前と思っている節も。「早苗ちゃん」と生徒から呼ばれているように、職務の割には巻き髪天然おっとり系の性格。今回の修学旅行の決定権を握る。3人の中で一番の巨乳。

桐利恵
28歳。主人公の3つ年上の兄の妻で、当時大学受験を控えた兄の家庭教師を務めていた。主人公の初恋の女性だが、性的な視線で見られていると知って嫌悪感を抱く。男性経験は夫のみで姉さん女房の為大胆な一面も。表面的にはクールで厳格な為、生徒からは「キリリ先生」と呼ばれている。Cカップ。

【展開】

修学旅行の下見で案内役を務める英志は古都へ向かう新幹線の中で、前の席に座る2人から見えないのを利用し横に座った千佳に過去の写真をネタに脅して口唇奉仕を要求し精を吐き出すと、トイレに逃げた彼女を追って後背位で彼女を犯してしまう。その夜利恵の機転で千佳と相部屋になるも、千佳が仕切りから覗いているのに気付き、秘毛を剃って言葉責めに遭わせながら騎乗位で貫く。

翌日毎年使っている旅館に泊まった一行だが、ここでも利恵の発案で教師たちは大部屋、英志は別室と決められてしまう。英志は高校時代を思い出し女風呂に乱入すると早苗を後ろ手に拘束してイラマチオ、正常位で中出しすると、腰紐を衣装代わりにして酔客の前で露出散歩させ、自室に入り四つん這いで交わる。

三日目も利恵の意見で宿坊に泊まる事になるが、電波が届かないからと利恵が英志のいる事務所にやって来る。不意に巡って来た僥倖を逃さんと夫婦のチャットを盗み聞きした英志は兄嫁を拘束すると、学生時代の鬱憤を晴らそうと彼女にイラマチオ、強制中出しする。一転して恭順したかに見えた利恵に求められ英志は縛られるが、すかさず反撃に遭い顔を殴られる。

利恵の意向で英志が担当から外されたとは知らず逢えないのを寂しく感じていた千佳だが、ある休日メールで学校へ呼ばれ職員室まで全裸で歩くよう命令される。そこで早苗も英志の奴隷になったと知り、アナル処女を奪われるのを目の当たりにする。同じ願望を抱いた千佳は担当する1年の教室に移動して、早苗に秘所を舐められながらアナルを貫かれるのだった。

数日後修学旅行の最後の晩に女子会と称して宿坊に泊まる事になった女教師たちだが、利恵は他の2人から放たれる妖しい雰囲気に飲まれ和装に着替えると暗がりでレズ行為を受け入れると、突然英志のぺニスを挿入され愕然とする。一度味わった奥まで届く偉容を思い出して身体の疼きに抗し切れず、屈辱的な言葉を吐かされた利恵は義弟を受け入れ朝まで犯される。
意識を取り戻した利恵は英志の運転するワゴン車の後部座席に乗せられ市街地に着くと、英志が買い物をしている間に帰国間近の夫と再びチャットをするが、義弟の知るところとなり路上駐車した車の中で犯され、更に生徒を引率した千佳にカーテンの隙間から覗かれながらアナルを奪われてしまうのだった。

【レビュー】

今春にデビューした新人の2作品目は、デビュー作品「隣りの独身美母(シングルマザー)」が典型的な誘惑路線であったのに対して、調教要素の極めて強い凌辱路線である。ここで指摘しておきたいのは、あらすじから見ると教え子の修学旅行の引率の合間かと思わせる節があるが、在校生だった主人公が下見に同伴し、同級生(千佳)、かつての担任(早苗)、兄嫁(利恵)と順番に関係を持つまでが前半を占め、肝心な修学旅行の描写は兄嫁を籠絡する仕上げに使われているだけに過ぎない点である。

いずれは誘惑も凌辱の両方が書けるようにとの思惑が有ったのか、2作品目にして誘惑から凌辱へ真逆の方向へ向かっているように見える。しかしデビュー作品の中においてもSっ気の強い娘ヒロインに唆されたとは言え、女教師に調教されていた主人公が一転して反撃に出て彼女がひた隠しにしてきた被虐性を目覚めさせる描写もあり、そうした作風自体はこの作者の得意とする所で単に切り口が誘惑なのか、凌辱なのかの違いとも言えるのかもしれない。

近年のフランス書院文庫らしく本作においても出だしから情交までが早い展開で、「言いなりで気の弱い」同級生、「天然おっとりで男性を知らない」担任の二人のヒロインの性格付けがあるとは言え、序盤は若干強引過ぎる感が否めない。しかしメインは「夫の影響でややマゾっ気がある」兄嫁であり、同居していた主人公は初恋の人であった彼女の別の一面を見て失望し、自ら発したもので汚した洗濯物を使わせるという執着ぶりを伺わせる過去も語られる。
そんな主人公に嫌悪感を抱き一度犯されただけでは堕ちる事も無く逆襲にさえ出た兄嫁は、終盤に先輩と後輩の二人の女教師の手引きで主人公に「身体の面では」従属せざるを得なくなる。但し心までは最後まで夫である主人公の兄への愛を貫き、主人公を嫌悪し続けている点は一貫しており、考え方によっては「嫌いな筈の男に孕ませられる」という寝盗り的な雰囲気とも言えるが結局尻切れに感じられた終わり方だった。

今後は誘惑路線回帰となるか凌辱路線継続なのか判断が付きかねるが、いずれの作風においてもまだまだ掘り下げる余地があるだけに、次の作品にも期待したいところである。

tag : 社会人主人公 処女

香坂燈也「隣の独身美母(シングルマザー)」

香坂燈也「隣の独身美母(シングルマザー)」
(フランス書院文庫、2015年3月、表紙イラスト:村山潤一)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)

【あらすじ】

2年前に引っ越して来た康子に興味を抱いていた翔太は、ある日ベッドの買い換えに伴い彼女が使っていたマットレスから放たれる匂いに発情してしまい、それがきっかけで康子と初体験をする。
ところが翔太に興味を抱いていた娘の瑞希や音楽教師の葵にも関係が発覚し、4人で仲良くする事に決めるのだった。

【登場人物】

葉山翔太
高校2年生で小柄で文系の童貞少年。両親と3人暮らし。瑞希とは同級生だが、好意の裏返しとは気付かずに女王様気質の彼女に対しては何処かで一歩退いた反応を示している。康子に対しては密かに思慕を寄せている。

岡野康子
39歳。葉山家の隣人で2年前に引っ越して来た。10年近く前に夫の浮気が原因で離婚。小児科のナースの仕事をしながら女手一つで娘を育てて来た。長い黒髪に垂れ目で和風な印象の顔立ち。巨乳。

岡野瑞希
高校2年生で翔太と同級生。康子のひとり娘で長い黒髪と父親似で目鼻立ちがくっきりした美貌と、長身でスリムな身体付き。吹奏楽部でフルートを担当している。普段は翔太に対してツンツンした態度を取っているが、好意を抱いている。処女

小宮葵
20代後半で翔太と瑞希が通う高校で吹奏楽部顧問と音楽を担当。白人の血が流れているせいか、ブラウン掛かった髪色で爆乳かつモデルのように背が高くスタイルが良い。ほんわかした雰囲気と美貌から男女問わず生徒から人気がある。
学生時代留学先の男と恋に落ち結婚していた過去があり彼の浮気が原因で離婚したが、約1年の夫婦生活において夫に仕込まれ被虐願望に目覚めている。

【展開】

ベッドの買い換えで康子からベッドの解体を頼まれた翔太はつい出来心でマットレスの匂いを嗅ぎ、若い性欲に火を付けてしまう。
翔太が勃起しているのに気付いた康子も自分が男を求めていると自覚し、正常位で少年の筆下ろしをするのだった。
瑞希の目を盗んでは情交を繰り返す2人だが、ある日吹奏楽部の演奏会をこっそりと見に来た後に帰宅し、2人の存在を不審に思った瑞希が先回りしてベランダから覗いているのに気付かず、岡野家の寝室で激しい情交をしてしまう。

数日後瑞希から康子との関係を追求された翔太はしらを切る事が出来ず、自分が代わりに性欲の捌け口になってあげると拙い奉仕をする瑞希の本心を知り、応えてあげられないと思いつつも騎乗位で処女を受け入れるのだった。
瑞希の様子から翔太と深い関係になったと察した康子は、自分だけを見て欲しいとの一心からサイズの小さい娘のセーラー服を着て興味を惹き、更に翔太から初めてが欲しいと後ろの穴を求められ独占欲を満たすのだった。

そんなある日瑞希を通じて葵から音楽室に呼び出された翔太だが、穏やかな口調で腕をあげた姿勢でソファーに横になると指先を縛られ拘束される。
事情の飲み込めない翔太に対し、再婚を間近に控えるも相手に問題があり独身最後の相手に翔太を犯したいと歪んだ性癖を告白した葵は、巧みな口戯や前立腺攻めで少年を悶絶させると騎乗位で跨がりあっという間に連続射精させる。
そこに不審に思った瑞希が現れるが翔太は爪先を舐めるように要求され再び勃起すると女王様と化した瑞希に変態と罵られながらも、一方で罰として彼女の秘所を口唇愛撫している葵に被虐願望が有ると知り四つん這いで後ろの穴を貫くのだった。

こうして高飛車な瑞希の気分に合わせ葵と3人で情交を繰り返すがそれが康子に発覚し、翔太が部屋を訪ねると週替わりで交わりシェアすると決めたと女たちから聞かされる。
納得のいかない翔太は自分のしたいようにすると瑞希を四つん這いにして貫き射精すると、それを見守っていた葵からクンニされ昂った康子に寝室へ誘われ、正常位で激しく腰を遣い失禁させるほどの快感を与える。
更に瑞希には康子と相互愛撫させるよう命じながら康子の裏穴に射精すると、自分も対等になりたいという瑞希の願いを聞き入れ、康子と葵に瑞々しい女体を愛撫させながらアナルにぺニスを挿入し射精するのだった。

翔太はセックスをする時は全員でと望み夏休み中なかなかスケジュールが合わずにいたが、ある日岡野家に集合しいつの間にか康子に主導権を奪われているのに気付きつつも、翔太は休む間もなく3人を抱くのだった。

【レビュー】

「官能大賞WC(ワイルドカード)編集部いち押し」と帯に明記された作者のデビュー作品。公式ホームページの記事から推測すると、第13回フランス書院官能大賞(2014年5月締め切り分)の選考落ちの作品をベースにしたようである。

前半部分は母性的な要素を持つ康子と高飛車でツンツンした性格の瑞希と母娘を渡り歩くショタコンめいた主人公を受け入れる展開だが、そこに音楽教師の葵が加わり彼女の秘密が露呈されると話の流れはうって変わり荒ぶる主人公の様相を呈して来る。

当初の応募作品がどういう展開だったかは推測するしか無いのだが、爆乳ほんわか系の葵の歪んだ倒錯に圧倒される主人公の喘ぎぶりは個人的には非常にツボに嵌まっていたし、直後に瑞希から言葉攻めに遭わされるのも良かったと思う。
但しこうした趣向はどうしても商業ベースではマニアックになりがちで 、やはり現実的に売れ線に持っていくとなると、葵の被虐願望を触媒に使って主人公に反撃の機会を与えた上で、ハーレム展開に導いていくのは自然と言えるのかもしれない。
プロセスはともかくとして、昨年デビューした天崎僚介氏や七海優氏のデビュー作品と似た纏め方に落ち着くという点においては、いかにもフランス書院文庫のお得意パターンなのかなと思う。

本作での康子、瑞希、葵の情交場面の割合は3対3対2、複数プレイに2といった比率で、極端な熟女推しでは無いので個人的には加点要素が高い作品である。濃厚な官能描写とそれを繋ぐ話の流れがスッキリ纏まると、完成度はより高くなると思うので今後に期待したい。

tag : 童貞 高校生主人公 処女 母娘丼 デビュー作品

プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

〈コメント〉
どなたでも書き込み自由ですが、管理人が許可するまではコメント欄に反映されないので、その辺りはご理解下さい。

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基本的にフリーですし、特にお知らせ頂かなくて構いません。

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