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相馬哲生「隣りの席の女【無理やり姦係】」

相馬哲生「隣りの席の女【無理やり姦係】」
(フランス書院文庫、2017年1月、表紙イラスト:新井田孝)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

妻と結婚して5年になる会社員の達彦は、オフィス・機内・映画館・帰宅時の電車と様々な場面で隣合わせになったヒロインの本質はMだと見抜き、言葉巧みに情交を迫っていく。

【登場人物】

東出達彦
30代?の会社員。社内では主任の立場にあり、出張で外回りもしている。妻と結婚して5年になるが、子供がいないこともありちょっとした倦怠期を迎えている。

島崎薫
23歳。達彦の勤務先に入社したばかりの新人社員。可愛らしく一生懸命なのだが、詰めが甘くそそっかしいミスを連発し厄介者扱いをされている。学生時代に付き合っていた彼氏に二股を掛けられ、しかも相手が親友と知って痛手を負っている。

吉川紗奈実
26歳。達彦が九州へ出張した際に、偶々機内で隣り合わせになったFカップの美女。父親が急病にかかって帰省したが、大したことはないと知って達彦に一緒に山笠を見に行こうとアプローチを掛けてくる。

深沢菜摘
30代?の未亡人。夫を亡くして以来気晴らしのつもりで映画を見に行くことが多いが、ラブロマンス映画の濡れ場でひとり慰めていたのを達彦に見咎められ関係に応じてしまう。

藤村ゆかり
31歳でアパレル系の会社に勤めている。付き合いの長い彼氏と良好な関係を築きつつも、仕事優先でなかなか逢えずにいて不安を抱いている。


【展開&レビュー】

オムニバス形式の作品なだけに更なる工夫が欲しい

ここ最近の著者の作品では、凌辱者である主人公がヒロインの弱みを握って関係を迫る「力ずく」な展開が多かったのだが、今回はタイトルからその「力ずく」を外している。妻と結婚して5年になる会社員の主人公【達彦】が、オフィス・機内・映画館・帰宅時の電車と様々な場面で隣の席になったヒロインの本質はMだと見抜き、言葉巧みに情交を迫っていくオムニバス形式の作品である。


一章:残業中のオフィスで新人女社員とふたりきりになって…(薫・23歳)
おっちょこちょいでミスを連発し、見た目の可愛さを帳消しにするほど他の社員からは厄介者の扱いを受ける薫だが、主任である達彦は彼女のフォローをするために残業していた。そんなある晩二人きりとなったオフィスで彼女が発したM性があるのかもという言葉に、達彦は脈があると感じて関係を迫り残業する度に定期的な関係へ発展する。

二章:出張中の飛行機でたまたま隣席になったFカップ美女と…(紗奈実・26歳)
出張で飛行機に乗った達彦は隣席に座った美女の手首に縄の痕を認め興味を抱くが、機内で寝込んでしまっている内に美女の勘違いで手荷物を持っていかれる。しかも残された彼女の手荷物にはSM雑誌が入っていて達彦も混乱するが、所用を終え空港に戻ると彼女が荷物を渡すために待ち受けていた。紗奈実と名乗る美女がまるで博多の山笠に一緒に行って欲しいかのような言動を見せたことから、達彦は脈ありと感じて夕食を終えると彼女を連れてラブホテルへ雪崩れ込む。

三章:映画館の暗がりで物欲しそうに見えた艶未亡人を…(菜摘)
外回りで時間に余裕ができたので時間潰しに映画館に入った達彦は、後部座席にいた女性に興味を持ちあえて隣席に座る。映画館は空いているのにわざわざ隣に来た達彦に嫌な顔ひとつせず、しかも濡れ場に合わせるかのように彼女が身体を震わせるのを見た達彦は、菜摘のせいで飲み物をこぼされズボンを汚されたとハプニングを装ってトイレの個室に連れていく。一人遊びを見せ付けるようなMの体質だろうと迫ると、個室の中で情交へ発展する。

四章:帰りの通勤電車、アクシデントで距離が一気に近付いて…(ゆかり・31歳)
序章で達彦は帰宅する電車の中で、たまたま隣に座ったモデル系美女のゆかりが居眠りをしていて、揺れに任せて体を預けてくるのをみて欲情を抱いていた。別の晩に車内でゆかりを見付けた達彦は隣席に座ると、またも体を寄せてくるのをこれ幸いと思い、電車が揺れた拍子にシャツに口紅が付いたと訴える。次の駅で大人しく付いてきたゆかりが従順なのを見て、達彦は他の女たちと同じように言葉巧みに迫り関係を結ぶ。

五章:妻とレストランで外食中、隣のテーブルの女と…(ゆかり)
薫や紗奈実、そしてゆかりと密会を重ねつつも妻との結婚生活を続ける達彦だったが、ある日妻とレストランで外食していると、隣の席にゆかりがモデルらしき美女を連れてやって来る。達彦は何故ゆかりが妻との食事の予定を知っているのかと動揺し、仕事の電話を口実に離席すると、ゆかりが追ってきてトイレで情交を及ぶ。隙を見て達彦の予定を盗み見たと告げるゆかりは他の女たちとは違い支配されるだけでは満足していない様子で、彼に新たな誘惑の話を持ち掛ける…。


タイトルにあるように「無理やり」な関係とまではいかず、一応はヒロイン全員がM性があって主人公がそれを鋭く見抜くとさほどの抵抗もなく情交に至るので凌辱作品と呼ぶのには無理がある。魅力的なヒロインが4人いて一人一章という制約もあってどうしても官能場面が急ぎ足になるのは仕方ないのだが、主人公がヒロインたちに奉仕を迫り堕としていくまでのプロセスはほぼ同じようで使い回しという印象が否めなかった。それぞれのヒロインたちも際立った魅力を持つまでには至らず、話がクロスすることもないので一層単調さが目立つのが残念である。

tag : 社会人主人公

相馬哲生「力ずくの蜜辱【彼女の母・彼女の妹】」

相馬哲生「力ずくの蜜辱【彼女の母・彼女の妹】」
(フランス書院文庫、2015年2月、表紙イラスト:村山潤一)

ネタバレ有り。御注意下さい。
2017年1月5日レビュー再編集。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

家庭教師の教え子である美少女の沙也香から告白を受けキスを交わした俊樹だが、その様子を母親の瑶子に知られクビにするだけでなく大学にも報告すると告げられる。追い込まれた俊樹は言葉巧みに瑶子に迫り関係を結んでしまいそれを沙也香の妹の優美に目撃されるが、優美がオナニーするのを偶々見付けた俊樹はここぞとばかりに反撃に打って出る。


【登場人物】

東條俊樹
20歳くらい?T大学に通い学年トップの成績をあげつつ、容貌も優れた青年。プライドが高く沙也香から告白を受けたばかりで彼女を大事にしようとするが、一方で気位の高い瑶子に並々ならぬ欲望を抱いている。土日に瑶子が在宅している時のみ、沙也香の家庭教師をしている。

佐伯瑶子
42歳。大手化粧品メーカーの管理職で、夫は中央官僚という恵まれた家庭環境にある中、家庭内で絶対的な権力を握っているプライドの高い女性。同年代の女性より若々しくスタイルが良い。Eカップ。かつて一度だけ火遊びをしたことを沙也香に知られ、俊樹にも弱味を握られる結果となる。

佐伯優美
俊樹より4つ年下の高校1年生で瑶子の次女。お嬢様学校に通い軽音楽部に所属し、おませな所がある小柄で未成熟な体つきの美少女。厳格な母親に秘かに反発し、姉に対しても劣等感を抱いている。性的な知識は大人並みだが処女

佐伯沙也香
高校3年生で俊樹の教え子。瑶子の長女で3年までバレー部で第一線で活躍し、聡明で溌剌とした性格でCカップの美少女。母親が不倫していたと知り、複雑な想いを抱いている。俊樹が家庭教師になり一目惚れ同然に好きになってしまう。処女


【展開】

ある日教え子の沙也香から部屋のなかで告白され、夢中になる余りにキスを仕掛けた俊樹だったが、どうやら瑶子が部屋の外から一部始終を窺っていたらしい。その翌日に俊樹は佐伯家に呼び付けられ家庭教師に相応しくないとクビを宣告されるが、このままでは自分の経歴に傷が付くし、何より瑶子が何かを期待しているように見えて俊樹は性奴隷になると恭しく迫り関係を結んでしまう。そして二週間が経ち俊樹は沙也香に課題を解かせている間、階下のダイニングへ降りると瑶子に迫り慌ただしく立ちバックで交わり、フィニッシュは口腔へ精を吐き出すのであった。

翌日部活を終えて帰宅した優美はリビングから聞こえた声に好奇心を抑えられずに中を覗くと、母が俊樹とセックスしている場面を目の当たりにしてモヤモヤを発散しようと部屋でオナニーを始めてしまう。そこへ情事を終えて沙也香の部屋に向かおうとした俊樹が声に気付き、優美に瑶子との関係に気付かれたと知り従わせてやろうと決意し部屋に乱入する。優美が大人しくオナニーの続きを披露すると俊樹は彼女の被虐性を感じ取り秘所を舐め回すが、それは嫌と拒まれてならば指を入れてやると流石に我慢の限界を迎え、指の代わりに剛直を挿し込み純潔を奪ってしまう。

瑶子と優美との綱渡りの二股生活を始めた俊樹はある日の帰りに瑶子が自宅まで車で送っていってくれることになり、密室の車内で瑶子に悪戯を仕掛けて発情させると高架下に車を停めさせ、口唇奉仕から騎乗位にさせて交わりを持つ。一方で優美とは図書館で勉強を終えた後にコーヒーショップに寄り、対面に座る少女の秘所を足指で責めると、多目的トイレに連れ込む。俊樹は優美に口唇奉仕を迫って射精すると、立ちバックにして中出し性交を果たす。

ある週末に瑶子は俊樹の求めに応じて沙也香の下着と制服を身に付けてイメージプレイに応じるが、娘を守るためという決意が不倫の罪の意識から逃れるための免罪符だっただけに、沙也香を演じさせられる内に次第に痴情を煽られていく。延々と続く秘所舐めに狂った瑶子は最早娘を演じていられずに挿入を求めると、屈曲位にされ胤付けされてしまう。

俊樹の欲望は留まることを知らず母娘3Pがしたいと考えて瑶子に優美との関係を仄めかすと、金曜日に沙也香の帰りが遅いのを利用して優美の部屋でブルマ姿になってオナニーするように命じる。娘との不適切な関係が事実だと知って瑶子は絶望に駆られながらも、優美の目を覚まさせようと必死に淫らな女を演じるが、逆に娘が意地を張って情交を求める始末。母娘を四つん這いに並べた俊樹は先に優美に激しく腰を遣って絶頂へ導くと、瑶子のアナルに狙いを向けぺニスを挿入してしまう。競い合うように自分にもと優美が陰核オナニーを始めるが…。

部活が早く終わり帰宅した沙也香は優美の部屋から母と妹、そして恋人の声が聞こえて来て怒りに任せて部屋の扉を開けるが、生々しい姿に凍り付いてしまう。沙也香を守るためと言いながらもまるで恋敵を遠ざけようとする母と妹に躊躇していると、すかさず俊樹からどうしたいと悪びれる様子も見せずに問い掛けられる。恋人を奪われたくないとの一心で沙也香もベッドに近付くと、俊樹の指や舌を受け入れ快感を自覚し始める。そしてベッドに横たわると母や妹の見守る前で、彼の剛直に貫かれ処女を失うのであった。


【レビュー】

これまで「力ずくの○○」の主題又は副題で年1~2作品ペースで作品を重ねる相馬哲生氏の新刊は、頭脳明晰な主人公が言葉巧みに恋人の沙也香の母親・瑶子や妹の優美を唆しモノにするのだが、「力ずく」なのは導入部までである。瑶子は初めから主人公の学歴の高さや外見の良さで娘の家庭教師を選んだ節があるし、優美も姉には敵わないけど彼氏を奪ってやろうという打算が感じられるからである。だからこその非「力ずく」なのかもしれないが…。

とは言え主人公も本命が沙也香であることに変わりなく、その代償行為として瑶子に娘のセーラー服や下着を着せてみたり、妹の優美にはブルマと体操服姿でイメージプレイをしたりと、その倒錯性は今から約10年前に活躍していた人気作家の作風に酷似しているように思う。よく見ればヒロインが感じて放ってしまう喘ぎ声や、ややぎこちない場面転換の仕方などいくつかの共通点も窺えるのである。

そのぎこちない場面転換とは終盤に母娘3Pの場面でありこれまで母娘視点だったのが、突然沙也香視点に変わったり、主人公視点に変わったりという目まぐるしさに現れている。相馬哲生作品ではこの視点切り替えがスムーズではないだけに、一読して場面を理解し難いところがあるので、もう少しコンパクトに纏めても良いのかなと思う次第である。






2017年も早々に相馬哲生さんの新作が刊行となります。




「仕事中ずっと妄想していたぜ、お前とのセックスをな」 隣席の美尻に手を伸ばし、新入社員の耳元で囁く達彦。
スカートを剥きあげ、23歳の秘唇に猛る硬直を突き入れる。 残業オフィス、出張中の飛行機、映画館、通勤電車……
隣りに居合わせた垂涎の美女を、俺だけのM奴隷に! 手を伸ばせば邪欲が現実に――ここは夢の楽園!



あらすじを見ても分かりやすいほどの凌辱作品ですが、この題名自体が無理やりのネーミングだと感じるのは私だけでしょうか…?

tag : 大学生主人公 母娘丼 姉妹丼 処女

相馬哲生「手をつないだ母娘は痴姦を拒めない」

相馬哲生「手をつないだ母娘は痴姦を拒めない」
(フランス書院文庫、2013年1月、表紙イラスト:川島健太郎)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)

手をつないだ母娘は痴姦を拒めない
相馬 哲生
フランス書院
2014-07-25




【あらすじ】

娘の莉乃の寝坊で女性専用車両に乗れなくなった志穂は背後から早瀬に痴 漢されてしまい、娘のいる手前声を出せずにいた。しかも早瀬は勤務先まで尾行し、オフィスで淫らな奉仕を要求する。更に行為をエスカレートさせた早瀬は、志穂をホテルへ連れ込み貞操を奪うが…。

【登場人物】

早瀬稔
32歳。食品加工会社で仕分けの単純労働に従事する派遣社員。締まりのない体から分かるように自堕落で引きこもりがちな生活も多く、小説を書いて食べていこうと夢見がちだがこれといって努力した様子は無い。女性との付き合いはない素人童貞だが、逸物は20cm級の巨根。

小坂志穂
39歳。3年前に夫を亡くし、生保会社の保険外交員として生計を立てている。ショートヘアでわずかにカールさせた知的な美貌と、Fカップの熟れた身体付き。娘が成人するまでは恋愛を封印するつもりでいる様子。

小坂莉乃
15歳の高校1年生。志穂のひとり娘で私立のお嬢様学校へ電車通学している。母娘寄り添って生きてきただけに甘えがちで、手を繋いで歩くことも少なくない。見た目は清純そうで乳房もCカップと大人しそうな印象。処女。


【展開】

ある日志穂は寝坊してしまった莉乃に合わせるために、仕方なく男性の乗る一般車両に乗り込むが、派遣社員として働き始めて出勤途中の早瀬に目を付けられる。背後から襲う凌辱者の指は遠慮なく秘所に差し向けられ、あまつさえ乳房まで揉む始末でエクスタシーを感じてしまうが、彼が途中駅で降車したのを見て安心する。しかし志穂が会社に着くと来客を装い早瀬が現れ、パーティションで仕切られているとはいえ、携帯で撮られた凌辱写真をネタに口唇奉仕を要求され精を飲まされる羽目に。

写真のデータ削除と引き換えに奉仕したはずの志穂だったが、翌朝娘のいる通勤列車で背後から早瀬に写真を見せられる。騙されたと後悔する間もなく再び凌辱され、素股のようにして秘所でペニスを挟んで射精に導くものの、途中駅で莉乃を見送ろうとしたところで再び早瀬が現れる。志穂をラブホテルへ連行し部屋に入ると早瀬は背後から犯し、自慢の巨根を駆使して快感を与えると、今度はベッドへ移動して騎乗位にさせる。避妊具を使わない生のセックスでかなりの上物とみた早瀬は、彼女の反応から堕ちたとほくそ笑むと今後は中出しだと命令する。

その頃莉乃は母の上気した表情に違和感を拭いきれず、学校で友人に痴 漢被害に遭ったと聞かされて母もされていたに違いないと気付き、今朝会ったばかりの早瀬が怪しいとターミナル駅で待ち伏せする。そして莉乃と出会した早瀬は志穂と付き合っているとぬけぬけと嘘を並べると、男女の機知に疎いだけだから経験してみてと言いくるめて列車の中で若い身体を蹂躙する。お漏らししそうという莉乃の自宅に上がり込むと、用を足させながらのイラマチオ、部屋に移動してのクンニからの処女喪失と発展し莉乃に対して自分の命令には絶対服従だと刷り込んでしまう。

週末を迎え映画を観に来た母娘を尾行して来た早瀬は、互いに関係は知らぬことを良いことに両隣りに母娘を座らせると、先に志穂に勃起を握らせて次に莉乃へは膝に手をやるように仕向ける。母の恋人と信じて疑わない莉乃は母の大胆さに驚きながらも自分も負けなくないとの対抗心が芽生え、口唇奉仕に移行した母とともに早瀬のペニスに奉仕し始める。
早瀬は堪らなくなって多目的トイレに母娘を連れ込むと二人に奉仕させるが、娘の純潔と引き換えにと嘘をつきアナルセックスがしたいと志穂に要求する。早瀬の命令に従って淫らなオナニーを始める娘を見て志穂は承伏するが、後ろでの交わりを終えて莉乃に毒牙を向けようとしているのを見て早瀬を突き飛ばし、娘を連れて逃げ帰るように帰宅する。

それ以降も早瀬の付きまとい行為は続き、遂には莉乃の授業参観まで同伴するほどになっていた。早瀬を諦めさせるには自分が淫らになるしかないと覚悟を決めた志穂は悪戯を仕掛ける彼を音楽室へ誘い、要求されるままに口唇奉仕や窓際での二穴性交に応じてしまう。しかし狡猾な早瀬は隙を見て莉乃を呼び寄せており、全てを見ていた彼女は元の貞淑な母に戻って欲しいとの一心から、立ちバックでペニスを受け入れると駅弁に体位を変えさせられ中出しされてしまう。

休日の朝まるで主のようにリビングに居座る早瀬を見て志穂は昨晩から三度の情交に応じているのにも関わらず、未だに莉乃に興味を抱いていることに不安を覚えていた。キッチンで求められたその時起床した莉乃が現れるが、母の気持ちを察することはなく寧ろ対抗意識を膨らませた娘は後ろの穴での交わりを求める。浴室に雪崩れ込むと早瀬は二人を競い合わせるが、プレイの一貫として二人でレズるように命じると、自分との時よりも仲良し母娘が激しく感じていて不安を覚えるが、結果として曖昧だった志穂の好意も得られ一安心するのであった。


【レビュー】

相馬哲生名義としては2009年12月刊行の「隣の妻・隣の娘【力ずくの和姦】」以来、約3年ぶりの長編となる。再出発に当たって初めて「力ずく」の付かない題名になってはいるが、基本的にはヒロインたちの弱味を握った主人公がなし崩しに性交を重ねては、自分に従わせていくというこれまでの展開に何ら変わりはないのである。

締まりのない体つきでいわゆるオタク系の容姿の主人公が平均以上の美貌の未亡人と可愛らしい娘の弱味を握り、嘘を並べ立てて堕としていく展開はある種のロマンでもあるが、読んでいてこんな稚拙な嘘で簡単に堕ちてしまうのは…という残念感も否めない。なかなか堕ちないからこその高嶺の華のような気もするし、あまり手を込ませると冗長になるようにも思えるしと悩ましい。個人的には久々だからこその新味に期待したいところではあったが、「いつもの定食」だからこその安心感を選んだのかもしれない。本作以降の作品の大半も、やはり相馬作品らしい安定ぶりである。

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相馬哲生「力ずくの隣人狩り【四匹の牝奴隷】」

相馬哲生「力ずくの隣人狩り【四匹の牝奴隷】」
(フランス書院文庫、2016年5月、表紙イラスト:新井田孝)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)




【あらすじ】

大学進学を機に兄夫婦の暮らすマンションの隣室に越して来た亮司だったが、兄嫁の詩織の身体を求めようとする獣欲をまずは隣人の美奈子に向ける。続いて美奈子の元教え子の里沙、詩織の友人のはるかの弱味を握り力ずくの関係を結ぶ。そして遂に詩織を抱く機会を得るが…。

【登場人物】

西尾亮司
19歳。大学進学を迎えたばかりの青年。5年前に両親を事故で失って以来、10歳年上の兄によって高校、大学と援助を受けている。事故によって社会全体に不信感を抱いて斜に構えたところがあり、根の部分はそれなりのワルである。20cmクラスの巨根。

松嶋美奈子
32歳。高校教師。亮司の隣室である401号室の住人で、何かと管理人に苦情を申し出たりと性格に難がある独身美女。かつて別の赴任先を探していた時に、里沙の家庭教師として勉強を教えていた。肉感的な身体付き。

野崎里沙
ミッション系の女子高に通う少女。父親は輸入家具を扱う商売人で、亮司たちの住むマンションの南側の向かいにある白亜の豪邸で暮らす。美奈子と出会ってから少しずつ社交的になり、恩人のように感じている。男子との付き合いはない。

山森はるか
26歳。亮司のマンションから見て北側の新興住宅地の一角にある住宅に夫と二人暮らし。生真面目だがエッチには熱心な彼によって被虐性を開発され、やや露出癖があるのを亮司に見破られてしまう。歳も近いことから詩織と仲良くなったばかり。

西尾詩織
28歳。亮司の兄嫁で3年前に結婚、亮司の隣室である403号室の住人。流石の亮司も兄には頭が上がらず、高嶺の華のような扱いで手を出せずにいた。

【展開】

亮司が引っ越して早々に兄夫婦による歓待を受けるが、そこへ美奈子から静かにして欲しいと苦情を言いにやって来る。詩織のいる手前従順そうな振りをしたものの、美奈子の気の強そうな振る舞いを見て堕とし甲斐があるなと決意する。一週間後隣室の兄夫婦が外出した際にわざと大音量でAVを流し、美奈子を部屋に誘い込むとスタンガンで気絶させ、下着姿にして四肢をベッドに拘束してしまう。盗聴器を使い二日前の夜のオナニーの話を切り出し、勤務先や教え子の名簿など全てを調べたと告げると、美奈子は弱味を握られ観念した様子で口唇奉仕や正常位での中出しを受け入れる。

美奈子が里沙と会っているのを見て亮司は反対する彼女のアナルを犯し、次の標的に定めると告げる。ある日三人で買い物へ出掛けると里沙を美奈子の部屋に連れ込み、睡眠薬を仕込んで眠らせると四肢をベッドに拘束する。目覚めた彼女にローターを使い羞恥を与え、10分間我慢できたら解放すると告げて舌と器具を駆使して陰核責め遭わせるて、降参を認めた彼女は拘束を解かれても抵抗を見せない。そして美奈子が部屋に入ると当て付けるかのように口唇奉仕を続け、破瓜の痛みに耐えて剛直を受け入れる。射精を迎える瞬間に美奈子から口に出してと求められ、亮司はリクエストに応えるのだった。

亮司は部屋の北側から山森家を覗くと、夫婦での交わりの際にいつもカーテンを開け放っていることから露出癖があると見抜き、次の標的に定める。宅配業者を装いスタンガンを使ってはるかを気絶させベッドに四肢を拘束し、目覚めるとバイブを使って秘所を、唇で乳房を愛撫して潮を吹くほどの絶頂を与える。拘束を解かずにパンティの股布をずらして挿入した亮司は彼女に中出しだけはと拒まれ外に出すが、浴室に移動して泡姫プレイを要求し騎乗位で交わると腰をガッチリ抑えて中出しし恥辱を与える。

亮司は隣人狩りの総仕上げとしてはるかを使って詩織を自宅に呼び出し、少し早い誕生日祝いだと美奈子も加えた三人で彼女にシャンパンを飲ませて眠らせる。タイミングを見計らいはるかの家の窓際で3Pを始めると、案の定詩織が薄目を開けて情交を見守っていることに気付きソファーに移動すると、彼女の顔面近くに剛直を近付ける。
詩織は夫から亮司が荒んでしまったのは自分のせいだと聞かされており、自分が代わりになればと覚悟を決め口唇奉仕や正常位での性交に応じてしまう。しかし暴走し始めた亮司がそれで満足する訳がなくある晩兄を睡眠薬で眠らせると、隣室で待たせていた美奈子、里沙、はるかを部屋に連れて来て三人でレズプレイを始めるように要求する。里沙まで巻き込んだのを見た詩織が自分が全て受け入れると告げると、亮司は思った通りだとほくそ笑み寝室へ移動するとベッドで眠る兄のそばに四人を並べて順に貫くのだった。

【レビュー】

創作20作品目を迎えた作者は、本作で初めてヒロイン4人が登場する長編作品を手掛けている。(短編集である9作品は除く)約300頁の分量で全4章立て、各章1人ずつ攻略というスタンダードな流れで手際よく纏めているのは、流石ベテラン作家らしいと感じる。
相馬哲生作品では30代~40代のうだつの上がらない中年男が多いが、本作では【亮司】19歳の大学生が主人公である。以前は素行が悪く兄の世話になっているが、両親を失って斜に構えているのもあり、悪ぶっているだけの青年と言えるだろう。

隣室401号室の住人:【美奈子】32歳(62頁)
引っ越して来た早々に単身で部屋に乗り込み、騒音を訴えてきた気の強そうな女教師。彼女の部屋を盗聴しひとり遊びの証拠を掴み、再び部屋に乗り込むように罠を仕掛ける。スタンガンで気絶させられて弱味を握られたらしく、比較的早めに堕ちる。

南側の豪邸に住む令嬢:【里沙】女子高生(101頁)
美奈子と親しくしているのを主人公に見付かり標的にされるが、美奈子が反対し後ろの処女を奪われる描写もあるので、実質的には80頁弱である。睡眠薬で眠らされて四肢を拘束され、美奈子が見守る中で処女を奪われる。

北側の新興住宅に住む兄嫁の友人:【はるか】26歳(50頁)
兄嫁の詩織に執着する主人公は次に彼女の友人であるはるかを狙うが、夫との情交の際に何故かカーテンを開け放っているのを見て露出願望があると見抜く。スタンガンを使って自宅に侵入し、四肢を拘束して…というのは美奈子と同じである。

隣室403号室に住む兄嫁:【詩織】28歳(79頁)
はるかという手駒を得た主人公は彼女の自宅に詩織を招き、目の前ではるかと美奈子と交わっているのを見せ付ける。主人公が荒んだ原因を知るだけに自分が身代わりになればと覚悟を決めるが、当の主人公は兄へのコンプレックスを晴らさんが為に際どい行為を要求する。

「力ずく」の作風を貫く為にきっかけは気絶させたり、眠らせたりして拘束してから情交を結ぶ形だが、本質的には主人公は悪ぶっているだけのような気がしなくもない。(終盤では兄を眠らせて詩織たちと交わるが、やはり世話になっている兄には頭が上がらないということか?見せ付けるだけの度胸は無いと思われる。)
だからこそパターンが単調になりがちで、兄嫁が最終目的とはいえ時には強く出てみるだけでなく、退いてみたりするなど何かしらの工夫が欲しかったし、肝心の彼女を攻略する描写が尻切れになっていて残念でならない。兄嫁さえ手に入れれば他の3人はもう用済みな扱いなのも同様である。フランス書院文庫では最近ヒロイン4人の作品が増えて来ているのだが、この分量でこの人数は1人多いかなという印象である。人数を減らすか、頁数を増やすか、作品の趣旨によって判断は異なるが、本作は前者の方であろうか。

tag : 大学生主人公 処女 4人以上ヒロイン

相馬哲生「隣の妻・隣の娘【力ずくの和姦】」

相馬哲生「隣の妻・隣の娘【力ずくの和姦】」
(フランス書院文庫、2009年12月)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)




【あらすじ】

隣に水樹母娘が引っ越して来て初めは興味を抱くだけだった森村だが、次女の麻奈から誘われ小悪魔な魅力に惹かれる。しかしその無防備な態度に森村はやり込めようと逆襲に出て処女を奪い、更に長女の綾音や母親の静佳にも手を出してしまう。

【登場人物】

森村篤郎
37歳。3LDKの賃貸マンションの一室に妻と二人で暮らしている。妻が不妊症らしく子供はいない。保健会社で顧客対応の相談係に就くしがない会社員。20cmクラスの巨根。

水樹静佳
37歳。夫の浮気に疲れて離婚を前提に娘二人とともに家を出て、森村の隣室に引っ越して来たばかり。優柔不断で流されやすく、一旦は引っ越ししたものの夫の謝罪を受け入れている。年相応に熟れた身体付き。

水樹綾音
18歳。静佳の長女で、日本人形を思わせるような整った美貌の少女。両親の不和を見るに付け男性不信に陥り、無愛想な態度を貫くあまり過去に男性とトラブルを抱えたこともある。麻奈とは別の名門女子高に通っている。処女。

水樹麻奈
16歳。静佳の次女。姉とは対照的に人懐っこい性格で、テニスが得意なスポーツ少女。その明るさの裏には近寄る男性を手玉に取っては何度も手酷く振って来ており、男性不信に陥っているとは自覚していない。スタイルが良く、乳房は大きめのグレープフルーツくらい。男性経験はない。

【展開】

ある週末森村は隣室に引っ越して来たばかりの水樹母娘と挨拶を交わし、麻奈に頼まれてショッピングセンターへ出掛けると、スポーツ売り場でテニスウェアの試着に付き合わされる。何処か誘うかの態度を見せる麻奈の魅力にすぐさま溺れた森村は、妻のいる状況でテレフォンセックス紛いのことをしたり、通学途中の電車で綾音がいる前なのにスラックス越しにペニスに触られたりする。

翌週末麻奈は森村からメールを貰い妻が不在だと言う彼の部屋を訪ね再び手玉に取ろうとするが、大人の世界を知りたくないかと性に関する書物を読まされ、燻った性感を煽るようにピンクローターを渡されて秘所を弄られながら絶頂する。用意していた防犯ブザーに怯むどころか挑発した罰を受けねばならないと森村にやり返され、麻奈はクンニされた後で正常位で処女を奪われ中出しされる。

一方通学途の電車の中で毎日のように見知らぬ男にチカン行為をされていた綾音は、触られる行為に特に感じることもなく無抵抗でいたが、ある朝にその行為を見咎めた森村からわざと誘っているのだろうと言い掛かりを付けられラブホテルに連れ込まれる。不感症の治療をしてやると口唇奉仕を求められたり、逆に秘所を舌で愛撫されると綾音は流されるままに正常位で犯され、対面座位から騎乗位に体位を変えられるが中出しは拒んだ為に顔面へ迸りを浴びせられる。

姉妹を籠略させた森村は麻奈を部屋に呼び出し、寝室のクローゼットに隠れているように告げると、先に来ていた綾音を連れ込み四つん這いにして貫き荒々しく攻め立てる。崇拝の対象だった姉も森村の虜になっていたと知って驚くが、麻奈は負けられないと奉仕に加わると、彼の目論み通りに姉妹で競うかのようにアナル処女を差し出され、麻奈から奪うのだった。

その頃静佳は麻奈の素行が乱れ始めているのに気付き、以前挨拶した時に貰った森村の名刺を見て携帯に連絡し、彼の部屋で相談に乗ってもらう。そろそろ静佳もと狙っていた森村だったが、彼女の方からモーションを掛けられてひとまず様子を見ることに。ところが麻奈から両親が復縁するみたいだと聞かされて力ずくでいくしかないと考え直し、静佳と会うなり綾音の淫行の現場を押さえたと嘘を付き、大事に至らずに示談で済ませた自分に誠意を見せろと迫り、関係を持ってしまう。

数日後麻奈がテニス大会で好成績を挙げると、森村は復縁した水樹家を訪ねてご馳走になる。予め静佳の夫に睡眠薬を仕込み効果が現れると、森村はリビングで口唇奉仕を求めアナルセックスに及ぶが、そこに娘姉妹がやって来てしまう。静佳に対して母親というよりも恋敵であるかのような姉妹の口振りに森村は二人とは終わりかもと覚悟するが、逆に貪欲に迫られる。それを見た静佳は娘たちに代わって何でもするからと告げ、中出しを受け入れるのだった。

【レビュー】

よく似た題名の「隣りの妻・隣りの娘【力ずくの情交】」という作品もあるが、こちらは両隣りの他人同士なのに比べ、本作は典型的な母娘丼という点が異なる。熟れ妻は夫の浮気に耐えかねて娘二人を連れて別居生活を始めたものの、隣人で妻帯者の主人公が当初手を出すのは次女である。その後に長女にも毒牙を向け、最後に本丸という具合に熟れ妻も巻き込んでいく。

全体的な分量から推察すると作者が描きたかったのは娘二人であり、熟れ妻はおまけ程度のように感じられる。というのも彼女に手を出すまでは存在そのものが希薄であり、いかにも取って付けた印象を受ける。いつの間にか彼女もアナルセックスを済ませていたり、何度も抱かれていたりと数行で述べるならば、単純に生意気な娘たちを堕とす展開でも良かったような気はするが…。

【参考作品】



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相馬哲生「力ずくの姦係 上司の妻・部下の妻」

相馬哲生「力ずくの姦係 上司の妻・部下の妻」
(フランス書院文庫、2009年7月)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)




【あらすじ】

しがない会社員の川原は社内で主流派とされる古森の依頼で娘の深雪の素行調査を行い、彼女の美少女ぶりに惹かれ弱味に突け込み処女を奪う。更に彼の後妻に当たる奈美にも毒牙を向け、昇進を機にかねてから狙っていた美人の元部下で人妻になったばかりの祐里子にも手を出してしまう。

【登場人物】

川原俊治
30代半ばの営業マンで、上司の古森の頼みで愛娘の深雪の素行調査を行うことに。肉体関係を結んだことでしおらしくなった深雪を更正させたと勘違いした古森により、後に課長に昇格している。独身だが女性経験は豊富な様子。20cmクラスの巨根。

古森深雪
17歳。古森のひとり娘で、若くして病死した先妻との間に産まれた。音大の附属高校に通い、フルートを専攻している。継母の奈美とはしっくりいっておらず、自らを汚すように友人たちとブルセラ紛いのことをしている。細身だが乳房は大きめのオレンジくらい。処女。

古森奈美
36歳。古森の後妻で昨秋に結婚している。ふっくらと肉付きが良く、男好きのしそうな肉体を持った美女。深雪が自分になつかないのを気に掛けている。

真島祐里子
29歳。課長に昇進した川原の部下である真島と結婚したのを機に家庭に入ったが、実直なだけの彼と結婚したのが不思議だと言われるくらい元々はやり手の社員だった。夫の弱味を握られ、かつて忌み嫌っていた川原と関係を結ばされるが…。

【展開】

古森に頼まれ深雪の素行調査をしていた川原だったが、友人たちとブルセラ紛いに下着を脱いで見知らぬ男に渡して金を貰っているのを目にする。深雪の後を追い電車に乗るとチカン行為を繰り返すが、彼女があまり抵抗しないと見るや途中駅で引きずり降ろしてラブホテルへ連れ込む。警察だと嘘をつき口止めにと口唇奉仕で飲精させた後で押し倒し、正常位から騎乗位にさせて処女を奪い、それから二度までも体位を変えながら中出しを繰り返す。

数日後川原は酔った古森を自宅まで送るが泊まっていけと命じられ、トイレを借りた際に深雪と遭遇する。身元を突き止めようとして客間に入って来た彼女に対して隠し撮りした性交画像を見せて脅迫し、再び関係を結んでしまう。翌朝洗濯物を洗おうとして奈美は深雪の下着に精液がこびり付いているのを見付け、更に置き忘れた携帯のメールを覗き見て川原との不適切な関係を知る。数日後奈美はオペラの観賞会を中座して自宅に戻ると、案の定夫婦の寝室で騎乗位で交わっているのを目撃するが、川原に唆された深雪も加わって犯されてしまう。そして深雪がアナルセックスで感じる姿を見届ける。

課長に昇進した川原は部下の真島が株のインサイダー取引にのめり込むように唆すと、その事実を掴んだ上で彼が出張している間に祐里子を呼び出す。彼女が真島の為に身体を差し出させるように話を持っていくと、川原は予約していたホテルの部屋に連れ込む。指ピストンだけで感じてしまった祐里子は正常位で貫かれ、対面座位からバックへと体位を変えられて中出しを求めさせられる。

翌昼まで犯され厚かましく自宅まで付いて来た川原との逢瀬が一度きりだと安堵した祐里子だったが、ある晩に夫が川原を自宅へ連れて来てしまう。タイミング良く睡眠薬を仕込まれほどなく眠ってしまった夫の横で、祐里子は性交画像を消す代わりにもう一度だけと川原に求められる。彼は口唇奉仕で飲精させると、古森母娘にも使った媚薬を秘所へ塗ると効果てきめんだった様子で、祐里子から騎乗位で求めさせる。更にソファに四つん這いにさせると、アナル処女も奪うのだった。

数日後古森のリクエストで若い女性を抱きたいと所望された川原は、交換条件として奈美とスワップをしたいと求める。ホテルのスイートルームで正体が分からぬように深雪を四つん這いにしてスタンバイさせると、古森はまさか実の娘とは知らずに前後の穴で交わり腸内へ射精する。川原も夫の面前で同じように奈美を抱いた後薬が効いて眠り込んだ上司を隣室に運ぶと、深雪が頑張ったでしょうと甘えて来るが、そこへ呼び付けていた祐里子が現れる。新たな愛人の存在に憤る古森母娘は我先にと競って川原に奉仕すると、祐里子も訳が分からぬまま流されて4Pに巻き込まれる。

【レビュー】

同じ作者の別の作品に「上司の妻・部下の妻【力ずくの情交】」というものがあり確かに題名はそっくりだが、決定的な違いを挙げるならば「上司の娘」である女子高生が登場し、意外にも主人公に協力し第二・第三のヒロインの攻略に手を貸している点である。実は本作が刊行された時点ではヒロインが三人の長編は(この作者としては)初めてというのもあるが、こうした流れは新鮮と言えるのかもしれない。

但しこの上司の娘にしろ上司の妻にせよ、当初は主人公との性交は嫌だと言っていた割には、意外にも堕ちるのは早いという気がする。何せ娘は二度目にして自分の秘所を好きに使ってくださいと言い、継母も娘の手引きで不適切な関係に巻き込まれたにも関わらず、次は4Pプレイと随分飛躍したような気もする。この間に昇進した主人公が部下の妻を攻略するが、また一からやり直し?という感がしなくはない。そこで主人公に取ってのメインは彼女であり、母娘がサブと考えると納得のいく流れでもある。

ただ話を始めに戻すと長編に転向して四作品目の割には、いかにも設定の使い回し感が窺えてならない。うだつの上がらない主人公だがシンボルはすば抜けて大きく、人妻たちを罠に貶めていく流れも似たり寄ったりである。及第点を目指した安定的な作りではあるが、主人公の設定など何か弾けたものが欲しいかなという印象を抱いてしまう。

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相馬哲生「力ずくの密会 隣人妻と女子高生」

相馬哲生「力ずくの密会 隣人妻と女子高生」
(フランス書院文庫、2008年6月)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)




【あらすじ】

会社員の古田は朝早く出勤するようになり、駅に向かうバスの車中で隣家の女子高生の亜沙美を見掛け、その瑞々しい肢体に惹かれ身体を密着させてしまう。更に彼女に無理難題を突き付けて処女を奪うと、今度は反対側の隣人妻・弥生にも毒牙を向ける。

【登場人物】

古田克典
41歳のしがない会社員。妻と13歳になる娘と3人で、最寄り駅からバスで20分位の住宅地で暮らしている。妻は近隣の主婦たちとの付き合いを優先して不在がちで倦怠感も漂うが、娘のことを大事に思い結婚生活を続けている。20cmクラスの巨根。

東条亜沙美
17歳。古田家の隣に住む女子高生で、海外赴任中の父と母親との三人暮らし。月に数回古田の娘の家庭教師で訪ねている。スレンダーな身体の割りに艶かしい身体付きだが男子との機知には疎く、それでいて友人たちの影響で性には興味を抱く優等生。

福山弥生
28歳。東条家とは逆方向の並びの古田家の隣人で、結婚して四年目になる。浮気性で外を出歩く癖のある夫の帰宅を待つ生活に飽きて、契約社員として働くようになった。子供はおらず夫婦での営みも倦怠がち。

【展開】

古田は梅雨時のある日の朝早くに出勤に向かうバスを待っていると、後ろから亜沙美に声を掛けられ久し振りに見た美少女の成熟ぶりに目を奪われる。満員のバスで彼女が放つ魅力に抗し切れずに身体を密着させた古田だったが、亜沙美も姿勢を変えることが出来ずにスラックス越しに勃起を触れる羽目に陥る。
その日の放課後に友人たちと無修正の洋ピンの鑑賞会の後でそのDVDを押し付けられた亜沙美は、帰宅すると朝に触れた古田の勃起を想像しながらリビングでオナニーする。そこへ妻子が不在で東条家を訪ねた古田が庭から現れ、いけない娘にはきちんと躾けなければならぬと言い掛かりを付けペニスをしごかせたり、秘所を露わにして舌で蹂躙したりする。衝動を抑え切れなくなった古田は、愛撫もそこそこに正常位で亜沙美の処女を奪い中出ししてしまう。

数日後古田はバスに乗り遅れそうになり芳しい薫りを放つ弥生と乗り合わせ秘所に触れようとした瞬間、偶然にも亜沙美に声を掛けられて断念せざるを得なくなる。出社は午後からだと亜沙美の向かう方向の電車に乗るが、そこへ彼女が好意を寄せている少年と出合い親しげな様子で話しているのを見て苛立ちを募らせ、途中駅で下車し亜沙美をラブホテルに連れていく。手錠で後ろ手に拘束すると少年との関係を問い質し制服を着せたまま正常位で交わるが、彼女がファザコンだと見抜くと騎乗位からバックへと体位を変えて再び中出しするのだった。

ある日の帰りバスの後部座席に座る弥生を見付け隣の席に座った古田は、夫からのメールを見て表情を曇らせる彼女の反応に脈ありと判断し一つ先の停留所の近くにあるラブホテルへ誘う。押しに弱い弥生は古田の要求を突っぱねることが出来ず、巨根に口唇奉仕すると正常位で貫かれる。対面座位から騎乗位、バックへと体位を頻繁に変えて交わる中年男のねちっこい腰使いに、弥生は中出しを拒めずに受け入れてしまう。

二週間後のある晩再び家路に向かうバスの後部座席で弥生を見掛けた古田は、厚かましく口唇奉仕を要求して飲精させた後でラブホテルに向かおうとするが、自宅近くのバス停から亜沙美が乗車して鉢合わせになる。全てお見通しと言わんばかりの少女の情の深さに圧倒されつつも、ラブホテルに辿り着くと弥生が対抗意識丸出しで亜沙美と話すのを見て、一か八かを掛けて奉仕を求める。
更に弥生の嫉妬を煽るべく先に亜沙美を選んだ古田は騎乗位で交わるが、弥生も自分を見て欲しいとオナニーを見せ付け、更に先に亜沙美を絶頂へ導こうと彼女の裏の穴を愛撫し指を出し入れする。程なくして失神した亜沙美をよそに、古田は弥生を四つん這いにさせるとアナル処女を奪うが、意識を取り戻した亜沙美がお返しとばかりに彼女の蜜壺へ指を蠢かせて精液を腸内へ浴びせるのだった。

ある日の週末に娘の家庭教師で自宅を訪ねて来た亜沙美から妻や娘のいる前でテーブルの下から股間を狙われ勃起させられた古田だったが、書斎に逃げ込もうとして亜沙美が付いて来ると我慢できずにバックにして裏穴の処女を奪う。ふと隣家を見ると弥生が情のこもった視線で部屋を覗きながらオナニーしているのを見付けると、三者三様に倒錯した快感を得ながら絶頂に至る。
翌朝バス停で亜沙美と対面した弥生は先にアナルを奪ってくれたのは私だと優位に立ったつもりだったが、少女が下着も着けずに制服だけでバスに乗るつもりだと知り、対抗しようとブラジャーとパンティーを脱ぎブラウスのボタンを開けて谷間を見せ付ける。そこへ古田が娘を連れて現れ二人の迫力にたじろぎつつ、歩いて登校する娘を見送りバスに乗ると、秘所に指を導く二人に身を委ねるのだった。

【レビュー】

「力ずくの」の題名のつく相馬哲生氏の長編作品も三冊目となるが、基本的な流れは「隣りの妻・隣りの娘【力ずくの情交】」とあまり変わりは無く、隣りに住む女子高生と反対側の隣人の若妻を標的にしている。ただこちらが主人公の言動が強引さを伴っていたのに対して、本作ではそこまで力ずくの印象は感じられない。

主人公にも女子高生にも若妻にも家庭があり、それが大事と分かっているから表立って破滅的な行動は起こすつもりは無いが、ヒロイン二人が主人公を巡って嫉妬を剥き出しにして張り合う行為は危険スレスレなところも感じられなくはない。特に若妻の方は女子高生の存在を知ってからの淫らさに拍車が掛かっており、夫とはセックスレスな割に性的経験が豊富な女性のようでもあった。

そして主人公は初めはヒロインを堕とした!と内心ガッツポーズを取りそうな位だったが、次第にヒロインたちの情の深さに翻弄されていく。妻や娘のいるのにテーブルの下で悪戯する女子高生、自宅の二階から隣家である主人公の家を覗き見て一人遊びをする若妻に対して後ろの穴も征服したものの、終盤もヒロインたちに主導権を奪われている。こうした「ヤレヤレ」的な結末は、誘惑的なアプローチで「ダブル禁忌 妻の親友・妻の妹」(鏡龍樹氏/刊)でも近い時期に刊行されていて、なかなか興味深いところである。

【参考作品】







DSKさんのブログでも本作を紹介なさっています。
2008/6/23 発売力ずくの密会-隣人妻と女子高生著:相馬哲生、フランス書院文庫→ Amazonはコチラから。→ Kindle版はコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。→ 【honto】の電子書籍はコチラ。(ああ、こんな浅ましい獣のような好格で…)双臀のあわいを貫く怒張、突くたびに揺れる乳房。狡猾な手管で不倫の罠に堕とされた28歳の若妻。心で夫に詫びながら「密会中毒」から抜け出せず、自ら熟臀を振りたて、悪魔の精をねだ...
力ずくの密会-隣人妻と女子高生(著:相馬哲生、フランス書院文庫)

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相馬哲生「上司の妻・部下の妻【力ずくの情交】」

相馬哲生「上司の妻・部下の妻【力ずくの情交】」
(フランス書院文庫、2008年3月)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)




【あらすじ】

気に掛けていた元部下の詩織が自分を振って別の部下と結婚し、二人の披露宴に苦々しい思いで参加した根津だったが、専務の後妻である祐美恵の手首に縄の痕を見付けるとマゾなのではと疑う。数日後夫の弱味を握った根津は、祐美恵や詩織を騙して自分のモノにしようと企む。

【登場人物】

根津祥治
36歳。十人並みの容姿で独身の課長補佐で、会社では次期社長の座が噂される専務に付き従っている。うだつは上がらないものの、年齢に比例して計算高く狡猾な面も覗かせる。20cmの巨根が取り柄でもある。

城戸詩織
24歳。根津の元部下で一方的に彼が好意を抱いていたが、既に城戸との結婚を控えていた為に告白を断わられている。清楚な印象を与えるが気が強く理知的で、根津の巨根に貫かれてもなかなか堕ちそうで堕ちず気丈な一面を見せる。

川嶋祐美恵
32歳。現在は専務夫人として家庭に入っているが、3年前までは秘書課で働いていた才媛。子供はいない。和服の似合う気品溢れた美人でスタイルも良い。結婚前から川嶋に躾られているせいもあり、被虐的なプレイに感じてしまう体質。巨乳。

【展開】

城戸夫妻の結婚式に上司として招かれた根津は、同席した祐美恵の和服の袖から覗く手首に縄の痕を認める。そして数日後祐美恵を歓楽街の飲食店に呼び出し、査問委員会で川嶋に不利な証言をしなければならないと心理的に追い込み、ラブホテルに連れて行くと口止め料として身体を差し出すように要求する。口唇奉仕を強制し射精した根津は彼女が被虐的なことをされた方が感じると見抜き、後ろ手に手錠を掛けるとその乱れ方に興奮し、バックで貫くだけで収まらずに都合三回も交わってしまう。

自分の偽証により地位が安泰となりその晩に専務の自宅に招かれた根津は、つれない態度の祐美恵に対して情交の証拠写真があると脅す。睡眠薬によりソファで眠りに付く専務の脇で根津はあと一回だけと言葉巧みに懇願すると、わざと汚れた陰茎を口唇奉仕させた後で再び後ろ手に手錠で拘束し、アナルセックスを要求する。バックから騎乗位にさせられた祐美恵は乳房を晒しながら秘所を弄られて、快感のあまりに服従宣言をしてしまう。

数日後会社で根津が仕掛けた罠だとは知らずに城戸から部品の誤発注を揉み消して欲しいと懇願され、祐美恵を差し出す代わりに詩織とスワッピングさせて欲しいと要求する。リゾートホテルで根津は城戸に命じ妻を麻縄で縛り目隠しをさせた後で、正体が分からぬように声を潜めて入れ替わりバックで犯し、夫だと思い込む彼女の求めに応じて中出しする。

再び祐美恵を抱きたいとねだる城戸の為に仕方なくという振りをして、根津は彼に実は横領の尻拭いをしてもらったと嘘をつかせ詩織を差し出させる。そして待ち合わせしてラブホテルへ移動し、夫の身代わりに謝罪する彼女の頑なな態度を嘲笑うかのように、口で満足させられるならセックスは勘弁してやると告げる。
約束を守れなかった罰として詩織を後ろ手に手錠で拘束し、指や舌で軽く愛撫しただけでイってしまうのを見届けると、根津は今夜は自分の一夜妻だから城戸に義理立てする必要はなかろうと告げて正常位で挿入する。中出しだけはと相変わらず反抗的な詩織を見ると、口に出すと見せ掛けて精液を顔面に浴びせるのだった。

会社の創立記念パーティの場で詩織が夫と共にやって来た見付けた根津はトイレに連れ込み、ローターを膣内に入れさせ他の社員の前で起動させて弄ぶ。更に城戸が祐美恵と親しげに話しているのを見て事情に気付いたと見るや小宴会場に移動し、バックで犯して中出しする。そして予約した部屋に連れ込み、祐美恵が城戸に絡まれて困っていると着信履歴を見せ詩織を精神的に追い込む。
夫の不貞の事実を認めながらも祐美恵も根津に騙されたのだと気付いた詩織は反撃の機会を窺うが、祐美恵が根津に口唇奉仕している姿を見て対抗心が沸き上がり奉仕に加わる。根津は良い頃合いだと二人を四つん這いにさせ、祐美恵から詩織に移り中出ししようとするが頑として嫌がる素振りを見せた為、興醒めしたと告げてアナル処女を奪い射精する。そして今夜は二人を孕ませようと意気込むのだった。

【レビュー】

相馬哲生作品では2作品目に当たる「力ずく」路線での長編で、基本的な路線は前作とは変わりない。うだつは上がらない割に狡猾さを持つ主人公が人妻ヒロインの夫の弱味を握り、彼女たちが情交から逃れることが出来ない状況に追い込み、最終的には性奴へ堕としていくのである。

本作では始めに専務の後妻の性癖を見破り、彼の苦境を逆手に取って押し付けがましく彼女の肉体を求めていく。しかし幾ら被虐的な責めに感じてしまうとはいえ、僅か二回の情交で「堕ちた」と判断するのは幾ら何でも早いだろうと思いつつも、後半では若妻を攻略する段階で見せ場を与えている。

一方の若妻は主人公を毛嫌いしているようであり、当然ながら結婚したばかりで夫を除く他の男に簡単に気を許す訳も無いから、身体が反応しても心は簡単には堕ちないままでいる。果たして終盤もどうだろうか?孕ませるだのと十代の凌辱者のように夢想する主人公と、その獣欲の犠牲になった人妻たちの諦めの感情との差が色濃く出たようで興味深いところである。

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相馬哲生「力ずくの秘書室【三匹の専属奴隷】」

相馬哲生「力ずくの秘書室【三匹の専属奴隷】」
(フランス書院文庫、2015年11月、表紙イラスト:村山潤一)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)

【あらすじ】

秘書室長補佐という肩書きながらも閑職に追い込まれ、生意気な秘書たちに弄ばれていた中年男の高野はある日若手秘書の弥生の秘密を握り力ずくの関係を結ぶ。これをきっかけとして高野はお局様の千里やクール系の紗英の二人に対し、肉体関係を結ばざるを得なくなるように仕向けていく。

【登場人物】

高野弘志
38歳の独身。商社に勤めて16年になるが、今春より秘書室長補佐の肩書きを得た。表面上は秘書たちの業務を管理する立場だが、秘書室の男性社員の実態は上層意識の強い女性たちにより、使い走りにされており左遷扱いである。

広瀬弥生
21歳。短大卒の2年目の秘書で可憐で清楚な印象を与える。Eカップの瑞々しい身体付きだが、営業統括部長に迫られ身体を縛られて社内で情交に及んでいるのを高野に目撃され脅される。生来のマゾであっさりと高野になびいてしまう。

樫村千里
42歳の社長秘書。弘志の教育係で秘書室でのお局様的な存在。かつて部下だった若い男との不倫が発覚し左遷させたのを気にしている。夫と結婚して15年になるが、表面上は上手くいっているように見られている。

北河紗英
31歳の社長秘書で役員たちからの受けは良いが、自分に絶対の自信を抱くモデル体型をしたクール系美女で、その一方で秘書室の女性たちからは近寄りがたいと敬遠されている。

【展開】

秘書室に配属され、今日も千里から満足にお茶も淹れられないのかと叱責され頭からお茶を浴びせられる屈辱を味わう高野は給湯室で弥生に優しく話し掛けられるが、彼女の手首に縛られた痕を発見し彼女の残業の日を狙って後を付けて行動を探る。誰もいない会議室で後ろ手に縛られ口唇奉仕したり、立ちバックで犯されるのをスマホで隠し撮りすると、あくる日彼女を脅して資料室で部長がしていた事を再現し、真性のマゾだと納得する。

数日後弥生からかつて千里が社内不倫していたという情報を元に堕とす手筈を整えた高野は、残業で二人きりになった際に職権で千里をプロジェクトから外すと切り札を出す。プライドを傷付けられた千里は自ら性的な奉仕をすると言わざるを得ず、更に夫との仲を執拗に聞き出され言外に夫には知られたくないと弱味を見せる。デスクに押し倒し繋がったまま駅弁スタイルで千里を抱えた高野は、立ちバックに体位を変えると彼女に奴隷宣言をさせ自分の女になったと確信するのであった。

弥生と千里の間を渡り歩いていた高野はある日千里に勘付かれ、かねてから所望していた3Pをしようと彼女と食事に誘い、後から弥生を店に来させて挑発に乗せられたのを見てからラブホテルへ移動する。高野は弥生に命じて千里の秘所を舌で愛撫させてアクメに導くと、彼女への対抗意識を剥き出しにした千里から初めて中出しを求められる。千里が返礼とばかりに弥生に愛撫し潮を吹かせたのを見ると、高野は威厳を見せようと奮い立たせ二回戦に臨む。

紗英を新たな標的とした高野に対し露骨に嫌な顔を見せるものの、弥生と千里は彼女の弱味を握ろうと身辺を探る。再び職権を活かしてわざと紗英にだけ業務を押し付け、ミスをすると周囲に聞こえるように叱責してプライドをズタズタにする。そこへ彼女と仲の良い弥生にレストランでフォローさせつつも、高野は偶然を装い千里を連れて同席する。
想定した以上に嫉妬を剥き出しにする二人の奴隷に口撃を受け、更に常務との関係を暴かれた紗英は高野に連れられ、近くのホテルの部屋にやって来る。自分のクンニに15分耐えられたらもう手出しをしないと高野に念書を書かせたものの、呆気なく絶頂に導かれた紗英は貫かれ、口に出すぞと意地悪を言われると膣内射精を受け入れる。

秘書室で弥生と千里が牽制し合う日々に刺激を与えようと高野は備品倉庫に二人を連れ込み競い合わせるが、そろそろ紗英も含めた複数プレイもと思い立ち金曜の晩にホテルの部屋に呼び付ける。二人の秘書も部屋に居る事に紗英は嫌な表情を浮かべるものの、高野から3人で絡み合う姿を見ながらオナニーしろと命じられ指で慰めていると、弥生や千里に絡まれて辛抱出来なくなる。
二人の指が紗英の膣内を弄っているのを確かめた高野は後ろの穴に照準を定めて挿入すると、薄い膜越しに女たちの指による刺激をぺニスに受けて射精するが、休む間もなく弥生と千里に奉仕を受け苦笑いを浮かべるのであった。

【レビュー】

今年でデビュー10周年という作者は息の長い活躍で本作が19作品目となるのだが、年2作品ペースの中で「力ずく」シリーズとしてはこれが10作品目の刊行となる。

「編集部発」(公式ホームページ)

「力ずく」第一作目から実はこの作風は殆ど変わってはおらず、冴えない中年男が屁理屈紛いの言動でヒロインたちに迫り、自慢の巨根でたちまちメロメロにしてしまう。凌辱作品でありがちな精力自慢の悪魔青年(少年)だったり、50歳近いのに逞しい凌辱者が力任せにモノにする(あまり現実的ではない)というのとは些か流れが違うのが特徴であり、現実的で何処にでもいそうな主人公像が読者の共感を得やすくロングランシリーズの一因なのではと思われる。

本作も基本的に主人公の目線での描写は多い反面、ヒロインたちの心の内はあまり覗くことが出来ない。この作者の意図した心理描写の偏りと見られるが、時には「堕ちたと言っても身体の表面的な反応で、心の内は全くなびいていないのでは」という疑念を抱かせる。本番より前戯重視の情交描写も相まって、何処か物足りないと思わせる。しかしこれからも変わらないのだろうという気がしなくもない。

それでも本作では同じ女秘書として、弥生は憧れと嫉妬、千里は不倫を置かした過去の過ちや若い二人への妬み、紗英に付いては孤高な故の脆さがヒロイン同士のやり取りから垣間見えて来て、女性たちのこういう応酬は怖いものだなあという気もしているのだが…(苦笑)

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相馬哲生「隣りの妻・隣りの娘【力ずくの情交】」

相馬哲生「隣りの妻・隣りの娘【力ずくの情交】」
(フランス書院文庫、2007年11月)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)

【あらすじ】

フリーカメラマンの加賀はある日隣人の由佳が雨でずぶ濡れになっているのを見て車に乗せるが、女らしい身体付きにモノにしたいと衝動が沸き上がり、関係を持ってしまう。更にその関係にある気付いたもう一人の隣人である美菜子には、媚薬を使って親密な関係となるが…。

【登場人物】

加賀隆一
30代?フリーランスのカメラマン。5年前まで出版社に所属していたが、独立したとは言え実質的には保険会社に勤める妻の収入をあてにしている。子供はいない。20cm近い巨根だが、何処にでもいる中年男性。

新木由佳
17歳。加賀の隣の部屋で厳格な父親と母親と3人で暮らしているが、両親が共働きで寂しさを感じており、加賀をおじさまと呼んで慕っている。吹奏楽部に所属する高校生で、バストは意外にもEかFはありそうな女らしい身体付きの美少女。押しに弱くOBの青年に付き纏われていて悩んでいる。処女

間宮美菜子
28歳。新木家とは逆方向の加賀の隣人。元客室乗務員で、Fカップはありそうな豊かなバストを持つスタイル抜群の美女。3年前に夫と結婚して専業主婦となり、子供は欲しいと願ってはいるがセックスレスが続いている。

【展開】

突然の土砂降りに遭いなす術もなく佇む由佳を見掛け車で送り届けた加賀は、マンションで待ち伏せしている青年を見て彼氏だと嘘を付き、両親が帰宅するまでと部屋に招きシャワーを浴びるように勧める。女らしい身体で気の弱い由佳に隙があると見抜いた加賀は衝動的にモノにしたいと思い付き、自分が所有する美少女の裸体の写真集を見せると、警戒しながらも上気した表情を浮かべたのを見てまずは上々だと喜ぶ。

数日後街中でストーカーの青年にいきなり殴られた加賀はわざと周囲に分かるように大袈裟に倒れて、警察沙汰にすると脅し示談にする代わりに二度と近付かないように確約させる。そして大した怪我でもないのに仕事にならないと由佳に恩着せがましく告げると、写真を撮らせることを了承させる。被写体に映えるからと麻縄で後ろ手に縛って自由を奪うと、加賀は少女が秘所を濡らしていると言いながらねぶり、正常位で純潔を奪ってしまう。

関係を持ってから毎日のように送り迎えをし、帰りはラブホテルに雪崩れ込む日々を繰り返していた加賀は、ある日由佳に用事があるからと告げられ後をつける。電車の中で男子の先輩と親しげに話す由佳に怒りを覚えそっと背後に近付き痴漢の如く指で絶頂へ導くと、降車した駅のホームで抵抗した由佳の頬を張りラブホテルに連れていく。拘束具のある部屋で由佳を呼び捨てにした加賀はお仕置きだと立て続けに羞恥を与え、妊娠して両親に関係をばらされたくないだろうと屁理屈をこねながら中出しして服従させる。

数日後元気が無さそうな由佳を見掛けた美菜子は部屋に招き話をするが、豊富な性体験を聞かされ自分の過去を想像しながら、アナルセックスを求められていると知り憤りを覚えて加賀がまさか張本人だと知らずに相談する。加賀は由佳の勝手な行動に怒りを感じつつも美菜子の夫が交際相手であるかのように罠を仕掛けると、予想した通り美菜子は動揺を見せ部屋に連れ込む事に成功する。コーヒーに媚薬を仕込み発情し始めたのを見た加賀は、強気に出て美菜子から身体を開かせるように仕向け関係を結んでしまう。

その晩美菜子は夫から由佳と飲食店で相談に乗っただけだと聞かされて不貞を働いた事を強く後悔するが、次の日から平然と部屋へやって来る加賀の厚かましさに嫌気を覚えこれで最後にして欲しいと懇願する。事前に2発抜いている加賀の余裕に気付かずに、いつの間にか美菜子が先に達したら言いなりになると条件を付与されており、なかなか射精しない加賀に2時間近くも翻弄された彼女はアナルを奪われて絶頂に導かれるのであった。

その頃由佳に「お預け」を食らわせていた加賀は数日振りに部屋を訪ねると、裸エプロンでおさな妻プレイの口唇奉仕やキッチンでの後背位、ベランダでの駅弁と楽しむ一方で、美菜子にはセーラー服を着させて奉仕させていた。それだけで物足りなくなり加賀は三人でしようと目論む。部屋で由佳に口唇奉仕させているところに美菜子が訪れたのから逃れるように、加賀はトイレに隠れ対面座位で交わっているとドアが開き、美菜子が嫉妬剥き出しの表情を見せて現れる。

加賀に命令されてバックで受け入れ中出しされた美菜子を見て由佳は諦念を抱きつつも、四つん這いでアナル処女を捧げると次第に快感が沸き上がり、美菜子より先にアナルアクメを経験する。そして立て続けに射精して一休みしようとした加賀は、少女の腸内に挿していたペニスを美菜子の口に含まれ勃起させられ、女たちの飽くなき性欲に苦笑いを浮かべるのであった。

【レビュー】

相馬哲生名義の初期の頃の作品は短編中心だったが、五作品目からは一冊で完結する作品も刊行するようになった。以後の作品でも頻繁に用いられる「力ずくの××」は、今や作者の代名詞と言えるだろう。

その「力ずく」とは何ぞやという話だが、端的に言うと誘惑作品ほど甘い展開ではなく、凌辱作品ほど暴力や調教などハードなプレイを伴うものではないということであろうか。まだ前者が近親相姦や背徳を、後者が暴力や調教のイメージが色濃く残っていた時期でもある。「力ずく」は新しいイメージでどちらにも受け入れやすい状況だったのかもしれない。

そんな「力ずく」第一作品目は、主人公の部屋を挟んで両隣りの部屋に住む17歳の女子高生と、28歳の人妻が標的にされる。女子高生は主人公がストーカーを追い払ったのをきっかけとして処女を奪われ、人妻は女子高生から交際の相談を受けて主人公に悪用されて身体を開かざるを得ない状況に追い込まれている。こうしたストーリーの組み立ては良かったと思うのだが、肝心な情交場面やヒロインの心理描写はイマイチだった。

例えば凌辱者の逸物がずば抜けて大きかったり、精力に長けていたりとそれはお約束ということは承知しているのだが、文中で「20センチほどの巨根」を多用されている。本作の情交場面は割と口唇奉仕をさせることが多く、ことある度に「20センチ」が出て来ると、大きいことは分かったので他に何か無いのかというのが正直な感想である。奉仕を強制させられるだけでなく、ヒロインが優位に立っての射精をコントロールするような駆け引きが欲しかった。

ヒロインの心理描写に付いては女子高生の方は都合良く馴致されてしまったのに対し、人妻は不貞の事実を写真に撮られて弱味を握られたから仕方なく好きでもない男に抱かれているので、最後まで心を開いてはいない。早々と身体は開かせても心は閉ざしているのに「堕ちた」と言い切る主人公もそうだが、ヒロインもあまり頭が良くなさそうな印象で薄っぺらく見えるのが残念だった。

DSKさんのブログでも本作を紹介なさっています。
2007/11/23 発売→ Amazonはコチラから。→ Kindle版はコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。見違えるほど美しくなった隣家の少女を見た時、平凡な毎日を送る男に、危険な衝動が生まれた!妻の留守中、甘言で誘った生娘を部屋に招き、セーラー服を剥いで、力ずくで破瓜を散らす。秘密に気づいた若妻にも巧妙な不貞の罠を......17歳と28歳、二人の美牝が堕ちる情交の檻!★★★☆☆ 隣人物として無難な内容, 2009/2/5確かに...
隣りの妻・隣りの娘-力ずくの情交(著:相馬哲生、フランス書院文庫)

tag : 社会人主人公 処女

プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

〈コメント〉
どなたでも書き込み自由ですが、管理人が許可するまではコメント欄に反映されないので、その辺りはご理解下さい。

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