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綾野馨「ハーレム下宿 美熟女と美少女と僕」

綾野馨「ハーレム下宿 美熟女と美少女と僕」
(マドンナメイト文庫、2018年2月、表紙イラスト:妃耶八)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

父の友人である南部家で暫く同居生活を始めることになった圭太だが、憧れの先輩である穂乃花からヌードデッサンのモデルを頼まれ童貞処女同士で裸を見せ合うことになる。しかし穂乃花の母親である美紀子にそれが見付かり、娘の純潔を守るためという口実で毎日手で射精させてくれると約束してくれたが、美紀子の妹である彩音にバレてしまい…。


【登場人物】

天海圭太
高校1年生。半導体製造の会社に勤める父親は母親を伴い米国へ長期赴任中のため、父の友人である南部家に下宿させてもらっている。図書委員で憧れの先輩である穂乃花との同居に喜ぶものの、女性経験が無いためにどうアプローチしたら良いか迷っている。

南部美紀子
38歳。夫はエンジニアで3ヵ月間中東へ出張中。三姉妹の長女で実家は資産家ということもあり、比較的裕福な生活を送っている。ふくよかで豊満なバストの持ち主で熟れた性欲を持て余してはいるものの、男性経験自体さほどなく圭太の若い性欲に当てられて次第に溺れていってしまう。

南部穂乃花
高校3年生の18歳。美術部に所属し校内でもトップクラスの人気を誇る美少女。プロポーションが良く早くもFカップと母親に似た女らしさだが、男子生徒からの羨望に性的な穢らわしさを感じ臆病になっている。当初圭太の同居に反発していたのもあったが、可愛い弟分として見ることで気持ちに折り合いを付けている。性的な関心は人並みにあり圭太にならと思っている。

小林彩音
28歳。美紀子の末妹で性格の不一致から1年前に離婚。現在は親族が経営する会社に勤めている。美紀子に比べると奔放な性格で勘の鋭いところがあり、分かりやすい圭太たちの言動から肉体関係を見抜き自らも享楽的に楽しむ一面もある。但し離婚して以来男性と付き合ったことはなく、若くフレッシュな圭太に抱かれのめり込むようになっていく。


【展開】

南部母娘と展覧会に出掛けたその日の晩、穂乃花に呼ばれアトリエ代わりに使っている部屋に向かった圭太は、ヌードデッサンのモデルになって欲しいと頼まれ困惑を隠せない。しかも勃起ペニスを見せる代わりに自分も裸になるからと穂乃花のグラマラスなヌードを見せられ、射精しそうになるのを何とか堪えていたが、そこへドア越しに美紀子から早く寝るように促されその場を何とか取り繕うも、翌日学校から帰宅すると美紀子から何があったのか問い質される。美紀子は何があったのか承知の上で聞いていると分かり圭太は観念するが、意外にも穂乃花と間違いが起こさないように手でしてあげると言われ、その勢いで毎日してくれるよう約束させ射精してしまう。

金曜日の晩彩音が泊まりに訪ねて来て話をする内に、圭太と翌日部屋に来ることを約束させたのを見て美紀子は穏やかな気分ではいられず、彩音が電話をするために部屋に籠った隙を見て脱衣所に圭太を誘う。穂乃花はデッサンに集中しているし、彩音もすぐには部屋から出て来ないはず、圭太の関心を向けさせたいと美紀子はパイズリ奉仕で射精させ白濁を浴びてしまう。
しかし彩音は姉の淫らな一面を覗き見てしまい圭太を誘うことを決意すると、次の日に少年が訪ねて来るとカマを掛けて美紀子との関係を白状させ、まだ見たことがないという秘所を露わにしてシックスナインに及ぶ。そして正常位で童貞を奪うと呆気なく果てた圭太がまだ硬いのを知り、二回目へと誘うのであった。

その日の晩娘の穂乃花ですら圭太の様子がおかしいと勘繰るのを見て、美紀子は夜遅く圭太を部屋に呼ぶとことの一部始終を聞き出し彩音に連絡する。奔放なのは分かっていれどまさかセックスまでするなんてと激怒するが、その感情が嫉妬から来るものと気付いた美紀子は自分が代わりになればと決意する。そして月曜日に圭太が帰宅すると、部活で帰りの遅い穂乃花の居ぬ間に自分を抱いてみない?と提案すると寝室へ移り、禁欲していた若勃起を手で射精させる。そしてシックスナインの果てに彩音と正常位でしたならばと自ら四つん這いになり、圭太を受け入れるとフィニッシュは正常位に戻り中出しされる。

その週の木曜日朝の通学途中の列車で穂乃花は圭太が身を挺して卑劣な男から庇ってくれて喜ぶが、圭太の勃起が服越しに密着しているのを知り複雑な想いに駆られるも、その日は母が彩音と共に外泊する予定であった。ならばと圭太をヌードデッサンのモデルに誘うが、タイミング悪く落雷で停電に見舞われ圭太にすがりつくと、圭太の性欲を煽ったようで乳房を揉みながら押し倒されてしまう。我に返り圭太の人柄を分かっているだけに穂乃花は抱いて欲しいと促すと、寝室に移り初めてを捧げると美紀子に知られぬよう汚れたシーツを洗うから圭太の部屋で一緒に寝ようと一夜を明かす。

数日後穂乃花は彩音の車で帰りを送ってもらうが、あなたの態度を見れば結ばれたことに気付かぬはずがないと指摘され、生真面目な圭太ならばもう美紀子に見抜かれているはずだと告げられ不安を抱く。次の日に彩音が指摘した通り圭太が美紀子から同じことを問われこれで穂乃花の純潔を守るためという口実を失ったものの、関係は続けてくれると知り穂乃花が帰宅する前の慌ただしい時間に二度の中出し性交を果たす。
そんなある日の放課後図書委員の仕事をしていた圭太は穂乃花の来訪を受け二階の書架を案内するが、大胆にも彼女の方から迫って来てお口だけならと誘われる。穂乃花が危惧していた通り美紀子に関係を知られていただけでなく、既に二人がセックスを繰り返していたと聞いて穂乃花は母親のことを怒るつもりもなく、自分にも振り向いて欲しいと口唇奉仕の末に白濁を飲み下すのであった。

期末試験が終わり夏休みを迎えたある日圭太は小林家が所有する別荘へ四人でやって来るが、デッサンのために穂乃花が一人外出するのを見送ってから入浴していると、そこへ彩音が乱入して来て勃起しつつある肉棒に手を出してくる。圭太の感じる声を聞き付けたのか美紀子もやって来てしまい、彩音は姉を挑発する言葉を並べ立て二人で少年を愛撫することに。手扱きで二人の美貌に精を浴びせると、圭太は美紀子からはクンニを求められ、彩音も競うように指を秘穴へと導くが、先に美紀子が絶頂すると彩音へ挿入する。ほどなくして美紀子が復活すると二人の膣奥へそれぞれ中出しするものの、昼間から三発も出しては流石の十代も疲労困憊してしまう。夕食に精が付くからとニンニクを食べさせられた圭太の部屋を夜遅く、今度は穂乃花が訪ねて来て私にもとセックスを求められると、熟女とは違うキツい膣穴に快感を得て又も中出ししてしまう。すると寝室のドアが開けられ、ヤる気満々の彩音と複雑な表情の美紀子が近付いて来る。圭太たちの淫らな夜はまだ始まったばかりである…。


【レビュー】

両親が仕事で日本を離れざるを得なくなり、父親同士が知り合いという関係もあって【美紀子】(38歳)と【穂乃花】(18歳)の母娘が住む家で厄介になることとなった高校1年生の少年が主人公である。美母娘と同居生活を送る内に両方と親しい仲となっていく様は、まさに本作の題名通り「ハーレムな下宿生活」であり、この作者の目指すシンプルでオーソドックスな誘惑官能小説に相応しい題材である。

高校の憧れの先輩である穂乃花と同居生活を送る主人公はある日デッサンのモデルを頼まれるが、何とヌードになって欲しいというもので、彼女としては性的な興味はあれど特に下心があってのことではない。それでも母親の美紀子としては年頃の男女が裸で一緒にいることを知って穏やかでいられる筈もなく、代償行為として主人公の性欲発散を申し出たものの、若い性欲に当てられて行為がエスカレートしていく。そんなある日妹の【彩音】(28歳)がお泊まりすることになり、美紀子は見付かるかもしれないと危惧しつつも肉体の疼きに抗えず、性奉仕を行い関係が露呈してしまう。

美紀子とは違い奔放な性格の彩音は姉の淫らな一面を伺い知ることとなり主人公に興味を抱き筆下ろしをするが、察しの良いのは美紀子も同じでならばと関係に陥っていく。娘の穂乃花もやはりそんな二人に感化されて…という展開になり、秘密が秘密で無くなっていく段階からそれぞれのヒロインが主人公を誘惑し、行き着く末が終盤のハーレムに繋がっていく。熟女たちに散々精を搾り取られたのに、夜には美少女にまで求められ羨ましい限りだが、流石にお疲れな様子なのは同情するところでもある。

導入部分より丁寧な描写を心掛けているためもあり、関係が次々と露呈してもヒロインたちがことを荒立てるでもなく、あっさりと許容してしまうところはオーソドックスな誘惑官能小説らしい。情交場面も終盤で美紀子・彩音姉妹が競い合いオンナの浅ましさを披露するなど、実にいやらしい部分も多数見られる。ただここで申し上げたいのは「マドンナメイト文庫」らしい歪んだ倒錯性や波乱に富んだ展開は皆無であり、誘惑ものとしての安全印は付くものの、ちょっと食い足りない…と思うのは少々欲張りな意見であろうか。ヒロインたちの生々しさや主人公の獣欲をもっと引き出しても良いのかなとは思う。

tag : 高校生主人公 童貞 処女

九龍真琴「義母は僕の愛人」

九龍真琴「義母は僕の愛人」
(マドンナメイト文庫、2017年11月、表紙イラスト:妃耶八)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

仕事人間の父から後妻として聖子を紹介され知也はその淫らで熟れた美しさに溺れていくが、彼女が勤め先の上司と不倫関係にあると聞いて尾行し真実と知って呆然とするなかで交通事故に遭ってしまう。ナースの綾乃に筆下ろししてもらいセックスの甘美さを知った知也は不倫のことは口外しない代わりに聖子と肉体関係に陥るが、義妹となったさなえも彼に興味津々なようで…。


【登場人物】

長谷川知也
この春に大学を卒業したばかりの会社員。就職活動に苦戦していた中で、義母の聖子がかつて営業部長として働いていた都内の一流食品会社に口利きしてもらい就職する。聖子に並々ならぬ性欲を抱いていたが、彼女の不倫の真偽を確かめようと尾行していた際に交通事故に遭い入院を余儀無くされる。童貞。

長谷川聖子
38歳。旧姓・木下で都内の一流食品会社の営業部長として采配を振るっていた。長谷川と知り合い専業主婦となったが、当時から専務と不倫関係にあり清算出来ぬまま密会し続けている。知也の劣情を知り次第に淫らな本性を露わにし始める。Fカップの熟れた身体付き。

長谷川さなえ
17歳の高校2年生。聖子と前夫との間に産まれ、この歳にして既に母親譲りの豊満なバストの美少女。典型的なお兄ちゃん娘で、母の下着でオナニーする知也の弱味を握ると、自分好みの兄像へ仕立て上げようとするが…。処女。

吉村綾乃
知也が入院していた病院で働くナースで、真面目で清楚に見えつつも彼に興味津々で積極的にセックスを求めていく。


【展開】

義母となった聖子が入浴する度に脱ぎたての下着の濡れ染みを見付けては、劣情を吐き出していた知也だったが、ある晩オナニーしていたところをさなえに見られ恥ずかしい思いをしつつも就職のため一人暮らしを始める。勤め先ではOLたちが以前勤めていた聖子が専務と不倫関係にあると噂しており、ある日そのOLの一人から専務が社長の呼び出しを受けたと聞かされ、専務に直接尋ねるのも憚れ外出した彼の後を追う。そして向かったシティホテルで聖子と共に階上へ向かったのを確認すると、知也は噂が本当だったと知り呆然としながら道路を渡ってしまい、向かって来た車に跳ねられてしまう。

入院していた知也は外傷性の一時的な失明の恐れがあるらしく、それでも甲斐甲斐しくお世話してくれた綾乃に性的な興味を抱き始めると、綾乃も満更でもないようで清拭の際に勃起を見付けては口唇奉仕で射精させてくれる。更にその夜遅くに再び病室にやって来て、シックスナインの果てに騎乗位で初体験までさせてくれたものの、聖子に憧れを抱いていた知也だけに流されての情交に罪悪感を抱き連戦を拒んでしまう。退院間近となったある日夕立にあった聖子が下着が透けるほどずぶ濡れだと気付き、知也は身体を拭いてあげると告げると、聖子は羞じらいながらも不埒な悪戯に応じてくれた。どうやら不倫関係は本当のようだが、知也はこれ幸いとばかりに関係を迫り、口唇奉仕を楽しむのであった。

父が出張中というのもあってか聖子から暫く実家で暮らしてはと提案を受けた知也は、早速退院したその晩に聖子に背中を流してもらうが、勃起が気になってしょうがないのを見抜きバスタオルをほどき熟れた乳房を揉みながら合体してしまう。求められれば拒めない聖子の淫性を知った知也は、次の日にもさなえのいるキッチンで性交に及ぶが、さなえはそれを知ってか知らずか兄へのお仕置きとして小用するところを見せてとねだって来る。翌夕に聖子が外出で不在と知っていただけにさなえもセックスが知りたいと知也に迫るが、初体験こそしてくれても中出しは避けられたことにがっかりしつつ背中に白濁を浴びせられる。

さなえとまで関係したことに知也は罪悪感を募らせるが、復帰まであと数日となったある日聖子から買い物に付き合って欲しいと誘われる。平日にも関わらず混み合う店内に聖子は知ってか知らずか知也を挑発する行為を繰り返し、挙げ句の果てには地下駐車場に停めた自分の車の中で抱いてと迫る始末である。そんな義母の真意を疑っていると、ある日当の聖子から専務とはもう逢っていないから口外しないでとねだられ、知也は専務の性癖を噂に聞いていただけに縛られて抱かれたのだろうと返す。そして初めて聖子の部屋でサディスティックに交わっていると、何といないはずのさなえが現れたものの、同じ淫らな血を引くだけに競い合うように知也を求めるのであった。

アパートを引き払い再び実家で暮らすことになった知也は、一軒家でも建てて広い場所に移ろうと提案した父の気遣いに後ろめたい気持ちを抱きつつ、聖子やさなえとの3Pを繰り返していた。そんなある夜バスで帰宅する途中、突然綾乃から声を掛けられこれから夜勤なのと告げられる。連絡先を交わすと綾乃からナース姿の写真を送り付けられ、知也はやれやれと思いながらも巡ってきた思わぬ幸せに喜びを噛み締める。


【レビュー】

2016年3月に『団地妻 昼下がりの恥辱』でデビューした新鋭の作家による二作目は、端的に言えばマドンナメイト文庫の誘惑作品らしいと言うのか「義母」をメインに置きながらも、目次を見ればお分かりのように「看護師(ナース)」と「義妹」も登場するハーレム作品である。約250ページのフォーマットに第1章では本番無し、第2章~第4章では1人1章で見せ場を作りつつ、第5章では義母と義妹が対峙するというのは手堅いのだが、不慣れな作家さんに型を嵌めたようで物足りない印象であった。(余談ではあるが本作は数回の発売延期の末に刊行されており、書き手のご苦労のほどが窺えるというと言い過ぎであろうか…?)

大手企業の元営業部長でやり手と言われた【聖子】(38歳)は、仕事人間で家庭を顧みない父親の後妻として迎えられるが、主人公に取ってこの義母は当初から性的な対象で文中でも彼女の下着の匂いに惹かれてひとり遊びをする描写がある。就職活動で苦戦していた彼は聖子の口利きもあってこの会社に勤めるのだが、ある人物と義母が不倫関係にあると知って尾行していたところを車に轢かれ入院を余儀なくされる。聖子が性的な衝動に駆られていやらしいことを求めるヒロインというスパイス程度と思えば良いのかもしれないが、実はこの不倫は事実と分かるも物語としては未消化のままである。

主人公が入院中にナースの【綾乃】(20代後半?)に興味を持たれ筆下ろしまでしてくれて、官能面でおっと思わせるいやらしさもあるものの、彼女はあくまでも第三のヒロイン扱いである。そして順番は逆になるものの第二のヒロインが聖子の実娘である【さなえ】(17歳)で、典型的なお兄ちゃん大好き娘だがその兄の変態的な弱味を握り、実家で療養生活をする主人公に積極的に迫って関係を結んでしまう。その一方で主人公は義妹が部屋にいる状況でのキッチンや、デパートの地下駐車場でカーセックスと次第に倒錯した情交を繰り返す。それは淫らな聖子の毒に冒されていくからだが、実家の狭い空間で何度も交わっていけばさなえに露呈するのは当然であり、そんな娘も懐柔し血の為せるものなのか母娘で主人公の精を搾り取っていく…。

部分的にはいやらしさを感じさせる描写も見受けられたが、一つの官能小説としては未完成の部分の方が目に付いたのが些か残念である。肝心な場面での誤字脱字が見られたのも同様で、果たしてこの作家さんに合った作風なのか?ちょっと疑問が拭えないものがあった。


DSKさんのブログにて、本作をご紹介されています。
2017/11/13 発売義母は僕の愛人著:九龍真琴、マドンナメイト文庫→ Amazonはコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。美しい義母に隠された淫らな顔を知ってしまった僕は……父親の再婚相手である聖子に初めて会ったとき、知也はその美貌と豊満な肉体に目を奪われた。それから悶々とした日々を送り、下着を漁ることもあった。ある日、義母の不倫の噂を聞きつけショックを受けるもそれを確かめるべく尾行したところ……。(引...
義母は僕の愛人(著:九龍真琴、マドンナメイト文庫)

tag : 社会人主人公 童貞 近親相姦 母娘丼

早瀬真人「ハーレム教室 僕らの童貞喪失日記」

早瀬真人「ハーレム教室 僕らの童貞喪失日記」
(マドンナメイト文庫、2017年9月、表紙イラスト:大柴宗平)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

小中高一貫教育の朋麗学園に通う有平は夏休み明けに仲間たち4人と童貞喪失の自慢話をすることになり、1人だけ童貞な有平は憧れの英語教師の祐里子に告白しようとするが、ひょんなことから女子更衣室に忍び込んでしまい彼女に見付かってしまう。ところが祐里子は一応叱る振りをしながらも、教え子に蠱惑的な視線を向けエッチな命令を…。

【展開】

※各章主人公とヒロインが異なる短編形式の為、人物紹介は割愛します。

肉感的な美人英語教師・祐里子
高校2年生の木暮有平は仲良し5人組の中で唯一童貞で、友人たちの手前勢いに任せて夏休み中には脱童貞を目指すと宣言する。英語教師でテニス部顧問の山口祐里子に告白しようとするが、テニス部の練習を終えて臆病になってしまいトイレで用を足すと、職員用女子更衣室の看板を目にして私物でも手に入れようと侵入する。祐里子の持ち物の中にショーツの替えを見付け持ち帰ろうとすると、当の本人が戻って来てしまいしらばっくれようとしたものの嘘をつくなと頬を張られ、彼女の目の前で穿いてみせる羽目に。祐里子の手や口で立て続けに精を搾り取られたものの有平の興奮は収まらず、押し倒され騎乗位で童貞を奪われる。しかも祐里子はこれからはオナニー禁止だと髪のリボンを解くと、自分のものと言わんばかりに少年のペニスの根元を縛ってしまう。

マイクロビキニの清純少女・萌
中学3年だった夏のある日水泳部の練習を終えた佐久本哲也は部活の後輩の峰岸萌から告白を受け倉庫で待ち合わせたが、かねてから萌があるジュニアアイドルに似ているなと疑念を抱いていた。相思相愛だと知った哲也は萌にアイドルと同じデザインのマイクロビキニの水着を着てもらうが、その姿を目にして理性のタガが外れ手扱きさせて射精すると、彼女の濡れ染みを見付けて四つん這いに押し倒してペニスを挿入してしまう。流石に射精の寸前でペニスを抜いて中出しは回避したが、萌の背中を見るとアイドルと同じ位置にアザがあり…。

大人っぽい美貌の従姉・紗貴
小学6年生だった塚原潤一郎は町内会の旅行で両親が不在となった為、4年先輩で従姉の栗原紗貴の元に一晩預けられることになり、紗貴の両親もいないので2人きりで過ごすことに。紗貴の手料理を食べてから潤一郎が入浴していると、何と紗貴が女らしくなった身体を隠そうとせずに入って来てしまい、まだ精通すら迎えていない少年は訳が分からないままペニスを固くする。紗貴の手解きで皮を剥いてもらい不安を覚えながらも初めての射精の快感に溺れるが、寝室に戻ってもまだ萎えないペニスに戸惑っていると、紗貴が現れて秘所を見せてもらってから騎乗位で跨がられる。

成熟フェロモンのセレブ妻・名津実
高校1年生になった山口興毅はサッカー部の顧問から初等部の練習のコーチを頼まれクサっていたが、6年生の男児の母でPTA会長である八代名津実と中年顧問教師との密会を目にしてしまう。名津実の自宅に招かれた興毅は密会を見た口止めの代償にお金ではなく童貞を卒業させてとねだると、名津実から何度でも出来るでしょととりあえず手扱きで射精させられ、騎乗位で跨がられて初体験を果たす。連続射精させられて興毅は疲れた様子だが、熟女はまだ満ち足りていないようで続きを求められてしまう。

幼馴染みのレオタード少女・亜美
中学に上がった鳥山蒼太は隣人で幼馴染みの磯山亜美に密かに想いを寄せていたが、付き合っている水泳部の先輩がいるらしく女として成熟しつつあるのを眩しげに見ていた。そんなある晩彼女が入浴すると窓越しに聞こえて部屋に侵入しオナニーして射精するが、そこへ亜美が部屋に戻って来て見付かり母に告げ口されたくなければオナニーを見せなさいと命令される。その行為を見た亜美はナマ足を股間へ差し向け足扱きで射精させると、奉仕しなさいと告げて秘所を露わにするが、我慢出来ないと言われ蒼太にペニスを挿入されてしまう。しかし亜美は行為を終えると恋人にでもなったつもりと激怒し、奴隷なら出来るわよねと蒼太の顔面へマウントして…。

エピローグ
新学期が始まり、山口家で童貞喪失の話を披露し合う少年たち。四人は童貞喪失したものの今も続いているのは興毅だけで、哲也や潤一郎は相手と連絡が付かなくなり、蒼太は恋人ではなく都合の良い奴隷扱いらしい。一同がしんみりしたところで今日の主役は有平だと話を振られるが、相手が祐里子先生だと言える訳がなく卒業出来なかったと誤魔化そうとする。少なくとも興毅のいる前では…。でも有平は弟たちにお茶を出しに部屋に現れた先生を見て、今晩予定しているデートでセックスさせてもらえると甘い期待を込めるのであった。


【レビュー】

『僕らの童貞喪失日記』という題名の通り、高校に通う5人の少年が夏休み明けにそれぞれの童貞喪失話を告白しようということとなり、彼らがそれぞれ回顧する形で倒錯に満ちた初体験が描かれている。同一の世界観だが個々の話はそれほど強い関連性はないのでいわば短編集といった趣で、様々な年代のヒロインたちから少年たちが誘われる構図は一緒であるため、若干淡々とした流れになってしまうのは致し方ないのかもしれない。

少年誘惑ロマンスから回春ものまで幅広く手掛ける作者らしく、官能面での仕上がりは極めて良く倒錯的で、主人公の大半はM気質というのもあってその手の作風が好きな読者にお勧めしたい。






レビューで挙げたように作者の早瀬真人さんは幅広く様々な年代の人物が登場する官能作品を手掛けていらっしゃいますが、管理人はこの手の童貞喪失ものは好みです。本作がマドンナメイトというのもあって主人公が初等部時代の話というのもありますし、仮性包茎を剥いてもらうというのも良いと思います。ヒロインもジュニアアイドルという年代の美少女や、子持ちの熟女まで割と範囲が広いですね。この辺は自主規制が強く働くフランス書院文庫にはあまり見られない傾向と言えますが、かといって黒本も同じことをしてもちょっと違うのかもしれませんね。

早瀬真人さんの二つ前のリアルドリーム文庫の作品も主人公がM受けなタイプなのですが、この趣向はヒロインの年齢が若いというのに比べると更に抵抗を持つ読者さんもいるのかもしれません。そういう隙間を狙う作品もあってこその官能作品だと思いますので、今後も追っていきたい作家さんの一人ですね。

女子大生家庭教師 魅惑のご褒美レッスン (リアルドリーム文庫)
早瀬真人
キルタイムコミュニケーション
2016-11-01

tag : 高校生主人公 中学生主人公 童貞 4人以上ヒロイン

綾野馨「兄嫁の秘蜜」

綾野馨「兄嫁の秘蜜」
(マドンナメイト文庫、2017年8月、表紙イラスト:妃耶八)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

義弟の智樹とともに休日にショッピングへ出掛けた菜奈は、夫が別の女性とホテルに入っていくのを目撃するが、ショックを受けつつも智樹を誘い禁断の関係を結んでしまう。素直な性格の智樹に惹かれていき関係を繰り返すが、リカーショップを営んでいる由起子にホテルから出たところを見られていたようで、うっかり智樹が真相を話したことから彼女を巻き込んだ関係へ発展していく。


【登場人物】

松下智樹
21歳の大学3年生。進学を機に上京し、兄夫婦の住むところからほど近いワンルームマンションに一人で暮らしている。女性と付き合ったことがなく童貞。

松下菜奈
27歳。同じ会社に勤めている智樹の兄と3年前に結婚し、現在は専業主婦。義弟である智樹に近親としての好意を抱いていたが、夫の浮気現場を見たのを契機に智樹と肉体的な関係を結んでしまう。目鼻立ちの整った卵形で若々しい容貌で、スレンダーながらもFカップと魅力的な身体付き。

小田由起子
38歳。智樹の住む街で一回り年上の夫とリカーショップを営んでおり、夫婦仲は悪くないが子供はいない。黒髪のショートボブに肉感的な身体付き。Eカップ。智樹と菜奈がラブホテルから出てきたところを目撃し、それを追及したところ智樹がボロを出してしまい、口止めを口実に肉体関係に陥る。


【展開】

大学生の智樹は一カ月後に控えた兄嫁夫婦の宿泊旅行のために菜奈に頼まれて日曜日にショッピングに付き合うが、そこで兄が見知らぬ女性とホテル街に向かうところを目撃する。菜奈も以前から浮気の疑いを抱いていたようでショックを受けた様子だが、聞かれたくない話をしたいからとホテルの部屋を取ろうと誘われる。甘い期待を抱いた智樹が先にシャワーを浴びていると、何と菜奈が入ってきて剛直をシャボンまみれにして手で洗ってもらい、しかも射精にまで導いてくれて有頂天になる。意外とエッチなタイプなのかと戸惑いながらも、智樹は兄嫁の秘所を舐めて快感を引き出すと騎乗位で童貞を奪われ呆気なく果てるが、まだまだだと体位を入れ替えて正常位で二回戦に挑むのであった。

兄嫁との情事から二日が経ち大学のゼミを終えた智樹は自宅帰り途中にリカーショップに立ち寄るが、レジに由起子が立っているのを見て動揺を隠せない。実は菜奈とラブホテルから出たところを由起子に見られており、追及して来なければと身構えていると案の定彼女とお楽しみだったのと聞かれ、思わず相手が兄嫁だと口走ってしまう。憔悴した様子の智樹を慰めながら菜奈との顛末を聞いた由起子は、久しく夫との交わりがなく熟れた身体を持て余しているのを自覚し、口止めの代償だと称して抱いて欲しいと迫る。店のバーカウンターの内側で由起子に即尺してもらった智樹は早くもイキそうになり、由起子も奉仕しただけで十分に濡れていることを自覚したようで、カウンターに手を付いた人妻の肢体のいやらしさに興奮しながら立ちバックで交わってしまう。

翌土曜日に菜奈は料理のお裾分けで智樹の部屋を訪ねると、由起子に関係が露呈しただけでなく性交に及んだと聞かされ、思わず込み上げてきた嫉妬の感情で義弟を意識し始めているのだと気付く。そして自分のことを真剣に考えてくれる智樹にご褒美をあげようと決意し、抱かれる前に一緒に風呂に入ろうと誘うと、狭い浴室での口唇奉仕で初めてザーメンを飲み、立っての交わりから体位を変えての対面座位で中出しを受け止める。そしてベッドに移ると由起子の店でパートで働くのはどうと義弟から提案を受け、新しい生活に期待するのとともにタフな智樹の欲情を受け入れ二度目の行為に及ぶのであった。

由起子の店で菜奈が働き始めてから数週間が経ったある日曜日、菜奈と智樹を店に招いた由起子は二人が逢い引きする場として、主人のいない日なら自分の家でどうかと提案する。自分も仲間に加えることを条件に二人の了承を得られると、早速とばかりにエッチなことをしようと告げ、智樹のペニスを露わにして奉仕する。そしてパイズリの経験のない菜奈のためにレクチャーすると、菜奈に替わった途端に著しい反応を見せた智樹を挑発するかのようにカウンターに座り、青年の絶頂に合わせて指の蹂躙によって絶頂を迎える。店のなかに漂う精臭に煽られて由起子は四つん這いになり、舌戯でアクメを迎えた菜奈にも一緒に交わるように求め交互に智樹を受け入れると、フィニッシュは危険日だからと言う菜奈のために二人が膝立ちになり飛沫を浴びてしまう。

次の日に兄に呼び出された智樹は仕事で旅行に行けなくなったからお前が代わりに同行しろと一方的に言われ、あまりの身勝手さに声を荒らげるも菜奈の取りなしもあって一緒に旅行にいくことに。夫の言動にすっかり醒めてしまった菜奈は彼が入浴している間にキッチンで義弟を誘惑し、口でならしてあげるからと告げて精液を飲んでしまう。旅行初日の晩を迎え宿の部屋で菜奈は智樹のために買ったという際どいランジェリーを身に纏うと、エッチなお姉さんのように大胆に振る舞ってから騎乗位で乱れ何度も絶頂を迎える。翌朝目覚めた菜奈は智樹が部屋のベランダにある露天風呂にいるのを知って裸のまま声を掛けると、今後の話をしていただけで智樹が勃起しているのを見て、昨日あれだけ交わったのにと苦笑しながらも立ちバックで誘い繋がるのだった。


【レビュー】

2017年2月にデビューした新人作家の二作目は題名やあらすじが示す通り、兄嫁の【菜奈】(27歳)に想いを寄せる大学生の主人公が兄の浮気現場を見たことから彼女と禁断の関係を結んでしまい、いけないとは分かっていつつも兄の身勝手さに怒りを覚えるなかで情交を繰り返していく話がメインである。義弟とともに夫の浮気を見て疑いが現実のものへと変化した菜奈の心変わりは案外早く、自ら彼を誘い交わりへと発展していくのだが、この延長上からもう一人のヒロインが登場する。

二人が初めて関係を結んだ後にホテルから出てきたところをリカーショップを営む人妻の【由起子】(38歳)に見られてしまい、関係を問われた主人公はうっかり相手が兄嫁だと口を滑らせてしまうのである。元々どれほど主人公に興味があったのかは分かりにくいところもあるが、由起子は口止めの報酬として彼を誘い青年のタフさに感服し更に興味を深めていく。いずれも人妻で経験は伴侶のみという貞淑さなのだが、やはり年長者らしく由起子が菜奈をパートとして雇い気心が知れていくうちに淫らな提案を…というのが本作の山場であろう。

メイン格は菜奈であるが由起子の視点で見ると、生真面目な主人公と夫の浮気を知っても経済的に依存せざるを得ない菜奈の二十代の若い二人を見て、もっと気楽に生きなさいと提案しているようにも窺える。勿論由起子自身も楽しみたいという気持ちは少なからずあるようだが、奔放というほどでもなくちょっと羽目を外してみたら意外な方向に…といったところかもしれない。レーベルは違うが牧村僚氏の作品でよく出てくる「ランジェリーショップのママさん」的なポジションとでも言うのだろうか、作品全体の雰囲気もどことなく懐かしい印象を受けた次第である。兄嫁はきっかけの部分からも分かるように主人公を誘うし、人妻としての苦悩というよりは義姉としての溺愛ぶりに重きを置いた設定のようで、いっそのこと実姉にしても良かったのかな?と思う。


DSKさんのブログにて本作をご紹介なさっています。

2017/8/14 発売兄嫁の秘蜜著:綾野馨、マドンナメイト文庫→ Amazonはコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。憧れだったお義姉さんの秘唇は、いつのまにかぬかるんでいて……童貞の智樹は兄嫁の菜奈に淡い恋心を抱いていた。あるとき、菜奈のショッピングに付き合っているとき、兄が見知らぬ女性とラブホテルに入っていくのを目撃した。それをきっかけに菜奈の気持ちが揺れ動き、智樹と禁断の関係を結ぶことになるが……。...
兄嫁の秘蜜(著:綾野馨、マドンナメイト文庫)


tag : 大学生主人公 童貞

イズミエゴタ「ハーレム学園吹奏楽部 美人姉妹の禁断レッスン」

イズミエゴタ「ハーレム学園吹奏楽部 美人姉妹の禁断レッスン」
(竹書房文庫、2017年6月、表紙イラスト:妃耶八)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

「ブラバンの神姉妹」と呼ばれる美少女二人を姉に持つ慎太は高校入試を控えたある日、長姉の美咲の洗濯済み下着を見付けてオナニーしていると、当の本人に見付かり見られながらのオナニーを強制される。更に次姉の陽菜も彼の性態に興味があるらしく、過激なペッティングを繰り返していき、遂には脱・童貞まで果たすのだが…。


【登場人物】

江口慎太
高校1年生。慎太の母親と美咲・陽菜姉妹の父親が再婚したことにより、義理の姉弟となって10年近くになる。漠然と進路を決めていたようで、姉たちと同じ高校に進学しただけでなく、吹奏楽部に所属するようになった。性に興味のある年頃で身近な姉に関心を示す。トランペット担当。

江口美咲
高校3年生。妹の陽菜とともに「ブラバンの神姉妹」として人気があり、部長兼クラリネットを担当している。長い髪を学校ではツインテールにすることも多く、清楚で大人しい性格。慎太は「お姉ちゃん」と呼び、美咲は「慎ちゃん」と呼んでいる。性的好奇心はほどほどある様子だが男性経験の有無は不明。

江口陽菜
高校2年生。姉の美咲とともに吹奏楽部で人気があり、ショートカットで快活な性格の持ち主である。トロンボーンを担当し、秋になると姉の後を引き継いで部長に就くことに。美咲同様に慎太に性的興味を抱くが、彼が姉と並行して関係を持っていたことには気付かずにいた。男性経験はありそう。

漆原小梢
高校1年生。ショートボブに切り揃えた髪型で清純そのものの美少女。江口姉妹の評判を聞き付けて吹奏楽部に入部したが、中学時代よりトランペットで活躍しており早くも1年生にしてレギュラーの座に就いている。男子部員の少ない部内で慎太の教育係として熱心に教えていたが…。


【展開】

姉たちの通う高校への受験を控えて慎太は友人から下着を持ち出して欲しいと頼まれたことを思い出し、家族がいない時を狙って乾燥機に入っていた美咲のショーツを取り出すと、自分の下半身に通してオナニーを初めてしまう。帰宅した美咲にショーツを返してと言われて奪われるが男子の性処理には興味があるようで、オナニーを続けてと言われてその生々しさに思わずペタン座りをした姉の見る前で達する。
そして受験前夜に慎太は姉妹を目の前にしてコタツの中で美咲の秘所に足を伸ばすと相手もその気のようで悪戯を楽しむが、実は陽菜と間違えていたのだと知りどういうつもりかと問い詰められるも、彼女も興味津々なようでキスをしながら手扱きをしたくれただけで留まらない。秘穴に指二本挿入させてアクメに達するとフェラチオで精液を飲んでくれたのでなく、更に翌晩には部屋を訪ねて来て同じことをすると、合格していたならもっとスゴいことをと約束してくれるのであった。

数日が経ち高校に合格した慎太はその夜陽菜の部屋に呼ばれ女性上位のシックスナインを堪能すると、陽菜が我慢できないと言わんばかりにずり下がって背面騎乗位になり童貞を奪われてしまう。そして三日後の中学校の卒業式には何と美咲が訪ねて来て何か欲しいものはあると問われ、慎太は今穿いてるショーツが欲しいと言い、姉もリクエストに応えて高校のセーラー服に着替えてきてくれる。調子に乗った慎太はパンチラを拝ませるだけに留まらず、後ろから抱き付き唇を奪いながらペニスを剥き出しにして素股のように柔肉の間に挟ませ精を迸らせる。
慎太は美咲が決して嫌がっていないと更なる戯れを期待していると、入学式を終えた週末に彼女に誘われて近くの神社の境内へやって来るが、どうやら吹奏楽部に入って欲しいらしくその代償にエッチなことを許してくれる。小さいときの思い出話の末に美咲が小用を足す瞬間を目の当たりにすると、求めに応じて秘所だけでなくすぼまりまでにも舌を這わせてしまう。それでも入部を渋っていたが、クラスで一目惚れ同然の小梢に誘われるように吹奏楽部へ引き込まれるのであった…。

学園生活が始まって吹奏楽部に入った慎太はクラスメイトの小梢が教官となって毎日のようにタンキングの遣い方を教わるが、その親密さが姉たちを刺激したようである日の昼休みには陽菜に誘われて図書室の書架に紛れて立ちバックでの性交を求められてしまう。一方で美咲からは屋上での朝練の途中で抜け出すように迫られて踊り場で乳首を弄られ、お返しとばかりに膣穴へピストンしながらすぼまりを舐めながら絶頂へ導いてしまう。その晩にまだショーツを渡していなかったからと美咲に蠱惑的に微笑まれ、またまた倒錯したオナニーを披露する羽目になる。

夏休みを迎え吹奏楽部は全国大会への進出を決めると、たまには骨休めも必要だと美咲が遊園地のプールへ遊びにいくことを提案し、プールの中で陽菜の秘穴を指ピストンしながら美咲に勃起を弄られてしまう。そんな余韻も残る次の日、両親と美咲が不在なのを良いことに陽菜に誘われて部屋の中で交わると、階下の居間に降りてきて姉にのし掛かれて連続射精に導かれる。相変わらず美咲は気分屋で八月の花火大会の夜に隣にいる小梢のヒップを触りなさいと唆し、自らは慎太の勃起を弄り射精させる。
次の日の練習の合間に慎太は小梢から声を掛けられ教室に向かうと、チカンみたいなことをされてビックリして頬を張ってごめんなさいと謝られ、積極的に秘所を見せてくれただけでなく抱いてと求められて交わってしまう。夏休みが終わり二学期が始まり慎太は小梢から一緒に帰ろうと誘われ彼女の自宅を訪ねるが、花火大会の一件で美咲から慎太はスケベだと吹聴されて疑問を抱きながらも、再び小梢に誘われて大量の白濁を膣内に吐き出す。そして翌日曜日の朝に美咲から声を掛けられ、まるで小梢との性交を知っているかのように問われるが、姉が嫉妬しているのが丸分かりでセックスを求められバックで抱いてしまうのであった。

十月の全国大会を間近に控えてストレスが溜まっていたのか、慎太が放課後の練習を終えると美咲に声を掛けられ、準備室の片付けを手伝わされる。片付けもそこそこに美咲は小梢の覗きを知っていたのか彼女に見せ付けるように慎太を求めるが、小梢が自分もと口にしたのを聞くと手を拘束して開脚させると、慎太へはまるで凌辱するかのように激しくピストンなさいと命令する。そして義弟の腰に密着してシンクロさせるように、三者三様に快感に溺れていく。美咲だけでなく陽菜も欲求不満のようで大会前夜に止まった宿舎の空き部屋に誘うと、サドっ気を露わにした慎太に手を縛られてのセックスに嵌まってしまう。
大会で金賞を受賞した慎太たちは両親からご褒美として家族旅行に誘われ姉弟三人で同じ部屋に泊まると、我慢できないとばかりに美咲にアプローチされて眠る陽菜の側で性交を始めてしまう。陽菜に挑発的な視線を送った美咲は姉弟で交わるように唆すと、自らは陽菜の裏穴に指を指し向けて二穴責めでアクメに導き慎太には今度は私がと微笑むのであった。
そして吹奏楽部も三年生が引退して部長も美咲から陽菜にバトンタッチされたものの、暫く性的な関係のなかった慎太は中間試験の最中に小梢に誘われて彼女の自宅へ向かう。ダイニングテーブルで一緒に試験勉強をしようと言われて肩透かしを受けた気分に陥っていると、暫くして美咲もやって来て小梢の部屋で何かを始めるらしく二階へと上がっていく。準備室での3Pの時の展開を期待する慎太だが一向に呼ばれる気配がなく小梢の部屋に向かうと、何とペニバンを着けた小梢に姉が奉仕している姿を目の当たりにし、しかも慎太よりもこっちが良いと言われる始末。それでも何とかエッチに発展するが、美咲の心を取り戻すことは出来なかった…。


【レビュー】

マドンナメイト文庫にて「ハーレム学園もの」を主題に作品を出してきた作者の3作目は、高校に進学したばかりの主人公が吹奏楽部に所属し、「ブラバンの神姉妹」と呼ばれる2人の義姉とクラスメイトの3人のヒロインによって性的な興味の対象として誘惑されていく。女性にないものを付けていると一物を観察され、弄られてというのはこれまでの同シリーズと特に変わりはなく、ヒロインたちの心境を敢えて覗かせない描写もあってミステリアスな雰囲気も醸し出している。本作の舞台は前2作とは別の学園で主人公が進学する直前から既に官能描写は始まっており、吹奏楽部部長の長姉が引退する秋までの約半年間であるが、2人の義姉がメインであるだけに結末もある程度予想のつくものである。

吹奏楽部に入った主人公【慎太】は三年生の【美咲】や二年生の【陽菜】の二人の姉とは違って音楽的には素人同然であり、クラスメイトになった【小梢】の指導の元でトランペットを吹けるようになるところまで上達する。県大会レベルの高校だけに部長の美咲だけでなく、妹の陽菜もストレス発散のつもりなのか突然義弟である主人公を誘惑してくる。比較的早くに関係を持つ次姉とは違い、長姉はペッティング止まりで焦らし続けるが、当の主人公も血の繋がりは無いとは言え近親相姦を冒すことには幾ばくかの抵抗を持っている。県大会から全国大会までの夏から秋に掛けては花火大会など様々なイベントを挟みながら、美咲の悪戯心もあって小梢もその関係に引き摺り込まれるが、この辺りから全員ハーレムを期待すると思わぬしっぺ返しに遭うことに…。

前2作に比べてヒロイン3人と人数を減らしたことも相まって、総じて背徳に満ちた官能描写は濃厚だと思う。しかし姉弟相姦に何処かで罪悪感を抱き、姉たちからのアプローチにより常に受け身な主人公であるため、どうしてもその場面は似たり寄ったりな印象が否めない。そして禁忌を冒した罰はいつか受けざるを得ないものなのか、最終章で突然とも言える現実的な別れが訪れる展開なのはやや拙速に過ぎるし、マドンナメイトのレーベルカラーを反映させているとは言えあんまりな気もしなくない。ここは個人的な趣向とは異なるので、星を落とす要因となったのをご理解いただきたい。

tag : 高校生主人公 童貞 姉弟相姦

観月淳一郎「人妻シェアハウスは僕のハーレム」

観月淳一郎「人妻シェアハウスは僕のハーレム」
(マドンナメイト文庫、2017年4月、表紙イラスト:妃耶八)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

高校に通う広実は自宅のリフォームで半年ほど引っ越しを余儀なくされ、シェアハウスでの同居を選択し大家の美帆と会うが、名前が災いして女子だと勘違いされていたことが分かる。渋る彼女に情で訴えて同居できることになったが、人妻三人に囲まれての生活は広実に取っては刺激的で…。


【登場人物】

川島広実
17歳の高校2年生。両親と3人で暮らしていたが、ボヤにより自宅をリフォームすることになり、建て替えの間に自ら望んで美帆が家主であるシェアハウスに半年間住むことに。名前から女性と間違えられることも多く、今回も会うまでは美帆たちに女性と思われてしまうが…。

井口亜希奈
27歳。気の強い夫と結婚したもののDV被害に遭って怪我を負い、病院で美帆と出会ってから彼女の家に身を寄せることになった。三人の中では最もグラマラスで巨乳だが、当初広実には興味が無さそうだったように見せながらも彼を誘惑して童貞をいただいてしまう。

深田小夜子
32歳。胸の辺りまで伸ばしたストレートの黒髪に銀縁のメガネを掛け、知的な印象を与える女性。夫の浮気により自宅を出て、翻訳の仕事で細々と生計を立てざるを得ず、美帆の家に身を寄せている。高校時代に付き合っていた恋人と広実がよく似ていて、亜希奈との情交を覗き見て嫉妬に駆られて誘惑してしまう。スレンダーな体格の割には不釣り合いなほどバストは豊かで、プロポーションは良い。

麻生美帆
28歳。結婚四年目の若妻で夫が海外赴任となったものの、趣味で始めたフラワーアレンジメントにはまり、夫との間にすきま風が吹いていたこともあり国内に残ることに。セミロングにした可愛らしい印象を与えるが、貞操観念が強めで広実を女性と勘違いしたことでシェア自体は認めたものの、夫との約束を違えてしまい罪悪感を抱いている。釣り鐘型の豊乳。


【展開】

広実はシェアハウスの家主である美帆に呼ばれ彼女の自宅を訪ねるが、これまでメールでのやり取りだったからか自分が女性だと勘違いされていたようで、男子禁制だからと早くも美帆が断ろうとしているのが明白。そこで広実は両親は当座の転居先でワンルームだし、学校から通うのも遠いから何とかここに置いて欲しいと頼むと、小夜子や亜希奈の取りなしもあって同居を認められる。

美女三人との同居を楽しみにしていたものの、揃って結婚指輪をしていたのを見て人妻だとがっかりしたが、広実は女の園での生活に慣れ洗濯済みの下着をオカズにオナニーしてしまう。
そんなある晩亜希奈と二人きりとなりテレビを観ていたが、ショートパンツから覗くお尻に痣があるのを見付けてしまい、亜希奈は夫の暴力を受けたと告白し上着を脱いで肩口から胸のところにも痣がと言って見せ付けるような素振りを見せる。勃起していたことを亜希奈に指摘され広実は部屋に逃げ込むが、性欲処理をしていたところに運悪く彼女がやって来てしまい、まるでこうなるのを分かっているかの素振りを見せながらセックスを教えてあげるからと告げられる。
舌を絡ませたディープキスの後で口唇奉仕からの飲精をした亜希奈は、今度は自分の番だと言ってたわわな乳房を揉ませたり、陰核を吸い立てながら秘所への指ピストンをさせたりと広実に教えていく。派手にアクメしたのを恥じらいながらも亜希奈は開脚して少年を受け入れると、これまでにないフレッシュな剛棒による蹂躙を受けながら絶頂へ達するが、広実の精力は二度の放出では物足りぬようで続けての性交に溺れていく。

その頃予定を早めて帰宅した小夜子は二人のまぐわいを覗き見てしまい、亡くなった初恋の少年に広実が似ていることを思いながら、化粧瓶をペニスに見立ててオナニーを始めてしまう。そんなある晩小夜子は広実の為に夕飯を作ろうとするが、蛇口からの水が跳ねて服を濡らしてしまい黒い下着にエプロンという大胆な格好に着替える。勿論小夜子が計算付くで仕掛けた罠だが、広実が欲情を抑えようと急いで食事を終えて部屋に戻ろうとしていたのを捕まえると勃起していることを指摘し、手でしてあげると提案する。
広実はあまりの展開に戸惑ったものの小夜子の初恋の人に似ているから何でもしてあげたいと理由を聞かされ、ならば手だけでなく口でもして欲しいと求め精液を飲んでと命令する。更に小夜子に裸エプロンになるよう下着を脱いでと告げると既に秘所はぐしょ濡れのようで、和式便器に跨がるように命じると顔面騎乗位でクンニして絶頂へ導くとまだ終わりじゃないからと正常位にして貫き、セカンドヴァージンさながらにきつい膣穴に精を放出するのであった。

広実が二人と情交に及んでから数日後自宅のあちこちに漂う淫靡な痕跡に美帆が気付かぬ訳もなく、広実を受け入れなければ良かったと悔やむ気持ちよりも二人に対する嫉妬の感情が先に出て来たことに気付く。夫のいる貞淑な人妻でいようとするがそんなある晩に広実と二人きりとなり、彼が入浴中に貧血を起こして倒れ足を痛めた振りをしているとは気付かすに寝室まで肩を貸してあげるが、不自然なほどギンギンに屹立している巨根から目を離せずにいた。こんなことはあり得ないと思いながらもなりゆきでペニスを扱き口唇奉仕で射精に導いてあげるとお返しにクンニと指ピストンにより潮吹きまでさせられ、二人の人妻に対する嫉妬の気持ちも交えながら、嘘をついた罰として自ら上になり騎乗位で迸りを受け止めてしまう。

広実は牽制し合う三人の人妻たちと毎晩のように性交を重ねていくが、ある晩にリビングでTVドラマを観た後にシェアハウスの決めごとにある「モラルに反することはしない」という一文を消そうと提案し了承を得られると寝室に向かう。皆でしたいと遠回しにメッセージを送り素っ裸になり布団に入り寝た振りをしていると、三人がスケスケのベビードールを纏い広実に奉仕を始める。
交代で一人がディープスロートし他の二人からは玉舐めで快楽を与えられると、フィニッシュは全員で先端を舐められながら射精に導かれ、先を争うように美帆の執拗なお掃除フェラで萎える暇も与えられない。亜希奈と小夜子が四つん這いになり誘う姿勢を見せ指ピストンで快感を与えると、美帆は嫉妬するかのようにペニスに軽く歯を立て自分もしてとばかりに尻を突き出し、広実はペニスを挿入しながら両手も駆使して三人を抱くことに。一度出しただけに広実は余裕な様子で交互に人妻たちの膣穴を貫き、こんなに幸せなことはないと喜びを噛み締めるのであった。


【レビュー】

「叔母と美魔女 背徳のヨガレッスン」でデビューした作者は続く「ふたご巨乳ナース 僕と義母と叔母と」でもヒロインを二人としてきたが、本作ではシェアハウスを舞台に名前が【ひろみ】(広実)であることから女子と勘違いされ、主人公を巡り三人のヒロインが取り合う設定となっている。ヒロインたちは題名の通り全員が人妻であり、夫の海外赴任に伴い新居をシェアハウスとした可憐な印象の大家の元に、夫のDV被害で家を出たグラマラスで奔放な美女、夫の浮気に悩み身を寄せた生真面目系の熟女の三人が本作のヒロインである。

・グラマラスで奔放な人妻【亜希奈】(27歳)
夫のDV被害に遭いもう男にはコリゴリだとシェアハウスにやって来たが、最初はタイプではなかった気弱な主人公に対して性的な興味を持ち、二人きりになったタイミングを逃さず誘惑し童貞喪失へ導く。愛し方を教えてあげるつもりが従順な主人公の拙いテクニックにより翻弄され、精力の強さもあって立て続けの情交に及んでしまう。

・堅物で生真面目な人妻【小夜子】(32歳)
翻訳の仕事をしていて見た目からも堅物な印象を与える小夜子だが年齢の割には男性経験が少なく、夫に対しても積極的になれずにそれが浮気の原因に繋がったのではないかと考えていた。亡くなったかつての恋人に似た容姿の主人公が亜希奈と情交に及ぶのをを覗き見てしまい、自分が抱かれることを夢想し一人遊びまでした彼女は二人きりになったタイミングでハプニングを装い、下着にエプロンという扇情的な格好になり誘惑する。

・可憐で清楚な人妻【美帆】(28歳)
結婚して4年目で夫婦の営みが減ってきているなか夫の海外赴任話が持ち上がるものの、趣味で始めたフラワーアレンジメントに没頭し国内に残ることを決めた美帆。自らの勘違いがきっかけで主人公をシェアハウスに住まわせたものの、他の二人の住人が彼を巡り静かに火花を散らしていることを知って自らの本心に気付く。そんなある日主人公の一芝居により、性的な関係に発展してしまう。


ヒロイン一人に付き一章を使っての展開は、第四章にて住人同士モラルなんて気にせずに今だけでも皆で楽しもうよとばかりに、主人公が三人に提案してのハーレムプレイに発展する。主人公の立派な一物と精力の虜になっていて静かに嫉妬の応酬を繰り返していただけに、主人公からの提案は三人にとってまさに渡りに船でありタイトルの通りの結末を迎えるのである。但し本作ではこのハーレムにはいつか終わりがやって来ることも示唆しており、三人とも人妻であることを捨ててまで少年に溺れる訳でも無いし、主人公もかりそめの一人暮らしなだけで親元に戻ることは最初から分かっていることである。そんな現実的な終わり方になるのも致し方ないところであろうか。

本作では亜希奈と小夜子からはシェアハウスにて二人きりの状況で誘惑され性的な流れに発展するが、最初はお口での奉仕で発射してからお返しの愛撫で絶頂しそして合体という展開は、いずれもほぼ同じというのが気になるところである。従って個人的には男を同居させてしまった美帆が夫への罪悪感もあって退いた態度を見せていたのが、主人公が仕掛けた形がきっかけとは言え自分がリードすることに拘り上に乗って交わり快楽に浸る描写が三人の中では一番良かったと思う。

しかし人妻ヒロインたちにはそれぞれに主人公に溺れていく理由はあるものの、結局は年の差ということや期間限定の同居という設定を守ろうとしてか、シンプルで王道の作りではあるがどうしても物足りなさが残ってしまった。マドンナメイト文庫自体が250~280ページ位というフォーマットであるが故、残りのページ数を気にしてか終盤に駆け足でのハーレム描写となる上に、時間経過に伴う互いの目を盗んでの情交というスリルも一文で終わってしまったのが残念である。


DSKさんのブログでも本作をご紹介なさっています。
2017/4/11 発売人妻シェアハウスは僕のハーレム著:観月淳一郎、マドンナメイト文庫→ Amazonはコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。ひょんなことから人妻ばかりが暮らすシェアハウスで夢のような生活を送ることになった童貞の僕は……。実家の建て替えで仮住まいを強いられた高校生の啓太は、一人で学校近くにあるシェアハウスに住むことを決意した。ところが手違いで、そこは人妻しかいないことが判明。双方戸惑いつ...
人妻シェアハウスは僕のハーレム(著:観月淳一郎、マドンナメイト文庫)


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綾野馨「美しい義母と兄嫁と……」

綾野馨「美しい義母と兄嫁と……」
(マドンナメイト文庫、2017年2月、表紙イラスト:妃耶八)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

童貞のまま美菜とお見合い結婚した啓介だったが、一方の美菜もセックスに良い思いをしていないようで、月イチの子作り性交に留めようと提案される。溜まる性欲は自分で処理していたものの、ある日二世代住宅に住む義母の紗枝から夕食に招かれ、入浴する際につい出来心から彼女のパンティを持ち出してしまい彼女に見付かるが…。


【登場人物】

広岡啓介
22歳の不動産仲介会社に勤める営業三課の社会人。4年前に父親を亡くしてから母親を安心させてあげたいと考え、美菜とお見合い結婚へ至った。5歳年上の実兄がいるため、広岡家に婿入りした。年相応に性欲は強いが女性経験がなく、初夜に童貞を失っている。

広岡美菜
22歳で啓介と同い年だが7月に誕生日を迎える。中堅商社に勤めるOLで、千年近くにも渡る公家の末裔に当たる瓜実顔の美人で、スレンダーながらもEカップなバストに小振りなヒップとスタイルが良い。男性経験はあるものの良い思い出にはならなかったようで、啓介の生理をよく理解しないまま月イチの子作りセックスに留めてしまっている。

広岡紗枝
43歳。美菜の実母で亡くなった夫の保険金もあって生活に不自由はしていないが、社会との繋がりを求めてレジ打ちのパートに出ている。美菜より遥かに豊かなバストと肉付きが良い割には括れがはっきりした若々しい身体付きを密かに自慢にしている。娘が男の生理に疎く啓介に同情するうちに、不謹慎な関係へと陥ってしまう。

後藤真理子
27歳。啓介の実兄・秀一の妻で大学時代からの付き合いが発展し結婚したものの、夫婦仲は倦怠期に入っていて一方的な情交に不満を抱いている。子供は欲しいが出来ないのもストレスの一因。新居を探すべく啓介の案内で物件巡りをするが、義弟の性欲の強さにあてられ情事を重ねていく。バストの大きさは美菜と紗枝の間くらいの巨乳。


【展開】

美菜とお見合い結婚をし広岡家に婿入りした啓介だったが、妻がセックス自体をあまり好きではないようで月イチの子作り目的でしたいと告げられ、優しい啓介は受け入れたものの性欲は自らの手でしなくてはならなかった。そんなある日妻が友人の婚約祝いにと旅行に出て不在になった晩に、紗枝から夕食をご馳走するからと誘われしかも一風呂浴びてはと勧められる。元より義母にも興味を抱いていただけに、啓介は洗濯物として出されていた紗枝のパンティを持ち出し、浴室で匂いを嗅ぎながらオナニーを始める。そこへバスタオルを忘れたと義母が現れたためにその行為を見られるが、一方の紗枝は数日前にセックスは月イチだけと娘に聞かされて啓介に同情し、手伝ってあげるからと筒先をパンティでくるみながら放出に導く。

そこへまるで咎めるかのように美菜から連絡が入り、一度では収まらない啓介は義母の巨乳に触れもっとと言わんばかりに催促する。本番は無しと告げて秘所を見せてあげたまでは良かったが、啓介の口唇愛撫に堪らなくなり一度きりの約束で紗枝が騎乗位で主導するものの、なし崩しに攻め立てられてはそれも叶わずに正常位にさせられて二度目の中出しを受けようと腰をくねらせてしまう。

数日後兄嫁の真理子から社宅を出て一軒家に暮らしたいと相談を受け、啓介は二件目の都心の物件へと案内するが、キッチンの下見の際に覗かせる乳谷やスカートの間に見とれていたことを真理子に指摘される。夫婦の営みがあまり無いと聞いた真理子も啓介に同情し、自らも満たされていないこともあって今日だけと告げたものの、思わぬ偉容とそぐわないほど初々しいピンクの亀頭を見て可愛いとさえ感じてしまう。美菜だけでない女性の存在を感じた真理子は口唇奉仕で焦らし紗枝ともできていることを聞き出すと、飲精した後でキッチンシンクに掴まりバックで交合を求めていく。

7月に入り啓介は美菜の誕生日にランジェリーをプレゼントしたいからと紗枝に付き添ってもらい、都内のショップを訪ねたものの義母が試着したランジェリーに触発されて試着室で慌ただしくパイズリ奉仕を受けた後で四つん這いにして交わる。そしてその日の夜に美菜が浴室を訪ねて来ると頻繁に応えてあげられなくてと謝罪を受けるが、啓介も義母や兄嫁との不貞に心を痛めながらも少しでもエッチになって欲しいとの期待をこめて騎乗位で素股になってとねだり、秘所が擦れ合う感覚に呻きながら精を迸らせてしまう。

その数日後所用で街を歩いていた紗枝は偶然にも啓介と真理子が連れ立って歩いているのを見付け後を追うと、まさかと思いながらもラブホテルに入っていくのを見てショックを受ける。そして娘が外出している週末に啓介と真理子を呼び付けてふしだらだと糾弾するが、真理子も紗枝との情交を知っているだけに負けじと反論する。紗枝はその言葉を反芻して腹を決めると娘の不始末だから自分が面倒を見るからと切り返すと、真理子が啓介のペニスを取り出して口唇奉仕を始め、今度は紗枝が奪い返してパイズリフェラで射精に導いてしまう。その浅ましいほどの淫らさに同じように性欲のドツボに嵌まってしまったのだと理解した真理子は争うのを止め、頻繁に出来る訳ではないからと優先権を主張し騎乗位で跨がる。顔面を跨いだ義母の秘所への愛撫もこなしながら兄嫁を絶頂へ導いた啓介は、お尻を突き出して真理子を介抱している紗枝に欲情し、三度目の射精へ向けてしゃにむに腰を遣うのであった。


【レビュー】

マドンナメイト文庫からデビューとなった本作は、不動産仲介会社に勤める主人公【啓介】(22歳)が同い年の妻【美菜】とお見合い結婚し、婿入りしたところから話が始まっている。女性に縁の無い主人公は初夜に童貞を失うが、肝心の妻も過去の男性経験であまり良い思いをしてはいないようで月イチの子作りのみという条件を切り出され、性欲旺盛な青年にはまさに酷とも言える状況である。そんな彼に変化をもたらしたのは二世帯住宅に同居する義母の【紗枝】(43歳)で、妻の居ない夜にハプニングがあり不適切な関係へと発展してしまう。更に兄嫁である【真理子】(28歳)と新居探しをしていて、夫婦仲の倦怠期にあったことや義弟である主人公への姉としての愛情も相まって情事に及んでいく。

妻への愛情の方が強いだけに、二人の年上女性に対しては愛情よりは性欲の方が勝ってしまい流されるままの主人公ではあるが、ある日義母が兄嫁との密会を知ったのをきっかけにちょっとした修羅場に陥る。しかしことの発端は気の利かない娘にあるから自分が代わりにという紗枝と、義姉としての感情を押し出す真理子は結局は主人公のタフネスさからは離れがたく妥協に至り、正妻がいながらも関係へは続いていく。ちょっと都合が良すぎるぞという主人公のモテ振りが、マドンナメイト文庫というレーベルカラーからすると至って王道な誘惑官能作品であり、安心できる展開である。

若干気になるのが登場人物の喘ぎ声で主人公は動物(おサルさん?)っぽいし、貞淑なお義母さんと勝ち気でクールなお義姉さんでは年代も性格も違うのだからもう少し使い分けができると、より官能小説らしい深みが出てくるのかもしれない。今後の方向性に期待したい新人さんである。

tag : 社会人主人公 童貞 デビュー作品

甲野冬樹「美熟女と童貞 淫らに嫐られた夜」

甲野冬樹「美熟女と童貞 淫らに嫐られた夜」
(マドンナメイト文庫、2016年11月、表紙イラスト:大柴宗平)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

高校に通う圭吾はある日の下校途中に知り合って間もない美熟女・麗香に誘われ邸宅にやって来るが、浴室でシャワーを浴びている内に意識を失ってしまう。薬を盛られて軟禁生活を強いられた圭吾は女装させられ、麗香から倒錯に満ちた性的なお仕置きを受け続けるが、ある日衝撃の真実を告げられる。


【登場人物】

門脇圭吾
17~18歳くらい?の高校2年生。ペルー人の母親がいたがあることが原因で離婚し姉は母親に、圭吾は父親に引き取られている。下校途中の列車の中で麗香と出会い軽く会話を交わす程度だったが、ある日スペイン語を教えてと自宅に誘われる。中性的な容貌と華奢な身体付きで、性欲盛んな年頃の少年。

沢村麗香
30歳前後の誰でも振り返るほどの妖艶な魅力を放つ熟女。圭吾の降りる駅の二つ前の寂れた地域で周囲から浮いてみえるほど立派な邸宅に一人で住んでいる。両親は資産家で中学の時に死別し双子の妹と暮らしていたが、10年前に交通事故で亡くなっている。


【展開】

寒さを感じて目覚めた圭吾だったが見知らぬ邸宅の浴室に何故いるのか、更に肝心なことに自分が何者なのかすら分からず、屋敷の中を裸で歩き回りながらどうやら軟禁されていることに気付く。取り敢えず近くの部屋に入りタンスを物色して服を探すが、あいにく女性物の下着しかなく仕方なしにパンティを穿き、好奇心もあってブラジャーを身に着けようと悪戦苦闘していた所へ麗香がやって来る。彼女と話をしている内に自らの名前や知り合った経緯を思い出すが、彼女とエッチなことができると期待して勃起させてしまい、麗香からパンティ越しにペニスに触れられて呆気なく射精する。
下着泥棒には罰を与えないといけないとばかりにベランダに放り出された圭吾は、寒さのあまりしゃがんで用を足していると麗香から許しを得て室内に招かれるが、単にかじかんでいるだけにしては思うように手が動かせないことに疑問を抱く。次第に意識が朦朧とする中で麗香に命じられるまま顔面騎乗されて黄金聖水を飲まされ、馬乗りで童貞を失った圭吾は力を使い果たしたかのように眠ってしまう。

翌朝腕が動かせないために麗香に朝食を食べさせてもらう圭吾だったが突然腹痛に襲われ、更に腕の注射痕を見て彼女に恐怖を抱き抵抗するが、スタンガンを当てられ恭順せざるを得ないと諦める。用を足した後に浴室に連れて来られると、今度はバスチェアに寝かされて陰毛だけでなく腋毛や脛毛まで剃られてしまい、更に尻穴に指を入れられ腸内も綺麗にしたわと告げられる。部屋に戻り麗香のコーディネートによって女装させられた圭吾は妖しい倒錯感に思わずウットリとするが、四つん這いにさせられると股布をハサミで切り裂かれ、ペニバンで背後から貫かれながら手で射精に導かれる。

軟禁されてから三日目、生理用のナプキンを装着させられた圭吾は浴室でお漏らしするように強いられ彼女の変態振りにゾッとするが、身体を洗ってもらった後に全裸で二階の別室へ連れて来られる。薄暗い部屋の中でマスクを被りボンテージ姿の若い女と対面させられるが、莉愛と名乗る女は圭吾をタドロウと呼びながらいきなり口唇奉仕を始めてしまう。
麗香に捕らわれ調教されたのだと哀れむ間もなく、バックスタイルになった莉愛のアナルを貫かざるを得なくなるが、射精衝動に抗し切れずゴムの中に精を放つ。更に彼女のヴァージンも奪うことになり中出しするが、その瞬間莉愛の態度が一変する。麗香は薬が切れたのねと彼女の腕に注射を打つと、混乱する圭吾を寝室に連れていき同じように注射を打って眠らせてしまう。

翌朝目覚めた圭吾は夢精し濡れたパンティの気持ち悪さを感じるが、部屋に入って来た麗香が嬉しそうにパンティ越しに精液を啜るのを見ているしか術がなく、彼女が出掛けている間に四肢を拘束される。少しずつ腕の力が戻って来たせいか簡単に拘束が外れ、圭吾は二階の部屋を開けて回るが莉愛を見つけられず、その間に麗香が客人を連れて戻って来て何やら階下で物音がしたので寝室に戻る。
何故か婦人警官姿の麗香に疑問を抱きつつ圭吾は階下の部屋へ連れて来られると、目隠しとギャグホールを噛まされ縄で吊るされた熟女と対面させられる。ことも無げに新たなセックスの相手だと告げる麗香に圭吾は怒りを覚えるが、ひとまず言いなりになりハサミで服を切り裂かれていく熟女の乳房を見て興奮してしまう。そのプレイに飽きたのか麗香は圭吾にスタンガンを当てて失神させ熟女をベッドに縛り付けると、目覚めた圭吾に彼女と交わるように命じる。射精を迎えた瞬間熟女は何かを叫ぶが、圭吾はその言葉の抑揚に何処かで聞いたことがあると疑問を抱き始める。

毎朝欠かさずに顔面騎乗で黄金聖水を飲ませる麗香の変態プレイに合わせながらも反撃の機会を窺っていた圭吾だったが、再び彼女が買って来た服に身を包みウィッグを着けさせられてすっかり女の子にさせられる。ペニバンを付けた麗香はウットリしながら圭吾の女装姿を写真に納めた後、正常位でアナルを貫くとちんぐり返しにしてペニスを扱きながら女装した圭吾の顔面に精を浴びせてしまう。屈辱と共に一方では倒錯した悦びを感じて、圭吾はこのまま麗香に支配されるのもと良いかと考えるのであった。

そんな中ですっかり腕の力を取り戻していた圭吾は上手く麗香を騙し続けていた甲斐もあって、ある日の朝隙を見てこっそりスタンガンを盗み機会を窺う。麗香から嬉しそうに莉愛と熟女の二人が懐妊したと告げられ、圭吾は彼女たちが思い描いていた人物ならばと愕然とするが、甘える振りをしてシンクに麗香を押し付けるとスタンガンを使って気絶させる。麗香を拘束した後で二階の手近な部屋から開けて回ると、最初の部屋には意外な人物が瀕死の状態で見付かり、更に他の部屋には莉愛と熟女が拘束された姿で発見する。
二人の正体が予想した通りだったことや熟女から真相を聞いた圭吾は、目覚めた麗香と対峙し彼女の口からも理由を聞きたいと迫る。彼女の双子の妹の死と自分たちが関わっていたと知って圭吾は心を痛めるが、幼い時のことで自分にはどうしようもなかったと気を取り直し、これが僕の復讐だと告げてアナル未経験の麗香の穴に剛直を挿入する。始めこそ痛みを感じていた様子だったものの、次第に愉悦に浸りながら妹の名前を連呼する麗香を見てゴムの中で射精するが、そこへ莉愛と熟女がやって来る。妊娠の事実を知って開き直るかのように自分に甘える二人に戸惑いを隠せぬまま、押し倒された圭吾は麗香の目の前で手や口を使って二人に射精させられてしまう…。


【レビュー】


表紙イラストの通りウィッグを付けてボンテージ姿で拘束されているのが主人公の圭吾(高校2年生)だが、双子の妹を失ったメインヒロインの麗香(30歳前後)は彼女の死に圭吾たちが関わっているのを知った上で、用意周到に計画を練り彼を自分の屋敷に軟禁してしまう。作中にもあるように圭吾と麗香の背格好が似ているだけに、女装させてしまえば双子の妹にそっくりであり、そこに彼女を投影させた倒錯的な交わりがあるのはお約束と言えるだろう。

圭吾も両親の離婚により早くに母親と離れたせいもあってか年上好きで、だからこそ麗香から与えられる屈辱的な仕打ちにも意外なほどあっさりと受け入れている。しかし彼女の行動は常に復讐に裏打ちされているためか単に二人だけの甘々な展開になる筈もなく、麗香が圭吾に怪しい薬(睡眠薬や神経性のもの、強壮剤など)を使った主従関係であり、三十代の熟女や二十代の大学生を誘拐しあてがわせるという犯罪性の強い行為を平然としてしまう。従って圭吾の内面は早い時期から彼女に対する反抗心が芽生えているはずなのに、屈辱的な仕打ちを受ける度に陶酔してしまうのはちょっとちくはぐな描写のように感じた。

終盤で麗香の復讐の理由が明らかにされ、ここまでの流れは一種のサスペンスだったのだと分かるのだが、彼女の復讐であったのならば何処かしらで彼女の独白なりが有っても良かったとは思う。視点はほぼ圭吾からのものであり、彼が二人の女性との交わりを強いられる理由(とその関係性による背徳感)がモヤモヤとしているので、官能面での演出としてはやや物足りない。ならば麗香は二人の関係性に気付いていて、その行為の意味を知っているからこそ、復讐者としての視点で倒錯した悦びも描けたのではなかろうか。ちょっと勿体ない気がする。

tag : 高校生主人公 童貞 デビュー作品

イズミエゴタ「清純女子テニス部 男子マネージャーの誘惑ハーレム」

イズミエゴタ「清純女子テニス部 男子マネージャーの誘惑ハーレム」
(マドンナメイト文庫、2016年8月、表紙イラスト:妃耶八)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

怪我で引退を余儀なくされた健太は、同級生の鈴音から女子テニス部のマネージャーになってと頼まれる。「茶髪、ピアス、恋愛禁止」をモットーとするだけに清純な美少女ばかりが揃う部員に囲まれての部活動は、見た目に反して淫らな彼女たちに翻弄されるのであった。


【登場人物】

杉山健太
高校2年生から3年生に進級。男子テニス部で1年生の時からレギュラーとして活躍するほどの実力の持ち主だったが、怪我により引退を余儀なくされて凹んでいたところに同級生の鈴音から女子テニス部のマネージャーになって欲しいと頼まれる。童貞。

早川鈴音
高校2年生から3年生に進級。女子テニス部のキャプテンでシングルスとしてそこそこの実力の持ち主。成績優秀でクラス委員としても活躍しているが、健太に対しては割と砕けた口調で接することが多い。ストレートの髪をテニスの時にはツインテールにしている。処女。

清水千里
高校2年生から3年生に進級。女子テニス部でシングルスの選手。長身で巨乳とスタイルが良く、黒髪をポニーテールにしている。男子経験はあるようで主人公を積極的に誘ったものの、翌年には別の男子テニス部員と付き合い始める。

小泉万理
高校2年生から3年生に進級。女子テニス部で佳織と組んでダブルスで活躍する。男子よりも短いベリーショートが似合う中性的な美人で、佳織とは百合カップルとしてタチ役になることが多いが、男児との経験もある模様。

久野佳織
高校1年生から2年生に進級。女子テニス部で万理と組んでダブルスで活躍する。腰まで伸ばしたガーリーな印象はまさに万理と好対象で、カップルとしてネコ役になることが多い。非処女だが男性経験は無い。

早川琴音
鈴音の2年下の1年生で実妹。日本人形のようなボブカットに揃え、一見すると清純そうに見えるが、姉の恋人である健太に対しては小悪魔的な態度で誘うことが多い。中学の時に付き合っていた彼氏とは別れている様子。

栗崎優香
琴音と同級生の女子テニス部員で、身体能力が高くエース候補として期待されている。男子のようにショートにした髪型の美少女で、男性経験は無い。


【展開】

ギプスがやっと取れたものの失意に陥る健太は、ある日クラスメイトの鈴音から女子テニス部のマネージャーになって欲しいと頼まれ、どうせテニスしか能がないんだからと遠慮の無い物言いに、身体だけは女子なんだろと返してしまう。そんな言葉に鈴音は女子の証拠を見せるからと放課後に理科室に健太を誘い、ショーツを下ろしてスカートをめくり秘所を見せてしまう。間近で秘所を眺めたり触らせてもらった健太は、鈴音が恥ずかしそうに退散するやペニスを取り出してオナニーしてしまう。

こうしてマネージャーとなった健太だったが、視聴覚室での授業で室内が暗くなったのを良いことに、隣の席に座る鈴音に悪戯して秘所に指を出し入れさせてイカせてしまう。そして次の日の昼休みにプレハブの部室で壁ドンして唇を奪うが、意外にも鈴音はされてばかりだからお返しと告げて股間に指を伸ばすと、キスをしながらペニスを扱いて射精に導く。更にひと月が経った雨の日に練習を中止にすると、二人きりの教室で鈴音からもう1回と求められ、口唇奉仕で精を抜かれるのだった。

年末を迎えて大掃除と称して昼休みに部室に出入りする健太の楽しみは、女子部員たちの汗の染み付いたアンスコの匂いを嗅ぎ分けることだったが、そんなある日お楽しみの最中に千里が合鍵を使って入って来てしまい物陰に隠れる。知ってか知らずか千里がソファに四つん這いになりオナニーで絶頂するまでを見届けると、入れ違いにやって来た鈴音にしたいと迫るが、まだ待ってと口唇奉仕で終わってしまう。そして年内最後の室内練習の日に健太は千里から誘われマッサージ室に行くと覗きに気付いていたと告げられて、オナニーの見せ合いっこから騎乗位での初体験へと発展するのであった。

年が明けて千里のデートの誘いを断ってしまった健太は、それが原因で男子テニス部の友人と付き合い始めたと聞いてがっかりし、鈴音とも発展に至らず三学期を悶々として過ごす。そして試験最終日の練習で勝ったらさせてくれるとの条件で鈴音とのマッチで勝つと、休日に誰もいないからと家に誘われる。そこで鈴音との初体験を済ませたものの、琴音が予定を早めて帰宅したことに慌てて逃げ帰ってしまう。
そして迎えた新学期、恋愛禁止の掟を破ったと健気な脅迫をする琴音に健太は翻弄されるが、ある日姉と留守番だからと家に招かれる。料理に没頭する鈴音をよそに琴音の部屋で背面騎乗位で跨がられて関係を結んでしまうが、琴音が出掛けると健太は今度は鈴音にもエッチを迫るのであった。

5月に入り順調に市大会を勝ち上がると、健太は試合が終わってから火照りが収まらないからと鈴音と会場近くの林で露出プレイをしたり、練習が終わってから琴音に迫られて優香の見守る前で対面座位で交わったりと二股交際を続けていく。そんな折に始まった校内合宿で千里に誘われて部室へ向かうと、佳織がペニバンを装着して万理を貫いている場面に遭遇する。タチとネコを入れ換えて佳織が激しく潮を吹くのを見守りながら、健太と千里は対面立位で交わり刺激を楽しんでいく。

そして合宿2日目の夜は昂りを鎮めて欲しいと鈴音に求められて四つん這いにしてセックスし、最終日の夜には琴音に自分たちの部屋に来て欲しいと誘われた健太だったが、待ち受けていたのは琴音や優香だけでなく千里や万理、佳織の5人であった。練習で上達したお礼にと千里の仕切りで王様ゲームが始まると次々に健太と濃厚なキスを繰り返すが、万理が始めに我慢できなくなり彼を裸にして横たえると、皆が一斉に身体のあちこちを舐めて奉仕を始める。五人に次々に精を搾り取られた健太は彼女たちの玩具にされても良い、夢なら醒めないでと願うのだった。
そしてインターハイは鈴音の三回戦敗退で全てが終わり引退の時期を迎えるが、早川家に帰宅した健太は疲れて眠っている鈴音をよそに琴音を四つん這いにして交わってしまう。流石に鈴音が気付かぬ筈もなく、でも勢いに流されるまま健太は二人を並べてバックで貫いたり、姉妹を上下に重ねて交互に交わったりとそれぞれに1回ずつ精を注ぐまで求められてしまう。引退式を終えた健太は引き続きマネージャーとして、後輩たちに玩具扱いされるのも悪くないかなと将来を夢想するのであった。


【レビュー】

某人気アイドルにそっくりな表紙イラストの通り、本作は一見すると清純そうに見える女子高生たちが女子テニス部の年次活動と並行し、唯一の男子である主人公とエッチな体験を積み重ねていく流れである。これは同じ作者によるデビュー作品「ハーレム学園演劇部 放課後の演劇レッスン」とほぼ同じような構成であるものの、舞台は全く別の学園と登場人物で展開されていて、「ハーレム学園シリーズ」というよりは単独作品という趣となっている。

テニスの大会中に脚を痛めて引退を余儀なくされた主人公に対し、中学からの仲である清純な委員長タイプの【鈴音】から女子テニス部のマネージャーになって欲しいと声を掛けられる出だしは、三年生から二年生にバトンタッチされる夏の時期である。そこから翌年インターハイに出場するまでの流れに沿って話が展開されており、最年長になった主人公や鈴音との恋愛物語を中心としながらも、同級生の【千里】との情交描写も存在するのが前半である。鈴音にはやや強気に迫る主人公だがなかなか本番は許してもらえないうちに、千里から誘われて童貞を卒業する流れとなっている。

そんな初体験を踏まえて進級した主人公は新たに1年生を迎えるが、その中には鈴音の妹の【琴音】も登場する。清純な姉とは異なりエッチに積極的で非処女なだけに、主人公に対して恋愛禁止を是とする部の方針とは相反する姉との関係をネタに迫られる展開が多めとなっている。そして部活動なだけに大会に向けた合宿の描写もあり、そこでは主人公と同級生でボーイッシュな【万理】と2年生でガーリーな印象の【佳織】という好対象な百合カップルや、1年生の【優香】の処女喪失など見せ場は盛り沢山である。

惜しむらくはこうした情交描写の華やかさや場数の多さが影響して、メインであるはずの鈴音との場面では琴音との情交の後でたったの1行であっさり済ませてしまったり、前戯のいやらしさに比べて本番はサラッとし過ぎたりとややちぐはぐな面が見え隠れしていた点であろうか。それはともかく夏の時期の刊行ということもあってか運動部ならではの芳しい汗の匂いや、下着やアンスコの匂いを主人公が嗅いで興奮する場面も見られるので、そうした描写が好みな読者ならばより満足できるのではないだろうか。

DSKさんのブログでも本作をご紹介なさっています。
2016/8/12 発売清純女子テニス部-男子マネージャーの誘惑ハーレム著:イズミエゴタ、マドンナメイト文庫→ Amazonはコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。ひょんなことから女子テニス部のマネージャーになった健太に次々と襲いかかるエッチな誘惑の数々!! ケガでテニスプレイヤーとしての夢を絶たれた健太だが、思いを寄せる同級生・鈴音の願いを聞き入れ、女子テニス部のマネージャーを引き受けることにする。心機一...
清純女子テニス部-男子マネージャーの誘惑ハーレム(著:イズミエゴタ、マドンナメイト文庫)

tag : 高校生主人公 童貞 美少女限定

観月淳一郎「ふたご巨乳ナース 僕と義母と叔母と」

観月淳一郎「ふたご巨乳ナース 僕と義母と叔母と」
(マドンナメイト文庫、2016年4月、表紙イラスト:大柴宗平)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)




【あらすじ】

バイクで事故を起こし父親が経営している病院に入院した優一だったが、ナースとして勤務する真由子の色香に惑わされて反抗的な態度を取っていた。そんな優一も排尿の扶助を受ける際に勃起してしまい、真由子の手コキで射精に導かれるが、よく見ると瓜二つの叔母で奔放的な性格の紗江子であった。

【登場人物】

矢崎優一
19歳の浪人生。代々経営している総合病院の跡取りとして英才教育を受けていたが、医学部の受験に失敗。その理由を義母の真由子の色香に惑わされたとこじつけ、両親に対し反抗的な態度を取っている。女性経験は無いが、成人男性を凌ぐ巨根の持ち主。

矢崎真由子
32歳。看護学校を出てから矢崎の病院にナースとして勤務し、優一の父親と2年前に結婚。現在も仕事を続けており子供はいない。色白でむっちりとした魅力的な女性で、紗江子より若干巨乳で母乳を吹き出しやすい体質。男性経験は夫ひとりだけである。

浅倉紗江子
32歳。真由子の双子の妹。姉と同じ道を歩んでいるが比較されるのが嫌で、自ら男性を漁るようになり奔放な印象を与えているものの独身。それでも姉のことを思い、彼女に扮して矢崎に結婚を迫るなど性格の優しさを感じさせる。ナース服だと外見上は真由子とは区別がしずらいほど瓜二つ。

【展開】

優一はある晩に父親と口論になり家を飛び出し、バイクで走っている際に急ブレーキでスリップして路面に投げ出され、右足骨折と両腕の重い捻挫という怪我を負い父親の経営する総合病院に入院する。特別個室に入り真由子の介護を受けている際に尿意を催すが、朝勃ちした剛直を見て義母は時間を置いてまた後でと逃げ出してしまう。再び現れたナースを真由子と勘違いした優一は、紗江子の手で射精に導かれた後でやっと小水を出すが、名札を見て正体に気付き騙したなと逆ギレして追い返してしまう。

ナースステーションに戻って来た妹から一部始終を聞かされて仕事も手に付かなくなった真由子は、同僚に勧められて休憩を取るつもりが上階の個室トイレに籠り、先ほど触れた優一の巨根を脳裏に浮かべながらオナニーしてしまい欲求不満を意識する。帰宅前に優一の病室を訪ねたものの、当の本人から気恥ずかしさもあってかすげなく追い返され涙を浮かべながら去っていく。
その様子を見守っていた紗江子は姉の名札を借りて優一の病室に入り、気に入ってもらえるなら何でもするからと真由子に扮する。姉に対する態度に憤りを感じ口唇奉仕でお預けにし罰を与えるつもりだったのに巨根に翻弄され、迸りを飲み下すだけでなく顔面騎乗さながらに秘所を見せ舌で愛撫されて絶頂に導かれてしまう。後戻りは出来ぬと紗江子は「おかあさん」と呼ぶように命じ、騎乗位で交わるのであった。

翌日優一の甘える態度に不審を抱いた真由子は紗江子を問い質し、あっけらかんと経緯を聞かされて気まずい思いをしながらも帰宅前に病室を訪ねる。パンツを脱いで勃起を見せ付ける優一を傷付けまいと口唇奉仕で射精に導くものの、流石に顔面騎乗になるのは拒む真由子。それでも負傷した体で追いすがられると、何とかしたいという思いが強くなり、ベッドに横たわり優一の愛撫を受けながら胸が膨らんだのと指摘されつつも、不自由な指で乳房を揉まれて母乳を吹き出させてしまう。

こうして正常位で結ばれた真由子だったが、その表情の変化に気付いた紗江子は取られたくないとの一心で再び姉に扮して夜の病室を訪ねる。優一の言動から姉が帰宅前に情交を済ませたと気付くが、今度は分娩台に乗せて交わると約束したと言われ分娩室に移動する。両足を拘束されて開脚し器具で膣内を観察されて感じてしまうが、優一は晒け出した乳房を揉み乳首に吸い付きながら正常位で絶頂するものの、一向に母乳が出て来ないことで正体を見破り姉妹でグルになって騙したなと激怒し立ち去る。

すっかり心を閉ざしてしまった優一を見て真由子は諦めようとするが、いつになく真剣な表情の妹に説得され二人で病室を訪ねる。ナース服で姉妹揃っての謝罪に優一は二人でレズって見せてと要求し、ベッドから立ち上がる。相舐めで達した姉妹の痴態に興奮し謝罪を受け入れた優一は二人がかりでの口唇奉仕で射精すると、重ねて交互に貫き真由子と紗江子の中に精を注ぎ込むのであった。

【レビュー】

昨年デビューした気鋭の作家によるマドンナメイト文庫二冊目の作品であり、前作と同様に貞淑なヒロインに想いを寄せる主人公が奔放なヒロインの手解きを受けて二人とも関係を結ぶのだが、中盤に一悶着あるものの和解して三人で仲良くという主な流れは変わりない。

あらすじと目次を見れば容易に想像が付くように、シンプルかつ期待を裏切らない王道的な展開であり、主人公ですら外観上は見分けが付かないほど似ている双子ならではの入れ替えも描かれている。というよりもそれがメインなのだが、義母にあって叔母に無いものがあって主人公が正体を見破ってギクシャクするものの、和解に至るまでの流れは姉妹での百合である(これは今後この作者のお馴染みの展開になるのかな…?)。

マドンナメイト文庫の尺に合わせるとどうしても前半が間延びし過ぎる割に後半は詰め込み過ぎな印象であり、主人公が退院してからの生活は病院とは違い他人の目が届かないだけによりエスカレートした情交描写を盛り込めば良かったのかもしれない。

愛好家Sさんのブログでも本作を紹介なさっています。
み12-2『ふたご巨乳ナース 僕と義母と叔母と』観月淳一郎、二見書房/マドンナメイト文庫、2016/04 発売●あらすじ魅力的な継母に惹かれながらも反抗的な態度を取ってしまう青年が、バイク事故を起こして、継母がナースとして働く父の病院に入院する事になる。清純なはずの継母に淫らな奉仕をされ、心を開いていくが…。●登場人物【矢崎優一】19歳。童貞。一浪。矢崎雅夫の息子。継母と仲良くしたいと思っているのに反抗的な態度を取...
み12-2『ふたご巨乳ナース 僕と義母と叔母と』

DSKさんのブログでの紹介記事はこちらです。
2016/4/11 発売ふたご巨乳ナース-僕と義母と叔母と(著:観月淳一郎)→ Amazonはコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。予備校生の優一は新しい母・真由子との生活が不満だった。その濃厚なフェロモンに悶々としていたのである。そんなある日、優一はバイク事故で入院することになる。看護に当たることになったのはナースの真由子だったが、雰囲気がいつもと違い、エッチな介護までしてくれて……。(引用元:Amazon)★...
ふたご巨乳ナース-僕と義母と叔母と(著:観月淳一郎、マドンナメイト文庫)

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プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

〈コメント〉
どなたでも書き込み自由ですが、管理人が許可するまではコメント欄に反映されないので、その辺りはご理解下さい。

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基本的にフリーですし、特にお知らせ頂かなくて構いません。

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