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犬飼龍司「白昼衝動 兄嫁、義妹、そして継母を…」

犬飼龍司「白昼衝動 兄嫁、義妹、そして継母を…」
(フランス書院文庫、2014年6月、表紙イラスト:池田正輝)

ネタバレ有り。御注意下さい。
2016年9月19日レビュー再編集。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

受験に失敗し兄夫婦と暮らしている修平は綾子の着替え姿を覗き見て以来、次第に強気になり彼女と関係を結んでしまう。その関係に気付いた義妹の千佳や義母の織江に対しても、修平は毒牙に掛ける事になるが…。


【登場人物】

島崎修平
18歳。大学受験に失敗し、現在は兄夫婦の元で下宿しながら予備校に通っている。気が弱く成績優秀な兄に説教される事が少なくなく、常に鬱屈した想いを抱いている。童貞

島崎綾子
30歳。2年前に同い年の修平の兄・浩司と職場結婚し、現在は専業主婦。背中まである黒いストレートロングの髪型に和風の顔立ちで、楚々とした雰囲気を持つ。夫との性交渉は月イチペースで物足りなさを感じている。Fカップ。

平野千佳
18歳。綾子の実妹に当たり成績優秀で理知的な少女で、学校では生徒会副会長を務めている。融通が利かず生真面目で浪人生の修平の事を見下している節が見られ、折り合いは良くない。

島崎織江
39歳。10年前に修平たちの父親と再婚しやや過保護にも思える愛情を注いでおり、受験勉強の為兄夫婦の元に同居する修平を心配して訪ねて来た。砲弾状の巨乳を持つグラマラスな女性。


【展開】

雨に濡れた綾子と一緒に帰宅した修平は着替えを覗いてバストトップまで見て劣情に駆られ、その三日後に一緒にお茶を共にした際に彼女の胸の谷間に不躾な視線を向けると、動揺したのかお茶を溢されてしまう。慌てて綾子はタオル越しにズボンを拭こうとするが、修平の股間の膨らみに気付き触られたから勃起したと口実を与えてしまい、一度きりの約束で彼のペニスを手で擦ることに。しかし射精が間近になると、床を汚すまいと咄嗟に口内で迸りを受け止める羽目になる。

その三日後に修平は綾子にまたして欲しいと迫り兄に相談していないと知ると強気に出たり、哀願したりと言葉巧みに彼女を追い込み、承諾を得た上で避妊具を着けずに正常位で交わり立て続けに膣内に射精する。数日後珍しく兄が早く帰宅するがいつもの様に一方的に説教された修平は、兄が酔い潰れたのを見てリビングで綾子にイラマチオさせた後、騎乗位にさせて自ら挿入せずにはいられないように仕向けて膣内射精する。

翌週学校が夏休みに入り姉を訪ねて来た千佳に関係を問い質された修平は、あくまでも上からの言動に終始する彼女の態度に腹を立て、唇を奪った後彼女の手を縛り四つん這いにさせると無理矢理ペニスを挿入し処女を奪う。そして翌日口封じに再び千佳を呼び出すとアナル舐めやイラマチオを強制された際の反応を見て被虐性があると見抜き、綾子の身代わりになるからと必死に繰り返す千佳に騎乗位を要求し膣内に射精する。

修平は駄目押しで綾子に千佳とのハメ録り写真を見せると予想通り妹の身代わりになると告げられ、キッチンで裸エプロンにさせて背後から抱き付くと尻扱きで射精し、いずれは奪うつもりでアニリンクズで羞恥を与え立ちバックで交わり膣内射精する。更に夫婦の寝室で四つん這いにして綾子を犯していると兄からの電話が入り、必死に取り繕うとする彼女を蔑みながら種付けを繰り返す。一方で修平は千佳に対して姉を犯さない約束を守っているのだからと嘘をつき、浴室に向かい彼女の秘所の毛を剃り落としオナニーを強要させる。十分に秘所が潤ったのを確かめると四つん這いにさせ、始めは膣穴を攻め立て次はアナル処女を奪い肛内へ精を放つのだった。

ある日義息二人の様子を見ようと織江は一本早い電車を使ってマンションに到着するが、部屋の鍵が空いているのを見て不審に思い中に入ると、修平が綾子と交わっている最中だった。義母に叱られると怯えた表情を浮かべた修平だったが、兄と比べるかのような言い方に逆ギレし、呆然として動けない綾子をよそに織江を押し倒し貞操を奪ってしまう。そして夏休みも終わりに近付いたある日修平は三人の女を集めると、自分に犯されて感じずにいられたなら解放してやると賭けを持ち掛ける。千佳、織江が屈服していくなかで綾子はアナル処女を奪われ、千佳に愛撫されながら絶頂に達してしまう。その頃妻の態度に不審を抱いていた修平の兄が帰宅して、部屋の外から痴態を眺めており…。


【レビュー】

前作「【誘惑三重奏】私立高校生徒会」から22ヵ月ぶりの復活となった本作は久々の凌辱作品で、元々凌辱作家としてデビューしただけに違和感を感じさせない。久し振りの凌辱回帰なだけに、至ってプレーンな青年主人公による「俺様」流の凌辱作風である。

主人公は特に取り柄も無く優秀な周囲の人間から見下されているとはいえ、あまり同情出来るだけの余地も無いだけにそんな人物の根拠の無い増長振りにはイマイチ説得力に欠けるものがある。公式での紹介では「理不尽」とのシチュエーション付けがされており、確かにその通りなのかもしれないが、主人公をとりまくヒロインたちの態度の違いには説明が欲しかったように思う。そのくらい衝動的で流してしまっているのが、良い設定なだけに勿体ない気がする。

メインである綾子はなかなか主人公に心を開かず金太郎飴的な反応に終始するのは、主人公が兄の女を寝盗ったという優越感に拘り、愛情のあるセックスをしない点に原因があると思われる。初めはそれで良くても、終盤まで同じパターンでひたすら羞恥を与えるばかりではつまらないし、夫婦の寝室で犯す時はひたすら愛撫のみで焦らしたり、オモチャを使ったりと彼女の方から何かを求めさせる展開が欲しかった。

綾子の妹の千佳に付いては単に処女を奪った、剃毛した、アナルを犯したと断片的で、終盤にそれなりの描写はあるが牝奴隷にしたなら 、主人公とタッグを組んで綾子を堕とすなどの発展的な展開を見たかった。織江に関しては取って付けた感じがする上に、これまでの流れをトレースしただけのようにも見える。例えば序盤は主人公に癒しを与える役割だったのが、終盤に彼女に誤解され裏切られたと毒牙に掛けるのでも良かったかなと思う。織江は居なくても姉妹丼で十分だったのに、ちょっと欲張り過ぎたのかもしれない。


愛好家Sさんのブログでも本作をご紹介なさっています。
4013『白昼衝動 兄嫁、義妹、そして継母を…』犬飼龍司、フランス書院/フランス書院文庫、2014/06 発売●あらすじ予備校に通う為に兄夫婦の家に同居させてもらっている少年が、衝動に駆られて憧れの兄嫁に迫って関係を持ち、その関係を知って兄にばらそうとした兄嫁の妹を口封じに凌辱し、ついには継母までも毒牙にかける。●登場人物【島崎修平】18歳。童貞。予備校に通う浪人生。アルバイトをしている。織江の義息。浩司の実弟。童...
4013『白昼衝動 兄嫁、義妹、そして継母を…』








フランス書院文庫の戦略かどうかは分かりませんが、基本的にデビューした時の「誘惑」または「凌辱」路線から次に真逆に来るケースはあまり無いようです。それでも一部に例外がありまして、例えば高杉圭氏はデビュー作品が「誘惑」でヒット→二作品続けて「凌辱」に挑戦→以降は「誘惑」となっています。犬飼龍司氏もデビュー三作品まで「凌辱」→四作品続けて「誘惑」→以降は現在まで「凌辱」に戻って来ていています。本作が凌辱回帰とは言え、主人公をあえて悪ぶらせているかのような違和感が拭えず、まぁ回帰しての慣らし運転と言うと失礼かもしれませんが、そんな印象を持ちました。


そんな前置きの上で昨年2月デビューの香坂燈也氏の五作品目となる新作は、再び「凌辱」に回帰しての刊行となります。




作品紹介(公式ホームページ)

優等生の仮面をかぶった青年は、最低の悪魔だった!
未亡人の肉孔をこじ開けるおぞましく膨らんだ亀頭。
女膣で灼熱を感じるたびに美弥子の唇からは悦楽の嗚咽が……
美女だらけの家で凌辱の限りをつくしていく将斗。
邪な視線は結婚を控えた長女・楓、さらには次女の菜々へ。
女に眠る欲望のすべてが暴かれる、ここは調教の家!


※あらすじは公式ホームページから引用しています。


当初は主人公が長女の婚約者かなとも思いましたが、公式ホームページの紹介を見ると恐らく違うようです。香坂燈也氏はこれから誘惑と凌辱の二足のわらじを履きながら、作品を重ねていく方向でしょうか。それにしても1年半で五作品目ですから筆が早いというだけでなく、実績を挙げていることの裏付けでもありますよね。

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犬飼龍司「罪深な献身 親友の妻は危険な美獣である」

犬飼龍司「罪深な献身 親友の妻は危険な美獣である」
(フランス書院文庫、2011年2月、表紙イラスト:TAKAI)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)




【あらすじ】

転勤により上京した浩次は、元恋人の百合香と思いがけず再会し、3ヵ月前に結婚した事を知る。同じ会社に勤める彼女の姉の蘭子に慰められる内に関係を持ち、それを知った百合香とも徐々に深い仲になっていく。

【登場人物】

辻村浩次
25歳。幼馴染みの百合香と高校時代に付き合っていたが、遠距離恋愛になり自然消滅した。転勤により上京したのをきっかけに彼女と再会する。平凡だが素朴でひたむきな性格で、彼女の事を引き摺っているせいか童貞のまま。

橘百合香
25歳。浩次の幼馴染みで元彼女。清楚で大人しい性格で、肩のところで切り揃えられた黒髪の令嬢然とした容姿。Eカップ。3ヵ月前に浩次とも共通の幼馴染みと結婚したばかりで、偶然引っ越して来た浩次と同じマンションに暮らしている。

坂口蘭子
27歳。百合香の実姉で近所に住んでいる。浩次の勤務先の社長秘書。勝ち気で活発な性格で、緩やかに波打つ栗色の髪をした知的な女性。Gカップ。浩次の幼馴染みで実の姉のように慕っており、同じ会社に勤めているという事で連絡を取っていたが逢うのは7年ぶり。単身赴任中の優しい夫がいる。

【展開】

再会した百合香が人妻で夫が親友だと知り落胆した浩次は、翌晩に蘭子とも再会して話をする内にビールを飲むペースが上がって酔ってしまい、そのまま彼女の部屋へ誘われる。元より浩次に興味のあった蘭子は夫が長らく不在にしていたこともあり、自らリードして手コキで射精に導くと、騎乗位になり筆下ろししてしまう。

翌朝夫からのラブコールに蘭子は少しだけ罪悪感に陥るが、その二日後にはアフターファイブに会議室に誘いパイズリフェラや立ちバックでの情交に及び、次第に逢瀬を重ねていく。そんなある日百合香は姉の部屋を訪ねると二人のセックスを覗き見てしまい、浩次への未練があることを再確認する。そして彼の部屋を訪ねると告白してしまうが、流石に性交はダメだと言いながらも口唇奉仕で飲精までしてみせるのだった。

蘭子が海外出張ということもあり、浩次は営業の合間に百合香の部屋を訪ねてはオナニーの見せ合いや、シックスナインと際どい行為を重ねて遂には正常位で結ばれる。更にこれまでは拒まれていた寝室での交わりを求め騎乗位にさせるが、そこへ夫からの電話が入り嫉妬に駆られて下からの突き上げのピッチを上げて絶頂に導いてしまう。そして浩次との不倫関係を続けていた百合香はある日彼の部屋を訪ねると別れを切り出すが、最後のお願いだと裸エプロンを要求されて立ちバックで貫かれると、快感のあまり中出しを許してしまうのであった。

百合香と別れた浩次は出張から帰って来た蘭子に誘われ部屋を訪ねるが、百合香と関係したのねとあっさりと見抜かれてしまい、後ろはヴァージンだからとアナルセックスを求められ腸内に中出しする。そして次の週に百合香の夫からの誘いで部屋に来るが、蘭子の話に及ぶと百合香が嫉妬を交えた表情になり、酔って寝てしまった夫の側で抱いて欲しいと求められる。その豹変ぶりに一旦は躊躇うものの、浩次は対面座位で跨がられると激しく腰を突き上げながら中出しする。

こうして百合香との逢瀬も復活したものの、ある日部屋を訪ねて来た蘭子と鉢合わせになってしまい、ちょっとした修羅場に陥りそうになる。積極的な蘭子は浩次のズボンとパンツを脱がすとパイズリフェラで挑発し、百合香も触発されて参加して二人がかりの乳戯で射精に導く。次は姉妹で身体を重ね合わせて交互に挿入されるが、浩次は蘭子のアナルに目を付けて四つん這いにし腸内に中出しする。続いて百合香も後ろの処女を捧げたいと大股を広げ、姉に乳房を愛撫されながらアナルにペニスを受け入れるのであった。

【レビュー】

主人公の浩次からすれば、百合香やその夫、蘭子の3人ともに幼馴染みであり、近過ぎるからこその背徳感がよく出ていると思う。一旦別れを切り出したのに、姉との関係に嫉妬して夫の眠る脇で堂々と告白する百合香の行動は一見ちぐはぐだが、その近過ぎる関係であるが故の迷いがよく描かれている。一方の蘭子は浩次にとっては実の姉代わりという存在でも有り、手解きをしてあげながらも自分にも脈が有るかもとエッチなお姉さんを演じている雰囲気を感じられた。

全体的には情交場面がふんだんに盛り込まれており良い誘惑作品だが蘭子との初体験はもう少し丁寧に書いて欲しかったし、姉妹が競合する場面で百合香も負けじといきなり後ろの処女を捧げるのは、清楚な彼女にしてはあまりに唐突かつ性急な描写だと感じられたのが残念である。

DSKさんによる本作の紹介記事はこちらです。
2011/2/23 発売→ Amazonはコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。「今夜だけ、あなたの彼氏に戻りたいの……」煽情的な下着姿で欲情に目を潤ませる「親友の妻」。こぼれ落ちそうな乳房、白く艶やかな太ももが悩ましい。高校時代の彼女が、こんなに良い身体をしていたなんて……。初めての口唇奉仕に耽る姿が、健気で淫靡な25歳。夫の知らない「女」を露わにする新妻と、最高の禁断体験!★★★★☆ 好対照な幼馴染み姉妹との過...
罪深な献身-親友の妻は危険な美獣である(著:犬飼龍司、フランス書院文庫)

愛好家Sさんのブログでも本作をご紹介なさっています。
1772『罪深な献身 親友の妻は危険な美獣である』犬飼龍司、フランス書院/フランス書院文庫、2011/02 発売●あらすじ元恋人への想いを断ち切れずにいた青年が、元恋人と思いがけず再会して三カ月前に結婚した事を知って落ち込み、姉同然の幼馴染みに慰められて関係を持ち、同じく想いが残っていた元恋人とも深い仲になっていく。●登場人物【辻村浩次】25歳。童貞。F物産第二営業部の社員。百合香の幼馴染みで元恋人。蘭子の幼馴染...
1772『罪深な献身 親友の妻は危険な美獣である』

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犬飼龍司「上司の妻、部下の妻、下請けの妻」

犬飼龍司「上司の妻、部下の妻、下請けの妻」
(フランス書院文庫、2016年1月、表紙イラスト:日田慶治)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)




【あらすじ】

営業部長の矢崎は部下の女子社員や取引先とのセクハラなど悪い噂が絶えないものの、次期社長候補の専務の懐刀として重用されていた。部下と結婚した新妻の志保、取引先の社長夫人の瞳の身体を自分のものにすると、次は専務の後妻の玲子に狙いを定める。

【登場人物】

矢崎義之
52歳。五石電器の営業部長で脂ぎった顔立ちと肥えた体つきに合わせるかのように、部下や下請けには尊大な態度を取りセクハラやパワハラの限りを尽くし、おおよそ人格者とは言えない。猪突猛進型だが、狡猾な一面も持っている。独身。

森村志保
28歳。艶のあるセミロングの黒髪と垂れ目がちの目付きから日本人形を思わせる新妻。同僚の森村と結婚したのを機に寿退社したが、上司である矢崎のセクハラをあしらえずにいた。玲子とは公私に渡り親しくしている。

坂池瞳
34歳。五石電器を元請けとする坂池製作所の若社長の妻で、取引の責任者である矢崎に関係を求められる。持ち前の気丈さであくまでも取引の為に身体を許すだけで、心は貞淑であろうとするも逆に矢崎の嗜虐心を煽る結果に。

君島玲子
36歳。五石電器の専務の後妻だが、彼の懐刀とは言え悪評ばかりの矢崎を毛嫌いしている。怜悧でクールな美貌で、Gカップはありそうなグラマラスな肢体の持ち主。かつては社員でセクハラの噂が絶えない矢崎を左遷寸前まで追い詰めたことがある。

【展開】

翌朝接待ゴルフがあるからと新婚早々の森村家に厚かましく泊まり込んだ矢崎は、かつての部下であった志保に剛直を握らせながら身体に触れて秘所が濡れていると指摘する。夜中に彼女がトイレに起きたのを見計らい、矢崎は彼女を和室に連れ込み夫の上司だと言外に臭わせながら関係を持つのであった。

翌週も森村家に宿泊した矢崎は眠る夫の隣で志保を貫いたり、別の日には森村が出社した後で志保に裸エプロンでの肉交を迫ったり、更にはその晩にセクシーランジェリーで夫に馬乗りになって隠し撮りしろと命令する。矢崎の意向で一週間森村が海外出張した際には自分が旦那だと乗り込み、泡姫プレイから騎乗位でアナル処女を奪い、危険日だと知ると自分の子を孕めと連日に渡り種付けを繰り返す。

ある日矢崎は坂池夫妻を会社に呼び付け尊大な態度でコストカットを要求し、数日後そのプレッシャーに耐えかねた夫が胃潰瘍で入院すると、瞳の連絡を受けてシティホテルで正常位で犯し坂池の会社との取引は保たれることに。翌日入院中の坂池を見舞うついでに隣の空き病室に瞳を連れ込むと口唇奉仕を要求し射精するが、射精させれば大丈夫という彼女の願いを打ち砕くかのようにたぎったままの剛直を後背位で貫くのであった。

その三日後坂池の工場を訪ねた矢崎は事務所の窓際で立ちバックで瞳を貫き絶頂へ導くが、昼休みを迎えブラインドの不自然な揺れが気になった若い従業員が不審に思いドアから覗き見しているのを見付ける。童貞の若者のペニスを立ちバックで受け入れた瞳を汚すように口唇奉仕から顔射した矢崎は、性欲旺盛な従業員に二回戦は騎乗位でやれと命じると、自らは瞳の背後に回りアナルを奪ってしまう。

他の取引先からリベートを受け取っていると専務から糾弾を受けた矢崎は、志保が玲子と親しくしていると知り先んじて手を打とうと友人が経営している浴場を貸し切りにし、志保に対して玲子を連れて来るように命じる。頃合いを見て睡眠薬入りのお茶で玲子を眠らせ、その間に股を開かせて正常位で挿入する。目を覚ました玲子をバックにして中出しすると別室に移動し、玲子を四つん這いにし志保の身代わりだと言い訳の余地を与えながらアナルを貫く。

翌朝夫を見送った後で君島邸を訪ねた矢崎は次期社長候補である専務に傷は付けられぬだろうと玲子に告げ、反撃の機会を奪って絶望感を味わわせる。正常位で中出しした後、訪ねて来た志保にペニバンを装着させて交わりを要求し二人が高まった頃合いを見て玲子を騎乗位にさせると、自分はアナルに挿入して射精する。それでも矢崎は玲子が強情な態度を崩さずにいたのを見て駅弁でベランダに移動し、外から見えるかもしれないとの恐怖を与え、トドメとばかりに帰宅した専務の先妻の子の前で交合を見せ付ける。志保にはオナニーを命じると、矢崎はこれで二人とも堕ちたと下卑た笑みを浮かべる。

数日後会社の創立記念パーティーの場で着飾った志保、瞳、玲子に玩具を仕込み焦らした後、矢崎は控え室に三人を連れていくと奉仕を求め顔面に精を浴びせ六つの穴を犯す。程なくしてパーティーが終わり、自分の部下たちを隣のビルの一室に集めると、矢崎は次期社長候補の専務を盛り立てようと気勢をあげ、仮面を付けた三人を余興として招き彼らを歓待する。抜け目のない矢崎はその乱交パーティーを隠し撮りし、三人にも部下たちにもいずれ切り札として使えるとほくそ笑むのだった。

【レビュー】

セクハラや下請けいじめと現代的な題材ではあるが、50代の営業部長が野望の為に部下、下請け、上司と属性の違う人妻を堕としていくまでの流れはそれぞれに面白味はあったと思う。
部下の妻は元々対象にしていたが同僚との結婚を機に逃げられ、厚かましく自宅に上がる機会を作り寝ている夫の側で交わり、下請けの妻では従業員との3P、上司の妻とは部下の妻を使って百合プレイとその設定は豊富である。

ただ個人的には主人公の下卑た性格には好感が持てなかったし、凌辱者が全ての手牌を持っていてヒロインに反撃の機会すら与えない流れには興が削がれてしまう。堕ちたとほくそ笑む主人公に対して、ヒロインたちは弱味を握られているから終盤になっても身体だけを許すとのスタンスに変わりがない。心は手に入れなくてもというタイプのようなので、刹那の肉欲と嗜虐心を満たせれば…という主人公だと思えば納得のいくところである。

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犬飼龍司「慰められて 癒されて 世界一淫らな女四人家族」

犬飼龍司「慰められて 癒されて 世界一淫らな女四人家族」
(フランス書院文庫、2010年8月、表紙イラスト:山本重也)

ネタバレ有り。御注意下さい。
2016年1月9日レビュー再編集。

作品紹介(公式ホームページ)




【あらすじ】

隣家の白河母娘と家族のように付き合って来た雄也は、憧れていた母親の薫子と深い仲になり、それをきっかけに娘3人とも結ばれる。

【登場人物】

宮原雄也
16歳。高校2年生。男子剣道部所属で優柔不断で少し頼りないが、真面目で純粋な少年。両親が県外で仕事をしている為独り暮らしが長く、隣りの白河家に頻繁に出入りしては朝食や夕食をご馳走になっている。本命は桜のようだが、薫子や楓、胡桃にも好意を抱いている。童貞。

白河薫子
36歳。雄也と3姉妹が通う高校の国語教師で剣道部の顧問を務める。ストレートロングの黒髪で、知的で優しい美女。Fカップ。2歳年上の夫は県外で単身赴任している。

白河桜
17歳。高校3年生で弓道部の主将を務める。白河家の長女。要領が悪く鈍臭い点もあるが、少し内気で穏やかな性格。中背で緩いウェーブのかかった黒髪で、母親譲りのグラマラスな体型。処女。

白河楓
16歳。高校2年生で柔道部のエース。白河家の次女。茶色がかった地毛のポニーテールで、直情型の少女。3姉妹の中では最も背が高く、モデルのようにすらりとした体型。処女。

白河胡桃
15歳。高校1年生でフェンシング部所属。白河家の三女。ショートヘアの黒髪で、中学時代には生徒会長を務めるなど文武両道の潔癖過ぎる真面目な性格。小柄でスレンダーな体型。処女。

【展開】

ある日の放課後に雄也は体育館で剣道部の居残り稽古の最中に足がもつれ薫子を押し倒してしまい、朝勃ちを見られて以来彼女を意識して勃起しているのに気付かれるが、いつも一人残って稽古に励んでいて偉いと労われ薫子から口で奉仕を受け射精へ導かれる。その翌日薫子は雄也がショックを受けているのではと気になり再び体育館へ向かい、これまで抱いていた愛情を口にするとまずは手で射精させ、雄也にセックスを知りたいと口にさせると騎乗位でリードするのだった。

娘3人の目を盗み宮原家で薫子と逢瀬を重ねていた雄也だったが、母が綺麗になったと楓が不審を抱き合鍵を使って宮原家にやって来て情交の現場を見られてしまう。挑発的な母に乗せられた楓は雄也に告白すると、薫子に背後から抱き抱えられ破瓜に導かれる。その翌日楓は体育館で一人で稽古に励む雄也の元を訪ねると、あんな形で処女を捧げたが本当に雄也が好きだと告げ、正常位から屈曲位で受け入れ初めての絶頂を味わうのだった。

一方桜は成長した雄也に男らしさを感じて稽古に集中出来ずにいたが、ある日当の雄也が射的場に現れると意識してしまう。雄也は逃げ出そうとする桜を捕まえるが、勃起に気付かれ触って欲しいとねだりながら桜の胸や秘所に触れていく。すっかり高まった桜は正常位で受け入れるが、その週末に宮原家を訪ねると母や楓と行為に及ぶのを見てショックを受ける。楓の時と同じく薫子に挑発された桜は自分が一番になってくれるように頑張ると決意すると、妹と交代で雄也に馬乗りになって快感へ導かれる。

母姉たちの会話を聞いて三人が雄也と関係を持っていると知った胡桃は不潔だと激怒し、翌日彼を呼び出して性根を叩き直すのだと体育館で決闘を申し込む。その最中にジャケットが破れた胡桃は空回りしていたと消沈するが、雄也は好きだと告白して抱き寄せ破瓜に導く。数日後久し振りに宮原家を訪ねた胡桃は雄也の求めに応じてスレンダーな裸体を見せながらフェンシングの構えを見せると、立ちバックから四つん這いで貫かれ初めての絶頂を迎えるのだった。

翌日白河家のリビングで雄也は胡桃から自分だけと付き合って欲しいと詰られるが、当の雄也は誰か一人だけは選べないと返され、母や姉たちも答えを急ぐ必要はないと雄也を誘う。始めに正常位で胡桃の膣内に、次は桜と楓を交互に貫き、最後は薫子の膣内に射精するが、貪欲な四人からまだ足りぬとばかりに続きを求められ雄也は果てる事のない夜を堪能する。

【レビュー】

間に短編集を挟んでの約2年振りの作品は、これまでの凌辱から誘惑に舵を切っており、本作以降の4作品は全て誘惑作品である。近4作品は凌辱に再び戻ってはいるが、芸風を広げたいというご本人の意向(公式ホームページの「編集部発」より)ならばいずれは誘惑作品にも戻って来るのではと期待したい。

隣人母娘と繰り広げられる誘惑劇の幕開けは母親であり、主人公が所属する剣道部の顧問で国語教師である。母親が旗振り役というのも有りがちな話ではあるが、本作では凛々しさと厳格さと母親らしい優しさという面でのバランスからすると、前者の印象が強かった。娘たちを次々に誘惑の渦に引き込んでいくのには、主人公への愛情だけでは説明が足りなかったように思える。

年子の娘3人はおっとり天然系の長女、直情型の次女、ツンデレ型の三女とタイプは異なるし、母親も含めて武道系の部活に入っているのを活かして着衣の道衣プレイが描かれているのが特徴的である。端的に言えば個々の攻略から終盤の全員という流れではあるが、長女と次女は母親を交えるなど単調にさせない心遣いが見られている。強いて言うならば設定が欲張り過ぎて、一人減らした方が良かったかなというのはあるが誘惑作品初挑戦ならば及第点である。

DSKさんのブログでも本作を紹介なさっています。
2010/8/23 発売→ Amazonはコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。「私が、雄也君の初めての人になってあげようか」漲る肉茎をしごき、朱唇に咥えながら誘惑する人妻36歳。憧れていた薫子のむっちりした美肉で味わう最高の初体験!隣家の少年に溺れる母に気づいて、幼馴染みの三姉妹までもが、好奇心、対抗心も露わに、制服姿で淫らなお世話を……。癒されるほどに狂わされる、女家族との楽園生活!★★★★☆ この路線なら誘...
慰められて 癒されて-世界一淫らな女四人家族(著:犬飼龍司、フランス書院文庫)



愛好家Sさんのブログでの紹介記事はこちらです。
1736『慰められて 癒されて 世界一淫らな女四人家族』犬飼龍司、フランス書院/フランス書院文庫、2010/08 発売●あらすじ隣家と家族のように付き合ってきた少年が、憧れていた幼馴染みの母親と深い仲になり、女として成長した男勝りな次女、自分に自信を持てないでいる優しい長女、真面目一徹で潔癖な三女たちとも関係を持つ事になる。●登場人物【宮原雄也】16歳。童貞。高校二年。男子剣道部所属。優柔不断で少し頼りないところも...
1736『慰められて 癒されて 世界一淫らな女四人家族』

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犬飼龍司「両隣のいいなり妻 34歳と28歳」

犬飼龍司「両隣のいいなり妻 34歳と28歳」
(フランス書院文庫、2015年7月、表紙イラスト:新井田孝)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)

【あらすじ】

かつては億ションとされたマンションに引っ越して来た芹沢夫妻と篠崎夫妻だが、管理組合の理事長である松永の悪巧みによりスワッピングに応じさるを得なくなり、いつしか2人の妻たちは松永に陶酔してしまう。

【登場人物】

松永哲弘
50代の初老の男。資産家でいわゆる億ションと呼ばれる集合住宅の管理組合の理事長。42歳の妻・玲子と釣るんで新たな住人をスワッピングに巻き込み、夫婦生活を破綻させる事に悦びを覚える歪んだ性格の持ち主。

芹沢遙香
34歳。役所に勤める2つ歳上の夫・純平と結婚して7年目。なかなか子供が出来ずに子作りを目的とした性生活にマンネリを感じている。切れ長の瞳にスッとした鼻梁、ぼってりとした肉厚の唇、綺麗な卵形の輪郭の顔と肩の所で切り揃えた艶やかな髪の美女。Fカップ。松永の隣室の307号室に住んでいる。

篠崎絵里奈
28歳。おっとりとした性格を具現化したような垂れ目がちの瞳に優しい笑みをたたえ、肩の所で切り揃えられた美貌に、スレンダーで清楚な印象を与える。同級生の夫・陽介はお調子者で、老獪な松永に足元を掬われてしまう。

【展開】

組合の会合に参加した純平は松永からのスワッピングを提案を受け遙香に話をするが、敢えなく一蹴される。マンネリ化した性生活の刺激になればと純平は提案に乗り、まずは松永夫妻と3Pを経験する。
断り切れない純平は妻を松永家に誘い歓待を受けるが遙香が睡眠薬を飲まされて松永に犯されてしまい、立て続けに気を遣る妻に複雑な思いを抱くのであった。

2日後の白昼に松永の来訪を受けた遙香は前の住人も同じように追い出したと開き直る彼の脅しに屈して家にあげるが、口移しで飲まされたワインに仕込まれた薬の影響で意に反して寝室で交わり、更には浴室でアナルを奪われ松永に服従を誓う羽目に陥る。

数日後芹沢家と反対側の隣の部屋に引っ越して来た篠崎夫妻だが、松永に招かれた食事の場で遙香との不穏な雰囲気に疑問を抱く。そんな中松永に誘われ遙香を抱いた陽介は、その代償として絵里奈を差し出す羽目になる。
スワッピングが公認となっても絵里奈だけは理性を保とうとするが、ある日松永の来訪を受け自分も陽介と同じようにする権利があると屁理屈を押し付けられ、ベランダや寝室と場所を変えながら立て続けに絶頂に導かれると遙香と同様にアナルを犯されてしまう。

数日後マンションの外壁工事で住人が集まる中松永にバイブを差し込まれたまま参加させられた絵里奈は我慢し切れずに物陰に逃げ込むが、すかさず後を追って来た松永はそれを許すまじと非常階段に連れ込み白昼堂々と青姦に興じる。
更にその声を聞き付けた遙香も清楚な絵里奈が松永に惚れていると知って驚くも、彼の誘いに乗り2人で並んで貫かれ膣内への射精を受け入れるのだった。

既に松永に逆らえなくなり妻を差し出さざるを得なくなった純平と陽介だが、ある晩電話越しに妻がアナルまで捧げていると知り愕然とする。松永は夫婦関係の破綻も近いだろうとほくそ笑み、他人の妻を寝盗る快感に浸るのだった。

【レビュー】

一時期は誘惑路線に転じた作者は昨年に執筆を再開して以来元の凌辱路線に舵を切り直しており、クラシカルな悪魔少年ものの前々作、学園を舞台に催眠を題材にした 前作と続き、本作はスワッピングと寝盗られ要素を前面に押し出したチャレンジ精神溢れる作品である。

昔は億ションと呼ばれ高値で部屋を購入した古来の住人と、値下がりしてからやって来た若い住人とのいさかいが色濃く差別が見られる中で、後者が理事長である初老の理事長夫妻に翻弄されてしまうのが本作の主な流れである。
他人の夫婦仲を裂くのに快感を覚えるというのは悪趣味だと突っ込むのは野暮なのだが、何故新たな住人を招くのかという疑問は否めない所でもあり、個人的には新入りを追い出す為というよりはスワッピングを餌に次々に蟻地獄に引き込む方がシックリ来るように思う。
そういった根本的な面も含めて作中には端しょり過ぎていて逆に分かりづらい所が度々見られるので、作者にはもう少し丁寧に物語を進めて頂ければと蛇足ながら申し上げたい所である。

全体的には30代の人妻と20代の人妻が理事長の手により堕とされる流れにさほどの違いは見られないものの、前者が割と早く従順になる一方で、若い後者が理性を保ち夫への操を立てようとするのでこちらの方が感情移入しやすい印象を受けた。
そう考えるとメインは若妻であり、熟妻の方が触媒のようだと感じられるが、個人的には理事長の妻の出番を増やして男の側の堕ち方ももう少し読んでみたかった気がする。ただこれでは纏めにくいだろうから、理事長と妻2人の方に主眼が置かれるのは致し方無いのかもしれない。

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犬飼龍司「破戒と悦虐 隣人三姉妹と狼」

犬飼龍司「破戒と悦虐 隣人三姉妹と狼」
(フランス書院文庫、2008年10月)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)

【あらすじ】

隣人三姉妹の三女・岬の家庭教師を引き受けた大村は、ある朝彼女を痴漢して写真を撮り、それを元に脅して処女を奪い、正義感の強い次女の真帆や結婚間近の長女・和泉も追い込んで凌辱し、三姉妹を性奴に堕とす。

【登場人物】

大村靖彦
20歳。国立大学の2年生。隣人一家の三女の岬の家庭教師を始めたばかり。一見すると真面目で理知的な細面で好印象を与えるが、本性は強欲で狡猾な青年。女性経験はある模様。

谷口岬
17歳。谷口家の三女で高校2年生。文芸部に所属し、背中の辺りまで伸ばしたストレートの黒髪で、清楚な顔立ちをしとスレンダーながらもDカップとスタイルの良い美少女。学年でトップクラスの成績を誇るが、性的にはウブな面も。処女

谷口真帆
20歳。谷口家の次女で大村と同じ大学に通っている。栗色のショートヘアで明るくハキハキとして、勝ち気で正義感が強い美女。健康的で日焼けしたEカップの魅力的な肢体の持ち主。恋人はいるが、性的な経験はそれほど多くない。

谷口和泉
26歳。谷口家の長女で一流商社の社長秘書を務める。両親は遠方で暮らしており、実質的に家長の立場。漆黒のミディアムヘアで、セルフレームの眼鏡を掛けている。Fカップのグラマラスな美女だが婚約者が初めてで、結婚を間近に控えている。

【展開】

岬に関心を抱いた大村はある朝登校途中の彼女を電車の中で見掛け痴漢行為に及ぶが、ウブな故に抵抗しないと見るや1週間に渡り痴漢を繰り返す。そして家庭教師の授業の折に彼女が痴漢されて上気した姿を収めた写真をネタに関係を迫り、処女を奪うのだった。

岬と痴漢行為に及んでいたある朝、公衆の面前で痴漢だと真帆に訴えられた大村。岬と示し合わせていた通り冤罪だと追及を逃れるも恥をかかされたと逆上し、謝罪させようと真帆の正義感の強さを逆手に取って屁理屈で追い込むと大学の空き教室で口唇奉仕させわざと顔射する。数日後大村は真帆をエレベーター内で抱き寄せた際に落とした携帯を手にすると、夕方に部屋を尋ねてフェラ写真を皆に送り付けると迫り、彼氏が居るという真帆に対して正常位と後背位で犯し抜き徹底的に恥辱を与えてしまう。

そんなある日大村は妹2人の態度に違和感を抱いた和泉の訪問を受けるが、彼女たちの恥ずかしい写真を元に手を出さない条件で和泉に身代わりになるよう要求し、乳間奉仕の後でベランダで拘束して人目を気にする彼女をよそに立ちバックで貫く。数日後大村は3Pプレイを思い付き谷口家に押し掛け和泉を犯し、頃合いを見計らって岬と鉢合わせにする。和泉と岬は大村に騙されたと気付くが、最早退くに退けず3Pを受け入れる。更に帰宅した真帆もそれを見て激昂するが、弱味を握られ渋々行為に参加し姉がアナル処女を奪われるのを見守るのだった。

2週間後大村は仕上げとばかりに妹2人に狙いを定め、気丈な態度を崩さない真帆、脅える岬と相次いでアナル処女を奪いながら、3人をかしづかせながらの毎日に薔薇色の将来を夢想するのだった。

【レビュー】

当時年1作品ペースで出版していた作者の2作品目は、隣人三姉妹の調教凌辱ものである。主人公と三姉妹は隣人と言えど三女の家庭教師以上の関係でも無く、次女に至っては同級生だが当初から警戒される位である。例えば家庭環境の格差、または次女には学業で勝てずにいてプライドを傷付けられた、或いは幼馴染み同然で付き合っていた長女が結婚すると知って独占欲がわいたのか。逆に主人公の進学を機に単に隣人となっただけの親しいとは言えない関係ならば、なおさら三姉妹を毒牙に掛けようとしたのかの説明はもう少し欲しかった。

三姉妹を年齢の若い順に攻略していく中で、個人的には次女が嫌々ながらも堕ちていく過程が最も良かった。ただ姉や妹にも言える事だが高学歴な割に言動が伴わない所があり、「高嶺の華を汚す」というのとは少々違う気がする。三女を痴漢しながらどうやって電車内で写真を撮ったのか、また次女へも奉仕中の写真に収めたという描写は全く無く、いきなり画像が出て来るというのは不自然で工夫が欲しかったなと思う。とにかく主人公の非道ぶりとこちらも高学歴な割に稚拙で根拠の無い自信が一体何処から来るのか掴めず薄気味悪く感じられた事、ヒロインたちの抵抗があまりに弱くご都合主義に感じられた点が本作の減点ポイントである。

愛好家Sさんの本作の紹介記事はこちらです。
1605『破戒と悦虐 隣人三姉妹と狼』犬飼龍司、フランス書院/フランス書院文庫、2008/10 発売●あらすじ隣に住む三姉妹の三女の家庭教師を引き受けた、何の取り柄もない青年が、痴漢されている写真をネタに三女の処女を奪い、正義感の強い次女や結婚間近の長女をも追い込んで凌辱し、三姉妹を性奴に堕とす。●登場人物【大村靖彦】和泉より六歳年下。一流の国立M大学二年。二週間前から岬の家庭教師をしている。真面目で理知的な細...
1605『破戒と悦虐 隣人三姉妹と狼』

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犬飼龍司「【誘惑三重奏】私立高校生徒会」

犬飼龍司「【誘惑三重奏】私立高校生徒会」
(フランス書院文庫、2012年8月、表紙イラスト:山本重也)

ネタバレ有り。御注意下さい。

【あらすじ】

少し頼りない生徒会副会長の良介は、見合い結婚して恋愛経験のない女教師の智子や、完璧に見えて実は劣等感を抱いている美少女生徒会長の春菜、恋心を抱きながらも引っ込み思案な書記の七海と深い仲になっていく。

【登場人物】

後藤良介
17歳。高校3年生。上流家庭出身の子息が多い進学校の生徒会副会長。平凡で冴えないが真面目で優しい少年。童貞。

坂崎智子
27歳。良介が通う高校の英語教師で生徒会の顧問を務め、良介と春菜のクラス担任。
父の会社の出世頭で5歳年上の男性と結婚している。知的で優しく、艶のある長い髪で純和風の清純な容姿の女性。Fカップ。

川原春菜
17歳。高校3年生で良介のクラスメイト。県内でも指折りの素封家の娘。生徒会長を務め、成績優秀で気が強く几帳面な性格。
ツインテールの黒髪で凛々しい美貌のスタイル抜群な少女。Gカップの処女。

北沢七海
16歳。高校2年生で生徒会書記を務める。良介は中学時代の吹奏楽部の先輩で、ある事件で庇ってくれた彼に想いを寄せる。
優しく穏やかで内気な性格で、肩まである黒髪で柔和な童顔で小柄な肢体。Eカップの処女。

【展開】

生徒会室で狸寝入りした智子の体に悪戯を仕掛ける良介の反応に好ましさを感じた彼女は、手や口でしてあげると後日に筆下ろしをしてあげます。
その翌日から冷たい態度になった彼女に戸惑った良介は春菜に相談すると、罵倒されつつも自分も普通の女の子として見て欲しいと彼を誘惑します。
夏休みが終わり文化祭の準備に励む良介と春菜は生徒会室で結ばれますが、買い出しから戻って来た智子や七海に目撃されます。
父親の転勤に伴い転校する日が近付いた七海は勇気を出して良介に告白しますが、一方で彼と春菜の関係も続いています。
学園祭の後良介を呼び出した智子はもう一度と誘惑し関係が復活すると、転校を控えたある日に生徒会室で春菜や七海を交えて4Pへと至ります。

【レビュー】

生徒会を舞台とした学園もので、人妻教師、ツンデレ生徒会長、甘えん坊な後輩と舞台や人物設定にバランスの良さを感じます。

智子は童貞の主人公の筆下ろし役て有り、お嬢様で有るが故の男性経験の少なさによる戸惑いや夫の有る身での背徳感がよく出ていました。

春菜は描かれている割合の大きさからもメインの扱いで有り、品行方正を求められる立場と普通の女の子と見られたいという感情の揺れが見えて可愛らしかったです。

七海は必然的に割合が少なくなるのは致し方ないですが、春菜に負けじと想いを伝え必死に奉仕する姿に意地らしさを感じます。

犬飼作品はどちらかと言うと若年ヒロインの描写に重きを置いている感も有り、黒本という事でどうしても熟女を出す必要も有るでしょうけど、春菜と七海の競演でも良かったと思います。

本作がなかなか難産だったのかなと窺えるのは、春菜の初体験は秋に入ってから生徒会室だったのに、ある部分では夏休みの間に図書館でとなっていたり、夏休みに校内の至る所で交わったと食い違いが見られましたし、その他にも気になる矛盾が有ります。その辺はもう少し整合性が必要だったと思います。

【参考記事】

DSKさんによる本作の紹介記事はこちらです。
【誘惑三重奏】私立高校生徒会 (フランス書院文庫)(2012/08/27)犬飼 龍司商品詳細を見る★★★★☆ 内容としてはほぼ完璧と言えるのだが……, 2012/8/26前半ツンで後半からツンデレとなる勝気な生徒会長&おっとりさんな書記がヒロインで主人公は副会長。舞台は当然ながら高校(主に生徒会室)。ほとんどライトノベルな設定であり、官能要素があるからほとんどジュブナイルポルノと言える作風だが、これに女教師が加わることで学園官能小...
誘惑三重奏-私立高校生徒会(著:犬飼龍司、フランス書院文庫)

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犬飼龍司「癒し三姉妹 100日禁断生活」

犬飼龍司「癒し三姉妹 100日禁断生活」
(フランス書院文庫、2011年7月、表紙イラスト:野中昇)

ネタバレ有り。御注意下さい。

【あらすじ】

故郷に左遷された博明は隣家だった3姉妹の三女の由佳に慰められて付き合うようになる。由佳の恋人に相応しいかを香澄に品定めされ、更には初恋相手だった詩織とも両想いになる。

【登場人物】

多田博明
25歳。商社の営業担当社員だが、成績が振るわず故郷の支店に左遷された。高校時代に詩織に告白し撃沈している。素直で真面目だが優柔不断。

遠藤香澄
32歳。詩織と由佳の姉で博明の元隣人。40歳代の会社経営者を夫に持つが夜の営みはご無沙汰。セミロングの黒髪で知的な印象を与えるグラマラスな美女。Hカップ。

相原詩織
25歳。香澄の妹で由佳の姉。市役所に勤務し、清楚で人一倍潔癖で、気品に溢れた深窓の令嬢を思わせる雰囲気が漂う女性。
高校時代は生徒会長を務め学園のアイドル的存在だったが、幼馴染みの博明の告白を断っている。処女。

相原由佳
18歳。香澄と詩織の妹。詩織と同居している。高校3年生でバスケットボール部の主将を務める。黒髪のポニーテールで勝ち気な顔つきの、学園一の美少女。Fカップ。

【展開】

田舎で故郷の支店に左遷された博明は再会した由佳に誘われ、彼の部屋に向かい処女を捧げられます。
由佳から彼と付き合い始めた事を聞いた香澄は、偶々訪問営業で自宅にやって来た博明を品定めしようと関係を持ちます。
しかしやって来た詩織に現場を見られ激怒されるも、夏祭りに誘われ自分だけを見て欲しいと告白され神社の御神木の元で結ばれます。
想い人の詩織と結ばれるも由佳との関係を続けていた博明は本社に戻る事を告げられずにいますが、香澄の発案で3人仲良く送り出そうと提案し4Pに至ります。

【レビュー】

人妻の香澄、清純な詩織、行動派の由佳とそれぞれのヒロインは魅力的ですし、左遷されて気落ちしていた博明を慰めようと積極的に奉仕する情交場面は良いと思います。ただ各々2章ずつ攻略し最後に4Pとなる流れはテキスト通りに思われますし、例えば詩織と由佳が同居している設定を利用するとか工夫が欲しかったです。
また各ヒロインとセックスに至る背景が浅過ぎて単に淫乱なだけにも見えてしまいますので、もう少し掘り下げても良かったと思います。あとは個人の好き嫌いの問題ですが、犬飼作品の主人公は関係を持ち始めてからやたらにアナルに拘りを持つ点は、あまり好ましい流れだとは思えません。

【参考記事】

DSKさんによる本作の紹介記事はこちらです。
2011/7/22 発売→ Amazonはコチラから。「遠慮しないで。私の中にいっぱい出していいのよ……」 騎乗位で繋がりながら、妖艶に囁きかける香澄32歳。 人妻ならではの甘くとろけるような感触に、僕は我れを忘れた。 帰郷した博明の元へ、幼馴染みの次女と三女も押しかけて…… 嫉妬心も隠さず、日替わりで淫らな素顔を見せる三姉妹。 癒しを超えた癒しに狂わされる、100日間の楽園生活!★★★★☆ 求められる要素はほぼ網羅されながら突き...
癒し三姉妹-100日禁断生活(著:犬飼龍司、フランス書院文庫)

tag : 社会人主人公 姉妹丼 処女

犬飼龍司「姉と弟・狂愛相姦」

犬飼龍司「姉と弟・狂愛相姦」
(フランス書院文庫、2007年10月、表紙イラスト:阿木彰子)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)

【あらすじ】

義姉の樹里に性的な欲望を募らせていた慎司は、彼女に恋人がいると知り欲望を抑え切れなくなり無理矢理関係を持つが、隣家の幼馴染みである琴葉に咎められ口封じにと凌辱し、二人を性奴に堕とすのだった。

【登場人物】

楠木慎司
17歳。高校2年生。3年前に父親が樹里の母親と結婚し義理の姉弟となった。大人しい性格だが、サッカー部でエースストライカーを務める。樹里に女性としての欲望を抱く。童貞

楠木樹里
27歳。慎司の義理の姉で一流総合商社の事務員。ボブカットの黒髪に清楚で優しい性格で、淑やかな容姿とは裏腹に細身で均整の取れたグラマラスな美女。Eカップ。恋人がいる。

兵藤琴葉
17歳。慎司の隣家の幼馴染みでクラスメイト。テニス部所属で勝ち気で明るい性格で、男女問わず人気が高い。ポニーテールの黒髪で、釣り目気味の瞳が特徴的な顔立ちの美少女。Cカップ。慎司は仲の良い友人と見ている。処女

【展開】

樹里の着替えを覗き見て欲望を募らせた慎司は、12月のある晩に酔って帰宅しソファーで寝ていた彼女の乳房に服越しに触れ、キスをしようとした所で気付かれる。あくまでも姉として振る舞おうとする樹里と話し彼氏が居ると知った慎司は衝動的に襲い掛かるが、何とか本番だけは避けようとする義姉の懇願を取り敢えず受け入れて口唇奉仕させ強制的に口内へ精を放ってしまう。
翌晩続きをしようと迫った慎司は理屈を述べ姉弟だからと頑ななに抵抗する樹里の腕に手錠を掛けると正常位で犯し、膣内に射精されて嗚咽する彼女をよそに無邪気な笑顔を見せながら満足するのだった。

翌朝慎司は義姉の沈んだ気持ちを思いやる事なく、情交場面を収めた写真をネタに媚薬を塗り込めた下着を穿いて仕事をするようにけしかける。そうと知らず身体を火照らせ、職場で嘲笑を受けたと思い込む樹里は堪らずトイレで自らを慰めるが、それでも収まらぬまま帰宅すると意地悪くニヤ付く慎司から種明かしされ愕然とし、逆らえぬと後背位で貫かれてしまう。

一方偶々隣家のリビングで姉弟の情交を覗き見てオナニーしてしまった琴葉は翌日慎司を問い詰めるが、自宅で話をすると誘い込まれ同じ居間で無理矢理処女を奪われてしまい、更に浴室で背面座位で抱えられて絶頂に導かれる。

出張から戻って来た樹里は自分が不在にしている間に義弟が琴葉にも毒牙を向け調教を受けていたと知るが、美少女と妖しい蜜戯を交わす内に高まりを覚えると琴葉と並べられて犯され、慎司からクリスマスプレゼントの代わりにと後ろの処女を捧げて欲しいと求められると、義弟の狂気に戦きながらも諦めの気持ちでアナルセックスを受け入れるのだった。

【レビュー】

作者のデビュー作品は、義理の弟に犯される姉とその姉に憧れを抱く幼馴染み隣人が姉弟の情交を除き見て咎めようとして、逆に凌辱を受けるという内容である。全体的には完成度は高く纏まりの良さを感じられる仕上がりとなっており、以降に続く犬飼凌辱作品のヒロインに共通する「堕ちそうで堕ちない気位の高い」人物像も確立されている。

義姉の樹里は当初主人公を可愛い義弟として見ており、幾ら「姉と弟」の道理を解こうと試みても義弟は聞き入れる耳は持たないし、何度も羞恥を味わせて侵食していく様は、読んでいて主人公が一人相撲を取っているように感じられた。
もう一人のヒロインである琴葉は主人公の隣人で幼馴染みという絶好のポジションだが恋愛感情は持ち合わせていないし、寧ろ樹里に対する憧れの感情が先行している。やはりサブ的な扱いのせいか、樹里に比べれば堕ちるのは早い気はする。

先述したように主人公に対してヒロインたちはそれぞれ可愛い義弟、友人と恋愛とは異なる感情を抱いている為、肉体関係が先行しても心までは許すのには至らない…というのは、犬飼凌辱作品の共通したヒロイン像である。
本作では姉の着替えを覗いて自失してしまう序盤では主人公の心情は描かれているものの、暴君に転じてからは全くといってよいほど触れられておらず、変わり身の早さに疑問を抱いた。
敢えて主人公の心理に触れないのは作者が意図していたものと推察されるが、個人的にはもう少し奥深くまで描けば何故主人公が姉を独り占めしたかったのかが分かりやすいのではと感じられなくもない。

樹里に関してはオナニー未体験の割に初めてエクスタシーを感じたというのはまだしも、何故主人公が彼女が自分たちの情交を覗き見ながら一人遊びしていたと確信して言い切れるのか、樹里に付いても初の凌辱の翌日なのに「この間の続きをしよう」など、物語としては見逃せない瑕疵が散見されるのは残念である。

愛好家Sさんの本作の紹介記事はコチラです。
1533『姉と弟・狂愛相姦』犬飼龍司、フランス書院/フランス書院文庫、2007/10 発売●あらすじ義姉に憧れを抱き性的欲望を募らせている少年が、義姉に恋人がいる事を知って欲望を抑えられなくなり凌辱し、その関係を知って咎めた学園一とも噂される幼馴染みの美少女をも凌辱して、二人を性奴へと堕とす。●登場人物【楠木慎司】17歳。童貞。高校二年。サッカー部のエースストライカー。樹里の義弟。琴葉の隣家の十年来の幼馴染みでク...
1533『姉と弟・狂愛相姦』

tag : 童貞 高校生主人公 処女 デビュー作品

犬飼龍司「【姦通】 三十路妻・六つの過ち」

犬飼龍司「【姦通】 三十路妻・六つの過ち」
(フランス書院文庫、2009年9月)

ネタバレ有り。ご注意下さい。本作は短編集に付き、レビューの形式をアレンジしています。

作品紹介(公式ホームページ)

【あらすじ】

夫の教え子達に犯される人妻、スワッピングに引き込まれる夫婦、平凡な男達に犯されるセレブ夫人、生徒の父に犯される人妻女教師、元恋人に犯される人妻OL、隣家の高校生に犯される未亡人の6作の短編集。

【登場人物&概要】

Ⅰ のぞかれた私生活 可憐な新妻~沙希・三十歳

高校教師で教育熱心な夫から教え子で隣人の少年たちに勉強を教える為、自宅に越させると連絡を受けた沙希。純朴そうな少年が友人2人を連れてやって来るが、夫が戻るまでの間に代わる代わるに犯されてしまい…。

Ⅱ 隣・人・妻・交・換 奥手の人妻~琴美・三十一歳

隣人夫妻と旅行に出掛けた主人公は妻と隣人夫が親しげにしているのを横目に、奔放な隣人妻から欲求不満を訴えられ関係を結んでしまうが、そこへ隣人夫が妻を連れてやって来て手を出した代償として妻を捧げる羽目になるが…。

Ⅲ 理不尽な復讐 重役夫人~悦子・三十五歳

ある日主人公はスポーツクラブで上司夫人が公衆の面前で男性職員を罵倒している場面を目撃すると、彼を仲間にして復讐を果たそうと持ち掛ける。数日後夫人の着替えの盗撮動画をネタにバラ巻くと脅し、力付くでモノにしてしまう。

Ⅳ 放課後奴隷面談 人妻女教師~麻由美・三十二歳

中学教師の麻由美は二者面談の場で保護者にしては野卑な印象の中年男に一方的な無理難題を持ち掛けられ拒絶するが、リストラされたばかりの男は彼女の態度と幸せそうに見える振る舞いに立腹し要求を飲ませようと押し倒す。

Ⅴ 人事異動の淫罠 働く人妻~祥子・三十三歳

冴えない主人公はある日人事異動で本社に戻って来た元恋人の祥子と再会しやり直そうと誘うが、既婚者だからとにべもなく断られた処かあろう事にセクハラされたと訴えられ、口封じをしようと残業で2人きりなのを利用して押し倒すが…。

Ⅵ 失われた五年間 囚われの未亡人~京香・三十八歳

夫の命日に供養する京香だが、そこにやって来た隣人少年がいつになく思い詰めた表情だと気付くも夫の遺影の前で押し倒され、まだ童貞でウブな少年の様子に思わず身体を受け入れてしまう。

【レビュー】

2008年にデビューし年1作品ペースで作品を出して来た作者の3作品目は、三十路妻を題材にした短編集である。
本作の前後にもフランス書院文庫のアンソロジーで短編作品を書いているのだが、次の長編で誘惑作品に舵を切っており、その試行錯誤もあっての短編集なのではと推測するところである。

こうして一通り6つの作品を読んでみると、犬飼作品の特徴は「プライドが高く、力付くで犯されても心はなかなか許さない」ヒロインの心理描写に重きを置いているのが窺える。
近年のフランス書院文庫の凌辱作品は切り口は力付くでも堕ちるのは割と早かったり、終盤ではいつの間にかヒロインから情交を求めたりと誘惑作品のエッセンスを盛り込む傾向にある中で、しっかりと凌辱を描き切ろうという作者の気概が感じられる。

短編集なだけにどうしても展開は早くなりがちで、ピークアウトしたその先は読者の想像に委ねざるを得ないところだが、全般的には程よく纏まっているのではと思う。

【参考記事】

愛好家Sさんのブログでの紹介記事はこちらからです。
1670『【姦通】 三十路妻・六つの過ち』犬飼龍司、フランス書院/フランス書院文庫、2009/09 発売●あらすじ夫の教え子達に犯される人妻、スワッピングに引き込まれる夫婦、平凡な男達に犯されるセレブ夫人、生徒の父に犯される人妻女教師、元恋人に犯される人妻OL、隣家の高校生に犯される未亡人の6作の短編集。●登場人物《のぞかれた私生活 可憐な新妻~沙希・三十歳》【小早川沙希(さき)】30歳。身長は女性としてはそれほど...
1670『【姦通】 三十路妻・六つの過ち』



※あらすじなど記事の一部において、引用させて頂きました。ありがとうございました。

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プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

〈コメント〉
どなたでも書き込み自由ですが、管理人が許可するまではコメント欄に反映されないので、その辺りはご理解下さい。

〈リンク・トラックバック〉
基本的にフリーですし、特にお知らせ頂かなくて構いません。

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