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鮫島次郎「いたずらな熟女 未亡人・友達のママ・人妻」

鮫島次郎「いたずらな熟女 未亡人・友達のママ・人妻」
(フランス書院文庫、2011年1月、表紙イラスト:新井田孝)

ネタバレ有り。御注意下さい。




※フランス書院公式ホームページの作品紹介記事や、フランス書院文庫での既刊の電子書籍配信はありません。
 作者が加筆修正したKindle作品が配信されています。

最高の熟未亡人
鮫島次郎
2013-01-22



鮫島次郎の「いたずらな熟女 未亡人・友達のママ・人妻(フランス書院)」の原題は、「最高の熟未亡人」だった。
「藤の花の精」を思わせる未亡人はレオタード姿で出迎え、ネグリジェ姿で待ち受ける。「白鳥」のように舞い降りた謎の貴婦人は駐車場で口奉仕し、車の中で燃える。「巨乳スター」を髣髴とさせるデパートガールの友達のママは背中で誘い、酔い痴れる。
孤閨に身も心ももてあました3人の完熟女性は、妖しげな欲望と熟れた肢体を惜しげもなくさらけ出し、花から花へ舞い踊る少年を奪い合うが、やがて「共有」するようになり、別荘で4Pで交わる。


(Kindleの紹介文より引用)




【あらすじ】

友人の母親の藤子に片想いを寄せていた正太郎はその気持ちを悟った彼女に誘われて童貞を失い技巧を磨いていくが、その関係に気付いた藤子の友人の真奈美や別の同級生の母親である恵理香とも結ばれることに。


【登場人物】

西田正太郎
中学へ通う少年で、小学の時に引っ越して来て以来、友人の母親の藤子や恵理香に興味を抱くように。童貞だがペニスは既に大人顔負けの大きさである。

松下藤子
正太郎の友人の母親で、40代と思えぬ若々しい専業主婦。身長160cmくらいでDカップの身体付き。夫は既に他界しているらしい。真奈美とは高校時代からの友人だが、同性で慰め合うほどの親密な関係である。

品川真奈美
藤子の高校時代からの友人で、下着の輸入販売の会社を経営している。夫はいるが子供はおらず、ひたすら趣味のゴルフにしか興味がない様子で夫婦間にすきま風が吹いている。宝塚の男役のようにクールで凛々しく、腰の位置が日本人離れした高さのスタイルの良い美女。

東山恵理香
正太郎の中学の友人の母親で、デパートの女性服飾売り場の担当。往年のハリウッド女優を思わせるメリハリのある身体付きで、太い眉に長く黒いストレートの髪型が艶っぽさを感じさせる。同い年の息子を持つだけに藤子とは面識がある模様。


【展開】

小学の時に引っ越して来て間もない正太郎は東山と松下の二人の友人に恵まれるが、当初は恵理香に見惚れていたものの、藤子を見るや一目惚れ同然に好きになってしまう。そして中学に進学すると自宅の庭のバラを一輪拝借しては松下家を訪ねる度に、藤子のエプロンのポケットに忍ばせていく。当然それは彼女の知るところとなるが、まさか彼女のレオタードの秘所の匂いを嗅いでオナニーしていたことまで盗撮されているとは知る由もない。そんな正太郎の想いに応えるべく藤子は彼をホテルのレストランに呼び出すと、少年の心を翻弄するのは容易いとばかりに問い詰めて部屋に誘う。抱き寄せただけで正太郎があっさりと自失してしまい、口唇奉仕されてたちまち復活したのを見て、ドレスの下に着ていたレオタード姿で挑発し正常位で結ばれる。
翌朝藤子は気怠げにネグリジェ姿で息子を見送った後で正太郎がやって来るが、前日のことは知ってて仕組んだことかと問われて惚けると、玄関でベルトで後ろ手に拘束されてバックで犯されてしまう。勿論プレイの一貫であることは承知の上だが、藤子は正太郎を浴室へ誘うと後ろの初めても体験しようと誘うのであった。

ある日藤子は久し振りに真奈美の来訪を受けるが、既に正太郎との関係を知られているとは気付かずに賭けに出て負けてしまい、その代償として彼を貸すことに。他人修行をしたがっていた正太郎も望むところであり、藤子が橋渡し役をすると真奈美は彼を連れて地下駐車場に雪崩れ込み、車の後部座席で四つん這いになるとバックで貫かれ愉悦を味わう。
そしてある日真奈美に待ち伏せされ自宅マンションの部屋に連れ込まれると、ファーコートと下着とブーツだけという真奈美の意図を即座に理解し、夜景が綺麗だからとベランダに出るなりすかさず拘束する。正太郎は剥き出しにした秘穴に指を1本ずつ増やし遂にはフィストプレイに発展すると、正常位で交わるのであった。その頃藤子と和解した正太郎は彼女の家に向かうと、法事の帰りなのか和装の彼女と洋装の真奈美が双頭ディルドゥで交わっているのを見て乱入し、二人を相手に3Pに雪崩れ込んでいく。

二人の熟女のレッスンを受けた正太郎は次の標的を恵理香に定め、遠回しに藤子の存在を匂わせつつ、デパートの服飾売り場で彼女へのプレゼントだからと一緒に品定めをしてもらう。数日後藤子が自分の選んだスカーフを巻いて自慢するのを見て嫉妬に駆られるが、自分から動けるはずもなく正太郎から誘惑を仕掛ける。ある日東山家を訪ねると単刀直入に好きだと告白し、熟女なのにウブな反応を見せる彼女にパイズリフェラを教えて射精すると、返礼とばかりに秘所をクンニして正常位で交わるのだった。
そして数日後恵理香は正太郎とともに電車で買い物へ出掛ける途中で痴 漢ごっこを楽しんだ後で、何故か真奈美のオフィスへ向かうことに。彼の意図することが分かって笑うしかない二人の熟女たちは下着姿になると、正太郎を床に寝かせて秘所を見せ付けながらまずは真奈美が騎乗位で繋がり、次は恵理香というように3Pへ雪崩れ込む。しかしその逢瀬も藤子に知られてしまいお詫びの奉仕をするが、また性懲りもなく和服を着た恵理香と密会しようとすると、そこへ藤子も現れて再び3Pへと発展してしまう。

こうして淫らな熟女たちと知り合えたのも藤子のお陰だと正太郎はパーティを開こうと考え、まずは真奈美のオフィスを訪ねて全身を麻縄で飾った彼女をS紛いに攻め立ててバックで貫く。次に真奈美からプレゼントを託され恵理香を訪ねるとセクシーな下着だと分かると、早速それを身に着けて四つん這いにして交わり二人の助力を得られることに。
そしてある日四人は真奈美の別荘へ向かったものの、熟女たちが着替えている間にベランダから正太郎が覗きをしていて見付かってしまい罰を与えられることに。目隠しをして顔面騎乗で秘所の匂いを嗅ぎ分けた正太郎は、彼女たちに誘われるままにローションまみれになったり、真珠の付いたサックを装着して藤子と交わり快楽を与えたりすると、今度は真奈美、恵理香の順に繋がる。フィニッシュは疑似ペニスを装着した真奈美と恵理香が前後の穴、正太郎が口腔を肉棒で犯しパーティは終わることなく続くのであった。


【レビュー】

鮫島次郎名義での長編5作品目となるが、いつものように年の若い少年主人公に翻弄される熟女たちの羽目の外しっぷりを楽しむ作品である。主人公の意図することを彼女たちは即座に理解し、淫らになる熟女たちに対してそれ以上に応えようとする主人公はまだ中学へ通う少年なだけにそこまで技巧に長けているとは思えないのだが、これを作者の理想とする主人公像なのだと言われれば承服せざるを得ないほどの圧倒的な展開である。

大まかに分けて藤子、真奈美、恵理香、4Pという各章の構成であるが、更に細かい節にも題名が付いているのが鮫島流というのかもしれない。作者の理想とするあんなことやこんなことがギッシリと詰め込まれており、これを全て本番に結び付けようとするならば恐らくは500頁近いものになるのではなかろうか。Kindle版では加筆修正されているようなので、完全版を読むのであればそちらを推奨したいと思う。

その上で毎度のように出て来る「ボボ」や「おさね」などの女性器の名称が多用されており、これが作者のオリジナリティだと言われれば確かにそうなのだが、常にアイドリングさせ放しの状態だともう二人目で満腹感を抱いてしまう。本番はややあっさり目で官能小説としては実用的とは言いがたいのだが、先に挙げたように羽目を外した熟女たちの振る舞いを見て楽しむのなら鮫島作品ならではのテイストを存分に味わえるのではと思う。

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鮫島次郎「僕の学校には美熟女が4人いる」

鮫島次郎「僕の学校には美熟女が4人いる」
(フランス書院文庫、2009年8月、表紙イラスト:小玉英章)

ネタバレ有り。御注意下さい。

※公式ホームページの作品紹介はありません。




作者による加筆修正版は、AmazonのKindleにて発売中です。




【あらすじ】

成績優秀者を対象とする特訓授業を受けることになった祥平は、憧れの女教師の小夜子に対して関心を向けてもらおうとわざとテストでミスをする。その意図に気付かない小夜子は理事長の明日香に相談すると、成績アップのあかつきにはとニンジン作戦を行うようにアドバイスを受けるが…。

【登場人物】

西野祥平
私立Q学院に通う中学2年生の少年。成績優秀な者を対象にした特訓を受けることになる。小夜子に憧れを抱く。童貞

氷室小夜子
160cmをゆうに超える長身で、黒縁メガネを掛けバスト95cmの巨乳を誇るスタイルの良い美女。祥平のクラス担任で、熱心で厳しい教育方針なため生徒たちの間で「アイス(氷の美女)」と陰口を叩かれている。独身。

宮本明日香
Q学院理事長を務めており、和服姿の似合う熟女。小夜子に成績アップのご褒美として、遠回しに身体を与えてはとアドバイスした張本人。

松木富士子
祥平が幼い頃からの隣人で、互いに「ちゃん」付けして呼び合う仲。Q学院で図書館司書の仕事に就いており、夫とひとり娘がいる。

山口美千代
祥平の友人の母親で、PTA会長を務めている。巨乳。

【展開】

小夜子は特訓対象に選ばれた祥平に勉強を教えるが、わざとケアレスミスをしているのを知る由もなく明日香に相談すると、物ではない何かを与えてやる気を出させなくてはと遠回しなアドバイスを受ける。成績アップのご褒美に自らの身体で筆下ろしをすることを決意した小夜子は、週末に高級ホテルのスイートルームを予約し、口唇奉仕で精を受け止めると四つん這いになり祥平を受け入れる。セックスを覚えるなり幼いご主人様になった彼に命じられ、小夜子は下着を着けさせずに悪戯されて今度はどんなプレイなのかしらと期待する日々を送るのだった。

ある日特訓を終えた小夜子は祥平に迫られ今日は不在だからと理事長室に誘うが、外出を済ませた明日香が隣の部屋で着替えているとは知る筈もなく、二人で蜜戯を始めてしまう。それを覗き見た明日香はある朝歩いて学園に向かう途中で通り掛かりの自転車と接触され、それを咎めた彼にナイトのようだと惚れてしまい放課後に理事長室へ呼ぶ。着飾った自分に目を奪われている様子に安堵しソファーに祥平を押し倒し騎乗位で交わると、今度は彼を全裸にしてお馬さんごっこを始める。
祥平が明日香の願望に気が付き後背位で交わりながら尻を叩くと彼女はたちまちメロメロになり、丁度小夜子が三日間出張で不在にしているのを良いことに祥平との関係に溺れていく。しかし小夜子にその関係がバレてしまい、祥平は怒る彼女をなだめようと二人でお仕置きをしようと提案する。そして翌土曜日に茶道部のお茶会を終えた小夜子は明日香を部屋に呼び早々に手打ちを済ませると、何も知らない祥平が乗馬の鞭を持ち出して明日香をバックで貫きながらスパンキングするのを見届ける。そして自らも裸になり教え子の身体に絡み付き、倒錯した3Pを楽しむのだった。

祥平と小夜子、明日香の関係を知ってしまった富士子は夫に構って貰えない寂しさもあって彼を誘惑しようと決意し、隣家の庭に洗濯物のパンティを投げ込むと祥平がそれをくすねたのを見届ける。罠に掛かったとほくそ笑み自宅に招くと、オナニーを披露するように命じて迸りを浴びてしまうが、仕掛けはもう十分だと翌休日にわざとひと気の無い図書室へやって来る。
祥平の姿を見掛けると富士子はカウンターから物欲しげな視線を投げ掛けたり、書架で待ち伏せをしたりと誘惑し実力行使に出て口唇奉仕を要求されると嬉しそうに応じてしまう。更に用意した縄やギャグホール、ディルドゥを使うように仕向けると、片足を吊られた不自然な視線で後ろの穴まで蹂躙された情交を楽しむ。そこへ休日出勤していた小夜子が現れ、自分も仲間にと求めて富士子への愛撫に加わり楽しいひと時を過ごす。

体育祭まであと1週間前となったある日、下校中の祥平は前を歩く美千代が脇を走るダンプから巻き上がった突風に煽られてバランスを崩し、足を痛めたのを見て自宅までおぶっていくことに。介抱をしてあげようとするが、美千代がストッキングを祥平に下ろさせようとしているのを見て誘っているのだと気付く。足を撫でるだけでは済まずに太股の付け根にまでキスをすると、祥平はパンティだけを脱がして正常位で交わって射精し、更に美千代の服を脱がせて巨乳を揉んで楽しむと乳間で放出へ導かれる。
こうして体育祭を迎え祥平が美千代が中座したのを認めると時間差で立ち上がるが、祥平が美千代をおぶっていたという噂を聞き付けていた富士子がそれを目ざとく見付けて後を追い、体育用具室で口唇奉仕を受けるのを目にする。富士子も加わり美千代は目隠しされて、二人での愛撫を受けながら絶頂に達するのであった。

体育祭の数日後祥平は美千代の家を訪ねて疑似母子プレイでパイズリ射精すると、そこへ小夜子たちがPTAの役員らを連れてが文化祭の打ち合わせをしようとやって来る。美千代は祥平を勝手口から逃がそうとするが、小夜子が目ざとく情事の痕跡に気付いてしまう。そしてキッチンに隠れていた祥平を見付けるとその場は切り抜けて外に出させると、四人は同じ穴のムジナだと微笑み出し物に付いて相談を始める。
そして1ヵ月後小夜子たちは法被に着替えて神輿を担ぎ、その翌日にはフラダンス衣装やミニスカボディコンなどの衣装に着替えて演目を披露する。そして午後3時、理事長室に呼ばれた祥平は衣装に身を包んだ四人に囲まれ、謝肉祭と称して一人ずつ交わるのだった。

【レビュー】

本作も以心伝心のように主人公の企みと、それを期待する熟女たちとのやり取りがコメディタッチで描かれ、盛り沢山な情交描写が延々と続く内容である。

・小夜子:主人公の筆下ろしを行い、授業中に悪戯される女教師
・明日香:被虐願望を抱く和服姿の似合う理事長
・富士子:倒錯願望を抱く隣人
・美千代:相姦願望を抱く友人の母

強調したいワードに『』を使用する文体だが、多く使い過ぎていて読み手としては分かりずらくリズムを崩している点は否めず、これは作者の好みなので致し方ない面もある。各ヒロインの情交描写は各節ごとに様々なプレイを盛り込んでおり、一冊の長編というよりはショートショートの集合体といった趣で情交場面のふんだんさを感じさせる一方で、こうした纏まりの無さがどうしても物足りなさを感じさせるのは少々残念である。

主人公が中学に通う少年であることから、ショタコン気味に彼を愛する熟女たちの振る舞いは何処か滑稽でもあり、先述したように場面の切り替えの多さもあってイマイチのめり込めずに終わってしまったなという印象だった。

DSKさんのブログでも本作を紹介なさっています。
2009/6/23 発売→ Amazonはコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。学園の美熟女たちに隠された、誰にも言えない素顔。真面目な担任教師の「誘い癖」を知ってるのは僕だけ。女理事長と「大きなお尻の騎乗位」を体験したのは僕だけ。図書館司書と「秘密の逢い引き」を愉しんだのは僕だけ。友だちのママと「目隠しセックス」を満喫したのも僕だけ。小夜子、明日香、富士子、美千代、ここは最高の熟女学園。(引用元:Amazo...
僕の学校には美熟女が4人いる(著:鮫島次郎、フランス書院文庫)



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鮫島次郎「熟女 桃源郷」

鮫島次郎「熟女 桃源郷」
(フランス書院文庫、2008年11月、表紙イラスト:新井田孝)

ネタバレ有り。御注意下さい。

熟女桃源郷 (フランス書院文庫)
鮫島 次郎
フランス書院
2008-12-22



【あらすじ】

兄嫁の小百合にあからさまな誘惑を受け続けていた岳人は、ある日我慢の限界となり凌辱紛いに関係を結ぶが、元より小百合の望むところであった。そして二人の関係に気付いた叔母の美由紀や、小百合の秘書である真理奈も巻き込んで熟女たちにモテモテに。

【登場人物】

鹿島岳人
15歳の高校1年生。両親は岳人より15歳年上の兄の結婚を機に田舎暮らしを選択した為、兄夫妻の住む自宅で同居している。

鹿島小百合
33歳。岳人の兄嫁で若くして大学教授として勤めているが、夫婦間に子供はいない。栗色の長い髪をアップに纏め、整った美貌とEカップの熟女。

立川美由紀
30代?岳人の父の妹(叔母)に当たり、夫と二人で近くの高層マンションの一室に暮らしている。栗色の肩まで伸ばしカールさせた髪型にコケティッシュな美貌と豊満な肉体を持つ熟女。

樋口真理奈
30代?小百合の秘書で、6年前に夫を亡くしたスレンダーな身体に反して胸やお尻の肉付きが良く、貞淑そうな雰囲気を漂わせている。小百合を尊敬する一方で、同世代の女性として彼女にばかり陽が当たる状況に軽い嫉妬を覚え、岳人を誘惑する。

【展開】

岳人は高校に進学し小百合の誘惑が激しくなってもどうにか自制するが、ある日彼女が電話で凌辱されたと有りもしないことを兄に告げ口した振りをしているのに乗せられ、彼女がその気なら犯してやろうと考えて実行する。勿論小百合は合意の上での性交ではあったが、表向きは灸を据えようと翌日岳人の手足を縛って何度も射精に導く。他の女性も愛するようにと岳人に告げたものの、凌辱ごっこで後ろの処女まで捧げ逆に小百合が関係に嵌まってしまう。

6月に入り鹿島家を訪ねた美由紀は直前まで性的な悪戯をしていた二人を見て怪しい関係だと気付くが、翌月から小百合の海外留学に伴い岳人を預かることに。小百合への対抗意識から美由紀はレオタード姿や大胆なドレス姿で挑発し岳人の関心を惹くと、更に催眠術に掛かった振りをして彼にやりたい放題にさせた後で真相を打ち明ける。酔って寝込む夫の前や、飲み会の帰りに寄った夜中の公園など二人は見られそうな状況でスリルを楽しむのだった。

帰国した小百合に呼び出され勤務先の大学の部屋を訪ねた岳人だったが、凌辱プレイから後背位で交わる様を真理奈に見られる。数日後真理奈の仕掛けた罠に掛かった岳人は危うく凌辱しそうになり、そのお詫びにと食事を共にすることで許される。その食事会で和服で着飾った真理奈は料理だけで済ませる筈もなく岳人ホテルの部屋に誘い結ばれるが、数日後自宅に誘うと義父の趣味だった緊縛写真と同じようにして欲しいと迫り絶頂へ導かれる。

こうして三人の熟女と「凌辱ごっこ」を繰り返していた岳人は、恩師の祝賀会に参加したドレス姿の小百合と着物姿の美由紀を誘って3Pプレイに興じると、今度は真理奈の夫の七回忌法要に参列した後に洋装の小百合と和装の真理奈の二人と交わり喪服姿を堪能する。そして岳人は16歳を迎える自分の為に誕生会を企画する小百合を驚かせるべく美由紀と真理奈に連絡を入れるが、当日真理奈からの電話で自宅に向かうと、着飾った三人が待ち受けていた。逆サプライズを仕掛けられたものの、岳人は贅沢な熟女比べをしながら何度も精を放出するのであった。

【レビュー】

Amazon Kindleストアにて、作者による加筆修正作品が後日出版されている。その一方で本書籍としては既に絶版扱いとなり、フランス書院からの電子化もされていない。そんな経緯を辿っている訳だが作者によると、「作者の思いと編集の考えが一致した題名」とのことである。

熟女桃源郷
鮫島次郎
2013-01-22



本作も以心伝心の言葉がまさに適切なくらい、ヒロインから主人公への想いや、主人公がヒロインへ仕掛ける姦計の意図がことごとく相手に分かってしまっており、強調したい箇所は『』を使った修辞詞を用いている。しかしこれが多すぎるのと、果たして読み手にそれが伝わるのかという点でかなり疑問を持たざるを得ない。

「凌辱ごっこ」を交えた情交描写の数は多いけれども一回当たりの濃度としては薄くなりすぎていて、これに独特の言い回しがふんだんに使われているので、官能小説としてはあまりエロさを感じないのである。但し暴走気味の熟女たちが主人公のごっこ遊びに付き合い、思わぬ絶倫に振り回される様を面白いと感じるならば、この作品は官能面とはまた違った魅力に富んだ作品と言えるのかもしれない。

DSKさんのブログでの本作の紹介記事です。
2008/12/22 発売→ Amazonはコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。刺激的すぎる挑発ボディの兄嫁に夜這いを仕掛け…… たぬき寝入りするセクシーな豊乳叔母にやりたい放題…… 和装の未亡人熟女を密会ホテルでたっぷり満喫…… 挑発オナニー、交合志願、前戯がわりの淫猥デート。 熟女たちが見せる痴態は、少年の想像を遥かに超えていた。 心は貞淑、身体は淫ら……僕を狂わせる最高の熟女たち。★★★☆☆ 主人公が好かれまくる出...
熟女桃源郷(著:鮫島次郎、フランス書院文庫)

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鮫島次郎「おいしい熟女」

鮫島次郎「おいしい熟女」
(フランス書院文庫、2008年5月、表紙イラスト:新井田孝)

ネタバレ有り。御注意下さい。

※公式ホームページでの紹介記事は無くなりました。(2015年8月現在)

おいしい熟女 (フランス書院文庫)
鮫島 次郎
フランス書院
2008-05-23



Amazon Kindle ストアで作者本人による改題、再編集の作品はコチラから。




【あらすじ】

叔母の由紀恵と初体験をした龍平は成長するにつれて、クラスメイトの母親、茶道の師範、車掌、教授の秘書、看護師長、外科医といった熟女たちと関係を結んでいく。

【登場人物】

青井龍平
主人公。熟女たちに好かれるような気遣いが出来る青年。

※由紀恵と奈津美と芙美江は主人公の高校時代、以降は大学生時代の話です。

由紀恵
龍平の母親の妹(叔母)で婦人警官。結婚はしているが子供はいない。

伊吹奈津美
補整下着の訪問販売の会社に勤める契約社員。龍平と同級生の娘がいる。170cm近い身長と90cm近い豊満なバストが魅力的な女性。

竹中芙美江
青井家の隣りに住む未亡人で茶道の師範をしている。京都出身で着物が似合うはんなりとした物腰で、お淑やかな印象の女性。

金剛ハルエ
新幹線の車掌を務めている。耳たぶ辺りで切り揃えた短い栗色の髪に男好きのしそうな美貌で身長160cm位。龍平が新幹線に乗った時に機転を利かせ、親切にしてもらって以来一目惚れしてしまう。独身。

藤沢紀香
龍平の指導教官の秘書を務めており、艶やかな黒髪を肩の辺りまで伸ばした身長160cm強で腰の位置が高く、スタイル抜群の美女。剣道の有段者。独身。

伊藤葵
市内の総合病院の看護師長で、パーマ掛かった短い黒髪で肉付きの良い美女。10歳近く年上の夫との夜の営みはご無沙汰の様子。

川端良枝
市内の総合病院の外科医で、クールな印象を与える美貌に腰が高くスタイルの良い美女。葵と同じく夫とはご無沙汰の様子。

【展開】

甥の龍平に着替えを覗かれたり電車内でチカン紛いの行為をされたりした由紀恵は、ある日知人の法事を終えて龍平宅に戻ると制服やパンストが精液で汚されているのに気付き、甥の性欲の強さを知り女の全てを見せてあげると告げ童貞喪失に導くのだった。

甥との関係に嵌まっていく由紀恵は白昼に制服を着たままホテルに向かい逢瀬を重ねるが、そんな中会社の昼食会で2人を見掛けた奈津美は後日龍平から付き合っている女性がいるから付き合えないと手酷く振られたと娘から話を聞き、由紀恵と気付く。
2ヵ月後奈津美は補整下着を見たいと龍平に頼まれると、娘の代わりに仕返しをしようと思い付き下着姿を披露して誘惑するが、由紀恵との関係を思い浮かべる内に自分に惚れさせようと情交を受け入れる。

高校3年生になった龍平は芙美江と顔見知りになり、数日後芙美江から土砂降りの中軒先に立つ彼を呼び止めて自宅に招かれシャワーを浴びると、タオルから覗いたペニスを見られたのをきっかけに肉体関係に陥ると、上品な彼女にいやらしい言葉を口にさせるのだった。

大学へ進学した龍平は旅行帰りの新幹線の車内で機転を利かせ酔客からハルエを助けると、東京に着く直前にお礼がしたいと食事に誘われる。彼女が酔い潰れホテルの部屋まで送り退出しようとするが「意気地無し」とハルエに呼び止められ、「据え膳」だと気付き正常位で結ばれる。翌月テニス大会で上京したハルエを応援しに来た龍平は、目の前で彼女のアンスコを拝めて満足すると優勝したご褒美にホテルで後ろから抱くのであった。

熟女たちと逢瀬を繰り返し学生生活を楽しんでいた龍平はある日指導教官に呼ばれ紀香と共に研究室の片付けを手伝うが、あからさまな誘惑に乗せられ彼女をデスクに仰向けにすると立て続けに情交に至る。数日後剣道の奉納試合にやって来た龍平は彼女の強さに感動したと何か出来る事はと尋ねると、望み通り人気の無い試合会場で剣道衣の彼女を組み伏せるようにして抱くのだった。

進級した龍平はある朝自転車で通学している途中で良枝のスタイルの良さに目を奪われ、葵が運転する車と接触して頭を打ち入院を余儀無くされるが、葵は龍平が熟女趣味だと若いナースから聞かされるとその晩に病室を訪れて事故に巻き込んだ「償い」をさせて欲しいと騎乗位での交わりを求める。2日後関係に気付いた良枝とも結ばれた龍平は看護師長と外科医が病室にやって来た競い合うように奉仕され思いがけぬ幸運に喜ぶのだった。

【レビュー】

熟女に特化した作品を描く作者の通算3作品目で、本作のテーマは「制服熟女」とまさにKindle版に命名した作者自身のタイトルネーミングの方が的確である。

叔母:婦人警官でチカン描写あり、喪服での情交
クラスメイトの母親:補整下着を付けたり、娘のセーラー服を着たままで情交
隣の未亡人:和服での情交、尼僧に扮したコスチュームプレイ
新幹線の車掌:テニスプレーヤーでもありユニフォームプレイ、新幹線の個室での情交
教授秘書:スーツ姿の情交、剣道有段者なので道衣を来たままのプレイ
看護師長と女医:入院先の病室にて白衣での3Pプレイ

1人に2つのプレイが命題だったのか、目まぐるしく変わるコスチュームプレイ自体読み応えは有るのだが、作者の描くヒロイン像が熟女の割りに羞じらいがあまり無く軽い言動に感じられる事、ヒロインが好意を抱いていてそれとなく誘っているのを主人公が呆気なく看破してしまい「据え膳」を楽しんでいる事が出来レースに思えて、却って興を削いでしまっていて残念である。

悪戯な熟女たちによるラブコメディーめいた作風はイラストを付けたコミックなら別の楽しみ方があるのだが、文字で想像させる官能小説では命取りなのかもしれない。1度で2度美味しいコスチュームプレイも、これだけヒロインが多いと描写量が少なくて呆気無く物足りない。色々な面で勿体無いと思わせる作品である。

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鮫島次郎「熟女【独占】」

鮫島次郎「熟女【独占】」
(フランス書院文庫、2008年1月、表紙イラスト:新井田孝)

ネタバレ有り。御注意下さい。

熟女“独占” (フランス書院文庫)
鮫島 次郎
フランス書院
2008-01-23



【あらすじ】

隣家の久仁子に想いを寄せ続ける浩也は自分の誕生日に彼女に筆下ろししてもらおうと意気込むが、それに気付いた叔母の三重子の計略により彼女と初体験を迎え、更に母親の友人の由美子とも関係を持ってしまう。出遅れた久仁子は計略に気付き、浩也を取り戻そうと逆襲に打って出る事に。

【登場人物】

百々地浩也
今年大学に入学したばかりの青年。中学の時に隣家の久仁子に連れられて海水浴へ行った際に、目にした彼女の水着姿に悩殺されて以来、ずっと秘めやかな想いを抱いている。久仁子の息子とは幼馴染み。童貞。

平松久仁子
浩也の隣に住み、夫と息子との3人暮らし。夫婦仲は決して悪くは無いが、仕事の都合で離れて暮らしており、月に1回の逢瀬を楽しみにしている。噂話に余念のない主婦たちからは別の男と逢っていると誤解され、浩也は快く思っていない。

百々地三重子
浩也の父方の叔母で久仁子の友人。7年前に夫を亡くして以来、独りで暮らしている。占いを趣味としており、気が向いた時には路地で占い師として商売をしている。甥の浩也に対しては「ボク」呼ばわりし、可愛がっている様子。

片山由美子
浩也の母親の友人だが、浩也自身は大した面識がない。ある日浩也が久仁子夫妻を付け回している途中で先輩と路上で話している際に、由美子が不倫相手とホテルに入る所を見られたと早合点し、口封じに誘惑しようと試みる。

【展開】

久仁子の水着姿に魅了され想いを寄せ続ける浩也は、ある日彼女から平松家の鍵を預かる事に。ちょっとした出来心から留守の家に上がり込み、久仁子の下着を見付け牝臭に惹かれた浩也は堪らず精を放出してしまう。
一方帰宅した久仁子も部屋の違和感に気付き、数日後有りもしない用事で留守にして浩也に鍵を預けてクローゼットに潜んでいると、予想通り浩也が悪戯するのを目の当たりにし、その晩に彼を想いながら一人遊びに耽るのであった。

数日後百々地家を尋ねようとした三重子は出会った甥の値踏みするかのような視線を感じ、ここ最近街で見掛ける浩也の不審な行動と義姉の言動から久仁子と何かあると嗅ぎ付け、機先を制して彼女に浩也と親密にならぬように釘を差すのだった。
三重子の発言に動揺した久仁子は浩也とのデートをドタキャンするが、事情を知らない浩也は失望して暴言を吐き、街で知り合った占い師(三重子)の勧めに従い叔父の七回忌の後に泊まりに行くと、三重子の手解きで童貞を卒業する。

久仁子を出し抜いた自責の念から、三重子は不倫の口封じにと頻繁に浩也と逢う由美子も巻き込もうと占う振りをして二人を接近させようと目論む。秘密の共有を口実に浩也に抱かれた由美子は自分の被虐性に目覚め、若者の言いなりになるのだった。

ドタキャンの一件からすっかり浩也と縁遠くなってしまった久仁子だが、息子から浩也が他の女と付き合っていると聞かされる。数日後喫茶店で待ち伏せしていると、相次いで由美子や三重子と逢っているのを知り浩也を取り戻そうと一計を案じる。
半月後浩也に機先を制され家にやって来たのを機会に、久仁子は2人の女性の存在を口に出し若者を詰る。あくまでも久仁子が一番だと涙ながらに告白する浩也を受け入れた久仁子は、全てが欲しいと言う彼に従い3つの口に精を浴びせられるのだった。

こうしてベランダに干された下着を合図に品番に逢瀬を重ねるようになった浩也だが、ある日平松家を訪ねると全裸で拘束された三重子の姿を目にする。久仁子に迫られるまま情交を見せ付けるが、三重子も罪の意識を抱いていたと知り3Pに興じる。
すっかりいたぶられる事に快感を覚えた由美子にも「お仕置き」をしようと目論む浩也は、ある日由美子の自宅で和服姿のまま縛り付けると久仁子を招き情交を披露した後で、久仁子におさねを舐めさせながら後背位で由美子を貫くのだった。

1年後20歳の誕生日を迎えた浩也は、それぞれに着飾った熟女たちを独占出来る喜びに浸りながら、彼女たちの「悪巧み」に乗せられ幸せを感じるのであった。

【レビュー】

投稿生小説、アンソロジーの短編を経て、長編はこれが初めてとなる作者は現在までにフランス書院文庫では本作を含め7作品を刊行しているが、残念ながら公式サイトから電子書籍としての発売は無い状況である。
但し電子書籍としては、フランス書院文庫時代の作品を再編成して個人出版の形でKindleで発売している上新作も出しているので、興味のある方は作者の名前で検索してみると宜しいだろう。作者の拘る部分に触れられると思う。




本作に話を戻すと、既に2作品を出した実績から自分の型をはっきり主張しており、作者の描く熟女のしたたかさ、それに伴う行き過ぎた滑稽さがツボに嵌まれば楽しめる作風に違いない。
個人的には熟女だからこその奥深さ、人妻や未亡人の慎みからもたらされる羞じらいを求めるといま一つもの足りないような気がするし、主人公の若さから来るやりたがりな上に早射ちで駆け足気味の情交描写と何処かで醒めた感のある計算高い人物像はイマイチちぐはぐだと思う。

とは言え、当時のフランス書院文庫の「熟女路線」の一翼を担う貴重な存在であり、本作以降も基本的なスタンスは変わらないでいた事から、こうした作風に根強いファンもいたのだろうと推察される。

tag : 大学生主人公 童貞 熟女限定

プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

〈コメント〉
どなたでも書き込み自由ですが、管理人が許可するまではコメント欄に反映されないので、その辺りはご理解下さい。

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