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弓月誠「僕の新婚生活【妻の母、妻の姉と】」

弓月誠「僕の新婚生活【妻の母、妻の姉と】」
(フランス書院文庫、2018年4月、表紙イラスト:松原健治)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

旧華族という南川家の次女・由起乃と結婚した祐一だが、旧家に伝わる「しきたり」により暫く南川家で同居する上に、義母に当たる華子と性的な関係を結び続けなくてはならなくなった。当初は子孫繁栄を目的とした儀式のつもりで他意は無かったはずの華子だが、祐一が巨根で連続射精を厭わないほどの絶倫と知って、儀式と偽って独り占めしたいほどの誘惑に駆られていくが…。


【登場人物】

菅野祐一
22歳。妻の由起乃と清い交際の末に結婚したが、旧華族という南川家の「しきたり」に倣い、義母である華子の手解きを受けることになる。人並み外れた巨根と連続射精が出来るタフさはあるが、感じやすく堪え性が無いのが弱点らしい。

南川華子
40代らしいが年齢は定かでない。旧華族の南川家のひとり娘で婿を取ったが、残念ながら男児は産まれぬまま夫は亡くなっており、以降再婚はせずに男性経験のないままでいる。亡き夫が白人系の血を引いているせいか、娘二人が巨乳なのに反し自らは控えめなところがコンプレックスのようである。

南川美佐江
28歳。華子の長女で由起乃の姉。一度結婚はしているが性格の不一致もあって出戻りしている。性的なことに免疫がないらしく前の夫とも関係を結ばぬままだったので、現在も処女である。由起乃と同じく100cmに迫るほどの巨乳だが、美佐江の方が若干大きいらしい。

菅野由起乃
24歳。華子の次女で美佐江の妹。やはり性的なことにはあまり詳しくないようで、しかも「しきたり」を守ったせいか夫の祐一とも婚前交渉をしたことが無い。とは言え姉に比べると性に興味はあるようで、華子に教えられてあっという間にテクニックを上達させていく。


【展開】

結婚式を終えて南川家で暫く同居生活を送ることになった祐一は、既に妻から「しきたり」の話こそ聞いていたが、華子だけではなく美佐江まで同席しての手解きとなると緊張は隠せない。勃起を晒すと美佐江がもう堪忍と立ち去ってしまうが手解きは続けられ、華子の唾まで使っての手扱きに再三焦らされた末に激しく射精し、まだまだとばかりに数分も置かずに連続絶頂させられる。それを見ていた由起乃も自分もしたいと告げやはり手扱き責めで飛沫を顔面に浴びるが、流石に初交合の儀式だけは立ち去らざるを得ず、華子は娘に謝罪しながらも本音は自分もしたくてしょうがないのである。表面的には儀式のつもりで騎乗位でぺニスを受け入れると、その逞しさに女として芽吹き始め、フィニッシュは正常位に変えさせて中出しを許してしまう。

華子との初夜から10日あまりが経ち、毎日のようにしきたりの儀式用の寝室で祐一は華子と交わっていたが、初めの二回は早すぎるけどそれからの上達ぶりを認められて由紀乃を呼ぶことに。華子は由起乃の手扱きや口唇奉仕を見て儀式を口実に若い二人をお預け状態にしたことを悔いるが、その一方で夫婦で子づくりとなれば自らはお役御免となると不安を抱き、一緒に寝室に招いていた美佐江に側へ来るよう呼び付ける。またも妻とのセックスをお預けされたものの、美佐江も女にするということ自体に祐一が反対する訳もなく、彼女の巨乳に挟まれて盛大に射精する。そして母娘を交えて巴の字になり相互愛撫に浸ると、祐一は女性たちの求めに応じて手でぺニスを扱き顔面に精を浴びせてしまう。

しかし華子としてはしきたりに拘って二人の娘を女にさせない訳にもいかず、まだ由起乃や美佐江も性交の時の母親の女の顔を見ては祐一から引き離す訳にもいかないと悩み始める。解決案が浮かばぬまま迎えた儀式の最終夜、特大のベッドが新調されて始めに華子が手で出させると、次は娘二人が交替してのシックスナインで果ててしまいそうになる。由起乃とようやくセックス出来た祐一は持続力が付いたせいで正常位だけではイケずに、バックにして腰を突き上げて中出しする。気絶した由起乃が休んでいる間に美佐江の処女も奪うが、由起乃が目覚めて女体にちょっかいを出し始めて締まりがきつくなり射精してしまう。それを見守っていた華子がひとり遊びを始めたのを見るや娘たちは祐一に抱いてあげてと求め、激しく絡み合う二人を見ながら興奮し、フィニッシュは母も加わり激しい顔射を受ける。

本来のしきたりの儀式はここで終わるはずだが、朝の寝室から夕方の外出先でも周囲の目も憚らずに奉仕する由起乃のテクニックは上達しつつある。一方美佐江も祐一をフィットネスに誘い華子も同伴し、相変わらずしきたりと称していやらしいことを続けている。最早由起乃だけの旦那様では無くなった筈なのに、しきたりに縛られて誰もが本音を言えぬまま淫らな日々は過ぎていく。そんなある日華子に大部屋へ呼び出され、全員が祐一の妻になることを提案されるが、勿論祐一が反対する理由など全く無い。

こうして始まった新生活とは言え二週間の禁欲を過ぎたある晩、祐一の元へウェディングドレスさながらに着飾った三人の嫁が現れるが、今までと違うのはご主人様として命令して下さいと求められたことである。ぎこちないながらも三人に命令し口唇奉仕で呆気なく果てた祐一は、華子から子づくりを求められ更には後ろの処女ももらって欲しいと迫られ、いつかは由起乃や美佐江の初めてももらうつもりで連続射精する。未だに果てぬ祐一の性欲に、南川家の乱れた夜は終わることを知らず繰り返し交わるのであった。


【レビュー】

弓月誠作品も31作品目となるが、実は既婚者主人公を登場させるのは初めてである。と言っても妻の【由起乃】(24歳)も22歳の主人公もセックス未経験者で、しかも妻の姉【美佐江】(28歳)も結婚歴はあるものの強い羞恥の前に夫婦の営みすらしていないので、指南役として姉妹の母親である【華子】(40代だが年齢不詳)が登場する。フランス書院文庫では地域の「しきたり」として初夜を迎えた婿の機能を確かめるべく妻の母が混浴するという誘惑作品があったが、こちらは由緒ある旧家の「しきたり」として義母が婿との性生活を送らねばならないという超設定である。

とは言え没落しつつある家だけに「しきたり」に拘りを持つのは華子自身の性欲を満たすためという側面が強く、生娘の娘たちを前に婿の機能をチェックするという展開が前半の大きな流れである。弓月誠作品と言えば皆が巨乳ヒロインで乳戯を交えた描写がふんだんに用いられるのだが、この華子はそこまでの巨乳ではなく、手や口やアソコまでも駆使して徹底的に主人公の精を搾り取っていく。彼女の期待した以上に立派でタフネスというのは弓月作品お馴染みの設定だが、映像作品の『10回射精しても…』というシリーズさながらに、早射ちで連続射精出来る主人公もかなりの超設定である。しかも主人公も華子も見届ける娘二人も淫語を遠慮なく発するので、読み手としては序盤からのフルスロットルぶりに付いていくのがやっとである。

何度も母と主人公が盛りまくっているのを見させられていた娘二人も次第に性戯に参加し、初めてを捧げることが出来るのは中盤に入ってからである。本妻であるはずの由起乃とその姉の美佐江もほぼ同じくらい主人公に愛され、姉妹揃っての巨乳なだけに乳間性交を交えて何度も白濁を盛大に浴びる訳だが、物語としては初めから無きに等しくどこを取っても主人公の早射ちばかりが目につく。そんな状況だけに「しきたり」など形だけに過ぎなくなり、華子の提案で全員妻として愛してもらうのが終盤である。勿論これはハーレムと言って良く、これまで弓月作品が堅持していた「最後は一人だけ」路線からの転換と言えるだろう。

…とここまで述べてきたが、作者の試行錯誤の上に続いてきたこのポルノに偏ったコメディ路線も、そろそろ一考の余地があるのかもしれない。仮に次の作品でヒロインを二人に減らそうと四人に増やそうと、同じことの繰り返しでは「エロ満載でもここまで来るとエロくない」からである。例えるならば糖分の高い究極のイチゴを探して来て砂糖をまぶし練乳に浸しても、これ以上甘く感じさせることは出来ないのと似ているのかもしれない。味わう側としては塩気のあるものを間に挟むか、糖分の引き算をしてもらえないと麻痺した感覚では甘さの違いは感じられないからである。






デビューから14年目で31作品目となりましたが、ここ最近の著作からある程度弓月誠作品の方向性は分かってはいるつもりだったけれども、本作は予想を遥かに越えたレベルで読了するまでに時間が掛かりました。300ページちょっとの分量のうち、情交にまつわる描写は大体8割超であり、しかも淫語がバンバン並ぶだけに正直読み終わってからの疲労を感じました。…刺激(=エロさ)もあるレベルを超えてしまうと刺激と感じなくなるようで、中盤で主人公の妻の由起乃が姉の美佐江とともに破瓜を迎えた辺りで、まだ先があるのと一旦中断してしまったくらいです。

これだけのキャリアをお持ちですと、例えば童貞少年に義母と担任教師と叔母といった具合で守りに入る方もいらっしゃるとは思いますが、弓月氏の更にエロ濃度を上げて来ようとする姿勢には評価が必要だと思います。しきたりを口実に娘の婿の一物を欲しがる華子や、処女な割に淫語炸裂な姉妹もともに面白いキャラクター性です。しかし管理人としては今までですらエロいのに、更に濃度を高くされてももう追い付けないように感じました。足し算ばかりでなく、行間から後は読者に考えを委ねさせるような引き算も欲しいなというところです。

一度はAmazonレビューで星2つで出しましたが、何をもって2つなのかを決められずにいて、考えても分からないのならばと取り下げることとしました。フランス書院文庫は純文学でも恋愛小説でもない、ポルノなんだという主張を以前公式サイトで拝見したように思います。それならば本作はポルノという方向性としては正しいのかもしれません。「…なんかよく分からないけど、エロかった」と評価するならば2つは不適切なんだと思います。歳のせいにはしたくないのですが、もし20代、30代の読者さんならばどういった感想を持たれるのでしょうか?ちょっと気になるところです。

tag : 社会人主人公 童貞 熟女(40代) 処女 母娘丼

弓月誠「年上の同居人 三人のお姉さん」

弓月誠「年上の同居人 三人のお姉さん」
(フランス書院文庫、2008年3月、表紙イラスト:松原健治)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

千尋の入浴姿を覗いていた事がバレて衝動的に家出した雄介。友人の姉や担任教師と女性経験を積んだ雄介は家に戻り、千尋に本心を打ち明け結ばれる。


【登場人物】

大橋雄介
17歳の高校2年生。血の繋がりの無い千尋を女性として意識している。母親を亡くし、父親は海外出張の為千尋と2人暮らし。童貞。

大橋千尋
25歳。雄介の父の友人の娘で両親の飛行機事故により孤独になった為、10年前に大橋家へ引き取られている。司書の仕事をしており、美人コンテストの常連となる位の完璧巨乳美人で真面目な性格が敬遠されるのか、男性との縁が全く無い。処女。

小林杏奈
22歳。家出した雄介が転がり込んだ友人の姉。家の中では軽装で居る事が多く見た目は派手に見えるが、雄介の様子を察し優しく導いてくれる大学3年生。巨乳。

滝川結子
28歳。雄介の担任教師。化粧っ気が無く銀縁メガネを掛けていて冷たい印象で、学校一と噂される巨乳の持ち主。千尋の連絡で雄介の家出を知り一旦自分が預かる事を提案し、事情を知った後は雄介を後押ししてくれる母性本能溢れた優しい性格。


【展開】

雄介はある日曜日の晩遅く義姉の千尋が入浴しているのを知りほんの出来心もあって浴室を覗き見するが、落としたコンタクトが排水口に流れていかないようにお尻を突き出した格好で露わになった秘所を見てしまい、我慢できずにオナニーし始める。千尋に気付かれるのも当然の話で見損なったと冷たく詰られ、衝動的に友人の小林を頼って家出してしまう。

小林家で朝を迎えた雄介はぼんやりと千尋にどう謝るべきか考えていると、いきなり部屋のドアが開き冬なのにキャミソール姿の杏奈と鉢合わせになる。千尋に負けず劣らずの巨乳を目の当たりにして勃起したものの何とか誤魔化すと、午後からで良いので学校に行きなさいと諭され、遊び慣れているように見えてしっかりした人だと安心する。そして次の日曜日に読んでいたマンガの続きを千尋が持っているため部屋を訪ねると、何とエアロビクスの真っ最中だったらしくレオタード姿を目にしてしまう。千尋はかねてから雄介のことをもう一人の弟として気に掛けており、自分に欲情してくれたのを知って嬉しくなり、雄介の家出の理由を聞いてお義姉さんとどっちが大きい?と乳房を露わにしてパイズリでイカせてあげると提案する。

一度の放精で勃起が収まらないのを見て杏奈はレオタードを脱がせてとねだり秘所を晒すと、自ら膣穴に指を出し入れして雄介くんもして良いのよと挑発し、指ピストンだけでなくクンニリングスまで受け入れてしまう。初心なはずの少年に舌でイカされて杏奈はお返しとばかりに口唇奉仕を仕掛け、パイズリフェラで射精させた後でまだ物足りなそうねと呟き、馬乗りになって童貞を奪ってしまう。長大なペニスで奥まで入っている充足感から、見せ付けるように腰をグラインドさせて大量の精液を受け止めるのであった。

雄介が家出してから2週目となり流石に千尋は担任の結子に相談し、それを受けて結子は放課後に雄介を呼び出すと外泊を許す訳にはいかないと告げ、ならば私の部屋に来なさいと有無を言わさずに自室へ連れて来る。雄介はリラックスした結子の違う一面を見て妹と勘違いするほどで、彼女が意外なくらい義姉への恋愛感情を理解してくれただけでなく、世の中には違う女性も沢山いるのだからと誘惑されて驚きを隠せない。おっぱい好きな雄介のリクエストに応えるように乳間奉仕で射精させてもらうと、結子から秘所を露わにしてもう濡れているから来てと告げられ、正常位で激しく腰を遣い中出しする。そして結子はまだ雄介のペニスが固いのを知ると馬乗りで乳房の谷間に挟むように告げ、尿道口を舌でほじりながら大量の白濁を浴びてしまう。

結子のアドバイスを受け雄介は自宅に帰ったものの、千尋に頬を張られては告白するどころではない。一方千尋は雄介から告白してくれるのを待っていたが一週間が過ぎても何もないのに焦れて、友人に誘われてスイミングスクールへ行くから買った水着を見て欲しいと告げるが、それは何と極少の生地しかない赤い水着だった。千尋が勇気を出してネットで買ったものとは知らないようだが、流石に雄介でなくても他人の目に晒してはいけないと思わせるほど際どいものなのに、何と彼女は実際に着て見せなきゃと大胆なことを口にする。千尋はきっかけを作るために無理をして水着に着替え、ストレッチと称して生地から秘肉がはみ出るのも構わずに大股開きになると、雄介はもう我慢できないと思わず口にする。それこそ千尋の望んでいた言葉で手扱きで白濁を顔に浴びると、次は乳肉を使っての奉仕を行うが月のあの日の最中なので本番は来週ねと約束する。

そして迎えた約束の日の晩雄介は浴室で千尋の巨乳を思う存分に味わうと、アソコも綺麗にするからと四つん這いにさせて秘所だけでなく、後ろの穴までもペロペロと舐めて絶頂を与える。長風呂を済ませて雄介の部屋に舞台を移すと、現れた義姉は極少でスケスケの赤い下着に身を包んでおり、興奮のあまりにパイズリフェラだけで呆気なく果ててしまう。お返しにと再び千尋を四つん這いにしてクンニすると、彼女も十分に高ぶってきたらしく正常位での性交を求めて来る。二度目の射精もあっさりと迎えるが、雄介はまだまだ出来るからと千尋をバックにして腰を繰り出すと、フィニッシュはおっぱいに出したいとペニスを手で扱き乳肉と美貌を白濁で汚してしまう。これからのことは分からないが、きっと父も理解してくれるはずだと雄介は意気込むのであった。


【レビュー】

「誘惑小説(2005年~2007年度)総売上第1位作家」の触れ込みにあるように、10作目を迎えた作者に取って脂の乗っていた時期で、本作もおっぱいフェチな一面を前面に押し出している。確かにヒロイン全員が巨乳でパイズリ奉仕を随所に盛り込みつつ、やりたい盛りの主人公に投影させて乳房の素晴らしさをどう描くかに重点を置いている。官能描写は確かにいやらしいの一言で「実用的」であるけれども、小説と呼ぶからにはそこを繋ぐ物語性も欲しかったところである。

義姉の入浴を覗いていたのがバレて友人の姉⇒担任女教師と渡り歩き、最後は念願叶って義姉と結ばれるという流れだが、いずれも誘惑の形は「エッチしたいのならさせてあげる」という構図なのが気に掛かる。「ハイ、どうぞ」と言われても、主人公同様に読み手からしてもあまりに唐突すぎて気後れしかねない。例えば始めに行く先は叔母なり従姉なりにした方が主人公の境遇を知りやすい立場になるだろうし、次の女教師にしても離れて暮らす弟と実は禁断の関係にあった(だから主人公の気持ちも理解できる)としたらスムーズだったかなとは思うのだが、二人ともこれといった強い接点がないだけにやはり唐突なのかもしれない。

購入した当時はエロいと感じるだけだったのだが、後々から考えてみると売れっ子な故の新作を生み出す苦労が窺えるように思う。おっぱいフェチとして求められていた縛りもあるだろうし、他にも甘々誘惑作品が競い合っていた時期でもある。時が経つに連れて少しずつ作風が変わっていくのだが、この当時はあれこれと試行錯誤していたのがにじみ出ているような気がする。


DSKさんのブログにて本作を紹介されています。

2008/3/24 発売年上の同居人-三人のお姉さん著:弓月誠、フランス書院文庫→ Amazonはコチラから。→ Kindle版はコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。〈電子書籍〉→ ひかりTVブックはコチラ。〈電子書籍〉→ 総合電子書籍ストア【BookLive!】はコチラ。義理の姉として慕うには、艶めかしくて美しすぎる千尋。レオタード姿が煽情的すぎる同級生のお姉さん・杏奈。教室では見せない痴顔で優しすぎる奉仕を施す女教師・...
年上の同居人-三人のお姉さん(著:弓月誠、フランス書院文庫)







今年で14年目を迎える弓月誠さんの第31作品目となる新作が発売になります。

『僕の新婚生活【妻の母、妻の姉と】』




「娘にはもったいないくらいだわ、婿様の××」
唾をまぶし、ゆっくりと手筒でしごきあげる美熟女。
新婚初夜を前に、フェロモンむんむんの妻の母と
気品あふれる妻の姉に「性教育」されるなんて!
未亡人の華子、独身美女の美佐江、新妻の由起乃に
昼夜なく迫られ昂ぶらされる「新生活」の結末は?



これまで高校に通う10代の少年から社会人の20代の青年まで主人公の年齢に多少の幅を持たせていましたが、弓月誠作品としては初めてとなる既婚者の主人公が登場します。他の誘惑系作家さんならば一度は題材にしている「妻の○○」ものにチャレンジする訳ですが、「最後は一人」に拘る作風なだけに着地点をどうするかが気になりますね。

tag : 高校生主人公 童貞 近親相姦(義)

弓月誠「年上教室【人妻と女子大生】」

弓月誠「年上教室【人妻と女子大生】」
(フランス書院文庫、2007年11月、表紙イラスト:小玉英章)

ネタバレ有り。御注意下さい。
2018年4月21日レビュー再編集。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

毎朝のように保育園に弟を送り迎えする雅彦は、ひと月前から赴任した魅力的な保母の響子と仲良くなるのに連れて女性としての憧れも抱くようになる。あるハプニングを機に響子から性的な慰めを施してもらうが、アルバイトで働く亜紀も雅彦が好きになり、デートに誘われて初体験に至る。しかしその逢瀬を響子が気付いてしまい…。


【登場人物】

北山雅彦
16歳の高校1年生。母は2年前に病死し、父や年の離れた3歳の弟との3人暮らし。響子に一目惚れして以来、自ら率先して雅俊の送り迎えをしている。童貞。

笹野響子
32歳。1ヵ月前から雅彦の弟の通う保育園で保母の仕事をしている。夫との結婚生活は既に破綻しているようで、表立って本人も話をしていないだけに人妻という雰囲気を感じさせない。100cmを超える豊かなバストの持ち主。

栗山亜紀
22歳。上京して来た女子大生で雅俊の通う保育園でバイトをしている。実家は地元の名士で、亜紀が卒業すると許婚と結婚する予定。響子に負けず劣らずの巨乳の持ち主で、雅彦に片想いしているが実らぬ恋と気付いており告白して処女を失うことを決意する。


【展開】

雅彦は弟を保育園に預けるついでに毎朝響子と顔を合わせることを楽しみにしていたが、11月を迎えたというのに今日は何故か熱くてたまらない様子。どうやら風邪をひいたらしく無理がたたって倒れた雅彦を響子は保健室で見守っていたが、いつしか眠りこけていて気が付けば彼の劣情を誘っていたようで、間近でペニスを剥き出しにしてしごいているのを見てしまう。とは言え響子が狸寝入りをするのも限界でそれに気付いた雅彦が全力で謝罪するのを制し、私が悪かったのだからと手で扱いてあげた末に唾を垂らしてヌメリを与え高々と噴射させる。

それから一週間が経ち雅彦が自分を避けていることに気付いた響子は、亜紀と話をしていて彼女も雅彦が好きだと知り、嫉妬めいた感情にとらわれたのに気付く。そして日曜に雅彦の自宅を訪ねるとオナニーの手伝いをしてあげたのは好きだからと告白し、話をしていただけなのにギンギンに勃起している雅彦のペニスを手で扱き射精に導く。更にお掃除フェラから二度目の射精は嚥下してあげると、放精でセーターが汚れたのを口実に服を脱ぎ、パイズリで三度目の快感を与えるのであった。

響子が色々と多忙なのもあり雅彦は数回しか奉仕される機会がなかったが、ある週末の日も響子からデート出来ないと聞かされがっかりするも、亜紀からスケートに行こうと誘われる。しかし上手く滑れずに雅彦がリンクから引き上げようとして他の客とぶつかり、頭を打って意識を失い亜紀の部屋で介護を受ける羽目になる。婚約者のいる亜紀は想い出を作りたいと雅彦に抱かれることを決意すると、ベッドに横たわっている雅彦のペニスに奉仕して射精させる。雅彦は響子に手解きしてもらうことを理想にしていたが目の前の亜紀の裸体の美しさに抗えず、正常位でお互い不慣れながらも性交に及ぶ。

その翌朝雅彦は亜紀と行為に及んだことを響子に知られまいとデートの誘いに喜ぶが、亜紀にキスマークを付けられていたことに気付かずにいて、響子がその存在に気付き複雑な表情を浮かべていた。響子は高校に通う歳の少年に嫉妬するなんてと悩み約束を反故にしようとしたものの、結局行くことになり紅葉を見に車を走らせると人目の付かないところで雅彦のペニスに奉仕する。そしてドライブの帰りに自宅へ招き浴室に移動すると、これで逢うのは最後だと決意し泡姫のように奉仕して射精させ、雅彦に求められるままに秘所を見せた後で正常位で抱かれてしまう。

その逢瀬を最後に響子は実家の用事で帰郷したらしく雅彦は逢えないと寂しいと悲しむが、亜紀に声を掛けられ突然のことだが結婚するための準備で保育園を止めなくてはならないと涙ながらに告げられる。両親に言われるがままに結婚はするけど好きになった人に初めてを捧げたいと亜紀の本意を知った雅彦は、週末のデートを済ませると予約してくれたホテルの部屋に向かう。薄紫の下着を纏った亜紀のセクシーさにそそられ、彼女を四つん這いにして指ピストンでイカせると、シックスナインで相互絶頂に至る。激情に駆られるままに駅弁で交わり力尽きてベッドに尻餅を付くと、そのまま対面座位で激しく突き上げ飽くことなく亜紀を乱れさせ続ける。

休暇を取って数日が経ちクリスマスも近付いたある日曜、響子は園長に退職の意思を告げるために保育園に着くと、そこへ雅彦と弟が近付いて来て会う筈のない日に何故?と疑問を抱く。おませな雅彦の弟は兄が響子先生がいなくて寂しがっていたと訴え、その無邪気な姿にいつしか二人は失った時間を取り戻したかのように微笑み合う。そしてその夜響子は父の外泊許可を取ったという雅彦を部屋に招くと、まるでずっとしていたかのように身体を求め、雅彦のペニスを乳谷に挟んで奉仕し射精させる。次はシックスナインで十分に高まったところでバックで繋がり、窓に映る卑猥なまぐあいに紅潮しながらも絶頂を迎えていくのであった。


【レビュー】

フランス書院文庫の誘惑作品では神瀬知巳氏と双璧とも言える根強い人気を誇る弓月誠氏だが、本作でほぼ現在の書き方に近いスタイルを確立している。それはラブコメ的なアプローチであまり設定に深いものを作らず、情交場面でのいやらしさに徹していることだと個人的には解釈している。(フランス書院的に「ポルノ」と呼ぶ理想形に則しているとも言える。)10年以上前の作品で当然のことながら時代の流れを感じさせるものもあるが、浮気性な主人公と嫉妬深く可愛らしい熟女ヒロインとの紆余曲折を交えたストーリーという主軸は全くブレていない。神瀬氏が主人公の不幸な境遇を表しそこに惹かれる熟女ヒロインが癒して(養って)あげるというスタンスとはまた違っており、比較的気楽に読める誘惑作品としてのポジションを確立している。

弓月作品では主人公に想いを寄せる対抗的なヒロインの存在も重要で、本作の亜紀がそのポジションに当たるわけだが、結婚の予定がありながらも健気なまでに主人公に奉仕し「何でこんな良い娘が…」と思わせるほど魅力的である。皮肉にもメインより対抗ヒロインの方が良いと感じさせるのは弓月作品で比較的多く登場するのだが、拗らせ系なヒロイン(響子)を選ぶ理由としては効果的な対比の役割を果たしているのかもしれない。

突然とも思わせるほどの亜紀の退場に合わせて主人公は響子とよりを戻すのだが、本作では響子が人妻だと思わせる記述は思った以上に少ない。ドライブデートの時に三行で人妻だと匂わせる表現があるものの、実は人妻でなくても(未亡人であっても)十分に成立する。(主人公ですら響子が人妻とは思っていないのかもしれないが…。)そしてハッピーエンドと思わせつつも、年の差や境遇の差を考えればいつかは終わりを迎える日も来るであろうと、彼女が大人である分だけ達観もしている。ややシニカルとも言える終わり方で、癒しを求める当時の読者層には広く共感を得られにくいところだったのかなと個人的に感じたことだがいかがであろうか。

DSKさんのブログにて本作を紹介されています。

2007/10/23 発売年上教室-人妻と女子大生著:弓月誠、フランス書院文庫→ Amazonはコチラから。→ Kindle版はコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。〈電子書籍〉→ ひかりTVブックはコチラ。〈電子書籍〉→ 総合電子書籍ストア【BookLive!】はコチラ。22歳と32歳----少年を悩ませ昂らせる二つの「年上教室」指輪をはずした人妻は、憧れで膨らむ硬直を優しく撫で、女子大生は瑞々しい女陰を、16歳の青い欲望
年上教室-人妻と女子大生(著:弓月誠、フランス書院文庫)

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弓月誠「ママくらべ 友人の母、彼女の母、僕の義母」

弓月誠「ママくらべ 友人の母、彼女の母、僕の義母」
(フランス書院文庫、2017年9月、表紙イラスト:二見敬之)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

友人の挙式で帰省した智之は式を終えたその晩に彼の母親である裕子に昔から好きだったと告白し、彼女も自分も同じ気持ちだからと受け入れられ筆下ろしをしてもらう。翌朝実家に戻ると義母の明奈が祝福してくれるが、少年の時から熱い眼差しを注がれてきた責任を取ってと言わんばかりにセックスを求められる。そして夏祭りの晩に再会した元カノの母親である美和子からも関係を求められ…。


【登場人物】

中山智之
20歳の大学2年生で進学の為に上京中で、この度友人の篠田の結婚式もあって夏休みを兼ねて一時帰郷している。父と実母は既に亡くなり、今は義母である明奈が唯一の身内である。裕子に対して最も惹かれていたが、義母の明奈や彼女の母である美和子のことも好きでいた。優しい性格だが優柔不断で流されやすいのが欠点。童貞。

篠田裕子
44歳。智之の友人の母親でひとり息子の友人である智之が高校時代に足繁く通っていて、自分に好意を寄せていたことには気付いている。しかし元来の真面目な性格や地域性もあってか、年の差も気にして自分からは仕掛けずにいた。

中山明奈
38歳。智之の父の再婚相手で小学校に上がった頃には、既に義母として面倒を見ていたようである。夫が亡くなった後も籍を抜かずにそのまま中山家に留まり、上京している智之に代わって家を守っている。三人の中で最もふくよかで巨乳の持ち主で、ざっくばらんな性格と芯の強さを併せ持つ。

川口美和子
42歳。高校時代の智之が一時的に付き合っていた元恋人の
母親で、夫は既に亡くなっているらしい。娘は既に結婚しており、スレンダーでスタイルが良く若々しい。智之が娘を通じて自分を見ていたことは知っており、祭りの夜に再会して以来関係が始まっている。


【展開】

息子の挙式を終えて裕子は智之を連れて自宅に戻ったが、酔いの勢いもあってか際どい話になり突然智之から好きだと手を取られ、本気だと言わんばかりに股間の盛り上がりを見せられる。青年の情欲にほだされた裕子にぺニスを露わにされ手扱きをくれてやっただけで呆気なく射精するが、智之は萎えることなく寧ろ彼女の裸を見て興奮の極みに達し、口唇奉仕しようと息を吹き掛けられただけで白濁を噴射させる。更に口内でも発射した智之はシックスナインを経て正常位で童貞を卒業するが、またもあっさりと射精してしまい二度目は裕子に跨がられて少しだけ持続させることが出来た。こうして想いを叶えた智之と裕子は、寝室に舞台を移すと朝を迎えるまでセックスに明け暮れる。

翌日実家に朝帰りした智之が眠りに就こうとすると明奈が遠慮なく部屋に立ち入って来て、今着ている服を洗うからすぐに脱ぎなさいと言われるが、裕子との痕跡を残したいと風呂を済ませていなかったことが仇となり明奈にバレてしまう。しかし明奈は願いを叶えたのねと喜んでくれただけでなく、これからセックスするのだから横になるように言い始め流石に困惑を隠せない。裕子と張り合う気はないけど自分に素直になりたいし、智之のことだから自分本位なエッチを求めているようならとレクチャーしてあげるということらしい。手扱きやシックスナインで立て続けに発射し、正常位で交わって膣奥に熱水を何度も放つが、明奈から夏祭りに裕子を誘うのは良いけど地方の小都市だし立場を考えてと諭されてしまう。

二週間後の夏祭りを迎えたがあいにく裕子は早くから実家に帰省する予定を立てており、智之は一人でやって来ると高校時代に付き合っていた彼女にフラれたのは祭りの晩だったと感傷に浸るが、そこに彼女に良く似た女性と目が合い声を掛けられる。美和子と再会出来たのも何かの縁ということで意気投合し、花火を見ようと誘われ明らかにモーションを掛けられては断れる筈もなく、神社の森の奥に引き込まれてしまう。浴衣の下は下着を着けておらず生の乳房と茂みを指先で感じると、美和子がしゃかんでぺニスを露わにし、打ち上げ花火の音に合わせて手や口を駆使して射精に導かれる。そして花火が終わっても尾を引いたままの二人は辺りが静寂に包まれると、美和子が木に手を付いて尻を突き出しバックで交わるが、やはり膣出しはまずいとぺニスを抜いて射精する。美和子はこれで終わりにしたくないと智之に誘いを掛け、ひと夏の逢瀬を約束させるのであった。

三人と懇ろになった智之は上手く立ち回りそれぞれと付き合っていたが、ある日裕子と遠くの海水浴場へ遊びに行く約束の日に明奈も友人と海水浴に出掛けると聞かされ、ちょっとした不安を抱く。それでも裕子の運転する車中で彼女の白い水着姿に欲情を覚え、カーセックスをしてしまっただけでなく、染みになるからと言われたのに中出しをしてしまう。海水浴場に着くと裕子が身体を流してくると告げ離れた直後に、タイミングの悪いことに明奈が美和子を伴ってやって来る。明奈や美和子はお互いに智之に抱かれていることは知らないし、裕子のことは美和子には話していない。そんな緊張も何とかかわしたものの、明奈に岩陰へ引き摺りこまれてセックスしてしまい、それを見た美和子も遊泳禁止で人気のない砂浜でエッチを求めて来る。やっとのことで裕子と合流したが怒っているのは間違いなく車へ連れて来られると、尻穴を剥き出しにされ前立腺を弄られながら四度も射精を強いられてしまうが、鈍い智之は裕子が本気で怒っていることに気付かずにいた。

その日を境に裕子に着信拒否を食らった智之は彼女の自宅を訪ねるでもなく連絡が取れないことに嘆いていたが、十日が経ったある日明奈が美和子を伴って部屋にやって来て、裕子がいるのを承知していながら悪戯が過ぎたと謝罪される。反省も込めて慰めてあげると二人は愛撫を始めると現金なものでぺニスは屹立し先走りをこぼすが、智之は必死に抵抗を見せたものの自分たちの気持ちも分かってと説得され、二人の手扱きで貯めていた精液を盛大にぶちまけてしまう。明奈と美和子を重ねて腹這いにさせて交互に貫き、日が暮れてもセックスに明け暮れていたその頃、裕子はひとり家で智之の来訪を待ち続けオナニーで慰めていたのであった。

数日後智之は裕子からのメールで海岸までドライブに出掛けたが、どうやら明奈たちが話を進めていたらしく、海辺で話をするとホテルに連れて行かれる。嫉妬深く子供じみた態度を取った自分が許せずにいた裕子は、明奈たちの来訪で浮気相手が彼女たちだと知ると身を退く訳にはいかないと、ホテルで三人競い合って智之に決めてもらうことを提案していた。とは言え久し振りに見たぺニスに惹かれ騎乗位で交わった裕子だが、そこへ明奈と美和子がやって来て話が違うと行為を中断させられる。真相を知った智之は裕子に一番射精すると豪語しながらも明奈や美和子とも公平に愛し合うが、それでも明奈はやはり裕子が一番相性が合うみたいだと呟くと、美和子もそれに応じるがせめて今日一日だけはと返す。セックスに明け暮れ一同が一息付くと外は綺麗な夕暮れの景色で、四人の乱れた夜はまだ始まったばかりなのである。


【レビュー】

前作『喪服の女に僕は耽溺れる』から約1年振りの刊行となる本作も、基本的な話の流れはこれまでの弓月誠作品と何ら変わりはなく、これからもこの路線でいきますよと宣言したかのようにも受け取れる。優柔不断で底無しの性欲を持つ主人公が憧れの未亡人たちに対してアプローチを掛けて次々と関係を結ぶのだが、本命であるヒロインへの想いを貫こうとしながらも流されてしまい、他のヒロインたちが察して自ら身を退くというのが大まかな話の概要である。本作では上京していた主人公が友人の結婚式もあって大学の夏休みを利用して一時帰郷しており、そこを踏まえた情交描写も織り混ぜられている。

・友人の母【裕子】(44歳)
主人公の想い人であり裕子も息子と同い年の青年との年の差は意識しつつも、ひとり息子の結婚式を終えた晩に主人公に告白され、20年守って来た童貞の手解きを口実に関係に陥る。底無しの性欲の塊である主人公に一晩中抱かれ溺れていくが、真面目な性格であり主人公の不貞を知ってヘソを曲げてしまう可愛らしい一面もある。

・義母【明奈】(38歳)
裕子を抱いて実家に朝帰りした義息から女の匂いを嗅ぎ付けた明奈は裕子と結ばれ本願が成就されたと知り、彼女もまた義息から寄せられる想いに気付いていただけに、もう待ち切れぬと言わんばかりに自ら主人公を求めていく。ざっくばらんな性格で母子というよりも姉弟を思わせるやり取りだが、主人公の自分本意な愛し方では裕子が可哀想だとレクチャーする役割を担っている。

・彼女の母【美和子】(42歳)
主人公は熟女好きなだけに高校時代に付き合っていた同い年の恋人に振られた過去があり、帰郷した年の夏祭りの晩にその母の美和子と再会するというドラマチックな舞台が用意されている。夏休みの帰郷なのもあって浴衣姿で暗い森の中や、海水浴に行ってひと気の無い砂浜など開放的な場所での情交が多い。

節操なしの主人公はヒロインに求められれば情交に応じ三股になるが、真面目な裕子に不貞が発覚し一時的に機嫌を損ねられてしまう。見るに見かねた明奈と美和子がお膳立てをしてくれて仲を取り持ち、二人が身を退くことで裕子に収斂していくのだが、ここ数作の弓月誠作品自体が官能ラブコメ路線に特化しているのもあっていつも何か物足りないという感想である。コメディであるが故に余計な設定を盛り込まないというのは分かるのだが、官能で必要な背徳や倒錯といった要素があまりないので、物分かりの良すぎるヒロインに対してだらしない主人公というだけではどうも不釣り合いだなと思う。これが自分に取って物足りないと感じさせる最大の要因である。別に品行方正でなくても良いが、主人公に惹かれる理由があればもっと良いかもしれない。

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弓月誠「未亡人家庭教師と未亡人兄嫁」

弓月誠「未亡人家庭教師と未亡人兄嫁」
(フランス書院文庫、2007年5月、表紙イラスト:新井田孝)

ネタバレ有り。御注意下さい。
2017年9月13日レビュー再編集。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

1人暮らしの昌利は、彼の面倒を見る為同居生活を始めた由衣に女の魅力を感じていた。そこへ未亡人となった隣人の優香が戻って来るのだが…。


【登場人物】

甲本昌利
大学受験を控えた18歳。幼い頃に両親が離婚して父親と2人暮らしだが、父親の単身赴任により由衣の世話になっている。13年前から兄と結婚した由衣を実姉のように慕っている。童貞。

甲本由衣
35歳。昌利の兄嫁で夫は6年前に交通事故で亡くなっているが籍を抜かず、昌利の世話をする為同居生活を始めた。熟女らしく肉付きは良いが、スタイル抜群でFカップの巨乳。

奥貫優香
29歳。甲本家の隣に住み、見合い結婚の夫と共に海外で生活していたが、2年前に夫が亡くなりつい最近実家へ戻って来たばかり。昌利が中学に通っていた時に英語の家庭教師を務めていた。由衣より更に大きなの巨乳の持ち主で、小柄で体型はスリムなこともあり乳房の大きさが更に際立っている。


【展開】

単身赴任で渡米した父と入れ替わるように甲本家へやって来た由衣に欲情を覚える昌利は、予備校から帰ってくると兄嫁から汗臭いと入浴を勧められ脱衣場に向かうと洗濯物が目に留まり、パンティのクロッチの匂いを嗅ぎながらブラジャーのカップに白濁を浴びせてしまう。夕食を終えてくつろいでいたところにゲリラ豪雨により停電し、ちょうどシャワーを浴びていた由衣がバスタオル姿でリビングにやって来て、暗がりの中とは言え暑いからと全裸になってしまい激しく欲情する。しかし下着を使ったオナニーを咎められ消沈していると、何故か由衣は昌利の股間に手を伸ばし大人になった姿を見せてとペニスを露わにして手扱きを始める。兄嫁の淫らな姿に戸惑いつつも初弾を発射すると、次はパイズリフェラで精を抜かれてしまい、受験勉強に集中する為ならと奉仕を約束してくれるのであった。

由衣の奉仕から半月が経ち昌利は、あの夜の次の日から兄嫁の態度がよそよそしくなり約束を反故にされたと落胆していたが、帰宅すると模擬試験の結果が極めて良かったと由衣に報告する。彼女は涙を浮かべてまで喜んでくれただけでなく、自分から約束を破ってしまってと謝ると、今夜は好きにして良いのと告げバスタオル姿でリビングに現れる。赤の極小下着に悩殺された昌利は由衣を押し倒し四つん這いにさせると、下着越しに秘所を愛撫して指ピストンで絶頂へ導き、由衣も返礼とばかりに口唇奉仕で射精させる。なおも衰えを見せない昌利と女性上位のシックスナインを続けていたが、由衣はセックスを迫られて近親相姦を冒すことに一度は躊躇うものの自ら騎乗位となり昌利のペニスを受け入れてしまう。

由衣との関係も良好なまま昌利は上位校の受験を目指して勉強に集中していたが、ある日書店で参考書を買おうとして優香と出逢い、帰りの車中で週何回か英語の家庭教師をしてあげると提案される。喜んでお願いしたものの兄嫁には言えないと秘密を抱えることに昌利は一瞬戸迷うが、翌日に奥貫家で優香からずっと好きだったと告白されて、兄嫁が好きだと言えずに誘惑に乗ってしまう。由衣より情熱的な口唇奉仕で射精させると、次は爆乳に挟まれてのパイズリフェラまでしてくれたのに、何故か優香はもうスッキリしたでしょうと終了を告げる。再開したレッスンなど頭に入る訳もなく悶々とする昌利をからかい、優香は頃合いを見計らい少年を誘うと騎乗位で跨がり射精に導くのであった。

秋も半ばに差し掛かったある休日に由衣にドライブに誘われた昌利だったが、運転を初めて二時間が経っても会話一つ成り立たないことに兄嫁の怒りを感じずにはいられない。ふと海岸へ辿り着いたところで由衣が車を停めて浜辺に下りようと後を追うと、不意に昌利が友人の家で勉強しているのは嘘だと責められ、証拠を握られていると気付き優香との逢瀬を白状せざるを得なくなる。好きなのは由衣だから優香とは別れると昌利が言ったのを見て、由衣はそういう年頃なんだからと諭し岩陰に移動すると、ここでエッチなことをしようと誘う。少年に罰を与えるかのように尿道口弄りで絶頂させ、続けてパイズリフェラで連続射精に導くと、岩場に押し倒して騎乗位で精を搾り取り更には自ら四つん這いになって四回目を求めて来る。嫉妬に駆られてか由衣のあまりの変貌ぶりに、昌利は優香に別れを告げようと決意を固める。

翌日奥貫家を訪ねた昌利は優香に別れを切り出そうとするが、優香から最後の想い出にと寝室に誘われ横たわった女体に愛撫していると、そこへ由衣が現れて次は私にもしてねと告げられて驚きを隠せない。昌利の気持ちを知って昨晩の内に由衣が優香と話を付けていたらしく、今は三人で仲良くしようという結論に達したが、そんな真面目な話をしていても滾ったままの昌利を見て優香がからかうと一気に萎えてしまう。そんな少年を元気付けようと二人は互いの乳房を愛撫しレズ行為を始め、昌利がすっかりその気になったのを見るとダブルフェラチオで焦らしに焦らして大量射精させる。なおも衰えを見せないのを見ると二人はベッドの上で並んで四つん這いになって挑発し、始めに優香、次は由衣の順に交わり中出しすると、最後はダブルパイズリフェラで放精する。精液交換で濃厚なキスを交わす二人を見て再び欲情をした昌利は、五度目にも関わらずペニスを扱き大量の白濁を彼女たちの美貌に浴びせるのだった。


【レビュー】

幼い頃から兄嫁に憧れを抱いていた主人公と、実の弟のように可愛がっていた兄嫁の由衣の二人が同居を始めて、肉体的な関係に至るまでの展開はシンプルでまさに王道な流れだと思う。そこへかつて家庭教師を務めてくれた隣人の優香からも、意図せぬ見合い結婚という経緯もあり、これからは自分の気持ちに正直でありたいとアプローチを掛けられる。立ち回りが上手くない主人公像を描くのが弓月作品に共通するところで、本作でも優香の家庭教師の提案を由衣には告げずにいたし、優香にも由衣が好きで肉体関係を続けていると知らせずにいたので少年らしくもありらしくないところかもしれない。

「最後は一人を選ぶ」という結末は弓月作品の特徴だが、本作では二人が主人公を説得して「今だけは」三人で仲良くしようといういわゆるハーレム的な終わり方である。しかしながら「好きな子ができたら、遠慮なく言って」という二人の言葉の通り、いつかはこの関係もあるべき現実に到達せざるを得ないと遠回しに述べてもいる。これは作者の弓月誠氏がデビューしてから現在に至るまでほぼ変わらぬ考え方であり、官能面で巨乳フェチぶりをふんだんに用いられているのと共に誘惑作品らしいと言えるのかもしれない。


DSKさんのブログにて本作をご紹介なさっています。

2007/05/23 発売未亡人家庭教師と未亡人兄嫁著:弓月誠、フランス書院文庫→ Amazonはコチラから。→ Kindle版はコチラから。→ 【honto】の電子書籍はコチラ。→ ひかりTVブックはコチラ。〈電子書籍〉→ 総合電子書籍ストア【BookLive!】はコチラ。喪服から垣間見える雪白の肌が眩しすぎる兄嫁・由衣。豊乳をわざと密着させてくる隣家の家庭教師・優香。慎ましくも麗しい、未亡人という禁断の果実がふたつ。セクシーな下着の脱がし...
未亡人家庭教師と未亡人兄嫁(著:弓月誠、フランス書院文庫)

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弓月誠「大人への階段 三人の個人教授」

弓月誠「大人への階段 三人の個人教授」
(フランス書院文庫、2007年2月、表紙イラスト:村山潤一)

ネタバレ有り。御注意下さい。
2017年7月レビュー再編集。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

高校の卒業式の日に憧れの真理子先生に告白するが断られてしまった弘明は、彼女に相応しい人物になろうと決意する。教員を目指す中で出会った2人の女性が施す個人授業を経て、弘明は新米教師となり真理子の前に再び姿を見せる。


【登場人物】

沢木弘明
第一章の時点では17歳。憧れの真理子に一筋で卒業式の日に告白して断られてしまい、大学に進学してからは彼女に相応しい人物になろうと教師を目指す事に。

芦川真理子
第一章の時点では25歳。英語担当で弘明のクラスの担任。教師になって三年目で全校生徒の憧れの巨乳とやや派手めな美貌の持ち主。弘明の想いに気付いているが、教師という立場からなかなか受け入れられずにいる。

中嶋玲奈
32歳。大学生になり20歳の弘明が帰省した時に通っていた自動車教習所の教官。真理子同様に大きな乳房の持ち主だが、和風な顔立ちで母性愛を感じさせる性格。

高岡麻紀
30歳。母校で教育実習中の弘明の教育係。弘明が卒業してから配属になった為、高校時代の弘明と面識は無い。落ち着いた雰囲気を持つが実は童顔。元バイト先の上司と不倫関係にあった。


【展開】

朝の満員電車の中で辟易していた弘明だったが、途中駅で真理子が乗り込んで来て着ている服を押し上げる胸の膨らみに夢中になってしまい、電車が急停車した折りに胸に触れてしまう。獣欲のままに真理子の乳房を揉みズレたブラジャーから尖った乳首を探し当ててチカンさながらに悪戯をしていると、流石に真理子も黙っている訳にはいかず厳しく叱り付けられる。すっかり嫌われてしまったと落ち込み英語スピーチの練習をサボるが、ある日の放課後に真理子に呼び止められ再び練習を再開させることに。

やがて卒業式を迎え音楽室に呼び出された真理子は予想していた通り弘明から告白を受けるが、彼の理想通りの女ではないし何より年齢が違いすぎると茶化して受け流そうとする。しかし弘明の真摯な態度に気付かぬ訳もなく、最後の思い出にと乳房を露わにして好きなようにして良いと甘えさせるが、執拗なまでの愛撫に危うくアクメを迎えそうになりお返しにと乳間奉仕で射精へと導く。何故そこまでしてくれたのかとの教え子の問いに、三年間頑張ったご褒美だと言い自分の気持ちに区切りを付けようとするが、弘明から魅力的な男になってみせると告げられて曖昧な約束をせざるを得なくなる。

上京し大学3年生になった弘明は夏休みの帰省を利用して近くの自動車教習所に通い出すが、担当教官の玲奈の胸の大きさに気もそぞろで運転が疎かになってしまう。そして道端に停車を命じられもしかして童貞なの?と問われて真理子の話をすると、どうやら玲奈は弘明に興味を抱いていたらしく、ならば私が初めての相手になってあげるとマンションの自室に誘われる。入浴の途中だったのかバスタオルを身体に巻き付けた彼女に出迎えられ一緒に浴室に入ると、おっぱいを使って全身を洗ってくれただけでなく、背中に密着されての手扱きで射精させてくれる。更に風俗さながらに乳房で顔を洗われては弘明も手出しせずにはいられず、お返しとばかりにパイズリフェラで二度目の放精に導かれる。そしてベッドへ移動すると秘所を見せてくれて指挿入やなめなめさせてもらい、遂に正常位で童貞を卒業するのであった。

4年生になった弘明は母校で教育実習を受けるが、どうやら真理子は別の私立校に赴任したらしく麻紀の指導の元で一週間を過ごすことに。何とか実習も終わり勝手知ったる近道をして校内の駐車場を通り抜けようすると、麻紀が電話で恋人と喧嘩をしているところに出くわし、間の悪いことに彼女に知られてしまう。それでも麻紀から夕飯を作ってあげるからと自宅に誘われ、今夜は寂しいのとアプローチを受けると、洗ってもいないぺニスを口に含まれあまりの気持ちよさに射精する。麻紀の秘所にクンニしてすっかり乱れさせると騎乗位で交わり、呆気なく果ててしまうものの彼女を四つん這いにして二度目の性交に及びフィニッシュは馬乗りパイズリで果てる。

玲奈や麻紀と関係を持ったものの弘明は真理子に成長した姿を見て欲しいと私立校に赴任することを決めるが、なかなか告白できずに一学期もそろそろ終わりを迎える時期となる。すっかり真理子に嫌われていると思い雨の中を歩いて帰ろうとすると、真理子から傘を差し出され相合い傘で一緒に歩くことに。私の口から言わせるのとばかりに真理子から誘われ彼女の部屋に向かうと、すっかり臨戦態勢となっているぺニスをいなしながら真理子の入浴を待ち、ベッドでは女性上位のシックスナインで絶頂へと導く。遂に真理子と結ばれた弘明は長くは持たずに膣内射精するが、まだ萎えていないのを知った真理子が今度は上になって二度目の性交を始める。おっぱい大好きな弘明の為に真理子は交合を解き乳間にぺニスを挟むと射精に導くが、順番が逆になったけどと照れながらも付き合ってと告白し、乳頭でぺニスを刺激してすっかり硬くなったのを見ると再び乳戯を始めるのであった。


【レビュー】

初恋の人である担任教師を忘れられずにいた主人公が教習所教官や先輩教師との関係を経て、少しは大人になった姿で女教師と再会するが、なかなか思うようにはいかなくとも最後は結ばれるというドラマ性を内包した誘惑作品である。弓月誠氏の作品と言えば巨乳好きな主人公が多く、まだ初期の時代であるから必然性を伴っての乳戯描写も用いられている。

メインヒロインである担任教師は主人公の想いに気付いてはいたものの、歳の差を意識して素直に受け入れられず、彼が成人して再会しても自分からはなかなか告白を切り出せない。そんな葛藤を幾分の可愛らしさも含めて描写しているのが弓月誠作品らしく、「最後はひとり」という拘りから外れることもないのである。従ってサブ格に当たる教習所教官や先輩教師の登場とその別れも些か唐突な感じもしなくはないのだが、それぞれに主人公を可愛がり絶頂に導かれ恥じらってと、メインに決して負けていない可愛らしさを感じさせていると思う。


DSKさんのブログにて、本作をご紹介なさっています。
2007/1/24 発売大人への階段-三人の個人教授著:弓月誠、フランス書院文庫→ Amazonはコチラから。→ Kindle版はコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。→ 【honto】の電子書籍はコチラ。→ ひかりTVブックはコチラ。〈電子書籍〉→ 総合電子書籍ストア【BookLive!】はコチラ。「弘明くん、気持ちよかったら、我慢しないでいいのよ」騎乗位で腰を揺らす30歳の女体に浮かぶ羞恥と恍惚。担任教師が締めつける膣襞はあまり...
大人への階段-三人の個人教授(著:弓月誠、フランス書院文庫)


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弓月誠「喪服の女に僕は耽溺れる」

弓月誠「喪服の女に僕は耽溺れる」
(フランス書院文庫、2016年10月、表紙イラスト:川島健太郎)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

父を亡くしたばかりの秀人は義母の杏子と一夜限りの関係を持つが、一緒に暮らす代わりに男女の関係は二度と持てないとあくまでも義母として振る舞われてしまう。そんななかで高校時代の恩師の香苗や叔母の真理、取引先の令夫人のフランチェスカと関係を持ち、本当に好きな杏子にもう一度アタックするのだが…。


【登場人物】

吉岡秀人
20代前半?社会人になりたての青年で、5年前に父を亡くし現在は義母の杏子と二人暮らし。父が亡くなって間もなく杏子と一度限りの関係を結ぶが、彼女への告白は受け入れられずにいた。

吉岡杏子
30代後半?秀人の父の後妻として嫁いでから十数年になる。亡き夫が連帯保証人となり債務を抱えていたと知り、籍を抜いて一人で借金を返済しようと惜別のつもりで関係を持つが、夫の遺産と自宅を売却したことで問題は解決し今は秀人と二人で暮らしている。

斉藤香苗
20代後半?秀人の高校時代の恩師で憧れを抱いていたが、実は3年前に夫を亡くしている。墓参りに来た際に偶然にも秀人と再会し、女として見てくれたのを嬉しく思い一度きりの関係を結ぶ。

葉山真理
33歳。杏子の実妹で秀人の叔母に当たる。6年前に夫を亡くして以来一人で暮らしていたが、七回忌法要の折に秀人を泊めたことから一度きりの関係を持つ。

秋月・フランチェスカ
30代?秀人の勤める会社の大口取引先で、海外からの輸入代行の仕事をしている。イタリアの貴族のロレンツォ家出身で日本人の夫と結婚し日本に住んでいたが、寡婦となった時の家のしきたりに縛られて、外出ひとつままならずストレスを抱えていた。

【展開】

父の葬儀が執り行われたその晩、喪服姿の杏子に劣情を抱いた秀人は自分の部屋でオナニーし始めるが、そこに当の義母が枕元に現れて驚きを隠せない。自らぺニスを握り射精に導く杏子に愕然とするが、父の借金を返済するために籍を抜くと聞かされて反対するものの、現金なことに勃起したままなのを指摘され性欲に勝てずに杏子と一夜限りの関係を結んでしまう。口唇奉仕やシックスナインで連続で射精しても萎えない秀人は正常位で童貞を失い、一晩中義母の膣奥に精を注ぎ込むのだった。

父の借金問題が解決し秀人は杏子と二人で暮らし始めたものの、あの一夜のことなど無かったかのように振る舞われそれでも杏子への想いは一層強まっていく。5年が経ち月命日で墓参りに寺に同伴すると喪服姿の香苗と再会し、杏子を先に帰してから声を掛ける。香苗に夫がいたと知って秀人は不用意なことを聞いてしまったと反省するが、当の香苗は自分を女として見てくれたのが嬉しかったらしく、勃起に気付くと人気のない墓場で手コキに及ぶ。更に集会場に誘いシックスナインで二度目の射精に導くと、もはや挿入は必然ではなかったものの、騎乗位で自ら交わりを求めてしまう。そして別れ際の香苗は少しだけ明るい表情を浮かべるのであった。

ある週末に亡き夫の七回忌法要を前にして真理に呼び出され、力仕事を手伝い法要にも参列した秀人はその晩泊まることになるが、仏間よりうめき声が聞こえて中を覗くと真理が喪服姿でオナニーしているのを目撃する。物音を立てて気付かれた秀人は真理に誘われるままオナニーの見せ合いからシックスナインへ発展し、叔母に杏子を重ね合わせながらパイズリ奉仕を受けた後に体位を頻繁に変えながら情交に及ぶ。杏子への気持ちを知った真理は頑張りなさいと励まし、自分も秀人に旦那を投影しながら抱かれていたのよと告白するのだった。

ある日秀人は会社の先輩に連れられてロレンツォ家に後任の挨拶へやって来るが、屋敷の中で迷ってしまい物音のする部屋に入ると、何と着替え中のフランチェスカ夫人と出くわしてしまう。家のしきたりに反して赤の透けた下着を穿いていた彼女は口止めと引き換えに、完全勃起した秀人のぺニスに触れて口唇で精を受け止める。そして数日後商品を引き取りにやって来た秀人は寝室へ通されると、シャワーを浴びて下着姿のフランチェスカに欲情するが、抱くのなら跡取りになる覚悟は宜しくてと問われ、彼女の求める後ろでの交わりに至る。日が暮れるまで情交を繰り返した秀人は、しきたりなんてもうどうでも良いと夫人に告げられて、膣内での性交に至るのであった。

ある日杏子は秀人から告白されるが、あくまでも母子でいたいと受け入れず口喧嘩の末に家出されてしまい、そんな中でフランチェスカの来訪を受ける。夫人から素直になったらと告げられしかも淫具を渡された杏子は彼女も秀人が好きなんだと気付き、秀人を受け入れようと連絡して部屋に呼び戻すと、もらった淫具を秘所に挿入した恥ずかしい姿を晒す。リビングでのシックスナイン立て続けに精を放った秀人は、寝室に移動すると何回も義母の膣内へ精液を注ぎ、心の中で自分が抱いた三人の未亡人に感謝するのだった。


【レビュー】

現在のフランス書院文庫の誘惑作風の第一人者である作者も30作品目を迎えたが、その本作もここ最近の流れを汲んだ濃厚で独自の描写を使いつつ、作者の得意とする素直になり切れない熟女ヒロインと、性欲旺盛な主人公との何とももどかしい愛情物語が描かれている。

本作の主人公である秀人とメインヒロインである義母の杏子との情交自体は第一章からと意外にも早いが、とある事情で杏子が秀人に別れを告げる覚悟を決めたからで、問題は解決するものの母子二人での生活となってからは終盤まで官能面での出番が無い。これは杏子が秀人の母親たらんと意地になるからでもあり、夫を亡くした未亡人としてはまさに当然の反応ではあろうが、主人公も手をこまねいているだけではなくアプローチはしていたと思われる。

そんなある日秀人は高校時代の恩師の香苗と再会し彼女と話をすると、彼に男を感じたのか一度きりの関係に及ぶ。更には夫の七回忌を迎えた叔母(杏子の実妹)の真理や、取引先のフランチェスカ夫人とも相次いで関係を結んでいく。彼女たちに共通するのは「喪服を着た未亡人」というところで、香苗とは寺の集会場で、真理とは仏間で、夫人とは邸宅の寝室でとバリエーション豊富である。但し喪服を着た彼女たちとの情交パターンは押し並べて似ており、夫人だけは違う穴での初めてとは言え、流石に四人となると「またか」の思いが否めないのが残念である。

終盤はフランチェスカ夫人の来訪を受け、素直になったらというアドバイスを受けた杏子が秀人を受け入れるが、ここでは喪服は登場しないのでやや肩透かしの印象もある。弓月誠作品に共通する要素として「最後は一人だけを選ぶ」のは本作も全く同じではあるが、ヒロインの年齢を始めとしてあまり深くない設定が却って仇となってしまったようで、次々に交わっては去っていくという展開にあまり深みを感じられないのが勿体ないように思える。例えば恩師はなくしてヒロイン三人とし、義母と叔母vs.夫人の構図で主人公を奪い合う展開などでも良かったのかなと感じたのだが…。

DSKさんのブログでも本作をご紹介なさっています。
2016/10/26 発売喪服の女に僕は耽溺れる著:弓月誠、フランス書院文庫→ Amazonはコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。「ごめんなさい、ふしだらにもほどがあるわね」喪服姿で息子の脈打つ熱棒を優しくしごきあげる杏子。手筒をほどこす義母の吐息は、やがて欲情の嗚咽に……喪服の下に隠していた美牝の素顔は淫らすぎた!高校の恩師、妖艶すぎる美熟叔母、ブロンド美女……忘れられない秘密を僕に教えてくれた四人の未亡...
喪服の女に僕は耽溺れる(著:弓月誠、フランス書院文庫)

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弓月誠「甘い生活 最高の義母と最高の義姉妹」

弓月誠「甘い生活 最高の義母と最高の義姉妹」
(フランス書院文庫、2006年9月、表紙イラスト:左静怡)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

父親の再婚で美しい義母の由紀や義姉妹の真奈美、理沙と同居する事になった京介だったが、新たに家族となった3人との毎日は彼にとって実に悩ましい誘惑に満ちていた。理沙に手解きを受け、由紀とは一度きりの関係を持つが、京介にとっての一番の想い人である真奈美とも遂に結ばれる。


【登場人物】

原口京介
17歳。父親が1ヵ月前に由紀と再婚したばかり。初めて会った時から、真奈美に一目惚れしている。童貞。

原口由紀
30代後半?真奈美と理沙は前夫との間の娘。(離婚なのか死別かは不明)京介の父親と再婚したが、海外出張の為夫は不在。年相応な豊満な肉体で100cmを超えるバストを持つ一方で20代後半を思わせる若々しさも有る。

原口真奈美
20歳の女子大生。母や妹を凌ぐ豊満なバストの持ち主。京介の想い人で真奈美も満更では無いのだが、同居して日が浅いせいか素直に言い出すまでには至らない。酒が入ると気になる相手には積極的にエッチになる困った癖が有るらしい。3人の中では最も豊満なバストの持ち主。

原口理沙
18歳の女子高生。幼さの残る美少女だが、90cmを超えるバストを持つ。京介とはさほど年齢差は無いが姉貴然としており、小悪魔的な態度で接している。


【展開】

三人との同居生活を始めてひと月経ったある日の朝、寝坊してキャミソールとパンティというあられもない姿でダイニングに現れた真奈美の姿に、京介は勃起するのを抑えられない。慌ただしく彼女がいなくなると、隣りに座っていた理沙から手扱きしてあげると誘われ、京介は抵抗出来ずに快感に身を委ねてしまう。

その晩受験勉強をしていて寝落ちし目が覚めた京介は階下のリビングにやって来ると、理沙が座っていた場所にネックレスが落ちているのを見付け部屋に届けに向かう。部屋に招かれた京介は寝る時はいつも裸なのと理沙に挑発され、目の前でオナニーしても良いと許可される。絶頂に達する直前にいきなり口唇奉仕で射精させられると、更に理沙から前立腺を弄られたりパイズリ奉仕されたりと散々刺激を与えられ、二度目の射精で彼女の美貌に大量の精を浴びせてしまう。

真奈美と理沙のいないある晩寝苦しさのあまり上半身を脱いだ由紀は、結婚して早々に夫がいない状況で欲求不満に陥り、京介を思い浮かべながらオナニーを始めてしまう。そこへトイレに向かった帰りに、ドアの隙間から義母の痴態を見た京介は自らも欲望を発散するが、覗きが発覚し部屋に招かれる。恥ずかしい姿を披露してと由紀に命じられて手扱きを始めると露わになった秘所を見ながら射精すると、由紀はそれだけではもの足りない様子で暗がりのなかで秘所を舐めてと懇願する。更には指ピストンまで求められて京介が思わず手扱きを始めると、由紀に押し倒されて騎乗位で童貞を卒業するのであった。

数日後由紀が理沙を連れて日帰りで帰省していた日の晩、京介は始めて泥酔した真奈美の淫らな姿に勃起するのを抑え切れない。義姉を部屋に連れていくが服を脱ぎ始め、しまいにはパンティを脱がせてとまで要求する状況に、秘所を拭き清めた京介も我慢の限界とばかりにクンニを始める。屈曲位にして連続絶頂に導くと、今度は真奈美がパイズリフェラで射精させ、いよいよ結合という時に由紀と理沙が帰宅してお預けになる。そして翌朝真奈美が書き置きを残して、家出してしまう。

真奈美がいなくなりすっかり元気が無くなった京介を慰めようと、理沙はいつものように露出過多な服装で挑発しては、真奈美とあの晩に何があったかを聞き出すとひとまずは義弟を癒してあげようと考える。膝まずいてのパイズリフェラで一度精を抜いて顔面に飛沫を浴びると、シックスナインから騎乗位で跨がり膣奥深くで二度目の放精を受け止める。理沙は京介が好きなのは変わらないけれど、彼の気持ちを尊重しようと姉と会う約束をする。

こうして理沙と喫茶店で会って話をした真奈美は、やや挑発的な妹の言動に対してもなかなか帰る踏ん切りが付かなかったが、京介から向けられる憧憬の表情を思い浮かべると会って告白しようと決意する。帰宅すると照れ隠しにあの晩の続きをしたいからと誘い、真奈美は一度目は口で、二度目は正常位で受け止めると、休む間もなく馬乗りパイズリで三度目の絶頂に達した義弟を優しく抱き締めるのであった。


【レビュー】

元々は公式ホームページのWeb連載で真奈美とのエッチシーンを終えたところまでで終了し、以降は出版に向けて加筆修正されて出来たのが本作である。本命に一途な主人公の憧れは女子大生の真奈美で、まだ両親の再婚から日が浅いこともあってか、義姉と義弟という繋がりよりは年頃の男女の距離感から来るぎこちなさというのが適切かもしれない。

天然で無防備に魅力を振り撒き、しかも酔うと無意識にエッチになる真奈美の本質が現れるのは中盤であり、そこまでに主人公は義母の由紀に筆下ろしされ、もう一人の義姉の理沙とは際どいところまで進んでいる。性的な誘惑があればフラフラと惹かれていくのはまぁ仕方のないところで、理沙も主人公に露骨なまでの好意を表していたのでここは納得だが、由紀は流石に父と再婚したばかりの義母である。一人寝の寂しさに一夜限りの関係になるのはやむを得ないが、だったら単純に姉妹丼でも良かったのかもとは思う。


DSKさんのブログでも本作をご紹介なさっています。
2006/8/23 発売甘い生活-最高の義母と最高の義姉妹著:弓月誠、フランス書院文庫→ Amazonはコチラから。→ Kindle版はコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。→ 【honto】の電子書籍はコチラ。→ ひかりTVブックはコチラ。〈電子書籍〉→ 総合電子書籍ストア【BookLive!】はコチラ。柔肌も露わなキャミソール姿を見せつけられるリビング。食事の準備をする張りつめた美臀が豊麗すぎるキッチン。熟れた身体を慰める艶め...
甘い生活-最高の義母と最高の義姉妹(著:弓月誠、フランス書院文庫)








本作は弓月誠作品の代表作の一つとされており、多分にプロジェクトとして進められていたPCゲーム化も要因の一つとして挙げられそうです。




弓月誠作品と言えば、「単一ヒロインエンド、3Pは行わない」など色々と古式ゆかしい誘惑作品の型にはまっている印象ですが、ゲームのなかではハーレムエンドやコスチュームプレイなど、いかにもなオプションも付いていましたね。





今年でデビュー12年目を迎え、30作品目となる新作が10月に刊行となります。




デビューした2004年と2010年を除き、ほぼ年2~3作品刊行のペースで作品を増やしていった結果、30作品目に到達しています。同じ2004年デビューの御堂乱さんが34作品ですし傍目から見れば順風満帆なのかなとは思いますが、いかにマンネリにならぬように腐心なさってきたかは滲ませないようにしていたのだろうなと思われます。

今年の刊行はこれで終わりとなるでしょうが、来年も刊行が続くように願いたいと思います。

tag : 高校生主人公 童貞 母子相姦 姉弟相姦

弓月誠「〈年上の隣人〉僕に最高の秘密を教えてくれた女」

弓月誠「〈年上の隣人〉僕に最高の秘密を教えてくれた女(ひと)」
(フランス書院文庫、2006年4月、表紙イラスト:小玉英章)

ネタバレ有り。御注意下さい。
2016年9月18日レビュー再編集。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

隣人の朝香に片想いしている達也だが、バイト先の店長の奈緒と関係してしまう。二人のデートの帰りを見掛けた朝香は嫉妬している自分の気持ちに気付き、達也を誘惑することに。


【登場人物】

高岡達也
17歳の高校2年生。朝香の隣家に住んでいる。性的好奇心が強く朝香に片想いを抱いているが言い出せず、亜沙美に相談する時は朝香を夢想している。実は朝香も達也本人が相談してきているとは当初は気付いていない。童貞。

相沢朝香
達也の隣家に住む31歳。夫と結婚して10年になるが、海外出張の為1人暮らし。肩口までの髪にやや派手目な顔立ちに対し、ハスキー声の落ち着いた女性。寂しさを紛らわせる為、テレホンカウンセラーを始めたのをきっかけに、達也の悩みを知る。カウンセラーとしては沢田亜沙美と名乗っている。

小野寺奈緒
33歳。達也のバイト先の海外チェーンのカフェの店長で、3年前に夫を事故で亡くしている。目鼻立ちのはっきりした活発なお姉さん系の女性。米国本社への研修の話があるが迷っており、あからさまに奈緒の身体に魅とれている達也に興味を持ち積極的に誘惑する。


【展開】

達也の楽しみはカウンセラーの亜沙美と電話で話すことで、今日も帰宅するなり彼女と話し憧れの朝香と姿を重ねてオナニーする始末。とはいえ実物の朝香を目にすると想いを口に出せずにいた。そんなある日バイトの忙しさも一息ついた頃に朝香に頼まれて倉庫に移動するが、脚立に乗った彼女を支えきれずに巨乳に顔面を押し付けられながら受け止める。勃起に気付いた朝香から好きになるのに理由なんていらないと告白され、憧れのおっぱいを見せてもらい乳肉に顔を埋めながら手扱きで射精へ導かれる。

そして数日後閉店まで手伝った達也は朝香とお互いに肩揉みをして労うが、乳谷を見せて誘惑する彼女に唇を奪われ更にブリーフを脱がせられ露わになったペニスに手扱きしてくれただけでなく、舌先で尿道口を刺激されてあえなく射精する。一度の放精で萎えることのない達也の逞しさを見て、朝香は跪いて乳間にペニスを挟み込んで奉仕し再び射精させるのだった。

数日後亜沙美と電話で悩み相談をしていた達也は調子に乗るあまりに、エロいことを言わせてみたいという衝動に駆られて付き合っている女性とエッチなことをしたと話すが、亜沙美の怒りを買ってしまう。ひと月が経って何とか彼女の赦しを得られて安心すると、週末に朝香にドライブに誘われ海に出掛け、車内で露骨なまでに誘惑されて遂に念願の童貞喪失を果たす。夜遅くまで何度も身体を重ねた末に帰宅するものの、そこに朝香も外出から帰って来たらしく鉢合わせしてしまい気まずい雰囲気に。

隣人の少年に女がいるという重苦しい気持ちを抱えたまま朝香は亜沙美として達也少年の電話相談に乗ってあげるが、話を聞く内に彼が隣人と同じ人物だと気付き悩みを深めていく。そんなある日気怠さを感じた朝香は夕立ちを知らせに来た達也に気付かず、無防備な姿を晒したままリビングで眠りこけてしまう。
その姿に挑発された達也は乳谷を見ようと息を荒らげながら、朝香の身体に近付きオナニーを始まる始末。違和感に気付いた朝香も流石に狸寝入りしていられなくなり目を開けると、自分が気持ち良くしてあげると告げて、オナニーの見せ合いや口唇奉仕で立て続けに精を搾り取るのであった。

一方朝香と鉢合わせになった時の達也の表情を見た奈緒は身を退くべきだと悟り、週末に彼を初めて部屋に招くと本社研修の話を切り出す。別離を意味していると言外に匂わせると、最後の逢瀬だからと玉舐めやアヌスにまで舌を伸ばして限界まで焦らし口唇奉仕で精を受け止めると、最後は正常位で交わり一緒に絶頂に達してしまう。
そして達也は亜沙美に朝香や奈緒との経緯を電話で話すと、さも自信たっぷりにバラの花束を用意して朝香に告白なさいとアドバイスされ、半信半疑ながらも朝香の家を訪ねる。電話を使って亜沙美の正体を明かした朝香は一途な告白を受け入れ寝室に招くと、乳房に甘える達也のペニスを仰向けで導き乳谷に挟んで射精へ導く。そして年上の矜持を見せ挿入をねだると、正常位で交わり中出しを受け入れるのであった。


【レビュー】

本命と対抗の年上ヒロインとの恋愛感情に悩む少年主人公が登場する弓月誠氏の誘惑作品だが、本作で五作品目となるだけにこの頃から「」を使って擬音を多様した愛撫の文章表現を多様するようになる。いかにいやらしく表現するかは作家によって違うもので、その工夫には感心する次第である。

本作でメイン格となる朝香は「亜沙美」としてテレホンカウンセラーの仕事をしているが、主人公本人とは気付かず同じ名前の少年の悩みを聞いてあげる内にその姿を重ねていく。一方の主人公も隣人の朝香と「亜沙美」を重ねるが、十代の少年なだけに性的対象にしてしまい、しまいには恥ずかしいことを言わせてみたいと考える始末である。そんなデリカシーの無さそうな主人公に、何故朝香が惹かれていくのかの背景は必要だったかなと思う。

一方対抗格のヒロインが主人公のバイト先の店長の奈緒で、奔放そうに見えて実は未亡人である。こちらも朝香と負けず劣らずの巨乳で乳戯の描写もあり、弓月誠作品としてのお約束とも言えるのだが、主人公との年の差や本人の気持ちを汲んで自ら身を退く覚悟を見せる優しさもある。例外に漏れず対抗ヒロインの方が良かったのにと思う弓月誠作品らしいところで、仕方がないのかもしれない。


DSKさんのブログでも本作をご紹介なさっています。
2006/4/24 発売年上の隣人-僕に最高の秘密を教えてくれた女〈ひと〉著:弓月誠、フランス書院文庫→ Amazonはコチラから。→ Kindle版はコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。〈電子書籍〉→ ひかりTVブックはコチラ。〈電子書籍〉→ 総合電子書籍ストア【BookLive!】はコチラ。「フェラとは違うやり方で気持ちよくしてあげるわ」想像を超えた豊麗な美乳で硬直を癒してくれる未亡人。「信じて……エッチな私を見せるのは...
年上の隣人-僕に最高の秘密を教えてくれた女〈ひと〉(著:弓月誠、フランス書院文庫)

tag : 高校生主人公 童貞 熟女限定

弓月誠「家庭教師・美咲【年上個人授業】」

弓月誠「家庭教師・美咲【年上個人授業】」
(フランス書院文庫、2005年12月、表紙イラスト:新井田孝)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)




【あらすじ】

大学受験を控えた卓也は、家庭教師の美咲から婚約者の存在と来春に結婚する事を聞かされてショックを受けるが、卓也の想いを知った美咲は卒業するまでの期間限定の恋人になる事を告げる。

【登場人物】

盛本美咲
26歳。卓也の家庭教師だが本業はピアノ講師で、イタリアの音大に3年間留学していた経験もある。来春に婚約者と結婚を控えているが、卓也の想いを真摯に受け止め期間限定の恋人に。やや冷たさを感じさせるような美貌と肩まで伸ばしたサラサラの髪型が知的な印象を与える。バスト90cmを越える巨乳。

宮沢卓也
大学受験を控えた17歳の高校3年生。高校受験の時から3年間家庭教師を務めた美咲に対し、ほのかな恋心を抱いて来た。童貞。

【展開】

ある夏の日の授業でいつものように甘ったれた態度で接する卓也に対し、美咲は奮い立たせるつもりで来年はもう家庭教師は出来ないと来春に結婚する予定だと告げる。自分の不用意な一言で卓也に押し倒された美咲は教え子の気持ちを汲み取り、若勃起に唾液を垂らして甘い手コキで射精させると、二回目は口唇奉仕を仕掛けて顔面に精を浴びてしまう。

翌週美咲は卓也に家庭教師を休むとは告げられずに自分の部屋で悩んでいると、少年が自転車をこいで汗だくで訪ねて来たのを見るや、来春までの半年間卓也と真摯に向かい合おうと決意を固める。キャミソールを脱いで巨乳を露わにすると卓也の好きなように甘えさせ、自分はお返しとばかりに手で勃起を扱ぎ立て、更に馬乗りになってパンティの股布をずらして秘所を見せてあげる。彼の必死な愛撫に感じ始めると、向きを変えてシックスナインになり迸りを口で受けるのであった。

秋を迎えて週一だった授業を増やした甲斐もあって、卓也の成績は志望校を十分に狙える範囲までに達したが、美咲は仕事と家庭教師と結婚準備の疲れもあって居眠りをしていた間に唇を奪われる。そして日頃頑張っているご褒美として全裸になると、口唇奉仕だけでなく乳谷に勃起を挟み込み、舌先で尿道口を弄って激しい射精に導いてあげる。

卓也の愛撫のテクニックは瞬く間に上達し冬を告げる頃には四つん這いにされて指ピストンと淫核舐めで絶頂を迎えるようになるが、美咲は教え子が性戯に溺れるあまりに勉強時間が減っていることに不安を感じ始めていた。案の定卓也の模試結果が悪かったのを見て美咲は原因を聞くと、セックスがしたいんだとストレートに返されてしまい、単に彼を弄んでいただけではと反省する。そして卓也が期末試験でクラストップ3に入ると、約束した通りクリスマスイブの夜に自分の部屋へ招き、寝室で絡み合い正常位で筆下ろしに導いてあげる。

翌春卓也が無事志望校に合格したのを見届けると、美咲は挙式の三日前に両親が不在の彼の家を訪ねると、流石にこの時期にと躊躇する卓也を促して二回目にして最後の交わりに臨む。婚約指輪を外すのも忘れて浴室でパイズリ奉仕、お掃除フェラでの二度目と立て続けに射精させると、そして三度目は自ら騎乗位で跨がり一夜限りの関係に溺れていくのであった。

【レビュー】

序盤で美咲は既に来春に結婚し卓也の進学に伴い別れる事を前提として、季節のイベントに絡めた期間限定の恋人関係を綴ったシンプルな展開の誘惑作品である。
誘惑でも凌辱でもありがちな展開として婚約者のいるヒロインが主人公との交わりに愉悦を感じ、社会的(対外的)には伴侶との関係を維持しながらも主人公が一番となることはあるが、本作ではそうはならない。まさに「甘美系誘惑小説の頂点へ」の帯のキャッチフレーズの通り、一対一の主人公とヒロインとの真摯な関係が描かれている。

その為かヒロインの心理描写において婚約者との大きさや技巧の比較は一切無いし、主人公も彼女にそんな意地悪なことは聞いては来ないので、婚約者に隠れて情交に及ぶ背徳感には欠けるもののそれを越えた次元で愛情物語としては十分だと思う。まだ弓月誠作品お得意の「」付きの擬音表現は控え目な時期でもあり、古さを感じさせない作品と言って良いだろう。

DSKさんのブログでも本作をご紹介なさっています。
2005/12/23 発売家庭教師・美咲-年上個人授業著:弓月誠、フランス書院文庫→ Amazonはコチラから。→ Kindle版はコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。〈電子書籍〉→ ひかりTVブックはコチラ。〈電子書籍〉→ 総合電子書籍ストア【BookLive!】はコチラ。「受験までだからね、こんなことしてあげられるの」 憧れ続けた90センチを超える美乳に甘え溺れた夏の夜。 授業中、27歳の秘蜜の果実をむさぼりつくした秋の日。 ...
家庭教師・美咲-年上個人授業(著:弓月誠、フランス書院文庫)

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tag : 高校生主人公 童貞 単独ヒロイン作品

プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が300冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
一部で関係者(作家さんや編集者さんなど)と思われているようですが、全くの見当違いです。
官能作品に関わる全ての方に感謝しつつ、読み続けていきたいと考えています。

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

〈コメント〉
どなたでも書き込み自由ですが、管理人が許可するまではコメント欄に反映されないので、その辺りはご理解下さい。

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基本的にフリーですし、特にお知らせ頂かなくて構いません。

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