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香住一之真「美熟女瞳殺『いっそ、奥まで』」

香住一之真「美熟女瞳殺『いっそ、奥まで』」
(フランス書院文庫、2015年1月、表紙イラスト:新井田孝)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)




【あらすじ】

大学に入り憧れの商品を手に入れる為、先輩の紹介で都内の会社に住み込みで働く事になった勇樹だが、作業主任や社長夫人、弁当屋の店員、更には隣人妻と次々に親しい関係に陥り、更に…。

【登場人物】

南条勇樹
19歳。ある国際大学に通う1年生で囲碁部に所属。憧れの碁笥(ごし…碁石を入れる容器)を手に入れる為、部長の紹介で都内郊外のぬいぐるみ製造の工芸会社に住み込みでアルバイトする事になった。両親は亡くなり、祖父母と同居。童貞

小川涼子
35歳。藤沢工芸で勇樹の直属の上司に当たる作業主任。ブラウンの短い髪に理知的な顔立ちの美女で左官工の夫と小学校に通う息子と3人で暮らしている。当初から勇樹に好意的な印象で、何処かで勇樹のアプローチを待っている様子。

丘野つや子
41歳。下宿の近くにある手作り弁当屋に勤めており、背が高く肉感的な肢体の女性。5年前に夫を亡くし中学校に通う娘と二人で暮らしている。足繁く通う勇樹に当初から好感を抱いており、事ある度にオンナの扱いをアドバイスしてあげる。

戸田美鈴
31歳。下宿の隣の一軒家に住む若妻で、勇樹が息子の相手をしてあげたのをきっかけに夕飯をご馳走になるようになる。夫は仕事人間で不在がちで一男一女の母親だが、華やかな印象を与える女性。

藤沢登貴恵
39歳。夫と共に工芸の会社を営んでおり、羽振りは良く高級外車を乗り回している。ひとり娘がおり勇樹に恋心を抱いていると知って、何かと甲斐甲斐しく世話を焼いている。小柄でカールさせた黒髪に豊満なバストの持ち主で和風で淑やかな印象の女性。

【展開】

アルバイト初日に主任の涼子や登貴恵母娘、帰りにはつや子や美鈴と美人だらけの境遇に意気込む勇樹は、その晩は登貴恵をおかずに性欲を発散させる。

翌日帰宅前に涼子と鉢合わせになり身体に触れ、更に彼女の肩を揉むなど親しくなる勇樹だが、その日の帰り偶々下宿の軒先で雨宿りしていたつや子を部屋に招き入れると、彼女から本気で無い限りはいやという言葉は逆の意味だとアドバイスを受ける。翌週勇樹は涼子から仕事が終わっても残るようにと誘われ、物欲しげな勇樹の視線に惹かれてしまったと告白されるとつや子の言う事は本当だと納得しながら、会社の倉庫で初体験を果たすのだった。

涼子からまた機会が有ったらと言われつつなかなかチャンスに恵まれない中で勇樹は登貴恵夫人の来訪を受けたり、美鈴と親しくなり夕飯をご馳走になったりするが、ある日つや子が雨宿りのお礼に料理を振る舞うと来訪を約束する。流しに立つつや子の姿に挑発された勇樹は脇に立つと美尻に触れるが、責任は取れる?と切り返される。そんな勇樹を見たつや子は女性経験は有るかと問い、自分で良かったらと騎乗位で交わり、勇樹の求めに応じて口唇奉仕から二回戦に挑むのだった。

翌週涼子から誘われた勇樹は約束の日の朝に登貴恵夫人の来訪を受け、彼女から好意を持たれていると知り、自分のアルバイトの目的を打ち明けた後で涼子の自宅を訪ねるが、彼女の義母の来訪を受けてお預けとなってしまう。勇樹が部屋に戻ると今度は美鈴から明日の夕飯にすき焼きでもと誘われ、翌月曜日に涼子から昨日のお詫びにと仕事終わりに慌ただしく一戦交えると、戸田家を訪ねると主人も子供も居ないという状況にお約束通りだと思いつつ美鈴と関係を結ぶのだった。

自宅に戻り美鈴との2回目が避妊具無しだと焦った勇樹は美鈴とコンタクトを取り、翌週末に逢って話をする。彼女に主導権を握られるも妊娠話が嘘だと分かり夫婦の寝室で一戦交えるが、部屋に戻ると登貴恵が待ち構えていて密通が発覚する。性病に掛かっていないか検査するという登貴恵にぺニスを握られ呆気なく射精した勇樹だが、暫く夫に抱かれておらず枯れてしまったと呟く夫人を説得すると彼女の見た淫夢を再現しようと2人で会社の事務所に向かうのだった。

会社が休みと有って羽目を外しイメージプレイに興じる勇樹だが、そこへ内職で材料を取りにやって来た涼子が覗き見しているのに気付き中へ引き込む。アクメの余韻に浸る夫人をよそに隣の更衣室で涼子を抱くが、登貴恵に見付かってしまう。登貴恵と涼子を交互に貫き激しい3Pに興奮し意識を失った勇樹だが、目を覚ますと既に日が暮れて真っ暗になった事務所の机に自分に宛てた包みが置いてあり中身を目にすると、思わぬ幸運に恵まれたものだと歓喜するのだった。

【レビュー】

「第13回フランス書院文庫官能大賞特別賞」を受賞した作品で、その荒削りな文体から賛否両論の末選出されたという事である。
確かに第12回新人賞の七海優氏の「僕の下宿生活 美母娘vs.女教師」がフランス書院文庫のフォーマットに沿った万人向けの書体に比べるとあまりにも独特だし、読み進めて世界観を理解するのには少々難しいのかもしれない。

個人的には文中で多用される「あ~n」など一部の喘ぎ声や擬音に独自性を感じつつも、読んでいてその流れを断ち切ってしまうような奇抜な表現は、少々難が有るのかなと思う。官能小説は主たる目的からすると難解で独特な考えさせられる表現は些か致命的なのだが、主人公が何故熟女で無ければならないのか訴え掛ける部分はやはりフランス書院文庫の世界観に沿ったもので、受賞の理由を見出だすとしたらその部分だろうか。

主人公に取ってはメインは社長夫人の登貴恵で彼女も初めから娘の恋人候補に相応しいと感じていた節があり、ヒロインたちが言う彼の物欲しげな視線そのものが本タイトルの「瞳殺(どうさつ)」を指すのではなかろうか。
そこに作業主任の涼子や弁当屋の店員であるつや子、隣人妻の美鈴も当初から主人公に対し好意的で、アプローチが大して無いままに関係を結ぶのはやや安易かなと感じさせる一方で、主人公もその安易さに気付いていてラッキーとは感じつつも、途中からあまり深入りしない方がと何処かで冷静に考えたりしている小狡い面が見え隠れしている。

こうした特徴はショタコンめいた愛情を注ぎ、時には笑いを誘うような熟女たちの行動形式、そしてやりたがりながらも何処か冷静な男子という鮫島次郎氏の作品群とよく似ており、作者が何らかの影響を受けたのではと推測するがいかがだろうか。

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tag : デビュー作品 童貞 大学生主人公 熟女限定

2015年の総括

管理人のにゃらです。いつも拙サイトにお越しいただき、ありがとうございます。年の瀬に差し掛かったこの時期でもありますが、どうぞしばらくお付き合い下さい。

1985年に創刊されたフランス書院文庫が「黒本」としての今の地位を確立し、早くも30年が経ちました。そんなメモリアルイヤーなだけに、「復刊シリーズ」やハード凌辱路線の「フランス書院文庫X」などが出版されています。
(こうした施策は年単位の長いスパンでやられた方が良いですよね…。)

今年2015年に出版されたフランス書院文庫72作品の内、凌辱作品が32作品、誘惑作品が40作品と2014年とは逆転しています。恐らく上で述べた施策が凌辱作品中心であることから、バランス調整をなさったのかなとは思われます。

【官能大賞受賞者の増加】

昨年よりフランス書院文庫官能大賞の選考が年2回となって以来、毎回受賞対象者が出るようになっています。受賞対象者は出版可能レベルであることから、比較的早いペースでデビューに至っていますね。

第12回:七海優さん(新人賞)
第13回:香住一之真さん(特別賞)
第14回:花邑薫さん(新人賞)
第15回:冬木弦堂さん(新人賞)
※第15回は特別賞もいますが、まだデビュー予定は決まっていないようです。

一方で惜しくも次点からデビューに至る方も少なくないですが、個人的には僅か9ヵ月で3作品を刊行と勢いのある香坂燈也さんに来年も注目していきたいと思います。

【2015年は作風が変化?】

恋人やパートナーとひたすらイチャイチャする作品は、ただの恋愛小説でしかない。自らもしくはヒロイン自身に手を出してはいけない要素があるからこそ、官能たる所以と勝手に決めていますが(苦笑)
まぁ道徳に背くから背徳、規範から外れるから倒錯と呼ばれる訳で、今年は特に小日向諒さんが出された二つの作品がそれを象徴しているのではないでしょうか。小日向さんだけでなく、年齢を出しづらい男子が主人公の作品、高い年齢のヒロインが出る作品など全体的に色々と模索している感じはしますが、いかがでしょう。

【レビュー数】

今年出版されたフランス書院文庫72作品中、52作品もレビューしていた事に対し今更のように驚いている次第ですが(苦笑)、2016年は少し数を抑えていこうかと思案中です。ここまで増えると索引を作るのも一苦労なので、申し訳ありませんが検索ツールを使って探してみて下さい。

総括と言ってもあまり深い考察が出来ず、申し訳ありません。来年もマイペース更新でいきたいと考えていますので、どうぞ宜しくお願いします。皆さま良いお年を。

テーマ : 二次元総合 漫画・エロゲー・小説・エロアニメなど
ジャンル : アダルト

絢瀬簾「人妻温泉ホテル【ふたりきり】」

絢瀬簾「人妻温泉ホテル【ふたりきり】」
(フランス書院文庫、2015年12月、表紙イラスト:川島健太郎)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)

【あらすじ】

日帰り旅行でハプニングに遭いホテルのフロントで宿泊出来ないかと押し問答を繰り返す舞梨の前に、かつての恋人である拓実が現れあたかも妻であるかのように機転を利かせ一泊出来る事になった。共に未練を抱く男女が同じ部屋でする事は一つとばかりに、朝まで休まずに身体を合わせるのであった。

【登場人物】

斉藤拓実
舞梨と同じ位の年齢?の会社員で、3年前に半年間彼女と爛れた情交三昧の日々を送っていた。互いの素性をよく知らないまま身体を合わせる事に舞梨が恐れを抱き別離に応じたが、実は未練たらたらで恋人も作らずにいたらしい。20cmクラスの巨根。

奥沢舞梨
30歳。拓実との爛れた生活にピリオドを打ち、2年前に一回り年上の夫と結婚した。90cm超の巨乳で一見すると若妻らしい貞淑さと、可愛らしさが同居する美女。

【展開】

日帰り旅行の途中で友人が急病で倒れ、あれこれ手配している内に終電に乗り損ねた舞梨はあるホテルのフロントで当日宿泊出来ないか交渉していたが、そこに拓実が現れ妻として扱いツインルームに宿泊するように告げられる。
夫に連絡し人心地付いた舞梨だが、いきなり拓実に抱き付かれ手首を縛られる。表面上は一泊の対価と装いつつ、元カレの気遣いに感謝した舞梨は無抵抗のまま正常位で貫かれ、身体は忘れていないとばかりに早々と潮を吹いてしまう。そして巨根に口唇奉仕した後で、相互愛撫しながら口内に放たれた精液を受け入れるのであった。

萎えることの無い拓実のペニスに触れていた舞梨は、露天風呂で公衆の面前に晒す訳にはいかないと自ら背面屈曲位で挿入をせがみ久し振りに拓実の精液を膣内で受け止める。そして日付が変わる頃二人で混浴の露天風呂に入るが、再びたぎらせたのを見て対面座位で繋がり始める。そこへ老人が入浴しようと現れ二人は肝を冷やすが、湯煙と老いでよく見えないのを良い事に二人は交わりを解く事もなく相互絶頂に至るのだった。

部屋に戻った舞梨はベッドに横たわり眠っていると一人ぼっちで荒野を歩く悪夢を見てしまい、目を覚まして拓実が部屋にいないのを見て後ろの穴まで使ってオナニーし失神してしまう。ふと意識を取り戻すと拓実に心配され、実はたった10分しか経っていないのを知ってもう離れないで欲しいと願い、喉奥までペニスを受け入れ精液を胃に収める。

深夜3時を回り舞梨はもう寝ないでチェックアウトするまで拓実を離すまいと体位を変えながら二度の射精を受け止め繋がり続けるが、そこへ夫から卑猥なメールが送られて拓実の嫉妬を招く。夫に電話をする羽目に陥り、テレフォンセックス紛いの行為で夫と拓実の二人に貫かれたようで背徳感を得る。

朝を迎えうっかり眠ってしまった舞梨は拓実から食事を取らずに大丈夫かと問われるが、彼女は自分より食事の方が大事なのと拗ねてみせるとまずは口で、更には乳谷に挟んで精液まみれになる。そしてチェックアウトまで残り僅かとなっても、繋がったままで動こうとせずに30分が経ち…。結局一泊で8回の射精と30回のアクメを迎えた二人は、10時前にフロントを出て別れを告げるのであった。

【レビュー】

絢瀬簾名義の作品刊行はデビュー作品の「マンツーマンレッスン 熟妻と青年家庭教師」以来約4年振りという状況で、昨今の売れ行きを見る限り敢えて「新人」として再デビューなさった方が売れる可能性が高いと思われるが、恐らくは本作が作者の独特の文体を活かした舞台設定に他ならないからであろう。
この作者の文体の特徴は登場人物の心理描写となると、まるでポエムのように短文改行と同じワードを繰り返し用いる点にある。例えば舞梨が拓実を受け入れる際に、何度も「三年ぶりの」と数字を出して描写している。流石に同じ頁に多用されると「分かったよ」という感も否めないが、生々しさと臨場感は感じられる。実は一晩だけの逢瀬、この瞬間だけはという本作ならではの舞台設定だと、妙な説得力を持たせているので不思議である。

元々は好き合っていた者同士が何時しか好きモノ同士となり別れを決断したものの、旅先だからこその解放感から一晩交わりまくりの描写が続く。ただ官能小説という属性であまり拘るべきではないかもしれないが、性器のことを卑語でそのまま頭に浮かべるヒロインはそうはいないだろうと思う。
要するに場面によっては、男性人物が二人いるかのような印象を与えるのはちょっと割り引きが必要かもしれないということである。確かに全般に渡って淫猥さは全開で、端的に言えば「いやらしい」ことに違いはないのだが…。何でも明け透けなのは、必ずしもプラスにならないように思える。

tag : 社会人主人公

早瀬真人「ハーレム・キャンパス 新入生と人妻女子大生と美人准教授と」

早瀬真人「ハーレム・キャンパス 新入生と人妻女子大生と美人准教授と」
(フランス書院文庫、2015年11月、表紙イラスト:ゴトウヒロシ)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)

【あらすじ】

就職活動に失敗したものの、恩師の知人の准教授・紗貴子の助手として働き口が見付かった潤平は、彼女に筆下ろしされた後でゼミ生の愛子ともいい関係となる。ところが紗貴子との関係が愛子に知られて気まずくなる中合宿に向かうと、ゼミ長の美保や新入生の恵里菜とも関係を持ってしまう。

【登場人物】

山口潤平
22歳今春大学を卒業し、紗貴子の助手として働き始めている。生真面目で女性との付き合いは全く無いままだが、2年前に通学の列車で見掛けた愛子に対し一目惚れ同然に好きになった。

水沢愛子
26歳。大学4年生。母子家庭で育ち一度は進学を諦め夫と結婚したものの、母親の死後に社会復帰を念頭に入れて女子大に入学した。真面目な性格で嫌々ながらも夫に開発され淫らな体質になったが、夫の浮気性に嫌悪感を持ち半年近く関係を絶っている。紗貴子が主催するゼミに美保と共に所属する。

友田紗貴子
35歳。女子大の准教授で学長の娘。優しいだけが取り柄の夫が浮気をしていると知り、自らも奔放になろうと潤平に目を付けて関係を持つ。ゴージャスな雰囲気を漂わせウェーブの掛かったマロンブラウンの髪に、グラマラスな肢体を持つ美女。

咲田美保
23歳。大学4年生のゼミ長。ショートボブの髪型に、黒ずくめの衣装を纏い独特の雰囲気を漂わせる。複雑な家庭環境で育ち義父に処女を奪われ、その愛人に性戯を仕込まれた。そのせいか同性愛に目覚め、4年間同級生の愛子に興味を抱いている。

木本恵里菜
18歳。大学1年のゼミ生。良家のお嬢さんらしいが何処か天然な節があり、変わり者扱いされている。性体験は16歳と早く、巨乳でパイパンとロリータめいた雰囲気を漂わせる。

【展開】

5月を迎えたある日潤平は紗貴子から恋人の存在を尋ねられいないと答えると、いきなり口唇奉仕してもらい更に騎乗位で跨がられて童貞を失なう。講義の前の慌ただしい行為に彼女の真意を図りかねるものの、潤平が愛子に惚れているとバレてしまい自分も楽しみたいからテクニックを身に付けなさいと告げられ、割り切った関係なんだと納得する。

数日後美保がセッティングしたゼミコンパの場で愛子と隣り合わせに座った潤平だが、緊張のあまり思ったほど話は弾まなかったものの、紗貴子の勧めで彼女を部屋まで送るとお茶でもと部屋に入る事に成功する。単刀直入に好きだと告白すると愛子もキスに応じるが、生理中もあって口唇奉仕に留められ次の機会を約束される。

ところが潤平は紗貴子とホテルから出て来る所を他のゼミ生に目撃され、噂を聞いた愛子から手のひらを返したかのようにあしらわれる。それでも紗貴子の別荘で行われる合宿には美保や恵里菜と一緒に参加すると知り、同行した潤平は何とか関係修復を果たそうと意気込むものの、初日の夜酔い潰れてソファーで寝込んでいる所に紗貴子に襲われる。そしてその情交はゼミ生三人の知るところとなり、翌朝愛子からは冷たい態度で拒絶されてしまう。

愛子とのやり取りを見ていた美保から仲介してあげると提案を受けた潤平は、別荘から程近い広場に連れて来られるなり自慰をして見せてと命じられる。勃起する筈もないペニスを口唇奉仕され寸止めを繰り返された潤平はやり返そうと美保と繋がるが、アクメを見せるものの一向に尽きない彼女の性欲に押し切られ騎乗位で跨がられると、すんでの所でペニスを抜かれちんぐり返しにされてセルフ顔射させられて弄ばれるのだった。

潤平は自分で何とかしようと講義の休憩時間に紗貴子に関係の清算を切り出すが、午後の講義が始まる10分間で舌で満足させられたらと条件を出され机の下に潜り必死に舌で秘所を愛撫する。しかしあと少しという所でゼミ生三人が紗貴子の部屋に来てしまい時間切れとなるものの、始めから仕組まれていたと気付き指も駆使し絶頂へ導く。紗貴子もその気ではないと落胆し部屋を出た潤平は皆で外出する前に恵里菜の部屋に連れ込まれ、魅力的な肢体に翻弄され遂に全員と関係を持ってしまう。

最終日の晩バーベキューの片付けを終えた潤平の前に美保が現れ、約束した通り愛子と話を付けるからその間に身体を洗うように告げられ浴室に向かうが、直後に美保がやって来て入浴しながら愛子と話をするからとサウナ室に追いやられる。以前から愛子に興味を抱いていた美保はここぞとばかりに熟れた女体に悪戯し、遂には四つん這いにして秘所を攻め立てて彼女に挿入願望を口にさせる。ここで選手交替とばかりに潤平が乗り込むとようやく美保と結ばれ、部屋に戻ると二回も情交を求めるのだった。

翌朝合宿の最終日に紗貴子たちと顔を合わせた潤平は前夜のあの声が聞こえたと冷やかしを受けるが、愛子が今すぐ離婚する気もないのだから気楽に楽しんではと提案を受ける。つまり自分たち三人もセフレにという厚かましさに辟易しながらも、潤平は断れずに乱交を受け入れる。
美保は愛子を奪うと貝合わせで絶頂へ導くと、すかさずディルドーを持ち出して休み無く疑似情交を始め、潤平は紗貴子や恵里菜と相次いで交わりながらも美保のテクニックに嫉妬を覚える。相次ぐ絶頂でおぼろ気な目をした愛子が見ている前で、潤平はかしずく三人の女たちの顔面に向けて盛大に精を放つのであった。

合宿から終えた数日後潤平の部屋に呼ばれた愛子は、自分の立場では責められないが潤平にはあの時きっぱりと乱交や浮気を断って欲しかったと不満を漏らす。謝罪の印だと何でも言う事を聞くと潤平に言わせると、用意したロープで手足を縛って身体のあちこちを嘗め回し快感を与える。更に求められるままに飲尿やアナル性交に応じた愛子に、潤平は実は他の三人よりもエッチなのではと戦慄を覚えるのだった。

【レビュー】

リアルドリーム文庫を始めとして他レーベルで活躍する作者が最も得意とする作風に沿う形で、本作も端的に述べるならば「男子が精を絞り取られる」展開をはらんだハーレム誘惑官能作品と言えるだろう。主人公に取ってはメインの人妻女子大生の愛子に対してはアプローチを掛ける側、後の三人は掛けられる側でもあり、総じて美味しいポジションである。

愛子は結婚した後で進学を決意した意志の強い性格でプレイボーイな夫の浮気を許さない一方で、性的にかなり仕込まれていて物語の終盤ではSっ気を見せたりもするし、主人公との愛を貫くため夫とは別れるという訳でもないようである。
そんな前提からか主人公の筆下ろしをする准教授の紗貴子も人妻ながらも浮気を楽しんでいるし、性的に偏った仕込まれ方を受けたゼミ生の美保、天然奔放な新入生の恵里菜も概ね同じ方向を示している。

唯一生真面目な主人公だけが空回りしているだけでなく、何だかマシーンのような扱いにも見えてしまうのがこの手の作風を読んでいつも気に掛かる点である。誰か一人でも処女だったり、性的にウブだったりすると見方も変わって来るのだが…。

tag : 社会人主人公 童貞

鬼龍凱「高慢令嬢姉妹、堕ちる」

鬼龍凱「高慢令嬢姉妹、堕ちる」
(フランス書院文庫、2015年11月、表紙イラスト:丹野忍)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)

高慢令嬢姉妹、堕ちる
鬼龍 凱
フランス書院
2016-04-29




【あらすじ】

妹と二人暮らしの利宏は週末になると、入社したばかりの間垣社長宅を訪れて麗佳や綾香姉妹から使用人同然の扱いを受けていたが、ある日綾香に怪我をさせようとしたと糾弾される。更に実妹に辱しめを与えたと知った利宏は麗佳を犯し、更にその関係に気付いた継母の紗雪、そして綾香にも毒牙を向ける。


【登場人物】

新堂利宏
20代?の会社員。両親を早くに亡くし、高校2年生の妹と二人で苦労しながら暮らして来た。間垣が社長を務める会社に入社したばかりだが、休日には使用人同然に邸宅に呼び付けられ雑用をこなしている。

間垣麗佳
高校3年生。綾香の双子の姉。長い黒髪をストレートに流しており、同年代の少女に比べて成熟した肢体の持ち主で乗馬を趣味としている。典型的なお嬢様気質でプライドが高く、世間知らずで利宏に対しても虫けら同然に扱う。男性経験はない。

間垣綾香
高校3年生。麗佳の双子の妹。長い黒髪で巻き上げを入れてアップにし、眼鏡を掛けて姉より幾分ほっそりとした体型。趣味は読書やヴァイオリン演奏で、男性嫌いで潔癖症の神経質な性格。姉と同じくプライドが高く、ファザコン気味。処女。

間垣紗雪
30代半ば?間垣社長の後妻で嫁いでから2年になる細面の和風美人。元は子会社の社長夫人だったが、夫は経営不振の責を問われて失踪に至り、その代償に間垣が無理矢理モノにしたという経緯がある。娘二人からは財産目当てだと蔑まれ我慢をしている。


【展開】

いつものように休日に間垣邸で雑用をこなす利宏だが廊下で綾香とぶつかりそうになり、それを父親に告げ口され叱責を受ける。紗雪のとりなしで穏便に済ませたが、それで納得のいかない麗佳と綾香はある日利宏の妹に近付き辱しめに遭わせてしまう。
妹の態度に不審を抱いた利宏は翌週末に乗馬クラブに向かい麗佳に問い質すと、全く悪びれる様子もなく所業を告げたのを見て激怒して手近な更衣室に連れ込み押し倒す。後背位で処女を奪い更にイラマチオ同然に口唇で清拭させると、正常位で二度目の中出しを果たすのであった。

翌週末利宏は間垣邸の倉庫で整理をしていると、麗佳が現れ金目当てなら幾ら払えばと凌辱の写真を消してくれるのかと問われる。妹への手出しを止めさせる為だとの言い分に納得出来ない令嬢の反応を見て、それならばと利宏は口唇奉仕で射精した後返礼にクンニリングスで麗佳を淫核絶頂へ導く。
そんな中利宏は乗馬クラブで金持ちのボンボンに口説かれ困った様子の麗佳を助けたものの、邸宅に戻ると礼を言うどころか恩着せがましいと告げる彼女が肉交を求めていると察し、収納スペースで立ちバックにさせて膣内絶頂を与える。

こうして毎週のように脅す者と従う者の関係で麗佳と情交を繰り返していた利宏だったが、ある日の晩に紗雪から社長室に呼び出される。麗佳との関係を止めさせようと手切れ金の話を持ち出した彼女に激怒した利宏はその場で押し倒すと、娘の代わりに性欲処理をするように命じるのだった。
翌週末娘二人が外出中の邸宅で間垣が酔って寝込んでいる間に利宏は汗を流したいからと紗雪に告げて浴室に入ると、程なくして彼女がやって来る。口唇で一度精を放ち股の間を眺めていると、何故かアナルで激しく反応するのを見て、利宏は紗雪が経験者だと見抜き肛内に挿入して絶頂へ導く。
一方麗佳は何だかんだ言いつつもいつしか利宏との肉交を心待ちにしていたが、ある週末に学校から帰宅すると洗面所から男女の睦み合う声を聞き付け利宏や紗雪と鉢合わせになる。すっかり利宏に溺れていた紗雪は麗佳の視線を気にする様子でもなく続きを求めるが、当の麗佳は素直になれず激怒する。紗雪の手で裸にされてこれが女の本性だと愛撫されながら利宏にペニスを挿入され、絶頂を迎えた麗佳は紗雪との和解を受け入れる。

その頃綾香は利宏や紗雪と親しげな態度を見せる麗佳に不審を抱き、その変化が利宏にあると見抜くとその週末に学校の談話室へ彼を連れて来る。綾香は利宏からスマホを借りる振りをして姉とのメール交信を突き付け、再びお前たちを痛い目に遭わせると告げたものの、それが逆効果だったと身体で知る羽目になる。
麗佳とは違い父親に依存しがちな綾香だったが流石に利宏に犯されたとは言い出せず、ならば利宏の妹にも同じ事をしようと企む。しかしその計画は紗雪を通じて彼の知るところとなり、ある日二人にラブホテルへ連れ込まれ身体を洗われながら紗雪に肛穴を舐められて妖しい快感を覚える。そして利宏の目的とする「お仕置き」がアナル性交にあると知って綾香は恐怖を覚えるが、更に利宏の妹に制裁を加えようと用意した性具を継母に使われ二穴責めに遭わされてしまう。

それでも綾香の心は折れる事が無く、ある日利宏は麗佳から間垣が帰宅する週末に全てを打ち明ける気だと知らされ、二人で一芝居打つ事になる。当の綾香は父から突然利宏ごとき人間と付き合うとはと叱られ、更に麗佳が利宏を連れて一生の人だと更に間垣を怒らせる行為に出られて唖然とする。
すっかり消沈した間垣が紗雪に連れられ退出すると麗佳は全てを受け入れなさいと綾香に告げ利宏と共に縛り上げるが、肝心な彼の一物が萎えているのを知って自慢の双乳で挟んで奉仕する。後背位で挿入された綾香はなおも抵抗を試みるが、拠り所としていた父親は力にならず姉や継母も既に堕ちている状況を突き付けられて崩壊し、麗佳によって利宏が新たなご主人様だと上書きされ現実を受け入れる。

数日後兄がワイルドになったと告げる妹がすっかり明るくなったと利宏は安心し間垣邸を訪ねると、裸エプロン姿の美姉妹や社長夫人の歓待を受け一体の大きな魔物に全身をくまなく奉仕されている感覚に陥りながら、何か秘密を隠そうとしている姉妹から良い報せを受ける日を心待ちにするのであった。


【レビュー】

2015年も相次ぐ新人デビューの続くフランス書院文庫から、いかにもストレートで分かりやすい題名の作品が刊行されている。憶測となるが「第14回フランス書院文庫官能大賞」最終選考作品の一つによく似た題名の作品があるので、今年3月デビューの香坂燈也氏同様の経緯を辿っていると思われる。

「高慢令嬢」のタイトル通り、高校3年生の麗佳と綾香の双子美人姉妹は父親の部下である主人公を使用人同然に扱い、更に思い付きで他人を弄ぶといった性質の悪いタイプである。前者は身体付きは大人びており活動的で性格も世間知らずで単純直情型、後者は文学的な趣味で身体付きは姉より幼く(姉と比べてであり、同期生と比べれば寧ろ良い方)、耳年増で男嫌いで性格の悪さは寧ろ妹の方である。

凌辱のきっかけは主人公がうっかりして綾香とぶつかりそうになり、その代償に姉妹が彼の妹に制裁を加えた事である。(世間知らずな姉妹だけに拙いが、それでも妹にしたら兄の名を出されて辱しめを与えられたレベル)事もなげに行状を告げた麗佳に衝動的に手を出したものの、主人公としては自分の妹への手出しをさせない為の防衛でしかない。これがその後の麗佳への凌辱から情交へ変化するポイントである。

そんな麗佳との関係に気付いた30代半ばの継母・紗雪が次のターゲットとなるが、元々今の夫によって失踪した前の夫の会社を乗っ取られて妻にさせられた経緯があるだけに、初めの夫に開発された場所を貫かれてからはあっさりと主人公の側に付いている。後に麗佳や綾香への攻略にも関わる彼女に取っては、金目当ての結婚だと蔑まれ続けた鬱憤を晴らすのもあったのかもしれない。

そしてすっかり人の変わった姉に不審を抱いた妹の綾香がいわゆるラスボスであり、主人公に犯されると彼の妹に復讐を試みて継母と二人で二穴調教されると、今度は父親を使おうとしたりと知的で耳年増なだけに姉の麗佳と違った攻略の困難さに遭遇する。それでも最後には堕ちてしまうが、結論に至る前の「双子」だからこそのある仕掛けには思わず唸らされたものがあった。

一節で一場面ごとに情交描写が盛り込まれていて新人作家らしい詰め込み感も否めなかったが、全体的によく練られた設定で何より「妹を守る為」だと麗佳や紗雪への手出しは最小限に抑え、あとはヒロインの側から求めざるを得なかった流れが自分勝手なだけの典型的な凌辱作品の主人公とは一線を画しており好印象だった。

DSKさんと愛好家Sさんによるレビュー記事です。

2015/11/26 発売高慢令嬢姉妹、堕ちる著:鬼龍凱、フランス書院文庫→ Amazonはコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。(悔しいっ。野蛮な貧乏人に、このわたくしが……)見下していた男に穢される屈辱が令嬢をさらなる絶望へ。女になったばかりの花芯に抜き差しされる野太い剛直。何度も白濁液を注がれて蠢きはじめる女の悦び。「いい声で啼くじゃないか。妹にも聞かせてやろうか」驚愕に顔を歪ませる麗佳。「あなた、ま...
高慢令嬢姉妹、堕ちる(著:鬼龍凱、フランス書院文庫)

4122『高慢令嬢姉妹、堕ちる』鬼龍凱、フランス書院/フランス書院文庫、2015/11 発売●あらすじワンマン社長に公私混同で使われている青年が、高慢な令嬢姉妹に妹を辱められた事から、二度と妹に手出しできないように令嬢に報いを受けさせるも、その関係を知って内々に解決を求めた社長夫人とも情交に至る。●登場人物【新藤利宏】大学新卒で入社した会社員。菜穂子の実兄。筋肉質の長身で男ぶりがよく、まじめで大人しいのが取り柄...
4122『高慢令嬢姉妹、堕ちる』

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綺羅光「三人の美熟妻【艶愛】」

綺羅光「三人の美熟妻【艶愛】」
(フランス書院文庫、2015年11月、表紙イラスト:新井田孝)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)

【あらすじ】

失恋で落ち込んでいた瑛介は親友に連れて行かれた熟女パブで由璃子と再会して情交へ至り、それまで興味の持てなかった年上女性に対する意識が変わる。何故か営業先の若き女社長の杏奈や課長の妻の美沙季にまで気に入られた瑛介だが、由璃子に別の男の影が迫る。そして…。

【登場人物】

梅本瑛介
24歳。事務機器・OA機器の商社で営業二課に所属する営業マン。線が細くて頼りなさそうな外見で、課長からは埴輪のようだとからかわれている。つい最近一年半に渡り交際していた女性から、別れを切り出された。

尾形由璃子
34歳。身長165cm位のグラマラスな美女。デパートの外商をしていた夫がリストラされても働かず、見栄っ張りで金遣いが荒い為にやむ無く自分が熟女パブで働くことを決意した。以前堂島課長宅で会った時とは印象が変わり、茶色の入った長い髪に妖艶な雰囲気を漂わせている。源氏名はジュン。男の子が一人いる。

堂島美沙季
32歳。身長155cm足らずと小柄だが、90cmを越える豊かなバストと前髪が長めのショートボブの髪形か特徴的な美女。酒豪で男勝りな性格だが、根は女っぽくて可愛らしい。瑛介の所属する営業二課の課長の妻だが、夫が若い娘ばかり追い掛ける事情を知ってか複雑な感情を抱いている。子供はいない。

黒川杏奈
28歳。都内でシェアハウスなどを展開する不動産屋の若き二代目社長。普段は聡明そうながらも大きなメガネを掛けていて冴えない風貌であるが、敢えて自分の性的魅力を隠す為にしている様子。セミロングの黒髪にアニメ声のような高い声質、少女体型の美女。米国留学の折に元恋人の性癖に付き合う内に、若い男の精液を口からいただくのが趣味となってしまっている。二つ年下の妹は秘書で、姉と似て発展的な性格。

【展開】

失恋した瑛介を慰めようと友人に連れられ熟女パブを訪ねると、そこで「ジュン」と名乗る美女と出会い、彼女が課長の友人の妻の由璃子だと知って驚く。意外にもチークタイムで由璃子から口付けを求められてイチコロとなり、瑛介は店が終わりバーを経てラブホテルに雪崩れ込み、熟れた身体に見惚れて情交へ至る。二回戦を求められ口唇奉仕された瑛介だが、くすぐったさを抑えられずに一度は萎え掛けつつも復活し、対面座位で繋がるのだった。

数日後堂島課長より若い営業マンを所望しているからと白羽の矢が立てられた瑛介は、杏奈の会社を訪ねるものの評判通り性格が悪そうだと内心では酷評する。しかし杏奈は瑛介が気に入った様子で、案件を取りたいならばと突然フェラチオのテストを受けることになる。別室で煽情的な服装に着替えた杏奈の奉仕を受けた瑛介だが、やはりくすぐったさを感じながらも何とか克服して1時間余りにも渡るテストをクリアする。

瑛介の頑張りもあって予算のノルマを達成し祝勝会が開かれ、瑛介は課長に連れられて二次会から自宅へとやって来る。絡み上戸な夫を諌めようとして口論になった美沙季は一歩も譲らず、夫が寝室へ引っ込むとサシで付き合う羽目になる。酔った瑛介は流しに立つ美沙季を後ろから抱き締めるが、あえなく反撃を受けながらもそんな瑛介が好きだと情交を求められる。二人は家のあちこちへ移動しながらセックスし、夫の存在など無視して喘ぎ声をあげる美沙季に瑛介は可愛らしいと感じるのであった。

翌朝罪悪感を感じつつ会社で課長と顔を合わせた瑛介は情事に気付かれていないと知って安堵し、こうなったのも由璃子のお陰だと感謝し杏奈の会社に向かう。メイド服に着替えて待ち受けていた杏奈から社長の椅子に座らされて口唇奉仕を受けていた瑛介だが、そこへ女秘書が現れて焦りを抱く。しかし何故か彼女からキスがしたいと積極的に迫られ、デスクの下に隠れていた杏奈からは奉仕を激しくされながら射精に導かれるのであった。

翌週友人に呼び出された瑛介は由璃子が五十代の会社社長から愛人契約を迫られ、彼女も経済事情から応じるのではと聞かされ高級ホテルのバーにて密会の現場を見せられる。嫉妬に駆られた瑛介は翌日由璃子と逢ってラブホテルにやって来るが何故か灯りを消してとせがまれ、情交の最中に社長に付けられたキスマークを見付けてしまう。由璃子から事情を聞かされた瑛介は自分の無力さに悔しがるも、取り敢えずひと月だけという約束だからという話に望みを託す。

そんな中美沙季と外泊しての旅行に出掛けたり、杏奈からは引き抜きの話を受けていた瑛介は性の放浪を続けていたが、1ヵ月半後由璃子と再会し勧められるままに酒を飲み昏倒する。意識を取り戻すと瑛介は椅子に縛られ、目の前で愛人契約を結んでいる仲田に従順となり犯される由璃子のあられもない姿に嫉妬しながらも下着の中で射精してしまう。

仲田に秘密を握られ美沙季を差し出す事を決意した瑛介は彼女には何も告げずに仲田のプレイルームに連れて来ると、プレイの一環だと騙して緊縛したまま部屋を立ち去る。そこで以前から美沙季に想いを寄せていた先輩社員に犯されるのを見届けると、約束した通り一夜だけ由璃子を抱く権利を得る。身も心もすっかり遠い世界に行ってしまった彼女を抱きながら、瑛介はいつか仲田から取り返そうと決意を固めるのであった。

【レビュー】

絹田青児名義の「しっとり濡れ妻 三十路のとりこ」の加筆修正作品で、以下赤字部分が絹田作品からの変更点、追加点と思われる。

プロローグ
第一章  災い転じてめぐり逢い
第二章  人妻が仮面を脱ぐ時
第三章  これが快楽だ
第四章  淫らすぎる白濁まみれの面接
第五章  弾に願いをこめて
第六章  上司の妻は巨乳美女
第七章  女社長のメイド奉仕
第八章  白い肌のいまわしい記憶
第九章  ビキニが天使で、僕は桃色気分
第十章  悪夢は悩ましすぎて
第十一章 緊縛という名の極愛


メインヒロインの由璃子が仲田社長との愛人契約を破棄して主人公の元に…というくだりが、主人公が仲田に取り込まれて美沙季を生け贄に差し出すという点が綺羅光作品としての大きな違いである。
キモヲタと侮蔑する夫の部下に犯されるのは、主人公目線での「寝盗られ」としてのツボなのかもしれない。個人的には彼女のような姉御肌(かつ巨乳)なヒロインの方が由璃子より好みだったので、そういった意味でのアナザーエンドならば、試みは成功だったのかな…と思われる。

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花邑薫「熟女の沼 未亡人義母と兄嫁と独身伯母」

花邑薫「熟女の沼 未亡人義母と兄嫁と独身伯母」
(フランス書院文庫、2015年7月、表紙イラスト:丹野忍、白表紙版:新井田孝)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)




【あらすじ】

夫の三回忌の晩、義理の息子の至といつか間違いを起こしてしまうと危惧し、大学進学を機に籍を抜く事を告げるが、それは至の凌辱計画を早める結果となり、自分だけでなく兄嫁の瑛子や姉の由結子まで巻き添えにしてしまう。

【登場人物】


19歳。大学受験に失敗し現在浪人中。一回り歳上の兄と折り合いが悪く、現状に苛立ちを募らせる一方で、瑠璃子に対する思いを募らせている。新宿で声を掛けた行きずりの女と性交を済ませている。世田谷の自宅に瑠璃子と2人暮らしで、兄は再婚を機に横浜に移り住んでいる。

瑠璃子
36歳。8年前に至兄弟の父親と結婚したが、3年前に死別している。瓜実顔の美貌と熟れた身体付き。夫の亡き後に至が自分を見る目に底知れぬ恐怖を抱き、夫の三回忌の晩に彼が大学へ進学したら籍を抜く事を告げるが…。

瑛子
29歳。至の兄の妻で完璧超人で冷たい印象を与える夫とは違い、神経質で線の細い義弟の至に対して好意的に可愛らしいと見ている。日本人離れした彫りの深い美貌とムチムチとしたスタイル抜群の肢体。Dカップ。

由結子(ゆうこ)
38歳。瑠璃子の実姉で石川県で実家の小料理屋を営んでいる。妹が上京し一人で母親の看病をしていた為か、男とは浮いた話の一つも無い模様。背が高くスラッとした細身の肢体と、淑やかな瓜実顔の美人。Cカップ。

【展開】

夫の三回忌を終えて帰宅した瑠璃子だが音も立てずに背後から近寄って来た至に恐怖を抱き、大学進学を機に籍を抜く事を告げる。ところがそれは至の凌辱計画を早める結果を招き、喪服姿のまま後背位で犯されてしまう。
三日三晩至に犯された瑠璃子は更に後ろの穴も開発されて、彼が予備校へ通っている間は拘束され自由を奪われる。更に失禁させたりや剃毛したりするなど次第に狂気じみた事を強要され、表面上は恭順を示しつつも瑠璃子はある日隙を見て逃げ出すのだった。

横浜の自宅にやって来た至から瑠璃子の失踪を聞かされた瑛子は彼女の実家を教えてあげるが、至の様子が気になり金曜日に世田谷に向かうとオナニー三昧の義弟を目の当たりにして階下のキッチンへ逃げ込む。
そこへ薄ら笑いを浮かべた至が現れ抱き寄せられるが、元より彼に好意を抱いていた瑛子だけに表面上は抵抗しつつも優しく受け入れる。繋がったまま二階の至の寝室に移動した瑛子は、何度射精しても衰えない義弟に逞しさを感じながら、一晩中後背位や騎乗位と体位を変え交わるのだった。

一方瑠璃子から事情を聞かされていた由結子は週末に至が訪ねて来るのを予測してはいたが、想像した以上に美形で繊細そうな外見に突き放す事が出来ず、その虚を突かれて拘束され刃物を持ち出され脅されてしまう。
馴れ馴れしく呼び捨てにする至に恐怖を抱く由結子は徹底的に口や秘所を犯され、あまつさえ中出しされ屈辱を味わうが、至が自分の携帯電話を使って妹を誘い出すのを受け入れる。
観念したように至に抱かれる瑠璃子を見た由結子は次第に理性が崩壊し、縛られた妹を見てカラカラと笑い声をあげるまでに変貌するが、瑠璃子はこの先の世田谷での生活に不安を覚えつつ至には逆らえないと諦念するのだった。

【レビュー】

「第14回フランス書院文庫官能大賞」新人賞受賞作品で、373頁にも渡る大質量である。作者は長年に渡り「官能大賞」に応募し続けており、裏を返せば熱烈な愛読家でもあるのだろうから、本レーベルの凌辱作品好きに取っての「ツボ」が何処であるかを熟知なされているのではと感じられる。

本作は典型的な悪魔少年による義母との連日に渡る調教を描いた初盤の3章、兄嫁側の誘惑的なアプローチ主体の一夜を描いた中盤3章、場面転換で地の文主体の1章、終盤2章は義母の姉(伯母)の元を訪ねた主人公が再び暴君となり、義母も加えて狂気の乱交という纏め方である。

義母との凌辱調教では主人公と義母の心理描写が交互に描かれており、凌辱というからにはやはり双方の思惑がなかなか一致しない中で、それでも義母の心に次第に諦めの思いが増幅されていく過程には興味深いものはあったと思う。
兄嫁との一夜は先とは違ってヒロイン側の思惑が強調されており、義弟である主人公が表面的にはペラペラと意気がっているだけと見抜き、自らの性的渇望を満たそうと言いなりになっているのが窺えて個人的には一番良かった場面である。
伯母とのパートでは先の1章で主人公の歪んだ性格の一端を説明した上でも、あまり面識が無いはずの年上女性を呼び捨てにする傲岸さにイマイチ付いていけず、これまでの描写量から鑑みれば蛇足ではという印象が拭い切れなかった。
個人的には出奔した義母が自宅に戻ると兄嫁と変態紛いの事をしているのを見掛け自ら身体を差し出して…という方が、作品全体で述べられている兄や兄を偏愛した父親への復讐という題材にフィットした纏め方になったのではと思う。

会話文を主体にした近年の作品とは逆で割と地の文が中心でかつてのフランス書院文庫の王道的な作風を思い起こさせるし、調教凌辱でも誘惑でも両方バランス良く描けているだけに作者のこれからの動向に注目していきたい。

DSKさんのブログでも本作をご紹介なさっています。
2015/7/23 発売熟女の沼-未亡人義母と兄嫁と独身伯母著:花邑薫、フランス書院文庫→ Amazonはコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。(引きずり込まれていく……底なしのどろ沼に)夫が亡くなり、浪人生の息子と二人だけの暮らし。欲望を暴走させた少年は熟母の肉体を求めた!互いの秘所を舐め合い、昼夜を問わず繋がる日々。禁忌を犯す爛れた関係に義母は別離を決意するが、それは兄嫁や伯母を巻き込む悲劇の始まりだ...
熟女の沼-未亡人義母と兄嫁と独身伯母(著:花邑薫、フランス書院文庫)

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柊諒馬「ひとつ屋根の下の青獣 義母と兄嫁と義妹」

柊諒馬「ひとつ屋根の下の青獣 義母と兄嫁と義妹」
(フランス書院文庫、2015年6月、表紙イラスト:新井田孝)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)

【あらすじ】

交通事故に遭い妻が入院、自らも足を怪我した修二の為に義母の麻里子が毎日通い詰めで家事をこなすが、長年募らせていた想いから力付くで彼女と関係を持つ。ところが修二の元に兄嫁の千佳やその妹の理沙まで押し掛け…。

【登場人物】

塚本修二
24歳のサラリーマン。妻の運転する車で交通事故に遭い妻は入院、自らも足を怪我して自宅療養を余儀なくされる。父の後妻になった麻里子に並々ならぬ想いを抱いており、環境を変えようと実家にほど近い場所に自宅を購入し別居に至る。

塚本麻里子
42歳の看護師。修二の父親の後妻として嫁いで来たが、6年前に死別している。子供は授からなかったが、次男の修二を実の子のように溺愛している。Fカップの熟れた身体に肩までで切り揃えた黒髪で、和服が似合う淑やかな美女。

塚本千佳
30歳。修二と歳の離れた兄の妻で、大手企業の秘書に就いている。子供はいない。スーツの似合うクール系の美女。修二に対しては好意を抱いており、今回夫の浮気で家出するなり彼の元に押し掛ける。義母の麻里子とはまだ他人行儀な所が見られる。

愛田理沙
19歳。千佳の実妹で両親と暮らしている。ショートヘアの美少女だが、オタクかつ乙女趣味な所があり、周囲からはそれさえ無ければモテる筈だと残念がられている。修二と初めて逢って以来意識していたが、姉との関係を知り家出同然に彼の元に押し掛ける。処女。

【展開】

事故に遭って不自由な生活をしていた修二だが、雨に打たれて薄着に着替えて家事をこなす麻里子の無防備な様子に発情し、長年抱いていた想いを打ち明ける。初めは見せるだけのつもりがエスカレートし貫かれた麻里子だったが、元よりほのかな思慕もあってか思いもよらない絶頂に導かれて複雑な思いを抱くのだった。

翌朝気まずい雰囲気の2人の元に千佳が訪れ、夫と喧嘩したから暫く泊めて欲しいと告げる。麻里子は千佳と修二に何かあってはと反対するが、さりとて千佳を実家に受け入れるほど打ち解けてはいない為、結局2人に押し切られる。
その晩早いピッチで酒を煽り泥酔してしまった千佳は修二に抱かれて寝室に向かうが、寝惚けた勢いでスーツに着替え直して縛ってみなさいと挑発する。意識が戻った時には退くに退けない状況となり、後背位で義弟を受け入れる。

数日後足のリハビリにと修二は理沙を呼び、麻里子や千佳と四人でスパリゾート施設にやって来る。ジャグジーに入るなり千佳に悪戯した修二は収まりが付かなくなり、ウッドデッキへ移動し人目も憚らずに情交に及び絶頂に導く。
麻里子の元に戻った修二は関係を訝られ、誤魔化すかのように温水プールの中で秘所に指を這わせると、姉を探す理沙の目を盗みながら交合してしまうが、理沙は二人の間に漂う妖しい雰囲気から全てを察するのだった。

翌日理沙が修二の元に訪れ、親と喧嘩したから泊めて欲しいとやって来る。取り敢えずは千佳の承諾を得るものの、理沙はやけに積極的で遂には麻里子との不適切な関係を切り出し、抱いて欲しいと迫られる。処女と知り修二は慎重に指や舌で時間を掛けて解そうとするがそれが仇となり、予定を切り上げ早めに帰宅した千佳に見付かってしまう。
言い争いになる姉妹だが互いに誤解していたと分かり和解すると、千佳は妹の為に喪失儀式に加わり2回ずつ交わる。翌朝千佳は酔った勢いで姉妹丼なんてやってしまったと後悔しながらも修二を起こしにいくと、早くも朝勃ちしていた彼の逸物を口唇奉仕するが、その晩に嫉妬を剥き出しにした理沙も加わり浴室で3Pに興じるのであった。

数日後父親の七回忌に備え喪服姿で書斎にいた麻里子は部屋を訪れた修二に手を拘束されて半ば無理矢理に抱かれるが、息子に与えられる快感には逆らえず、妻が退院するまでは好きなようにして良いと受け入れる。
その晩に修二宅に戻って来て麻里子を二穴責めに遭わせていた修二だが、そこへ居ないはずの千佳や理沙が現れて愕然とするも、知らぬは本人のみだと千佳にからかわれながら麻里子の愛撫に加わる。
夫も愛しているが修二との関係も続けたいから彼の妻が退院したら全てを話すと言う千佳に押し切られ、修二は奔放な妻ならきっと受け入れるに違いないと新たな生活の始まりに期待するのだった。

【レビュー】

昨年から続く相次ぐ新出の作家の登場で、本作でデビューした作者は取り敢えず「凌辱」ジャンルに属している。
ここで「誘惑」と「凌辱」のジャンル分けは何で決まるのかという話になるのだが、個人的には前者はヒロインが主人公を挑発し情交の主導権を握るもの、後者は主人公がヒロインの意向を踏まえずに自分のしたいようにする作風だと考える。
300ページ近い作品でこのいずれかに特化した作品になるとあまりにも極端な甘々路線か、逆に救いようの無いダークな作風に偏るだろうから、本作でも「凌辱」作品と言いつつもヒロインの挑発も内包されたバランス重視の仕上がりである。

物語は妻が運転する車で交通事故に遭い妻が入院、自身も怪我で不自由な生活を余儀なくされるが、義理の母親に手を出し、兄嫁やその妹からは迫られてという流れで、主人公が妻帯者で成人で無くても成立した内容である。
強いて言えば主人公が家を所有する事で押し掛け要素を演出してはいるのだが、それなら別に実家でも構わないようにも感じるし、主人公の受け答えを見る限りはもう少し若くすればヒロインの年齢もより下げられたかとは思う。

あくまでも設定に関しては疑問を抱くものの、作品としては義母→兄嫁→兄嫁と義母→義妹→兄嫁と義妹→全員という流れがスムーズに描かれており、特に複数プレイでは百合要素も盛り込まれていて興味深い。
但し本番よりは前戯にページを費やしている為、情交場面に重きを置く読者に取っては物足りないかもしれない。

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早瀬真人「熟女ハーレム水泳クラブ」

早瀬真人「熟女ハーレム水泳クラブ」
(フランス書院文庫、2015年6月、表紙イラスト:川島健太郎)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)

【あらすじ】

高校生活最後の夏休みに熟女3人の水泳のコーチを頼まれた一平だが、初顔合わせの日に麻里子や加世子と相次いで関係を結んでしまう。しかし真の目的は水泳ではなく、残る1人で同級生の母の美織に快楽を与える事と知るが…。

【登場人物】

戸田一平
高校3年生だが既に進路は決まっており、加世子の依頼で彼女たちの水泳のコーチを引き受ける。水泳部出身で筋肉質で人並み以上にタフな精力の持ち主だが、女性経験は無い。

川村美織
36歳。一平のクラスメートの里菜の母親で、夫を7年前に失ってから女手一つで育てている。加世子や麻里子とは趣味仲間でダイエットも兼ねて水泳を教わる事になったが、その真意を聞かされ娘もレッスンに誘う事に。

須川加世子
38歳。一平の中学時代の友人の母親で現在も親しくしており、水泳のコーチを依頼する。Jカップの熟れた身体で、一平を実の息子以上に可愛がっており、麻里子から計画を聞かされて自分もあわよくばと狙っている。夫は6年前から海外赴任中。

東城麻里子
33歳。夫は全国展開のレストランチェーンの社長で、自らはかつてホステスをしていた事もあり、蠱惑的で男の扱いに慣れている。美織の近況を知って自らの欲求不満も解消しようと、一平を自宅に招き奉仕をさせようと企む。

川村里菜
18歳。美織のひとり娘で、大学進学を目指している。気さくで一平は男友達のように接していたが、本人は恋心を抱いていた。母親が一平のコーチを受けると聞き、距離を縮めようと参加する。母親よりグラマラスな身体付き。処女

【展開】

美織や加世子と顔合わせを終えた一平は、麻里子の案内で邸宅の一室に連れ込まれ、誘われるままに秘所に口唇愛撫している内に自室してしまう。
麻里子に押し倒され脚を持ち上げさせられる格好で散々焦らされた後で、変則的な騎乗位で童貞を奪われるとフィニッシュにはペニスを引き抜かれ自らの精を浴びてしまう。

呆然とする中で麻里子から与えられた際どい水着に着替えて2人の前に現れた一平の元に、美織の娘である里菜がやって来る。自分もレッスンに参加すると言い、母親から離れない様子に果たして目的を達せられるか不安を抱くのだった。
一平はレッスンを終えてシャワーを浴びていると、加世子が現れ童貞を卒業したか尋ねられ、やはり自分が奪いたかったと情交を求める。憧れの友人の母親とファーストキスを交わすと、相互愛撫で失禁を浴びながらも情交をこなすのだった。

四回目のレッスンを終え熟女たちからお預けを食らわされた一平は毎回やって来る里菜に苛立ちを感じるが、母親がいないからと彼女の自宅に招かれ告白を受けると、一平は自分が主導権を握るセックスに戸惑いながらも目的を果たす。
次のレッスンで気恥ずかしさからか里菜が休んだのをこれ幸いと考えた一平は、熟女たちがお喋りに興じている隙に美織の着替えを漁り匂いを嗅ぎながらオナニーするが、一平が居ないのを不審に思った美織に覗かれてしまう。

翌週美織が遅れて合流すると知った麻里子と加世子はなかなか機会が無いのを謝罪しつつダブルフェラで射精に導くと、所用で出掛けると告げて一平と美織が二人きりになるように仕向ける。
いつもと違う際どい水着に着替えていた美織は一平を挑発していると気付くも、迫られてなし崩しに愛撫やその先を望む様子に根負けする。一度限りと身体を許すものの、逞しい腰遣いに失神するほどの快楽を得るのだった。

次の週に再び美織と二人きりになり情交を交わした一平だが、麻里子の誘いで彼女の別荘へ皆で遊びに行く事になり、2日遅れて里菜が合流する前に何とか本音を吐かせたいと意気込む。

旅行初日は麻里子と加世子から秘策があると囁かれ情交に及んでしまうが、翌日サウナで美織と2人きりになった一平は頑なな様子に手をこまねいていると、そこへ麻里子と加世子が際どい水着に着替えてやって来る。
熟女たちは芝居を打ち美織の前で一平の勃起を晒け出し射精へ導こうとするが、少年の堪える様子を見かねた美織の口から本音を吐かせると、夏休みの間はシェアさせて欲しいとしたたかに交渉し乱れた一時を送るのだった。

一平は旅行から戻り里菜に美織が好きだと告げようとするが、機先を制されて自分も負けないとやり返され母娘で競い合うように奉仕される。夏休みが終わるまでの約半月、果たして体は持つだろうかと嬉しい悲鳴をあげるのだった。

【レビュー】

リアルドリーム文庫やその他官能レーベルで活躍中の作者が満を持してのフランス書院文庫参戦で、基本的には豊満で魅力ある熟女たちに主人公が誘惑される流れであり、特にリアルドリーム文庫では主人公が弄ばれる傾向が強いようである。
出だしから余計な説明は不要とばかりに、レッスンを企画した麻里子や中学時代の友人の母親である加世子には受けの形で情交に及んでおり、前者に対してはかなりM要素が強く、後者も典型的な誘惑と見せながらもフェチ要素も滲ませている。

本作でも主人公が水泳部出身で性欲は底無しという特性であり、お約束の通り熟女好きと来ている。当初は加世子が好きなのだが、彼女に紹介された美織に一目惚れする形で乗り替えている。
熟女好きだからと言えばそうなんだろうが、5年間も母親のように慕っていた加世子から興味の対象が変わるのなら、もう少し詳しい描写が必要だったかなと思われる。全体的にはよく纏まっていて手堅い出来である。

DSKさんのブログにおいて、作者の他の作品をレビューなさっています。
2014/11/9 発売→ Amazonはコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。いけないお犬ちゃんね。そんなに舐めたいの?体力だけが自慢の営業マン、矢口賢次は猛アタックの末、可憐な短大生、里村真美といい仲になった。だが彼女は旧家の箱入り娘。まずは二人の婚約を認めてもらうべく、里村家を訪れたのだが…。そこには未亡人でまだ38歳の母親、奈緒子、その妹でバツイチの八重子33歳、一番下の妹で人妻の結美子28歳、というい...
熟れごろ女系家族(著:早瀬真人、イースト・プレス悦文庫)

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桐島寿人「美熟女ざんまい 未亡人、人妻、友人の母、令夫人…」

桐島寿人「美熟女ざんまい 未亡人、人妻、友人の母、令夫人…」
(フランス書院文庫、2015年5月、表紙イラスト:松原健治)

ネタバレ有り。御注意下さい。

内容紹介(公式ホームページ)

【あらすじ】

帰郷した歩は町役場に勤める事になり掃除婦の未亡人である君枝に告白し関係を結ぶが、若い労働力として駆り出された先である農家の夫人や介護施設のヘルパー、高校のPTA会長と相次いで30過ぎの熟女たちとも交わってしまう。

【登場人物】

新那歩
21歳。IT企業を辞め郷里の町役場に勤めている。性格が優しく都会のぎすぎすした人間関係に疲れて帰郷した経緯がある。童貞。

宮川君枝
40歳。町役場の掃除婦のパートを務める未亡人。5年前に夫を亡くし、高校生の娘と2人で暮らしている。普段は冴えない服装に化粧っ気が無く地味だが、清楚で若々しく見える。

土屋涼子
34歳。農家を営む夫に嫁いで来たが、タイミング悪く怪我で入院した為に急遽歩に収穫の手伝いをしてもらう事になる。日焼けした肌と巨乳が魅力的で快活な印象を与える熟女。

藤崎志乃
42歳。歩の高校時代の同級生の母親で、Hカップと巨乳で密かに憧れを抱いていた。夫は町会議員で忙しく不在気味で、息子も独立した事から資格を取り、介護施設でヘルパーとして働いている。

松井智恵子
39歳。高校生の息子が通う学校のPTA会長で、夜間に見回る人手が無い事から志乃を通じて歩に依頼する。銀縁メガネを掛けていて、気位の高さを感じさせる教育ママタイプ。

【展開】

役場で上役に言い寄られていた君枝を助けようと仲介に入った歩だが突き飛ばされ怪我をしてしまい、彼女の勧めで自宅を訪ね脱衣所で着替えようとして洗濯物の中に彼女の下着を見付け、匂いを嗅いだだけで興奮のあまり射精してしまう。
取り繕うとして早々に退去しようとするも勃起に気付かれオナニーを披露する羽目になるが、秘所を見せられると君枝に抱き付いて口唇奉仕で射精に導かれる。そして翌日会議室で2人きりになるのを見計らい、本番がしたいと机に押し倒すのだった。

それ以降君枝にかわされ続けていた歩は、怪我をした夫の代わりに手伝う為涼子と2人で炎天下で畑の収穫に追われるが、木陰で彼女の巨乳に見とれて勃起しているのを知られ、積極的な涼子に主導されて口唇奉仕で精を放ってしまう。
翌日夫の退院を控えもう歩と逢えないと寂しい気持ちに陥った涼子はビニールハウスでナスを使って慰めていると、そこに忘れ物を取りに来た歩と遭遇し手首を拘束されながらクンニで絶頂に導かれると、自ら青年に股がり快感を得るのだった。

お盆を迎えヘルパーが帰省して人手が足りないと施設の要請を受けやって来た歩は、5年振りに志乃と再会する。翌日介護の訓練として共同浴場で水着姿の志乃と密着した事から勃起した歩は、想いを打ち明けるとキスをしながら手で射精に導かれる。
数日後志乃と二人きりで休憩していた歩はシンクでお茶の準備をする彼女に抱き付いて対面立位で交わり、更に浴場に舞台を移し浴槽の中で再び愛を交わすのだった。

志乃と関係を続けていた歩はある日智恵子の依頼を受けたその晩に校舎を見回っていると、保健室で彼女に逆恨みする少年たちにまさに犯される寸前の所で助ける事になる。
酒を飲まされて淫らになり自分が志乃や他の女たちの代わりになるという滅茶苦茶な智恵子の言動に可愛いと感じながらも、妊娠を嫌がる彼女の為にアナルで交わるが、結局2回戦は膣内にと求められ精を放つのだった。

ある日役場の応接室で、智恵子に奉仕されているのを君枝に見られてしまった歩。自分を避ける態度からすっかり振られたものと勘違いしていたのに気付き、会議室に逃げ込んだ君枝に再び求愛し一戦交えて仲直りする。
その日の仕事を終えて別々にラブホテルに向かった二人は相互愛撫で存分に愛を確かめ合い、数日後に迫った秋祭りの晩に屋外で交わる中で歩に呼び出しが掛かり会場に戻ると、相次いで他の3人の熟女に見付かって囲まれ、秘密が露呈してしまう。
志乃の口からアナルで交わったと聞かされた智恵子や涼子は対抗意識を燃やし、自分とも交わって欲しいと休む事なくセックスさせられた歩は、喜びを噛み締めつつも心の中で君枝に謝罪するのだった。

【レビュー】

デビュー作品『姉姦』から4年2ヵ月のインターバルをおいて2作品目の出版となったが、本業も執筆に関わる仕事をなさっているのか、これといった尖った部分も見られず読みやすい印象を与える。
物語は帰郷した青年が掃除婦、農家の夫人、ヘルパー、PTA会長と一人ずつ攻略するが、やはり未亡人という点からも本命は掃除婦であり、一旦は彼女ひとりに絞ろうとするが、他の3人の逆襲に遭い精を搾り取られる結末である。

PTA会長のみ初回で本番に至るが、先の3人は初回は主人公に手や口の奉仕に留めたり、或いはヘルパーのように2回目立て続けに交わったりと無理なく情交場面を纏めており、ヒロイン4人でも問題ない展開である。
次回作は近い内に出されるのかは不明だが、本作をきっかけに官能小説を再び描く機会が出来たのであれば今後に期待したい。

【トラックバック】

愛好家Sさんのブログにおいて、本作をご紹介なさっています。
4079『美熟女ざんまい 未亡人、人妻、友人の母、令夫人…』桐島寿人、フランス書院/フランス書院文庫、2015/05 発売●あらすじ都会での人間関係に疲れて田舎町に戻って再就職した青年が、しっとりした未亡人の清掃婦、健康的な農家の人妻、親友の母である介護ヘルパー、クールビューティなPTA会長と出会い、次々に関係を持っていく。●登場人物【新那歩】21歳。童貞。町役場の職員。年上好きの素直で繊細な青年。母は歩が幼い頃に...
4079『美熟女ざんまい 未亡人、人妻、友人の母、令夫人…』

tag : 童貞 社会人主人公 熟女限定

プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

〈コメント〉
どなたでも書き込み自由ですが、管理人が許可するまではコメント欄に反映されないので、その辺りはご理解下さい。

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