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鷹羽真「最高の個人授業」

鷹羽真「最高の個人授業」
(フランス書院文庫、2012年9月、表紙イラスト:渡邊康明)

ネタバレ有り。御注意下さい。2017年5月9日レビュー再編集。

作品紹介(公式ホームページ)

最高の個人授業
鷹羽 真
フランス書院
2014-07-08




【あらすじ】

叔母の今日子の元で夏休み前半にアルバイトをしていた直人は彼女と1度きりのセックスを体験するが、彼女に相応しい男になろうと幼馴染みや未亡人と逢瀬を重ねて愛し方を学び、再び今日子にアタックし相思相愛の仲に。


【登場人物】

三田直人
16歳。高校1年生。これと言って取り柄の無い少年だが、今日子の元でアルバイトを始めたのをきっかけに夏休みの間に女性達と様々な体験をする。童貞

今日子
27歳。直人の叔母。海辺のリゾートペンションを経営し、長身で流線型の非常にスタイルの良い巨乳の女性。恋愛に受け身のせいか、彼氏が出来てもひと夏で終わってしまっていた。

未来(みき)
19歳。直人の近所に住むボブカットが似合う、清楚な雰囲気を持った幼馴染みのお姉さん。五年前に駅前に出来た百貨店のエレベーターガールとして働き始めて一年目で、顔を合わせるのは直人が小学校へ通っていた時以来。前に付き合っていた彼氏としかエッチの経験が無い。豊乳。

明乃(あけの)
24歳。熱中症で倒れた直人を自宅で介抱した事から親しい仲に。和服の似合う未亡人で三年前に夫と死別しているが、夫の母からしきりに見合いを勧められている。釣鐘型の巨乳で今日子より大きい。年上の亡き夫が真面目な性格の為性体験は控え目。


【展開】

今日子が経営するペンションを手伝う為田舎町にやって来た直人はバイトのご褒美に今日子に一緒に海へ行きたいと頼むと、翌日海岸の洞窟の先にある秘密の砂浜で直人が密かに憧れていた水着姿を披露してくれる。うたた寝した今日子に欲情してしまいキスをしながらぺニスをしごき立て呆気なく彼女の顔面に精を放ってしまうが、今日子から一日だけの夢だからと許してくれてパイズリフェラで射精すると、女性上位のシックスナインで秘所を見せてくれた上に舌や指で触れさせてもらう。更に騎乗位で童貞を奪われて膣奥に射精し、なおも勃起が収まらないのを見て正常位に組み替えて再び熱い抱擁を交わす。しかし翌日年の差があるからと今日子に告白を受け入れてはもらえず、他の女性と付き合ってみてそれでも自分が好きならと返されるが、直人はそれを真に受け望みはあると思い込む。

今日子と別れ実家に帰って来た直人は数日後駅前の百貨店で久々に未来と再会するが、混雑に巻き込まれエレベーターに押し込まれると衝動的に彼女に勃起を押し付けてしまう。一度は直人の悪戯を諌めようとした未来だが今日子との初体験の話を聞かされて彼の成長を感じ、自分も性体験の一人に加えて欲しいとバックヤードの地下階段に連れ込み、ベロチュー手コキで手袋越しに射精させる。百貨店で逢瀬を繰り返し口唇未来は直人の気持ちを大事にする余り口唇奉仕までに留めて本番をなかなか許さなかったが、ある日落雷で乗っていたエレベーターが停電したのをきっかけにセックスを許すとマゾ体質を開発されて何度も絶頂を味わう。 しかし客と親しくする姿を従業員たちに見咎められたからと告げ、関係はこれっきりとなるのだった。

未来と別れた翌日直人はあても無く街をふらついていたが明乃の自宅の前で熱中症で倒れ介抱を受けると、彼女の話し相手になろうと足繁く通うようになりある日明乃から自分は女として終わったと聞かされ必死に熱い想いを伝える。直人は恥ずかしがる明乃に目隠しをして手足を縛ってマングリ返しにすると、未来にしたようにベロチューや乳揉み、クンニだけで絶頂に導くと最後はセックスに至る。それから毎日のように逢瀬を続けるが、ある日明乃から女としての自信を取り戻したからある日義母の勧めるお見合いを受け入れると告げられ、最後の想い出にと浴室で風俗嬢のように奉仕させ朝まで交わり続ける。

直人が去ってからというものの今日子は彼との日々を思い出し悶々としていたが、ある日直人から夏休み最後の週末にペンションへ泊まりたいと予約の電話が入る。直人がペンションを訪れると今日子はどこかよそよそしい態度を見せるが、花火大会を迎えたその晩に仕事の合間を見て浴衣姿を披露し、更に仕事を終えてからはナイトガウンに着替えロンググローブを着けて彼の元を訪れる。想いに応えようといつになく積極的な今日子は乳首舐め手コキで射精させると、直人もお返しとばかりにベロチューを繰り返しながら朝まで交わり続ける。翌朝直人のこの夏の性体験を聞きながら、今日子は嫉妬を覚えつつも年上とは思えないほど甘えるのであった。


【レビュー】

これまでの2作品は単独ヒロインなのに対し本作は複数ヒロインとなっていて、想い人の今日子と結ばれた主人公が幼馴染みや未亡人と性体験を積んで最後に今日子と仕切り直しとなる流れである。「最後は1人」と結ばれるのは弓月誠作品やそれ以前の誘惑作品の王道を何処か彷彿させるものだし、水着やエレベーターガール、和服未亡人と華やかな設定に基づく情交描写はなかなか良かったと思う。本作においても作者お得意の手袋越しの手コキ描写や濃厚なベロチューシーンは健在で、美少女文庫で好みだと思う読者にお勧めしたい。

しかし設定の華やかさとは裏腹にヒロインのデレ方があまりにも早く、全員が性にウブなヒロインが主人公によって開花させられる展開に違いはないし、結局年齢が近いヒロイン3人にした必要性がなかったように感じる。例えば未来は若い割に経験豊富なお姉さんにして主人公が翻弄されたり、明乃は30代の慎み深い未亡人でなかなか攻略出来なかったりと何か変化球を付けても良かったかもしれない。あと再読して気付いたことだが、今日子を求めているのに「明乃」となっていた箇所があったので、大事な場面だからこそ一層配慮が必要かなと感じた次第である。


DSKさんのブログでも本作をご紹介なさっています。

2012/9/26 発売→ Amazonはコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。「勇気を出して……私と経験しちゃおうか?」美脚お姉さんに密室で教わった、大人になるためのABC。未亡人の蕩ける熟肉で覚えた、牡へ成長するためのXYZ。未来と明乃、二人の年上が施す特別個人授業を経て、 憧れつづけた叔母・今日子との交合で、歓喜は頂点に! 年上の果実で甘美なる世界に導かれる最高の「青い体験」!★★★★☆ 鷹羽流複数人ヒロイン作品...
最高の個人授業(著:鷹羽真、フランス書院文庫)

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tag : 高校生主人公 童貞

鷹羽真「初体験教室【三人の年上隣人】」

鷹羽真「初体験教室【三人の年上隣人】」
(フランス書院文庫、2016年11月、表紙イラスト:新井田孝)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)






【あらすじ】

隣人で叔母の茜が友人のひな子やみやびを招いて開かれているヨガレッスンを覗き見て性欲処理をしていた海人だったが、ある日三人がレッスンしている間にひな子の下着を持ち出し、オナニーしていたことが茜に発覚し…。


【登場人物】

伊藤海人
制服姿の似合う少年。産みの母親は幼い時に病気で亡くし、父親は仕事のためにあまり家には帰らず、母親の実家である三ツ谷家の茜や反対側の隣人のひな子のお世話になっている。女性経験はない。

三ツ谷茜
23歳。海人の母方の叔母で、実父と二人で暮らしている。大学在学中には器械体操をしていた経験を生かし、今春から近くのスポーツジムでインストラクターの仕事に就いており、また趣味の一貫でひな子やみやびにヨガを教えている。叔母というよりはお姉ちゃんという間柄で、160cm台後半の高身長にスレンダーながらも凹凸のメリハリの付いた身体付きの美女。

本田ひな子
27歳。海人の家の左隣で暮らしており、物心ついた時から彼女に想いを寄せてきた。3年前に一度結婚したが、夫の事故死によって実家に戻っている。身長160cmくらいでGカップバストにやや肉付きの良い、母性的でおっとりと性格の美女。

神田川みやび
20歳。海人の自宅の裏手の名家へ2年前に嫁いできた、海人よりも小柄で清楚そのものといった雰囲気を醸し出す美女。二回りほど離れた夫の後継ぎを産むためだけに嫁に出されたと言ってよく、元よりお嬢様育ちのみやびとは性格が合わずに、母を亡くしてからは夫は浮気相手の家に入り浸っている。


【展開】

下校した海人は二階のベランダの洗濯物を取り込む振りをして三ツ谷家で茜たちのヨガレッスンを覗き見していたが、手元が狂って隣家の庭先に洗濯物を落としてしまう。更に近くで茜たちのヨガポーズに見とれていたが、茜に見付かると覗きがバレたと思い前のめりに転倒し、足の怪我の介抱をしてもらってリビングで三人を待つ。偶然にもひな子のブラジャーを見付けた海人は思わずトイレに駆け込むと、甘い匂いを嗅ぎながらオナニーしてしまうが、直後に入った茜に知られているとは気付く由もない。

翌朝茜はサイズのきついレオタードを着て海人の視線を意識しながらヨガポーズを取っていたが、彼が目的を果たしたと知ると浴室に駆け込み海人を思いながらオナニーしてしまう。そんな朝が週末まで続くと茜は意を決し海人に学校が終わったら夕飯をご馳走するからと誘うと、一緒にゲームをしていても意識し始めてしまい、ヨガを教えてあげるからと提案する。レッスン室で身体を密着させると早くも海人が股間をたぎらせているのに気付き、抱き抱えるようにして手扱きで射精に導くと、二度目はお掃除フェラから少年に頭を押さえ付けられ苦しがりながらも口内で迸りを受け止めるのであった。

ひとまず汗を流そうと風呂に誘うが海人のペニスが既に臨戦体勢を整えているのを見て、茜は浴室から寝室へ移動すると難易度の高いヨガポーズを取らされ、5分間維持できたらと勝負を挑まれる。汗ばんだ脇の下の汗の匂いを嗅がれてあちこちにキスされては茜が堪えられる訳もなく、海人に求められるままに大開脚した格好でペニスを受け入れ、一晩中若い性に翻弄されてしまう。

そんな二人の肉体関係も一週間が過ぎたが、茜は元よりひな子に対する海人の心情をよく知るだけに隠し通すことが出来なくなり、食事会の時にみやびも同席するなかで懺悔するかのように関係を告白してしまう。当のひな子は海人の好意に全く気付いていなかった様子で、海人を意識すると堪らなくなり彼のために弁当を作り始める。そんな週末海人のために青いチャイナドレスを着て自宅での夕食へ誘うが、膝枕してあげる内に寝惚けたのか顔面を乳房にグリグリと押し付けられ、更には若勃起の存在に気付いてしまう。膨らみを擦りながら乳房から与えられる快感にひな子も身を委ねていると、目覚めた海人から告白され嬉しくなり、剥き出しにしたペニスを扱いて射精させる。そして対面座位で交わると無意識ながらも締め付けのきつい女陰で二度目に導くが、海人も収まる様子はなくひな子を押し倒して朝まで情交に浸るのであった。

翌日茜にひな子との一夜を告白した海人だったが、先に茜が彼女に連絡を取っていたこともあって、浮気者と呼ばれながらも二股を許される。そんななか二人と少年との間に漂う妖しい雰囲気に、夫から構われていないみやびも口実を作って自宅に海人を呼ぶと、食事を振る舞った後に寂しいから抱いて欲しいとねだる。初心なみやびの全身のあちこちをリップで愛撫して快感を与えると、正常位で交わり膣内へ射精する。

翌朝みやびは先に海人が帰宅したと知り茜の家を訪ねるが、既に話が伝わっていたらしく茜やひな子の許しを得られ、涙を流しながら妹として甘えるようになる。しかし茜としてはこのまま海人が他の女にふらふらと誘われて関係を持つことは許せないと次の日に彼を呼び出すと、これからは女子三人で集まりには必ず参加するように申し付ける。そして茜の家でヨガレッスンが開かれると、彼女たちに囲まれるように密着され、パイズリや手扱きで連続して射精に導かれて幸せを実感するのだった。


【レビュー】

美少女文庫でも活躍する人気作家の得意とする年上ヒロイン三人による「甘やかし」が主題の本作だが、基本的なつくりは前作「三人の新しい姉【新生活】」を踏襲しており、鷹羽真作品ではお馴染みのコスプレなどフェティッシュな要素も織り混ぜられている。恐らくは高校に上がるか否かという年齢の若い少年主人公に与えられる「甘やかし」に特化した「おねショタ」ものであり、昨今のフランス書院文庫の誘惑作品で定番の作風となっている。

【茜】主人公の隣に住む叔母だが、お姉ちゃん的な要素が強い23歳のアスリート系独身美女。
【ひな子】茜とは反対側の隣人で、天然系で癒し要素を抱く27歳のムッチリ系未亡人。
【みやび】主人公の裏手の邸宅で暮らす、清楚そのものな20歳のお嬢様系若妻。

前半は年齢の近さから叔母と甥というよりは、お姉ちゃんと弟という関係が相応しい茜とで占められ、作者が得意とするレオタード姿でのヨガレッスンが描かれている。服装で隠し切れないほどの瑞々しい身体や、汗の匂いなどフェチ要素が満載である。お互いに「姉弟」として深く思うからこその淫らさも見え隠れしており、これまでに比べればやや控え目なオノマトペもあってか、なかなか楽しめた場面である。

残る後半で主人公が好意を抱くもう一人の隣人で未亡人でもあるひな子、若妻ながらも早くも夫婦仲が冷えているみやびとの情交描写、終盤ではお約束の全員プレイとなっている。前半で茜との情交に至るまでに若干ページを使ってしまったせいか、本来は茜と同じくらい(もしくはそれ以上?)に好きなはずのひな子との描写が少ないし、みやび自身はやや唐突なほどの情交となっていて、ここは二人の隣人との三角関係に絞ってしまっても良かったのでは?という気がする。

tag : 高校生主人公 童貞 おねショタ

鷹羽真「黒ストッキングの未亡人叔母」

鷹羽真「黒ストッキングの未亡人叔母」
(フランス書院文庫、2011年8月、表紙イラスト:新井田孝)

ネタバレ有り。御注意下さい。
2016年11月14日レビュー再編集。

黒ストッキングの未亡人叔母
鷹羽 真
フランス書院
2014-05-20




【あらすじ】

夏休みに予備校に通う為叔母の静奈と一緒に暮らす事になった学はある日、憧れのアイドルが彼女だったと知り熱い想いを告白して結ばれ、静奈も次第に学を恋人として意識するようになるが…。


【登場人物】

広田学
中学3年生。高校進学を控え都心の予備校に通う為、夏休みの間叔母の静奈の元へ預けられる。静奈と知らずにあるアイドルのグラビア集を買い、彼女を投影させ性欲を発散している。童貞。

高木静奈(しずな)
29歳。学の母親の妹に当たり、10代後半にアイドルをしていたが服飾に興味を持ち、引退後は当時マネージャーだった男性と公私ともパートナーに。夫と死別してからは、遺されたファッションブランドの会社の社長に就いている。艶やかで肩まである黒髪に、抜群のプロポーションを持った美女。


【展開】

静奈に似たアイドルのグラビア写真をオカズに部屋でオナニーしていた学は、早めに帰宅した彼女に見付かり写真集を奪われまいと揉み合いになり押し倒してしまう。そして彼女の内股にホクロが有るのを見付け、叔母がズリネタにしていた元アイドル本人だったと知る。捨て身の告白をした学を見て静奈は手扱きで射精に導くが、受け入れたと勘違いした甥を傷付けまいと夏休み限定の恋人関係を約束し、亡き夫しか経験の無いだけに10代の性欲に翻弄され一晩中交わり続ける。

それから毎日学に抱かれる日々を送っていた静奈はある日オフィスに忘れ物を届けに来た学と会社の社長室で交わるが、彼女の様子を見た社員から疲れているのだから休暇を取るように勧められ、学と共に沖縄へバカンスへやって来る。プライベートビーチで白いマイクロビキニを着た静奈に興奮した学は、自分だけの写真集を作ろうと思い立つ。自ら舌を出し挑発的なポーズを取る叔母を見て我慢出来ずに求めると、積極的にフェラチオやパイズリを仕掛けられ主導権を握られながら四つん這いで交わり、共に絶頂を迎える。

吹っ切れた様子の静奈は学の求めに応じ、ある晩は白を基調としたレースクイーンのコスプレをして、ドライブのついでに深夜の公園で車のボンネットに手を付いて後背位で交わってしまう。更に学の誕生日のサプライズプレゼントとしてアイドル時代の衣装を着て2人だけのコンサートを行い、奉仕プレイから対面座位で交わるのを見て学は静奈への想いを深めていく。

夏休み最終日の前夜を迎えた静奈は学を教会に連れ出し花嫁姿を見せてひと夏の想い出にしようとするが、恋する気持ちは変わらないと言う学に押し切られ乳間奉仕をする事となるのであった。


【レビュー】

基本的にはデビュー作品と同様に単独ヒロインで有り展開も似たりよったりな所で、デビュー作品を読んだ人に取っては正直新味に欠ける所もあるかもしれない。当時の作者は「1対1」の構図に強い拘りを持っていて、序盤で早くも当面の到達点であるセックスを迎えてしまっているため、あとは叔母と甥での禁忌というよりはひたすら交わり放しな印象である。

叔母の静奈は初めこそまだ年の若い主人公との関係に苦悩する場面も窺えるものの、吹っ切れたという言葉の通り中盤からは積極的に主人公を挑発してみせてもいる。主人公も性欲盛んな年頃なだけに淫らになっていく叔母には大歓迎といったところだが、終盤に一山場があってそれでも乗り越えてしまうのが寧ろ微笑ましいくらいである。折角叔母とのイチャイチャ振りを読むのなら、敢えて思い要素なんて不要とばかりに押し切り、作者の得意とする手袋プレイも盛り込んだ明るい作品である。


DSKさんのブログでも本作をご紹介なさっています。
2011/8/23 発売→ Amazonはコチラから。→ Kindle版はコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。叔母として慕うには悩ましすぎる黒ストッキングの美脚。 未亡人だと欲望を自重するには艶めかしすぎる29歳の女体。 夏期講習に通うために始まった憧れの女性との同居生活。 少年の欲望は暴走し、静奈と学を二匹の淫獣に変えた。 ずっと好きだったから、僕だけのおばさんでいて欲しい! 若未亡人叔母の素顔を独占する、ひと夏の...
黒ストッキングの未亡人叔母(著:鷹羽真、フランス書院文庫)








美少女文庫で新人賞を受賞なさって間もなく黒本にも進出した作者ですが、最近の流行りに沿って複数ヒロイン重視なのはいずれのレーベルにも共通する話です。早いもので黒本での九作目となる新刊の発売が予定されています。




今日の初体験レッスンは、誰とする?――ヨガ講師・茜と密着フェロモン・セックスを体験し……
料理教師・ひな子がほどこす快感フルコースを満喫……茶道の先生・みやびの和服を捲り潤む女陰を味わって……
身も心も昂ぶらせる大人の性技に若牡は失神寸前!?20歳、23歳、27歳……世界で一番淫らな三人の美隣人!

(あらすじは版元ドットコムより引用)



20代のヒロインが勢揃いする作品はここ最近のフランス書院文庫での趣向としては珍しく、大体は30代で揃えたり母娘丼にしたりと比較的無難な線で纏めていないところが気になりますね。

tag : 中学生主人公 近親相姦(義)

鷹羽真「三人の新しい姉【新生活】」

鷹羽真「三人の新しい姉【新生活】」
(フランス書院文庫、2016年5月、表紙イラスト:川島健太郎)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)




【あらすじ】

母親の再婚により、義父の連れ子である三姉妹と同居生活を始めることになった航。特に三女のゆりなにはグラビアアイドルとしての憧れを持っていたが、オナニーの現場を見られてからは倒錯した関係に陥ってしまう。そんな彼女が不在の間に、他の姉二人からのスキンシップは激しさを増し、遂には彼女たちとも関係を持ってしまう。

【登場人物】

有坂航
童顔で小柄の少年。中学後半から高校前半くらい?母親の再婚により、義父の連れ子の三人姉妹と義理の姉弟関係になる。「有坂ユリナ」のファンで、ゆりなが姉になると知って素直に喜ぶが性的に弄ばれ、それでも彼女への憧憬は消えることはない。

有坂みのり
25歳。長い黒髪で母性溢れる優しげな美女で、保育士として子供たちからの評判も良い。三姉妹で最もグラマラスな肢体の持ち主で、「コウちゃん」と呼び妹たちにも分け隔てなく愛情を注ぎ込む。男性経験は数えるくらいで、常に受け身だった。

有坂ひかる
21歳。大学3年生で妹も同じ学校に通っている。黒髪ショートのアスリート系美女で、走り高跳びでトップクラスの成績を収める。「コウ」と呼びスキンシップが大好きな様子。一応男性経験はあるが、友人関係の延長上でしかなく、長続きしなかった。

有坂ゆりな
18歳。大学1年生。肩の辺りで切り揃えたウェーブ掛かった明るい茶色の髪形の美女で、「有坂ユリナ」としてグラビアアイドルとして売り出し中。二人の姉にコンプレックスを抱き、「コウくん」の関心を惹こうとわざと小悪魔な態度を取っていたが…。

【展開】

航はゆりなにオナニーを見られてしまってから、姉二人には劣情を知られまいと言いなりになっており、買ってきたばかりの姉の写真集を取り上げられてしまう。ロンググローブ越しに手コキをされ、ゆりなの目の前で盛大に精を迸らせるが、ことある度に二人に関心を抱いていたと難癖を付けられては、毎晩のように部屋に呼び出されてしまう。

そして1ヵ月が過ぎ次第にゆりなの悪戯はエスカレートし、顔面を爪先で踏み付けられながら他方の足でペニスに触れられ、ニーハイソックスに精をぶちまけてしまう。更に1週間後にはゆりなの部屋に侵入してしまい、それが彼女の仕掛けた罠とは知らずに全裸にされて椅子に縛り付けられる。際どい水着を着用したショーを見せられ、興奮のあまりにゆりながペニスに顔を近付けた瞬間に顔射した航は、対面座位で密着されて焦らされた後でゴムを着け童貞を奪われ二回も射精する。

ゆりなにお仕置きを受ける生活も3ヵ月が過ぎ夏休みを迎えると、彼女がグラビアの撮影で10日間不在にすることになり、当然のようにその間はオナニー禁止だと命じられる。これまでゆりなの目があって避けられていた二人の姉たちはこれを好機と捉え、航に過剰なまでのスキンシップをはかった末に、狭い浴槽に三人で入って身体で挟み撃ちにすると航は興奮のあまりにのぼせてしまう。
ベッドに寝かし付けられた航が無意識にみのりの乳房を求めると、彼女は沸き上がる感覚に困惑しつつも、ブリーフを突き上げるペニスを露わにしてさすってしまい射精に導く。目覚めた航からゆりなとの関係を聞いたみのりは、姉として自分が代わりにと騎乗位で交わるが、経験不足は否めずに逆に航の突き上げを受けて同時絶頂を迎える。初のナマ性交に興奮した航は一度で済む筈がなく、立て続けに姉を貫き射精を繰り返すのだった。

翌朝そんな事情も知らないひかるだったが、姉が航に密着して甘やかせているのを見て違和感を抱き、その晩寝付けずにリビングへ向かうと二人の情交を見てしまう。三日三晩我慢していたもののモヤモヤが解消出来ずに、ひかるは航を叩き起こしスポーツクラブに誘いトレーニングを始めるが、ウェアを着た露骨なまでの曲線美と、芳しい汗の匂いが弟を欲情させているとは気付かずにスキンシップを重ねる。
流石にスパッツ越しの勃起に気付いてしまいひかるは航を非常階段に連れ出すが、踏ん切りが付かない様子なのを見て自分からキスを求める。興奮した航はしゃがむとスパッツ越しに姉の秘所をねぶって絶頂へ導くと、今度はブリーフ越しに勃起を口に含ませ射精してしまう。精を舐め取ってもらい交合を始めた途端に階下から足音がしたので、手押し車さながらに繋がったまま最上階まで逃げ込むと、追っ手は来ないと安堵し激しく腰を遣い同時絶頂を迎える。

その日の晩にひかるは寝室に航を招き情交に至るが、みのりに見付かってしまうものの二人で射精管理をしようと提案を受け拍子抜けする。ゆりなとの約束を破ったことに罪悪感を抱くものの、翌日みのりの働く保育所を訪ねると昼寝中の園児たちをよそにパイズリフェラを受ける。園児の一人が目を覚ました為に行為を中断させられた航は、次にひかるが通う大学に向かい高跳びの練習を見守る。ひかるが自分に気付き一休み入れるが、無意識に汗ばんだ身体を密着されてはひとたまりもなく、茂みに連れ込むと正常位で彼女を貫くのであった。

撮影を終え帰宅したゆりなは航が二人の姉と親しくしているのを不審に感じ部屋に呼び出すと、ペニスが萎えたままのを見て激怒し二人との関係を知って追い出してしまう。事情を聞いた姉たちの説得に耳を貸さなかったゆりなだったが、その10日後に航が全裸でペニスをたぎらせたまま部屋を訪ねて来る。禁欲していたと聞いて彼なりの謝罪だと知ったゆりなは乳房を露わにしキスを求めると、それだけで弟がイってしまいそうだと気付き胸の谷間に挟んで精を受け止める。
そしてゆりなは撮影で使ったセクシーコスチュームに着替えると航の目の前で様々な体位になって見せ付けるが、妙な感覚に支配されそうなのが腹ただしくなり弟を押し倒して顔面騎乗すると、秘所をねぶりながら再びイキそうになるのを見てペニスをくわえて精液を受け止める。ゆりなは小悪魔な言動で更に航を挑発すると、身体を組み敷いて正常位で貫かれ、ナマで連続中出しを受ける。そして精を出し尽くして航が眠りに就くと二人の姉が部屋にやって来て、和解したことを喜ぶのとともにこれからは三人で甘やかそうと約束するのだった。

夏休みも最後の週となったある日一泊二日でリゾートホテルに泊まりにやって来た姉弟たちは全員揃っての入浴を終え、航はレースクイーン姿のゆりな、バニーガール姿のみのり、全身ラバースーツのひかるに甘やかされる。いつもは性欲旺盛な航に翻弄されるが、この晩ばかりは三人掛かりで射精に導かれ喘ぎ声をあげてしまう。

【レビュー】

題名の通り両親の再婚により、美しく巨乳な三人の姉たちとの「新生活」を送ることになった主人公の【航(こう)】は制服を着ている年頃で小柄な少年である。まさに「おねえさんとショタ」=「おねショタ」ものを地でいく内容で、三人三様の形で甘やかさせてもらう描写が主体となっている。

コウくんと呼ぶ小悪魔なお姉さん【ゆりな】18歳
ユリナとしてグラビアアイドルで活躍する彼女のファンである主人公は姉の一人になって喜ぶが、ひとり遊びを彼女に覗かれてしまってからは、半ば射精管理に近い形で倒錯した関係へ陥る。鷹羽真作品のヒロインらしく、淫語多用で迫る場面が多め。主人公にはゆりなちゃんと呼ばせている。

コウちゃんと呼ぶ母性溢れるお姉さん【みのり】25歳
後ろめたさもあってゆりなの言いなりになっていた主人公だったが、彼女がグラビア撮影で不在にしている間に、保育士らしく有り余る母性が発露する。溜まっていた精を吐き出させたことがきっかけで結ばれ、甘やかさせることを主とした情交描写が多め。主人公にはみのりお姉ちゃんと呼ばせている。

コウと呼ぶ体育会系のお姉さん【ひかる】21歳
みのり同様に主人公を可愛がりたいとの欲求を抱えていたが、その姉と弟の関係を覗き見てしまい、トレーニングを口実に誘う。汗の匂いや濡れて張り付いたトレーニングウェアなど作者のフェチ要素が満載で、主人公が主体的に求める情交描写もある。ひかる姉と呼ばせている。

10日ほどして帰国したゆりなが目にしたのは、二人の姉に甘やかされ放題で自分には関心が薄くなった主人公である。約束を破られて拗ねてしまったこの姉に対して、主人公はある形で謝罪することになり、それを受け入れた彼女も弟を甘やかしたいと本音を打ち明ける。情交描写の量は三人ともほぼ均等だが、姉たちにコンプレックスを抱くゆりなが二人と和解するまでの経緯が描かれているので、彼女がメイン格と言えるだろう。

本作では今までの鷹羽真作品お馴染みの淫語とオノマトペ全開の文体から趣を変え、長女と次女は男性との経験が少ない為に控えめ、素直になれない三女は多めとなっている。確かに終始そんな描写ばかりではくどくなってしまうので、だからこその複数ヒロインを出す意味へ繋がっていると思うのだが…。勿論この作家の特徴である濃厚なベロチューシーンや、ロンググローブやレザースーツなどのコスプレ要素は満載である。

DSKさんのブログでも本作をご紹介なさっています。
2016/5/25 発売三人の新しい姉-新生活著:鷹羽真、フランス書院文庫→ Amazonはコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。「約束よ、私以外の女で勃起するのは禁止だからね」胸乳の谷間も露わに牝豹のポーズで囁くゆりな。新たに暮らしはじめた義弟の昂ぶりきった硬直を、家族の目を盗んで奪い合う有坂家の年上三姉妹。母性溢れる25歳、体育会系の21歳、セクシーな18歳。少年を甘やかしすぎる「新生活」の結末は?(引用...
三人の新しい姉-新生活(著:鷹羽真、フランス書院文庫)


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tag : 童貞 姉弟相姦

鷹羽真「僕だけの未亡人義母 こんな衣装を着せないで」

鷹羽真「僕だけの未亡人義母 こんな衣装を着せないで」
(フランス書院文庫、2010年12月、表紙イラスト:川島健太郎)

ネタバレ有り。御注意下さい。
2016年5月6日レビュー再編集。

作品紹介(公式ホームページ)




【あらすじ】

父の一周忌の晩に継母のすみれが見合いをすると知った満は、衝動的に彼女を押し倒してしまう。始めは夫への操や満との年の差に躊躇していたすみれもいつしか積極的になり、恋人同士の仲になる。

【登場人物】

篠宮満
中学2年生。幼い頃に産みの母親を亡くし、1年前に父親も亡くなっている。すみれに密かな憧れを抱いており、彼女に相応しい男になろうと小説やAVなどから性知識を得ている。童貞

篠宮すみれ
33歳。満が小学3年生の時に彼の父親と結婚したが、伯母の勧めも有り満を引き取り再婚しようかと考えている。身長165cmで肉付きの良い魅力的な女性。近所のハンバーガーショップでパートを始めたばかり。

【展開】

父の一周忌の晩にすみれが夫の遺影に向かって見合いに応じると呟いたのを盗み聞きした満は、他の男には渡さぬと夫婦の寝室に押し入り、喪服姿の彼女に抱き付き執拗にキスを仕掛ける。ズボン越しに太ももへ勃起を押し付けて射精しただけでは収まるはずも無く、満は彼女を押し倒し秘所にもキスをした後で挿入を試みて自失してしまう。すみれに肉の裂け目を開くように頼んで合体し三度の射精に至っても、獣欲は満たされずに剛直を足袋を穿いた足に擦り付ける。

翌日満は情事を無かった事にしたいというすみれの申し出を軽く交わしつつ、セーラー服の魅力を教えて欲しいと彼女を説得して着させイメージプレイの一貫で淫語をノートに書かせたり口に出させたりする。満の押しの一手になす術もなく何処かでは男を感じ始めたすみれは初めは正常位で、次はバックにされ犯されたかのような倒錯した感覚に陥りながら絶頂へ導かれる。

春休みが終わり満が学校に通っている間の寂しさを紛らわせようと、すみれは近所のハンバーガーショップでパートを始めるが、ある日店にやって来た満が他の客に見られそうな状況で悪戯した為に強めに叱る。それが彼の動揺を招き店のトイレを清掃している時に個室に押し込まれてイラマチオ同然に口腔を犯され、パートが終わると近くのショッピングモールのトイレに呼び出され制服姿のまま交わってしまう。

これをきっかけにすみれは義理の息子との情交することにある種吹っ切れた様子で、セクシーバニーに扮して酔わされた勢いで満のペニスに口唇奉仕をしたり、背面座位で跨がって激しく腰を遣って射精に導いたりと次第に積極的になっていく。そんなある日満は酔ったすみれにラバーボンテージを着させて被虐性があるかどうかテストすると告げ、パイズリ奉仕で顔射したり四つん這いにして熟れ尻をスパンキングしたりした後で、バックで貫き彼女に服従を誓わせる。

すみれは素面に戻ると酔った時の記憶が蘇り羞恥するものの、酒の力を借りて時にはサディスティックにもなり情交を重ねていく。そして六月に入り亡き夫との結婚記念日を機に満の女になることを決意し、想い出のウエディングドレスを身に纏って寝室を訪ねた彼の求愛を受け入れるのだった。

【レビュー】

本作は2009年に第4回美少女文庫新人賞を受賞した人気作家「鷹羽シン」氏が名前を「真」に変えたフランス書院文庫進出デビュー作品で、手袋を着用した手コキ描写や濃厚なキスシーンなどに定評があり、フランス書院文庫でも概ね同じ路線である。文体で特徴的なのはキスを交わす時などに多用されるカタカナ表記のオノマトペであり、ヒロインが独特の喘ぎ方を描く巽飛呂彦氏や、ひらがな表記のオノマトペを使用する弓月誠氏と共通する点も見られる。

本作は中学校に通う主人公と33歳の継母の「2人だけ」の情交で終始しているが第一章の時点から既に情交関係を結んでおり、少年らしい押しの一手で攻め立てる主人公と羞じらいつつも終盤ではお酒の力を借りつつも大胆になる継母との関係性に妙味がある。美少女文庫出身の作者らしく、継母にはセーラー服やハンバーガーショップの制服、バニースーツ、ボンテージやウエディングドレスまで何でもごされであり、ともすれば単調になりがちな「1vs.1」ものに彩りを添えている。

作者のお得意と言える濃厚なキスや口戯の描写が随所に見られるものの、とは言え個人的には独特の擬音描写の多用は読んでいてかなり気に掛かるところである。官能描写の濃厚さは間違いないのだが、そんな作風にメリハリがなくオノマトペ全開だとコッテリ感も否めない。時にはムードだけで押し流してはいけないような場面では使い方が難しいだろうなと思うが、 いかがであろう。

DSKさんのブログでも本作を紹介なさっています。
2010/12/22 発売→ Amazonはコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。「見ないで……こんな格好恥ずかしいわ」息子が贈った淫らすぎる黒下着を女蜜で濡らし、完熟女体で濃厚な奉仕を捧げる33歳の未亡人義母。優しく微笑むエプロン姿の下には垂涎の女肉が!憧れつづけたママだから、すべてを見たい、犯したい。ママを完全に手に入れるまで、僕の欲望は終わらない!★★★★★ 義母を愛する主人公の執拗な交わりがエスカレートす...
僕だけの未亡人義母-こんな衣装を着せないで(著:鷹羽真、フランス書院文庫)

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tag : 中学生主人公 童貞 母子相姦 デビュー作品

鷹羽真「別荘の未亡人兄嫁【濃密な七日間】」

鷹羽真「別荘の未亡人兄嫁【濃密な七日間】」
(フランス書院文庫、2015年8月、表紙イラスト:新井田孝)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)

【あらすじ】

夫を亡くし沈みがちだった兄嫁の涼音を元気づけようと早太は旅行を企画するが、逆に涼音から心配を掛けさせてしまったと実家が所有する避暑地の別荘に一週間過ごそうと提案される。しかし憧れの人が酔って眠ってしまったのを見て、早太は我慢できずに手を出してしまう。

【登場人物】

原島早太
大学1年生の19歳。一回り以上歳の離れた兄・良太を交通事故で亡くして以来、何とか兄嫁の鈴音に元気になってもらいたいと心を痛めている内にバイトで貯めたお金で旅行に誘おうと計画する。女性経験は無い。

原島鈴音
32歳。早太の兄良太と学生時代の同級生で、結婚したものの僅か5年で死別している。実家は割と裕福な方でお嬢様育ちの清楚な印象。早太に対しては義理の弟という認識でしか無かったが、別荘で一緒に暮らす内に惹かれていく。


【展開】

鈴音と共に避暑地に到着した早太だが、兄嫁の帽子が飛ばされたのを見てキャッチしたものの小川に転落してしまう。心配そうな表情の鈴音を安心させようとわざと水をかけ二人でじゃれ合うものの、着替える為に茂みに隠れた鈴音を追い裸体を覗いて興奮しオナニーに及ぶ。
別荘に到着し早太はワインを飲む内に酔って眠った鈴音を寝室に運んだのは良いが、夢を見て嗚咽する彼女を見て慰めようと背中から抱き締める。しかし牡の部分は反応しお尻に擦り付ける格好となり、兄嫁が目を覚まし告白しながら手で触れられただけで射精すると、心変わりする前にと正常位で求め立て続けに絶頂へ導くのだった。

二日目昼前に起床した早太は先手を打とうと愛読する官能小説を蔵書の中に潜ませ、読書するように勧める。彼が散歩へ出ている間に屋外のウッドデッキで小説を読み進めた鈴音は身体の昂りを抑えられずに敏感な箇所に触れていると、タイミング良く帰宅した早太に見付かってしまう。
早太は兄嫁に帽子と手袋を着けた清楚な格好ちあで口唇奉仕させ飲精させると椅子の手すりに両脚を乗せて開脚した状態で交わり、日が暮れるまで情交に及び更に寝室でも休みなく続きを行う。

三日目鈴音の提案で早太は貸切状態のコートでテニスを教えてもらい、最後にラリー勝負で油断し負けた兄嫁に罰ゲームとして白昼堂々とパイズリ口唇奉仕を要求する。それで収まる筈の無い早太を早く落ち着かせようと仕方無く情交に応じた鈴音は、コートの管理人に見付かりそうになりながらも危うく難を逃れるのだった。

四日目鈴音は亡き夫への想いに一区切り付けようと洋装の礼服に着替え、早太と共に墓参りに訪れる。まだ兄に未練があると苛立ちを感じた彼は墓地の脇道に鈴音を引き込み、黒いグローブで手コキさせながら顔面に精を放つ。そして大木を背に対面立位で貫くが、他の墓参りの客が近くを通る中でスリルを味わう。行為を終えた鈴音は恥ずかしさの余り早太の頬を叩くものの、義弟を男として意識し始めるのだった。

その日の夕方早太はエナメルレオタードをプレイで使えればと通販で取り寄せるが、実家との電話で鈴音の縁談が進められていると知って焦りを感じ、酔った兄嫁をレオタードに着替えさせて地下室に監禁する。
目隠しされ四つん這いで拘束されて目覚めた鈴音は早太の仕業と知って安心するが、時間の感覚が無いままに立て続けにバックで貫かれ次第にセックスの行為そのものに溺れ、口移しで食事を与えられる内に義弟の情熱を受け入れる。

六日目鈴音は早太と共に夫との思い出の場所までサイクリングに出掛け湖のほとりに到着すると、二人きりの状況で告白し濃厚なキスをしながらウェア越しにたぎったペニスに触れ射精に導く。そして口唇で清めた後自ら義弟の身体に跨がり、夕刻まで愛を交わし合う。

最終日帰宅の途につくローカル列車の中で、鈴音は早太に一緒に暮らそうと提案し、先日の監禁プレイの代償として早太を赤ちゃんに見立てたプレイがしたいと求める。大胆にも車内でオッパイを与えながら、手コキと口唇奉仕で立て続けに義弟を射精に導いた鈴音は来年も別荘へ来ようと約束し微笑むのだった。

【レビュー】

弟レーベルの美少女文庫やPCゲームの脚本などマルチな活躍を続ける作者は、フランス書院文庫でのデビュー以来単独ヒロインの作品を多数書いており、昨年は複数のヒロインが登場する作品が続いていただけに「原点回帰」を思わせる。作風の際立った特徴として「手袋を用いた手コキプレイ」や、カタカナを多用したオノマトペなどが挙げられるが、勿論本作でも健在である。前者はともすれば不自然な状況で手袋が出て来た事もあったが、本作では1日ずつ場面や設定を区切る事で一応は回避出来ている。擬音語の多用もこれまでに比べれば少なめである。こうした点を踏まえた上で本作では五日目に主人公が兄嫁をボンテージ姿にして拘束し、一日中肉の交わりを求める描写があり「荒ぶる主人公」の一面も見せるが、兄嫁を散々羞恥させても基本的には嫌がる事はしないので誘惑作品としては及第点と言えよう。

性欲が有り余っている10代末の青年が思い付く限りのプレイを考え、初めは貞淑で清楚な筈の兄嫁も六日目以降積極的に主人公を求めていくまでの心理的な葛藤もそれなりに描かれている。但しオノマトペは幾分控えめとは言え、兄嫁の反応は前後でさほど違いは見られないのでそこは描き分ける必要が有るのではと思う。

単独ヒロインの作品が少なくなって来た理由として、章を追いながら「初めは手で、次は女体に触れ、そして口唇奉仕、更に相互愛撫、最後に本番」という「出し惜しみ」は受け入れられにくいというイマドキの事情が考えられる。各章で一度の山場を見せなくてはならず、その山場がいつも「本番」だとしたらどうしても別荘や屋外と場面転換する必要もあるし、作者の趣向からすると章ごとに様々なコスチュームプレイも盛り込みたいと考えたであろう。よく練られた展開ではあるが、それでも「ごっこ遊び」の範疇を抜け出すには至らないのが残念である。物語性か、即物的な官能か、悩ましい所である。

tag : 大学生主人公 童貞 単独ヒロイン

鷹羽真「居候先の美母娘【最高の浪人生活】」

鷹羽真「居候先の美母娘【最高の浪人生活】」(フランス書院文庫、2014年11月、表紙イラスト:松原健治)

ネタバレ有り。御注意下さい。

【あらすじ】

大学受験に失敗した主人公は親戚の篠原家に世話になるが、お転婆なお姉さん系の恵那と頭が切れる怜美に挟まれ肩身の狭い思いをする中でお淑やかな和風美人の梨乃に惹かれていく。

【登場人物】

木本拓真
18歳。今春の大学受験を体調不良で失敗し、厳格な両親や出来の良い兄の居る実家に居づらくなり、梨乃の申し出を受けて篠原家に居候する事になった。童貞

篠原梨乃
35歳。3年前に夫は病死している。たおやかでお淑やかな雰囲気を漂わせ、和服の似合う熟れた肢体の持ち主。男性経験は亡くなった夫だけで、経済的には恵まれた環境なのか、特に外へ出て働いている様子は無い。

篠原恵那
19歳。大学生で梨乃の娘。ラクロス部に所属し明るい茶色に染めた髪をポニーテールにし、快活な性格と健康的な肢体が魅力的な美女。拓真に対しては弟のように思い、姉たちが通った大学に一緒に通うのを心待ちにしている。男性経験は有り。

篠原怜美
32歳。梨乃の妹で女性的な魅力を持つ姉と比較されるのを嫌がり、仕事に打ち込み若くして一流企業の課長職に就いた。肩で切り揃えた黒髪にクールさを湛えた美女でプライドが高い為男性とは長く続かずにいる。義兄の死去に伴い姉と同居を始めている。

【展開】

居候生活を始めて間もなく夜食を持って来た梨乃に自慰行為を見られてしまった拓真はその日以降毎晩のように手で性欲処理して貰っていたが、ある日彼女と濃厚な接吻を交わした事から性欲を押さえ切れずに本番がしたいと求める。

拓真の性欲の強さに困惑しつつも毎晩のように抱かれる梨乃は、ある日浴室掃除で転倒し濡れた肢体に欲情した拓真と白昼交わっている最中、サークル活動を早く切り上げた恵那が帰宅しその場は誤魔化せつもりだったが、娘に関係を知られてしまう。

事情を知った恵那はある日拓真の嫉妬心を煽ろうと飲み会に出掛けるが、男子学生に飲まされ泥酔しそうになって怖じ気付き拓真に連絡し迎えに来させて事無きを得る。
帰宅途中の公園で梨乃との関係を問われた拓真は恵那の告白を受け入れ、途中で見廻りの警官に見付かりそうになり場所を点々と変えながら駅弁スタイルで繋がったまま情交を交わし、それからは梨乃の目を盗みながら毎日のように関係を持つのだった。

翌週母娘の旅行に伴い怜美と4日間2人きりとなった拓真だが、3日目の晩に仕事に一区切り付いたと怜美に誘われ外食した後に帰宅し寝込んだ怜美にマッサージだと言いながら、熟れた肢体に勃起を擦り付ける。
それに気付かぬ筈の無い怜美に咎められ母娘との関係を白状させられた拓真は顔面騎乗された上呆気なく射精してしまうが、自慢の精力の強さで立て続けに交わり怜美を夢中にさせるのだった。

帰宅した母娘は拓真が勉強を口実に怜美と2人きりで毎晩部屋に籠るのを不審に感じるが、我慢の限度を超えた恵那は怜美との関係を白状させると、その晩拓真の部屋に踏み込むなり全裸で椅子に座る少年に痴女の如く迫る怜美の姿を目にする。
そこへ恵那と示し合わせた梨乃は自由を奪われた妹に見せ付けるようにパイズリ奉仕すると、姪に熟れた肢体を愛撫され続けた怜美も了承し3人で少年の愛情を受け入れるのだった。

【レビュー】

美少女文庫でも活躍する作者のフランス書院文庫での6作品目に当たるが、これまでにも複数ヒロインが登場する作品を刊行してはいるものの、ハーレムエンドに導く展開は本作が始めてである。
こうした背景を持つ作者だけに、和風美人、快活な娘、クール系美女と極端とも言えるヒロインの書き分けは流石にしっかりしており、それぞれの特徴を掴んでいる。

メイン格の梨乃は和風美人を意識してか、普段はこの作者のヒロインに有りがちなカタカナでの淫語連発という事も無く、平仮名での喘ぎでやや抑え目にしていたのは好印象と言える。
主人公と関係を抱く内にのめり込んでいるのは寧ろ彼女の方で、それでも慎みは保ちつつ朝から主人公に精の付く食べ物を食べさせたりと、傍目から見るとバレバレな事を自然にしてしまう可愛らしさを感じられた。

恵那は主人公と梨乃の初夜を盗み聞きしてしまうも母親の境遇を思い口に出さずにいるが、流石に2回目を知り主人公への想いもあってか後先顧みずに行動を起こすのはやはり娘系ヒロインらしい。
ただ後述する怜美の存在も有って終盤で割りを食った感もしなくもなく、娘系ヒロインの良さを発揮しきれなかったのは残念である。

怜美は自分が姉や姪の保護者という気概もあり当初は主人公に対して冷たくあしらいつつ、2人きりになってから柔和し主人公にS的な態度で情交に及ぶのはやはり鷹羽作品らしいヒロインだが、それだけに梨乃や恵那との情交に気付くシチュエーションから主人公を責め立てる展開も有りかなと感じた。

終盤3人が揃って怜美がボンテージ、梨乃が赤い下着、恵那がラクロスユニフォームでしかも全員手袋着用と突拍子も無い展開に切り替わるのは作者らしい自己主張ではあるが、官能小説に合わせもう少しスムーズに切り替えられればという気がする。

tag : 童貞 母娘丼 姉妹丼

鷹羽真「ホームステイ【青い目の留学生】」

鷹羽真「ホームステイ【青い目の留学生】」(フランス書院文庫、2014年5月、表紙イラスト:村山潤一)

ネタバレ有り。御注意下さい。

【あらすじ】

日本に憧れる留学生マリをホストファミリーとして迎える事になった健人。3週間の短い同居生活を送る内に彼女を大事にしたい気持ちが高まり恋人関係が始まるが、次第に帰国の予定が近付いて来る。

【登場人物】

葛城健人
高校2年生。両親がマリをホストファミリーとして迎えた為、3週間彼女と同じ屋根の下で暮らす事に。童貞。

マリ・ブラント
高校2年生。オーストリアのウィーン出身だが、日本人の祖母がいるクォーター。清楚な佇まいと可憐な笑顔が好印象を与え、金髪蒼眼でスタイルの良い美少女。
祖母や親友のキャシーから日本の話を聞かされて興味を持ち、3週間のショートステイで来日。色恋沙汰に縁が無く、密かにロマンスを期待していた。

葉山洋子
25歳。健人の通う高校の英語担当教師。英国人の父親を持つハーフだが、切り揃えた黒髪に怜悧で知的な顔立ちでメガネを掛けたクール系美女。Sっ気が強くこれまでにも男子生徒に手を出し、従順に手なづける事に快感を覚えていた。

キャシー・ロジャース
日本の大学に留学中の大学生でチアリーディング部に所属しており、爆乳でグラマラスな女性。マリの姉貴分でマリを日本に招いたが、彼女の初めての彼氏になった健人に並々ならぬ興味を抱き、初対面の夜に誘惑を仕掛けて来る。ステレオタイプの留学生で、片言の日本語と英語を話すのが特徴。

【展開】

健人は両親と共にマリの歓迎パーティを開くが、疲れて眠ってしまった彼女をおぶってベッドに寝かせると、寝惚けていたせいで祖母と勘違いしキスを求められ、衝動的にディープキスに及んでしまう。

2日後マリが同じクラスになり英語の授業中の態度を見て健人が彼女に熱を上げていると察知した洋子は、放課後に英語準備室へ誘うとマリを襲わないように自分が処理してあげると誘惑し手コキで射精に導く。

週末を迎え両親が不在の為マリと2人きりで過ごす事になった健人は、彼女を性の対象と見ないように意識する余りにそっけない態度を取ってしまい、それを見たマリは健人に嫌われたのだと消沈し雷雨となったその晩寂しさから部屋で泣き崩れる。
マリの様子が気になり健人は部屋を訪ねると彼女からキスを求められ、それを本番までOKのサインだと早とちりし初心な彼女の乳房に愛撫を仕掛けて絶頂に導くと、正常位で繋がり朝まで何度も精を放つのだった。

週明けの授業でマリとの仲が進展したと気付いた洋子から校内放送で準備室へ呼び出された健人は、マリにしてもらっていないだろうと洋子からフェラチオで射精に導かれると、骨抜きにしようと目論む彼女からセックスを求められる。
しかしマリの方が好きだと決意した健人は執拗に洋子の膣内に射精を繰返すと、その精力の強さに屈服させられた洋子は淫語を口にしながら激しく乱れ健人を追及するのを諦める事に。

こうして2週間目の週末を迎えキャシーが葛城家にお泊まりにやって来るが、人目も憚らずスキンシップを求める彼女に健人はたじたじになりつつ、その晩に早速キャシーに夜這いを掛けられ交わる内に彼女の被虐性を開花させるのであった。

残る1週間を公認の恋人関係で暮らす内に3週間目の土曜の朝を迎えた健人は、キャシーに唆されメイド服に着替えたマリに目覚めのフェラチオ奉仕を受ける事に。
健人の両親から交際を始めてはと勧められ嬉しさの余りマリは健人に紅茶を溢してしまい、同じ気持ちの健人は粗相をした彼女に挽回のチャンスを与えると告げて浴室に連れ込み泡奉仕させた後、扉越しに母親と会話しながらマリに中出しする。

翌日曜日健人とマリはしばしの別れを惜しむかのように空港の男子トイレの個室に忍び込み、愛を確かめ合うのだった。

【レビュー】

ほぼ年1作品ずつフランス書院文庫で出版している作者は、普段は同レーベルの弟分に当たる美少女文庫を主戦場としている。
典型的なボーイミーツガールの作風は美少女文庫ではわかつきひかるさんがお馴染みだが、それを黒本に移植したようなものと言っても過言では無い。

単にジュベナイルポルノにしないように淫語全開の女教師や、ステレオタイプのお姉さん留学生を加えているのがらしい所だが、あくまでもベースは清楚で可憐なマリとの恋愛物語に終始しており好印象を与える。

マリの性格付けを重視した為か、今までの鷹羽作品のメインヒロインに見られた淫語全開のキャラクターという違和感は見られず、あくまでも清楚な少女がちょっと背伸びしてエッチな事をしてみました的な可愛らしさが正攻法で描かれている。

その分鷹羽作品らしい弾けたヒロイン(手袋描写付き)は女教師の洋子とアメリカンなキャシーで十分補われており、マリとのイチャイチャぶりとの場面転換と共に官能成分としては申し分ない作りではないだろうかと思う。

個人的には洋子を廃してキャシーを高校の先輩にして主人公やマリの手解きや3Pで彩りを持たせてもとは思うけど、恋する2人が童貞処女を同時に失う方がやはり物語としてはすんなりいくのかもしれず、その点では本作の試みは成功と言えるだろう。

鷹羽真「お姉さんはCA [キャビン・アテンダント] 」

鷹羽真「お姉さんはCA[キャビン・アテンダント]」(フランス書院文庫、2013年4月、表紙イラスト:川島健太郎)

ネタバレ有り。御注意下さい。

【あらすじ】

高校進学を控えた優人は機内で優しく奉仕してくれたCAに想いを寄せる。数日後彼女が兄嫁の夏奈と知り驚くが、再会するなりやけに積極的に誘惑する彼女に翻弄されてしまう。

【登場人物】

水元優人
高校進学を迎えた少年で、結婚を機に父親と疎遠になり関係回復を狙う兄の思慮により、高校生活を兄夫婦の元で暮らす事に。童貞。

水元夏奈
27歳。優人の兄嫁で国内航空線でキャビン・アテンダントの仕事に就いている。3年前に結婚したがここ1年はセックスレスが続いており、義弟の優人の存在を知りショタコン気味に想いを募らせていた。

【展開】

受験で上京しようと搭乗中の機内で固い表情で最前列の席に座っていた優人は、対面の席でパンチラや足コキを仕掛ける美人CAから緊張を解してあげると告げられ手袋越しに優しく手コキされてしまい、彼女に淡い想いを抱く事に。

翌月優人は兄から呼び出され実家近くの県庁所在地のホテルで久々に対面を果たすと兄嫁だと紹介された夏奈が件のCAだと知るが、兄がトイレで中座した隙を見てテーブル下に潜り込んだ彼女の口戯により射精させられてしまう。

酔い潰れた兄を部屋へ運んだ優人は夏奈に誘われホテルの隣室で散々精を搾り取られた揚げ句挿入しようとするが上手く行かず、結局夏奈が馬乗りになって童貞を喪失すると朝方まで互いの身体を貪り合うのだった。

優人は上京するなり新生活初日から兄が多忙で不在がちと知り夏奈の淫乱な身体を毎日のように求めると、始めは夫の弟で淋しさの代償にしていた彼女も優人を一人の男と見るようになり、勤務の合間を縫って裸エプロンで歓待し彼を歓ばそうとする。

梅雨を前にリゾートホテルのプールで夏奈から水着姿を披露され人目を気にしながらも彼女と水際で激しい1日を過ごした優人だが、6月に入ると兄の長期出張と夏奈の多忙によりすれ違いの毎日が続く。
そんな中夏奈から空港近くのホテルへ来るように呼び出された優人は、CAの制服姿の彼女に手袋越しに手コキされたり、キスを交わしながら足コキされたりと奉仕されるが、御返しにと彼女を激しく攻め立てて貫き専属奴隷宣言をさせてしまう。

夏休みを機に沖縄旅行を兼ねて九州へ出張した兄に顔を見せようと夏奈の搭乗する便に乗った優人は、他の乗客の目を盗んで彼女を機内のトイレに連れ込み、濃厚なキスを交わし合うのだった。

【レビュー】

前作はヒロイン3人の作品だったがいずれもクロスする場面は無く、単体ヒロインのオムニバス形式の趣が強かった。本作では原点回帰を狙ったのか単体ヒロインの作品であり、基本的な軸はぶれてはいないと言えるだろう。

本作では「お姉さん」がCAであり兄嫁でも有るが、仕事が多忙とは言え一応は夫の居る身でも有る。兄嫁の出る作品なだけに多少は背徳感を持たせるかと思ったものの、文中で夫への当て付けを思わせる描写が有った位だった。
この辺りはいかにも現代の誘惑作品らしいしライトな作風を得意とする作者らしいのだが、折角の兄嫁設定なら素面の兄が側にいる中での密かな交わり等何かしらのドキドキ感を加えてみても良かった気がする。

CAとしての設定はこちらも手袋での手コキ描写が好みである作者のフェチィシズムが上手く盛り込まれていて興味深い所だが、これだけあられもない描写ならヒロインの夏奈が兄嫁で無くても実姉や義姉でも良かったように思えてならず、些か残念である。

【参考記事】

DSKさんのレビュー紹介記事はこちらからどうぞ。

お姉さんはCA(著:鷹羽真、フランス書院文庫)
プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

〈コメント〉
どなたでも書き込み自由ですが、管理人が許可するまではコメント欄に反映されないので、その辺りはご理解下さい。

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