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櫻木充「彼女の母【個人教授】」

櫻木充「彼女の母【個人教授】」
(フランス書院文庫、2006年5月、表紙イラスト:新井田孝)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

中学の時から付き合っている智美とは上手くいっているものの、関係のエスカレートには今一つな京也。実は智美の母親である美紗世にも想いを寄せており、筆下ろしは彼女にして欲しいと願っていたのだが…。


【登場人物】

高田京也
16歳の予備校生。幼い頃に母親を病気で亡くし、現在は老舗デパートの店長を務める父親と二人で暮らしている。中学3年の時に事故に遭って高校を受験出来ず、現在は予備校に通っている。中学の時の同級生の智美と2年ほど付き合っているが、彼女の母親である美紗世にも興味を抱いてしまう。仮性包茎気味でサイズも平均的。童貞。

仲舘美紗世
36歳。服飾デザイナーの仕事に就いており、元々所属していた会社と提携し通販のブランドを立ち上げている。娘の智美の彼氏である京也を通じて高田と知り合い、異性として意識し始めている。90cmFカップの魅力的な身体付きに自信を抱いており、京也も憧れを抱くようになる。

仲舘智美
16歳。美紗世のひとり娘で、同年齢の京也とは互いの親の公認の元で付き合っている。明るい性格だが女子として控えめな部分もあり、京也から積極的に迫って欲しいと願っている。互いの親同士が親密なことにいち早く気付いており、母親の幸せを優先してあげたいと健気な一面も。Aカップの処女。


【展開】

九月も半ばを迎えたある日、京也は智美がまだ学校から帰って来ていないのを承知の上で仲舘家を訪ねると、美紗世から秋の新作の試着モデルになって欲しいと頼まれる。軽く採寸を受けていると何と美紗世の服の袖から未処理の腋毛がチラッと覗かせており、それを陰毛から秘唇へと妄想を飛躍させ夢見心地でいると、勃起していたことを美紗世に悟られたと思い気まずくなる。
脱衣所で着替えていると思わず洗濯機の中のものに目がいってしまい、美紗世のショーツの匂いを嗅ごうとしたその時、智美が帰宅して咄嗟にズボンのポケットにしまい込む。智美の部屋に招かれディープキスをしたいからと彼女のリクエストに応じていると、美紗世から声を掛けられ京也は逃げるように立ち去るが、ショーツをくすねたことに気付くも誘惑には勝てずオカズにしてオナニーしてしまう。

翌日曜日京也はモデルのバイトで美紗世と二人きりになるのを良いことに、購入したばかりのデジカメを使ってパンチラを盗撮しようと目論む。試着を終えて脱衣所の洗濯機を覗くと智美のパンティが入っていて、匂いを嗅いだり染みを撮影したりした後でオナニーしようとした矢先に美紗世に呼ばれて断念せざるを得なくなるが、その時尻ポケットに入れたデジカメが落ちて美紗世に見付かってしまう。
買って間もないショーツを盗まれていたことに気付いていた美紗世はここぞとばかりに少年の悪さを咎めるが、好きなんだという告白と実の母親のように甘えたいという言葉を聞いて許してあげようと考える。京也の求めに応じて撮影に応じたが腋毛に関心を抱いていることに驚き、その勢いに圧されて腋の下の匂いを嗅がせてしまう。しかも少年が股間をたぎらせていると知り、偶然を装って勃起に触れただけで呆気なく京也が果ててしまう。恥をかかせたわねと美紗世は自分のショーツを貸してあげると告げると、厚かましいことに今穿いているのが欲しいと要求され、エッチなことに使うのねと苦笑いしながらも渡すことに。その代わりにと京也のブリーフを預かったものの、彼が帰った後でその性臭を嗅ぐと思わずひとり遊びに興じてしまうのであった。

自分の手で京也を射精に導いた負い目もあって美紗世は彼の性欲発散の手伝いをしてあげるが、翌木曜日に外出から戻ると彼が早い時間から訪ねて来たことに驚く。ガードルとパンストは蒸れるからと際どい会話を交わし更には秘所の匂いまで嗅がせると、京也からおばさんのせいだから責任を取ってと迫られる。その白々しいまでのやり取りに苦笑しつつも、美紗世は少年のママになったつもりで淫語を連呼しながら手扱きし、射精が近いと知るやわざと顔を近付け迸りを受け止めて快楽に浸ってしまう。
京也が一度きりの放精に満足しないのを承知の上でクンニをしてみたいと言うように導くが、セックスを求めたらこれでおしまいだと釘を差し舌の蹂躙を受け入れる。アヌスにまで関心を抱く少年におののきながらも、美紗世は口唇奉仕しながら包皮を剥き上げて射精に導くが、わざと智美の名を口にして成就しない恋だと念を押すのを忘れずにいた。

その週末智美と久々に外出してのデートに向かい、父が店長を務めるデパートで智美の服を選んでいると、父が現れて気前良く支払いまで済ませ今晩は遅くなるからと告げられる。智美から美紗世が父のデパートと業務上のパートナーとなると初めて聞かされ、しかも二人が頻繁に食事に出掛けていると知り、京也の心は穏やかではない。そして智美を連れて自宅に戻ると、彼女の求めているエスカレーションに応じエッチなことをしたいと迫る。
腋の下の匂いを嗅がせてと頼むと何と智美も匂いフェチらしく、京也のも嗅がせてくれたらと返事が返ってくる。互いに匂いを嗅ぎ合うとちょっとした悪戯のつもりで精液の付いたちり紙まで嗅がせると智美はウットリとした表情を浮かべたのを見て、今度は秘所の匂いもと求める。好奇心旺盛な少女が臭うぺニスを目にしても顔を背けないのを見るや気持ちが高ぶり、イラマチオ同然に智美の口腔を犯し飲精させてしまう。お返しにクンニしてあげるとお漏らしまでしてしまった智美にいとおしさを感じるが、セックスだけはまだだと言い聞かせる。

水曜日から二泊三日で智美が修学旅行、父も各地方の店舗を巡るためともに不在と知り、京也は筆下ろしだけは美紗世にして欲しいと願い仮病を使って自宅に彼女を呼び寄せママになって欲しいとねだる。高田との距離が縮まり再婚を意識しつつあり、京也との戯れにどう幕を引くべきか考えていた美紗世も、これが最後のつもりで彼の母親になりきり三日間甘えさせてあげようと考える。
本番を前に口唇奉仕で精を搾り取ると避妊具を着けさせての騎乗位、立て続けに正常位での交わりを終えた二人は翌夕まで眠りにつくが、目覚めた京也は生での性交を許されフィニッシュは口腔で果てる。美紗世の嬉しそうな表情を見て京也は暖めていたプランを実行しようと浴室に誘うと、精液で汚してみたいと懇願する。昨夜の避妊具の中に出した分も含めまる四日分の精液をタッパーに保存していた京也は、美紗世の全身に白濁を塗りたくると呆気なくお漏らししてしまった彼女に全ての想いをぶつけようと変態的なプレイに走った揚げ句にアナルセックスに至るのであった。

美紗世への想いを振り切りたいと京也は修学旅行から戻ったばかりの智美に交わりを求め、土曜日の晩に自宅に呼び寄せる。ちょうど今ごろは美紗世が父と良い雰囲気になっているはず、そんな気持ちを抱きながら智美の処女を奪おうとするが、やはり破瓜の痛みを訴えられてひとまずは断念する。智美の気持ちは分かったからと慰めるも他に出来ることはないかと尋ねられ、ならばとアナルセックスをしたいと求める。
痛がる割には意外にも早く同調を見せたのを見て京也は避妊具の中で果てると、今度こそはと生で挿入して破瓜へ導く。処女穴の締め付けの強さに京也は智美を思いやる余裕もなく抜かずの三連発を決めるが、これで美紗世への未練は振り切ったと確信しつつも、親同士の再婚に好意的な智美といつかは恋人として付き合えなくなるのは残念と複雑な気持ちを抱くのだった。


【レビュー】

「彼女の○○」という題材はもうすっかりお馴染みの展開であるが、その憧れの熟女ヒロインが自分の父親に恋しているとしたら…。櫻木充作品らしいフェチ要素と、絶妙な展開の捻りが上手くミックスされた作品である。

主人公の京也には同級生の恋人・智美がいて勿論相思相愛な訳だが、幼くして母親を亡くしていることもあり母性の象徴として美紗世にも恋心を抱いている状況のところに、自分の父親と再婚を意識し始めているという設定がなかなか素直にいかない展開となっている。京也が匂いフェチなのは櫻木充作品の主人公だからデフォルトと言えるのだが、それだけでなく美紗世・智美母娘も同じフェチということから官能場面の至るところで、匂いに関する具体的な描写が現れる。

基本的にハーレム的で複数プレイを好まない作者なだけに結論は早い段階で見えて来るのだが、とは言えその前に交わされる情交が圧巻とも言えるし、但しそのフェチぶりは読み手の好みによるので匙加減は難しいであろう。万人に受ける作風は誰が書いても金太郎飴的な出来となるし、少し偏ると読まれないという趣向の細かい難儀な時代になっているように感じられる。

tag : 高校生主人公 童貞 処女

本藤悠「隣りの女教師一家」

本藤悠「隣りの女教師一家」
(フランス書院文庫、2009年11月、表紙イラスト:渡邉康明)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

隣家に住む和真に強い想いを抱く「お姉さま」5人。三女の美奈子に想いを寄せる少年の願いを成就させる為、他の4人は変わった方法で彼にレクチャーをしてあげる事に。


【登場人物】

杉内和真
15歳。地元の公立高校に通う1年生。14年前に和真の母親と橋本家の両親を乗せた車が交通事故に遭って亡くなり、彼の父親は単身赴任で不在の為実質的に橋本家で育てられている。大人しい性格で、中学時代にはイジメの対象にされていたことも。童貞。

橋本祐子
36歳。和真が通う高校のクラス担任で国語教師。独身。木下家の4姉妹の叔母で実質的には家長に当たる。内巻きのロングヘアに上品な佇まいで、元チアリーダーながらもバスト95cmのFカップ。和真は普段「お姉さま」と呼び、彼女は「杉内くん」と呼んでいる。

木下有里沙
28歳で和真が通っていた中学の美術教師。ナチュラルブラウンのロングヘアに身長165cmとスタイルが良く、普段は女王様を思わせる威厳を漂わせ、シースルーでボディコンな服装を好んでいる。バスト98cmのGカップ。和真のことを「杉内」と呼んでいる。

木下奈緒
25歳。和真が通っていた中学校の数学教師。眼鏡を掛け黒髪を束ねただけで華やかさを感じさせず、堅物のイメージが強い反面で母性的な優しさを湛えた女性。バスト99cmのHカップという抜群のスタイルを隠すように、ダブダブな服装が多い。和真のことを「杉内さん」と呼んでいる。

木下美奈子
22歳。この春から和真の通う高校に赴任する新米の英語教師。セミロングの髪に愛らしさを感じさせる顔立ちで彼が最も想いを寄せる女性。バスト90cmのEカップ。まだ教師になりたてのせいか「和真くん」と呼ぶことが多い。

木下麻衣
19歳で姉たちと同様に、教員を目指す現役の女子大生。ベリーショートの髪型に170cmの高身長でスタイルが良い。バスト85cmのDカップ。処女。他の姉たちと同じく和真を溺愛しており、ストレートに名前で呼び捨てにしている。


【展開】

美奈子の着任を前に木下家で模擬授業を行うことになり和真も生徒役で参加するが、授業を終えると彼女は高熱のために倒れてしまう。麻衣は着替えさせた後の美奈子の下着を洗濯物に出して欲しいと和真に手渡すが、それが少年の性欲に火を付けてしまい、浴室の隣で匂いを嗅ぎながらオナニーしている現場を見てしまう。自分に非があるからと麻衣が少年のぺニスを扱き射精に導くが、それを祐子に見られているとは知る由も無かった。
翌日高校の入学式と伝達事項を終えた和真は、祐子に呼び出されて、離れの体育館にある真新しい女子トイレへ連れていかれてしまう。人格が豹変したかのように昨夜の麻衣との淫らな関係を叱責され、麻衣だけでなく美奈子とも付き合うのは駄目な代わりに祐子に誘惑されると、床に横たわった和真はチャックから若竿を取り出され口唇奉仕で射精させられる。

その日の帰り木下家の前で待ち受けていた麻衣に対し、和真は断腸の思いで好きになる資格なんてと言って自宅に逃げ込むが、暫くして有里沙が杉内の癖にと言わんばかりに怒鳴り込んで来てしまう。仕方なく和真は自分のオカズの為にと祐子が披露してくれたストリップショーの動画を見せると、有里沙が突然奈緒に連絡を取り「私たちの夢が叶いそう」と言い始めたのを見て和真は訳が分からずに混乱する。
そして舞台は夜の中学校に移り和真は母校の教室で有里沙の立ち会いの元、奈緒による性癖披露の授業を受けることに。どうやら奈緒は有里沙に言葉責めにされると感じるらしく、和真は渡されたリモコンを作動させると、数学教師はあっという間に絶頂に達してしまう。更に奈緒の変態性を裏付けるかのようにエナメルの下着に首輪という格好で犬のように教室の中で散歩させると、用意したエアマットの上で奈緒の爆乳を揉みながら有里沙の顔面で射精し、更には有里沙の素股で二度目に導かれる。

中学校から戻ると木下家で待っていた麻衣と仲直りするが、何故か寝込んでいる美奈子の部屋に連れ込まれると、今なら美奈子に好き放題出来ると唆される。しかし和真はそれは出来ないと断るが、ならばと麻衣から口唇奉仕したいと迫られたものの、ひとり感極まってか彼女が先に絶頂してしまう。意識を取り戻しリベンジしようとした矢先に部屋へ祐子が乗り込んで来て叱られるが、更に有里沙と奈緒が現れて奉仕に加わり見せ付けられては祐子も抑えていた愛情を露わにせざるを得なくなり、四人で和真を射精させようとする。

翌日昼休みに祐子は和真を学校から連れ出すとシティホテルのスイートで美奈子を除く四人が集結し、和真が美奈子をきちんと愛せるように教育するとともに、麻衣が「お姉さま」として場を仕切るように告げる。水着姿で浴室へ移動すると、第一の授業は巨乳を使った全身洗いで射精に導かれ、第二の授業では和真が思い描いた通りの方法で全員を愛することとなる。早々と潮吹き絶頂に至った有里沙を見て未体験の祐子は不安を抱くが、長女のアドバイスで少年の指を迎え入れると、顔面騎乗しアニリングスで達した麻衣とともに絶頂してしまう。
ひとりパイズリ奉仕していた奈緒は置いてきぼりを食らうが、和真に誘われてバスルームから庭園に出て露出願望を満たしながら激しく潮を吹く。そして有里沙たちのアドバイスを受けて和真がバックで奈緒のアナルに挿入すると、他の女性たちに密着され乳房を感じながら数学教師の直腸に精を吐き出す。
ベッドルームへ戻り次は祐子の番…という時に唯一純潔を守る約束だった麻衣も指だけでいいからアナルもとねだり、祐子が馬乗りになり後ろの穴で交わり始めて一緒にアクメを迎えてしまう。女教師たちとの交わりは今日が最初で最後でもあり、祐子に続いて有里沙とも交わると皆に精を搾り取り尽くすまで饗宴は続くのであった。

次の日から美奈子が復帰し学校で彼女の授業を受けた和真だったが、不思議と性欲が湧かずに冷静なことに皮肉だと感じながら下校しようとすると、当の美奈子から声を掛けられ一緒に帰宅する。自転車に二人乗りして乳房を背中に感じているとぺニスがたぎってしまい、美奈子と別れた後で自宅に駆け込むが、様子を見ていた麻衣がやって来て部屋の天井を伝って美奈子の部屋へ行くように導く。
ワードローブから中を覗くと美奈子が着替えており、自分の名を呼びながらオナニーしていると気付き、無我夢中になって部屋に侵入する。ありったけの告白をしたにも関わらず、乳房を見せてもらうだけで畏れ多いと言わんばかりの和真の態度に好意を抱いた美奈子は、ディープキスをしただけで興奮し始め、乳房を揉まれると感極まってアクメを迎えてしまう。なおも続く乳房責めに限界を迎えた美奈子は挿入してと求め教え子のヴァギナ童貞を奪うと、何度も中出しされながらその度に潮を吹いてしまうのであった。

数日後美奈子は妹の気持ちを汲み取り、一度だけという約束で自分の寝室で和真とのセックスを認め、破瓜の痛みを和らげてあげようと乳首責めをしながら中出しさせる。麻衣が絶頂した声を聞き付け祐子たち三人が部屋に雪崩れ込み、美奈子だからヴァギナ挿入を認めたのにと口々に文句を言い始める。どさくさに紛れて二度目の中出し性交を求める妹とそれに従おうとする和真を見て、遂に美奈子の堪忍袋の緒が切れてしまい、一同を整列させて勝手な真似はするなと叱るのであった。


【レビュー】

デビュー作品から一貫して、主人公へのショタコンじみた愛情表現で暴走気味の女教師を描く本藤悠作品ではあるのだが…、本作ではやや行き過ぎの感が否めない。16歳の主人公に対して本命は教師になったばかりの美奈子と、対抗ヒロインとして彼女の妹の麻衣という構図になるが、どちらかと言えば麻衣の方こそメインではないかと思うくらいである。

二人に絡むのが叔母の祐子と長女の有里沙、そして次女の奈緒の三人であり、主人公を自分たち好みの男に育てるという点はある意味で「源氏物語」の逆のようでもある。ただ肝心なエピソードはそれほど深くもないし、ヒロインたちが大したことをされてもいないのに、高ぶってしまって…というのもやや興が削がれる面でもある。

作者としては何かお手本となる作品があってこその刊行だろうと思うのだが、ヒロインが五人いて絶叫するパターンがまるでトレースしたかのようである。折角美奈子というヒロインを出したのであれば、主人公によって開花させられるのでも良かったのかもしれない。彼女たちの振る舞いはコメディとも言えるものの、許容するのにはもう少し慎み深さがあっても良い気がするのだが…。


DSKさんのブログでも本作をご紹介なさっています。
2009/11/24 発売隣りの女教師一家著:本藤悠、フランス書院文庫→ Amazonはコチラから。→ Kindle版はコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。<電子書籍>→ ひかりTVブックはコチラ。〈電子書籍〉→ 総合電子書籍ストア【BookLive!】はコチラ。隣りの一軒家は、女教師しかいない楽園!祐子、有里沙、奈緒、美奈子、麻衣……。少年を魅了する、熟おばさまと四姉妹。学校でも、自宅でも、美しすぎる五人の隣人たち。D E F G...
隣りの女教師一家(著:本藤悠、フランス書院文庫)

tag : 高校生主人公 童貞 姉妹丼 処女

高竜也「長く狂った熱い夜 養母【最高の贈りもの】」

高竜也「長く狂った熱い夜 養母【最高の贈りもの】」
(フランス書院文庫、2006年9月、表紙イラスト:新井田孝)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

大学進学を機に実家を離れて上京し、寮に引っ越しすることに決めた浩太郎だったが、魅力的な養母の彩子やその娘の由衣を見て性的関心を抱かずにはいられない。そしてある日眠る彩子の裸体を目の当たりにして…。


【登場人物】

柳沢浩太郎
19歳の大学1年生。父親を亡くし母親も急性白血病で亡くしており、母の看護師であった彩子に成人するまでの養子として引き取られている。実家から都内の大学まで通いで通学するのは不便なため、夏休みを終えた後は大学寮に引っ越しすることが決まっている。童貞。

及川彩子
37歳。看護師として市内の病院に勤めている。夫を病気で亡くし、実家が地元の名家ということもあって暮らしには困らない程度の蓄えがある。

及川由衣
16歳。浩太郎を実の兄同然に慕っており、最近では一人の男性として意識し始めている。テニス部に所属し鍛えられた瑞々しい身体を自宅で見せ付けられ、浩太郎としても意識せずにはいられないが、何とか理性で抑え付けている。処女。


【展開】

授業を終えて帰宅し先にシャワーを浴びた由衣は、浩太郎に見せ付けるようにバスタオル姿を披露するが、それが義理の兄の性欲に火を付けたとは知らずにいた。暫くして洗濯物を出し忘れたと気付いて脱衣所へ向かうと、浩太郎が母のパンティを洗濯機に放り込むのを見て性的関心を懐き、ナンパされていた蒲鉾屋の息子の誘いに乗り自宅を訪ねる。カクテルを飲まされフワフワとしている中で、由衣は突然青年に抱き付かれて腰を密着させられると、目の前でオナニーを見せられて服にザーメンをかけられる。更にソファーに押し倒されそうになり抵抗すると、そこに彼の姉が現れて申し訳ないと謝罪されたものの、男子の性的な一面を覗き見て満足する。

その晩遅く帰宅した彩子は腹上死した患者がED薬を服用してまでセックスしようとしていたと知り性感を触発されながらも、由衣が浩太郎に見せるよそよそしさに二人の間に性的な何かがあるのではと訝る。そして入浴する前に下着を洗濯機に入れようとして既に洗濯が済まされているのはおかしいと気付き、もしかすると浩太郎が下着に悪戯しているのではと思い当たる。相次ぐ性的な出来事に彩子は浴室で思わずオナニーしてしまい、脳裏に浩太郎の一物が浮かべながら絶頂に達する。

そんなある日彩子の誕生日祝いで浩太郎は由衣にもワインを勧めると、早々と酔っ払った由衣を先に介抱して寝室に寝かせ、泥酔した彩子もシャワーを浴びた後は素肌にバスローブを着て眠りについてしまう。すかさず浩太郎は由衣が寝入ったのを確かめると彩子の寝室に侵入し、バスローブの前をはだけさせて魅力的な乳房を舌で舐め回すと、次は開かれた股の狭間に目を剥ける。秘所の匂いを嗅ぎながら舌を差し出し愛液が滲み出すのを見ると、我慢の限界とばかりに剛直を下腹部に向けて擦り始めて射精する。一度の放出で収まらないのは珍しいと女体への執着の強さを感じながら、浩太郎は彩子に握らせながら乳房に再び射精するのであった。

泥酔していたとは言え彩子は熟睡していた訳ではなく、浩太郎に握らされた剛直の硬さを感じながら、浴びせられた粘液の匂いに触発されていた。翌朝彩子は非番とはいえ由衣を送り出すと、浩太郎の反応を見ようともう一度眠りたいからと告げ、彼の目の前で焼酎のストレートを飲み出す。案の定浩太郎が寝室を訪ね、前夜のようにぺニスを握らせようとしたところで目を覚ますと、彩子は曖昧な態度を見せながらもマッサージしてと求める。浩太郎が再び悪戯し始めたところで目を覚まし、物分かりの良い振りをして手で射精に導くと部屋を追い出すが、彩子としてはセックスしたいとの欲求を一層募らせオナニーしてしまう。

蒲鉾屋の息子の一件で浩太郎の性に興味を抱いた由衣は下校して彼の部屋を訪ねるが不在で、彼のベッドに横になっている内に眠ってしまい、性夢を見て目を覚ますと秘所が濡れているのを自覚する。もしかしたら浩太郎がと思いながら階段を降りていて、由衣は足を踏み外し怪我を負ってしまい、結局浩太郎に入浴を手伝ってもらう羽目に。浩太郎が自分の裸体を見て勃起しているのを見て勃ってると囃しながらも、由衣はこのまま終わらせたくはないと添い寝してと要求し身体を密着させ、そんなに辛いならと手で射精に導くが彼が立ち去るとオナニーを始めてしまう。

その晩遅く帰宅した彩子は予想した通り浩太郎が寝室を訪ねて来て快裁を叫ぶが、患者から貰ったブランデーを触媒にして酔うと、浩太郎のしたいように身を委ねる。要所要所で本番だけはと口にするが、その執拗なまでの愛撫に陥落しそうになりつつも、巧みに素股になると挿入を自ら求められない立場を恨みながら快感を得るのであった。

数日後会合で三日間彩子が不在にすることになり、その間に由衣の17歳の誕生日を迎えると、浩太郎は二人で寿司屋で夕食を取り日本酒を口にして酔いを楽しむ。由衣は部屋に浩太郎を誘うと捧げるつもりだったとセックスを求めるが、恥ずかしさのあまり一度手で射精に導いた後で俯いてしまい、それを察した浩太郎はずるい兄でゴメンと謝罪しながら正常位で破瓜へ導いてあげる。

彩子は由衣の振る舞いを見て浩太郎が好きなのか問うと、意外にも本人からは結婚までするかは分からないが浩太郎の役に立ちたいので医学部を目指したいと返される。由衣が大人になったなと実感するなかで彩子はくじ引きで当てた能登への旅行で、浩太郎に全てを捧げるつもりで二人きりで出掛ける。まだ夜は長いと言いながらも家族風呂で浩太郎の長大なぺニスを扱いて射精させると、我慢の限界とばかりに彼を横たわらせて騎乗位で受け入れてしまう。能登での一夜で五度も交わりあられもない声をあげた彩子だったが、家に戻ると一転して貞淑な女の仮面を被り、浩太郎が上京する前夜まで逢瀬を繰り返すのであった。


【レビュー】

養母とその娘という関係性は目新しい設定ではあるが、実母や実妹という関係に近い付き合いであるから、高竜也作品お得意の相姦ものとしては一応成立している。その反面では血の繋がりがないだけに精神的な関係という方が、背徳的な雰囲気も得られているのかもしれない。

彩子、由衣(未成年ではあるが)ともにアルコールによる酔いを借りたペッティング描写が多く、由衣は女子高生ならば逆に酔いを使わない描写の方が納得のいくところもある。本番は意外なほどあっさりなのも高竜也作品らしいが、本作での終盤の盛り上がりを考えればそれで良いのかもしれない。

tag : 大学生主人公 童貞 近親相姦

楠木悠「彼女の母は美熟女」

楠木悠「彼女の母は美熟女」
(フランス書院文庫、2013年10月、表紙イラスト:ゴトウヒロシ)

ネタバレ有り。御注意下さい。
2016年12月18日レビュー再編集。

作品紹介(公式ホームページ)

彼女の母は美熟女
楠木 悠
フランス書院
2014-09-02




【あらすじ】

大学時代の同級生の美貴と付き合っている圭吾は、一方でグラビアアイドルだった菜々美に密かな想いを抱いていたが、上司の香澄にも関心を持ち一夜限りの関係を結んでしまう。


【登場人物】

竹内圭吾
24歳。IT関連企業に勤める営業マン。同じ大学出身の美貴と交際して4年になる。高校生の時に父親が持っていた雑誌のグラビアを務めたナナに惹かれ個人サイトを立ち上げており、美貴と付き合うようになってから彼女の正体を知る。

桑島菜々美
45歳。美貴の母親。かつては「島田ナナ」の名で3年くらいグラビアアイドルをしていた。現在はセレブ向けのランジェリーショップを営んでいる。圭吾と美貴の仲が進展する事を願いつつ、圭吾に対しある願望を抱いている。Gカップの巨乳。

桑島美貴
24歳。外資系化粧品企業に勤め、現在は大手デパートの販売員として派遣されている。身長163cmでスタイルが良く、母親譲りの巨乳でEカップ。彼女は圭吾との結婚を望んでいるが、肝心の圭吾は香澄に惹かれてしまう。

佐伯香澄
29歳。圭吾が所属する営業二課のグループ長で、来春には課長への昇格が内定している。平均的な身長にやや慎ましやかなバストだが、まろやかなヒップラインが圭吾の好みに合っているらしい。男性との付き合いはここ5年無いが、性体験は豊富な様子。


【展開】

圭吾は二週間振りに美貴と逢い、レースクイーン風のコスプレで着衣のまま交わり連続絶頂へ導いたものの、結婚を意識する彼女との温度差を否めずにいた。香澄への想いが頭をよぎり別れを切り出そうか迷い出すが、長年恋焦がれていた「島田ナナ」こと菜々美とも逢えなくなると思うと、結論を出せずにいた。

そんなある日香澄より大阪の企業へのプレゼンに同伴して欲しいと頼まれるが、一度ホテルに戻って化粧直ししてきた上司を見て脈ありだと感触を掴む。店を三軒はしごして香澄の部屋に雪崩れ込むと久しく男との交合が無かったようで、香澄からシャワーなんて良いからと即尺を仕掛けられると、圭吾も匂いフェチをどれだけ晒し出して良いか迷いつつ、嵌め心地の良い蜜壺に連続して交わる。翌朝酔いが覚めたのか香澄から一度きりと言われたものの、圭吾はそうはさせぬとばかりに唇を奪い、香澄を再び連続絶頂へ導いてしまう。

その頃圭吾は「ナナ」のファンサイトを見たという人物より、彼女がAV紛いの作品に出演していた動画を渡す見返りに、現在の菜々美の胸の谷間やパンチラの画像を寄越して欲しいと求められる。そこで出張から戻った翌日曜に菜々美の店を訪ねると何と彼女はタイトミニのスカートを履いており、しかも店の在庫整理を手伝ってと頼まれ、盗撮するのに絶好の機会を得られる。こうして自宅に戻り画像を確かめると菜々美は直にパンストを履いており、はみ出した肉ヒダまで露わになっていて思わずオナニーしてしまう。
モロ画像で相手は納得するかと思いきや更に厚かましいことに下着姿の画像もと要求されるが、そこで圭吾は前回すっぽかしてしまった美貴とのデートの約束の時に自宅に来ないかと誘われ、隠しカメラを仕込むチャンスと喜ぶ。美貴の自宅を訪ねると菜々美は泊まりで外出しているため、美貴にバレないよう何度も絶頂させて熟睡したのを確認すると菜々美の部屋に侵入し隠しカメラを仕込む。翌晩に遠隔操作ソフトを起動させると、帰宅した菜々美は部屋で補正下着を脱ぎ、乳房まで露わにしたのを見て興奮し、録画しながら圭吾はオナニーしてしまう。

ところがその週の金曜に娘のことで話があると菜々美に呼び出され桑島家を訪ねると、隠しカメラの存在が発覚し菜々美から叱られてしまう。「ナナ」の秘蔵動画の件で仕方なく盗撮したこと、本当に好きなのは菜々美だと自白すると彼女の態度が氷解して納得してもらえたものの、それでも娘と付き合いなさいと断られて改めて別の日に話をしようと追い出される。

翌日土曜に圭吾は資料作成の手伝いをして欲しいと香澄に頼まれオフィスにやって来るが、実は仕事は口実で会議室で口唇奉仕を迫られた感覚が忘れられないと、叱られて逆ギレした部下が上司を凌辱するプレイがしたいと提案される。セックスが終わると今度は部屋に来てと誘われ、圭吾は香澄の持っている下着の中からガードルを選び、これを着たままでしたいとリクエストする。更にアナルセックスまで体験し翌朝まで嵌め続けていたが、そこで香澄から自らの昇進に併せて大阪へ付いて来てと話を受けるが、やはり菜々美のことが気になり即答出来ぬまま帰ってしまう。

翌週圭吾は美貴に電話で別れたいと告げるが、その週末に菜々美のランジェリーショップへ呼び出される。自分のために別れ話になったのならばと菜々美は盗撮させた経緯は全て自分が仕掛けたこと、そのなかで「過ち」を期待してことを打ち明け、以前から圭吾の視線が気になっていたと話す。念願が叶って菜々美を抱くことが出来た圭吾は初めは口に、更に正常位や騎乗位などと空撃ちするまで嵌め続け、菜々美にもう一度美貴との仲を取り持って欲しいと頼む。香澄との一件も結論を急ぐ必要はない、今が最高の「モテ期」なんだから楽しもうと圭吾は考えを切り替えるのであった。


【レビュー】

2013年10月発売の本作が楠木悠名義の最新刊であり、「彼女の母」という題材は昨今のフランス書院文庫の脱近親相姦路線に沿った形での刊行ということなのかもしれない。メインヒロインは彼女の母・菜々美で45歳という年齢よりは、元グラビアアイドルという方に妙味を感じさせる設定である。菜々美の面影を感じさせるということから美貴と付き合い始めたのが先ではあるが、憧れの人に似た女性を選ぶのも必然の流れと言えるのかもしれない。

そんな母娘に加えて上司である香澄にも好意を抱く主人公ではあるが、読んでいて気になるのは「香澄≧菜々美>美貴」の順であるはずなのに、その時々の情交によって流されてしまったのが少々残念ではある。ただ官能小説の主人公に品行方正さを求める必要もないのだから、これはこれでありではないかとは思う。






「艶夜(つや) 四人の未亡人」の紹介記事でも挙げましたが、恐らくは楠木悠名義は櫻木充氏の使い分けではないかと個人的には感じています。当時は楠木悠作品はよく読んでいて、櫻木充作品はフェティッシュなのがちょっと…と忌避していたのもあります。ここ1年で櫻木充作品に触れてから改めて楠木悠作品を読み直すと、高い確率でその線が濃厚かもしれないと思いますが…。

本作のようにヒロインの年齢を40代に上げていくのは昨今のフランス書院文庫の傾向からすると、大いにありえるとは思います。ヒロインの年齢を若めにしたいのなら主人公の年齢も下げていかないと「禁忌感」は出しにくいし、それだと「おねショタ」ばかりにもなる。主人公が10代前半でヒロインが40代とすれば、下手すると「祖母と孫」の世代差にもなりますね。流石にこれはバクチではないかとは思えますが…。

母娘づくし【女系家族】
巽 飛呂彦
フランス書院
2016-03-04


「母娘づくし【女系家族】」

主人公(18歳?)と関係するのは、義母と義妹と祖母(55歳)というチャレンジングな作品でした。祖母の口調は「わらわは~じゃ」と時代かかっていますが、官能場面では素が出てくるので、普段から意識した口調だと分かります。


と話が脱線しましたが、個人的には来年以降に復活するとしたら楠木悠名義ではないかと感じています。高校生主人公による調教めいた情交はそろそろ食傷気味でありますし、青年によるロマンス系の展開も悪くないのではないかと思いますが、果たしてどうでしょうか。

tag : 社会人主人公

櫻木充「独身熟女(シングル)【おいしい寝室】」

櫻木充「独身熟女(シングル)【おいしい寝室】」
(フランス書院文庫、2014年3月、表紙イラスト:松原健治)

ネタバレ有り。御注意下さい。
2016年12月17日レビュー再編集。

作品紹介(公式ホームページ)

独身熟女【おいしい寝室】
櫻木 充
フランス書院
2014-12-26




【あらすじ】

クラスメイトの樹里と付き合っている恭輔はその義母の由華に強い想いを寄せており、密かに彼女の下着に悪戯していた。実は由華はその様子をビデオで隠し撮りしており、満更ではない様子だが…。


【登場人物】

篠本恭輔
18歳。陸上部に所属する高校3年生。かつては隣人だった樹里と恋人同然の付き合いを始めて久しいが実は由華に想いを寄せており、樹里が不在の折りに頻繁に進路相談を口実に遊びに来ている。童貞

西原由華
36歳。7年前に樹里の父親と再婚したが、2年前に夫を亡くしている。陸上選手の経験を活かし、現在はプロアスリート対象の理学療法士として働いている。エキゾチックな顔立ちに身長は170cm近くでスレンダーな体型。Bカップ。

西原樹里
18歳。女子陸上部に所属する高校3年生だが、将来は陸上に進まずに声優やアイドルを目指している。身長162cmでスレンダーながらもCカップと出る所は出ており、表面的には異性に冷たいが恭輔だけには甘える一面も。処女

平島美穂子
28歳。樹里が所属する女子陸上部の顧問を務める体育教師。由華の後輩に当たり、体型やショートボブにした髪型など彼女によく似た姿形をしているが、顔立ちは和風な点が異なる。恭輔の性的な視線に気付いており、童貞を貰おうとある企みを考える。

岩沢梨紗
45歳。樹里の実母でフリーアナウンサー。独立を機に家庭との両立が難しくなり、樹里の父親と離婚した。美魔女と呼ばれるように若々しく、グラマラスで魅力的な輝きを放つ。樹里を引き取る為に恭輔に近付く事に。立場上男断ちをして久しい。


【展開】

西原家を訪ねた恭輔だが由華が外出する事となり、これ幸いにと洗濯物を漁ると彼女の下着に悪戯し精を放ってしまう。何食わぬ顔で戻って来た由華は彼が帰宅すると自らの挑発に乗せられて自分の尻を触って来た少年のうぶな反応を思い出しながら、彼の悪戯の一部始終を収めた画像を見て満足すると精で汚された下着を履いて激しく自らを慰めるのだった。

ある日恭輔は美穂子から週末に受験先である彼女の母校を案内してあげると提案され、ポーチを無くしたので探して欲しいと頼まれるが、見付けたポーチの中に美穂子の下着が入っているのを知り何食わぬ顔をして自宅へ持ち帰ってしまう。土曜日に大学の案内を終えた美穂子から自宅へ来るよう誘われポーチを持ち帰った事がバレるが、元より怒るつもりの無い彼女から下着を何に使ったのかと問い質されながらボクサーブリーフ越しに扱かれ射精に導かれる。恭輔の精力に感心した美穂子はスキンを付けさせ初体験に導き翻弄されるが、教師としての矜持を保とうと一度きりの関係にしたいと告げたのに対し、恭輔は即答せず彼女との関係を続けたいと暗に匂わせるのだった。

梨紗と出逢い樹里との再会のお膳立てをした恭輔は再び樹里の不在を狙って西原家を訪ねると、何故かレオタード姿の由華にペースを握られて下着に悪戯した事を白状させられ、下着の媚臭を嗅がされながら立て続けに手や口で射精させられる。ところが恭輔はふとした拍子に盗撮に気付いて問い詰めると、由華よりこれまでの事は全て自分が仕組んだ罠だと謝罪を受け、立て続けに交わって膣内に射精し絶頂へ導くのであった。

ある日樹里に連れられた恭輔はそこが梨紗の住まいだと知り彼女と初めて会ったかのように振る舞うが、全てを知った樹里から感謝の言葉を掛けられ初めてを貰って欲しいと頼まれ、複雑な思いを抱きつつも優しくリードする。そして西原家を訪れると由華に対し樹里を梨紗の元に住まわせて欲しいと頼み、更に自分も樹里との関係を清算し正式に付き合いたいと告白する。始めは単にセックスをしたいだけと拒む由華だが、激しい情交に屈服させられ告白を受け入れる事に。

数日後恭輔は梨紗からシティホテルの一室に呼び出されアイドル志望の樹里を思い自ら身を退くと告げると口にすると、その報酬とばかりに熟れた女体を武器に誘われる。本当は若い性を貪りたいのにあくまでもしたたかな態度を崩さない梨紗に翻弄されつつも、自分は今モテ期の最中なんだと実感するのであった。


【レビュー】

2012年1月発売の「八人の美熟女」以来、2年2ヵ月振り、47作品目となる本作を発売した作者は1997年デビューのベテラン作家で、熟女・下着フェチに特化した作風でお馴染みである。

主人公と恋人同然の樹里に関わる人物が核をなしており、彼の本命で樹里の義母の由華、顧問教師の美穂子、産みの母である梨紗の3人の熟女がそれぞれの思惑で主人公を誘惑する。由華は主人公の想いに気付いているものの、樹里への深慮も有って敢えて本音は口にせず主人公が自分の下着に悪戯するのを黙認するだけで無く、盗撮したり迸りをオカズにしたりと結構前向きというかかなり弾けている。美穂子も主人公に想いを寄せており、脱ぎ立ての下着を潜ませたポーチをわざと落としてみたりと誘惑してみせるが、あくまでも由華の面影を追っているという主人公に取ってはやや微妙な立場と言える。

樹里と梨紗の母娘は先の2人に比べるとあくまでもサブヒロインの役割に過ぎず勿論情交場面は有るが、主人公の反応を見る限りはあまり愛情を注いでいない点がはっきり浮かび上がっており、個人的には残念に感じた点である。主人公は由華との関係を夢見つつも、据え膳食わぬはとばかりにヒロインからの誘惑は受け身で応じる計算高さや、自慢の精力で抜かずの連発でモノにするのはご都合主義な感じもするが、10代の少年らしい一面も垣間見えて個人的には好印象に感じた。主人公の情交は回数重視でヒロインの反応が押し並べて男に支配されたいという反応に終始するのはやや物足りず、いっその事梨紗くらいは痴女のような設定にして終始主人公を手玉に取り続けるのでも良かったかもしれない。

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高竜也「熟叔母三姉妹【秘悦】」

高竜也「熟叔母三姉妹【秘悦】」
(フランス書院文庫、2006年11月、表紙イラスト:松原健治)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

父の海外赴任に伴い裕吾は父方の叔母三姉妹に預けられるが、有希叔母のパンティを使ってオナニーしていたところを麻衣叔母に見付かってしまい、罰としてマッサージをして欲しいと命じられる。過去に残酷な目に遭った麻衣は少年の性に触れて、自らの慰めに利用しようとしていたのだが…。


【登場人物】

柏原裕吾
15歳。自動車メーカー勤務の父が中国の工場へ赴任するため、鎌倉の実家に住む真紀子たちに預けられる。性欲旺盛で特に私生活がミステリアスな有希に対し、強い関心を抱いている。医師を目指す成績優秀な少年で、週三回東京の進学塾に通っている。

柏原麻衣
27歳。柏原家の三女で自宅近くの女子高に勤めバレー部の顧問の一人として活躍している。かつて高校に通っていた時に肉体労働者らしき男に凌辱されて以来異性に恐怖を抱き、次々に優男風の相手と短期間の交際を繰り返していた。

柏原真紀子
37歳。柏原家の長女で裕吾の父に当たる兄が家業の資産管理に興味を抱かなかったために、彼女が実質的な家長の立場に就いており、5年前に夫を亡くして以来は実家に戻り再婚も一切考えずにいる。

柏原有希
30歳。柏原家の次女で大学医院に勤める有能な心療科医だが、プライベートは一切姉妹には明かさずに逆に裕吾の関心を招くことに。実は根室在住の妻子持ちの医師との不倫関係が続いており、陰では苦悩を重ねている。


【展開】

裕吾は自宅に戻るとおめかしした有希が珍しく慌てた様子で出ていくのを目の当たりにし、いつもは部屋を施錠するのに開いていたことに気付き、部屋に侵入し有希の下着を見付けるとベッドに横たわりオナニーを始める。その頃部屋で惰眠を貪っていた麻衣が有希の部屋の異変に気付き、裕吾の行為を目にしてしまう。その晩に罰を与えるという口実で部屋に裕吾を呼び付けるとマッサージをしてと命じるが、好奇心から手を出して来るだろうと期待し狸寝入りする。予想した通り秘所に目を向けた時に目覚め、叱り付ける振りをしながらも手伝いをしてあげると裕吾の勃起を晒すと、大人顔負けで仮性のペニスに圧倒されながらも手扱きで射精に導く。
このままでは済まないだろうと予感した麻衣は翌日体調不良で早退し裕吾の帰りを待ち受けると、案の定彼はセックスしたいとストレートに訴えてくる。ひとまず手扱きで一度射精に導くと浴室に逃げ込むが後を追って来て、更にもう一度射精させて今度は施錠して部屋でオナニーに浸ろうとするが、裕吾が執拗に扉をノックしていていかにも仕方なくを装い中へ招く。裕吾が上になり身体を重ねると麻衣は積極的に少年の乳首を愛撫するが、それだけで身体に挟まれた勃起が打ち震えるのを感じ、同じように丁寧に愛してと指戯によってエクスタシーを味わう。それでも時間がないからと翌土曜日に二人で湯河原に日帰り旅行へ出掛けると、念願の筆下ろしを叶えてあげるのであった。

しかし端から裕吾と深い関係に浸るつもりが無いだけに、性欲旺盛な彼の執拗な求めにウンザリし始め、女子バレー部の宿舎に住み込みでの寮長の話を受けると逃げるように引っ越ししてしまう。しょげる裕吾を見た真紀子は自分が二人の関係を知って引っ越すきっかけを作っただけに、週末に麻衣が忘れ物を取りに来ると連絡を受けて、裕吾が再び関係を迫るのではと危惧する。
麻衣は所用があり今晩は泊まらない、そんな事情は知らず塾から帰ってきた裕吾は、彼女が寝室に寝ているものと思い込み夜這いをかける。セックスを迫る前に手を借りて一発抜いたものの、うめき声をあげながら目覚めたのは何とネグリジェ姿の真紀子だった。ペニスを握らされて性的渇望に囚われただけに巧みに裕吾からして欲しいと言わせると、握っただけで呆気なく射精するが、十代の旺盛な精力を見せられて今度は口唇奉仕でイカせてしまう。
今度は自分の番と裕吾は真紀子の秘所を見せてもらうと舌で味わうが興奮のあまりに果ててしまうと、ぐったりとした叔母を浴室に連れていきシャワーを浴びせる。そしてバックで交わり膣内射精すると、寝室に先に引き上げ戻ってきた真紀子に今晩だけはならば何度しても良いねと言質を取り、指ピストンで膣内を撹拌して絶頂へ導く。そして四つん這いにすると興味のあったアナルへの挿入も果たすのであった。

一夜限りという約束を守り何ごともなかったかのように振る舞う真紀子を見て、裕吾は自分のために犠牲になってくれたのだと納得するが、麻衣がお見合い結婚をすると聞いて穏やかな気持ちでいられない。かねてより興味のあった有希宛てにある日手紙が届いたのを見て裕吾は密かに中を覗き、根室に付き合っている男がいてクリスマスに札幌で逢う約束をしていたのを反故にすると知るが、うっかり手紙を汚してしまいあわよくばを期待して有希には知らせずにいた。
先回りして札幌のホテルの同階の部屋を取りクリスマスディナーで正装した有希を見送ったものの、叔母を惨めに晒すのもと思い男は今晩来ないことを告げる。真相を知った有希は思い切り酔うと共に、後腐れのない甥だからこそと開き直り淫らになろうと決意する。
有希はマッサージを口実に身体を触らせて勃起しているのを目にするとまずは手で放出させ、汚れた手を洗って裕吾に浴室に連れていってもらい身体を洗わせる。飾り毛を剃られて興奮したせいか秘芯を舐められると潮を吹くほどの快感を得て寝室へ戻ると、今度は裕吾の乳首を舐めながらペニスを扱き口唇で精を受け止める。日付けが変わる頃有希は馬乗りになり裕吾の旺盛な性欲に溺れるが、翌朝早く置き手紙だけを残して部屋を立ち去る。
遅く目覚めた裕吾はフロントで有希が石垣島に向けて旅立ったと聞いて、叔母らしいと苦笑いしこのまま羽田に向かうのもつまらないと行き先を考えていたが、そこへ真紀子から電話があり父が本社に栄転し帰国すると聞かされる…。


【レビュー】

本作も三人の叔母を題材として中編を繋ぎ合わせた連作となっており、過去に凌辱されて刹那的な恋愛しか出来ない三女の麻衣、夫を亡くして以来ひとり身の長女の真紀子、不倫関係に嵌まっている次女の有希と三者とも傷を負った女性たちとの情交をメインに描かれている。性欲旺盛な16歳の主人公だけにペニスに触られただけで射精するほどだが、一晩で何度も勃起出来るほどの逞しさに叔母たちも溺れてはいくものの、やはり叔母と甥という関係は切っても切れない訳で一度きりになってしまう。

その一度きりだからこそ交合するまでのプロセスは実にいやらしく、高竜也作品ではお馴染みのオナニーの見せ合いや、白濁を浴びて身体に塗りたくるなどの描写が秀逸である。近年一人一章型で最後は…という作品が多いのだが、一章におけるパターンの豊富さでは近年の方が勝ると思うが、濃厚さと丁寧な描写においては高竜也作品も決して負けてはいないと思う。

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高竜也「妹・梢」

高竜也「妹・梢」
(フランス書院文庫、2004年2月、表紙イラスト:村山潤一)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)


妹・梢 (フランス書院文庫)
高 竜也
フランス書院
2012-08-17




【あらすじ】

両親の事故死に伴い、伯父夫妻に引き取られた章吾と梢の兄妹。従姉の奈美に誘われて章吾は身体を重ねたが、その秘密を知った従兄の純一に弱味を握られて梢が性的な奉仕を強いられてしまう。両親の遺産目当てに純一と結婚させられると知った梢は…。


【登場人物】

蒼井章吾
17歳の高校2年生で、道内のラグビー部の強豪校に通っている。1年前に交通事故で両親を亡くし、伯父に当たる元木家に引き取られている。ラグビーの練習中に右腕を怪我しており、奈美が世話を焼くことに嬉しさと鬱陶しさがない交ぜとなっている。

蒼井梢
16歳の高校1年生で章吾の実妹。典型的なお兄ちゃん娘で、盲目的なほど彼に甘えている反面で、当初から奈美や純一とは距離をおいて付き合っている。小柄ながらも平均的な同世代の女子に比べて胸やお尻はしっかりと育っている。処女。

元木奈美
21歳の大学生で章吾兄妹の従姉。奔放的な性格で派手な交遊の噂が絶えない。これまで付き合っていた彼氏が倒錯的な性交を好んでいたらしく、娼婦のように振る舞っているが、家庭の不和にいち早く気付き鬱憤を晴らそうと章吾を誘惑する。

元木純一
17歳の高校2年生で奈美の実弟。章吾とは別の高校に通いラグビー部に所属していたが、暴力沙汰を起こして退部処分を受けている。柄の悪い連中と付き合っており、セックスの経験も豊富。梢に異常なほどの好意を寄せてはいるが…。


【展開】

章吾は右腕を怪我し入浴するのにも苦労していたが、そこへ奈美が悪戯な笑みを浮かべながら手伝ってあげると誘われる。奈美のセクシーな身体付きを見ただけで勃起するが、彼女は分かっているとばかりにペニスに触れて手扱きで射精に導く。呆然とする章吾を置いて奈美もふらついたように部屋に戻っていくが、その瞬間を見た梢は二人の態度を見て、何かあったのではと疑いを抱く。

そんなある日章吾は奈美に誘われて札幌市内の元木家のマンションの部屋にやって来ると、目的は一つしかないとばかりに浴室で一度射精に導かれる。そして寝室へ移動すると奈美はセックスを教える代わりに自分が女王様だと主張し、奴隷とした章吾の四肢をベッドに縛ると顔面騎乗になり快楽を貪り絶頂してしまう。そしてそのお返しにシックスナインで口唇奉仕を仕掛けると、章吾の拘束を解き初体験は正常位で導いてあげる。

ある晩梢はトイレへ行こうと部屋を出ると、廊下にいた純一に手をひかれ章吾の部屋の前にやって来る。そこで兄と従姉が性行為をしているのを知りショックを受けるが、純一から兄妹を追い出すのは自分次第だと脅されて、本番は絶対しないからと約束されたもののオナニーの手伝いを強いられる。更にはイラマチオ同然に口腔を犯されるが、兄の為に犠牲になると決意し気丈に振る舞う。

両親の一周忌を迎えた日の晩、梢は元木夫妻や親戚たちの話を聞き、自分が純一といずれは結婚させられると聞いてショックを受ける。その話を聞いた章吾は梢に対して純一には決して気を許すなと告げるが、自分自身は奈美との関係を断ち切るまでにはいかずに誘われるままに性交に及んでしまう。

翌日曜日に章吾のことで話があると純一に呼び出された梢は、自信たっぷりに二人の関係は続いているぞと従兄に告げられて反発するが、そんな気持ちも無視されて暗がりのなかで裸体を披露せざるを得なくなる。純一を怒らせなければ全ては丸く収まると考えて梢が積極的に打って出ると、どうやら一度の手扱きだけで満足したようで部屋を出るが、やはり悔しさのあまりに涙を流すのであった。

数日後元木夫妻が口喧嘩をしたらしく重苦しい空気に包まれるが、章吾は奈美からの又聞きで金に目が眩んだ伯父が蒼井家の遺産に手を付けるかもしれないと知り、複雑な思いに駆られながらもマンションで逢瀬を繰り返していた。ある日アルコールの酔いも手伝いアナルセックスを経験してから元木家に戻ると、梢が浮かぬ顔をしながら純一の部屋から出てくるのを目撃してしまう。

章吾は怒りに任せて純一を責めるが、姉との関係を切り出されてはずこずこと引っ込まざるを得なくなり、体調が悪いと訴える梢のことが気掛かりなものの、セックスの快楽に抗えずに再び奈美の元へ向かう。しかし先に純一からこれ以上関係を続けてはまずいと忠告を受けていたのもあって、奈美は手のひらを返したかのように拒絶する。そこで強引に奈美を押し倒しペニスを挿入すると、口では嫌がる素振りを見せながらも順応する奈美を正常位からバックに変えて、強弱を付けながらピストンし背中に精を吐き出すのであった。

一方純一は章吾をやり込めたものの梢との結婚が危ういものとなった以上は、力ずくでモノにしてやろうと決意を固める。章吾が奈美を犯していたその頃純一は梢の部屋に押し入ると、抵抗する梢の頬をビンタして体格差でベッドに押し付けると、下着を剥いで歳に似合わず成熟した少女の身体を蹂躙する。そして挿入を迎えようと気を抜いた瞬間を見計らい、梢は純一を蹴飛ばして逃げるが二階に追い込まれすかさず電気ヒーターを階段から投げ落とすと、素っ裸の純一にヒットして滑り落ちた後で出血失神させてしまう。

純一を殺してしまったと気が動転し梢は書き置きを残して生家へ逃げ込むが、直後に帰宅した章吾は誰もいない部屋に血を拭ったタオルと壊れたヒーターが残されているのを見付けて梢の行方を探す。生家にいるに違いないと見当を付けてやって来ると、梢から抱いてと迫りまだ処女のままだからと訴えられる。妹の想いを汲んだ章吾は禁忌の意識はひとまず置いておき、これからどうなるか分からないが、一時の快楽に溺れて身体を重ね合わせるのであった。


【レビュー】

「相姦の語り部」の高竜也作品は大まかに母親(叔母)主体、実姉主体、実妹主体と相姦対象が分かれるが、本作は短くストレートな題名の本人である梢がメインヒロインである。両親を失い兄にベッタリの梢に対して、章吾自身は守るべき大事な人だが性的な対象として見るのはかなり後の話である。これは高竜也作品でお馴染みの高学歴な男子主人公らしくもあり、身近に従姉の奈美がいて誘惑される環境にあれば尚更の話ではあろう。

誘惑者である奈美は倒錯した性交を交際相手に求められていたこともあり、童貞の章吾に対しては逆に自分が主導できる立場になったこと、章吾がやりたい盛りの若者でタフなことが引き合わせる要因になったのかもしれない。一方従兄の純一としては姉が性の対象ではなく、すれた性格なだけに可憐な梢を一気に征服せずに自分好みに仕立てていこうとする。皮肉にもそれによって彼女の純潔が守られ、兄に捧げることができたわけだが…。

終盤にややサスペンスめいた流れになるが、再読した時に思わず章吾が純一に手を掛ける流れになるのかと身構えたものの、実際は純一が痛い目にあっただけで済んだので一安心といったところである。

tag : 高校生主人公 童貞 兄妹相姦

高竜也「年下の彼 麻衣子が淫美獣に変わる時」

高竜也「年下の彼 麻衣子が淫美獣に変わる時」
(フランス書院文庫、2008年11月、表紙イラスト:新井田孝)

ネタバレ有り。御注意下さい。
2016年12月3日レビュー再編集。

作品紹介(公式ホームページ)






【あらすじ】

亮太朗に妹が凌辱された代償に麻衣子に肉体関係を迫る晴樹。彼女は年下の少年との禁断の関係に溺れる内に、新たな脅迫者が現れる。


【登場人物】

西村麻衣子
38歳。亮太朗の実母で夫は4年前から海外赴任中で、年に数回しか帰国していない。ひとり息子の亮太朗を溺愛している。

西村亮太朗
17歳。麻衣子の息子で生徒会の副会長を務める。晴樹の妹と付き合っていたが、それを逆手に取られ、晴樹が麻衣子に迫る材料にされる。童貞。

高見沢晴樹
17歳。亮太朗の同級生で、ラグビー部で活躍しているだけに日に焼けて逞しい体つき。麻衣子に興味を抱いていて、亮太朗が妹を凌辱したと巧みに嘘をつき接近する。豊富な性体験の持ち主らしく、表面上はSの悪童だが、アナル責めで感じるMの性癖の持ち主。父親は造船会社の重役で長崎へ引っ越しすることに。

松下秀和
17歳。麻衣子の姉の息子(甥)に当たる少年で横須賀に住んでおり、かつて小学校に通っていた時に晴樹と同級生で、麻衣子に憧れを持っていた点で共通項があった。両親が経営する会社がタイに進出するのに伴い、大阪の系列校へ転校する予定。細身でひ弱に思わせる身体付きで童貞。


【展開】

ある日二者面談を終えた麻衣子は晴樹に声を掛けられると、息子の亮太朗に妹を凌辱されたと告げられ、告げ口されたくなければと見返りを要求される。数日後晴樹を自宅へ招くが言葉巧みに迫られ寝室で裸体を披露することになるが、セックスレスにあった麻衣子としては晴樹の巨根を見せ付けられては堪らなくなり、彼もそれを見抜いたかのようにぺニスを扱き白濁を打ち上げてしまう。呆然としながらも晴樹の求められるがままに秘所を見せたり、口唇奉仕からアヌスを刺激してあげると、少年が立て続けに射精してしまいもう大丈夫だと安堵する。
しかし晴樹の性欲は麻衣子の想像した以上にタフで、シャワーを浴びた後に露骨に勃起を見せ付けられ、騎乗位で跨がらざるを得なくなる。それでも久し振りのセックスに溺れていき、表面上は晴樹の言いなりと言う体を保ちつつも、呼び出されれば応じてしまう。そんなある日たまには自分の家でと晴樹に呼び出されると、麻衣子はいつも以上にアヌス弄りに執着し勝手に果ててしまう少年に怒りすら覚えるが、そこへ妹が亮太朗を連れて帰宅する。まるで恋人同士といった雰囲気に、晴樹の言っていたことと違うと感じるが、麻衣子は隠れていたクローゼットの中で晴樹にバックで犯されてしまう。

晴樹の父親の転勤に伴い長崎に引っ越したと聞いて麻衣子はほっとすると共に、何処かで身体の疼きを感じていた。そんなある日晴樹から連絡があり指定したホテルの部屋に来て欲しいと呼び出されるが、待っていたのは甥の秀和だった。晴樹から全てを聞いていると健気な脅迫をする秀和に対し、麻衣子は頑としてはね付けようとするが、若勃起を見て息子を思い出す。代償行為のつもりで射精に導いてあげるが、数日後秀和が厚かましく家で待ち伏せしているのを見て一喝してしまう。
それでも若い性欲を持て余すのには同情せざるを得なくなり、手だけでなく口も使って射精させると、更には騎乗位で疑似性交に及んでしまう。更に数日後姉から海外進出に伴い、秀和が近々大阪へ転校すると聞かされ、食事会を終えると思い出になればとラブホテルで身体を許す。そして秀和との逢瀬は転校前日も行われすっかりテクニシャンとなった甥に半ば翻弄されながらも、麻衣子は亮太朗が帰宅するまでには情交を済ませようと考えたものの、時間を失念し帰宅した息子に見られてしまう。

亮太朗が晴樹の妹がいる長崎に向かったと知って麻衣子は晴樹の自宅を訪ねると、晴樹からふてぶてしい顔付きでもう一度しようと誘われるがそこへ妹が帰宅する。亮太朗とは何も無いと知って麻衣子は晴樹の頬を張ると、彼女から居所を聞いてグラバー園にやって来る。亮太朗と再会し一連の出来事を告白し、ホテルの部屋に着くと贖罪のつもりで亮太朗の若勃起を手で扱いて射精に導いてあげる。
翌晩も亮太朗に奉仕し口唇奉仕やシックスナインで二度も射精させ、更に二泊延ばして唐津に出るが、酔っ払ったせいもあってか亮太朗の反応は鈍く口唇奉仕で果ててしまう。自分から抱いてとは言えない麻衣子は鬱憤が溜まり、息子が眠りに就くとすかさず浴室に向かい一人遊びを始めるのであった。
そして翌日福岡に出ると亮太朗は機嫌悪そうにしながらももう一泊と望み、競艇場で大穴を的中させたのをきっかけに元気になったようで安堵する。部屋に戻ると亮太朗は夕べの行為を見ていたらしく麻衣子にオナニーしてと求め、更に寝入った彼女の陰毛を剃り上げると、秘所に向けて手で扱き射精する。翌朝亮太朗が未体験だから分からないと性交を求めなかった理由を明らかにすると、麻衣子は手扱きなどで散々射精に導いてから正常位で受け入れる。更には晴樹から教わったというバックでのアナルセックスまで求められるが、帰りの便のなかで麻衣子は横浜に戻ってから母子としての日常生活に戻れるだろうかと不安を抱かずにはいられぬのでだった。


【レビュー】

ヒロインは38歳の麻衣子一人、彼女と関係する男性は息子の友人の晴樹、甥の秀和、実の息子の亮太朗と17歳の高校に通う少年である。いわば息子とその友人と言っても良く多竿なのだが、リレー方式で麻衣子が次々に少年たちと関係を持ち、それぞれの事情で離れていく末に亮太朗に求められる流れである。

亮太朗が自分の妹と付き合っていることがきっかけで、晴樹の脅迫を受け入れざるを得なくなり、端から麻衣子を抱くための口実なだけに射精させてしまえばというあがきは報われずに犯されてしまう。その過程では晴樹がアヌスを弄ってとこれまでの悪童振りとは打って変わっての甘えん坊になり、麻衣子の美貌に浴びせた自らの迸りも喜んで舐め取る場面もあるが、高竜也作品ではこうした倒錯した描写も存在するので特別変わった悪童という訳ではない。

そんな晴樹が父親の転勤で居なくなった…と思いきや、意外なところから第二の脅迫者が現れ、華奢な印象が否めない甥の秀和である。逞しい晴樹とは打算での付き合いだとアッサリとしている面も窺えるが、基本的には同じ麻衣子に憧れる者として便乗してあわよくばという期待を抱く。当の麻衣子としては始めは厳しい態度で臨むが、姉から転校すると聞いて思い出作りに協力するものの、自ら主導するつもりが最後には少年に翻弄されるまでになり実にいやらしいと思う。

最後に実の息子の亮太朗が秀和との情交を覗き見て出奔し、後を追った麻衣子が晴樹の嘘を知って再会した亮太朗に謝罪するつもりで一時の恋人になろうと決意する。ところが亮太朗は初めてだからということからか、なかなか本番を求めて来ない。これからは個人的な意見だが、性に関して晴樹の影響を受けている亮太朗は、実は彼と何らかの性的な関係にあったのではないかと思われる。そう考えれば晴樹のアヌス弄りに拘る倒錯した趣味や、亮太朗がアナルセックスを求めるのも、些か納得のいくところではなかろうか。


DSKさんのブログでも本作をご紹介なさっています。
2008/11/21 発売年下の彼-麻衣子が淫美獣に変わる時著:高竜也、フランス書院文庫→ Amazonはコチラから。→ Kindle版はコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。〈電子書籍〉→ ひかりTVブックはコチラ。〈電子書籍〉→ 総合電子書籍ストア【BookLive!】はコチラ。「お願い、獣のような目で、私の裸を見ないで…」ブラを滑り落とし、静かにパンティを脱ぎ去る熟妻。目前の「彼」は息子の友だち。17歳の年下の「彼」(息子...
年下の彼-麻衣子が淫美獣に変わる時(著:高竜也、フランス書院文庫)

tag : 女性主人公 母子相姦 童貞

上原稜「最高の禁忌 友人の母・友人の姉」

上原稜「最高の禁忌 友人の母・友人の姉」
(フランス書院文庫、2008年6月、表紙イラスト:松原健治)

ネタバレ有り。御注意下さい。
2016年11月24日レビュー再編集。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

正太は久々に再会した智美とペッティングまで経験するが、彼女の母親の美華子に別れるように説得され初体験をさせてもらうことに。それを知った智美からも誘惑され関係を結んでしまい、正太は悩んだ挙げ句に智美を選ぶが…。


【登場人物】

松原正太
16歳。幼い頃に母親を亡くし父親は会社人間であまり家に帰らないので、向かいに住む友人の嶋村貴志の家で世話になって食事を共にする事が多い。童貞だが一物は20cmクラスの巨根。

嶋村美華子
39歳。智美や貴志の母親。夫を20年近く前に亡くし、遺してくれた会社を経営。母親同士が同級生という事から、息子同然に正太を可愛がっている。少し青みがかった緩く巻かれたロングヘアーに、小顔で可愛らしい容貌で女盛りを思わせるグラマラスな女性。かつてはグラビアで活躍していた事も。Hカップ。

嶋村智美
21歳。美華子の娘で貴志の姉で看護学校を卒業し市内の私立病院で看護婦として採用が決まり、4年振りに実家に戻る。正太を貴志と同様に可愛がっている。


【展開】

智美が地元の病院に就職するため嶋村家に戻って来た翌日、正太は彼女の引っ越しの荷物の整理を手伝ってと頼まれるが、わざと着替えを覗かせているとは知らずにナース服から私服姿に着替えているのを見てしまう。覗きの弱味を握られされるがままにしていた正太はキスを奪われると、パンツを下ろされて皮被りの勃起を晒されて皮剥きされながら口唇奉仕を受け、口内へ射精してしまう。智美から好きになったみたいだと告白され、更には美華子に寄せる想いにも気付かれた正太は、混乱しながらも彼女に応えようと決意する。

その翌日から美華子の身体を意識しないように無理強いしていたものの、かねてから美華子は正太の眼差しを快く思っていただけにその変化に不審を抱くが、ある晩に正太が自宅を抜け出して智美の部屋で相互愛撫に及んでいるのを盗み聞きしてしまう。美華子は翌日に松原家を訪ね料理を作ってあげると、わざと隙を見せてソファーでうたた寝した振りをして自分に関心を持たせようと試みる。案の定罠に掛かった正太を諭し娘とは別れるように伝えると、パイズリフェラから正常位で誘い童貞喪失に導くのだった。

それから約1週間近く正太は智美と逢わないように口実を作っていたが、ある日仕事の帰りに自宅まで送っていってと連絡が入り病院に行かざるを得なくなる。そして智美の部屋にやって来ると自分か母親かの二者択一を迫られ、正太は智美を傷付けまいと彼女を選択する。智美の独占欲からか互いの陰毛を剃り合いっこし終わると、そこへ友人の貴志が恋人を連れてやって来たために智美と二人でクローゼットに逃げ込むが、友人と恋人のエッチに触発されて智美に誘われるまま口唇奉仕や情交に及ぶ。夕方になり嶋村家の一家団欒を目の当たりにした正太は、ふと寂しさを覚えてしまい家に逃げ帰ってしまう。

正太の異変に気付いた美華子は後を追おうとするが、その前に智美から正太に抱かれたと宣戦布告を受け、今晩だけは譲ってあげるからと力付けられる。そして正太の部屋に入ると眠りながらもたぎっているペニスを露わにすると、身体を密着させながら手で射精に導くが、目覚めた正太から呼び捨てにされママになったつもりで甘やかす。それでも寝室で待っているからと美華子に誘われ、日が変わってから嶋村家を訪ねると、智美を意識してか若返ろうとセーラー服に着替えていた美華子が待っていた。シックスナインでのパイズリ奉仕で射精すると、正太は騎乗位になった美華子を翻弄しこの日何度目か分からない射精にひた走るのであった。

こうして母娘と二股を掛けることになった正太は、貴志が部活の合宿で不在の間に三人で嶋村家の別荘へ遊びに出掛ける。貴志に誘われ仕方なく同級生とのダブルデートに行ったことに嫉妬したのか、車中で二人に精を四回も搾り取られた挙げ句に、テニスコートではラリーに勝った方が先に交われるとばかりに母娘のつばぜり合いを見せられる。そして草むらで智美に抱き付かれて駅弁で交わっていると、美華子も待ち切れぬとばかりに背中から抱き付き、更には尻穴舐めで早く射精させようとする始末。
そして別荘へ着くと、浴室でやっと一人にさせてもらって安堵するが、母娘はそうはさせじと泡姫プレイへ誘う。それだけでなく寝室に来ると、ナース服に着替えていた智美が患者に扮した美華子へ太いお注射をとばかりに誘い、淫らなお医者さんごっこを迫られる。流石に二人に中出しすると正太は疲れたとばかりに、母娘の間に割ってベッドに横たわるが、暫くは二股のままで良いからと許され幸せを実感するのだった。


【レビュー】

美少女文庫の主力作家の一人である上原稜氏の二作品目となる本作は、「禁忌」と呼ぶからに息子同士、母親同士が親友であるなかで主人公と友人の母親・美華子だけでなく、姉の智美までも関係を結ぶ内容となっている。当初から美華子に対して熟れた身体に欲情し、同時に自分が得られない母性を与えてくれる存在として想いを寄せているが、そこへ娘の智美が現れたことからこの二人の間で優柔不断を繰り返してしまう。

小さいときからの力関係で弟や主人公に対して優位に立つ智美だが、男性関係が全くない訳ではなく、ライバルが母親と知ると一応は認めつつも最後まで一歩も退く構えは見せていない。弟に恋人が出来てエッチを目の当たりにすると主人公を挑発するし、母親と競い一度は自分を選んでくれたとなれば陰毛を剃り合うことも厭わない肉食タイプのお姉さんである。

一方の美華子は友人である主人公の母親への申し訳なさもありながらも、時には母親代わりとなったり、ある時は娘に張り合おうとセーラー服まで着てみせたりするお母さんである。終盤に掛けて当時の美少女文庫作品同様にやや強引な展開も見え隠れこそするものの、基本的に暗い展開なんて無しという作風が「らしい」と言えるのかもしれない。


DSKさんのブログでも本作をご紹介なさっています。
2008/6/23 発売最高の禁忌-友人の母・友人の姉著:上原稜、フランス書院文庫→ Amazonはコチラから。→ Kindle版はコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。〈電子書籍〉→ ひかりTVブックはコチラ。〈電子書籍〉→ 総合電子書籍ストア【BookLive!】はコチラ。「今夜だけ、正太くんの優しいママになってあげる」肩からネグリジェを落として全裸になる友人の熟母。こぼれ落ちそうなバスト、薄布に透ける黒い絹草…親友には...
最高の禁忌-友人の母・友人の姉(著:上原稜、フランス書院文庫)








美少女文庫では2016年11月に新刊を出したばかりで、精力的な活動を続けていらっしゃいますが、黒本の方は約2年以上刊行が無い状態です。




【直近の黒本作品】「癒しづくし 母とふたりの姉」

癒しづくし 母とふたりの姉
上原 稜
フランス書院
2015-03-20



2017年こそはまたお目にかかることが出来たらと思います。






先日巽飛呂彦氏の作品のレビュー再編集をしたばかりなのですが、上原稜氏のこの作品や森一太朗氏の「デビュー作品」も同じ2008年6月刊行の誘惑作品なんですよね。


巽飛呂彦「隷嬢の檻 三人の義妹」




森一太朗「熟女の群れ【四匹の獣】」





当時の作品全般に言えることですが、350頁クラスの作品ばかりです。このテキスト量をこなすとなれば、ヒロイン2人だとやや持て余し気味にもなり、上原氏の作品だと友人の悩み相談やスパイスとして彼と恋人の情交描写まで盛り込まれている訳です。友人自身は母親や姉に対して単なる肉親でしかないですが、もし彼が相姦関係にあったならば相当な寝取られにもなりそうです。主人公から見れば甘々誘惑でも、仮に友人側からすれば強烈な寝取られにもなり、作中でも姉が弟と主人公のを比べる描写がありましたからちょっと…という気もしましたね。

tag : 童貞 高校生主人公 母娘丼

宮園貴志「青い罪 継母と義姉妹と僕」

宮園貴志「青い罪 継母と義姉妹と僕」
(フランス書院文庫、2007年3月、表紙イラスト:新井田孝)

ネタバレ有り。御注意下さい。
2016年11月19日レビュー再編集。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

父親の再婚で自分と1つずつ上下の義姉と義妹、義母と同居生活が始まった翔太。寝室で義母の雅美のオナニーを覗き、脱衣所では彼女の下着を着て想いに耽る姿を義姉の香奈に見られ、倒錯的な扱いをされてしまう。


【登場人物】

江尻翔太
17歳。幼少の頃に産みの母を亡くしている。父親は雅美と再婚して間も無く地方へ出張の為、1ヵ月間不在にする事になった。雅美に倒錯した欲望を抱き、彼女の服を着てオナニーしている。童貞

江尻雅美
38歳。前年に亡くなった前夫が経営していた、広告代理店の取引先に勤める翔太の父親と再婚。ダークブラウンのウェーブ掛かった長い髪に、柔和で落ち着いた雰囲気を持った女性。翔太の欲望に気付き、受け入れようとする。

江尻香奈
18歳。高校3年生。雅美の前の夫との間に産まれた娘。切れ長で吊り上がった目付きで蠱惑的な魅力を持った少女。男性経験は割と豊富で、支配的な愛を好むが、翔太が気に入りあわよくば真央から奪い取ろうとする。

江尻真央
16歳。高校1年生。雅美の前の夫との間に産まれた香奈の妹。雅美に似てぱっちりした目にまだ幼い容貌にスレンダーな身体。翔太に対して露骨な程のアプローチを掛けて来るが、処女


【展開】

父親不在の生活が始まって間も無い翔太は雅美に興味を持ち、今晩もクローゼットに潜んで彼女のオナニー姿を覗き見る。いつもなら父の名を呼びながら戯れに浸る筈なのに、今日は色の違うバイブを使っていることに不審を抱くと、絶頂する間際に翔太くんと呼ばれ呆気に取られながら射精してしまう。そして翌朝ダイニングでうっとりと雅美を眺めていると、最初に真央、次に香奈から露骨なスキンシップを迫られ困惑するのであった。

その晩翔太はいつものように脱衣所で女三人の下着の品定めをした後に、雅美の下着や服を着てオナニーに浸っている所を香奈に見られてしまう。香奈は罰を与えるつもりで部屋に連れて来ると謝罪するだけで満足せず、義弟を四つん這いにさせて尻穴を弄った後に秘所を露わにして挑発する。翔太のクンニを受けてアクメに達すると目の前でオナニーをするように命じるが、彼の巨根を目の当たりにすると思わず口腔に含んでしまい、噎せ返るような匂いを感じながら射精に導く。真央に手出しさせないように今晩から自分のパンティを穿くように告げるが、穿き古したものが良いと嬉しそうな翔太の変態振りに呆れつつも、彼は自分のモノとほくそ笑むのであった。

香奈に隷属する生活を悦びつつも、本命の雅美に相談しようと翔太は二日後の晩に彼女の寝室を訪ねるが、ちょうど雅美は翔太を想いながらバイブを使っている最中だった。シーツの下にバイブを隠してから翔太と対面し、悩みを聞くと子供のように乳房を与えるが、身を捩らせている内に翔太に発見されてしまう。動かぬ証拠を突き付けられ雅美は一度は翔太の要求を撥ね付けるが、少年が素直に引き下がろうとしたのを見て怒りを覚え、自分が上位になりシックスナインから騎乗位での筆下ろしへ導いてしまう。

翌晩翔太は再び香奈の部屋を訪ねようとするが、真央に見付かり部屋に引きずり込まれ三日前の続きをしようと迫られる。既に香奈や雅美と何かあったと信じて疑わない真央だが、自分が一番の恋人だという妙な自信もあってか、フェチな翔太をリードしながら割れ目をクンニしてもらいアクメに達する。そして正常位での喪失儀式を終えたところで香奈が乱入するが、真央は一向に動じることはなく、翔太への脅迫材料も無くなったと知って忌々しそうに捨て台詞をはきながら部屋に立ち去る。

しかしこの後に雅美がやって来て、ことも無げに翔太とセックスしたとばらされた挙げ句、露骨なまでに真央と張り合おうとしているのを見て翔太は焦ってしまう。自分の意向などお構い無しにフリーセックスを告げた真央にも唖然としながらも、雅美の濃厚なアニリングスで悶絶しバックにさせて交わると、今度は真央のアナル処女も奪う羽目に。雅美も負けじと双頭バイブを持ち出して三番目の娘と言いながら翔太のアナルを貫いて射精させると、翔太もお返しとばかりに雅美を無理矢理犯して中出しする。
このままでは母に負けると悟った真央は、自分にしか出来ないことをと言いながら翔太の顔面を跨ぎ黄金聖水を飲ませるが、雅美もシックスナインになると自分のを飲ませるだけでなく翔太をお漏らしさせて飲んでしまう。今はママに敵わないと白旗を上げた真央は三人で身体を清めようと提案し、更に香奈の部屋に入り一緒に遊ばないかと誘うと、香奈はツンデレを装いつつも応じるのであった。

こうしてひと月が過ぎようとしていたある日、雅美は夫から仕事の都合で更にもう1ヵ月出張が延びそうだと聞かされてがっかりした振りをしながらも、電話を置くと睦み合っている子供たちに交じってエッチなことを始めてしまう…。


【レビュー】

デビュー作品同様に近親間での背徳性交と、使った下着の匂いフェチという倒錯的な要素とのバランスが取れており、古き時代のフランス書院文庫らしい作品である。こうした要素は多分に櫻木充作品からの影響だし、それでいて相姦な割には重苦しさを感じさせないのは、当時の巽飛呂彦作品から何かしら着想を得たのではないかと思われる。

フェチな主人公なだけに序盤から義姉の香奈のペット扱いを甘受しつつも、それを継母の雅美に割と早い段階で告げ口する辺りは意外にも計算高い少年のようにも感じられる。そしておませさんな義妹の真央は本来なら一番損なポジションなのに、彼の優しさもあって処女喪失もスムーズに済ませた上で、雅美に対抗しようとする健気さも窺える。

しかしながら本作では魅力的な義姉妹の存在を上回るのが、継母の雅美であろう。序盤からわざわざバイブにシールテープで夫と翔太の名前を貼り、それぞれで使い分けして倒錯したオナニーを始めてしまう。(因みに雅美は翔太の覗きにとっくに気付いていて、見せ付けるかのようにオナニーしていたのではと管理人は思います。)終盤では娘と張り合い、どんどん変態的なプレイに興じ、ママには敵わないとまで言わせる。翔太の父親と結婚したばかりなのでは?という突っ込みを思わず入れてしまうくらい、実に弾けていて笑えるお母さんである。

惜しむらくは300ページ弱という制限もあってか香奈の存在感は薄くなっていることで、やはり雅美には敵わないだろうけども主人公を弄ぶタイプなだけに、出番を増やして欲しかったなと思う次第である。


DSKさんのブログでも本作をご紹介なさっています。
2007/03/23 発売青い罪-継母と義姉妹と僕著:宮園貴志、フランス書院文庫→ Amazonはコチラから。→ Kindle版はコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。→ 【honto】の電子書籍はコチラ。→ ひかりTVブックはコチラ。〈電子書籍〉→ 総合電子書籍ストア【BookLive!】はコチラ。「オナニーがしたくなったら、私の部屋でしていいわ」「初めてだけど......私もお義兄ちゃんにご奉仕したい」セーラー服姿の義姉と義妹が、両隣...
青い罪-継母と義姉妹と僕(著:宮園貴志、フランス書院文庫)

tag : 高校生主人公 童貞 母子相姦 母娘丼 姉弟相姦 兄妹相姦 処女

プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

〈コメント〉
どなたでも書き込み自由ですが、管理人が許可するまではコメント欄に反映されないので、その辺りはご理解下さい。

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基本的にフリーですし、特にお知らせ頂かなくて構いません。

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