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如月蓮「兄嫁と義妹【寝夜のご奉仕】」

如月蓮「兄嫁と義妹【寝夜のご奉仕】」
(フランス書院文庫、2013年7月、表紙イラスト:阿木彰子)

ネタバレ有り。御注意下さい。2015年9月6日レビュー再編集。

作品紹介(公式ホームページ)

【あらすじ】

兄の頼みで1ヵ月間兄嫁の詩織と同居する事になった翔。彼女の手解きを受け疑似夫婦生活を続けていた2人の元に、詩織の妹の彩夏が現れ深い関係に陥る。

【登場人物】

村上翔
23歳。新社会人になったばかりの青年。結婚したばかりの兄が1ヵ月間海外出張する為、用心棒として詩織と同居する事になった。

村上詩織
28歳。翔の兄と結婚したが、仕事で多忙の為か夜の営みは途切れがちの様子。翔に対しては実の弟のようだと好意的に感じ、同居を承諾した。身長153cmと小柄で、腰まで有る長い黒髪に程々に熟れたグラマラスな女性。Fカップ。

彩夏
18歳。詩織の実妹で高校のチアリーディング部に所属し、早朝合宿の為1週間姉と同居する予定。身長158cmでポニーテールの似合う快活な少女だがEカップとスタイルが良く、姉から翔を紹介されて以来外見的な大人の魅力を感じている。処女。

【展開】

同居を始めたその晩に詩織の下着を持ち出して自慰をしていた所を見付かった翔は1度きりと頼み手や口で慰めてもらうが、翌日体調不良で早退した際に彼女が浴室でオナニーしていたのと知り、二十歳を過ぎて童貞なのは恥ずかしいからセックスを教えて欲しいと迫ると、昂っていた彼女もそれに応じ正常位で受け入れる。

翔は詩織に兄が戻るまで疑似新婚生活を経験させて欲しいと頼み、翌夕仕事を早く切り上げるなり玄関先で図々しく詩織を求め、四つん這いで情交に及ぶ。詩織との交わりに味を占めた翔はある日は裸エプロンの兄嫁に食べさせてもらったり、別の日は浴室で泡奉仕を受けたり、更には夜這い同然で寝室を訪ねたりと毎日のように関係を続けていた。

そんなある日彩夏の来訪で詩織とエッチ出来ず溜まった性欲を発散しようと翔は深夜に動画をおかずに自慰をしていると、目覚めた彩夏に見付かり私がしてあげると手コキで慰めてもらう。それでも翌晩に我慢出来なくなった翔は目を盗んで自室で詩織を抱くが、彩夏が目を覚まし覗いているとは知る由も無い。

土曜日に詩織が買い物で居ない隙に彩夏は勉強を教えて欲しいと翔を部屋に招くと、義兄に不貞を告げ口すると可愛らしく脅し初めてをもらって欲しいと迫る。椅子に座ったまま秘所を愛撫されて軽いアクメを感じた彩夏はお返しに口唇奉仕した後で翔を受け入れ、処女血の混ざった精液を腹の上に出され大人になったと実感を抱く。
翌日詩織が外出したのを知った彩夏はまだ寝ている翔を起こすが姉と勘違いしていると気付き積極的に口唇奉仕し、翔の求めに応じてチアリーダーの格好で騎乗位になるが、その現場を忘れ物を取りに戻った詩織に見られてしまう。

次の日彩夏が塾で帰りが遅いタイミングで詩織から関係を問い詰められた翔はなかなかエッチする機会が無かったからと答えると彼女とリビングで交わるが、その晩夜這いを掛けて来た彩夏を拒める筈もなく受け入れるが、トイレに起きた詩織に発覚する。
翌週末再び翔を問い詰めた詩織だが、ムラムラして堪らないと言う義弟の表情を見て自分が幾らでも変わりになるからと「ご主人様プレイ」を受け入れるが、そこに部活が中止になったと帰宅した彩夏と鉢合わせになる。制止も聞かずに騎乗位で射精を受けた彩夏に嫉妬した詩織は、淫らに義弟を誘うと対面座位からバックに変えて二度目の中出しへ導くのだった。

【レビュー】

「如月蓮」の名義で出版された最新の作品であり、これまでの作品と同じく主人公やヒロインたちの性格付けに大きな変化はない。年齢は高校生から社会人まで何パターンかあれど甘え口調で迫る主人公に対し、ヒロインの側も嫌よと言いながらも主人公の押しに負けて意外にあっさりと情交を受け入れたりする。この構図にもう少し変化を付けてはと思ったのだが…。

如月作品が得意とするのはヒロイン3人の作品で、途中から主人公が他のヒロインとも関係を続けていると知り、嫉妬を滲ませながら自分に振り向いて欲しいと淫らになるのが情交描写の主となる部分である。複数プレイは終盤で出歯亀的に1人ずつ合流しては乱れた一時をというものであり、男性主体ならハーレムだが女性主体なのでシェアが適切な表現かもしれない。

主人公は性欲旺盛でとことん優柔不断、ヒロインたちは美女なのだが何処かに隙があっていわゆる「ご都合主義」の感もしなくはないのだが、本作ではヒロイン2人にした事で他作品に見られた嫉妬の応酬による複雑な場面転換は抑えており、その分兄嫁と義妹との情交描写に専念出来ていて好印象である。

tag : 大学生主人公 童貞 姉妹丼 処女

如月蓮「みだら華 継母の匂い・叔母の薫り」

如月蓮「みだら華 継母の匂い・叔母の薫り」
(フランス書院文庫、2009年2月、表紙イラスト:村山潤一)

ネタバレ有り。御注意下さい。

内容紹介(公式ホームページ)

【あらすじ】

義理の息子の遼太から向けられる視線を意識していた江梨子だが、ある日着替えを覗き見られた事から性欲を抑え切れなくなった彼から迫られ遂に身体を許してしまうが…。

【登場人物】

北村遼太
19歳。経済学部に通う大学2年生で。江梨子に対して女として意識し欲望を抱いている。予備校の講師のアルバイトをしている。童貞

北村江梨子
38歳。12年前に遼太の父親と結婚。遼太との距離を縮めようと自ら准教授としてを勤めている大学に進学するように推薦した。150cm台と小柄ながらも肉付きが良くスタイル抜群の女性。Eカップの巨乳。

篠原沙樹
36歳。江梨子の妹で10年前に夫を亡くして以来、小学生の息子と2人暮らし。姉に誘われて同じマンションの4階に引っ越して来たばかり。華道を教えており、普段から和装でいる事が多い。

【展開】

講義の時から遼太のねちっこい視線を意識していた江梨子は、着替えを覗いたり帰宅時の電車内で自らの身体に触れる息子に疑心暗鬼に陥るが、入浴の折りに昂っているのに気付き、彼の窃視に気付きながらも初めてのオナニーで絶頂する。

翌日の放課後に遼太を准教授室に呼び出した江梨子だが、彼から昨晩のオナニーを見てしまい集中出来ないと訴えられやむ無く裸体を見せながら性処理をしてあげようとするが、呆気なく自失される。
江梨子は自宅に戻り自分を避ける遼太が気掛かりで部屋を訪ねると、無くなった自分のパンティをオカズにオナニーする彼を目にすると、他の悪い女に引っ掛かるよりはと決心し口唇奉仕で射精に導く。

試験勉強を頑張ったらとエッチな期待をさせた江梨子は遼太に初体験を味わわせようと試みるが、タイミング悪く夫が帰宅したりと先伸ばしにしつつも彼の20歳の誕生日を前にとうとう禁断の関係を結ぶのだった。

数日後の朝沙樹は引っ越ししてからやっと遼太とゆっくり話をする機会に恵まれ自宅に招くが、息子の家庭教師の依頼をするつもりが自分に欲情を感じて股間を膨らませている遼太に気付き、江梨子への想いを吐く彼の為に手コキで射精に導く。

家庭教師の初日クラブ活動で遅くなるという連絡を受けた沙樹は先日の一件を意識しつつ、再び遼太に迫られ口唇奉仕をしながら秘所を弄られ絶頂に至るが、それからは何度か奉仕のみで流石に本番に踏み込むのは躊躇われお預けにしてしまう。

ある晩酔った振りをして自宅に遼太を連れ込みまだ童貞だと聞かされた沙樹だが、翌日姉から忠告を聞かされると遼太を誘惑して情交に及び、最中に江梨子から電話が掛かって来たのをみて対抗心を剥き出しにして電話越しに喘ぎ声を聞かせる。

週末沙樹は誕生日祝いにと遼太をシティホテルに連れ込み先に一戦交えると、遅れてやって来た江梨子を挑発する。関係を知った彼女は豹変したかのように情交を終えたばかりの遼太に迫り、自分にも愛情を注いでと主導権を握るのであった。

【レビュー】

デビューしてからヒロイン3人の作品が続いていた作者であるが、本作では継母と叔母による近親者2人のヒロインものとなっている。誘惑作品としては王道の設定であり、ヒロインたちは主人公に対してややショタコンめいた愛情を注いでいる。

互いに近い存在であるが故の嫉妬も抱きながらも、主人公のワガママぶりに身体を許してしまう継母と叔母の心理描写は、女性作家らしい細かい機知に富んだものと言えるであろう。

しかしながら物語の展開としてはややぎこちなく、中盤で妹である沙樹と主人公の関係を(電話越しとはいえ)知った江梨子がその後何の疑問もなく週末に呼び出されるまで主人公を放置していたのかなど首を捻らざるを得ない部分も少なくはない。
本作以降の如月蓮作品ではあるヒロインとの情交を匂わせる場面で、他のヒロインとニアミス(例えば車に乗っていてすれ違うなど)していて疑問を抱くのに、後の伏線として用いられなかったりと不自然さを残す展開が見られるのだが…。

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みだら華-継母の匂い・叔母の薫り(著:如月蓮、フランス書院文庫)

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如月蓮「Wの誘惑 彼女のママとお姉さん」

如月蓮「Wの誘惑 彼女のママとお姉さん」
(フランス書院文庫、2008年7月、表紙イラスト:左静怡)

ネタバレ有り。御注意下さい。

内容紹介(公式ホームページ)

【あらすじ】

付き合っている蓉子の家に招かれた尚彦は、彼女の母親の霞や姉の静香の魅力的な身体に惹かれ、蓉子の目を盗んで自宅やバイト先で関係を結んでしまう。

【登場人物】

尚彦
19歳。工学部に通う大学生で、1年後輩の蓉子の恋人として沢村家に出入りしている。蓉子とキスまでの関係に留まっており、先に進みたいと焦燥に駆られている。たまたま始めたバイト先が静香の勤務先だった。童貞

沢村霞
38歳。静香と蓉子の母親で専業主婦。娘たちが幼い頃に夫を亡くしている。巨乳。

沢村静香
20歳。霞の長女で短大を卒業後アパレル会社に就職。身長165cmにDカップとスタイルが良く、おしゃれな雰囲気を醸し出している。

沢村蓉子
18歳。高校3年生。霞の次女で尚彦と恋人としての付き合いを始めている。身長155cmで母親譲りのふっくらとした肉付きの良い身体。処女

【展開】

万年筆を落としたとやって来た尚彦に洗濯物を取り込んでもらい、雨に濡れたのを心配した霞はシャワーを浴びるように勧める。しかし彼が更衣室で自分の下着を使ってオナニーしているのを知り、性欲を鎮めるとの口実で手コキから口で精を受け止める。

数日後尚彦を好ましく思っていた静香は出勤前の朝の電車で彼を見掛けると悪戯心から誘惑するが、逆に尚彦から痴漢行為に及ばれ中断してしまうと駅のトイレでオナニーしてしまう。
更にその日の夕刻にバイトとしてやって来た尚彦を倉庫へ連れていくと、2人きりなのを良い事にパンチラに欲情した尚彦を誘い口唇奉仕を仕掛ける。

ある日買い物を終えて足を痛めた霞の前に偶然車で通り掛かった尚彦だが、助手席に座る彼女の太股に見とれ途中の公園の駐車場に車を停めると、霞の口唇奉仕を受ける。
蓉子が熱っぽいと聞いた尚彦は彼女の部屋で際どいやり取りをしている内に下着越しに彼女の胸や秘所に触れるが、霞に邪魔されキッチンへ降りて来ると不用意に落とし物を探す四つん這いの霞に欲情し再び口唇奉仕を求める。

霞が尚彦と親しい関係にあると気付いた静香は職場の大会議室に彼を呼び出すと、初心な尚彦に対して新作のランジェリーを着てみせて散々挑発すると、自分が初めてを奪えると優越感に浸りながらセックスに及んでしまう。

一方自分や姉と話したがらない蓉子の態度に関係を気付かれたと察した霞は娘が帰宅する前に尚彦を呼び出すが、静香とは何も無いと否定する彼を寝室に導き自分が女体をレクチャーしてあげると誘い、正常位からバックに体位を変えて受け入れてしまう。
情事を終えて娘たちに覗かれていたと知り愕然とする霞は蓉子に初体験をという静香の説得を渋々受け入れるが、姉の手解きで尚彦に貫かれる蓉子や続けて情交を求める静香に当てられ、2度目のセックスを求めるのだった。

【レビュー】

「彼女の○○」という作風で、大概「彼女」が報われない作品が多い中では、終盤とはいえ蓉子に焦点を当てた情交描写が有ったのは好感が持てる部分である。

350ページ近くと当時としては大容量の力作ではあるが、全体の3分の2が彼女の母親の霞と姉の静香が交互に主人公に対して口唇奉仕までと散々お預けを食らわせてしまっているのが良くも悪くも如月蓮作品らしい作りと言えよう。

霞の心理描写には娘の恋人を盗る事に対する罪悪感も抱きつつ、本音はこんな逞しいものを処女に与えるなんてという生々しさが先行してしまうのはいかにも女性らしい観点なのかもしれない。
ここは姉の静香の方がより蓉子想いな面が窺えて、既存の誘惑作品なら積極的に主人公を誘惑するポジションとはやや異なる面でもあるが…。

エピローグにおいて蓉子が転校生を自宅に招き、早くも好色ぶりを見せる母親に娘たちが嫉妬の視線を投げ掛ける描写が有るが、これも如月蓮作品らしいとはいえ、蓉子は主人公との関係はどうなったのか幾分気になる点である。

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Wの誘惑-彼女のママとお姉さん(著:如月蓮、フランス書院文庫)

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如月蓮「午後8時のレッスン 家庭教師・彩」

如月蓮「午後8時のレッスン 家庭教師・彩」
(フランス書院文庫、2008年2月、表紙イラスト:新井田孝)

ネタバレ有り。御注意下さい。

内容紹介(公式ホームページ)

【あらすじ】

大学受験を控えた慎一の為に叔母の繭子の配慮でやり手の家庭教師の彩が就く事になったが、年上の女性と2人きりの状況に緊張した慎一に対して彩は誘惑を仕掛けてしまうが…。

【登場人物】

松尾慎一
18歳。高校3年生。大学受験を控え繭子の依頼で彩に家庭教師をしてもらう事に。男子校のテニス部に所属する筋肉質の少年。童貞。

島原彩
22歳。私立の医大に通う大学4年生。これまでにも教え子の性欲を上手くコントロールしながら、実績をあげて来たやり手の家庭教師。繭子と知り合った縁で慎一の家庭教師をする事に。Eカップ。

山岸里江子
28歳。大学を出て高校教師になったが夫と出逢い、家庭に入ったものの仕事人間の夫に不満を感じている。現在は松尾家の隣人でベランダ越しに慎一に覗かれたり、パンティが無くなったりと警戒しているが、彼の母親の頼みで古典を教える事に。巨乳。

前川繭子
35歳。慎一の母親の妹に当たる。米国で働く夫の仕事の都合で一時帰国し、隣人の彩と知り合った縁で慎一に生物学を教えて欲しいと頼む事に。ネイティブレベルの英会話が出来る為、後に慎一の英語の家庭教師を務める。巨乳。

【展開】

初対面でうぶな慎一の反応を見た彩は、次の授業の際に医学書を見せ女性器のレクチャーをしながら勃起している少年を誘惑し手で射精に導くと、更に次の授業ではパンティ越しに濡れた秘所を見せ、試験の結果が良かったらご褒美をあげると約束する。

ところが彩が大学の実験で多忙にしている間に、慎一の母親からの頼みで里江子が古典を教える事となり、彼女は慎一から向けられる遠慮のない視線に戸惑いつつも悪戯心から誘惑を仕掛け口唇愛撫で精を受け止める羽目に。
数日後里江子はふと慎一の部屋の窓を開けると自分の部屋のベランダと近い事に気付き、下着を盗んだ代償としてオナニーをするように命じた後今度は自分の秘所を愛撫させ、遂には我慢できず四つん這いになって挿入を求めるのだった。

一方妹から慎一が彩だけでなく里江子からもレッスンを受けていると聞かされた繭子は自分が先に筆下ろししようと意気込み英語の授業で誘惑するが、更に彩から里江子との一件を聞かされて危機感を抱き3度目の授業で交わりを持ってしまう。

繭子の計らいで慎一を自室で受け入れた彩は他の2人と既に経験済みだと知り嫉妬を抱きつつ関係を結ぶが、成績に影響するという懸念から繭子の提案で淑女協定を結び慎一が大学受験に合格するまでお預けとなる。
翌月推薦枠に滑り込みいち早く合格の報を受けた繭子は慎一には内緒で3人揃って交わろうと計画を立てると、週末のシティホテルに一足先に甥を連れ込み精を受け止めると、遅れてきた里江子や彩の嫉妬を受けながらも4Pへ転じるのだった。

【レビュー】

大学受験を控えた主人公に対して、成績アップの報酬として家庭教師の彩がご褒美にエッチな事を一つずつしてあげるという典型的な流れは初めの2章までの話で、中盤に隣人の里江子、更に叔母の繭子も参戦する展開である。

ヒロインが3人登場し1人ずつ順番に攻略するという展開自体は如月作品のパターンだが、主人公が見ているような纏わり付くような女体描写や、奉仕する際の性器の描写などは得意とする所なのか、前作と比べると格段にいやらしさは増したのだと思う。

本作では流石に高校生主人公を味見するのでは些か不都合だと感じたのか、エピローグでの「実は手玉に取られていた主人公」のくだりが無かったのもこれはこれで良かったのではなかろうか。
いつもは誘惑に至る流れがぎこちないだけに、本作のように主人公に対するヒロインたちの興味や愛情をストレートに描写した方がらしいのかなと感じた次第である。

【トラックバック】

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午後8時のレッスン-家庭教師・彩(著:如月蓮、フランス書院文庫)

tag : 高校生主人公 童貞

如月蓮「熟母懇親会【息子の担任教師と…】」

如月蓮「熟母懇親会【息子の担任教師と…】」
(フランス書院文庫、2007年7月、表紙イラスト:新井田孝)

ネタバレ有り。御注意下さい。

内容紹介(公式ホームページ)

【あらすじ】

PTA役員でたまたま子供が同じクラスという純子、理沙、麻奈の3人は新任教師の西村に目を付け、競い合うように彼を誘惑するのだった。

【登場人物】

西村
小学6年生を受け持つ若手教師。学生時代にテニスの経験があり、引き締まった肉体とまだ不馴れで初々しい様子に熟女3人組の標的にされる。

村上純子
30代半ば。PTA副会長。西村に始めに目を付け、ふしだらな関係に導く。

平田理沙
30代半ば。PTA監査役。純子や麻奈と同じく、子供の担任である西村に関心を抱く。テニスが趣味。

小泉麻奈
30代半ば。PTA広報。ママさんバレーが趣味。

【展開】

参観日の授業を終えた純子は親しげに西村にアプローチを掛ける理沙に嫉妬し、先んじて土曜の学校で保護者向けのパソコン講習会に参加すると片付けを手伝う口実で居残り、西村に理沙との様子を映した画像をネタに誘惑し手で射精に導く。

数日後個人面談で学校にやって来た純子は先に理沙に誘惑され半勃ちになっている西村に気付き面接試験の予習を口実に身体を密着させると、表面上は拒みつつも西村のされるがままに秘所に触らせた後で口唇奉仕で精を受け止める。

その様子を教室のドアから覗いていた麻奈はママさんバレーの大会に西村を誘うとブルマ姿に粘付く視線を意識しながら試合に臨んだ後、部室でオナニーしている中で彼の乱入を受け拙速に奉仕を求めるのをいなしながら交合に及ぶのだった。

数日後理沙は子供の様子を見て欲しいと言葉巧みに西村を自宅に誘い子供が外出しているのを良い事に2人きりの状況を楽しむが、彼が隣室の洗濯物を凝視しているのを知り口唇奉仕に及ぶものの、そこへ子供が帰宅し未練たっぷりに中断してしまう。

PTA総会の準備で西村と2人きりになった純子は背中越しに勃起を押し付けられるが、いざ総会が始まると秘所が濡れているのを知られまいと我慢する。そして総会を終えると西村の案内で保健室に向かい、昼間から激しい喘ぎ声をあげながら情交に及ぶ。

創立記念日に2人を出し抜き西村をテニスコートへ誘った理沙はテニスもそこそこに女子更衣室へ移動すると立ちバックで交わるが2人に発覚し、日を改め夜の教室に舞台を移して4Pプレイに発展するのだった。

【レビュー】

本名義での長編デビューから3作品目となるが、この辺りで得意パターンを確立し始める時期でもあろうか。敢えて男性目線からの描写を避けつつ、ヒロイン3人側からのアプローチを試みたようである。
夫も子供もいる3人のヒロインではあるが、彼女たちが人妻であり母親である部分はあまり描かれていないし、終盤では早くも次の若い男を物色しようとする描写もあったりと女性のしたたかさは感じるが、背徳感としては物足りない面もあった。

以後も如月蓮作品は続くのだが、個人的には消化不良の感が否めなかった作品である。しかし発売当時の月のフランス書院文庫のラインナップでは誘惑系と呼べる作品は本作だけというのを考えると、頷ける部分も無くはない。
2015年時点では誘惑3、凌辱3と比較的バランス良く発売されるようになったが、まだまだ2007年当時のフランス書院文庫では凌辱専門の新書や作家の名を拝した文庫レーベルが売れ筋だったのだから時代性なのかもしれない。

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熟母懇親会-息子の担任教師と…(著:如月蓮、フランス書院文庫)

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如月蓮「三つの熟女体験 人妻同窓会」

如月蓮「三つの熟女体験【人妻同窓会】」
(フランス書院文庫、2007年3月、表紙イラスト:小玉英章)

ネタバレ有り。御注意下さい。

公式HPの作品紹介はコチラからどうぞ。

【あらすじ】

高校時代の同窓会で結衣や江梨子と再会した初音は、隣人の息子である卓に息子の家庭教師を依頼するが、ある日青年から性欲処理を迫られ言われるままに奉仕してしまうが…。その裏側では熟女たちのしたたかな打算と計略が渦巻いていたのだった。

【登場人物】

佐藤卓
理学部に通い体育系のクラブに所属の大学2年生。両親は共働きで不在がち。秋山家の隣人で、初音の息子の家庭教師を引き受ける事になった。彼女の母校の後輩という事もあり、初対面の時から高い信頼を得ている。

秋山初音
33歳。小学生の息子がおり、夫は海外赴任中で不在。可憐な印象と150cm台と小柄な割りに、出るところは出たスタイルの持ち主。結衣や江梨子とは高校時代の同級生で再会したのをきっかけに、互いに連絡を取り合うようになった。

増村結衣
33歳。小学生の息子がおり、夫は長期出張中。自治会のバレー部に加わっているが、コーチが卓の母親という事もあり親近感を抱いている。スラッとした長身で活動的な印象を与える女性。

坂井江梨子
33歳。卓が通う理学部の講師で、小柄ながらもグラマラスな肢体から男子学生の間で人気がある。年上の夫とは久しく性交渉を持っていない。中学受験を控えひとり娘がいるが、微妙な年頃で反抗期を迎え手を手を焼いている。

【展開】

卓に息子の家庭教師を依頼した初音は、ある日訪ねる直前に車に泥を掛けられ汚れた彼にシャワーを貸してあげるが、自分と2人きりという状況で勃起に気付いてしまい、手や口での奉仕を迫られる。

一方自宅に書類を届けてもらい卓と知り合った結衣は、数日後バレー部の練習に訪ねた事でコーチの息子だと知る。散らかったボールを拾おうと結衣が無防備な姿勢になると卓から性欲処理を迫られ、場を取り繕う振りをしつつ口で若い性を貪るのだった。

数日後初音はシャワーの具合が悪いと卓に点検してもらうが結局ずぶ濡れになってしまい、予想通り身体を迫って来た卓を彼女は巧みにいなしつつ本番を迎えるが、来客が入り直前でお預けとなる。
2週間後初音が一人遊びに興じていると、そこへ卓が呼び鈴を鳴らし鍵を忘れ微熱で体が怠いからと言葉巧みに部屋に入って来る。窓の桟越しにオナニーを見ていたと青年に迫られた初音は寝室で押し倒されてしまうのだった。

娘の中学受験対策で卓に相談を持ち掛けた江梨子は自宅に呼び寄せると、厚かましく股の間を視姦する教え子に困惑しつつも、数日後卓の返事を聞こうと下校時に自分の車に乗せる事に。
卓が車内で図々しく自分の脚にタッチするのに辟易した江梨子は大学の別の学部のキャンパスに連れ出すが、ベンチに座るなり夕闇に紛れて大胆にも秘所に触れ更に本番を迫る教え子に翻弄されながらクンニ絶頂を迎えるのであった。
その次の機会の講義を終えた江梨子は、平然とした態度で近付いて来た卓から受験資料を渡したいから2人きりで逢いたいと告げられる。
彼女は予感を抱きつつ卓を教授室に連れて行くが、中に入るなり狼に変貌した青年に押し倒され翻弄された振りをしながら後背位で貫かれ快感を得る。

江梨子から顛末をメールで知らされた結衣も初音と同じく挿入寸前で終わった卓との逢瀬を思い出しながら朝の通勤電車に揺られていると、そこへ何食わぬ顔で卓が現れ痴漢行為をされながら絶頂へ導かれてしまう。
駅のトイレで卓を思いながら始めてのひとり遊びに浸った結衣は体育館へ向かうと、更衣室で着替えようとしていた時に卓の乱入に遭い、濡れた秘所の痕跡を指摘されて羞じらいつつも、彼を正常位で迎えるのだった。

【レビュー】

女流作家によるデビュー2作品目だが、3人ヒロインと青年という得意なパターンに持ち込んでおり、1人1章ずつと言うのではなく舞台を交互に切り換え、3人のヒロインたちが徐々に貞淑な仮面を脱ぎ捨てていく様子を効果的に描こうと試みている。

例えば初音は壊れたシャワーにより主人公もろともずぶ濡れになった浴室の中で、結衣とは朝の通勤電車の中で痴漢行為、江梨子とは夕闇に紛れて大学構内の屋外でと本番ではないがそれぞれの舞台設定は悪くない。
しかし3人とも主人公に迫られて奉仕→本番直前で邪魔が入り中断→嫌よと言いつつ主人公を受け入れるの基本的な流れは一緒で、しかも細かく章を区切っているので折角盛り上がって来た所で3セット分お預けを味わわせる印象が残りテンポの悪さを感じた。

如月作品に見られる結構図々しい面が伺える青年主人公像だが、本作の卓の場合は意図してか心情描写を控え目にしたせいか、初音のオナニーを覗いたり、先回りして更衣室のロッカーに潜んで結衣を襲ったりとその段取りの良さは却って付きまとい犯のような気味の悪さを感じた位である。
ひょっとすると凌辱風味を志向したトライアル?と伺える節もありそうでそれならばと納得できるが、ヒロインたちも嫌よダメよと言いながらも裏では女同士で主人公との交わりを自慢し合ったりとチグハグな面が拭えなかったのが残念である。

ヒロインたちを自分のモノにしたと有頂天になる主人公に対し、実は手玉に取っていたのはヒロインたちだったというオチが付くのは初期の如月作品のお約束と言える。
貞淑な熟女たちが次のターゲットを漁るべく明け透けな会話を繰り広げるのは、本作以前の時代の相姦作品で禁断の果実を味わった代償に、相応の痛手を被るというオチと何処か似ていて、盛り上がった後の現実を見せられているようで複雑な気分である。

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2007/3/23 発売→ Amazonはコチラから。→ Kindle版はコチラから。家庭教師先で隣人妻の熟臀に魅せられ、悩ましいブルマー姿の人妻に酔い、人妻講師の煽情的な黒下着に色めき立つ。大学生が溺れた初音、結衣、江里子は33歳の同級生。一夜だけの約束だったのに、青い匂いが忘れられない......人妻という名の三つの熟れた林檎には、甘く危険な毒が!★★★★☆ 描写が秀逸, 2008/9/14主人公に3人のヒロインという如月作品の基本パターン。...
三つの熟女体験-人妻同窓会(著:如月蓮、フランス書院文庫)

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如月蓮「年上の隣人妻」

如月蓮「年上の隣人妻
(フランス書院文庫、2006年10月)

ネタバレ有り。御注意下さい。

【あらすじ】

隣家の息子の家庭教師を頼まれた徹は次第におめかしする綾子に疑問を抱きつつも惹かれてしまうが、ある日彼女の不在の折りにパンティを見付け衝動的に持ち去ってしまう。しかしそれは若い男に飢えた女性たちが仕掛けた罠の始まりに過ぎなかった…。

【登場人物】

桜井徹
21歳。工学部の大学3年生。母親から頼まれ週に1回綾子の息子の家庭教師をしている。テニスのサークルに入っており、爽やかな印象を与える青年。女性経験は無い。

植草綾子
38歳。桜井家の左隣に住んでおり、夫と息子の3人家族。肩の辺りでカールさせた黒髪に清純そうな雰囲気を漂わせた女性。身長160cmと標準的な身長だが、細く括れたウェストと熟れたFカップのバストと張り出したヒップが魅力的。

西岡麻耶
27歳。最近桜井家の反対側の隣に越して来た若妻。栗色でカールした髪型に愛らしい顔付きで、155cmと小柄だが出る所は出た体型の女性。結婚して間もないが子供は居ない。

田所奈緒美
33歳。徹の階下の部屋に住む。165cmとスラッとした肢体と理知的な顔立ちとポニーテールの似合う溌剌とした女性。夫と共通の趣味でテニスに興じているが、麻耶から徹がテニスをすると聞かされ、臨時のパートナーとしてテニス大会に誘う。

【展開】

次第にお洒落な服装になっていく綾子に疑問を抱きつつ、ある水曜日に植草家にやって来た徹は所用で外出するからと留守番を頼まれ、その間に偶然洗濯物のパンティを見付け持ち出すが、翌週に発覚して涙を見せながら謝罪し綾子が好きだと告白する。
徹の扱いに悩みつつも家庭教師を続けてもらう事にした綾子は翌週に彼を早めに部屋へ呼び話し合おうとするが、関係を迫られ手コキで射精に導き口唇で清める。その場は息子の帰宅で中断し安堵するが、翌週に再び徹に迫られなし崩しに関係を持ってしまう。

数日後エレベーターで麻耶と偶然乗り合わせた徹はパソコンの初期設定をする約束を取り付けると、その週末に自室にあっさり招いた彼女に戸惑いつつも、配線を繋ごうと瑞々しい臀部を見せ付けて無防備な彼女に欲情する。
そんな徹の心理を見透かしていた麻耶はリビングに誘うなりわざとお茶を溢して徹のズボンを脱がせると、勃起を囃し立てながら下着を脱がせ手コキから口唇奉仕で射精に導くのだった。
1週間後再び麻耶からパソコンの画像処理の仕方を教えて欲しいと部屋に招かれ、大胆にも自分を撮ってという流れに徹はうつ伏せで卑猥な格好をさせる内に欲情し、彼女の求めに応じて後背位で交わり、更に翌日には夫が帰宅する直前テレフォンセックスに興じる。

そんな中で週末奈緒美と一緒にテニス大会に出た徹は意気投合しコーチを引き受けるが、密着しながら勃起してしまい、クラブハウスの女子更衣室で口唇奉仕の末喉奥に精を放つが、他の客が入って来た為本番はお預けに。
翌週末買い物中に夫と連れ立って奈緒美を見掛けた徹は激しい嫉妬に駆られ、夫と一緒に話しながらも電車の中で衝動的に彼女に痴漢行為に及んでしまう。
更に翌週テニスの帰りに公園の脇に車を停めさせると車中で奈緒美を押し倒すが、人目が気になると抵抗されると無理矢理デートの約束を取り付ける。

一度に3人の人妻と関係を持ったと有頂天になった徹だが、同じ日にデートの約束が有ると心配しつつも週末に奈緒美の部屋を訪れ、流行りの店に行こうと連れられて動揺する内に、麻耶と少し遅れて綾子までもやって来る。
万事休すと思われた瞬間、徹は奈緒美の口から3人があらかじめ示し合わせていたのだと知らされた徹はショックを受けつつも、シティホテルで求められるまま次々に交わる。

数日後引っ越して来たばかりの大人びた高校生の話で盛り上がる綾子と麻耶の前に、少年と親しげに話しながら奈緒美がやって来る。彼を見送った奈緒美は、今度は私が最初に味見をする番でしょうと不敵な笑みを浮かべるのだった。

【レビュー】

フランス書院文庫で稀少な女流作家という触れ込みで長編デビューを果たした作者もやはり当時のしきたりに倣い、先にアンソロジー作品で先輩作家に混じって短編を執筆している。

長編は初めてとは言え官能面では申し分無く、貞淑な綾子、若妻の麻耶、その中間の年齢でクール系の奈緒美と各々の情交場面は濃厚過ぎて寧ろ詰め込み過ぎな位とも言えなくもない。
1人2章ずつを使って展開される物語は最後に3人が一堂に会し乱れた4Pに発展していくのだが、その流れは登場人物が増減しつつも以降の如月蓮作品共通の黄金展開である。

良くも悪くもこの作者らしいのは、ヒロインたちの心理と行動との微妙なズレが有ったり、綾子には甘えながらも、他の2人にはいきなり強気になる主人公の言動に矛盾を感じさせたりと疑問を抱く点が少なくはない。
心と身体は相反するという女性の複雑な心理や、若者らしい主人公の独り善がりな面にもう少し説明が有った方がよりスムースな流れになったとは思うし、終盤に3人が示し合わせていたというのも前置きが無いだけに唐突である。
とは言え、全般的に穏やかな展開で女性目線も踏まえたヒロイン、特に終盤での人妻たちのしたたかさを描いた点が評価を受けたと見え、デビュー作品ながらも版を重ねるヒット作品となっている。


【おまけ】

デビュー作品がスマッシュヒットという事で2013年までに作品を重ねて来た如月蓮さんですが、2014年は刊行が有りませんでした。
私は如月さんは心機一転の出直しをされたものと思っていて、それが正しければ既に新しいペンネームで既に昨年2作品を出しているという事になるでしょう。

これで如月蓮さんの名義で新刊が出たらとんだ見当違いですが、その作家さんも基本的に如月蓮作品同様の展開、登場人物像を描いているので、ほぼ間違いはないと思います。
これは「名前が変わっても自分の書きたいものは今後も変わらない」という本人の意思表示では無いかと私は勝手に受け止めています。

余談ですが、黄金展開(悪く言えばマンネリ)を繰り返す作者ほどレビューは書きにくいもので、如月蓮作品の既刊レビューがなかなか進まない原因の一つでもあります…。

【トラックバック】

DSKさんのブログでも本作を紹介なさっています。
2006/10/23 発売→ Amazonはコチラから。→ Kindle版はコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。→ 【honto】の電子書籍はコチラ。「いつも見ていたんでしょう? 私のことを……」 瞳を潤ませ、滾る股間を撫でながら囁く年上の淑女。 黒下着からはだけた乳房が、濡れた秘唇が、悩ましい。 大学生が出会い、溺れた人妻は同じマンションの住人。 隣人妻が教えてくれる性の世界は、何と甘美なのか? 理性と欲望の狭間で揺れ動く...
年上の隣人妻(著:如月蓮、フランス書院文庫)

tag : デビュー作品 大学生主人公 童貞 人妻

如月蓮「年上ハーレム 彼女は僕を眠らせない」

如月蓮「年上ハーレム 彼女は僕を眠らせない」(フランス書院文庫、2009年12月、表紙イラスト:藤井祐二)

ネタバレ有り。御注意下さい。

【あらすじ】

兄夫婦と同居生活を始めた駿は無防備過ぎる結衣の肢体に惹かれ関係を持ってしまうが、隣人の璃乃とも関係に至ったのを結衣に知られて担任の菜々子をも巻き込むが…。

【登場人物】

夏目駿
18歳。男子校に通う高校3年生。両親が地方転勤するのに伴い、兄夫婦の元へ引き取られる事になった。バレーボールをしており、背が高くがっしりした体躯。童貞。

夏目結衣
25歳。駿の兄嫁に当たり、長い黒髪で淑やかな雰囲気を持ち、160cmの身長に肉感的なEカップボディの持ち主。駿の同居に一旦は躊躇するものの、庇護欲をそそられて現在は可愛いと思っている。

瀬川璃乃
30歳。夏目家の隣に住む女性で夫と2人で暮らすが、夫に構って貰えないのを不満に感じている。帰国子女で英語が得意な為駿の勉強の面倒を見る事に。結衣よりムッチリとしたグラマラスな体型の女性。

三浦菜々子
22歳。今年から駿の通う高校に赴任して来た新米化学教師で担任も兼務している。小柄で仔猫を思わせる可愛らしい容貌と、アンバランスに発達した豊かなバストの持ち主。

【展開】

ある晩台所で駿とすれ違った結衣は自らのネグリジェ姿が挑発していると気付かずにトイレで性欲処理する義弟の声を聞いて動揺するが、ある日彼の部屋で勉強の面倒を見てあげる内に駿に迫られ手や口で慰めてあげる。
その日を境に駿と2人きりになると身体の火照りを意識するようになった結衣は、週末の浴室や買い物帰りの車内で義弟から際どい愛撫を仕掛けられるも本番を前にして毎回邪魔が入り焦らされるが、独り寝の晩に寝室で迫られ身体を許してしまう。

買い物から帰り部屋で着替えていた璃乃はベランダ越しに覗き見る駿の視線を意識してしまうが、数日後雨の中を駿と一緒に帰宅する事になり自宅へ招くと覗きを咎めつつも庇護欲をそそられ口唇奉仕の後勉強の面倒を見てあげると逢瀬の約束をする。
数日後の夕方に駿は瀬川家を訪れて英語のレッスンを受けるが、彼女の魅力に惹かれ違う事も教えて欲しいと迫り正常位から対面座位に変えながら深く繋がってしまう。

結衣から義弟と璃乃とのふしだらな関係を相談された菜々子は駿を応接室へ呼び出す。璃乃との関係は結衣への想いを紛らす為だと聞くと菜々子は代わりになると告げて口唇奉仕に及び、更に化学準備室で交わるも忘れ物を届けに来た結衣に見咎められる。
数日後駿の自宅で話し合う筈がなし崩しに再び関係を持った菜々子だが、そこへ結衣と璃乃の2人に踏み込まれて彼女たちに主導権を奪われて激しい4Pに発展するのだった。

【レビュー】

ヒロイン3人のハーレム作品だが、当時は作風の確立の試行錯誤の時期に有った為か、他の誘惑官能小説と同様に最初の3章が結衣、璃乃と菜々子の2人で2章ずつという短編を繋いで最後にハーレムという典型的な流れになっている。

結衣とは始めに口唇奉仕して貰っていて、本番を求める主人公に押し切られそうでなかなか先に進まないという心理描写はきちんと書かれているが、お預けを2回繰り返さなくても1回だけでも充分焦らしているのでそこは余計かもしれない。

璃乃は結衣と主人公との浴室での秘め事を聞いてしまいこれが後の誘惑にも繋がるのだが、菜々子に至っては結衣が璃乃との逢瀬に気付いていてそれを彼女に打ち明けるのだが、そこへの心理描写は有っても良かったと思う位唐突に感じさせる流れである。

そこを軌道修正したのが次作品以降で用いられている1章の中でヒロインのターンを細かく切り替える表現方法なのだろうから、ここは過渡的な時期という事かもしれない。

【トラックバック】

DSKさんのレビューブログにおいて、本作をご紹介なさっています。

年上ハーレム-彼女は僕を眠らせない(著:如月蓮、フランス書院文庫)

如月蓮「先生の奥さん・先生の妹 隣人は甘く淫らに誘惑する」

如月蓮「先生の奥さん・先生の妹 隣人は甘く淫らに誘惑する」(フランス書院文庫、2010年6月、表紙イラスト:TAKAI)

ネタバレ有り。御注意下さい。

【あらすじ】

半年前に隣家に越して来た担任教師の妻である奈津子と親しくなった純は彼女に甘えようとするが、一方で担任の妹の沙羅や真衣は奈津子との仲を疑い自分から積極的に関係を持とうとする。

【登場人物】

滝沢純
17歳。私立高校に通う3年生で受験を控えている。童貞。

北川奈津子
32歳。純の隣家に越して来たばかりで、今春に純の担任である北川と結婚した。結婚して間もなく性交渉が無く、寂しさを紛らわす為スポーツクラブに通っている。Eカップ。

北川沙羅
25歳。純の通う予備校で成績優秀者向けの英語の授業を担当する講師。予備校で一番人気のクールビューティで、奈津子の夫の長妹で真衣と共に兄夫婦と同居している。

北川真衣
22歳。沙羅の妹で現在は大学卒業を控えて教育実習生として純の学校に赴任して来る。幼く可愛らしい顔とアンバランスなまでに成熟した体つきの美女。男性経験は有る模様。

【展開】

悪友に誘われスポーツクラブで奈津子の水着姿を見に行った純は思い掛けず彼女と知り合う機会を得るが、その晩に部屋に面した彼女の部屋を覗き見て着替えを妄想しながら自慰に浸る。

翌日予備校で純は沙羅の授業の終わりに補習室へ呼び出されるが2人きりという状況に勃起したのを彼女に見咎められ、膝を付いてペニスをしごかれる内に口でして欲しいと甘えながら彼女の口内に精を放出し飲精して貰う。

ある日仕事が早く終わった沙羅は帰宅すると、そこには夕食を共にして直前まで妖しい雰囲気だった奈津子と純の姿を見掛けるが、気まずくなった純は慌てて逃げ帰る。
コンビニへ向かう純を車で追い掛けた沙羅は再び勃起を目にすると手や口で慰めようとするが、うっかり携帯の通話ボタンを押し奈津子に繋がっているのに気付かずに性戯から本番に至るまでの車中のやり取りを聞かれてしまう。

教育実習生として兄の学校に赴任した真衣に盗んだ奈津子の下着を見咎められた純は放課後に彼女に挑発されてフェラチオ奉仕して貰うが、帰宅して北川家にやって来ると浴室で奈津子がオナニーしているのを見付ける。
下着の盗みを謝罪する為にやって来た純に性的な飢餓に有るのだと弱味を握られた奈津子は、身体を求められると表面的には拒みつつも抜かずに2発も射精する少年にうっとりとするのだった。

奈津子に下着の盗みを謝罪しに行った為に授業をサボったという純の告白を予備校で聞いた沙羅は、何でも教えてあげると純に指や舌で秘所を好きなように弄らせた後に後背位で交わる。
一方その日に沙羅に逢いに来た真衣は背徳の交わりを覗き見てしまい、翌日の放課後に図書室で純を問い詰めるつもりが逆に関係を迫られ後背位で関係を持ってしまう。

翌日真衣から兄が出張で不在だから自宅で逢いたいと電話で呼び出された純だが彼女は居らず、独りで居た奈津子に事情を問われ沙羅や真衣との関係を白状する。
前夜に純にテレフォンセックスを求められた奈津子は自分が代わりになり旺盛な性欲を処理するからと告げ、純は寝室で交わりたいと要求するも情交の現場を沙羅や真衣に目撃されてしまい、気まずくなった3人は純との関わりを拒否するようになる。

事情が分からず困惑した純にスポーツクラブで待ち伏せされた奈津子は話を付けようと夫が不在の晩に呼び出すが、純に押し倒されてしまい再び義妹2人に見られてしまう。
互いに知らないと思っていた淫行を知られ一旦は姉妹で修羅場になり掛けるが真衣の機転で3人でシェアしようという流れになり、先に交わった沙羅の愉悦の表情を見た真衣も純を鼓舞しようと射精したばかりのペニスを口内に導くのだった。

【レビュー】

「先生の奥さんと先生の妹」という設定は魅力的で、妻の奈津子は結婚して半年だし、妹の沙羅や真衣とは結婚前にはそれほど近い関係では無かったのか、互いに意識して張り合う場面も見受けられる。

内容は他の如月蓮作品と同じパターンで、どうにも性欲をコントロール出来ないという主人公がヒロインに迫り、自分が代わりになるから他の女性とはしないでというやり取りをそれぞれの設定で繰り返されている。
毎回同じ人数の作品を連続して出版する作家はこの作者に限らず他にも大勢居るのにここまで毎作品が金太郎飴のように見えるのは、恐らく作者の人物描写が浅過ぎるからではないかと推察せざるを得ない。
どの時期の作品を読んでも全く変わらないというのは余程意図しないと出来ないものではないかと思われるので、ここは作者なりの拘りなのかもしれないが。

官能小説に深みのある描写は必要かどうかの議論はさておき、例えば主人公の側から見て奈津子や沙羅や真衣に惹かれた理由はなんだろうか。露悪な言い方だが単にヤらせてくれれば誰でも良いのではという気がする。
そんな主人公に何だかんだ言いつつもヒロインたちもアッサリ身体を許しているのも、幾ら主人公に惹かれる理由は有れどたまにはヒロインが主体的になったり、逆に頑なにセックスには応じないなど読む側に駆け引きを楽しませる工夫も必要ではないか。

繰り返しになるが、如月蓮作品の舞台設定や情交場面は非常に魅力的だが、プロセスの使い回しが露骨で工夫が感じられないのが残念でならないと思う。

如月蓮「隣の女は三度、僕を誘う 熟れごろの母・としごろの娘」

如月蓮「隣の女は三度、僕を誘う 熟れごろの母・としごろの娘」(フランス書院文庫、2010年10月、表紙イラスト:新井田孝)

ネタバレ有り。御注意下さい。

【あらすじ】

有紗と再会したのをきっかけに隣家の彩子・真理奈母娘と交流を深める直彦は次々と彼女たちと関係を持ってしまうが、互いに関係が露呈した挙げ句に精を搾り取られてしまう。

【登場人物】

沢口直彦
20歳の大学生。幼い頃に母親を亡くし、父親は長期出張で不在の為1人で居る事が多い。童貞。

伊藤有紗
27歳。彩子の姪で両親が転勤で不在の為、彼女の元に身を寄せている。商社の営業企画部に勤めるキャリアウーマン。Fカップ。幼い頃の直彦と一緒に遊んだ事が有り、15年振りに再会したらしい。

伊藤彩子
38歳。沢口家の隣人で夫を亡くしている。父子家庭の直彦を思いやり、一緒に夕食を共にした時期も有ったが、現在はあまり行き来が無い。有紗の転居により直彦との交流を深めている。

伊藤真理奈
18歳。彩子の長女で歳の近い直彦を兄のように慕っているが、最近はあまり顔を会わせる機会が無く残念に思っている。テニス部で活躍しポニーテールが似合うEカップの美少女。処女。

【展開】

有紗と再会した直彦はその晩に自宅で彼女と共にワインを口にするが緊張の余りワインを溢し服を脱がされて勃起していたのがバレるが、積極的な彼女から口唇奉仕を受け口内に発射してしまう。
数日後有紗と食事に出掛けた直彦は何故か女性ものの下着をプレゼントされるがそれを誘いの合図と悟り彼女に下着を穿くように求め、帰宅した後彼女に筆下ろしをしてもらうのだった。

有紗から直彦の様子を聞いて夕飯を届けるようになった彩子は真理奈が彼に好意を抱くのを気にする一方で、ある日の夕方にスーパーで直彦を見掛け夕飯に誘うと母親のように甘える彼の求めに応じ、秘所を弄られながら口唇奉仕に浸るのだった。
数日後直彦を想ってひとり遊びに興じていた彩子は強風で自分の下着が飛ばされたのに気付き沢口家を訪れるが、目敏く先に見付けた直彦に奪われてしまった上、直前にオナニーをしていた痕跡を指摘されると抵抗出来ずにバックで貫かれてしまう。

有紗や彩子が直彦に秋波を送っているのを知り負けたくない一心の真理奈は帰りの電車の中で直彦を見付けさりげなく尻を股間に密着させると、厚かましく秘所を弄られて痴漢され困惑しながらも勇気を振り絞り宿題を見て欲しいと告げる。
直彦と2人きりになった真理奈は彼が自分の身体に見とれているのを知り、勃起を口に含み奉仕した後でシックスナインになり相互絶頂に至るが、処女喪失の心構えが出来ずに週末のテニス大会の後でヴァージンをあげると約束する。
テニス大会の後でフェンス越しに直彦と話しながら秘所を弄られ感じてしまった真理奈は直彦の部屋でうんとして欲しいとせがみ、正常位で処女喪失するとバックに体位を変えられて膣中で精を受け止めるのだった。

2回目の逢瀬の晩に直彦とテレフォンセックスを楽しむ真理奈を見て愕然とした彩子は翌日直彦を訪ねて関係を断つように懇願するが、アナルセックスを求められ初めての肛内射精を受けて絶頂に至る。
ところが直彦の部屋のドアが開いているのを不審に感じた真理奈に見付かって口論になり、自分の肛内に挿していたぺニスを口に含み誘惑する真理奈に茫然とし膣内射精を見守らざるを得なくなる。
そこに腕組みをして3人を見下ろす有紗の姿が。不敵な笑みを浮かべ自分にも欲しいと訴える彼女に動揺しつつ、騎乗位で跨がられ精を搾られる直彦を見て彩子は彼に顔面騎乗し自分にも挿れて欲しいとねだるのだった。

【レビュー】

積極的なお姉さんキャラの有紗が序盤の2章、母性溢れる彩子が中2章、お兄ちゃん攻撃で甘える真理奈が終盤2章とヒロインの性格付けは平均的だがバランスの良い設定では有る。
一方の主人公は如月作品らしくひたすら甘え口調だが、肝心な主人公側の心理描写が殆ど無い為かどうしてもヒロイン側の唐突な誘惑に終始している感が否めない。

有紗は如月作品では珍しく主人公に対し優位に立つヒロインで、筆下ろしに至るまでに下着を見せて挑発するなどなかなか舞台設定は良かったが、途中からは母娘の誘惑の合間に密会する描写が有るのみ。
彩子や真理奈に関しても前後の流れは多少大事にしてはいるが、どちらかというと各ヒロイン2章ずつのオムニバスのような趣で、終盤で強引にハーレムに纏めてしまい描写が少ないのも残念で有る。

この当時の如月作品はヒロインたちが結託して主人公を手玉に取る初期作品のテイストをほんの少し残してはいるが、不誠実な主人公にこの位のお灸を据えた方が読後感はスッキリするとは個人的に感じる所で有る。
プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

〈コメント〉
どなたでも書き込み自由ですが、管理人が許可するまではコメント欄に反映されないので、その辺りはご理解下さい。

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