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鏡龍樹「本当は淫らな兄嫁 未亡人兄嫁、女教師兄嫁、年下の兄嫁」

鏡龍樹「本当は淫らな兄嫁 未亡人兄嫁、女教師兄嫁、年下の兄嫁」
(フランス書院文庫、2018年4月、表紙イラスト:新井田孝)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

二浪中の隆也は受験勉強に専念するため、長男夫妻のいる東京の自宅に同居していたが、そんな折に長男がテロに巻き込まれて亡くなる。兄嫁の美希の悲しみを気遣い次男夫妻の自宅に移ったが、次男の嫁であるさやかは隆也が美希に恋していると即座に見抜き、意味深げに微笑み手解きまでしてくれる。そして三男の嫁の結衣も…。


【登場人物】

篠田隆也
20歳で現在二浪中。北関東に拠点をおく中堅商社の「篠田商事」の社長の四男だが唯一愛人との子であり、母を亡くしてからは篠田家に引き取られている。父や義母、美希などに大事に可愛がられたのもあり立場は悪くないが、三人の兄たちより勉強の出来が悪いのを引け目に感じており、現在は上京してさやか夫妻の部屋に下宿中。女性経験は無いが、20cmの巨根。

篠田美希
38歳。12年前に篠田家の長男・敦也と結婚し、東京支社の支社長と財務担当として夫婦で任されている。ところが海外出張中にテロに巻き込まれて急逝し、義父の勧めで一旦本家に戻ることになる。夫が亡くなるまでは隆也を預かっていたが、突然さやかの家に移っていったことで自分の気持ちに気付く。隆也のことを義弟というよりも、実の子どものように可愛がっていた。

篠田さやか
27歳。8歳年上の篠田家の次男・慎也と結婚したが、家業には興味がなく現在も高校教師を務めている。切れ長の目にエキセントリックな顔立ちと、モデルのように均整の取れたクールビューティーで、隆也からすれば面倒見のよい兄共々畏怖の対象となっている。いち早く隆也の気持ちを知り手解きをしてあげるが…。

篠田結衣
19歳の短大生。元々は篠田家と取引のある町工場のひとり娘で、メイドとしてアルバイトをしていたところ、三男の智也にプロポーズされ結婚したばかり。まだ熟し切れていない幼い身体付き。メイド時代より境遇の似た隆也に共感し、友達同然に仲が良い。夫婦の営みは智也が淡白で結衣も未通であり、実家への援助を示唆されてのものだったためにしっくりとはいっていない。


【展開】

隆也は長男夫妻との同居生活で美希への想いを募らせていたが、そんな折に兄が欧州でテロの被害に遭って亡くなったとの報を受ける。美希は一旦篠田家の実家に呼び戻され、隆也は彼女にどう接して良いか分からず次男夫妻の自宅に移るが、入浴していて美希にぺニスを扱いてもらうことを妄想しながら射精してしまう。その晩は自室でさやかに勉強を教えてもらうことになっていたが、湯上がりの兄嫁は昨夜の夫婦の営みに聞き耳を立てていたのと問い、そんな変態くんにはお仕置きだと言わんばかりにオナニーを見せなさいと強要される。恥辱を感じながらも甘美な思いもしていた隆也は、さやかの秘所をクンニした後で中出し性交の許可を受け童貞を卒業する。

一方実家にいた美希は隆也が何の相談もなくいなくなったことにショックを受けており、結衣から様子を見て来ましょうかと提案を受けて望みを託すことに。しかし結衣が次男夫妻の自宅を訪ねるとさやかの反応や隆也の部屋に漂う淫靡な匂いに気付き、隆也から自信たっぷりにめぐみと寝たと告げられると、おおよそ正常とは言えない関係に言葉も出ない。しかも結衣姉さんは子どもだからとセックスの悦びも知らないだろうと言われ、実はまだ未体験の結衣は全てを隆也に委ねるつもりで身体を許し、口唇奉仕や相互愛撫の仕方を教え込まれると正常位で合体する。破瓜の痛みはそこそこにピストンされて結衣も感じ出すが、流石に中出しだけは駄目と懇願し下腹部に熱い飛沫を浴びてしまう。

夫が亡くなって1ヵ月が経ち東京に戻ってきた美希は、支社長になった次男をサポートする業務に忙殺され酒量が増えたと実感していたが、その日帰宅すると隆也が帰宅しておりいきなり好きだと唇を奪われる。私は長男の嫁…という抵抗感もあるが実の子のように可愛がっていた隆也だけに、もう離れないと言われれば身体を許すのも自然のことで、進んで口唇奉仕を施すとクンニを受け入れ正常位で交わってしまう。休むことなく二度目の性交はバックにされ、巨根に突き上げられてアクメに達するのであった。

受験まであとひと月となったある日隆也はさやかの提案で美希や結衣を連れて二泊三日の温泉旅行に出掛けるが、美希とは一度きりでさやかや結衣とも全く逢っていなかっただけに、今夜は何とか美希を抱けないものかと思案する。宿に着いて兄嫁たちが露天風呂に向かうが、ほどなくしてさやかが戻って来て家族風呂に空きがあるからと誘われ、ゲーム感覚で楽しむさやかには敵わないと思いながらバックにして中出ししてしまう。
その晩遅く再び寝室の暗がりでさやかに誘われた隆也だったが、ほどなくして結衣も目覚めたようで美希にバレないようにエッチを始めようとするも、美希もやはり寝付けていなかったようで気付けば兄嫁三人を並べてすることに。さやかに仕組まれたようだが隆也は決して悪い気はせず、美希、さやか、結衣の順に挿入し結衣の中で果ててしまう。

温泉旅行をきっかけに美希の家には何かと理由を付けてはさやかと結衣も出入りするようになり、その甲斐もあって隆也は有名大学に合格したのだが、長兄の一周忌を迎えた晩に開かれた宴席でさやかに手を引かれ控え室に向かう。和装の美希とワンピース姿のさやかに結衣と三人揃って喪服姿という状況で、密着された隆也は亡くなった兄や宴席にいる二人の兄へ申し訳ないと思いつつも、淫らな兄嫁たちに圧倒され倒錯した状況に高ぶりを覚えながら交わりを繰り返すのであった。


【レビュー】

「三人の兄嫁(姉)」の鏡龍樹作品はこれまでにも何冊か刊行されており、本作ではテロに遭い夫を失ったばかりの長男の嫁【美希】(38歳)に想いを寄せる20歳の二浪中の青年が主人公で、官能小説ではお馴染みの四男ポジションらしく愛人との子である。これが凌辱作品だと三人の兄(と父)を喪って当主となった主人公が「しきたり」と称してやりたい放題となるのだが、本作はオーソドックスな誘惑作品であり、女性経験がないだけに手解きを務め話の主導権を握るヒロインが登場する。

情交場面での主役は次男の嫁【さやか】(27歳)でいち早く主人公の美希に対する恋心を見抜き、女王様然とした接し方で童貞を奪ってしまう。とはいっても従前の鏡作品ほど倒錯性の強いヒロインでもなく、主人公に性交を体験させることで他の二人の兄嫁に自ら動いてモノにするように指南する役割である。三男の嫁【結衣】(19歳)は立場上は義姉なれど主人公からすれば年下で、かつてはメイドとして働いていたこともあり、その関係性が良いバランスを保つことで意外な秘密を持つ結衣に対し、情交の素晴らしさを教え込む展開となっている。

そして夫を亡くし悲しみに暮れる美希はその年齢差もあり主人公を義弟というよりは実の息子同然と見ており、二人の兄嫁との経験を生かし背徳性も込めた情交描写となっている。こうして美希と相思相愛となったもののさやかと結衣が離れていくわけではなく、受験勉強の慰安旅行と称して旅館の露天風呂や部屋での全員での交わりをきっかけに、亡き長男の一周忌では宴席の隣の控え室でも絡み合う始末である。特に初めはウブだった結衣が開花し、淫らになっていくところが個人的にはお気に入りである。主人公を三人で可愛がったり、逆に貫かれて喘いだりとヒロインたちの品のあるいやらしさを描くところはやはりベテランの手腕によるところが大きいと言えるであろう。

tag : 大学生(浪人)主人公 近親相姦(義) 童貞 処女

鏡龍樹「雪国の未亡人女教師 乱れる、溺れる、堕ちる」

鏡龍樹「雪国の未亡人女教師 乱れる、溺れる、堕ちる」
(フランス書院文庫、2017年12月、表紙イラスト:新井田孝)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

交通事故で兄を亡くした裕弥は憔悴し切っている兄嫁の果穂の力になってあげたいと願うが、担任教師のあゆみの手解きを受けて自分が先に立ち直りつつあるのを感じていく。二人のただならぬ様子に学年主任の紗栄子が勘づき誘われるように関係を持つが、奥深さを秘めた彼女の願望は少年を中心として四人で愛していくことであった。あゆみの後押しもあり漸く果穂と結ばれた裕弥もまた三人の女教師に溺れていく。


【登場人物】

真城裕弥
高校に通う少年。雪の降る朝に兄が交通事故に遭って亡くなったばかりで、想いを寄せる果穂の為に何とか力になってあげたいと願っている。両親はバイヤーで欧州に拠点を置き、自宅には不在がちである。顔立ちの整った少年だが女性経験は無い。

鹿島あゆみ
35歳。裕弥のクラス担任で頼りになり優しく人気のある教師。3年前に夫を病で亡くしている。現在は1LDKのマンションで一人で暮らしており、恋人はいない様子。亡くなった夫に似ていることから、普段から親身になって裕弥に接してきたのだが…。

倉田紗栄子
42歳。裕弥の学年主任で英語を担当している。あゆみと同じく夫を病で亡くしているが現在は吹っ切れた様子で、カールの掛かった髪を伸ばしグラマラスな身体付きから妖艶な雰囲気を漂わせており、あゆみと共に校内の男子の人気を二分するほどの人気。

真城果穂
28歳。裕弥の兄と9ヵ月前に結婚したばかりで、義父母が買ったマンションの部屋に裕弥とともに暮らしている。女子中で音楽を教えており、可憐で儚げな雰囲気に惹かれ裕弥は一目惚れ同然に想いを寄せている。


【展開】

お通夜の会場に現れたあゆみに声を掛けられた裕弥は、果穂の要望もあってか今夜はあゆみの部屋に泊まることになった。同じように夫を失った未亡人だからなのか、親身になってくれるあゆみの優しさに甘え入浴していたが、ふとした時に兄を亡くした悲しみで涙を流していた。そこへあゆみが姿を見せ泣きたいときは我慢しなくて良いからと慰められ、背中を流してあげると誘われる。あゆみの柔らかい身体が背中に密着しているのを感じてペニスはすっかり硬くなってしまうが、彼女はそれも承知とばかりにカリを完全露出させ甘い手扱きで射精に導いてくれる。自分を素直に晒し出してと言われあゆみの秘所に指を向けると、彼女も濡れていたが我慢を重ねればもっと気持ちよくなるからと告げられる。寝室に移動するとベッドに横たわったあゆみが秘所を露わにし指と舌で愛してと告げ、愛液が白く濁り濡れたのが分かったところで正常位で交わるのであった。

翌日告別式に参列した紗栄子は裕弥が果穂に向ける憧憬の眼差しやあゆみとのただならぬ様子を見て誘惑しようと決意し、忌引きが過ぎて裕弥が登校した日の放課後に相談室に呼び出すと学年主任という立場から根掘り葉掘り聞き出す。そして単刀直入に果穂のことが好きなのねと問うと、怯えた少年の表情にゾクゾクしながら秘所を露わにし、綺麗にしてと口唇愛撫を求める。いかにも経験者だというテクニックを見て相手を教えてくれたらエッチさせてあげると誘い、相手があゆみだと知って納得すると、スカートをたくし上げてバックで抱くように求める。果穂を抱いているつもりでして良いと告げ、彼女になり切っていると次第にその倒錯した性交に溺れていってしまう。

果穂に嘘を付き勉強を教えてもらう名目で今日も裕弥はあゆみの部屋を訪ねるが、紗栄子から三人で楽しみたいからと提案され、あゆみを騙すようで悪いと思いながら睦み始める。そこへ紗栄子がやって来てどちらが裕弥の二番目に相応しいか勝負しようとあゆみに告げると、担任教師も負けじと裕弥に奉仕し始めるが、先に裕弥と交わっていると紗栄子が教え子の尻穴に指を挿し込み激しく乱れさせながらあゆみとともに絶頂に導いてしまう。裕弥がどっちが気持ちいいかなんて選べないと呟くと、紗栄子は我が意を得たとばかりに今度は自分を抱くように求めるが、そこへあゆみも学年主任の秘所に指を伸ばし三人で同時絶頂を迎えるのであった。

裕弥はある晩に自室でピアノを弾いている果穂を訪ね想いの丈を打ち明けるが、劣情の証を見られてしまい抱かれることは出来ないけどと言われながらも口唇奉仕で射精に導いてくれた。数日後そのことをあゆみに話すと考えがあるからと家庭訪問を提案され真城家へ迎えると、果穂がお茶の用意をしている間にわざと裕弥の部屋でイチャイチャし始める。案の定果穂がドアの外で聞き耳を立てているのが分かったようで、あゆみは果穂を呼ぶと裕弥の気持ちに応えてあげてと懇願し去っていく。果穂は裕弥があゆみに誘惑されているのを見てモヤモヤするのはと自分の気持ちに気付き、まだ踏ん切りは付かないようで姉さんと呼んで欲しいと告げると裕弥に身を委ねていく。

果穂と結ばれて二週間後裕弥と果穂は兄の四十九日法要を終え身内での食事会を済ませると、先に真城家に戻っていた紗栄子とあゆみが手料理を作って待ってくれていた。紗栄子の口から四人で愛したいと提案され果穂だけは困惑したものの多数決で押し切られ、年上の女教師たちの見守るなか寝室のベッドで抱かれることに。紗栄子は後ろの穴で感じる裕弥を見せてあげたいらしく、義弟の喘ぐ声に感じながらより硬くなった若竿に蹂躙されて同時絶頂を迎えてしまう。紗栄子は火照った果穂の身体を愛撫しながら、裕弥があゆみを立ちバックにして中出しするのを見届けた後、休む間など与えぬと再び裕弥の前立腺を刺激しアナルセックスをさせてあげる。果穂とあゆみも絡みながら紗栄子の直腸へ白濁を注ぎ込むと、裕弥はまた果穂としたいと求め四度目の中出しをするが、紗栄子とあゆみから求められ嬉しい悲鳴をあげるのだった。


【レビュー】

フランス書院文庫の誘惑作風で最長のキャリアを持つベテラン作家の復帰後第二作目は、交通事故で兄を亡くした主人公が未亡人になったばかりの兄嫁【果穂】(28歳)に出会った当初から好意を抱き、二人の未亡人教師の手ほどきを受けながら願いを叶え全員と愛し合う関係を築くまでの官能作品である。鏡龍樹作品ではほぼ一貫して主人公の視点での描写となっており、果穂も含む三人の女教師たちの心情が窺い知れないところもあるが、まだ成長途上の主人公を可愛がりやや倒錯的なプレイも見られ「鏡作品らしい」作品に仕上がっている。

主人公の兄は果穂の夫でもあるが当の果穂は夫を失った悲しみに浸っており、同じように肉親を亡くした主人公の思いにまで気が回ってはいない。そんな二人の様子を察した担任教師の【あゆみ】が教え子である主人公を自分の部屋に連れていき、敢えて性的な誘惑を仕掛けて初体験までさせてしまうが、彼女が単に優しいだけではなく亡き夫に似ているという点でも惹かれていたからである。

二人の親密さから何かあると察し主人公を誘うのは学年主任の【紗栄子】で果穂に対する思慕も鋭く見抜くのだが、母性のあゆみとは違いこちらはミステリアスなタイプで終始彼を翻弄していく。果穂に見立てて自分を抱いてみなさいと告げ、あゆみをも巻き込んで果穂をモノにするように提案までしてしまう奔放さは、未亡人としての悲しみを既に乗り越えた先輩でもあるからと言えるのだろう。

中盤で義弟とあゆみの親密さを見せ付けられた果穂は主人公に対する好意がどこから来るのかに気付き、関係を繰り返すことで次第に淫らになっていくのだが、紗栄子の考えていたのは「四人で愛し合う」ことである。終盤に1vs.3の構図で代わる代わる主人公の精を搾り取るのは勿論のことだが、女性同士でも愛し合うことも教え込んでいき、その倒錯した淫らさはさすがだと言える。主人公は高校に通う少年ではあるが官能作品にありがちな「大人を凌駕する」ような表現は使わず、まだ成長途上でフレッシュだというところに力点を置いている。完全に剥けていない一物を剥いたり、後ろの快感を教え込んだりするのもその倒錯性に一役買っており、現代的な要素も含めつつも鏡作品らしい出来となっていて嬉しい限りである。


DSKさんのブログにて、本作をご紹介されています。
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雪国の未亡人女教師-乱れる、溺れる、堕ちる(著:鏡龍樹、フランス書院文庫)

tag : 高校生主人公 童貞 近親相姦(義)

鏡龍樹「溺れる 若兄嫁と熟兄嫁と未亡人兄嫁と」

鏡龍樹「溺れる 若兄嫁と熟兄嫁と未亡人兄嫁と」
(フランス書院文庫、2017年3月、表紙イラスト:松原健治)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

航空機事故で三人の兄たちを失った真彦。同時に未亡人となった詩織、リサ、佳菜子の兄嫁たちは真彦以上に悲痛な想いであったはず。しかし真彦は兄たちの葬儀の折りに体調を崩した詩織を控室に連れていくと、欲望のままに性交を迫ってしまう。三年前に一度に迫ったあの夜より成長したのだと見せ付けるかのように…。


【登場人物】

東条真彦
19歳?大学へ進学したばかり。父親はインテリア大手の会社の社長だが三人の兄たちとは母親が違い、特に長兄からは口うるさく出来損ないなどと言われてきた。兄たちが航空機事故で急逝し、いきなり後継者として帝王教育を受ける羽目になるが、元来の末っ子気質でのんびりしたところがある。女性経験はある様子で、以前から詩織に対してほのかな想いを抱く。

東条詩織
38歳。東条家の長男の妻として嫁いだが、ワンマンな夫の性癖で縛られて性交を強いられるなど被虐的な一面を持ち合わせている。子供はいない。真彦の境遇に同情し夫との緩衝材的な立場で優しく接しており、彼に恋愛感情を抱かせる遠因にもなっている。

東条リサ
30歳。アメリカ人を祖父に持つクォーターで、モデルとして華やかな世界に身を置いていたが、東条家の次男に口説かれてモデルを引退している。夫を亡くしてからは東条家に同居するようになり、義父に気に入られて秘書として登用されるように。真彦の詩織に対する感情を察知し、言葉巧みに誘惑して自分の支配下に置こうとする。

東条佳菜子
24歳。東条家の三男の妻でおっとりとした性格とEカップはありそうな肉感的な身体付きの美女。真彦が夫と容姿が似ていることもあり、2ヵ月振りに再会すると、彼のペースに引き込まれて関係を持つようになる。


【展開】

事故で三人の兄を一度に失った真彦は葬儀に参列し気丈に振る舞う詩織の喪服姿に欲情を覚えながらも、三年前に一度だけあった性的な夜のことを思い出してしまう。兄の浮気を知り寝室で泣いていた詩織を見て慰めてあげると迫るが、性欲のままに生乳を露わにさせたところで彼女を泣かせた兄と同じではないかと気付き、それからはギクシャクとしながらも想いを寄せ続けて来た。そんな時に詩織がバランスを崩したのを見るとリサと二人で控室へ運び、二人きりになったのを好機と捉えもう兄はいないのだからと関係を迫ると、真彦は夫婦の営みを覗き見していたことを明かし実は詩織がMなんだろうと告げる。口では嫌がりながらも抵抗を見せない詩織を見て喪服の裾をたくし上げ、秘所が濡れていると辱しめを与えながら立ちバックにして剛直を挿入し中出しまでするのであった。

それから三週間両親の目を盗みながらも真彦は詩織の寝室を訪ねては欲望を吐き出していたが、ある日真彦の帝王教育の合間の30分間で慌ただしく性交を求めると、それまでは頑なな態度を見せていた詩織も真彦の焦らしに翻弄されてしまい、遂には自ら抱いて欲しいとまでおねだりするように。しかしその日はリサが父親と話があると東条家にやって来ており、部屋の前を通り掛かり声を聞いてしまい関係が露呈してしまう。
数日後真彦はリサの呼び出しで次兄夫婦の住むマンションの一室を訪ねたが、自分の言う通りにしなければ洗いざらい父親にバラすと切り出され、父のことだから自分を放逐しかねないと悟り彼女の要求を受け入れる。女王様然としたリサから愛撫をするときに指を使わずに舌だけで満足させてみなさいと命令され、真彦は彼女には到底敵わぬと奴隷になると誓い、更には詩織には手出ししないと約束させられ騎乗位でフィニッシュを迎える。

その翌週からリサが東条家に同居することが決まり、詩織は真彦が一切情交を求めてこないことに安堵するのとともに、一抹の寂しさを覚え自ら真彦の部屋を訪ねる。真彦は詩織を跪かせて口唇奉仕をさせると、リサが部屋に入って来て示し合わせた通りに詩織をベルトで後ろ手に縛りイラマチオ同然にして腰を遣い始める。リサは詩織がライバルとなっては敵わないことを理解しており、真彦を支配することで不安をかき消そうと考えて目の前で詩織を抱くように命じ、彼女が絶頂したのを見るや自分の中に出しなさいと催促し中出しを求めるのであった。

東条家の後継者としか二人の兄嫁は見てくれていないと真彦は不安を抱き、リサの掌で転がされていると苛立ちを感じ佳菜子に連絡を取ってマンションの部屋を訪ねることに。彼女をモノにすれば何かが変わるかもしれないと真彦は初めから強気に迫り、寝室に向かい亡き兄の服を着てみせるとあまりにも似ていたせいか呆然とする佳菜子の唇を奪う。ところがタイミングの悪いことに詩織と会う約束があったらしく佳菜子がリビングに向かったのを見るや、真彦は詩織も誘い寝室で3Pに雪崩れ込む。二人からの口唇奉仕を受け入れた後佳菜子をベッドに横たえると、自らもプレイに興じる詩織の積極さにたじろぎながらも末兄嫁と交わるのだった。

兄たちが亡くなってから3ヵ月が経ったある日リサの31回目の誕生日を祝おうと真彦は佳菜子を自宅に呼び寄せるが、ただ集まるだけな訳もなく佳菜子を使ってリサの嫉妬を誘い、自分が主として主導権を奪おうという腹積もりでいた。そして夜も更けて真彦が佳菜子を客間に案内するが、企みを見抜いていたのかリサが廊下で誘う仕草を見せたので、プランの変更を余儀なくされる。廊下での奉仕に乱れたリサから客間に戻り佳菜子が寝た振りをしていないか試してみようと誘われ、描いていたもう一つの計画の通りにことが進んだのを見るや、真彦はリサをバックで貫いている間に佳菜子から差し出された麻縄を使ってリサを後ろ手に拘束してしまう。
示し合わせたかのように佳菜子は起き上がり、更に聞き耳を立てていたのか詩織までも寝室にやって来たのを見ると、真彦はリサの嫉妬を誘おうとこれから佳菜子を抱くから見ていてと挑発する。詩織に抱き寄せられ愛撫を受けたリサも満更ではないようで、試してみなさいとばかりに強気な目線で返してくる。兄嫁たちがこぞって自分を求めてくるその倒錯した状況に真彦の頭のなかではリサを支配することなどどうでも良くなり、始めに佳菜子を貫いて絶頂へ導くと、次はリサとレズり合っていた詩織を立ちバックにして交わり、最後にリサへと求めていく。ずっとリサに支配されていると劣等感を抱いていたが、彼女口から私たちのご主人様だと聞かされると、真彦は三人を幸せにするんだと決意を固めリサを貫くのであった。


【レビュー】

フランス書院文庫では「僕の通学路には四人のお姉さんがいる」(2009年9月刊行)以来7年半振りの刊行となるベテラン作家による、兄嫁たち三人と主人公真彦が織り成す近親同士の禁忌を題材とした官能作品である。航空機事故により一度に三人の兄たちを亡くした真彦だったが、それ以上に悲しみを抱く詩織、リサ、佳菜子と次々に関係を持ってしまい、最後は三人から求められるという倒錯した状況に、皆を幸せにするのだと決意するまでの主人公の心理的な成長も交えて描かれた作品である。

・長男の嫁・詩織
父親の女好きもあって三人の兄たちとは違う母親から産まれており、その母親も後妻という立場を守ることに執着してか実の息子への関心が薄い状況で、後継者に当たる歳の離れた長兄から口喧しく小言を言われていた主人公である。父母、長男夫妻と暮らしていた彼に取っては唯一の拠り所が詩織であり、彼女も義弟以上の愛情を注いで来たが、三年前に夫の不義を知って涙を流していた折りに主人公に知られ青い情欲をぶつけられてしまう。その時は未遂で終わったが、夫の葬儀の時に体調を崩してしまい、主人公に力強くで犯されてしまうが…。

・次男の嫁・リサ
名前の通り米国人を祖父に持つクォーターで持ち前のスタイルの良さもあってモデルの経験もあり、常に自信を持ち夫亡き後の身の振り方にも野心を隠そうとせずに夫の実家に接近して来る兄嫁である。義弟に当たる主人公に対しても自信満々であり、詩織に対する興味もあってか二人の禁断の関係を知るや、女王様のように振る舞い主人公を翻弄していく。更に詩織をも手中に入れ羞恥を与えていくが…。

・三男の嫁・佳菜子
主人公に取っては一番歳の近い兄嫁夫妻なだけに関係はまずまず良好だったが、佳菜子自身が引っ込み思案な所もあってか夫が亡くなってからはあまり連絡を取っていなかった。リサに支配され詩織からは嫉妬交じりに見られる状況を打破しようと主人公が彼女の部屋を訪ねたものの、そこに詩織が現れて三人でという状況へ雪崩れ込む。

本作のメイン格は詩織で主人公に迫られてリサに辱しめを与えられていくなかで次第に淫らな自分に目覚めていくし、佳菜子の時には二人に変えられた自分のように変わって欲しいと挑発する有り様だし、しかも終盤ではいつもされてばかりではと言ってリサとの百合プレイや主人公の後ろの穴まで弄るなど積極的になっている。鏡龍樹作品ではお馴染みの「嫉妬の応酬から淫らに変わっていくヒロイン」像をそのまま投影したかのようである。リサは快楽主義者的な一面が強く、佳菜子は詩織とは違った可憐さが先行している。
性欲で流されてばかりの主人公は基本的には荒ぶるタイプに見えるが、終盤になるにつれて兄嫁たちに主導権を奪われていくようで、それでも誘惑官能作品とするならば悪くないとは思う。

DSKさんのブログでも本作をご紹介なさっています。

2017/3/25 発売溺れる-若兄嫁と熟兄嫁と未亡人兄嫁と著:鏡龍樹、フランス書院文庫→ Amazonはコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。「兄さんの代わりに僕がそばにいてあげるから」押し込まれた義弟の肉茎に艶っぽい吐息を漏らす38歳。喪服姿で貫いたあの日から始まった兄嫁との姦係。快楽に蕩け女の色気を漂わせはじめた詩織の様子に、リサと佳菜子――兄嫁ふたりも秘めた淫性を刺激され……禁忌と背徳に満ちた、最高の...
溺れる-若兄嫁と熟兄嫁と未亡人兄嫁と(著:鏡龍樹、フランス書院文庫)

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鏡龍樹「義母の美乳」

鏡龍樹「義母の美乳」
(フランス書院文庫、2001年10月、表紙イラスト:小玉英章)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)

義母の美乳 (フランス書院文庫)
鏡 龍樹
フランス書院
2012-08-17



【あらすじ】

聖哉は再婚したばかりの義母の晴美に亡き母親の面影を求めて、彼女のブラジャーの匂いを嗅ぎながらオナニーしてしまう。そんな弟の異変を実姉の亜弓が気付かぬ訳もなく、自分に振り向かせようと生の乳房に触れさせる。義母と実姉との張り合いは次第にエスカレートし…。

【登場人物】

小暮聖哉
16歳。高校1年生。幼い頃に実母を病気で亡くし、心の何処かで彼女の面影を探している。実姉の亜弓に強く惹かれていたが、彼女が一人暮らしを始めてから義母の晴美にも同じように求めるようになり自己嫌悪を抱いている。童貞。

小暮晴美
36歳。聖哉の父親と3ヵ月前に再婚。前の夫とは浮気されて離婚した過去がある。小振りながらもくっきりと谷間が出来るくらいのバストの大きさと、年相応に熟れた身体付き。

小暮亜弓
23歳。聖哉の実姉で父親似だが、当の弟からは亡き実母の面影を求められている。服飾メーカーでブラジャーのデザインを担当しており、就職を機に一人暮らしを始めている。男性経験はある様子。巨乳。

【展開】

晴美はある晩聖哉が浴室で自分のブラジャーの匂いを嗅ぎながらオナニーしているのを覗き見てしまい、次の日に彼の部屋を掃除していてごみ箱に精液の残ったティッシュを発見し思わず秘所を慰めてしまう。それ以来聖哉を男として意識するようになり、亜弓が泊まりに来た日に彼が姉に向ける視線が男女のそれだと気付いてしまう。
その晩夫に抱かれてあられもない声を上げている晴美をよそに亜弓が聖哉の部屋を訪ねると、晴美のブラジャーをおかずにオナニーしている弟を発見する。嫉妬に駆られて自分の下着を使いなさいと聖哉に渡し乳谷へ抱き寄せると、それだけで弟がイってしまったのを感じ幸せな気分に浸るのだった。

次の日聖哉の態度に異変を感じた晴美は入浴中の聖哉を訪ね、亜弓をどう想っているのか探りを入れる。案の定分かりやすい反応を見せた聖哉を振り向かせようと身体を密着させ、スポンジ越しに勃起へ擦り付けて射精に導くと、乳房に触らせてあげると誘い手で二度目の絶頂へ追い込んでしまう。それから一週間晴美から何の話もなく聖哉も我慢していたが、ある晩父の不在の日に晴美の訪問を受ける。乳房に触らせてもらうだけでなく、本番もして良いのよと誘われ正常位で童貞を卒業するのであった。

一度は聖哉と結ばれたものの夫がいる手前自分から手を出せずにいた晴美は、代償として夫にシックスナインや目隠しをした情交を求めるが、その週末に我慢が出来なくなり聖哉を連れて都心のラブホテルで関係を結んでしまう。しかしその密会は亜弓の知るところとなり、次の日に聖哉は姉の住むマンションの部屋に呼び出される。服を脱ぎ露わになった姉の乳房を見て聖哉はこのオッパイを待ち望んでいたと喜び、正常位で姉と結ばれる。

しかし聖哉は自宅に戻ると晴美から亜弓と交わったことを見抜かれ、父親が帰宅するまでの僅かな時間で慌ただしくセックスを求められて拒めず、本当に好きなのはどっちなのかと思い悩む。そして迎えた次の週末に、実家を訪ねた亜弓と晴美が対峙する。亜弓の乳房を欲しがる聖哉の甘え方を見て、亡き実母の面影を求めているのだと気付いた晴美は張り合うのは止めようと考え、亜弓も同じことを悟ったらしく晴美を初めてママと呼び聖哉を甘えさせる。対面座位で交わった姉弟を見守りながら晴美も聖哉に抱き付き、秘所を慰めて同時絶頂に至るのだった。

【レビュー】

2000年代に入りこれまでの凌辱路線や、主人公の少年をペットのように振り回して倒錯した快感を得るヒロイン像の作品など、目まぐるしく変化し続けていた頃に出された誘惑作品である。当時はまだまだ地の文先行であり、5~10ページ間に会話文が全く含まれていないことも珍しくないのだが、これを意識して書いたものだったとしたら、ところどころピースの欠けたパズルのようなものかもしれない。登場人物の気持ちの変化が読み取りにくいためである。

鏡龍樹作品の中にはこうした地の文先行で展開される作品が少なくなく、分かったような分からないような曖昧さが拭えない時がある。何か一捻り入れたいと考えてのことと推察するのだが、もう少しストレートに展開させても良かったのでは…と思う作品の一つである。義母(の乳房)に目を奪われる主人公を取り返そうと、実姉も身体を張って対抗する。そして義母も…で十分分かりそうな気もするが、いかがであろう。

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鏡龍樹「三人の家庭教師 叔母とママと先生と」

鏡龍樹「三人の家庭教師 叔母とママと先生と」
(フランス書院文庫、2001年12月)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)




【あらすじ】

家庭教師でやって来た美しい叔母の梨花に魅了された美津雄は、女王様気質の彼女の命令に従いオナニーを披露する羽目に。次第に梨花に溺れていく美津雄は次々に倒錯的な性交を重ねるが、実母の安奈が不適切な関係に気付き自らの身体を差し出そうとする。

【登場人物】

沢村美津雄
15歳の中学3年生。安奈の実の息子。叔母の梨花に性的な興味を抱いている。

沢村安奈
36歳。美津雄の実母で夫と息子との三人で暮らしている。年相応にグラマラスな身体付きの魅力的な女性。妹の梨花に倒錯的な面で慕われているとは知らず、性格の違いからあまり親しみを感じていない。

野島梨花
31歳。安奈の妹で鋭利な美貌と抜群の肢体を持っているが、付き合っている男性はいない。バイセクシャルだが安奈を強く想い、これまで女性との関係を続けていた。外資系企業の重役秘書として働き、得意の英語を活かし美津雄の家庭教師を務めている。

川原祥子
23歳。梨花の後輩に当たり、バイセクシャル仲間で彼女の現在の恋人。清楚で細身な身体で、乳房も梨花に比べると二回りほど小振り。

海保いずみ
31歳。美津雄が3年になってからの担任教師だが梨花の同級生でもあり、これまでも二人で男を誘惑しシェアすることも多々あった様子。見た目は清楚で真面目な女教師然としているが、細身な身体に反してバストだけは豊満なグラマラス美女。

【展開】

ある日自宅の部屋で英語のテストの採点を終えた梨花はわざとブラウスのボタンを外し、乳谷を見せて誘惑し美津雄のパソコンに際どい画像を保存しているのを見てしまい、興奮したのならオナニーしてみなさいと唆す。梨花も服を脱ぎパンティの股布をずらして秘所をミラ見させながら指で慰めているのを見せ付けると、美津雄も手コキの速度を早め射精してしまう。

その三日後美津雄は甘い体験が忘れられずに梨花のオフィスを訪ねると、一緒にいた祥子と共にラブホテルへ連れ込まれてしまう。梨花に命じられるまま女上位のシックスナインで祥子の口内へ射精してしまった美津雄は、休むことなく四つん這いの彼女を後ろから貫き訳も分からぬまま二度目の絶頂を迎える。茫然とした表情で帰宅した息子に違和感を覚えた安奈は美津雄の部屋を訪ねるが、ベッドに横たわり呻きながらオナニーするのを見ると、自分も思わず身体を慰めてしまい罪悪感を抱く。

翌日曜日に梨花のマンションの部屋を訪ねた美津雄は素直にセックスしたいと告げるが、彼女は笑みを浮かべながら後ろ手に縛りアイマスクを着けさせてしまう。全身リップで一度、二度目は尻穴にローターを突っ込まれながらの口唇奉仕と立て続けに射精させられると、休む間も与えられず騎乗位で三度目の絶頂を迎え美津雄はすっかり骨抜きにされてしまう。

ある日美津雄が梨花の部屋を訪ねるとすぐさま安奈から消息を心配する電話がありヒヤリとするが、梨花はそれを楽しみながら美津雄をソファに横たわらせると開脚してローターを尻穴に入れさせる。そこへタイミング良く来客が現れると、担任のいずみだと知って羞じらいを見せる。前立腺への刺激も相まっていずみに乳首を舐められただけで達してしまうと、寝室に移動してベッドに仰向けにさせられ二人に代わる代わる犯され都合五発も中出しするのだった。

その日の晩帰宅した美津雄は入浴しながら倒錯した性交を思い浮かべていると、そこへ安奈がバスタオルで前を隠しながら浴室へ入ってくる。熟れた母の身体に勃起してしまうと、彼女もそれを分かっているかのようにぺニスを握りしめる。扱かれながら梨花との関係を自白させられると、安奈は珍しく怒気を含んだ声でもうこんなことはしないでと言い、自分が代わりにしてあげると告げると口唇奉仕で射精に導く。

しかし父がいる以上母がセックスまで許してくれる筈もなく、その二日後には梨花の誘いに乗せられて部屋にやって来るとさせてくれるものと期待するが、あっさりと拒まれるとバカにするなと怒り彼女を押し倒す。秘所がぐしょ濡れなのに感じていないと返され、彼女に乗せられていると薄々気付きながらも美津雄は指で絶頂へ導く。しかし梨花の反撃に遭い安奈に口唇奉仕をされ、本当に好きなのは母だと自白させられて騎乗位で跨がられ射精させられる。

安奈に強く迫ってみなさいと梨花に唆され、美津雄は一週間経ってから一緒に風呂に入って欲しいと告げると、安奈も嬉しそうに応じ梨花とはもう逢っていないのねと念を押す。嘘をつくことに美津雄は罪悪感を抱くつつ、台所の床に横たえた憧れの女体に触れ熱心に秘所をねぶり絶頂へ導くと、返礼とばかりに母子でシックスナインに突入する。そして正常位で結ばれ射精するが、その頃梨花が企みの総仕上げをしようと沢村家を訪れる…。

【レビュー】

題名通り主人公が家庭教師でもある叔母の梨花に魅了されていくのだが、彼女は主人公の美津雄を「敬愛する姉(安奈)の息子」として見ている節があり、彼自身にさほどの愛情は注いでおらずにプレイの駒の一つのような扱いである。同じことは梨花のセックスフレンドである祥子やいずみにも言えて、一章だけの絡みでかつ没個性化したヒロイン設定が単に駒の一つ扱いに過ぎないと思われる。

そんな梨花自身はいわば「女王様」であり、美津雄も彼女のペットの一人として躾けられていくまでに尻穴を弄られたり、拘束されて連続射精を強いられたりと散々な扱いを受けている。文中で多用される女性のような喘ぎや、美津雄自身がまだ義務教育末期の年頃というのは、作者の他の作品で登場する若いヒロインそのものを置き換えたと考えると納得のいくところである。

安奈は美津雄の母親には違いないが意外に近親相姦を冒すことには抵抗が見られず、恐らくは妹である梨花に何かしら吹き込まれたのだろうと推察するが、ピースの欠けたパズルのようなものでその違和感は拭い切れない。また祥子といずみはどちらかで良く、題名に従うならいずみに校内で弄ばれる描写があっても良かったのかな?という気はする。いずれにせよ羞じらいの濃淡はあるものの、ヒロインが痴女ばかりのような設定ならば四人は多すぎて、シンプルに母親と叔母の嫉妬の応酬にするとスッキリ纏まったのではなかろうか。

DSKさんのブログでも本作を紹介なさっています。
2001/12/23 発売→ Amazonはコチラから。→ Kindle版はコチラから。僕に初めて女の神秘を披露したのは31歳の叔母さま。受験勉強の後、下着を剥いで露わにした麗しき美肉に、甘い手指と朱唇の奉仕に、肉体はおろか魂まで奪われた。男となった僕の前に現われたのは、なんと担任女教師!学校では教えられない特別授業が叔母と先生の女体で…。遂には嫉妬に駆られたママまでが、淫らな家庭教師に。(引用元:Amazon)★☆☆☆☆ 叔母に翻弄さ...
三人の家庭教師-叔母とママと先生と(著:鏡龍樹、フランス書院文庫)

tag : 中学生主人公 童貞 母子相姦

鏡龍樹「少年と女医と担任女教師」

鏡龍樹「少年と女医と担任女教師」
(フランス書院文庫、2002年5月)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)

【あらすじ】

クラスメイトの由香と電車で登校していた祐隆だが、彼女が悪戯されているのを助けてあげられずにいた。心療内科医の奈緒美により犯人は捕ったものの、ショックを受けた由香から昼休みの音楽室で秘所への愛撫を求められる。そして放課後にクラス担任の麻弓に呼び出されると、事件の再現をしながら手で射精に導かれ困惑するのだった。

【登場人物】

藤原祐隆
16歳の高校生。近所に住む幼馴染みの由香と中学時代からずっと同じクラスで、登下校も一緒にしている仲である。彼女のことは幼馴染み以上恋人未満のように感じており、照れ臭さもあって素直に好きだと言えずにいる。童貞。

富永由香
16歳。祐隆のクラスメイトで学年トップクラスの美少女。祐隆に想いを寄せていたが、ある事件をきっかけに急接近する。短めのサラサラの髪で可愛らしい少女。バストはオレンジを半分に切ったぐらいの大きさ。男性経験はない。

秋山奈緒美
34歳。心療内科医のカウンセラーで母性的な印象を与える美女。バストの大きさは大振りな桃くらい。独身で付き合っている男性はいない様子。

中村麻弓
20代後半?祐隆や由香のクラスの担任教師。黒髪のストレートにしたロングヘアで、理知的な顔立ちはクールな印象を与える美女。高校から程近いマンションに独り暮らしをしている。付き合っている男性はいない様子。バストはリンゴくらいの大きさ。

【展開】

放課後に奈緒美の診察室で色香に惑わされ胸が触りたいと告げ乳首に吸い付く祐隆だが、女性経験は初めてではないのに由香や麻弓と誰彼構わず欲情するのに気後れを感じていた。

話は遡って1ヵ月前のある朝祐隆は由香と共に電車に乗って登校していると、突然二の腕に彼女の柔乳が押し付けられ欲情したような表情を浮かべていて戸惑う。よく見てみると由香は他の男にお尻を触られており犯人を突き止めようとするものの、男の手を遮る事も出来ずくずくずしていると、次の駅で奈緒美により男が捕まえられる。それが奈緒美との出会いであった。

その日の昼休みに由香に誘われ音楽室に向かった祐隆は女医から守ってあげなさいと言われたことを思い出し、由香から汚れた部分を綺麗にしてと求められるままに秘所に触れ快感へ導き愛しさを募らせる。放課後祐隆は麻弓の呼び出しで進路相談室へ行くと、事件の経緯を実演する羽目になり女教師のお尻を触る事になる。すかさず勃起した祐隆を咎めるように誰にでも欲情するのと問われるものの、由香を大事にしてあげてと言いつつズボン越しに触れられて射精に導く彼女に戸惑いを抱くのであった。

帰宅しようとした祐隆は由香に呼ばれてハンバーガー店へ向かうと、慰めてくれた返礼とばかりに女子トイレの個室で手だけでなく口も使って奉仕される。更に別の日の昼休みには音楽室で口唇で秘所への愛撫を求められて快感を与え、衝動を抑えられずに本番を行おうとする。彼女が痛がるのを見て祐隆は諦めるが、朝の電車で奈緒美と会った時の彼の反応を見て由香が嫉妬を抱き、精一杯の反応だったとは気付けずにいた。

数日後の下校時にパンプスのヒールが折れて困っている様子の麻弓を見掛けた祐隆は肩を貸し、学校のすぐ近くにある彼女のマンションの部屋までやって来る。部屋に招かれ入るなり汗を流したいとシャワーを浴びる麻弓の誘惑に抗し切れず、下着の匂いを嗅ぎながらオナニーしているのを見付かってしまう。麻弓から本番がしたいのと問われ、女体に触れたり口唇奉仕で射精に導かれたりした後、祐隆は騎乗位で跨がられて童貞を失う。

翌日由香への罪悪感からわざと電車を遅らせて登校する祐隆だが、車内で奈緒美と会い夕方に病院の診察室で個人的な相談に乗ってもらうと約束する。由香から詰られるものの、直ぐに仲直りして昼休みには口唇奉仕を受ける。そして放課後に奈緒美の診察室に向かうと…。奈緒美の胸に顔を寄せていた祐隆は本当に大事なのは由香だと気付き愛撫を中断するが、彼女は男の子なら性的な欲望を抱くのは当然だと優しく微笑みながらしたいようにして良いと告げられ、後背位で交わるのであった。

その週末祐隆は両親が不在の自宅に由香を呼び寄せると初めて好きだと告白すると、本心に気付かせてくれた奈緒美や麻弓の二人に感謝しながら由香の初めてを奪う。三日後に電車で奈緒美と会った祐隆はもう迷わないと決意し、由香の手を強く握るのだった。

【レビュー】

最初から女医の奈緒美の胸に触りたいと主人公が求めた所からフラッシュバックするかのように構成されている本作だが、鏡龍樹作品では度々見られる主人公と第三者(語り手)の俯瞰による視点のみで描かれており、ヒロイン三人の心情は全く伺えない所が特徴的である。

作者としてはいつもと違った手法を取ろうと工夫なさったのであろうが、ヒロインの心情が読めないと結局女医や女教師は主人公を誘惑しただけ、端的に申し上げるなら単にしたかっただけで終わってしまう気がしなくもない。後に「結論は一人を選ぶ」という路線を多用する弓月誠氏が鏡龍樹氏の路線を引き継ぐ形となるが、結論の導き方はなかなか難しいものかなと感じた次第である。

作品自体は一章毎に山場を設けており、ストーリーの進行自体は悪くない。女教師はミステリアスなタイプだから心情は描かれなくても良さそうだが、せめて女医か幼馴染みのいずれかは心情を見せる場面があればなお良かったかなと思う。

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鏡龍樹「未亡人熟母の寝室【Secret Lesson】」

鏡龍樹「未亡人熟母の寝室 【Secret Lesson】」
(フランス書院文庫、2002年9月)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)

【あらすじ】

家庭教師の康宏は教え子の菜摘の家でその母親の佳美のバスタオル姿を目にして、衝動的に関係を持ってしまう。繰り返し佳美を抱く内に、その関係は娘にも知られるところとなるが…。

【登場人物】

阿部康宏
21歳の大学生。菜摘の家庭教師に就いたが、母親の佳美の事が気になり出している。女性経験はある様子。

都倉佳美
42歳。菜摘の母親で、夫は娘が小学生の時に死別して以来二人で暮らしている。年相応に熟れた身体の持ち主。

都倉菜摘
16歳の高校1年生。大学受験に備えて、康宏に家庭教師をお願いしている。密かに彼に憧れを抱いていたが…。男性経験は無い。

【展開】

授業の最中に疲れて眠ってしまった菜摘を起こす前に用を足そうと一階のトイレに向かった康宏だが、浴室から出たばかりでバスタオルを巻いた佳美と遭遇する。衝動的に彼女に抱き付きあまり抵抗を見せないのを知って、康宏は彼女の秘所を触ったりねぶったりしている内に興奮しペニスを挿入し射精してしまう。

数日後罪悪感から康宏は授業を休みにするつもりで電話すると、意外にも佳美が明るい様子で娘の成績が上がったと喜んでいるのを知り一応は安堵する。まだ菜摘が帰るまで1時間余りあるのに家を訪ねた康宏は、リビングで佳美にもう一度したいと求め口唇奉仕をしてもらうと騎乗位にさせる。こうして菜摘が帰る前に密会を繰り返していた康宏は、ある時仕事場である菜摘の部屋で結ばれればと考えて佳美を四つん這いにして交わるのであった。

その日帰宅した菜摘は部屋に漂う淫靡な雰囲気に身体が熱くなるのを感じ、更に康宏の顔を見るとその感覚は一層強まり、彼が帰宅するとオナニーをしてしまう。次の授業の日に菜摘は胸騒ぎを覚え真っ直ぐ帰宅するが、リビングで康宏と母親が情交に及んでいるのを見付け部屋に逃げ込む。それでも好奇心には勝てずに再びリビングに近寄ると、二人の行為を覗き見ながら思わずオナニーしてアクメを迎えてしまう。
覗かれていたと知らずにいつも通りに授業を進めようとする康宏だが、突然菜摘からオナニーの話を切り出され動揺する。更に自分が正しく出来ているかとオナニーを見せられ勃起に触れられると、康宏は手が汚れるからと自分でペニスをしごいて射精を披露するのであった。

菜摘の事が気になり佳美への愛情は本物なのか自信を失い始めた康宏は荒々しく佳美を抱くが、それで納得出来ずに菜摘の部屋に連れていくと娘の服を着て欲しいと懇願する。若返った佳美に菜摘を重ねて見た康宏は再び彼女を抱くものの、菜摘に迫られたら理性が保てないと自己嫌悪に陥る。

次の授業で懸念していた通り菜摘から抱いて欲しいと求められた康宏は既に彼女が母親との関係を知っており、一度だけの想い出にしたいと健気な様子なのを見てくよくよ悩んでいた自分が間違っていたと気付き、佳美にしたように菜摘の秘所を指や舌で愛撫した後で正常位で抱く。そして数日後次の授業を始める前に、康宏は母娘の前で…。

【レビュー】

教え子の母親42歳に対して恋愛感情を抱いた主人公は21歳と、年齢は倍ほども離れている。初めての情交は主人公から迫ったもので、母親の方はあまり抵抗を見せていないし、本作では母親の視点での描写が全く無いので真意が見えにくいと感じられた。

一方の教え子16歳は主人公に対して年上男性としての憧れを持ち授業中にはそれなりにアピールしていた様子だが、結局報われない役割になってしまっているのが非常に残念である。普通に考えて母親が退くべきかなという流れは全く逆方向であり、「ちょっと異色」な作品に仕上がっている。

本作の結論は書かなくても想像が付くように、どちらか一方を選ぶという古典的なものである。母娘が主人公を取り合う訳でもなく、娘が一歩退いた形で収束するのは分かるとはいえ、今なら母娘丼で二人とも愛するという流れが否定されている点でやはりその当時らしいということなのかもしれない。

DSKさんのブログでも本作を紹介なさっています。
2002/9/24 発売→ Amazonはコチラから。→ Kindle版はコチラから。「困ります……もうすぐ、菜摘が帰ってきて……あっ」ソファに押し倒され、家庭教師に美唇を貪られると口をつく艶っぽい吐息。未亡人の秘所は濡れていた。母として生きてきた佳美の身体を最高の愉悦が……。玄関先で、寝室で過ごす姦淫の時間、秘密のレッスン。未亡人熟母の嬌声が響く、娘には知られたくない素顔。★★★★★ 心も美しい娘が貞淑で妖艶な未亡人母を思いやる愛...
未亡人熟母の寝室-Secret Lesson(著:鏡龍樹、フランス書院文庫)

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鏡龍樹「僕を狼にした三人の女教師」

鏡龍樹「僕を狼にした三人の女教師」
(フランス書院文庫、2003年1月、表紙イラスト:小玉英章)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)

【あらすじ】

音楽教師の美春に密かな想いを寄せる達宏だが、ある日学年主任の紀子に呼び出され、退学を免れたいなら私のペットになりなさいと命じられ好き勝手にされるが、それを知った担任の由里から紀子の誘惑に乗らず美春に想いを打ち明けなさいと諭される。

【登場人物】

阪東達宏
16歳。高校1年生。可愛らしい顔立ちから女子の人気が高いが、本人は年上好みの為興味を抱いていない。美春に想いを抱いている。童貞。

風間紀子
42歳。学年主任の英語教師で独身。好みの男子生徒を選りすぐっては摘まみ食いしている。腰まで伸ばしウェーブの掛かった茶色い髪型に、グラマラスな体型の妖艶な女性。

越水由里
34歳。国語を教える担任教師で既婚者。肩までで切り揃えられた黒いストレートヘアの淑やかな女性。紀子の悪い噂を耳にして、達宏を諌めようと身を差し出して説得しようとする。

佐倉美春
27歳。音楽教師でお嬢様を思わせる清楚な雰囲気を漂わせる独身女性。達宏が想いを寄せているが、美春自身は片想いの男性がいるからと少年の告白を1度は断っている。

【展開】

紀子から生徒相談室に呼び出された達宏は夏休み中のアルバイトを咎められ退学処分もあり得ると告げられるが、彼女は自分のペットになりなさいと命じ達宏に脚やパンティ越しの秘所を舐めさせると、少年の射精を見届けるのだった。
達宏が美春に片想いを抱いていると見抜いた紀子は音楽の授業を終えた達宏を音楽室の隣りのLL教室へ誘うと、再び達宏を言葉で責めながら服従宣言をさせ正常位で受け入れる。

1週間後由里は達宏を生徒相談室に呼び出すと紀子との不適切な密会を咎め悪い噂を耳にしていると諭しながら甘える教え子に身体を許すと、美春に告白するようアドバイスする。
放課後の音楽室で美春に告白するも撃沈された達宏は、直後に紀子に誘われるままに彼女の部屋で後ろ手に縛られ騎乗位で跨がられ精を搾り取られるが、数日後由里に茶道部室で悩みを打ち明けると、再び身体を捧げられ自信を取り戻すのだった。

紀子に別れを告げた達宏は彼女のアドバイス通り音楽室に呼び出した美春に強気に迫り続けると、実はエッチな事ばかり考えているいけない教師だと受け入れられ、正常位で立て続けに交わるのだった。

【レビュー】

タイトルの通り学校を主な舞台にした誘惑作品で、奔放で少年愛の願望を秘めた40代の学年主任、人妻で淑やかな30代の担任教師、可憐な20代の音楽教師とヒロインの年代も幅広く、オーソドックスな作りとなっている。

作品中は主人公目線での描写が中心で、不思議なほど3人の女教師からの心情描写は見られない。これは作者が意図して描いたものと思われるのだが、
学年主任の奔放な行動に振り回されセックスを重ねる主人公を見て知っていると後に担任教師も音楽教師も語っている時点で何故?と疑問が浮かぶ。

主人公に関心を抱いた経緯も女性側の心理もよく分からないまま話を進めるのはやはりぎこちなく、これだけのキャリアがある作者なのにどうしてこんな展開になってしまったのか、個人的には疑問の残る作品だったなと思う。

tag : 高校生主人公 童貞

鏡龍樹「嫉妬 美母と少女と高校生」

鏡龍樹「嫉妬 美母と少女と高校生」
(フランス書院文庫、2003年5月、表紙イラスト:村山潤一)

ネタバレ有り。御注意下さい。

公式ホームページの内容紹介

【あらすじ】

学校一と噂される美少女クラスメイトの深雪に告白された一樹は彼女と付き合い始めるが、一方で息子の変化に気付いた母親の香里からも淫らな奉仕を受け2人の間で気持ちが行ったり来たりと悩みを抱く事に。

【登場人物】

緒沢一樹
16歳の高校1年生。母親の香里と父親の3人暮らし。これといって取り柄のない大人しい少年。童貞。

緒沢香里
42歳。一樹の実母で専業主婦?夫は2ヵ月前から海外出張中で不在。一樹に対しては普通の優しい母親だったが、自慰を覗き見たのをきっかけに溺愛振りに拍車が掛かる。

松原深雪
16歳の高校1年生。一樹のクラスメイトで校内一人気を集める美少女。普段は一樹と程々に距離を置いていたが、ある日一樹に告白し付き合う事に。ストレートの長い髪にパッチリした瞳が特徴的で、純真なようで小悪魔のような振る舞いに一樹は翻弄される。

【展開】

ある日の放課後に音楽室に呼び出された一樹は深雪に告白され何でもして良いよと告げられるが、ズボン越しに勃起に触れられ恥ずかしさの余りにトイレに逃げ込み自慰をするも強い罪悪感に抱く。

そんな一樹が帰宅して不審に感じた香里は部屋に向かうと深雪の名前を呼びながら手淫に浸るのを覗き見て、まだ見ぬ息子の恋人に微かに嫉妬を抱きながら自らも欲求不満だと意識してひとり遊びに浸ってしまう。

翌日の放課後公園で待ち合わせた一樹は深雪に逃げ出した事を謝るが、どれだけ自分が好きなのか証明して欲しいと求められ、人通りのない所でペニスを見せて扱きながら最後は彼女の手を借りて射精を見せ付けるのだった。

帰宅しても何処か惚けた様子の一樹の態度に深雪への嫉妬を募らせた香里は、一樹が風呂に入るなり体を洗ってあげると誘い、未成熟な息子の若勃起の包皮を剥いて綺麗にしながら射精に導いてしまう。

香里を女と意識し出し戸惑う一樹は再び深雪に誘われて彼女の自宅で初体験を迎えるものの、頻繁に連絡を取り合う深雪に対する苛立ちが頂点に達した香里とある晩に一樹の部屋で騎乗位で関係を結んでしまう。

どっち付かずの自分の態度に気付き冷たい反応を見せる深雪に対し恋人を失いたくないと一樹は香里に関係を終わりにしたいと告げて最後の情交を結び、翌日自分から深雪を学校の屋上へ誘い改めて告白すると後背位で愛情を交わすのだった。

【レビュー】

タイトルの通り主人公の恋人である深雪と母親の香里との嫉妬の応酬を描いた作品で、どちらも自分に向いて欲しいと次第に淫らになっていく様はなかなか良かったと思う。

ただヒロインの人物描写がややぎこちなく、深雪はコケティッシュな面と可憐さとのバランスが取れておらず、処女にしては破瓜に至る描写がなく、性的に進んでいる訳でもないのでちぐはぐな印象を受ける。
母親の香里も息子と相姦に至るほどの溺愛っぷりという訳でもなく夫が2ヵ月不在というのも一つのきっかけとは言え、恋人が出来た息子を誘惑するのは拙速過ぎるし、逆に惑わせてしまっては母親として矛盾した言動に感じる。

早い段階で主人公と深雪で関係を結ばせて、何らかのきっかけで香里に気付かれ母子相姦に至るも、最後は主人公の意志で恋人に戻っていくという流れで整理した方が嫉妬という題材によりフィットするのではと思うがいかがだろう。

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鏡龍樹「蒼い体験 高校生と二人のお姉さま」

鏡龍樹「蒼い体験 高校生と二人のお姉さま」(フランス書院文庫、2003年9月、表紙イラスト:西村春海)

ネタバレ有り。御注意下さい。

【あらすじ】

ある晩姉の由紀恵の部屋に忍び込んだ智也は衝動的に彼女のパンティに手を出しオナニーして罪悪感に陥るが、上京して来た従姉の美鈴に全てを見通され初体験を迎える。

【登場人物】

坂口智也
17歳。高校生で両親と姉の由紀恵と一緒に暮らしているが、密かに彼女に淡い恋心を抱いている。童貞。

坂口由紀恵
24歳。智也の実姉で看護婦。最近大人らしい艶やかさが現れて綺麗になったと智也をやきもきさせているが、本人はそれに気付いていない。男性経験は有るが、現在付き合っている彼氏はいない。

香坂美鈴
29歳。智也や由紀恵の従姉に当たり見た目は派手な美人タイプだが、細やかな気遣いの出来る優しい女性。由紀恵と好きなアーティストのライブを見に行く為に上京した。

【展開】

由紀恵が綺麗になったのは彼氏の存在が有ると訝った智也はある晩に彼女の部屋に忍び込みパンティを目にすると思わずオナニーしてしまい、更に翌日入浴中の彼女の生下着を手にすると自ら履いて精で汚してしまい罪悪感に陥る。

ある日上京した美鈴と自宅のトイレで再会した智也は咄嗟に彼女の尿臭を思い浮かべながらオナニーするが、その晩部屋を訊ねて来た美鈴からその事を指摘され白状せざるを得なくなりなりゆきで手コキで射精に導かれる。

翌晩再び部屋にやって来た美鈴から、秘密を打ち明けてくれたらエッチな事を考えても良いと提案された智也は由紀恵への恋心を打ち明け、念願の初体験に成功するが、胸騒ぎを感じた由紀恵に覗き見られてしまう。

弟と従姉が淫らな交わりに浸るのを見てしまいそれに自分が官能を得てしまった事に少なからずショックを受けた由紀恵だが、モヤモヤする感情が弟を奪われた事に対する嫉妬だと気付き翌晩に智也と結ばれる。

美鈴が帰郷した後姉弟の結び付きは強まり両親の目を盗んで頻繁に体を重ねるようになり、2週間後に智也は念願だったナース姿の由紀恵と病室に忍び込んで後背位で交わると、今度は美鈴と3人で交わりたいと無想するのだった。

【レビュー】

作者に取っては作風の転換期にあったであろう2004年の作品。当時は誘惑作品というこれといった定義も無かった時代だっただけに、女性から童貞主人公へのアプローチの仕方が作品毎に色々と変わっていて興味深い。

ある時は主人公が終始甘え口調で迫り女性も比較的寛大だったり(如月蓮さんの作品によく見られる)、主人公が受け身一方で女性が責めに回ったり(昔でいう少年狩りの作風)と振れ幅はこの時代の方が大きかったと思う。

本作は現在から見ると全体的に穏やかで官能描写もイマイチ弾け切れていない感じはするが、コテコテの凌辱作品が全盛の時代にそれが苦手な読者に取っては充分楽しめたし、今見てもいやらしく思えるからここは作者の手腕による所が大きい。

【トラックバック】

DSKさんのレビューブログにおいて、本作をご紹介なさっています。

蒼い体験-高校生と二人のお姉さま(著:鏡龍樹、フランス書院文庫)
プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が300冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
一部で関係者(作家さんや編集者さんなど)と思われているようですが、全くの見当違いです。
官能作品に関わる全ての方に感謝しつつ、読み続けていきたいと考えています。

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

〈コメント〉
どなたでも書き込み自由ですが、管理人が許可するまではコメント欄に反映されないので、その辺りはご理解下さい。

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