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庵乃音人「淫ら兄嫁づくし 若兄嫁、熟兄嫁、未亡人兄嫁」

庵乃音人「淫ら兄嫁づくし 若兄嫁、熟兄嫁、未亡人兄嫁」
(フランス書院文庫、2018年2月、表紙イラスト:新井田孝)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

長兄の嫁・千鶴子と2人で暮らす豊は密かに彼女への切ない想いを抱き続けて来たが、ある日末兄の嫁・綾花に迫られ肉欲のまま童貞を失い罪悪感を抱えながらも、ある晩千鶴子の入浴を覗いた挙げ句にオナニーしていたのを見付かってしまう。次兄の嫁・涼子の提案で綾花を招くものの、亡き夫への妄想に駆られた彼女に迫られ交わっていたところを千鶴子に見られてしまい…。

【登場人物】

倉石豊
倉石家の四男で両親と三人の兄は既に亡くなり、現在は千鶴子と共に暮らしている。出来の良すぎた兄たちとは違い、中性的な顔立ちに凡庸な才能なのを気に掛けている。まだ大学受験には早いものの高校に通う少年にしては20㎝を超える極太の持ち主で、兄嫁たちが溺れていってしまうことに。童貞。

倉石千鶴子
35歳。95㎝のGカップと肉付きの良い身体をした熟女。5年前に倉石家の長男で夫の友典を病気で亡くしている。現在は豊を引き取り一緒に暮らしていたが、義弟から注がれる欲情の眼差しには気付いていない。生真面目な友典と本人の性格もあり身持ちは固く、豊の想いを知り戸惑ってしまう。

倉石涼子
29歳。同じ総合商社で働く先輩だった倉石家の次男・和樹に見初められ結婚したが、3年前に病気で亡くしている。亡き夫のことは引きずらずに複数の男と付き合ったものの、今のところ再婚したいとは考えていない。現在も同じ会社で働き頭の回転も良く、栗色の長い髪と整った美貌が妖しさを感じさせるとともに、スレンダーな割には85㎝のFカップと巨乳。

倉石綾花
24歳。半年前に三男で夫の章吾を自動車事故で亡くしたばかりで、生前の章吾と際どいことを繰り返していたようで、顔立ちの似ている豊にも誘惑を仕掛けるが…。まだ女子大生と言っても通じるくらい若々しく、肉付きの良い身体に正比例してFカップの巨乳の持ち主。


【展開】

ある週末千鶴子に見送られ実家を出て綾花の家に向かった豊。その頃綾花は亡き夫の仏壇の前で寂しさと身体の疼きを癒そうと、生前夫にされたように淫らな格好でひとり遊びに身を委ね絶頂の余韻に浸っていた。出迎えた豊がますます夫に似て来たのを見て綾花は膝枕で耳掻きをしてあげるが、突然豊を抱き寄せ一度だけで良いからとセックスを迫ってしまう。豊は千鶴子という想い人が脳裏に浮かんだものの、ストリップさながらに裸を披露する綾花の魅力に抗えず、がに股にさせて秘所や後ろのすぼまりまで目にする。一方の綾花も少年の20㎝超の極太を目にして欲情に駆られ、濃厚な口戯の後で対面座位で童貞を奪ってしまい、果てには押し倒して騎乗位になり膣内射精を受け止める。

数日後セックスの快楽を知った豊は勉強に集中などできる訳がなく、何か飲もうと自宅の階下に降りていくと千鶴子が入浴しており、これまでは理性で抑え込んでいた「見たい」という欲望を抑え切れずに浴室に向かう。その頃千鶴子は昼間涼子から女の嗜みで秘毛をツルツルにしていると聞かされ、興味本位でがに股になり鏡で自らの剛毛振りを見て少しだけ…と剃刀を使い始める。後ろから覗いていた豊は兄嫁のお尻の穴や鏡に映る剛毛を目にして堪らなくなり、勃起をズボンから取り出すと一心不乱に扱き、欲情に駆られるままに白濁を放出してしまう。そして気付けばドアの隙間から放った精液は千鶴子の熟れ巨尻にかかり、兄嫁が固まった表情を浮かべているのを見て己のしでかしたことの重大性を悟る。

翌日千鶴子は喫茶店で涼子と会いことの顛末を話し何か良い案は無いかと尋ねると、落ち込んでいる綾花を招いて一緒に暮らしてみたらと返される。しかし2人は豊と交わって以来、綾花が取り憑かれたかのように関係を迫っていて義弟が悩んでいるとは知らず、この選択が最悪の事態を招いてしまう。綾花と同居を始めた豊は度重なる誘惑をかわし続けていたが、ある晩トイレで小用を足していた際に綾花に迫られ、便座に座って対面座位でセックスに溺れていく。2人の放つ声を聞き付けた千鶴子は、豊と綾花の乱れた姿を見て卒倒しかねないほどの衝撃を受ける。

千鶴子からの連絡を受け涼子は自分が暫く面倒を見るからと自宅の空いた部屋に義弟を寝泊まりさせるが、二週間が経ったある夜豊の部屋から千鶴子の名を呼びながら自慰に浸っている声を聞いてしまう。引き戸から覗いた涼子は豊のイチモツの大きさに驚きを隠せなかったが、綾花とめくるめく体験をした筈なのに千鶴子を想っていることを知り、好奇心と身体の疼きに堪えられず部屋に侵入する。今晩一度だけならと抱いて良いのよと服を脱ぎながら豊を誘うが、それはできないと拒まれ闘争心に火が付き、押し問答の果てに千鶴子にさせたいことを代わりにしてあげるからと同意させる。顔面騎乗を望む義弟のいやらしさに涼子も溺れ、シックスナインから四つん這いで誘うと、巨根のピストンに圧倒されながら同時絶頂を迎えていく。

豊の想いを理解した涼子は千鶴子に一度だけで良いから抱かれてあげてと頼み、だめ押しをするように自分も抱かれたと話し千鶴子の嫉妬を煽って何とか納得させることに成功する。2人が話をしてから4日後久し振りに実家に戻った豊は、亡き長兄の仏間に招かれ千鶴子から一度きりと聞かされると有頂天になり、最早千鶴子の哀願にも耳を貸そうともせずここでしたいと駄々をこね始める。流されるように獣になった豊を千鶴子は可愛いとつい思ってしまったものの、兄から寝取ったと言わんばかりの義弟にとことん翻弄されて、フィニッシュは仏壇に突き合わせられ中出しされてしまう。

一度きりの約束を破り執拗に千鶴子へセックスを迫る豊を持て余し、一週間後自分の元に戻って来たのを見て涼子はバカなんだからと苦笑する。しかし千鶴子が好きなんだと苦悶の表情を浮かべ泣きながら告白するのを見てしまっては、仕方ない一肌脱ぐかと決意を固める。そして三日後涼子の家に兄嫁全員が集められ豊は何が起こるのかと不安に駆られていると、突然涼子の口から千鶴子が引き取らないなら自分と綾花が面倒を見るからと聞かされる。しかも「アッチの世話」もすると、大胆にも豊のペニスを露わにして綾花と2人で口唇奉仕を始める始末である。身体の反応と千鶴子への想いとの矛盾に苦しむ義弟の顔を見た千鶴子は我慢など出来るはずがなく、2人を押し退け私が面倒を見るからと言い放つ。
これを聞いた涼子と綾花は苦笑いしながら「アッチの世話」もするのね?と焚き付けると、千鶴子は今までになく積極的になり豊の剛直を咥え、馬乗りになって受け入れてしまう。望むべく展開になったと2人の兄嫁は微笑むも、四つん這いに変えられ貫かれた千鶴子の淫らさに煽られ涼子はオナニーを始めてしまい、綾花は豊のすぼまりを弄り三者三様に乱れていく。千鶴子の前でがに股になった涼子は秘所を舐めてもらい、綾花に妖しい快感を引き出された豊も高ぶり中出しするが、今度は綾花が最後のお願いと情交を求めてくる。しゃにむに腰を遣い射精した豊は、突っ伏したまま白濁を秘所から垂れ流す千鶴子を見て欲情し、再び挿入し膣内で果ててしまう。そして数日後千鶴子との二人暮らしに戻った豊は、彼女と毎日のように恋人さながらに睦み合う生活を送るのであった。


【レビュー】

両親だけでなく出来の良すぎた三人の兄までも逝去してしまった高校に通う少年と、夫を失い未亡人となった兄嫁たちとの間で繰り広げられる愛情物語で、庵乃音人作品でお約束の「がに股・デカ乳輪・剛毛」の要素も内包させた誘惑官能小説である。(主人公も中性的で頼りなさそうだが、20㎝を超える極太の持ち主で、最近の庵乃作品で頻繁に使われている要素である)フランス書院文庫では約1年振りの刊行であるが、他のレーベルで出された官能作品と基本的な流れに違いはないため、作者の愛読者であるほど入りやすい設定ではないかと思う。

高校に通う主人公は長男の嫁である【千鶴子】(34歳)と暮らしており、兄嫁に対して女性としての恋愛感情は抱いているものの、良き義弟でいようと日々の生活を過ごしていた。そんなある日三男の嫁【綾花】(24歳)に呼ばれ家を訪ねるが、偶然にも主人公は三男に顔立ちがよく似ており、しかも綾花自身も未亡人となって間もなく悲しみを引きずったままである。そんな彼女が亡き夫を主人公に投影させ童貞を奪ってしまうのだが、千鶴子が本命の彼に取っては心と身体との矛盾に悩み、綾花からのアプローチを拒もうとする。

ある晩偶然にも千鶴子の入浴を覗いてしまい、性交の気持ち良さを知っただけに欲情を抑えられず出歯亀行為の果てに本人に気付かれてしまう。そこで千鶴子は次男の嫁【涼子】(29歳)に相談するが、綾花と義弟との経緯を知らないだけに一緒にしてはまずい当事者を招くことを提案され受け入れてしまう。起こるべくして起こった事態を一番見られたくない人に見られた主人公は、涼子に引き取られ…とここまでが主人公と三人の兄嫁たちとの関係である。

涼子や千鶴子とはどのように情交に及ぶのか、作者の愛読者ではあればおおよそ察しが着くだろうし、そこから導き出される結論もほぼ想定の範囲内である。初めに述べたヒロインの三要素は全て千鶴子に寄せており、一番貞淑である彼女が仏間で義弟の想い出作りに協力しつつも、若さに屈服させられ恥じらう描写は良かった場面である。生真面目なヒロインほど想いが募り感情を露わにさせた時とのギャップが大きく、終盤で彼女が見せる主人公への可愛がり振りも見せ場の一つと言えよう。多彩な作風を手掛けているものの、本作はシンプルな誘惑官能小説であり、兄嫁たちのどれかがツボに嵌まればその良さを満喫出来ると思う。






レビュー記事が追い付いていませんが、最近個人的に庵乃音人さんの作品を読む機会が増えています。本作の主人公は高校に通う少年ですが、作品によって青年と呼ぶべき若者や中壮年を題材とした回春ものまで幅広く手掛けているなという印象です。特定のレーベルに拘らず複数に渡り色々とご活躍のようですけど、ここ近年は矢継ぎ早に作品を刊行なさっていますね。








桃色の宿 (悦文庫)
庵乃音人
イースト・プレス
2018-02-08




3月にはこちらの作品が竹書房文庫より刊行される予定です。

庵乃 音人
竹書房
2018-03-19



※2月28日現在では書影及びあらすじは未公開です。

これだけ精力的にお書きになられるのは多分に「自分の型」が固まっていて、しかもその仕上がりに自信があるからこそと推察していますが、個人的にこれからも楽しみにしたい作家さんのお一人です。


tag : 高校生主人公 童貞 未亡人 叔母

庵乃音人「美熟女の休日 義母と叔母・柔肌くらべ」

庵乃音人「美熟女の休日 義母と叔母・柔肌くらべ」
(フランス書院文庫、2013年11月、表紙イラスト:野中昇)

ネタバレ有り。御注意下さい。
2018年2月22日レビュー再編集。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

由理子の実家の別荘で二人きりの晩に彼女の入浴を見た耕太は、彼女の胸を触る内に欲情してしまい、更に遅れて別荘へやって来た叔母の静佳からも意味深げに誘惑される。


【登場人物】

志倉耕太
高校2年生の17歳。身長170cmほどで少年の出で立ちを残した中性的な容姿。父親は2年間の海外赴任の為数日前から不在。5年前に義母となった由理子に男としての欲情を抱くようになった。童貞。

志倉由理子
39歳。耕太の義母。卵形の小顔に、背中まで届くストレートの黒髪で、日本人形を思わせる清楚な美貌の豊満な身体付きの女性。Gカップ。

田上静佳
35歳。由理子の実妹。姉と対照的に勝ち気で女王様を思わせる容貌にブラウンの明るいウェーブかがった髪のグラマラスな女性。夫の浮気に悩まされている。Hカップ。


【展開】

夏休みを迎え親族の別荘で過ごすことになった耕太だったが、叔母の静佳夫婦が一日遅れてやって来ることとなった。その晩別荘のリビングで携帯ゲームに興じていたものの電波の入りが悪いと庭に出ると、ちょうど入浴中だった由理子の悩ましい声に導かれ、木柵越しに露天風呂を覗き込む。ダイナミックな裸体を晒し腋毛を処理していた義母に興奮し、思わず携帯で盗撮しながら性欲処理を行い精を放ったものの、その後も寝室でオナニーを繰り返したせいかそのまま寝入ってしまう。
翌朝由理子が悪戯心で耕太を驚かせようと寝室に入るが、床下に落ちていたスマホを拾い上げ画面を見てうっかり動画を開いてしまい、ほどなくして目覚めた耕太も義母の態度のぎこちなさに気付く。そこで由理子は今までの接し方が間違っていたと詫び本当の母のように甘えさせてあげると提案するが、耕太がセックスを望んでいると知るとそれは出来ないと拒むものの、結局勢いに押され豊乳で勃起を挟み込み射精へ導くことを選んでしまう。もちろん耕太がそれだけで満足出来るはずもなく由理子を押し倒すが、それを見計らったかのように静佳が訪ねて来て事なきを得る。

静佳は夫の浮気を知って前夜に大ゲンカとなり、むしゃくしゃした感情を抱えたまま別荘にやって来たが、母子を驚かせようと裏口から中を覗き込むとふしだらな行為の最中であった。さすがに姉が犯されそうになったのを見て呼び鈴を鳴らし今到着したかのように振る舞うも、可愛いと思っていた耕太も所詮ただの性欲まみれの雄でしかないと失望し、懲らしめるつもりで甥を連れ出し誘惑を仕掛ける。ところが耕太はペニスを滾らせているのにこんなことはいけないと拒もうとし、これまで男を従えて来ただけにプライドが傷付いたと静佳も負けじと誘惑を続け耕太の口から奉仕してと求めさせたものの、いざ口唇で受け止めると17歳の少年らしからぬ威容に圧倒され飲精までしてしまう。

翌日静佳は生真面目な由理子を翻意させようと別荘での出来事を見たと打ち明け、ぐずぐずしていると自分が耕太の童貞を奪うからと挑発する。それを聞かされた由理子は迷った挙句にその晩夏祭りへ耕太を誘い、その帰り道から外れた木立ちへ連れて行くと唇を奪った後、今夜だけと断った上で好きなようにして良いと告げる。初めてだからと正常位を選んだ耕太は交合の気持ち良さに長くは持たず、しかも由理子が危険日だと訴えたのを聞いてしまっては、「子作り」のためにするのでしょとアピールし中出しするのであった。

次の日よそよそしい由理子の態度を見た静佳は、前夜に自分が祭りに行かないと言ったことが功を奏したとほくそ笑むが、なおも頑なな姉を見て自分が耕太を奪ってやろうと決意を固める。由理子が散策に出掛けると静佳は庭のプールで泳いでいた耕太の前で大胆な水着を着て挑発し、耕太も我慢できずに叔母を押し倒すと大きな乳輪と繁茂した恥毛がいやらしいと告げ、四つん這いにさせて尻穴を弄りながら中出しする。
その晩二人の親密さに気付いた由理子は胸騒ぎがして寝付けず、ふと喘ぎ声を聞いたような気がして妹の部屋を訪ねると誰もいない。そこで階下の耕太の寝室を訪ねると大股を開いた静佳が今まさに耕太に恥毛を剃ってもらおうとしていたところで、興奮した耕太が彼女をがに股にして交わっているのをドアの隙間から覗き見てしまい、思わず一人遊びをせずにはいられなかった。

翌朝由理子は気分が良くないと二人に告げ別荘に残るが、前夜から燻っていた耕太への愛情と静佳への嫉妬の感情を抑え切れず、リビングのソファーで思わず耕太と呼びながら一人遊びを始めてしまう。ところがそこへ出掛けたはずの耕太が現れ続きを見せてとねだられ、もう想いを抑えることはないと決意し今までになく淫らな姿を見せ付ける。自ら騎乗位で交わり中出しされた後耕太のリクエストで顔面騎乗をしてあげるが、そこへしたり顔の静佳がやって来る。
いやらしいと言いながらも静佳はもう耕太に抱かれることは無いからと告げ、耕太に加勢して由理子を激しく乱れさせていく。そんな由理子を見て興奮気味の耕太が後ろでの交わりを所望していると気付き、経験者の静佳は初めてを捧げられるなんて…と由理子を説得し、後ろなら本番では無いからと交わりに参加する。続けて二人の後ろを貫き直腸に精を放った耕太は念願が叶い、自宅に帰っても由理子と毎日のように身体を重ねる生活を送る。しかし静佳は夫とやり直してみると姉に告げただけで一向に自分へは連絡しようとはせず、そんな叔母の気遣いに耕太は感謝しつつ今日も由理子と交わるのであった。


【レビュー】

他社レーベルを中心に実績を重ね黒本に進出して4作品目を迎えた庵乃音人さんの新刊で、本作を含め2ヵ月で3作品を出されるなどご活躍であるが、本作も「黒本の庵乃作品らしい」安定した出来だったと思う。

由理子は主人公の耕太の想い人で彼の父親と結婚して間もなく2人だけになるが、お互いに真面目な性格で別荘という非日常かつ静佳の後押しが無ければ、関係に至らなかったと思われる。静佳は夫の浮気を知り男性への不信感を持っていた中で、耕太が由理子に淫らな事を迫るのを目の当たりにし、耕太を誘惑してやろうとするが耕太は誘いに乗らず、それが彼女の負けん気に火を付けて徐々に彼におもねるようになっていく。彼女のそういうギャップに可愛らしさを感じるし、先に挙げたように真面目な2人のキューピッド役を買って出るなど「良い人」ぶりが窺えて、メインの由理子より存在感の高いヒロインであろう。

耕太と由理子が結ばれた後で静佳を交えて3Pになる部分も有るが、基本的には別々の官能シーンでそれぞれの性格の違いが出ていて良かったと思う。

DSKさんのブログでも本作をご紹介なさっています。
2013/11/26 発売→ Amazonはコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。「そんなに我慢しないで、私のなかに出していいのよ」「ママにはできないこと、たっぷり教えてあげる」旅先で初心な少年を虜にする39歳の義母と35歳の叔母。野外ファック、プールでの悪戯、極甘3P寝室。休日のママと叔母さんは、いつもと違って悩ましすぎる……。美熟女が競うように誘惑を仕掛ける避暑地ハーレム!★★★★☆ 生真面目な義母と義息の不器用...
美熟女の休日-義母と叔母・柔肌くらべ(著:庵乃音人、フランス書院文庫)








約1年振りに庵乃音人さんの新刊が黒本で刊行されます。






「私の××で大人の世界に導いてあげる、あんっ」
押し込まれた義弟の肉茎に湿った吐息を漏らす綾花。
背徳的な姦係であるほど深まりゆく、禁忌の快楽。
夜のバスルームで、リビングで、夫の遺影の前で、
心のなかに潜む淫性をさらけだしていく三匹の美獣。
24歳、29歳、35歳――兄嫁だらけの溺れ夜、開幕!




公式ホームページでも既に情報が更新されていますが、一つ気になるのは立ち読み(作品の一部抜粋)部分です。これは庵乃音人さんの作品ではなく、霜月航さんの作品ではないかと。私のTwitterでも呟きましたが、Webの更新は恐らく外部委託なのでしょうが、編集部での事後チェックくらいはしていただきたいものです。私のような作者さん買いの読者ならすぐ分かるものの、初見の人ならば「庵乃さんってこういう作風?」と思うかもしれません…。こうしたエラーで買うの止めたとなれば非常に勿体ないことではないでしょうか?早い修正を望みます。

⇒2/22に修正を確認しました。

tag : 高校生主人公 童貞 熟女限定

庵乃音人「てほどき熟母 義母、友人のママ、実母」

庵乃音人「てほどき熟母 義母、友人のママ、実母」
(フランス書院文庫、2017年2月、表紙イラスト:新井田孝)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

父親が真紀と再婚したが、実母の景子に想いを寄せる航は新しい母親を受け入れられずにいた。そんなある晩に景子を思いながらオナニーしていたのを真紀に見られてしまい、航は自分の気持ちが分かると言うなら性処理の手伝いをしてと口唇奉仕までさせてしまう。真紀の親友である裕美子はその話を聞くとかつて景子とひと悶着あっただけに、真紀を焚き付けて童貞を奪いなさいと告げるが…。


【登場人物】

篠田航
18歳の大学1年生。ひと月前に交通事故に遭って怪我をしたが、八月を迎えて退院したばかり。父親は中堅商社の営業部長で家を不在にしがち。実母の景子に思慕を寄せており、義母となった真紀に対しては冷淡な態度を取り続けている。女性経験は無い。

篠田真紀
33歳。篠田の元秘書で2年前に籍を入れ、航の良き母親でいようとするが、正直しっくりとはいっていない。生真面目で清楚な印象だが、バストは景子と同じくらい豊満で魅力的な熟女。夫の不義に付いては後に裕美子から聞かされてから事実を知り、ある決意を固めることになるが…。

高岡裕美子
38歳。篠田家の近所に住んでおり、会社員の夫との間に航と同い年で全寮制の高校に通うひとり息子がいる。かつては景子と親しい仲だったが、ある事件を機に絶交状態にある。真紀に対しても積極的に話し掛けていて、真紀に取っては唯一の頼れる人的な存在である。バスト100cmを超えるHカップの熟女で、ふっくらとした癒し系の色白美人。

景子
42歳。90cmを超える豊かなバストの持ち主でGカップの熟れた身体付き。輸入雑貨を扱う商社の社長で、2年前に篠田と離婚して以来会社の業績は右上がりの状態。篠田に引き取られた航を取り返そうとするが…。


【展開】

航は退院して実母の景子に甘えるように寄り添いながら自宅へ帰って来るが、真紀と二人きりになるのが嫌で仕事があるという母親を何とか引き留めようと試みる。そしてその日の晩に部屋に込もって景子と二人で撮った写真をオナペットにしながらぺニスを扱いていると、真紀の来訪を受けて見られてしまい気まずくなる。暫くして真紀の謝罪を受けるが素直になりきれずに勃起を見せ付けるようにして、処理を手伝ってと要求する。真紀のグラマラスボディを見るだけでなく乳房に甘えてしまい、遂には乳頭を甘噛みして口唇奉仕を要求すると、真紀は観念したように奉仕を始める。それでも口で迸りを受けることは避けたものの、顔面に白濁を浴びてしまう。

翌日から家に居ずらくなった航は嘘の口実を作り外出すると、1年前に転校した友人がいればと思いを馳せていたが、その頃真紀が友人の母親である裕美子と相談していたとは知る由も無い。真紀は息子の性処理を手伝わされたと打ち明けたものの、裕美子はまるで焚き付けるかのように景子に奪われたくなければ真紀が手解きをするべきと返し、躊躇したのをみてならば自分がいただくまでと楽しそうである。結局裕美子に委ねたものの真紀は気になって自宅に戻ると、リビングで裕美子に誘惑されパイズリフェラや四つん這いで後ろの穴まで弄られ強制射精させられているのを見て、自分も秘所を濡らして興奮したのを否定できなくなる。

航を可愛いと思う自分の本当の気持ちに気付いた真紀は夜になって入浴中の息子の元に向かうと、身体を洗ってあげるからと誘いを掛ける。華奢な身体に触れながら思わず裕美子に童貞を奪われなくて良かったと告白すると、思い切り淫乱になったつもりで少年をリードしていくが、とは言え元より派手な体験が少ないだけに戸惑いも隠せない。何とか性教育紛いに秘所を露わにして興奮を誘うと正常位で交合を果たすが、初めての航に中出しはダメと言っても聞き入れてもらえずに射精されてしまう。とその瞬間に訪ねて来た景子に全てをみられてしまい、真紀は頬を張られた上に、航を連れて行かれてしまう。

こうして思わぬ形で景子との生活が始まったものの、航に取ってはかつてのように実母だけを愛している訳でなく、真紀への想いをどう受け止めようかと戸惑いを隠せずにいた。景子も息子の気持ちを察していただけにアルコールの力を借りぬ訳にもいかず、酔った勢いで部屋を訪ねると航を誘惑する。何だかんだ言いながらも航も性欲には勝てず情交に応じるが、そんな生活も数日が経つと空しさが募るだけで、ある日景子はホテルのラウンジで裕美子と会うことに。真紀と同じ立場になって却って航の気持ちが痛いほどよく分かると告げた景子は人目も憚らずに号泣し出すと、裕美子も裏で色々やり過ぎたわと謝罪し二人は和解するのであった。

数日後景子は真紀を自室に呼び付けると一生掛けて航を愛する覚悟はあるかと問い、実の子を手離すのだからうんとつらい思いをしてもらうからと告げ、示し合わせたかのように裕美子が動き真紀の手足を拘束する。そして景子は動けずにいた航のぺニスを露わにし手扱きで挑発するが、彼が真紀にしゃぶって欲しいんだと抵抗を見せると、這ってでも来なさいと真紀に命じる。芋虫を思わせる滑稽な姿を見せながら真紀が奉仕を始め、快楽に顔を歪めていた航はふと実母に目を向けると、裕美子が寄り添い涙を堪えていることに気付く。二人が自分達を送り出すために悪い女を演じてくれていると理解すると、景子たちが真紀の拘束を解いて股を開かせるのを見て、自らも愛撫に加わり絶頂へ導く。力を振り絞るかのように真紀は自分だけがイヤらしい姿を見せるなんてと告げ、景子と裕美子も一緒に航を愛して欲しいと懇願すると、三人揃って尻を並べて少年を挑発する。航は四つん這いにした裕美子を貫き中出しすると、次は待ちわびたとばかりに景子に押し倒されて騎乗位で、最後は真紀と正常位で交わり愛を確かめ合うのであった。


【レビュー】

フランス書院文庫レーベルでの刊行も本作が11作品目となるが、「年上熟女たちに猫可愛がりされる」主人公像を基本線としながらも、ここ数作は既婚者だったり若くても荒ぶる情動を抑えられずに関係を持ったりと変化を持たせようとしていた節が窺えた。本作は原点回帰とまではいかないものの、怪我から回復して自宅に帰って来た主人公【航】(18歳)を巡り、義母・実母・友人の母親の三人のヒロインがそれぞれの思惑を抱えながら彼と接していくことになる。

・義母【真紀】(33歳)
航の父親の後妻として、また彼の良き母親であろうとする生真面目な性格でスタイルも良い美人だが、航自身は性の対象と見ないように敢えて冷淡に振る舞っている節がある。そんな彼がママ(景子)と口にしながら一人遊びをしていたのを見てしまい、彼に押し切られる形で処理を手伝わされる。(第一章)そんなキグシャクとした感情の行き違いを友人の裕美子に見抜かれて利用され、追い込まれるように航の手解きをしたまでは良かったのだが…。(第三章)

・実母【景子】(42歳)
航の実母で2年前に夫の不義を知って離婚し、現在は彼を引き取ろうと会社を起こし軌道に乗ってきたところである。美し過ぎて肉感的な肢体が実の息子に性的な対象とされていたことには気付かない。真紀は真面目で信用に足りると信じていたが、思わぬ「裏切り」を目の当たりにしてからは航を引き取り、インモラルな関係を強いるのだが…。(第四章)

・友人の母親【裕美子】(38歳)
夫との間に航と同い年のひとり息子がおり、過去に景子が絡むある事件によって絶交状態に陥ってしまう。後妻としてやって来た真紀にも親身に接してあげていたが、ある日性処理の手伝いをしてしまったと相談を受け、景子にやり返すチャンスだと航と真紀を手駒に使おうとするが…。(第二章)

ストーリーメーカーとして、第三のヒロインとして裕美子が景子への復讐を試みようとするが、傷心に陥った景子から相談を受けて航の気持ちを尊重しようとするのが第五章である。全員並べてのプレイと熟女たちがあられもない声で快感を訴える描写は庵乃音人作品ではお馴染みだが、作者本人によるブログでは「ある変化」を試みている。個人的にはそこまでの変化とは受け取れなかったが、具体的に描くか婉曲的に表現するかの違いは意外に大きいのかもしれない。これは読んだ上で確かめていただきたいと思う。主人公に付いては序盤に義母に性処理を強いる場面があるが他は割と受け身の面が強く、特に第二章では裕美子に後ろの穴まで弄られる描写があるので、この辺は原点回帰と言えるのかもしれない。

DSKさんのブログでも本作をご紹介なさっています。
2017/2/25 発売てほどき熟母 -義母、友人のママ、実母著:庵乃音人、フランス書院文庫→ Amazonはコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。量感たっぷりの美ヒップがたまらない義母・真紀。Hカップの美乳が刺激的すぎる友人の母・裕美子。垂涎の完熟ボディで淫らな色気をふりまく実母・景子。オナニー授業、濃密セックス、衝撃のアナル指南……三人の「ママ」から施される艶かしい性のてほどき。33歳38歳42歳――僕を大人に...
てほどき熟母-義母、友人のママ、実母(著:庵乃音人、フランス書院文庫)







作者本人によるブログでも触れられていますが、本作では「ある変化」を試みていらっしゃいます。ネタバレでもOK、もう分かっているよという方は「続きを読む」からどうぞ。

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庵乃音人「てほどき美熟女 清楚妻・淫ら妻・癒し妻」

庵乃音人「てほどき美熟女 清楚妻・淫ら妻・癒し妻」
(フランス書院文庫、2016年10月、表紙イラスト:新井田孝)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

家庭教師として出入りしている細川家の夫人の沙耶子に想いを抱いていた広樹だったが、彼女の友人の麗子から仲を取り持つ代わりに隣人の優菜をモノにして欲しいと頼まれる。いずれも魅力的な人妻なだけに、広樹は軽い気持ちで優菜を抱いてしまうが…。


【登場人物】

梶野広樹
20歳の大学生。1年前から近所に住む細川家のひとり息子の家庭教師として出入りする内に、沙耶子に惚れてしまうが…。アパートに一人暮らしで、目下新婚夫婦の隣人のアノ声に悩まされる童貞青年。華奢で頼りない印象だが、20cmを超える巨根。

細川沙耶子
35歳。色白で端正な和風の小顔をした美女で、Hカップ95cmのバストを持つ肉付きの良い身体付き。小学校へ通うひとり息子がいるが、夫は外に愛人を作っていて半ば別居状態。かつて義兄に当たる男性と不倫関係にあったことも。

小和田麗子
39歳。沙耶子の近所に住む人妻で、クールで凛とした美貌にGカップの割には手足が長いモデル体型。広樹に対しては常にからかいの対象でキツイ冗談を投げ付けるが、実は沙耶子に対して淡い想いを抱いている。夫とは別居状態だが、それを楽しんでいる節も。

田辺優菜
31歳。小和田家の隣人でやはり夫の浮気に悩んでいるが、手話クラブで知り合った青年といけない関係手前まで踏み込んでおり、それを知った麗子の差し金により広樹に犯されてしまう。黒髪のショートカットで見るからに癒し系の印象を与える。Fカップでメリハリのある体型。


【展開】

家庭教師の授業を終えた広樹は細川家を訪ねて来た麗子が沙耶子や優菜と交わす際どい会話に興味津々だったが、その帰りに麗子から沙耶子との仲を取り持つ代わりに優菜を犯して欲しいと頼まれる。どうやら麗子が目を付けている青年と、先に優菜が付き合っているのが気にいらない様子。そして三日後の晩にベランダを伝って田辺家に忍び込むと、優菜がリビングで彼とテレフォンセックスをしている現場を目撃し中に踏み込む。ソファに四つん這いにさせて秘所やアナルを覗き込んだ広樹は我慢できぬと交合に及ぼうとするが、童貞なだけにスムーズに挿入ができない。それでも何とか挿入すると、優菜が拒むのも聞かずに欲望のままに中出ししてしまう。

数日後約束通り麗子の家で沙耶子とともに広樹はパーティーに招かれるが、肝心の沙耶子が飲み過ぎたらしく眠り落ちてしまい客間に運ぶことに。ご丁寧に布団が敷かれていることに広樹は不審を抱くと、何と麗子は沙耶子に睡眠導入剤を仕込んだと告げ、後はご自由にとばかりに部屋へ戻ってしまう。沙耶子の乳房を露わにし口付けを交わす内に彼女が目覚めてしまうが、ロクに抵抗出来ないことをいいことに秘所を露わにすると、清楚な美貌に似つかわしくないと剛毛やデカ乳輪だと言葉責めにしながら正常位で挿入する。更に腋の下の剃り跡をねぶりながら、激しくピストンした末に中出しするのだった。

力付くで関係を結んだ結果家庭教師を解雇され、欲望の赴くままとはいえ憔悴した広樹は、ある日麗子にホテルの一室に呼び出される。責任の一端を感じたのかいつもと違って母性的な優しさを見せる麗子に誘われるが、いざ秘所を露わにしようとするて何故か激しい抵抗を受ける。何と麗子も沙耶子以上の剛毛で、しかもデカ乳輪でコンプレックスを抱いていたようだが、四つん這いにして挿入を焦らすとお漏らしするほどの激しい反応を見せる。そしてバックで挿入すると沙耶子と似た特徴だと言葉責めに遭わせるが、麗子が失神するほどのアクメを迎えながら沙耶子の名を口にするのを見て、女同士で秘めた想いを抱いていると気付いてしまう。

数日後広樹は義兄の三回忌を終えて息子とともに帰宅した沙耶子を物陰で待ち伏せしていたが、喪服姿の美しさに惹かれて後を追うと玄関に鍵が掛かっていないことを確認し細川家に侵入する。仏間に近付くと亡くなった人を偲ぶにはあまりにも様子が違うのに気付き、どうやら義理の兄妹で禁断の関係にあったことを知って嫉妬に駆られ部屋に入る。広樹は抵抗する間も与えずに沙耶子を押し倒すが、四つん這いにされ彼女の秘所から放屁音が聞こえ、それに沙耶子が羞じらうのを見ながら余計に欲情を抱きバックにして仏壇の前で犯してしまうのだった。

それでも広樹はきちんと話をする機会が欲しいと頼み込み別の日に自分の部屋に来てもらうが、沙耶子の目の前で隣室の新婚夫婦のアノ声に悩まされているとオナニー姿を見せ付ける。更にスマホ動画に収めていた喪服姿の沙耶子との性交をオカズに一層ぺニスを扱き立てると、遂に沙耶子が我慢ならぬとばかりに広樹を求める。その一途さに可愛いとまで思う沙耶子は広樹に馬乗りになるとぺニスを受け入れ、隣室に聞こえるのも気にせずに放屁音を鳴らしながら青年に抱き付くのであった。

こうして沙耶子と恋人関係となった広樹はある日麗子を自宅へ呼ぶと、一日だけ麗子の本望を叶えてあげるつもりでわざと沙耶子とイチャイチャしているのを目の前で見せ付ける。晒された沙耶子の裸体も自分と同じコンプレックスを有していると確認した麗子は、広樹に誘われるままに沙耶子の尻穴までも舌で味わい女同士でキスを交わす。そして四つん這いになって広樹と交わり憧れの沙耶子に見せ付けながら焦らす快感に浸るも、今度は沙耶子が広樹と子作りセックスをしているのを見守る羽目に。

そして秋を迎えたある日沙耶子と同居生活を始めた広樹は久しぶりに優菜を招くと、真相を知ってか知らぬか女同士で元の仲良しに戻り一安心するが、今晩は寝かさないからと呟く麗子の含み笑いに思わず恐々としてしまう。


【レビュー】

ここ数作品の黒本での庵乃音人作品は荒ぶるタイプの主人公がやや強引にヒロインたちとの情交を迫るという流れであったが、本作ではその傾向は残しつつも原点回帰ともいえる「主人公を可愛がる熟女たち」というテイストも醸し出している。

本作の主人公【広樹】(20歳)は華奢で頼りなく女性にも奥手なタイプであり、その彼が想いを抱くのが家庭教師の教え子の母親の【沙耶子】(35歳)である。彼女が題名で指すところの「清楚妻」で、他には彼女の友人の【麗子】(39歳)と【優菜】(31歳)が登場し、順に「淫ら妻」、「癒し妻」である。彼女は全員人妻で沙耶子にはひとり息子もいるが、夫は浮気性で不在がちな点が共通している。麗子を中心に繰り広げられる「熟女トーク」にドギマギし、戸惑う様子が序盤で描かれており主人公の立ち位置を現しており興味深い。

そんな主人公の気持ちを汲んで麗子からある企みを持ち掛けられ、しかも沙耶子との仲を取り持ってくれるとあれば、性欲に悩む年頃だけに直情的な行動に出るのはやむを得ないところ。優菜との初体験は思いがけぬ形で成就しそのご褒美として今度は沙耶子ともとなるのだが、いずれも麗子が仕組んだものでもあり、ここで彼女自身がメインヒロインと考えれば納得のいくところかもしれない。

沙耶子や優菜に対する麗子の思いは生々しいものでもあり、当初は思い付きで主人公を駒のように使っていたものの彼をも傷付けたとあっては流石に素直にならざるを得ず、主人公を優しく慰める…ところから主従逆転して彼の思い通りにされるのが中盤である。主人公は見掛けは大人しいが逸物は20cm超えという官能小説ではお約束のタイプであると同時に、情交に及ぶ時はサディスティックに言葉で辱しめを与えるのが好きなようで、ヒロイン3人を巧みに責め立てている。

終盤へ向かうのに当たり沙耶子への想いが成就するとともに、麗子と二人の熟女との和解にも触れられてはいるのだが、Sな主人公の性格は全く変わってはいない。見せ場は沙耶子の本来の想い人の仏壇を前にして喪服姿の彼女を責め立てる場面で、庵乃音人作品ならお馴染みの剛毛やデカ乳輪を指摘するだけでなく、恥ずかしい「音」まで使って描かれている。ここまで用いられると調教じみた暗澹たる流れというよりは、寧ろコメディと言える(決して悪い意味ではない)。「原点回帰」と言いながらも微妙に変化球を投げ込んで来る作者は、黒本だけではなく複数のレーベルで活躍中で、守備範囲の広さもあって今後の活躍に期待したい。

tag : 大学生主人公 熟女限定 童貞

庵乃音人「熟れごろ三姉妹」

庵乃音人「熟れごろ三姉妹」
(フランス書院文庫、2013年6月、表紙イラスト:ゴトウヒロシ)

ネタバレ有り。御注意下さい。
2016年10月17日レビュー再編集。

作品紹介(公式ホームページ)

熟れごろ三姉妹
庵乃 音人
フランス書院
2014-08-19




【あらすじ】

眞知子に密かに憧れる晴樹は、同居していた由香の裸を見た事から彼女と深い仲になり、美沙紀とも結ばれた彼は2人の手筈で眞知子とも本懐を遂げる。


【登場人物】

竹本晴樹
17歳の高校2年生。半年前に両親を交通事故で失っており、かつて家庭教師を務めていた由香夫妻の元で、3ヵ月前から一緒に暮らしている。華奢であどけない顔をした少年で、眞知子に対して恋愛感情を抱き彼女に筆下ろしして欲しいと熱望している。

藤原眞知子
37歳。三姉妹の長女で清楚で目元の涼やかな和風美人。92cmのGカップ。かつて保育園に通っていた頃の晴樹を担当した保母で、6年前に夫を亡くしてからは1人で暮らしている。貞淑な未亡人そのもので、初めは晴樹の想いを受け止めようとしなかったが…。

高瀬美沙紀
34歳。三姉妹の次女でピアノ教師を務める。離婚歴が有り、派手な容姿で女王様タイプのスタイルの良い女性。男性遍歴は豊富だが年下には一切興味が無い様子で、本来は豊穣溢れる母性を持つのに、敢えて軽薄な振る舞いで隠そうとしている節が窺える。

綾野由香
30歳。肩まである栗色の髪に、癒し系の柔和な顔立ちで肉付きの良い女性。95cmのGカップ。晴樹が中学受験の際に家庭教師を務めていた。夫は晴樹を喜んで引き取ったものの、単身赴任となり現在は離れて暮らしている。

【展開】

由香との同居生活を始めて間もなく昼寝していた彼女のスカートの中を覗き女を意識し始めた晴樹は、その晩偶然にも入浴姿を見てしまう。由香は晴樹に注意こそしたものの満更でもない様子で、年頃の少年がどう性欲処理しているか気になって寝室を覗くと、案の定「先生」と口走りながらオナニーしているのを目にする。積極的にペニスに手を伸ばし口唇奉仕で精を受け止めたものの、晴樹の想い人が「眞知子先生」と知って少なからずショックを受ける。

そんななか眞知子の夫の七回忌法要を終えて三姉妹が顔を合わせると、由香は恥を覚悟で眞知子に晴樹の筆下ろしをして欲しいと懇願するが、予想した通り生真面目な長姉は頑として応じなかった。自分は出来ることをしたのだけどと晴樹が不憫でならず由香はその晩に彼の寝室を訪ねると、自分が初めてを教えてあげたいと告げ、四つん這いで秘所を舐められて快感を得ると正常位で交わり膣奥へ導くのだった。

由香の話を聞いてピュアな晴樹に興味を抱いた美沙紀はある日こっそり自宅に呼び寄せると、由香のことで分かりやすい反応を見せられてついからかってみたくなり、ピアノの連弾をしようと誘う。暫くして寝室に連れていってと晴樹に頼むと既に勃起していた彼をベッドの端に座らせると、顔に似合わぬ巨根に乳間奉仕して口腔で精を受け止める。そして逆向きに和式便器に跨がるような姿勢を求められクンニされると、四つん這いで交わり尻を叩いてと求めながら中出しを許してしまう。

翌週妹二人に懇願されて眞知子は半ば押し切られる形で一週間だけ晴樹との同居生活に応じるが、性交だけは絶対にしないの意味を履き違えて本番をしなければ何でも許してくれると思っていないか心配していると、晴樹から後ろから抱き締めて添い寝してと求められる。興奮のあまりオナニーをし始めた少年を見ると流石に可哀想に思い手伝うことになるが、裸は見ないからと懇願されて熟れた身体を密着させながら射精させる。翌晩晴樹から一緒に入浴したいと要求され、ビキニを着ているから安心したのもつかの間、欲情した彼は乳房から秘所へと手を伸ばし遂にはバックで貫かれるのだった。

翌日すっかり晴樹と気まずい雰囲気が漂う眞知子の元へ美沙紀が由香と共にやって来て、二人を泊める羽目になるが、夜を迎えると淫夢を見て目が覚める。由香に呼ばれ階下の客間に向かうと晴樹が美沙紀に誘われいやらしい行為をしているのを覗いてしまい、背後から由香に羽交い締めにされながら晴樹の射精を見て激しい嫉妬に駆られる。
やっと晴樹を受け入れる覚悟を決めた眞知子は逆向きに跨がりクンニされながら美沙紀に乳房を愛撫され、由香が扱く晴樹のペニスから白濁が打ち上げるのを目にすると、騎乗位で交わり中出しされる。淫らな夜はこれでお開きになる筈もなく眞知子の寝室へ移動すると、睦み合う眞知子と由香に美沙紀も絡み合い姉の裏門を舌で解してあげてから、晴樹にアナル性交をするように告げる。長くはもたなかったものの腸内に精を注ぎ込んだ晴樹は、眞知子の全てを手に入れたかのようだと満足するのであった。


【レビュー】

フランス書院文庫での刊行が三冊目となり、「主人公をショタコン気味に愛でる熟女たち」で進めようと路線が定まったものと思われ、本作では幼いころからの憧れの先生である眞知子と紆余曲折を迎えながらも最後は彼女の全てを手に入れるまでの過程が描かれている。眞知子には美沙紀と由香の二人の妹がいるが、前者は離婚して自由となった奔放なタイプ、後者は夫がいながらも主人公への溢れる愛情を隠し切れずにいる優しいタイプといずれも魅力的である。

庵乃音人作品ではもうすっかりお馴染みのデカ乳輪&剛毛ヒロインの役割は由香に与え、姉の二人はよりシャープな身体付きという設定である。いずれも熟れたヒップの持ち主で、主人公が顔面騎乗されて喜んだり、後ろの穴まで舌で解したりとちょっとしたフェティッシュな要素も含まれている。

主人公は一番の憧れである眞知子と結ばれたものの、初めは彼に興味がなかった美沙紀や、より露骨なまでに愛情を見せる由香に押されてもはや三股状態になる。それでも軽いタイプに見えないのは、庵乃音人作品らしい人物設定の妙味と言えるのかもしれない。


DSKさんのブログでも本作をご紹介なさっています。
熟れごろ三姉妹 (フランス書院文庫)(2013/06/26)庵乃 音人商品詳細を見る★★★★★ 頑迷で生真面目な姉を導く妹達, 2013/7/25物心ついた頃からよく知っている、今は高校生の主人公をショタコン風味込みで溺愛する3姉妹の熟女が主人公の想いを重んじる話。まぁ、要するに長女(主人公の保育園時代の先生で今は未亡人な37歳)への想いを叶えてあげようとする訳だが、生真面目で頑固な性格が災いしてなかなか進展しないところを派手で...
熟れごろ三姉妹(著:庵乃音人、フランス書院文庫)








さてここ最近のフランス書院文庫での庵乃音人作品と言えば荒ぶるタイプの主人公も出ており、路線が変わって来たのではと思っていましたが、2016年10月に発売予定の新刊は割と本作に近い雰囲気のようですね。楽しみにしています。





とろける蜜壺で大人の世界を教えてくれる優菜(31)。
美尻を恥ずかしげにくねらせ肉茎をねだる麗子(39)。
清楚な容貌から想像できない淫猥女体の沙耶子(35)。
一途な熱視線をぶつけてくる広樹のあり余る劣情が、
熟妻たちのやり場のない濃厚フェロモンに火をつけて……
童貞青年に突然訪れた「てほどきづくし」の日々!


(あらすじはAmazon紹介ページより引用)

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庵乃音人「身分違いの情姦 小笠原家の未亡人とお嬢様」

庵乃音人「身分違いの情姦 小笠原家の未亡人とお嬢様」
(フランス書院文庫、2016年4月、表紙イラスト:松原健治)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)




【あらすじ】

地方財閥の小笠原家の執事として仕える裕は、幼馴染みだったお嬢様の綾子から命じられるままに、メイドの佐知を抱いてしまう。綾子も裕のことが好きだとは言えず、佐知を追い出そうと恥辱を与えるが、それが裕の怒りを買い綾子を犯そうと決意する。

【登場人物】

有田裕(ゆう)
20歳。祖父の代から小笠原家に仕えており、高校を卒業してからは執事として働いている。綾子とは幼馴染みで次第に主君らしい振る舞いに戸惑いを感じつつ蓉子には母親のようだと想いを寄せていたが、素直に口に出せずにいた。童貞。

小笠原綾子
18歳。代々地元で複数の事業を手掛ける財閥企業の創始者一族の令嬢。この春より大学へ進学したが、高校の時にはポロの大会で三位と実績を挙げている。Fカップのトップ90cm位のスタイルの良い美女だが、周囲から傅かれる環境で自然と主君らしい態度を見せるようになる。男性経験はない。

小笠原蓉子
39歳。小笠原家の亡き長男の妻で、綾子の実母。当主である義父より義弟(夫の実弟)と再婚するように命じられ戸惑いを見せる。Gカップのトップ95cm位のグラマラスボディーで、貴婦人の如く穏やかな振る舞い。

佐知
18歳。裕と同じく小笠原家に仕えるメイドで、綾子に比べると肉感的な身体付き。裕のことを密かに好きでいてデートに誘ったが、同じく彼が好きな綾子に知られて恥辱を与えられる。処女。

【展開】

ポロの競技場からの帰りの車中で裕は、綾子から佐知が彼をデートに誘ったのだと聞き付け、今晩厨房で佐知を犯すように命じられる。命令に背くことは出来ず裕は夕食を終えて後片付けをする佐知を厨房で押し倒すが、綾子の計略に嵌まりその関係を蓉子に告げ口される。
意図したのとは反し放免された佐知に対して、綾子は法事で着る予定の衣装が気に食わないと難癖を付け、服を脱ぎがに股になって秘所を見せるように命じる。その頃裕は佐知を案じて部屋を覗くと彼女が四つん這いになってオナニーを強要され、綾子も一緒に半裸のまま喘ぐのを見ると、我慢出来ずにペニスをしごいて射精し逃げ出してしまう。

数日後佐知が暇を貰ったと聞いた裕だったが、屋敷のプールから蓉子が逃げ出し、義弟が後から出て来るのを見てどす黒い感情が沸き上がり綾子を犯すことを決意する。裕は競技場からの帰りに睡眠薬を仕込み綾子を眠らせてラブホテルに向かうと、籐椅子に縛り付けた後で意識が戻ると散々言葉なぶりに遭わせ屈曲位で処女を奪うものの、当の綾子は望まない形ではあれど純潔を捧げられて良かったと納得するのだった。
そんなある日ゴルフの練習で外出した綾子に帯同した裕は凌辱の場面を収めた動画を使い佐知を呼び戻して欲しいと懇願するが、綾子に取り合ってもらえずにコースの茂みに連れ込むと木を抱えるようにバックの体位を取らせる。綾子がゴルフボールを挿れられて巨根で奥まで突かれてアクメに達するのを見守るが、佐知の件に付いてはより頑なな反応を見せ、ならば蓉子を脅そうと決意する。

亡き夫の三回忌を直前に控え蓉子と対面した裕は綾子の凌辱画像を見せ、義弟との再婚を断るよう求めるが、それは義父の決めたことだと覆せそうもないと知るとならば法事の日に恥をかいてもらうと命令する。そして三回忌当日に裕はリモコンバイブで蓉子に快感を与え続けるが、嗜虐心からバイブをMAXにしてしまう。堪えられなくなりトイレに逃げ込む蓉子を追うが、先に義弟が彼女を犯さんとばかりに抱き付くのを見掛け殴り付けて追い返す。裕は発情した蓉子を和式個室に押し込み剛直を挿入していると、鍵が壊れていた扉が開いて綾子に見付かり、逃げ出した彼女は路上に飛び出して車に跳ねられ怪我を負う。

真相を話す訳にもいかず蓉子の再婚話に動揺してと事故を装ったものの、心理的な要因で歩けなくなり車椅子での生活を余儀無くされた綾子に対し、裕は贖罪を込めて介護し排尿の扶助まで行う日々を送る。しかし半年が過ぎ雪が降る季節になっても蓉子への想いを止められず、夜遅く入浴している彼女の元を訪ねて性交に至る。歩けない振りをしていた綾子は二人の交わりを覗いて愕然とし厨房に向かうが、不法侵入した父の義弟が現れ押し倒されそうになった瞬間、裕が救出にやって来るのだった。

小笠原家の仏間にて蓉子と綾子は老当主に対し裕の解雇だけは赦して欲しいと懇願すると、彼は全てお見通しだと言わんばかりに、裕にとって必要な人間だから母娘で譲り合うことなく愛するようにと告げて立ち去る。こうして母娘との3Pに雪崩れ込んだ裕は二人の奉仕を受けながら射精すると、綾子から蓉子の順に中出しし幸せを実感する。

【レビュー】

「名家・小笠原家で無軌道に暴走をはじめる一匹の狂犬。」(公式あらすじより)とあるようにいかにも凌辱路線を思わせるし、実際に使用人(執事)の主人公【裕】20歳が無理矢理に令嬢の【綾子】18歳の処女を奪う場面が作品の中で描かれている。「下克上姦」は最近のフランス書院文庫のトレンドの一つでもあるが、他に登場するヒロインは、彼女の母親で未亡人の【蓉子】39歳とメイドの【佐知】18歳である。

高慢令嬢の雰囲気が漂う綾子は幼馴染みの主人公に想いを寄せているが、素直でない性格から口に出しては言えずにいたところにメイドの佐知がデートに誘ったと知る。立場を乱用して主人公に命令してメイドに恥をかかせようとするがそれが裏目に出てしまい、遂には主人公の怒りを買い凌辱を生んでしまう。とは言え不本意な形とはいえ主人公に抱かれるのは本望だった令嬢に対し、主人公は本心を知らぬまま憧れだった蓉子にも毒牙を向ける。綾子⇒主人公⇒蓉子という感情のすれ違いが起こる前半である。

後半は蓉子を中心に話が進むがある事件をきっかけに主人公は贖罪をせざるを得なくなり、それでも彼女が忘れられずに手を出したことで話が急転する。最後は主人公が望む形で収束に向かい癒しを与えられるのは庵乃音人作品らしい作りであり、スッキリとした読後感を与えていると思う。

庵乃作品ではお馴染みの「がに股」はメイドが恥辱を与えられる場面で、「デカ乳輪」や「剛毛」は母娘ともに良家の女性らしくないと主人公が言葉なぶりにする時に使われているキーワードであり、作者の拘りを感じさせる。前作のように泣かせるというよりは、終わり良ければ全て良しというホッとさせる雰囲気の作品と言えるだろう。

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庵乃音人「熟女づくし 兄嫁、叔母、友人の母と7日間」

庵乃音人「熟女づくし 兄嫁、叔母、友人の母と7日間」
(フランス書院文庫、2013年1月、表紙イラスト:野中昇)

ネタバレ有り。御注意下さい。
2016年4月14日レビュー再編集。




【あらすじ】

夏風邪をひいた裕紀の為に兄嫁の千鶴、叔母の香織、友人の母親の鞠子に面倒を見てもらう事に。相次いで二人とも関係を持ってしまったのを知り幻滅した千鶴と仲をこじらせる裕紀だが、香織と鞠子により仲直りする。

【登場人物】

神乃裕紀
17歳。母を幼い頃に亡くし、父も半年前に事故死し実家に1人で住んでいる。兄が居るが父と折り合いが悪く、父の生前は往き来が少なかった。夏休みも終わりに近付いたある日、風邪をこじらせてしまう。童貞。

神乃千鶴
30歳。裕紀の兄嫁で姉さん女房。夫の仕事の都合で千葉に住んでいるが、実家に頻繁に出入りし裕紀の世話を焼いていた。清楚な美貌を持つ奥ゆかしい性格で、バスト90cm位のGカップと豊かなヒップを持つグラマラスな女性。

榊原香織
35歳。裕紀の父の妹で夫を5年前に亡くしたが、遺産により不自由の無い生活を送っている。子供はいない。涼しげな目元と艶かしげな笑みを浮かべ、栗色のショートヘアに西洋人顔負けのモデルを思わせる身体付きのクール系の美女。バスト95cmと千鶴より大きめ。

桜木鞠子
38歳。幼馴染みの友人の母親で夫は業界で有名な名医だが、それを鼻に掛けるでもなくおっとり癒し系の美女。優雅なウェーブを描くロングヘアに蠱惑的な魅力を感じさせ、100cm近い桃尻とFカップの熟れた身体の女性。

【展開】

夏風邪で倒れた裕紀は千鶴の看病を受けながら、夏休みが終わるまで自分と香織と鞠子が交替で面倒を見ると告げられる。その晩に千鶴が入浴を済ませた頃合いを見てパンティを持ち出し、勃起に巻き付けてオナニーし射精するが、彼女が具合に見に来てしまう。翌朝気まずい雰囲気の中で千鶴に告白するものの、彼女は香織を呼び出して用事があるからと出掛けてしまう。

かねてから過剰なほどのスキンシップを取りたがる香織を意識し、勃起してしまった裕紀。香織は意図した通り気恥ずかしそうにする甥のペニスに触れながら好きな人がいるのと質問するが、千鶴の名前を口にしただけであからさまな反応を見せた為、何としても自分に振り向かせようとズボンを脱がせて口唇奉仕で精を受け止める。

その頃用事を早く済ませて裕紀宅に戻った千鶴は彼が浴室で香織に誘惑されるのを覗き見るが、童貞だけはどうしても千鶴にと抵抗しているのを聞いて思わず一緒にオナニーしてしまう。数時間後今帰宅した振りをした千鶴は具合も良さそうだからと帰ろうとするが、裕紀に押し倒されて太ももを閉じて抵抗するも下着越しに迸りを浴びせられる。一度だけという懇願に根負けした千鶴は求められるまま裸体を披露し、正常位で受け入れるのであった。

次の日から二日間自宅へ裕紀を招いた香織は、千鶴に童貞を奪ってもらったと聞いて嫉妬を感じながらも彼女には出来ないことをしてあげると誘い、顔面騎乗プレイで喜ばせた後で騎乗位で結ばれる。そして翌日千鶴に電話をして裕紀を自分のものにして構わないかと問い、ただの過ちとまで彼女が言い切るのを聞いて事実のままに裕紀に伝える。そのままシャワーを浴びていない身体を求められ、その激しさに被虐的な願望を抱いてしまう。

次の日から裕紀は自宅に戻り鞠子に料理を教わることになるが、彼女は千鶴より香織から引き離す為に面倒を見て欲しいと頼まれ、それならば血の繋がりが無い自分が代わりになれば良いと閃く。包丁で指を切った裕紀の指をいやらしくしゃぶると、リクエストに応えて一緒に入浴し壁に手を付いた姿勢で身体を洗われ、バックで挿入されてしまう。更にはママプレイの延長で裸エプロンになり廊下を雑巾がけしていると、再びバックで交わるとアナルセックスも受け入れる。しかしそこへ千鶴がやって来て、全てを見られた上に逃げられてしまう。

翌日香織に呼び出されホテルのラウンジへやって来た千鶴は、スイートルームで待つ裕紀を待たせている裕紀に別れを告げて欲しいと迫られ、部屋に入るなり香織と鞠子の二人に拘束され尻を突き出した格好にさせられる。そして鞠子に下着を脱がされて秘所やアナルを弄られる姿を、全裸で拘束されて現れた裕紀がうっとりとして見つめているのに気付き、千鶴は堪らずにペニスが欲しいと口にする。
本心を告げたものの拘束を解かれた裕紀は千鶴を解放することなく秘所を貫いて中出しすると更にはアナルを求めて二回戦に挑み、千鶴の身体には香織と鞠子が絡み合い熟女たちはそれぞれに絶頂するのだった。夏休みが終わっても平日は日替わりで、週末になると三人揃って裕紀の家を訪ねる日々はまだまだ続きそうである。

【レビュー】

両親を亡くしひとり暮らしをする高校生の主人公と30代の熟女という構図は作者の他の作品でも見られる王道展開で、そこにヒロインそれぞれにショタコンめいた愛情が絡んでいるのがポイントである。

千鶴は常識的な貞操観念の持ち主で主人公の気持ちを知りつつも関係に躊躇し、香織に奪われたくない一心から結ばれるまでの葛藤が良く描かれていたと思う。また主人公が年齢の割に彼女を「お義姉ちゃん」と呼び、その言動の幼さや純粋さが更に背徳感を煽っているようにも感じられる。

香織は先に挙げたようにショタコン気味の愛情で主人公を責める部分と彼にアナルを弄られて翻弄される部分とのギャップが感じられるが、根底には主人公を一番思いやっていて独占したいと思ってはいても彼の意向は無視出来ぬと気遣う「良い人」タイプと言えるだろう。鞠子は友人の母と言うからには友人の存在が有れば背徳感を煽る効果も良かったかなとは思うが、三人の中では最もママに近いタイプであり、始めからアナルを狙っているのは三人目らしい変化球かもしれない。

DSKさんのブログでも本作を紹介なさっています。
熟女づくし: 兄嫁、叔母、友人の母と7日間 (フランス書院文庫)(2013/01/25)庵乃 音人商品詳細を見る★★★★☆ 良好なキャラ設定だが少しばかり消化不良か?, 2013/2/2117歳の高校生主人公に対して兄嫁(30歳)、叔母(35歳)、友人の母(38歳)という布陣は悪くない。清楚で貞操観念もしっかり持っている兄嫁と、対照的な奔放さで愛情を前面に曝け出す叔母との相姦対決に、癒し系でほんわかした友人の母が仲裁するかのごとく...
熟女づくし-兄嫁、叔母、友人の母と7日間(著:庵乃音人、フランス書院文庫)

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庵乃音人「叔母vs.北欧から来た母娘」

庵乃音人「叔母vs.北欧から来た母娘」
(フランス書院文庫、2015年10月、表紙イラスト:新井田孝)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)

【あらすじ】

夏休みを利用して亡き母親の墓参りにと佐織と娘でハーフ美女の瑠香が日本にやって来るが、叔母の春子と暮らす隆太は家に二人を泊めた晩に佐織に対して無理矢理関係を迫ってしまう。その翌日瑠香に誘われ初めてを捧げられるも、佐織を再び求めようとした事が春子に発覚してしまう。

【登場人物】

星野隆太
18歳。8年前に父親を亡くして以来、叔母の春子夫妻に引き取られている。現在は浪人生。春子に対しては口うるさい存在でもあり密かな憧れを抱いていたが、佐織が来日してからはより強く意識するようになった。女性経験は無い。

島谷春子
39歳。隆太の父親の妹(叔母)で4年前に夫を失って以来、二人で暮らしている。色白で楚々としたGカップ90cmの肉感的な美人だが、生来の生真面目さもあってか隆太とは微妙な距離を保っている。

高瀬佐織
35歳。早逝した隆太の母親の大学時代の後輩で、隆太の幼い時に力付けてあげた事もあり、彼の想い人になっている。スタイルが良くHカップ95cmの美女。フィンランド人の男性と学生時代に結婚し移住したが、意外に早く結婚生活は破綻し瑠香を育てている。

高瀬瑠香
18歳。ミドルネームはフランソワ。フィンランド人とのハーフで、金髪碧眼でスタイルが良く典型的な美女。幼馴染みの隆太をずっと想い続けており、彼の母親の墓参りで来日した沙織に同伴している。男性にチヤホヤされていそうだが、処女のまま。

【展開】

佐織と瑠香が島谷家にやって来たその晩、若き日の二人のビキニ姿の映像をオカズに部屋でオナニーしていた隆太だが、佐織にうっかり見られてしまう。嫌われまいと彼女の腕を引いて部屋に引きずり込むが、その魅惑的な身体に触れ衝動的にベッドに押し倒し、無理矢理関係を持ってしまう。翌日隆太と瑠香が外出している間に、佐織からホテルに移りたいと申し出を受けた春子は理由が分からず、不審を抱く事に。
一方母と隆太のセックスを見てしまった瑠香は隆太に苛立ちを表情を浮かべながらも長年の想いを打ち明けようと公園の木の陰で彼を連れ込むが、処女である事から次第に隆太のリードに身を委ね立ちバックで受け入れるのだった。

その翌日春子が瑠香を連れ立って買い物へ出掛けたのを見て隆太は何とか佐織の赦しを得ようとするが、揉み合う内に押し倒した所を忘れ物を取りに戻った春子に見付かってしまう。叔父の仏壇の前で春子に叱責された隆太は涙ながらに佐織が好きだと訴えるが、単に欲求不満を解消したいだけだと取り合わない春子と話す内に彼女の身体を使って性欲を発散させるという話になる。
春子は裸体を見せるつもりが隆太に押し切られて夫の仏壇に手を付いた姿勢で挿入され膣内に射精されるが、ひと息付いて夕飯の準備を始めようとした時に再び身体を求められる。佐織と穴比べをするかの如く隆太にサディスティックな言葉で責め立てられ、それでも快楽に溺れる顔だけは見せぬと春子は意地を張るのであった。

二日後隆太はホテルに移った瑠香に呼び出され佐織の元を訪ねると共にフィンランドで暮らさないかと誘われ、一度は外へ出た瑠香も含めて3人での情交に至る。しかし饗宴を終えると佐織は春子に連絡した時の隆太の寂しげな横顔が脳裏から離れず、彼女を呼び出し真意を確かめようとする。
翌日ホテルにやって来た春子は相対した佐織から隆太を引き取る代わりにと金を要求され、その慇懃無礼な態度に戸惑いつつも嘘でも良いから隆太を愛して欲しいと涙を浮かべながら土下座すると、それを見た佐織は春子を試そうとしたと謝罪し一部始終を見守っていた隆太と瑠香も部屋にやって来る。春子がやっと素直になり愛されていると知った隆太は、瑠香の提案でみなで情交に至るのであった。

【レビュー】

タイトルにわざわざ「北欧から来た母娘」と入れているだけに一般的に性的に奔放なお国柄というイメージ(失礼)に訴え掛けつつも、主人公と彼に対して愛情を抱く母娘との物理的な距離を演出する為に用いられているようで、何も北欧でなくても南米でも何処でも良かったりする。あくまでも北欧と聞けば「それ」だと読者に先入観を抱かせながらも、母娘は愛情溢れる何処にでもいるヒロインたちなのだと言える。

前置きが長くなったが、本作も庵乃音人作品らしい「主人公を猫可愛がりするヒロイン(たち)」という命題に沿った手堅い作りであり、主人公を引き取って以来自らの生真面目さが故に甘えさせようとしない「ツン」な39歳の叔母が主人公の幼馴染み母娘の登場により、最後は幾らか「デレ」へと転じていくまでの流れが描かれている。

メインは確かにこの叔母なのだが、主人公の母親の旧友である35歳の熟女とその娘で金髪碧眼と典型的な18歳のハーフ美女の二人の存在の方が個人的には大きかったかなと思われる。
厳しい性格の叔母よりは一時帰国した熟女に寄せる想いの方が強い主人公と、無理矢理関係を結ばれてしまい旧友である母親への義理立てもあり当初は拒んでいた熟女の関係は、日本を離れる直前になり秘めていた感情を爆発させる瞬間が可愛らしく、それでも主人公の本意を見抜き終盤には叔母に対して芝居に打って出るキューピッド役に徹している。
一方のハーフ美女も主人公に寄せる想いを成就させようと純潔を捧げるも、皮肉にも自分の母親への思慕の方が強いと察し、終盤の舞台の引き立て役となっていてもっと見せ場を作って欲しかったなとそれだけ魅力的なヒロインである。

こうしたヒロインたちの想いを知ってか知らずか、主人公は始めの内は熟女に対して無理矢理関係を迫ったり、ハーフ美女には恥ずかしい事を求めたり、叔母には夫の仏壇の前で辱しめを与えたりといかにもフランス書院文庫の主人公らしく、それでもヒロインたちの設定の良さで補っていて読後感は良かったと思う。

tag : 大学生主人公 童貞

庵乃音人「妻の姉【二週間の秘園】」

庵乃音人「妻の姉【二週間の秘園】」
(フランス書院文庫、2012年6月、表紙イラスト:野中昇)

ネタバレ有り。御注意下さい。
2015年10月18日レビュー再編集。

作品紹介(公式ホームページ)

【あらすじ】

失業中の篤志は新婚早々妻が海外出張で不在となって彼女の姉の綾子の元で居候し、就職活動の合間に綾子と関係を持ち疑似姉弟生活を送るが、情交を結んだ事からギクシャクし始める。ところが求職中に後輩の沙耶と偶然知り合い一夜限りで関係を持ったものの、翌日彼女が押し掛けて来て新たな展開を迎える。

【登場人物】

佐倉篤志
26歳。静香と結婚して間も無いが、勤務先が倒産し失業しており求職中。住む家が無く静香の姉の綾子の元に居候させてもらっている。6歳上の実姉を亡くして以来面影の似た女性を探していたが、諦めて静香と交際し始めた時に綾子と出逢いショックを受ける。

鈴森綾子
35歳。篤志の妻の静香の実姉。母性的で柔和な美貌と肉感的な身体をした女性。90cm以上有る巨乳。15歳も年上の大学教授の夫を3年前に亡くし邸宅に一人で暮らしていたが、妹夫婦が住む所がないと知り同居に応じる。篤志の亡き姉と良く似た雰囲気を持っている。

多岐川沙耶
23歳。篤志と静香の大学時代の後輩で薬剤系商社の受付嬢を務める。可愛らしい容貌に反して豊満なボディの持ち主。後に篤志の再就職先になる会社に年上の婚約者がいて結婚を間近に控えているが、初めては憧れの篤志に貰って欲しいと積極的にアプローチする。

佐倉静香
26歳。篤志の妻で社長秘書を務めているが、新婚早々に2週間北米へ社長と同行出張する事になった。すらりとスタイルの良いクール系の美女。姉の綾子と同様に彼女の亡き夫の教え子の1人であり、彼女には言えない過去の秘密を抱えている。

【展開】

綾子と同居生活を始めた篤志は入浴中の義姉の裸体を覗き見てしまい、オナニーしている所を彼女に気付かれる。翌朝篤志は謝罪し綾子に亡き姉の面影を感じると伝えると、意外にも本番以外ならと疑似姉弟プレイを受け入れられ一緒に風呂に入るが、それだけで収まるはずがなく巨乳を駆使した奉仕をしてもらい射精する。更に翌日綾子に裸エプロンをリクエストし就職活動から戻った篤志は手出ししないという事前の約束を破り、シンクに押し倒して後背位で貫いてしまう。

翌週罪悪感を抱いたまま面接を終えた篤志だったが、そんな折に沙耶に声を掛けられて彼女の勤めている会社だと知り夕食を共にするが、何故か結婚前の彼女にセックスを教えてあげる流れになる。綾子とはまた違ったダイナマイトボディに感嘆するものの本番になって痛みを訴えられ、沙耶が初めての情交だと知って自分に寄せる想いを知ったものの一夜限りだとケジメを付けようとする。

しかし翌日外出から戻ると沙耶が押し掛けているのに唖然としつつ、綾子と二人きりになる時間が無くなると篤志は焦りを抱く。沙耶が入浴している間に綾子をトイレに引き摺り込み後背位で再び関係を持つものの、当の綾子は妹への罪悪感を拭い切れずに姉弟ごっこは止めにしようと告げる。しかしその直後タイミング良く現れた沙耶から二人の関係を知っていると告げられ、自分も篤志に抱かれたと挑発され綾子は更に悩みを深める。

それでも沙耶の口添えもあって再就職が決まった篤志の為に彼女の手配で高級旅館の離れで泊まりのお祝いをしようと同伴する事になった綾子だが、彼女と一緒に部屋の貸し切り風呂に入っていると熟れた身体に悪戯され、篤志が覗き見していたのに動揺を覚える。更に沙耶のペースに巻き込まれて二人に全身を洗われながら前後の穴を弄られ、潮を吹きながら彼の迸りを全身に浴びて快感を得るのだった。
辱しめを受け寝床に入っても悶々とする綾子は、側で挑発するかのように四つん這いになり篤志を受け入れる沙耶の喘ぎ声を聞いてしまい、二人が寝静まった頃合いを見計らい浴室で慰めてしまう。そこへタイミング良く現れた二人から妹を説得するから一緒に愛して欲しいと求められ、綾子の中で抑えていた想いが弾けて今までとは打って変わって積極的になり嫌がっていたアナルでの交わりを受け入れる。

数日後帰国した静香は篤志の再就職を喜び久し振りに抱かれるが、今までとは違って自信満々な態度に違和感を覚える。情交を終えると綾子と沙耶が寝室に乱入し、篤志と関係を持ったと聞かされて混乱し、更に篤志に後ろを貫かれた静香は激しく抵抗する。それでも目の前で綾子が肛穴を晒け出して篤志に犯されているのを見た静香は嫉妬のあまりに興奮し、更に姉から「切り札」を使われると三人の無茶な要求を受け入れアナルで絶頂を迎えるのだった。

【レビュー】

リアルドリーム文庫から次第に他社レーベルへ活躍の場を広げていた作者のフランス書院文庫でのデビュー作品は、このレーベルを意識した作風で誘惑作品の割には終盤への流れを見ると意外にもハードだなという印象である。次の作品以降は暫く「(少年)主人公をショタコン気味に愛する熟女たち」とリアルドリーム文庫での作風を進化させた流れに変わっているので、まずは作風の深さを披露する場として良いきっかけになったと思われる。

始めは主人公から妻の姉への一方的なアプローチでありともすれば調子に乗り過ぎな感じもしなくはないが、姉弟ごっこに思った以上に乗り気な妻の姉が一回り歳の違う主人公を可愛いと思ったり、後ろの穴へのタッチは嫌がったりと後々への伏線が張られている。主人公と妹の後輩に責められて陥落してからの彼女は思った以上に淫らで、妹へのちょっとしたわだかまりが終盤の「切り札」に使われているのは面白いと感じた。

妻の後輩だが意外にも男性経験は初めてで、だからこその猪突猛進さなのか翌日から押し掛けては二人の関係を見抜き、更には自ら主導して妻の姉、終いには妻をも説得して主人公に望ましい環境を作り上げるような逞しさを持っている。このように道化に徹するヒロインが居て、主人公と貞淑で踏ん切りの付かないメインヒロインの後押しをするという展開は庵乃作品ではこれ以後も用いられており、それがハートウォーミングな作風に役立っている。

主人公の妻は全てが自分の居ないところで話が纏まっており、正妻としての立場も何もあったものではないのだが、狂気とも言える快楽責めと過去の自分がしたことの「復讐」を姉にされてあっさりと堕ちてしまったのはちょっと早いかなと思いつつも、終盤の一章でしか出番が無いなら仕方のないところかもしれない。駆け足になり過ぎて他の二人と違った魅力を感じにくく、それを出せればなお良かったと思う。

DSKさんのブログでも本作を紹介なさっています。
Junpei F. さんのブログ『人妻官能小説の紹介・感想・レビュー!』にトラックバックさせていただいております~。ありがとうございます~。m(_ _;)m妻の姉【二週間の秘園】 (フランス書院文庫)(2012/06/22)庵乃 音人商品詳細を見る★★★★☆ 許されない関係への懊悩と解放のギャップ, 2012/8/31社長秘書な妻が海外出張する2週間に、その姉と訳あって同居した主人公が秘めた想いから関係を結ぶ話。まぁ、タイトル通りと言えよ...
妻の姉-二週間の秘園(著:庵乃音人、フランス書院文庫)

tag : デビュー作品 社会人主人公 姉妹丼 処女

庵乃音人「未亡人兄嫁・三十四歳【蕩けざかり】」

庵乃音人「未亡人兄嫁・三十四歳【蕩けざかり】」
(フランス書院文庫、2015年4月、表紙イラスト:醍醐芳晴)

ネタバレ有り。御注意下さい。

内容紹介(公式ホームページ)

【あらすじ】

結婚して早々に妻に家出された若い男が兄嫁の取りなしで居室は別との条件付きで実家で共に暮らせるようになるが、元より慕っていた兄嫁や聡明な弟嫁に関心を抱き半ば強引に関係を持ってしまう。

【登場人物】

福田仁
25歳。地元の有士である福田家の次男。高校進学以来は実家に戻っておらず3ヵ月前に友恵と結婚したが、独身最後に通った風俗通いの話がきっかけに家出される。由希子の取りなしもあって半年間実家で友恵と家庭内別居の条件で暮らす羽目に。

福田由希子
34歳。仁の兄の嫁で十数年前に結婚したが3年前に亡くなり、それ以来福田家の家長として采配を振るっている。西洋風ながらも淑やかで整った顔立ちとグラマラスな身体付きが魅力的な美女。中学生の一人息子は寮生活で不在。

福田麻優
19歳。仁の弟の嫁で由希子の親族が運営する名門校を卒業した後結婚、現在は福田家の離れに暮らす。小柄でグラマラスな身体付き。世間知らずの割に聡明な一面もあるが、夫は逆に成熟した女性が良いと会社の先輩と浮気に走る。

福田友恵
24歳。仁の妻で西洋人形のように整った顔立ちとクールな性格、メリハリの付いたグラマラスボディの持ち主。結婚するまで男性経験が全く無かった。仁の不貞に付いては許すつもりだったが、自分から切り出せず彼の方から迫って欲しいと願っている。

【展開】

兄の三回忌の晩に仏間で故人を思い出し涙を流す由希子の喪服姿に欲情した仁は、半ば強引に押し倒し女体のあちこちにキスマークを付け、無理矢理に関係を持ってしまう。

兄嫁と気まずい関係になった仁は一週間後、前夜に浮気の証拠を掴み夫と大喧嘩になったという麻優の話を聞いてあげるが、あまりに無防備な格好でしがみ付かれる内に理性のタガが外れて強引に彼女を押し倒してしまう。

数日後麻優が仁に対する抑えがたい思いを相談した事で由希子に関係が発覚し叱られた仁だが、寝転んで天井の節穴を見ている内に昔したように天井裏に上がろうと決意する。
天井裏から妻の部屋の生着替えを覗いた後兄嫁の部屋も覗くと、彼女はオナニーを始めた所で、次第に激しくなる指遣いに興奮した仁も剛棒をしごくが何故か尻穴に違和感を感じる。
振り向くと麻優が居た事に気付き、代わる代わる節穴から由希子の一人遊びを覗く内に欲情した二人は騎乗位で繋がると、兄嫁の絶頂に合わせてフィニッシュを迎える。

麻優からリトライを勧められた仁は、ある晩に由希子が入浴中に強引に浴室に踏み込み情交を迫る。示し合わせた通り扉越しに麻優が声を掛けて由希子の動きを封じた仁は抱く事に成功するが、やり過ぎた反動からか兄嫁は体調を崩し避けられてしまう。

暫くして麻優から由希子が快方に向かったと知らされた仁はその晩に兄嫁の寝室に夜這いを掛けわざと挿入せずに焦らすと遂に由希子が折れ、身も心も一つになったと子供の頃のような甘え方で互いを呼び合うが…。
そこへ寝室に踏み込んだ友恵から別離を告げられた仁は、廊下で妻が麻優と揉み合いになっているのを発見する。友恵が情交を覗きながらオナニーしていたという麻優の一言で、由希子は友恵の心を開かせようと寝室に連れ込む。

友恵を拘束し屈辱的な体位で秘所が濡れているのを確認した由希子は最後の一押しに中出しされた自らの割れ目を、麻優は仁の勃起に口唇奉仕する姿を見せ付ける。遂に折れた友恵はオナニーしたいと絶叫するが、由希子は別の方法がある筈だと優しく告げる。
ようやく仁に処女を捧げる気になった友恵だが、由希子と麻優が身を寄せて涙を流すのを見て、3人揃って仁に襲って欲しいと告げる。立ちバックで麻優、友恵、由希子と繋がった仁は3人を幸せにすると約束させられるのだった。

【レビュー】

複数のレーベルで活躍する作者は熟女誘惑作品から回春もの、更にはハードな調教ものまでマルチにこなしているが、フランス書院文庫では2作品目からは熟女たちが時に暴走しがちになりつつも、少年主人公をショタコン気味に愛する作風であった。
本作では主人公が妻ともう一度やり直したいと実家で奇妙な同居生活を送るも、子供の頃から慕っていた兄嫁やおさな妻振りが魅力的な弟嫁にも手を出してしまうという男の劣情っぷりが描かれている。

タイトルの通りあくまでも兄嫁の由希子がメインであり、初めは義弟に迫られて仕方なくとは言いながら寝室ではあられも無い声で主人公を求め一人遊びに興じていたが、
終盤では甘えさせたり甘えたりする存在として互いに昔の呼び方に変わっている点が興味深い。
弟嫁の麻優は無防備な格好で夫と喧嘩して傷付いた自分を慰めてと主人公に求める不用意な点はやはり世間知らずだけれど、中盤から主人公の気持ちを汲み取り協力する立場になりつつ、終盤ではやはり本心を窺わせていて可愛らしさを感じた。
友恵は一貫して取り付く島の無い様子だったが、終盤では由希子と麻優に反撃されて散々弄られたのにも関わらず、2人も公平に愛してと正妻だからこその寛大さが見えてこれまでのイメージを覆した様で良かったと思う。

安定した作風で爽快な読後感を与える作者が次はどんな作品を出して来るのか、大いに期待したい所である。

tag : 社会人主人公 姉妹丼 処女

プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が300冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
一部で関係者(作家さんや編集者さんなど)と思われているようですが、全くの見当違いです。
官能作品に関わる全ての方に感謝しつつ、読み続けていきたいと考えています。

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

〈コメント〉
どなたでも書き込み自由ですが、管理人が許可するまではコメント欄に反映されないので、その辺りはご理解下さい。

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