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上原稜「最高の禁忌 友人の母・友人の姉」

上原稜「最高の禁忌 友人の母・友人の姉」
(フランス書院文庫、2008年6月、表紙イラスト:松原健治)

ネタバレ有り。御注意下さい。
2016年11月24日レビュー再編集。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

正太は久々に再会した智美とペッティングまで経験するが、彼女の母親の美華子に別れるように説得され初体験をさせてもらうことに。それを知った智美からも誘惑され関係を結んでしまい、正太は悩んだ挙げ句に智美を選ぶが…。


【登場人物】

松原正太
16歳。幼い頃に母親を亡くし父親は会社人間であまり家に帰らないので、向かいに住む友人の嶋村貴志の家で世話になって食事を共にする事が多い。童貞だが一物は20cmクラスの巨根。

嶋村美華子
39歳。智美や貴志の母親。夫を20年近く前に亡くし、遺してくれた会社を経営。母親同士が同級生という事から、息子同然に正太を可愛がっている。少し青みがかった緩く巻かれたロングヘアーに、小顔で可愛らしい容貌で女盛りを思わせるグラマラスな女性。かつてはグラビアで活躍していた事も。Hカップ。

嶋村智美
21歳。美華子の娘で貴志の姉で看護学校を卒業し市内の私立病院で看護婦として採用が決まり、4年振りに実家に戻る。正太を貴志と同様に可愛がっている。


【展開】

智美が地元の病院に就職するため嶋村家に戻って来た翌日、正太は彼女の引っ越しの荷物の整理を手伝ってと頼まれるが、わざと着替えを覗かせているとは知らずにナース服から私服姿に着替えているのを見てしまう。覗きの弱味を握られされるがままにしていた正太はキスを奪われると、パンツを下ろされて皮被りの勃起を晒されて皮剥きされながら口唇奉仕を受け、口内へ射精してしまう。智美から好きになったみたいだと告白され、更には美華子に寄せる想いにも気付かれた正太は、混乱しながらも彼女に応えようと決意する。

その翌日から美華子の身体を意識しないように無理強いしていたものの、かねてから美華子は正太の眼差しを快く思っていただけにその変化に不審を抱くが、ある晩に正太が自宅を抜け出して智美の部屋で相互愛撫に及んでいるのを盗み聞きしてしまう。美華子は翌日に松原家を訪ね料理を作ってあげると、わざと隙を見せてソファーでうたた寝した振りをして自分に関心を持たせようと試みる。案の定罠に掛かった正太を諭し娘とは別れるように伝えると、パイズリフェラから正常位で誘い童貞喪失に導くのだった。

それから約1週間近く正太は智美と逢わないように口実を作っていたが、ある日仕事の帰りに自宅まで送っていってと連絡が入り病院に行かざるを得なくなる。そして智美の部屋にやって来ると自分か母親かの二者択一を迫られ、正太は智美を傷付けまいと彼女を選択する。智美の独占欲からか互いの陰毛を剃り合いっこし終わると、そこへ友人の貴志が恋人を連れてやって来たために智美と二人でクローゼットに逃げ込むが、友人と恋人のエッチに触発されて智美に誘われるまま口唇奉仕や情交に及ぶ。夕方になり嶋村家の一家団欒を目の当たりにした正太は、ふと寂しさを覚えてしまい家に逃げ帰ってしまう。

正太の異変に気付いた美華子は後を追おうとするが、その前に智美から正太に抱かれたと宣戦布告を受け、今晩だけは譲ってあげるからと力付けられる。そして正太の部屋に入ると眠りながらもたぎっているペニスを露わにすると、身体を密着させながら手で射精に導くが、目覚めた正太から呼び捨てにされママになったつもりで甘やかす。それでも寝室で待っているからと美華子に誘われ、日が変わってから嶋村家を訪ねると、智美を意識してか若返ろうとセーラー服に着替えていた美華子が待っていた。シックスナインでのパイズリ奉仕で射精すると、正太は騎乗位になった美華子を翻弄しこの日何度目か分からない射精にひた走るのであった。

こうして母娘と二股を掛けることになった正太は、貴志が部活の合宿で不在の間に三人で嶋村家の別荘へ遊びに出掛ける。貴志に誘われ仕方なく同級生とのダブルデートに行ったことに嫉妬したのか、車中で二人に精を四回も搾り取られた挙げ句に、テニスコートではラリーに勝った方が先に交われるとばかりに母娘のつばぜり合いを見せられる。そして草むらで智美に抱き付かれて駅弁で交わっていると、美華子も待ち切れぬとばかりに背中から抱き付き、更には尻穴舐めで早く射精させようとする始末。
そして別荘へ着くと、浴室でやっと一人にさせてもらって安堵するが、母娘はそうはさせじと泡姫プレイへ誘う。それだけでなく寝室に来ると、ナース服に着替えていた智美が患者に扮した美華子へ太いお注射をとばかりに誘い、淫らなお医者さんごっこを迫られる。流石に二人に中出しすると正太は疲れたとばかりに、母娘の間に割ってベッドに横たわるが、暫くは二股のままで良いからと許され幸せを実感するのだった。


【レビュー】

美少女文庫の主力作家の一人である上原稜氏の二作品目となる本作は、「禁忌」と呼ぶからに息子同士、母親同士が親友であるなかで主人公と友人の母親・美華子だけでなく、姉の智美までも関係を結ぶ内容となっている。当初から美華子に対して熟れた身体に欲情し、同時に自分が得られない母性を与えてくれる存在として想いを寄せているが、そこへ娘の智美が現れたことからこの二人の間で優柔不断を繰り返してしまう。

小さいときからの力関係で弟や主人公に対して優位に立つ智美だが、男性関係が全くない訳ではなく、ライバルが母親と知ると一応は認めつつも最後まで一歩も退く構えは見せていない。弟に恋人が出来てエッチを目の当たりにすると主人公を挑発するし、母親と競い一度は自分を選んでくれたとなれば陰毛を剃り合うことも厭わない肉食タイプのお姉さんである。

一方の美華子は友人である主人公の母親への申し訳なさもありながらも、時には母親代わりとなったり、ある時は娘に張り合おうとセーラー服まで着てみせたりするお母さんである。終盤に掛けて当時の美少女文庫作品同様にやや強引な展開も見え隠れこそするものの、基本的に暗い展開なんて無しという作風が「らしい」と言えるのかもしれない。


DSKさんのブログでも本作をご紹介なさっています。
2008/6/23 発売最高の禁忌-友人の母・友人の姉著:上原稜、フランス書院文庫→ Amazonはコチラから。→ Kindle版はコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。〈電子書籍〉→ ひかりTVブックはコチラ。〈電子書籍〉→ 総合電子書籍ストア【BookLive!】はコチラ。「今夜だけ、正太くんの優しいママになってあげる」肩からネグリジェを落として全裸になる友人の熟母。こぼれ落ちそうなバスト、薄布に透ける黒い絹草…親友には...
最高の禁忌-友人の母・友人の姉(著:上原稜、フランス書院文庫)








美少女文庫では2016年11月に新刊を出したばかりで、精力的な活動を続けていらっしゃいますが、黒本の方は約2年以上刊行が無い状態です。




【直近の黒本作品】「癒しづくし 母とふたりの姉」

癒しづくし 母とふたりの姉
上原 稜
フランス書院
2015-03-20



2017年こそはまたお目にかかることが出来たらと思います。






先日巽飛呂彦氏の作品のレビュー再編集をしたばかりなのですが、上原稜氏のこの作品や森一太朗氏の「デビュー作品」も同じ2008年6月刊行の誘惑作品なんですよね。


巽飛呂彦「隷嬢の檻 三人の義妹」




森一太朗「熟女の群れ【四匹の獣】」





当時の作品全般に言えることですが、350頁クラスの作品ばかりです。このテキスト量をこなすとなれば、ヒロイン2人だとやや持て余し気味にもなり、上原氏の作品だと友人の悩み相談やスパイスとして彼と恋人の情交描写まで盛り込まれている訳です。友人自身は母親や姉に対して単なる肉親でしかないですが、もし彼が相姦関係にあったならば相当な寝取られにもなりそうです。主人公から見れば甘々誘惑でも、仮に友人側からすれば強烈な寝取られにもなり、作中でも姉が弟と主人公のを比べる描写がありましたからちょっと…という気もしましたね。

tag : 童貞 高校生主人公 母娘丼

上原稜「最高の楽園 四人のお姉さまと寝室」

上原稜「最高の楽園 四人のお姉さまと寝室」
(フランス書院文庫、2007年12月、表紙イラスト:小玉英章)

ネタバレ有り。御注意下さい。
2016年7月13日レビュー再編集。

作品紹介(公式ホームページ)




【あらすじ】

父親の再婚で突然義母の連れ子の女性4人と同居生活を始めることとなった裕也だったが、義姉になった女性の中には憧れの先輩や酔った勢いで関係を持った女性も居て気まずい思いに。

【登場人物】

木下裕也
17歳。生徒会役員を務める高校3年生。幼い頃に病で産みの母親を亡くした。父親が仕事先で知り合った女社長と再婚した為、彼女の連れ子たちの義弟という境遇に。麻美に想いを寄せていて告白したがあえなく撃沈され、逆ナンパされた沙良と一夜限りの関係で童貞を卒業した。

木下牧乃
27歳。四姉妹の長女。多忙な母親に代わり、家事全般を行う。おっとりとした性格で全体的に肉付きの良い身体。「牧乃お姉ちゃん」と呼ばれることを望み、慈愛に満ちた性格の女性。高校時代に付き合った彼氏一人しか経験がない。

木下薫子
24歳。四姉妹の次女。母親が経営する証券会社に務めるキャリアウーマン。170cm近い身長でスタイルが良く、クールビューティーで縁なしの眼鏡を掛けた知的な印象の女性。そこそこ男性経験はあるものの、今は仕事優先の様子。

木下沙良
21歳。大学3年生。四姉妹の三女。麻美と同じ大学に通い、心理学を学ぶ。小麦色の肌に引き締まった健康的な魅力を持つ奔放的な性格の美女。麻美に振られて傷心の裕也をナンパし、童貞をいただいている。

木下麻美
19歳。大学1年生。四姉妹の四女。高校生の時は生徒会長を務め、才色兼備でおしとやかな雰囲気の女性。生徒会時代には裕也と相思相愛だったが姉弟になる事を知っていたので、告白の返事が出来ずに逃げ出している。処女。

【展開】

両親の再婚で四姉妹と同居を始めた裕也は奔放的な沙良に意味深な誘惑を受けていて、それを麻美に気付かれまいとするものの、ある晩にコンパから帰って来て泥酔した沙良の介抱をする内に誘われて馬乗りになられて再び関係を結んでしまう。

沙良の部屋から出て来た裕也を不審に思った麻美だったが、数日後の夜に二人が寝室で交わっている声を聞き、翌日沙良に話があるからと部屋にやって来る。義理の姉弟なのにと嫉妬剥き出しにして怒る妹に対して沙良はお見通しとばかりに挑発し、涙ながらに裕也が好きだと本音を吐かせるとクローゼットに潜ませていた裕也と対面させる。熱々な二人にセックスの仕方をレクチャーし麻美の喪失儀式を見届けると、沙良も裕也の顔面に跨がり三者三様に快感に浸ってしまう。

その週末に外出中の姉たちをよそに裕也は麻美に勉強を教えてもらっていたが次第にエッチな雰囲気になり、麻美に誘われパイズリ射精させてもらい四つん這いで交わるが、そこへ仕事を早めに切り上げ帰宅した薫子に見付かり、その晩に彼女の部屋へ呼び付けられてしまう。
薫子は黒いシースルーのスリップを纏って、麻美に相応しいかテストすると女王様然に振る舞うと、裕也にクンニさせながら勃起を足で踏み付けて焦らし、ぺニスをディープスロートして射精させようとする。ところが麻美が我慢の限界だと勃起を奪い口内で迸りを受け止め、四つん這いになった薫子が奪い返し麻美も負けじと裕也の腰を引き剥し、薫子の秘所を愛撫し数珠繋ぎになりそれぞれに快感を得る。その頃デートから帰宅した牧乃は、三人の淫らな光景を部屋の入り口で覗き見ながら激しくオナニーするが、薫子と目が合って逃げ出してしまう。

翌朝薫子は牧乃が妹たちや弟が卒業するまではと縁談を断ったと知り、ショック療法を与えようと裕也と麻美の関係を話し、性欲と恋愛を取り違えているようだと焚き付ける。そこで牧乃は妹に指示された通り休日で遅く起きた裕也を裸エプロンで出迎え、勃起させているのを見ると手コキだけでなく素股でも射精に導いてしまう。更にその晩には入浴中の義弟に泡奉仕していると、帰宅した薫子の乱入を受けて二人で裕也の精を搾り取らんがばかりに馬乗りパイズリや重ね餅での3Pを求めるのであった。

数日後忘れ物があるからと夜の校舎に麻美を誘った裕也は、生徒会室で改めて告白し受け入れられると後背位で彼女を抱き、姉たちに正式に交際を宣言しようとする。交際は認めたものの快感を忘れられない三人は裕也を誘惑し、始めに綾乃と馬乗りになって中出し、次は薫子と沙良が奪い合うかのようにアナルセックスを求める。そして裕也は麻美と正常位で交わるものの、姉たちに敏感な場所をそれぞれに愛撫を受け、前立腺まで刺激され射精してしまう。春を迎えて麻美と同じ大学に進学が決まったものの、二人きりの関係を楽しむのはまだまだ先になりそうである。

【レビュー】

「第1回美少女文庫新人賞」の特別賞を受賞しデビューした2006年当時は、まだ現役の大学生との触れ込みの若い作家である。「ハーレム王子」の呼び名の通り美少女文庫では複数ヒロインとのハーレム的な要素を好み、ヒロインの属性で姉もの(主に三姉妹)を得意としており、フランス書院文庫デビューにおいてもそれを踏襲している。

父親の再婚で義母の連れ子たちと義理の姉弟となった主人公ではあるが、四女の麻美とは高校時代に生徒会で働き相思相愛ながらもこうした事情があって成就せず、傷心の主人公の筆下ろしを三女の沙良がしてしまったことで余計に複雑な同居生活の始まりに繋がっている。

初めは沙良に家の中でも誘われ、次は麻美に見られて3Pとなり、更には次女の薫子に知られてしまう展開は実にそつが無い作りである。彼女が根っからの女王様気質ではないのは、二人の気持ちを確かめようと焚き付けた側面も伺えるし、自分の幸せを後回しにしようとする長姉の綾乃を触発させたのも同じである。彼女が次第に義弟に快感を与えられ乱れていくのも妙味の一つだが、終盤まで彼女が話の主導権を握ることに変わりは無いと思われる。

一つの情交描写自体は長めで足コキやローションを使った手コキに馬乗りパイズリや前立腺への刺激など、美少女文庫出身のキャリアを活かした華やかさの反面で少々冗長な部分もあるが、全体的には甘過ぎずに程々のバランス感覚の上に描かれた誘惑作品だと言えるだろう。ヒロイン全員が30歳未満とやや若めなのは、当時のフランス書院文庫の作品群の中でも特徴的である。

DSKさんのブログでも本作をご紹介なさっています。
2007/12/23 発売最高の楽園-四人のお姉さまと寝室著:上原稜、フランス書院文庫→ Amazonはコチラから。→ Kindle版はコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。〈電子書籍〉→ ひかりTVブックはコチラ。〈電子書籍〉→ 総合電子書籍ストア【BookLive!】はコチラ。僕を待っていたのは美女だらけの四姉妹同居生活!「驚いた?女のなかってとっても温かいのよ」「早く勃たせて、お姉ちゃんにしごかせてほしいの」「わたしが...
最高の楽園-四人のお姉さまと寝室(著:上原稜、フランス書院文庫)


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tag : 高校生主人公 処女 姉妹丼 デビュー作品

上原稜「癒しづくし 母とふたりの姉」

上原稜「癒しづくし 母とふたりの姉」
(フランス書院文庫、2014年6月、表紙イラスト:新井田孝)

ネタバレ有り。御注意下さい。

【あらすじ】

女3人に囲まれた生活に性欲が溜まっていた信也は義姉の若菜の下着を持ち出そうとして義母の麻紀に疑われて窮地に陥り、逆ギレして彼女と無理矢理関係を持つが、それを実姉の冬美や義姉の若菜に知られ近親相姦を犯してしまう。

【登場人物】

波多野信也
高校1年生。1年前に麻紀と再婚した父親を病気で亡くしたばかり。冬美に対し憧れと共に煩わしさを抱いているが、彼女の下着を頻繁に使ってオナニーしていた事も。厳格な義母と実姉に挟まれ、若菜に癒しを求めている。童貞

波多野麻紀
45歳。信也と冬美の父親と高校時代の同級生で一時期は交際していたが別れ、同窓会を機に再婚にまで至っている。生真面目で融通の利かない面も有るが、信也の父からサディスティックな情交を求められていたせいかややMな部分も持っている。

波多野若菜
24歳。麻紀と前夫との娘。保母の仕事に就いており、童顔で小柄な為か10代の少女に見間違えられる事も。意外な事に同世代の男性と交際しており、セックスは経験済み。信也を実の弟のように溺愛しているが、天然な面が有り突飛な言動に出る事も。

波多野冬美
20歳。女子大生。信也の実姉で間違った道に進まないように日頃から口うるさくしているせいか、信也から煙たがられているが、典型的な弟中毒タイプの姉。165cmEカップとスタイルが良く、男子によくもてるが女王様タイプで扱いにくいと評判に。

【展開】

麻紀や若菜が居る手前下着漁りを止めていた信也だが、我慢の限界に達して若菜の下着を持ち出そうとして麻紀に見咎められてしまう。
翌晩再び若菜の下着を持ち出そうとして今度は張本人に見付かり、やや意地悪くなった彼女の挑発に乗せられ下着にペニスをくるまれながら手コキで射精に導かれる。

ある日父の書斎で高校時代の麻紀との交際を綴った日記や再会してからのハメ録り画像を見付けた信也は、その晩に彼女の乱れた姿で夢精してしまい脱衣所で後始末をしていると、麻紀に見付かり頭ごなしに叱られてしまう。
逆ギレした信也はハメ録りの件を口にし麻紀が怯んだのを見て溜まっていた鬱憤を晴らすかの如く罵倒し、寝室でイラマチオさせた後正常位で彼女を貫き避妊具越しに立て続けに射精するのだった。

姉たちの目を盗み1ヵ月近くも麻紀と関係を続けていた信也だが、ある晩に冬美に部屋に連れ込まれて関係を問い質される。
麻紀より気持ち良くしてあげると口戯されて屈した信也は騎乗位で交わり、避妊具の中の精液まで味わう姉にすっかり魅了されてしまう。

実弟とのセックスに溺れる冬美はある日信也の部屋で若菜から貰った下着を見付け激怒すると翌日に自分が性の面倒を見ると若菜に宣言するが、若菜も負けじと反論し入浴中の信也に奉仕合戦をする羽目になってしまう。
冬美は若菜と2人で1度パイズリ射精させると騎乗位になり避妊具無しで信也と交わるとたちまち膣出しされてしまい、仰向けに横たわっていると若菜がのし掛かり重ね餅状態で2人のセックスを見せ付けられ受け入れざるを得なくなる。

信也から母との関係を聞かされた若菜はある休日に信也に存分に甘えさせてあげようと膝枕したり食事を食べさせたりするが、意外な事に甘えた信也はアナル処女を奪う事に関心を持ってしまい、渋々ながらもアナルセックスを受け入れる。
一方平穏な日々が戻りもの足りなさを覚え寝室で秘所に触れていた麻紀は信也に見付かるが、乱入して来た若菜から自分も関係していると聞かされショックを受けつつも、娘のアナルセックスに当てられ、ハメ録りされながら信也に膣出しされ絶頂する。

二週間後冬美に麻紀との関係が復活したと謝罪した信也だが、冬美は自分も仲間に加えてもらえないのは納得出来ないと麻紀や若菜を巻き込み4P奉仕に発展する。
禁欲のせいかあっという間にトリプルフェラで射精した信也は、若菜や冬美とアナルセックスで、最後に麻紀に膣出しし流石に力尽きるが、物足りない様子の3人にたじろぎつつも幸せを感じるのだった。

【レビュー】

前作「初体験づくし 義母、叔母、姉と」に続く「づくし」シリーズ第2弾となる本作では、義母、義姉、実姉の3人の年上女性が登場する。

厳格な麻紀と冬美に挟まれ、義姉の若菜に救いを求めようと下着に手を出そうとした所から始まるのは典型的な誘惑官能小説の流れだが、麻紀が幾ら弱味が有るとは言えあっさりと肉交に応じてしまったのはもう少し深みが欲しかった気がする。

実姉の冬美や義姉の若菜との情交や3P奉仕は姉好きの自分のような読者に取ってはたまらないシチュエーションでは有るけれど、やはり何故そうなるというのか、きっかけとしては幾分弱いように思う。

本作では熟女推しという程でもなく冬美≧若菜>麻紀というバランスで、時代の風潮であまり近親相姦の色合いを前面に出しにくいとは言え、深みが欲しいという点、終盤のアナル推しな点は個人的には残念。

tag : 高校生主人公 童貞 処女 姉妹丼 母娘丼

上原稜「初体験づくし 義母、叔母、姉と」

上原稜「初体験づくし 義母、叔母、姉と」
(フランス書院文庫、2013年12月、表紙イラスト:新井田孝)

ネタバレ有り。御注意下さい。

【あらすじ】

厳格で体面を気にする父の意向で浪人を余儀無くされ受験勉強で疲れた由樹を慰労する為、義母や姉、叔母と共に1週間温泉旅行に行く事になった。宿泊先の旅館の女将がかつて想いを寄せていた継母だと知り、由樹は彼女に次第に甘えるようになる。

【登場人物】

眞鍋由樹(ゆうき)
18歳。産みの母親は亡くなり、両親や姉と暮らしている。自己本位で体面を気にする大学教授の父が指定する大学に入れず、浪人生活を送る事になった。年齢の割には甘えん坊で幼い印象の少年。童貞

まどか
43歳。由樹の父の2番目の妻だった女性で、由樹が小学3年生の時から6年間一緒に暮らしていた。現在は温泉旅館の若旦那と再婚し、4ヵ月のひとり息子が居る。細面の顔に円らな瞳の優しげな女性。

眞鍋香穂里
35歳。由樹の父の3番目の妻で、由樹や璃子の継母に当たり、夫とは別の大学で准教授を務める。結婚して3年になるが、亭主関白な夫と未だに他人行儀な由樹の態度に心を砕いている。落ち着いた物腰で、4人の中で最もバストが大きくm台に届こうかというJカップ。

眞鍋璃子
由樹より4つ年上の実姉。典型的な弟想いで過保護にも思われる程の世話焼き。かつて付き合っていた彼氏が居たが、受験勉強に苦しむ由樹を見て側に居ようと別れている。意外に着痩せするタイプで巨乳。叔母の鮎美から女のたしなみを教わっているらしい。

岸谷鮎美
32歳。由樹の父の妹で兄とは折り合いが悪く、その結果何かと再婚した香穂里や甥・姪の面倒を見ており、数年前に独立し現在は個人で弁護士活動を行っている。
肩まであるセミロングの髪をひっ詰め、セルフレームの眼鏡を掛けた才媛。知人の紹介で性格の優しい夫と結婚したが、夜の営みはご無沙汰気味。20代の時に一夜限りの火遊びを頻繁にしていたらしく、性に奔放的。

【展開】

旅館の女将がまどかと知り喜ぶ由樹は、夜中に彼女の元を訪れ久しぶりに混浴した時に勃起させたのを恥ずかしがりますが、彼女から立て続けに手で射精させてもらうと想いを強くします。
翌日香穂里たちに正体を明かし、離れの別室に一行をもてなすまどかに子供が居るのを知り嫉妬した由樹は、同じく香穂里の存在を知り複雑な心境のまどかに口でしてもらいますがその様子を璃子に見られ、彼女はまどかとの行為を止める代わりにとアナルでならと進んで身体を差し出します。
次の日まどかに誘われた由樹の後をつけた香穂里は、女風呂で母乳を吸わせながら手や素股で射精させる彼女の痴態を見てしまい、彼に密会をしないように申し付けるも再び深夜に抜け出すのを捕まえた香穂里は、まどかで味わえない事をしてあげると暗い寝室で彼が満足するまで中出しさせます。
翌朝深夜の2人の情交を知った鮎美は由樹に罰を与えると女風呂へ連れ出して前立腺を弄ったり足でしごきながら立て続けに射精させ満足すると、開脚して女性器のレクチャーをし跨がりながら久々の絶頂を味わいます。
由樹は深夜に再びまどかの元を訪ねると間も無く後をつけた香穂里も乱入し継母同士の口論に発展しますが、鮎美に知恵を付けられた彼はどちらかエッチな方を選ぶと無茶な要求をし、2人にレズプレイをさせます。その後由樹に交互に抱かれた2人は公平に愛してもらう事で仲直りします。
旅行の最終日の朝に由樹は璃子に全てを話すと、彼女から受験に合格したらエッチさせるつもりだったと本心を打ち明けられ、彼は年上3人にアシストされながら姉と関係を結んだ後で鮎美、香穂里、まどかの順に抱く事となります。

【レビュー】

作中では主人公が高校を卒業した後の春休みを想定していますが、主人公の癒しを目的に温泉旅館を舞台にしており寒いこの時期にマッチしています。

主人公は体面を気にして口うるさい父親の干渉を受けていて、多分に周囲の女性たちが優秀過ぎて卑屈になっていると見られメンタルは打たれ弱く、言動もやや幼く感じます。
色々制約も有るでしょうが思い切って中学3年生の主人公で受験直前の冬休みを舞台にし、父親の悪い面を抑えた方が読み手としては余計な気を使わず楽しめたように思います。

本作では「義母が二人」というのが鍵で、新たな生活を築きつつ主人公との再会を喜ぶまどかと主人公と上手く付き合えない香穂里の対決で充分話が成立するし、実は描きたかった描写であろうレズシーンにかなりページを割いています。

まどかは旅館の若旦那と再婚し赤ん坊も居るにも関わらず、主人公と再会すると2人をそっちのけで誘惑するのは読んでいて気掛かりでしたね…。恐らく作者が描きたかった母乳設定を無理なく行うのには妥当かもしれません。

香穂里は夫や主人公との関係に悩みを持ち今回の旅行を企画した張本人ですが、まどかの存在の大きさに戸惑いその結果筆下ろしする事になり、その辺の葛藤は感じられました。
穏やかな物腰で「ですます」口調の彼女ですが、気になるのは主人公も彼女との交合場面で丁寧語で会話する為、ぎこちなさを感じいまいち盛り上がりに欠けました。
(彼女とのシーンでまどかと取り違えている部分が複数有り、結構大事な所だっただけに編集や校正の段階で間違いに気付いて頂けなかったのは非常に残念です…。)

この2人の比率が大きかっただけに、実姉の璃子はアナル要員、叔母の鮎美は女王様&掻き回し要員の印象が強く、正直鮎美は要らないかなという印象です。璃子の弟至上主義ぶりは好みだっただけに非処女だったのと出番が少ないのは残念でしたが、最後は膣で交わるので安心しました。

tag : 高校生主人公 童貞 母娘丼

上原稜「【初体験指導】四人の女教師」

上原稜「【初体験指導】四人の女教師」
(フランス書院文庫、2013年6月、表紙イラスト:新井田孝)

ネタバレ有り。御注意下さい。

【あらすじ】

付き合い始めたクラスメイトから手コキされただけで、あっという間に果ててしまった修太郎。
部活の顧問教師の純と初体験をした彼は、相次いで兄嫁や新米教師、義母と関係に及ぶ。

【登場人物】

皆川修太郎
17歳。高校2年生で陸上部に所属。母を亡くし、父は亜紀と再婚して間も無く海外赴任した為、彼女とはしっくりいっていない。

倉林純
27歳。体育教師で陸上部の顧問。仁美とは同級生で仲が良い。カマを掛けると直ぐにバレてしまう素直な性格。ショートカットに日焼けした肌、伸びやかな肢体。Fカップ。

皆川仁美
27歳。修太郎の兄の妻だが、仕事人間ですれ違いの生活が続いている。栗色の髪にクールな雰囲気を漂わせる英語教師。気さくで生徒から人気が有る。Gカップ。

金松理恵
22歳。国語教師だが日米のハーフで彫りの深い顔立ちだが、それにコンプレックスを感じ、瞳や髪の色を変えて清楚に見せている。大学生の時に付き合っていた彼が居た。Hカップ。

皆川亜紀
39歳。修太郎の父の後妻で学年主任。公私区別無く自他共に厳しい性格だが、なかなか打ち解けない修太郎の様子に心を砕いている。Iカップ。

【展開】

クラスメイトに告白され手コキだけであっさり終わった修太郎は純に相談すると、ゴム付きながらもセックスレッスンをしてくれます。
修太郎と親しげな純の様子に不審を抱いた仁美は彼女にカマを掛けて事情を知ると、修太郎を保健室に呼び出し純の代わりだと告げ中出しまで許してしまいます。
レッスンをするなら徹底的にと考えた仁美は理恵を標的に定め、傷心の修太郎を慰める口実で彼女にデートをさせてラブホテルで関係を持たせます。
休み時間にイチャイチャする修太郎と教師3人の様子に不審を抱いた亜紀は純を問い詰め、彼を教室に呼び自分が代わりに慰めてあげると告げ結ばれます。
しかし修太郎が部活をサボって一日中純や仁美とセックス三昧なのを知った亜紀は、理恵と組んで母子で面接の練習と言いつつ3Pに及び対抗します。
修太郎がクラスメイトとエッチに及ぶのを知り失恋したと早とちりした4人は純の部屋でやけ酒をあおりますが、彼女とは別れたという修太郎が現れると5Pで乱交に至ります。

【レビュー】

4人の女教師が出るという点で作者の既刊で有る「僕と四人の女教師 未亡人・人妻・独身・新任先生 」をベースにしているのだと思います。

勿論違いも有り、序盤で修太郎に手コキするクラスメイトは相当な遊び人で評判は芳しくないという逆補正を付け、彼にまとわり付く悪い女とさせています。
純と仁美の暴走っぷりはかなりのもので理恵や亜紀を巻き込みますが、相変わらずの主人公の絶倫っぷりにだけ惚れたように見えます。
仁美は兄嫁、亜紀は義母ですが相姦云々の欠片も感じませんし、他の2人に付いても主人公に惹かれるようなエピソードが用意されていません。

本作を年上女性たちの暴走っぷりを描いたラブコメディと捉えるならそれも有りかもしれませんが、個人的には単にエロければそれで良いのかという疑問は有ります。
主人公が絶倫でメリハリも無くひたすら性描写を延々と並べるだけでは、流石に何処が見せ場なのか良く分かりません。

tag : 高校生主人公 童貞 母娘丼

上原稜「妻の妹【禁忌旅行】」

上原稜「妻の妹【禁忌旅行】」
(フランス書院文庫、2012年12月、表紙イラスト:松原健治)

ネタバレ有り。御注意下さい。

【あらすじ】

妻の一家と旅行に来た勇作は、夫婦の営みを心配する義母や跳ねっ返りの強い義妹と相次いで関係を結んでしまうが…。

【登場人物】

塚原勇作
20歳台前半?大学を出て小百合と結婚したばかりで、弓枝の経営する輸入家具会社に勤務する。

塚原小百合
20歳台前半?勇作と同級生。勇作と結婚したばかり。セミロングの明るい髪で猫を思わせる二重の瞳に、母親似で愛嬌の有る丸顔。巨乳。

朝比奈弓枝
40歳台半ば?小百合と静佳の母親。輸入家具会社を経営する。娘たちが産まれて間も無く夫を事故で失っている。
旅行前に泥酔した勇作が妻と勘違いし、抱き付かれた甘い記憶が残っている。

朝比奈静佳
19歳。大学2年生。弓枝の次女で小百合の妹。腰まで届く黒髪に銀縁眼鏡を掛けた深窓の令嬢を思わせるが、小百合を慕う一方で勇作を敵視しており、ぞんざいな受け答えになる事も。

【展開】

妻や義母、義妹と温泉旅行に出掛けた勇作は、宿の手違いで4人で2間の部屋に泊まる事に。酔った勢いで弓枝に手を出した勇作は、夫婦間の中を訝る彼女の誘いで関係を持ちます。
一方自分を強姦したとでっち上げてビデオを録り、勇作を追い出そうと姦計を巡らす静佳は、逆に彼の愛撫で絶頂し身体を許してしまいます。
弓枝は静佳が隠し撮りした情交場面の映像を見て咎める所か、自分も深夜の露天風呂で「はめ撮り」を望みます。
静佳は勇作が隠し持っていた大人の玩具を見付け姉に使うなんてと罵倒しますが、逆に勇作に丸め込まれ玩具を使って散歩に連れ出され失禁絶頂に至らされます。
弓枝や静佳との関係に悩み泥酔する勇作に不審を抱いた小百合は、その晩に母娘3Pの現場に踏み込み自ら勇作を誘惑し関係を修復します。
その後深夜の露天風呂に入浴した2人は待ち受けていた弓枝や静佳と合流し4Pになだれ込みます。

【レビュー】

近年流行りになりつつ有る「妻の(彼女の)」の設定ですが、実はタイトルの言い回しを変えただけで昔から有る三姉妹ものや母娘ものと特に変わり有りません。
それでも「妻の」とすると、インモラルな雰囲気になるのですから不思議では有ります。

本作のタイトルは「妻の妹」ですが、実際は「妻の母」で有る弓枝が半分で「妹」の静佳が3割程度のように思われます。
実はフランス書院の公式サイトには弓枝が紹介されておらず、敢えて存在を伏せたように見えます。熟女推しが強い黒本の中でたまには若いヒロインかと期待しましたが…。

温泉旅行という非日常の舞台で羽目を外し過ぎとも言える義母や義妹の反応は苦笑を伴いますが、
実は浮気を知り我慢しつつも絶妙なタイミングで出て来た小百合の弾けっぷりが良かったと思います。

tag : 社会人主人公 母娘丼

上原稜「同級生の母娘【初体験の家】」

上原稜「同級生の母娘【初体験の家】」
(フランス書院文庫、2012年9月、表紙イラスト:新井田孝)

ネタバレ有り。御注意下さい。

【あらすじ】

土砂振りの中公園の四阿に身を寄せる静子母娘を見掛けた高志は、彼女たちを保護する。トラウマから女性に対し斜に構えた態度に出る彼は、次第に母娘を手に掛けていくが…。

【登場人物】

月成高志
高校生。両親を相次いで亡くしている。総合病院を経営していた父の愛人に無理矢理慰み者にされた過去が有り、女と付き合う事に腰が引けている。整った容姿の少年。

鳴沢静子
30代後半?会社経営の夫を亡くし更に夫の親友に会社を乗っ取られ、行く当てが無くなった所を高志に助けられている。腰まで届く髪に母性を感じさせる優しさを持った女性。

鳴沢沙織
高校生。静子の長女で高志のクラスメイト。跳ねっ返りの強い性格で、斜に構えた高志に嫌悪感を持つ一方で優しさに惹かれ素直になれずにいる。処女

鳴沢美遥(みはる)
高校生。静子の次女で高志や沙織と同じ高校に通う。静子に似て優しげな印象だが、病弱な事も有り華奢で色白な少女。処女

【展開】

梅雨の土砂振りの中で公園の四阿で身を寄せる母娘3人を見付けた高志は、静子と沙織を自宅に保護し熱を出していた美遥を入院させます。
高志にお礼を言う為部屋を訪れた静子は反応してしまった彼に手解きし、生い立ちを聞かされると母のような慈愛を見せ彼の求めるままに関係を持ちます。
高校に入学した高志に憧れを持つ美遥は見舞いに来た彼に告白し、言いなりになる喜びを感じつつ処女を捧げます。
母や妹が高志と関係を持っているのを知り、彼が無理矢理迫っていると勘違いした沙織は、2人の身代わりになると申し出て処女を失います。
高志の事情を知りいつしか恋愛感情を抱いた沙織は母との情交場面に現れて想いを打ち明け、高志も退院した美遥も加え3人を家族として受け入れます。

【レビュー】

2012年の黒本の誘惑作品では、「やさぐれ」や「荒ぶる」主人公が出て来る機会が増えました。
本作の高志もかつて父の愛人に慰み者にされ両親を失っており、それが原因で人間不信となり斜に構えた態度が見え隠れします。
本文中では彼の逸物の逞しさや絶倫ぶりを表すかのように色々な修辞を用いてますが、そこに文を割かずにヒロインの描写に使って欲しかったです。

前半はヒロイン3人に横柄な態度を見せながら関係を迫る様子に好感を持つ余地は無いかなと思いましたが、
所々に静子に母性を求めて甘えたり、美遥にアナルを弄られて喘いだりする描写も有り少年らしい部分も感じられました。

因みに出だしの高志と母娘の出逢いの場面やその後の展開は、青橋由高さんの黒本デビュー作品「僕とメイド母娘 ご奉仕します」にインスパイアされた面も有ると思いますがどうでしょうか。

【参考記事】

DSKさんのブログDSKの官能レビュー整理箱より、「荒ぶる」主人公に関してご考察された記事を2点ご紹介します。

DSKの官能レビュー整理箱 恋人は友達の母と姉-ひと夏の秘密体験(著:芳川葵、リアルドリーム文庫)

DSKの官能レビュー整理箱 先輩の妻-タブー(著:秋月耕太、フランス書院文庫)

tag : 母娘丼 姉妹丼 処女

上原稜「僕の宝物【新しい母】」

上原稜「僕の宝物【新しい母】」
(フランス書院文庫、2012年2月、表紙イラスト:川島健太郎)

ネタバレ有り。御注意下さい。

【あらすじ】

父のパートナーだった美貴に想いを寄せる修は彼女に告白し初体験に至る。彼女を満足させられなかったと思った彼は隣人の真由美に相談し関係を持ってしまう。

【登場人物】
片倉修
17歳。高校2年生。産みの母親は幼い頃、弁護士の父親は1年前に死別した。父と内縁関係に有った美貴に密かに想いを抱いている。童貞

美貴
30歳代半ば?修の父と公私に渡るパートナーで、遺された弁護士事務所の代表を務めるが、籍は入れていない。165cmと背が高く、年齢の割に引き締まった体の割にFカップの巨乳。

松井真由美
40歳近く?修の隣家に住む女性。綾の母親で産婦人科医。夫は3年前に死別している。歳なりに熟れた体つきでバストは美貴より豊満。

松井綾
17歳。修のクラスメイトで幼馴染み。勝ち気な瞳とアンバランスな丸顔で、華奢な体つき。処女

【展開】

父の1周忌を迎え密かに嗚咽する美貴を慰めようと遊園地に誘い告白した修は、その晩に結ばれるも若さの余りあっという間に果ててしまいます。
それを苦に美貴と気まずくなった彼は真由美の元を訪れ、相談を受けた彼女はカウンセリングと称しゴム付きで繋がります。
一旦は美貴との関係修復に成功するも真由美や綾と関係した事を知られ却って美貴と気まずくなった修は、母娘に別離を切り出し最後の3Pとなります。
仕事を終え美貴に全てを話し謝罪した修はプロポーズし、互いに呼び捨てにしたラブラブなセックスに至ります。

【レビュー】

確か本作が出た際に本格官能に挑戦との触れ込みだったように思いますが、これまで美少女文庫寄りだったファンタジー要素を抑えた作りとなっています。

想い人の美貴とは早くも第1章で結ばれる為、隣の母娘に流される修に焼きもちを焼く美貴の心理描写が軸となり、
彼女は綾との情交後に遭遇するも修に怒りをぶつけるだけで母娘とは対峙する事は無く、自らが不在の間に修が決着を付けています。
真由美は初めはカウンセリングと割り切り避妊していたのが、快感を忘れられずに2回目は中出しを許してしまう心の揺れが上手く表現されていましたが、
娘の綾は単に真由美との母娘丼要員の為か非常にあっさりとし過ぎていた為居なくても成立した話だったと思います。

優柔不断な主人公が多い誘惑作品にしては主体的で好感が持てる一方で、美貴とじっくり関係を構築していく単独ヒロインものでも良かったかなという気もします。

tag : 童貞 処女 母娘丼

上原稜「世界でいちばん甘い同居人」

上原稜「世界でいちばん甘い同居人」
(フランス書院文庫、2011年8月、表紙イラスト:山本重也)

ネタバレ有り。御注意下さい。

【あらすじ】

過保護な姉、叔母、兄嫁の近親者3人と同居する健児。友人の相談に乗っていたのを女と付き合っていると勘違いされ、相次いで3人と関係を結ぶ事に。

【登場人物】

伊原健児
16歳。両親や兄を相次いで失っており、やや過保護な3人の近親者と暮らしており、バラバラになりかけた家族を纏めてくれた希和子に密かに想いを抱いている。

伊原潤
21歳。健児の姉。大学3年生で読者モデルを務めている。サイドポニーに結った黒髪に男好きのする派手な顔立ち。

八神希和子
30歳代半ば?健児や潤の母親の妹。健児が通う学校の国語教師で担任。水泳部の顧問も務める。腰に届く程伸ばした亜麻色の髪に卵形の顔立ちで可愛らしい女性。

伊原温子
27歳。健児や潤の兄嫁だが、同級生の夫は過労死し遺されたアパレルメーカーの代表を務める。アシンメトリーのセミロングヘアにシャープな顔立ち。

【展開】

水泳部に所属する女子の恋愛相談に乗っていた健児の様子を勘違いした潤は希和子や温子に報告し、潤、温子、希和子の順に誘惑して健児を振り向かせようとします。
半ば強引に希和子と結ばれた健児は告白しますが、自分が彼の童貞をもらったと思い込んでいた事に気付き、叔母として接するようになります。
希和子は温子から健児が密かにバイトを始めたと聞かされ彼女に連れられてバイト先に押し掛け、又も勘違いと知るとウエイトレス姿で彼に謝罪し奉仕します。
酔って階段から転落した温子を庇って腕を骨折した健児を希和子が不在の折にナース服姿で慰めた潤と温子は、彼の為に修学旅行先の沖縄で希和子との仲を取り持ちつつ4人で交わります。

【レビュー】

本作の直前に美少女文庫で初恋の姉妹によるメイド服、ナース服、バニーなどのコスプレ主体の作品を出しており、恐らく3Pシーンはそこからの着想と思われます。

主人公を過保護気味に愛する余りそれぞれが彼を誘惑し、他の女からの魔手から守ろうと暴走するヒロインたちの行動力には、いささか引きつつも納得出来ます。

今までとはアプローチを少し変えてサブに当たる潤と温子が動き、一旦仲が拗れた希和子との仲を取り持とうとする展開になります。最後は自分たちも楽しもうとするのは変わり有りませんが…。

3人の年上に迫られる主人公は果報者でしょうが、本人が作中で述べる通り自分の言う事を信じてもらえないのかという気持ちにもなりそうです。

tag : 童貞 高校生主人公

上原稜「トリプルインモラル 彼女の母、彼女の姉妹と同居中」

上原稜「トリプルインモラル 彼女の母、彼女の姉妹と同居中」
(フランス書院文庫、2010年12月、表紙イラスト:山本重也)

ネタバレ有り。御注意下さい。

【あらすじ】

親公認の仲のさやかの家に同居する俊は、ある晩に彼女の姉の誘いに乗り関係を結んでしまう。なし崩しに妹や母とも出来てしまい、遂に異常な関係をさやかに知られてしまう。

【登場人物】

速水俊
17歳?の高校生。水泳部の主将を務めている。両親を無くし保護者の叔父夫婦が海外移住するのに当たり、国内に残り付き合っているさやかの家に同居する事に決めた。

長谷川敦子
25歳。さやかの姉。上場企業で秘書を務める。和風な母親とは異なり、彫りが深い顔立ち。大玉スイカ程の巨乳。早熟で中学生の時に処女喪失した。

長谷川美夏
15歳?高校1年生。さやかの妹。ツインテールの似合う猫を思わせるような可愛らしい容貌。敦子からの影響で妙におませな面が有る。処女。

長谷川純恵
3人の娘の母親で国語教師。大学を出て間もなく夫と結婚したが、美夏が産まれた直後に事故死した。40代半ばと思えない若々しい容貌でIカップ。

長谷川さやか
17歳?俊と付き合っているが、まだキスすらしていない。吹奏楽部に所属し、ロングヘアの似合う華奢な少女。寝起きが悪く俊の不貞行為を見ても気付かない程。処女。

【展開】

敦子の挑発に乗りさやかの眠る側で関係を結んだ俊は、それに気付いた美夏とプールの更衣室で情交に及びます。
相次いで2人と結ばれさやかへの罪悪感から疲れている俊の様子を見た純恵は、彼が性欲で溜まっているのだと勘違いし勢いで関係してしまいます。
徐々にさやかとすれ違いになる一方で俊への愛情から母娘3人は徐々に異常な交わりを求め、停電した夜にさやかに関係が露呈してしまいます。
開き直りとも取れる3人と俊の様子に、仲間外れにされまいと必死になるさやかは、相次いで前後の処女を捧げる事となります。

【レビュー】

主人公は自分のものと思っているヒロイン(本作でのさやか)が周りの女性に盗られた事に気付いて動揺し、最後には巻き返しに打って出るのが「彼女の○○」作品の王道と言えます。
しかし本作はタイトルに「トリプル」と付くだけにさやかに挽回の機会は殆ど与えられませんし、敢えて彼女の描写は没個性化させたのではと思います。

試着室で姉が隣に居るのに迫る妹、妹に扮して学校に忍び込み疑似さやかプレイを楽しむ姉、深夜に浴室に押し掛けてソーププレイを楽しむ母と3人の暴走ぶりには苦笑いしか有りません…。

デビュー作品からスポーツマンで20cm級の逸物の主人公とそれに惹かれるヒロインの妊娠願望など、美少女文庫寄りの突飛な作風が続いておりそろそろ発想の転換が望まれる所です。

tag : 高校生主人公 童貞 処女 姉妹丼 母娘丼

プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

〈コメント〉
どなたでも書き込み自由ですが、管理人が許可するまではコメント欄に反映されないので、その辺りはご理解下さい。

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