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上原稜「おいしい一夫多妻【隣りの四姉妹】」

上原稜「おいしい一夫多妻【隣りの四姉妹】」
(フランス書院文庫、2018年3月、表紙イラスト:松原健治)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

国策により少子化に悩む解決策として一夫多妻制度が認められた日本で、偶然にも信也は隣家の四姉妹と結婚を認められる。しかし一年以内に懐妊しなければ婚姻関係の解消を求められるため、姉妹たちは何とか信也の子を宿そうと毎夜に渡り子作りセックスをするが、みな独占欲が強く誰か一人と落ち着いて出来ないのが悩みのようで…。


【登場人物】

立花信也
高校に通う少年。信也が産まれて間もなくに母を亡くし、父親は隣家の望月夫妻が海外で新規事業を立ち上げる為にその共同代表として一緒に渡航している。国による少子化対策として望月四姉妹との結婚が認められ、四人と同居して夫婦生活を始めるも、一年で懐妊しなかった場合婚姻関係の解消を迫られ、毎晩のように子作りに励んでいるのだが懐妊する兆しがなく…。

立花美菜子
32歳。父親が設立した貿易会社を引き継ぎ、現在は社長として経営に携わっている。結婚していたが夫が亡くなり、実家に戻った時に信也の妻の一人に選ばれる。四姉妹の中でも最も豊かな胸乳の持ち主で、腰まで届く黒髪を一つにまとめ淑やかな印象を与えるが、穏やかそうに見えつつもさりげなく長女の特権を振りかざしている。

立花綾女
27歳。美菜子が社長を務める会社で営業担当として手腕を振るっており、肩までギリギリ届くくらいの髪型にクールさを湛えた美女。結婚歴はあるが夫の浮気により離婚し、信也の妻の一人に選ばれる。女王様気質で信也を舎弟扱いするが、実は姉妹思いの優しい一面も持ち合わせている。

立花翔子
20歳。外語大学に通うスポーツ万能な美女で、茶色い髪をポニーテールにし溌剌とした印象を与える。日に焼けたアスリートボディだが胸やヒップの張り出しは女性らしい丸みを帯びており、夫の信也に対してはベタベタに接してくる。姉二人にはいつもやり込められているためか、栞にだけは強気な姿勢を崩さない。

立花栞
17歳?の高校に通う少女で信也より一つ年上。元々婚姻関係になる前から信也と付き合っており、互いに童貞処女を卒業した間柄。腰ほどまで伸ばした髪型と大人しい性格で落ち着いた印象だが、歳の近い翔子に対してはライバル意識を剥き出しにしている。


【展開】

望月家の四姉妹と結婚し信也は同居生活を始めたものの、毎夜のように誰と一緒に寝るかで喧嘩になり翔子と栞が主張するなか、綾女は社会人としての特権を振りかざし今晩は私だと宣言する。しかし美菜子は私は社長だからと切り出し結局は彼女の寝室で行為を始めるも、いつの間にか綾女が寝室にいて美菜子とどういう風にするのか披露する羽目になり、綾女が早く自分の番を回して欲しいのか姉にちょっかいを出してしまう。バックで綾女と交わっていると、今度は意趣返しのつもりか美菜子が妹の身体を弄り始め、信也は立て続けに精を搾り取られるのであった。

初夏を迎え信也は栞と一緒に登校していると、翔子が絡んで来て話題になっているクレープ店に行こうとデートに誘われ帰りに三人で行く約束をするが、ゲリラ豪雨に遭い早々に自宅に帰ってくる。濡れた身体を暖めようと浴室に向かうが何故か翔子と栞がやって来て、ソーププレイの果てに翔子の乳谷で果てると、今度は栞が私の膣中で綺麗にしてあげると対面座位で股がってくる。美菜子と綾女の時のように姉妹で競い合って連続で三度射精させられ、さすがに信也も疲れを隠せずにいたが、二人の幸せそうな顔を見ると満足気に微笑むしかない。

ある日の朝信也は下半身の違和感に目覚めると、綾女と栞がお目覚めフェラで奉仕しているのが見えて快感に堪らず射精すると、まだまだ時間はあるからとダブルパイズリを受けて二度目を発射してしまう。この日は美菜子と翔子が風邪をひいてしまったらしく、決して料理が得意とは言えない綾女と栞が夕食を作ってくれたが、邪魔者が寝室に籠っているのを幸いとばかりに二人とも裸エプロンで挑発を仕掛けてくる。食卓でオムライスを味わっている信也の足元に回った二人での口唇奉仕は結局は綾女に一人占めされてしまい、栞も負けじと立ちバックで誘うものの綾女にちょっかいを出されてしまう。綾女はへたれて椅子に座った信也に跨がり主導権を握ろうとするが、栞と信也の連携プレイにやり返されかつてない絶頂を味わうのであった。

風邪が治った翔子から美菜子とともに朝のジョギングに誘われた信也だったが、揺れる巨乳よりもぱつぱつの桃尻に欲情を覚え勃起が隠し切れないほどになり、途中の公衆トイレに逃げ込み一発抜こうとする。しかし美菜子と翔子が乱入してきてそんなにお尻が好きならばとスパッツ越しにぺニスを挟まれて射精してしまうが、二人のお尻を剥き出しにするとすぼまりを悪戯しながら口唇奉仕を要求し果てていく。その三日後綾女が出張、栞は友人宅に泊まりに行っており、翔子の提案で三人で川の字になって寝ようと信也を挟む形で美菜子のベッドへ並んで眠ることに。信也は美菜子からお尻を弄られたのが忘れられないとおねだりされ弄り始めると、背中越しに翔子が張り付いてきて後ろの処女をあげるからと誘われる。翔子は美菜子が眠りについたと思い込んでいたようで驚きをみせたが、姉妹で競い合うようにアナルセックスを求め、信也は代わる代わるに肛穴を貫き二人の背中へ白濁を浴びせ愛の証を見せる。

夏を迎えたある夜中にトイレへ行こうとした信也は酔い潰れて玄関でぐったりしている綾女を見付けるが、どうやら仕事でセクハラ紛いのことを受け怒りに任せて商談をぶち壊しにしたようである。いつになく弱気な様子の綾女を可愛いと思い勢いで玄関でエッチをしたものの、信也が風邪をひいてしまい本人より綾女の方が弱気な様子で、しかも風邪が治って1週間振りのセックスで信也が全く勃たないと見るやすっかり自分のせいだと落ち込む始末。
一緒にいた翔子は励ますつもりで姉に挑発的な言葉を投げ付けると、綾女が立ち直ったようでたまには趣向を変えてと二人でナースコスプレを提案する。しかも父親に事情を話したらしく薬まで用意していて、二人の口唇奉仕だけで溜まっていた精液を発射すると、まずは翔子から騎乗位で跨がられる。いつものように綾女が邪魔をしてくるが、翔子は取っておきだとばかりに身体を旋回させアニリングスを求めると、綾女の常識には及ばないようでその勢いに手をこまねくしかない。それでも綾女は気を取り直し女王様よろしく迫ると、翔子に悪戯され信也に突き上げられながら恥顔を披露してしまう。

信也との婚姻関係を始めて半年が経ち牽制し合っているのがまずいのか誰一人懐妊の兆しが窺えず、そこで美菜子から温泉宿の予約を取ったから環境を変えようと発案し、元々恋人だった栞も姉たちの同意を得られてほっとする。宿で有名な子宝の湯に浸かった四人は早速信也のいきり立ちを見て皆で奉仕して射精させると、部屋に戻りまずは栞から子作りを始め、次は翔子、綾女、美菜子の順に交わっていく。結局はいつものノリで誰か一人と交わっている間に他の三人の邪魔を受けるが、信也は連続射精の疲れを感じながらも幸せを実感するのであった。


【レビュー】

美少女文庫の主力作家の一人である作者は近年同人作品を原作としたノベライズの方が多く、ならばフランス書院文庫ではオリジナルのハーレム作品を書こうということではと思われ、「国策による一夫多妻」が認められた世界を題材としている。前作『夢の一夫多妻』と世界観は同じだが作品間で登場人物の繋がりはなく、メインヒロインを特に置かない形で隣りの四姉妹との「子作り」を意識した情交を主体とする。というのは一夫多妻制度には「1年経って懐妊しなかった場合は離婚」という条件付きだからで、しかしこれが生かされるのは最後の1章のみなのがちょっと勿体ないように感じられる。因みに出だしからヒロインたち全員と籍を入れており、毎日のように関係を持っている状況なので、生娘は一人もいないのが特色の一つである。

第5章までは四姉妹のうち常に2人が登場するように設定され、どこの章から読んでも基本的に問題の無い形に仕上がっており、さながらオムニバス作品の趣すら感じさせる。それだけに主人公やヒロインたちの設定は深く作り込まれてはおらず、個人的には同じ4人ヒロインでも一昔前の作品では主人公と関係する背景を持たせていたのと比べると、やや方向性が変わったのかなと思われた。

第1章:長女【美奈子】(32歳の未亡人社長)×次女【綾女】(27歳のバツイチOL)による寝室での奪い合い
第2章:三女【翔子】(20歳の女子大生)×四女【栞】(主人公の1つ上の女子高生)による浴室でのご奉仕合戦
第3章:綾女×栞で裸エプロン
第4章:美奈子×翔子で後ろでの交わり
第5章:綾女×翔子でナースコスプレ

やや気になるのは第4章で突然攻略対象が変わったり、第5章では体位からして相当アクロバティックなことをしないと難しいかと思われるプレイ(繋がったままでのアニリングス)に興じたりと、ややスムーズさに欠ける面もあったためやや評価を下げざるを得ないところも窺えた次第である。

第6章:美奈子×綾女×翔子×栞で全員

競い合うことから協力して「子作り」に励む方向に転換したとはいえ、一人と交わっていると他のヒロインに悪戯されるというのはこれまでと変わりなく、せめて終盤だけでも違った展開にしても良かったのかなと思う。






上原稜(上原りょう)さんはフランス書院文庫では2014年7月以来主戦場である美少女文庫の執筆に専念されていたのもあり、この間に同人作品のノベライズを刊行なさっています。

橘さん家ノ男性事情
上原 りょう
フランス書院
2016-06-01



本作は原作で高い人気を誇っており、その影響が過半であるという一面も否定できません。管理人自身は強烈なNTR作品と事前に知っていただけに購入していませんが、某巨大掲示板やAmazonなどのレビューを見る限り必ずしも「Win-Win」の組み合わせとは言えなかったと思います。その後にオリジナル作品を出してもイメージは付いて回り、再びノベライズ作品中心の執筆に移っていくからです。







優等生 綾香のウラオモテ (美少女文庫)
上原 りょう
フランス書院
2018-02-09



一つご理解いただきたいのは管理人自身はノベライズ作品が悪いというスタンスではありません。しかし上原さんが得意とする「ハーレム作風」と、これらの同人作品が持つ強烈な個性が噛み合っているのかどうか。これは疑問の付くところです。その上で本作の話に移ると「最終章を除いて情交場面は全て3P」に特化しており、チャレンジ精神は評価したいのですが、拙Twitterで述べたように「全てチョコレート味のケーキバイキング」を味わっているようなくどさを感じたのです。フランス書院文庫でも上原作品は色々と手を掛けて変化を模索していた時期もありましたし、本作は原点に帰ってこれが自分の得意パターンを押し出すのは分かるものの、情交ありきの場面を繋いだだけのように窺えます。

情交ありきがポルノ小説、だから話が有っての官能を盛り込む一般寄りの作品とは違うのだという意見も分かります。さじ加減の難しいところだとは思いますが、管理人個人の意見としてはどれだけ情交場面を詰め込んでも(羅列しても)興奮をそそるものがないと官能小説としては違うよねということです。意外なことに一冊全て目を通してみて「おっ」と思わせるのは、実はシンプルなものなのかもしれませんね。

tag : 高校生主人公 姉妹丼 4人以上

上原稜「僕と四人の女教師 未亡人・人妻・独身・新任先生 」

上原稜「僕と四人の女教師 未亡人・人妻・独身・新任先生」
(フランス書院文庫、2008年12月、表紙イラスト:小玉英章)

ネタバレ有り。御注意下さい。
2018年3月5日レビュー再編集。

作品紹介(公式ホームページ)




【あらすじ】

隣人の桜子に想いを寄せる一樹は彼女の弱い面を知り関係を結ぶが、彼の周辺にいた他の女教師とも相次いで関係を持つ事に。

【登場人物】

篠原一樹
16歳。高校1年生だが、陸上部で短距離走の有力選手に挙げられている。両親は海外赴任により独り暮らし。童貞。

樋口桜子
27歳。一樹の隣の部屋に住む現代文担当の教師。長い黒髪に女子大生を思わせる若々しさに慈愛に満ちた美貌を持つ。3年前に夫と結婚したが、単身赴任の為別居生活が続いている。病で夫がEDになりその苛立ちもあってか浮気を疑われ、結婚生活を維持するか迷い始めた。豊満な身体付きで100cmを超えるバストの持ち主。

立花夏紀
27歳。女子陸上部の顧問教師。一樹より背が高く、ショートカットが似合うシャープな体型だがそれなりに巨乳の女性。桜子とは幼馴染みで一樹のこともそれなりに気に掛けているが、独身で男性経験はある。

遠野紫織
36歳。学年主任。セミロングの髪に銀縁眼鏡をしていて、見た目通り厳格な性格の女性。一樹の母親の妹で夫を病気で亡くしている。小玉スイカ位の豊かなバストの持ち主で、夫を亡くしてからは男性との付き合いはない。

吉野阿耶香
24歳。中途採用で赴任して来た新任教師。日英のハーフで瑠璃色の瞳にポニーテールにした金髪と目立つ容貌。一樹と幼馴染みで過剰なまでにベタベタと接してくる。男性にモテそうだが一樹を真剣に想うあまり処女のまま。


【展開】

インターハイの代表に選ばれた一樹は毎日のように根詰めて練習に励んでいたが、ある日夏紀にからかわれ冗談のつもりが桜子の部屋に招かれ夕食をご馳走になることに。しかし疲れもあって寝てしまい夜遅く目覚めると自分のウェアが無いことに気付き、取りあえず声を掛けようと桜子の部屋を覗くと、汗まみれのウェアの臭いを嗅ぎながらひとり遊びに興じているのを見てしまう。一度はアクメに達したものの桜子はもの足りぬと、今度は一樹のズボンを持ち出し股間部分を嗅いで激しく喘ぎながらディルドウを使って果て、一樹も大量の精を吐き出すと桜子と目が合ったと思いそそくさと立ち去る。

翌日寝不足で練習もままならない一樹は主将から今日は練習止めと告げられるが、桜子のオナニーを思い出し股間を膨らませていると、夏紀に声を掛けられ悪戯な笑みを浮かべながら体育倉庫へ連れていかれてしまう。色気が無くて悪いと謝罪されながらも夏紀の積極性に押され、一樹は二度も射精した後に帰ろうとするが、職員用の駐車場にたどり着くと桜子が夫に電話越しに詰られていて落ち込むのを目の当たりにする。桜子に見付かったものの今日こそは夕食を食べてと誘われ彼女の部屋に来るが、痛々しい桜子を見て自分が守ってあげると抱き付く。秘めた欲望を見抜かれて桜子に筆下ろしをしてもらうが、行為を終えると恋愛と性欲を混同しているだけ、忘れなさいと諭され却って困惑を隠せない。

一樹は自室に戻ると何故か阿耶香が部屋にいて戸惑うが、先に自分の両親の同意を得ていて合鍵も貰ったらしく、その晩から秘密の同居生活を始めることに。翌日から露骨なまでに桜子に冷たくされ消沈した一樹を見てか、部屋に戻った阿耶香はこれまでの想いを吐き出すと、一樹の手慣れた様子に疑いを抱きながらも健気に奉仕を行い避妊具を着けさせ騎乗位で純潔を捧げるのであった。

相変わらず記録が伸び悩んでいた一樹は一番最後に練習を終えて片付けをすると、珍しいことに紫織がグラウンドへやって来て、他の職員たちは飲み会でいないからと自宅で夕食を食べるよう誘われる。どうやら紫織は嫌われてまで生徒を厳しく指導することに迷いを抱いているようで、一樹はそのままで良いからと慰めるが、彼女が父親に好意を抱いていたのは初耳である。その紫織の振る舞いに誘われていると感じ一樹は彼女を押し倒すと、露わになった秘所に触れて絶頂させ、お返しとばかりにパイズリフェラで射精に導かれる。本気になるわよと紫織に迫られ一樹は正常位で交わるが、感極まったのか彼女が先に達したのをみると、四つん這いに変えて中出ししてしまう。

次の日一樹が紫織の元で夕食をご馳走になったことを知った阿耶香は彼女を連れて進路相談室に連れていくと、一樹を呼び出しどちらかを選ぶように迫る。一樹はまさか桜子がこの二人のやり取りを聞いていたとは知らず、口唇奉仕で迫られて美貌に白濁を浴びせると、精液舐めからレズり合う姿に興奮して重ね餅状態の二人を交互に貫いて絶頂へ導く。やっとの思いで逃げ出すと、今度は夏紀が待ち構えていて空き教室に引っ張り込まれると、洗いざらい行状を白状するように迫られてしまう。分かった桜子とのことは任せろと言ったものの、夏紀も女たちをたぶらかすその一物を味わいたいと服を脱がせずにズボン越しに射精へ導き、更にはイラマチオ紛いにされながらも口唇奉仕で精を搾り取る。それでも桜子を裏切れないと躊躇する一樹にアナルセックスを提案し、底無しの性欲に屈服させられるが、行為を終えて桜子と鉢合わせになってしまう。

次の日桜子は夏紀から一樹と付き合っているかのようなことを仄めかされ、前の日のこともあり気になって下校する一樹を追うと、夏紀とともにラブホテルへ入っていくのが見えた。勢いのまま部屋に乗り込んだ桜子はそれが夏紀の仕掛けたものと気付くが、純情な一樹に対していつまで嘘をつき通す気だと一喝され、ようやく好きだと本心を打ち明ける。夏紀の見ている前で裸にされ発情した桜子は一樹に抱かれるが、悪戯な夏紀は教え子の肛穴を舐め前立腺を刺激して中出しさせると、桜子の秘所にも舌を差し出し精液を吸引し始めてしまう。素直になれないのは夏紀も同じだと桜子が言うのを聞いて一樹はペニスを挿入し、夏紀が手にしたディルドウで貫かれていた桜子も同時絶頂を迎える。

数日後夏紀は桜子とともに一樹の部屋へ紫織と阿耶香を呼び一樹が本当に好きなのは桜子だと話すと、紫織は一樹の気持ちを最優先にとしたいと身を退くようだが、阿耶香は納得がいかないようで夏紀にまで手を出していたと聞いて皆で競い合い一樹が誘惑に耐えられるかどうか試そうと提案する。両親の寝室へ移り桜子の見ている前で三人に口唇奉仕されフル勃起した一樹は、始めに阿耶香と交わり中出しすると、次は紫織と、更に夏紀とはアクロバティックな体位でお漏らしさせるほどの絶頂を与える。タフな一樹はすっかりお預けを食らった桜子と交わると、その二人の交わりの濃密さに敗北を認めざるを得ず、一樹は四度目とは思えない濃厚な胤汁を膣奥深くに吐き出すのであった。


【レビュー】

美少女文庫の主力作家である上原稜氏による三作品目は、ハーレム王子と称される作者らしく4人のヒロインが全員女教師で、24歳の幼馴染み処女から36歳の未亡人叔母まで幅広い属性を揃えたものとなっている。本命は隣人でもある桜子で憧れのお姉さんという位置付けだが、人妻であるとは言え夫婦仲は冷えきっており、真面目な主人公に男を感じて倒錯したひとり遊びに興じてしまうところもある。これを覗きみた主人公は幻滅するどころか、より一層彼女に対する想いを強めていくのだが、他の女教師たちもそんな彼を放っておく訳がない。夏紀は顧問として、阿耶香は幼馴染みとして、そして紫織は叔母という立場からアプローチを掛けていく。

端的に言うなら一人一章の紋切り型であるけれど誘惑する理由付けはなされていて、最終的には桜子との純愛を貫き通した主人公にフラレるとは言え、なかなかに魅力的なヒロインを揃えている。そんな主人公も成績優秀でスポーツもインターハイに選出されるような文武両道タイプで、ただ優柔不断で流されやすく持ち前の性豪ぶりを発揮してヒロインをメロメロにしている。当時は1冊350ページと量があり、各人それぞれに濃淡を付けずに書かれているので情交場面は総じて多めである。上原作品では主人公のモノは20㎝巨根であり、その大きさに驚くとともに男の臭いに拘る一面もあって官能作品としては良かったと思う。


DSKさんのブログにて本作を紹介なさっています。
2008/12/22 発売僕と四人の女教師-未亡人・人妻・独身・新任先生著:上原稜、フランス書院文庫→ Amazonはコチラから。→ Kindle版はコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。〈電子書籍〉→ ひかりTVブックはコチラ。〈電子書籍〉→ 総合電子書籍ストア【BookLive!】はコチラ。「だって先生も君とセックスしたかったから…」清らかなブラウスを脱ぎ、肢体を見せつける女教師。白いふとももの奥には、憧れ続けた大人への扉...
僕と四人の女教師-未亡人・人妻・独身・新任先生(著:上原稜、フランス書院文庫)








2008年当時で考えるとかなり激甘要素満載で、美少女文庫での経験を踏まえてヒロインのタイプも豊富ですよね。ヒロインが4人と多めなのはこの時期のフランス書院文庫が350ページ近くの作品が割と多いこともありますし、複数プレイに様々な彩りを持たせられるというのもあります。

2018年の黒本で刊行される新作も、お得意の4人ヒロイン体制でお隣りさんという設定のようです。




「今夜は私だけを愛して、あなたの子供が欲しいの」
頬を朱に染めキャミソールを肩からはずしていく美菜子。
豊満な乳丘の先端には羞恥に震える熟れた乳首が……
「新しい嫁」は、信也が憧れつづけた隣家の四姉妹。
「第一夫人」の座を狙い、昼夜なく甘い性戯を仕掛けられ……
美菜子、綾女、翔子、栞――美女四人と一夫多妻生活!

tag : 童貞 高校生主人公 処女 女教師

上原稜「夢の一夫多妻」

上原稜「夢の一夫多妻」
(フランス書院文庫、2017年6月、表紙イラスト:八月薫)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)

夢の一夫多妻 (フランス書院文庫)
上原 稜
フランス書院
2017-06-26




【あらすじ】

父親と兄の急逝により一条家当主となった和弥は兄嫁だった真琴から求婚されて妻としたが、その直後に淑やかな義母の小夜子からも妻にして欲しいと求められる。一条家跡取りが二人を娶ったと聞いた許嫁の優花としては当然自分こそが正妻に相応しいと屋敷に乗り込み、二人の見守る前で処女を捧げてしまう。ここで第一夫人の座を巡る三世代の妻たちのバトルの火蓋が切って落とされたのだが…。


【登場人物】

一条和弥
一条家の次男で相次いで父親と兄を亡くしたために、大学受験を控えた年齢にも関わらず急遽当主の座に就いている。これまでの境遇と打って変わっての状況に真琴の助力を得ただけでなく、彼女のセックスレッスンによって次第にテクニックを身に付けていく。人並外れた巨根と精力の持ち主だが、他には大した取り柄の無さそうな普通の少年。

一条小夜子
39歳。和弥を出産して間もなく亡くなった第一夫人に代わり、第二夫人として一条家先代の妻となり家内を取り仕切っている。長い髪に和風の顔立ちで貞淑な印象そのものだが、和弥のことを実の子のように気に掛けていて、夫が亡くなるとともに自分も妻として名乗りを挙げることに。三人の中では一番の巨乳。

進藤真琴
27歳。和弥の兄の妻となっていたが、一夫多妻制とは別に浮気癖の強い夫に愛想を尽かして離婚していた。和弥が跡取りになる際に求婚を申し込む周囲を上手く説得し、一番初めに彼の妻として名乗りを挙げ、毎晩のようにセックスレッスンを施しては寵愛を受けている。互いに呼び捨てにしているだけに実の姉弟のように仲が良い。砲弾型の張りの良い巨乳。

橘優花
18歳。高校に通っているようで次男という立場だからこそ橘家の両親も納得して和弥の許嫁としたが、真琴や小夜子を妻にしたと聞いて優花自身は黙っていられずに屋敷に乗り込むことに。まだまだ成長中だが同世代の女子に比べると豊かなバストの持ち主である。処女。


【展開】

真琴の求愛を受け入れて和弥は今夜も寝室で騎乗位で貪る妻に委ねていたが、中出しをした直後にドアを開けられて小夜子が自分も妻にして欲しいと求められる。真琴は先輩として小夜子に対し体液で汚れた剛直を口腔で清めてと命ずるが、小夜子の口戯は想像した以上に巧みで呆気なく二度目の射精に導いてしまうと、休む間もなく対面騎乗位で跨がり巨根を受け入れる。亡き夫では届くことのない奥の奥を義理の息子によって穿たれている事実に、小夜子は早々と気を遣ってしまうものの和弥のフィニッシュに合わせるかのように連続アクメに達するのであった。

その頃優花は和弥となかなか逢えないことを気に掛けていたが、そんな折りに義母や兄嫁を娶ったとネットニュースで知り、立場が変わったのだから諦めなさいという父親の説得に反発して単身で一条家にやって来る。真琴や小夜子の見守る前で和弥に初めてを捧げることになったものの、これまで経験者にされるままのセックスばかりだった彼のために、優花の秘所を使って女体の仕組みをレクチャーさせられてしまう。和弥の指ピストンで果てた優花は剛直に貫かれるも、真琴や小夜子に敏感なところを愛撫されると次第に痛みも収まり、最後は自ら濃厚な子種を求めるくらいに乱れてしまう。

渋々ながらも橘家の了承を得られ優花も妻にした和弥だったが、肝心なことに誰を第一夫人にするかを決められずにいて朝は寝起きを迫られて小夜子と騎乗位で交わり、学校から帰宅すると三人から裸エプロンでの歓待を受ける。食堂で料理の味を聞きながら両端から小夜子と優花に身体を密着させられただけでなく、テーブルの下からは真琴が這い出てむき出しにしたぺニスを胸乳で挟まれ射精させられては食事どころではない。お仕置きのつもりで三人を四つん這いにさせてオナニーするように告げるが、中でも真琴が一際盛り始めているのを見ると、今日は真琴を犯すからと告げて激しいピストンの末に中出ししてしまうのであった。

夏の暑さも次第に増していくある日和弥は体調が思わしくないにも関わらず起こしにきた優花と一戦交わるが、熱が出て倒れてしまい流石に妻たちも和弥が良くなるまでは自重しようと申し合わせる。しかし看病に来た真琴や小夜子が思わせ振りなことをしておきながらもお預けを食らわさせられ、優花の時には身体を拭いてもらうだけでなく口で剛直を清めてくれと命令してしまう。その瞬間真琴と小夜子が部屋に乗り込んで来て約束を破ったと優花を非難するが、一応病人を労りながらもまぁ本人がヤる満々なんだしと納得し小夜子、真琴、優花の順に跨がり中出しを求めてしまう。

流石に毎晩では和弥の身は持たないと三人は「休交日」を設けたが、夜になり最初に真琴がシースルーのエロい格好で和弥の寝室を訪ねて来て、して欲しいと頼まれたからにはしてあげると言わんばかりにベロチュー手扱きを始める。次に優花が訪ねて来て真琴をベッドの下に押し込むが、優花も大胆にも乳谷を露わにしてパイズリフェラを始めてしまう。そこへ小夜子がやって来て折りしの台風で停電したみたいだと暗がりに紛れて訪問し優花をクローゼットに隠すが、素股同然にして跨がられては和弥も我慢の限界を迎えてしまい、真琴と優花が黙っている訳もなく姿を現し約束を破ったと押し問答になる。
隙を見て優花が和弥に跨がると二人に引き剥がされ、次は真琴、そして小夜子とこれでは落ち着く暇がないからと妻たちは一突きごとに交代しフィニッシュした人が子種を独り占めだと勝手に決めてしまう。和弥は小夜子の膣内で果てたものの他の二人が納得するはずもなく、結局いつものように全員に中出しとなるのだが、そんな狂乱も終えると真琴から生娘だった優花のために何かプレゼントを考えてと諭され旅行を計画する。

八月に入り受験勉強の合間を見て和弥は三人の妻を連れて山奥の別荘へ向かうと、優花だけでなく真琴や小夜子にもプラチナリングを渡し改めて求愛する。そして別荘の温泉で全身を洗ってもらいながら滾った剛直を三人の乳房で挟まれて射精すると一番に立候補した優花を正常位で抱き、次は真琴に騎乗位でのし掛かられ不服そうな二人には裏穴を指で弄って倒錯した喜びを感じる。最後に小夜子とは背面騎乗位で交わり、他の二人に密着されながら同時絶頂に達し、これからも幸せな日々が続くようにと願うのであった。そして…。


【レビュー】

美少女文庫でもヒット作品を刊行している上原稜(美少女文庫では上原りょう名義)氏によるフランス書院文庫での新刊は、2014年6月の『癒しづくし 母とふたりの姉』以来ちょうど3年ぶりである。ハーレム作風を得意としているだけに本作もストレートな誘惑作品であるのだが、その前提として国策による「資産に応じた一夫多妻制の奨励」があり、資産家の次男坊である主人公が父親と兄の急逝により突如三人の妻を娶ることとなる。表紙イラストが人気漫画家の八月薫氏によるものであることから、美少女文庫っぽく挿し絵を入れても良かったのかなとは思うのだが、そこは黒本として一線を引いておきたいということであろう。

三人の妻はなった順に兄嫁の【真琴】(27歳)、義母の【小夜子】(39歳、父親の第二夫人)、許嫁の【優花】(18歳)であり初めの二章で相次いで主人公の妻となる過程が描かれている。優花は年上の二人が妻となったのを知って実家を飛び出して主人公の元を訪ね、破瓜に至るまでのプロセスに触れられているので事実上の第一夫人的な扱いだと思われる。しかし主人公が優柔不断なために結論を出さないことから、第三章以降は三人入り乱れての誘惑合戦となっていく。個人的にはありきたりでも各人を妻にしていくまでのプロセスを見たかったので、三人の年代は違えど基本的にヒロインから動いていく展開は若干評価を下げざるを得ない部分である。

上原稜作品はどちらかと言えば主人公が動くよりもヒロインの方が積極的とも言えるし、一章毎に何かしらのエピソードを交えつつも三人の方から誘惑を仕掛けていく流れなので、せめて一章だけ(あるいは一人だけ)でも違う流れならば違った印象になったのかもしれない。貞淑なはずの義母、肉食的なお姉さん的な兄嫁、生娘だった許嫁とバリエーション豊富なのだが、情交場面ではさほどの違いが見られないので、積極的に迫られ過ぎてやや食傷気味でもある。ヒロインに迫られて労せずにハーレムゲットな展開がお好きな方にはオススメだが、個人的な好みとはずれていたのが残念である。

tag : 高校生主人公

上原稜「最高の禁忌 友人の母・友人の姉」

上原稜「最高の禁忌 友人の母・友人の姉」
(フランス書院文庫、2008年6月、表紙イラスト:松原健治)

ネタバレ有り。御注意下さい。
2016年11月24日レビュー再編集。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

正太は久々に再会した智美とペッティングまで経験するが、彼女の母親の美華子に別れるように説得され初体験をさせてもらうことに。それを知った智美からも誘惑され関係を結んでしまい、正太は悩んだ挙げ句に智美を選ぶが…。


【登場人物】

松原正太
16歳。幼い頃に母親を亡くし父親は会社人間であまり家に帰らないので、向かいに住む友人の嶋村貴志の家で世話になって食事を共にする事が多い。童貞だが一物は20cmクラスの巨根。

嶋村美華子
39歳。智美や貴志の母親。夫を20年近く前に亡くし、遺してくれた会社を経営。母親同士が同級生という事から、息子同然に正太を可愛がっている。少し青みがかった緩く巻かれたロングヘアーに、小顔で可愛らしい容貌で女盛りを思わせるグラマラスな女性。かつてはグラビアで活躍していた事も。Hカップ。

嶋村智美
21歳。美華子の娘で貴志の姉で看護学校を卒業し市内の私立病院で看護婦として採用が決まり、4年振りに実家に戻る。正太を貴志と同様に可愛がっている。


【展開】

智美が地元の病院に就職するため嶋村家に戻って来た翌日、正太は彼女の引っ越しの荷物の整理を手伝ってと頼まれるが、わざと着替えを覗かせているとは知らずにナース服から私服姿に着替えているのを見てしまう。覗きの弱味を握られされるがままにしていた正太はキスを奪われると、パンツを下ろされて皮被りの勃起を晒されて皮剥きされながら口唇奉仕を受け、口内へ射精してしまう。智美から好きになったみたいだと告白され、更には美華子に寄せる想いにも気付かれた正太は、混乱しながらも彼女に応えようと決意する。

その翌日から美華子の身体を意識しないように無理強いしていたものの、かねてから美華子は正太の眼差しを快く思っていただけにその変化に不審を抱くが、ある晩に正太が自宅を抜け出して智美の部屋で相互愛撫に及んでいるのを盗み聞きしてしまう。美華子は翌日に松原家を訪ね料理を作ってあげると、わざと隙を見せてソファーでうたた寝した振りをして自分に関心を持たせようと試みる。案の定罠に掛かった正太を諭し娘とは別れるように伝えると、パイズリフェラから正常位で誘い童貞喪失に導くのだった。

それから約1週間近く正太は智美と逢わないように口実を作っていたが、ある日仕事の帰りに自宅まで送っていってと連絡が入り病院に行かざるを得なくなる。そして智美の部屋にやって来ると自分か母親かの二者択一を迫られ、正太は智美を傷付けまいと彼女を選択する。智美の独占欲からか互いの陰毛を剃り合いっこし終わると、そこへ友人の貴志が恋人を連れてやって来たために智美と二人でクローゼットに逃げ込むが、友人と恋人のエッチに触発されて智美に誘われるまま口唇奉仕や情交に及ぶ。夕方になり嶋村家の一家団欒を目の当たりにした正太は、ふと寂しさを覚えてしまい家に逃げ帰ってしまう。

正太の異変に気付いた美華子は後を追おうとするが、その前に智美から正太に抱かれたと宣戦布告を受け、今晩だけは譲ってあげるからと力付けられる。そして正太の部屋に入ると眠りながらもたぎっているペニスを露わにすると、身体を密着させながら手で射精に導くが、目覚めた正太から呼び捨てにされママになったつもりで甘やかす。それでも寝室で待っているからと美華子に誘われ、日が変わってから嶋村家を訪ねると、智美を意識してか若返ろうとセーラー服に着替えていた美華子が待っていた。シックスナインでのパイズリ奉仕で射精すると、正太は騎乗位になった美華子を翻弄しこの日何度目か分からない射精にひた走るのであった。

こうして母娘と二股を掛けることになった正太は、貴志が部活の合宿で不在の間に三人で嶋村家の別荘へ遊びに出掛ける。貴志に誘われ仕方なく同級生とのダブルデートに行ったことに嫉妬したのか、車中で二人に精を四回も搾り取られた挙げ句に、テニスコートではラリーに勝った方が先に交われるとばかりに母娘のつばぜり合いを見せられる。そして草むらで智美に抱き付かれて駅弁で交わっていると、美華子も待ち切れぬとばかりに背中から抱き付き、更には尻穴舐めで早く射精させようとする始末。
そして別荘へ着くと、浴室でやっと一人にさせてもらって安堵するが、母娘はそうはさせじと泡姫プレイへ誘う。それだけでなく寝室に来ると、ナース服に着替えていた智美が患者に扮した美華子へ太いお注射をとばかりに誘い、淫らなお医者さんごっこを迫られる。流石に二人に中出しすると正太は疲れたとばかりに、母娘の間に割ってベッドに横たわるが、暫くは二股のままで良いからと許され幸せを実感するのだった。


【レビュー】

美少女文庫の主力作家の一人である上原稜氏の二作品目となる本作は、「禁忌」と呼ぶからに息子同士、母親同士が親友であるなかで主人公と友人の母親・美華子だけでなく、姉の智美までも関係を結ぶ内容となっている。当初から美華子に対して熟れた身体に欲情し、同時に自分が得られない母性を与えてくれる存在として想いを寄せているが、そこへ娘の智美が現れたことからこの二人の間で優柔不断を繰り返してしまう。

小さいときからの力関係で弟や主人公に対して優位に立つ智美だが、男性関係が全くない訳ではなく、ライバルが母親と知ると一応は認めつつも最後まで一歩も退く構えは見せていない。弟に恋人が出来てエッチを目の当たりにすると主人公を挑発するし、母親と競い一度は自分を選んでくれたとなれば陰毛を剃り合うことも厭わない肉食タイプのお姉さんである。

一方の美華子は友人である主人公の母親への申し訳なさもありながらも、時には母親代わりとなったり、ある時は娘に張り合おうとセーラー服まで着てみせたりするお母さんである。終盤に掛けて当時の美少女文庫作品同様にやや強引な展開も見え隠れこそするものの、基本的に暗い展開なんて無しという作風が「らしい」と言えるのかもしれない。


DSKさんのブログでも本作をご紹介なさっています。
2008/6/23 発売最高の禁忌-友人の母・友人の姉著:上原稜、フランス書院文庫→ Amazonはコチラから。→ Kindle版はコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。〈電子書籍〉→ ひかりTVブックはコチラ。〈電子書籍〉→ 総合電子書籍ストア【BookLive!】はコチラ。「今夜だけ、正太くんの優しいママになってあげる」肩からネグリジェを落として全裸になる友人の熟母。こぼれ落ちそうなバスト、薄布に透ける黒い絹草…親友には...
最高の禁忌-友人の母・友人の姉(著:上原稜、フランス書院文庫)








美少女文庫では2016年11月に新刊を出したばかりで、精力的な活動を続けていらっしゃいますが、黒本の方は約2年以上刊行が無い状態です。




【直近の黒本作品】「癒しづくし 母とふたりの姉」

癒しづくし 母とふたりの姉
上原 稜
フランス書院
2015-03-20



2017年こそはまたお目にかかることが出来たらと思います。






先日巽飛呂彦氏の作品のレビュー再編集をしたばかりなのですが、上原稜氏のこの作品や森一太朗氏の「デビュー作品」も同じ2008年6月刊行の誘惑作品なんですよね。


巽飛呂彦「隷嬢の檻 三人の義妹」




森一太朗「熟女の群れ【四匹の獣】」





当時の作品全般に言えることですが、350頁クラスの作品ばかりです。このテキスト量をこなすとなれば、ヒロイン2人だとやや持て余し気味にもなり、上原氏の作品だと友人の悩み相談やスパイスとして彼と恋人の情交描写まで盛り込まれている訳です。友人自身は母親や姉に対して単なる肉親でしかないですが、もし彼が相姦関係にあったならば相当な寝取られにもなりそうです。主人公から見れば甘々誘惑でも、仮に友人側からすれば強烈な寝取られにもなり、作中でも姉が弟と主人公のを比べる描写がありましたからちょっと…という気もしましたね。

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上原稜「最高の楽園 四人のお姉さまと寝室」

上原稜「最高の楽園 四人のお姉さまと寝室」
(フランス書院文庫、2007年12月、表紙イラスト:小玉英章)

ネタバレ有り。御注意下さい。
2016年7月13日レビュー再編集。

作品紹介(公式ホームページ)




【あらすじ】

父親の再婚で突然義母の連れ子の女性4人と同居生活を始めることとなった裕也だったが、義姉になった女性の中には憧れの先輩や酔った勢いで関係を持った女性も居て気まずい思いに。

【登場人物】

木下裕也
17歳。生徒会役員を務める高校3年生。幼い頃に病で産みの母親を亡くした。父親が仕事先で知り合った女社長と再婚した為、彼女の連れ子たちの義弟という境遇に。麻美に想いを寄せていて告白したがあえなく撃沈され、逆ナンパされた沙良と一夜限りの関係で童貞を卒業した。

木下牧乃
27歳。四姉妹の長女。多忙な母親に代わり、家事全般を行う。おっとりとした性格で全体的に肉付きの良い身体。「牧乃お姉ちゃん」と呼ばれることを望み、慈愛に満ちた性格の女性。高校時代に付き合った彼氏一人しか経験がない。

木下薫子
24歳。四姉妹の次女。母親が経営する証券会社に務めるキャリアウーマン。170cm近い身長でスタイルが良く、クールビューティーで縁なしの眼鏡を掛けた知的な印象の女性。そこそこ男性経験はあるものの、今は仕事優先の様子。

木下沙良
21歳。大学3年生。四姉妹の三女。麻美と同じ大学に通い、心理学を学ぶ。小麦色の肌に引き締まった健康的な魅力を持つ奔放的な性格の美女。麻美に振られて傷心の裕也をナンパし、童貞をいただいている。

木下麻美
19歳。大学1年生。四姉妹の四女。高校生の時は生徒会長を務め、才色兼備でおしとやかな雰囲気の女性。生徒会時代には裕也と相思相愛だったが姉弟になる事を知っていたので、告白の返事が出来ずに逃げ出している。処女。

【展開】

両親の再婚で四姉妹と同居を始めた裕也は奔放的な沙良に意味深な誘惑を受けていて、それを麻美に気付かれまいとするものの、ある晩にコンパから帰って来て泥酔した沙良の介抱をする内に誘われて馬乗りになられて再び関係を結んでしまう。

沙良の部屋から出て来た裕也を不審に思った麻美だったが、数日後の夜に二人が寝室で交わっている声を聞き、翌日沙良に話があるからと部屋にやって来る。義理の姉弟なのにと嫉妬剥き出しにして怒る妹に対して沙良はお見通しとばかりに挑発し、涙ながらに裕也が好きだと本音を吐かせるとクローゼットに潜ませていた裕也と対面させる。熱々な二人にセックスの仕方をレクチャーし麻美の喪失儀式を見届けると、沙良も裕也の顔面に跨がり三者三様に快感に浸ってしまう。

その週末に外出中の姉たちをよそに裕也は麻美に勉強を教えてもらっていたが次第にエッチな雰囲気になり、麻美に誘われパイズリ射精させてもらい四つん這いで交わるが、そこへ仕事を早めに切り上げ帰宅した薫子に見付かり、その晩に彼女の部屋へ呼び付けられてしまう。
薫子は黒いシースルーのスリップを纏って、麻美に相応しいかテストすると女王様然に振る舞うと、裕也にクンニさせながら勃起を足で踏み付けて焦らし、ぺニスをディープスロートして射精させようとする。ところが麻美が我慢の限界だと勃起を奪い口内で迸りを受け止め、四つん這いになった薫子が奪い返し麻美も負けじと裕也の腰を引き剥し、薫子の秘所を愛撫し数珠繋ぎになりそれぞれに快感を得る。その頃デートから帰宅した牧乃は、三人の淫らな光景を部屋の入り口で覗き見ながら激しくオナニーするが、薫子と目が合って逃げ出してしまう。

翌朝薫子は牧乃が妹たちや弟が卒業するまではと縁談を断ったと知り、ショック療法を与えようと裕也と麻美の関係を話し、性欲と恋愛を取り違えているようだと焚き付ける。そこで牧乃は妹に指示された通り休日で遅く起きた裕也を裸エプロンで出迎え、勃起させているのを見ると手コキだけでなく素股でも射精に導いてしまう。更にその晩には入浴中の義弟に泡奉仕していると、帰宅した薫子の乱入を受けて二人で裕也の精を搾り取らんがばかりに馬乗りパイズリや重ね餅での3Pを求めるのであった。

数日後忘れ物があるからと夜の校舎に麻美を誘った裕也は、生徒会室で改めて告白し受け入れられると後背位で彼女を抱き、姉たちに正式に交際を宣言しようとする。交際は認めたものの快感を忘れられない三人は裕也を誘惑し、始めに綾乃と馬乗りになって中出し、次は薫子と沙良が奪い合うかのようにアナルセックスを求める。そして裕也は麻美と正常位で交わるものの、姉たちに敏感な場所をそれぞれに愛撫を受け、前立腺まで刺激され射精してしまう。春を迎えて麻美と同じ大学に進学が決まったものの、二人きりの関係を楽しむのはまだまだ先になりそうである。

【レビュー】

「第1回美少女文庫新人賞」の特別賞を受賞しデビューした2006年当時は、まだ現役の大学生との触れ込みの若い作家である。「ハーレム王子」の呼び名の通り美少女文庫では複数ヒロインとのハーレム的な要素を好み、ヒロインの属性で姉もの(主に三姉妹)を得意としており、フランス書院文庫デビューにおいてもそれを踏襲している。

父親の再婚で義母の連れ子たちと義理の姉弟となった主人公ではあるが、四女の麻美とは高校時代に生徒会で働き相思相愛ながらもこうした事情があって成就せず、傷心の主人公の筆下ろしを三女の沙良がしてしまったことで余計に複雑な同居生活の始まりに繋がっている。

初めは沙良に家の中でも誘われ、次は麻美に見られて3Pとなり、更には次女の薫子に知られてしまう展開は実にそつが無い作りである。彼女が根っからの女王様気質ではないのは、二人の気持ちを確かめようと焚き付けた側面も伺えるし、自分の幸せを後回しにしようとする長姉の綾乃を触発させたのも同じである。彼女が次第に義弟に快感を与えられ乱れていくのも妙味の一つだが、終盤まで彼女が話の主導権を握ることに変わりは無いと思われる。

一つの情交描写自体は長めで足コキやローションを使った手コキに馬乗りパイズリや前立腺への刺激など、美少女文庫出身のキャリアを活かした華やかさの反面で少々冗長な部分もあるが、全体的には甘過ぎずに程々のバランス感覚の上に描かれた誘惑作品だと言えるだろう。ヒロイン全員が30歳未満とやや若めなのは、当時のフランス書院文庫の作品群の中でも特徴的である。

DSKさんのブログでも本作をご紹介なさっています。
2007/12/23 発売最高の楽園-四人のお姉さまと寝室著:上原稜、フランス書院文庫→ Amazonはコチラから。→ Kindle版はコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。〈電子書籍〉→ ひかりTVブックはコチラ。〈電子書籍〉→ 総合電子書籍ストア【BookLive!】はコチラ。僕を待っていたのは美女だらけの四姉妹同居生活!「驚いた?女のなかってとっても温かいのよ」「早く勃たせて、お姉ちゃんにしごかせてほしいの」「わたしが...
最高の楽園-四人のお姉さまと寝室(著:上原稜、フランス書院文庫)


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上原稜「癒しづくし 母とふたりの姉」

上原稜「癒しづくし 母とふたりの姉」
(フランス書院文庫、2014年6月、表紙イラスト:新井田孝)

ネタバレ有り。御注意下さい。

【あらすじ】

女3人に囲まれた生活に性欲が溜まっていた信也は義姉の若菜の下着を持ち出そうとして義母の麻紀に疑われて窮地に陥り、逆ギレして彼女と無理矢理関係を持つが、それを実姉の冬美や義姉の若菜に知られ近親相姦を犯してしまう。

【登場人物】

波多野信也
高校1年生。1年前に麻紀と再婚した父親を病気で亡くしたばかり。冬美に対し憧れと共に煩わしさを抱いているが、彼女の下着を頻繁に使ってオナニーしていた事も。厳格な義母と実姉に挟まれ、若菜に癒しを求めている。童貞

波多野麻紀
45歳。信也と冬美の父親と高校時代の同級生で一時期は交際していたが別れ、同窓会を機に再婚にまで至っている。生真面目で融通の利かない面も有るが、信也の父からサディスティックな情交を求められていたせいかややMな部分も持っている。

波多野若菜
24歳。麻紀と前夫との娘。保母の仕事に就いており、童顔で小柄な為か10代の少女に見間違えられる事も。意外な事に同世代の男性と交際しており、セックスは経験済み。信也を実の弟のように溺愛しているが、天然な面が有り突飛な言動に出る事も。

波多野冬美
20歳。女子大生。信也の実姉で間違った道に進まないように日頃から口うるさくしているせいか、信也から煙たがられているが、典型的な弟中毒タイプの姉。165cmEカップとスタイルが良く、男子によくもてるが女王様タイプで扱いにくいと評判に。

【展開】

麻紀や若菜が居る手前下着漁りを止めていた信也だが、我慢の限界に達して若菜の下着を持ち出そうとして麻紀に見咎められてしまう。
翌晩再び若菜の下着を持ち出そうとして今度は張本人に見付かり、やや意地悪くなった彼女の挑発に乗せられ下着にペニスをくるまれながら手コキで射精に導かれる。

ある日父の書斎で高校時代の麻紀との交際を綴った日記や再会してからのハメ録り画像を見付けた信也は、その晩に彼女の乱れた姿で夢精してしまい脱衣所で後始末をしていると、麻紀に見付かり頭ごなしに叱られてしまう。
逆ギレした信也はハメ録りの件を口にし麻紀が怯んだのを見て溜まっていた鬱憤を晴らすかの如く罵倒し、寝室でイラマチオさせた後正常位で彼女を貫き避妊具越しに立て続けに射精するのだった。

姉たちの目を盗み1ヵ月近くも麻紀と関係を続けていた信也だが、ある晩に冬美に部屋に連れ込まれて関係を問い質される。
麻紀より気持ち良くしてあげると口戯されて屈した信也は騎乗位で交わり、避妊具の中の精液まで味わう姉にすっかり魅了されてしまう。

実弟とのセックスに溺れる冬美はある日信也の部屋で若菜から貰った下着を見付け激怒すると翌日に自分が性の面倒を見ると若菜に宣言するが、若菜も負けじと反論し入浴中の信也に奉仕合戦をする羽目になってしまう。
冬美は若菜と2人で1度パイズリ射精させると騎乗位になり避妊具無しで信也と交わるとたちまち膣出しされてしまい、仰向けに横たわっていると若菜がのし掛かり重ね餅状態で2人のセックスを見せ付けられ受け入れざるを得なくなる。

信也から母との関係を聞かされた若菜はある休日に信也に存分に甘えさせてあげようと膝枕したり食事を食べさせたりするが、意外な事に甘えた信也はアナル処女を奪う事に関心を持ってしまい、渋々ながらもアナルセックスを受け入れる。
一方平穏な日々が戻りもの足りなさを覚え寝室で秘所に触れていた麻紀は信也に見付かるが、乱入して来た若菜から自分も関係していると聞かされショックを受けつつも、娘のアナルセックスに当てられ、ハメ録りされながら信也に膣出しされ絶頂する。

二週間後冬美に麻紀との関係が復活したと謝罪した信也だが、冬美は自分も仲間に加えてもらえないのは納得出来ないと麻紀や若菜を巻き込み4P奉仕に発展する。
禁欲のせいかあっという間にトリプルフェラで射精した信也は、若菜や冬美とアナルセックスで、最後に麻紀に膣出しし流石に力尽きるが、物足りない様子の3人にたじろぎつつも幸せを感じるのだった。

【レビュー】

前作「初体験づくし 義母、叔母、姉と」に続く「づくし」シリーズ第2弾となる本作では、義母、義姉、実姉の3人の年上女性が登場する。

厳格な麻紀と冬美に挟まれ、義姉の若菜に救いを求めようと下着に手を出そうとした所から始まるのは典型的な誘惑官能小説の流れだが、麻紀が幾ら弱味が有るとは言えあっさりと肉交に応じてしまったのはもう少し深みが欲しかった気がする。

実姉の冬美や義姉の若菜との情交や3P奉仕は姉好きの自分のような読者に取ってはたまらないシチュエーションでは有るけれど、やはり何故そうなるというのか、きっかけとしては幾分弱いように思う。

本作では熟女推しという程でもなく冬美≧若菜>麻紀というバランスで、時代の風潮であまり近親相姦の色合いを前面に出しにくいとは言え、深みが欲しいという点、終盤のアナル推しな点は個人的には残念。

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上原稜「初体験づくし 義母、叔母、姉と」

上原稜「初体験づくし 義母、叔母、姉と」
(フランス書院文庫、2013年12月、表紙イラスト:新井田孝)

ネタバレ有り。御注意下さい。

【あらすじ】

厳格で体面を気にする父の意向で浪人を余儀無くされ受験勉強で疲れた由樹を慰労する為、義母や姉、叔母と共に1週間温泉旅行に行く事になった。宿泊先の旅館の女将がかつて想いを寄せていた継母だと知り、由樹は彼女に次第に甘えるようになる。

【登場人物】

眞鍋由樹(ゆうき)
18歳。産みの母親は亡くなり、両親や姉と暮らしている。自己本位で体面を気にする大学教授の父が指定する大学に入れず、浪人生活を送る事になった。年齢の割には甘えん坊で幼い印象の少年。童貞

まどか
43歳。由樹の父の2番目の妻だった女性で、由樹が小学3年生の時から6年間一緒に暮らしていた。現在は温泉旅館の若旦那と再婚し、4ヵ月のひとり息子が居る。細面の顔に円らな瞳の優しげな女性。

眞鍋香穂里
35歳。由樹の父の3番目の妻で、由樹や璃子の継母に当たり、夫とは別の大学で准教授を務める。結婚して3年になるが、亭主関白な夫と未だに他人行儀な由樹の態度に心を砕いている。落ち着いた物腰で、4人の中で最もバストが大きくm台に届こうかというJカップ。

眞鍋璃子
由樹より4つ年上の実姉。典型的な弟想いで過保護にも思われる程の世話焼き。かつて付き合っていた彼氏が居たが、受験勉強に苦しむ由樹を見て側に居ようと別れている。意外に着痩せするタイプで巨乳。叔母の鮎美から女のたしなみを教わっているらしい。

岸谷鮎美
32歳。由樹の父の妹で兄とは折り合いが悪く、その結果何かと再婚した香穂里や甥・姪の面倒を見ており、数年前に独立し現在は個人で弁護士活動を行っている。
肩まであるセミロングの髪をひっ詰め、セルフレームの眼鏡を掛けた才媛。知人の紹介で性格の優しい夫と結婚したが、夜の営みはご無沙汰気味。20代の時に一夜限りの火遊びを頻繁にしていたらしく、性に奔放的。

【展開】

旅館の女将がまどかと知り喜ぶ由樹は、夜中に彼女の元を訪れ久しぶりに混浴した時に勃起させたのを恥ずかしがりますが、彼女から立て続けに手で射精させてもらうと想いを強くします。
翌日香穂里たちに正体を明かし、離れの別室に一行をもてなすまどかに子供が居るのを知り嫉妬した由樹は、同じく香穂里の存在を知り複雑な心境のまどかに口でしてもらいますがその様子を璃子に見られ、彼女はまどかとの行為を止める代わりにとアナルでならと進んで身体を差し出します。
次の日まどかに誘われた由樹の後をつけた香穂里は、女風呂で母乳を吸わせながら手や素股で射精させる彼女の痴態を見てしまい、彼に密会をしないように申し付けるも再び深夜に抜け出すのを捕まえた香穂里は、まどかで味わえない事をしてあげると暗い寝室で彼が満足するまで中出しさせます。
翌朝深夜の2人の情交を知った鮎美は由樹に罰を与えると女風呂へ連れ出して前立腺を弄ったり足でしごきながら立て続けに射精させ満足すると、開脚して女性器のレクチャーをし跨がりながら久々の絶頂を味わいます。
由樹は深夜に再びまどかの元を訪ねると間も無く後をつけた香穂里も乱入し継母同士の口論に発展しますが、鮎美に知恵を付けられた彼はどちらかエッチな方を選ぶと無茶な要求をし、2人にレズプレイをさせます。その後由樹に交互に抱かれた2人は公平に愛してもらう事で仲直りします。
旅行の最終日の朝に由樹は璃子に全てを話すと、彼女から受験に合格したらエッチさせるつもりだったと本心を打ち明けられ、彼は年上3人にアシストされながら姉と関係を結んだ後で鮎美、香穂里、まどかの順に抱く事となります。

【レビュー】

作中では主人公が高校を卒業した後の春休みを想定していますが、主人公の癒しを目的に温泉旅館を舞台にしており寒いこの時期にマッチしています。

主人公は体面を気にして口うるさい父親の干渉を受けていて、多分に周囲の女性たちが優秀過ぎて卑屈になっていると見られメンタルは打たれ弱く、言動もやや幼く感じます。
色々制約も有るでしょうが思い切って中学3年生の主人公で受験直前の冬休みを舞台にし、父親の悪い面を抑えた方が読み手としては余計な気を使わず楽しめたように思います。

本作では「義母が二人」というのが鍵で、新たな生活を築きつつ主人公との再会を喜ぶまどかと主人公と上手く付き合えない香穂里の対決で充分話が成立するし、実は描きたかった描写であろうレズシーンにかなりページを割いています。

まどかは旅館の若旦那と再婚し赤ん坊も居るにも関わらず、主人公と再会すると2人をそっちのけで誘惑するのは読んでいて気掛かりでしたね…。恐らく作者が描きたかった母乳設定を無理なく行うのには妥当かもしれません。

香穂里は夫や主人公との関係に悩みを持ち今回の旅行を企画した張本人ですが、まどかの存在の大きさに戸惑いその結果筆下ろしする事になり、その辺の葛藤は感じられました。
穏やかな物腰で「ですます」口調の彼女ですが、気になるのは主人公も彼女との交合場面で丁寧語で会話する為、ぎこちなさを感じいまいち盛り上がりに欠けました。
(彼女とのシーンでまどかと取り違えている部分が複数有り、結構大事な所だっただけに編集や校正の段階で間違いに気付いて頂けなかったのは非常に残念です…。)

この2人の比率が大きかっただけに、実姉の璃子はアナル要員、叔母の鮎美は女王様&掻き回し要員の印象が強く、正直鮎美は要らないかなという印象です。璃子の弟至上主義ぶりは好みだっただけに非処女だったのと出番が少ないのは残念でしたが、最後は膣で交わるので安心しました。

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上原稜「【初体験指導】四人の女教師」

上原稜「【初体験指導】四人の女教師」
(フランス書院文庫、2013年6月、表紙イラスト:新井田孝)

ネタバレ有り。御注意下さい。

【あらすじ】

付き合い始めたクラスメイトから手コキされただけで、あっという間に果ててしまった修太郎。
部活の顧問教師の純と初体験をした彼は、相次いで兄嫁や新米教師、義母と関係に及ぶ。

【登場人物】

皆川修太郎
17歳。高校2年生で陸上部に所属。母を亡くし、父は亜紀と再婚して間も無く海外赴任した為、彼女とはしっくりいっていない。

倉林純
27歳。体育教師で陸上部の顧問。仁美とは同級生で仲が良い。カマを掛けると直ぐにバレてしまう素直な性格。ショートカットに日焼けした肌、伸びやかな肢体。Fカップ。

皆川仁美
27歳。修太郎の兄の妻だが、仕事人間ですれ違いの生活が続いている。栗色の髪にクールな雰囲気を漂わせる英語教師。気さくで生徒から人気が有る。Gカップ。

金松理恵
22歳。国語教師だが日米のハーフで彫りの深い顔立ちだが、それにコンプレックスを感じ、瞳や髪の色を変えて清楚に見せている。大学生の時に付き合っていた彼が居た。Hカップ。

皆川亜紀
39歳。修太郎の父の後妻で学年主任。公私区別無く自他共に厳しい性格だが、なかなか打ち解けない修太郎の様子に心を砕いている。Iカップ。

【展開】

クラスメイトに告白され手コキだけであっさり終わった修太郎は純に相談すると、ゴム付きながらもセックスレッスンをしてくれます。
修太郎と親しげな純の様子に不審を抱いた仁美は彼女にカマを掛けて事情を知ると、修太郎を保健室に呼び出し純の代わりだと告げ中出しまで許してしまいます。
レッスンをするなら徹底的にと考えた仁美は理恵を標的に定め、傷心の修太郎を慰める口実で彼女にデートをさせてラブホテルで関係を持たせます。
休み時間にイチャイチャする修太郎と教師3人の様子に不審を抱いた亜紀は純を問い詰め、彼を教室に呼び自分が代わりに慰めてあげると告げ結ばれます。
しかし修太郎が部活をサボって一日中純や仁美とセックス三昧なのを知った亜紀は、理恵と組んで母子で面接の練習と言いつつ3Pに及び対抗します。
修太郎がクラスメイトとエッチに及ぶのを知り失恋したと早とちりした4人は純の部屋でやけ酒をあおりますが、彼女とは別れたという修太郎が現れると5Pで乱交に至ります。

【レビュー】

4人の女教師が出るという点で作者の既刊で有る「僕と四人の女教師 未亡人・人妻・独身・新任先生 」をベースにしているのだと思います。

勿論違いも有り、序盤で修太郎に手コキするクラスメイトは相当な遊び人で評判は芳しくないという逆補正を付け、彼にまとわり付く悪い女とさせています。
純と仁美の暴走っぷりはかなりのもので理恵や亜紀を巻き込みますが、相変わらずの主人公の絶倫っぷりにだけ惚れたように見えます。
仁美は兄嫁、亜紀は義母ですが相姦云々の欠片も感じませんし、他の2人に付いても主人公に惹かれるようなエピソードが用意されていません。

本作を年上女性たちの暴走っぷりを描いたラブコメディと捉えるならそれも有りかもしれませんが、個人的には単にエロければそれで良いのかという疑問は有ります。
主人公が絶倫でメリハリも無くひたすら性描写を延々と並べるだけでは、流石に何処が見せ場なのか良く分かりません。

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上原稜「妻の妹【禁忌旅行】」

上原稜「妻の妹【禁忌旅行】」
(フランス書院文庫、2012年12月、表紙イラスト:松原健治)

ネタバレ有り。御注意下さい。

【あらすじ】

妻の一家と旅行に来た勇作は、夫婦の営みを心配する義母や跳ねっ返りの強い義妹と相次いで関係を結んでしまうが…。

【登場人物】

塚原勇作
20歳台前半?大学を出て小百合と結婚したばかりで、弓枝の経営する輸入家具会社に勤務する。

塚原小百合
20歳台前半?勇作と同級生。勇作と結婚したばかり。セミロングの明るい髪で猫を思わせる二重の瞳に、母親似で愛嬌の有る丸顔。巨乳。

朝比奈弓枝
40歳台半ば?小百合と静佳の母親。輸入家具会社を経営する。娘たちが産まれて間も無く夫を事故で失っている。
旅行前に泥酔した勇作が妻と勘違いし、抱き付かれた甘い記憶が残っている。

朝比奈静佳
19歳。大学2年生。弓枝の次女で小百合の妹。腰まで届く黒髪に銀縁眼鏡を掛けた深窓の令嬢を思わせるが、小百合を慕う一方で勇作を敵視しており、ぞんざいな受け答えになる事も。

【展開】

妻や義母、義妹と温泉旅行に出掛けた勇作は、宿の手違いで4人で2間の部屋に泊まる事に。酔った勢いで弓枝に手を出した勇作は、夫婦間の中を訝る彼女の誘いで関係を持ちます。
一方自分を強姦したとでっち上げてビデオを録り、勇作を追い出そうと姦計を巡らす静佳は、逆に彼の愛撫で絶頂し身体を許してしまいます。
弓枝は静佳が隠し撮りした情交場面の映像を見て咎める所か、自分も深夜の露天風呂で「はめ撮り」を望みます。
静佳は勇作が隠し持っていた大人の玩具を見付け姉に使うなんてと罵倒しますが、逆に勇作に丸め込まれ玩具を使って散歩に連れ出され失禁絶頂に至らされます。
弓枝や静佳との関係に悩み泥酔する勇作に不審を抱いた小百合は、その晩に母娘3Pの現場に踏み込み自ら勇作を誘惑し関係を修復します。
その後深夜の露天風呂に入浴した2人は待ち受けていた弓枝や静佳と合流し4Pになだれ込みます。

【レビュー】

近年流行りになりつつ有る「妻の(彼女の)」の設定ですが、実はタイトルの言い回しを変えただけで昔から有る三姉妹ものや母娘ものと特に変わり有りません。
それでも「妻の」とすると、インモラルな雰囲気になるのですから不思議では有ります。

本作のタイトルは「妻の妹」ですが、実際は「妻の母」で有る弓枝が半分で「妹」の静佳が3割程度のように思われます。
実はフランス書院の公式サイトには弓枝が紹介されておらず、敢えて存在を伏せたように見えます。熟女推しが強い黒本の中でたまには若いヒロインかと期待しましたが…。

温泉旅行という非日常の舞台で羽目を外し過ぎとも言える義母や義妹の反応は苦笑を伴いますが、
実は浮気を知り我慢しつつも絶妙なタイミングで出て来た小百合の弾けっぷりが良かったと思います。

tag : 社会人主人公 母娘丼

上原稜「同級生の母娘【初体験の家】」

上原稜「同級生の母娘【初体験の家】」
(フランス書院文庫、2012年9月、表紙イラスト:新井田孝)

ネタバレ有り。御注意下さい。

【あらすじ】

土砂振りの中公園の四阿に身を寄せる静子母娘を見掛けた高志は、彼女たちを保護する。トラウマから女性に対し斜に構えた態度に出る彼は、次第に母娘を手に掛けていくが…。

【登場人物】

月成高志
高校生。両親を相次いで亡くしている。総合病院を経営していた父の愛人に無理矢理慰み者にされた過去が有り、女と付き合う事に腰が引けている。整った容姿の少年。

鳴沢静子
30代後半?会社経営の夫を亡くし更に夫の親友に会社を乗っ取られ、行く当てが無くなった所を高志に助けられている。腰まで届く髪に母性を感じさせる優しさを持った女性。

鳴沢沙織
高校生。静子の長女で高志のクラスメイト。跳ねっ返りの強い性格で、斜に構えた高志に嫌悪感を持つ一方で優しさに惹かれ素直になれずにいる。処女

鳴沢美遥(みはる)
高校生。静子の次女で高志や沙織と同じ高校に通う。静子に似て優しげな印象だが、病弱な事も有り華奢で色白な少女。処女

【展開】

梅雨の土砂振りの中で公園の四阿で身を寄せる母娘3人を見付けた高志は、静子と沙織を自宅に保護し熱を出していた美遥を入院させます。
高志にお礼を言う為部屋を訪れた静子は反応してしまった彼に手解きし、生い立ちを聞かされると母のような慈愛を見せ彼の求めるままに関係を持ちます。
高校に入学した高志に憧れを持つ美遥は見舞いに来た彼に告白し、言いなりになる喜びを感じつつ処女を捧げます。
母や妹が高志と関係を持っているのを知り、彼が無理矢理迫っていると勘違いした沙織は、2人の身代わりになると申し出て処女を失います。
高志の事情を知りいつしか恋愛感情を抱いた沙織は母との情交場面に現れて想いを打ち明け、高志も退院した美遥も加え3人を家族として受け入れます。

【レビュー】

2012年の黒本の誘惑作品では、「やさぐれ」や「荒ぶる」主人公が出て来る機会が増えました。
本作の高志もかつて父の愛人に慰み者にされ両親を失っており、それが原因で人間不信となり斜に構えた態度が見え隠れします。
本文中では彼の逸物の逞しさや絶倫ぶりを表すかのように色々な修辞を用いてますが、そこに文を割かずにヒロインの描写に使って欲しかったです。

前半はヒロイン3人に横柄な態度を見せながら関係を迫る様子に好感を持つ余地は無いかなと思いましたが、
所々に静子に母性を求めて甘えたり、美遥にアナルを弄られて喘いだりする描写も有り少年らしい部分も感じられました。

因みに出だしの高志と母娘の出逢いの場面やその後の展開は、青橋由高さんの黒本デビュー作品「僕とメイド母娘 ご奉仕します」にインスパイアされた面も有ると思いますがどうでしょうか。

【参考記事】

DSKさんのブログDSKの官能レビュー整理箱より、「荒ぶる」主人公に関してご考察された記事を2点ご紹介します。

DSKの官能レビュー整理箱 恋人は友達の母と姉-ひと夏の秘密体験(著:芳川葵、リアルドリーム文庫)

DSKの官能レビュー整理箱 先輩の妻-タブー(著:秋月耕太、フランス書院文庫)

tag : 母娘丼 姉妹丼 処女

プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が300冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
一部で関係者(作家さんや編集者さんなど)と思われているようですが、全くの見当違いです。
官能作品に関わる全ての方に感謝しつつ、読み続けていきたいと考えています。

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

〈コメント〉
どなたでも書き込み自由ですが、管理人が許可するまではコメント欄に反映されないので、その辺りはご理解下さい。

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