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高竜也「【僕の初体験】叔母姉妹」

高竜也「【僕の初体験】叔母姉妹」
(フランス書院文庫、2006年3月、表紙イラスト:松原健治)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

父の海外赴任により亮は横浜に住む朋子と恵美の叔母姉妹に引き取られることになった。夫と離れて暮らす恵美が自宅に男を連れ込み肛姦までしているのを見て、亮は恵美にセックスを迫り親しい仲となる。しかし母屋に住む朋子が二人の不適切な関係に気付いてしまい、禁欲を強いられた亮の性的な関心はこの未亡人叔母へと向かっていく。


【登場人物】

村木亮
16~17歳くらい?の高校2年生。父親は新潟が勤務先の石油会社だが、ウラジオストクに赴任が決まったために急遽父の実家のある横浜の磯子区に移ることになった。新潟では男子校に通っていて、横浜に引っ越してきたばかりなので付き合っている女子はいない。童貞で性欲を持て余している。

川畑朋子
38歳。亮の父親の妹で兄に代わって村木家の家屋を相続しているが、2年前に夫を亡くしてからは一切の男性関係は無い様子。子どもはいない。中学で教員を務めており常識人で、艶やかな長い髪と豊満な身体付き。

富田恵美
36歳。亮の父親や朋子の妹で市内にある某自動車メーカーに勤務する夫と結婚してから村木家の敷地に新居を構えたが、あいにく夫は現在技術指導のためにアメリカへ赴任中。栗色の短い髪型に細身ながらも、バストやヒップは外人モデル並みに張り出した魅力的な身体付き。かつての同級生と不倫関係にある。


【展開】

横浜に越してきて叔母姉妹の歓待を受けた亮は恵美の私生活に興味を抱き、その二日後に合鍵を使って富田家に忍び込む。二階の寝室を覗くと恵美が高橋という情人を連れ込んでおり、口唇奉仕で飲精した後にクンニリングスを受けてあられもない声をあげ始めていた。更に四つん這いになった恵美は何とアナルセックスまで許していたようで、衝撃的な光景に立て続けに三度も射精した亮は高橋が膣交をせずに慌ただしく立ち去ったのを見送ると、当て付けがましくオナニーしようとしていた恵美の元を訪ねる。関係は全て知っていると甥に脅された恵美は観念しながらも、せっかちに挿入しようとして自失した亮の精力に感嘆しつつ、教える姿勢を崩さずに騎乗位で童貞を奪うのであった。

教員の朋子は帰宅時間が18時過ぎと決まっており、専業主婦の恵美と高校に通う亮に取っては夕方の数時間を使って、セックスに明け暮れる日々を送ることになる。そんななかで恵美が必ずと言って良いほど最初に手扱きをしてくれたが、わざと気張ってから美貌に白濁を浴びせると陶酔したのを見て、もしやマゾ性があるかもと性癖を見抜いてしまう。高橋がしたように肛姦まで許してくれたのを見てますます恵美に溺れていくが、そんな関係はある日朋子が所用を早く済ませた日に富田家の浴室から聞こえた喘ぎ声に気付いたことで終止符が打たれる。

朋子に諭された亮だったが恵美がバイトに出るようになると欲情を抑えられなくなり、富田家に侵入し寝室のタンスから赤いパンティを取り出してオナニーを始めてしまう。そこへ朋子が訪ねてきて恵美にバレないように隠し通してくれたが、その日の夕飯に珍しく朋子がワインを飲み始めたことに違和感を抱いていると、パンティを使う行為は始めてかと問われる。次第に朋子の話の内容が妖しくなり恵美のは使うのに何故自分のは使わないと詰られケアが必要なようだと告げられるが、勃起に気付いているのに一向に埒があかないことに苛立ち亮が手淫を始めると、とうとう朋子が手を貸してくれて射精に導いてくれたのだった。

翌晩も朋子は酒の酔いの力を借りると少年がケアを求めてくるだろうと期待していると、入浴を終えた亮がしてと甘えて来たので猛烈なスピードで扱き射精させる。我慢が必要だと教え込むためにやんわりとペニスを扱き、更に乳首が尖り出すほどに舐めて焦らすと口内に先端を含んで射精させ、なおも勃起が衰えを見せていないのを知り亮の手に乳房を委ねながら再び白濁を飲んでしまう。次の朝に生理が終わったばかりの朋子は亮が浴室に入ってきたのを拒めずに手扱きで射精させると、まだ寝たいからと寝室に戻り亮がいる前で狸寝入りし始める。予想したように亮が身体にタッチし始めると、次第に愛撫を受け入れて乳房だけでなくパンティを脱がすことにも協力してしまい、更には舌による秘所への蹂躙も許してしまう。寝た振りをしていたのも忘れ朋子は亮の言いなりになり四つん這いになると、アニリングスを受けながらの指ピストンでアクメに達するが、これ以上はダメだと理性を取り戻し口で射精に導き終わりを宣告する。

数日後朋子の夫の三周忌を迎えて亮は今日くらいケアを求めずに寝ようとするが、ふと富田家を見ると恵美が新たな不倫相手を家に引き込むのを見て苛立ち、やはり朋子の慰めを受けようと仏間を訪ねる。そこで喪服姿の朋子がオナニーをしており亮は今度は自分がケアしてあげる番だと襲い掛かるが、拒否する態度を取り続けていた朋子も剛直の侵入を受け、焦らしに焦らされ立て続けにオルガスムスを迎える。こうして亮が朋子に迫るという体での蜜交は毎日のように繰り返されるが、恵美がバイト先の社員旅行に出掛ける直前に亮が大人になったみたいと指摘されどぎまぎする。そして恵美のいない夜に朋子と肉欲に溺れるが、そこへ雪で足留めを食らったからと恵美が帰宅し性交を見られるが、彼女は二人を糾弾するのではなく自らも裸になり少年を求めてしまう。

淫らな行為が終わった後朋子はアメリカにいる恵美の夫から一緒に暮らそうと電話があったことを妹に告げると、恵美も高橋に付きまとわれていたから清算する良い機会だと渡米を承諾する。数日後恵美を見送った亮は気兼ねなく朋子とセックス三昧だと浮かれるが、そこへ父親が体調を崩し帰国するとの報せを受け恵美に新潟に帰るよう勧められ、亮はいつか二人の叔母との思い出も忘れてしまうのだろうかと感慨に耽るのであった。


【レビュー】

高竜也作品で頻繁に用いられる「近親との新生活」を題材にした相姦作品である。未亡人の朋子と夫の海外赴任に伴い一人きりの恵美の叔母姉妹だが性格は正反対で、教職の朋子はお堅い印象なのに対して恵美は奔放的な性格で夫がいても身体の欲求不満は別で男に次々と手を出してしまう。二人の甥に当たる主人公に取って身近な女性に性的な興味を抱くのはいた仕方ないところで、まして恵美は前述の通り奔放的であるから、彼女の浮気現場を見た主人公が関係を迫るまでの流れは至ってスムーズである。

私が教えてあげるという姿勢を崩さない恵美との情交場面は総じていやらしく、性に盛んな主人公なだけにその技巧の上達も早いので、恵美が本質的にマゾ性であるのを見抜きプレイをエスカレートさせていく。但し凌辱作品ではないのであくまでもごっこ遊びの範囲とも言えるのだが。

朋子は妹が主人公との不適切な関係を知って咎めるが、一度禁断の味を覚えた者に我慢を求めるのは無理な話であり、自らも教師として生徒たちに性的な匂いを嗅ぎ付けて悶々としてしまう状況である。とは言えお堅い職業で未亡人叔母という立場からそう素直に求める訳にもいかず、主人公のわがままに仕方なく応じる姿勢を貫いている。そのなかでお仕置きとばかりに少年の乳首を舌で舐めて焦らし、射精寸前にまで追い込むのは彼女の持つ女王様気質の一部なのかもしれない。高竜也作品では割と珍しく最後は叔母姉妹での3P描写もあるのだが、結末はいつものように夢の終わりを示唆するものである。

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高竜也「復讐相姦 義母と姉の魔性が晒されるとき」

高竜也「復讐相姦 義母と姉の魔性が晒されるとき」
(フランス書院ロマンZ図書館、2001年9月、表紙イラスト:宇野亜喜良)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

女癖の悪い父親に悩まされ実母が離婚させられた過去を持つ征吾は、ある晩酔って帰宅した義姉の翔子を力ずくで凌辱すると、次は外泊してばかりいた義母の真世にも毒牙を向ける。更に彼は母の復讐とばかりに父の秘書たちをも犯していくが、その一方で翔子はだらしない男に溺れていき、次第に依存症のような言動を繰り返すようになり…。


【登場人物】

松宮征吾
17歳。デザイナー界の雄である松宮雪雄の長男だが、父の浮気癖により実母は離縁の上に放逐され事故死している。その原因を作った義母の真世や義姉の翔子、現在の愛人である秘書たちにも怒りを向けるが、究極的には自身も傷ものとなることで父への復讐を果たそうと試みる。風俗に通い既に童貞を卒業していた。少年らしく仮性包茎だが大人顔負けの巨根。

松宮翔子
21歳。松宮の最も古い愛人に産ませた娘だが破綻同然の両親の仲をみて反発し自らも堕落した生活を送り、大学へはほとんど行かずに男を取っ替え引っ替えしている。最近では売り出し中の俳優・吉岡と付き合い始めたらしい。

松宮真世
34歳。松宮の後妻で血の繋がらぬ翔子を軽んじつつも、後継者の征吾には何かと取り入ろうと腐心している。松宮との夫婦仲は既に破綻も同然で、自らも若い恋人を作っては夫の目を盗み逢い引きを繰り返す。

加納明美
20代?のモデルで吉岡と婚約の記者会見を開いている。吉岡が女たらしなのは承知した上で、一番愛してくれているのは自分だと信じ込もうとし、征吾の凌辱を素直に受け入れてしまう。実家は画廊を営む資産家で、明美自身も吉岡に比べると人気の面では格上である。

吉井亜伊子
25歳。松宮の秘書兼現在の愛人で、4年前に大学のミスコンで優勝するほどの美貌の持ち主。語学に長けており常に海外へは松宮に同行していたが、彼自身が糖尿病で性的に不能なためにいつも玩具で責められて不満を募らせていた。

大柴由加
22歳。入社してすぐに松宮に取り立てられて秘書となり、亜伊子も自分の立場を脅かす存在になるのではと不安を抱き始めている。身長165cmと背が高くてスタイルが良く、初経験は15歳の時と豊富な性体験の持ち主。

沢口桃子
征吾のクラスメイトで父親は著名な映画監督。征吾は自らの誕生日を祝ってほしいと彼女の自宅に招かれ、性的な関係を結ぶことに。桃子自身は恋人になりたい様子だが、若い征吾はまだ縛られたくはないようで答えを曖昧に濁してしまう。


【展開】

征吾はある晩酔って帰宅した翔子を寝室まで運び介抱しているうちに怒りがこみ上げて来て服を剥ぐが、やれるものならやってみなさいという挑発的な態度に淫裂を露わにし剛直を挿入する。凌辱されてイカされる屈辱を与えるためにピストンせず、密着した腰をのの字を書くようにして陰核に刺激を与え続けると、流石に翔子も限界とばかりに達してしまい征吾もそれに合わせて中出しする。翌朝目覚めると既に翔子は外出し、真世が帰宅するまでは帰らないだろうからと次は彼女を標的にしようと決意する。

数日後真世がホストとの外泊旅行から帰ってくると、征吾は彼女の入浴を見計らい浴室に侵入し背中を流すと告げると、背中やヒップの性感帯をさりげなくタッチする。感じてきたのを隠そうと真世が気分が悪いと先に部屋に戻ったのを追い掛け、マッサージを口実に鼠径部や淫裂近くの際どいところにまで手を出すが、彼女が期待する素振りを見せたところでお休みと言って立ち去ったふりをする。きっと一人で慰めずにはいられないと征吾が睨んだ通りドアの隙間から覗くと、真世がバイブレーターを取り出し開脚してしたいと口走っている姿を目の当たりにするのであった。

征吾は翔子が不在の間にタンスの引き出しのなかを覗くと、どうやら吉岡の玩具にされているらしく、義姉が秘所だけでなくアヌスまで晒された写真を見付けて憤怒に駆られる。翔子の電話に吉岡からのメッセージが入っていたのを聞くと次の日にホテルで待ち伏せし、吉岡が明美と別れて翔子を抱くために上階に向かったのを見るや、衝動的に明美を穢してやろうとわざと彼女の車の前に飛び出す。車の後部座席に乗り夜の大使館街に来たところで停めさせると、征吾は姉に代わって復讐するつもりで明美を犯そうとするが、当の本人は吉岡の罰を受けると殊勝な態度を見せる。辱しめを与えるはずだったのに、結局は和姦になり征吾は複雑な思いを抱きながら別れを告げる。

その翌日なに食わぬ顔で翔子と顔を合わせた征吾は、今度は真世に恥をかかせようと仮病を使い、寝室に様子を見に来た義母にマッサージするようにねだる。話の合間に若い恋人の存在に気付いていると暗に匂わせ、すっかり臨戦態勢となったペニスを晒け出し、オナニーの手伝いをしてと命じる。予告なく射精した征吾の先端を口に含まれて気持ち良さを感じると、お返しとばかりにパンティ越しに淫裂をなぞり下着を脱がせたものの、挿入はしないとバカにしたような態度を見せて浴室に向かう。真世はなおもご機嫌を取ろうとするが、断固として拒否の態度を崩そうとはしなかった。

数日後父が十数日に渡る渡欧から帰国し松宮家で慰労会が開かれるが、次に亜伊子に狙いを定めた征吾は疲れているだろうから今夜は泊まっていったらと引き留め、夜遅くなってから来客用の寝室を訪ねる。父が糖尿病で性的に不能なのを知っていただけに本物に渇望しているのに違いないと征吾が迫ると、形だけの抵抗を見せながらも亜伊子もあっさりと陥落してしまう。そして行為を終えて部屋を出ると翔子の部屋の扉が閉まるのが聞こえたので押し掛けると、犯したいならば好きにすればと告げられて徹底的に愛撫を施すも征吾には抱くつもりはなく、吉岡と早く別れた方が良いと声を掛けると義姉はあまり調子に乗らないことだと強がりをみせる。

期末試験を終えて夜の六本木を歩いていた征吾だったが、どうやらドラマのロケが行われていたらしく、吉岡を遠巻きに見守る明美の姿を発見する。もう逢うことは無いと決心したのにと征吾が告げると、明美は吉岡の収録が遅くなるからと部屋に招き、いきなり抱いてとばかりに迫ってくる。婚約はしていても上手くいっていないらしく、乱暴にしてという求めに以前から興味のあった肛門性交まで果たす。しかし吉岡が意外にも早く帰宅し殴られた征吾は松宮の名前を出すと、明美ももう別れようと強気に切り出したものの、吉岡の説得に応じたようで征吾のいる前で性交を始めてしまう。

吉岡の入籍を知って翔子の夜遊びがぶり返すようになり、征吾はある晩泥酔して帰宅した彼女を寝室まで運んであげるが、抱いてと求められせめて一時の悲しみを癒すだけでもと指ピストンで絶頂に導く。しかし翌朝には既に翔子の姿はなく、しかも真世が全く関心を抱かないことに怒りを覚え、父の居場所を聞き出すと自宅を飛び出す。宿泊先では亜伊子だけでなく新卒で採用したばかりの由加もおり、亜伊子の沈んだ様子をみるとどうやら父が由加に乗り換えたのが明白である。その晩亜伊子と由加の泊まる部屋にやって来て夜も更けたころ、征吾はメゾネットの階下にいる由加に迫ると、彼女も好き者みたく周りに聞こえるほどあられもない声を挙げる。行為を終えて亜伊子のベッドに向かうとやはり玩具を使ってお楽しみだったようで、オナニーを披露すると本物が良いと求めるのであった。

GWを迎えたある週末に桃子から誕生日を祝ってとパーティーに誘われた征吾は、会の最中に自分だけ部屋に招かれ見せてくれたアルバムに吉岡と翔子が一緒に写っているのを知って関係が復活したのではと疑う。夜になって桃子に誘われ身体を繋げるが、義姉のことが気掛かりで桃子の告白に曖昧に返事をしてしまう。そこで征吾は明美が参加するファッションショーへ向かい話を聞こうとするが、ショーが終わるなり部屋に誘われ激しくしてと性交を求められる。どうやら吉岡の女遊びは収まっていないようだと確信したなかで、今度は翔子が人目を気にしながら父の書斎から出てくるのを見付け、更に父より金庫から金品が持ち出されたようだと聞かされる。数日後金庫の暗証番号が分からず格闘する翔子を取り押さえるが、義姉は服を脱ぎ抱いてと言わんばかりで、征吾も欲情を覚え交わってしまう。

自宅と別荘を往復し不在がちの父が倒れたと聞かされ征吾が伊東に向かうと症状が軽かったようで安堵するが、どうやらお気に入りの座から陥落したらしく合流した亜伊子も含め二泊するつもりだと父に告げる。その晩寝室を訪ねて来たのはすっかり貫禄のついた由加で、父と亜伊子に睡眠薬を飲ませたとあっけらかんと告げられ、女の情念を感じつつも交わってしまう。しかし亜伊子も黙っては引き下がるはずもなく、次の日には由加を欺いて部屋に踏み込んでくる。先に口唇奉仕をしていた由加はせっかちにペニスを扱き、先端が完全露出するほどに表皮を剥き射精させると、亜伊子は征吾のすぼまりに指を挿れて前立腺を刺激して騎乗位で跨がる。由加もバイブレーターを取りに行くと、亜伊子の裏穴に挿入してペニスでイカないように対抗するのであった。

こうして征吾は父の秘書たちと爛れた関係を繰り返すようになるが、ある日翔子と真世が吉岡のことで言い争うのを聞いてしまい、その直後に翔子から真世を「あの女」呼ばわりにし凌辱するように依頼される。報酬の前払いとして翔子と交わっているなかで、真世が翔子への電話を取り次ぐ際に吉岡に積極的にアプローチしたらしく、狡猾な吉岡はその寝物語を翔子に話したのだと聞かされる。
義理の娘の情人を寝取る義母の淫らさに父を蔑ろにするのにもほどがあると憤り、征吾は真世が北海道へ旅行に行くのを利用して凌辱計画を立て現地へ向かうと、やはり吉岡の撮影に合わせて宿泊していたようである。隣室で様子を伺っていた征吾は吉岡が入浴している間に真世を自室に引きずり込み、秘所を晒し情交の痕跡を認めると正常位で剛直を挿入しせっかちにピストンして精液を顔面へ浴びせると、今度は騎乗位でと求めるがそこで真世が隙をみて逃げ出そうとする。なおも犯される立場をアピールする義母の芝居を蔑みながらも征吾は後ろの穴に狙いを定めて犯し、吉岡がロケに向かうと再び部屋にやって来た真世と二回も交わり完全屈服させてしまう。

宿泊の最終日に由加から連絡を受け父が入院したと聞かされた征吾は真世とともに病院に直行すると、思ったよりは元気そうだが次の日に二人で話がしたいと父に呼び止められる。由加に話を聞くとどうやら亜伊子は会社を辞めたらしく、数日前に電話で話したばかりなのに変わり身が早いと呆れ、翔子に電話しても連絡が取れずに苛立ちを募らせる。
翌日征吾は父から上顎腫瘍にかかっており視神経にも及んでいて手術を受けねばならないことと、近々真世とは離婚することを告げられる。更にその日の夕方には翔子が北海道で吉岡と無理心中をはかったとニュースで知り、父には知らせずにいようと考える。松宮を継ぐかは自分で判断しなさいと父から言われたが、征吾を除いて誰一人手術を見守る人のいない父を不憫に思いながら、後継者になると固く決意するのであった。


【レビュー】

フランス書院の企画ものとして刊行された「ロマンZ図書館」は2000年から2001年の三回に分けて出されており、高竜也氏と牧村僚氏と本シリーズでデビューした黒澤禅氏の三氏が二冊ずつという内訳である。当時の黒本にはまだ誘惑系というはっきりとした指針があった訳ではなく、従ってロマンス系という括りで纏められていた時期である。凌辱系では既に新書版として「ハードXノベルズ」が存在しており、そのロマンス版が「ロマンZ図書館」であり新書がまだまだ売れていた時期に実験的に刊行したものと思われる。これと似たケースがいわゆるジュベナイルポルノである「ナポレオンXXノベルズ」で、先述した牧村僚氏も黒本作品を改題しイラストを付けた作品を発売している。これが後の美少女文庫に繋がっていくもので、とかくポルノノベルは新書という拘りから、持ち運びに便利な文庫版への変化をもたらしたのであろう。

肝心な作品については新書にありがちな二段組という訳ではなく、基本的にフランス書院文庫と変わりがない。約20~30ページで1章という構成は時間がある時に少しずつ読み進められる利点でもあるが、高竜也作品らしく場数は多い割にはあっさりと終わってしまう短所もあるかもしれない。本作も主人公の父親がファッションデザイナーというセレブな一家ではあるものの、肝心な父親が女にだらしがなく、実母を追い出し死に至らしめたと主人公の恨みを買うことになる。同居するヒロインたちも愛人から後妻となった義母と、元愛人の娘である義姉のいずれとも互いに血の繋がりがなく、主の振る舞いを見て好き勝手に行動し男に依存しがちなところが見受けられる。

初めは亡くなった母の復讐を誓い義姉を犯す一方で、義母に対してはペッティング止まりとさせている違いは、義母が夫を蔑ろにして若い男にうつつを抜かしている弱味を握っているからだと思われる。義姉が次第に女たらしの俳優に溺れていくのを知ると婚約者にも手を出すし、父の秘書を愛人にしていると聞けば彼女たちを犯している。衝動的な少年主人公らしく計算なんてあってないようなものだが、唯一テクニックだけは風俗通いで習得したらしくヒロインたちを絶頂に導くことになる。しかしながらヒロインの方がやはり上手で、特に秘書の二人によって翻弄される描写もある。

次々に女たちを毒牙に掛けていくなかで、周囲に欺かれているのに気付かぬままである父の不憫さも感じるようになり、終盤で娘の情人を寝取る義母に制裁を与えるときには「復讐」の本質が変わっていく。そして父の復讐を果たす一方で義姉の心はどんどん壊れていき、本質的に利己的な義母も家庭を顧みないまま終盤に向けてピークアウトしていく。その先には主人公だけという残酷な現実は、いかにも高竜也作品らしい皮肉な結末でもある。

あくまでも個人的な推測となるが、本作は恐らく新聞か雑誌の連載用として持っていたものではないかと思う。章が変わって改めて同じことを解説する箇所が多数見られるからである。回りくどい気もするが、その丁寧さもあって官能描写の補足となっているところはやはりベテランなのだと感じる。


DSKさんのブログにて、本作が紹介されています。
2001/9/20 発売復讐相姦-義母と姉の魔性が晒されるとき著:高竜也、フランス書院ロマンZ図書館→ Amazonはコチラから。征吾、17歳のあなたに私を穢せるの?……相姦を犯す勇気が、姉を辱しめる獣性があるの?……美しすぎる21歳の姉・翔子の嘲笑。雪肌を暴かれ、組み敷かれてもなお、少年を侮る余裕に弟は、亡き母に捧げる復讐劇の開幕を宣言する。禁忌の秘肉を侵入していく征吾の姦牙。姉、義母、女秘書……青狼が貪る美しき獲物たち。...
復讐相姦-義母と姉の魔性が晒されるとき(著:高竜也、フランス書院ロマンZ図書館)


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高竜也「僕は三度タブーを冒す 姉と妹と義母」

高竜也「僕は三度タブーを冒す 姉と妹と義母」
(フランス書院文庫、2006年6月、表紙イラスト:新井田孝)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

受験を控えた陽平は夜遅くに階下へ向かうと脱衣所の曇りガラスから義妹の理沙の裸体を覗き見て欲情を覚え、眠りについた彼女の手を借りたオナニーをしてしまう。理沙も兄の行動に気付かぬ訳もなく兄妹で淫らな行為を繰り返すが、義姉の真弓に知られてしまい陽平は弄ばれることに。そして義母の亮子もまた抑圧してきたおんなを剥き出しにして陽平に迫り、関係を結んでしまうが…。


【登場人物】

川村陽平
17歳の高校2年生。半年前に札幌市内で有数の医療法人を営む父を亡くし、実質的な後継者として周りから期待されている。成績優秀で真面目で大人しいが、義母の亮子やその連れ子たちに性的な興味を抱き始めた童貞の少年。

川村亮子
38歳。陽平の父親が院長を務めていた病院でナースとして働いていたことがあり、その美貌と聡明さもあって見初められ後妻となっている。前の夫との間に真弓と理沙の二人の娘をもうけたが死別しており、再婚するまでは困窮した生活を送っていたようである。従って常に陽平を前面に立てつつも自らは性的渇望を抑え込み、川村家の一員で居続けようと腐心する節が見られている。

川村真弓
19歳の女子大生。亮子と亡き父との間に産まれ、母親同様に華やかな美貌の持ち主で、自らもそれを意識して振る舞い複数の男性と交際しては別れてを繰り返している。とは言え女三人での生活の苦しさを知っているだけに、陽平を立てる素振りを見せていたが、彼の弱味を握ったことで爛れた性的関係を結ぶようになる。

川村理沙
16歳の高校1年生でチアリーディング部に所属していて、身長160cmで整った肢体の持ち主。母姉とは違ってその美貌を押し出すことはなく、奥深いものを感じさせている。陽平が女性として強く意識しているとともに、彼女も単に義兄というだけではない思いを抱いている。男性経験はない。


【展開】

進級を間近に控えた春休みに勉強中に転た寝をしていて深夜に目が覚めた陽平は何か飲もうと階下に降りるが、浴室の脱衣所に全裸の理沙がいて曇りガラス越しに瑞々しい肢体が浮かび上がっているのを見て性的興味を抱き始める。そして理沙の寝付きが良いのを利用して彼女の部屋に忍び込み、パジャマの前をはだけさせ乳房に触れていると、何か痒みを感じたらしく理沙が下腹部に手を伸ばすのを目にする。それに唆されたかのように陽平も秘所へ手を潜りこませると、愛液が滲み出ているのを知って興奮に包まれながらこわばりを露わにし理沙の手を借りて扱くと呆気なく白濁を吹き出し愛妹へ浴びせてしまう。

翌日朝遅く目覚めた陽平は理沙の部屋に忍び込むと引き出しの中の日記を発見して目を通すと、そこには理沙だけでなく真弓も自分のことを異性として興味を抱いていると書かれていて嬉しくなるが、部屋を出たところをちょうど外出しようとしていた真弓に見付かってしまう。彼女がいなくなったところで真弓の私生活が気になり部屋に入りタンスを探ると、穴あきパンティを見付け自ら足を通し穴から覗く剛直に異様な興奮を覚えてオナニーする。それだけで性欲を抑えられず深夜に再び眠っている理沙の部屋を訪ね疑似手扱きを始めるが、理沙は起きていたらしく私で良ければと射精までさせてしまう。そして部屋を出ると泥酔して階段で眠っていた真弓と遭遇し、自分の行動を見られたかもと不安を抱き始める。

次の日に陽平は理沙に無理やり迫ったことを謝るが、お兄さんのためなら何でもしてあげると言われては歯止めが効かず、手で扱いてもらう内に剛直を愛妹の口内に突っ込んで射精し飲ませてしまう。こうして次第に行為をエスカレートさせていく日々が続いていたが、三日後の昼間に理沙の部屋に来たところで真弓に呼び止められ、パンティを盗み出したことや理沙との妖しい行為を白状させられる。どうやら真弓は彼氏に捨てられたらしいと知って陽平はここは従うことを決意し、口唇奉仕を受け入れて射精させられ、更に秘所を見たり触ったりしながら自慰を命じられて二度目の絶頂を迎える。

浴室で洗いっこしてから仕切り直して再び真弓の部屋に戻ると、陽平が童貞だと言っていたことを信じたらしく、こういうやり方もあると馬乗りになって結合する。童貞を卒業した陽平はその日の夜も真弓と深夜に自分の部屋でセックスをするが、そんな二人の親密さを亮子や理沙が疑うのは時間の問題であった。ある日外出から戻った亮子は二人の性行為を知ることとなり、真弓が合宿で数日間家を空けた折りを見て陽平に問いただそうと考える。理沙に睡眠薬を飲ませて自分はワインをがぶ飲みして酔っている状況で寝室まで運んでもらい、あられもない姿になっているとやはり陽平が手を出してきたのを見てオナニーの手伝いをして射精へ導くと、愛撫する手に委ねて自ら挿入するように仕向けるのであった。

合宿から戻った真弓は母と陽平との間に漂う微妙な空気にいち早く気付きある晩酔い潰れた振りをしていると、母がわざわざ自分が寝たかどうか確かめに来たのを見てこれから性交を始めるのだと確信する。ベランダに回り母の寝室を覗くと陽平が開脚した亮子の秘所を愛撫している最中で、二人を羨ましいと思いながらも行為に合わせてオナニーせずにはいられなかった。しかし真弓は自分と性格が似ているからと敢えて母を問い質すことはせず、隙を見ては陽平との関係を続けていく。

新学期を迎え母や姉と親しい仲だと気付いた理沙はある日の放課後に映画を観たいと陽平を誘うと、母には外で食事をすると伝え暗にまだ帰りたくないとアピールする。自分と亡き父しか鍵を持っていないマンションの一室に連れて来られて自分を特別扱いしてくれていると喜ぶと、ワインを飲みたいと告げ酔いの力を借りて抱いて欲しいと求めてしまう。

こうして理沙と結ばれて自宅に帰った陽平だったが、立場を理解している義母はともかく義姉をどう関係を清算しようか思案しながら眠りにつくと、真弓が逆夜這いの如く部屋にやって来て口唇奉仕をしていたことに気付き目を覚ます。射精させられて落ち着きを取り戻すと真弓を振り払いもうしたくないからと突き放すが、翌朝起きてみると理沙の姿が見当たらない。そこへ彼女の親友から自殺を仄めかすメールが来たと連絡を受け空港に向かうと、理沙を発見するとこれから一緒に流氷を見に行こうと網走まで飛ぶ。もう流氷は岸から離れつつあり遊覧船は出ていないと聞かされた二人は宿を取り乱れた一夜を過ごし、翌朝ゴムボートを借りて沖へ出ると次第に流氷に取り囲まれ動けないことに気付くが、このままで良いからと流れに身を委ね転た寝を始める。暫くして救助船のエンジンの音が近付いてくるのが聞こえた陽平は、自宅に帰ればきっと母や姉は何ごとも無かったかのように振る舞うのだろうと思うのだった。


【レビュー】

個人的な印象として高竜也作品では北海道や北陸といった冬寒い地域を舞台にすることが多く、本作も札幌で医療法人を営む一家の相姦物語である。父親を亡くし後継者として期待を一身に浴びている17歳の主人公だが、義母とその娘たちとは血の繋がりがなく何処かでは他人同士という趣もある。

女性たちのなかでは義妹の理沙に対して最も親愛の情を抱いているのだが、ぎこちないながらも性的な戯れを繰り返していくうちに義姉の真弓にバレてしまう。奔放な彼女は男性に依存していかないと心が持たないようで、母の再婚相手の家の体面に多少は気を遣いつつも好き勝手にやっている様子である。恋人と別れたばかりでフレッシュな少年の性欲の強さに溺れていくが、当の主人公は絶頂の瞬間に義妹の名前を口にするくらいだから心はまた別物なのかもしれない。

体面を気にしてというのは義母もまた同じでナースとして働いていたときの生活の苦しさを思えば、別の恋人を見付ける訳にもいかず性的渇望を抱いている。そんななかで長女と主人公との性交を知って自らもそうなりたいというのは無理もないかもしれないのだが、血の繋がらぬ母子の相姦という面からすればちょっと弱いのかなと思われる。作者としては娘姉妹ヒロインに力点をおきたかったのかもしれず、義母との情交場面は一章だけである。

母や姉が主人公と性的な関係を結んでいると知った義妹はまた自らの純潔を捧げようと身を委ねるが、姉と対峙して衝動的な行動に出るのはまだ未成熟というのもあるのかもしれない。同じ時期に活躍していた鏡龍樹氏の作品ならば、ここで自分に振り向かせたいから負けないと淫らになることが多く、こうした書き手による違いを楽しむのも一つの考え方ではないかと思う。

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高竜也「長く狂った熱い夜 養母【最高の贈りもの】」

高竜也「長く狂った熱い夜 養母【最高の贈りもの】」
(フランス書院文庫、2006年9月、表紙イラスト:新井田孝)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

大学進学を機に実家を離れて上京し、寮に引っ越しすることに決めた浩太郎だったが、魅力的な養母の彩子やその娘の由衣を見て性的関心を抱かずにはいられない。そしてある日眠る彩子の裸体を目の当たりにして…。


【登場人物】

柳沢浩太郎
19歳の大学1年生。父親を亡くし母親も急性白血病で亡くしており、母の看護師であった彩子に成人するまでの養子として引き取られている。実家から都内の大学まで通いで通学するのは不便なため、夏休みを終えた後は大学寮に引っ越しすることが決まっている。童貞。

及川彩子
37歳。看護師として市内の病院に勤めている。夫を病気で亡くし、実家が地元の名家ということもあって暮らしには困らない程度の蓄えがある。

及川由衣
16歳。浩太郎を実の兄同然に慕っており、最近では一人の男性として意識し始めている。テニス部に所属し鍛えられた瑞々しい身体を自宅で見せ付けられ、浩太郎としても意識せずにはいられないが、何とか理性で抑え付けている。処女。


【展開】

授業を終えて帰宅し先にシャワーを浴びた由衣は、浩太郎に見せ付けるようにバスタオル姿を披露するが、それが義理の兄の性欲に火を付けたとは知らずにいた。暫くして洗濯物を出し忘れたと気付いて脱衣所へ向かうと、浩太郎が母のパンティを洗濯機に放り込むのを見て性的関心を懐き、ナンパされていた蒲鉾屋の息子の誘いに乗り自宅を訪ねる。カクテルを飲まされフワフワとしている中で、由衣は突然青年に抱き付かれて腰を密着させられると、目の前でオナニーを見せられて服にザーメンをかけられる。更にソファーに押し倒されそうになり抵抗すると、そこに彼の姉が現れて申し訳ないと謝罪されたものの、男子の性的な一面を覗き見て満足する。

その晩遅く帰宅した彩子は腹上死した患者がED薬を服用してまでセックスしようとしていたと知り性感を触発されながらも、由衣が浩太郎に見せるよそよそしさに二人の間に性的な何かがあるのではと訝る。そして入浴する前に下着を洗濯機に入れようとして既に洗濯が済まされているのはおかしいと気付き、もしかすると浩太郎が下着に悪戯しているのではと思い当たる。相次ぐ性的な出来事に彩子は浴室で思わずオナニーしてしまい、脳裏に浩太郎の一物が浮かべながら絶頂に達する。

そんなある日彩子の誕生日祝いで浩太郎は由衣にもワインを勧めると、早々と酔っ払った由衣を先に介抱して寝室に寝かせ、泥酔した彩子もシャワーを浴びた後は素肌にバスローブを着て眠りについてしまう。すかさず浩太郎は由衣が寝入ったのを確かめると彩子の寝室に侵入し、バスローブの前をはだけさせて魅力的な乳房を舌で舐め回すと、次は開かれた股の狭間に目を剥ける。秘所の匂いを嗅ぎながら舌を差し出し愛液が滲み出すのを見ると、我慢の限界とばかりに剛直を下腹部に向けて擦り始めて射精する。一度の放出で収まらないのは珍しいと女体への執着の強さを感じながら、浩太郎は彩子に握らせながら乳房に再び射精するのであった。

泥酔していたとは言え彩子は熟睡していた訳ではなく、浩太郎に握らされた剛直の硬さを感じながら、浴びせられた粘液の匂いに触発されていた。翌朝彩子は非番とはいえ由衣を送り出すと、浩太郎の反応を見ようともう一度眠りたいからと告げ、彼の目の前で焼酎のストレートを飲み出す。案の定浩太郎が寝室を訪ね、前夜のようにぺニスを握らせようとしたところで目を覚ますと、彩子は曖昧な態度を見せながらもマッサージしてと求める。浩太郎が再び悪戯し始めたところで目を覚まし、物分かりの良い振りをして手で射精に導くと部屋を追い出すが、彩子としてはセックスしたいとの欲求を一層募らせオナニーしてしまう。

蒲鉾屋の息子の一件で浩太郎の性に興味を抱いた由衣は下校して彼の部屋を訪ねるが不在で、彼のベッドに横になっている内に眠ってしまい、性夢を見て目を覚ますと秘所が濡れているのを自覚する。もしかしたら浩太郎がと思いながら階段を降りていて、由衣は足を踏み外し怪我を負ってしまい、結局浩太郎に入浴を手伝ってもらう羽目に。浩太郎が自分の裸体を見て勃起しているのを見て勃ってると囃しながらも、由衣はこのまま終わらせたくはないと添い寝してと要求し身体を密着させ、そんなに辛いならと手で射精に導くが彼が立ち去るとオナニーを始めてしまう。

その晩遅く帰宅した彩子は予想した通り浩太郎が寝室を訪ねて来て快裁を叫ぶが、患者から貰ったブランデーを触媒にして酔うと、浩太郎のしたいように身を委ねる。要所要所で本番だけはと口にするが、その執拗なまでの愛撫に陥落しそうになりつつも、巧みに素股になると挿入を自ら求められない立場を恨みながら快感を得るのであった。

数日後会合で三日間彩子が不在にすることになり、その間に由衣の17歳の誕生日を迎えると、浩太郎は二人で寿司屋で夕食を取り日本酒を口にして酔いを楽しむ。由衣は部屋に浩太郎を誘うと捧げるつもりだったとセックスを求めるが、恥ずかしさのあまり一度手で射精に導いた後で俯いてしまい、それを察した浩太郎はずるい兄でゴメンと謝罪しながら正常位で破瓜へ導いてあげる。

彩子は由衣の振る舞いを見て浩太郎が好きなのか問うと、意外にも本人からは結婚までするかは分からないが浩太郎の役に立ちたいので医学部を目指したいと返される。由衣が大人になったなと実感するなかで彩子はくじ引きで当てた能登への旅行で、浩太郎に全てを捧げるつもりで二人きりで出掛ける。まだ夜は長いと言いながらも家族風呂で浩太郎の長大なぺニスを扱いて射精させると、我慢の限界とばかりに彼を横たわらせて騎乗位で受け入れてしまう。能登での一夜で五度も交わりあられもない声をあげた彩子だったが、家に戻ると一転して貞淑な女の仮面を被り、浩太郎が上京する前夜まで逢瀬を繰り返すのであった。


【レビュー】

養母とその娘という関係性は目新しい設定ではあるが、実母や実妹という関係に近い付き合いであるから、高竜也作品お得意の相姦ものとしては一応成立している。その反面では血の繋がりがないだけに精神的な関係という方が、背徳的な雰囲気も得られているのかもしれない。

彩子、由衣(未成年ではあるが)ともにアルコールによる酔いを借りたペッティング描写が多く、由衣は女子高生ならば逆に酔いを使わない描写の方が納得のいくところもある。本番は意外なほどあっさりなのも高竜也作品らしいが、本作での終盤の盛り上がりを考えればそれで良いのかもしれない。

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高竜也「熟叔母三姉妹【秘悦】」

高竜也「熟叔母三姉妹【秘悦】」
(フランス書院文庫、2006年11月、表紙イラスト:松原健治)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

父の海外赴任に伴い裕吾は父方の叔母三姉妹に預けられるが、有希叔母のパンティを使ってオナニーしていたところを麻衣叔母に見付かってしまい、罰としてマッサージをして欲しいと命じられる。過去に残酷な目に遭った麻衣は少年の性に触れて、自らの慰めに利用しようとしていたのだが…。


【登場人物】

柏原裕吾
15歳。自動車メーカー勤務の父が中国の工場へ赴任するため、鎌倉の実家に住む真紀子たちに預けられる。性欲旺盛で特に私生活がミステリアスな有希に対し、強い関心を抱いている。医師を目指す成績優秀な少年で、週三回東京の進学塾に通っている。

柏原麻衣
27歳。柏原家の三女で自宅近くの女子高に勤めバレー部の顧問の一人として活躍している。かつて高校に通っていた時に肉体労働者らしき男に凌辱されて以来異性に恐怖を抱き、次々に優男風の相手と短期間の交際を繰り返していた。

柏原真紀子
37歳。柏原家の長女で裕吾の父に当たる兄が家業の資産管理に興味を抱かなかったために、彼女が実質的な家長の立場に就いており、5年前に夫を亡くして以来は実家に戻り再婚も一切考えずにいる。

柏原有希
30歳。柏原家の次女で大学医院に勤める有能な心療科医だが、プライベートは一切姉妹には明かさずに逆に裕吾の関心を招くことに。実は根室在住の妻子持ちの医師との不倫関係が続いており、陰では苦悩を重ねている。


【展開】

裕吾は自宅に戻るとおめかしした有希が珍しく慌てた様子で出ていくのを目の当たりにし、いつもは部屋を施錠するのに開いていたことに気付き、部屋に侵入し有希の下着を見付けるとベッドに横たわりオナニーを始める。その頃部屋で惰眠を貪っていた麻衣が有希の部屋の異変に気付き、裕吾の行為を目にしてしまう。その晩に罰を与えるという口実で部屋に裕吾を呼び付けるとマッサージをしてと命じるが、好奇心から手を出して来るだろうと期待し狸寝入りする。予想した通り秘所に目を向けた時に目覚め、叱り付ける振りをしながらも手伝いをしてあげると裕吾の勃起を晒すと、大人顔負けで仮性のペニスに圧倒されながらも手扱きで射精に導く。
このままでは済まないだろうと予感した麻衣は翌日体調不良で早退し裕吾の帰りを待ち受けると、案の定彼はセックスしたいとストレートに訴えてくる。ひとまず手扱きで一度射精に導くと浴室に逃げ込むが後を追って来て、更にもう一度射精させて今度は施錠して部屋でオナニーに浸ろうとするが、裕吾が執拗に扉をノックしていていかにも仕方なくを装い中へ招く。裕吾が上になり身体を重ねると麻衣は積極的に少年の乳首を愛撫するが、それだけで身体に挟まれた勃起が打ち震えるのを感じ、同じように丁寧に愛してと指戯によってエクスタシーを味わう。それでも時間がないからと翌土曜日に二人で湯河原に日帰り旅行へ出掛けると、念願の筆下ろしを叶えてあげるのであった。

しかし端から裕吾と深い関係に浸るつもりが無いだけに、性欲旺盛な彼の執拗な求めにウンザリし始め、女子バレー部の宿舎に住み込みでの寮長の話を受けると逃げるように引っ越ししてしまう。しょげる裕吾を見た真紀子は自分が二人の関係を知って引っ越すきっかけを作っただけに、週末に麻衣が忘れ物を取りに来ると連絡を受けて、裕吾が再び関係を迫るのではと危惧する。
麻衣は所用があり今晩は泊まらない、そんな事情は知らず塾から帰ってきた裕吾は、彼女が寝室に寝ているものと思い込み夜這いをかける。セックスを迫る前に手を借りて一発抜いたものの、うめき声をあげながら目覚めたのは何とネグリジェ姿の真紀子だった。ペニスを握らされて性的渇望に囚われただけに巧みに裕吾からして欲しいと言わせると、握っただけで呆気なく射精するが、十代の旺盛な精力を見せられて今度は口唇奉仕でイカせてしまう。
今度は自分の番と裕吾は真紀子の秘所を見せてもらうと舌で味わうが興奮のあまりに果ててしまうと、ぐったりとした叔母を浴室に連れていきシャワーを浴びせる。そしてバックで交わり膣内射精すると、寝室に先に引き上げ戻ってきた真紀子に今晩だけはならば何度しても良いねと言質を取り、指ピストンで膣内を撹拌して絶頂へ導く。そして四つん這いにすると興味のあったアナルへの挿入も果たすのであった。

一夜限りという約束を守り何ごともなかったかのように振る舞う真紀子を見て、裕吾は自分のために犠牲になってくれたのだと納得するが、麻衣がお見合い結婚をすると聞いて穏やかな気持ちでいられない。かねてより興味のあった有希宛てにある日手紙が届いたのを見て裕吾は密かに中を覗き、根室に付き合っている男がいてクリスマスに札幌で逢う約束をしていたのを反故にすると知るが、うっかり手紙を汚してしまいあわよくばを期待して有希には知らせずにいた。
先回りして札幌のホテルの同階の部屋を取りクリスマスディナーで正装した有希を見送ったものの、叔母を惨めに晒すのもと思い男は今晩来ないことを告げる。真相を知った有希は思い切り酔うと共に、後腐れのない甥だからこそと開き直り淫らになろうと決意する。
有希はマッサージを口実に身体を触らせて勃起しているのを目にするとまずは手で放出させ、汚れた手を洗って裕吾に浴室に連れていってもらい身体を洗わせる。飾り毛を剃られて興奮したせいか秘芯を舐められると潮を吹くほどの快感を得て寝室へ戻ると、今度は裕吾の乳首を舐めながらペニスを扱き口唇で精を受け止める。日付けが変わる頃有希は馬乗りになり裕吾の旺盛な性欲に溺れるが、翌朝早く置き手紙だけを残して部屋を立ち去る。
遅く目覚めた裕吾はフロントで有希が石垣島に向けて旅立ったと聞いて、叔母らしいと苦笑いしこのまま羽田に向かうのもつまらないと行き先を考えていたが、そこへ真紀子から電話があり父が本社に栄転し帰国すると聞かされる…。


【レビュー】

本作も三人の叔母を題材として中編を繋ぎ合わせた連作となっており、過去に凌辱されて刹那的な恋愛しか出来ない三女の麻衣、夫を亡くして以来ひとり身の長女の真紀子、不倫関係に嵌まっている次女の有希と三者とも傷を負った女性たちとの情交をメインに描かれている。性欲旺盛な16歳の主人公だけにペニスに触られただけで射精するほどだが、一晩で何度も勃起出来るほどの逞しさに叔母たちも溺れてはいくものの、やはり叔母と甥という関係は切っても切れない訳で一度きりになってしまう。

その一度きりだからこそ交合するまでのプロセスは実にいやらしく、高竜也作品ではお馴染みのオナニーの見せ合いや、白濁を浴びて身体に塗りたくるなどの描写が秀逸である。近年一人一章型で最後は…という作品が多いのだが、一章におけるパターンの豊富さでは近年の方が勝ると思うが、濃厚さと丁寧な描写においては高竜也作品も決して負けてはいないと思う。

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高竜也「妹・梢」

高竜也「妹・梢」
(フランス書院文庫、2004年2月、表紙イラスト:村山潤一)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)


妹・梢 (フランス書院文庫)
高 竜也
フランス書院
2012-08-17




【あらすじ】

両親の事故死に伴い、伯父夫妻に引き取られた章吾と梢の兄妹。従姉の奈美に誘われて章吾は身体を重ねたが、その秘密を知った従兄の純一に弱味を握られて梢が性的な奉仕を強いられてしまう。両親の遺産目当てに純一と結婚させられると知った梢は…。


【登場人物】

蒼井章吾
17歳の高校2年生で、道内のラグビー部の強豪校に通っている。1年前に交通事故で両親を亡くし、伯父に当たる元木家に引き取られている。ラグビーの練習中に右腕を怪我しており、奈美が世話を焼くことに嬉しさと鬱陶しさがない交ぜとなっている。

蒼井梢
16歳の高校1年生で章吾の実妹。典型的なお兄ちゃん娘で、盲目的なほど彼に甘えている反面で、当初から奈美や純一とは距離をおいて付き合っている。小柄ながらも平均的な同世代の女子に比べて胸やお尻はしっかりと育っている。処女。

元木奈美
21歳の大学生で章吾兄妹の従姉。奔放的な性格で派手な交遊の噂が絶えない。これまで付き合っていた彼氏が倒錯的な性交を好んでいたらしく、娼婦のように振る舞っているが、家庭の不和にいち早く気付き鬱憤を晴らそうと章吾を誘惑する。

元木純一
17歳の高校2年生で奈美の実弟。章吾とは別の高校に通いラグビー部に所属していたが、暴力沙汰を起こして退部処分を受けている。柄の悪い連中と付き合っており、セックスの経験も豊富。梢に異常なほどの好意を寄せてはいるが…。


【展開】

章吾は右腕を怪我し入浴するのにも苦労していたが、そこへ奈美が悪戯な笑みを浮かべながら手伝ってあげると誘われる。奈美のセクシーな身体付きを見ただけで勃起するが、彼女は分かっているとばかりにペニスに触れて手扱きで射精に導く。呆然とする章吾を置いて奈美もふらついたように部屋に戻っていくが、その瞬間を見た梢は二人の態度を見て、何かあったのではと疑いを抱く。

そんなある日章吾は奈美に誘われて札幌市内の元木家のマンションの部屋にやって来ると、目的は一つしかないとばかりに浴室で一度射精に導かれる。そして寝室へ移動すると奈美はセックスを教える代わりに自分が女王様だと主張し、奴隷とした章吾の四肢をベッドに縛ると顔面騎乗になり快楽を貪り絶頂してしまう。そしてそのお返しにシックスナインで口唇奉仕を仕掛けると、章吾の拘束を解き初体験は正常位で導いてあげる。

ある晩梢はトイレへ行こうと部屋を出ると、廊下にいた純一に手をひかれ章吾の部屋の前にやって来る。そこで兄と従姉が性行為をしているのを知りショックを受けるが、純一から兄妹を追い出すのは自分次第だと脅されて、本番は絶対しないからと約束されたもののオナニーの手伝いを強いられる。更にはイラマチオ同然に口腔を犯されるが、兄の為に犠牲になると決意し気丈に振る舞う。

両親の一周忌を迎えた日の晩、梢は元木夫妻や親戚たちの話を聞き、自分が純一といずれは結婚させられると聞いてショックを受ける。その話を聞いた章吾は梢に対して純一には決して気を許すなと告げるが、自分自身は奈美との関係を断ち切るまでにはいかずに誘われるままに性交に及んでしまう。

翌日曜日に章吾のことで話があると純一に呼び出された梢は、自信たっぷりに二人の関係は続いているぞと従兄に告げられて反発するが、そんな気持ちも無視されて暗がりのなかで裸体を披露せざるを得なくなる。純一を怒らせなければ全ては丸く収まると考えて梢が積極的に打って出ると、どうやら一度の手扱きだけで満足したようで部屋を出るが、やはり悔しさのあまりに涙を流すのであった。

数日後元木夫妻が口喧嘩をしたらしく重苦しい空気に包まれるが、章吾は奈美からの又聞きで金に目が眩んだ伯父が蒼井家の遺産に手を付けるかもしれないと知り、複雑な思いに駆られながらもマンションで逢瀬を繰り返していた。ある日アルコールの酔いも手伝いアナルセックスを経験してから元木家に戻ると、梢が浮かぬ顔をしながら純一の部屋から出てくるのを目撃してしまう。

章吾は怒りに任せて純一を責めるが、姉との関係を切り出されてはずこずこと引っ込まざるを得なくなり、体調が悪いと訴える梢のことが気掛かりなものの、セックスの快楽に抗えずに再び奈美の元へ向かう。しかし先に純一からこれ以上関係を続けてはまずいと忠告を受けていたのもあって、奈美は手のひらを返したかのように拒絶する。そこで強引に奈美を押し倒しペニスを挿入すると、口では嫌がる素振りを見せながらも順応する奈美を正常位からバックに変えて、強弱を付けながらピストンし背中に精を吐き出すのであった。

一方純一は章吾をやり込めたものの梢との結婚が危ういものとなった以上は、力ずくでモノにしてやろうと決意を固める。章吾が奈美を犯していたその頃純一は梢の部屋に押し入ると、抵抗する梢の頬をビンタして体格差でベッドに押し付けると、下着を剥いで歳に似合わず成熟した少女の身体を蹂躙する。そして挿入を迎えようと気を抜いた瞬間を見計らい、梢は純一を蹴飛ばして逃げるが二階に追い込まれすかさず電気ヒーターを階段から投げ落とすと、素っ裸の純一にヒットして滑り落ちた後で出血失神させてしまう。

純一を殺してしまったと気が動転し梢は書き置きを残して生家へ逃げ込むが、直後に帰宅した章吾は誰もいない部屋に血を拭ったタオルと壊れたヒーターが残されているのを見付けて梢の行方を探す。生家にいるに違いないと見当を付けてやって来ると、梢から抱いてと迫りまだ処女のままだからと訴えられる。妹の想いを汲んだ章吾は禁忌の意識はひとまず置いておき、これからどうなるか分からないが、一時の快楽に溺れて身体を重ね合わせるのであった。


【レビュー】

「相姦の語り部」の高竜也作品は大まかに母親(叔母)主体、実姉主体、実妹主体と相姦対象が分かれるが、本作は短くストレートな題名の本人である梢がメインヒロインである。両親を失い兄にベッタリの梢に対して、章吾自身は守るべき大事な人だが性的な対象として見るのはかなり後の話である。これは高竜也作品でお馴染みの高学歴な男子主人公らしくもあり、身近に従姉の奈美がいて誘惑される環境にあれば尚更の話ではあろう。

誘惑者である奈美は倒錯した性交を交際相手に求められていたこともあり、童貞の章吾に対しては逆に自分が主導できる立場になったこと、章吾がやりたい盛りの若者でタフなことが引き合わせる要因になったのかもしれない。一方従兄の純一としては姉が性の対象ではなく、すれた性格なだけに可憐な梢を一気に征服せずに自分好みに仕立てていこうとする。皮肉にもそれによって彼女の純潔が守られ、兄に捧げることができたわけだが…。

終盤にややサスペンスめいた流れになるが、再読した時に思わず章吾が純一に手を掛ける流れになるのかと身構えたものの、実際は純一が痛い目にあっただけで済んだので一安心といったところである。

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高竜也「年下の彼 麻衣子が淫美獣に変わる時」

高竜也「年下の彼 麻衣子が淫美獣に変わる時」
(フランス書院文庫、2008年11月、表紙イラスト:新井田孝)

ネタバレ有り。御注意下さい。
2016年12月3日レビュー再編集。

作品紹介(公式ホームページ)






【あらすじ】

亮太朗に妹が凌辱された代償に麻衣子に肉体関係を迫る晴樹。彼女は年下の少年との禁断の関係に溺れる内に、新たな脅迫者が現れる。


【登場人物】

西村麻衣子
38歳。亮太朗の実母で夫は4年前から海外赴任中で、年に数回しか帰国していない。ひとり息子の亮太朗を溺愛している。

西村亮太朗
17歳。麻衣子の息子で生徒会の副会長を務める。晴樹の妹と付き合っていたが、それを逆手に取られ、晴樹が麻衣子に迫る材料にされる。童貞。

高見沢晴樹
17歳。亮太朗の同級生で、ラグビー部で活躍しているだけに日に焼けて逞しい体つき。麻衣子に興味を抱いていて、亮太朗が妹を凌辱したと巧みに嘘をつき接近する。豊富な性体験の持ち主らしく、表面上はSの悪童だが、アナル責めで感じるMの性癖の持ち主。父親は造船会社の重役で長崎へ引っ越しすることに。

松下秀和
17歳。麻衣子の姉の息子(甥)に当たる少年で横須賀に住んでおり、かつて小学校に通っていた時に晴樹と同級生で、麻衣子に憧れを持っていた点で共通項があった。両親が経営する会社がタイに進出するのに伴い、大阪の系列校へ転校する予定。細身でひ弱に思わせる身体付きで童貞。


【展開】

ある日二者面談を終えた麻衣子は晴樹に声を掛けられると、息子の亮太朗に妹を凌辱されたと告げられ、告げ口されたくなければと見返りを要求される。数日後晴樹を自宅へ招くが言葉巧みに迫られ寝室で裸体を披露することになるが、セックスレスにあった麻衣子としては晴樹の巨根を見せ付けられては堪らなくなり、彼もそれを見抜いたかのようにぺニスを扱き白濁を打ち上げてしまう。呆然としながらも晴樹の求められるがままに秘所を見せたり、口唇奉仕からアヌスを刺激してあげると、少年が立て続けに射精してしまいもう大丈夫だと安堵する。
しかし晴樹の性欲は麻衣子の想像した以上にタフで、シャワーを浴びた後に露骨に勃起を見せ付けられ、騎乗位で跨がらざるを得なくなる。それでも久し振りのセックスに溺れていき、表面上は晴樹の言いなりと言う体を保ちつつも、呼び出されれば応じてしまう。そんなある日たまには自分の家でと晴樹に呼び出されると、麻衣子はいつも以上にアヌス弄りに執着し勝手に果ててしまう少年に怒りすら覚えるが、そこへ妹が亮太朗を連れて帰宅する。まるで恋人同士といった雰囲気に、晴樹の言っていたことと違うと感じるが、麻衣子は隠れていたクローゼットの中で晴樹にバックで犯されてしまう。

晴樹の父親の転勤に伴い長崎に引っ越したと聞いて麻衣子はほっとすると共に、何処かで身体の疼きを感じていた。そんなある日晴樹から連絡があり指定したホテルの部屋に来て欲しいと呼び出されるが、待っていたのは甥の秀和だった。晴樹から全てを聞いていると健気な脅迫をする秀和に対し、麻衣子は頑としてはね付けようとするが、若勃起を見て息子を思い出す。代償行為のつもりで射精に導いてあげるが、数日後秀和が厚かましく家で待ち伏せしているのを見て一喝してしまう。
それでも若い性欲を持て余すのには同情せざるを得なくなり、手だけでなく口も使って射精させると、更には騎乗位で疑似性交に及んでしまう。更に数日後姉から海外進出に伴い、秀和が近々大阪へ転校すると聞かされ、食事会を終えると思い出になればとラブホテルで身体を許す。そして秀和との逢瀬は転校前日も行われすっかりテクニシャンとなった甥に半ば翻弄されながらも、麻衣子は亮太朗が帰宅するまでには情交を済ませようと考えたものの、時間を失念し帰宅した息子に見られてしまう。

亮太朗が晴樹の妹がいる長崎に向かったと知って麻衣子は晴樹の自宅を訪ねると、晴樹からふてぶてしい顔付きでもう一度しようと誘われるがそこへ妹が帰宅する。亮太朗とは何も無いと知って麻衣子は晴樹の頬を張ると、彼女から居所を聞いてグラバー園にやって来る。亮太朗と再会し一連の出来事を告白し、ホテルの部屋に着くと贖罪のつもりで亮太朗の若勃起を手で扱いて射精に導いてあげる。
翌晩も亮太朗に奉仕し口唇奉仕やシックスナインで二度も射精させ、更に二泊延ばして唐津に出るが、酔っ払ったせいもあってか亮太朗の反応は鈍く口唇奉仕で果ててしまう。自分から抱いてとは言えない麻衣子は鬱憤が溜まり、息子が眠りに就くとすかさず浴室に向かい一人遊びを始めるのであった。
そして翌日福岡に出ると亮太朗は機嫌悪そうにしながらももう一泊と望み、競艇場で大穴を的中させたのをきっかけに元気になったようで安堵する。部屋に戻ると亮太朗は夕べの行為を見ていたらしく麻衣子にオナニーしてと求め、更に寝入った彼女の陰毛を剃り上げると、秘所に向けて手で扱き射精する。翌朝亮太朗が未体験だから分からないと性交を求めなかった理由を明らかにすると、麻衣子は手扱きなどで散々射精に導いてから正常位で受け入れる。更には晴樹から教わったというバックでのアナルセックスまで求められるが、帰りの便のなかで麻衣子は横浜に戻ってから母子としての日常生活に戻れるだろうかと不安を抱かずにはいられぬのでだった。


【レビュー】

ヒロインは38歳の麻衣子一人、彼女と関係する男性は息子の友人の晴樹、甥の秀和、実の息子の亮太朗と17歳の高校に通う少年である。いわば息子とその友人と言っても良く多竿なのだが、リレー方式で麻衣子が次々に少年たちと関係を持ち、それぞれの事情で離れていく末に亮太朗に求められる流れである。

亮太朗が自分の妹と付き合っていることがきっかけで、晴樹の脅迫を受け入れざるを得なくなり、端から麻衣子を抱くための口実なだけに射精させてしまえばというあがきは報われずに犯されてしまう。その過程では晴樹がアヌスを弄ってとこれまでの悪童振りとは打って変わっての甘えん坊になり、麻衣子の美貌に浴びせた自らの迸りも喜んで舐め取る場面もあるが、高竜也作品ではこうした倒錯した描写も存在するので特別変わった悪童という訳ではない。

そんな晴樹が父親の転勤で居なくなった…と思いきや、意外なところから第二の脅迫者が現れ、華奢な印象が否めない甥の秀和である。逞しい晴樹とは打算での付き合いだとアッサリとしている面も窺えるが、基本的には同じ麻衣子に憧れる者として便乗してあわよくばという期待を抱く。当の麻衣子としては始めは厳しい態度で臨むが、姉から転校すると聞いて思い出作りに協力するものの、自ら主導するつもりが最後には少年に翻弄されるまでになり実にいやらしいと思う。

最後に実の息子の亮太朗が秀和との情交を覗き見て出奔し、後を追った麻衣子が晴樹の嘘を知って再会した亮太朗に謝罪するつもりで一時の恋人になろうと決意する。ところが亮太朗は初めてだからということからか、なかなか本番を求めて来ない。これからは個人的な意見だが、性に関して晴樹の影響を受けている亮太朗は、実は彼と何らかの性的な関係にあったのではないかと思われる。そう考えれば晴樹のアヌス弄りに拘る倒錯した趣味や、亮太朗がアナルセックスを求めるのも、些か納得のいくところではなかろうか。


DSKさんのブログでも本作をご紹介なさっています。
2008/11/21 発売年下の彼-麻衣子が淫美獣に変わる時著:高竜也、フランス書院文庫→ Amazonはコチラから。→ Kindle版はコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。〈電子書籍〉→ ひかりTVブックはコチラ。〈電子書籍〉→ 総合電子書籍ストア【BookLive!】はコチラ。「お願い、獣のような目で、私の裸を見ないで…」ブラを滑り落とし、静かにパンティを脱ぎ去る熟妻。目前の「彼」は息子の友だち。17歳の年下の「彼」(息子...
年下の彼-麻衣子が淫美獣に変わる時(著:高竜也、フランス書院文庫)

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高竜也「僕と彼女と彼女の姉」

高竜也「僕と彼女と彼女の姉」
(フランス書院文庫、2004年4月)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

妻子ある男と別れたばかりの美樹は妹の茜の恋人の修司を誘惑し性の手解きをして以来、半年に渡って肉体関係に溺れていく。妹が留学から帰国するのに当たり別れを切り出すが、修司に押し切られて密会を続けていくものの、茜が気付いてしまい…。


【登場人物】

今井修司
18歳の高校3年生。世田谷の近隣に住む白石家とは母同士が同郷の先輩と後輩の関係で仲が良いが、沖縄旅行へ行った時に事故に遭って二人とも亡くなっている。父親は弁護士で不在がちのため、近所の小母さんが面倒を見ている。半年前に美樹に誘われる形で関係を持って以来、茜への罪悪感を抱きながらもズルズルと肉体の交わりを続けている。

白石美樹
30歳。高校教師で独身。父親は自動車会社の重役で不在がち。1年前に妻子ある男との関係を清算したばかりで、修司の性欲の強さに次第に溺れていく。修司や茜が通う学校とは別のところに赴任しているが、同僚教師の岡崎から好意を寄せられていて、茜のことを考えて彼との結婚を決意する。

白石茜
17歳の高校2年生。母同士が親しい関係でいつしか修司に好意を持ち始め、1年間の渡英留学の際に清い身体のままで帰って来ると告白している。163cm48kgのDカップと同世代の女子に比べてスタイルが良い。


【展開】

茜が帰国する前夜に美樹の自宅に呼び出された修司は、彼女の寝室の姿見を使って淫裂を見させたり指戯で絶頂させたりと翻弄し正常位で交わるが、別離を切り出されても素直に応じる訳もなく茜にどう顔を合わせれば良いが苦悩する。その翌々日茜の誘いで再び白石家を訪ねると純潔は守ったからと求められるが、愛猫が粗相をしたせいもあって美樹のベッドにやって来る。二日前の性交がフラッシュバックして躊躇する間に、ドアの隙間から帰宅した美樹の姿を見付けてしまい、修司は逃げるように行為を中断してしまう。

一方美樹は茜が修司と二人きりになれば何かあるだろうと感じ日曜日にありもしない用事を作って出掛けたものの、二人が気になって自宅に戻ると何と自分の部屋で行為を始めようとしていて、それでも不発に終わったことに安堵する。そんなある日社会科教師の岡崎に誘われ一緒に食事した後で彼のマンションにやって来るが、短絡的に好きだからヤらせてくれと迫られる。応じると見せ掛けペニスを扱いて射精に導き逃げ帰ったものの、美樹は自宅に戻ると修司の長大な一物を思い浮かべながらオナニーしてしまう。

茜の気持ちを考えて修司に別れを切り出そうと美樹は外で逢う約束をしたが、修司の強引さに押し切られてしまい結局はホテルで性交に及ぶ。互いに茜のことは口にせぬまま外での密会を繰り返すが、そんななか茜が修司と二人で夏休みに旅行へ行きたいと言い始める。父の要望もあって美樹を同伴させるが、茜は姉に酒を勧め眠ったのを見届けると隣の修司の部屋にやって来る。修司はあの時の続きをしようとするが罪悪感もあってかなかなか本番には至らず、痛がる茜を見て断念しペニスを擦ってもらうだけに留める。
とはいえ一度だけで性欲が収まる訳もなく、修司は茜が部屋に帰って熟睡したころを見計らい、スペアキーを使って隣室に入ると眠っている美樹の身体を愛撫し始める。目覚めた美樹は少年を追い返す訳にもいかず、眠る妹の隣で騎乗位で交わり静かに快楽を貪るのであった。

夏休みが終わって茜はクラスメイトから街中を撮影したと写真を見せられ、そのなかに姉と修司がラブホから出て来たところが写っているのを見付け、二人がそういう仲だと察知する。帰宅して姉を問い詰めるが否定され自棄になって浅草に出ると、行きずりの男に声を掛けられ援交紛いで処女を棄てても良いと決意するが、男がポルノを見ながらまるで見せ付けるかのようにオナニーしたのを目にして逃げ帰って来てしまう。やはり修司に純潔を捧げるべきだと思うものの、姉からきちんと謝罪を受けるまでは許さないと意地を張る。

妹から修司との関係を問われた美樹は、岡崎の兄が亡くなり実家の経営する旅館の跡継ぎとして求められていると聞いて、修司との関係を清算する機会だと考えて自らデートの誘いの電話を掛ける。泥酔した演技をして岡崎の部屋に入ると浴室で転倒した振りをして介護してもらい、裸体を見せ付けられた岡崎は抱きたいと迫る。結婚の約束まで取り付けるとせっかちな岡崎を巧みにコントロールしながら快楽を取り込み、美樹はこれで修司と別れられると安堵するのであった。

その頃修司も受験勉強を前面に押し出して茜や美樹との接触を控えて来たが、美樹の連絡を受けて父と三人で自宅で食事をする約束をする。修司の父が急用で同席出来ないと知り美樹は応接室で自らの結婚を切り出し遠回しに別離を切り出すが、修司は好きなんだと叫びソファーに押し倒されてしまう。これが最後の裏切りだと修司を受け入れた後で玄関で抱擁するが、そこへ茜がやって来て弁解の余地もなく車道へ掛け出してしまい車にはねられる。

骨折して入院生活を余儀なくされた妹に拒絶され続けていた美樹は、それでも岡崎との結納まで済ませると、退院する前の日に病室を訪れる。全ては自分に非があると謝罪し九州の岡崎の実家の近くで女将としての修行を始めると暗に別離を仄めされ、茜もようやく許す気になるのであった。そして退院を迎え修司から花束を渡されると、茜は友人に挨拶回りをしてからと言いながらも修司の部屋を訪ねると約束する。そして部屋に来ると修司が土下座して謝るのを見て、茜は素直になれずぎこちないながらも身体を委ね、帰り際に嫌いな人に処女を捧げる訳がないでしょうと告げ許すのであった。


【レビュー】

「相姦の語り部」と呼ばれる高竜也氏の近著においては非常に珍しく、「彼女の姉」に焦点を絞った非相姦の作品である。ちょうど2004年の初旬には、本作の題名の元となったテレビドラマが好評を博していた頃でもある。そこから僅か5ヵ月での刊行なだけに、高氏を含めて当時のフランス書院文庫でのベテラン作家の執筆ペースは、今と比べてもかなり早いのである。とは言え作品は一定の水準にあるのは言うまでもなく、今より作家陣の少ない中でこれだけ刊行し続けられるのには頭の下がるところ。

高竜也作品ではお馴染みの平均的な水準よりはやや上の家庭環境という設定で、禁断の関係に陥るのはいつもの通りであるのだが、彼氏のために純潔を捧げるとまで言う茜はやりたい盛りの少年に取ってはちょっと重いのかもしれない。だからといって主人公も童貞のままだと言われても、身近に魅力的な女性がいれば誘いに応じるのは仕方のない話で、ここでは美樹からのきっかけはバッサリと割愛されてはいるものの主人公が悪いとは言い難いだろう。

美樹は本作の実質的な主人公と言っても良く、恐らく始めは些細な好奇心で誘ってみたものの、修司の性欲の強さに翻弄され溺れていってしまう。(初体験の時には、挿入するまでに4回も射精してしまったという記述がある)妹が修司を想ってオナニーしているという日記を覗き見てしまい身を退かねばと思いつつ、肉体の渇望にも逆らえず…という状況に陥るが、意外にも早く妹が関係に気付いてしまい拙速とも言える結論を出さざるを得なくなる。終盤に茜が交通事故に遭ってというくだりは高竜也作品ならではだが、やはり禁断を破った以上は何かしら報いを受けねばならぬということであろうか。ちょっと悲しい結末でもある。

tag : 高校生主人公 童貞

高竜也「熟れすぎた果実 兄嫁、そして実姉と…」

高竜也「熟れすぎた果実 兄嫁、そして実姉と…」
(フランス書院文庫、2007年2月、表紙イラスト:新井田孝)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

病に倒れ不自由な義父の介護で疲れを抱えている由紀子は、ある日リビングでうたた寝していると義弟の亮次に悪戯されていることに気付く。夫の不在のなか性的飢餓を抱いた彼女は大人のやり方で亮次から手を出すように仕向け関係を深めるが、彼の実姉の理絵が気付き競い合うように。

【登場人物】

柏木亮次
17歳の高校2年生。証券業界の風雲児として著名な61歳の父親と兄嫁の由紀子、実姉の理絵の4人で都内郊外で暮らしている。父が1年前に脳梗塞で倒れて以来、兄嫁の由紀子の介護を受けているのを見ていたが…。童貞。

柏木由紀子
30歳。同い年の亮次の兄と結婚し、現在は61歳になる義父の介護をしながら海外赴任中の夫と離れて暮らしている。子供はいない。男性経験は亮次の兄だけの様子だが熟れた身体を持て余し、義父の介護を押し付けられているストレスを解消しようと、亮次との性交に溺れていく。

柏木理絵
28歳。亮次の実姉で大学を出てから、ワインの輸入代行販売の会社を立ち上げている。かつて年上男と不倫の末に男漁りに走っていたが、社会人になってからはキッパリと男を絶っている。亮次を溺愛し、かつては年上女に遊ばれていた彼を身を挺して取り返した過去がある。

【展開】

扶助を受けるのを口実に義父からセクハラ紛いのことをされていた由紀子は、ある日リビングでうたた寝していると人の気配を感じて目覚める。室内に漂う精液の匂いから亮次かもと疑うが、既に彼が部屋にこもっていて確証を持てない。そこで夕方に亮次からワインを飲むように勧められ、酔ったふりをして反応を試めそうと誘いに乗るが、思いの外酔ってしまい寝室に運ばれ着替えを手伝ってもらう。ぼんやりとした中で身体に触れられているのを感じた由紀子だったが、勃起を握らされて反対の手で迸りを受け止めさせられるまで身動き一つ取れずにいるのだった。

翌日義父との話の流れで宿泊旅行に誘われた由紀子は本屋でガイドブックを探していると、亮次が立ち読みしているのを見掛け亮次に声を掛けて旅行に同行して欲しいと頼む。その晩は義父の勧めでワインを飲まされ亮次が寝室に来るはずと狸寝入りしていると、何と義父が現れて太ももにまで手を這わされて寝返りを打ち追い払うが、それでも秘所が潤い始めてしまう。起きる間もなく今度は亮次がやって来てパンティ越しに秘所に触られては黙っている訳にもいかず注意すると、素直に部屋に帰ろうとする義弟が哀れに感じてオナニーの手伝いをと提案するが、亮次に秘所を見せる羽目になり淫核にタッチされながら共に絶頂してしまう。

四日後に熱海に三泊四日の旅行に出た由紀子は、義父が順調に回復に向かっているのを見て安心し、焼酎を口にして寝入ったのを確認してベッドに入る。予想した通り亮次がやって来て誘われると渋々という体を演じながらも、秘所を露わにさせられてクンニまでされて絶頂に達すると、由紀子も返礼とばかりに口唇奉仕で射精に導く。一度温泉で汗を流してから由紀子は缶ビールを飲み、酔った勢いで亮次の口からセックスしたいと言わせると、初めてだからと騎乗位で繋がるのだった。

翌晩も亮次が義父に睡眠薬を勧めたのを見た由紀子は亮次の誘いに乗るが、理絵から電話が入り先に温泉に向かう。そして亮次がやって来て理絵が帰国して同居生活を再開すると聞くと何処かでけじめを付けないといけないと諭すが、浴場でしたいのねと早合点しながらも岩に手を付いて後背位で受け入れて中出し性交をして快感へひた走る。

理絵との同居生活により頻繁に交わる機会が無くなった亮次がある日父と姉に睡眠薬を仕込み、由紀子は不安を抱きながらも寝室でセックスに応じるが、そんな亮次の悪事に理絵が気付かぬ訳もなく二人の密会が露呈してしまう。正面から衝突することなく自ら犠牲となる選択を取った理絵は、父の療養に由紀子が同行するように手回しをし、亮次には好きなサッカーチームの試合観戦を口実にホテルの部屋を予約する。酔って振ら付いたふりをして亮次から手を出すように仕向けると、遠回しに兄嫁との関係を断つように諭して弟に身を委ねるのだった。

こうして理絵の目論見は成功したかに見えたが、若い亮次に取っては抱ける女が二人になっただけに過ぎず、アナルセックスまで体験すると再び理絵に睡眠薬を仕込もうとする。二人の関係が切れていないことを知った理絵は由紀子に鉄槌を下そうと考え、父が由紀子に寄せる好意を利用して彼女にもその気があるみたいと唆し、亮次には家族には内緒でホテルに外泊しようと誘う。そして亮次に抱かれて深夜を迎えた理絵の元に、家政婦から父の急逝の知らせを受け…。

父の法要を済ませると由紀子は夫の仕事をサポートしようと海外へ移住することを選び、罪悪感に囚われたままの理絵も取引先のフランス人男性のプロポーズを受け入れて日本を離れる決意を固める。一人柏木家に残された亮次は、ある晩かつて乳母だった家政婦の部屋を訪ねて赤ん坊のように乳房に甘え、これから起こりそうな出来事に期待を抱くのだった。

【レビュー】

誘惑的な要素が多い作品だが、ヒロインである兄嫁の由紀子の義父が病に倒れたとはいえ回復傾向にあり、直接的な絡みは少ないものの背徳的な雰囲気づくりに一役買っている点が特徴である。終盤で一捻りした展開により急逝するのもまた高竜也作品らしく、天命と言ってしまえばまぁそうだなという印象である。

とは言え由紀子や主人公の実姉である理絵からすれば肉親なだけにそう簡単に割り切れるはずもなく、介護を口実に押し付けられた印象の前者に取ってはストレスからの一時しのぎとして、血の繋がりのある後者に取っては無意識のなかでの弟への溺愛ぶりから主人公と関係を持っているだけに良心の呵責に堪えかねて別離を選択する現実的な結末である。

tag : 高校生主人公 童貞

高竜也「二人の妹と継母奴隷 相姦トライアングル」

高竜也「二人の妹と継母奴隷 相姦トライアングル」
(フランス書院文庫、2007年5月、表紙イラスト:新井田孝)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)




【あらすじ】

父の一周忌を終えて継母の恭子や義妹の麻衣や優美を連れた家族旅行を企画した貴志だったが、一泊目の夜に麻衣に誘われるように添い寝されて女として意識し始める。その夜をきっかけに麻衣や優美子と性的な関係に陥るが、それに気付いた恭子が娘たちの代わりにと身体を差し出す。

【登場人物】

芳村貴志
18歳。1年前に横浜を本店に全国展開する中華料理店を経営する父親が亡くなり、後継者として将来を期待されている。成績優秀で早々と進路先を確定させており、目下初体験をしたいと性欲に悩む普通の少年。帝王教育を受けていることもあり、継母や義妹たちには肉親の情しか持ち合わせていない。

芳村麻衣
16歳。貴志の義理の妹で、恭子の亡き夫の連れ子に当たる。公立高校に通い、性格は控え目で小柄ながらもほどほどに肉付きの良い美少女。貴志に対して恋愛感情を交えた好意を抱いていたが…。処女。

芳村優美
17歳。麻衣の実姉で横浜市内のお嬢様学校に通う2年生。成績優秀で学級委員も務めていて社交的、水泳部のスターなだけに長身でモデルのようなスラッとした体型。貴志に対しては麻衣と同じく恋愛感情を持ち合わせている。処女。

芳村恭子
38歳。亡き夫は貴志の父が経営していた中華料理店の主席料理人だったが病死し、暫くしてから貴志の父と再婚した。その恩義もあって貴志を立てようとする意向が見られるが、本人も別け隔てなく優しさを見せているので家庭内は円満な様子。

【展開】

父親の一周忌を済ませ疲れている恭子の慰安の為に貴志はGWに二泊三日の旅行を計画し、義妹二人を連れて大分県の温泉旅館にやって来る。その晩メゾネット型のベッドで麻衣と同じ部屋に泊まるが、目を覚ますと彼女が抱き付くように添い寝しており、思わぬ刺激に勃起を扱いて射精する。旅行ではそれ以上の進展は無く帰宅してからのGWの最終日の晩に麻衣から連絡があり、部屋を訪ねるからと告げられる。酒の力も借りて大胆になり義兄のオナニーに気付いていたと麻衣に告げられ、処女を奪ってとばかりに積極的に迫られると、貴志は麻衣の服を脱がし秘所を見たり触ったりした後で、彼女の手を借りてペニスを擦ってもらい精液を噴き上げる。

中間試験を終えたある土曜日、家族との食事会を終えて帰宅した貴志は不機嫌な様子の麻衣を見て、試験勉強で忙しかったからと弁解し機嫌を取ろうとする。母や姉は音楽鑑賞で外出しているこの機会を逃すまいと麻衣は抱いてと迫り、寝室で一度指での相互絶頂を迎えた後で浴室に移動し、義兄の逞しい男根を見て自らも濡れているのを自覚しながら正常位で処女を失うのであった。

家族の目を盗み深夜の部屋や外出してホテルの部屋で麻衣と関係を続けて貴志だったが、6月を迎えたある日優美は友人から二人の親密振りを聞かされて予感めいたものを感じ、わざと兄の目の前でアルコールを飲み酔って寝込んだ振りをしていると、起きていないか確かめるように麻衣が声を掛けた後で部屋に入る音を聞いて二人の関係を確信する。旅行を機に引っ込み思案な麻衣が次第に積極的になり、このままだと兄を盗られてしまうと嫉妬に駆られながら、優美はオナニーしてアクメを迎える。

ある週末に偶然にも母や妹が泊まり掛けで外出することになり、優美はチャンスとばかりに貴志に甘えようとプランを練り外出先から帰宅する。資産家の息子である兄の同級生が同席してのディナーに優美はガッカリするものの、彼が程なくして帰宅するや否や気疲れさせたのだからマッサージしてと兄に求める。寝入った振りをすると貴志はパンティまで下ろして秘所に見入ったままで手を出そうとせずに焦れてしまい、優美は触ってと義兄の勃起に触れて射精に導くと、お返しにクンニで気持ち良くしてもらい正常位で貫かれ快感に達してしまう。

優美は麻衣と直接対峙せずに兄から遠ざけるにはと知恵を絞り、母に遠回しに二人の関係を告げ口する。その晩に恭子が麻衣の寝室を覗き見て愕然とするのを見守るが、数日後麻衣と共に石川県に住む祖母が寂しがっているからと泊まり掛けで会いにいくように命じられる。急な話に疑問を感じた優美は出掛けたその日夕食時に兄に連絡すると、母が自ら酒を飲むなんて何かあるはずと不審を抱く。
その頃貴志は恭子に合わせて飲んでいる内に尿意を感じトイレに行くが上手くいかず、酔ったまま彼女に支えられて浴室に向かう。裸体を見せ付けられ勃起した貴志に命じられ口唇奉仕で射精に導いた恭子は寝室に移動すると、酔っていて動けない、でもしたいと言う言葉を引き出すと好機とばかりに騎乗位になり義理の息子のペニスを受け入れる。麻衣から遠ざけると共に、自らの性的渇望を満たす為に…。

しかし当の貴志は性欲発散の対象が一人増えただけと捉え、恭子ならば出来るとばかりに後ろの穴に関心を向ける。石川から戻った優美は母の行動を探るとこれまでに比べて店に顔を出さない割に外出が多いことを把握し、自分たちが戻ってから義兄が姉妹に性的なコンタクトを取ろうとしないことから、母が人身御供として身体を差し出したのではないかと疑い始める。
その週末に姉妹で用事があるからと中華街まで恭子が運転する車で送ってもらうと、優美は店に電話して母が店に一度は顔を出したものの、すぐに帰宅したと在宅を確認する。頃合いを見計らい体調が悪いから帰宅しようと妹を促し、勉強しているはずの兄を驚かせてやろうと裏口から先に麻衣が入るように仕向けると、案の定妹が泣き喚きながら逃げ出して来る。弁解しようと出て来た貴志を無視して、優美は兄の友人が所有するマンションの一室に匿ってもらう。

居場所を確保してから優美は貴志と連絡を取ると、泣き疲れて眠っている麻衣を部屋に残し義兄と逢うことに。ラブホテルに連れて行かれ戸惑うものの独占したいという気持ちに逆らえずに、部屋の浴室で求められるままに口唇奉仕で精液を受け止め、更にバスタブに肘を付きお尻を向けた格好にさせられる。優美を試すように尻穴を愛撫し挿入する指の本数を増やしていき、遂にはペニスを差し入れると彼女は苦しそうな反応を見せながらも次第に順応していく。まだし足りないとたぎらせた勃起を見た優美の反応から、貴志は何とかなると楽観視し騎乗位に身を委ねるのだった。

麻衣を説得しようと匿われている部屋に戻った優美が目にしたのは、兄の同級生が妹を凌辱しようと追い回している姿であった。このまま汚されてしまえば妹は義兄に顔向け出来なくなる…そんな残酷な思いに駆られた瞬間、麻衣がトイレに逃げ込み吐き気を訴える。そこで我に返った優美は友人を一喝して追い払い、妹の身体を気遣いながら家に帰ろうと慰める。

梅雨が明けたある日芳村家から籍を抜き、石川県に戻った三人に想いを寄せる貴志。父親の友人からは将来を考えて身辺を綺麗にしておかねばと告げられるが、若い貴志には未だに三人が去った理由が分からぬままで、麻衣が去る間際に告げたある一言が脳裏から離れずにいるのだった。

【レビュー】

主人公の少年が二人の可愛い義妹、更に綺麗な継母と相次いで関係を結ぶことになるとは言え、「相姦の語り部」である高竜也作品らしく、禁忌を冒したからには罰を受けねばならないとばかりに終盤は呆気ないほどに終わってしまう。この頃から黒本で流行っていた他の作者が手掛けるハーレム的な展開は望むべくもなく、この作者だからこその世界観に合うか、合わないかは読み手の判断に委ねられるのではないかと思う。

主人公の貴志は後継者として育てられた背景もあり、性欲に悩む一面も伺わせつつも義妹たちや継母と肉体関係に陥っても近親としての考え方から逸脱することは無く現実的でもあり、ある意味ドライな一面も見せている。端的に言えば抱かせてくれるなら応じるが、法的に近親なのだから恋愛感情は真っ平ごめんということになるだろう。

そんな義兄に対して恋愛感情を抱いてしまうのは麻衣と優美の姉妹であり、無意識ながらも貴志を誘惑する大人しい妹タイプの麻衣と、男勝りで自ら積極的に動く優美の対比が描かれている。物語は優美を中心に動いており先に手を出した妹に嫉妬し、更には母の恭子を巻き込んでの激しい心情を覗かせる。
しかし彼女に取って誤算だったのは恭子も一人の女であったことで、一度放精しただけでは収まる筈がない十代の男に接したのをきっかけに自らの渇望を慰めようとする。一方の貴志も性欲処理に徹し面倒な感情に囚われない継母だからこそ溺れた側面もあり、彼が上手く立ち回っていれば、あるいは優美が義妹のポジションで納得していれば良かったのかもしれない。

終盤が拙速に過ぎるのもこの作者らしいのだが、麻衣に課せられた秘密とその後の大人の解決策、そして知らぬは貴志ばかりなりというところは男の哀れさでもある。世の中にはある特定の世界においては「若い頃の過ち」なんていう一言で済ませてしまい、幾年が経ってから騒がれたりなんていう話もあるが何ともやりきれないものだなと思う。

tag : 高校生主人公 童貞 処女 母子相姦 兄妹相姦

プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

〈コメント〉
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