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相馬哲生「両隣りの新妻【力ずくの情辱】」

相馬哲生「両隣りの新妻【力ずくの情辱】」
(フランス書院文庫、2014年4月、表紙イラスト:松原健治)

ネタバレ有り。御注意下さい。
2017年9月20日レビュー再編集。

作品紹介(公式ホームページ)

両隣りの新妻【力ずくの情辱】
相馬 哲生
フランス書院
2015-01-01




【あらすじ】

しがない会社員の孝治は毎晩アパートの隣人夫妻で繰り広げる情事の声に悩ましい思いを抱いていたが、ある日隣人の若妻麻里と親しくなった事から性癖を見抜き力ずくで関係を結ぶが、反対側の隣室の熟妻美樹に見破られ同じように強引に犯してしまう。更には熟妻の妹の綾乃も巻き込まれ…。


【登場人物】

高森孝治
30前後の会社員で借上社宅としてアパートの302号室に住んでおり、隣室の小日向夫妻の情事の声に悩まされる。恋人はおらずひたすら会社と部屋を往復するだけの寂しい独身生活を送っていたが、麻里と関係を持ってから溜まっていた年休を消化しようと長い休みを取得した。女性経験はそれなりにある。20cmの巨根。

小日向麻里
25歳。小柄でぱっちりとした目に卵形の顔、肩の辺りで切り揃えた髪型で清楚で人懐っこい雰囲気の女性。3ヵ月前に夫と職場結婚し孝治の隣の303号室に越して来た。現在は弁当屋でパートをしている。夫の趣味に合わせ頻繁にイメージプレイをしており、わざと孝治に聞かせようとしているようにも見える。Dカップ。

安西美樹
32歳。巻き髪のようにカールさせた栗色の髪、ふっくらした唇の右端にあるほくろがセクシーさを醸し出している。1年前に夫と結婚し関係は円満だが、密かに欲求不満が溜まっており、孝治と麻里の情交を知り興味を抱く。キャバクラでバイトした事があり、孝治のハッタリに騙され夫に口外されたくなければと弱味を握られてしまう。Eカップ。

北条綾乃
18歳の高校3年生。美樹の実妹で受験を控え1週間前から姉夫婦の部屋に居候させて貰っている。美樹との間にもう一人姉がおり末っ子だが、二人に比べて身体も性格も女らしくないと悩んでいる。身長162、3cm位でスレンダーながらも女らしい身体付きの気の強い美少女。男性経験は無い。Cカップ。


【展開】

四晩続けて情交に及び壁越しに悩ましい声を聞かされていた高森は翌朝ゴミ出しのついでに麻里と会い自分の好み通りの美しさだと喜ぶが、数日後雨のなか部屋の鍵を忘れドアの前で途方に暮れる彼女を見付け部屋に誘う。301号室の物音がする事を知り自分たちのアノ声も通っていると気付いた麻里は高森に謝るが、彼はその様子から自分を挑発していると感じ勃起を握らせる。麻里が強く拒まないのを見ると口唇奉仕に導き尻穴舐めまでさせ射精寸前まで達するが、夫が帰宅した音を聞いて麻里が正気に戻ってしまいお預けを食らう羽目に。

翌日も高森は弁当屋に寄って麻里にアプローチを掛けるが、流石に彼女が部屋に来るはずもなく落胆していると、タイミング良く周辺が停電に見舞われ麻里が暗くて一人きりは怖いから部屋にあげて欲しいと訪ねて来る。ランタンの薄明かりの中で再び麻里に迫った高森は口唇奉仕をさせ言葉巧みに追い込むと、初めはベランダに面した窓際で立ちバックに、次は隣室に面した壁際でバックで貫きながら夫の存在を口にして羞恥を煽る。最後はベッドで騎乗位にさせ好きなように動かせるが、流石に膣内射精には抵抗があるようで、ならば顔に掛けるぞと言うと嫌がる素振りでもなく好き者だと思いながら発射する。

一方美樹は隣室から漏れる高森と麻里の声にまだ見ぬ彼の逸物を想像しひとり遊びに興じていたが、ある日スーパーで高森に馴れ馴れしく声を掛けられ、結婚する前にキャバクラで見たことがあるようなとハッタリを掛けられる。美樹はそれに気付かずに発覚を恐れて店のトイレの個室まで付いてしまい、夫のより遥かに大きいぺニスに引き寄せられ口唇奉仕した後、バックで犯され膣内に射精させられてしまう。

一週間前から姉の美樹夫婦の住むアパートの部屋で居候を始め受験勉強をしていた綾乃は、帰宅した姉が自分に気付かずに義兄とセックスを始めたと思い込み聞き耳を立てていたが、聞き慣れぬ男の声だと知って不倫関係を強いられていると思いドアを開ける。高森は綾乃の登場に悪びれる素振りすら見せずに子供は大人の関係に口を挟むなと一蹴するが、健気なことに綾乃は自分の身体を捧げるからと姉との関係を絶つように求めてくる。美樹は妹が犠牲になるならと自分がと告げるが、結局は自分の横に並んで四つん這いになった綾乃が処女を失って間もないのに性悦の表情を浮かべたことに嫉妬の感情を抱き始める。

高森が美樹・綾乃姉妹にかまけていたせいか麻里は数日間関係が途切れたことに安堵しつつも、彼が自分に聞こえるように姉妹との性交を繰り返していることに心穏やかではいられなかった。そんなある晩に夫の眠るそばでやらせなければ告げ口するぞと高森にメールで脅され、夫が泥酔して眠りこけているからと部屋に招くが、暗がりの中で自分の身体に触れて来たのが美樹と知って驚きを隠せない。それでも熟妻のペースに乗せられた麻里は夫の眠るベッドに手を付き腰を上げ、美樹と並んで挿入を求める。美樹は高森の心は麻里になびいていると知って渡されたローターで彼女の陰核を刺激してアクメさせると、麻里が中出しに抵抗を見せたのを知り自分ならと高森を誘い膣奥に受け入れるのであった。

高森はまだ麻里の心までは堕ち切っていないのを知り、彼女の夫だと偽って安西夫妻の夕食に招かれると、人妻が予め仕込んでいたリモコンローターを起動させながらも素知らぬ顔をして綾乃の秘所に足を差し向けて愛撫を始める。先に達した麻里を見て美樹はすかさず体調が悪そうだからと寝室で休むことを勧めると、ほどなくして薬で夫が眠りについたのを見て妹と競い合うように高森に奉仕を始めるが、その嬌声は麻里の耳にも届き彼女もリビングへやって来る。美樹がアナルセックスまで許容していたのを見て麻里も張り合うがやはり中出しだけは抵抗があるようで、しかし綾乃までが求めて来ては嫉妬の感情に逆らえず、遂に膣内への射精を受け入れてしまう。最早理性などかなぐり捨てかのような美樹や勉学を疎かにしてまでセックスに溺れる綾乃に迫られ、高森は最初に孕んだ女が第一夫人だと笑みを浮かべ終わりなき性交を続ける。


【レビュー】

「力ずくの○○」というタイトルの多い作者の2014年の作品で、ここ数年は年1~2作品ペースで刊行を続けている。草食系に見えて取り柄の無い青年が一人、二人と隣室の人妻に手を出し、最後には孕ませ願望を口にするような典型的な凌辱作品の主人公なのに対し、気位はそこそこ高そうだが意外にあっさりと堕ちてしまう10代~30代のヒロイン3人の関係を見ると、「力ずく」作品は読み手次第では誘惑でも凌辱でもどちらにも取れるのかもしれない。

最初の隣人若妻の麻里は通信会社に勤める夫がおり、新婚ホヤホヤなだけに主人公から屁理屈を並べられ身体を奪われても、夫に対する気持ちは終盤までは保っている。イメージプレイやM性は夫に仕込まれただけに、身体が堕ちるのが早いと言えばそれまでだが、意外にも心までは堕ち切ってはいない。だからこその美樹や綾乃という対抗ヒロインを使って嫉妬の感情を招くのだが、話としては何処かに欠けたピースがあるような気がして、もう一工夫欲しい気はする。

次の隣人熟妻の美樹の夫は信金に勤めるお堅い職業だが、寧ろここでの要素としては妹の綾乃の存在であり互いに身代わりになると言いながらも結局は妹の処女を奪われてしまう。この前から唐突とも言える主人公の厚かましさは麻里とのやり取りで自信を付けたという記述があるものの、美樹が堕ちる過程は基本的に麻里と一緒だし、姉妹があまり頭の良さを感じさせない主人公とのやり取りが逆に興覚めな印象である。二人の人妻は各所に夫への後悔を述べてはいるが、とはいえ積極的に主人公との交わりを望んでいるようにも受け取れるので、ならば美樹に対しては誘惑的なアプローチでも構わなかったのではと感じた次第である。





2017年の二冊目となる新刊が9月に発売となります。





柔和な笑顔が男を虜にする弁当屋の新妻・みゆき(32)
上品な雰囲気に似合わぬ豊満ボディの隣人妻・優月(30)
怜悧な美貌を鼻にかける高慢なエリート妻・櫻子(34)
美しい人妻たちを、口説いて、奪って、堕として、
手なずけ、操り、調教し、ベッドで服従を誓わせる!
夫ではない男の腕のなか、人妻は淫らな美獣に変わる!


●もくじ

プロローグ 運命の夜

1 調教願望 新婚妻・みゆき

2 白昼情事 子持ち妻・優月

3 絶頂衝動 ミスキャンパス・未玖

4 最終試練 エリート妻・櫻子

エピローグ 決断の夜

作品紹介(公式ホームページ)




人妻三人と思わせながらも、実は第3章では未玖という大学生ヒロインが登場します。弁当屋の新妻という設定は本作と似ていますね…。弁当屋や子持ちの隣人妻、ミスキャンパス、大学講師というヒロイン設定からすると、主人公は大学生なんて考えてもみましたがどうでしょう。大学生ならヒロイン4人を堕とそうとする欲張りな主人公でも、精力的には持ちそうな気もしますが…。

tag : 社会人主人公 姉妹丼 処女

神瀬知巳「僕のおばさま・僕の美姉妹 隣りのベランダ」

神瀬知巳「隣りのベランダ 僕のおばさま・僕の美姉妹」
(フランス書院文庫、2008年5月、表紙イラスト:小玉英章)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)






【あらすじ】

春樹は隣人の新島家の次女の葵から想いを寄せられるが、彼女の母親の涼子や姉の遥香と性的な奉仕をされた事があり罪悪感を抱いていた。そんな中で涼子と関係した春樹は遥香に知られて関係を持つと、更には葵とも結ばれる。


【登場人物】

北沢春樹
16歳。高校1年生。幼い頃に母を亡くし、商社に勤める父親は仕事人間で不在がち。女子の目を惹き付ける端正な容貌で生徒会に所属し、お隣の新島家に親切にしてもらい涼子の会社でアルバイトをしている 。童貞

新島涼子
38歳。料理好きが高じて輸入食品の会社を経営しているが、自分より年収が高い事にプライドを傷付けられた夫とは離婚している。高校に合格した春樹に偶々オナニーグッズを見付かってしまい、それ以来毎日手や口で性欲を発散させてあげていたが、その一方で娘の恋人と関係していることに苦悩している。

新島遥香
19歳。涼子の長女で大学2年生。明らかに春樹を好きな気持ちを見せている妹に気を使い、自分も彼が好きだという感情を抑え込んでいる。栗色に明るく染めた髪にグラマラスな体付きで男慣れしているように見えるが処女のまま。1年前の夏に春樹の初キスを奪い手扱き射精させたことがある。

新島葵
16歳。涼子の次女。春樹と幼馴染みの高校1年生で、早くも陸上部のレギュラーとして活躍している。母や姉には劣るものの、高校生としては巨乳と呼べる位プロポーションが良い。春樹が好きなことは誰の目から見ても明白だが、素直になりきれずに告白出来ないでいる。処女だが彼の体臭の付いた服をオカズにして倒錯した一人遊びに目覚めている。


【展開】

陸上大会を間近に控え葵は春樹と一緒に朝のジョギングを終えると、登校前のひと時に自分の部屋で彼の汗の臭いが付いたタオルを嗅ぎながらオナニーしている現場を春樹に見られてしまい、恥ずかしさの余り頬を張ってしまう。

その日の夕方春樹は涼子に社長室へ呼び出され、お使いの帰りに既に習慣となっているお口での奉仕を受ける。話は遡って高校受験の合格発表の帰りに春樹は体調を崩し涼子のベッドで休ませてもらっていたが、ふとしたことがきっかけで下に隠していた涼子のオナニーグッズを見付けるが、秘密を知られてしまったと動揺する涼子に大人びた対応を見せる。しかし性行為を想像させる玩具を見て勃起したのを知られ、労うかのように手扱きを提案されてローションを使い、剥けていないペニスの先端を露わにされ射精に導かれるのであった。剥き癖を付けるという口実でその日から毎日のように涼子から手や口での奉仕を受けており、葵に一方的に詰られたこの日も社長席に座らされ汚れたペニスを清めてもらいながら、涼子にオナニーに見とれた末にごっくんさせてしまう。

その日の夜春樹は陸上大会で帰りの遅い葵がいない新島家で夕飯をご馳走になるが、キッチンで後片付けをしていると遥香が際どいビキニの水着を纏って現れ、涼子が自室で残務をこなしているのは何故かしらと疑問を投げ掛けて来る。まるで二人が性的な行為をしているかのような口振りに春樹は動揺を見せまいとするが、昨夏に沖縄にバカンスへ行った時に葵の目を盗んで海の中で遥香と初キスをしたり、水着越しに射精させられたりしたことを思い出し勃起させてしまう。遥香に背中から密着されペニスを剥き出しにされ先走りでヌルヌルにされ手扱きを受けた春樹だったが、葵が好きなのに節操のない自分が情けなくなり射精せずに何とか持ちこたえる。
そこへ涼子がキッチンへ近付く足音が聞こえて遥香が浴室に逃げたので難を逃れたものの、春樹はいつになく涼子に甘え奉仕をして欲しいと求める。ダイニングテーブルに座った涼子と対面するかのように秘所を見せてもらい、しかもここに挿れるのよと指を出し入れされては我慢など出来るはずもなく、脱力して膝の上に座った涼子の腰を押さえ付けてペニスを挿入してしまう。そこへ遥香が入浴を済ませて姿を見せるが裸眼ではぼんやりとしか見えないらしく二人が抱き合う格好に疑問を持たない様子だが、春樹は涼子から中はダメと囁かれながらも射精を促す腰遣いに翻弄され遥香の前で中出ししてしまう。遥香が立ち去ると一度は交合を解いたものの春樹は白濁が溢れる淫裂を見ると涼子を押し倒しバックで二度目を始めると、そこへ帰宅した葵からは死角になっていて見えないながらも行為を止めようとせずに会話を交わし再び中出しをする。

涼子との初体験から二日後の夜、春樹は庭の木からベランダ伝いに遥香の来訪を受け部屋に招くが、朧気にしか見えなくても男女に漂う妖しい匂いで母と何をしていたかくらい分かると告げられる。妹に気を遣いこれまでは春樹に迫らなかった遥香だったが、涼子との情交を知って自らも積極的になろうと決意し、酔った勢いに駆られて部屋を訪ねて来たのである。少年の欲情の象徴を目にすると遥香は馬乗りになって葵がいるのにと言葉で詰って春樹が悶える様を楽しんでいたが、いざ挿入となるとまだ処女なだけに恐る恐るといった様子で、結局は春樹にリードされながら騎乗位で純潔を捧げ朝まで立て続けに三度も中出しを受けたのだった。
その三日後葵は遥香から春樹を招いて勉強会を開くと誘われるが、葵は姉の好意に気付いていながらも素直になりきれずに断り部屋に籠ると、春樹がプレゼントしてくれたマッサージ器を秘所に押し当てて立て続けに絶頂してしまう。そんな葵をよそに遥香は乳谷が露出した格好で春樹を誘いベッドの縁に座らせると、口唇奉仕から玉舐め、更にはアニリングスへとエスカレートさせていく。更には尻穴に指を挿れて前立腺を刺激しながら喘がせると、ドア越しに葵がやって来て謝罪の言葉を発し仲直りの兆候が見られるのを知りながらも射精に導いてしまう。
遥香は家族に友人宅に泊まると告げて隣家に移動し、かねてから約束していた通りに浴室でパイズリ奉仕して白濁を浴びた後、浴槽の中でまだ衰えを見せない春樹の剛直を対面座位で受け入れる。すっかり完全勃起した春樹に下から突き上げられ、名前を呼び捨てにされながらの性交に遥香は気を失うほどの絶頂を迎えてしまう。

夕方になり葵は決意を固めたようで姉がしたように庭からベランダを伝って春樹の部屋のベランダに辿り着くが、室内では遥香が競泳水着を来て扇情的なポーズを取っていて、しかも葵が現れるのを待ち受けていたかのように春樹に近付き唇を奪い手扱きを始める。その手慣れた様子に咄嗟に自分が愛人でも良いから仲間にと口走ってしまうが、遥香のアドバイスで口唇奉仕を始めるとうっかり歯を立ててしまい、口だけに集中させるためと後ろ手に縛られる。姉に敏感な淫核と乳頭を攻められ口腔を巨根で犯された葵はアクメしながら白濁を嚥下すると、開脚した姿で押し倒され発情の証を見られた後に春樹に純潔を奪われてしまう。
なおも遥香のちょっかいは続き葵は立て続けに絶頂しながら中出しされたものの、そこで遥香が涼子に連絡を取り外泊することを告げている最中に、尻を突き上げた格好が春樹を刺激したのかバックで犯されてしまう。しかもローションを使って不浄の穴まで指で解されながら葵と交互にペニスを突き立てられ姉妹での穴比べをされた後に、姉妹で重ね餅状態でアナルヴァージンまで奪われながら三人で口付けを交わし、少年の精液を搾り取るのであった。

その週末に遥香は葵とともに別れた父親に会いに一泊することとなり、3Pでの破瓜という状況にまだ妹は心の整理が付いていないのでこっちは任せてと告げ、涼子は通話を聞いて関係に気付き別れを切り出すはずだから説得しなさいと春樹にアドバイスする。試験間近にも関わらず涼子と休日出勤した春樹は彼女が別れ話をし始めると、三人とも同じように好きなんだと告白し、なおも大人の分別を見せようとする涼子を終始リードしてバイプを使った二穴責めの末にアナルセックスをして翻意させることに成功する。こうして新島家の母娘たちと結ばれた春樹は可能性を広げたいからと一層勉学に励むが、ある日学校から帰宅し夕食もそこそこに睦み合っていると、涼子から吉報を知らされ…。


【レビュー】

本作はこれまでの神瀬知巳作品で最も頁数が多い414頁とかなりのボリュームに対し全5章建てとなっており、それだけに1章当たりの情交描写は極めて濃厚である。母親が死別したり離婚したり、或いは経済的に恵まれない主人公という設定は神瀬作品ではお馴染みでパターンであり、そこも含めて主人公に傾倒していく理由付けになっているのだと言えるだろう。

涼子とは主人公が偶々女としての秘密の面を知ってしまって以来毎日のように手コキやフェラチオをして貰う関係になるが、やはり娘の恋人に手を付けたという悔恨の中で第二章では涼子と遂に一線を越えてしまい、なし崩しに関係を求めてしまう面とのギャップがよく描かれている。

長女の遥香もまた主人公に惹かれており、先に妹の葵が露骨なまでに主人公への愛情を隠し切れないのを見て一度は身を退こうとするが、母親との情交を見て免罪符とばかりに迫る理由付けにしているのが面白いところである。次女の葵は主人公の「彼女」というポジションに自信を持ち、優しい性格の主人公も自分のわがままを許容してくれているというのも相乗しての若さというか、いざ遥香との情交を目の当たりにして混乱する中での破瓜というのは読んでいて一番良かったところだったと思う。

姉妹3Pの最中に通話から主人公が娘たちと結ばれたと知った涼子はやはり娘の恋人に…という負い目もあり、一度は別離を決意するがタフになった主人公に性的に翻弄されメロメロにされるというのはいかにもらしい展開で、情交の最中に他のヒロインと遭遇しそれを取り繕うというのは神瀬作品の十八番と言えるだろう。但しここからは些か駆け足気味であり母娘競演というのには物足りなくもあり、逆に涼子が主人公の子を孕んだと示唆する結末は余計な気もする。全体的に高水準なのもあって、これらは重箱の隅を突つくような指摘かもしれないのだが…。


DSKさんと愛好家Sさんによるレビュー記事はこちらです。

※右側は紙媒体(文庫)の表紙とオビ。 2008/5/23 発売僕のおばさま・僕の美姉妹-隣りのベランダ著:神瀬知巳、フランス書院文庫→ Amazonはコチラから。→ Kindle版はコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。→ 【honto】の電子書籍はコチラ。→ ひかりTVブックはコチラ。〈電子書籍〉→ 総合電子書籍ストア【BookLive!】はコチラ。「熟女の本当の素晴らしさを春樹君に教えてあげる」重さを確かめるように乳房をすくう38...
僕のおばさま・僕の美姉妹-隣りのベランダ(著:神瀬知巳、フランス書院文庫)

1572『隣りのベランダ 僕のおばさま・僕の美姉妹』神瀬知巳、フランス書院/フランス書院文庫、2008/05 発売●あらすじ少年と幼馴染みの姉妹の母親が、ある事をきっかけに秘密の関係を持ってしまう。少年を好きだった長女が、その秘密の関係を知ってしまい、自分の気持ちを抑えきれなくなる。そして、妹も少年の事が好きで…。●登場人物【北沢春樹】16歳。童貞。高校1年。幼い頃に母を亡くし、お隣の新島家に親切にしてもらっている...
1572『隣りのベランダ 僕のおばさま・僕の美姉妹』

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弓月誠「未亡人家庭教師と未亡人兄嫁」

弓月誠「未亡人家庭教師と未亡人兄嫁」
(フランス書院文庫、2007年5月、表紙イラスト:新井田孝)

ネタバレ有り。御注意下さい。
2017年9月13日レビュー再編集。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

1人暮らしの昌利は、彼の面倒を見る為同居生活を始めた由衣に女の魅力を感じていた。そこへ未亡人となった隣人の優香が戻って来るのだが…。


【登場人物】

甲本昌利
大学受験を控えた18歳。幼い頃に両親が離婚して父親と2人暮らしだが、父親の単身赴任により由衣の世話になっている。13年前から兄と結婚した由衣を実姉のように慕っている。童貞。

甲本由衣
35歳。昌利の兄嫁で夫は6年前に交通事故で亡くなっているが籍を抜かず、昌利の世話をする為同居生活を始めた。熟女らしく肉付きは良いが、スタイル抜群でFカップの巨乳。

奥貫優香
29歳。甲本家の隣に住み、見合い結婚の夫と共に海外で生活していたが、2年前に夫が亡くなりつい最近実家へ戻って来たばかり。昌利が中学に通っていた時に英語の家庭教師を務めていた。由衣より更に大きなの巨乳の持ち主で、小柄で体型はスリムなこともあり乳房の大きさが更に際立っている。


【展開】

単身赴任で渡米した父と入れ替わるように甲本家へやって来た由衣に欲情を覚える昌利は、予備校から帰ってくると兄嫁から汗臭いと入浴を勧められ脱衣場に向かうと洗濯物が目に留まり、パンティのクロッチの匂いを嗅ぎながらブラジャーのカップに白濁を浴びせてしまう。夕食を終えてくつろいでいたところにゲリラ豪雨により停電し、ちょうどシャワーを浴びていた由衣がバスタオル姿でリビングにやって来て、暗がりの中とは言え暑いからと全裸になってしまい激しく欲情する。しかし下着を使ったオナニーを咎められ消沈していると、何故か由衣は昌利の股間に手を伸ばし大人になった姿を見せてとペニスを露わにして手扱きを始める。兄嫁の淫らな姿に戸惑いつつも初弾を発射すると、次はパイズリフェラで精を抜かれてしまい、受験勉強に集中する為ならと奉仕を約束してくれるのであった。

由衣の奉仕から半月が経ち昌利は、あの夜の次の日から兄嫁の態度がよそよそしくなり約束を反故にされたと落胆していたが、帰宅すると模擬試験の結果が極めて良かったと由衣に報告する。彼女は涙を浮かべてまで喜んでくれただけでなく、自分から約束を破ってしまってと謝ると、今夜は好きにして良いのと告げバスタオル姿でリビングに現れる。赤の極小下着に悩殺された昌利は由衣を押し倒し四つん這いにさせると、下着越しに秘所を愛撫して指ピストンで絶頂へ導き、由衣も返礼とばかりに口唇奉仕で射精させる。なおも衰えを見せない昌利と女性上位のシックスナインを続けていたが、由衣はセックスを迫られて近親相姦を冒すことに一度は躊躇うものの自ら騎乗位となり昌利のペニスを受け入れてしまう。

由衣との関係も良好なまま昌利は上位校の受験を目指して勉強に集中していたが、ある日書店で参考書を買おうとして優香と出逢い、帰りの車中で週何回か英語の家庭教師をしてあげると提案される。喜んでお願いしたものの兄嫁には言えないと秘密を抱えることに昌利は一瞬戸迷うが、翌日に奥貫家で優香からずっと好きだったと告白されて、兄嫁が好きだと言えずに誘惑に乗ってしまう。由衣より情熱的な口唇奉仕で射精させると、次は爆乳に挟まれてのパイズリフェラまでしてくれたのに、何故か優香はもうスッキリしたでしょうと終了を告げる。再開したレッスンなど頭に入る訳もなく悶々とする昌利をからかい、優香は頃合いを見計らい少年を誘うと騎乗位で跨がり射精に導くのであった。

秋も半ばに差し掛かったある休日に由衣にドライブに誘われた昌利だったが、運転を初めて二時間が経っても会話一つ成り立たないことに兄嫁の怒りを感じずにはいられない。ふと海岸へ辿り着いたところで由衣が車を停めて浜辺に下りようと後を追うと、不意に昌利が友人の家で勉強しているのは嘘だと責められ、証拠を握られていると気付き優香との逢瀬を白状せざるを得なくなる。好きなのは由衣だから優香とは別れると昌利が言ったのを見て、由衣はそういう年頃なんだからと諭し岩陰に移動すると、ここでエッチなことをしようと誘う。少年に罰を与えるかのように尿道口弄りで絶頂させ、続けてパイズリフェラで連続射精に導くと、岩場に押し倒して騎乗位で精を搾り取り更には自ら四つん這いになって四回目を求めて来る。嫉妬に駆られてか由衣のあまりの変貌ぶりに、昌利は優香に別れを告げようと決意を固める。

翌日奥貫家を訪ねた昌利は優香に別れを切り出そうとするが、優香から最後の想い出にと寝室に誘われ横たわった女体に愛撫していると、そこへ由衣が現れて次は私にもしてねと告げられて驚きを隠せない。昌利の気持ちを知って昨晩の内に由衣が優香と話を付けていたらしく、今は三人で仲良くしようという結論に達したが、そんな真面目な話をしていても滾ったままの昌利を見て優香がからかうと一気に萎えてしまう。そんな少年を元気付けようと二人は互いの乳房を愛撫しレズ行為を始め、昌利がすっかりその気になったのを見るとダブルフェラチオで焦らしに焦らして大量射精させる。なおも衰えを見せないのを見ると二人はベッドの上で並んで四つん這いになって挑発し、始めに優香、次は由衣の順に交わり中出しすると、最後はダブルパイズリフェラで放精する。精液交換で濃厚なキスを交わす二人を見て再び欲情をした昌利は、五度目にも関わらずペニスを扱き大量の白濁を彼女たちの美貌に浴びせるのだった。


【レビュー】

幼い頃から兄嫁に憧れを抱いていた主人公と、実の弟のように可愛がっていた兄嫁の由衣の二人が同居を始めて、肉体的な関係に至るまでの展開はシンプルでまさに王道な流れだと思う。そこへかつて家庭教師を務めてくれた隣人の優香からも、意図せぬ見合い結婚という経緯もあり、これからは自分の気持ちに正直でありたいとアプローチを掛けられる。立ち回りが上手くない主人公像を描くのが弓月作品に共通するところで、本作でも優香の家庭教師の提案を由衣には告げずにいたし、優香にも由衣が好きで肉体関係を続けていると知らせずにいたので少年らしくもありらしくないところかもしれない。

「最後は一人を選ぶ」という結末は弓月作品の特徴だが、本作では二人が主人公を説得して「今だけは」三人で仲良くしようといういわゆるハーレム的な終わり方である。しかしながら「好きな子ができたら、遠慮なく言って」という二人の言葉の通り、いつかはこの関係もあるべき現実に到達せざるを得ないと遠回しに述べてもいる。これは作者の弓月誠氏がデビューしてから現在に至るまでほぼ変わらぬ考え方であり、官能面で巨乳フェチぶりをふんだんに用いられているのと共に誘惑作品らしいと言えるのかもしれない。


DSKさんのブログにて本作をご紹介なさっています。

2007/05/23 発売未亡人家庭教師と未亡人兄嫁著:弓月誠、フランス書院文庫→ Amazonはコチラから。→ Kindle版はコチラから。→ 【honto】の電子書籍はコチラ。→ ひかりTVブックはコチラ。〈電子書籍〉→ 総合電子書籍ストア【BookLive!】はコチラ。喪服から垣間見える雪白の肌が眩しすぎる兄嫁・由衣。豊乳をわざと密着させてくる隣家の家庭教師・優香。慎ましくも麗しい、未亡人という禁断の果実がふたつ。セクシーな下着の脱がし...
未亡人家庭教師と未亡人兄嫁(著:弓月誠、フランス書院文庫)

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tag : 高校生主人公 童貞 近親相姦(義)

本城山羊「七日間同棲 受験生と三人の女教師」

本城山羊「七日間同棲 受験生と三人の女教師」
(フランス書院文庫、2017年8月、表紙イラスト:渡邉康明)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

暴力事件を起こし退学を余儀なくされ父親からダメ人間と烙印を押された祐介は、事件の真相を知る洋子の来訪を受けて大学受験前の勉強の面倒を見てくれると聞いて喜ぶ。しかしナイスバディな洋子と同棲生活を始めると、女と意識してしまい性処理をしていたところを見付かり筆下ろしをしてもらうことに。


【登場人物】

柏木祐介
19歳の青年。表面上は暴力事件を起こし高校を退学させられ、経営者である父親から金を与えられ一人暮らしをしているが、実は地元の議員の息子が洋子を犯そうとしていた現場に出くわし鉄拳を振るっただけである。父親を見返してやろうと高卒認定を取り、今度は大学へ進学しようと勉強を続け反骨心を失っていない。童貞だが巨根。

水島洋子
28歳。祐介が通っていた高校で教鞭を取り、黒髪ロングストレートでEカップとナイスバディな英語教師。凌辱未遂事件で助けてくれた祐介に恩を感じており、生徒ではなく男として意識しつつ押し掛け同然に彼の部屋へやって来る。性体験はそこそこありそうで、持ち前のリーダーシップの強さと包み込むような母性もあってか積極的にエッチを重ねていく。

倉島茜
32歳。洋子の同僚でミディアムヘアで眼鏡を掛けた日本史教師。保守的な夫の要望に反し教師を続けたことで彼が浮気相手の元へ入り浸りになり、現在は仮面夫婦そのものとなっている。生真面目で軍の教官のようにスパルタ式の教育をしているが、性根は優しく面倒見が良い。Cカップ。

春日美嘉
22歳。元々柏木家の隣に住んでおり、大学に通うのに当たり口利きをしてもらい、格安で祐介の隣の部屋で暮らしている。現代文担当として四月から教師デビューをする予定。祐介は弟であり一人の男としても意識しており、洋子と茜が来た時には卒業旅行に出掛けていて留守だった。Cカップの処女。


【展開】

大学受験を控えて一週間前となったある日、洋子がキャリーバッグを携えて訪ねて来て勉強を進捗を見てあげると言われて祐介は喜びを隠せない。これまでも何度か洋子が訪ねて来たものの、ナイスバディな女性と同棲生活をするのは初めてなだけに、祐介はムラムラした気持ちを鎮めようと寝室のベッドでオナニーを始める。そこへちょっと待ったとばかりに洋子が現れ、これまでに秘めていた想いを打ち明けられて何でもしてあげると告げられ、手扱きで射精に導いてくれる。若者の精力は一度の放出だけで収まるはずがなく、洋子はパイズリフェラで飲精した後で馬乗りになって祐介の童貞を奪うのであった。

洋子はとにかく祐介に自信を付けて欲しいと考え、翌朝ご飯を作るときに裸エプロンで待ち構えると、案の定教え子が性欲剥き出しにしてバックで交わりを求めてくるのを見て挿入を受け入れる。その後で膝枕をしながらオッパイに甘えさせ、手扱きで二度目の放出をさせてから勉強に臨まさせるが、どうやら日本史はちょっと自信が無い様子である。そこで洋子は茜と飲んだときの話を思い出し家庭教師に加わってもらうが、祐介は洋子とエッチ出来ないからと少々不満な様子で、その晩寝室でオナニーしようとすると洋子がやって来て阻止されてしまう。結局洋子と変わりなくセックスを始めるが、その様子を茜に見られているとは知らずにいた。

翌日洋子が外出し茜と二人きりになり祐介は話すきっかけを見付けられずにいたが、茜の方から何故退学に至ったのかを聞かれて真相を話すことに。価値の無い人間だと評されているのは自分も同じだと茜から夫との生活が破綻していると聞かされ、しかも洋子との情交を見ていて私も抱いて欲しいと迫られるが、口唇奉仕の最中に乱暴にされるのが好きだと言われてイラマチオ同然にして射精する。四つん這いにして尻叩きをしながらのセックスで中出しすると、彼女の被虐性を更に開発しようとアナルにも挿入して果てるが、その瞬間を洋子に見られてしまう。

家を出たいという茜の気持ちを汲んで呼んだこともあり洋子は二人の関係を受け入れるが、一応はけじめをつけねばと考えて祐介には暫くエッチはお預けと告げて勉強に取り掛からせる。それでも祐介が入浴する頃には褒美も与えながら追い込みを掛けねばと思い直し、茜と二人で浴室に乱入しダブルパイズリで射精させると、浴槽に入って洋子の前の穴と茜の肛穴へ祐介を導いていく。受験まであと三日となり祐介は現代文も自信が無いようだが流石に家庭教師を頼める人などいる訳もなく、大丈夫だと強がってみせ外出する二人と玄関でキスを交わしていたが、その様子を卒業旅行から戻ったばかりの美嘉に見られていたとは知る由も無かった。

いつの間に祐介に恋人がと思い悩み一夜を明かした美嘉は翌朝問い詰めるつもりで合鍵を使って彼の部屋を訪ねると、リビングで祐介が洋子や茜と淫らなことをしている現場に出くわしてしまい、怒りに任せて自分の立場をわきまえなさいと叱る。その怒りを洋子や茜へも向けるが生娘の一喝に動じることもなく、祐介が好きだったら素直になりなさいと切り返されてしまい、売り言葉に買い言葉の様相となり寝室でレッスンを始めることになる。手扱きからフェラチオの仕方を教わり飲精すると、返礼とばかりに祐介のクンニで潮を吹かされ二人の女教師の見守る前で処女を失った美嘉は祐介が現代文に悩んでいると知り、教師の卵だけどと言いながらも家庭教師を引き受ける。

翌朝美嘉のお目覚めフェラから騎乗位で交わった祐介だったが、茜が教える番になると集中力を鍛える訓練だからと告げられ、課題をこなしている側でオナニーでアナルまで弄っているのと挑発される。課題を済ませると茜はご褒美とばかりに挿入を求めるが、アナルセックスで犯されるように乱暴にされお漏らしするほどの快感に達してしまう。次は洋子の番となり茜が粗相したのを知って微笑み、祐介に課題を与えながらパイズリフェラで焦らした末に精を浴びると、問題が出来たのを確認してからベッドに誘い正常位で交わり二度目は騎乗位でお仕置きだと精を搾り取る。しかし祐介の底無しの精力は美嘉の時に発揮され、節操が無いと詰られながらも口唇奉仕や対面座位で再び搾り取られてしまう。

こうして迎えた大学受験で手応えを得た祐介は合格を知ってマンションの自室へ戻り、三人の祝福を受けながらまずはトリプルフェラで放精して美貌に白濁を浴びせると、精液交換と称してレズキスをする女教師たちに激しく欲情する。代わる代わる行われた性交も果てを迎え、祐介は大学に入ったら一層勉強に励み親父を見返してやると決意し、三人に囲まれる幸せを噛み締めながら眠りにつくのであった。


【レビュー】

美少女文庫でも活躍中の作者のフランス書院文庫作品は、『新しい母、新しい姉妹、新しい先生』以来約1年半ぶりの刊行となる。本作では19歳の主人公が大学受験を控えた直前の「七日間」に渡る女教師たちとの淫欲にまみれた同棲生活を描いており、一章で一日を使い結末はハッピーエンドという端的に言えばライトな分類の誘惑作品である。

とある事情で高校を退学せざるを得なかった主人公は経営者の父親から薄情と言えるほどの仕打ちを受けており、退学に至った当事者である元担任の【洋子】(英語担当の28歳、独身)がその生活を心配して押し掛け同然に個人教師として住み始める。女性として成熟した性的魅力を持つ洋子に主人公が欲情するのは自然な話で、実地で保健体育の授業を教えてあげるとばかりにリードする流れでシンプルそのものである。

主人公が他の科目に自信がないと知った洋子は先輩教師の【茜】(日本史担当の32歳、人妻)を呼ぶが、実は茜の夫婦生活は冷め切っており主人公と接することで何かのきっかけになればと考えたものの、二人の情交を覗き見て自分も積極的になろうと誘惑する。ただ性的知識はあまり無いだけに途中からは主人公に躾けられる展開であり、その被虐的快感に溺れていくタイプである。

三人目のヒロインは【美嘉】(現代文担当の22歳、処女)はまだ教職には就いておらず、元々主人公とは隣人でお姉さん的なポジションであり、自分が卒業旅行に出掛けていた間に「弟」である主人公が二人の女性を連れ込んでいると知って激怒するところから始まる。単に弟なだけでなく好意を抱いていたのもお約束通りで、洋子たちに丸め込まれる形で淫らな関係に巻き込まれていく。

美少女文庫でも多才な一面を見せているだけに、フランス書院文庫でも同じ誘惑作品とは言え作品ごとに色々と模索なさっているように感じられる。シンプルで予定調和な展開なだけに気楽に読めるのであるが、各章をほぼ40頁か50頁という枠に収めようと計算し尽くされた印象もあり、欲を言えばもっと淫らで情の深いヒロインが居れば良かったのかなとも思える。様々な女教師とプレイが揃っているのだが、もうワンパンチ欲しいなというところであろうか。






レビューでも触れたように多才な活躍を見せる本城山羊さんは、2017年9月と10月に相次いで美少女文庫でも作品を刊行される予定です。


9月:『オカされ上手な河合さん』(イラスト:ひなたもも)

「ふーん……アナルセックス、なんかに興味あるんだ。やっぱり東方くんは変態なんだ」
言葉だけではない。春香は尻を突き出すような姿勢まで取って見せてきた。スカートの裾を捲り上げ、ギリギリ下着を見せない程度まで引き上げる。そして、とどめをひと言。
「東方くんは――ヘ・ン・タ・イ」
 ブチッ――!
「襲われるってわかってて、俺をからかってんだろ!望み通り、変態でからかい上手な河合さんを犯してやるよ!」
 机に顔を押しつけられ、下着を引き下ろされる。尻たぶを広げられて肛門が晒される。
(東方くんって、本当に……最高ね)
 ドM系からかい女子・河合春香は、胸をキュンキュン高鳴らせる。



10月:『サキュバステードライフ(仮)』(原作・イラスト:笹森トモエ)

tag : 高校生主人公 童貞 女教師 処女

香坂燈也「嫁の母、嫁の妹と同居中」

香坂燈也「嫁の母、嫁の妹と同居中」
(フランス書院文庫、2017年8月、表紙イラスト:新井田孝)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

1つ年上の美咲と結婚したばかりの雅紀は妻の仕事の都合で一人暮らしを余儀無くされ、それを不憫に思った義母の千佐子の配慮により篠塚家で半年の間居候させてもらうことに。早々に千佐子や妻の妹の亜希と結ばれたものの妻への罪悪感は否めず、更に不適切な関係を隣人の奈々穂に見咎められ、彼女とも肉体関係を結んでしまい一層悩みを深めていくが…。


【登場人物】

篠塚雅紀
22歳。大学を卒業したばかりの社会人一年生で、どちらかと言えば草食系の優しい性格の青年。一つ年上の美咲と結婚し篠塚家に婿入りしたが、程近い場所にあるマンションの部屋を借りることになり、夫婦生活を…という矢先に半年間妻の仕事により別居状態となる。

篠塚千佐子
43歳。10年前に夫と死別し二人の娘を育ててきた。父親が大学教授でそこそこ資産があるのと亡き夫の保険金もあり、特に働きに出る必要もなく主婦として暮らしている。大家族育ちということもあり、自分本位な美咲の代わりに面倒をみるからと雅紀に期間限定の同居を提案する。

篠塚亜希
19歳の女子大生。千佐子の次女。当初から美咲の後輩として出入りしていた雅紀に一目惚れしていて、大学に合格したら告白しようとしたら姉に先を越されてしまう。自棄になり大学の先輩に処女を捧げたが痛いだけで、却って自己嫌悪が増すだけとなった。母や姉とは違って陰影の薄い身体付きで、Bカップなのをコンプレックスにしている。。

熊谷奈々穂
38歳。篠塚夫妻が暮らすマンションの隣室に住む人妻。美咲とは仲が良いようで頻繁に行き来するようである。身長168cmの雅紀とほぼ同じ身長で、フィットネスで鍛えたスリムな身体ながらもFカップの持ち主。一回り以上離れた夫とは久しく性交渉はなく、篠塚夫妻の夜の営みに聞き耳を立て妄想を膨らませていた。

篠塚美咲
23歳。大学のゼミの後輩である雅紀と結婚して半年になるが、勤めている食品輸入会社が沖縄に新店舗を展開することになり、店長代行として半年の間離れて暮らすことに。徹底した実利主義者でサバサバした性格だが、草食系の雅紀とうまが合うようで夫婦仲は極めて良好である。外国人並みに腰高で脚が長いスタイルの良さで、Eカップとバストも大きめ。


【展開】

雅紀を夕食に招いた晩に千佐子は夜は寂しくなるわねと気遣うつもりが、婿から風俗なんか行かずに自分で処理しますと返され、迂闊なことを聞いてしまったと恥じらいを覚える。そして雅紀が風呂へ入ったのを知ると性的な高ぶりを抑えられずに寝室で声を挙げてオナニーを始めるが、忘れ物をして部屋に戻った彼が不審を抱き寝室を覗かれて恥ずかしい姿を見られてしまう。初めはオナペットになるだけのつもりがフェラチオ奉仕してしまい、我慢できなくなった雅紀に迫られ娘の亜希が姿が見えないとドアの外から声を掛けられても、交わりを止めようとはしない。結局一度の情交で千佐子が満足するはずもなく入浴を終えた婿のいる部屋を訪ね、同じ「今夜限り」だからと二度目は騎乗位で求めてしまう。

ある週末雅紀は二週間振りの休日を自分のマンションの部屋で過ごすことにしたが、そこへ亜希が訪ねて来て甲斐甲斐しく家事をしてくれてまるで新婚さんのようである。しかも夜になってもう少し新婚ごっこをしたいとすがるような目で見られると、雅紀は必死に理性を保とうとキスに留めるが、浴室で背中を流してあげると陰影の薄い裸体を目にしては勃起しないではいられない。告白を受け入れ指ピストンしながらの陰核への愛撫で快感を与えると、亜希はもう立っていられないようで寝室へ移動して正常位で交わるが、その狭さに苦戦しながらも中出しすると二度目を迫られ騎乗位で繋がっていく。

別の週末に雅紀が仕事の資料作成でマンションの自室に籠ると聞いた千佐子は、娘に友人とのホームパーティーがあるからと嘘をつき料理を拵えて訪ねると、婿は嬉しそうにもう一度したいとセックスを迫る。土曜日一日はほぼ千佐子と交わり通しだっただけに雅紀は日曜朝遅く起床するが、そこへ奈々穂が呼び鈴を押してやって来る。迂闊にもキッチンの換気扇を回したままで、排気ダクトから廊下へと声が筒抜けだったようで、千佐子のことを風俗嬢と勘違いしているらしい。いずれにせよ妻ではない女性との交わりを知られた雅紀は、奈々穂にアナルを舐められながらの手扱きで射精させられると、寝室に移動して騎乗位で二度目を絞り取られる。しかし雅紀は奈々穂が悪女を演じていると見抜き、やられっ放しは嫌だと組み敷くと再び中出しセックスをするのであった。

雅紀は自己嫌悪もあって口実を作っては帰宅を遅くしていたが、ある晩母が泊まり込みになって不在だからエッチしようと亜希からメールをもらう。帰宅して亜希の部屋を訪ねる途中タイミング悪く妻の美咲から電話が入り、しかもテレフォンセックスをしたいと誘って来る。上手く断れずに迷っているとどうやら亜希が気付いたようで、スマホを奪いスピーカーにすると廊下で大胆に振る舞い義兄を誘惑し始め、口唇奉仕から遂には立ちバックでの性交に至り朝まで何度も交わってしまう。
翌朝亜希がマンションまで行くと言い途中経過の公園でキスをしていると、そこへジョギング中の奈々穂に見られてしまうが、彼女は雅紀に朝食のパンを買いに行かせると亜希に興味があるからと部屋に招く。亜希とまで関係が進んでいるとは知らない奈々穂は、自分が協力してあげる代わりに時々で良いから貸して欲しいと告げ女同士のプレイで虜にすると、やって来た雅紀を二人がかりで誘惑し始める。奈々穂に尻穴を舐められながら亜希の口内に射精ししかも精液交換のキスを始めたのを見て雅紀は瞬く間に回復するが、二人にリードされてのセックスに苛立ち自分が主導しようと亜希を貫きながら、奈々穂には逆向きで亜希の上に跨がるように命じるのであった。

同居生活も半年が過ぎてこの日は美咲が帰宅する予定だったが台風の接近で帰れなくなり、亜希は泊まりの旅行があるからと出掛けて雅紀と千佐子の二人で一晩を過ごすが、雅紀はまだ終わりにしたくないとダイニングキッチンで迫る。そしてシンクに千佐子を押し倒すとバックで交わり、更にはアナルを弄りながら射精すると、オリーブオイルを使って二度目は後ろを貫き中出ししてしまう。情交を終えて千佐子は先に浴室にいる婿の背中でも流そうと向かうが、そこには何と居ないはずの亜希が戻って口唇奉仕の最中でショックを受けたものの、分別臭いことを言って説得しようとする。
しかし全部見ていたと返されては言い逃れは出来ず、女としての性には勝てずに寝室に移動して三人で交わることとなる。千佐子も奈々穂から教わったテクニックで亜希に翻弄され、婿の剛直との相乗効果で絶頂を迎えてしまう。翌日天候が回復し空港で美咲が来るまで時間があったので、母娘は車の中で雅紀に絡み今度は四人でと互いに誘惑する。亜希は奈々穂のことだと思ったが母親は彼女を知るはずがなく、実は美咲を含めた四人でという意味だったと知り、その淫らな提案に驚きを隠せないのであった。


【レビュー】

2015年のデビュー以来早くも七作目となるエース作家による本作も誘惑官能作品であり、題名が示すように嫁の母【千佐子】(43歳・未亡人)と嫁の妹【亜希】(19歳・男性経験は一人だけの女子大生)が登場する。「嫁の(妻の)」という誘惑的な作風では当然のことながら嫁である【美咲】(主人公の一つ歳上の24歳)も登場するけれども、例外に漏れず本作の嫁は結婚して間もないのに旦那さんをおいて仕事のために沖縄にいるという離れ離れのシチュエーションとなっている。「嫁」と言いながらも主人公は「ムコ殿」で姉さん女房なのだが、題名のように常に同居という訳ではなく、新居と嫁の実家を行き来しての官能劇が繰り広げられていく。

背徳の情交のきっかけは千佐子であり気の利かない娘の為に自宅に主人公を招くが、早くも初日に秘めたひとり遊びをムコ殿に見られて…というのをきっかけに関係を結び、どうせ一夜限りなんだからと何度も交合を求めてしまう姿は淫らである。一方亜希も姉の不在をチャンスと捉え、叶わぬ願いを成就させようと主人公夫婦の住むマンションの部屋を訪ね関係を結ぶ。千佐子も娘の目を気にして主人公の元へ通うが、その逢瀬はすぐさま隣人の【奈々穂】(38歳の人妻)にバレてしまい元々可愛い年下と思っていて夫婦の睦み合いに興味津々だっただけに、痴女を装いSっ気たっぷりに主人公を攻め立てていく。

熟女二人に十代が一人とここまではいかにも熟女推しのように見えるが、亜希がテレフォンセックスを求める姉に嫉妬して主人公を誘惑したり、奈々穂に関係が露呈すると男の愛し方を教わったりと一歩抜け出す展開となる。更に姉が戻る予定がドタキャンとなった晩に母との不義をも知って自分もと誘い、更に姉が戻ってきても淫らな四角関係を維持しようと考えている様子である。実は本作のメインヒロインは亜希ではないかと思われるし、彼女だけが主人公の四角関係を知る立場であることから単なる熟女推しではない変化球的な作品と言えよう。(奈々穂は年上女を連れ込んだのは知っているが正体は知らず、千佐子は奈々穂と面識が無いため)

今後の関係を示唆する結末はやや尻切れな印象であり、途中テレフォンセックスまで求める妻の出番を盛り込んだのであれば、終盤にも登場させて欲しかったかなという印象である。しかしながら各章で見せ場を作り基本的には草食な主人公が千佐子にはSになる一方で、奈々穂や亜希に対しては攻められたりやり返したりという立場の変化を盛り込んでおり、官能描写はスマートで濃厚だと思う。今後も期待したい作家さんである。

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但馬庸太「暴風檻【オリ】二人の母と姉狩り」

但馬庸太「暴風檻【オリ】二人の母と姉狩り」
(フランス書院文庫、2017年8月、表紙イラスト:赤尾真代)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

強力な台風が接近中で外出も憚られる暴風雨の天気で、智也は義母の泉が自分に黙って義姉の舞を連れて出ていくと知って裏切られたと感じ、母娘を犯し自分のモノにしようと企む。しかも二人が出ていく理由が実母の裕香の関与によるものだと知り、彼女をおびき寄せて犯してやろうと決意する。


【登場人物】

三柴智也
高校1年生。3年前に実父が泉と再婚したが、昨年亡くなっている。義母に当たる泉や義姉の舞に性欲を抱いているものの、父が亡くなってから泉の態度がよそよそしいことに気付き始めている。童貞。

三柴泉
38歳。大手企業で経理部長の職に就く才媛で智也の父親と再婚しており、始めの夫との間に舞をもうけている。三柴が既に性的に不能だったこともあり、玩具による責めを受けていたことが多い。裕香より智也の性的思考を聞かされて恐怖を抱き、彼に内緒で娘と共に別居する予定でいた。

三柴舞
高校3年生。泉と前の夫との間に産まれたひとり娘で、ダンス部に所属しており手足が長くプロポーション抜群。身近な男子ということもあり義弟の智也に淡い想いを抱いている。処女。

白川裕香
42歳。智也の産みの母親だが7年前に彼に凌辱されそうになり、夫と言い争った末に離婚し家を出てしまう。現在は翻訳家として生計を立てているが、元夫の一周忌の折りに泉と会い智也の獣欲の犠牲にならぬよう何かと相談に乗っている。付き合っている男性はいない。


【展開】

大型台風が接近中の関東地方は外出するのも躊躇われるほどの暴風雨となっており、この日智也に内緒で転居しようとしていた泉は思わず溜め息をつくしかなかった。そこへ二階から降りてきた舞を見て、智也が股間を滾らせているのを知って汚らわしいものでも見るかのようにいたところ、彼が不審を抱いたのに気付かずにいた。その晩遅く入浴していた泉は突如停電に見舞われて思わず声を挙げてしまうが、その頃話をしようと部屋に侵入した智也が裏切りに気付き犯す決意を固めていたとは知る由もなく、現れた智也に寝室に連れていかれるとスーツ姿で四つん這いにさせられ凌辱を受けてしまう。

狡猾な智也は見捨てられる位なら泉と舞の二人をモノにしてやろうと考えており、泉が舞の純潔を守るためと言いながら身体を差し出すのを見て、次第に暴君として目覚め義母に辱しめを与えていく。凌辱を繰り返えしたのに一向に衰えない獣欲のままに朝のダイニングで舞がいるすぐ側で口唇奉仕させると、浴室に舞台を移しローションでの奉仕でパイズリ射精し、更に立ちバックで貫くとそこへ磨りガラス越しに舞が話し掛けてくる。何も知らない舞が智也に話をしてから引っ越しすべきだと言われて泉は取り繕うしかなく、娘が立ち去ると緊張から解放された反動で絶頂を迎え気を失う。

智也は舞との話で脈ありだと判断し義母を寝室へ連れていくと、今度は義姉の部屋を訪ね無垢な弟の振りをして離れたくないと甘えセックスしたいと迫る。嫌だと言って分別を求めながらも口唇奉仕からの飲精で喜ぶ制服姿の義姉を見て押し倒し、予想した通り秘所は充分に潤っていて正常位で剛直を貫くと、感じるさまを見せたくないと舞が恥ずかしがるのでタオルで目隠しをしてしまう。すると舞の感じ方は激しくなり遂にアクメを迎えたのを確かめると膣内射精するが智也の欲望に際限はなく、もう何度目かの性交で対面座位になると舞に自分たちの仲を認めさせるには泉を堕とすしかないと協力を求め、承諾が得られると下卑た笑みを浮かべるのであった。

三日目を迎え喪服姿のリクエストに応えた泉はリビングで半刻にも渡る智也の愛撫を受け、何度もアクメを迎えた末に自ら嵌めてとおねだりをする羽目になるが、その様子を舞に見られ智也が描いたシナリオ通りに泉が欲求不満の痴女だとレッテルを貼られてしまう。舞によるクンニで潮を吹いた泉は汚した娘の服を着てと智也に命じられ制服と喪服を交換すると、押し倒されて娘にのし掛かられたまま子供同士のセックスを目の当たりにさせられる。娘のアクメ顔を見た後に今度は自分が犯されて意識を失うが、目を覚ますとリビングに誰もいないのを確認し雨具を持つと裕香にスマホで連絡を取ろうとする。しかし智也に見付かって庭の松の木まで引っ張られ、逃げ出そうとした罰だとしてアナルまで犯されてしまいずぶ濡れになりながら絶頂を迎える。

暴風雨も収まり始め日付も変わる頃に助けを求められた裕香は車で三柴家を訪ねると、リビングで白濁にまみれた泉や舞と対面させられてようやく息子の仕掛けた罠だったと気付くことになる。智也が歪んだのは裕香が出ていったせいだと曲解されて反論する間もなく、四つん這いのままで尻を叩かれて元夫から与えられた愛のある辱しめを思い出してしまう。母娘の前でアナル処女を奪われた裕香はアクメを迎えると、智也の巨根による掘削機さながらの激しいピストンの末に中出しされるのであった。

一度は解放されたものの性交の動画を撮られているからという理由で三柴家に戻って来た裕香だが、ある日曜日に嬉しそうに奉仕する母娘を見て自分も参加せざるを得なくなり、イラマチオ同然に口腔を犯されてしまう。対面座位でアナル処女を捧げた舞や、繰り返される前後の穴での性交で何度も絶頂を迎えた裕香の淫らさに当てられたのか、泉は自ら犯されないという選択肢があるにも関わらず犯される道を選ぶ。台風一過で外は穏やかな陽気を見せる中で、三柴家のリビングでは狂乱が過ぎ去ってもまだ智也という淫獣の性欲は尽きることはなさそうである。


【レビュー】

ノベライズを除くオリジナルの作品としては1年3ヵ月振りとなる作者の新刊は、これまでの作品群と同様に義母や義姉、更には実母という近親相姦を題材とした凌辱的な官能作品である。父を1年前に亡くし義母の【泉】(38歳)や義姉の【舞】(18歳)と暮らす主人公は、義母の態度が妙によそよそしいことに疑念を抱いていたが、台風が接近しつつあるある日に彼女の一方的な裏切りを知って暴力的に犯してしまう。それとともに実母である【裕香】(42歳)が自分を置いて家を出ていった理由も知ることとなり、義姉の舞をも毒牙に掛けていくまでが前半の山場で題名の通り暴風雨で外には出られず、野獣が放たれた自宅という檻の中でヒロインが一方的に凌辱されてしまう展開そのものである。

元は他人同士で私生活では一線を画していたところのあった義母、年の近さもあって仲の良かった義姉と主人公がヒロインをモノにしていくプロセスは真逆であり、舞との情交場面はまさに誘惑作品そのものに近い甘さを感じさせる。一方で泉としては主人公の獣性に気付いてしまった以上は「娘を守る」という口実で身体を開かざるを得ず、秘かに主人公が画策していたとは言え舞との関係を知った後にプライドが崩壊していく様は凌辱作品らしいところと言えよう。

後半では実母の裕香が家を訪ねて来るが、主人公は過去の自らの不義の行いは棚に上げつつも、自分を捨てていったと心理的に追い詰めていく。既に牝奴隷となった泉・舞母娘の前で身体への制裁を与えるのは悪魔少年らしいところだが、ここ最近の但馬作品の設定が主人公やヒロインともに似たり寄ったりなところも見受けられるためか、義母と実母で際立ったプロセスの差が欲しかったところでもある。母に見捨てられるというところで主人公の本質的な甘えん坊の部分が裏返しとなり暴虐的になるのは理解出来るのだが、そろそろ何らかの新味が欲しいかなと読み手としての勝手な感想も抱いた次第である。

tag : 高校生主人公 童貞 近親相姦 母子相姦(実) 処女 熟女(40代)

小鳥遊葵「ほしがり未亡人 兄嫁、義母、女教師、美母」

小鳥遊葵「ほしがり未亡人 兄嫁、義母、女教師、美母」
(フランス書院文庫、2017年8月、表紙イラスト:丹野忍)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

大学に通う悟の兄が事故で急逝したことにより、兄嫁のさつきを孕ませる為に情交に及ばなくてはならなくなった。既に関係に至っている義母の里枝からそう告げられるが、兄の葬儀の折に自分たちを捨てて男に走った実母の美紀子が姿を現し、彼女の持つ毒に冒されていく。


【登場人物】

日向悟
19歳の大学生で現在は実家を出て都内の有名大学に通っている。かねてから兄嫁のさつきに性的な欲望を抱いていたからこその上京を選んだが、兄が亡くなり子を孕ませるように里枝に命じられ次第に関係を深めていく。中学を卒業する際に結婚間近だった遠子に告白し筆下ろしをしてもらっている。

日向里枝
40歳。鮪漁師だった日向に寄港先の三浦三崎で口説かれて後妻となったが、肝心の本人が海難事故に遭い5年前に亡くなって未亡人となっている。日向との間に子供はいないが悟らの母親としての役目もあり、籍を抜かずに至っている。熟女らしくグラマラスで妖艶な雰囲気を漂わせており、悟と頻繁に関係を持っている。

日向さつき
27歳。悟の兄・孝一の妻で日向家の跡取りとして同居していたが、出張先で突然の交通事故により亡くなったと聞かされ、地元のしきたりにより家に残りたければ悟と交わり子を為す必要があると迫られる。スレンダーながらも胸や尻だけに肉付きが良く、いかにも男好きそうな身体付き。

藤野遠子
30歳。悟の中学時代の担任教師で今も教鞭をとっている。地元のしきたりにより亡くなった姉の夫に結婚を迫られ、その間近に悟から告白を受けたこともあり、あわよくばという期待も込めて中出し情交を望んでいた。現在は子供が一人おり悟には真相を打ち上けずにいたが、同じく教え子だった悟の兄の急逝により久し振りに顔を合わせることに。

美紀子
44歳。日向の先妻で悟兄弟の実母に当たる。遠洋漁業で不在がちな夫やしきたりに縛られる田舎に嫌気が差し、若い男と駆け落ち同然に家を飛び出して離縁している。孝一の死を知って久し振りに日向家を訪ねたが、相変わらず淫蕩な雰囲気を醸し出しており、冷たくあしらおうとした悟を軽く捻り日向家に居座ることを認めさせてしまう。


【展開】

夫孝一が出張先で交通事故に遭い亡くなったと聞いてさつきは悲しみにくれるが、その矢先に義母の里枝から家に残りたければ義弟の悟に抱かれて子を孕みなさいと迫られてしまう。悟に対して可愛いと思う気持ちはあれど亡き夫への貞操もと迷っていると、里枝は自信満々に今夜悟に夜這いさせるからと告げて弔問客らにはさつきが懐妊していると嘘をつき考える余地を与えようとしないのであった。

兄の遺体を伴って帰郷した悟を階上の部屋に招いた里枝は大役を果たしたのだからと奉仕を迫る義息に対し、不謹慎だと言いながらもフェラチオ飲精した後に何食わぬ顔して弔問客と応対する。そして夜も遅くなり悟は里枝の部屋で3ヵ月振りの情交を済ませると、弔問客についた嘘を真にして欲しいとさつきの排卵日も近いことだからと抱くように命じられるが、自分が退くということではないと遠回しに爛れた関係の継続を仄めかされる。階下の奥屋敷で寝ずの番をしていたさつきを見付けた悟は長年の想いを打ち明け、兄嫁からも正式な形で再婚したいと快諾されるが、流石に今晩だけはと躊躇されると離れの部屋に連れていき兄嫁を組み敷いて中出ししてしまう。

翌日お通夜が行われる葬祭場を訪ねた遠子はさつきがこのまま日向家に残ると聞いて、悟も自分のようにしきたりに縛られて望まぬ結婚をさせられるのではと心配し、弔問客が切れた頃を見計らい山間の高台に来るようにメールする。三年前に童貞を奪ったこの場所で教え子と話をする機会を得た遠子はせっかちな求めに応じ、桜の木の下で立ちバックになり決して悟に言えぬ我が子の出生の秘密に想いを寄せながら種液を注がれるのであった。

葬祭場から自宅に戻り絶えぬ弔問客の応対に疲れ気味の悟が自室で休んでいると、部屋を訪ねてきた里枝より実母の美紀子が押し掛け同然に現れて悟の部屋を案内しろだなんてと、憤懣やる仕方ない様子である。喪服姿の義母にそそられて悟は四つん這いにさせるとまた夜遅く訪ねるからと約束し、奥屋敷にいたさつきにも後で顔を出すからと告げて実母が待つ部屋へとやって来る。お風呂をいただいたとバスタオル一枚であられもない姿で応対した美紀子に欲情し、散々啼かせてから冷たくあしらおうとしていた悟であったが、どれだけ酷い言葉を浴びせても動じずに淫蕩な様子を漂わせる実母に対して敵わないと感じながら騎乗位で中出ししてしまう。

深夜二時になり排卵日を迎え悟がなかなか戻って来ないと苛立つさつきだったが、情交の痕跡を消さずに現れた義弟を見て里枝だけでなく美紀子にも嫉妬を覚えぞんざいな態度を見せるが、そこへ里枝も待ち切れなかったようで自分が番を代わると現れる。更に美紀子も現れて亡き孝一の位牌の前で悟の取り合いになり口論を始めてしまうが、当の悟は邪魔が入ったねと涼しい顔で続きは明日にしようと立ち去ってしまう。そして昼になり葬儀が執り行われる寺にやって来ると、まだラフな格好の悟はさつきにお墓の掃除へ行こうと誘い、先祖の見守る前で喪服の裾を捲り立ちバックで胤付け性交を始めてしまう。

葬儀に参列しようと寺に向かっていた遠子はさつきと交わる教え子の姿を見てしまい、このままでは周りの毒女たちに冒され未来が奪われると危惧し、その日の晩に鳴り砂の浜で逢いたいとメールを送る。浜まで乳繰り合いながら辿り着くと、遠子から環境に冒されないで代わりに自分が浄化してあげると言われて、悟は三人に負けず劣らず淫蕩だと苦笑いしながらもまだ肌寒い夜の海に入る。そして身体を清めると岩場にバスタオルを敷き、いつもは女たちに主導権を握られてばかりだから今回はと正常位で交わるのであった。

数日後悟は内陸の街で遠子と密会するために出掛けると、日向家に居座り続ける美紀子は里枝やさつきに今後どうするか話し合いたい、ならば今晩同衾してもらい悟に決めさせようと提案する。美紀子としてはしきたりに縛られ大学を中退し帰省を余儀なくされる息子が可哀想だと思うのは遠子と同じ考えのようで、自分の夫になってもらう為だけで申し訳ないというさつきも懐妊に賭けたいと同調されては、流石に悟を側に置く為に計略を練っていた里枝だけが反対する訳にもいかない。
その頃ホテルで遠子と密会し抜かずの三発を決めた悟は島に戻るフェリーでは何食わぬ顔をして女教師とは他人の振りを演じると、迎えに来たさつきのミニスカート姿に欲情し灯台の側にある松の木の下で孕ませを意識しながら交わってしまう。今夜は三人で楽しむつもりだとさつきに聞かされ悟は奥の座敷に招かれると、酔った女たちは淫らな服装で挑発するが物足りぬと感じて喪服に着替えるように命じる。淫らな挑発を繰り返し代わる代わる性交を求める熟女たちの姿を見て、悟はさつきとの結婚を認めてもらう代償に二人の母とも恋人でいたいと宣言しさつきを抱くのであった。


【レビュー】

フランス書院文庫において淫らな熟女を描かせたらこの方が一番だというポジションを確立した小鳥遊葵氏だが、本名義で第十作品目となる今作でも兄嫁、義母、女教師、そして実母まで登場し、熟女の醸し出すしっとりとして濃厚な淫猥さが楽しめる官能作品に仕上がっている。作品での舞台における「淫らなしきたり」を題材とするのが小鳥遊作品の恒例となっているが、本作でのしきたりは「跡継ぎが亡くなった場合、妻はその兄弟と再婚するか、家を出なくてはならない」というものである。

本作の主人公【悟】(19歳)はある地方から上京し大学に通っていたが、そこへ4つ歳上の兄が事故で急逝したとの報せを受け兄を連れて実家に戻るところから話は始まる。メイン格は兄嫁の【さつき】(27歳)で兄弟の義母に当たる【里枝】(40歳)から先の「しきたり」に従ってどう行動するか迫られるが、元々主人公に悪い感情を抱いている訳でもなく、ただ常識人として躊躇するのは当然の流れである。一方の主人公も兄嫁にただならぬ想いを寄せており、実はこの義母によって手ほどきを受けてきた関係なだけに、その提案を受けて是非にというところから二人が結ばれるのが序盤である。

亡き夫の子を宿したと繕うためにさつきは排卵日を狙って情交を重ねていくのだが、性欲旺盛な主人公は彼女や義母だけではもの足りずに恩師の【遠子】(30歳)と再会するや数年振りの関係を結ぶ。実は主人公が十代半ばの頃に彼女が筆下ろしの役割を担うが、その時に亡き姉の夫との結婚を迫られていたこともあり、誰にも明かせぬ秘密を抱えているからこそ主人公の境遇を知って何とかしようとする。しかしあくまでも彼女の話はサブ的なもので、他のヒロインたちと絡むことのない独立した話である。(因みに彼女だけ未亡人ではなく、喪服姿は主人公の兄の葬儀に参列した時である。)

さつきを主人公の妻にする代わりに自分も義息との関係を認めてもらい美味しいところをいただこうとする里枝だが、そこへ主人公の実母である【美紀子】(44歳)が長男を見送りたいと通夜に現れたことで更なる混沌を見せる。若い男に走って家を捨てた女だと邪険に接しようとする主人公だが、美紀子の方が遥かにあしらい方が上手で牙を抜かれる形となり、彼自らも実母の淫らな血を継いでいることを実感させられるからである。

恩師の遠子の心配をよそに実母が唱える淫らな取り決めにより、若い男(主人公)をシェアするという結論に至るのだが、官能場面もこれからという時点で尻切れに終わってしまうのはやや残念でならない。正直義母の里枝と実母の美紀子の性格がダブって見える部分もあり、ここを整理できたらもっとすっきりするし、各ヒロインの出番を増やせると思う。しかし官能小説として最も大事ないやらしさという面から見れば現時点でほぼ満点ではないかと感じたので、欲張らずにヒロインの数を減らしての濃厚な描写に期待したい。

(以上Amazonサイトでのレビューより)




東北在住である小鳥遊葵さんはここ最近「淫らなしきたり」を題材に作品を重ねており、「鳴り砂の浜」やフェリーで内陸に渡るなどの描写から恐らくは大島を舞台に想定なさっているのかなと思われます。個人的な話ですが管理人の両親はいずれも東北の出身であり、何度も実家を訪ねているのもあって親近感を抱くので応援したい作家さんの一人です。

その上で読み手として感じたのが実母ヒロインの美紀子の扱いで、ここ最近の小鳥遊葵作品に実母が登場するものの母子としての情が薄く、母子相姦という背徳性をあまり感じさせないのがちょっと残念でもあります。あまりそこを強調していないなら遠子のキャラ立ちの方がより背徳性が感じさせるし、話を纏めやすくなったのかな…と思われるので、次は三人(以下)に減らしての濃厚な展開を期待したいですね。

tag : 大学生主人公 熟女限定 近親相姦(義) 熟女(40代)

但馬庸太「美母と義姉と侵姦犯」

但馬庸太「美母と義姉と侵姦犯」
(フランス書院文庫、2013年1月、表紙イラスト:新井田孝)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)

美母と義姉と侵姦犯
但馬 庸太
フランス書院
2014-07-25




【あらすじ】

自分を男として意識せずに身体の線が出る服装をする実母の瑛子に性の対象としていた泰臣は、ある晩に彼女のバスタオル一枚の姿に欲情しオナニーしていたところを見咎められ性交を迫ろうとする。何とか口唇奉仕で危機を回避した瑛子だったが翌晩に凌辱されてしまい、その関係は義娘の由梨の知るところとなる。


【登場人物】

芝原泰臣
16歳の高校2年生。瑛子の実の息子で、優しくて利発的な少年。3年前に義父が亡くなった際に瑛子が心労で倒れてからは、常に女として意識し欲情を抱いている。童貞だが20cm近い巨根。

芝原瑛子
38歳。泰臣の実母で3年前に再婚相手の真を交通事故で亡くしている。セミロングの黒髪に柔和で優しげな美貌に相反して、Fカップで90cmを超えるヒップの熟れた身体付きの女性。在宅で翻訳の仕事をしているが、美人翻訳家として雑誌で取材を受けるほどに知名度が高い。性行為は4年ほどない。

芝原由梨
22歳?理工学科の大学院生で瑛子の再婚相手の連れ子。身長は泰臣より20cm近く低く、ダークブラウンの髪であどけなさの残る顔立ちの清楚でスレンダーな美女。Dカップ。勉学に没頭する余りに男子との付き合いはなく処女のまま。泰臣に対して異性と意識しているが、叶わぬ恋だと気持ちを封印している。


【展開】

ある9月中旬の夜に泰臣はリビングで風呂上がりの瑛子がバスタオル一枚の姿で涼んでいるのを見てしまい、欲情を抱きながら入浴しようとするとこれまで意識しまいとしていた母の下着が目に留まり、剛直にショーツを巻き付けて射精する。そこへうめき声を聞いた瑛子が現れまるで蔑むようかの扱いを受け、言い訳をしようと前に進んだときに躓いてしまい彼女を押し倒す形に。衝動的にショートパンツごと剥いだ泰臣が今まさに挿入しようとした瞬間瑛子が本番だけはと懇願し、ならばと口唇奉仕を要求すると躊躇する母におしゃぶりさせてと頼むように告げると、早く射精させようとする瑛子の奉仕に耐え切れずに白濁を放出し飲精させる。

翌朝瑛子は悪夢を振り払おうと毅然とした態度を取るが、当の泰臣はまるで悪びれた素振りを見せることはなく一人で悩みを抱えていたが、その晩も厚かましく寝室に押し掛けられてしまう。ベッドに押し倒され男上位のシックスナインで口腔を犯されながら露わになった秘所を舌で蹂躙されると、息子はもう我慢できぬと体位を変えぺニスを膣内へ挿入してくる。抽送されてヌチャヌチャといやらしい音を立てているのを泰臣に指摘され、瑛子は恥じらいつつ膣奥に精液を注がれるまで全く抵抗できずにいたのであった。

次の日に瑛子は荷物を纏めて仕事部屋代わりに使っていたホテルの部屋に避難しようとするが、そこへ泊まり込み続きだった由梨から連絡があり今夜遅く帰るからと聞いて、今自分がいなくなれば彼女が泰臣の毒牙に掛かると思い直す。夜中に娘を出迎えたもののそこへ泰臣と顔を合わせる羽目になり、早く用を済ませてと言った言葉尻を取られ寝室に引きずり込まれてしまう。どこまでも傲岸な息子に頬を張ったもののそれが泰臣の怒りを買うこととなり、秘豆への愛撫との相乗効果によって指ピストンでイカされる。身体を綺麗にするからと今度は浴室に連れ込まれ、泡奉仕の果てにパイズリで白濁を浴びせられると、対面座位での交わりを強いられる。膣奥に容易に達するほどの巨根に責め立てられ、潮を吹くほどの絶頂を迎えながら精液を注がれて次第に瑛子のなかで何かが壊れていくのを否めずにいた。

一方久し振りの休日で疲労困憊の由梨は夜中に目が覚めてしまい、母の寝室からうめき声が聞こえてくるのを不審に思いドアから中を覗くと、何と瑛子が泰臣に馬乗りになって繋がっている姿を見て動揺しながらも部屋に戻り疎外感に浸りつつ眠りに就く。しかし暫くして上半身汗まみれの泰臣がベッドの側に立っていて、覗きに気付いていたと言われ口外はしないからと返すが突き飛ばされ拘束されてしまう。用意周到なことにローターを準備していたようで、義弟は刺激に耐えられたら由梨を信用すると言うが、呆気なく果てただけでなく指ピストンで潮を吹かされ恥辱を味わわされる。その衝撃も収まらぬうちに剛直の侵入を受けて処女花を散らした由梨は、為す術もなく胤付けされてしまう。

凌辱されて四時間後由梨は荷物を纏め義弟に気付かれぬように家を出ようとするが、泰臣に見付かってしまいリビングに連れ戻されてしまう。頬を張り必死に抵抗しようとするがジーンズ越しにスパンキングを受けて恭順する他になく、その場しのぎのつもりで口唇奉仕を始める。イラマチオ同然に扱われ精液を飲まされるが、義弟は信用ならぬとばかりにM字開脚になるように要求し露わになった秘所をデジカメで撮影し始めると、マゾの素質があるようだと蔑みながらぺニスを挿入する。騎乗位にさせられ奥深くまで撹拌され、快感に意識が霞んでいきそうな折りに泰臣の告白を受け、遂に由梨もこれまで封印していた想いを打ち明ける。そして中出しされた瞬間にリビングに繋がる寝室から母が現れ…。

現れた瑛子は由梨まで犠牲にしてと叱り今後は自分が代わりに犯されると告げるが、泰臣から疚しい気持ちが無いなら耐えられるはずだと十分間電マでのお仕置きを受ける羽目になる。しかし五分と持たずにイってしまったのを見た泰臣はこれで三人で愛し合えると嬉しそうで、母にスパンキングして屈服させようとするがそれでも言い訳がましいことを口にしていたので、絶頂を迎える寸前までぺニスで犯すと今度は電マで焦らし続ける。更に対面のソファーにいる由梨を貫き中出しする姿を見せ付けると、漸く瑛子はイカせて欲しいと懇願したのを見ると試してみたかったアナル性交を思い付く。由梨の処女を奪ったのだから母の処女もと言う息子におぞましさを感じながらも、瑛子は後ろの快感を引き出され腸内に中出しされてしまう。

翌日学校を休んだ泰臣は浴室に母と姉を連れて来ると自分だけのものと刻みたいようで剃毛を求め、更に双頭ディルドウを持ち出し繋がってレズり合うように命じる。母娘の交わりを見て興奮した泰臣は剛直を見せ付け口唇奉仕させると、由梨が下になるように瑛子も四つん這いになるように告げ、始めに母を貫き次に姉を貫く。重なった女体から受ける刺激を感じながら瑛子は二度目の肛姦を受け入れ、由梨から施されるレズキスに溺れていくのであった。


【レビュー】

デビューから二作目に当たる「美母と叔母と相姦犯」と似た言い回しの題名の本作は、これまで作者が手掛けてきた実母(または義母)や実姉(または義姉)との相姦路線の延長上にあるものだと言える。近年は誘惑的なアプローチも盛り込んでいるが、当時は母や姉が悪魔に転じた少年と交わるその背徳性に畏れを抱き、時には抵抗したり逃げ出そうとしたりするなど王道らしい路線だったと思う。

これだけ説得を試みようとする母や姉に対する主人公の振る舞いはどうにも納得し難く、これまでの良好な母子、姉弟関係を破壊してやろうとするその暴虐振りはまぁ凌辱作品らしいとも言えるのかもしれない。作者が意識していたかは不明だが、主人公の心情描写は極力抑えられていたせいもあり何とも不気味と言うか、犯されるヒロインの側に立って読んでいるような感じに捉えたのだがいかがであろう。好きだから(虐めたい)という気持ちも分からなくは無いのだが、ここまでされるヒロインがちょっと可哀想な気もするとは言え、ラストでは主人公に甘える描写も見られるのでそれはそれで良いのかもしれない。


(参考作品)





DSKさんと愛好家Sさんのブログで紹介されている本作のレビュー記事です。

2013/1/25 発売→ Amazonはコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。青狼の一途な欲望が相姦劇を招いた!獣の格好で息子に貫かれ恥辱に涙する母・瑛子。見下していた義弟に純潔を奪われる姉・由梨。寝室、浴室、リビング…逃げ場のない家で調教され、少年の前に跪いて同時に朱唇で仕える38歳と22歳。二人の獲物が心まで侵され、躾けられていく飼育生活!★★★★☆ 昨今の王道的相姦凌辱を忠実に踏襲, 2014/1/19作者の6作目に...
美母と義姉と侵姦犯(著:但馬庸太、フランス書院文庫)

1909『美母と義姉と侵姦犯』但馬庸太、フランス書院/フランス書院文庫、2013/01 発売●あらすじ魅力的な実母に性的欲望を抱く少年が、母の下着を使っての自慰を母に目撃されてしまい、どうせ嫌われるならと迫って母と無理矢理に肉体関係を持ち、二人の関係を知った義姉にも欲望を向ける事になる。●登場人物【芝原泰臣】16歳。童貞。高校生。瑛子の息子。由梨の義弟。優しくて利発的な少年。【芝原瑛子(えいこ)】38歳。Fカップ。...
1909『美母と義姉と侵姦犯』

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tag : 高校生主人公 童貞 母子相姦 姉弟相姦 処女

小鳥遊葵「義母と民宿の母娘 美熟女たちの甘い誘い」

小鳥遊葵「義母と民宿の母娘 美熟女たちの甘い誘い」
(フランス書院eブックス、2016年12月、表紙イラスト:村山潤一)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)

義母と民宿の母娘 美熟女たちの甘い誘い フランス書院eブックス
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小鳥遊葵「義母と民宿の母娘 美熟女たちの甘い誘い」
(リアルドリーム文庫、2012年2月、表紙イラスト・挿絵:岬ゆきひろ)

※リアルドリーム文庫作品としては、現在取り扱いを終了しています。

義母と民宿の母娘 美熟女たちの甘い誘い (リアルドリーム文庫 80)
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【あらすじ】

父の再婚相手となった冴子に性的な興味を抱いていた和人は、ある晩に彼女の裸体を脱衣場で見たことをきっかけに、両親の寝室を覗いてまるで自分に見せ付けるかのような冴子に一層惹かれていく。数日後に迫った三陸旅行に急遽父が参加できなくなり、冴子とのエスカレートに期待する和人を迎えたのは民宿を営む梢・美香母娘で、彼女たちはどうやら彼に興味津々な様子で…。


【登場人物】

吉行和人
17歳の高校2年生。ヨット部所属で男らしい身体を持つが甘えん坊で、義母の冴子に家族以上の愛情を抱いている。大人顔負けの巨根で精力も旺盛だが童貞。クラスメイトにもてるタイプだが、本人が熟女好みなので興味がない様子である。

吉行冴子
34歳。3年前に和人の父親と再婚した。儚げながら妖艶で、年相応に丸みを帯びた肉感的な身体をしている。優しくて心配性な性格。

立花梢
36歳。和人たちが宿泊することになった民宿の女将で未亡人。人当たりが良く開放的な性格。活力みなぎるムンムンとした色気を纏う。

立花美香
18歳。梢のひとり娘で彼女に似て奔放的な性格で、好きな人には自ら積極的にアプローチする。小麦色の健康的な肢体を持つ。処女。


【展開】

夏休みに入ったある晩和人は義母の冴子が妖艶な雰囲気を漂わせていたことに気付き、しかも入浴の際に風呂から出てきた彼女の裸体を見て興奮してしまい、入浴を済ませるとベランダを伝って移動して網戸越しに両親の寝室を覗いてしまう。義母は父の身体の上に逆向きに跨がり相互愛撫に溺れていたようだが、和人の覗きに気付くと見てと言わんばかりに騎乗位で繋がり、和人もその淫らさに欲情して手を使わずに爆ぜる。次の日三陸旅行に行くはずだった父が仕事で参加できなくなり、和人は冴子と二人きりの旅に甘い期待を抱かずにはいられなかった。

翌日一週間滞在する島に着いた母子は美香の歓迎を受け、冴子は歳の近さもあって和人に親しげに話し掛ける彼女に好感を抱き、しかもその母親の梢女将も気さくな様子である。一方和人は美香と梢とのやり取りを聞いて自分に性的な興味を抱いていると知ってどきまきし、美香に誘われて海岸を展望できる穴場に連れていかれるが、男性経験は初めてと聞かされてぎこちなくキスを交わす。美香から純潔を捧げると告げられたものの、いざ自分の剛直を見て怖じ気付いてしまったようで、それでも秘所が見たいとシックスナインにさせて快感を貪る。

民宿へ戻るとどうやら冴子はひとり置いてきぼりにされたことが寂しかったようで不満そうな表情だったが、その晩に一緒の布団で寝ることを承諾し「お義母さん」と呼び乳房に甘えさせることまで許してくれた。これ以上のエスカレートは許さぬとばかりに冴子は和人の一物を手で扱くが、尖りきった乳首を舌で蹂躙されると次第に乱れ始めて遂には浴衣の上から彼の手が秘所へと侵入するのを見るや、ペニスを口に含んで射精に導いてしまう。翌日梢の案内で母子は美香も加えた四人で立花家のプライベートビーチへとやって来ると、美女たちの水着姿を堪能するが冴子は体調がすぐれないから帰りたいと言い出し、用事があるという美香に付き添われて民宿へ戻っていく。

それを待っていたかのように梢女将が淫らになり疑似母子プレイを求め、乳首が見えそうなのも気にせずにサンオイルを塗ってと頼んでくる。勃起に気付かれて浅瀬での口唇奉仕に発展し互いにその気になったところで浜辺の別荘へ移り、梢は一度ここでと告げて浴槽の縁に肘を付いてお尻を突き出しバックでの性交を求め中出しされた後、二回戦は寝室のベッドでシックスナインを始める。梢が亡くなった息子の名前を呼びながら性悦に浸っているなか、突如美香が部屋に乱入するが梢は一向に止める気配がない。母娘のやり取りを聞いているとどうやら美香が梢に初体験が出来るように何とかしてと頼んだらしく、騎乗位で跨がっている梢に対抗するかのように美香が和人の顔面に跨がり、それぞれに快楽に浸るのであった。

冴子と約束した時間より遅くなってから民宿へ戻った和人は「不潔」だと義母に詰られ関係がバレたと悟るが、その怒りに女としての嫉妬が混じっているのに気付き、梢とのプレイを思い出し冴子に「ママ」と呼び掛ける。これが効を奏したようで前夜のように冴子が甘えさせてくれるが、それと共に梢から話は聞いていると素直に白状するように告げられ和人は初体験を梢としたことに後悔し始める。何処まで許して良いものか戸惑う冴子に対して和人は乳房に甘えながらの手扱きだけに飽き足らず、男上位のシックスナインで義母の秘所に食らい付き、冴子も気を遣らぬようにしながらも和人のペニスの先端を口内に収め射精に導いてしまう。

翌日美香に誘われて浜辺の別荘に向かうと、予測していた通り美香から純潔を奪って欲しいと申し出を受ける。前日の母親の振る舞いを見て嫉妬しただけでなく、そんな母親に誘われても実は冴子が本命なのではと核心を突かれ、和人は美香に口唇奉仕させた後に正常位で交わり破瓜へ導くのであった。

こうして一週間に渡る島の滞在も最終日前夜を迎え、梢と美香母娘は相変わらず奔放的ながらも、冴子とも一定の成果を得られたと和人は満足していた。しかし冴子は美香との関係を知って納得した訳でなく夕食後に「折檻」すると一方的に告げると、花火大会を観にいった母娘がいないのを利用して、熟女をその気にさせるといかに恐いのかと諭そうと試みる。手や口での奉仕だけでなく身体も捧げるつもりでいたが、灯りのあるところで秘所を開帳されて羞じらうと、和人に言われるがままベランダの手すりに手を付いて立ちバックで剛直を受け入れる。そこへ母娘の乗った車が民宿へ戻って来て、ベランダを照らすようにライトを向けられると、冴子は秘めた露出癖を露わにしてヨガり続けるのだった。


【レビュー】

作者の小鳥遊葵氏はリアルドリーム文庫でも刊行を続けていたが、本作を最後に商業ではフランス書院文庫に絞っての執筆となっている。父の再婚相手・冴子の貞淑さのなかに窺える妖艶さに惹かれてしまった主人公が両親の交合を覗き見てしまい、冴子の本質に気付き始めて間もなく母子での旅行をきっかけに背徳な関係を結ぶまでが描かれている。

とはいえ冴子と結ばれるのは最後の話であり、母子が旅行先で宿泊する民宿を営む梢と美香の母娘が実質的な官能場面での主役と言えよう。似た者同士な母娘なだけに主人公に男を感じてあからさまなまでの誘惑を仕掛けるし、母娘とはいえあけすけなまでに際どいやり取りをするので、早い段階から冴子は警戒心を抱くのである。主人公が自分に性的な興味を抱いているのは分かるけども、夫もいて特段夫婦仲に支障をきたしていなかったから、素直に受け入れる訳にもいかなかったのであろう。

出逢ってまる三日で梢・美香母娘と関係を築いてしまったとはいえその間に冴子は手や口での奉仕だけに留めており、ペニスを受け入れるまでの心理の変化を読んでいくのは一昔前の官能小説ではよく用いられた展開である。従って冴子の本番がピークアウトする直前で終わってしまうのはやむを得ないのだが、個人的にはその先にこそ力を置いて欲しかったので、バランスの取り方が母娘に寄りすぎたのはちょっと残念である。


DSKさんとみきりっちさんのブログにて、本作を紹介なさっています。
2012/2/22 発売→ Amazonはコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。高校生の和人が義母・冴子と二人で訪れたのは、美熟女未亡人・梢とその娘・美香が営む海辺の民宿。義母と一線を越えた男女の仲になりたい和人は、布団の中で浴衣姿の義母に、砂浜で水着姿の義母にアプローチ。「駄目よ、和人さん……。わたしたち、母と子なのだから……」さらには妖艶な民宿女将と小麦肌の美少女にも迫られて……!★★★★☆ 物語としてのメイン...
義母と民宿の母娘-美熟女たちの甘い誘い(著:小鳥遊葵、リアルドリーム文庫)

リアルドリーム文庫 義母と民宿の母娘 美熟女たちの甘い誘い義母と民宿の母娘 美熟女たちの甘い誘い (リアルドリーム文庫 80)posted with amazlet at 12.03.02小鳥遊葵 キルタイムコミュニケーション 売り上げランキング: 4651Amazon.co.jp で詳細を見る2月発売のリアルドリーム文庫の新刊です。読み終わったので、レビューです。主人公には、父親の後妻である「冴子」(さえこ)に義母以上の想いを抱いています。とは言え、その...
リアルドリーム文庫 義母と民宿の母娘 レビュー






同じ作品のあらすじですが前者がリアルドリーム文庫で、後者はフランス書院eブックスとなっています。それぞれの方針が窺えて面白いですよね。

高校生の和人が義母・冴子と二人で訪れたのは、美熟女未亡人・梢とその娘・美香が営む海辺の民宿。
義母と一線を越えた男女の仲になりたい和人は、布団の中で浴衣姿の義母に、砂浜で水着姿の義母にアプローチ。
「駄目よ、和人さん…。わたしたち、母と子なのだから…」
さらには妖艶な民宿女将と小麦肌の美少女にも迫られて…。



(娘の美香さんも綺麗だけど、女将はそれ以上だ……)
むっちりボディの未亡人・梢と、小麦色の美少女娘・美香。
義母・冴子と訪れた民宿で出迎えてくれた美しすぎる母娘に、
この旅が最高の旅になることを和人は確信した!
添い寝されつつ憧れの義母の乳房を堪能させてもらい、
女将の洗体ご奉仕、さらにはじゃじゃ馬娘の処女をいただき……
18歳、34歳、36歳……ここは、三人の美女がいる宿!



さて作者の最新刊が8月に刊行されますが、夏のこの時期にぴったりなしっとりとした艶やかな熟女たちの登場する作品になりそうで、楽しみにしています。

ほしがり未亡人: 兄嫁、義母、女教師、美母 (フランス書院文庫)
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「ああ、長くて太いので突いて。私を狂わせて」
逞しい肩に齧りつき、対面座位で腰を揺らす美熟女。
夫を喪ったその日から『未亡人』という牝になる女たち。
亡き夫の視線を感じつつも待ち望んだ絶頂を迎える。
満たされない性への渇望で容赦なく男を食い漁るが……
兄嫁、義母、女教師、美母……濡れ乱れる喪服妻たち!

tag : 高校生主人公 童貞 母娘丼 処女

村崎忍「母娘みだら下宿 したがり未亡人大家」

村崎忍「母娘みだら下宿 したがり未亡人大家」
(フランス書院文庫、2017年7月、表紙イラスト:丹野忍)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)

母娘みだら下宿: したがり未亡人大家 (フランス書院文庫)
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【あらすじ】

古い家屋の立ち並ぶ郊外の街にある美人母娘の家に下宿する事になった薫は、二度も夫に先立たれて女としての気持ちを閉ざしていた美智子、そんな継母を心配する義娘の沙織、そして異性と接するのが苦手な実娘の綾乃とそれぞれ深い仲になっていく。


【登場人物】

綾瀬薫
19歳の大学2年生。身長は一般男子の平均よりはやや小柄のようで、性格は大人しく心の優しい青年。女性経験はない。

滝沢美智子
37歳。下宿先の家主で邸宅は亡くなった再婚相手の義父母から譲り受けた。平日の昼時だけ店舗を借りて食堂を営んでおり、色白で淑やかな容貌の優しい美女。二度の結婚を経ていていずれも相手と死別しており、新しい恋愛は考えてはいないようだが、下宿人として来た薫に対し男性として意識し始めている。

滝沢沙織
25歳。美智子の再婚相手の連れ子で血の繋がりはなく、父親は病死している。営業所でも一、二を争う成績の保険外交員で、勝気で気まぐれなところがある。栗色の髪で凜々しい容貌の美女。薫と呼び捨てにして弟のように扱い、マッサージさせたり迎えに呼びつけたりしている。一昨年に恋人と別れて以来付き合っている男性はいない。

滝沢綾乃
18歳の高校3年生。美智子の初婚相手の娘で父親は事故死している。薫よりも頭ひとつほど背が高く、高校バレーボールで全国屈指の実力を持つウイングスパイカー。引っこみ思案で異性と接するのが苦手だが、薫が女子として紳士に扱ってくれたのをきっかけに好意を抱いている。年下だが「薫くん」と呼んでいる。豊麗な長身に肩甲骨まで届く黒髪で、ファッションモデルとしても通用しそうな可憐な容貌の美少女。男性経験はない。


【展開】

薫はある地方の古い家屋の立ち並ぶ街に進学のために下宿生活を始めるが、下宿先の滝沢家に着くとどうやら不動産屋の手違いで薫を女性と思ったらしく、美智子母娘は戸惑いを隠せない様子だった。しかし今さら転居するにも安い物件など空いている訳もなく、何より娘たちが嫌がる様子でもなかったことから無事滝沢家に住まわせてもらうこととなる。

下宿生活が始まって1年が経ち、美智子のショーツの匂いを嗅いでいたのを目撃されて以来薫はことある度に彼女に甘え、今晩も耳掃除をしてもらうついでに勃起したペニスを口唇奉仕してもらっていた。そんな二人の睦まじい様子を見た沙織は義理の母親の幸せを願い、薫に脈はあるのか尋ねるとどうやら何度か告白しては美智子にいなされている様子。そこで自分の身体をダシにして美智子に迫ってみなさいと告げると、手付けということで沙織が秘所を見せてあげることとなり、夜遅く薫の部屋を訪ねていく。薫は女の秘所を見せてもらうだけでは飽き足らず、無防備に開かれた股の間に顔を突っ込み長い舌で蹂躙してアクメに導くが、自分も興奮のあまりにパンツの中で暴発してしまう。

合同合宿で自宅を不在にした綾乃が忘れ物をしたということで薫は沙織の運転する車で合宿先に向かい、その帰りのドライブデートで今晩自分が外泊するから母と二人になった折に迫ってみなさいと沙織に唆され、滝沢家に帰ると浴衣姿で夕涼みしていた美智子に改めて告白する。美智子はおしゃぶりを何度もしていたのにキスは初めてという状況に緊張しながらも唇を合わせると、リビングに移動して薫を横たわらせて騎乗位で跨がり、その偉容ぶりに圧倒されながらも中出しを受け止める。少年の精力は一度の交合だけ飽き足らず二度目を求められると、美智子は身体を洗ってからと誘うが、薫の長い舌で秘穴を弄られて気を遣ってしまいバックで挿入されて好き勝手に蹂躙され絶頂を迎えるのであった。

数日後沙織は後輩に営業成績を抜かれたショックで深酒をしてしまい、迎えに来た薫におぶってもらい滝沢家に着くと、美智子と初体験を済ませたはずなのに一向に成功報酬を受け取りに来ないのは何故と問い詰める。沙織が素面のときに気持ちが変わっていなければと告げる少年の優しさに焦れながらも、またも手付けと言いながら奉仕して口内で精を受け止め、薫が自分のために部屋を譲ってくれたことに感謝しながらひとり遊びをしてしまう。翌日リビングで寝冷えしたせいか薫が熱っぽいと訴えたのを知って、沙織は申し訳ない思いで仕事の合間を縫って彼の部屋へ見舞いに訪ねたが、部屋にこもる淫臭からどうやら美智子と情交に及んだのだと知る。薫の返事を待ってからペニスに触れるとすっかり臨戦体勢で、パンツを脱がせると女の匂いをプンプンさせているのが分かり、沙織は素股のようにして愛蜜でマーキングしてから騎乗位で挿入する。今までの彼氏より断然大きい一物に貫かれて不意の中出しを受けるが流石に時間はなく、沙織は体調が快復したら次は上になってねと誘ってしまう。

本を借りるつもりで薫の部屋に入ってきた綾乃は当の本人がいないのを知り、数日前に見た母との性交を思い出しながら机の角に股の間を押し当てながら薫を想っていると、いつの間にか彼が戻ってきたらしく恥ずかしい様を見られてしまっていた。これまでの想いを告げると薫も大事にしたいとやや戸惑いながらも純潔を貰ってくれることに同意してくれ、浴室で秘所を洗うと薫の剛直に口唇奉仕し、更には女性上位のシックスナインになりアクメに導かれる。薫がまだ達していないと知ると綾乃は自分の中で出してと対面座位になって交わり、痛みよりも子宮口にまで届く一物に溺れていってしまう。この日をきっかけに綾乃は受験勉強を口実に薫を部屋に誘い次第に女を開発されていくが、心の何処かでは薫が美智子を選ぶかもしれないと不安を打ち消せずにいるのであった。

沙織や綾乃だけでなく美智子とも関係を続けていた薫だったが、ある晩娘二人が寝静まったころを見計らって美智子の部屋を訪ねる。料理の仕込みで朝早いからと言い訳しながらも、せっかちに交合を求める美智子を可愛いと思いながら一戦交えて部屋を出ると、何とトイレで起きてきた沙織と出くわしてしまう。義母との関係は承知していたものの生々しい喘ぎ声に煽られたのか、沙織は薫の部屋で抱いてと迫り汚れたペニスを清めようとシックスナインで奉仕した後四つん這いで薫を受け入れる。休む間もなく正常位でのスローセックスをしていたが、押し入れから物音がして実は綾乃が先に部屋に来ていたものの、二人が行為を始めたので出るに出られずにいたことが発覚する。妹にも恥じらうことなく楽しんで欲しいと沙織は時に挑発したりなだめたりしなから、姉妹でとことん少年の精を搾り取るつもりで代わる代わる交わり続ける。

秋を迎え綾乃の受験勉強の追い込みが本格化する前に、美智子の提案で母娘たちと薫の四人で温泉旅行に出掛けるが、娘たちが大浴場へ行っている間に美智子は薫に迫られ拒めずに正常位で受け入れてしまう。そこへタイミング良く娘二人が戻ってきてしまっては申し開きなどできるはずもなく、しかし娘たちは互いに関係をオープンにするつもりだったと切り返され、美智子は娘たちと並んで四つん這いになり薫の挿入を促すのであった。


【レビュー】

大学進学に伴い古い家屋の立ち並ぶ郊外の街へ移ることになった主人公・薫(19歳)だが、その名前が災いして実は女の子だと思って下宿を承諾したという母娘三人が本作のヒロインで、同じ作者による過去作品『溺れ母娘』とよく似た構成である。熟女ヒロインである【美智子】(37歳)は二度の結婚・死別を経て、最初の相手との娘が【綾乃】(18歳)と再婚相手の連れ子である【沙織】(25歳)が登場するのだが、本作では初対面から一年が経過しており、美智子と既に手で慰めを与えてもらう関係となっている状況から始まる。

美智子は早い段階より主人公を男として意識してはいるが、自ら愛した人が死に至った経緯から一線を越えることには躊躇もあり、それでも彼の押しの強さに負けて肉欲に溺れていってしまう。一方美智子とは血の繋がりがない沙織は彼女の幸せを願っており、また義理の妹である綾乃が主人公に恋心を抱いているのも知っていて、自らも性的な興味を持つなかで初めては美智子にという意思を尊重してやはり本番は後になってからである。

美智子や沙織との性体験を経た主人公だが同じ家に住む限り秘密を隠し通せるものではなく、綾乃も母親との関係を知って「角オナ」していたところを見てしまい処女を捧げられる。ここからの展開はやや早めで、美智子に夜這いし部屋に戻るところを沙織に見付かり、更には綾乃も加わっての姉妹丼へ発展する。本作では美智子との情交描写とほぼ同じくらいの分量が割かれており、ここ最近の黒本の傾向が単なる「熟女推し」の段階から変わりつつあるように思われる。若干気になるのはいずれのヒロインも手や口による奉仕→体位を変えながらの二度の情交というパターンであり、熟女の美智子と生娘の沙織ならば多少の変化があっても良かったと思うのだが…。

2017年7月の黒本の誘惑作品は偶然にも「熟女母親ヒロイン+娘姉妹ヒロイン」という構成だが、村崎忍作品らしくしっとりとしていて、季節柄からか匂いを意識した描写となっておりじわじわとくる官能を呼び起こさせる。例えば主人公が美智子と情交に及んだ後に沙織に迫られる場面で、他の女の匂いが残ったままの一物という描写は、分かってはいてもなかなか描かれないものである。作者は女性かもしくはその立場に立って見ることが得意な方なのであろうと思われる。


愛好家Sさんのブログにて本作が紹介されています。
4239『母娘みだら下宿 したがり未亡人大家』村崎忍、フランス書院/フランス書院文庫、2017/07 発売●あらすじ不動産屋の手違いで美人母娘の家に下宿する事になった少年が、二度も夫に先立たれて女としての気持ちを閉ざしている未亡人家主、そんな継母を心配する義娘、そして異性と接するのが苦手な実娘と深い仲になっていく。●登場人物【綾瀬薫】19歳。童貞。大学二年。おとなしい少年。【滝沢美智子(みちこ)】37歳。下宿先の家...
4239『母娘みだら下宿 したがり未亡人大家』

tag : 大学生主人公 童貞 母娘丼 姉妹丼 処女

プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

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