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宗像倫「息子の担任女教師に耽弱(おぼ)れて」

宗像倫「息子の担任女教師に耽弱(おぼ)れて」
(フランス書院文庫、2015年3月、表紙イラスト:松原健治)

ネタバレ有り。御注意下さい。
2017年11月22日レビュー再編集。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

息子の担任教師に亡くなった妻の面影を見出だし想いを抱く裕太だが、それを見た隣人の女子高生の郁美から性処理を手伝ってあげると言われ困惑する。少女からその気があるならアプローチしてみたらと言われた裕太は由佳に告白すると、付き合いは出来ないと返答されつつも意外な申し出を受ける。


【登場人物】

大庭裕太
33歳。フリーのWebデザイナー兼プログラマー。2年前に乗っていたバイクで事故に遭い妻を失っている。小学2年生のひとり息子がいる。

本多由佳
28歳。裕太の息子の担任教師で小学2年生のクラスを担当。ショートカットの黒髪の似合う理知的な女性だが、男性付き合いは少なく処女のまま。性的な知識があまり無く、裕太の求める事を従順に受け入れがちな面がある。

相沢郁美
大学受験を控えた高校3年生。大庭家の隣に住む美少女で裕太に惹かれてはいるが、付き合っている彼氏はおりセックスも経験済み。小学6年生の時に赴任したばかりの由佳が副担任だった事もあり、彼女に興味を抱く裕太に急接近する。


【展開】

街中で由佳と話をした後自宅に戻った裕太は待ち受けていた郁美から性処理を手伝ってあげると誘われ手コキや相互愛撫を受けるが、その積極的な様子に不審を抱き訊ねると、由佳と話す時の表情から裕太が想いを抱いていると見抜き、彼女と付き合ってみてはと勧められる。

電話で告白するも呆気なく撃沈された裕太だが、2日後の面談の時に由佳から1度きりならとデートしても構わないし処女を奪って欲しいという意外な申し出を受け、週末にリゾートホテルでウブな彼女の反応を楽しみながら破瓜儀式を終えるのだった。

翌日郁美から口唇奉仕を受けた裕太は由佳との進捗を聞かれ顛末を話すが、郁美は戸惑いながらも裕太から差し出されたローターを使って絶頂する所を見せて裕太に股がり、彼氏にすら許していない生での情交を立て続けに受け入れる。

セックスをするだけなら絶対断らないという郁美のアドバイスを受けた裕太は、あっさりと言いなりになる由佳の反応に意外だと感じつつ、水曜日の晩にはホテル、金曜日には真面目な由佳にズル休みさせて彼女の部屋で情交を重ねていく。

次の逢瀬の約束を待ちわびる由佳だが、裕太の息子から父が郁美と仲良くしていると聞かされ翌日の晩に逢う事を決意し、夜の公園の駐車場に停めた裕太の車の中で由佳は郁美との関係を問い詰める。
このままでは喧嘩別れになると危惧した裕太は車の中で由佳を押し倒し快楽を与えてその場を押し切ろうとするが、絶頂を迎えても彼女の頑なな態度は変わらなかった。

日曜日に郁美を連れて由佳の部屋を訪ねた裕太。かつての教え子に裕太と別れるように説得しようとする由佳に、郁美は自分も裕太が好きだが来春進学で上京し逢えなくなるからそれまで付き合わさせて欲しいと懇願され、申し出を受け入れる。
郁美と2人でローターや指で秘所を愛撫し由佳に立て続けに快感を与えた裕太は側面背位で繋がり郁美に見せ付けながら膣絶頂を与えると、取り残された郁美に騎乗位で跨がらせて少女の膣内に精を放つのだった。

翌月息子の為にバイクで温泉に連れていった裕太は示し合わせた通り、息子が寝静まったのを見計らい由佳と郁美を部屋に呼び3Pに興じる。直後に目を覚まし寝惚けた息子に見られたと思い驚いた裕太だが、それも刺激となり2回戦に突入するのだった。


【レビュー】

「強引な和姦」という作風がヒットし4冊目の刊行を迎えた作者の最新刊は、公式HPでは「凌辱」とされて帯にも「息子の先生をM調教」と付され過激な印象を与えるが、内容は凌辱としては穏やかだというよりは、苦味を内包した大人向けの官能作品。

前3作とは異なり息子がいて妻を失った男を主人公に据えており、亡くなってまだ2年と妻への想いも引き摺っている中で息子の担任教師の由佳に密かに関心を抱く所から物語は始まる。由佳や郁美から受ける奉仕や、反対に成熟しきっていない女陰へ触れる際に、妻と比べて似ていたり異なっていて新鮮さを抱いたりと随所に主人公の心情が描かれ、三十路という事もあり単に獣欲だけに流されない点も好印象である。

一方恋人として付き合いは出来ないが処女は奪って欲しいという由佳の申し出は、隣人の女子高生・郁美から性処理を手伝ってもらうのと共に最初は唐突な感もしなくもないが、後述するヒロインたちの内面を読み進めていけば納得できる所である。

処女のまま30代を迎えたくないというのと主人公に好感を抱いている事から曖昧な態度を取る由佳だが、主人公に性感を開発されて初めは軽いタッチすら嫌がる程度だったのが次第に貫かれて激しく悶えたりと反応の変化が見られて興味深い。
郁美は引き立て役というのもあり要所では存在感を見せているが、由佳が処女な分流石に郁美までとはいかないのだろうか、逆に遊び慣れた少女という一面がクローズアップされ過ぎていたのが残念でもあるし、工夫の余地はあったかもしれない。

フランス書院文庫での凌辱作品はどちらかと言えば青い凌辱者が自らの獣欲に任せて連戦で貫き…といった趣が強いのだが、本作の主人公は30代なのでインターバルをおかないとといった細やかな描写が好感を与える作風である。





冬しか会えない…というと何かのお菓子の宣伝文句になりますが、今年も宗像倫さんの新作がこの時期になって刊行されます。去年も一昨年も12月でしたから、少し早い登場になりますが…。

宗像倫『夢の女看護師寮』

夢の女看護師寮 (フランス書院文庫)
宗像 倫
フランス書院
2017-11-25



看護師寮――白衣の天使が本性を露わにする最高の楽園!
妖艶ナース・しのぶが教えてくれた秘密の初体験。
新人ナース・唯の瑞々しい奔放な美肉を味わって、
昂ぶりきった獣性は憧れつづけたナース・佳奈へ。
寮内に充満する牝フェロモンが慎司を牡へと変えていく。
すべての女を独占するまで「侵犯」は終わらない!




宗像倫作品=強引な和姦のイメージが強いからか、あらすじ自体は「獣性」や「侵犯」という言葉を使っていますけど、帯の「とことんしぼりとってあげる」のフレーズが全てを表しています。ストレートに誘惑作品ではないでしょうか。宗像倫作品は使われる言葉に深慮を窺わせるものがあり、背徳性やインモラルを感じさせますので、本作も期待したいところです。


また表紙イラストは恐らく渡邉康明さんによるものではと思われますが、黒本においてはダブルヒロインは川島健太郎さんの手掛けるイラストで度々拝見するものの、三人以上登場すること自体は珍しいのではないかと思います。今年発売された上原稜さんの『夢の一夫多妻』で八月薫さんが描かれたのが最近で、それより前になるとちょっと思い浮かばないなという印象です。

夢の一夫多妻 (フランス書院文庫)
上原 稜
フランス書院
2017-08-18



こちらは川島健太郎さんが描かれた表紙イラストですが、母娘丼や職業属性と言えばすっかりお馴染みですね。(メイドに割烹着と来て、今回は尼僧とシスターという…。)




尼僧とシスターと僕 (フランス書院文庫)
鷹山 倫太郎
フランス書院
2017-11-25



2017年11月のラインナップも楽しみな作品が多く、充実した読書ライフになりそうです。

tag : 社会人主人公 処女

小日向諒「僕の新生活 おばさまと二人の美娘と」

小日向諒「僕の新生活 おばさまと二人の美娘と」
(フランス書院文庫、2015年2月、表紙イラスト:醍醐芳晴)

ネタバレ有り。御注意下さい。
2017年11月15日レビュー再編集。

作品紹介(公式ホームページ)

僕の新生活 おばさまと二人の美娘と
小日向 諒
フランス書院
2015-08-25




【あらすじ】

高校に通う薫は両親の海外赴任に伴い、母親の友人である沙苗が管理するマンションで独り暮らしを始める事になった。母娘が自分に好意を抱く理由が自らの中性的な容姿にあると知りつつも、次第に獣欲を隠し切れなくなり沙苗と関係を持ってしまう。


【登場人物】

如月薫
斎美市立高校2年生の16歳。父親の海外転勤で母親も付き添って行った為、沙苗の管理するマンションで独り暮らしを始めて間もない。身長は165㎝を越える程度で華奢な体格な上に、一見すると少女と見紛うような愛らしい容貌のために、女子に間違えられることもしばしば。生徒会の会計を務める真面目な少年だが、中学の時に告白された少女二人と性体験を果たしているが、持ち前の精力旺盛で巨根なのが裏目に出て上手くいかずそれ以来彼女はいない。

久瀬沙苗
38歳。薫の母親の旧友で薫より頭一つ背が低くほんわかした雰囲気を持つ女性。巨乳。大地主である久瀬家に嫁いだものの、10年前に夫と死別し女手一つで娘2人を育てて来た。性的には渇望しているが、社会的立場もあり他に男を作る訳にいかず悶々とする日々を送る。見た目が非常に若く20代後半を思わせる。

久瀬菜央美
今春大学に入学したばかりの19歳。地元で名門とされるお嬢様学校の慶徳女子学院出身。可愛いものに目がなく同性を含め性交渉もあったが、薫に対しても同じように愛玩し、ある事件をきっかけに倒錯した趣味を剥き出しにする。170㎝近い長身だが母親と同様に巨乳で、そのスタイルの良さに嫌みのないほどの自信を持ち、モデルのバイトをしている。

久瀬結花
高校3年生の17歳。薫が通う高校で生徒会長に就き、幼馴染みである副会長の東堂龍成(建設会社の御曹司)と表面上は恋人関係だと公言するが…。薫に対してはほのかに恋心を抱くも、彼が龍成に片想いしているのでは誤解し素直に口に出せずにいる。(龍成は同姓愛者だが女子に告白されて辟易し、その隠れ蓑として結花に頼んで偽装してもらっている。)Cカップで母姉にコンプレックスを抱く処女。


【展開】

沙苗の管理するマンションに引っ越して来た翌朝、久瀬家の前で結花を待っていた薫は当主の沙苗の可憐さに目を奪われていると、そこへ菜央美が車を唸らせて近付いて来て少年を抱き寄せ愛玩し始める。時間ではと沙苗に促され菜央美が慌ただしく立ち去るとそこへ結花がやって来て、姉に何かされなかったかと訝しげな表情を浮かべながら問われるが、結花に畏敬の念を抱く薫はひたすら彼女の挙動に見とれるだけである。結花は新しい通学路を教える為に薫を学校まで連れていってくれることになったのだが、その途中で龍成とバッタリ出会し何故制服姿で二人でいるんだと問われる。そんな結花と龍成のカップルはお似合いで、薫は相手が相手だけに敵わないと思うしかない。

梅雨も明けたある日薫は沙苗に自炊のために料理を教えて欲しいと請うと、ならば慣れた場所が良いだろうと如月家にやって来るが、教えてもらったお礼は何と沙苗から葛餅を食べさせてもらうことだった。薫が頬張る姿を可愛いと愛玩する余りに沙苗が身体が密着させ過ぎている事に気付いてもらえず、いつしか彼女に欲情を覚え股間をたぎらせるが、ふとした事から勃起に気付かれてしまう。沙苗は自分が慰めてあげると手淫を施し射精に導くが、その偉容に圧倒され自らの性的渇望を満たそうと言葉巧みに薫を誘うものの、彼の手慣れた様子に戸惑いつつ休まずに情交を繰り返す少年に溺れていくのだった。

ある初夏の日に薫は庭仕事の手伝いを終え一汗流そうと久瀬家の浴室に入ると、菜央美が入っているのを失念し裸を見てしまい、その罰として自室で女装するように命じられる。菜央美が待つ間に薫は女ものの下着の窮屈さに巨根を締め付けられ危うい快感を覚え始めオナニーしそうになるが、そこへ部屋に入って来た菜央美から意地悪く言葉なぶりにされながら背後から密着されてしまう。菜央美は不釣り合いな屹立を目にするとまるで新しい玩具でも手に入れたかのように目を輝かせ、鏡に映った女装美少年にぶっかけてしまえと囁き手コキで射精に導くと、今度は自分を犯して欲しいと積極的に騎乗位で受け入れる。元々奉仕することに慣れていない菜央美は一旦休息を取るが、薫にストッキング越しの足指を咥えられると快感を感じてしまい、後は性欲の塊である女装美少年にされるがまま連続絶頂へ導かれてしまう。

勘の鋭い菜央美は薫にカマを掛け沙苗との関係を自白させると母娘での三角関係を受け入れ、ある日留守なのを良い事に久瀬家で情交に及んでいたがたまたま早く帰宅した結花に目撃されてしまう。結花が薫を好きなことを知っているだけに、もう母娘と逢わないで欲しいと無理難題を言っているのを聞いて、菜央美は部屋に乱入し頬を張り素直になりなさいと諭す。姉が立ち去ると結花は事情を打ち明け龍成とはただの幼なじみでしかなく、寧ろ薫が想いを寄せているのではと問うと勘違いだと気付き、両想いだったと知って処女を奪ってと薫に求める。二人とは話をして別れを告げるからという薫に対して、結花は母や姉の気持ちは分かっているから自分もその中に入れてと告げるが、経験者である薫にリードされ倒錯した願望を白状させられる。生徒会長でお嬢様らしくない被虐願望を抱く結花の性癖を見抜いた薫は、やっと想い人と交合出来たことに歓喜し処女相手だからという労りを見せながらも、エス性を露わにし中出しするのであった。

こうして結花と公然と付き合う事が出来るようになった薫だが、沙苗や菜央美の気持ちを考えると関係を清算する訳にはいかず母娘3人の関係を続けていたが、ある日菜央美にバッチリメイクされ女装させられて久瀬家のリビングで母娘3人と交わる。菜央美によって開花させられた倒錯性に目覚めつつも、母娘の中で最も嬉しそうに女装美少年に接するのは結花であった。裸エプロンの沙苗や高校時代のブレザーを着用する母姉が薫を愛していると、一足遅れて帰宅した結花もペニス剥き出しで女装した彼を見ると制服姿のままで我を忘れたかのように撮影に没頭し始める。
四人での乱交は初めてではないものの、沙苗は娘二人にじっくり見られての性交は初めてで、倒錯した状況下において孕ませ願望を口にしてしまう。沙苗に中出しした後で薫に抱かれた菜央美もまた同じことを口にする中、かねてから母や姉を差し置いて薫と付き合う事に悩んでいた結花から恋人関係を解消したいと告げられるが、同時に母娘3人を公平に愛して欲しいからという真意を聞かされる。そんな結花にお仕置きしながら薫は現役女子高生を孕ませるという欲望には抗えず、彼女にも濃い胤汁を注ぎ込むのであった。


【レビュー】

昨年からフランス書院文庫でやけに多くなった主人公の「新生活」や「独り暮らし」という舞台設定に沿った作者の新刊の裏のテーマは、「男の娘を愛でる母娘たちとの倒錯的な情交」であろう。

38歳の母親の友人・沙苗は当然のように母性の象徴であるのだが、それを上回るほどの可憐さを併せ持ち、小柄なのに巨乳というアンバランスさもあって全般的には可愛らしい面が浮き彫りとなっている。見掛けに反して巨根で性体験もある主人公も熟れた女性との初の生での情交に可愛らしく喘ぎつつも、二回目からは大人ぶった余裕を見せたりとインモラルな雰囲気を醸し出している。

そこに長女の菜央美が参戦し、主人公に対しストレートに「男の娘にさせたい」という歪んだ性癖を剥き出しにして女装させてしまう。ここで主人公が女性もののパンティやストッキングを履かされていく内にゾクゾクするような背徳感を味わうのだが、これを彼の目線で描き切っているのが興味深いところである。その後の互いに着衣したままの情交はいつもの小日向諒作品のお約束だが、個人的には菜央美にもう一段階踏み込んだタチとしての主人公への「責め」が見せられるとなお良かったのかなと思うのだが、欲張り過ぎなのかもしれない。

主人公の想い人である1つ上の先輩の結花に関しては、とある事情から幼馴染みの御曹司と付き合っているが、密かに想いを寄せる主人公も彼に「片想い」だと勘違いして回り道している点が多少蛇足な描写にも思えなくもない。それでも品行方正な少女が主人公に対して母姉とはまた違った屈折した願望を抱いているのは非常に分かりやすく、終盤では2人より弾けた面を見せていて良かったと思う。

全般的に小日向諒作品特有の登場人物同士のドロドロした嫉妬の応酬を控え目にした作風は読んでいて心地好く、それでいて濃密な情交描写にも拍車を掛けられており、本作の趣向が個人的な好みにマッチしていたので大満足である。

DSKさんのブログでも本作をご紹介なさっています。

2015/2/23 発売僕の新生活-おばさまと二人の美娘と著:小日向諒、フランス書院文庫→ Amazonはコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。(すごい、薫君の××、信じられないくらい気持ち良い)未亡人の空閨にみっちりと埋められていく張り詰めた亀頭。突き込まれ引き抜かれるごとに38歳の躯は悦楽の頂点へ。女子大生の菜央美には甘美で危険な「お仕置き」を命じられ、生徒会長の結花からは獣の体位での処女喪失をお願いさ...
僕の新生活-おばさまと二人の美娘と(著:小日向諒、フランス書院文庫)

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tag : 高校生主人公 母娘丼 姉妹丼 処女 おねショタ

小日向諒「母娘休暇 てほどきは義母と美姉妹から」

小日向諒「母娘休暇 てほどきは義母と美姉妹から」
(フランス書院文庫、2017年10月、表紙イラスト:川島健太郎)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

鈴笠家の養子として育てられて来た康太郎だったが、男として成長するにつれて美しい義母・弥生や美姉妹の摩耶と花蓮に対して性欲を抱くことに自己嫌悪を感じ、大学進学を機に一人暮らしを始める。鈴笠家の女たちも康太郎を苦しめてしまったのは承知しており、まずは弥生が親しい関係になると、康太郎が帰省する度に摩耶や花蓮もそれぞれに愛情を見せていく。


【登場人物】

鈴笠康太郎
19歳の大学生で、幼い頃に両親を亡くし鈴笠家に養子として引き取られている。身長170㎝くらいで大人しく優しい性格の青年だが、第二次性徴を迎えた頃から弥生などに性欲を覚え始めたことを強く諌め、大学進学を機に隣県にある大学へ通うために実家を出ることにした。女性経験はないが平均男子を凌駕するほどの巨根の持ち主。

鈴笠弥生
38歳。康太郎たちの義母に当たるが、亡き夫の恭平との実の子は花蓮だけである。小柄で女らしい丸みを帯びた身体付きに伸ばした黒髪が実年齢よりも若々しく見せており、癒し系なボイスを請われて地元FM局のラジオパーソナリティとして活躍している。Gカップの豊満な身体と、恭平に仕込まれた性戯もあって康太郎が関係に溺れていくが…。

鈴笠摩耶
26歳のOLで恭平と前の妻との間に産まれた子で花蓮の腹違いの姉である。170㎝近い長身にFカップというモデル並みの恵まれたスタイルに、セミショートにした黒髪がその聡明さを引き立てている。いかにも自信に満ちたように見えるが恋愛には奥手で、康太郎に惹かれているために全く男性経験がない。

鈴笠花蓮
19歳と康太郎と同い年だが数日ほど産まれが早いため実質的には彼女が姉である。高校時代には水泳部のエースだったので中性的な容姿だったが、大学進学を控え女らしくしたことで弥生の実娘らしく可憐な美女に変貌している。母姉たちに似ずCカップと控えめなのが気掛かりで、ずっと好きだった康太郎には素直になれず八つ当たりすることも。処女。


【展開】

大学に進学して以来初めて康太郎が帰郷することになり、玄関先で待ち切れぬとばかりに弥生に抱き付かれるが、熟れた身体に密着されて沸き上がる性欲を抑えようと試みる。そこへ摩耶が風呂上がりのラフな格好で現れ更にムラムラし始めたところに花蓮が現れ、康太郎を指差して帰りが遅くなるのなら何故連絡しないの?と一喝されるが摩耶に上手くあしらわれ、実は康太郎を待っていたのは花蓮だと告白する羽目になり赤面しながら部屋にこもってしまう。この騒がしさで性欲が一掃されたと康太郎は安堵し、いつものような家族団らんを楽しむことに。

実家に帰って数日後友人たちとタイミングが合わず暇を持て余していた康太郎は、ちょうど弥生がパーソナリティを務める放送の時間だとラジオの音声に耳を傾けるが、いつの間にか昼寝してしまい目覚めると仕事着のままの弥生に膝枕されているのに気付く。しかし甘い体臭と下から見上げるとボリューム満点の巨乳の誘惑に抗うことなど出来ず、ショートパンツを押し上げるほど勃起したのを弥生に見付かり、泣きたくなるほどの羞恥を感じずにはいられない。
しかし弥生は怒るどころか男子の生理は分かっていると微笑み、手扱きで抜いてあげると提案すると、乳房も露わにしてまるで授乳するかのようにして康太郎に甘えさせながら射精へ導く。精臭に惹かれた弥生は康太郎がまだ臨戦体勢にあると知るとパイズリフェラで飲精し、更にストッキングのシームを破かせパンティの股布をずらして騎乗位で童貞を奪う。繋がっただけで余裕のなかった二人は呆気なくフィニッシュするが、康太郎はまだまだだと体位を入れ替え、遮二無二腰を遣い二度目の中出しを果たすのであった。

冬休みを迎えた康太郎は斎美駅に着くと事前に連絡があった通り摩耶と待ち合わせしたが、何故かシティホテルに連れて行かれ部屋に入るなり、ベッドに押し倒され馬乗りにされて困惑を隠せない。どうやら摩耶は弥生との関係を把握しており裏付けも済ませていたようで、康太郎の言い分に嘘がないと知ると責任ある者同士だからと肉体関係自体は許してくれるのだが、リビングでことに及んだのは罰を受けてもらうと告げられる。すっかり萎えたペニスを見られただけで済まされず、パンストの爪先で陰部に刺激を与え屹立したのを確かめると、摩耶はストッキング着用のままストリングショーツだけ脱ぎ去る。ショーツを顔面に乗せられた康太郎としてはたまったものではなく、脚扱きによりストッキングの足指に白濁を吐き出してしまう。
摩耶はその勢いのままに騎乗位で処女喪失しようとしたが、経験がない故に痛みに耐えられずに康太郎に未通だと見抜かれてしまい、膝に抱き抱えられ労るかのように露わにされた乳房を揉まれる。更に生地越しに陰核を責められてアクメに達すると背面座位で初体験を迎え、まるでオナホを使うように上下運動を強いられて中出しされてしまう。二度目の放精で満足していない康太郎は摩耶の疲労を気にして身体をベッドに横たわらせると、まだ萎えない逸物を挿入してピストンで牝啼きさせた末に胤付けするのであった。

弥生とともに康太郎のセフレになった摩耶は、義弟が家を出るきっかけになったのはどうやら花蓮が女らしくなったことに原因があると知り、ならばと春休みに康太郎が帰省した折に関係を暴露しショック療法に打って出る。花蓮は常識はずれだと怒るが摩耶にやり込められ、自室で壁越しに聞こえて来た嬌声に煽られオナニーをしていると、摩耶が康太郎を連れて部屋にやって来てしまう。きっかけさえ作ればという摩耶の計画は成功し、二時間だけ外出するからと気を利かせていなくなると、花蓮は純潔を奪って欲しいと康太郎に委ねることに。意外にも自分の偉容を見ても花蓮が怯える様子もなく、破瓜もスムーズに済んだことで康太郎はこれまで両想いだとは気付かなかったと慰めるように正常位で交わり絶頂を迎えていく。

そして二年後の春。康太郎と花蓮が大学4年生を迎えようとしたある日四人でラブホテルにやって来ると、すっかり巨根に誑し込まれた女たちが口唇奉仕で射精させた後に康太郎が摩耶を犯し、花蓮は康太郎のペニスを型どったディルドを装着して弥生と交わる。根が男っぽい花蓮はすっかり仕切り上手になり、疑似男根で母や姉を貫くのも好きな様子だが、実は一番最初に孕ませるのは摩耶という取り決めがあり他の二人は避妊薬を飲んでいた。
危険日での中出しセックスを終えると次は花蓮に犯されてすっかり受け入れ態勢の整った弥生と交わるが、どうやら義母も受精願望があるらしく、次からは薬なしだと弥生に中出しを決める。流石に花蓮に迫られても三発目はすぐ出来ないとインターバルを取り、暫くして部屋に付いているプールで花蓮が競泳水着で泳いでいるのを見付けると、康太郎は水中で激しく貫き美しい背中に白濁を浴びせたが、これが花蓮の怒りを買い自己本意の射精は許さぬとエアマットへ押し倒される。馬乗りで逆凌辱の如く強制射精させられた康太郎が謝罪すると素直になった花蓮から受精願望はあるけど、他に性欲発散させる相手がいなくなるからと告げられ、その健気さに感動し再び精液を注ぎ込むのであった。


【レビュー】

やや小難しい単語と少々大仰な言い回しが特徴である小日向諒作品も大台の10を越え、11作品目となり非常に喜ばしい限りである。小日向作品のお約束である着衣のままで、かつパンストを着用させたフェティシズム全開の情交が主人公の義母と義姉妹の三人三様な形で描写されているのは、本作も同じである。

(余談であるがフランス書院文庫ではデビュー3作品目と10作品目が一つの壁のようで、3作品目はデビューから伸び悩んでの壁で、10作品目というのは年2~3冊ペースの刊行で大体3~5年目で転機を迎えるからと推察する)

主人公【康太郎】(19歳)は両親を小学時代に亡くしヒロイン一家に引き取られた経緯があり、義母と義姉妹と思っていた彼女たちに女としての性欲を抱き始めたことを戒め、大学進学を機に隣県に移り住んでいる。夏休み、冬休み、春休みを利用して帰郷する度に、ヒロインの歳の順に肉体関係へと陥っていく。小日向作品の登場人物の特徴としてお互いに思慮深いところがあり、得てして相手を気遣うあまりに気持ちのズレが生じ、情交に至るところで秘めていた想いが発露して…という展開が多いのである。

・夏休み・義母【弥生】(38歳)
主人公を引き取った亡き義父の後妻で、年齢の割には天然でほんわかとしているが、包容力のある可愛らしい熟女である。性的にはその天然さと打って変わって技巧に長けており、身内に発情してと自省する主人公を上手くリードし手解きをしてあげるが、終盤には主従逆転し主人公が弥生を攻め立てる描写も見られる。

・冬休み・義長姉【摩耶】(26歳)
先妻との娘ということから弥生との血の繋がりは無いが聡明でスタイルが良く、主人公が初めて性の対象と見たのが彼女であり当の本人も悪からず思っていたところに弥生との行為を知り、理詰めで問い主人公が自白せざるを得ない状況に追い込みながらも実は…というのが摩耶のポイントである。摩耶が主人公を問い詰める際に、パンストを最大限に活かした倒錯的な性行為も含まれている。

・春休み・義次姉【花蓮】(19歳)
摩耶の腹違いの妹(母は弥生)で主人公とは10日ほど早く誕生しているので一応は姉だが、互いに呼び捨てにし合うほどの仲である。体育会系で弥生に似ない体格と男勝りな性格にコンプレックスを抱き、好意を抱いていた義弟の為に女らしく変身するが、これが裏目に出て彼が家を離れるきっかけとなるから皮肉なものかもしれない。先の二人との性行為を知って常識はずれだと罵倒してはみたものの、摩耶に論破されお膳立てをしてもらうことに。

一人一章という形で展開された物語は第四章で母娘ハーレムとなり主人公がヒロインたちを従える展開…と思いきや、ちょっと違うのがこの作者の持つ倒錯性である。とは言えそもそも戸籍上の関係で血の繋がりは無いという主人公と母娘たちなので、終章ではヒロイン皆が同じことを望むのは官能ファンタジーらしいところだと言えようか。






小日向諒作品の特徴としてやや小難しい単語と少々大仰な言い回しを毎回のように取り上げていますが、これがどういうことかを以前Twitterにて小日向さんから問われたことがあります。こうですとなかなか的確な返答はしずらいのですが、実際に作品から引用した方が分かりやすいかと思います。

本書87ページより引用(康太郎が弥生のパイズリフェラで二度目の射精をする場面)

 二度目の射精とは思えないほどの濃精が鈴口を割り、口蓋に勢い良く浴びせかけられる。口の粘膜を灼き焦がすような灼熱を孕んだ胤汁が、ぽたぽたと舌に落ちた。
(止まらない……何度も何度も、こんなに濃い精液が……)
 一度だけでなく、火山が噴煙を巻き上げるが如く巨大な卑柱は何度となく牡の欲望を吐き出す。その都度口蓋に浴びせかけられた白い粘汁がいくつもの層となり、無数の滴りが湯気を立てて零れた。



端的に言うならば「二度目とは思えないほど大量で濃厚な精液を口内へ射精した」ということなのですが、これを複数の単語で言い換えるというのが「大仰な言い回し」ということだと伝われば良いかと思います。実際に本作での小日向諒作品での情交回数は、第一章~第三章まで一回ずつで、第四章だけ弥生や摩耶とは一回ずつ、花蓮だけ三回とこれを加えても少ない方になります。但し一回に掛ける濃厚さでは言うまでもなく、これが小日向諒作品らしいと思う次第です。

さて小日向諒作品でお馴染みの作品間リンクですが、私が読んで分かったのは主人公・鈴笠康太郎の同級生が「二十八歳の義姉【初夜】」の主人公・折原駿一で、後輩が「僕の新生活 おばさまと二人の美娘と」に登場する東堂建設の御曹司・東堂龍成ということです。

小日向諒作品では舞台となる斎美市にてほぼ同世界、同時間ということから、登場する人物の年齢が同じであれば同級生であり、年齢差によって先輩同士、後輩同士という関係でも繋がります。19歳の主人公は康太郎だけではないし、同い年の花蓮も市内の大学に通っているということは、顔見知りかどうかはさておき他の作品のヒロインと何処かで接しているとも考えられます。本筋は官能小説ですが、こうしたリンクを意識しながら読むと別の楽しみも見付かるかもしれません。

「僕の新生活 おばさまと二人の美娘と」に付いては、近日中にレビュー再編集によりアップし直します。

tag : 大学生主人公 童貞 近親相姦(義) 姉弟相姦

山口陽「本当は淫らな艶熟女 幼なじみの母、美尻社員、兄嫁」

山口陽「本当は淫らな艶熟女 幼なじみの母、美尻社員、兄嫁」
(フランス書院文庫、2017年10月、表紙イラスト:新井田孝)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

娘の目を盗みリビングで性悦をむさぼる幼なじみの母。
お酒のせいにして牝の本性を露わにする美尻OL。
大胆衣装で豊満ボディを惜しみなく晒して誘う兄嫁。
貞淑な美貌に秘めた満たされない欲望を年下の男にぶつけ、
久々に味わう愉悦に我を忘れ腰を蠢かす36歳、37歳、39歳。
綺麗で可愛くて最高に淫ら――生唾もののおいしい熟女!

(公式ホームページのあらすじより引用)

※本作は中編三話を収めた作品ですのでレビューのみとし、登場人物及び展開の紹介は割愛いたします。


【レビュー】

前作『お尽くしします 大正純潔娘と僕』以来1年7ヵ月振りとなるフランス書院文庫での新作は、30代熟女ヒロインと20代大学生との一対一での組み合わせで、一話約100ページ程度の中編を三話集めたものである。同文庫の弟分に当たる美少女文庫(紛らわしいが対象読者層でみたものだから弟分である)でも活躍する作者の山口陽氏なだけに、今回は先輩作家である青橋由高氏の作品『六人のおいしい艶熟女』と似せた題名にしていることから、同じ路線での売り方を模索しているのかなと推察する。山口氏も『特選小説』誌に複数の短編を寄稿されているが、本作での三編はいずれもオリジナルと思われるものの、作品同士にリンク性は全くない独立した話である。

・未亡人・【奈々枝(39歳)】×娘の家庭教師

ヒロイン奈々枝は夫を亡くしており、長らく隣人の息子として成長を見守ってきた大学4年生の青年が娘の家庭教師という立場で頻繁に自宅へ招き入れるが、娘の態度から察するに彼に想いを寄せている様子である。そんなある日青年から告白された奈々枝は肉体関係を結び、押し流されるように情交を重ねていくが、肉欲に溺れていくなかでも娘に対して申し訳ないという悔恨は持ち続けていたのだが…。

・独身美尻OL【香菜(36歳)】×一人旅の大学生

友人たちと毎年のように温泉宿に泊まるのが恒例となっていたが、今年は皆家庭の事情があるらしく独身の香菜だけがやって来ていた。顔馴染みの女将にからかわれながらも一人旅が趣味だという青年と引き合わされ、香菜の部屋で二人きりで酒を交わしていくが、絡み上戸の彼女は次第に際どい話題へと持っていき露骨なまでに青年へ迫っていく…。

・兄嫁【天音(37歳)】×義弟

結婚生活自体は問題ないものの夫婦には子どもがおらず、身体を合わせたのもいつのことだったかと思う天音は、ある晩義弟に一度だけ許した情事を思い出しひとり遊びに耽っていた。そこへ義弟が夫を連れて自宅へとやって来る。成人のお祝いにと兄弟で飲みに行ったものの、夫が先に酔い潰れてしまったらしい。情事に後ろめたさを感じていたのは義弟も同じだったようで、それでも天音は口実を作り自宅に招き入れたものの、寝室で眠る夫がいながらも彼に迫られてしまう。

三作とも女としてまだまだ諦めたくない30代のヒロインたちと、体力・精力ともに充実している20代の青年大学生との取り合わせで、未亡人・独身・人妻(兄嫁)というヒロイン構成も実に手堅い造りである。作り手の意図したところか肉食的な青年に押し切られて情交へ及び、眠っていた女の部分が開花して淫らになり、ヒロインの方が積極的になるという展開はいずれにも共通する。欲を言えばヒロインの心情を表すのに地の文での記述に依存しているところがあり、いかにも説明文を読んでいるように思わせるので、熟女であればそれなりの艶っぽさ、慎ましやかさが台詞から窺えるとより良くなるように思う。

tag : 中編集 1vs.1 誘惑作品 熟女限定

相馬哲生「新妻狩り、隣人妻狩り、エリート妻狩り」

相馬哲生「新妻狩り、隣人妻狩り、エリート妻狩り」
(フランス書院文庫、2017年9月、表紙イラスト:新井田孝)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

大学2年生の慎司はミスキャンパスの未玖に恋心を抱いていたが、友人から心理学講師の御子柴の裏ゼミを紹介され、教わったナンパ術を駆使して弁当店でパートしているみゆきを口説きベッドインする。続いてセレブ妻の優月とも楽しんだが、他のゼミ生はとっくに本命ゲットしていたと知り、遂に未玖と結ばれる。しかし真面目な慎司はゲーム感覚でナンパすることに疑問を抱き始め、卒業試験としてエリート官僚を夫に持つ講師の櫻子を標的にするが…。


【登場人物】

大守慎司
20歳。聖欧大学に通う2年生。何処にでもいる平凡な大学生だが女性経験はなく、友人に誘われて御子柴が主宰する裏ゼミに参加してナンパのテクニックを教わり実践に移していく。

小嶋みゆき
32歳。慎司がよく通う弁当店でパートをしている。システムエンジニアの夫と1年前に結婚したばかりで、家計の足しになればとパートを始めたらしい。若々しくて人懐っこい性格で、一見すると20代後半くらいに見える。

高森優月
30歳。大手企業で受付の仕事をしていたが、ベンチャー企業を経営する夫に口説き落とされ結婚、現在はひとり娘がいる。夫婦仲は良好だが現状に何処か物足りない様子で…。

真田未玖
22歳。聖欧大学のミスキャンパスに選ばれた美女で、自分が中心というわがままな所も窺えるが他の男たちと違い、慎司が自分に強い興味を抱かないことに対して意地になり交際を申し込んでくる。

橋本櫻子
34歳。聖欧大学でフランス語を教える非常勤講師。夫は外務省に務めるエリート官僚で忙しく、櫻子自身彼以外の男性経験はないために、愛情なのか単に人柄に尊敬しているのか分からなくなっている。校内ではミスパーフェクトと呼ばれ、ナンパ男たちを完膚なきまでに理詰めで叩きのめしている。

御子柴和馬
40~50代?の聖欧大学で心理学を教える非常勤講師。モテないと自認する学生たちを募り、心理学を応用した女性の口説き方をレクチャーしている。会話そのものをゲーム感覚で楽しんでいる節があり、性交自体はその延長上と考えているようで特に悪い人物ではなく、単に教え子たちを思ってのことらしい。また校内の女性たちに決して手を付けないことも自らのルールとしているようである。


【展開】

ミスキャンパスの会場で慎司は友人に思わず一度で良いからああいった美女としてみたいとぼやくと、待ってましたとばかりに友人は御子柴の名刺を取り出し、ナンパの裏ゼミが開かれるバーの場所を教えてくれる。非モテだと告白するみたいでと慎司は躊躇うが結局は付き合うことになり店に向かうと、参加している学生は本当に普通の学生っぽく、暫くして御子柴が遅れて到着しゼミが始まる。一同が彼の巧みな話術と人柄に引き込まれる中、御子柴は初見だからと断った上で論より証拠だと女性バーテンダーを15分以内に口説いてみせると豪語し、案の定携帯番号をゲットしてくる。学生たちは御子柴のゼミの受講を決め、与えられた課題をクリアすべく行動に移す。

慎司は身近にいる女性として弁当店でパートしているみゆきをターゲットに選び、近くで交通事故があったみたいと話のきっかけを作り、支払いの時に万札を千円札にすり替えるマジックを見せて興味を惹かせる。連絡先を教えてもらい頻繁に電話で話すようになると、最初のデートでは動物園に連れて行き、二回目はイタリアンレストランでランチを取った後にラブホテルへ向かう。ここまでは御子柴のアドバイス通りだが童貞の慎司はセックスの経験が無いことを悟られぬよう、敢えてみゆきに強気な態度を崩さずに気持ちよくしてあげると言葉巧みに迫っていく。シックスナインの後に正常位で交わりみゆきが中出しを認める返事を受けると、膣奥深くに白濁を注ぎ込みまだしたいと抽送を再開する。

御子柴の二度目のゼミで事の首尾を報告した慎司は自分が抜きん出ていると確信していたが、型に嵌まっているような違和感を拭えず疑問を口にすると、では次は高ランクの女性を口説いてみたらと新たな課題を与えられる。慎司が目を着けたのは近くの公園に娘を連れてよく出入りしている優月で、娘が興味を惹くようにシャボン玉を大きく膨らませる研究をしていると話し、さりげなく名前と連絡先を聞き出す。翌日公園で娘の見ていない隙に優月の唇を奪い次のデートの約束を取り付けると、ランチを済ませてからラブホテルへと連れ込むことに成功する。みゆきと同じように優月も火遊びくらいならと考えているようで、慎司はわざと彼女の夫を引き合いに出しながら口唇奉仕させ、シックスナインで高めた後に正常位で交わるが調子に乗って中出ししてしまう。

三度目のゼミではゼミ生全員が顔を揃えたが、御子柴から人妻に中出しするのはルール違反だと諭され、しかも他のゼミ生たちは既に目標の女をゲットしていると聞かされ焦りを覚える。未玖を落とす自信があるのならやってみなさいとアドバイスを受け、慎司は早速彼女たちのグループに家庭教師を探していると声を掛けるが、わざと未玖だけには興味がないような素振りを見せる。彼女が食らい付いたところでフォローの言葉を掛けてあげたり、からかったりと押し引きを繰り返したところで焼き肉デートへ誘い、その帰りにとっておきのワインがあるからと自室へ誘うことに成功する。気の強い性格の割にウブな反応を見せた未玖にも相互奉仕へ持ち込み、避妊具を装着しての性交で彼女を絶頂へ導くが、慎司は彼女を満足させねばと思いつつも空しさを感じずにはいられなかった。

御子柴の四度目のゼミで慎司はナンパ術がゲーム感覚で何かズルしているようだと疑念を抱き、そう感じたならばもう卒業して良いレベルに達したから、卒業試験は自分が最も苦手とする女を口説きなさいと課題を出される。慎司は感覚的に苦手な櫻子がナンパ男を叩きのめしているのを知っていただけに、ありったけの理論武装を整えてからフランス文学に付いて教えて欲しいと声を掛ける。案の定櫻子に好意的に迎えられて彼女と度々話すようになるが、ある日彼女が「夫を愛しているかは分からないけど尊敬はしている」と欲情のサインを口にしたのを逃さず、ならば自分で試してみますかと誘うと応諾してくれた。ラブホテルすら行ったことのない櫻子の反応を見てまずは岩盤浴を勧め、リラックスしたところで入浴衣を脱がせるように仕向けていき、クンニやフェラチオすら知らない櫻子に教え込む。櫻子から入れてと言わせて正常位で抱き今度は彼女を上にして騎乗位で絶頂へ導くと、慎司は正常位に戻し中出しの情動に駆られるが、寸前でぺニスを抜き白い下腹に発射する。

数日後御子柴と二人きりで会った慎司は、櫻子からたまに逢いたいとその気にさせて旦那さんに悪いかもと顛末を報告するが、御子柴は櫻子は大人なんだから都合が悪くなれば自分から身を退く筈だと返す。櫻子まで落とすなんてもう自分には教えることなどないと誉められるが、慎司は御子柴の領域に近付きたいからもっと教えて欲しいと頼み、次からは講師として裏ゼミに参加することを応諾するのであった。


【レビュー】

『力ずく』の題名でお馴染みの作者の最新刊はタイトルこそ「(人妻)狩り」で公式のジャンル付けも「凌辱」扱いなのだが、実際のところはモテない大学生の主人公が心理学の講師からナンパ術を教えてもらい、近所に住む人妻たちを誘い身体の関係を結んでいく流れなので明らかなジャンル違いである。凌辱作品にありがちな「イヤっ、ダメっ」というヒロインの叫びなどある筈もなく、新妻、セレブ妻、エリートの妻とミスキャンパスの女子大生の四人が主人公に興味を抱き、羞恥の言葉に恥じらいを感じながらも情交に及ぶので明らかに誘惑作品と言えよう。

相馬作品の前作『隣りの席の女【無理やり姦係】』とほぼ同様に各章に登場するヒロインたちは互いに面識はなく、終盤まで1章1ヒロインの体裁である。主人公は講師の教えに従い、新妻(みゆき・32歳)、夫がベンチャー企業の社長であるセレブ妻(優月・30歳)と与えられた課題に沿った人妻をナンパの対象として落としたが、その真面目さが災いして他のゼミ生たちはとっくに本命をゲットしてしまっていたのである。

出し抜かれた形の主人公はここで本命のミスキャンパスである未玖(22歳)を攻略するが、ここでも真面目な性格が出てしまい、ゲーム感覚でナンパを楽しむことに疑問を抱き始める。卒業試験として高嶺の華であるエリート妻(櫻子・非常勤講師の34歳)を標的に定めた主人公だが、意外なほどに性的な知識のない彼女に教え込んでいきながらも、最後は彼女の方がのめり込む結末が描かれている。

題材として面白いところに着眼したなと感じる一方で、残念なのはあまりヒロインの設定に作り込んだところがなく、しかも情交場面では「言葉で恥じらいを与えながらも」口唇奉仕→相互奉仕→性交というパターンが繰り返されているのが気になった。未玖を除いた三人の人妻をメインテーマにするのは分かるのだが、あらすじの「美しい人妻たちを、口説いて、奪って、堕として、手なずけ、操り、調教し、ベッドで服従を誓わせる!」に期待するとかなりの肩透かしを食らうかもしれない。現状の何処かで人妻たちはもの足りなさを感じていて、主人公の甘い言葉に魅せられて「火遊びくらいなら」と抱かれるからである。新妻なら抵抗が強いだろうから強気に、エリート妻ならプライドが高いので主人公が奉仕に徹するなど、もっとメリハリを付けた方が良かったのかもしれない。

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弓月誠「ママくらべ 友人の母、彼女の母、僕の義母」

弓月誠「ママくらべ 友人の母、彼女の母、僕の義母」
(フランス書院文庫、2017年9月、表紙イラスト:二見敬之)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

友人の挙式で帰省した智之は式を終えたその晩に彼の母親である裕子に昔から好きだったと告白し、彼女も自分も同じ気持ちだからと受け入れられ筆下ろしをしてもらう。翌朝実家に戻ると義母の明奈が祝福してくれるが、少年の時から熱い眼差しを注がれてきた責任を取ってと言わんばかりにセックスを求められる。そして夏祭りの晩に再会した元カノの母親である美和子からも関係を求められ…。


【登場人物】

中山智之
20歳の大学2年生で進学の為に上京中で、この度友人の篠田の結婚式もあって夏休みを兼ねて一時帰郷している。父と実母は既に亡くなり、今は義母である明奈が唯一の身内である。裕子に対して最も惹かれていたが、義母の明奈や彼女の母である美和子のことも好きでいた。優しい性格だが優柔不断で流されやすいのが欠点。童貞。

篠田裕子
44歳。智之の友人の母親でひとり息子の友人である智之が高校時代に足繁く通っていて、自分に好意を寄せていたことには気付いている。しかし元来の真面目な性格や地域性もあってか、年の差も気にして自分からは仕掛けずにいた。

中山明奈
38歳。智之の父の再婚相手で小学校に上がった頃には、既に義母として面倒を見ていたようである。夫が亡くなった後も籍を抜かずにそのまま中山家に留まり、上京している智之に代わって家を守っている。三人の中で最もふくよかで巨乳の持ち主で、ざっくばらんな性格と芯の強さを併せ持つ。

川口美和子
42歳。高校時代の智之が一時的に付き合っていた元恋人の
母親で、夫は既に亡くなっているらしい。娘は既に結婚しており、スレンダーでスタイルが良く若々しい。智之が娘を通じて自分を見ていたことは知っており、祭りの夜に再会して以来関係が始まっている。


【展開】

息子の挙式を終えて裕子は智之を連れて自宅に戻ったが、酔いの勢いもあってか際どい話になり突然智之から好きだと手を取られ、本気だと言わんばかりに股間の盛り上がりを見せられる。青年の情欲にほだされた裕子にぺニスを露わにされ手扱きをくれてやっただけで呆気なく射精するが、智之は萎えることなく寧ろ彼女の裸を見て興奮の極みに達し、口唇奉仕しようと息を吹き掛けられただけで白濁を噴射させる。更に口内でも発射した智之はシックスナインを経て正常位で童貞を卒業するが、またもあっさりと射精してしまい二度目は裕子に跨がられて少しだけ持続させることが出来た。こうして想いを叶えた智之と裕子は、寝室に舞台を移すと朝を迎えるまでセックスに明け暮れる。

翌日実家に朝帰りした智之が眠りに就こうとすると明奈が遠慮なく部屋に立ち入って来て、今着ている服を洗うからすぐに脱ぎなさいと言われるが、裕子との痕跡を残したいと風呂を済ませていなかったことが仇となり明奈にバレてしまう。しかし明奈は願いを叶えたのねと喜んでくれただけでなく、これからセックスするのだから横になるように言い始め流石に困惑を隠せない。裕子と張り合う気はないけど自分に素直になりたいし、智之のことだから自分本位なエッチを求めているようならとレクチャーしてあげるということらしい。手扱きやシックスナインで立て続けに発射し、正常位で交わって膣奥に熱水を何度も放つが、明奈から夏祭りに裕子を誘うのは良いけど地方の小都市だし立場を考えてと諭されてしまう。

二週間後の夏祭りを迎えたがあいにく裕子は早くから実家に帰省する予定を立てており、智之は一人でやって来ると高校時代に付き合っていた彼女にフラれたのは祭りの晩だったと感傷に浸るが、そこに彼女に良く似た女性と目が合い声を掛けられる。美和子と再会出来たのも何かの縁ということで意気投合し、花火を見ようと誘われ明らかにモーションを掛けられては断れる筈もなく、神社の森の奥に引き込まれてしまう。浴衣の下は下着を着けておらず生の乳房と茂みを指先で感じると、美和子がしゃかんでぺニスを露わにし、打ち上げ花火の音に合わせて手や口を駆使して射精に導かれる。そして花火が終わっても尾を引いたままの二人は辺りが静寂に包まれると、美和子が木に手を付いて尻を突き出しバックで交わるが、やはり膣出しはまずいとぺニスを抜いて射精する。美和子はこれで終わりにしたくないと智之に誘いを掛け、ひと夏の逢瀬を約束させるのであった。

三人と懇ろになった智之は上手く立ち回りそれぞれと付き合っていたが、ある日裕子と遠くの海水浴場へ遊びに行く約束の日に明奈も友人と海水浴に出掛けると聞かされ、ちょっとした不安を抱く。それでも裕子の運転する車中で彼女の白い水着姿に欲情を覚え、カーセックスをしてしまっただけでなく、染みになるからと言われたのに中出しをしてしまう。海水浴場に着くと裕子が身体を流してくると告げ離れた直後に、タイミングの悪いことに明奈が美和子を伴ってやって来る。明奈や美和子はお互いに智之に抱かれていることは知らないし、裕子のことは美和子には話していない。そんな緊張も何とかかわしたものの、明奈に岩陰へ引き摺りこまれてセックスしてしまい、それを見た美和子も遊泳禁止で人気のない砂浜でエッチを求めて来る。やっとのことで裕子と合流したが怒っているのは間違いなく車へ連れて来られると、尻穴を剥き出しにされ前立腺を弄られながら四度も射精を強いられてしまうが、鈍い智之は裕子が本気で怒っていることに気付かずにいた。

その日を境に裕子に着信拒否を食らった智之は彼女の自宅を訪ねるでもなく連絡が取れないことに嘆いていたが、十日が経ったある日明奈が美和子を伴って部屋にやって来て、裕子がいるのを承知していながら悪戯が過ぎたと謝罪される。反省も込めて慰めてあげると二人は愛撫を始めると現金なものでぺニスは屹立し先走りをこぼすが、智之は必死に抵抗を見せたものの自分たちの気持ちも分かってと説得され、二人の手扱きで貯めていた精液を盛大にぶちまけてしまう。明奈と美和子を重ねて腹這いにさせて交互に貫き、日が暮れてもセックスに明け暮れていたその頃、裕子はひとり家で智之の来訪を待ち続けオナニーで慰めていたのであった。

数日後智之は裕子からのメールで海岸までドライブに出掛けたが、どうやら明奈たちが話を進めていたらしく、海辺で話をするとホテルに連れて行かれる。嫉妬深く子供じみた態度を取った自分が許せずにいた裕子は、明奈たちの来訪で浮気相手が彼女たちだと知ると身を退く訳にはいかないと、ホテルで三人競い合って智之に決めてもらうことを提案していた。とは言え久し振りに見たぺニスに惹かれ騎乗位で交わった裕子だが、そこへ明奈と美和子がやって来て話が違うと行為を中断させられる。真相を知った智之は裕子に一番射精すると豪語しながらも明奈や美和子とも公平に愛し合うが、それでも明奈はやはり裕子が一番相性が合うみたいだと呟くと、美和子もそれに応じるがせめて今日一日だけはと返す。セックスに明け暮れ一同が一息付くと外は綺麗な夕暮れの景色で、四人の乱れた夜はまだ始まったばかりなのである。


【レビュー】

前作『喪服の女に僕は耽溺れる』から約1年振りの刊行となる本作も、基本的な話の流れはこれまでの弓月誠作品と何ら変わりはなく、これからもこの路線でいきますよと宣言したかのようにも受け取れる。優柔不断で底無しの性欲を持つ主人公が憧れの未亡人たちに対してアプローチを掛けて次々と関係を結ぶのだが、本命であるヒロインへの想いを貫こうとしながらも流されてしまい、他のヒロインたちが察して自ら身を退くというのが大まかな話の概要である。本作では上京していた主人公が友人の結婚式もあって大学の夏休みを利用して一時帰郷しており、そこを踏まえた情交描写も織り混ぜられている。

・友人の母【裕子】(44歳)
主人公の想い人であり裕子も息子と同い年の青年との年の差は意識しつつも、ひとり息子の結婚式を終えた晩に主人公に告白され、20年守って来た童貞の手解きを口実に関係に陥る。底無しの性欲の塊である主人公に一晩中抱かれ溺れていくが、真面目な性格であり主人公の不貞を知ってヘソを曲げてしまう可愛らしい一面もある。

・義母【明奈】(38歳)
裕子を抱いて実家に朝帰りした義息から女の匂いを嗅ぎ付けた明奈は裕子と結ばれ本願が成就されたと知り、彼女もまた義息から寄せられる想いに気付いていただけに、もう待ち切れぬと言わんばかりに自ら主人公を求めていく。ざっくばらんな性格で母子というよりも姉弟を思わせるやり取りだが、主人公の自分本意な愛し方では裕子が可哀想だとレクチャーする役割を担っている。

・彼女の母【美和子】(42歳)
主人公は熟女好きなだけに高校時代に付き合っていた同い年の恋人に振られた過去があり、帰郷した年の夏祭りの晩にその母の美和子と再会するというドラマチックな舞台が用意されている。夏休みの帰郷なのもあって浴衣姿で暗い森の中や、海水浴に行ってひと気の無い砂浜など開放的な場所での情交が多い。

節操なしの主人公はヒロインに求められれば情交に応じ三股になるが、真面目な裕子に不貞が発覚し一時的に機嫌を損ねられてしまう。見るに見かねた明奈と美和子がお膳立てをしてくれて仲を取り持ち、二人が身を退くことで裕子に収斂していくのだが、ここ数作の弓月誠作品自体が官能ラブコメ路線に特化しているのもあっていつも何か物足りないという感想である。コメディであるが故に余計な設定を盛り込まないというのは分かるのだが、官能で必要な背徳や倒錯といった要素があまりないので、物分かりの良すぎるヒロインに対してだらしない主人公というだけではどうも不釣り合いだなと思う。これが自分に取って物足りないと感じさせる最大の要因である。別に品行方正でなくても良いが、主人公に惹かれる理由があればもっと良いかもしれない。

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神瀬知巳「熟女お手伝いさんと僕 ワンルームでふたりきり」

神瀬知巳「熟女お手伝いさんと僕 ワンルームでふたりきり」
(フランス書院文庫、2017年9月、表紙イラスト:丹野忍)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

受験勉強の為に上京して一人暮らしを始めた涼一だったが、日常生活にかまけていて成績を落としてしまい、それを危惧した叔母のあゆみの配慮でかつてお手伝いだった百合子が住み込みでやって来る。狭いワンルームで一緒のベッドで眠る生活に涼一の性欲は限界を迎え、オナニーしていたところを百合子に見られてしまい…。


【登場人物】

伊佐木涼一
18歳の浪人生。ある地方で一大企業グループを統べる「伊佐木グループ」の本家の後継者だが、叔母のあゆみの出任せにより国立大に志望を変更して受験に失敗し、この春から上京して予備校へ通いながら一人暮らしを始めた。両親は既に他界しており、本家で血の繋がりのあるあゆみが唯一の肉親だが、姉のようで初恋の相手でもある。童貞。

戸田百合子
36歳。かつて伊佐木家で住み込みで家政婦として働いていたが、不動産会社を営む夫との結婚を機に辞めているが、涼一の母親の幼馴染みでママのように甘えられ慕われていた。子供はいない。夫が亡くなってからは会社を受け継ぎ、都内にも進出するほどに成長を続けている。涼一とその父親に恩義を感じており、あゆみから話を聞いて住み込みで面倒をみてあげることに。長い黒髪に96cmのFカップと熟れながらも、メリハリのある身体付きの和服の似合う美女。

伊佐木あゆみ
29歳。涼一の父親の実妹で兄亡き後に4年前から「伊佐木グループ」の代表に就いているが、親族や周りからのプレッシャーもあり口から出任せに涼一を一流大学に入れると言ってしまい、彼に申し訳ないと思いつつも期待を寄せている。涼一の好意に気付き自らも好きだという気持ちを抱きながらも、表面上は優しい叔母という役割を演じる。現在恋人はいないが男性経験はある。


【展開】

上京して一人暮らしを始めた涼一は模擬試験で現役時代ですら無かった「E判定」を取ってしまい、叔母のあゆみからの電話にも空元気を装うが実際は掃除や洗濯など日々の暮らしに忙殺され、しかも他人の目が無いだけに怠惰な生活を送っていて明らかに勉強に集中出来る状況ではない。そこへ百合子が事前に何の連絡も無く部屋を訪ねて来て、今日から住み込みで働かせてもらいますと告げられる。どうやらあゆみから相談を受けたらしく、不動産会社の会長に退き支社で働くことにしたようで、その行動の早さに涼一も断る余地もなく狭いワンルームの部屋で同居生活を始めることに。

百合子との生活も十日ほど経ったある日曜日、無意識に胸の谷間が見えそうな格好をした百合子が家事でかいた汗を流したいとシャワーを浴びるからと告げられる。すっかり欲情の虜になっていた涼一はつい出来心から浴室に近付き、彼女の下着を手にしながらオナニーしようとするが、タイミング悪く彼女が浴室から顔を出して行為を見られ気まずい雰囲気のまま夜を迎える。常夜灯の薄暗い部屋で自らの煩悩を告白した涼一に応えるかのように、百合子は勉強に集中させる為ならと告げて青年と口付けを交わしながら手扱きで射精に導くのであった。

百合子との初キス手扱きから三週間が経ちいつしか射精させてもらうことが日課となりつつあり、夜のひと時だけは互いに「りょーくん」「ママ」と呼び合いながら甘えさせてもらっていた。今晩はパーティドレスで着飾った百合子にローションを使って手扱きしてもらうが、涼一は関係の進展を望み受けたばかりの模擬試験の判定が良かったら口や胸を使って慰めてとねだり、次の日に予想通り「C判定」をもらったと喜びながら部屋に戻る。百合子が涼一のオカズであるAVを観てリクエストに応えてくれたようで、わざわざセーラー服を仕立てて待っていてくれたが、汗で蒸れたぺニスに抵抗を見せることなく口唇奉仕を始めてくれる。しかもFカップの乳房でぺニスを挟んでくれて、フィニッシュは先端を咥えてもらいながら射精してしまう。

もし仮に「A判定」をもらったらセックスさせてくれる、その約束を励みに涼一は更に勉強に励むが、夕刻に会合があったらしく和装の百合子にフェラチオしてもらいながら熱心に暗記帳を見ていた。ところがそこへあゆみから電話が入り百合子とどういう生活を送っているのか尋ねられ、盆明けには帰郷すると親しげに話していると、百合子は嫉妬したようで青年をちんぐり返しにしてアナルにまで舌を伸ばしながら手で射精させてしまう。二度も射精に導いてもらい夢見心地でいた涼一は、夜中に隣で眠っているはずの百合子がひとり遊びしているのに気付き、あゆみとの電話の最中にイラマチオ同然に口腔を犯されて濡れてしまったと聞かされ、彼女の性欲にまで気が回らなかったと反省する。中途半端な結果でセックスする訳にはいかない、涼一はそう決意しながらも百合子の秘穴に指を出し入れしてアクメに導くのであった。

夏季合宿を終えて模擬試験の結果が良きものだと確信した百合子は、涼一がいない間にマンションの部屋をリフォームし浴室を拡張したり家電品を新調したりして帰りを待ちわびていたが、涼一が何の連絡も無く帰宅して来る。「A判定」をもらった涼一はもう待ち切れぬとばかりに百合子の口唇奉仕を中断させると、正常位で貫き遮二無二荒々しいピストンを繰り出しあっという間に果ててしまうが、まだ足りないとばかりに連続中出しをしてから休息を取る。部屋の浴室が改装されていることにやっと気付き、百合子にプレゼントした際どいエナメルビキニを着てソーププレイをして所望し浴室に舞台を移す。
百合子が泡奉仕をしながら感じていることに気付いた涼一は口腔を犯すようにして射精し、再び繋がったまま広くなったバスタブに入ると新婚みたいだと喜ぶが、今更のように経営者の百合子と浪人生の自分とはと引け目を感じ出す。しかし百合子から過去の経緯を聞かされ自分を大事に想ってくれていることを改めて認識すると、彼女のマゾ性を見抜きつつアナル弄りをしながら中出ししてしまう。

八月も終わりを迎えミニスカートのウェディングドレスに身を包んだ百合子は涼一を労い、騎乗位で腰を遣いながら乱れていくが、そこへ上京したあゆみが合鍵を使って部屋に入って来てしまい関係が露呈してしまう。あゆみの叱責に落ち込む涼一に対し、百合子は何処か余裕そうな笑みを絶やさず、ひとまずホテルに戻るというあゆみを引き留めここで涼一に抱かれなさいと諭す。二人の気持ちを知っていた百合子だけにあゆみを焚き付けて本音を引き出させると、涼一も行動に移し叔母と長い口付けを交わしメロメロにして、ベッドに横たわらせて正常位で抱くのであった。

翌春を迎え無事国立大に合格した涼一は何故か不合格になった夢をまた見てしまい苦笑いしながら目を覚ますと、上京する度に百合子から料理を教わっているあゆみの声が聞こえて来て、お目覚めフェラをしてあげようと聞いて寝た振りを続ける。相変わらずお手伝いさんとして同居を続ける百合子と、頻繁に部屋を訪ねるあゆみが並んでして欲しいとねだられ、涼一はもっと頑張らねばと決意を新たにする。


【レビュー】

作者の過去の作品で「【彼女の母】別荘で二人きり」(2013年刊行)があるのだが、本作の題名が指し示す通り実家を離れ受験勉強の為に一人暮らしをしている浪人生の主人公の元に、かつてお手伝いさんをしていた未亡人の【百合子】(36歳)が突如訪ねて来て「同棲」さながらの甘い生活を送っていくことがメインである。日常生活にかまけて怠惰な方向に流れ成績が低下していくのを見かねた叔母の【あゆみ】(29歳の独身)からの相談を受けて百合子がやって来るが、結婚を機にお手伝いさんを辞めた彼女は現在亡き夫が設立した不動産会社を継いでおり、社会的な立場のある存在となっていることが当時との違いであろう。

主人公のために甲斐甲斐しく世話を焼く百合子だが、狭いワンルームで熟女と暮らす青年としては性欲を抱くのは自然な流れであり、お約束というかそんな主人公の劣情に気付いた彼女が性的な奉仕をしてあげることとなる。但し「ふたりきり」という状況下で百合子が主人公をコントロールしていくので、官能的な進展は意外なほどにゆったりとしており、約五分の三に当たる第五章に差し掛かってからやっと本番という流れとなっている。「密室での甘い同居生活を書いてみたかった」と帯でコメントしている通り、作者としてはこれまで序盤から官能面に特化していたのを本作で変えてみたいという試みではないかと思われる。

神瀬作品らしく何故百合子がここまで主人公に尽くすのかの伏線も張られていて、若干のご都合主義な一面も否めないとは言え、実は主人公の想い人はあゆみというところで終盤に捻りを加えている。作中で奉仕しているばかりで自らも熟れた身体を持て余していたり、あゆみと電話で話す主人公をいじめてみようといたずらしてみたりと百合子の可愛らしい一面を引き出し、ヒロインの心情を丁寧に描写していくのは流石である。メインが彼女であり手解きを受けて、引きずり込むかのようにあゆみとも関係を結ぶのだが、基本的には「単独ヒロイン」ものとして捉えた方が良いのかなと感じた次第である。二人ヒロインとして考えたのであれば未消化と思われる節も窺えるし、作者の近年の作品群と同じように考えたならば、続編による方向付けがなされるのかもしれないが…。


愛好家Sさんのブログにて本作をご紹介なさっています。
4251『熟女お手伝いさんと僕 ワンルームでふたりきり』神瀬知巳、フランス書院/フランス書院文庫、2017/09 発売●あらすじ都内の予備校に通う為、ワンルームマンションで一人暮らしをする事になった青年の元に、かつて母のように慕っていた元家政婦がやって来て同居する事になり、受験勉強が捗るようにと性欲処理をしてもらう事になる。●登場人物【伊佐木涼一】18歳。童貞。一浪している予備校生。優しい青年。【戸田百合子(ゆり...
4251『熟女お手伝いさんと僕 ワンルームでふたりきり』

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tag : 大学生(浪人)主人公 童貞

相馬哲生「両隣りの新妻【力ずくの情辱】」

相馬哲生「両隣りの新妻【力ずくの情辱】」
(フランス書院文庫、2014年4月、表紙イラスト:松原健治)

ネタバレ有り。御注意下さい。
2017年9月20日レビュー再編集。

作品紹介(公式ホームページ)

両隣りの新妻【力ずくの情辱】
相馬 哲生
フランス書院
2015-01-01




【あらすじ】

しがない会社員の孝治は毎晩アパートの隣人夫妻で繰り広げる情事の声に悩ましい思いを抱いていたが、ある日隣人の若妻麻里と親しくなった事から性癖を見抜き力ずくで関係を結ぶが、反対側の隣室の熟妻美樹に見破られ同じように強引に犯してしまう。更には熟妻の妹の綾乃も巻き込まれ…。


【登場人物】

高森孝治
30前後の会社員で借上社宅としてアパートの302号室に住んでおり、隣室の小日向夫妻の情事の声に悩まされる。恋人はおらずひたすら会社と部屋を往復するだけの寂しい独身生活を送っていたが、麻里と関係を持ってから溜まっていた年休を消化しようと長い休みを取得した。女性経験はそれなりにある。20cmの巨根。

小日向麻里
25歳。小柄でぱっちりとした目に卵形の顔、肩の辺りで切り揃えた髪型で清楚で人懐っこい雰囲気の女性。3ヵ月前に夫と職場結婚し孝治の隣の303号室に越して来た。現在は弁当屋でパートをしている。夫の趣味に合わせ頻繁にイメージプレイをしており、わざと孝治に聞かせようとしているようにも見える。Dカップ。

安西美樹
32歳。巻き髪のようにカールさせた栗色の髪、ふっくらした唇の右端にあるほくろがセクシーさを醸し出している。1年前に夫と結婚し関係は円満だが、密かに欲求不満が溜まっており、孝治と麻里の情交を知り興味を抱く。キャバクラでバイトした事があり、孝治のハッタリに騙され夫に口外されたくなければと弱味を握られてしまう。Eカップ。

北条綾乃
18歳の高校3年生。美樹の実妹で受験を控え1週間前から姉夫婦の部屋に居候させて貰っている。美樹との間にもう一人姉がおり末っ子だが、二人に比べて身体も性格も女らしくないと悩んでいる。身長162、3cm位でスレンダーながらも女らしい身体付きの気の強い美少女。男性経験は無い。Cカップ。


【展開】

四晩続けて情交に及び壁越しに悩ましい声を聞かされていた高森は翌朝ゴミ出しのついでに麻里と会い自分の好み通りの美しさだと喜ぶが、数日後雨のなか部屋の鍵を忘れドアの前で途方に暮れる彼女を見付け部屋に誘う。301号室の物音がする事を知り自分たちのアノ声も通っていると気付いた麻里は高森に謝るが、彼はその様子から自分を挑発していると感じ勃起を握らせる。麻里が強く拒まないのを見ると口唇奉仕に導き尻穴舐めまでさせ射精寸前まで達するが、夫が帰宅した音を聞いて麻里が正気に戻ってしまいお預けを食らう羽目に。

翌日も高森は弁当屋に寄って麻里にアプローチを掛けるが、流石に彼女が部屋に来るはずもなく落胆していると、タイミング良く周辺が停電に見舞われ麻里が暗くて一人きりは怖いから部屋にあげて欲しいと訪ねて来る。ランタンの薄明かりの中で再び麻里に迫った高森は口唇奉仕をさせ言葉巧みに追い込むと、初めはベランダに面した窓際で立ちバックに、次は隣室に面した壁際でバックで貫きながら夫の存在を口にして羞恥を煽る。最後はベッドで騎乗位にさせ好きなように動かせるが、流石に膣内射精には抵抗があるようで、ならば顔に掛けるぞと言うと嫌がる素振りでもなく好き者だと思いながら発射する。

一方美樹は隣室から漏れる高森と麻里の声にまだ見ぬ彼の逸物を想像しひとり遊びに興じていたが、ある日スーパーで高森に馴れ馴れしく声を掛けられ、結婚する前にキャバクラで見たことがあるようなとハッタリを掛けられる。美樹はそれに気付かずに発覚を恐れて店のトイレの個室まで付いてしまい、夫のより遥かに大きいぺニスに引き寄せられ口唇奉仕した後、バックで犯され膣内に射精させられてしまう。

一週間前から姉の美樹夫婦の住むアパートの部屋で居候を始め受験勉強をしていた綾乃は、帰宅した姉が自分に気付かずに義兄とセックスを始めたと思い込み聞き耳を立てていたが、聞き慣れぬ男の声だと知って不倫関係を強いられていると思いドアを開ける。高森は綾乃の登場に悪びれる素振りすら見せずに子供は大人の関係に口を挟むなと一蹴するが、健気なことに綾乃は自分の身体を捧げるからと姉との関係を絶つように求めてくる。美樹は妹が犠牲になるならと自分がと告げるが、結局は自分の横に並んで四つん這いになった綾乃が処女を失って間もないのに性悦の表情を浮かべたことに嫉妬の感情を抱き始める。

高森が美樹・綾乃姉妹にかまけていたせいか麻里は数日間関係が途切れたことに安堵しつつも、彼が自分に聞こえるように姉妹との性交を繰り返していることに心穏やかではいられなかった。そんなある晩に夫の眠るそばでやらせなければ告げ口するぞと高森にメールで脅され、夫が泥酔して眠りこけているからと部屋に招くが、暗がりの中で自分の身体に触れて来たのが美樹と知って驚きを隠せない。それでも熟妻のペースに乗せられた麻里は夫の眠るベッドに手を付き腰を上げ、美樹と並んで挿入を求める。美樹は高森の心は麻里になびいていると知って渡されたローターで彼女の陰核を刺激してアクメさせると、麻里が中出しに抵抗を見せたのを知り自分ならと高森を誘い膣奥に受け入れるのであった。

高森はまだ麻里の心までは堕ち切っていないのを知り、彼女の夫だと偽って安西夫妻の夕食に招かれると、人妻が予め仕込んでいたリモコンローターを起動させながらも素知らぬ顔をして綾乃の秘所に足を差し向けて愛撫を始める。先に達した麻里を見て美樹はすかさず体調が悪そうだからと寝室で休むことを勧めると、ほどなくして薬で夫が眠りについたのを見て妹と競い合うように高森に奉仕を始めるが、その嬌声は麻里の耳にも届き彼女もリビングへやって来る。美樹がアナルセックスまで許容していたのを見て麻里も張り合うがやはり中出しだけは抵抗があるようで、しかし綾乃までが求めて来ては嫉妬の感情に逆らえず、遂に膣内への射精を受け入れてしまう。最早理性などかなぐり捨てかのような美樹や勉学を疎かにしてまでセックスに溺れる綾乃に迫られ、高森は最初に孕んだ女が第一夫人だと笑みを浮かべ終わりなき性交を続ける。


【レビュー】

「力ずくの○○」というタイトルの多い作者の2014年の作品で、ここ数年は年1~2作品ペースで刊行を続けている。草食系に見えて取り柄の無い青年が一人、二人と隣室の人妻に手を出し、最後には孕ませ願望を口にするような典型的な凌辱作品の主人公なのに対し、気位はそこそこ高そうだが意外にあっさりと堕ちてしまう10代~30代のヒロイン3人の関係を見ると、「力ずく」作品は読み手次第では誘惑でも凌辱でもどちらにも取れるのかもしれない。

最初の隣人若妻の麻里は通信会社に勤める夫がおり、新婚ホヤホヤなだけに主人公から屁理屈を並べられ身体を奪われても、夫に対する気持ちは終盤までは保っている。イメージプレイやM性は夫に仕込まれただけに、身体が堕ちるのが早いと言えばそれまでだが、意外にも心までは堕ち切ってはいない。だからこその美樹や綾乃という対抗ヒロインを使って嫉妬の感情を招くのだが、話としては何処かに欠けたピースがあるような気がして、もう一工夫欲しい気はする。

次の隣人熟妻の美樹の夫は信金に勤めるお堅い職業だが、寧ろここでの要素としては妹の綾乃の存在であり互いに身代わりになると言いながらも結局は妹の処女を奪われてしまう。この前から唐突とも言える主人公の厚かましさは麻里とのやり取りで自信を付けたという記述があるものの、美樹が堕ちる過程は基本的に麻里と一緒だし、姉妹があまり頭の良さを感じさせない主人公とのやり取りが逆に興覚めな印象である。二人の人妻は各所に夫への後悔を述べてはいるが、とはいえ積極的に主人公との交わりを望んでいるようにも受け取れるので、ならば美樹に対しては誘惑的なアプローチでも構わなかったのではと感じた次第である。





2017年の二冊目となる新刊が9月に発売となります。





柔和な笑顔が男を虜にする弁当屋の新妻・みゆき(32)
上品な雰囲気に似合わぬ豊満ボディの隣人妻・優月(30)
怜悧な美貌を鼻にかける高慢なエリート妻・櫻子(34)
美しい人妻たちを、口説いて、奪って、堕として、
手なずけ、操り、調教し、ベッドで服従を誓わせる!
夫ではない男の腕のなか、人妻は淫らな美獣に変わる!


●もくじ

プロローグ 運命の夜

1 調教願望 新婚妻・みゆき

2 白昼情事 子持ち妻・優月

3 絶頂衝動 ミスキャンパス・未玖

4 最終試練 エリート妻・櫻子

エピローグ 決断の夜

作品紹介(公式ホームページ)




人妻三人と思わせながらも、実は第3章では未玖という大学生ヒロインが登場します。弁当屋の新妻という設定は本作と似ていますね…。弁当屋や子持ちの隣人妻、ミスキャンパス、大学講師というヒロイン設定からすると、主人公は大学生なんて考えてもみましたがどうでしょう。大学生ならヒロイン4人を堕とそうとする欲張りな主人公でも、精力的には持ちそうな気もしますが…。

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神瀬知巳「僕のおばさま・僕の美姉妹 隣りのベランダ」

神瀬知巳「隣りのベランダ 僕のおばさま・僕の美姉妹」
(フランス書院文庫、2008年5月、表紙イラスト:小玉英章)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)






【あらすじ】

春樹は隣人の新島家の次女の葵から想いを寄せられるが、彼女の母親の涼子や姉の遥香と性的な奉仕をされた事があり罪悪感を抱いていた。そんな中で涼子と関係した春樹は遥香に知られて関係を持つと、更には葵とも結ばれる。


【登場人物】

北沢春樹
16歳。高校1年生。幼い頃に母を亡くし、商社に勤める父親は仕事人間で不在がち。女子の目を惹き付ける端正な容貌で生徒会に所属し、お隣の新島家に親切にしてもらい涼子の会社でアルバイトをしている 。童貞

新島涼子
38歳。料理好きが高じて輸入食品の会社を経営しているが、自分より年収が高い事にプライドを傷付けられた夫とは離婚している。高校に合格した春樹に偶々オナニーグッズを見付かってしまい、それ以来毎日手や口で性欲を発散させてあげていたが、その一方で娘の恋人と関係していることに苦悩している。

新島遥香
19歳。涼子の長女で大学2年生。明らかに春樹を好きな気持ちを見せている妹に気を使い、自分も彼が好きだという感情を抑え込んでいる。栗色に明るく染めた髪にグラマラスな体付きで男慣れしているように見えるが処女のまま。1年前の夏に春樹の初キスを奪い手扱き射精させたことがある。

新島葵
16歳。涼子の次女。春樹と幼馴染みの高校1年生で、早くも陸上部のレギュラーとして活躍している。母や姉には劣るものの、高校生としては巨乳と呼べる位プロポーションが良い。春樹が好きなことは誰の目から見ても明白だが、素直になりきれずに告白出来ないでいる。処女だが彼の体臭の付いた服をオカズにして倒錯した一人遊びに目覚めている。


【展開】

陸上大会を間近に控え葵は春樹と一緒に朝のジョギングを終えると、登校前のひと時に自分の部屋で彼の汗の臭いが付いたタオルを嗅ぎながらオナニーしている現場を春樹に見られてしまい、恥ずかしさの余り頬を張ってしまう。

その日の夕方春樹は涼子に社長室へ呼び出され、お使いの帰りに既に習慣となっているお口での奉仕を受ける。話は遡って高校受験の合格発表の帰りに春樹は体調を崩し涼子のベッドで休ませてもらっていたが、ふとしたことがきっかけで下に隠していた涼子のオナニーグッズを見付けるが、秘密を知られてしまったと動揺する涼子に大人びた対応を見せる。しかし性行為を想像させる玩具を見て勃起したのを知られ、労うかのように手扱きを提案されてローションを使い、剥けていないペニスの先端を露わにされ射精に導かれるのであった。剥き癖を付けるという口実でその日から毎日のように涼子から手や口での奉仕を受けており、葵に一方的に詰られたこの日も社長席に座らされ汚れたペニスを清めてもらいながら、涼子にオナニーに見とれた末にごっくんさせてしまう。

その日の夜春樹は陸上大会で帰りの遅い葵がいない新島家で夕飯をご馳走になるが、キッチンで後片付けをしていると遥香が際どいビキニの水着を纏って現れ、涼子が自室で残務をこなしているのは何故かしらと疑問を投げ掛けて来る。まるで二人が性的な行為をしているかのような口振りに春樹は動揺を見せまいとするが、昨夏に沖縄にバカンスへ行った時に葵の目を盗んで海の中で遥香と初キスをしたり、水着越しに射精させられたりしたことを思い出し勃起させてしまう。遥香に背中から密着されペニスを剥き出しにされ先走りでヌルヌルにされ手扱きを受けた春樹だったが、葵が好きなのに節操のない自分が情けなくなり射精せずに何とか持ちこたえる。
そこへ涼子がキッチンへ近付く足音が聞こえて遥香が浴室に逃げたので難を逃れたものの、春樹はいつになく涼子に甘え奉仕をして欲しいと求める。ダイニングテーブルに座った涼子と対面するかのように秘所を見せてもらい、しかもここに挿れるのよと指を出し入れされては我慢など出来るはずもなく、脱力して膝の上に座った涼子の腰を押さえ付けてペニスを挿入してしまう。そこへ遥香が入浴を済ませて姿を見せるが裸眼ではぼんやりとしか見えないらしく二人が抱き合う格好に疑問を持たない様子だが、春樹は涼子から中はダメと囁かれながらも射精を促す腰遣いに翻弄され遥香の前で中出ししてしまう。遥香が立ち去ると一度は交合を解いたものの春樹は白濁が溢れる淫裂を見ると涼子を押し倒しバックで二度目を始めると、そこへ帰宅した葵からは死角になっていて見えないながらも行為を止めようとせずに会話を交わし再び中出しをする。

涼子との初体験から二日後の夜、春樹は庭の木からベランダ伝いに遥香の来訪を受け部屋に招くが、朧気にしか見えなくても男女に漂う妖しい匂いで母と何をしていたかくらい分かると告げられる。妹に気を遣いこれまでは春樹に迫らなかった遥香だったが、涼子との情交を知って自らも積極的になろうと決意し、酔った勢いに駆られて部屋を訪ねて来たのである。少年の欲情の象徴を目にすると遥香は馬乗りになって葵がいるのにと言葉で詰って春樹が悶える様を楽しんでいたが、いざ挿入となるとまだ処女なだけに恐る恐るといった様子で、結局は春樹にリードされながら騎乗位で純潔を捧げ朝まで立て続けに三度も中出しを受けたのだった。
その三日後葵は遥香から春樹を招いて勉強会を開くと誘われるが、葵は姉の好意に気付いていながらも素直になりきれずに断り部屋に籠ると、春樹がプレゼントしてくれたマッサージ器を秘所に押し当てて立て続けに絶頂してしまう。そんな葵をよそに遥香は乳谷が露出した格好で春樹を誘いベッドの縁に座らせると、口唇奉仕から玉舐め、更にはアニリングスへとエスカレートさせていく。更には尻穴に指を挿れて前立腺を刺激しながら喘がせると、ドア越しに葵がやって来て謝罪の言葉を発し仲直りの兆候が見られるのを知りながらも射精に導いてしまう。
遥香は家族に友人宅に泊まると告げて隣家に移動し、かねてから約束していた通りに浴室でパイズリ奉仕して白濁を浴びた後、浴槽の中でまだ衰えを見せない春樹の剛直を対面座位で受け入れる。すっかり完全勃起した春樹に下から突き上げられ、名前を呼び捨てにされながらの性交に遥香は気を失うほどの絶頂を迎えてしまう。

夕方になり葵は決意を固めたようで姉がしたように庭からベランダを伝って春樹の部屋のベランダに辿り着くが、室内では遥香が競泳水着を来て扇情的なポーズを取っていて、しかも葵が現れるのを待ち受けていたかのように春樹に近付き唇を奪い手扱きを始める。その手慣れた様子に咄嗟に自分が愛人でも良いから仲間にと口走ってしまうが、遥香のアドバイスで口唇奉仕を始めるとうっかり歯を立ててしまい、口だけに集中させるためと後ろ手に縛られる。姉に敏感な淫核と乳頭を攻められ口腔を巨根で犯された葵はアクメしながら白濁を嚥下すると、開脚した姿で押し倒され発情の証を見られた後に春樹に純潔を奪われてしまう。
なおも遥香のちょっかいは続き葵は立て続けに絶頂しながら中出しされたものの、そこで遥香が涼子に連絡を取り外泊することを告げている最中に、尻を突き上げた格好が春樹を刺激したのかバックで犯されてしまう。しかもローションを使って不浄の穴まで指で解されながら葵と交互にペニスを突き立てられ姉妹での穴比べをされた後に、姉妹で重ね餅状態でアナルヴァージンまで奪われながら三人で口付けを交わし、少年の精液を搾り取るのであった。

その週末に遥香は葵とともに別れた父親に会いに一泊することとなり、3Pでの破瓜という状況にまだ妹は心の整理が付いていないのでこっちは任せてと告げ、涼子は通話を聞いて関係に気付き別れを切り出すはずだから説得しなさいと春樹にアドバイスする。試験間近にも関わらず涼子と休日出勤した春樹は彼女が別れ話をし始めると、三人とも同じように好きなんだと告白し、なおも大人の分別を見せようとする涼子を終始リードしてバイプを使った二穴責めの末にアナルセックスをして翻意させることに成功する。こうして新島家の母娘たちと結ばれた春樹は可能性を広げたいからと一層勉学に励むが、ある日学校から帰宅し夕食もそこそこに睦み合っていると、涼子から吉報を知らされ…。


【レビュー】

本作はこれまでの神瀬知巳作品で最も頁数が多い414頁とかなりのボリュームに対し全5章建てとなっており、それだけに1章当たりの情交描写は極めて濃厚である。母親が死別したり離婚したり、或いは経済的に恵まれない主人公という設定は神瀬作品ではお馴染みでパターンであり、そこも含めて主人公に傾倒していく理由付けになっているのだと言えるだろう。

涼子とは主人公が偶々女としての秘密の面を知ってしまって以来毎日のように手コキやフェラチオをして貰う関係になるが、やはり娘の恋人に手を付けたという悔恨の中で第二章では涼子と遂に一線を越えてしまい、なし崩しに関係を求めてしまう面とのギャップがよく描かれている。

長女の遥香もまた主人公に惹かれており、先に妹の葵が露骨なまでに主人公への愛情を隠し切れないのを見て一度は身を退こうとするが、母親との情交を見て免罪符とばかりに迫る理由付けにしているのが面白いところである。次女の葵は主人公の「彼女」というポジションに自信を持ち、優しい性格の主人公も自分のわがままを許容してくれているというのも相乗しての若さというか、いざ遥香との情交を目の当たりにして混乱する中での破瓜というのは読んでいて一番良かったところだったと思う。

姉妹3Pの最中に通話から主人公が娘たちと結ばれたと知った涼子はやはり娘の恋人に…という負い目もあり、一度は別離を決意するがタフになった主人公に性的に翻弄されメロメロにされるというのはいかにもらしい展開で、情交の最中に他のヒロインと遭遇しそれを取り繕うというのは神瀬作品の十八番と言えるだろう。但しここからは些か駆け足気味であり母娘競演というのには物足りなくもあり、逆に涼子が主人公の子を孕んだと示唆する結末は余計な気もする。全体的に高水準なのもあって、これらは重箱の隅を突つくような指摘かもしれないのだが…。


DSKさんと愛好家Sさんによるレビュー記事はこちらです。

※右側は紙媒体(文庫)の表紙とオビ。 2008/5/23 発売僕のおばさま・僕の美姉妹-隣りのベランダ著:神瀬知巳、フランス書院文庫→ Amazonはコチラから。→ Kindle版はコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。→ 【honto】の電子書籍はコチラ。→ ひかりTVブックはコチラ。〈電子書籍〉→ 総合電子書籍ストア【BookLive!】はコチラ。「熟女の本当の素晴らしさを春樹君に教えてあげる」重さを確かめるように乳房をすくう38...
僕のおばさま・僕の美姉妹-隣りのベランダ(著:神瀬知巳、フランス書院文庫)

1572『隣りのベランダ 僕のおばさま・僕の美姉妹』神瀬知巳、フランス書院/フランス書院文庫、2008/05 発売●あらすじ少年と幼馴染みの姉妹の母親が、ある事をきっかけに秘密の関係を持ってしまう。少年を好きだった長女が、その秘密の関係を知ってしまい、自分の気持ちを抑えきれなくなる。そして、妹も少年の事が好きで…。●登場人物【北沢春樹】16歳。童貞。高校1年。幼い頃に母を亡くし、お隣の新島家に親切にしてもらっている...
1572『隣りのベランダ 僕のおばさま・僕の美姉妹』

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弓月誠「未亡人家庭教師と未亡人兄嫁」

弓月誠「未亡人家庭教師と未亡人兄嫁」
(フランス書院文庫、2007年5月、表紙イラスト:新井田孝)

ネタバレ有り。御注意下さい。
2017年9月13日レビュー再編集。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

1人暮らしの昌利は、彼の面倒を見る為同居生活を始めた由衣に女の魅力を感じていた。そこへ未亡人となった隣人の優香が戻って来るのだが…。


【登場人物】

甲本昌利
大学受験を控えた18歳。幼い頃に両親が離婚して父親と2人暮らしだが、父親の単身赴任により由衣の世話になっている。13年前から兄と結婚した由衣を実姉のように慕っている。童貞。

甲本由衣
35歳。昌利の兄嫁で夫は6年前に交通事故で亡くなっているが籍を抜かず、昌利の世話をする為同居生活を始めた。熟女らしく肉付きは良いが、スタイル抜群でFカップの巨乳。

奥貫優香
29歳。甲本家の隣に住み、見合い結婚の夫と共に海外で生活していたが、2年前に夫が亡くなりつい最近実家へ戻って来たばかり。昌利が中学に通っていた時に英語の家庭教師を務めていた。由衣より更に大きなの巨乳の持ち主で、小柄で体型はスリムなこともあり乳房の大きさが更に際立っている。


【展開】

単身赴任で渡米した父と入れ替わるように甲本家へやって来た由衣に欲情を覚える昌利は、予備校から帰ってくると兄嫁から汗臭いと入浴を勧められ脱衣場に向かうと洗濯物が目に留まり、パンティのクロッチの匂いを嗅ぎながらブラジャーのカップに白濁を浴びせてしまう。夕食を終えてくつろいでいたところにゲリラ豪雨により停電し、ちょうどシャワーを浴びていた由衣がバスタオル姿でリビングにやって来て、暗がりの中とは言え暑いからと全裸になってしまい激しく欲情する。しかし下着を使ったオナニーを咎められ消沈していると、何故か由衣は昌利の股間に手を伸ばし大人になった姿を見せてとペニスを露わにして手扱きを始める。兄嫁の淫らな姿に戸惑いつつも初弾を発射すると、次はパイズリフェラで精を抜かれてしまい、受験勉強に集中する為ならと奉仕を約束してくれるのであった。

由衣の奉仕から半月が経ち昌利は、あの夜の次の日から兄嫁の態度がよそよそしくなり約束を反故にされたと落胆していたが、帰宅すると模擬試験の結果が極めて良かったと由衣に報告する。彼女は涙を浮かべてまで喜んでくれただけでなく、自分から約束を破ってしまってと謝ると、今夜は好きにして良いのと告げバスタオル姿でリビングに現れる。赤の極小下着に悩殺された昌利は由衣を押し倒し四つん這いにさせると、下着越しに秘所を愛撫して指ピストンで絶頂へ導き、由衣も返礼とばかりに口唇奉仕で射精させる。なおも衰えを見せない昌利と女性上位のシックスナインを続けていたが、由衣はセックスを迫られて近親相姦を冒すことに一度は躊躇うものの自ら騎乗位となり昌利のペニスを受け入れてしまう。

由衣との関係も良好なまま昌利は上位校の受験を目指して勉強に集中していたが、ある日書店で参考書を買おうとして優香と出逢い、帰りの車中で週何回か英語の家庭教師をしてあげると提案される。喜んでお願いしたものの兄嫁には言えないと秘密を抱えることに昌利は一瞬戸迷うが、翌日に奥貫家で優香からずっと好きだったと告白されて、兄嫁が好きだと言えずに誘惑に乗ってしまう。由衣より情熱的な口唇奉仕で射精させると、次は爆乳に挟まれてのパイズリフェラまでしてくれたのに、何故か優香はもうスッキリしたでしょうと終了を告げる。再開したレッスンなど頭に入る訳もなく悶々とする昌利をからかい、優香は頃合いを見計らい少年を誘うと騎乗位で跨がり射精に導くのであった。

秋も半ばに差し掛かったある休日に由衣にドライブに誘われた昌利だったが、運転を初めて二時間が経っても会話一つ成り立たないことに兄嫁の怒りを感じずにはいられない。ふと海岸へ辿り着いたところで由衣が車を停めて浜辺に下りようと後を追うと、不意に昌利が友人の家で勉強しているのは嘘だと責められ、証拠を握られていると気付き優香との逢瀬を白状せざるを得なくなる。好きなのは由衣だから優香とは別れると昌利が言ったのを見て、由衣はそういう年頃なんだからと諭し岩陰に移動すると、ここでエッチなことをしようと誘う。少年に罰を与えるかのように尿道口弄りで絶頂させ、続けてパイズリフェラで連続射精に導くと、岩場に押し倒して騎乗位で精を搾り取り更には自ら四つん這いになって四回目を求めて来る。嫉妬に駆られてか由衣のあまりの変貌ぶりに、昌利は優香に別れを告げようと決意を固める。

翌日奥貫家を訪ねた昌利は優香に別れを切り出そうとするが、優香から最後の想い出にと寝室に誘われ横たわった女体に愛撫していると、そこへ由衣が現れて次は私にもしてねと告げられて驚きを隠せない。昌利の気持ちを知って昨晩の内に由衣が優香と話を付けていたらしく、今は三人で仲良くしようという結論に達したが、そんな真面目な話をしていても滾ったままの昌利を見て優香がからかうと一気に萎えてしまう。そんな少年を元気付けようと二人は互いの乳房を愛撫しレズ行為を始め、昌利がすっかりその気になったのを見るとダブルフェラチオで焦らしに焦らして大量射精させる。なおも衰えを見せないのを見ると二人はベッドの上で並んで四つん這いになって挑発し、始めに優香、次は由衣の順に交わり中出しすると、最後はダブルパイズリフェラで放精する。精液交換で濃厚なキスを交わす二人を見て再び欲情をした昌利は、五度目にも関わらずペニスを扱き大量の白濁を彼女たちの美貌に浴びせるのだった。


【レビュー】

幼い頃から兄嫁に憧れを抱いていた主人公と、実の弟のように可愛がっていた兄嫁の由衣の二人が同居を始めて、肉体的な関係に至るまでの展開はシンプルでまさに王道な流れだと思う。そこへかつて家庭教師を務めてくれた隣人の優香からも、意図せぬ見合い結婚という経緯もあり、これからは自分の気持ちに正直でありたいとアプローチを掛けられる。立ち回りが上手くない主人公像を描くのが弓月作品に共通するところで、本作でも優香の家庭教師の提案を由衣には告げずにいたし、優香にも由衣が好きで肉体関係を続けていると知らせずにいたので少年らしくもありらしくないところかもしれない。

「最後は一人を選ぶ」という結末は弓月作品の特徴だが、本作では二人が主人公を説得して「今だけは」三人で仲良くしようといういわゆるハーレム的な終わり方である。しかしながら「好きな子ができたら、遠慮なく言って」という二人の言葉の通り、いつかはこの関係もあるべき現実に到達せざるを得ないと遠回しに述べてもいる。これは作者の弓月誠氏がデビューしてから現在に至るまでほぼ変わらぬ考え方であり、官能面で巨乳フェチぶりをふんだんに用いられているのと共に誘惑作品らしいと言えるのかもしれない。


DSKさんのブログにて本作をご紹介なさっています。

2007/05/23 発売未亡人家庭教師と未亡人兄嫁著:弓月誠、フランス書院文庫→ Amazonはコチラから。→ Kindle版はコチラから。→ 【honto】の電子書籍はコチラ。→ ひかりTVブックはコチラ。〈電子書籍〉→ 総合電子書籍ストア【BookLive!】はコチラ。喪服から垣間見える雪白の肌が眩しすぎる兄嫁・由衣。豊乳をわざと密着させてくる隣家の家庭教師・優香。慎ましくも麗しい、未亡人という禁断の果実がふたつ。セクシーな下着の脱がし...
未亡人家庭教師と未亡人兄嫁(著:弓月誠、フランス書院文庫)

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tag : 高校生主人公 童貞 近親相姦(義)

プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

〈コメント〉
どなたでも書き込み自由ですが、管理人が許可するまではコメント欄に反映されないので、その辺りはご理解下さい。

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基本的にフリーですし、特にお知らせ頂かなくて構いません。

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