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2018年2月刊情報

◎フランス書院文庫2018年2月刊情報

フランス書院公式ホームページの「これから出る本」コーナーにて、2月のラインナップが発表されています。
(タイトルのリンク先は版元ドットコムさんの紹介ページです。)






青橋由高『母娘温泉【子づくりの宿】』




「いいのよ、私の膣中にたっぷりそそいで」
艶めかしい汗にまみれた瑞々しい美乳を弾ませながら
肉棒を秘唇で咥えこみ淫らにくゆらす人妻の腰使い。
家族の目を盗み、温泉で興じる子づくりセックス。
未亡人女将の弥生(34)、娘姉妹の麻沙美(25)と桃華(19)が、
日替わりで白濁をおねだりする、魅惑の温泉宿!



美少女文庫の主力作家による久々の黒本オリジナル作品となりますね。(前作、前々作は短編集でした)甘々世界と少々捻りの効いた作風に接することが出来て喜ばしい限りです。






一柳和也『自我崩壊 三匹の令嬢女教師狩り』




(怖い……私が私でなくなっていく……)
教え子に後背位で貫かれ、イキ狂わされる美奈。
高潔な教育理念を掲げ、正義感の強い美教師を、
突然、放課後の卑劣な暴虐が踏みにじった!
痴態動画で弱みを握られ、白濁を注がれる日々。
28歳が快楽に目覚める頃、毒牙は同僚の女教師へ……



悪魔な教え子による女教師凌辱ものですが、こうした作品でいつも思うのは始めに攻略したヒロインへの執着が終盤になるにつれて段々と褪せていくということ。やはり男は新しい獲物の方が良いのでしょうか。






美原春人『したくてしたくて 義母と子連れの未亡人』




「もっと強く抱いて。ずっとさみしかったの……」
服を足下に脱ぎ落とし、男の胸に抱きつく佑里恵。
娘を遺し、目の前から消えた夫の温もりを埋めるため、
同じマンションの大学生を誘い、肌を重ね合わせる。
身体によみがえる亡夫が教えてくれた絶頂の悦び。
二人の関係は昭典の義母に知られることになり……



昨年デビューなさって早くも4作品目となりますが、本作辺りでこれまでの総括とこれからの方向性を見極めることになりそうだと勝手に感じております。作品では佑里恵と昭典の義母の二人が登場予定でしょうか?






御前零士『新妻姉妹【自宅ソープ奴隷】』




「奥さん、旦那以外の××を洗う気持ちはどうだい?」
自宅の浴室、泡まみれの手で肉茎をしごく理奈。
幸せな結婚生活を送っていた27歳の新妻は、
夫の上司に襲われ、「自宅ソープ嬢」に堕とされる。
客への即フェラ、接待セックス、特別アナル奉仕……
家族を守るため、屈辱に耐えながら働き続けるが……



フランス書院文庫の新作としてはまさに約1年振りとなります。
この間はフランス書院文庫Xと言いつつも、リアルドリーム文庫の既刊のリメイク、合作ばかりでしたので…。






庵乃音人『淫ら兄嫁づくし 若兄嫁、熟兄嫁、未亡人兄嫁』




「私の××で大人の世界に導いてあげる、あんっ」
押し込まれた義弟の肉茎に湿った吐息を漏らす綾花。
背徳的な姦係であるほど深まりゆく、禁忌の快楽。
夜のバスルームで、リビングで、夫の遺影の前で、
心のなかに潜む淫性をさらけだしていく三匹の美獣。
24歳、29歳、35歳――兄嫁だらけの溺れ夜、開幕!



こちらもフランス書院文庫では約1年振りとなる庵乃音人さんです。「若」、「熟」、「未亡人」と分けながらも、実は全員未亡人…なんていうことはないでしょうか?






霜月航『奥さまはS級捜査官』




「やめて、離れなさいっ……この、ケダモノっ」
32歳の裸身を突き上げる剛直、朱唇から漏れる吐息。
敵のアジトに潜入した人妻捜査官の女肉に迫る魔罠。
上下の口を休みなく犯されついには裏穴の破瓜まで……
身体を貫くエクスタシーに必死に耐える真紀だが、
調教の果て、S級捜査官は肉茎を自らねだる美牝へ!



2018年初登場の作家さんによるデビュー作品のようですが、本作に似たコンセプトの官能大賞選考作品が見られません。
従って選考作品というよりは、別レーベルで書かれている作家さんによる別名義の可能性が高いのかな?と思われます。
捜査官ネタで活躍の官能作家さんもいらっしゃいますね。
詳細が分かれば大体私が見当を付けているあの作家さんではないか?その可能性が高いと思われます。






DSKさんのブログにて、2月刊行予定の「気になる」官能作品が多数取り上げられています。
2018年2月発売予定の官能書籍から気になる作品をDSKが独断と偏見でピックアップ!▼フランス書院文庫X※右側の画像は底本の表紙。 2018/2/13 発売人妻-恥虐の牝檻【完全版】(著:杉村春也)→ Amazonはコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。新居で幸せな新婚生活を送っていたまり子。初々しい美肉は淫獣をおびき寄せ、白昼に悲劇が!凄絶な輪姦プレイ、露出ショウ、剃毛刑……同じマンションに住む百合恵も毒網...
2018年2月の気になる官能書籍








◎フランス書院文庫X2018年2月刊情報


こちらの2作品となります。いずれもハードXノベルズの復刻です。
杉村春也さんの作品は900ページ超ということから、紙書籍より電子書籍でお持ちになられた方が良いのかな?と思います。













◎美少女文庫2018年2月刊情報


以下3作品となります。余談になりますが最近の一般ラノベのエッチな寄りは際どく、これは局部の露出があるか無いかの違い程度。ここまで許されるならエロラノベの存在意義ってなんだろうなと感じますね。
露出もあるけど重い展開にしても、逆に軽い展開に振っても「○○のパクり!」って断罪される風潮って厳しいよなあとは思います。こういう批判をなさる方は「一般ラノベ>エロラノベ」という意識が強く、幅広く読んでいるだけにもっともらしい説得力があるので厄介ではあります。
まぁパクりでもオマージュでも楽しくてエロければ良いのでは?とこれは私の勝手な意見ですが。









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ジャンル : アダルト

青橋由高「七人のおいしい人妻」

青橋由高「七人のおいしい人妻」
(フランス書院文庫、2014年8月、表紙イラスト:村山潤一)

ネタバレ有り。御注意下さい。
本作は短編集である事から、展開部分をあらすじに変えて紹介したいと思います。
2018年2月13日レビュー再編集。

作品紹介(公式ホームページ)

七人のおいしい人妻
青橋 由高
フランス書院
2015-04-30




【あらすじ】

第1話:テニスウェアの熟妻
(「人妻テニス温泉」より改題)

テニスコーチの今関健太は子供向けのテニス合宿で教え子の少年の母親・元山美穂と出逢う。美穂がかつて自分が憧れていたテニスプレイヤーと知った健太は、足を挫いた彼女の療養を口実に混浴する機会を得るが…。

第2話:双子妻3P体験
(「双子の人妻の色香」より改題)

パン屋を営む金成拓也は久し振りに同窓会で亜美と麻美の双子姉妹と再会する。悪戯好きな姉妹は昔から互いに扮して楽しんでいたが、何故か拓也だけにはいつも見破られてしまう。彼女たちはある晩に拓也を呼び出しその真相を聞き出すと、彼なりの拘りがあっていつも見破られていたと知り…。

第3話:息子の嫁に迫られて
(「息子の嫁」より改題)

結婚5年目を迎え義父の重文と同居生活中の古谷理絵は、結婚記念日にも関わらず仕事優先の夫へ当て付けるが如く酔った姿で重文を挑発する。不在がちな夫に隠れて情交を続けていたが、ある日理絵から衝撃の告白が…。

第4話:初夜~おさな妻の寝室
(「新妻美幸・愛憎の初夜」より改題)

美幸の実家に援助の手を差し伸べた恩田隆仁だったが、その見返りとして一回り以上年下の彼女を妻にしたいと要求する。別の恋人がいる美幸は隆仁との初夜に恋人を想いながら抱かれるが、隆仁との新婚生活を送る内に彼の優しさを知る事に。

第5話:新婚生活~淫らな蜜愛旅行(ハネムーン)
(第4話の後日談)

美幸の友人・紗月と3人で自宅で飲み交わした隆仁は学生時代の妻の水着写真を見せてもらうが、美幸は紗月に見惚れていたと拗ねてしまい柄にも無く恥ずかしい言葉を吐かせられ、おさな妻のご機嫌を取るのだった。
数日後隆仁の恩人の涌井の計らいで行けなかった新婚旅行へやって来た2人。恋人が居た美幸に実家の苦境に付け込むような婚姻を迫ったと悩んでいた隆仁は、美幸を愛している証明を見せると告げて後ろの処女を奪うのだった。

第6話:かわいすぎる人妻メイド
(第3話、第5話からのスピンオフ)

知人の重文や隆仁が相次いで若い恋人を手に入れてイキイキとしているのを見た涌井藤一郎は、2度失敗している結婚生活はもう嫌だが、リタイヤした家政婦の代わりを雇おうと考え、知人の紹介で愛人希望の人妻・黒木優香と会う。
優香にメイド服を着させ1ヵ月間の試用期間を経た藤一郎は自分は他人の女で無いと興奮しない最低の男だと自嘲気味に告白すると、優香も夫や子供がいるのにお金の為に他人に抱かれようとする女だと微笑んで切り返し、ここに愛人契約が成立するのだった。

第7話:パン屋で働く美人妻を…
(第1話の後日談)

大学2年生になった元山翼はいつものように双子姉妹の店員を目当てにパン屋へ向かうが二人は居らず、代わりに働いていた大久保紗月に一目惚れすると約束を取り付け週末に彼女のアルバイトの手伝いでドライブに出掛ける事に。
夫から不義を匂わせるメールを見て表情が曇ったのを翼に気付かれた紗月は気まずさを紛らわせようと近くのホテルへ連れ込むと、彼が20歳を過ぎても童貞だと知って手取り足取り教えるつもりが彼にペースを奪われてしまい若い獣欲に身を委ねるのだった。


【レビュー】

各話完結の短編集となっているが作品毎に共通の世界観を持たせている辺りは「美少女メイドから異能ヒロインまで」幅広く美少女文庫で描かれている作者らしく、作中から感じられるのは表面的にはドロドロの愛憎劇に見えても結末はハッピーエンドという点で、これは作者なりに拘った創作観なのではと感じられる。

因みに全7話中、先の4話は綜合図書の「特選小説」誌に掲載された作品に加筆改題したもので残りの3話は書き下ろしであるが、元はバラバラで有った筈の先行4話を互いに結び付ける役割を担っており、なるほどと唸らされる作品もある。

青橋氏に限らず短編を寄稿なさっている作家も数多くいるので、たまには特定の題材で複数の作家が競合する短編集(アンソロジー)というのを久し振りにフランス書院文庫で見てみたいと思うが、いかがであろうか。


DSKさんのブログにて、本作をご紹介されています。
2014/8/25 発売七人のおいしい人妻著:青橋由高、フランス書院文庫→ Amazonはコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。テニスウェアが似合う熟妻に温泉宿で個人レッスンを……同窓会で再会した双子妻にダブルで「美肉告白」され……豊満ボディを密着させる息子の嫁の誘惑に乗ってしまい……仕草も女陰も初々しい、可愛いおさな妻との新婚生活で……三十路のむっちり人妻メイドにエッチなご奉仕を施され……年も職業も女体の味も違...
七人のおいしい人妻(著:青橋由高、フランス書院文庫)








青橋氏に限らず短編を寄稿なさっている作家も数多くいるので、たまには特定の題材で複数の作家が競合する短編集(アンソロジー)というのを久し振りにフランス書院文庫で見てみたいと思うが、いかがであろうか。



拙ブログにてこう書いたのを編集サイドで拝見なさったのか、偶々なだけなのか分かりませんが、2016年になり複数の作家さんが集まった形で「短編集(アンソロジー)」として刊行されています。

アンソロジー「異常な世界 あなたの知らない官能小説」





誘惑路線からは弓月誠さん、凌辱路線からは御堂乱さん、美少女文庫枠(?)からは青橋由高さんと巽飛呂彦さん、新人枠から香坂燈也さん、そして久しく黒本では機会の無かった秋月耕太さんと田沼淳一さんの7名による「異常な世界」を題材とした官能アンソロジーです。秋月さんと田沼さんは復活への呼び水となるかと期待したのですが、2018年現在では相変わらずのようではあります…。

話を青橋由高さんの作品に戻しますと、2018年現在でもフランス書院文庫の弟レーベルである美少女文庫の看板作家のお一人に違いはなく、昨年刊行された3作品が掲示板内(上位5位内)に食い込んでいることからも根強い人気が窺えます。「非実在」に拘らざるを得ない美少女文庫の中では異能ヒロインとは言え比較的現実に近い路線を描いており、エルフ双子であろうと姉ドラゴンであろうと妖精メイドであろうと青橋作品らしい創作観が支持されていることの裏付けだと思います。

2018年2月には、「おいしい特別休暇 女教師、シングルマザー、女子大生と」以来約2年振りとなる誘惑長編作品が刊行されます。





「いいのよ、私の膣中にたっぷりそそいで」
艶めかしい汗にまみれた瑞々しい美乳を弾ませながら
肉棒を秘唇で咥えこみ淫らにくゆらす人妻の腰使い。
家族の目を盗み、温泉で興じる子づくりセックス。
未亡人女将の弥生(34)、娘姉妹の麻沙美(25)と桃華(19)が、
日替わりで白濁をおねだりする、魅惑の温泉宿!



女将と娘姉妹の年齢関係からするとヒロインは実母娘ではなく義母と義娘姉妹となりそうですが、主人公の年齢が最近の黒本でよく見掛ける青年ではなく、より少年だと甘々ショタコン路線を感じさせて良いのかな…と思います。(実際は20歳前後の青年になるのかな?)楽しみにしたいですね。

tag : 短編集

綾野馨「ハーレム下宿 美熟女と美少女と僕」

綾野馨「ハーレム下宿 美熟女と美少女と僕」
(マドンナメイト文庫、2018年2月、表紙イラスト:妃耶八)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

父の友人である南部家で暫く同居生活を始めることになった圭太だが、憧れの先輩である穂乃花からヌードデッサンのモデルを頼まれ童貞処女同士で裸を見せ合うことになる。しかし穂乃花の母親である美紀子にそれが見付かり、娘の純潔を守るためという口実で毎日手で射精させてくれると約束してくれたが、美紀子の妹である彩音にバレてしまい…。


【登場人物】

天海圭太
高校1年生。半導体製造の会社に勤める父親は母親を伴い米国へ長期赴任中のため、父の友人である南部家に下宿させてもらっている。図書委員で憧れの先輩である穂乃花との同居に喜ぶものの、女性経験が無いためにどうアプローチしたら良いか迷っている。

南部美紀子
38歳。夫はエンジニアで3ヵ月間中東へ出張中。三姉妹の長女で実家は資産家ということもあり、比較的裕福な生活を送っている。ふくよかで豊満なバストの持ち主で熟れた性欲を持て余してはいるものの、男性経験自体さほどなく圭太の若い性欲に当てられて次第に溺れていってしまう。

南部穂乃花
高校3年生の18歳。美術部に所属し校内でもトップクラスの人気を誇る美少女。プロポーションが良く早くもFカップと母親に似た女らしさだが、男子生徒からの羨望に性的な穢らわしさを感じ臆病になっている。当初圭太の同居に反発していたのもあったが、可愛い弟分として見ることで気持ちに折り合いを付けている。性的な関心は人並みにあり圭太にならと思っている。

小林彩音
28歳。美紀子の末妹で性格の不一致から1年前に離婚。現在は親族が経営する会社に勤めている。美紀子に比べると奔放な性格で勘の鋭いところがあり、分かりやすい圭太たちの言動から肉体関係を見抜き自らも享楽的に楽しむ一面もある。但し離婚して以来男性と付き合ったことはなく、若くフレッシュな圭太に抱かれのめり込むようになっていく。


【展開】

南部母娘と展覧会に出掛けたその日の晩、穂乃花に呼ばれアトリエ代わりに使っている部屋に向かった圭太は、ヌードデッサンのモデルになって欲しいと頼まれ困惑を隠せない。しかも勃起ペニスを見せる代わりに自分も裸になるからと穂乃花のグラマラスなヌードを見せられ、射精しそうになるのを何とか堪えていたが、そこへドア越しに美紀子から早く寝るように促されその場を何とか取り繕うも、翌日学校から帰宅すると美紀子から何があったのか問い質される。美紀子は何があったのか承知の上で聞いていると分かり圭太は観念するが、意外にも穂乃花と間違いが起こさないように手でしてあげると言われ、その勢いで毎日してくれるよう約束させ射精してしまう。

金曜日の晩彩音が泊まりに訪ねて来て話をする内に、圭太と翌日部屋に来ることを約束させたのを見て美紀子は穏やかな気分ではいられず、彩音が電話をするために部屋に籠った隙を見て脱衣所に圭太を誘う。穂乃花はデッサンに集中しているし、彩音もすぐには部屋から出て来ないはず、圭太の関心を向けさせたいと美紀子はパイズリ奉仕で射精させ白濁を浴びてしまう。
しかし彩音は姉の淫らな一面を覗き見てしまい圭太を誘うことを決意すると、次の日に少年が訪ねて来るとカマを掛けて美紀子との関係を白状させ、まだ見たことがないという秘所を露わにしてシックスナインに及ぶ。そして正常位で童貞を奪うと呆気なく果てた圭太がまだ硬いのを知り、二回目へと誘うのであった。

その日の晩娘の穂乃花ですら圭太の様子がおかしいと勘繰るのを見て、美紀子は夜遅く圭太を部屋に呼ぶとことの一部始終を聞き出し彩音に連絡する。奔放なのは分かっていれどまさかセックスまでするなんてと激怒するが、その感情が嫉妬から来るものと気付いた美紀子は自分が代わりになればと決意する。そして月曜日に圭太が帰宅すると、部活で帰りの遅い穂乃花の居ぬ間に自分を抱いてみない?と提案すると寝室へ移り、禁欲していた若勃起を手で射精させる。そしてシックスナインの果てに彩音と正常位でしたならばと自ら四つん這いになり、圭太を受け入れるとフィニッシュは正常位に戻り中出しされる。

その週の木曜日朝の通学途中の列車で穂乃花は圭太が身を挺して卑劣な男から庇ってくれて喜ぶが、圭太の勃起が服越しに密着しているのを知り複雑な想いに駆られるも、その日は母が彩音と共に外泊する予定であった。ならばと圭太をヌードデッサンのモデルに誘うが、タイミング悪く落雷で停電に見舞われ圭太にすがりつくと、圭太の性欲を煽ったようで乳房を揉みながら押し倒されてしまう。我に返り圭太の人柄を分かっているだけに穂乃花は抱いて欲しいと促すと、寝室に移り初めてを捧げると美紀子に知られぬよう汚れたシーツを洗うから圭太の部屋で一緒に寝ようと一夜を明かす。

数日後穂乃花は彩音の車で帰りを送ってもらうが、あなたの態度を見れば結ばれたことに気付かぬはずがないと指摘され、生真面目な圭太ならばもう美紀子に見抜かれているはずだと告げられ不安を抱く。次の日に彩音が指摘した通り圭太が美紀子から同じことを問われこれで穂乃花の純潔を守るためという口実を失ったものの、関係は続けてくれると知り穂乃花が帰宅する前の慌ただしい時間に二度の中出し性交を果たす。
そんなある日の放課後図書委員の仕事をしていた圭太は穂乃花の来訪を受け二階の書架を案内するが、大胆にも彼女の方から迫って来てお口だけならと誘われる。穂乃花が危惧していた通り美紀子に関係を知られていただけでなく、既に二人がセックスを繰り返していたと聞いて穂乃花は母親のことを怒るつもりもなく、自分にも振り向いて欲しいと口唇奉仕の末に白濁を飲み下すのであった。

期末試験が終わり夏休みを迎えたある日圭太は小林家が所有する別荘へ四人でやって来るが、デッサンのために穂乃花が一人外出するのを見送ってから入浴していると、そこへ彩音が乱入して来て勃起しつつある肉棒に手を出してくる。圭太の感じる声を聞き付けたのか美紀子もやって来てしまい、彩音は姉を挑発する言葉を並べ立て二人で少年を愛撫することに。手扱きで二人の美貌に精を浴びせると、圭太は美紀子からはクンニを求められ、彩音も競うように指を秘穴へと導くが、先に美紀子が絶頂すると彩音へ挿入する。ほどなくして美紀子が復活すると二人の膣奥へそれぞれ中出しするものの、昼間から三発も出しては流石の十代も疲労困憊してしまう。夕食に精が付くからとニンニクを食べさせられた圭太の部屋を夜遅く、今度は穂乃花が訪ねて来て私にもとセックスを求められると、熟女とは違うキツい膣穴に快感を得て又も中出ししてしまう。すると寝室のドアが開けられ、ヤる気満々の彩音と複雑な表情の美紀子が近付いて来る。圭太たちの淫らな夜はまだ始まったばかりである…。


【レビュー】

両親が仕事で日本を離れざるを得なくなり、父親同士が知り合いという関係もあって【美紀子】(38歳)と【穂乃花】(18歳)の母娘が住む家で厄介になることとなった高校1年生の少年が主人公である。美母娘と同居生活を送る内に両方と親しい仲となっていく様は、まさに本作の題名通り「ハーレムな下宿生活」であり、この作者の目指すシンプルでオーソドックスな誘惑官能小説に相応しい題材である。

高校の憧れの先輩である穂乃花と同居生活を送る主人公はある日デッサンのモデルを頼まれるが、何とヌードになって欲しいというもので、彼女としては性的な興味はあれど特に下心があってのことではない。それでも母親の美紀子としては年頃の男女が裸で一緒にいることを知って穏やかでいられる筈もなく、代償行為として主人公の性欲発散を申し出たものの、若い性欲に当てられて行為がエスカレートしていく。そんなある日妹の【彩音】(28歳)がお泊まりすることになり、美紀子は見付かるかもしれないと危惧しつつも肉体の疼きに抗えず、性奉仕を行い関係が露呈してしまう。

美紀子とは違い奔放な性格の彩音は姉の淫らな一面を伺い知ることとなり主人公に興味を抱き筆下ろしをするが、察しの良いのは美紀子も同じでならばと関係に陥っていく。娘の穂乃花もやはりそんな二人に感化されて…という展開になり、秘密が秘密で無くなっていく段階からそれぞれのヒロインが主人公を誘惑し、行き着く末が終盤のハーレムに繋がっていく。熟女たちに散々精を搾り取られたのに、夜には美少女にまで求められ羨ましい限りだが、流石にお疲れな様子なのは同情するところでもある。

導入部分より丁寧な描写を心掛けているためもあり、関係が次々と露呈してもヒロインたちがことを荒立てるでもなく、あっさりと許容してしまうところはオーソドックスな誘惑官能小説らしい。情交場面も終盤で美紀子・彩音姉妹が競い合いオンナの浅ましさを披露するなど、実にいやらしい部分も多数見られる。ただここで申し上げたいのは「マドンナメイト文庫」らしい歪んだ倒錯性や波乱に富んだ展開は皆無であり、誘惑ものとしての安全印は付くものの、ちょっと食い足りない…と思うのは少々欲張りな意見であろうか。ヒロインたちの生々しさや主人公の獣欲をもっと引き出しても良いのかなとは思う。

tag : 高校生主人公 童貞 処女

九龍真琴「義母は僕の愛人」

九龍真琴「義母は僕の愛人」
(マドンナメイト文庫、2017年11月、表紙イラスト:妃耶八)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

仕事人間の父から後妻として聖子を紹介され知也はその淫らで熟れた美しさに溺れていくが、彼女が勤め先の上司と不倫関係にあると聞いて尾行し真実と知って呆然とするなかで交通事故に遭ってしまう。ナースの綾乃に筆下ろししてもらいセックスの甘美さを知った知也は不倫のことは口外しない代わりに聖子と肉体関係に陥るが、義妹となったさなえも彼に興味津々なようで…。


【登場人物】

長谷川知也
この春に大学を卒業したばかりの会社員。就職活動に苦戦していた中で、義母の聖子がかつて営業部長として働いていた都内の一流食品会社に口利きしてもらい就職する。聖子に並々ならぬ性欲を抱いていたが、彼女の不倫の真偽を確かめようと尾行していた際に交通事故に遭い入院を余儀無くされる。童貞。

長谷川聖子
38歳。旧姓・木下で都内の一流食品会社の営業部長として采配を振るっていた。長谷川と知り合い専業主婦となったが、当時から専務と不倫関係にあり清算出来ぬまま密会し続けている。知也の劣情を知り次第に淫らな本性を露わにし始める。Fカップの熟れた身体付き。

長谷川さなえ
17歳の高校2年生。聖子と前夫との間に産まれ、この歳にして既に母親譲りの豊満なバストの美少女。典型的なお兄ちゃん娘で、母の下着でオナニーする知也の弱味を握ると、自分好みの兄像へ仕立て上げようとするが…。処女。

吉村綾乃
知也が入院していた病院で働くナースで、真面目で清楚に見えつつも彼に興味津々で積極的にセックスを求めていく。


【展開】

義母となった聖子が入浴する度に脱ぎたての下着の濡れ染みを見付けては、劣情を吐き出していた知也だったが、ある晩オナニーしていたところをさなえに見られ恥ずかしい思いをしつつも就職のため一人暮らしを始める。勤め先ではOLたちが以前勤めていた聖子が専務と不倫関係にあると噂しており、ある日そのOLの一人から専務が社長の呼び出しを受けたと聞かされ、専務に直接尋ねるのも憚れ外出した彼の後を追う。そして向かったシティホテルで聖子と共に階上へ向かったのを確認すると、知也は噂が本当だったと知り呆然としながら道路を渡ってしまい、向かって来た車に跳ねられてしまう。

入院していた知也は外傷性の一時的な失明の恐れがあるらしく、それでも甲斐甲斐しくお世話してくれた綾乃に性的な興味を抱き始めると、綾乃も満更でもないようで清拭の際に勃起を見付けては口唇奉仕で射精させてくれる。更にその夜遅くに再び病室にやって来て、シックスナインの果てに騎乗位で初体験までさせてくれたものの、聖子に憧れを抱いていた知也だけに流されての情交に罪悪感を抱き連戦を拒んでしまう。退院間近となったある日夕立にあった聖子が下着が透けるほどずぶ濡れだと気付き、知也は身体を拭いてあげると告げると、聖子は羞じらいながらも不埒な悪戯に応じてくれた。どうやら不倫関係は本当のようだが、知也はこれ幸いとばかりに関係を迫り、口唇奉仕を楽しむのであった。

父が出張中というのもあってか聖子から暫く実家で暮らしてはと提案を受けた知也は、早速退院したその晩に聖子に背中を流してもらうが、勃起が気になってしょうがないのを見抜きバスタオルをほどき熟れた乳房を揉みながら合体してしまう。求められれば拒めない聖子の淫性を知った知也は、次の日にもさなえのいるキッチンで性交に及ぶが、さなえはそれを知ってか知らずか兄へのお仕置きとして小用するところを見せてとねだって来る。翌夕に聖子が外出で不在と知っていただけにさなえもセックスが知りたいと知也に迫るが、初体験こそしてくれても中出しは避けられたことにがっかりしつつ背中に白濁を浴びせられる。

さなえとまで関係したことに知也は罪悪感を募らせるが、復帰まであと数日となったある日聖子から買い物に付き合って欲しいと誘われる。平日にも関わらず混み合う店内に聖子は知ってか知らずか知也を挑発する行為を繰り返し、挙げ句の果てには地下駐車場に停めた自分の車の中で抱いてと迫る始末である。そんな義母の真意を疑っていると、ある日当の聖子から専務とはもう逢っていないから口外しないでとねだられ、知也は専務の性癖を噂に聞いていただけに縛られて抱かれたのだろうと返す。そして初めて聖子の部屋でサディスティックに交わっていると、何といないはずのさなえが現れたものの、同じ淫らな血を引くだけに競い合うように知也を求めるのであった。

アパートを引き払い再び実家で暮らすことになった知也は、一軒家でも建てて広い場所に移ろうと提案した父の気遣いに後ろめたい気持ちを抱きつつ、聖子やさなえとの3Pを繰り返していた。そんなある夜バスで帰宅する途中、突然綾乃から声を掛けられこれから夜勤なのと告げられる。連絡先を交わすと綾乃からナース姿の写真を送り付けられ、知也はやれやれと思いながらも巡ってきた思わぬ幸せに喜びを噛み締める。


【レビュー】

2016年3月に『団地妻 昼下がりの恥辱』でデビューした新鋭の作家による二作目は、端的に言えばマドンナメイト文庫の誘惑作品らしいと言うのか「義母」をメインに置きながらも、目次を見ればお分かりのように「看護師(ナース)」と「義妹」も登場するハーレム作品である。約250ページのフォーマットに第1章では本番無し、第2章~第4章では1人1章で見せ場を作りつつ、第5章では義母と義妹が対峙するというのは手堅いのだが、不慣れな作家さんに型を嵌めたようで物足りない印象であった。(余談ではあるが本作は数回の発売延期の末に刊行されており、書き手のご苦労のほどが窺えるというと言い過ぎであろうか…?)

大手企業の元営業部長でやり手と言われた【聖子】(38歳)は、仕事人間で家庭を顧みない父親の後妻として迎えられるが、主人公に取ってこの義母は当初から性的な対象で文中でも彼女の下着の匂いに惹かれてひとり遊びをする描写がある。就職活動で苦戦していた彼は聖子の口利きもあってこの会社に勤めるのだが、ある人物と義母が不倫関係にあると知って尾行していたところを車に轢かれ入院を余儀なくされる。聖子が性的な衝動に駆られていやらしいことを求めるヒロインというスパイス程度と思えば良いのかもしれないが、実はこの不倫は事実と分かるも物語としては未消化のままである。

主人公が入院中にナースの【綾乃】(20代後半?)に興味を持たれ筆下ろしまでしてくれて、官能面でおっと思わせるいやらしさもあるものの、彼女はあくまでも第三のヒロイン扱いである。そして順番は逆になるものの第二のヒロインが聖子の実娘である【さなえ】(17歳)で、典型的なお兄ちゃん大好き娘だがその兄の変態的な弱味を握り、実家で療養生活をする主人公に積極的に迫って関係を結んでしまう。その一方で主人公は義妹が部屋にいる状況でのキッチンや、デパートの地下駐車場でカーセックスと次第に倒錯した情交を繰り返す。それは淫らな聖子の毒に冒されていくからだが、実家の狭い空間で何度も交わっていけばさなえに露呈するのは当然であり、そんな娘も懐柔し血の為せるものなのか母娘で主人公の精を搾り取っていく…。

部分的にはいやらしさを感じさせる描写も見受けられたが、一つの官能小説としては未完成の部分の方が目に付いたのが些か残念である。肝心な場面での誤字脱字が見られたのも同様で、果たしてこの作家さんに合った作風なのか?ちょっと疑問が拭えないものがあった。


DSKさんのブログにて、本作をご紹介されています。
2017/11/13 発売義母は僕の愛人著:九龍真琴、マドンナメイト文庫→ Amazonはコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。美しい義母に隠された淫らな顔を知ってしまった僕は……父親の再婚相手である聖子に初めて会ったとき、知也はその美貌と豊満な肉体に目を奪われた。それから悶々とした日々を送り、下着を漁ることもあった。ある日、義母の不倫の噂を聞きつけショックを受けるもそれを確かめるべく尾行したところ……。(引...
義母は僕の愛人(著:九龍真琴、マドンナメイト文庫)

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香坂燈也「お泊まり先生 女教師、そして隣人姉妹も」

香坂燈也「お泊まり先生 女教師、そして隣人姉妹も」
(フランス書院文庫、2018年1月、表紙イラスト:川島健太郎)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

就職して帰郷した弘明はある日高校時代の担任である英理子の来訪を受ける。一度は失敗した告白を受け入れてくれることとなり手ほどきまでしてくれるが、弘明が好きなのは宮里家の隣人姉妹も同じで、積極的なまでに迫られてしまう。


【登場人物】

真田弘明
間もなく成人を迎える19歳のスポーツ用品会社の営業マン。高校時代はサッカー部のストライカーだったが怪我で断念せざるを得なくなり、英理子の勧めで現在の会社に就職した。新年早々に本社から郷里の支社に転勤となり、家業を継ぐために帰郷した両親と入れ替わる形で一人で暮らしている。英理子のことが好きで一度は告白したが、大人になったらと断られてしまう。女性経験はない。

榊英理子
28歳。弘明の元担任で現在も彼の母校に勤めている。弘明のことは前から気に掛けていたが、卒業したばかりではと断っている。但し口約束ではなく弘明が帰郷したのを知って自ら告白することに。Fカップの巨乳美女で男性経験はそれなりだが、独占欲は強く弘明に対してSっ気を見せることも。

宮里千穂
24歳の人妻で隣家に住んでいた幼馴染み。現在は住まいを別に構えているが夫が出張しがちで、ちょくちょく実家に帰っている様子。弘明の母校で事務員として働いているが、生真面目な夫への当て付けのように際どい服装をすることが多い。弘明のことは異性として気になっていたが、若菜も好きだと知って気持ちを抑えていた。昔から弘明や若菜を子分のように扱う女王様気質でDカップの美女。

宮里若菜
19歳の大学1年生で千穂の実妹。現在は大学の演劇部に所属しているが小柄の為主役を張れず、脚本や演出などを勉強し始めている。高校では弘明の1年後輩で、想いを寄せていたが告白できずにいた。スレンダーでAカップと慎ましやかな身体付きだが、時に千穂ですら降参するほどエキセントリックな性格も見せている。男性経験はない。


【展開】

両親が家業を継ぐために帰郷し入れ替わるように実家に戻った弘明はある晩テレビを観ていると、そこへ英理子が突然やって来る。卒業の時に一度は告白して失敗し「私の方から追い掛けるから」という言葉をその場しのぎの口約束くらいにしか考えていなかったが、何と英理子はその約束を果たすためにやって来たと聞いて弘明は喜ぶものの、口付けを交わしながらペニスが密着しただけで果ててしまう。恥じる弘明に英理子はお泊まりしたいと告げ、夜は長いのだからと促して浴室に向かうと、弘明にむしゃぶり付かれて正常位で交わるのであった。翌朝英理子は裸ワイシャツの格好で朝食を作ってくれて、弘明は幸せを満喫する。

弘明はある朝隣人の千穂に声を掛けられ、どうせ母校に行くなら乗せていってあげると車に乗るよう促されると、千穂が英理子と仲が良いと聞いて関係がバレるのではと身構える。校内を歩き回っていると若菜に呼び止められてしまい、何故か体育倉庫に連れていかれる。衝動のままに若菜に押し倒され一方的な口唇奉仕を受けると弘明も呆気なく果てるが、若菜は白濁を飲むのには抵抗があるらしく立ち去ってしまう。そこへ入れ違うようにやって来た英理子を若菜だと勘違いしたことから、英理子の嫉妬を招くことになり目隠しされ手を縛られて逆凌辱のように犯されていく。そして戻ってきた若菜もまともに二人の情交を見ることになり、覗きに気付かれて恥ずかしさのあまりそそくさと立ち去るしかなかった。

土曜日の朝早く千穂の来訪を受け押し付けがましく掃除してあげると提案されるが、寝室のベッドから立ち上る香水の匂いが英理子のものだと分かり、Sっ気たっぷりにねちねちと弘明を詰問する。ストッキング越しの美脚で乳首や睾丸まで踏み潰すようにいじめ、お尻の穴や前立腺まで攻め立てる千穂に屈服しそうになるものの、弘明も性交の最中に激しく腰を遣い千穂を絶頂へ導く。しかし危険日なのに避妊具は弘明のお尻責めで最後の一つを使い切っていた。更に自分が後ろを弄られて妖しい快感を得たこともあり千穂にアナルセックスを提案し、次第に高ぶりながらも腸内へ白濁を注ぎ込んでしまう。

弘明の誕生日まであと1日となった日曜の朝に今度は若菜の来訪を受けると、英理子との仲を割くつもりはないから一度だけ想い出が欲しいと迫られる。処女の若菜はそれなりにオナニーの経験だけは豊富らしく意外にもあっさりと交わられたが、奥まではやはりキツいようで一度ペニスを抜いて仕切り直そうとする。ところがそこへ若菜の行動を見ていた千穂が現れ、姉妹で罵り合いの喧嘩となるが、何故か姉妹揃ってノーパンで来たことに苦笑いする他にない。千穂には顔面騎乗され若菜には騎乗位で跨がられ、責め苦を味わっていた弘明だったが…。

英理子は翌日の弘明の誕生日まで待てずに真田家を訪ねるが、そこでは千穂と若菜姉妹が弘明を犯しているのを目の当たりにし、犯される弘明を見て妖しい感情に捕らわれるのを否めない。姉妹は英理子と弘明の気持ちは分かっているから今日一日だけ夢を見させて欲しいと願うが、英理子は同じ者を好きになった同士だからとみんなで乱れた一夜を過ごそうと提案する。浴室で「マーキング」し騎乗位で射精させる女教師の淫らさに当てられ、千穂はオナニーしていた若菜を手伝うかのように、アナルをいつの間にか開発していたようである。再び寝室に舞台を移すと千穂は弘明の前立腺を弄りながら若菜には英理子にも同じように開発してあげてと命じ、アナルセックスへの準備を済ませると二人の性交を見守る。絶頂した英理子は千穂を見るや今度は私がと呟き、淫らな一夜はまだ幕が上がったばかりだと気付くことになる。


【レビュー】

現在のフランス書院文庫の誘惑作風では最も勢いのある作者による新刊はストレートなまでの題名と、川島健太郎氏の手掛ける「裸ワイシャツ」のイラストに沿った内容で倒錯にも満ちた作品である。

メインヒロインは表紙画をイメージした通りの元担任の【英理子】(28歳の独身)であり、卒業の時に一度は主人公から告白されたものの、成人してから自分が求愛することに拘り断っている。主人公はプロ選手を目指していたが断念せざるを得なくなり、就職先を英理子に紹介され立ち直った経緯がある。理想の男に育てるという夢なのかもしれないが、ひとまず童貞の主人公の「初めての女」になるという目標を叶えることになる。(裸ワイシャツは作中にも登場する)

英理子と結ばれた主人公ではあるが、彼に好意を抱いていたのは彼女だけではなく、隣人姉妹の【千穂】(24歳の人妻)と【若菜】(19歳の生娘)もまた同じ感情を持っていた。直情的とも言える若菜から再会するなり関係を求められ未遂に終わるが、英理子に関係が発覚してしまう。嫉妬に駆られ新たな一面が発露したのか彼女が主人公を攻め立てる描写も見られるし、逆襲される場面もある。香坂作品の特徴である「サド性とマゾ性の表裏一体」が発揮される場面だと言えるだろう。

千穂は妹の想いを知るだけに主人公へはかつての子分扱いに留めようとするが、英理子との関係を知ると女王様気質を見せて主人公を攻め立てるものの、二人の関係を破綻させようとまでは考えず「割り切った」情交に留めようとする。若菜は英理子との情交を見て想い出にしようと純潔を捧げるが、お隣さんである以上千穂に見付かるのも当然であり、姉妹でお仕置きという倒錯した展開に発展してしまう。そこに英理子も…というのもスムーズな流れで、淫らな一夜は始まったばかりというところで話は終わるのである。

「サド性とマゾ性の表裏一体」はヒロインだけに留まらず、主人公も受けに回ったりやり返したりという展開が本作では繰り返されている。個人的には持ち前の巨根とタフネスで一方的なまでにヒロインを溺れさせるよりは、こうした流れの方が好ましいと考えており今後にも期待していきたい書き手の一人である。

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小鳥遊葵「全国熟女めぐり」

小鳥遊葵「全国熟女めぐり」
(フランス書院文庫、2017年1月、表紙イラスト:新井田孝)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)

全国熟女めぐり (フランス書院文庫)
小鳥遊 葵
フランス書院
2018-01-25




【あらすじ】

長期赴任中の夫より1週間米国へ来るよう呼び付けられたと、義母の美奈子から話を聞かされた龍一は大学の夏休み中ということもあり、中学時代の恩師である紫音と兄嫁の卯月の元を訪ねることに決める。北上する新幹線の中で未亡人の優樹菜にハントされた龍一は一夜を共にすると、恩師や兄嫁とも濃厚な情交に及ぶも本命は美奈子だけで、離日前に交わらせてくれるという約束を信じ楽しみにするが…。


【登場人物】

柳瀬龍一
19歳の法学部に通う大学生で柳瀬家の次男。兄は2年前に交通事故に遭い急逝。総合商社に勤める父親は現在アメリカに赴任しており、義母の美奈子と二人で暮らしているが母子で上手くいっている様子。中学卒業の際に担任だった紫音と初体験を済ませており、若い娘とも関係したが熟女好きとなっている。スポーツをしていて逞しい身体付きの爽やかな青年で巨根。

柳瀬美奈子
39歳。妻子ある柳瀬と不倫関係にあり一悶着あった末に後妻となっているが、義理の長男の嫁に当たる卯月ともいさかいがあったようで、長男夫妻は転勤を口実に富山で暮らしている。龍一の好色な目に気付いているが、夫ある身だと貞淑であろうとする。肉付きの良いが若々しいプロポーションの持ち主。

蓮池優樹菜
36歳。龍一が新幹線の車内で声を掛けられた未亡人。三陸の海に面した街に暮らし、マグロ漁師だった亡き夫が建ててくれた家に一人で住んでいる。出逢いを求めて上京したが上手く行かず、帰りの新幹線の車中で龍一に声を掛け、お持ち帰りすることに。

紫音
34歳。龍一の中学時代の担任教師で、彼に目を掛けていて卒業の想い出にと一度きりの関係を持っている。その後結婚を機に秋田県の田沢湖近くの街で暮らしているが、夫を亡くし未亡人となった現在も教師の仕事を続けている様子。

卯月
32歳。龍一の兄嫁で姉さん女房である。2年前に事故で夫を失ってからも富山に住み続けており、やって来た龍一にお礼がしたいと自ら情交を求めるが、何やら隠していることがある様子。姑の美奈子と夫が親密すぎることを訝り、喧嘩になって離れて暮らしている。


【展開】

米国に長期赴任中の夫から呼び付けられ美奈子はある夏の日の1週間だけ渡米することになったが、誰もいない自宅にいても退屈なだけだからと龍一から秋田の恩師と富山に住む卯月の元を訪ねると聞かされ不安を抱く。入浴するという龍一の背中を流してあげると伝え遅れて脱衣所に向かうと、龍一は自分の下着を手に取りはっきりと分かるほどにぺニスを滾らせていた。背中だけでなく前も洗ってあげると言った美奈子は龍一から求愛されたものの、流石に身を委ねる訳にもいかず手扱きから口唇奉仕で射精に導いていく。

翌日美奈子を見送った後新幹線のグリーン車に乗った龍一は、一列後ろの席だという優樹菜から空いているなら隣へ良いかと声を掛けられ、ムチムチの太ももや張り出した巨乳を見て性的な欲望を何とか抑えていた。次第に熟女との会話は妖しいものとなり意気投合して一ノ関駅で途中下車し、気仙沼にある彼女の自宅まで車を走らせると、夕飯を済ませた後にマッサージを頼まれる。上京した経緯を聞かされ龍一は亡き夫の代償行為に少しは腹が立ったものの、誘われるがままに秘所をクンニし正常位で交わり中出しするのであった。

翌朝まで荒淫を続けていた龍一は気仙沼を発つと列車に乗り田沢湖畔までやって来て、未亡人となったと聞いていただけに望みを賭け紫音の携帯に逢いたいとメールを入れると、何と折り返し着信が入り迎えに来てくれて自宅に招かれることに。童貞喪失の想い出をもう一度と龍一が迫ると、紫音から熟女好きの癖を作ったのは自分だから責任を持って卒業させてあげると返されるが、浴室で洗いっこするつもりがバックで交わり中出ししてしまう。そして寝室に舞台を移すとシックスナインでねっとりと愛し合った末に正常位で交わり朝まで何度も繋がりを繰り返す。

次の日卯月に連絡し富山駅まで迎えに来てもらいマンションの部屋に到着すると、何と卯月の方から二年前の「お礼」がしたいからと情交を求められる。兄夫妻が富山に引っ越す前に龍一は一度だけ卯月に迫ったものの、激しく抵抗された末に唇を奪うのが精一杯だったのだが、「お礼」の意味を図りかねつつも卯月の奉仕に身を委ねる。一度の交合だけで収まらず浴室で汗を流すつもりが二度目の情交に及んだ龍一は、当初一泊だけの予定を連泊に切り替え、美奈子が帰国する当日まで交わりを繰り返すのであった。

そして川崎の自宅に戻った龍一は片付けを済ませると東京駅まで美奈子を迎えに行き、とんぼ返りで再び自宅に帰って来たものの、美奈子の口から毎朝のように父親からセックスを求められてと聞かされる。返す言葉で龍一も女体研鑽の旅の武勇伝を披露したが、卯月とも寝たと聞かされ美奈子の態度は一変してしまう。龍一は義母が誘惑を仕掛けている見抜きわざと嫉妬させるようなことを吐いたのだが、美奈子はならば自分が快感を上書きしてあげると挑発に乗せられてしまう。二度の中出し性交の果てにもう美奈子だけだと龍一は告白するが、彼女はきっと卯月から連絡があるはずだからと告げて浴室へ向かう。

その直後龍一のスマホに卯月から連絡が入り何とすぐそこまで来ていると聞かされ部屋にあげるが、入浴を終えた美奈子はその来訪を知っていたかのような態度を見せ争いを始めてしまう。いたたまれなくなった龍一は自室のベッドに横になり必ずどちらかは来るはずだと期待しながらも居眠りを始めたが、甘美な感触に目を覚ますと義母と兄嫁が二人揃って龍一の勃起に触れていた。どうやら休戦することで話は付いたらしく龍一は熟女の切り替えの早さと情の深さに戦きながらも、いつか三陸の海で交わった四人を並べてしてみたいと夢想しながら、目の前の二人の膣奥に中出しするのであった。


【レビュー】

30歳を切るヒロインは一人もおらずまさに熟女揃いの本作はこれまで作者が得意としてきた「離島のしきたり」路線からは離れ、大学生の主人公が想い人である義母が不在の間に地方に住むゆかりのある女性の元を訪ね情交に溺れていくという流れである。ただこれまでにも小鳥遊葵作品では都会から離れて女性たちと情を交わすものの、やはり自分は都会の人間だと側にいるヒロイン(本作では義母)の元に戻っていく展開はあったので、得意なパターンに忠実な流れには違いない。

メインヒロインは義母の【美奈子】(39歳)で米国に赴任している夫(主人公の実父)に求められ、1週間ほど日本を離れざるを得なくなるのだが、夏休み中の主人公は義母のいないのは寂しいからと恩師と兄嫁の元を訪ねようと計画する。旅立ちの前夜にいつになく積極的な美奈子から奉仕してくれて、帰国してからの情交の約束を伴うのだが、そこには伏線があって単に美奈子が淫らな訳ではないことが分かるようになっている。

女体巡りには付き物と言えるのが偶然知り合ったいわゆる「行きずり」の関係で、そこを担うのが三陸に住む未亡人の【優樹菜】(36歳)だが、夫を失って間もない彼女は都会での出会いを期待するも叶わずに帰りの車中で主人公に声を掛ける。彼女と意気投合し自宅に連れて来てもらうが、単に一夜限りの関係に留めようとは考えず再会を約束させるのは若者らしいところである。

次に主人公は田沢湖近くに住む恩師【紫音】(34歳)を訪ねるが未亡人になったとは聞いていたものの、再会すると彼女の方から熟女好きの教え子の性癖を「卒業」させたいと再び関係を持つことになる。その女教師を翻意させ本気にさせてしまうまでのプロセスは小鳥遊作品の強みであり、結局は紫音も主人公との再会を期待するまでに心が変わっていく。

最後に兄嫁【卯月】(32歳)が住む富山へ向かうが、長男でありながら何故実家を出て離れて暮らしているのか、単に嫁姑の仲が悪いだけではないどろどろとしたものがあるのは後に判明する。ここでは卯月が主人公に「お礼」がしたいと自ら情交を求める展開だが、彼女のある決意を翻すほどのタフな主人公の肉欲に溺れていくのである。

乱れた連夜の果てに美奈子の帰国に合わせて実家に戻ったものの、女体研鑽の旅だと見抜いていた彼女は嫉妬のあまりに夫に連日のように抱かれたと嘘をつき、それが主人公の嫉妬をも招いていく。美奈子を「ママ」と呼び母子相姦を強調し関係を継続させたい義理の息子に対し、あくまでも夫が戻るまでの男女の関係に留めたいと考える美奈子だったが、そこへ思わぬ来訪者が現れる。美奈子と来訪者が罵り合うのを見たくないと部屋に逃げるものの、女性同士で話が付いたようで思わぬ成り行きに主人公は歓喜するが、作者が度々用いる「熟女を本気にさせると恐い」ところでもある。

ヒロイン単位で見れば決意を引っくり返させるほどの情交描写は長けているのだが、それぞれの人物での場面がさほどの違いがなく、果たして四人登場させる必要があったかどうか少しの疑問が残ったところである。あと文中において数点の齟齬が見られたのだが、話の重要な部分とまではいかないまでも、読み返して確認を要する位の行き違いではあったのかなと思われる。






「熟女を本気にさせると恐い」と、ヒロインたちの情の深さを描くことに定評があるのが小鳥遊葵作品の特徴だと言えます。本作では一夜限りのつもりであった優樹菜や紫音をメロメロにし再会を約束させますが、卯月に至っては主人公と別れたその日に実家へ押し掛けてくるまでの執着を見せます。義母の美奈子も良き妻でいようとするも、久し振りの夫との交わりに満足できず帰国したら主人公を嫉妬させ夫が戻るまでの男女の関係を受け入れようとしますが、まさか卯月と関係に及んでいたとは想像していなかったようで淫らになり龍一に溺れていきます。

そうしたヒロインたちの乱れっぷりが小鳥遊葵作品らしいのですが、ヒロインが四人いながらも男女のシックスナインから性交というのがパターン化しており、展開の起伏が割と似てしまっているようにも感じます。それがレビューであげた「四人登場させる必要があったかどうか」に繋がります。あと「齟齬が見られた」というのは龍一が卯月の部屋を訪ねた時で、彼女が美奈子の帰国はいつ?と聞いて「明日」と答えていたはずなのに、次章では数日滞在し美奈子の帰国当日の朝までいたとなる点です。日程からすれば3日目の夕方より卯月の元にいた筈なので、「明日」にしなければ良かったのかもしれません。

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七海優「夢の子作り生活 彼女の母、彼女の姉、新任女教師と…」

七海優「夢の子作り生活 彼女の母、彼女の姉、新任女教師と…」
(フランス書院文庫、2018年1月、表紙イラスト:丹野忍)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

自炊生活の末に貧血で倒れた航輝は担任教師の弥生から親身にしてもらい一日おきに彼女の部屋で暮らすことになったが、恋人の母で引受人でもある雅子からも同じ提案を受け日替わりで両方の家を行き来する生活を始める。衣食住に満たされた年頃の航輝には女性との同居生活は刺激的で、それに気付いた弥生と雅子から性の施しを受けてしまい…。


【登場人物】

北原航輝
高校3年生の18歳。両親は交通事故に遭って亡くなっているが、唯一の身寄りである伯父は学業に就くくらいなら働けと大学進学に全く理解を示さず、アパートでの一人暮らしを余儀なくされる。バイトを掛け持ちし食費を抑えていたこともあり痩せ型で、ある日体育の授業中に倒れてしまう。自慰を覚えて間もなく両親を失ったために性的欲望を抱くことに罪悪感を持っている。童貞。

橘雅子
39歳。亡き夫が経営していたイタリアンレストランを引き継ぎ、色々と苦労を重ねながらも2店舗目を出店させるくらいまでに成長させている。その反面男に騙されそうになった経験も少なくなく、夫を失って以来貞淑なままであるが、90cmを超える豊かなバストやヒップの熟れた肢体を持て余している。

小坂弥生
22歳。今年から航輝のクラスを受け持つことになった新人教師。家庭があまり裕福とは言えず実弟が大学進学を断念せざるを得なくなり、それ以来仲違いしたままなのを悔やんでいる。航輝の境遇に同情し代償行為のつもりで関係を結んだが、次第に離れがたい気持ちになっていく。初体験は済ませているが良い思い出とは言えず、現在は付き合っている男性はいない。

橘千里
19歳の大学1年生で母の手助けになればと経済学を専攻しているが、モデル系の美女ということもあってチヤホヤされてきた為か自分の無力さに気付き、それでも素直になれず表面的にはプライドの高い女性を演じている。遊び慣れているように見えて、実は男性経験はない。美優の彼氏である航輝に興味を抱いている。

橘美優
18歳の高校3年生。愛らしい丸顔に長い黒髪の似合う美少女。航輝とは中学の時からの同級生でこれまでも昼食のお弁当を作ってあげるなど恋人同然の仲だが、未だにキスすら交わしていないものの性的な興味がない訳ではなく、単に奥手なだけと言える。


【展開】

二食抜きで朝のバイトを済ませた航輝は美優の見ていた前で体育の授業中に貧血を起こして倒れ保健室に運ばれるが、自炊生活に失敗したと伯父に知られたら退学せざるを得ないだけに、やって来た弥生に強がりを見せようとする。立つだけでフラフラな教え子の頑なな態度を見て弥生は自分の弁当を口移しで食べさせてあげるが、それが航輝の性欲を刺激したのかあからさまなまでの股間の盛り上がりを見て、禁欲を強いていたことに同情し手扱きの末に白濁を口内で受け止める。

保護者の代わりにと保健室にやって来た雅子は二人に漂う妖しさに疑いを持つものの、航輝をひとまずアパートに送り届けると自炊生活の境遇に納得し、晩御飯と泊まりだけでもうちに来ないかと提案する。航輝は火木土は弥生の部屋でと先に約束していた手前、ならば月水金の一日おきでお願いしますと頼み橘家でご馳走になるが、食欲が満たされると雅子の肉感的な身体に又しても反応してしまう。生真面目な航輝に気まずい想いをさせ出ていかれてはまずいと考え、雅子は女経営者なら不測に備えて当然だと受け入れ口唇奉仕までするものの、久し振りの剛直を見て精臭を嗅ぐと妖しい期待を抱き始める。雅子は自分のレストランで働くことを航輝に提案し勤めていたバイト先に話を付けると、翌朝早く最後の新聞配達に出掛ける航輝を呼び止め、手扱きをするとお返しのように秘所へ指をくぐらせられてアクメに達してしまう。

昼休みに校舎の屋上で美優と弁当を食べていた航輝はいきなりキスをされて驚くが、雅子や弥生との行為に罪悪感を抱いており、初キスではないと彼女に見抜かれ喧嘩別れする。それでも放課後に弥生の部屋に向かい夕飯を食べ終わると、壁の薄い隣室から性行為に伴う喘ぎ声が聞こえて来る。弥生と共に壁越しに聞き耳を立てていたが、航輝は弥生の尻の付き出した姿にセックスを想像し勃起してしまう。そこで弥生は扱くだけのつもりでぺニスに手を伸ばすが、意外なことに航輝も応じるように割れ目に指を向け膣内を蹂躙され、言われるがままに秘所を見せるので収まらず正常位を受け入れる。少年の性欲は一度の放精では留まらず、立ちバックにされて二回目の白濁を注がれると離れがたい想いに駆られていく。

翌日橘家にやって来た航輝を見て雅子は半同居生活を止めたいと言い出すのではと悟り、少年が勃起して来たのを見ると言われるがままにバックで射精を受け入れるが、そこへ千里が大学から帰宅し何とか繕いながらも二度目の中出しに絶頂を迎える。その晩航輝は美優が帰宅したと思い部屋を訪ねると謝罪のつもりで雅子との関係を自白するが、そこは千里の部屋で彼女は母親のしていたことに匂いでとっくに気付いていたと返される。千里に求められ航輝は奉仕に身を委ねると意外にも処女だと知って慎重に挿入したものの、痛がる様子を見てつい「みんなすぐに慣れる」と口走り、千里が雅子だけではないのではと疑問を抱いたことに気付かぬまま中出ししてしまう。

次の日航輝は弥生に対しても申し訳ないと思い同居の解消を申し出ようとするが、先に弥生の方が教え子の靴が新調されていてしかも無いはずのスマホを持っていて疑いを抱く。雅子からの呼び出しをスルーした航輝は観念し、彼女との一部始終を白状した後に弥生と交わるのであった。そして明くる日弥生は航輝を連れて橘家を訪ねて雅美を責め自分が引き取ると誇るが、そこに千里が現れ弥生もそんなことを言えないのではないかと問い返す。何と弥生の隣人は千里の友人で話を聞かされ、壁越しに昨日の情交を聞かれていたのである。独り占めしようとしていた自分を恥じた弥生は雅子とどっちが良いか迫り奉仕合戦が始まるが、そこへ美優が現れると航輝は責任を取って出ていくと告げる。しかし美優は自分の見ている前で雅子たちが恥ずかしい想いをしてくれれば許すからと返し、純潔を捧げるのは改めて二人きりでと告げると自らも奉仕に加わるのであった。


【レビュー】

『夢の子作り生活』という直球的な題名の気鋭の作家による最新作は、自炊生活の末に倒れてしまった高校3年生の少年が恋人の母親の家と担任教師の部屋を日替わりで行き来し、お世話になるという甘々成分満載の誘惑作品だと言える。かねてから神瀬知巳作品のフォロワーという趣が伺えたのだが、本作では明確なまでにそのオマージュとも言えるほどによく似た作風であろう。

メインヒロインは恋人の母親の【雅子】(39歳)でレストランを経営する未亡人だが、食費を切り詰め痩せ細った主人公を見て晩御飯だけでもと半同居生活を提案する。娘二人のいる未亡人が夫から引き継いだレストランを軌道に乗せる過程で男に騙されそうになるなど苦労があったようで、とは言え熟れた女体を持て余し少年の性と向き合った時に肉欲には抗えずという描写が主である。

対抗的なポジションは担任教師の【弥生】(22歳)で仲違いした弟と主人公を重ねていく内に、代償行為だったはずの施しがいつしか恋愛感情に変わっていくまでのプロセスを描いている。性的な手ほどきは弥生が先で雅子には経験を元にややSになる一面も見られるが、互いの家を行き来する秘密を守り続けるのには限界があり、しかも恋人には姉である【千里】(19歳)もいる。千里は第三のヒロインという位置付けで、妹だけでなく母までも少年が好きなことを承知の上で自分もという流れである。

雅子と弥生とを比べるのに指や舌など使うねっとりとした濃厚な描写であり、官能作品としては申し分のない出来と言える。前作が早い段階で本番を迎えたのもあってか、二人との初体験までは意外なほど遅めで段階を踏まえ、作者はじっくりと描こうと試みているのが伺える。千里や恋人である千里の妹はほんのおまけ程度で、終盤にみんなでと雪崩れ込む味付けのようなものかもしれない。ヒロインとの情交において他の人物とニアミスする描写も相変わらずで、やや設定に凝りすぎたところをよりブラッシュアップしていけばより分かりやすくなるだろうと思う。

tag : 高校生主人公 童貞 母娘丼 処女

2018年1月刊情報

◎フランス書院文庫2018年1月刊情報

フランス書院公式ホームページの「これから出る本」コーナーにて、1月のラインナップが発表されています。
(タイトルのリンク先は版元ドットコムさんの紹介ページです。)






七海優『夢の子作り生活 彼女の母、彼女の姉、新任女教師と…』




「私のために、たっぷりと濃い精液を溜めてね」
ルージュの剥げた唇で亀頭を磨く美熟女・雅子。
可愛い航輝のために精のつく料理を食卓に並べ、
家族の目を盗み、時間を惜しんで肉交に励む。
ついには娘たちがいる家で情事に溺れるまでに。
最初に孕むのは誰? 女たちが火花を散らす楽園!



第12回フランス書院文庫官能大賞の新人賞を受賞されてデビューしてから4年目で5作品目とやや少なめですが、本作も題名から「子作り」と甘さを感じさせる仕上がりとなっているようです。






夏月燐『女子なぎなた部【全裸稽古】』




「卑怯者! 何度穢されても私は屈したりしない」
無惨に胴着を剥ぎ取られ、操を蹂躙される佑理。
乙女たちの汗の匂いに淫獣が招き寄せられた。
武道に奉げた純潔が極太な肉刀に貫かれる!
袴からのぞく白い太腿、弄ばれる桜色の乳首……
神聖な稽古場にもれるあえぎ声と啜り泣き!



12月にフランス書院文庫Xにて過去の作品の合本『若妻と誘拐犯』を刊行なさった夏月燐さんですが、オリジナルでは『隣人レイパー【歪愛の標的】』以来8年振りの新刊になりそうです。






小鳥遊葵『全国熟女めぐり』

全国熟女めぐり (フランス書院文庫)
小鳥遊 葵
フランス書院
2018-01-25



「女の盛りは何歳だと思う? 三十からよ」
湯けむりと田舎の静けさが熟女の理性を崩し、
するりと落ちた浴衣の奥から淫らな蜜が伝う。
快楽を知り尽くした手つき、舌這わせ、腰遣い……
久しぶりの肉交で「おんな」を取り戻す熟女たち。
女教師、兄嫁、義母……癒しを求めて僕は旅する!



「島のしきたり」が定番となっていた小鳥遊葵さんの新刊は、主人公が島を飛び出して女体巡りの旅に出るようですね。楽しみにしています。






香坂燈也『お泊まり先生 女教師、そして隣人姉妹も』




憧れていた英理子先生が「お泊まり」に来るなんて!
パジャマ代わりに僕のワイシャツを裸身に羽織り、
朝が来るまで甘美な手ほどきを受ける最高の時間。
夢の初キス、とろける生フェラ、待望の筆おろし。
有頂天の弘明に隣人姉妹が「泊まらせて」とやってきて!?
19歳、24歳、28歳――シングルベッドのハーレム体験!



『○○先生』という題名は最近のトレンドですが、女教師は典型的な官能作品のキーワードでもあります。楽しみにしています。






風吹望『絶対服従オフィス 高飛車四姉妹秘書』





くやしい。でも気持ちいい……私としたことが…… 
完全防音の役員室、バックで貫かれる美人秘書・理沙。 
社内の不正にも屈しなかった心を色調教で堕とされ、 
肉棒への服従を誓わされ、しかも絶頂を迎えるなんて。 
美尻をくねらせつつピストンをねだる25歳は知らない。
玲那、麻奈美、桃香――最愛の姉妹にも悪魔の毒牙が!



前作『華と狂犬 未亡人、そして三姉妹を』以来2年半振りとなる新作です。






千賀忠輔『奴隷義母、玩具兄嫁、熟牝家政婦』




「やめて。裂けちゃう、あの人より大きい……」
未亡人兄嫁の秘孔を狙い、うなりをあげる義弟の硬直。
まだ哀しみが癒えぬ女体への姦淫が暴走の始まり。
奥まで白濁を注ぎこまれる「淫獣儀式」の果て、
悪魔の標的は、母代わりの家政婦、後妻の義母に……
女に眠る欲望のすべてを暴いていく「調教の家」!



2017年に凌辱作風で最も活躍された新人作家さんですが、満を持しての3作品目となります。






DSKさんのブログでは1月発売予定の「気になる」官能作品をピックアップなさっています。
2018年1月発売予定の官能書籍から気になる作品をDSKが独断と偏見でピックアップ!▼フランス書院文庫 2018/1/25 発売奴隷義母、玩具兄嫁、熟牝家政婦(著:千賀忠輔)→ Amazonはコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。「やめて。裂けちゃう、あの人より大きい……」未亡人兄嫁の秘孔を狙い、うなりをあげる義弟の硬直。まだ哀しみが癒えぬ女体への姦淫が暴走の始まり。奥まで白濁を注ぎこまれる「淫獣儀式」の果て、...
2018年1月の気になる官能書籍








◎美少女文庫1月刊情報


遠野渚/竹花ノート(イラスト)『とってもバブみなあまえ神ちゃん!』









ほんじょう山羊/ひなたもも(イラスト)『アイドルマスター生贄総選挙』

アイドルマスター生贄総選挙 (美少女文庫)
ほんじょう 山羊
フランス書院
2018-01-20








上原りょう/ひさまくまこ(イラスト、原作)『優等生綾香のウラオモテ』

優等生 綾香のウラオモテ (美少女文庫)
上原 りょう
フランス書院
2018-01-20

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2017年を振り返って

拙ブログでの2017年の官能作品の紹介もこれで最後となります。
ここで総括と言うほど大袈裟なものではないですが、ざっくりと1年を振り返ってみたいと思います。




1月:上条麗南さん2年振りに復活、鳴沢巧さんがデビュー










2月:宮坂景斗さんが2年半振りに復活、「研磨されたダイヤモンド」美原春人さんがデビュー(第17回フランス書院文庫官能大賞の新人賞作品)










3月:鏡龍樹さんが6年半振りの新作







4月:「ワイルドカード」千賀忠輔さんがデビュー







5月:久藤貴緒さんが約2年半振りに復活







6月:上原稜さんが3年振りの新作(表紙イラストは八月薫さん)、不知火竜さんがデビュー

夢の一夫多妻 (フランス書院文庫)
上原 稜
フランス書院
2017-08-18









7月:「20代の新人」柊悠哉さんがデビュー(第18回の新人賞作品)







8月:本城山羊さんが1年5ヵ月振りの新作







9月:弓月誠さんが11ヵ月振りの新作







10月:第18回の特別賞・なぎさ薫さんがデビュー







11月:水沢亜生さんがデビュー、北都凛さんが9年8ヵ月振りの刊行(リアルドリーム文庫作品が底本、イラストは織田nonさん)










12月:神瀬知巳さんが初めて年3作品目を刊行








今年も引き続き作家さんの世代交代は著しく、デビューなさったのは6人に留まったものの、美原春人さんの年3作品を始めとして人気のある方が次々と刊行なさっていた印象です。また「○年振り」が目立つように、かつて常連だった方が復帰するケースも度々見られました。その中では鏡龍樹さんの復活が個人的には最も喜ばしく感じた出来事だったと思います。ピンポイント?と思わせての12月の新作も鏡作品らしい倒錯性に満ちた作品でした。


既に美少女文庫では一つの流れとなってはいますが、鳴沢巧さんのようにネットでの評価の高い作品が書籍化され、それが一般での評価を元に次の作品に繋げていくのは今後も続いていくのだろうと思います。また第18回官能大賞では「フランス書院イーブックス賞」も設けられ、書籍とはまた違う需要を掘り起こしていけるのか注目していきたいところです。


月6作品体制を維持しているフランス書院文庫に対し、他の官能レーベルはほぼ横這いか縮小の傾向が強く、ベテラン~中堅人気作家さんが月2作品以上を(複数のレーベルにて)刊行なさっている一方で、なかなか有望な新人さんが出て来ないという現実にも目を向けないといけませんね。レーベルごとに新人さんを取る取らないはあると思いますが…。一定の読者層が付いているだけになかなか思いきったことがしにくい面もあるでしょうが、来年はどのような顔触れが揃うのか楽しみにしたいです。


更新ペースは相変わらず少なめになるとは思いますが、どうぞ2018年も宜しくお願いいたします。

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鏡龍樹「雪国の未亡人女教師 乱れる、溺れる、堕ちる」

鏡龍樹「雪国の未亡人女教師 乱れる、溺れる、堕ちる」
(フランス書院文庫、2017年12月、表紙イラスト:新井田孝)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

交通事故で兄を亡くした裕弥は憔悴し切っている兄嫁の果穂の力になってあげたいと願うが、担任教師のあゆみの手解きを受けて自分が先に立ち直りつつあるのを感じていく。二人のただならぬ様子に学年主任の紗栄子が勘づき誘われるように関係を持つが、奥深さを秘めた彼女の願望は少年を中心として四人で愛していくことであった。あゆみの後押しもあり漸く果穂と結ばれた裕弥もまた三人の女教師に溺れていく。


【登場人物】

真城裕弥
高校に通う少年。雪の降る朝に兄が交通事故に遭って亡くなったばかりで、想いを寄せる果穂の為に何とか力になってあげたいと願っている。両親はバイヤーで欧州に拠点を置き、自宅には不在がちである。顔立ちの整った少年だが女性経験は無い。

鹿島あゆみ
35歳。裕弥のクラス担任で頼りになり優しく人気のある教師。3年前に夫を病で亡くしている。現在は1LDKのマンションで一人で暮らしており、恋人はいない様子。亡くなった夫に似ていることから、普段から親身になって裕弥に接してきたのだが…。

倉田紗栄子
42歳。裕弥の学年主任で英語を担当している。あゆみと同じく夫を病で亡くしているが現在は吹っ切れた様子で、カールの掛かった髪を伸ばしグラマラスな身体付きから妖艶な雰囲気を漂わせており、あゆみと共に校内の男子の人気を二分するほどの人気。

真城果穂
28歳。裕弥の兄と9ヵ月前に結婚したばかりで、義父母が買ったマンションの部屋に裕弥とともに暮らしている。女子中で音楽を教えており、可憐で儚げな雰囲気に惹かれ裕弥は一目惚れ同然に想いを寄せている。


【展開】

お通夜の会場に現れたあゆみに声を掛けられた裕弥は、果穂の要望もあってか今夜はあゆみの部屋に泊まることになった。同じように夫を失った未亡人だからなのか、親身になってくれるあゆみの優しさに甘え入浴していたが、ふとした時に兄を亡くした悲しみで涙を流していた。そこへあゆみが姿を見せ泣きたいときは我慢しなくて良いからと慰められ、背中を流してあげると誘われる。あゆみの柔らかい身体が背中に密着しているのを感じてペニスはすっかり硬くなってしまうが、彼女はそれも承知とばかりにカリを完全露出させ甘い手扱きで射精に導いてくれる。自分を素直に晒し出してと言われあゆみの秘所に指を向けると、彼女も濡れていたが我慢を重ねればもっと気持ちよくなるからと告げられる。寝室に移動するとベッドに横たわったあゆみが秘所を露わにし指と舌で愛してと告げ、愛液が白く濁り濡れたのが分かったところで正常位で交わるのであった。

翌日告別式に参列した紗栄子は裕弥が果穂に向ける憧憬の眼差しやあゆみとのただならぬ様子を見て誘惑しようと決意し、忌引きが過ぎて裕弥が登校した日の放課後に相談室に呼び出すと学年主任という立場から根掘り葉掘り聞き出す。そして単刀直入に果穂のことが好きなのねと問うと、怯えた少年の表情にゾクゾクしながら秘所を露わにし、綺麗にしてと口唇愛撫を求める。いかにも経験者だというテクニックを見て相手を教えてくれたらエッチさせてあげると誘い、相手があゆみだと知って納得すると、スカートをたくし上げてバックで抱くように求める。果穂を抱いているつもりでして良いと告げ、彼女になり切っていると次第にその倒錯した性交に溺れていってしまう。

果穂に嘘を付き勉強を教えてもらう名目で今日も裕弥はあゆみの部屋を訪ねるが、紗栄子から三人で楽しみたいからと提案され、あゆみを騙すようで悪いと思いながら睦み始める。そこへ紗栄子がやって来てどちらが裕弥の二番目に相応しいか勝負しようとあゆみに告げると、担任教師も負けじと裕弥に奉仕し始めるが、先に裕弥と交わっていると紗栄子が教え子の尻穴に指を挿し込み激しく乱れさせながらあゆみとともに絶頂に導いてしまう。裕弥がどっちが気持ちいいかなんて選べないと呟くと、紗栄子は我が意を得たとばかりに今度は自分を抱くように求めるが、そこへあゆみも学年主任の秘所に指を伸ばし三人で同時絶頂を迎えるのであった。

裕弥はある晩に自室でピアノを弾いている果穂を訪ね想いの丈を打ち明けるが、劣情の証を見られてしまい抱かれることは出来ないけどと言われながらも口唇奉仕で射精に導いてくれた。数日後そのことをあゆみに話すと考えがあるからと家庭訪問を提案され真城家へ迎えると、果穂がお茶の用意をしている間にわざと裕弥の部屋でイチャイチャし始める。案の定果穂がドアの外で聞き耳を立てているのが分かったようで、あゆみは果穂を呼ぶと裕弥の気持ちに応えてあげてと懇願し去っていく。果穂は裕弥があゆみに誘惑されているのを見てモヤモヤするのはと自分の気持ちに気付き、まだ踏ん切りは付かないようで姉さんと呼んで欲しいと告げると裕弥に身を委ねていく。

果穂と結ばれて二週間後裕弥と果穂は兄の四十九日法要を終え身内での食事会を済ませると、先に真城家に戻っていた紗栄子とあゆみが手料理を作って待ってくれていた。紗栄子の口から四人で愛したいと提案され果穂だけは困惑したものの多数決で押し切られ、年上の女教師たちの見守るなか寝室のベッドで抱かれることに。紗栄子は後ろの穴で感じる裕弥を見せてあげたいらしく、義弟の喘ぐ声に感じながらより硬くなった若竿に蹂躙されて同時絶頂を迎えてしまう。紗栄子は火照った果穂の身体を愛撫しながら、裕弥があゆみを立ちバックにして中出しするのを見届けた後、休む間など与えぬと再び裕弥の前立腺を刺激しアナルセックスをさせてあげる。果穂とあゆみも絡みながら紗栄子の直腸へ白濁を注ぎ込むと、裕弥はまた果穂としたいと求め四度目の中出しをするが、紗栄子とあゆみから求められ嬉しい悲鳴をあげるのだった。


【レビュー】

フランス書院文庫の誘惑作風で最長のキャリアを持つベテラン作家の復帰後第二作目は、交通事故で兄を亡くした主人公が未亡人になったばかりの兄嫁【果穂】(28歳)に出会った当初から好意を抱き、二人の未亡人教師の手ほどきを受けながら願いを叶え全員と愛し合う関係を築くまでの官能作品である。鏡龍樹作品ではほぼ一貫して主人公の視点での描写となっており、果穂も含む三人の女教師たちの心情が窺い知れないところもあるが、まだ成長途上の主人公を可愛がりやや倒錯的なプレイも見られ「鏡作品らしい」作品に仕上がっている。

主人公の兄は果穂の夫でもあるが当の果穂は夫を失った悲しみに浸っており、同じように肉親を亡くした主人公の思いにまで気が回ってはいない。そんな二人の様子を察した担任教師の【あゆみ】が教え子である主人公を自分の部屋に連れていき、敢えて性的な誘惑を仕掛けて初体験までさせてしまうが、彼女が単に優しいだけではなく亡き夫に似ているという点でも惹かれていたからである。

二人の親密さから何かあると察し主人公を誘うのは学年主任の【紗栄子】で果穂に対する思慕も鋭く見抜くのだが、母性のあゆみとは違いこちらはミステリアスなタイプで終始彼を翻弄していく。果穂に見立てて自分を抱いてみなさいと告げ、あゆみをも巻き込んで果穂をモノにするように提案までしてしまう奔放さは、未亡人としての悲しみを既に乗り越えた先輩でもあるからと言えるのだろう。

中盤で義弟とあゆみの親密さを見せ付けられた果穂は主人公に対する好意がどこから来るのかに気付き、関係を繰り返すことで次第に淫らになっていくのだが、紗栄子の考えていたのは「四人で愛し合う」ことである。終盤に1vs.3の構図で代わる代わる主人公の精を搾り取るのは勿論のことだが、女性同士でも愛し合うことも教え込んでいき、その倒錯した淫らさはさすがだと言える。主人公は高校に通う少年ではあるが官能作品にありがちな「大人を凌駕する」ような表現は使わず、まだ成長途上でフレッシュだというところに力点を置いている。完全に剥けていない一物を剥いたり、後ろの快感を教え込んだりするのもその倒錯性に一役買っており、現代的な要素も含めつつも鏡作品らしい出来となっていて嬉しい限りである。


DSKさんのブログにて、本作をご紹介されています。
2017/12/26 発売雪国の未亡人女教師-乱れる、溺れる、堕ちる著:鏡龍樹、フランス書院文庫→ Amazonはコチラから。→ Kindle版はコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。→ 【honto】の電子書籍はコチラ。→ eBookJapanはコチラ。「お願い、私の身体をあなたの肌で温めて」教え子の肉茎に腰を揺らし吐息を漏らすあゆみ。真夜中の寝室、喪服のままで、身体を寄せ合い、獣のように、性悦を貪り狂う二人は知らない。果穂と紗...
雪国の未亡人女教師-乱れる、溺れる、堕ちる(著:鏡龍樹、フランス書院文庫)

tag : 高校生主人公 童貞 近親相姦(義)

プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

〈コメント〉
どなたでも書き込み自由ですが、管理人が許可するまではコメント欄に反映されないので、その辺りはご理解下さい。

〈リンク・トラックバック〉
基本的にフリーですし、特にお知らせ頂かなくて構いません。

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