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2018年5月刊情報

◎フランス書院文庫2018年5月刊情報

フランス書院公式ホームページの「これから出る本」コーナーにて、5月のラインナップが発表されています。
(タイトルのリンク先はいつもならば「版元ドットコム」さんの紹介ページですが、今回は更新が遅れているようですので、同じく近刊情報を掲載している「本が好き!ラボ」さんより引用します。)





香坂燈也『夢の混浴旅行 彼女の母、彼女の姉と』




「私で興奮してくれたの? ふふふ、いけない子」
湯面の下、俊介の硬直に細指を忍ばせる彼女の熟母。
上目遣いで反応をうかがい、ゆっくりと擦りあげる。
極上の筆おろし、温泉パイズリ、白昼露天で後ろから!?
未亡人の貴子(43)、新妻の沙英(23)、女子大生の千尋(19)
「彼女の家族」と味わう三泊四日、最高の混浴旅行!



最近またフランス書院文庫では40代ヒロインが増えてきたようで、管理人と同い年のヒロインというと…これ以上は止めておきます(苦笑)
香坂燈也さんも順調に作品を重ねており、ローテーションの核のお一人となりました。
あらすじを拝見して気になったのは、「新妻の沙英(23)」に対し、「女子大生の千尋(19)」って妻の姉ではないような…?妻の姉が実はいて三姉妹なのかもしれないですが、単純に千尋が主人公の妻だという方がしっくり来ますよね。

※お恥ずかしながら管理人は「妻の母、妻の姉」と勘違いしていました…。更に「新妻の沙英」とあったのでおかしいな?と思ったわけです。よく見れば主人公の彼女が千尋だから、「彼女の母、彼女の姉と」となるのですよね。お詫びして訂正いたします。






麻実克人『後妻狩り 父の新しい奥さんは僕の奴隷』





「もう終わりにして」「義母さんだってしたいんだろ」
ベッドに押し倒され、ショーツを引き毟られるゆう子。
夫の不在で義理の息子と二人きりになった家。
禁断の一線を越えた夜から母子の運命は狂っていく。
夫婦の寝室で、浴室で、リビングで、時と場所を選ばず
肉体を求められるうち、32歳の理性は壊れていき……



前作から25ヵ月ぶりの新刊です。単独ヒロインではなく、恐らくは主人公の前の義母(または実母)などもう一人ヒロインがいそうですね。






美原春人『いっぱいしてあげる 未亡人母娘と女上司と僕』





「ここで恵太さんと一緒に住んでもいいですか?」
住む家を失い、僕の部屋に押しかけてきた美母娘。
清楚な容貌に淫らな本性を隠す兄嫁・瑠璃子。
蒼さの残る肢体で一途な思いを伝える姪・麻衣。
見せつけ一人エッチ、起床フェラ、ほろ酔い誘惑……
眠れない日々に会社の女上司までやって来て……



2月に続いて5月とほぼ3ヵ月に1冊ペースの刊行を視野に入れているのではないかと思われます。
デビューから僅か1年ちょっとでもう5冊目という驚きもありますが、押し掛け母娘+女上司という磐石の設定のようですね。






柊悠哉『理性瓦解 兄嫁と姪三姉妹』





「義姉さん、今日から一週間、僕がご主人様だからね」
義弟がズボンから出した肉茎に舌を這わせる和泉。
夫の出張中、毎夜刷り込まれる屈辱的な快感。
心が拒んでも、痺れるような愉悦が肉体を支配し、
美熟女は戻ることのできない泥沼に堕ちていく。
聡一の毒牙は、同居する三人の娘たちにも……



デビュー作品「彼女の母・彼女の姉・過保護なママ」が誘惑作品でしたが、本作は悪魔主人公による凌辱路線のようですね。






鷹羽真『女教師は僕の宝物(おかず)』




(みどり先生のすべてを僕だけのものにしたい)
女教師のむっちり美肉で味わった初体験が忘れられない。
優しい笑顔に似合わぬ過激ボディの新体操部顧問。
憧れつづけた先生だから、見たい、犯したい、独占したい! 
逢瀬を重ねるごとにセックスの快楽にのめりこんでいく譲。
32歳の熟れきった女体も教え子の青い獣欲に呑みこまれ……



「おかず」とルビを振るくらいなので、前作「友達の美しいママ【僕専用(おかず)】」と同じように主人公のオナペット扱いされるのがみどり先生なのかなと思います。分量からして単独ヒロインでの甘々イチャイチャ路線ではないかと感じましたが…。






九十九魁『悪魔の杜【未亡人と人妻】』




「後生です、やめてください、お義父さまっ」
葬儀の夜、喪服のまま義父に蹂躙される未亡人。
艶熟した女体は、老練な性技で幾度も絶頂へ!
唇、女陰、そしてアナルにMの烙印が刻まれた頃、
26歳の人妻、娘の美南にも毒牙が迫り……
圧倒的な肉調教に美母娘が乱れ啼く悪魔の杜!



既にフランス書院からアナウンスのある通り、フランス書院文庫官能大賞の新人賞受賞作品です。

■新人賞「倶楽部マスクナイト」

毎夜、淫らなショーが繰り広げられる「倶楽部マスクナイト」。貞淑な未亡人と高貴な人妻がある事件をきっかけに、この性の楽園に招かれ、徹底的に調教されていく――。
結城彩雨、千草忠夫の系譜を継ぐ可能性を感じさせる純粋なSM小説と言えよう。未亡人と人妻は「母娘」であり、未亡人にとっては義父、人妻にとっては祖父にあたる厳一郎との濡れ場が秀逸。責めの執拗さ、そして何より世界観の素晴らしさが強く印象に残った。
現在、SM小説はセールスにつながらないことが多い。だが、この作品ならと期待させるポテンシャルがあった。異例の早さではあるが、フランス書院文庫5月刊での刊行が決定している。読者の皆様の評価が、今から楽しみでならない。


(フランス書院公式ホームページ「第20回フランス書院文庫官能大賞、結果発表」より引用)



管理人はSM小説は苦手でしかも凌辱者がお爺さんというのもどうも…。新人さんは基本的に買うのですが、今月は本作を除いた5作品を購入する予定です。






◎管理人が気になる2018年5月刊行作品


尾張弘樹『むちむちヨガ教室 巨乳インストラクターの個人レッスン』




ヨガスタジオの共同経営者である雅人は、美女たちの発する妖しい熱気に当てられて……

雅人は今はなき親友の妻・里穂の運営するヨガスタジオの共同経営者だった。
教室には妖しい美女・文香や可愛らしい新妻・美咲がいて、雅人は彼女たちの肉体に目を奪われるばかりだった。
あるとき、文香に誘われるように自宅を訪れると……。



マドンナメイト文庫からまたお一人新人さんがデビューされますね。






梶怜紀『ふしだら嫁一族』




男やもめの山本寛之は、息子の嫁の美咲から「お義父様」と慕われ、嫁の妹のはづきには「おじさま」と甘えられる実直な男。
だが彼女たちの母親の冴子から誘惑されたのをキッカケに、嫁の一族は淫らな素顔をあらわして!?
息子の清楚な妻と思っていた美咲は、欲求不満を寛之で癒すみだら嫁。彼女の妹のはづきは義父に抱かれて若い肉体を震わせる小悪魔娘。そして二人の母の冴子はダンススタジオで鍛えた熟れ肉に欲情を注がれて悶える美魔女…!
三人の美女との関係に戸惑いながらもハーレム生活を堪能してしまう男を描く、気鋭の傑作官能長編ロマン!



フランス書院文庫を活動の中心としていた作者ですが、竹書房ラブロマン文庫に進出となりました。
元々調教路線の趣が強めの印象ですけれど、どのような路線になるのでしょうね。






鷹澤フブキ『濡れる女官能小説家』




執筆で火照った女性作家の肉体を癒すのは、若手男性編集者の務め…!
出版社に勤める青年編集者の悠生は、原稿を受け取るため女流作家に誘惑されるまま、彼女たちと快楽に耽る日々を送っている。
肉欲を滾らせるベテラン熟女作家、方向性に悩むコスプレ人妻小説家、トップ女流作家の地位を争う女王様的美人作家、そして作品のために性の快楽を知ろうとする新人女性…。
気鋭の女流作家が虚実おり混ぜて描く誘惑ロマン長編!



ゲスだよねと指摘を受けるのを承知で触れますと、「虚実おり混ぜて」が気になりますよね。
やはり女王様的でしょうか。






DSKさんのブログにて、5月発売予定の「気になる」官能書籍をピックアップなさっています。

2018年5月発売予定の官能書籍から気になる作品をDSKが独断と偏見でピックアップ!▼フランス書院文庫 2018/5/25 発売悪魔の杜-未亡人と人妻(著:九十九魁)→ Amazonはコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。「後生です、やめてください、お義父さまっ」葬儀の夜、喪服のまま義父に蹂躙される未亡人。艶熟した女体は、老練な性技で幾度も絶頂へ!唇、女陰、そしてアナルにMの烙印が刻まれた頃、26歳の人妻、娘の...
2018年5月の気になる官能書籍








◎美少女文庫2018年5月刊情報

2018年5月8日で美少女文庫は創刊15周年を迎えました。おめでとうございます。

ということで15周年を意識してか、それに相応しい看板作家さんが勢揃いしました。前身?に当たるナポレオン文庫出身のわかつきひかるさん、創刊メンバーの青橋由高さん、第1回美少女文庫新人賞の特別賞を受賞した上原りょうさん、第8回新人賞のほんじょう山羊さんというラインナップとなっています。






わかつきひかる/うるし原智志(イラスト)『僕の小さなエルフ義母』

僕の小さなエルフ義母 (美少女文庫)
わかつき ひかる
フランス書院
2018-05-21



王都での官吏生活に疲れて、故郷に帰ってきた新米領主マキシミリアン。
世界が嫌いになっていた青年の元に、出奔した父に買われたというエルフ奴隷が現れる。
「エルフィ、今日からマッキーのママ!」
自称義母の小さなエルフに出会って、田舎暮らしは輝きはじめる!
純粋無垢なエルフィが叶えてくれる、Hでいけないフェラチオ願い。
妹のようにかわいく甘え、母性たっぷりに受け入れてくれる夢の初体験。
毎日、湧き出た温泉でイチャイチャ中出し。
「エルフィはもう奴隷じゃないよ、僕の義母、ううん、僕の恋人、小さなエルフ妻だよ」
わかつきひかる×うるし原智志から少し疲れ気味のアナタへプレゼント。
エルフ嫁とのスローライフが奏でる小さな小さな恋の歌。



諸般の事情で刊行が先延ばしになっていましたが、ようやく発売の見込みのようです。たまたまというのか、15周年の記念月に発売となります。


ナポレオン文庫でのデビュー作品




美少女文庫での第1作

後夜祭 君をイジメたい (美少女文庫)
わかつき ひかる
フランス書院
2012-09-21








ほんじょう山羊/竹花ノート(イラスト)『狐に嫁入り 九尾の玉藻様と新婚生活』




お主はワシの“嫁”になったのじゃ……。
親に愛されず、贄として社に捧げられた僕。
待っていたのは、九尾の狐巫女・玉藻様。
「ほう、こんなに出せるか。想定以上じゃ」
契りと称して無理やり押し倒され、またがられ、精を吸われ尽くす童貞喪失。
挿入しただけで射精に至ってしまった僕は、多量の精液を玉藻様のなかへ放ち続ける。
「実によいぞ。ワシの子宮がタプタプじゃ。膣中も火傷しそうに熱いぞ……」
切なげだが嬉しそうな顔で、玉藻様が僕の連続放出を喜んでくれる。
そのことがなぜか僕には誇らしかった。
「よう頑張ったのう」
僕の頭を撫で褒めてくれる玉藻様。ひとに優しくしてもらえるなんて。

生まれて初めてのことだった。



最近の流行りなのでしょうか、エルフや鬼、狐巫女など「見た目は若いけど実年齢はかなりのもの」という異世界ヒロインが増えて来ました。まぁ色々とご事情があってのことだとは思いますが…。


美少女文庫でのデビュー作品(第8回美少女文庫新人賞受賞作品)

サムライ・凜は0勝7敗!?
ほんじょう 山羊
フランス書院
2015-05-03








青橋由高/やんよ(イラスト)『僕とるー先輩の放課後調教日誌 今日も私を躾けなさいっ! 』




☆聖夜の調教わんわん日誌☆

「お尻の穴に尻尾を生やした私、可愛い?ちゃんとご主人様のわんちゃんになれた?」
クリスマスイヴの夜というのに、肌にうっすらと汗を浮かべた瑠美の艶姿。
衝き上がる想いのままに、先輩を貫いて、失禁マーキング絶頂へと導いて!
春――僕は美人で悪戯好きな、るー先輩に恋に落ちた。
夏――僕は太陽より眩しい、るー先輩とのエッチに溺れた。
秋――僕は首輪をつけた、るー先輩のご主人様になった。
二人で始めた、二人だけの放課後調教部活。季節が巡るたび、僕はどんどんこのひとに惹かれていく!
「ねえ、いつから私のこと好きだった?」



青橋由高さんとやんよさんは昨年のこの作品以来、二度目となります。





美少女文庫でのデビュー作品

微熱~彼女は水泳部! (美少女文庫)
青橋 由高
フランス書院
2012-09-21








上原りょう/愛上陸(イラスト)『催眠恋。純愛幼なじみ、生意気義妹、高慢教師を独り占め!』




「愛たちのフェラで、気持ちよくなってね」
幼なじみの愛が、義妹の由乃が、女教師の歌織がひざまずいてトリプルフェラ。それも、元彼たちに見せつける形で!
「お兄ちゃんの、すっごい逞しい!」
競うように、幹に玉袋に舌を這わせる三人。やめてくれ!!と負け犬どもの遠吠えを心地よく聞きながら、健一はおびただしい量の生殖汁を愛たちの美貌に浴びせかける。
「もう、健一様ってば、相変わらず濃厚ね」
白濁に顔を染められたまま、対抗心も露わに両脚を広げ、挿入をせがむ催眠奴隷たち。健一は最高の征服感と共に告げた。
「さあ、誰から僕の子を受精したい?」
未来は催眠アプリで変えられる!催眠ハーレムこそ、みんなが幸せになれる純愛エンドなのだから!




美少女文庫でのデビュー作品(第1回美少女文庫新人賞・特別賞受賞作品)




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尾張弘樹「むちむちヨガ教室 巨乳インストラクターの個人レッスン」

尾張弘樹「むちむちヨガ教室 巨乳インストラクターの個人レッスン」
(マドンナメイト文庫、2018年5月、表紙イラスト:妃耶八)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

大学時代からの亡き友人の妻でヨガ教室を経営している里穂に対し雅人は仄かな恋心を抱いているが、友人に気兼ねしてか一向に関係の進展を図れずにいた。そんなある日ヨガ教室の常連の文香に誘われ関係を結ぶが、里穂やヨガインストラクターの美咲とも親しい仲になり…。


【登場人物】

佐藤雅人
29歳。地元の資産家の次男でマンションを複数建てており、賃料収入だけで同年代のサラリーマンの年収の3倍近くを得ている。里穂とともにヨガ教室の共同経営者としても名を連ねており、大学時代からの付き合いである。独身で里穂に仄かな恋心を抱いてはいるが、真面目な性格からか亡き親友の卓也に気兼ねしており想いを封じている。

吉津里穂
29歳。大学の時に雅人や夫の卓也と知り合い、卒業してからはヨガ教室を開いているが、半年前に卓也を亡くしてからは精彩を欠き生徒も減って経営も思わしくない。巨乳で魅力的なボディラインだが、男っぽくざっくばらんな性格もあってか、雅人のことは親友扱いにしている。

安達美咲
26歳。里穂の教室で働くヨガインストラクター兼事務担当の社員で、小柄でボブカットにしているせいかティーンのような印象を与えるが、今年の2月に結婚したばかりの新妻である。実は見合い結婚で夫は同姓愛者と知り、女として興味を持ってくれず離婚を考え始めている。

檀野文香
31歳。里穂の教室に通う生徒…は表向きの顔で、実は資産家の娘で美容室やレストランを複数経営する企業の代表。かつて自らヨガ教室を開いていたが失敗し、評判の里穂のレッスンがいかなるものか探りを入れていたらしい。結婚歴がありひとり息子がいるが、子どもの出来ない妹夫婦の養子として出しており、現在は一人で暮らしていて恋人はいない。バイクに跨がり秘所をパイパンにしているなど色々と謎多き熟女。


【展開】

自分が始めて建てた物件ということもあり検針を終えた雅人は階下にある里穂のヨガ教室を訪ねると、美咲や文香とセクハラぎりぎりの際どいやり取りを交わすが、その日の夕方に里穂から電話が入り部屋にある実印を契約で使うから持って来てと頼まれる。管理人と店子という関係を破れないと雅人は拒もうとしたが、結局里穂の部屋に入り印鑑を探そうとタンスの引き出しを探ると、うっかりパンティが入っているところを見てしまう。経血の付いた下着を見て改めて里穂が女だと意識し始めたものの、やはり友人の妻なのだと理性で抑え込もうとする。

数日後雅人が役所に提出する書類を忘れていたことに気付き、車検に愛車を出していて電車では間に合いそうにもなく、居合わせた文香からバイクに乗せてあげると甘える羽目になる。ずぶ濡れになりながら何とか時間に間に合い、その後で彼女の自宅に招かれ濡れた身体をシャワーで流すと、雅人がヨガの心得があると知ってかネコのポーズで腰を牽引して欲しいと誘われる。バイクに乗っていた時から欲情を覚えていただけに、雅人は彼女の意図するところを見抜き、執拗なまでの口唇奉仕の果てに騎乗位で繋がる。フィニッシュは四つん這いにして中出しするが、ことある毎に雅人のぺニスに「可愛い」と連呼し何か言いたそうに含み笑いを浮かべるのを見て、余計に文香をミステリアスな女だと見てしまう。

翌週里穂とドライブデートに出掛けた雅人は、里穂の希望もあり景勝地に立つ廃灯台の最上階にやって来るが、ここは亡き友人と三人で今後の人生指針の約束を交わした場所である。里穂はその後夫と何度も灯台を訪ねたことがあるらしく、思い出の場所だからこそ再出発のつもりで雅人にエッチな誘いを掛けてくる。ひと気は無いとは言えぺニスを剥き出しにされ口唇奉仕を受けると、雅人も秘所を舐めたいと里穂のパンティを脱がし、更には立ちバックにして交わってしまう。そしてラブホテルの浴室で一緒に汗を流し愛してると告白したものの、どうやら里穂の決意は固いようでこのままの関係でいたいと返され、それでも自らアナルセックスを求めて来る大胆さはある様子。しかし行為を終えた里穂から相手に夫がいたとしても結婚したい?と問われ、さっきの里穂の返答と違うとますます困惑する雅人であった。

それから雅人は自分がヨガ教室に出資すれば当面の危機は免れる、でも一時しのぎにしかならないと分かっているだけに悩みを深めていると、ある日教室で一人でヨガに励む美咲を見付ける。自分もレオタード姿で動画を上げているのに…と不満を言いながらも、里穂から着用を禁じられた格好で練習する美咲はセクシーで、夫と上手くいかず離婚を考えていると告げられる。誘いに気付いた雅人は階上にある自分の部屋に招くと、浴室で口唇奉仕を受け美咲のリクエスト通り精液を飲ませようとするが、口で果てたことの無い雅人はシックスナインに加えて聖水を浴びたいと要求してやっと射精する。寝室に舞台を移し身体を重ね合わせると、やはり美咲は再婚相手に自分を意識しているらしく、お互いに名前を呼び捨てにしながらラブラブエッチを楽しむ。

雅人は里穂や美咲のために出資の意志を固めたが、その話を本人に切り出す前に文香から連絡が入り逢いたいと告げられる。外国の高級セダンで迎えに来たのを見て相変わらず謎の多い女だと感じたものの、里穂がヨガ教室を畳むと聞いたがどう思う?と話を切り出され、雅人は出資して不動産業と両立させると返答する。文香はその返事に納得したようで自ら経営するレストランに招き共に食事を済ませると、階上にある事務所に雅人を連れていく。ひとしきり文香の素性と目的が明かされたところで、躊躇う雅人を文香は部屋のベッドでしましょうと誘うと、ストッキングを破りパンティはハサミで切って着衣のままでしてと交わりを持つ。
行為を終えて間髪入れずに文香は里穂や美咲を部屋に招くが、誰が見ても情交に及んだばかりなのは明白で、呆れた様子の里穂と固い表情の美咲に冷たい視線を浴びることとなる。しかし全てお見通しだと言わんばかりの文香は、これから親睦を深めましょうと二人を誘い、里穂はすぐに応じたものの美咲は今にも帰りそうである。それでも文香と里穂が二人でペニスに奉仕を始めると対抗心に火がついたようで、美咲はこの間もっとお尻を可愛がってあげると言われたからと、アナルセックスをして欲しいと要求する。里穂は経験豊富な文香からその経験は無いのと告げられるが、経験者なだけに優越感のこもった口調で返すと、美咲が性交を済ませた後で今度は私がと雅人に跨がるのであった。


【レビュー】

マドンナメイト文庫より本作でデビューした新人作家…ということだが、「むちむちヨガ教室」という題名から抱くレッスン中の淫らな誘いを期待してみると少々肩透かしに遭うのかもしれず、ヨガ教室を舞台にした未亡人(友人の妻)と新妻の二人のインストラクターと離婚歴のある熟女の生徒との人間模様を描いた官能作品と言える。官能要素としては十分にありマドンナメイト文庫なだけに、黄金聖水を浴びたり後ろでの交わったりするなど倒錯した場面も描かれてはいるものの、人間模様を描いた部分に加点要素が大きいかなというのが個人的な意見である。

資産家の次男でお坊ちゃん気質の29歳の主人公は、大学時代からの友人やその妻【里穂】(29歳)と共同経営者としてヨガ教室を開いているが、友人が亡くなり精彩を欠き経営は思わしくない状況である。里穂に恋心を抱いてはいるが友人の妻という立場や経営者としての複雑な事情から一向に関係の進展を図れずにいたが、常連生徒の【文香】(31歳)から誘われ男女の仲に陥ると、更にはインストラクターの【美咲】(26歳)とも親しい関係になる。その間には里穂との一度きりの性交に及ぶのだが、話が大きく動くのはラスト70ページからである。

一人暮らしで離婚歴がありしかも離れて暮らす息子がいるという文香はミステリアスで、しかもさほど歳の離れていない主人公を「かわいい」とまで言ってのけるくらい包容力の強い女性。新婚生活がままならず主人公と結び付けるために美咲にショック療法をやってのけるのだが、同時に距離が近すぎて主人公とは「友人」という関係から踏み込めずにいた里穂まで巻き込むのである。読み終えてみれば全てが文香の掌の上で転がされていたようにも感じるのだが、ハーレム的な終わり方も悪くはないはずで、このまとめ方が新人さんらしくない巧みさを思わせる。

※レビューの一部はFC2ブログにて、NGワードに引っ掛かるので改変しています。

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tag : 社会人主人公 デビュー作品

鷹澤フブキ「濡れる女官能小説家」

鷹澤フブキ「濡れる女官能小説家」
(竹書房ラブロマン文庫、2018年5月、表紙イラスト:東克美)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

中堅出版社に勤める編集者の悠生はベテラン女流作家の玲に誘われ会社のトイレで情交に至るが、他にも純文学から転向した瑠海やコスプレ好きな友里の面倒を見ることになり、やや手荒なプレイで著作のヒントを与えるカウンセラーのようになっていく。そんななか玲にライバル意識を持つ売れっ子作家の穂乃香からも誘われ…。


【登場人物】

井上悠生(はるき)
29歳で中堅出版社の「文虎社」で主に文芸作品を取り扱う第三編集部で編集に携わっており、玲など複数の官能作家を担当する。2年前に営業部から転属しやりたい仕事に就けて精力的にこなす。独身で付き合っている女性はいない。

緋山玲
40歳。短大を出て執筆歴20年近くになるベテラン女流作家。肩口より長く伸ばした黒髪に、一重まぶたと鼻筋の通ったくっきりとした顔立ちで、Cカップくらいのバランスの良い身体付き。常に若い才能に怯えており、アドバイスと称して後輩作家にケチを付け、潰すことも厭わないようである。生真面目な会社員の夫がいるがセックスレスで、ゴルフのコーチと不倫関係にある。

皆坂瑠海
25歳。大学生の時に文芸誌で新人賞を取ったものの、その後はパッとせずに官能小説に転向しようとしている。肩先で切り揃えた黒髪にくりくりした目と長い睫毛が愛らしく、また小柄なために年若く見える。しかしバストはDカップ程度と身体に比べると豊かに見えるものの男性経験自体は少なく、それが官能小説を描くのに当たりネックとなっていた。

嵯峨野友里
32歳。元劇団員で知り合った役者の卵と結婚しており、メイドカフェでバイトに励む一方で、他社で2冊官能小説を刊行したことがある。今回悠生が担当する男性作家の紹介もあって会うことになるが、身長150cm程度と小柄で茶色く染めた髪に童顔なために若く見えてしまう。研究熱心でアダルトグッズやコスプレ的な衣装を集めている。

土岐穂乃香
38歳。元ホステスの経歴があるデビュー8年目の売れっ子官能作家。ホステス時代はチヤホヤされる女王様タイプだったようだが、男心を巧みに突いて来る気遣いにもソツがない。独身だが愛猫家でもあり、背中まで伸ばしたブラウンの長い髪に目鼻立ちの整った美貌に、自称Gカップという巨乳が自慢のようである。かつて玲のイビりに遭ったことがあり、きっかけがあれば反撃してやろうと企みを抱いている。


【展開】

仕事中の悠生の元に玲がゲラを持って出版社を訪ねて来たので会議室に通すが、一日中エッチなことを考えていて…とムラムラしているようで、ご褒美が欲しいとセックスを求められる。幸い会議室のあるフロアはひと気がないからと悠生は男子トイレの個室へと誘い、もの欲しそうにしている玲を抱き何度も精を抜かれてしまう。
それから一週間が経ち編集長から瑠海を紹介されるが、豊かなバストに魅とれつつもセックスの経験が少ないせいか、書き上げた作品を読んで直しを要求せざるを得ないほどだった。こうして電話やメールでのやり取りだけでは済まずに彼女の住むマンションの近くの居酒屋で話をするが、酔いの勢いもあってか瑠海から抱いて欲しいと求められ、淫核を攻めて快感を与えると正常位で交わるのであった。

玲と関係を持ってからひと月が経ったがどうやら彼女はスランプに陥ったらしく、短編の締め切りに間に合わなそうと連絡が入り、結局玲の自宅を訪ねることとなった。スタミナドリンクを差し出して来た編集長が示唆するように、作家のために編集者が癒すと考えれば夫のいる女を抱くのも気が軽くなり、一度抜いておこうと口内射精させてもらう。玲の書く官能小説に出て来るヒロインの心情こそ彼女の願望なのだと悠生は意地の悪いことを次々に要求し、合体すると今夜は何度でもイカせてやると決意してセックスに励む。

その翌週担当する稼ぎ頭の作家からの紹介もあり悠生は友里に連絡し自宅を訪ねると、創作のヒントになるかもと作家より聞いたメイド衣装が気になると水を向けてみる。着替えて来た友里はやはり元劇団員なだけにメイドさんになりきったのを見て、悠生はいつしか創作の話よりもご主人様となって思うがままにしたいという願望に駆られ、エッチな命令を次々に要求し始める。押し入れにあった手枷を使いプレイを始めると、今度は自分のぺニスを咥えるように命じ、バイブも駆使して淫裂に刺激を与えると四つん這いにさせて貫く。更にアヌスがひくつくのを見てアナルセックスを思い付き中出ししてしまうが、友里に取っては良いきっかけになったようで作品を書いてみると後日連絡が入るのであった。

数日後今度は穂乃香より連絡があり悠生はまたしても女性の自宅を訪ねることになるが、どうやら穂乃香は玲がスランプに陥っていると知り「オバサン」呼ばわりして近況を探りたい様子。それでも原稿を書き上げた解放感からなのかしどけなく誘惑されては拒むことなど出来ず、穂乃香の豊かなバストにぺニスを挟んでもらい、女性上位のシックスナインで悠生は追い込まれる。更には指での前立腺弄りでドライオーガズムを初体験すると、穂乃香が跨がって来てとことん精を絞り取られてしまう。そしてある日玲の呼び出しを受けた悠生はホテルに向かうが、着物で飾った玲に違和感を覚えつつ最上階のバーラウンジに行くと、そこには穂乃香と玲の愛人がおり女同士のいさかいを始めてしまう…。

悠生は玲が穂乃香の仕返しに遭い落ち込んでいると別の作家から聞かされるが、その一件で女同士のことには関わりを持たないと仕事に没頭し、友里の移籍デビュー作品が好調で次回作に取り掛かっていることを聞いて喜ぶ。一方瑠海は淫核絶頂こそ知ったものの雌イキの感覚はまだ知らず、やはり官能は無理だろうか…と相談を受けて居酒屋で会うことになるが、性交を望んでいるのが見て取るように分かるくらいである。そこで玲や友里にしたように少々手荒なプレイの方が良いと判断し、イラマチオ同然に扱ったり指ピストンで敏感なスポットを刺激したりした末に、中出しセックスをしてしまう。それがきっかけで一皮剥けたようで瑠海も悠生が担当することとなり、お祝いにとバーで祝杯をあげると、こうなった責任は取ってくださいね…と告げられこの後に期待するのであった。


【レビュー】

「気鋭の女流作家が虚実おり混ぜて描く誘惑ロマン長編!」とのあらすじにあるように、本作の作者もまた現役の女流作家でご自身のご経験も踏まえてなのか、「これならありえそう」と思わせるようなエピソードが随所に散りばめられている。

主人公は中堅出版社で働く30歳間近の編集者で官能小説を中心に複数の官能作家を担当しているが、ベテラン作家の【緋山玲】(40歳)がスランプに陥り、身体も心も癒してあげたことをきっかけに次々と女流作家たちと関係を持つ流れとなっている。他に登場するのは純文学で現役女子大生作家として注目を浴びたことがあり官能作家への転身を試みる【皆坂瑠海】(25歳)、他社で刊行していたコスプレ人妻作家の【嵯峨野友里】(32歳)、メディアにも頻繁に露出する売れっ子で独身生活を謳歌する【土岐穂乃香】(38歳)の3人。玲は生真面目な会社員の夫がおり、友里は売れない役者の卵のためにメイド喫茶で働く人妻という設定で、瑠海と穂乃香と主人公は独身である。

玲はベテランであるが故に若い才能に怯え後輩にマウンティングを取る一面があり、主人公もその性格を承知しつつもあくまでも編集者として適度な距離感を置くように振る舞うが、マウンティングされた側の穂乃香としてはそれを忘れるはずもない。終盤で二人の鞘当ても描写されてはいるのだが、あくまでも本作の一節に過ぎず基本的には主人公がカウンセラーも兼ねて瑠海や友里の才能を引き出し、デビューさせていく流れが本筋である。初心な瑠海には身体で快楽を教え込み、作品のために研究熱心な友里にはコスプレ経験を糧にして著作に結び付ける流れとなっている。

玲はその情緒不安定なところから主人公に対してSにもなるし、Mとして開発される描写があるが、穂乃香に関しては彼女の負けん気の強さから女王様的なプレイの方が多めである。現実世界では作家と編集者とでこうした関係があるのか、そこまでは無いのではとは思うが、「ありえるのかもしれない」と思わせるようなさじ加減がほどよい読後感を与える官能作品である。

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tag : 社会人主人公 4人以上ヒロイン

鷹羽真「お姉さんはCA [キャビン・アテンダント] 」

鷹羽真「お姉さんはCA[キャビン・アテンダント]」
(フランス書院文庫、2013年4月、表紙イラスト:川島健太郎)

ネタバレ有り。御注意下さい。
2018年5月14日レビュー再編集。

作品紹介(公式ホームページ)

お姉さんはCA
鷹羽 真
フランス書院
2014-08-08




【あらすじ】

高校進学を控えた優人は、機内で優しく奉仕してくれたキャビンアテンダント(以下CAと略)に想いを寄せる。数日後彼女が兄嫁の夏奈と知り驚くが、再会するなりやけに積極的に誘惑する夏奈に翻弄されていくものの、その奔放さがいつか別の男に走らせるのではないかと不安を抱き始める。ならば自分のモノにしてやろうと決意し、夏奈に迫っていくのだが…。


【登場人物】

水元優人
高校進学を控えた少年で、結婚を機に父親と疎遠になり関係回復を狙う兄の豊の思慮により、上京してを兄夫婦の元で暮らす事になる。童貞

水元夏奈
27歳。優人の兄嫁で国内航空線でCAとして搭乗している。お互いに多忙なために敢えて結婚式を挙げないと決めたが、それが義父の不興を買う結果となり未だにギクシャクとしている。3年前に結婚したがここ1年はセックスレスが続いており、義弟の優人の存在を知りショタコン気味に想いを募らせていた。カールの掛かった黒髪をまとめ誰もが振り返るような美貌と、メリハリのついたグラマラスな身体付き。


【展開】

高校受験で上京するために搭乗中の機内で固い表情で最前列の席に座っていた優人は、対面した搭乗席に座っているCAに魅了され、それに気付いた彼女からパンチラを見せ付けられると、緊張を解してあげると告げられ手袋越しに優しく手コキされて射精させられる。

無事志望校に合格した優人は兄から呼び出され実家近くの県庁所在地のホテルのレストランで再会を喜ぶと、自分たちの部屋で一緒に暮らそうと提案されるが、それよりも兄嫁の夏奈が例のCAだと知り彼女も蠱惑的な眼差しを向けていることに戸惑いを隠せない。暫くして兄がトイレで中座した隙を見て、カクテルドレスに身を包んだ夏奈はテーブル下に潜り込み、優人が激しく勃起しているのを喜び、口唇奉仕して精液を嚥下しまう。

酔い潰れた兄を部屋へ運んだ優人は夏奈に誘われ隣の寝室に連れていかれると、手や足を使って続けて精を搾り取られた揚げ句、ペニスを挿入しようとするが上手く行かず、結局夏奈が馬乗りになって童貞を喪失する。夏奈はあくまでも夫への当て付けのつもりで身体を重ねたが、自分が主導するつもりだったのが少年の性欲の強さは想定外で、朝方まで互いの身体を貪り合う。

上京した優人は自分を迎えたその晩ですら今から仕事だと身支度を整えるのを見て、あれだけ淫乱な夏奈が暫くセックスレスだと知り、身を持て余しいつしか他の男に走っていくのではないかと不安を抱き始める。シンクに立つ夏奈を後ろから抱き締めて豊かなバストを揉み始め、突き出されたヒップの合間が十分に濡れていることを知るとペニスを突き立てる。夏奈は優人の振る舞いからそうさせた自分の軽い行動を顧みつつも、優人のためならと決意し敢えて淫乱な女を振る舞うことで、義弟の気持ちを軽くすることが出来ればと受け入れるのであった。そんなある日帰宅した優人を夏奈は裸エプロンに網タイツだけという格好で出迎え、玄関で押し倒され素股同然に犯された後に二度目は中出し性交と若い男の性欲を思う存分に味わうことに。

GWを迎え兄も夏奈も多忙で優人は出掛ける機会もなかったのだが、その埋め合わせとばかりに兄からリゾートホテルのプールのチケットを渡され、夏奈と二人で遊びにいくこととなった。夏奈は極小生地の金色の水着を身に付けて優人を楽しませようとするが、プールには他の男性客もいて却って優人の嫉妬を招くとともに欲情させてしまい、人目に付かない場所へと移動する。トロピカルドリンクを注文し口移しでチェリーを食べさせると、すっかりガチガチになったペニスに手を伸ばすと、他人に見られそうというスリルを味わいながらパイズリで射精に導く。周囲に構わずすっかり発情し切った夏奈としたいと思い、優人は兄嫁を抱え上げると駅弁で奥の茂みまで移動し、岩肌にしがみつく夏奈を側位にして中出ししてしまう。

6月に入り突然兄が三ヵ月ほど九州へ長期出張となり、しかも夏奈も忙しいようで帰宅するのもままならず各地を点々とする生活となり、優人は一週間近くもセックスなしの日々を過ごすことになる。そんなある晩夏奈の連絡で空港近くのホテルに向かうと、部屋に招かれるなり兄嫁の方から求められ、CAの制服姿で手袋を着けた手扱きで射精し美貌に白濁を浴びせてしまう。夏奈のいやらしさはこれまで以上でシックスナインからの変則足踏みや、お掃除フェラの果てのごっくんなど連続射精に導かれると、白濁にまみれたスカーフをマスク代わりにして精液の匂いに発情し放しの兄嫁を背面座位で貫くのであった。

そして夏休みを迎えたある日、優人は夏奈と沖縄に向かうフライトで機内のトイレにこもり、慌ただしく身体を重ねていく。沖縄に着いたら二人でバカンスを満喫し、その後で兄のいる九州に寄るつもりである。


【レビュー】

前作「最高の個人授業」がヒロイン3人で、各々の話は特に繋がりがある訳でもなく、さながらオムニバス形式のような作りであった。本作は作者が得意とする単独ヒロイン作品で、初めてのフライトで緊張していた主人公が搭乗するキャビンアテンダントに優しくしてもらうが、実は兄嫁だったと知りその淫らさに翻弄されていく流れである。その淫らさが兄嫁が構ってくれない兄を捨てていくのではないかという疑念を招き、兄嫁もちょっとした悪戯心から義弟の獣欲を招いたのだから淫らでいようという納得できる理由付けがなされている。

キャビンアテンダントとしてのコスプレは序盤と終盤だけであり、後は宿泊先や自宅でのイチャイチャぶりを発揮する二人だが、二回目にして早くも性交に至ったこともありやや単調さが否めない面もある。得意とするオノマトペ多用の淫語が飛び交うのも使いようによっては軽くなりすぎるし、なかなか難しいのかなと思う次第だが、せっかく兄もいるのだから泥酔して寝込んでいる部屋の隣ではないシチュエーションがあっても良かったと思う。


DSKさんのブログにて本作を紹介されています。

2013/4/25 発売お姉さんはCA著:鷹羽真、フランス書院文庫→ Amazonはコチラから。→ Kindle版はコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。深紅のスカーフ、悩ましい美脚、制服越しのむっちり美尻。機内で優人の目を釘付けにしたあの美しいCA。まさか僕の「お義姉さん」として再会するなんて!誰もがうらやむ高嶺の花と、初キス、初フェラ、初体験!憧れの制服恥戯だけじゃなく、魅惑の特別サービスまで!?CAと僕、二人...
お姉さんはCA(著:鷹羽真、フランス書院文庫)



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tag : 高校生主人公 童貞 近親相姦(義) 単独ヒロイン

梶怜紀「ふしだら嫁一族」

梶怜紀「ふしだら嫁一族」
(竹書房ラブロマン文庫、2018年5月、表紙イラスト:妃耶八)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

男やもめの寛之は息子の嫁の美咲から「お義父様」と慕われ、嫁の妹のはづきには「おじさま」と甘えられる実直な男。だが彼女たちの母親の冴子から誘惑されたのをキッカケに、嫁の一族は淫らな素顔をあらわし…。

※公式あらすじより一部抜粋


【登場人物】

山本寛之
52歳。税理士でマンションの二部屋を購入し、一部屋を事務所として使っており、長男の亮一(28歳)と嫁の美咲を最上階の部屋に住まわせている。妻は既に亡くなり男やもめの状況だが、多少の女遊びの経験はあるものの、再婚するつもりはない。

山本美咲
20歳後半?大学のサークルの先輩だった亮一と結婚したが、子どもはいない。亮一は海外出張で不在。冴子の長女で母親譲りの巨乳でFカップはありそうだが、母や妹とは違いやや豊満な身体付き。現在は寛之の事務所の手伝いをしているが、早くに父親と離れたために重度のファザコンで、亮一というよりも寛之を恋愛対象として見ている節が窺える。

冴子
45歳。美咲とはづきの母親で市内の一軒家ではづきと暮らしている。夫と別れてからは恋人がいた時期もあったようだが、再婚には踏み切れずにいた様子。交通の便のよい場所にあるビルにダンススタジオを構えているが、景気は思わしくないようで借金を重ねている。Gカップのグラマラスボディで30代に見えるほど若々しい。

はづき
21歳の女子大生で現在就職活動中だが、思うように上手くいっていない。冴子の次女で美咲の妹らしく、バスト86cmのE~Fカップと抜群のスタイルで正統派の美女。美咲と同じく父親への愛情に飢えており、一目惚れ同然に寛之を好きになってしまう。母の苦境を見て生活費のためにキャバクラで働いている。


【展開】

息子夫妻の部屋で花火大会を見て楽しんだ寛之は、同席した冴子からダイエットしたいのならダンスでもと誘われ、その数日後に彼女が経営するスタジオを訪ねる。流石に知識があるだけに汗だくになりつつも適度な疲れを感じる程度のレッスンを受けると、冴子の勧めるままシャワーを浴びるのだが、何と冴子まで一緒に入って来て恥じらいを隠せない。Gカップのグラマラスボディに触発され寛之が勃起したのを見て冴子はペニスに触れ、続きはスタジオでと誘いソファーベッドに横たわり、愛撫を受けエクスタシーを感じてしまう。そして正常位で受け入れると中出ししてとせがみ、久し振りの情交に溺れてしまう。

翌月亮一がインドへ向かい美咲と二人きりになることが増えたが、そんなある日勤務時間が過ぎても美咲は自室に帰る素振りも見せず、料理を作ってくれた上に晩酌にまで付き合ってくれることになる。亡くなった妻の話をする内につい涙を流した寛之を見て、美咲は実は亮一よりも寛之のことが好きだったとカミングアウトし、自らキスを迫ってしまう。寛之は息子の嫁だと諭し理性で抑えようとするが、背中を流すと一緒に入浴されては我慢の限界で、秘所の洗いっこから口唇奉仕に至り精液の嚥下までしてくれる。

ひとまずその日はフェラチオまでだったものの、美咲はまるで押し掛け女房よろしく甘えてきた上に、亮一が堅物なのは寛之の育て方に責任があると言わんがばかりにセックスを求めてくる。冴子と同じように乳房や秘所への愛撫だけでイキやすい体質らしく、寛之はそのイキ姿を見届けるとお姫様抱っこしてリビングから寝室へ移動し、シックスナインから正常位で交わり中出ししてしまう。しかし美咲からネットリとした口唇奉仕を施されるとペニスは復活し、騎乗位で跨がらせての二度目へ発展し果てるのであった。

美咲からの誘いはこれだけで寛之は安堵し、冴子とも距離を置いていたものの、ある日冴子からはづきが就職活動で苦戦しているようで相談に乗って欲しいと連絡を受ける。ちょうどその時にはづきからメールを受け取っていただけに、寛之は隣町のホテルのレストランで会う約束をし、東京出張の前に向かうこととした。はづきから愛人にして欲しいと単刀直入に切り出され、寛之は今流行りの「パパ活」かと醒めた気持ちになり、今からバイトがあるはづきに東京で落ち合おうと難題を突き付ける。自分が好きだなんてとあり得ないと期待もしていなかったが、はづきは約束した通り予約したホテルにやって来ていた。部屋に入るなり抱いて欲しいとせがむはづきに、寛之は愛人になるのならとストリップをさせたり、恥ずかしい言葉を言わせたりと羞恥を与えた後に正常位で交わる。流石に若者のようにはいかないが寛之はピストンを繰り出すと立ちバックに変えて中出しし、はづきのお掃除フェラで復活すると騎乗位で交わる。

はづきから冴子の借金の話を聞いて寛之は債務整理の目処を付け、彼女はスポーツクラブのインストラクターとして再出発することになり、その話をしようと彼女の家を訪ねると何とノーブラノーパンで着衣だけという格好である。話を聞けば美咲やはづきも裸族で家では下着を着けないらしく、そんな冴子から身体でお返ししたいと誘われ、身体を重ねる内にお互いに好きだという気持ちを確かめ合う。そして膣奥深く発射した時にちょうど帰宅したはづきと鉢合わせになるが、当然のことながらはづきは激昂したあげくに出ていってしまう。取り敢えず帰宅すると待っていた美咲も裸族らしく裸エプロンでいて、有無を言わさずに口唇奉仕で射精させられるが、ママに負けないと聞かされ隠し通せないと諦める。情交を求める美咲に自棄気味にもう一度勃たせられたらと返すが、精のつく夕飯のせいか早くもシンクに立つ美咲にムラムラと来て交わる始末であった。

寛之ははづきと連絡を取り冴子と再婚することを伝えようと自宅を訪ねるが、そこには美咲もいて二人は再婚の条件として時々で良いから気持ち良くさせて欲しいと関係の継続を提示してくる。美咲とはづきの口唇奉仕からオッパイ揉み、開脚して並ぶ二人を指ピストンで潮を吹かせるほどの快感を与えると、まずは美咲と対面座位で交わる。美咲が絶頂すると今度ははづきと正常位で繋がり、大汗をかきながらフィニッシュに向かおうとした瞬間、いないはずの冴子が現れる。娘たちは冴子を別の部屋に監禁し寛之のいやらしさをカメラで撮影して見せていたようだが、冴子も翻意する訳がなく寛之は自分の身体が持つだろうかと心配しつつ、淫らな雰囲気に身を委ねていく…。


【レビュー】

フランス書院文庫にて『飼育中 義母、叔母、そして秘書を…』(2011年)でデビューした作者は甘々凌辱路線で作品を重ねており、縄による緊縛やスパンキングなどの調教色の強い作風であった。今回竹書房ラブロマン文庫に進出するのに当たり純誘惑路線を手掛けているが、ここ1年の同レーベルの志向するところとマッチングさせたものと言えるのかもしれない。

主人公は妻を亡くし息子夫妻が同じマンションの最上階で暮らす50代の実直な男で、嫁の【美咲】(20代後半)とその母の【冴子】(45歳)からの誘惑をきっかけに、美咲や彼女の妹である【はづき】(21歳)から相次いで誘われ、最後には全員一緒という流れである。主人公としては美咲は息子の嫁であり、冴子はその母ではづきは嫁の妹という立場なだけに、常識人として安易に誘いに乗ってはいけないと葛藤を見せてもいる。(でも抱いてしまうのは官能作品なだけにお約束とも言える)

ダンススタジオを経営する冴子(元人妻)との恋愛も匂わせつつ本作のメインは美咲であり、「お義父さま」と呼んで慕うさまはなかなか面白いものがある。はづきは主人公を「おじさま」と呼ぶだけに自ら愛人志望するほどだが、あらすじにあるような小悪魔というよりは、ソフトに恥じらいを与えて教えていくところに妙味があったと思う。一度放出すると二度目は…と躊躇う主人公だが、終盤に向かうに連れて連戦で「搾り取られる」のにはちょっと同情したくもなるが、それだけ魅力的な母娘とも言える。作者の今後の方向性が誘惑路線であるならば、是非期待したいところである。

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麻実克人「兄嫁進呈・義母相続」

麻実克人「兄嫁進呈・義母相続」
(フランス書院文庫、2016年4月、表紙イラスト:丹野忍)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

愛人の子として父の家に引き取られ、素行が悪いと親戚筋に放逐されていた涼司は、義母の由季子の計らいにより5年振りに多賀家へ戻ってくる。ほどなくして父が腹上死すると、粗暴な振る舞いを見せてきた義兄の政弘が妻の綾香とともに戻ってくるという。かつて一度だけ衝動的に由季子を犯した涼司は、父の法要の合間に彼女に甘えながらも性的な関係を迫り始める。そして次の標的は綾香で…。


【登場人物】

多賀涼司
18歳。地元の名主である多賀宗隆が愛人のナースの女性に産ませた子で、6歳の時に母親が亡くなってから多賀家に引き取られたものの、素行の悪い義兄の政弘に苛められたり、彼の悪行の尻拭いをさせられたりしていた。最近まで親戚の家に放り出され厳しく育てられていたようである。大人しく痩身で悪いことを全くしそうにはないが、身内の都合で不良にし立てられている。由季子を犯してからは宗隆の目を盗んでは、不適切な関係を続けていた。

多賀由季子
40歳。多賀家の当主だった宗隆の妻だが、夫が未成年女性との情事の最中に腹上死してしまう。義父母が実の息子である政弘に甘く、涼司に様々な罪を着せてきたことに罪悪感を抱き、性的な関係を拒めずにいた。涼司が13歳の時に一度だけ犯されたことがあったものの、政弘の身代わりとなり実家から放逐されていた涼司を呼び戻したのも由季子である。

多賀綾香
23歳。同い年で多賀家の長男でもある政弘と結婚している。豪放磊落、悪く言えば大雑把だが人を惹き付ける能力に長けていた政弘に惹かれ、当初は彼のついた嘘を信じ込み涼司と距離を置いていたが、夫の素性を知ることになり…。多賀家の近くにあるマンションの一室で暮らしていたが、政弘が社長に就くのをきっかけに邸宅に移ることに。フードコーディネーターの仕事に就いているらしい。


【展開】

宗隆の死因が腹上死ということもあり多賀工業の社長の葬儀にしては質素なものとなったが、専務である叔父の推薦もあって政弘が後を継ぐことになる。多賀家の所有する二束三文同然の土地を涼司が相続し、その土地にショッピングモールを建てる再開発事業を計画しており、政弘が指揮を採り実績を作ることで社内の反対派を抑え込む算段らしいのだが…。政弘と結婚した綾香は義弟の涼司を足蹴にして叱るのを見て諌めるが、とにかく夫は口汚く罵るだけで涼司を庇い謝ることしか出来ない。
そんな政弘夫妻がほどなくして自宅に戻る頃となり、涼司は義兄に自分の部屋だと命じられた物置部屋へ由季子を連れてキスを迫ると、手でぺニスを扱かせ射精するまで奉仕を要求する。政弘が実家に戻るまであと二日と迫ったその晩涼司は由季子の寝室を訪ね、昼間と同じように手扱きを求め精液を嚥下させるが、頑なに性交を拒まれ縄を取り出すと後ろ手に縛ってしまう。バックにして由季子を犯しているとタイミング良く政弘から電話が入るが、スマホのスピーカーから聞こえる声は涼司の悪口ばかりで、特に綾香までも自分を毛嫌いしていると知り憤怒に駆られながら腰を早め中出ししてしまう。

こうして毎晩涼司に犯され後ろの穴も少しずつ解されていく生活も十日が経ち、さすがに荒淫続きで由季子も疲れが溜まり寝過ごして毎朝恒例のごっくんが出来ず、そのお仕置きだと政弘や綾香のいないキッチンでバックにされ犯される。お掃除フェラをさせている間に兄夫妻がリビングにやって来るが、由季子の紅潮した様子に綾香はまさか二人がと疑念を抱き始める。毎夜涼司の部屋の電気が遅くまで点いていたのは…と、綾香は真相を確かめようと部屋の前まで来て襖の隙間から覗くと、ちょうど涼司が由季子を縛り付けて浣腸液を注入するところであった。決して由季子が嫌がっているようにも見えず、綾香はそっと立ち去るが近親相姦には違いないと高ぶってしまい寝室で夫が隣で眠るなか秘所を指で慰める。

その頃涼司は綾香が覗き見しているのは百も承知で立ち去ったのを知ると、由季子をトイレに連れていきイラマチオさせながら洋式便座で排泄するのを見守り、パイズリを強要して美貌に白濁を浴びせる。そして身体を清めると由季子の寝室で後ろの処女を奪いたいと所望するが、由季子としては涼司が綾香に獣欲を向けさせないために望まれる女を精一杯演じるしかなく、正常位でアナルセックスを受け入れる。そして腸内へ四度の放出が終わった後で、涼司が相続した土地の譲渡契約書になかなか署名しないのは政弘の再開発事業を妨害するためだと知り、我が子可愛さにしたことが裏目に出てしまった浅はかさを恥じながら新たな胤液を注がれる。

政弘の西日本出張を迎えた朝由季子の部屋から出て来た涼司を見た綾香は少年が情事を隠そうともせず、早く契約書にサインしろと迫る夫に対しても挑発的な態度に出始めたのを見て底知れぬ恐怖を抱き、出張に同伴したいと求めるも頑なに拒まれてしまう。政弘がいないだけに涼司のわがままぶりは増長する一方で、大雨の降る晩で雷鳴が怖いから由季子に一緒に寝て欲しいと頼み何とか相姦の邪魔をしようとするが、ふと目を覚ますと自らも拘束されている脇で由季子が二穴責めにされているのを目の当たりにする。確かに縄で縛られた由季子は美しい、けれど失神するほど犯されているのだから助けなくてはと決意し、綾香は一度だけの条件で身代わりを受け入れてしまう。

灯りの点いた寝室で涼司の愛撫を受け、夫を遥かに凌駕するほどの巨根に貫かれているうちに、綾香はよく見れば涼司は端正な顔立ちに優しさも垣間見えるとつい政弘と比較し始める。夫が手掛ける再開発事業の土地は涼司が相続しており、その土地を第三者に売ろうとしていると聞き、綾香はすがる思いで中出しを了承してしまう。そして休むことなく涼司は由季子にぺニスを突き立てるが、いつしか由季子が迫ってきてレズキスや乳房への愛撫を仕掛けられながら、実の母だからこそ知る政弘の悪行を次々と聞かされる。涼司が義兄の犠牲になっていただけに留まらず、叔父である専務からのメールで政弘が友人と浮気している写真を見せられ、綾香は土地は好きなようにして下さいと告げ二度目の膣内射精を求めるのであった。





「息子にだけは知られたくないの」
(初出・「友達の美母と高校生 息子にだけは知られたくないの」より改題)

※「【甘い約束】熟女からの招待状」(フランス書院文庫、2006年2月)より

作品紹介(公式ホームページ)




※本作の終盤に改題されたこの短編作品が収録されています。


【あらすじ】

高校2年生の息子を持つ依子は、今日も息子と一緒に帰宅した同級生の昇一を家に迎え入れるが、息子が部屋の片付けをしている間に口唇奉仕を求められる。きっかけは1ヵ月前に引っ越しの手伝いに来た昇一に玩具で慰めていると知られたことで、あの日も予備校から帰って来た息子が部屋にいるのに、前だけでなく後ろも犯されてしまった。そして今日もリビングでテレビを観ている息子の目を盗み、キッチンで立ちバックにされ昇一に犯される…。






【レビュー】

約250ページ強のメインの作品『兄嫁進呈・義母相続』に、終盤の残り2割に当たる部分では過去の短編作品を再録しパッケージ化したというのが本作品の概要である。順序は逆になるが短編作品は2006年という時代だけに、昇一が使っているのが「カメラ付き携帯」というのは時代を感じさせる。

本編に当たる『兄嫁進呈・義母相続』の方は、麻実作品の主人公らしくあまり幸せとは言えない環境で、どれだけ素行が悪くてもやはり腹を痛めた我が子(政弘)の方が可愛いという由季子の本音が垣間見えてくる。中途半端に愛人の子である涼司へも優しくしていただけに、却って償いを求められる皮肉な結果となっているように思える。中盤からは涼司のされるがままとは言え、それでも綾香だけは巻き込むまいと抵抗こそすれど、終盤では一緒に受け入れてあげてという流れではある。

綾香の方は夫から涼司に付いてあれこれ吹聴され警戒するものの、縛られた脇で由季子が犯されているのを見るうちに自分も発情してしまい、あっという間に陥落していくまでの心境はまあまあ良かったように思う。やはりなかなか思うように筆が進まなかったのか、終盤のまとめ方はやや駆け足気味でもあり、麻実作品として見ればもう少し掘り下げた描写が欲しかったとは感じる。Amazonでのレビューだと本作の構成に不満だとして全体的な評価は低く、個人的にはメイン部分に関しての評価ならば星4つ。いかにも取って着けた感のする構成に関しては確かに賛同はするが、それでも星1つに下げるほどではない。ただそのレビューに少なからず賛同する数があるということから、もう少し時間を掛けた完成品に至るまで待っても良かったのかもしれない。

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tag : 高校生主人公 凌辱作品 母子相姦 近親相姦(義) 熟女(40代)

弓月誠「僕の新婚生活【妻の母、妻の姉と】」

弓月誠「僕の新婚生活【妻の母、妻の姉と】」
(フランス書院文庫、2018年4月、表紙イラスト:松原健治)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

旧華族という南川家の次女・由起乃と結婚した祐一だが、旧家に伝わる「しきたり」により暫く南川家で同居する上に、義母に当たる華子と性的な関係を結び続けなくてはならなくなった。当初は子孫繁栄を目的とした儀式のつもりで他意は無かったはずの華子だが、祐一が巨根で連続射精を厭わないほどの絶倫と知って、儀式と偽って独り占めしたいほどの誘惑に駆られていくが…。


【登場人物】

菅野祐一
22歳。妻の由起乃と清い交際の末に結婚したが、旧華族という南川家の「しきたり」に倣い、義母である華子の手解きを受けることになる。人並み外れた巨根と連続射精が出来るタフさはあるが、感じやすく堪え性が無いのが弱点らしい。

南川華子
40代らしいが年齢は定かでない。旧華族の南川家のひとり娘で婿を取ったが、残念ながら男児は産まれぬまま夫は亡くなっており、以降再婚はせずに男性経験のないままでいる。亡き夫が白人系の血を引いているせいか、娘二人が巨乳なのに反し自らは控えめなところがコンプレックスのようである。

南川美佐江
28歳。華子の長女で由起乃の姉。一度結婚はしているが性格の不一致もあって出戻りしている。性的なことに免疫がないらしく前の夫とも関係を結ばぬままだったので、現在も処女である。由起乃と同じく100cmに迫るほどの巨乳だが、美佐江の方が若干大きいらしい。

菅野由起乃
24歳。華子の次女で美佐江の妹。やはり性的なことにはあまり詳しくないようで、しかも「しきたり」を守ったせいか夫の祐一とも婚前交渉をしたことが無い。とは言え姉に比べると性に興味はあるようで、華子に教えられてあっという間にテクニックを上達させていく。


【展開】

結婚式を終えて南川家で暫く同居生活を送ることになった祐一は、既に妻から「しきたり」の話こそ聞いていたが、華子だけではなく美佐江まで同席しての手解きとなると緊張は隠せない。勃起を晒すと美佐江がもう堪忍と立ち去ってしまうが手解きは続けられ、華子の唾まで使っての手扱きに再三焦らされた末に激しく射精し、まだまだとばかりに数分も置かずに連続絶頂させられる。それを見ていた由起乃も自分もしたいと告げやはり手扱き責めで飛沫を顔面に浴びるが、流石に初交合の儀式だけは立ち去らざるを得ず、華子は娘に謝罪しながらも本音は自分もしたくてしょうがないのである。表面的には儀式のつもりで騎乗位でぺニスを受け入れると、その逞しさに女として芽吹き始め、フィニッシュは正常位に変えさせて中出しを許してしまう。

華子との初夜から10日あまりが経ち、毎日のようにしきたりの儀式用の寝室で祐一は華子と交わっていたが、初めの二回は早すぎるけどそれからの上達ぶりを認められて由紀乃を呼ぶことに。華子は由起乃の手扱きや口唇奉仕を見て儀式を口実に若い二人をお預け状態にしたことを悔いるが、その一方で夫婦で子づくりとなれば自らはお役御免となると不安を抱き、一緒に寝室に招いていた美佐江に側へ来るよう呼び付ける。またも妻とのセックスをお預けされたものの、美佐江も女にするということ自体に祐一が反対する訳もなく、彼女の巨乳に挟まれて盛大に射精する。そして母娘を交えて巴の字になり相互愛撫に浸ると、祐一は女性たちの求めに応じて手でぺニスを扱き顔面に精を浴びせてしまう。

しかし華子としてはしきたりに拘って二人の娘を女にさせない訳にもいかず、まだ由起乃や美佐江も性交の時の母親の女の顔を見ては祐一から引き離す訳にもいかないと悩み始める。解決案が浮かばぬまま迎えた儀式の最終夜、特大のベッドが新調されて始めに華子が手で出させると、次は娘二人が交替してのシックスナインで果ててしまいそうになる。由起乃とようやくセックス出来た祐一は持続力が付いたせいで正常位だけではイケずに、バックにして腰を突き上げて中出しする。気絶した由起乃が休んでいる間に美佐江の処女も奪うが、由起乃が目覚めて女体にちょっかいを出し始めて締まりがきつくなり射精してしまう。それを見守っていた華子がひとり遊びを始めたのを見るや娘たちは祐一に抱いてあげてと求め、激しく絡み合う二人を見ながら興奮し、フィニッシュは母も加わり激しい顔射を受ける。

本来のしきたりの儀式はここで終わるはずだが、朝の寝室から夕方の外出先でも周囲の目も憚らずに奉仕する由起乃のテクニックは上達しつつある。一方美佐江も祐一をフィットネスに誘い華子も同伴し、相変わらずしきたりと称していやらしいことを続けている。最早由起乃だけの旦那様では無くなった筈なのに、しきたりに縛られて誰もが本音を言えぬまま淫らな日々は過ぎていく。そんなある日華子に大部屋へ呼び出され、全員が祐一の妻になることを提案されるが、勿論祐一が反対する理由など全く無い。

こうして始まった新生活とは言え二週間の禁欲を過ぎたある晩、祐一の元へウェディングドレスさながらに着飾った三人の嫁が現れるが、今までと違うのはご主人様として命令して下さいと求められたことである。ぎこちないながらも三人に命令し口唇奉仕で呆気なく果てた祐一は、華子から子づくりを求められ更には後ろの処女ももらって欲しいと迫られ、いつかは由起乃や美佐江の初めてももらうつもりで連続射精する。未だに果てぬ祐一の性欲に、南川家の乱れた夜は終わることを知らず繰り返し交わるのであった。


【レビュー】

弓月誠作品も31作品目となるが、実は既婚者主人公を登場させるのは初めてである。と言っても妻の【由起乃】(24歳)も22歳の主人公もセックス未経験者で、しかも妻の姉【美佐江】(28歳)も結婚歴はあるものの強い羞恥の前に夫婦の営みすらしていないので、指南役として姉妹の母親である【華子】(40代だが年齢不詳)が登場する。フランス書院文庫では地域の「しきたり」として初夜を迎えた婿の機能を確かめるべく妻の母が混浴するという誘惑作品があったが、こちらは由緒ある旧家の「しきたり」として義母が婿との性生活を送らねばならないという超設定である。

とは言え没落しつつある家だけに「しきたり」に拘りを持つのは華子自身の性欲を満たすためという側面が強く、生娘の娘たちを前に婿の機能をチェックするという展開が前半の大きな流れである。弓月誠作品と言えば皆が巨乳ヒロインで乳戯を交えた描写がふんだんに用いられるのだが、この華子はそこまでの巨乳ではなく、手や口やアソコまでも駆使して徹底的に主人公の精を搾り取っていく。彼女の期待した以上に立派でタフネスというのは弓月作品お馴染みの設定だが、映像作品の『10回射精しても…』というシリーズさながらに、早射ちで連続射精出来る主人公もかなりの超設定である。しかも主人公も華子も見届ける娘二人も淫語を遠慮なく発するので、読み手としては序盤からのフルスロットルぶりに付いていくのがやっとである。

何度も母と主人公が盛りまくっているのを見させられていた娘二人も次第に性戯に参加し、初めてを捧げることが出来るのは中盤に入ってからである。本妻であるはずの由起乃とその姉の美佐江もほぼ同じくらい主人公に愛され、姉妹揃っての巨乳なだけに乳間性交を交えて何度も白濁を盛大に浴びる訳だが、物語としては初めから無きに等しくどこを取っても主人公の早射ちばかりが目につく。そんな状況だけに「しきたり」など形だけに過ぎなくなり、華子の提案で全員妻として愛してもらうのが終盤である。勿論これはハーレムと言って良く、これまで弓月作品が堅持していた「最後は一人だけ」路線からの転換と言えるだろう。

…とここまで述べてきたが、作者の試行錯誤の上に続いてきたこのポルノに偏ったコメディ路線も、そろそろ一考の余地があるのかもしれない。仮に次の作品でヒロインを二人に減らそうと四人に増やそうと、同じことの繰り返しでは「エロ満載でもここまで来るとエロくない」からである。例えるならば糖分の高い究極のイチゴを探して来て砂糖をまぶし練乳に浸しても、これ以上甘く感じさせることは出来ないのと似ているのかもしれない。味わう側としては塩気のあるものを間に挟むか、糖分の引き算をしてもらえないと麻痺した感覚では甘さの違いは感じられないからである。






デビューから14年目で31作品目となりましたが、ここ最近の著作からある程度弓月誠作品の方向性は分かってはいるつもりだったけれども、本作は予想を遥かに越えたレベルで読了するまでに時間が掛かりました。300ページちょっとの分量のうち、情交にまつわる描写は大体8割超であり、しかも淫語がバンバン並ぶだけに正直読み終わってからの疲労を感じました。…刺激(=エロさ)もあるレベルを超えてしまうと刺激と感じなくなるようで、中盤で主人公の妻の由起乃が姉の美佐江とともに破瓜を迎えた辺りで、まだ先があるのと一旦中断してしまったくらいです。

これだけのキャリアをお持ちですと、例えば童貞少年に義母と担任教師と叔母といった具合で守りに入る方もいらっしゃるとは思いますが、弓月氏の更にエロ濃度を上げて来ようとする姿勢には評価が必要だと思います。しきたりを口実に娘の婿の一物を欲しがる華子や、処女な割に淫語炸裂な姉妹もともに面白いキャラクター性です。しかし管理人としては今までですらエロいのに、更に濃度を高くされてももう追い付けないように感じました。足し算ばかりでなく、行間から後は読者に考えを委ねさせるような引き算も欲しいなというところです。

一度はAmazonレビューで星2つで出しましたが、何をもって2つなのかを決められずにいて、考えても分からないのならばと取り下げることとしました。フランス書院文庫は純文学でも恋愛小説でもない、ポルノなんだという主張を以前公式サイトで拝見したように思います。それならば本作はポルノという方向性としては正しいのかもしれません。「…なんかよく分からないけど、エロかった」と評価するならば2つは不適切なんだと思います。歳のせいにはしたくないのですが、もし20代、30代の読者さんならばどういった感想を持たれるのでしょうか?ちょっと気になるところです。

tag : 社会人主人公 童貞 熟女(40代) 処女 母娘丼

鏡龍樹「本当は淫らな兄嫁 未亡人兄嫁、女教師兄嫁、年下の兄嫁」

鏡龍樹「本当は淫らな兄嫁 未亡人兄嫁、女教師兄嫁、年下の兄嫁」
(フランス書院文庫、2018年4月、表紙イラスト:新井田孝)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

二浪中の隆也は受験勉強に専念するため、長男夫妻のいる東京の自宅に同居していたが、そんな折に長男がテロに巻き込まれて亡くなる。兄嫁の美希の悲しみを気遣い次男夫妻の自宅に移ったが、次男の嫁であるさやかは隆也が美希に恋していると即座に見抜き、意味深げに微笑み手解きまでしてくれる。そして三男の嫁の結衣も…。


【登場人物】

篠田隆也
20歳で現在二浪中。北関東に拠点をおく中堅商社の「篠田商事」の社長の四男だが唯一愛人との子であり、母を亡くしてからは篠田家に引き取られている。父や義母、美希などに大事に可愛がられたのもあり立場は悪くないが、三人の兄たちより勉強の出来が悪いのを引け目に感じており、現在は上京してさやか夫妻の部屋に下宿中。女性経験は無いが、20cmの巨根。

篠田美希
38歳。12年前に篠田家の長男・敦也と結婚し、東京支社の支社長と財務担当として夫婦で任されている。ところが海外出張中にテロに巻き込まれて急逝し、義父の勧めで一旦本家に戻ることになる。夫が亡くなるまでは隆也を預かっていたが、突然さやかの家に移っていったことで自分の気持ちに気付く。隆也のことを義弟というよりも、実の子どものように可愛がっていた。

篠田さやか
27歳。8歳年上の篠田家の次男・慎也と結婚したが、家業には興味がなく現在も高校教師を務めている。切れ長の目にエキセントリックな顔立ちと、モデルのように均整の取れたクールビューティーで、隆也からすれば面倒見のよい兄共々畏怖の対象となっている。いち早く隆也の気持ちを知り手解きをしてあげるが…。

篠田結衣
19歳の短大生。元々は篠田家と取引のある町工場のひとり娘で、メイドとしてアルバイトをしていたところ、三男の智也にプロポーズされ結婚したばかり。まだ熟し切れていない幼い身体付き。メイド時代より境遇の似た隆也に共感し、友達同然に仲が良い。夫婦の営みは智也が淡白で結衣も未通であり、実家への援助を示唆されてのものだったためにしっくりとはいっていない。


【展開】

隆也は長男夫妻との同居生活で美希への想いを募らせていたが、そんな折に兄が欧州でテロの被害に遭って亡くなったとの報を受ける。美希は一旦篠田家の実家に呼び戻され、隆也は彼女にどう接して良いか分からず次男夫妻の自宅に移るが、入浴していて美希にぺニスを扱いてもらうことを妄想しながら射精してしまう。その晩は自室でさやかに勉強を教えてもらうことになっていたが、湯上がりの兄嫁は昨夜の夫婦の営みに聞き耳を立てていたのと問い、そんな変態くんにはお仕置きだと言わんばかりにオナニーを見せなさいと強要される。恥辱を感じながらも甘美な思いもしていた隆也は、さやかの秘所をクンニした後で中出し性交の許可を受け童貞を卒業する。

一方実家にいた美希は隆也が何の相談もなくいなくなったことにショックを受けており、結衣から様子を見て来ましょうかと提案を受けて望みを託すことに。しかし結衣が次男夫妻の自宅を訪ねるとさやかの反応や隆也の部屋に漂う淫靡な匂いに気付き、隆也から自信たっぷりにめぐみと寝たと告げられると、おおよそ正常とは言えない関係に言葉も出ない。しかも結衣姉さんは子どもだからとセックスの悦びも知らないだろうと言われ、実はまだ未体験の結衣は全てを隆也に委ねるつもりで身体を許し、口唇奉仕や相互愛撫の仕方を教え込まれると正常位で合体する。破瓜の痛みはそこそこにピストンされて結衣も感じ出すが、流石に中出しだけは駄目と懇願し下腹部に熱い飛沫を浴びてしまう。

夫が亡くなって1ヵ月が経ち東京に戻ってきた美希は、支社長になった次男をサポートする業務に忙殺され酒量が増えたと実感していたが、その日帰宅すると隆也が帰宅しておりいきなり好きだと唇を奪われる。私は長男の嫁…という抵抗感もあるが実の子のように可愛がっていた隆也だけに、もう離れないと言われれば身体を許すのも自然のことで、進んで口唇奉仕を施すとクンニを受け入れ正常位で交わってしまう。休むことなく二度目の性交はバックにされ、巨根に突き上げられてアクメに達するのであった。

受験まであとひと月となったある日隆也はさやかの提案で美希や結衣を連れて二泊三日の温泉旅行に出掛けるが、美希とは一度きりでさやかや結衣とも全く逢っていなかっただけに、今夜は何とか美希を抱けないものかと思案する。宿に着いて兄嫁たちが露天風呂に向かうが、ほどなくしてさやかが戻って来て家族風呂に空きがあるからと誘われ、ゲーム感覚で楽しむさやかには敵わないと思いながらバックにして中出ししてしまう。
その晩遅く再び寝室の暗がりでさやかに誘われた隆也だったが、ほどなくして結衣も目覚めたようで美希にバレないようにエッチを始めようとするも、美希もやはり寝付けていなかったようで気付けば兄嫁三人を並べてすることに。さやかに仕組まれたようだが隆也は決して悪い気はせず、美希、さやか、結衣の順に挿入し結衣の中で果ててしまう。

温泉旅行をきっかけに美希の家には何かと理由を付けてはさやかと結衣も出入りするようになり、その甲斐もあって隆也は有名大学に合格したのだが、長兄の一周忌を迎えた晩に開かれた宴席でさやかに手を引かれ控え室に向かう。和装の美希とワンピース姿のさやかに結衣と三人揃って喪服姿という状況で、密着された隆也は亡くなった兄や宴席にいる二人の兄へ申し訳ないと思いつつも、淫らな兄嫁たちに圧倒され倒錯した状況に高ぶりを覚えながら交わりを繰り返すのであった。


【レビュー】

「三人の兄嫁(姉)」の鏡龍樹作品はこれまでにも何冊か刊行されており、本作ではテロに遭い夫を失ったばかりの長男の嫁【美希】(38歳)に想いを寄せる20歳の二浪中の青年が主人公で、官能小説ではお馴染みの四男ポジションらしく愛人との子である。これが凌辱作品だと三人の兄(と父)を喪って当主となった主人公が「しきたり」と称してやりたい放題となるのだが、本作はオーソドックスな誘惑作品であり、女性経験がないだけに手解きを務め話の主導権を握るヒロインが登場する。

情交場面での主役は次男の嫁【さやか】(27歳)でいち早く主人公の美希に対する恋心を見抜き、女王様然とした接し方で童貞を奪ってしまう。とはいっても従前の鏡作品ほど倒錯性の強いヒロインでもなく、主人公に性交を体験させることで他の二人の兄嫁に自ら動いてモノにするように指南する役割である。三男の嫁【結衣】(19歳)は立場上は義姉なれど主人公からすれば年下で、かつてはメイドとして働いていたこともあり、その関係性が良いバランスを保つことで意外な秘密を持つ結衣に対し、情交の素晴らしさを教え込む展開となっている。

そして夫を亡くし悲しみに暮れる美希はその年齢差もあり主人公を義弟というよりは実の息子同然と見ており、二人の兄嫁との経験を生かし背徳性も込めた情交描写となっている。こうして美希と相思相愛となったもののさやかと結衣が離れていくわけではなく、受験勉強の慰安旅行と称して旅館の露天風呂や部屋での全員での交わりをきっかけに、亡き長男の一周忌では宴席の隣の控え室でも絡み合う始末である。特に初めはウブだった結衣が開花し、淫らになっていくところが個人的にはお気に入りである。主人公を三人で可愛がったり、逆に貫かれて喘いだりとヒロインたちの品のあるいやらしさを描くところはやはりベテランの手腕によるところが大きいと言えるであろう。

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音梨はるか「全員“彼女”【クラスメイトの母娘と義母】」

音梨はるか「全員“彼女”【クラスメイトの母娘と義母】」
(フランス書院文庫、2018年4月、表紙イラスト:川島健太郎)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

クラスメイトの沙耶の自転車が壊れているのを助けた修也は部屋に招かれると、朝起きる前に見た淫夢に現れた女性が彼女の母親の円香と瓜二つであるのを知って驚く。更に娘のためにと手解きまでしてくれたのだが、彼女は同級生の母親めぐみまで巻き込み淫らな関係を繰り広げていく。


【登場人物】

修也
高校3年生。幼いときに産みの母親が亡くなり、公務員の父親と二人で暮らしている優しい性格の少年。クラスメイトの沙耶のことが前から好きだったが、帰り道で彼女と一緒になり部屋を訪ねた日に母親の円香と親しい関係に陥ってしまい…。

稲垣円香
42歳。沙耶の母親で夫と別れ娘と二人で安いアパートで暮らしていて、決して生活環境は豊かとは言えず、昼間のパートに夜は友人のスナックでのホステスと掛け持ちをしている。修也が沙耶を好きなのを見抜きつつも欲情を覚え、更に同い年の娘がいて店の常連でもあるめぐみを修也に紹介し、性的な関係に引きずり込むのだが…。

浜崎めぐみ
42歳。大学教授の夫とは再婚だが独占欲が強いようで、秘毛をパイパンにすることを強要させるなど、夫婦仲はそれほど良いとは言えない。また義理の娘である佐保里とも折り合いが悪いようで、それでも夫の収入でリッチな生活ができるからとかりそめの生活を送っている。後に離婚を決意し修也の父と再婚の意思を固めるが、その理由は…。

稲垣沙耶
修也のクラスメイトで学校一とも称される高校3年生の美少女。母娘二人の生活で家賃の安いアパートに引っ越して来たばかり。あけすけな言動の多い円香とは何だかんだ言いながらも仲は良く、自分のために忙しく働いているのを申し訳なく感じてはいる。修也のことが好きで抱かれても良いとは思っているが、両親のSMチックなセックスを見て以来性行為には恐れを抱いたまま。処女。

浜崎佐保里
修也や沙耶と同じクラスの高校3年生で、クラス委員を務めていて普段は生真面目でぶ厚いメガネを掛けた読書好きな目立たない少女。しかし家庭では父と再婚しためぐみに馴染めずに、夜毎金髪のウィッグに派手なメイクをして男遊びに励んでいるようだが、学校では常に優秀な成績を収めているので誰もその二面性には気付いていない。


【展開】

三学期が終わり下校する際に沙耶が乗っていた自転車が壊れたらしく、修也は家まで送っていくとアパートの前にやって来たが、お茶でもと誘われ彼女の部屋に入る。すると出迎えてくれた沙耶の母親の顔を見たなり、今朝見た淫夢に出て来た女性と瓜二つで、会ったことも無いのにと驚きを禁じ得ない。円香と名乗るその女性は沙耶にビールを勧めるほど仲が良いようで、酔って沙耶が寝てしまうと修也に迫り自分の顔を見て驚いた理由をしつこく尋ねてくる。そして奥の寝室に誘うといずれ娘の処女を奪うのだからと告げ、修也の勃起を晒すと口唇奉仕し、口に溜まった精液を見せ付けてから嚥下してしまう。

円香は娘の恋人の童貞を奪うことに若干の心の痛みを覚えたものの、沙耶にも自分と同じ淫らな血が流れていると言い聞かせ、次の日の午後に修也を部屋に呼ぶと乳房や秘所を露わにして女体レッスンを始めてしまう。秘所へのクンニが思った以上に上手いのをみて天性の才能だと感心し正常位でぺニスを受け入れると、早射ちを避けられたようで久し振りの性交に溺れてアクメを迎える。

春休みを終えて進級した修也は久し振りに会った沙耶の反応が素っ気ないことにがっかりしつつも、体育の授業を終えて机の中に「稲垣」と記された手紙を受け取り放課後の教室で待っていると、何と円香が女性を連れて現れる。見知らぬ女性が佐保里の母親のめぐみと知るが、円香がセックスの話を悪びれることなく話し始め嫌な予感を覚える。やはりめぐみも性に飢えているらしく、しかも義娘の佐保里と上手くいっていないと聞かされ、初めは渋々だった修也も立ちバックでの疑似母子プレイに溺れていく。数日後書店での買い物を終え修也は近道しようと夜の繁華街を歩いていて金髪の女性と衝突するが、実は佐保里で口止めと引き換えにラブホテルでセックスしてしまう。

目眩く体験を重ねても沙耶への想いが募るばかりで、修也は熟女二人に誘われ浜崎家へ向かうと、浴室でヌルヌルになりながら乳首と後ろの穴を弄られ射精してのぼせてしまう。そして寝室のベッドで小休止を取り体力を回復させると、円香が用意したアダルトグッズを使い未体験のめぐみにピンクローターで喘がせ、その隙にと円香に跨がられて二度目の射精を迎える。なおも熟女たちの淫欲は尽きないようでめぐみがアナル用のローションに興味を持ったのを見て、円香は修也に後ろでの性交もしたいでしょ?と唆す。アナルをローションでほぐし初めはコンドームを着けて交わったものの、修也も乗ってきたようで生での肛交に切り替えて中出しするが、二人はまだもの足りずぐったりする修也をよそに双頭バイブで交わってしまう。

そんな饗宴からひと月が過ぎたある日、修也は父親から突然再婚する予定だと聞かされ、しかも相手が浜崎との離婚を決めためぐみだと知って驚きを隠せない。実直な父親ではなく明らかに自分との性交が目的だと修也はおののくが、父親が用があって外出し二人きりになると、自室が見たいとめぐみに言われ部屋に入るなり大胆にも今日はどっちでしたい?と誘われる。めぐみの本性を知っただけに修也も拒むことは出来ず彼女をバックにして押し倒し、卑猥な言葉を次々と吐き出しながら彼女の反応を楽しみ中出しする。

めぐみの大胆さに感心しながらも円香はなかなか修也と逢うことが出来ず、夜の仕事を終えると沙耶が眠れずに横になっているのにも気付かずにオナニーを始める。数日後やっと修也と二人きりで逢える日を設定するとラブホテルへ連れていき、コートを脱ぎ捨てると娘のセーラー服を着た姿を披露する。めぐみに対抗するには沙耶をダシに使うしかないと考えたらしく、案の定修也は目を輝かせながら沙耶の体臭の染み付いた夏服姿のめぐみを抱き、馬乗りパイズリや凌辱さながらに荒々しく犯すなど都合四発も放ってしまう。

そして修也との逢瀬を何度か交わしたある日やっと少年から沙耶を抱きたいとの言葉を引き出すと、円香は自分との関係を継続させると約束させた上で再び自宅に修也を招くことにする。飲み過ぎた振りをして沙耶を挑発するような言動を繰り返した末に、円香は酒を買いにいくと告げ二人きりの状況を作ったものの、部屋に戻ると沙耶が痛がったようで失敗に終わったと知る。手の掛かる娘だとなじりつつも萎えた修也のぺニスを咥えて勃たせると、今度こそはと正常位での挿入に成功させ、安全日だから中出ししてもOKとまで告げた円香。その顔は最早母親ではなく一人の女として娘ですらライバルと見なしているようで、競い合うように口唇奉仕し騎乗位になって修也に跨がる。沙耶ももう処女ではなく果てた母親と替わりあられもない声を挙げているが、修也は今度めぐみも交えて三人でしたいと新たな欲望に目覚めるのであった。


【レビュー】

「第19回フランス書院文庫官能大賞」の最終選考に残った作品をブラッシュアップしたものが本作であり、そのタイトルの通りヒロイン全員が「淫ら」で高校に通う主人公に対してあけすけなまでに誘惑を仕掛けて来る展開がメジロ押しである。

・円香(42歳)
夫と離婚し高校に通うひとり娘がいるが、クラスメイトである主人公が自宅を訪ねて来たときに性欲を持て余しているのを見抜き、いずれは結ばれるであろう娘のために手解きをしてあげることに。とは言え別れた夫に開発された身体の疼きに堪えられず、主人公を巧みに導き淫らな展開へと持っていくのだが…。

・めぐみ(42歳)
スナックで働く円香に取っての常連客で同い年の娘がいる保護者として共感を抱く仲でもあるが、独占欲が強い夫の後妻で更に血の繋がりの無い義娘との関係に悩みを抱えている。円香の紹介もあり主人公と倒錯した義理の「母子プレイ」に興じるが、円香に取って誤算であったのは本当の「母子」になるためにめぐみが大胆とも言える行動に打って出たことである。

【クラスメイトの母娘と義母】というサブタイトルの通り二人の熟女ヒロインが主人公を巡って取り合いになるが、円香は娘(沙耶)のためという大義名分があり、表面的な家庭生活を送っているのに過ぎなかっためぐみは主人公の「義母」になるために行動に打って出てくる。いずれも欲望には忠実すぎるとも言えるくらい淫らな本音を次々と発するのだが、個人的には本作の少年主人公が見せたのと同じようにあまりにもオープン過ぎて「引く」ところも感じた次第である。(そんな熟女ヒロインたちの振る舞いを面白い!と思えた読者ならば星の数は増えると思う。)

円香には沙耶、めぐみには佐保里という娘がおり、前者は母親と仲の良いマドンナタイプ生娘で、後者は複雑な家庭環境に嫌気が差して学校での生真面目キャラとは全く別の一面を持っている。娘たちとの情交場面も勿論用意されていて、円香に付いては主人公の本命ポジションなだけに終盤で見せ場を持たせている一方で、佐保里とは一夜限りの刹那的なものとなっている(しかも唐突とも言える展開)。官能小説デビューの新人さんとして淫らな描写自体は及第点なのだが、そこを繋ぐ展開や心理描写としては結論ありきでややぎこちない部分も見られたので、この点に関してはもう少し熟考する余地があったのではなかろうか。






フランス書院文庫は新人発掘に積極的で、2018年も2月から5月まで連続して新人作家が誕生しています。

2月:霜月航
3月:日向弓弦(第19回官能大賞特別賞)
4月:音梨はるか
5月:九十九魁(第20回官能大賞新人賞)

※敬称略

マドンナメイト文庫も新人発掘に積極的な方ですが、どちらかというと既存作家の別名義の印象が強く、竹書房ラブロマン文庫は基本的に他社でも活躍されている作家の方が多いです。(5月にはフランス書院文庫で活躍されている梶怜紀さんの新刊が竹書房ラブロマン文庫で刊行されますね。)個々のレーベルの方針によるところですが、フランス書院文庫は作家さんの出入りが多いように感じます。3冊、10冊、20冊と節目に当たる数を刊行されると、次はないのではないか…、もう読めなくなるのではと危惧することが多いです。新陳代謝も良いのですが、好きな作家さんが長く活躍していただけることを望みます。

本作は第19回フランス書院文庫官能大賞の最終選考まで残った作品をブラッシュアップなさった作品のようです。

『マドンナ同級生と淫熟母』

王道の誘惑ものだが、〝王道〟とは何かをわかっていて、実際に描ける人はいそうでいない。特に少女・沙耶の母親が仕掛ける誘惑シーンはすばらしかった。キスをしながら少年に手コキをする描写は、五感をフルに使い、官能度を上げていた。少女以上に熟女描写が巧みなことは最大の武器になるだろう。
著者は凌辱と誘惑、どちらも書けるようだが、誘惑系を書くことをすすめる。ちなみに女性側の仕掛けのセリフが得意な人は誘惑小説が、ドSな男側の、女性をねちねちといやらしく責めるセリフが得意な人は凌辱小説が向いているようだ。
惜しむらくは、ほぼ少年視点だったことだ。言うまでもないが、三人称の魅力は視点を変換できることにある。女性側(特に熟女)の視点も読んでみたかった。心情(かっこを使った表現)自体も、終盤にいくに従ってどんどん減っていくのが気になった。


「第19回フランス書院文庫官能大賞、結果発表」(公式ホームページより引用)



講評で指摘された熟女の心情描写は確かに見られるのですが、ここまであけすけでなくても…というのがあり、管理人がAmazonレビューで星を減らした理由です。欲しいのは主人公のぺニスだけという違和感を抱いたのです。まぁ本音はそうだろうけど円香ならば沙耶の恋人を寝取る背徳感や、めぐみならば夫の息子と交わる倒錯性があって良かったかなとは思います。情交に至るまでを繋ぐ話もちょっとぎこちなく、そんな違和感を拭うまでには至らなかったと思います。その辺りを次の創作に繋げていただければと…。

tag : 高校生主人公 童貞 処女 母娘丼 熟女(40代)

2018年4月刊情報

◎フランス書院文庫2018年4月刊情報

フランス書院公式ホームページの「これから出る本」コーナーにて、4月のラインナップが発表されています。
(タイトルのリンク先は版元ドットコムさんの紹介ページです。)






天海佑人『全裸お手伝いさん』

全裸お手伝いさん (フランス書院文庫)
天海 佑人
フランス書院
2018-04-25



「炊事洗濯、下の世話までお申し付けください」
突然、僕のアパートにやって来たお手伝いさん。
優しい顔立ち、透明感のある肌、男を癒やす気遣い……
極上のベッドテクを持つ理想の熟女家政婦から、
一つ屋根の下で受けるエッチで献身的な奉仕。
淫臭に導かれ、兄嫁や女教師まで押しかけてきて……



近刊では「家政婦」繋がりの作品が続いた天海佑人さんですが、本作は随分と誘惑系のテイストが出て来ましたね。拙Twitterでもツイートしたのですが、天海佑人さんの英字表記が何故か「Haruto Mihara」となっています…。まさか美原春人さんって…という冗談(?)はさておき、書影はデジタルイメージの段階でしょうから、紙書籍が発売される頃には修正されていますよね?

美原春人さんの新刊はこちらです。(リンク先は拙ブログの紹介記事です。)

『したくてしたくて 義母と子連れの未亡人』









鏡龍樹『本当は淫らな兄嫁 未亡人兄嫁、女教師兄嫁、年下の兄嫁』




「今夜だけよ、私がこんなに淫らなのは……」
恥ずかしそうに下着を脱ぎ豊麗な裸体を晒す美希。
獣の体位で貫かれれば、唇からは恍惚の吐息が。
寂しさを隠すため男の温もりに溺れてしまう未亡人。
ふたりの義姉、さやかと結衣も蜜戯に刺激され……
貞淑な仮面を脱ぎ去り僕を狂わせる三人の艶兄嫁!



昨年復活して以来早くも三作品目の刊行となる鏡龍樹さんですが、本作も倒錯と背徳溢れる誘惑作品になるようですね。






鳴沢巧『三匹の女教師【特別調教委員会】』




「先生、イク時は、きちんと言うんだぜ」
子宮口を突き上げられ唇からこぼれる恍惚の吐息。
22歳の女体に次々と群狼の白濁が注ぎ込まれる。
女教師への欲望をすべて実現させる「調教委員会」。
輪姦辱、恥虐ヌードモデル、自宅までも支配され、
新任、人妻、未亡人――三人の聖職者は美しき獣に!



昨年デビューして以来順調に第三作品目となりますが、「特別調教委員会」という響きはいかにも綺羅光さんや御堂乱さんの作品を浮かべるも、こういうタイトルはなかったです(苦笑)






弓月誠『僕の新婚生活【妻の母、妻の姉と】』




「娘にはもったいないくらいだわ、婿様の××」
唾をまぶし、ゆっくりと手筒でしごきあげる華子。
新婚初夜を前に、フェロモンむんむんの妻の母と
気品あふれる妻の姉に「性教育」されるなんて!
未亡人の華子、独身美女の美佐江、新妻の由起乃に
昼夜なく迫られ昂ぶらされる「新生活」の結末は?



第32作品目となる弓月誠さんの新刊は妻の母と妻の姉を題材としていますが、実は既婚者の主人公を取り上げるのは初めてです。20代の主人公は複数いてそれでも童貞青年の筆下ろしというのが弓月作品の特徴でしたが、新機軸でも「らしさ」は変わらないかもしれませんね。






綺羅光『インテリ眼鏡美女、堕ちる 香里と美月』




「香里先生が隠しているマゾ性を暴いてあげるよ」
ベッドに縛り付けた女家庭教師を見下ろす真也。
きつい物言いで叱り、男を見下してきた25歳を、
裸に剥き、乳房を揉みしだき、肉茎をえぐり込む。
知的な分だけ感度も高く、理性を裏切る肉体。
香里を慕う女子大生までが悪魔の毒牙にかかり……



大ベテランの綺羅光さんらしく480ページと大容量ですね。





音梨はるか『全員“彼女”【クラスメイトの母娘と義母】 』




シングルマザーの美娘から家に招かれた修也。
遊び慣れた熟母・円香、クラスのマドンナ・沙耶。
娘の目を盗んでお母さんがこっそり僕を誘惑!?
嬉し恥ずかしのエッチな日々、乾く間もない股間。
秘密に気づいた義母めぐみは性欲を剥き出しに……
全員が彼女で全員が淫ら! 狙われる僕の運命は?



先月の拙ブログでの発売情報記事でも取り上げましたが、前回第19回フランス書院文庫官能大賞の最終選考作品よりデビューとなるようです。「クラスのマドンナ・沙耶」やその母親(円香)、主人公の義母(めぐみ)が登場しますので察しはつくかと思います。「はるか」さんだけにやはり作者は女性の方ですよね。



『マドンナ同級生と淫熟母』

王道の誘惑ものだが、〝王道〟とは何かをわかっていて、実際に描ける人はいそうでいない。特に少女・沙耶の母親が仕掛ける誘惑シーンはすばらしかった。キスをしながら少年に手コキをする描写は、五感をフルに使い、官能度を上げていた。少女以上に熟女描写が巧みなことは最大の武器になるだろう。
著者は凌辱と誘惑、どちらも書けるようだが、誘惑系を書くことをすすめる。ちなみに女性側の仕掛けのセリフが得意な人は誘惑小説が、ドSな男側の、女性をねちねちといやらしく責めるセリフが得意な人は凌辱小説が向いているようだ。
惜しむらくは、ほぼ少年視点だったことだ。言うまでもないが、三人称の魅力は視点を変換できることにある。女性側(特に熟女)の視点も読んでみたかった。心情(かっこを使った表現)自体も、終盤にいくに従ってどんどん減っていくのが気になった。


第19回フランス書院文庫官能大賞、結果発表(公式ホームページ)から引用








◎フランス書院文庫X2018年4月刊情報


結城彩雨『肛虐の凱歌(ファンファーレ)【四匹の熟夫人】』




夫の昇進パーティーで輝きを放つ准教授夫人・真紀。
会場の片隅で美貌の人妻を狙う冷酷な視線が!
自宅を侵犯され、白昼の公園で二穴を塞がれる。
嬲り抜かれた双臀を待ち受けるさらなる肛虐地獄。
四人の熟妻が覚え込まされた忌まわしき快楽!








御堂乱『闘う正義のヒロイン【完全敗北】』




守護戦隊の紅一点、レンジャーピンク・水島桃子は、
魔将軍ゲルベルが巡らせた周到な策略で囚われの身に。
強化スーツ越しに恥ずかしい部分をまさぐられるうち、
勝ち気な美貌は歪み、黒瞳は欲情に潤みはじめ……
美人特捜、女剣士、スーパーヒロイン……完全屈服!








◎管理人の気になる2018年4月発売の官能作品


竹内けん『就職先は人妻ハーレム』




憧れのお姉さん・あさみに勧誘され、彼女の会社に入社した童貞青年の正吾。美しい人妻たちが勤務する配属先で、めくるめく新入社員生活が始まった。
頼りになる先輩の杏子に密やかに筆下ろしされ、厳しい課長の由香里からS痴女責めの快楽を教わり、優しく貪欲な春奈を潮吹きで昇天させる…。そんな淫らな日々の中で、ついに女神のように慕ってきたあさみが正吾を淫靡に誘惑してきて…!? 官能ライトノベルの旗手が描く新入社員ハーレムロマン!



二次元ドリーム文庫の「ハーレム」シリーズで有名な竹内けんさんが竹書房ラブロマン文庫へ進出です。(2008年に竹書房文庫では刊行したことがあります)






美野晶『みだら和服の義母』




亡き父の後妻・美織に密かに憧れる冬弥は、彼女の主催する華道教室に集まる和服美女たちに誘惑される–。
筆下ろししてくれる淫ら人妻の千晶、グラマラスなラテン系ハーフ美女の梨沙、深窓のお嬢様・芽依が見せる欲情…。
彼女たちとの情交をへてなお、冬弥は義母への禁断の想いを加速させてゆく。ついに一線を越えて義母の肉体に思うさま欲情を注ぎ込むとき、彼女もまた艶やかな淫声をあげるのだった–!
売れた女体の魅力を俊英が描ききる、和服ハーレム長編!



あらすじと書影がAmazonに反映されましたが、最後の「売れた身体」は「熟れた身体」ではないかと…。美野作品ではすっかりお馴染みとなったメインヒロインに一途なれども、他のヒロインたちに押され気味に誘惑されて下半身は仕方なく…という巨根主人公がやり返すという展開になりそうですね。






真島雄二『三人の美人妻 弄ばれた童貞ペット』




突如、色っぽい人妻に誘われた僕は彼女たちの思いのままに肉棒を弄られ……

高校生の雅彦は電車でスタイル抜群の美人に遭遇する。一時の気の迷いで挑発的なヒップに手をやったとたん、彼女ばかりか両隣の女からも取り押さえられてしまう。だが、不思議なことに警察に突き出されることもなかった。そればかりか女たちは童貞の雅彦を秘かに弄びはじめ……。



マドンナメイト文庫では1年3ヵ月振りとなる新作です。






辻堂めぐる『処女の甘い匂い 僕のハーレム黄金時代』




なにをやってもダメな非モテの中年男・祐輔は、アクシデントで橋から落ちてしまう。目が覚めると、なぜか中 学 生になっていて……

ダメ中年の祐輔はブラックな会社からもリストラされた。人生に絶望して橋から身を投げようとするも勇気がなく引き返そうとするのだった。だが、運の悪いことに足を滑らせ、そのまま川に転落。やがて目覚めるが、なぜか中学時代に戻っていて……。



マドンナメイト文庫も新出(新人ではないところでお察しください。)の作家さんが続々と誕生していますが、なかなか長続きしませんね。フランス書院文庫とはまた違った転生ものを主題とした作品のようです。






DSKさんのブログでは4月刊行の「気になる」作品を取り上げています。
2018年4月発売予定の官能書籍から気になる作品をDSKが独断と偏見でピックアップ!▼フランス書院文庫X 2018/4/12 発売肛虐の凱歌-四匹の熟夫人(著:結城彩雨)→ Amazonはコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。夫の昇進パーティーで輝きを放つ准教授夫人・真紀。会場の片隅で美貌の人妻を狙う冷酷な視線が!自宅を侵犯され、白昼の公園で二穴を塞がれる。嬲り抜かれた双臀を待ち受けるさらなる肛虐地獄。四人の...
2018年4月の気になる官能書籍








◎美少女文庫2018年4月刊情報

井の中の井守/ぼに~(イラスト)『信長とセーラー服 時をかける大和撫子』




ついに訪れてしまった、本能寺の変。運命の戦場で一条静香を待っていたのは、
「静香よ、我が妻となれ。夜伽して我が子を孕んでくれ」
恋い焦がれてきた信長からのプロポーズ。
まるで少女の殻を破るように……セーラー服から豪華な打掛に着替えて、夢幻のような一夜がはじまる。
コンプレックスだった87センチ巨乳で愛する人を喜ばせて――処女を捧げた人から何度も絶頂を与えられ、今夜も精を注いでもらう。
「産みます! 静香は、絶対に今夜、あなたの子を孕みます!」
――ついに訪れた本能寺の恋。
奥手な大和撫子が出逢ったこの恋は、きっと時を越えて奇跡を起こす……








巽飛呂彦/サークル青豆腐・ねろましん(原作・イラスト)『豊穣の隷属エルフ 奪われた王国』




――すべてが終わった。エルフたちが暮らす東の森の国は、人間によって滅ぼされた。
そして今日、王都の広場では……何人ものエルフたちが裸身を広げ、その身体には多くの男たちが群がっていた。
処女であった姫のアルフィリアの姿まで。
「国民の皆さん! お父さまぁぁ! ごめんなさい!アルフィリアはチ××欲しさに国を売っちゃいましたぁぁ!!」
森の宝石とも称えられた姫の膣と肛門へのピストンは際限なく続き、ひとりが果ててもまたすぐに別の男が代わって突きこむ。
「この国は今日から、奴隷を産み、増やして、出荷するための奴隷産出国になります!!!一生孕んで孕んで、赤ちゃん産みまぁすぅ!」
終身隷属宣言をする姫の隣では、誇り高かった女騎士ヴィルヘルミナも、気高かった母后ベアトリスも男たちに貫かれていく。








葉原鉄/みやま零(イラスト)『永遠姫の嫁入り』

永遠姫の嫁入り (美少女文庫)
葉原 鉄
フランス書院
2018-04-20



「この年で生娘だなんてみっともないねぇ」
異形の鬼。千年生きつづける桃姫。可憐な童女にして鬼女。そして、俺の初恋のひとで今夜からは俺の妻……。
「俺もはじめてで……というか俺、トワさまとはじめて会ったときから大好きで……」
あふれ出す気持ちと一緒に、初夜だというのに腰が加速する。つなぎあった粘膜をこすればこするほど想いが伝わるような気がして。
「そんなまっすぐ言われると、照れるねぇ」
トワが、にへぇとだらしない笑顔で応える。俺しか知らないトワの笑顔。俺しか知らない、最高に可愛い俺のお嫁さん。
「ああ、もう! 鬼っていうか小悪魔だろ!可愛い、ああ可愛いッ、超エロいッ! ああ、くそッ! 俺、トワさまが好きすぎる!」
何度も妻の名を呼び、彼女の内面を掘り起こす。いとしくていとしくて仕方がない。




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プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が300冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
一部で関係者(作家さんや編集者さんなど)と思われているようですが、全くの見当違いです。
官能作品に関わる全ての方に感謝しつつ、読み続けていきたいと考えています。

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

〈コメント〉
どなたでも書き込み自由ですが、管理人が許可するまではコメント欄に反映されないので、その辺りはご理解下さい。

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