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2018年7月刊情報

◎フランス書院文庫2018年7月刊情報

フランス書院公式ホームページの「これから出る本」コーナーにて、7月のラインナップが発表されています。
(配本は7/23です。)
タイトルのリンク先は「版元ドットコム」さんの紹介ページです。
あらすじに付いては同ホームページより引用しています。






日向弓弦『住み込み先の美母娘 三人であいして』




「私たち母娘三人と、一緒に暮らさない?」
19歳24歳39歳と……魅惑の住み込み生活、開幕!
Fカップの美乳を無防備に揺らす未亡人・梨絵子。
いちゃラブ誘惑を仕掛けてくる年上の彼女・亜季。
敏感マッサージ、乱入バスルーム、絶倫セックス……
さらには彼女の妹・菜那までもがいたずらな挑発を……



デビュー作品『シングル母娘と僕ーふたりであいしてー』より早くも4ヵ月のスパンでの刊行となります。
「ふたりで」の次が「三人で」となりましたが、その次は「みんなで」となるのでしょうか(苦笑)
新世代の作家さんらしい斬新な切れ口を期待したいです。






一柳和也『全裸出張【高慢美人上司】』




「出張の間、あんたは私の性奴隷になってもらう」
女上司の頭を押さえつけ、フェラ奉仕させる悪魔部下。
宿泊先のホテルで、高速バス内で、取引先との接待中に、
性調教され、理性とプライドを砕かれる女たち。
逆転した主従関係、目覚めはじめる隷従する悦び。
女社長、美人課長、優秀社員……恥辱の全裸勤務!



2016年デビューの一柳和也さんもすっかりレギュラーラインナップのお一人になりました。
以前デビュー作品の『完全支配 彼女の母、彼女の姉、先生の奥さんを…』を拝読した際、「他の作家さんのトレース?」と随分と失礼なレビューを書いてしまいましたが、個人的にはまだ方向性を決めかねているのか作品によって文体が違ってみえるように思います。

「他の作家さん」とはフランス書院文庫の凌辱作風のエースである榊原澪央さんを指しており、ヒロインを調教していくやり方が榊原さんの過去作品でも使われていたので大なり小なり参考になさったのかな?そう感じた次第です。売れ筋に寄せていくのは決して否定すべきではないと思いますが…。

(近年の榊原さんの作品でのヒロインの喘ぎは「あああん」、「イクううううう」を多用なさっており、竹書房ラブロマン文庫の看板作家の美野晶さんとの類似性を感じますが…。)

こちらは榊原澪央さんの作品です。表紙イラストも同じ赤尾真代さんがご担当で、もうこれは「狙っている」という気がしますよね(苦笑)









水沢亜生『夢の子づくり授業 義母と未亡人家庭教師と僕』




「大介くんの熱い精子、先生の中にいっぱい出して」
騎乗位で跨がり、ねっとりした視線を絡めてくる麻里。
勉強の合間に、成績アップのご褒美に、手と口と××で、
「子供の作り方」を教えてくれる未亡人家庭教師。
一方の若義母は、二人きりの旅行で息子を受け入れ……
34歳と27歳から危険日に種付けをねだられる日々!



デビュー作品『混浴先生 塾講師と女教師と家庭教師』が好評だった水沢亜生(あき)さんの二作品目となります。
あらすじを拝見した限りではヒロインが二人ですが、たまにはねっとりじっくりとしたヒロイン同士の駆け引きも読みたいな…と三人目が現れないことを願いたいです。






但馬庸太『夜這い調教 妻の母、妻の妹を』




「お義母さん、本当は夜這いされるのを待ってたんだろ?」
夜陰にまぎれネグリジェのあわせに忍び入る淫狼の手指。
同居するうちに膨らんでいった妻の母への欲望が暴走!
秘所を玩弄されるたび、綾子の喘ぎは艶を帯びていき……
強制ノーパン生活、亡き夫とは未経験のアナル姦。
真夜中の寝室調教――さらなる標的は妻の妹へ!



前作『暴風檻【オリ】二人の母と姉狩り』より11ヵ月振りとなる新作です。
但馬作品は割と相姦のなかでも実母や実姉設定が多く、その血の濃さに戸惑うが故の情交に対する危機感というのか、緊迫した濡れ場の描写が個人的な好みです。今回は「妻と妻の母と妻の妹」なので、血族というよりは姻族的な属性が強いですね。






天崎僚介『未亡人兄嫁と未亡人女教師 熟れざかり、みだらざかり』




「今夜だけ、あなたにだけ、淫らな私を見せてあげる」
喪服から覗く美脚、色気あふれる雪白の二の腕。
和輝を妖しく惑わせる桃香は、美しすぎる未亡人兄嫁。
とろけるふとももの膝枕で垣間見えた女の貌。
熟れざかりの身体は義弟の肉茎を待ちわびはじめ……
淫情募らす女教師を巻き込み、狂った三角関係が!



前作『夜這い未亡人【てほどき寝室】』から7ヵ月振りとなる新作です。
作品ごとに試行錯誤を繰り返していてその試みに感嘆いたしますが、早いものでもう7作品目となりますね。楽しみにしています。






御前零士『妻と娘が寝取られた 漆黒の野獣に孕まされて』




(ああ、太い……夫のモノとは比べものにならない)
夫婦の寝室、四つん這いで背後から貫かれる若妻。
ホームステイで高井戸家にやって来た黒人留学生。
明るく陽気な青年は、家族に溶け込んでいたが、
次第に獣の本性を露わにし、愛純に襲いかかる。
33歳が巨根の虜になる頃、毒牙は娘・杏南へ!



本作はオリジナルです(苦笑)
「漆黒の野獣」という凌辱者からこちらの過去作品との繋がりを想像させますが、意外と当たっているのかな?と思います。




(ああ、裂けちゃうっ……あのひとより大きい)
屈強な黒人男性に組み敷かれる日本人妻。
野獣のような腰遣い、吹きかかる荒い息……
眠る夫のそばで抉り込まれる黒光りする巨根。
28歳と25歳、種付け調教される清楚妻たち!








DSKさんのブログでは、官能作品全般の7月の「気になる」作品を取り上げています。
2018年7月発売予定の官能書籍から気になる作品をDSKが独断と偏見でピックアップ!▼フランス書院文庫 2018/7/25 発売妻と娘が寝取られた-漆黒の野獣に孕まされて(著:御前零士)→ Amazonはコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。(ああ、太い……夫のモノとは比べものにならない)夫婦の寝室、四つん這いで背後から貫かれる若妻。ホームステイで高井戸家にやって来た黒人留学生。明るく陽気な青年は、家族に溶け込...
2018年7月の気になる官能書籍








◎管理人が気になる7月刊


竹書房ラブロマン文庫

八神淳一『蜜濡れカフェの秘密』




五十を過ぎて妻に先だたれた喫茶店マスターの健吾は、ある日、飲ませただけで人を二時間言いなりにできる不思議なコーヒーを手に入れる。
いけないと思いつつ、セレブ美人妻の沙織にそれを飲ませ、欲望の赴くままご奉仕させてしまう健吾。それをきっかけに、コーヒーを使って美人常連客たちの肉体をたっぷりと味わうが、やがて若く可憐な瑞季がコーヒーに関係なく自分に想いを寄せていると知って…!?
熟練の人気作家が美女にかしずかれる喜びを存分に描く、誘惑エロス長編!








北條拓人『孤島の淫乱ハーレム』





生真面目で童貞の若手医師・悠斗は、ひょんなことから離島の診療所に一ヶ月間着任することになってしまう。だがその島は淫らでご奉仕好きな瑞々しい美女だらけの、楽園だったのだー!
いきなり巨乳の海女に酔い止めの口唇奉仕と筆下ろしをされ、若い看護師の小悪魔的な肢体を味わう。夜の海で年上女教師と甘く交わり、ずっと世話をしてくれた神乳の熟女の中に思うさま欲望を放つ…。
浦島伝説の残る南の島で過ごす、淫らな夢のひと時を俊英が描く! 快楽の竜宮城ラブロマン!








美少女文庫


嵩夜あや/のり太(イラスト)『吸血姫(おねえちゃん)は弟(ボク)に恋してる』

吸血姫は弟に恋してる (美少女文庫)
嵩夜 あや
フランス書院
2018-07-20



「はぁ! 青くんかわいい……お姉ちゃん、青くんのはじめて、食べちゃうね!」
ぼくの姉、真理夜は、人間ではない――。人間を堕落させ、快楽に誘う吸血姫――。
飛行機事故で死にかけたぼくを助けてくれた悪魔は、精通したばかりのぼくにまたがり、
「これがお姉ちゃんの××……このなかに今から青くんの××を入れるからね!」
優しく微笑むと、お姉ちゃんはぼくによく見えるように陰唇をぱっくり割り開いた。
「あぁ、この肉襞を無理矢理引き裂いて、ぴりぴりと痛む感じ……久しぶり!」
くぷりと、ペニスの先端が真理夜の膣に埋没していく。そのつなぎ目にはうっすらと血が滲んでいた。
「えっ、お姉ちゃん……初めて……?」
吸血姫な姉が弟を溺愛するゴシックラブ。







葉原鉄/米白粕(イラスト)『竜王の汚れ仕事! 女子サキュバスの弟子入り』




これでせんせぇの弟子にしてくれますね?「せんせぇ、せんせぇ、せんせぇ……!」
灼熱の棒肉を押しつけられ、リリィは無我夢中で竜王を呼ぶ。師事しようと決めた偉大な先達。ずっとずっと年上の竜王さま。
(そして、私の、初恋の……おとこのひと)
「おぐッ」 突き入れられ、変な声が出た。恥ずかしい。
「ひっ、あひッ……! なんか、熱いです」伝わる熱と圧迫が強すぎて、下腹どころか胸のあたりまで息苦しかった。
でも、嫌ではない。つらいけど気持ちいい。サキュバスでなければ受け入れられなかったであろう極太を、いとけない小穴で受け止めて、リリィは快楽を覚えていた。
(私、しちゃってる!……大人のえっち)
このひとからいろいろ教えてもらいたい。できればこれからも、えっちがしたい。サキュバスにとって竜王は初恋のひとなのだから。








ちょきんぎょ。/47AgDragon(イラスト)『吸血鬼メイドさんは甘やかしたい』

吸血鬼メイドさんは甘やかしたい (美少女文庫)
ちょきんぎょ。
フランス書院
2018-07-20



「ご主人様ぁ、シルヴァの××、ご主人様の、ちゃんと呑み込んでるの、見えますか?」
銀髪の吸血鬼メイドが少年ご主人様にまたがって、甘やかし騎乗位!
「うん、よく見えて……すごくえっちだよ」
「存分に、気持ちよくなってくださいぃ……いっぱい甘えて、好きなときに、好きなだけ、せーえき、ぴゅっぴゅっしてください……」
ご主人様を甘やかせるのはメイドの幸せ。「あ、だめです、そんなに激しくされては」
けれど、いつの間にか、セックスの主導権は完全に逆転していて。
腰を動かしていたはずの吸血メイドは今やすっかり腰砕けにされ、主からの突き上げに淫らな蜜を溢れさせて悶えるばかり。
――本と銀色に導かれて、総士が出逢った孤独な吸血鬼メイド・シルヴァ。甘え甘やかされ――少年は彼女にかけられた呪いを解くため、母が残した魔導書に挑む。








二見文庫


桜井真琴『人妻 交換いたします』

人妻 交換いたします (二見文庫)
桜井 真琴
二見書房
2018-07-26



書下し。近所の男に彼の妻と自分が慕っている義母のスワップを持ちかけられ……

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テーマ : 二次元総合 漫画・エロゲー・小説・エロアニメなど
ジャンル : アダルト

松田佳人『女教師学園 秘蜜の時間割』

松田佳人『女教師学園 秘蜜の時間割』
(フランス書院文庫、2005年6月、表紙イラスト:新井田孝)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

担任教師の小夜子に片想いしていた智司は、悪友の健吾も獲物に狙っていると知り英語教師の美加の凌辱に協力したが、小夜子に見付かり問題児としてマークされてしまう。辱しめを与えられたと美加に逆襲され脱童貞を果たしたものの、健吾が小夜子に手扱きされているのを目撃し、衝動的に健吾に想いを寄せる美少女の香織を犯していく。


【登場人物】

川野智司
15歳。高校1年生で小さいころから同じ学校の健吾とは性格の違いからあまり親しくしていなかったが、高校に入学してからは彼の方から話し掛けられて一応は悪友と呼べる関係である。一見真面目そうで気が弱いが、健吾の影響で性的には嗜虐的な傾向が見られてくる。童貞。

太田健吾
15歳。高校1年生。智司と同級生だが仲良くなったのは女教師を犯したいという目的のためで、彼を餌に女教師を呼び出して乱暴することを目論む。中学時代から親しい香織から片想いの対象にされているが、照れ臭さもあり突き離そうとする。素行が悪いせいで担任の小夜子から常にマークされている。

新藤小夜子
20代後半で智司や健吾のクラスを受け持つ担任教師。指導熱心で問題児な健吾にすら手扱きで射精に導き軽くあしらってみせるが、智司に対しては依怙贔屓に近いほど優しく接してくれている。智司が一方的に想いを寄せてはいるが、小夜子自身は全く興味の対象にはしていない。

山野香織
15歳。高校1年生で智司や健吾と同じ中学出身。健吾に想いを寄せてはいるがなかなか叶わず、美加に唆されて智司に処女を奪われてしまう。

槙野美加
英語教師になって2年目で、22、3歳くらい?お嬢様育ちで世間知らずらしい…のだが、健吾たちに汚されてプライドを傷付けられ、智司の童貞を奪おうとして返り討ちに遭わされる。

中森美紗
智司たちの2学年上の校内トップクラスの美少女で智司に気があるらしい。成績優秀でプライドが高いが、その分校内のライバルも多いようで…。

磯部紀子
20代の体育教師で普段は男さながらに威勢が良いが、明らかに生徒に対して好色な一面を隠そうともせず、健吾を誘うのだが…。

大島杏子
小夜子のクラスに配属された教育実習生で、彼女の妹と思わせるほど容姿がよく似ている。巨乳過ぎて男から好奇の視線に晒されることを疎ましく感じているが、学生時代に男性経験自体は済ませている。


【展開】

健吾から放課後に一人きりの状況で美加を犯してやろうと相談を持ち掛けられたが、智司は童貞だと悟られまいと振る舞いつつ流石にセックスまでは…と躊躇する。それでも健吾に協力し悩み事で相談があると顧問である茶道部の和室に誘き出すと、大柄の健吾が口から出任せを並べながら美加にストリップを強制させただけでなく、秘所を開帳させるその手筈に感心しながら見せてもらう。智司は健吾に言われるままに秘所で指ピストンさせ美加をイカせると、次は健吾がぺニスを露わにして彼女にイラマチオさせ射精する。
智司のために初体験させてやると健吾が命じたその時、小夜子が教室に現れて事なきを得たものの、智司としては憧れの担任教師に見られなくて良かったと安堵するだけである。しかし美加は智司が無垢を装って蔑みの視線を向けたのが気に入らなかったらしく、翌放課後に茶道部の教室に連れて来られ、罰を受けなさいと告げられる。美加は童貞だからと侮っていたが智司の悪戯に翻弄され、自分から挿入をおねだりする形で童貞を奪ってしまう。

智司から一部始終を聞かされた健吾は今日こそは美加を待ち伏せし口説こうとするが、すげなくされただけでなく小夜子に再び見付かり校舎の裏側まで連れて行かれると、自信のない強がりだと一喝され勃起させたぺニスを握られて射精させられることに。美加に興味がなかった智司だが健吾の結果だけは見届けようとしていると思わぬ展開となり、先に覗いていた美加とともに悪友がイカされる場面を見て嫉妬に駆られていく。
翌日プライドがズタズタにされた健吾に香織が手料理を振るうからと一緒に下校したのを見送るが、智司だって憧れの担任教師が何故健吾にと悔しさを抱えていたところで、そこへ美加がやって来て仕返ししてやればと唆される。香織は美加に呼ばれて茶道部の和室にやって来ると、健吾の話を聞かされた上に訳も分からぬまま二人きりにされ、智司から浮気してやろうと誘われてしまう。混乱するなかで智司の言いなりになり口唇奉仕し、果てには処女を奪われてしまうが、いつしか香織のなかで彼に対する恋心が芽生えてきたことを実感する。

健吾には香織を寝取った後ろめたさもあり誘われて智司は仕方なく林間学校に参加したが、香織のことを知ってか知らぬか美紗先輩が気があるみたいだからとわざと調理の番に回るように仕向けて来た。美紗と良い雰囲気になりキスまでしたその頃、健吾は薪拾いと称して紀子に茂みの奥へ誘われると、好色ぶりを隠そうともしない紀子に口唇奉仕を要求し淫乱教師と詰りながら口内へ射精する。
キャンプファイアですっかり恋人気取りの美紗を夜の海岸へ誘うと、智司はいきなり全裸になれと命じ彼女にマゾっ気があることを見抜き、更に口唇奉仕までさせてしまう。そしてビーチで処女を奪ったまでは良かったが、更に次の日になると美紗はより智司にベッタリするようになり、端から興味がなかっただけに更衣室でなく林の中で着替えるように命令する。そこへ社会科教師が現れいかにも下卑た表情を見て逃げ出そうとするが、中途半端にバスタオルを巻いた姿は逆に他の生徒の目に付くばかりで、更に日頃からライバル視されていた女子に蔑まれどうにも収拾が付かなくなる。
それを遠巻きに見ていた智司は社会科教師の増長振りに醒めてしまい、健吾にことの顛末を報告すると、学校にいられなくしてやると脅したから大人しくなると返される。それどころか今度は紀子と一発ヤってやろうと夜のバンガローに誘われるが、当然のことながら紀子に取っては三人でする趣味などないと拒絶されてしまう。しかし健吾の言葉責めに喘ぎ智司の目の前で果てると、フィニッシュは3Pで上の口は健吾に、下の口はバックで智司に貫かれ白濁を浴びせられてしまう。

香織と恋人同士になったはずが健吾にまだそれを告げていないだけに、智司はその不安を香織にぶつけ登校前の公園で人目も憚らずにキスを迫り、露出に近いことまで強要させてしまう。そして健吾に見付かるとまずいからと別々に学校へ向かおうと公園の出口に差し掛かった際に見付かるが、言い訳をする香織には特に興味が無いようで、智司に対して小夜子を犯す計画を実行するぞと述べただけである。
何とか健吾を止めさせなけれは…と授業中に考えに耽っていると、新米教師の杏子に注意されただけでなく、後ろで見守っていた小夜子から睨まれていることに気付く。授業後に杏子に話し掛けると、どうやら小夜子から「要注意生徒」として健吾とともに警戒するように言われているらしく、それを健吾に話すと小夜子をヤってやるだけと息巻く始末である。智司は罪悪感を抱きながらも杏子を人身御供にするつもりで美加と同じように悩み事があるからと呼び出し、美紗も同席させてのストリップショーを強制させると、結局は智司が犯すことになる。意外だったのは美紗の行動で、恋人をたぶらかしたと憤り責めに使ったバイブで女教師の秘所を貫いていく。女同士の行為に高ぶった健吾もまた杏子の口にぺニスを突っ込み、美貌に白濁を浴びせてしまう。

杏子の一件を聞いて小夜子は健吾の扱いに失敗したと後悔し、罠だと分かっていても屋上への呼び出しに応じるが、途中で出会った香織の必死の説得にも耳を貸そうともしない。屋上には金属バットを持って意気がる健吾と投げやりな智司が待ち構えており、最後まで智司が健吾に脅されて仕方なく協力していたと思っていた小夜子だったが、健吾に押し倒され服を剥ぎ取られても智司が身動ぎ一つしないことに絶望する。それでも智司は健吾に犯されては堪らぬとバットを持ち近付くが、香織の呼び掛けに我を取り戻し健吾を蹴り付けると、もはや無抵抗の小夜子に挿入して果てる。香織も嫉妬に駆られて智司に近付き、健吾の目の前で智司を誘惑して抱かれ、健吾はそれに触発されたかのように小夜子を犯すのであった…。


【レビュー】

作品は2005年の刊行だが、舞台となるのはもっと昔の1990年代の学園凌辱ものと想起させるような作りである。(余談ではあるが、誘惑作風への移行期にあった2000年代前半の巽飛呂彦氏の著作も、甘いのか辛いのか掴みにくいところで共通するのだが…。)
主人公は真面目そうに見える童貞少年の智司という扱いで、クロスオーバーさせるかのように悪友の健吾も竿役として登場しているのだが、とにかくこの分量の割には絡む人物の数が多い。真面目な少年とは言えヤりたい盛りの年頃であり、衝動的に女教師や女子生徒をサディスティックに辱しめ、一度抱くともう飽きてしまうという短絡さも見せている。

公式ホームページでの作品紹介では「逆凌辱(レ○プ)」とされていて、実際に智司が英語教師にお仕置きと称されて童貞を奪われる場面こそあるが、典型的な誘惑展開を期待するととんだ肩透かしに遭ったような気持ちにもなる。作者の意図したことだと思うのだが、甘えん坊ではなくどこか投げやりな側面のある主人公なだけに、いまいち感情移入しづらい人物像なのが消化不良の形である。

一方の竿役である健吾は表面的に意気がっているだけでガタイの良さを生かしての凌辱が多いものの、タイプの違う智司と何故かウマが合うようで二人揃っての場面こそ多いが、幼馴染の香織も含めて美味しいところは智司に与える役割で掴みにくいキャラクターであった。智司の想い人である小夜子を香織を奪われた意趣返しに寝取るという展開も期待したが、やはり消化不良の感じを窺わせる。

登場人物が多いだけに先輩の美紗や教育実習生の杏子など辱しめられるヒロインも複数いるのだが、題名からすると女教師をヤりたいのか、女子生徒を犯したいのかどうもはっきりとしない。主人公同様に書き手も衝動に任せてあっちにフラフラ、こっちにフラフラと焦点が定まっていない印象で、何処か熱意に欠けるなというのが個人的な感想である。






2003年に創刊された美少女文庫においても、松田佳人さんは作品を刊行されています。

Friends 【幼なじみ】 (美少女文庫)
松田 佳人
フランス書院
2012-09-21



綾乃先輩から達也を取り戻すには、これしかないの……露出制服をまとい、学生たちの視姦に処女の身を晒す立花春菜。自ら望んだ調教とはいえ、達也以外の男に弄ばれるのは惨めだった。少女を性奴志願に駆りたてたもの、それは幼なじみに寄せる純粋すぎる恋心。



作者の得意とするのは美少女の方と思われますが、本作では女教師メインということだったのか、明らかに美少女と女教師での描写の濃淡に差があったように感じました。女教師四人を登場させている割には何処か流れ作業っていう気もしましたし、苦手ではないにせよ得意とも言えないヒロイン像なのもあってか、数打てば当たるようなそんな使われ方だったように思いましたね。

tag : 高校生主人公 童貞 凌辱作品 女教師

西条麗『部下の若妻と美熟妻 単身赴任の蜜夜』

西条麗『部下の若妻と美熟妻 単身赴任の蜜夜』
(フランス書院文庫、2004年4月)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

支店の営業部長に昇任したものの実質的には左遷された丹藤は、単身赴任生活を始めてから一度も妻が訪ねて来ないことに寂しさを感じ、ホテトル嬢の美紅と情事を繰り返していた。しかし美紅は部下の妻だと知り一度は関係を清算しようとするが、ズルズルと引き摺ってしまう。そんななか地元の熟妻・真紀や女子大生の瞳美とも親しくなっていき…。


【登場人物】

丹藤和也
45歳。東京が本社の食品会社の営業課長だったが、社内闘争には興味がないのに常務の誘いを断ったために金沢支店の営業部長になり、実質的には左遷された形である。学生結婚した妻と息子と娘がいるが、ワンルームマンションで単身赴任となっており、一度も訪ねて来ないのを寂しく感じている。

岸本真紀
39歳。金沢にある水産会社で働いていたが、職場結婚した夫は東京支社に赴任しており、しかも東京出身の夫はマザコン気味で実家で母親と暮らしているのを楽しんでいるらしく同伴を断ったらしい。子どもはいない。たまたま視察で訪れたデパートで真紀とぶつかり、持っていたワインを割ったことがきっかけで親しい間柄となる。

美紅(小谷久美子)
29歳。身長158㎝の体重46㎏のスリムな身体付きで、美紅と名乗りホテトル嬢(今でいうデリヘル嬢)のバイトをしていたが、実は丹藤の部下の小谷課長の妻である。小谷が社内の若手社員と浮気をしていた腹いせに自らも男を求めていたのだが、丹藤のことは全く知らずに逢瀬を繰り返していた。子どもはいない。

結城瞳美
20歳の女子大生。実は小谷を左遷させた常務の娘で、お金で娘の歓心を買うことにしか能のない父に幻滅し、わざと一人暮らしを始めたようである。暴漢に襲われそうになり助けてくれた丹藤を父親のように慕い処女を捧げたが、美紅同様に丹藤の素性を知らぬまま親しい関係となっていく。


【展開】

美紅とラブホテルで逢瀬を繰り返していた丹藤は、ある日視察に訪れたデパートの地下売り場で真紀と肩がぶつかってしまい、持っていたワインを割ったお詫びに別のものを買い与えて謝罪する。しかし数日後同じデパートにやって来ると、真紀が待ち伏せしていたようで、いただいたワインは高級すぎるから差額をお返ししたいと申し出を受ける。丹藤は固辞するもならば夕食をご馳走しますと一歩も退かないのをみて、こんな美人とともにするならばと応諾し、まだ不馴れな北陸の街を案内してくれることまで約束させられる。そして迎えた休日に真紀が白川郷まで車で走らせると、見知らぬ観光客から夫婦に間違えられ満更でもないと思いつつ、昼食で彼女の境遇を聞かされ自分と似た者同士だと意気投合する。

数日後残業で夜遅く退社した丹藤は駐車場で暴漢に拉致されそうになっていた若い女を見掛け助けてあげるが、偶然にも娘と同じ「瞳美」と聞かされ親近感を覚えるも、助けてくれたお礼をしたいと部屋に招かれそうになり危機感がないと声を荒らげて叱り別れる。翌日目の前で小谷が過労で倒れ丹藤が業務を代行するも三日で音をあげてオフィスを抜け出し、美紅を呼ぼうとしたが彼女は祖母が危篤でいないらしく、別の女とのセックスで満足してしまう自分に美紅への愛情とは何だったのかと自信が揺らぐ。そして小谷から明日から出社すると聞いて安心したものの、その帰りに妻を連れた小谷に声を掛けられると、何と美紅は小谷の妻・久美子であった…。
なに食わぬ顔で夕食に誘う美紅に丹藤はしどろもどろになりながら断るが、翌日美紅から逢いたいと連絡を受けて約束の場所へ向かうと、さすがに小谷に悪いと関係の解消を申し出ようとする。しかし美紅より女の勘だけれども夫には別の女がいるはずだから気にしないでと告げられ、丹藤も端から断る気などなく再びセックスに溺れていく。相変わらず真紀とはプラトニックな関係のままデートを重ねていくが、ある日仕事を終えた丹藤の目の前に瞳美が現れ一緒にお酒を飲もうと誘われ、酒量が多かったのか彼女が酔い潰れ部屋まで送る羽目になる。悪い予感が的中し瞳美に誘われ純潔を奪うこととなるが、実は酒豪だからこの程度で酔い潰れることはないのと告げた瞳美の小悪魔ぶりに、丹藤は引き返すことは出来ないと腹を決めるのであった。

瞳美と関係を持ったことで一応は罪悪感を抱きつつも、丹藤は香林坊のシティホテルに部屋を取ると、エッチなことに興味津々な瞳美とシックスナインになり中年男のねちっこい愛撫を堪能させる。そして小谷が東京出張となったある週末、丹藤は美紅に誘われ片山津温泉に泊まりに来るが、瞳美から携帯メールの打ち方を教わったことを思い出し、アナログ女だと自嘲する美紅を見て小谷はデジタル男なのではと想いに耽る。容姿や気立ての良さでは美紅に劣るはずなのに、若い部下に溺れる小谷を意識しながらも、丹藤は美紅ともしっぽり情事に浸っていく。

初秋を迎えたある日真紀とともに料亭に入ろうとした丹藤だが、支店長の案内で店に来ていた結城常務とバッタリ出会してしまい、更に瞳美の姿を見て彼女の父が常務だと知る。さりげなく丹藤の妻ですと切り返した真紀の気遣いに感謝しつつも、やはり丹藤も戸惑いを隠せずにいたが、食事を済ませて街に出ると今度は小谷夫妻とも顔を合わせてしまう。関係する女たちに妻だと紹介する心苦しさもありながらも、どうせ女房は金沢には来ないのだからと丹藤はニヤニヤし、現地妻である真紀とカラオケを楽しむ。
瞳美に探りを入れようと誘いに応じると案の定彼女はそれほど気にしている様子でもなく、寧ろパパが嫌いな者同士で気が合うねと疑似父娘プレイを求められるが、丹藤は嫌いな常務の娘を犯していると考えると興奮に駆られいつもより激しく腰を遣ってしまう。翌晩美紅からも誘われ綺麗な奥さんなのにと言われるが、丹藤は美紅に軍配があがると答え彼女の激しい口戯で果てたものの、時間を置いてから二回戦へと突入する。
美紅との情事を済ませると何と娘から連絡があり、週末を一緒に過ごしたいと金沢に来ることを告げられるが、仕事を終えた丹藤が部屋に帰ると瞳美が二人もいていつの間にか仲良くなっていたことに驚きを隠せない。娘がお姉さんと呼んで瞳美を慕うのを見て、丹藤は真紀を妻と偽ったのがバレるのを恐れて妻と会ったことは言わないでと出任せを言いながら口封じには成功したが、当の娘は母親のいる前では味方になれなかったけど…としおらしい態度を見せ甘えられてしまう。

結局年末年始も丹藤は自宅に帰る気になれず、山中温泉に宿を取ると瞳美とともに年を越すことになった。瞳美も帰省しないようで常務夫妻を心配したが本人は気にも留めていないようで、コタツの中で脚を絡められて姦り納めのつもりで抱くが、瞳美はもっと淫らなことを企んでいるらしい。年越しまであと15分という折りになって突然瞳美から家族風呂に誘われ、萎えたままの陰茎をしゃぶって奮い立たせると、窓枠に手をついて二年越しのセックスを求めて来る。無事新年一発目の発射を済ませたものの、瞳美は姫初めは布団でね…となおも淫らな誘いを仕掛けて来るのであった。

金沢赴任から一年が経ちようやく約束していた能登旅行を真紀とすることになったが、丹藤はこのところ彼女が浮かぬ表情を浮かべていたことが気掛かりでならない。輪島まで車を走らせると真紀の同級生と再会し、彼女の夫が営む寿司屋で昼食を済ませて更に北端に向かうと、真紀から夫に他の女が出来たらしいと告げられる。しかも妊娠していて義母も喜んでいるようだが、真紀に悲壮な様子はなく吹っ切れたように窺えた。その晩宿に泊まると丹藤は真紀との情事を期待していたが、案の定彼女の方からモーションを掛けられる。互いに連れ合いがいるのに…と念を押すが、真紀は会社の部下や常務の娘とは違って…と丹藤の浮気を承知している様子。やっと二人が結ばれたが真紀は呼び捨てにはしないで欲しいとあくまでも一線を守るつもりで、そんな彼女の気遣いに丹藤は感謝する他にない。

真紀と結ばれてから他の女との逢瀬を控えて来たものの、ある晩瞳美に誘われ部屋を訪ねると、いつもより激しく求められ騎乗位で果ててしまう。美紅との逢瀬も久し振りで何で連絡が付かなかったのと詰られるが、小谷の浮気を確信しても別れるつもりはない、今のままで良いと告げられる。そんなある日娘から連絡があり瞳美が上京して母親の手料理を味わったと聞かされ愕然とするが、賢い瞳美だけに逢瀬の時には何も言わなかったのだから真紀の存在を黙認してくれたのだと納得する。通い妻のように丹藤の部屋を訪ねて来る真紀から激しく求められ、その愛撫に思わず美紅のようだと錯覚するが、やはり真紀もすぐに離婚には踏み切らない様子である。丹藤は三分の一ずつの愛をどう表現したものか迷ったが、今だけは目の前の女を一生懸命愛するまでだと開き直り真紀を抱くのであった。


【レビュー】

2004年の作品というのもあり誘惑的なアプローチながらも、情交描写自体はあっさり目という仕上がりである。左遷される形で地方に単身赴任生活を始めた主人公は45歳の男で、ホテトル嬢と繰り返し逢瀬を続けていたが、地元の熟妻や一人暮らしの女子大生とも関係を持ってしまう。しかもホテトル嬢は部下の妻で、女子大生は常務の娘というのを始めは知らない状況であり、これが物語に良い意味でのスパイスを与えている。

熟妻の真紀と部下の若妻である美紅(久美子)には夫がおり、瞳美には確執を持つ父親の存在がある。それぞれに自分に近い男性に複雑な感情を抱いている。主人公に取っては真紀の夫とは直接の絡みこそ無いものの、美紅の夫は直属の部下で瞳美の父親は上司という立場であり、職場の社員との浮気を知るのと左遷においやった憎しみの両方が存在する。こうした絡み合った人間感情を読み取っていけば、本作の官能面での不足を補うのには十分なものではないかと思う。

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高竜也『二人の熟母と友達の美母』

高竜也『二人の熟母と友達の美母』
(フランス書院文庫、2005年12月、表紙イラスト:新井田孝)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

友人宅で勉強するつもりでいた哲朗は、その母親の響子がバスタオル姿で現れたことに驚くが、思いの外性欲処理に協力的で筆下ろしまでしてくれる。しかし夫が亡くなり友人と二人で渡英してしまい、そのはけ口を継母である沙耶に向け、更には実母の由希子にも女を感じていく。


【登場人物】

高原哲朗
17歳の高校2年生。父親はイタリアンレストランを経営しており、当時音大生だった実母の由希子はピアニストになる夢を叶えるために離婚を選択している。友人の森口の母・響子との体験をきっかけに継母の沙耶や由希子にも興味を抱くように。童貞。

森口響子
42歳。哲朗の友人・耕大の母親で会社役員の夫は心臓を患い入院している。耕大と家で遊ぶ約束をしていた哲朗を息子と勘違いし、淫らな格好をしていたのを見られ興味本位で彼を誘い筆下ろしまでしてあげたが…。

高原沙耶
34歳。由希子の実妹で夢の実現のために夫や息子を棄てた姉に憤り、正義感に駆られて高原と結婚した。夫がストレスと元来の心臓の弱さから役立たずとなり、性的な渇望を抱いている。哲朗が中学に上がった際に由希子や沙耶との関係を知り、何処かギクシャクとした関係が続いている。

及川由希子
38歳。哲朗の実の母親で高原と離婚してからはドイツに音楽留学しており、オーストリアの青年と一時期恋人関係にあった。帰国してからは母校の音大で助教授として働く傍らで、美人ピアニストとしてメディアにも露出しているせいもあり、表立って男性関係を持つことを控えてきた。息子の哲朗とはクリスマスイブに年一度の面会を楽しみにしている。


【展開】

授業を終えた哲朗は友人の耕大と森口家で勉強する予定だったが、耕大が別件で親戚の元に寄ることになり合鍵を貰って勝手知ったる友人の部屋のベットで横になってしまう。暫くしてバスタオルに身をくるんだ響子が現れ息子と勘違いしたと詫びて浴室に向かったのを確認すると、後を追い勃起ぺニスを露わにし何とかしてと要求する。手扱きで呆気なく果てたもののぺニスはまだ滾ったままで、響子が壁を背にして秘所を見せオナニーしてみせてと告げられて白濁を浴びせると、その先はベッドでしたいと期待を込めて立ち去る。

そこへ耕大より帰れそうにもないから母親に送ってもらってと連絡が入り響子の運転する高級外車に載せてもらうが、わざわざ森口の入院する病院に荷物を届けてから都内のラブホテルに寄る始末である。令夫人としては自らセックスを求める訳にはいかず、しかしながら童貞少年がしたくてたまらないのを知っているだけに手だけでなく、口を使った愛撫まで用いて徹底的に焦らし続けるが、哲朗はこうしたやり取りのなかで相手を辱しめずに自分がへりくだるべきと察しやっと脱童貞を果たす。

次の日学校を早退した哲朗は耕大が部活の合宿で週末いないのを承知の上で、両親も夜遅くまでいないからと泊まるつもりで森口家を訪ねると、響子が仕方なくという表情を見せていることに気付く。会話の節々に来訪を期待していることを知って哲朗はおくびにも出さないようにしたが、早くも響子はその気のようで一発精を吐き出させた後で、入浴を済ませた哲朗に見せ付けるかのように夫とのテレフォンセックスを披露する。しかし激しい情交の果てに響子が思わず息子の名を口にしたことに気付き、親密すぎる母子がそういう関係だと知って一気に醒めた気分になりリビングに向かうが、暫くして響子が夫の訃報を知り号泣しているのを目の当たりにする。

森口母子が渡英し性のはけ口を失った哲朗だったが、ふと両親はどうだろうかと気になり沙耶の寝室に忍び込むと、派手な下着やバイブを複数隠し持っているのを知り挑発されたかのようにオナニーを始める。そこへ予定が早まったようで沙耶と鉢合わせになるが、哲朗は一瞬気恥ずかしさを覚えつつも手扱きを求め、白濁で汚された身体を洗おうと浴室に向かった沙耶を追う。沙耶は少年の回復力の早さに驚きつつも二度目の奉仕を済ませるが、一向に哲朗が仕掛けて来ないことに焦燥感を抱き、夜寝静まってから彼の部屋を訪ねて暫く迷った後に自室に戻ってオナニーを始めてしまう。狸寝入りしていた哲朗は予感が当たったことに歓喜し沙耶の部屋に忍び込むと、極太バイブを使って彼女が果てるのを見届ける。

自ら仕掛けられない沙耶はある日哲朗が姉と密かに連絡を取り合っていることにますます苛立ちを募らせ、夫から貰った温泉招待券を差し出し石和温泉に泊まりに行こうと誘う。言外に情交を匂わせての旅行で、哲朗もそのつもりで混浴し手で精を放出させてもらうが、まだまだだと言い聞かせマッサージを提案する。ワインの酔いの勢いもあってか沙耶の濡れ方は尋常ではなく、私だけ気持ち良くなるのはと女性上位のシックスナインまで求めて来るが、やはり自分からセックスを言い出す訳にはいかない。漸く哲朗に組み敷かれてぺニスの挿入を果たし、アナルにも興味を抱いているのを知って後ろの処女を捧げたものの、哲朗はいずれ飽きる時が来るから今を楽しもうと冷静に考えてもいた。

危惧した通り沙耶の倒錯した願望はバイブで哲朗を犯したいとまで言うようになり、そんな最中に父の師匠であるイタリア人シェフが亡くなって夫婦同伴で10日間ほど離日することになった。かねてから由希子と連絡を取り合っていた哲朗はここぞとばかりに札幌へ一泊二日の旅行に行こうと誘い、雪の降りしきる街で少し歳の離れた恋人気分で観光する。その晩酔った息子が水を飲み損ねてベッドを汚してしまったようで、由希子は自分の隣に寝るように告げたものの、圧迫感で目を覚ますと哲朗の勃起ぺニスが押し付けられていた。息子の成長と少年の性に興味を抱いた由希子が盛り上がりに触れると、呆気なく夢精しその臭いに堪らず浴室に向かいオナニーを始めてしまう。

由希子は以前から知り合いの男性に結婚を迫られていたが、妻子を棄てて自分と結ばれるというのが自身とダブってしまい躊躇っていた。男が札幌まで追い掛けて来たと知りますます戸惑いを見せるが、哲朗にもう一泊したいと川湯温泉へ行こうと誘う。哲朗は前夜覗き見た母の自慰に手を使わずに射精した余韻を引き摺り、しかも再婚相手がいると知って苛立ちを覚えベッドで眠る母の浴衣を脱がし裸体を見ながらぺニスを扱く。狸寝入りしていたのは由希子も同じで、衝動的に息子のいる浴室に向かい甘えられて手での放出を受け入れる。お母さんだって女だろうと覗きを告白した哲朗を頼もしく思いつつ、由希子は男からの電話で別れを突き付けると、酔って眠っている内に哲朗が仕掛けて来たのを受け入れ結ばれるのであった。


【レビュー】

2005年当時としては異例とも言える300ページを超える作品に仕上がっているが、実際のところは三部立ての中編集といった趣で、友人の母親の響子、継母で叔母でもある沙耶、実母で籍を抜いている由希子とで構成されている。

始めは友人宅で息子と勘違いして甘い雰囲気を漂わせていた響子だが、母子にしては仲が良さ過ぎると示唆しており、第一部の終盤では相姦の間柄なのかと窺わせる描写もある。息子が相姦に悩みセックスレスで飢えていた母親に主人公をあてがわせたのか、それとも単に響子が相姦願望があるだけでまだそこに至っていないのか、どちらとも受け取れる描写ではある。令夫人という立場から安易にセックスを求める訳にはいかぬと童貞の主人公を散々焦らすのだが、単にやりたいだけではない主人公も複雑な家庭環境に育ったのもあり、やや思慮深い点が見られる。しかし禁断の関係は長続きしないと唐突なまでの幕引きが見られるのは、やはり高竜也作品らしいところと言えるだろう。

僅か二日間とは言え大人の女性の扱い方を学んだ主人公は、ふと両親はどうだろうかと思い沙耶の寝室で思わぬ秘密を見付けてしまう。セックスレスというのは沙耶も同じで、早射ちながらも性欲旺盛な主人公を見て、犯される役割を演じながらもちゃっかり欲求不満を満たそうと考えている。しかしながら主人公も経験者なだけに沙耶が溺れて来ることを想定し、しっかりと予防線だけは張ってもいて、その駆け引きをどう受け止めるかで第二部の楽しみ方は変わるのかもしれない。

早くも沙耶に飽きて来た状況で主人公が次に標的を向けるのが実母の由希子だが、初めから相姦を意識していた訳ではなく、母のオナニーを覗き見した上に恋人の存在を知って独占欲に火が付いたという高作品らしい展開である。割合としては他の二人の半分程度であり、同じように扱うのならば妹である沙耶との対立やその先もあるのかもしれないが、その結末は読者に委ねようということと思われる。

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榊原澪央『高慢女上司【全裸勤務】』

榊原澪央『高慢女上司【全裸勤務】』
(フランス書院文庫、2017年11月、表紙イラスト:赤尾真代)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

社内で若い女性社員とセックスしていたのを社長秘書の愛菜に見付かった雅範は営業部に転属となるが、元来の女好きで汚いやり方を厭わないだけに、社内トップ3とランキングした営業課長・秘書・社長の三人に標的を向ける。手始めに上司でもある課長の美咲をモノにすると、告げ口した秘書の愛菜や未亡人社長の綾子の弱味を握り犯していく。


【登場人物】

中田雅範
27歳。叔父のコネでK商事に入社しシステム担当のエンジニアとなったが、女癖の悪さが露呈し営業部に転属となった。本来であれば解雇相当だがコネの関係もあり自発的に辞める訳にもいかず、直属の上司の美咲を始めとする社内トップ3と呼ばれる美女たちとヤってやろうと決意する。一物は圧倒的に大きくこれまでにも何人もの女たちを虜にして来ている。

雪野美咲
33歳。K商事の営業課長で夫は自動車ディーラーの社員。気が強く部下の男たちをこき使うが、自らも営業に出て実績を稼いで今の地位に就いている。推定Gカップのグラマラスボディで、自らはその身体を使った「枕営業」をしたことはないものの、口さのない連中からやっかみも含めてそう噂されている。

辻本愛菜
22歳。前社長の松野に恩があり大学を卒業してからK商事に入社し、綾子社長の秘書として働いている。気が強く生真面目な性格で、雅範のような軽薄な男を許せないと思ってはいるが、社長の意向もあって辞めさせないことに苛立ちを感じている。小柄でショートヘアの似合う才女だが、意外にもバストはFカップと豊かである。1つ上の婚約者がいるが、実家の家業の取引先でもありいわゆる政略結婚の趣が強い。

松野綾子
38歳。元々はK商事で輸入品を取り扱い語学の知識を生かし活躍していたが、亡くなった夫の後を継ぎ経営に疎いながらも安定した業績を残している。スポーツマンの夫が面倒見が良かったこともあってか、雅範の叔父や愛菜などとも親しいようで、見た目は若々しくIカップの熟れた身体を持て余している。


【展開】

飲み会で若い女子社員をゲットした雅範は資料室でことに及んでいると愛菜に見付かり、その罰によりエンジニア兼営業として異動させられる。先代社長が叔父の世話になったこともあり解雇には至らなかったが、それでも好奇の目に晒される訳で、それでも雅範は懲りずに営業課長の美咲をどうにかしてやろうと計略を練っていた。
雅範は某小売チェーンの商品担当者とエロネタで意気投合しているのもあり、一度は美咲と飲みで勝負させたいと勝手に話を進めると、美咲も負けず嫌いなのもありあっさりと引き受けてしまう。勿論雅範としては飲み勝負の合間に美咲のアルコールに睡眠薬を仕込むのを忘れずに、泥酔した美咲を介抱すると言ってラブホテルに連れていく。彼女が目覚めた時点で既に雅範のぺニスを入れられており、正常位からバックにされて巨根でよがらせている内に、中出しを避ける代わりにふしだらな関係の継続を約束させられる。

その二日後職場にて表面的にはいつもの厳しい上司でい続けたものの、美咲は雅範に性交動画をスマホで撮られている弱味もあり、夜のオフィスでの密会を告げられて抵抗など出来ない。一応はPCのメンテナンスを口実にして残り美咲のスーツを脱がせて裸体を観賞し、椅子の上でM字開脚させて巨根で犯していくと、美咲は感じやすい体質らしく二度の絶頂の果てにイキ潮を吹いてしまう。濡れた床を拭いているのを見て今度は雅範が椅子に座り、跪いた美咲に口唇奉仕させるが、そこへ接待で直帰するはずの同僚が戻って来る。セクハラ紛いの会話を楽しむ一方で美咲の頭を押さえイラマチオの果てに射精すると、同僚が帰ってから再び美咲を犯すが、避妊薬を飲んでいると聞いてされる気マンマンだとからかいながら中出ししてしまう。

翌朝疲労困憊で寝坊した美咲は夫が朝食を作ってくれたことに感謝しつつ、契約が結ばれるまでの暫くの辛抱だと雅範の言いなりにはならないと決意する。しかし出社すると雅範から渡された特製の下着には淫具が仕込まれており、それに着替えて朝礼に立った美咲はリモコンで操作され、淫具が与える快感に必死に抵抗しようとする。その抗う姿も楽しいと週末の逢瀬を彼女に約束させるが、雅範はそろそろ次の段階だと標的を愛菜へと向ける。用意周到なことに愛菜の持ち物に盗聴器を仕掛け彼女の周辺を把握しておいてから、PCにソフトを仕込み土曜日に出勤せざるを得なくし、頃合いを見て秘書室に入ると手錠で拘束してしまう。巨根で散々イカせ中出ししても相変わらず愛菜は強気なままだったが、事情はあらかた知っていると告げ、口封じさせることを忘れなかった。

翌日の日曜には営業部のオフィスで美咲を喘がせた雅範は、平日社長室で秘書の仕事に打ち込む愛菜の机の下に潜り込み悪戯を仕掛け相変わらずの鼻っ柱の強さに下衆な笑みを浮かべると、綾子が打ち合わせで出ていくなり社長室の鍵を閉めさせる。指で悪戯を受けていたのは不浄の穴で、愛菜はそんなところでも感じる自分はもう婚約者に相応しくないと諦め、その開き直りからかアナルセックスで外に聞こえてしまうほどのよがり声を挙げてしまう。

実はその頃綾子は社長室に忘れ物を取りに戻り愛菜の喘ぐ声を聞いて集中出来ずに遅くまで残務を片付けていたが、まさか雅範が盗撮しているとも知らずに乳房を露わにしてオナニーを始めてしまう。営業部のモニターで確かめていた雅範も、初日からこうも首尾良くいくとは考えていなかったものの、絶好の機会だと捉え社長室に向かう。こうして社長もモノにしたもののまだ綾子自身は迷っているようで、ある晩社長室のクローゼットに彼女を押し込めると愛菜と性交を始め、綾子に驚きを与えるとともに嫉妬の感情を芽生えさせ服従宣言をさせてしまう。

小売チェーンとの大口案件を纏めた雅範の評価は上がり、これまで社長担当だった案件を引き継ぐために、美咲は地方の有力取引先へ挨拶に向かう。勿論雅範も付いてきて出張先のホテルで犯されるが、いきなり雅範と前にいた女子社員とのハメ撮り動画を見せられ愕然とする。何と雅範の巨根は美咲の時には八分までしか入っておらず、既に奥の奥まで突かれてヨガっていると思っていたのに、まだこれでセーブしていたと気付いたからである。これまでは帰る家があったから逃げられたのに、これから雅範と一夜をともにしてしかも特大ぺニスを根元まで突っ込まれたら…。犯されながら夫と電話で話すも、美咲はこの部下の逸物無しでは考えられないほど溺れているのを改めて思い知らされるのであった。


【レビュー】

2009年に『相姦四重奏』でデビューした榊原澪央氏はほぼ年1作品刊行を続けていたが、2015年からは年2作品ペースになり、2017年は本作を含めて3作品と精力的に刊行を続けている。従って刊行されている現段階での作品の過半が2015年以降という異例のハイペースな訳だが、これはフランス書院文庫における凌辱作品への方針転換も相まってのことでないかと思われる。正確には榊原氏自身が作風を変えたというよりは、作者のこうした路線が広く受け入れられるようになったと言い換えた方が良いかもしれない。

本作の主人公もやはり自慢の巨根でヒロインたちを堕とすことに喜びを見い出し、そのためには媚薬等を使ったり盗聴や盗撮を平気で行うなどやっていることはかなりのワルそのものである。一方のヒロインたちはそれぞれに貞淑で気の強いところはあって、始めこそは抗ってみせてはいるものの一度堕ちると後はなし崩しであり、その早さに読み手としては戸惑うことの方が多い。凌辱なだけに抵抗するところはしっかりと抵抗を見せて欲しいし、あまりにお手軽なパターンばかりだと結局はそのヒロインたちの底の浅さだけが印象に残ってしまう。

一応ヒロインは人妻課長、若手秘書、未亡人社長を配しているのだが、基本的な官能パターンが巨砲主義であり、犯されてあられもない声を挙げるのもほぼ同じである。弱味を握られているとはいえヒロインがろくに抵抗の意思も見せないし、そもそも主人公も綻びの一つも出さないために凌辱劇自体はスムーズで、これが正直なところ興を削ぎ官能的な欲情を覚えない個人的な理由である。官能小説だからエロシーン満載なのは納得するが、こなれている感じが見えてしまい物語にいまいち入り込めないのが残念でならない。榊原氏の初期の作品はその大言壮語振りに「おっ」と思わせる描写もあったのだが、刊行ペースが上がったのとともに荒唐無稽さの方が目立ち、何かが失われつつあるようなそんな印象も拭えずにいる。

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一柳和也『理性崩壊 兄嫁と姪姉妹』

一柳和也『理性崩壊 兄嫁と姪姉妹』
(フランス書院文庫、2017年8月、表紙イラスト:川島健太郎)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

妾の子として苦汁を飲まされて来た経験のある和志は、義理の兄の後を継いで父の会社を継いだ彩奈に支援を行うのと引き換えに、自分の婚約者になることを要求する。和志の目的は義兄や父親が大事にしてきた彩奈とその娘の優奈や絆奈を汚すことで、あらゆる手段を使って凌辱し孕ませていく。


【登場人物】

和志
30代?父から義兄へ継がれた上場企業の苦境に付け込み、現在の代表である彩奈に身体の提供と代償に支援に応じると不謹慎な関係を強いることに。同業の会社を経営し手を回して兄嫁の会社を追い込んでおり性格も相当に歪んでいるが、その原因は妾の子ということから兄やその母親から苛められ、見て見ぬふりをした父親にも複雑な感情を抱いていたからである。190㎝100㎏の巨漢で体臭もきついが、いわゆる巨根の性豪で女の扱いには長けている。

彩奈
38歳。和志の義理の兄と20歳そこそこで知り合い結婚し二人の娘をもうけている。夫を亡くしたばかりで会社を引き継ぐことになるものの、経営の素人でしかも社内はワンマン社長のイエスマンばかりでたちまち経営に行き詰まってしまう。和志の妻になることと引き換えに会社の経営権と株式を手離す。

優奈
21歳の大学4年生で学業優秀だが、父のコネだけは避けようと就職活動に励んでいる。彩奈の長女。引っ込み思案で人見知りするようで正直就職活動自体は上手くいっていないが、そこに目を付けた和志がインターンとして招き入れ慰み者にされてしまう。処女。

絆奈
高校1年生。彩奈の次女で姉ほどは頭が良くないことにコンプレックスを抱いており、甘えの表現として反発する態度を見せることになる。寄宿舎のある学校のため母や姉が和志の毒牙に掛かったと知るのは夏休みになってからである。処女。

麻理子
和志の秘書でインターンからアルバイトとなった優奈の教育を担当するが、和志の愛人の一人で後々子を宿すことになる。和志を満足させるだけでなく、後輩の秘書たちをレズプレイで手なづける術も心得ている。


【展開】

1000億円の手形決済が焦げ付きそうになり、社長に就任したばかりの彩奈は夫の通夜の晩にすがる思いで控え室に泊まった義弟の和志に助けを求めるが、ならば自分の婚約者になれと厳しい態度を崩さない。夫の会社の優秀な社員を引き抜きじわじわと締め付けを図った企みが成功した晩だったが、和志はここぞとばかりに彩奈を躾けてやると告げ、少々手荒ながらも兄嫁を犯すことにする。剥き出した陰核に媚薬を打ち自慢の巨根で貫き中出しすると、汚れたベニスを口で清めろとイラマチオさせ、翌日の告別式では喪服姿の彩奈を襲い、今晩から自分の家で寝泊まりするように告げる。

和志の目的は亡くなった兄や病に倒れた父親に復讐するために彩奈と二人の姪をメチャクチャにすることで、初七日のころには彩奈が犯されることにすっかり従順になり満足するが、それでも貞淑であろうとすることから堕とすことだと決め兄の仏壇の前で犯し抜く。四十九日を迎えたその日の晩妊娠の兆候を迎えた彩奈に亡き夫との想い出を黄金聖水で汚させ、念のため妊娠検査薬で受胎を知らせると、再び仏壇の前で彼女を押し倒し後ろの処女も奪ってしまう。

就職活動中の優奈は紹介されたインターン先が叔父の会社で、教育係の先輩たちと飲んでいて酔い潰れたらしく、目を覚ますと教育係と叔父がいてモニターで母が犯されている姿を見て愕然とする。母を助けたかったらと関係を迫られるが、躊躇している間に教育係が鞭打たれるのを見ると恐怖で逆らう気にもなれず、拘束され薬を塗られて秘書たちが和志に犯されるのを見させられた後に純潔を奪われる。即決で優奈を秘書室配属に決めた和志は、その翌日彼女の秘所に淫具を仕込み、更に浣腸のお仕置きをして目の前で排泄させ理性を奪っていく。その仕上げとして出張先で後ろの処女も奪われた優奈だったが、いつも性交の時には麻理子も一緒で、「お姉さま」が孕まされると夢想しながら和志に跨がり受胎願望を露わにする。

彩奈は相変わらず和志に抱かれる日々を送っていたが、二人の娘にだけはこの関係を知られてはならないと怯えていたものの、優奈との対面を果たして一時的に理性を取り戻す。こんな男から離れなさいと告げるが既に娘も和志の子を宿しているらしく、二人で競い合うように奉仕をするうちに絆奈も捧げることを決意する。夏休みで帰省した絆奈もまた睡眠薬を仕込まれ、目を覚ますと和志の手先となっていた母の妊娠を知り、しかも遅れて帰宅した優奈までも子を宿していると聞かされる。媚薬を塗られて絆奈もまた処女を失うが、流されるままに母や姉と共に和志に犯される日々を重ねていくうちに次第に理性を保てる時間が短くなっていき…。

彩奈をモノにしてから1年が経ち娘が産まれたが、優奈や絆奈と父親の違う姉たちもまた和志の子を孕んでおり、お腹の子に響いてはと膣内セックスを自重していた。亡き兄の家が取り壊されていくのを見届けた和志は自宅に帰ると、三人がレズプレイに明け暮れていたことを看破し、優奈に続き絆奈の後ろの処女も奪うのであった。


【レビュー】

フランス書院官能大賞の最終選考からデビューに至った作者による三作目は、これまでの暴走少年によるスピード感溢れた作風とは異なり、兄嫁に対する執着を持った大人の主人公による凌辱作品である。亡くなった兄や病で第一線から退いた父親に対する復讐を誓い、大事にしてきたもの(兄嫁やその娘たち)を手折ることで満足感を得ようとする分かりやすい構図であるが、別の作品でも触れたように既にこの世に無き者(義理の兄)に対し復讐を果たしたところで充足を得られるとは思えない。だからこその父親の存在ではあるが、終盤で数行触れただけであり、結局は主人公の自己満足に過ぎないのであろうか。

兄嫁彩奈に対する調教が本作の前半で占められており、会社の資金繰り難に付け込んだという一面はあるにせよ、官能描写の濃さは評価したいところである。ただ彩奈に対する偏愛ぶりが示されたかというとそうではなく、結局は満たされることのない亡き義兄や父親への復讐のための道具としての扱われているようだし、しきりに「孕ませる」ことに拘るその理由がはっきりと示されていないので評価を落とさざるを得ない。

優奈・彩奈に関しても元々毛嫌いされていたので致し方ないところだが、女たちと媚薬を使ったプレイが似てしまっており、やはり手段の一つに過ぎないのだと感じてしまう。(主人公の容貌が巨漢で体臭もきついという点、性格が歪んでいる点で共感は得にくいとは思うが)嫌いな男に性的な虜にされ堕ちていくという点は彩奈と酷似しており、一人くらいは主人公に好意を抱くヒロインにしても良かったのかもしれない。

これまでの二作品と比べると文体がやや硬めであり、もしかすると一昔前の凌辱作品のテイストを意識したのかなと感じさせた。2017年デビューの千賀忠輔氏もそこを意識したいとのインタビュー記事があったので、今後はこうしたハードボイルドな凌辱作風を目指していくのかなと思われる。作中で時間の経過や状況の変化が食い違う部分が見られたが、出だしより続く大言壮語な描写からも分かるように、「細かいことは良いから、流れに身を委ねなさい」という意気込みを評価したい。

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但馬庸太『玲子先生と麻貴先生 顧問女教師を調教したあの日』

但馬庸太『玲子先生と麻貴先生 顧問女教師を調教したあの日』
(フランス書院文庫、2013年7月、表紙イラスト:松原健治)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

水泳部のキャプテンである浩介は顧問教師の玲子に恋をしてしまいその肢体に女を感じたことで成績を落とし始め、しかも居残り練習の時に彼女が残していった競泳水着を見付けオナニーしようとしていたところを見咎められてしまう。手扱きから遂には凌辱へと至った浩介は表面的には玲子を従わせたものの、心までは堕ちていないと気付き書道部顧問の麻貴に標的を定めていく。


【登場人物】

唐沢浩介
黒城高校の2年生で水泳部のキャプテンに選ばれたが、顧問の玲子の肢体に目を奪われ調子を落としスランプに陥っている。キャプテンとして十分なほどの能力を持ちながらも、このままでは部の選考メンバーから落とされると焦り、恋心をこじらせて衝動的に玲子を犯してしまう。女性経験はない。

柴崎玲子
25歳。黒城高校の体育教師で水泳部顧問。大学時代は水泳でオリンピックの強化選手に選ばれていたほどの実力の持ち主。クールで怜悧で自尊心が強く、指導が厳しいことで有名だが、その裏側には元来の面倒見の良さも含まれている。セミロングの髪で均整の取れた肢体だが、バストはEカップと浩介の目を惹き付けて止まない。大学時代に付き合っていた男性はいたが、別れてからは一度も経験が無い。

奥田麻貴
34歳。黒城高校の現国教師で書道部顧問。知性的で清楚でどちらかと言えばおっとりしたイメージの、毛先を緩くウエーブさせた亜麻色のミディアムヘアのグラマラスな美女。Gカップ。過去に付き合った男からは不感症と呼ばれ、本人もそう思っている節が見られるが…。


【展開】

放課後に部員たちと屋内プールで練習に励んでいた浩介だったが、顧問教師の玲子の競泳水着に浮かび上がる麗乳と引き締まったヒップにどうしても見とれてしまい、ベストタイムより大きく遅れを取ってしまう。居残り練習に付き合ってくれるとのことで会議が終わるのを待っていたが、もう日が暮れるころで今日は引き上げようと更衣室に向かうと、玲子のスポーツバックが開いていた。つい出来心もありバックから競泳水着を抜き取り股布の匂いを嗅ぎながらオナニーしようとしたところ、会議を終えて戻ってきた玲子に見付かってしまう。失望の表情を浮かべた玲子にすがり付き手でぺニスを扱いてくれることになったが、事務的な態度を崩そうとしない玲子に苛立ちを覚え、頭を押さえ付けたまま筒先を向け白濁を浴びせるも平手打ちを受けるのであった。

玲子はその翌日から浩介が調子を取り戻しつつあることに安堵するよりも、平然と振る舞う様子に寧ろ不安を覚えていたが、ある日出勤途中で土砂降りに遭いプールのある建物に避難する。着替えのジャージを取りに行くつもりがプールに人影を認めて近付くと浩介だと分かるが、迂闊にもブラジャーが透けたままでいたのを見咎められ、俺を挑発しているのかと言い掛かりを付けられることに。教官室の長机に仰向けに押し倒されるとゴーグルのゴムで拘束された玲子は必死に説得を続けたが、浩介は愛してもらうには実力行使する他にないと全く聞く耳を持たず、ブラウスを引き裂き張りのある乳房を丹念に愛撫する。そして処理された控えめな秘所の飾り毛を見て興奮し、濡れていると言葉なぶりにした末に正常位で交わり中出しする。

汚されたショックもあり学校は休んだものの、部屋にいた玲子に追い討ちをかけるかのように、浩介から秘所のどアップの写真を送り付けられてくる。翌朝玲子はひと気のない男子トイレに呼び出され、個室に押し込まれて写真を消す代わりに浩介から口唇奉仕を要求されるが、端からこれで終わらせる気など無いようで、新たな写真を撮られながら飲精させられる。そして浩介のクラスの水泳の授業の際に白の競泳水着を着させられ、生徒たちの訝る視線にいつしか高ぶりを覚えていると、女子生徒から休むように声を掛けられるも浩介が後を追って来て男子更衣室に押し込まれる。恋人になってくれたらと浩介に執拗に迫られるが、結局はその場凌ぎの嘘だと見抜かれていたようで、立ちバックで犯された末に玲子も与えられた快感に淘然とする。

八月を迎え四泊五日の合宿で山中のスポーツセンターへ玲子は水泳部の生徒たちを引き連れてやって来たが、浩介が四日間何も仕掛けて来ないことに安堵しながらも拒めない自分の気持ちを必死に押し隠していた。そして夜を迎え温泉で入浴を済ませた帰りに浩介に待ち伏せされ、山道を登り建物の裏手にある木立ちへと連れて来られるが、水泳部の生徒たちのいる大部屋から見えてしまいそうなほど近い位置である。大木に手を突いてバックで秘所をいたぶられ玲子はあられもない声を挙げると、生徒の一人が訝り外を探る様子が窺えて緊張が走り、更にぺニスを突き立てられて見付かるとまずいと訴える。浩介は心得たかのように玲子を抱えると駅弁で移動し、奥の奥まで突き立てた果てに彼女に恋人宣言をさせてしまう。

しかし身体の欲望が満たされると浩介は果たして玲子は本当に心まで捧げてくれているのか気になり、ならば愛のない相手とのセックスならばどうなのかと思い始めていたところ、文化祭の出し物を考えるために出勤してきた麻貴に声を掛けられる。大きな書道紙に人ほどの丈のある筆でのパフォーマンスを見守っていたが、豊乳が揺れるのを見て犯したいという衝動を覚え始め、感想を求められて麻貴に近付きベルトで後ろ手に縛ってしまう。浩介は後背位で麻貴を押さえ付けながら秘所をまさぐると既に潤み始めており、咄嗟に感じるはずがないのにと女教師が呟いたのを聞くとマゾなんだと見抜き、そのままの体勢でぺニスを露わにして犯し始める。逃げ出せるなら逃げてご覧と拘束を解かれたが、麻貴は体位を入れ替えられて騎乗位セックスを強いられるともうなす術もなかった。

浩介に犯されてから数日が経ち二学期が始まったある日、現国の授業が始まる直前に麻貴は浩介に呼び止められ、授業が終わるまで耐えられるかどうかリモコンローターを装着するように求められてしまう。ローターから与えられる刺激に緩急を付けられどうにか耐えてみせたものの、起立・礼の瞬間にマックスにされて麻貴は絶頂を迎えてしまい、介抱すると言われ浩介に連れられて来た場所は校舎の裏手であった。昼休みを迎え生徒たちの喧騒が聞こえて来るなかで、麻貴は浩介から再三マゾだろうと言われ終いには呼び捨てにされると呆気なく絶頂を迎え、教え子の中出しを喜んで受け入れてしまう。

そして迎えた文化祭の日に誰もいない教室で浩介に抱かれていた玲子の前に、書道部のパフォーマンスを終えて間もない麻貴が現れる。一向に自分の想いを真剣に受け止めてくれなかったからという浩介の言い分に怒りを覚えつつ、麻貴が犠牲となったと玲子は申し訳なさで一杯だったが、教え子は彼女がマゾなんだと告げ見世物の最中に淫具で感じていたと知らされる。麻貴から同類を憐れむような目で浩介から離れられないでしょ?と問われ、玲子はやっと自分の本心に気付いたようで、麻貴と二人で少年の巨根にかしづき順に後ろの穴まで犯されてよがり声を挙げるのであった。


【レビュー】

これまでの六作品は相姦に拘り続けていた但馬庸太氏だが、本作では始めてとなる非相姦ものであり、また舞台を学校(と合宿先)に焦点を絞ったことでその非日常性を上手く活かした展開となっている。気弱とも言える主人公が想い人から誤解され、歪な形での愛の表現が凌辱となって現れるのが但馬作品の特徴の一つと言えるが、本作でも少年らしい自己中心的な考え方で二人の女教師を振り回していく。

スランプに陥った主人公が顧問教師の玲子に憧れていたが、いやらしいことをしていた場面を見咎められてしまい、一転して変態扱いまでされて自棄にもなったのが手での奉仕の強要である。そこから一旦は気持ちに踏ん切りを付けたつもりが玲子が下着が透けた姿で声を掛けたことで誘っていると怒りに火を点け、凌辱を済ませると繰り返し羞じらいを与えながら性交を繰り返していく。肝心な玲子は身体の反応とは裏腹にあくまでも脅迫されて仕方なく…というスタンスを貫くが、これが主人公の疑念を招くのである。

二番目の犠牲者は玲子と人気を二分する美人教師の書道部顧問の麻貴で、扱いとしては玲子よりページ数が少なく展開も早いのだが、実は玲子が凌辱されてからの手順をなぞるかのように他の生徒の目のあるところで恥辱を与えるのは同じである。授業中に玩具を使ってみせたり、見られるかもしれない校舎の裏手で性交したりと主人公のスキルの向上振りに加えて、実は麻貴がマゾなんだと見抜きご主人様として振る舞うのはやや早すぎる感も否めないのだが…。

その第二のヒロインの存在が終盤では玲子を諦めにも近い陥落へと導く訳で、エピローグでは何か一つでも麻貴に勝っていないと…と張り合うまでに至るけれども、実際に玲子は本当に主人公が望む「恋人」になったのだろうか?そういう含みを持った終わり方だったと感じさせたが、いかかであろう。





DSKさんと愛好家Sさんのブログでも本作をご紹介なさっています。

2013/7/23 発売→ Amazonはコチラから。→ Kindle版はコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。(先生を絶対逆らえないようにしてやる!)水泳部顧問・玲子の熱心な指導を逆手に、居残りレッスンで垂涎ボディを貪り尽くす。書道部顧問・麻貴を無防備な背後から襲い、獣の格好に拘束して熟肉を奪う超絶クンニ地獄。25歳と34歳を僕専用に躾ける、最狂の学園調教!(引用元:公式サイト)★★★★☆ 責めに抗う教職の矜持と覚えた...
玲子先生と麻貴先生-顧問女教師を調教したあの日(著:但馬庸太、フランス書院文庫)

1946『玲子先生と麻貴先生 顧問女教師を調教したあの日』但馬庸太、フランス書院/フランス書院文庫、2013/07 発売●あらすじ水泳部顧問の女教師に憧れを抱く少年が、勢いで迫って手コキをしてもらい、厳しく強い印象だった女教師の被虐的な様に昂ぶりを覚え、想いが歪んで凌辱するに至り、書道部顧問の人気女教師にも欲望を向ける事になる。●登場人物【唐沢浩介】童貞。黒城高校二年。水泳部のキャプテン。【柴崎玲子(れいこ)】2...
1946『玲子先生と麻貴先生 顧問女教師を調教したあの日』




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八神淳一『蜜濡れカフェの秘密』

八神淳一『蜜濡れカフェの秘密』
(竹書房ラブロマン文庫、2018年7月、表紙イラスト:妃耶八)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

50歳を過ぎて妻を失った喫茶店のマスターの健吾だったが、ある日試供品と称する謎のコーヒー豆を手に入れる。そのコーヒーを飲むと女性客たちは何故か健吾の言いなりになってしまい、欲求不満の30代人妻たちや保育士、中華料理屋の看板娘が相次いで健吾を求めてくる。


【登場人物】

田島健吾
55歳。ある街で喫茶店「道草」を一人で営んでいる。10年前に脱サラして3年前に妻に先立たれてから失意の日々を過ごしていたが、常連客の忠利の陽気な性格もあってか元気を取り戻した。ある日仕入れたコーヒー豆に謎の商品が紛れ込んでいて、忠利に飲ませたところ「言いなり」になる効果があると知り、彼に唆されて女性客に飲ませてしまい…。

成田沙織
30代半ばで夫は製薬会社の社長でいわゆるセレブ妻。常連客のひとりである日健吾に勧められるままに謎のコーヒーを飲んでしまい…。夫との性生活自体は上手くいっているが、やはり年の差もあってED気味なのか常に欲求不満で健吾の言いなりに。

高崎恵理
30歳くらいの人妻で沙織のヨガ友達。夫はジャカルタに長期出張中。浮気を心配してか秘毛をツルツルにさせているらしく、彼女もテレビ電話で処理するところを披露させられて悦びを感じているようである。沙織に負けず劣らずの巨乳。

愛美
27歳。近所の保育園で保育士として働いており、ショートカットの似合う愛らしさで父兄からも人気があるが、かなりの巨乳なこともあり忠利が秘かに想いを寄せている。実は5年前に付き合っていた過去の彼氏の借金返済のために一時的に風俗で働いていたことがあり、引っ越して来た彼に弱味を握られゆすられている。

川島瑞季
20歳。健吾の店の近所で実家が営む中華料理屋の看板娘。溌剌とした笑顔の似合う娘で、手足が長く巨乳とスタイル抜群。息抜きと称して店の昼休みにちょくちょく健吾の店を訪ねている。最近付き合い始めた2つ上の彼氏に純潔を捧げたが、巨根すぎていまいち馴染めないと悩みを抱えている。

村岡忠利
30歳の独身で健吾の店の常連客。無類の巨乳好きだが恋人はいない。業務用マットの販売会社の営業マンで、何かにつけて毎日のように健吾の元を訪ねており、妻を亡くし消沈していた彼を軽口で励ますなど意気投合している。


【展開】

健吾はいつも仕入れているコーヒー豆の他に試供品らしい別のコーヒー豆が紛れていたのを知り、忠利に飲ませてみたところ健吾が発した強い言葉に言いなりになっていることに気付く。夜になって忠利を呼び付けると本人はそのことを全く覚えていないようで、ズル賢い忠利から成田夫人に飲ませてみようという提案に健吾も思わず乗ってしまう。そして翌日沙織に飲ませてみるとどうやら健吾の命令には羞じらいながらも応じるようで、バックヤードへ連れ込みストリップまでさせたが、愛美が訪ねて来た上に忠利も仕事の時間だと慌ただしく出ていってしまう。愛美が帰り暗示が効いているようで健吾は沙織の秘所を指で探り、勃起を口唇奉仕させるとかなりのテクニシャンらしく、そのまま口内で暴発し飲精させてしまう。

忠利にことの顛末を話すとそのままヤっちゃえば良いのにと残念がったが、当の健吾としてはやり過ぎたと怯える日々を過ごしたものの、一週間後に沙織が恵理を連れて店を訪ねてきて、忠利の言われるままに例のコーヒーを勧める。やはり忠利では反応がないようで健吾が胸を見せるよう恵理に命じると、沙織以上に羞じらいながらもバストを露わにし、それに煽られたのか沙織までストリップに応じる。再びバックヤードに連れていき恵理のパンティを忠利に脱がさせると、何と旦那の趣味らしく飾り毛が全くなく、しかし忠利も仕事にいかないとと悔しがりながら立ち去ってしまう。
二人に口唇奉仕させいよいよ挿入といった段に今度は瑞季が訪ねて来て何か言いたそうだったが、そそくさと立ち去るとバックヤードに戻りソファーで抱き合って待っていた人妻たちを犯す覚悟を決める。開脚した沙織に入れると隣で待つ恵理にも挿入し、更に恵理が後ろも経験者だと聞いて床に四つん這いにさせてアナルセックスを始める。沙織も嫉妬深くその姿を見て私もとおねだりするが、尻穴は未経験で躊躇っている内に健吾が我慢できず腸内へ射精してしまう。抜いたぺニスに沙織が食らい付いて来て瞬く間に復活した健吾は、沙織を対面座位にして犯すのであった。

店で開かれたパーティーの応援で瑞季がメイド姿で手伝ってくれたのもあり、健吾は労いのつもりで言いなりコーヒーを差し出す。かねてより言いたそうで言わない瑞季の本音を引き出そうと考えてのことだったが、実は悩みが彼氏が巨根過ぎて…と聞かされもう処女じゃないのかと残念がりながらも、慣れたいんですと頼まれてセックスを望んでいると知る。確かに口には出来ない訳だと納得し秘所を弄ってあげると可愛い反応を見せ始め、バックヤードに向かうと恥ずかしがる瑞季のクリトリスを重点的に攻め立て、シックスナインにさせて十分に濡れさせる。やはり瑞季の彼氏よりは小さいと言われるもオヤジのエッチの良さを教えると気を取り直し、正常位にした瑞季を哭かせて甘えられて中出ししてしまう。
翌日言いなりコーヒーの効力はとうに切れているのに、店を訪ねて来た瑞季はすっかり健吾の虜になっているようで、キスをせがまれて唇を重ねる。そこへ沙織もやって来て瑞季がいなくなると恵理を見ると後ろが疼いてと求められ、バックヤードで少しずつほぐしてやるからと告げ、二穴を指で弄った後にぺニスを蜜壷へ挿入する。言いなりコーヒーは飲ませていないのに、この積極性に健吾も溺れていくのであった。

数日後健吾は店を閉めて自宅へ戻る途中、愛美が柄の悪い男にゆすられているのを見てしまい、道で泣いている愛美に声を掛け店に連れていくと言いなりコーヒーを振る舞う。元カレである男の子供を保育園に預ける際にうっかり再会し、風俗でバイトしていた過去をネタにゆすられていると聞き、健吾はコーヒーのことは伏せ話をつけてあげると提案する。ありがとうと抱き付かれ健吾もムラムラし始め、男に叩き付けられた22歳の愛美の裸体の写真と、目の前の身体を見比べて今の愛美の方がエロいと褒めてあげる。翌日男にコーヒーを飲ませ愛美の画像データを全て破棄させると、愛美はそのカラクリには気付かずお礼がしたいと身体で感謝の気持ちを示すようで、店の中でパイズリ奉仕をしてくれる。健吾はカウンターに手をつかせバックで嵌めるのが夢だったと迫り、愛美が想像した以上にスケベだと知ってセックスを始める。
沙織のアナル開発は毎日のように続き今日もバックヤードで弄っていると忠利がやって来て、ならば忠利に開発してもらおうと頼み、二穴責めの果てに沙織が潮を吹くほど感じさせる。ところが瑞季もやって来て沙織の存在に気付かれてしまい、驚く瑞季の前で忠利に嵌めてもらえと沙織に告げると、沙織はマスターのが欲しいと求めてくる。他人のセックスを見て濡れたのを知られたくない瑞季も沙織の積極性に煽られたのか、彼女の隣で四つん這いになり激しく突いてと健吾に抱かれる。

4Pを終えて女2人を帰した健吾は忠利と話をしていると、そこへ愛美が差出人のマットが届き、早速その晩に愛美がやって来て最高のお礼がしたいとマットプレイを提案される。元マット嬢なだけに男を喜ばせる術を知っており、四つん這いで尻穴を舐められヌルヌルする女体でぺニスを擦られ、健吾は女のように声をあげ暴発しそうになる。風俗ではこんなことはしないのよと騎乗位でぺニスを受け入れた愛美は既に経験すみらしく、好きな穴を使ってと四つん這いでアナルセックスまで受け入れてしまう。
忠利の頼みで一回だけの約束で健吾は四人を店に集め言いなりコーヒーを飲ませると、尻を突き出した格好で並ばせてまずは壷比べとばかりに一人ずつぺニスを挿入していく。他の三人とは違い経験が少ない瑞季だけはまだ痛がる様子を見せたため、忠利が愛美の膣穴、健吾は恵理の尻穴に挿入すると、未体験の沙織も入れてと欲しがり始める。沙織のアナルヴァージンを奪った健吾は忠利のフィニッシュに合わせるように射精すると、ひとり置き去りにされた瑞季もお尻に欲しいと懇願するが、健吾は大事にしたいと思い時間を掛けてほぐしてからと告げ、再び恵理の尻穴に挿入する。しかし瑞季はまたも取り残されたと挿入をねだり、尻穴に入っていたにもかかわらず健吾のぺニスを加えると、自ら四つん這いになり剛直を受け入れてしまう。

店の定休日に妻の墓前で健吾はあの言いなりコーヒーはお前が寄越したものだろうと感謝の言葉を述べると、駐車場に停めた車のなかで待っていた瑞季にもうアレは要らないと告げたと話す。沙織や恵理は人妻だし、愛美は忠利と付き合い始めている。そして自分は…。瑞季とは年が離れているが、出来る限り一緒にいたいんだと車中で対面座位で交ろうと筒先を向けた先は…。


【レビュー】

官能描写のみならず物語にも熟達したところを見せる作者の最新作は『言いなり喫茶(仮)』という仮タイトルの通り、妻に先立たれた喫茶店を営む五十代の主人公による誘惑路線に寄った官能作品である。作品の登場人物にやらせたいことを盛り込み過ぎて散漫になるきらいもあるが、本作では割とシンプルに纏められていて、回春ものとしても良い仕上がりになったのではないかと感じられた。

喫茶店を営む主人公はある日試供品らしい別のコーヒー豆が納入され、常連客である営業マンに振るまったところ、飲んだ者を「言いなり」にさせる効果を得られると知る。とはいえ主人公は実直な男であり、これを女性客に…と思い付いたのは営業マンである。狙いを付けたのは常連のセレブ妻【沙織】とその友人の【恵理】で、年上夫と長期出張中の夫というのもあり、欲求不満だという素地が醸成されている。何だかよく分からないけどマスターの言いなりに…という流れで、営業マンに唆されたとは言え主人公もその状況に乗ってしまい関係を持つ。

その間に保育士の【愛美】や中華料理屋の看板娘【瑞季】も攻略対象に挙げられるが、この頃になると「言いなりコーヒー」の効果はそれぞれの悩みを吐かせるためのものとなり、リベンジポルノに苦しむ愛美と巨根の彼氏に応えられずにいる瑞季という構図である。主人公とは親子の差ほど離れており、流石にコーヒーを飲ませて身体を好きなようにとは考えなかったようで、事件を解決したり悩み相談に身体で教えたりと三十代人妻との対比を見せている。

本作では後ろでの交わりもかなりあり、未体験の沙織へはじっくりと開発していき、恵理とは初めから、愛美とは彼女の過去の経験を踏まえたマットプレイと工夫を凝らしている。ただ最年少の瑞季だけはいきなりとはならず、次第に関係を重ねていくなかで最後に…というもので、これは竹書房ラブロマン文庫らしく「ハーレムに見せておきながらも、最後は本命彼女」という作風に纏められている。全体的に小気味良く纏まっており、「言いなり喫茶(仮)」から題名を変えたのも誘惑的アプローチを意識したからではないかと思う。

テーマ : 二次元総合 漫画・エロゲー・小説・エロアニメなど
ジャンル : アダルト

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望月薫『溺れ母・溺れ姉・溺れ女教師』

望月薫『溺れ母・溺れ姉・溺れ女教師』
(フランス書院文庫、2018年6月、表紙イラスト:佐藤ヒロシ)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

父と再婚した朋香に惹かれていた亮介は、ある日朋香が和室で拭き掃除をしながらオナニーしているのを見付けてしまい、自分に気があるのだと知って淫らな命令を出した末に親しい関係となる。亮介に対して同じように被虐願望を抱いていたのは副担任の奈緒も同じで、二人を牝犬呼ばわりし愛玩していたが、ある日実姉の麻衣までも彼女たちと同種だと知り…。


【登場人物】

結城亮介
16歳の高校1年生。10年前に実母を亡くして以来父と姉の麻衣と暮らしていたが、朋香を新しい母に迎えるのに伴い、新居に建て替えたばかり。身長175cmで痩身だが肩幅が広く鍛えた身体付きに、中性的な魅力を秘めた美少年。オナニーは覚えているが女性経験はないが、朋香に対して強い性的欲望を抱いている。

結城朋香
32歳。5年前から結城と付き合っており、結婚を機に亮介や麻衣と同居を始めることになった。両親は既に亡くなっており、これといった身寄りもないのでここが居場所だとすがっている節も窺える。身長163cmでDカップのバストでスタイルが良いが、夫とのセックスにイマイチ馴染めずにいた。

中川奈緒
22歳の新米教師で亮介のクラス副担任で、結城姉弟が所属する剣道部の顧問。実務的には老師匠がおり、未経験者の奈緒は名ばかりの存在である。身長158cmにバスト88cmの巨乳で、値踏みするような男性教諭からの好奇の視線に嫌悪を抱いている。男性経験はない。

結城麻衣
18歳の高校3年生。亮介の実姉で女子剣道部のキャプテンでもある。身長は朋香より低く胸も控えめだが、実母に似た黒目で整った容貌の美少女で後輩からの信頼も厚い。朋香が新たな母になることには抵抗もなく、寧ろ大人の女性としての憧れすら覚えている。弟を男として見ていないせいか家ではノーブラで過ごし、亮介の欲情を誘っているとは気付かない。処女。


【展開】

新居に移り子どもたちとの同居生活を始めたばかりの朋香は、息子の亮介が時折見せる牡の視線に決して嫌な気持ちを持てずにいた。夏休みも近付いたある昼下がりに亮介が期末考査を終えて帰宅したのを知り、朋香は和室の掃除を口実にして庭で竹刀の素振りをしていた息子の視線を感じている内に高ぶり、遂にはオナニーで絶頂気絶するほどだった。
ある日朋香は下着一式が無くなっているのを知り亮介の部屋を探ると、机の下に隠していたのを知ってからより一層彼を意識するようになり、リビングで出会い頭にぶつかりそうになりめくれたスカートの中を覗かれたと思い拒絶の態度を見せる。亮介から和室で痛めた足の手当てをするからと申し出があり連れていかれるが、スマホで撮影した動画を差し出し誘っているのと言われ、なす術もなく女体を露わにした末に自ら陰核に触れ絶頂気絶する。

意識を取り戻すと亮介が濡れタオルを持って来ていて汗ばんだ身体を拭いてくれたが、発情した身体の火照りは収まらずに女性上位のシックスナインで亮介のぺニスを含んで飲精し、タオルで股間を綺麗にすると早くも一物は復活し始める。行き着くところまでいかねば身体の疼きは止められぬと朋香は自ら亮介に跨がり、近親相姦を冒してしまう。
亮介の残した書き置きには牝犬呼ばわりされた上に下着着用禁止としたためられており、朋香は拒めるはずなのにそれを受け入れてしまう自分に羞じらいながらも、亮介と共にデパートへ買い物に付き合わされる。屋上の立体駐車場からエレベーターで下っただけで他の客に見られていると火照り出し、ひと気のない階段の踊り場で露出命令に屈し、更にペット用の首輪を与えられて期待を抱き始める始末である。そして駐車場へ戻ると早速と言わんばかりに首輪を付けられ、車の後部座席でご褒美という性交に応じてしまうのであった。

この春から剣道部の顧問になった奈緒はかねてからクラスの教え子である亮介を気に掛けていたが、夏休みに入ったある日姉の麻衣との生活はどうなのかと興味本位で結城家に向かって自転車を走らせる。しかし激しい夕立に遭い亮介にバッタリ出会し、結局雨宿りさせてもらい朋香と話をしていて亮介が心を奪われるのも分かると納得するが、次の日にお礼に改めて伺うと何とリビングに面した窓から亮介が朋香を貫いているのを見てしまい、自宅に引き返すと自分が亮介に犯されているのを想像しながらオナニー漬けの週末を過ごす。
月曜日に剣道部の練習が終わった後で奈緒はお礼の品を渡したいと進路指導室に来るよう亮介に告げたが、込み入った話があるからと人のいない教室で会いたいと返され、約束の時間になって訪れる。朋香からだという手紙を渡され読んでみると相姦を認める内容で、用件は済んだからと退出しようとして亮介から誘っていると指摘され、話をするうちに罠に絡め取られていく。奈緒は教え子に言われるがままに乳房や秘所を露わにし、外で練習している運動部の生徒に見られそうな状況でオナニーアクメしてしまう。

並べられた机の上に横たわり処女を失った奈緒だったが、剣道部の合宿が終わる翌週の火曜日にコンビニで逢おうと言われて拒めないどころか、何をされるのだろうと甘い期待を抱く。待ち合わせ場所から夜の公園に車を走らせるとそこはデートスポットで、イチャイチャしているカップルたちを尻目に、暗がりに連れ込まれ秘所を晒しながら亮介の一物を口唇奉仕する。回りには見物客がおり賑やかになってきたので駐車場へ戻ると、ベンチで後ろの穴をくじられた上にアナルセックスにまで応じ、すっかり亮介の牝犬へと堕ちていく。

一方朋香は亮介に手紙を渡した日にワイシャツから奈緒の残り香を感じ取っていたが、先生も首輪を所望している、仲間が増えたねと言われて拒むことが出来ない。今日は何をしてくれるのと首輪を着けて亮介の元に向かうと、後ろ手に縛られ玄関で剥き出しの尻を付き出した格好でいるよう命令される。暫くして配達員が訪ねて来てロックを解除されたドアを隔てて居留守を強いられ、すっかり発情したのを見抜かれると、リビングでシェーバーを使って飾り毛を剃られてしまう。
そこへ訪ねて来た奈緒は全裸のままの朋香に招き入れられ、牝犬の証である首輪を亮介から受け取ると、朋香と同じようにと望み剃毛された後で用意した玩具を差し出す。朋香も加わっての前後の穴責めに奈緒はあられもない声を挙げ、朋香もご主人様にイラマチオを求められ、三者三様に絶頂を迎えるのであった。

ある日麻衣は自室でパソコンを使っていたがブラウザの具合が悪いようで、亮介のを使おうと部屋にやって来て端末を起動させたが、デスクトップに朋香と奈緒の名前が記されたフォルダを見付けてしまう。興味本位でファイルを開くと二人の狂態が動画に収められており、手早くUSBにコピーすると自室で眺めながら弟に犯される自分を想像しながらオナニーし気を失っていた。マスターキーを使って亮介が侵入していたことに気付いた時には既に遅く、被虐願望を見抜かれ秘所をねぶられながら肛穴を弄られてしまうが、亮介はお仕置きを受けたいと望むならばと書き置きを残していた。
夜になり麻衣は亮介が庭で竹刀を振っているのを見て果たし合いを申し込み、端から自分が勝つつもりなど無いことに気付き、弟の牝犬になることを決意する。それでも亮介はおねだりするまで何もしないつもりでいるらしく、麻衣に求められて庭で露出するよう命令し用意していた首輪を付けさせ、口唇奉仕で白濁を飲ませてしまう。尿意を催した姉を犬のように扱い用を足させると、粗相の始末も主人の役目だと告げ麻衣の純潔を奪うのであった。


【レビュー】

前作『午後2時の禁戯 隣人妻と叔母が溺れるとき』(2008年8月)より9年10ヵ月振りの復活であるが、復活するのにあたり作者の既刊を数作拝読した上でのレビューである。(それまでは残念ながら、望月作品を読んだことはない)
「約10年の沈黙」からの復活となった背景として、ここ近年フランス書院文庫にて鏡龍樹氏や夏月燐氏など2000年代に活躍なさった作家が相次いで復活されたこと、また最近デビューされた作家が影響を受けたのもほぼこの時代であることや、近年続いてきたハーレム路線に対する反動なども一因なのではと思われる。

望月作品の場合「恥ずかしい」を「羞かしい」で表記を統一していること、主人公の心理描写を一切排していること、ヒロインが辱しめを与えて欲しいという被虐願望を抱いていることが大きな特徴である。主人公は高校1年生で剣道部に所属し、2年上の実姉も女子剣道部のキャプテンで、名ばかりの顧問が新米教師という状況で父の後妻を迎えたところから話は始まる。
メインである義母【朋香】(32歳)は結婚を機に主人公や継娘の【麻衣】(18歳)と同居を始めたが、夫に抱かれることに満足しきれずにいたところ、義理の息子(主人公)から向けられる牡の視線に欲情を覚え始める。胸の谷間や太ももをちら見せするなどエスカレートしていく中で、遂に主人公からの凌辱を受けるのだが、一方的に犯され続ける訳ではなくあくまでもヒロインがマゾ性を認めてのものである。(ここが望月作品らしいところと言える)

主人公も初心な割には早い段階から朋香のマゾ性を見抜いており、以降も顧問教師の【奈緒】(22歳の処女)や実姉の麻衣に対してもほぼ同じスタンスで迫り、「牝犬」呼ばわりをしてペットのように愛玩していく。そのキーアイテムとして「首輪」が持ち出されており、愛玩するからには一方的に犯し抜くだけではなく、粗相をしてしまったペットの面倒もみてあげる一面もあって不思議な味わいである。

・朋香:ノーパン生活、デパートの立体駐車場でのカーセックス、奈緒に見せ付けてのリビングでの性交

・奈緒:夏休みの教室での性交、夜の公園での露出・後ろでの交わり

朋香と奈緒との対面儀式を経て、主人公が手出しをして来なかった麻衣が真相を知り、秘めていた弟への想いが露呈して自ら牝犬扱いを志願するのが第六章である。朋香や奈緒には二章ずつ、二人の対面儀式で一章分使ってということもあり、オマケ扱いの面も否めない。メインとサブで濃淡が付くのは致し方ないとはいえ、実姉弟という最も背徳要素の強いところなだけにちょっと勿体ないような印象を抱く。

・麻衣:弟の秘密を覗き見た「お仕置き」、牝犬志願の為に夜中の庭での性交

各章ページ数もほぼ同じで、調教要素の強い情交の手順もほぼ同じというところに、作者としては「変わらない部分」を強調したいのだと感じられた。しかし個人的には「約10年振りの復活」なのだからこそ、「変わっていった要素」をアピールして欲しかったのでそこは残念である。

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村崎忍『通い義母【したがり美熟女】』

村崎忍『通い義母【したがり美熟女】』
(フランス書院文庫、2018年6月、表紙イラスト:新井田孝)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

好き合って結婚したはずなのに、妻の美香とはすれ違いばかりで、しかも身体の相性も合わずに苦しんでいた慎二。彼女の母親である由美子の裸を覗き見たのをきっかけに相談に乗ってくれて手ほどきを受けると、義父のいる家のなかでも情事に及んでしまうが、それを知った義妹の菜奈からも誘われるままに関係を結ぶ。そして妻・美香と仲直りすると母娘三人を並べてのセックスまで実現させていく。


【登場人物】

長谷川慎二
23歳の会社員で美香と結婚して半年になるが、妻の仕事が多忙で不在がちなのもあり未だに新婚気分が冷めやらぬままでいる。大人しく優しい性格で男嫌いな節も窺える美香に気に入られ結婚したものの、実質的な家事は義母である由美子に頼る部分が大きい。女性経験は美香だけでセックスにイマイチ不馴れなせいか、早くも夫婦仲にヒビが入り始めている。

長谷川由美子
42歳。美香と菜奈の母親で一回り年上の夫とは既にセックスレスに近い状況である。気の強い美香の代わりに頻繁に娘夫妻の部屋を訪ねては家事をこなしていたが、入浴姿を見られて以来実質的に男やもめに近い慎二に同情し性の奉仕にのめり込んでいく。

長谷川菜奈
18歳の大学進学を控えた少女で、由美子の次女である。父のモラハラを見ており浮気にも気付いているせいか由美子に同情的で、その一方で姉美香の夫の慎二に対して好意を抱いている。男性経験はない。

長谷川美香
24歳。大学の後輩である慎二と結婚したものの、元来の気の強さと互いに童貞処女のまま初体験を迎えたせいか、セックスに対して嫌悪感を抱いている。旅行会社の企画担当で仕事に没頭するあまり慎二を放っていることに気遣い、由美子に家事全般をお願いしている。慎二が健康的な男性で欲求不満を抱いていることも承知しており、自分が相手に出来ないのならば新しい人を見付けてもらった方が…と離婚を考え始めている。


【展開】

出張から帰るので料理を作って欲しいと美香から連絡を受け、由美子は部屋の掃除を済ませ汗を流そうとシャワーを使っていたが、帰宅を楽しみに早く戻ってきた慎二が妻だと思い込み浴室のドアを開け裸を見られてしまう。しかも美香は荷物を置くなり飲み会があるからと出掛ける始末で、由美子は気まずい雰囲気を引きずったまま帰ろうとしてショーツ一式を忘れたことを思い出して引き返す。脱衣所で慎二が黒いショーツを手にオナニーしていたのを目撃し、由美子は夫婦生活が上手くいっていないことを聞かされ無難な返答しか出来なかった。その十日後早漏に悩む慎二の相談に応じている内にオナホールを使った自慰のやり方を見せられるが、由美子は自分がしてあげると申し出て、ローションが渇いて来ると生身の肉棒を扱いて濃厚な精の放出を手で受け止める。そして家に帰り燻った性欲を寝室で眠る夫に訴えるも相手にしてもらえず、ワインを飲みながら一人遊びに興じるしかなかった。

数日後慎二と口喧嘩になり美香が長谷川家に泊まりに来たが、夫は厄介ごとはゴメンだとそそくさと出掛けてしまい由美子が話を聞くと、どうやら玩具を使った性戯を咄嗟に拒んだことから言い合いになったらしい。美香が自分にも非があると分かっているようで由美子は安心したものの、離婚を考えている節も窺えて何とかしなくてはと決意を固め、土曜日に慎二の部屋を訪ねると自分が手ほどきしてあげると提案する。スレンダーな娘の黒いスリップでは身体がパツパツで、それでも女体の愛し方を教えて秘所を見せるだけのつもりだったのが、慎二から避妊具を着けた本番を求められ立ちパイズリでイカせてあげようとする。しかし火照った身体の疼きを抑えられず、生で体験させてあげると由美子から誘い、二度の中出しを迎えてもまだ硬い慎二の逞しさに溺れていってしまう。

翌金曜日の晩駅前でバッタリ出くわしたらしく、酔った夫を連れて慎二が長谷川家にやって来るが、泥酔した夫は勢いに任せてハラスメント紛いの発言を繰り返し寝室へ向かっていく。慎二に泊まっていくように勧め入浴を促すが、由美子から足を向けて脱衣所の暗がりで蒸れたぺニスに口唇奉仕を始めていく。そこへ用を足そうと夫が通りかかりそれをやり過ごすと、慎二の背中を流してあげると一緒に入浴をするが、婿が欲情するのを見て浴槽の中で対面座位となり跨がってしまう。

翌朝早く慎二が朝勃ちを隠しながらトイレへ向かったのを見ると由美子はキッチンでの立ちバックで慌ただしく交わり、起きて来た夫がリビングに向かい死角に入っているのを良いことに連続中出しを受ける。暫くして起きて来た菜奈は夕べ母と慎二との情事を覗き見てしまったが、父の態度な反感を抱き浮気しているのも分かっていただけに不思議と怒る気持ちはなく、勉強を教えてと口実を作り二人きりになると自分も抱いて欲しいと迫る。あくまでも父に告げ口されたくなかったらと脅迫者を装いながらも、かねてから親近感を抱いていただけにせっかちに慎二を跨いで初体験を試みる。勿論挿入できるはずがなく慎二に秘所を愛してもらってからリトライし、椅子に座っての対面座位で中出しを受けるのであった。

仕事で失態を犯し配置転換を告げられ上司に叱責を受け傷付いた美香は最寄り駅に着くと、どうやら母が気を回してくれたようで慎二が迎えに来てくれて、久し振りと平静を装いつつも一緒にマンションへ帰る。暫く見ない内に慎二が落ち着いた雰囲気を漂わせていたことに疑問を抱き、さりげなく身体をタッチするようになって違いに気付いたものの、甘美な快感に身を委ねていく内に意外に挿入がスムーズなことに驚きを隠せない。しかも慎二によって潮を吹くほどの絶頂を繰り返し味わわされ、美香は妊娠しても構わないと思いながら中出しされる。

美香の配置転換先は自宅の一つ隣の駅に面した営業所で、慎二から毎日のようにところ構わず求められて次第に女としての悦びを開花させていく。今夜も…と期待しながら最寄り駅に着くと菜奈が待っており、部屋に入ると慎二が由美子を貫いていて菜奈が言っていたことを理解する。慎二を変えたのには他の女性の存在がと薄々気付いていただけに、美香は怒ることなく菜奈から由美子が自分の役目が終わったと翻意させないようみんなでと言われ承諾する。娘たちに見られて恥ずかしがる由美子をよそに、美香は菜奈に口唇奉仕の仕方をレクチャーしてもらい、慎二に貫かれ姉妹で感じる場所は同じだと言われて羞じらいながらも中出しされる。奔放を装う菜奈の気遣いに感謝しつつ、三人の母娘を貫く快感に慎二は夜はまだこれからだと奮い立たせるのであった。


【レビュー】

2018年6月刊行のフランス書院文庫は6冊ともヒロインの数は3人であり、作風が誘惑系・凌辱系という「入り口」こそ違えど、この数の違いがない状況では似たり寄ったりになってしまうのは必然的である。更に誘惑系3冊のうち本作ともう一作品に至っては、「(主人公の)妻と妻の母と妻の妹」というヒロイン設定が被ってしまっており、書き手の違いによる味付けの違いはあるものの、やはり似てきてしまうのはやや致し方ない部分でもあろう。

本作の内容紹介に移ると大学を出て間もない主人公が一つ年上である妻の【美香】(24歳)と結婚し婿入りしたものの、実は二人とも初めて同士なのもあり性生活が上手くいっておらず、そんな主人公を見かねて美香の母親の【由美子】(42歳)が手ほどきをしてあげるところから始まる。とは言え由美子には夫がいるのでいきなり本番…という訳ではなく、仕事にかまけて夫婦生活に支障をきたすような気の強い娘に代わってという趣であり、由美子が迷いを抱きながらも夫の心ない態度に次第に主人公へ惹かれていく流れが描かれていて良かったと思う。

由美子にはもう一人娘がいて【菜奈】(18歳)も主人公に好意を抱いており、泥酔して眠っているとは言え父親のいる家の浴室で情交に及んでいる母親を見て、父親の男尊女卑な物言いに反発しているのもあり由美子には同情的。従って母娘間で波風を立てる訳でもなくあっさりと結ばれ、由美子と菜奈と研鑽を積んだ結果主人公は女性の扱いに少しずつ慣れていくのである。

そんな中夫婦生活を犠牲にしてまで仕事にのめり込んでいた美香に挫折が訪れ、主人公もやり直すきっかけになればと主導権を握り望まれる関係修復に向け話は終盤に向かう。由美子は娘夫婦が仲良くなれば自分の出番は終わりと思っていたが、菜奈の計らいにより結論を急がなくてもと促され、暫くのハーレム状態を受け入れるのである。

ヒロインの心情描写に定評のある作者だけに、由美子を始め彼女たちの細かい心境の変化を見せているのはさすがだと思うのだが、官能面としてはメインの由美子とサブに当たる娘たちに濃淡が付くのはやむを得ない。生娘な菜奈とウブな美香なので必然的に主人公が教え込んでいく流れとなるが、由美子の情交場面とあまり変わりがなかったのはちょっと残念に感じられたところ。ヒロインから仕掛ける立場にないだけに、妻の妹ではなくて姉(人妻)であれば展開も違ったのかもしれない。






今年も村崎忍作品の季節がやって来ました。

年一作品刊行と「寡作なれど佳作」とフランス書院公式が認める通り、村崎作品は女心の移り変わりを緻密に描かれているなという印象です。読み手によって様々な受け止め方があるとは思いますが、管理人は「匂い」に関する拘りと言いますか、創作に当たっての気遣いが感じられるのです。

例えば菜奈との初体験に当たり主人公の慎二は、秘所を口唇愛撫した後に対面座位で交わりその後でキスを交わすのですが、その前にお茶を口に含み口移しで菜奈に飲ませるという描写があります。自分の秘所の生々しい匂いを感じて菜奈が鼻をひくつかせていますが、そこを察した気遣いというのは分かっていてもなかなか描けないものです。(寧ろそこはスルーしてしまうのが男目線かもしれませんね。)

その割に慎二は朝に由美子と二連戦していてお風呂に入っていないのですから、自分の陰部がそれなりに匂うはずでありそこが抜けているかもとは思いますが、それはさておくとしまして実に細かいところまでとは感じ入ったものです。

年一作品刊行というのは村崎さんとしての商的な契約によるものなのか、実は大物作家の方が季節の風物詩として刊行することとなっているのかその辺りは分かりませんが、そのプレミアム性を維持しながら毎年刊行なさっているのには頭が下がる思いです。次回作は来年…になるのでしょうか。楽しみにしたいですね。

tag : 社会人主人公 熟女(40代) 母娘丼 姉妹丼 処女 誘惑作品

プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が300冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
一部で関係者(作家さんや編集者さんなど)と思われているようですが、全くの見当違いです。
官能作品に関わる全ての方に感謝しつつ、読み続けていきたいと考えています。

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

〈コメント〉
どなたでも書き込み自由ですが、管理人が許可するまではコメント欄に反映されないので、その辺りはご理解下さい。

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