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2017年5月刊情報

日本各地でソメイヨシノの開花宣言が出始めていますが、まだまだ寒い日も続きます。体調管理が必要なのはこうした時期こそかもしれませんね。新年度と言われても昨日の延長上でしかなく、個人的にはあまり特別な感想はありませんが…。2016年度の末日に当たる3/31に情報を入手しましたので、5月の発売予定を取り上げたいと思います。情報が更新され次第、随時記事も更新いたします。

【4/25更新】

●フランス書院文庫2017年5月刊情報

5月は久々の刊行となる夢野乱月さんから、2月にデビューなさったばかりの美原春人さんまで、様々な作家さんによる顔触れとなっていますね。楽しみにしています。




天崎僚介『新しい淫同居人【義母と女教師】』

(こんなに綺麗なひとが新しいママになるなんて!)
義理の母として慕うには瑞々しく魅力的すぎる友梨佳。
ふとした接触や、バスタオル越しにもわかる豊麗女体が、
涼の獣欲を煽り昂ぶらせ、ついに一線を超える瞬間が!
興奮の初入浴、恍惚の初フェラチオ、禁断の初体験――
僕に最高の秘密を教えてくれる、甘く危険な新生活!






鬼龍 凱『高慢令嬢と誘拐犯 人妻ボディーガードの敗北』

「やめてったら! 痛いっ。大きすぎるっ」
「お嬢さんの穴が小さいんだよ。もう少しだ」
男の胸を叩き、押し込まれる腰から逃れる令嬢。
誘拐犯の暗くさびれた自宅でつづく性調教。
イラマ地獄、アナル強奪、恥辱のコスプレ姦……
同じ頃、監禁場所を突き止めた人妻ボディガードは……






美原春人『教えてあげます【押しかけ兄嫁&美母娘】』

「うれしい……私の手で感じてくれてるのね?」
握っていた肉竿を祥子がゆっくり口に呑み込む。
春、大学に進学し、一人暮らしを始めたはずが、
実家から28歳の兄嫁が転がり込んできて……
初体験、お目覚めフェラ、ノーパン誘惑……
夢のような同棲生活に義母と義妹まで加わって……






夢野乱月『花の獄 人妻散る』

(……ああ、いつまでこんなことが続くの……)
双臀を揺すり、上気した顔を振りたてる人妻。
昼夜を分かたず続く凌辱、奪われる誇りと理性。
美しき門下生を毒牙にかける華道の家元・葦之原瑞鳳。
奥の院と呼ばれるハーレムで飼育される牝奴隷たち。
名奈、実可子、真子――麗花が散らされる狂宴!






鷹羽 真『かわいい奴隷三姉妹奴隷【言いなり】』

「わたしのすべてを、旦那さまに……捧げます」
くびれた腰に手を添え、ゆっくりと腰を突きだす良介。
女膣を肉棒で擦り立てる度に朱唇からは快楽の嗚咽が……
蘭、琴葉、つぼみ――二階堂家の三姉妹が施す甘いご奉仕。
おはようフェラ、おしおきセックス、おねだり4P……
健気に大胆に競い合う、僕専用の「かわいいドレイ」!






久藤貴緒『この夏、僕は隣人を調教の旅に連れ出した。』

「僕はずっと狙ってたんだよ、あなたたちのこと」
海外出張中の夫では満たされない熟妻・絢香の無防備な躯を。
朝のゴミ出しの時から男を惑わす若妻・奈緒のHカップ美乳を。
知的な雰囲気を漂わせる美人秘書・紗貴子の垂涎の美肉を。
純白のワンピースがよく似合う清楚なお嬢様・美月の純潔を。
美隣人を乗せ、僕が運転する車は地獄へと走り出した――








●美少女文庫2017年5月刊情報

【4/25更新】

版元ドットコムさんにて近刊情報が更新され、5月刊行情報が発表されました。当初は4冊でしたがどうやら3冊に落ち着きそうです。




井の中の井守/おりょう(イラスト)
『戦国妖狐綺譚 もののけ巫女と武田の忍び』


「妖狐の姿で、子作りをなさい。そうすれば、『日ノ本』はあなたに失望し、解放するわ」
 更科姫の助言を受け、天蔵と千代女は夫婦の営みに入っていた。
 亜麻色の髪を白銀に変え、四本の尻尾を抱きしめられ、狐妻は夫の腕のなかで甘く喘ぐ。
「待ってたの……ずっと。また、あなたをここで迎え入れられるのを……」
 後座位で腰をうねらせていた千代女が振り向き、口付けをせがんでくる。
 愛しい雄と密着したい。そんな想いの強さが伝わる口付け。
「きてっ……! あああああ」
 白い喉を反らし、あたりに響き渡らんほどの嬌声が上がり、彼女の膣肉が一気に絞り上げるように蠕動した。
 刹那、どぶどぶっと白濁液が噴射され、千代女の奥深くに溜めこまれていく。






みかど鉄狼/ゆらん(イラスト)
『転生したらエルフの王宮をハーレムにデキました!』


「私のじーすぽっと……もっともっとカイルのペニスで突いてくださぁい」
 下腹部に浮かんだ淫魔紋を輝かせて、王女エミリアが挿入&中出しをせがんでくる。
「はぷっ! ほらエミリア様が仰せだぞ」
 夢中でフェラチオする女騎士ロゼッタの頬でも淫魔紋が光を放ち……
「エミリア様のあとは、ぜひ私のお尻も!」
 ダークエルフのリエルも、淫魔紋が現れたお尻を振って誘ってくる。
「さあカイル様、エミリア様の中へどうぞ」
 メイドのクラリスに導かれ、カイルは今夜も王宮を自分専用ハーレムに変えていく!
 エルフに転生して手に入れたのは回復エロ魔法!チートでラブなハーレムを創ろう!






わかつきひかる/樋上いたる(イラスト)
『桜の咲く頃、僕と妹(きみ)は再会する。』


「最後の……セックス、かもな……」
そうだった。私はあと数時間で消えてしまう。約束された刻限に向かって、時間がどんどん経っていく。
「いや、お兄ちゃん、そんなこと言わないで……今は、今だけは、お兄ちゃんと……」
消えたくないという想いから膣ヒダをキュルッと締めると、優一がウッとうめいた。
「お兄ちゃん。出して! 精液……いっぱいちょうだい、最後だから……私……もう」
身体がガクガクッと震えはじめた。「お兄ちゃん、私、イクッ!」
絶頂を訴えた。四日間だけ、この世に戻れて、私はお兄ちゃんと結ばれた。
お兄ちゃんにかけてしまった呪いを解ければ、もう思い残すことは本当にない。

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小鳥遊葵「僕の恋人は熟女義母」

小鳥遊葵「僕の恋人は熟女義母」
(フランス書院eブックス、2016年12月、表紙イラスト:村山潤一)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)







※本作の底本はリアルドリーム文庫で発売されましたが、2017年2月に取り扱い終了のお知らせが出ています。

小鳥遊葵「僕の恋人は熟女義母」
(リアルドリーム文庫、2011年5月、表紙イラスト:岬ゆきひろ)

僕の恋人は熟女義母 (リアルドリーム文庫 61)
小鳥遊葵
キルタイムコミュニケーション
2011-05-24







【あらすじ】

高校3年生の将太は父の再婚で義母となった奈津子に想いを寄せ続けていたが、短期バイト先の上司である佳代に誘われて筆下ろしをしてもらってから度々彼女の元を訪ねるように。そして夏休みを迎えたある晩偶然にも浴室で奈津子の裸体を見てしまい、ペッティングにまで発展していくのだが…。


【登場人物】

遠野将太
18歳の大学進学を控えた少年。中学時代に実母を亡くし、父の再婚で義母となった奈津子に女性としての思慕を寄せていたが、5月の大型連休の時に佳代に筆下ろしされて以来密会を続けている。純朴な性格とガッチリとした体格で平均を上回る巨根の持ち主。

遠野奈津子
36歳。三年前に将太の父親と結婚したが、夫は遠洋漁業に出ている最中で家を空けている。将太が通う学校の英語担当の教師で大人しく貞淑な性格だが、熟れた身体を持て余していて将太の視線に男を感じ始めているのが悩み。一度離婚歴がある。

神永彩夏
25歳。奈津子の実妹であり、姉とは真逆で享楽的で明るい性格。大学を出たものの姉の義理の子となった将太に惹かれてしまい一流企業の内定を断り、観光地にあるこの街のホテルに就職したばかり。本土から離れた島で暮らし、フェリーを使って通勤している。将太に短期バイト先として佳代が店長の食事処を紹介したが、摘まみ食いされるのではと危惧していた。

進藤佳代
30歳。彩夏の紹介で将太が短期バイトをしたホテルの食事処の店主。独身でホテルに近いマンションの一室に一人で暮らしている。奈津子に全体的な雰囲気がよく似ており、年下好きで面倒見が良いのもあってか将太は初体験の相手として選び度々通うようになった。


【展開】

八月のある晩に将太は入浴を終えるとバスタオルを下腹部に巻いた格好でリビングにやって来るが、それが義母奈津子を刺激していることを知りながらも部屋に向かい、筆下ろししてくれた佳代の裸体に奈津子を重ねてオナニーしてしまう。精液で汚れた身体を洗おうと再び浴室に向かうと、そこでバッタリと奈津子と出会し熟れた裸体を見てしまい、彼女に言われるまで立ち去ることが出来ずにいた。それでも部屋に戻ると暫くして奈津子がジャージ姿で現れ裸を見たことは忘れてと求められるが、将太はここぞとばかりに想いを告白すると立ち上がってバランスを崩した奈津子を支えようとしてベッドに組み敷く形となる。奈津子は将太と禁断の関係に陥るのは身の破滅だと説得するが、勃起したペニスを慰めてあげると言わざるを得なくなり、乳房を露出させられて秘所に触られながらも最後は素股同然の格好にさせられて射精を目の当たりにしてしまう。

義母との一夜を済ませた将太は秘所を見て触ることまで出来て一応満足したが、やはり本番までしたかったと佳代との初体験の夜のことを思い出していた。それは五月の連休のこと。地元のホテルに就職したばかりの叔母彩夏の紹介で佳代が店長を勤める食事処で短期バイトに励んでいたが、ある日佳代から自宅でご馳走するからと来ないかと誘われる。佳代に付き合いお酒を飲んでいたが次第に雰囲気は妖しくなり、初体験させてあげるからと誘われまずは口唇奉仕で射精に導かれる。そして浴室に移動すると洗いっこしている間に抱いてと求められ、後背位での初体験を済ませると、今度は寝室で濃厚な口唇奉仕や愛撫を施され正常位で二度目の性交に及ぶ。年上好みの将太に取っては佳代の存在は願ったり叶ったりで、それ以降も密会を繰り返すようになった。

一方奈津子はある日彩夏の訪問を受け、まるで将太と淫らな行為に及んだことを知っているかのように探りを入れる態度に苛立ちを感じながら、将太が足しげく佳代の元を訪ねていると聞かされる。彩夏は佳代との関係を尋ねるからと将太を日帰り旅行に連れ出すことを奈津子に承諾させると、栗駒山へのドライブの最中に将太に質問し答えを濁しているのを見るや、山の宿泊施設に部屋を予約したから話を聞いてあげると告げる。将太が口を割らないのを好ましく思いながらも端から誘うきっかけが欲しかっただけに、彩夏は童貞かどうか確かめてあげるとSっ気たっぷりに告げるが、大人を凌駕する一物とテクニックに翻弄されて立て続けの情交に及んでしまう。

情交を終えた彩夏から電話があり今夜は泊まらせて欲しいと頼まれたものの、奈津子は上手く聞き出せたかどうかよりも実の妹に女を感じおしゃれをして二人を出迎える。彩夏がことの首尾を聞かされ奈津子は妹に取られるくらいならと気持ちが揺らぐが、将太の態度を見て彩夏とも関係を持ったのに違いないと確信する。そして夜食を持っていこうと将太の部屋に向かうと、案の定彩夏と睦まじい会話が交わされているのを聞いて偶然を装い邪魔をしたまでは良いが、彩夏から将太がショックを受けているみたいだから慰めてあげてと頼まれてしまう。そして将太からもう二人とはしないと聞かされ抱かれる決意を固めると口唇奉仕で一度射精させ、自分が性交を教えることに拘り騎乗位で交わるのであった。

翌朝も奈津子を抱いた後で将太は佳代に連絡を取りマンションの部屋を訪ねるが、好きな人が出来たのねと機先を制されてしまい涙を流しながら義母が好きだと打ち明ける。佳代は逢いたくなったらまた来ても良いと言いながらも、明るい口調で卒業試験を行うからと潔く別離を決意したようで、騎乗位からバックで中出しを受けた後お掃除フェラでペニスに奉仕すると、以前から将太が求めていた後ろでの交わりに応じてしまう。

佳代と別れてから一週間後彩夏は休みを利用して将太をフェリー乗り場に呼び出し、今晩姉の自宅を訪ねる前に道沿いにあるモーテルまで車を走らせ部屋を取る。奈津子への嫉妬を滲ませながらも自分も本気で好きになったからと告げると、浴室やベッドで立て続けに交合を済ませる。一旦彩夏と別れて先に自宅に帰った将太は義母も彩夏と同じくラフな格好をしていることに興味を抱きつつ、晩飯はいいから自分の部屋に来てと誘いまだ時間があるからと奈津子を後背位にして貫いたその時、予定より早く彩夏がやって来てしまう。初めは言い訳がましかった奈津子は次第に妹を挑発するかのように快楽を求め、義兄が帰って来るまで同居するからと宣言した彩夏も姉に並んで四つん這いになり挿入をねだるのであった。


【レビュー】

熟女好きな主人公像は小鳥遊葵作品共通と言えるところで、その背景には美しい実母に対して女性として見てしまっていたこともあり、されど義母であるが故によく似た面影を持つ短期バイト先の主任(店長)である佳代に惹かれていってしまう。佳代からすれば年下好きの趣向もさることながら、いつかは彼に釣り合うであろう他の女性との将来も考えてか、割り切りの良いヒロインとして振る舞っている。女性の喜ばせ方を教えるつもりが主人公の偉容と旺盛な精力に翻弄されるのはお約束ではあるものの、話が進むのに連れ第三のヒロイン的なポジションになっていくのはいた仕方ないところかもしれない。

そんな主人公と義母の奈津子は生徒と教師という関係でもあり、夏休みで一緒に自宅にいる機会も多いことから、ある晩に一度きりの約束でペッティングにまで発展してしまう。もっと強く迫れば堕ちてしまいそうなほどの義母に取っては教師という立場や夫への操というのもあって、一線だけは踏み越えまいと律しようとするが、妹の彩夏から佳代の存在を聞かされて疑念を抱くようになり主人公の求めに応じてしまうまでの心の移り変わりが描かれていて良かったと思う。

奈津子を焚き付ける役割である彩夏は主人公と歳の近い叔母であり、どちらかと言えば姉に近い立ち位置から誘惑に及ぶのだが、主人公のために進路を変更したり佳代との情交を知って問い質しながらも行為に及んでしまったりと情念の深さでは他の二人に負けていない。ただこれも小鳥遊葵作品らしいところで、奈津子一筋の主人公なだけに比較劣位のポジションにあるのは否めず、空回りしてしまっている印象なのがやや残念である。

終盤奈津子は妹の彩夏に主人公との関係が発覚してしまうが、既に姉や義母というよりも「女」という顔が前面に出ているだけに彼女もまた情念の深さを感じさせるが、如何せんこのページ数なのでもう少し三人での乱れっぷりを見たかったかなという読後感を抱いた次第である。

DSKさんとみきりっちさんのブログでも本作をご紹介なさっています。

2011/5/24 発売→ Amazonはコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。「それ以上言わせないで? 私はあなたの母親なのよ」艶めかしい義母・奈津子に思いを寄せる将太は、叶えられない滾りをぶつけるように溌剌とした若叔母やバイト先の女上司と結ばれてゆく。一方、息子と美女たちの情事を知った奈津子は、迷いながらも一線を超える決意を固め――。★★★★☆ 叙情的な舞台と設定とドラマと官能, 2011/8/5義母好き、熟女好きに...
僕の恋人は熟女義母(著:小鳥遊葵、リアルドリーム文庫)

リアルドリーム文庫 僕の恋人は熟女義母僕の恋人は熟女義母 (リアルドリーム文庫 61)posted with amazlet at 11.05.29小鳥遊葵 キルタイムコミュニケーション 売り上げランキング: 2910Amazon.co.jp で詳細を見る5月発売のリアルドリーム文庫の新刊です。読み終わったので、レビューです。主人公は、義理の母親である「奈津子」(なつこ)に思いを寄せています。しかし、当然ながら義理とは言え、母親である彼女は主人公の気持ち...
リアルドリーム文庫 僕の恋人は熟女義母 レビュー

tag : 高校生主人公 童貞 熟女限定 姉妹丼 母子相姦

2017年4月刊情報

既に東京ではソメイヨシノの開花宣言まで出ていますが、まだまだ寒い日も続きます。体調管理が必要なのはこうした時期こそかもしれませんね。さて4月刊が発売されると世間はゴールデンウィークに突入しますが、ラインナップ的には神瀬知巳さんと御堂乱さんの二枚看板に、デビューから作数の少ないフレッシュな作家さんとの組み合わせとなっています。

●フランス書院文庫2017年4月刊情報


【4/20情報最終更新】

「版元ドットコム」さんにて書影とあらすじが公開され、Amazonリンクでも書影も反映されています。




葉川慎司『熟女家政婦・麻里子と明美』





「してほしいこと、言ってくれていいんですよ」
泡まみれの甘手でやさしく亀頭を包み込む麻里子。
茎肌をすべる指先の感触が裕樹を絶頂へ追い込む。
豊満女体で健気にお世話してくれる濃厚な毎日に、
もうひとりの家政婦・明美が現れ新たなサービスを……
熟女が寝室で競い合う、淫らなご奉仕づくしの行方。



デビュー作品「僕の家に来た美しすぎる家政婦」に回帰したかのような題名ですが、本作では二人の家政婦さんがお坊ちゃんに奉仕するようですね。




神瀬知巳『義母と温泉旅行【ふたりきり】』




「この旅行中はすべてを忘れて私に溺れてほしいの」
浴衣をはだけ、勃起した先端に手を絡ませる義母。
ちろちろと舌先でくすぐり、ゆっくり深く咥えていく。
家族の目を盗んで出かけた温泉宿、束の間の恋人気分。
濃厚なキス、秘所の洗いっこ、湯船での肉交……
熟女のやわ肌と至福のひとときに浸るハーレム旅!



公式ホームページにてWeb連載された「淫らな新居【嫁の母、嫁の妹】」の後日談「ロング&ロングエピローグ」が実は本作の出だしでしたということで、前作では次女に割を食われていた感のある義母(嫁の母親)に特化した作品になりそうな印象です。




御堂乱『女教師【完全調教クラブ】』




「先生、気分を出せよ。もっと淫らになるんだ」
ブラウスを脱がせ、獣の格好で女教師を突き上げる。
悲鳴をあげる結衣の口に押し込まれる別の肉棒。
放課後の部室、不良生徒たちによる輪姦宴。
最終目的――先生を孕ませるための中出し調教。
新任、人妻、未亡人……三匹の女教師奴隷!



本作でも御堂節が炸裂なのでしょうか、416頁にも渡る大ボリュームの作品になったようです。




千賀忠輔『淫獣の襲来 先生の奥さんと娘三姉妹』





母娘が牝の匂いを漂わせ、美尻をさらす姿は壮観だった!
娘がいるとは思えぬ瑞々しいフェロモンを放つ熟母・陽子。 
クールな美貌を恍惚に染め、肉茎をせがむ次女・満里奈。 
剣道で鍛えた引き締まった尻を露わにされる三女・雪恵。 
今夜、長女・琴音が加わり、美母娘完全ハーレムが!
女体に眠る淫欲を剥きあげる、ここは狂った楽園!



フランス書院文庫お得意の「先生の奥さん+娘たち」ですが、対象が4人だと各章1人×4章で最後にハーレムという紋切り型にならなければ良いと思います…。第何回の第何次まで残ったのかは分かりませんが、いわゆる「官能大賞ワイルドカード」でデビューされるこの作家さんがどう捌くのか期待です。




香坂燈也『僕の家には三人の痴女(みぼうじん)がいる』




「先っぽ、ぬるぬるよ。私で興奮してくれているのね」
「いいわよ、きて……キミの童貞、もらってあげる」
「またがってもいい? もっと私で気持ちよくなって」
未亡人ナース(25)、未亡人教師(29)、未亡人大家(38)
抑えきれない淫情に身を焦がしていた可愛すぎる痴女に、
翻弄されて、暴走されて――甘く爛れた同居生活、開幕!



「痴女」と書いて「みぼうじん」とルビが振られていますが、三人のヒロインとの同居生活なんでしょうか?公式ホームページの作品紹介を見ると主人公がヒロインの一人に恥ずかしいことをされて喘いでいますが、個人的に好きなショタコン的描写をなさっていますね。現実には思春期の少年が年上女性と同居するなんて、なかなか考えにくいですけど…。でも羨ましいというのがまさに本音です。




川俣龍司/イナフミン(原作)『ヒトヅマカリ 人妻借り』





息子の難病治療のため、ある資産家にすがる若夫婦。
交換条件は一年間、妻・美咲の体を貸し出すこと。
待ち受けていたのは催淫薬や器具を使った快楽調教。
一方、夫のもとには定期的にDVDが届く。
そこには調教されイキ果てる、愛する妻の姿が!
寝取られ同人コミックの傑作、ついに登場!



デビュー作品「禁鎖に繋がれたママと女教師とメイド」で第16回新人賞を受賞なさった川俣龍司さんの二作目は、題名の通りイナフミンさん原作の同人作品『ヒトヅマカリ』からのノベライズ化のようです。個人的にはまだ作者さんの創作観が確立されていないこの時期にノベライズというのはやや時期尚早な気もしますし、原作の世界観を壊さないように気を遣いそうなので中堅クラスの作家さんの方が良いとは思いますね。





●フランス書院文庫X 2017年4月刊情報

公式ホームページの「これから出る本」コーナーでは、一足早く書影も出ています。

綺羅光『【完全版】魔弾!』






フランス書院文庫Xのコンセプトはかつての「ハードXノベルズ」の温故知新的な位置付けかなと解釈していますが、綺羅光さんの『魔弾!』はかつて上下刊で出された作品の完全版のようです。綺羅光さんと言えば愛好家Sさんのブログ『官能小説★綺羅光作品テイスト』をご参照いただきたいと思います。


【参考作品】










御前零士『人妻 交姦の虜【早苗と穂乃香】』





御前零士さんは新刊『訪問調教【部下の新妻】』が3月に刊行となったばかりで、前回のフランス書院文庫Xでの作品を踏まえるとリアルドリーム文庫の作品の加筆修正版と考えて良さそうです。

【参考作品】

夫婦交換 ――背徳は蜜の味―― (リアルドリーム文庫20)
御前零士
キルタイムコミュニケーション
2009-07-23







DSKさんのブログでは他社レーベルも含め、4月発売の気になる作品をピックアップなさっています。
2017年4月発売予定の官能書籍から気になる作品をDSKが独断と偏見でピックアップ!▼フランス書院文庫X※右側の画像は、底本と思しきリアルドリーム文庫作品の表紙。 2017/4/12 発売人妻:交姦の虜-早苗と穂乃香(著:御前零士)→ Amazonはコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。平凡だが幸せな夫婦生活に満足していた人妻・早苗。夫に懇願され、嫌々ながら試したスワッピング。(こんな見知らぬ人と……主人以外で...
2017年4月の気になる官能書籍







●美少女文庫2017年4月刊情報

天乃聖樹/さとーさとる(イラスト)『クイーンズブレイカー 鬼畜王の女王征服ハーレム』





ついに世界統一を果たした鬼畜王グレン。勝利の宴は――女王たちの豪奢な躰を味わい、征服し尽くす贅沢ハーレム!
「グレンのパートナーは、私なんだから!」わがままエルフ女王リーシャから甘えられ、
「もうアタシはあんたの雌犬なんだぞ……」武闘派獣人女王アデルが美尻を高く掲げて、
「チ××狂いの変態になれて幸せでしゅ!」聖女ダフニが肉棒に狂って、何度もイク!
「わ、我も孕ませてくれ……グレン様の、チ××に支配されたいのだ……」鎖で繋がれた、かつての最強女帝グネヴィアも挿入をねだり、足にすり寄ってくる。
「任せとけ! 四人ともへろへろになるまでハメまくって中出ししてやる! お前ら四人も、この世界も、みんな俺のモノだ!」






朱月十話/ぎうにう(イラスト)『竜王子のハーレムタワー~嫁ドラゴンをコンプして最強進化を目指します~』




「お姉ちゃんがルー君を進化させてあげる」甘い姉、光竜シャルムと塔暮らしを始めて、
「進化できぬ竜など私に喰われるがよい!」帝国最強の闇竜ユスティリニアを迎え撃つ。
「ご主人様にまたがらせてください!」竜騎士レーゼ、妹の霧竜ミリスも倒して、最弱王子ルークは最強ドラゴンへ進化する!
……………………
「ルー君が、こ~んなに強くなるなんて……お姉ちゃん、嬉しい」シャルムの巨乳に顔ごと全部包まれて――
「ダーリンの赤ちゃん竜、孕ませてくれ!」ツンドラからデレデレに堕ちた新皇帝ユスティリニアには卵を産ませ――
「お兄様、私たちへも注いでください」W騎乗位エッチで竜騎士レーゼも妹ミリスも大満足させる、最強竜の幸せハーレム!
強く可愛い嫁ドラゴンをフルコンプ!






葉原鉄/ひなたもも(イラスト)『年上ロリ姉妹にバブみを感じて甘えたい!』





父の入院をきっかけに始まった、年上ロリな橋永姉妹との同棲生活!
「くーちゃんの股間、腫れちゃってる!」「ボクたちがスッキリさせてあげますね」
ちびっこ巨乳の風美が無垢な手コキをしてくれば、ボクっ娘無乳の葉実が幼顔を寄せ、甘い息を吹きかけて……いきなり朝からふたりに向かってぶっかけ顔射!
昼は、手作りお弁当を、あ~ん、で完食。「よしよし、いい子いい子、お野菜もちゃんと食べられるんだね」
そして夜は――お待ちかね!
「わたし、ミルクはまだ出ないけど、おっぱい吸わせてあげるね」寂しさを癒す授乳プレイから処女まで捧げ
てくれる初体験!
「おかーさんって呼んでいいからね」



今回のイラスト担当の方を見ると可愛らしい系の方に寄っていて、色々と分かりやすい傾向だなとは思います。葉原さんの「バブみを感じてオギャりたい」っていう(仮)タイトルは聞いてイメージはわきますが、実際の意味は私が考えていたのとは逆で母性を感じさせる年下のヒロイン嗜好のことを指すようです。新しい価値観は次々と出てきて細分化されていくようですが、個人的には「姉」、「妹」といったようにざっくりとしたカテゴライズの方が広く支持を集めるのではないかと思いますが…。






●2017年4月の「気になる」官能作品

観月淳一郎『人妻シェアハウスは僕のハーレム』




ひょんなことから人妻ばかりが暮らすシェアハウスで夢のような生活を送ることになった童貞の僕は……。 

実家の建て替えで仮住まいを強いられた高校生の啓太は、一人で学校近くにあるシェアハウスに住むことを決意した。ところが手違いで、そこは人妻しかいないことが判明。双方戸惑いつつも4人の生活が始まったが、色っぽい人妻たちは童貞には刺激が強すぎて……。



これはまさにハーレムというよりは、主人公が熟女たちに補食される絵しか浮かびません(苦笑)あらすじから判断するとヒロインは三人で、母性を感じさせる未亡人と男嫌いなキャリアウーマン、小悪魔で天然な独身女性といった顔触れが王道なように思えます。発売が楽しみです。

テーマ : 二次元総合 漫画・エロゲー・小説・エロアニメなど
ジャンル : アダルト

観月淳一郎「人妻シェアハウスは僕のハーレム」

観月淳一郎「人妻シェアハウスは僕のハーレム」
(マドンナメイト文庫、2017年4月、表紙イラスト:妃耶八)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

高校に通う広実は自宅のリフォームで半年ほど引っ越しを余儀なくされ、シェアハウスでの同居を選択し大家の美帆と会うが、名前が災いして女子だと勘違いされていたことが分かる。渋る彼女に情で訴えて同居できることになったが、人妻三人に囲まれての生活は広実に取っては刺激的で…。


【登場人物】

川島広実
17歳の高校2年生。両親と3人で暮らしていたが、ボヤにより自宅をリフォームすることになり、建て替えの間に自ら望んで美帆が家主であるシェアハウスに半年間住むことに。名前から女性と間違えられることも多く、今回も会うまでは美帆たちに女性と思われてしまうが…。

井口亜希奈
27歳。気の強い夫と結婚したもののDV被害に遭って怪我を負い、病院で美帆と出会ってから彼女の家に身を寄せることになった。三人の中では最もグラマラスで巨乳だが、当初広実には興味が無さそうだったように見せながらも彼を誘惑して童貞をいただいてしまう。

深田小夜子
32歳。胸の辺りまで伸ばしたストレートの黒髪に銀縁のメガネを掛け、知的な印象を与える女性。夫の浮気により自宅を出て、翻訳の仕事で細々と生計を立てざるを得ず、美帆の家に身を寄せている。高校時代に付き合っていた恋人と広実がよく似ていて、亜希奈との情交を覗き見て嫉妬に駆られて誘惑してしまう。スレンダーな体格の割には不釣り合いなほどバストは豊かで、プロポーションは良い。

麻生美帆
28歳。結婚四年目の若妻で夫が海外赴任となったものの、趣味で始めたフラワーアレンジメントにはまり、夫との間にすきま風が吹いていたこともあり国内に残ることに。セミロングにした可愛らしい印象を与えるが、貞操観念が強めで広実を女性と勘違いしたことでシェア自体は認めたものの、夫との約束を違えてしまい罪悪感を抱いている。釣り鐘型の豊乳。


【展開】

広実はシェアハウスの家主である美帆に呼ばれ彼女の自宅を訪ねるが、これまでメールでのやり取りだったからか自分が女性だと勘違いされていたようで、男子禁制だからと早くも美帆が断ろうとしているのが明白。そこで広実は両親は当座の転居先でワンルームだし、学校から通うのも遠いから何とかここに置いて欲しいと頼むと、小夜子や亜希奈の取りなしもあって同居を認められる。

美女三人との同居を楽しみにしていたものの、揃って結婚指輪をしていたのを見て人妻だとがっかりしたが、広実は女の園での生活に慣れ洗濯済みの下着をオカズにオナニーしてしまう。
そんなある晩亜希奈と二人きりとなりテレビを観ていたが、ショートパンツから覗くお尻に痣があるのを見付けてしまい、亜希奈は夫の暴力を受けたと告白し上着を脱いで肩口から胸のところにも痣がと言って見せ付けるような素振りを見せる。勃起していたことを亜希奈に指摘され広実は部屋に逃げ込むが、性欲処理をしていたところに運悪く彼女がやって来てしまい、まるでこうなるのを分かっているかの素振りを見せながらセックスを教えてあげるからと告げられる。
舌を絡ませたディープキスの後で口唇奉仕からの飲精をした亜希奈は、今度は自分の番だと言ってたわわな乳房を揉ませたり、陰核を吸い立てながら秘所への指ピストンをさせたりと広実に教えていく。派手にアクメしたのを恥じらいながらも亜希奈は開脚して少年を受け入れると、これまでにないフレッシュな剛棒による蹂躙を受けながら絶頂へ達するが、広実の精力は二度の放出では物足りぬようで続けての性交に溺れていく。

その頃予定を早めて帰宅した小夜子は二人のまぐわいを覗き見てしまい、亡くなった初恋の少年に広実が似ていることを思いながら、化粧瓶をペニスに見立ててオナニーを始めてしまう。そんなある晩小夜子は広実の為に夕飯を作ろうとするが、蛇口からの水が跳ねて服を濡らしてしまい黒い下着にエプロンという大胆な格好に着替える。勿論小夜子が計算付くで仕掛けた罠だが、広実が欲情を抑えようと急いで食事を終えて部屋に戻ろうとしていたのを捕まえると勃起していることを指摘し、手でしてあげると提案する。
広実はあまりの展開に戸惑ったものの小夜子の初恋の人に似ているから何でもしてあげたいと理由を聞かされ、ならば手だけでなく口でもして欲しいと求め精液を飲んでと命令する。更に小夜子に裸エプロンになるよう下着を脱いでと告げると既に秘所はぐしょ濡れのようで、和式便器に跨がるように命じると顔面騎乗位でクンニして絶頂へ導くとまだ終わりじゃないからと正常位にして貫き、セカンドヴァージンさながらにきつい膣穴に精を放出するのであった。

広実が二人と情交に及んでから数日後自宅のあちこちに漂う淫靡な痕跡に美帆が気付かぬ訳もなく、広実を受け入れなければ良かったと悔やむ気持ちよりも二人に対する嫉妬の感情が先に出て来たことに気付く。夫のいる貞淑な人妻でいようとするがそんなある晩に広実と二人きりとなり、彼が入浴中に貧血を起こして倒れ足を痛めた振りをしているとは気付かすに寝室まで肩を貸してあげるが、不自然なほどギンギンに屹立している巨根から目を離せずにいた。こんなことはあり得ないと思いながらもなりゆきでペニスを扱き口唇奉仕で射精に導いてあげるとお返しにクンニと指ピストンにより潮吹きまでさせられ、二人の人妻に対する嫉妬の気持ちも交えながら、嘘をついた罰として自ら上になり騎乗位で迸りを受け止めてしまう。

広実は牽制し合う三人の人妻たちと毎晩のように性交を重ねていくが、ある晩にリビングでTVドラマを観た後にシェアハウスの決めごとにある「モラルに反することはしない」という一文を消そうと提案し了承を得られると寝室に向かう。皆でしたいと遠回しにメッセージを送り素っ裸になり布団に入り寝た振りをしていると、三人がスケスケのベビードールを纏い広実に奉仕を始める。
交代で一人がディープスロートし他の二人からは玉舐めで快楽を与えられると、フィニッシュは全員で先端を舐められながら射精に導かれ、先を争うように美帆の執拗なお掃除フェラで萎える暇も与えられない。亜希奈と小夜子が四つん這いになり誘う姿勢を見せ指ピストンで快感を与えると、美帆は嫉妬するかのようにペニスに軽く歯を立て自分もしてとばかりに尻を突き出し、広実はペニスを挿入しながら両手も駆使して三人を抱くことに。一度出しただけに広実は余裕な様子で交互に人妻たちの膣穴を貫き、こんなに幸せなことはないと喜びを噛み締めるのであった。


【レビュー】

「叔母と美魔女 背徳のヨガレッスン」でデビューした作者は続く「ふたご巨乳ナース 僕と義母と叔母と」でもヒロインを二人としてきたが、本作ではシェアハウスを舞台に名前が【ひろみ】(広実)であることから女子と勘違いされ、主人公を巡り三人のヒロインが取り合う設定となっている。ヒロインたちは題名の通り全員が人妻であり、夫の海外赴任に伴い新居をシェアハウスとした可憐な印象の大家の元に、夫のDV被害で家を出たグラマラスで奔放な美女、夫の浮気に悩み身を寄せた生真面目系の熟女の三人が本作のヒロインである。

・グラマラスで奔放な人妻【亜希奈】(27歳)
夫のDV被害に遭いもう男にはコリゴリだとシェアハウスにやって来たが、最初はタイプではなかった気弱な主人公に対して性的な興味を持ち、二人きりになったタイミングを逃さず誘惑し童貞喪失へ導く。愛し方を教えてあげるつもりが従順な主人公の拙いテクニックにより翻弄され、精力の強さもあって立て続けの情交に及んでしまう。

・堅物で生真面目な人妻【小夜子】(32歳)
翻訳の仕事をしていて見た目からも堅物な印象を与える小夜子だが年齢の割には男性経験が少なく、夫に対しても積極的になれずにそれが浮気の原因に繋がったのではないかと考えていた。亡くなったかつての恋人に似た容姿の主人公が亜希奈と情交に及ぶのをを覗き見てしまい、自分が抱かれることを夢想し一人遊びまでした彼女は二人きりになったタイミングでハプニングを装い、下着にエプロンという扇情的な格好になり誘惑する。

・可憐で清楚な人妻【美帆】(28歳)
結婚して4年目で夫婦の営みが減ってきているなか夫の海外赴任話が持ち上がるものの、趣味で始めたフラワーアレンジメントに没頭し国内に残ることを決めた美帆。自らの勘違いがきっかけで主人公をシェアハウスに住まわせたものの、他の二人の住人が彼を巡り静かに火花を散らしていることを知って自らの本心に気付く。そんなある日主人公の一芝居により、性的な関係に発展してしまう。


ヒロイン一人に付き一章を使っての展開は、第四章にて住人同士モラルなんて気にせずに今だけでも皆で楽しもうよとばかりに、主人公が三人に提案してのハーレムプレイに発展する。主人公の立派な一物と精力の虜になっていて静かに嫉妬の応酬を繰り返していただけに、主人公からの提案は三人にとってまさに渡りに船でありタイトルの通りの結末を迎えるのである。但し本作ではこのハーレムにはいつか終わりがやって来ることも示唆しており、三人とも人妻であることを捨ててまで少年に溺れる訳でも無いし、主人公もかりそめの一人暮らしなだけで親元に戻ることは最初から分かっていることである。そんな現実的な終わり方になるのも致し方ないところであろうか。

本作では亜希奈と小夜子からはシェアハウスにて二人きりの状況で誘惑され性的な流れに発展するが、最初はお口での奉仕で発射してからお返しの愛撫で絶頂しそして合体という展開は、いずれもほぼ同じというのが気になるところである。従って個人的には男を同居させてしまった美帆が夫への罪悪感もあって退いた態度を見せていたのが、主人公が仕掛けた形がきっかけとは言え自分がリードすることに拘り上に乗って交わり快楽に浸る描写が三人の中では一番良かったと思う。

しかし人妻ヒロインたちにはそれぞれに主人公に溺れていく理由はあるものの、結局は年の差ということや期間限定の同居という設定を守ろうとしてか、シンプルで王道の作りではあるがどうしても物足りなさが残ってしまった。マドンナメイト文庫自体が250~280ページ位というフォーマットであるが故、残りのページ数を気にしてか終盤に駆け足でのハーレム描写となる上に、時間経過に伴う互いの目を盗んでの情交というスリルも一文で終わってしまったのが残念である。

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神瀬知巳「甘く危険な休日 僕のママ・友だちの熟母」

神瀬知巳「甘く危険な休日 僕のママ・友だちの熟母」
(フランス書院文庫、2007年4月、表紙イラスト:松原健治)

ネタバレ有り。御注意下さい。
2017年4月10日レビュー再編集。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

父親と母親が離婚し親の愛情に飢えていた洋介は、志穂を義母として迎えるのを前に不安を口にし母親代わりに育ててくれた千佳に優しく手コキして貰う。2年後早くも夫婦生活に破綻を来たしつつある志穂は、家族旅行の晩に寂しさを埋めてもらおうと洋介に甘えさせている内に、彼の性欲に火を付けてしまい禁断の関係を結んでしまう。


【登場人物】

吉沢洋介
15歳。高校1年生。実母は洋介が小学4年生の時に離婚して家を出て行った。中学2年生の時に父親が志穂と再婚したが、浮気癖が直らず自宅に不在がちでやきもきしている。一度だけ性的な関係になった千佳に想いを寄せつつも、現在は週に2回スポーツクラブで顔を合わせている。童貞

吉沢志穂
28歳。たおやかな瓜実顔で気品が有る細身ですらりとした美女。洋介の父親の部下で結婚はしたものの、夫の浮気癖が原因で気を病み離婚を考えている。洋介とは仲良くしようとテニスを習い始めるなど色々と気を使っており、普段は「ですます」口調で接することが多い。

松岡千佳
36歳。建築プランニング会社の社長で、夫とは離婚し女手一つで洋介と同い年になるひとり息子を育てている。グラマラスな体つきと凛とした美貌の優雅さを持ち、両親が離婚をした洋介を夕飯に招き実の息子同様に育てて来た。現在息子は進学により寮生活を送っている。


【展開】

松岡家に友人たちと遊びに来た中学2年生の洋介は一度は友人たちが疲れて昼寝している千佳のスカートの中を覗こうとして止めつつも、後で自分も気になり同じ事をしようとして彼女に見付かってしまう。悪戯を咎めた千佳は穏やかに微笑みながらも友人たちの行為を止めてくれたと洋介に感謝し、勃起しているのに気付くと体を触らせキスをしながら手コキで優しく射精に導いてあげる。

それから2年後折角の家族旅行の途中で仕事を口実に帰京した夫を憂い酔った志穂の表情を見た洋介は、ママと呼び甘えながら彼女の秘所を愛撫し遂に正常位での初体験に至るものの、どうしても中出しだけはまずいと訴えられる。志穂は指先が冷たいからと先ほど洋介の指に塗ってあげたクリームを勃起にまぶすと、自ら四つん這いになってアナルセックスを求め腸内に迸りを受け止めるが、四つん這いの体位が洋介を刺激したのか二度目の肛門性交へ雪崩れ込むのであった。

それから数日後相姦の罪を犯し悩んでいた洋介を見かね、千佳は彼を仕事の視察だと言って遊園地デートに誘うが、そこでタイミングの悪いことに洋介の実母が新たな伴侶や子供と幸せそうにしているのを目の当たりにする。思わず涙を流しながら、母が幸せそうで良かったと呟く少年をこのままにしておけず千佳は自宅に招き入れる。いつもスポーツクラブで自分の身体を見て欲情していたのを知っていた千佳だけに、洋介が志穂と関係したと聞くと最後まで遂げさせようとする。ダイニングで正常位からバックに変えて交わっていると息子から電話が入り話を続けたまま中出しされ、洋介に受話器を渡すとお掃除フェラから対面座位で交わり挑発する。そして息子との会話を終えた後に乱れ合い、二回目の中出しを受けてしまう。

翌日志穂が同窓会を口実に実家へ数日間戻ることになり、洋介は松岡家を訪ね友人と勉強をした後にリビングに入ると、友人がゲームに夢中になり気付かれないのをいいことに千佳とキスを交わす。そして友人が二階の自室で探し物をしている間に口だけの奉仕で収まりが付かなくなり、パイズリフェラで精液を飲んでもらい一旦は終了するが、夕方になって友人が寮に帰ると家を出るのを見届けると千佳に甘え一緒に入浴を始める。志穂の近況をうっかり聞いてしまい少年が表情を曇らせたのを見るや、千佳は湯の中で対面座位で交わりながら告白し妊娠させて欲しいと口にする。洋介も期待に応えるかのように抜かずの情交で二度の胤付けをしてしまうが、志穂への想いも拭えずにいた。

一方志穂は気持ちを整理しようと帰郷したものの洋介のことが忘れられず予定を早めて吉沢家に戻るが、二階の洋介の部屋から喘ぎ声が聞こえ不安を感じながら部屋のドアから覗いてしまう。中を見るとベッドに磔にされ目隠しされた洋介に千佳が馬乗りになり交わっており中出しを済ませると、お掃除フェラだけでなくアナル舐めで快感を与え口で精液を搾り取るほどの親密さを見せていた。千佳が午後出勤らしく志穂は部屋を出るところをやり過ごすと、目隠しと片手だけ拘束されたまま余韻に浸る洋介に欲情を覚え、着衣を脱いで騎乗位で受け入れてしまう。洋介は混乱に陥るが志穂に中出しすると、拘束を解かれ彼女の求めに応じ屈曲位で二度目の情交に及ぶ。しかし忘れ物を取りに戻った志穂が部屋の前を通り掛かり…。

千佳と結ばれたのを知り志穂が身を退く決意だと知った洋介は再び落ち込んでしまい、それを見た千佳は数日後志穂に連絡を取りテニスをしようと誘いの連絡を入れる。志穂は千佳に少年との関係を糾弾されるものだと覚悟を決めて屋内テニスコートにやって来ると、待ち受けていたのは洋介だった。別れの言葉が出るものと身構えていると、洋介に抱き寄せられここでしたいと求められ、ベンチに手を付きバックで交わりを受け入れると、そこへ千佳が現れ一緒に洋介を愛して欲しいと懇願される。千佳と志穂が並んでテニスウェアを着たままお尻を突き出す格好を見て、洋介はありあまる精力を駆使して二人の前後の穴に生殖液を吐き出すのであった。


【レビュー】

自分の父親と結婚した義母と、幼い時から見守ってくれている友人の母親という現代の誘惑官能小説でよく用いられる背徳な要素を内包した作品で、ヒロイン2人の中で比べると友人の母親である千佳の方に重きを置いている様に感じられる。千佳は志穂が来るまでは主人公の母親代わりの存在で、両親の愛に恵まれない主人公を想う描写も随所に見られ息子そっちのけで誘惑したり、主人公の感じる顔や声が好きだと倒錯した言葉を呟いたりと愛情に溢れた言動が多かったと思う。

志穂はたおやかで主人公に対して「ですます」口調でかなり気を使っている面が窺えて、家族旅行に夫が参加せず不義を働いていることに心を痛めていた折りに主人公と関係してしまう。それが却って彼女の悩みを深めてしまう結果となるが、主人公が千佳と関係しているのを見て自分もと身を委ねていくプロセスは良かったと思う。


DSKさんと愛好家Sさんのブログ紹介記事はこちらです。
2007/04/23 発売甘く危険な休日-僕のママ・友達の熟母著:神瀬知巳、フランス書院文庫→ Amazonはコチラから。→ Kindle版はコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。→ 【honto】の電子書籍はコチラ。→ ひかりTVブックはコチラ。〈電子書籍〉→ 総合電子書籍ストア【BookLive!】はコチラ。「こんなになって…なだめてあげましょうか?」指先にたっぷりと唾をまぶし、肉茎をしごく若義母。「我慢しないで。おばさんのなか...
甘く危険な休日-僕のママ・友達の熟母(著:神瀬知巳、フランス書院文庫)

1493『甘く危険な休日 僕のママ・友だちの熟母』神瀬知巳、フランス書院/フランス書院文庫、2007/04 発売●あらすじ家庭を顧みない父に苛立ちを感じる一方で、義母を母としてだけでなく一人の女性としても見てしまう少年が、貞淑な良き母であろうと務めてきた義母や幼い頃から見守ってくれた親友の母と深い関係になっていく。●登場人物【吉沢洋介】15歳。童貞。高校一年。修司の息子。志穂の義息。実母は洋介が小学四年生の時に離...
1493『甘く危険な休日 僕のママ・友だちの熟母』

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小鳥遊葵「混浴風呂 妻の母、妻の姉、隣の人妻と…」

小鳥遊葵「混浴風呂 妻の母、妻の姉、隣の人妻と…」
(フランス書院文庫、2017年3月、表紙イラスト:新井田孝)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

夫を亡くした冴子は二人の娘を育ててきたが、次女で高校に通う栞が若手教師の健一と結婚したため、自宅に迎え入れることに。この地域では娘の初夜の直前に母親が婿の男性としての機能を確かめるという風習があり、冴子は健一とともに混浴するが思わぬ偉容に女の部分が目覚めてしまい…。


【登場人物】

若桜健一
23歳。川崎市出身で仙台にある大学を卒業すると栞の通う女子高に赴任、彼女の告白を受けて入籍した。学生時代にはサッカーをしていただけあって引き締まった身体付き。人並み外れた巨根の持ち主で女性経験もそこそこにある。

東雲冴子
44歳。遠洋漁業?に従事していた夫を三年前に亡くして以来、女手一つで梓と栞を育てている。高校に通っていた当時大学生だった夫と結婚して以来、性的に満たされた生活を送ってきたが、亡くなってからは全く男と縁がなく密かに渇望を抱いている。若々しく熟れた身体付きの熟女。

東雲梓
26歳。冴子の長女で勤めに出ている。明るく裏表の無さそうな性格で付き合っている彼氏がいるが、義弟となった健一を見て性的な関心を抱き不適切な関係に陥ってしまう。母親に似て巨乳で女らしい身体付きの美女。

東雲栞
18歳の体操部に所属する高校3年生で、今年赴任したばかりの健一に告白し籍を入れたばかり。冴子の言い付けを守り処女のままだが、ペッティング程度は既に済ませている。母姉譲りの巨乳で健一に毎日のように抱かれている内に、胸だけは冴子を凌ぐくらいに成長している。

池端景子
40歳。東雲家の隣人で夫はいるが、仕事柄不在にしていることの方が多い。子供はいない。冴子一家とは親しくしており、特に梓とは遠慮なく話せる仲のようである。冴子と似て熟れた身体付きの美女。


【展開】

健一を迎える日の朝に冴子は儀式のことを考えるとソワソワしてしまいそれを娘たちに指摘されて恥じらいを感じながらも、彼女たちを送り出すと寝室でバイブを用いたオナニー始め、いつしか健一と交わることを想像しながら達してしまう。一方仕事を終えて栞と待ち合わせた健一は儀式の話を聞かされて驚くが、東雲家を訪ねると冴子の色気に淫らな行為を期待し股間を滾らせる。夕食を済ませて栞が自室に籠ったのを見て冴子が先に浴室に向かい健一を迎えると、想像した以上に長大な勃起を目の当たりにして秘所から蜜が滴るのを抑えられず、手で感じ取るだけでなく口でも味わってしまう。そんな冴子を見た健一はバスタブに肘を付いた姿勢にさせて秘所に触れしたいと迫るが、冴子は何とか理性を保ち女性上位のシックスナインで口唇奉仕し射精へ導くのであった。

儀式を終えて先に浴室を出た健一は梓におやすみの挨拶をしようとリビングを覗くと、何と乳房や秘所を剥き出しにしてひとり遊びをしていたところで、彼女は母とだけでなく自分とも儀式をしてくれないと許さないとあからさまに誘惑されてしまう。何とか栞との初夜を終えたものの健一は冴子との約束を果たそうと寝室へ向かう。健一と栞との情交を想像しながら今日二度目のオナニーを終えたばかりの冴子は、夜這いを掛けて来た健一を拒めるはずもなく正常位で交わるが、翌朝からは義母としての矜持を貫かんと素っ気なく振る舞う。

そんなある日健一は学校からの帰りに梓に誘われ、高速に乗って降りたインターチェンジの側にあるラブホテルの部屋で儀式に付き合う羽目になる。一緒に浴槽に入ると健一だけ立たされ梓の口唇奉仕で一発目を放ち、洗い場に出て対面座位で交わり膣内射精すると、母や妹の目を盗んででも今度は家の中でしたいという梓に辟易する。それでもバックで求められ交わっている内に冴子とのセックスが頭をよぎり、お義母さんと心の中で呼びながらフィニッシュしてしまう。

数日後修学旅行から戻った栞と入れ替わるように梓が会社の慰安旅行で不在となり、更に冴子もその日はお茶会に出掛けていたせいもあって、健一は隣の景子の家を訪ね夕食をご馳走になる。酔った勢いもあってか子供のいない景子から私も儀式をしてみたいと切り出され、健一は次々に訪れる幸運に感謝し誘いに応じることに。しかし部活を終えて帰宅する栞や外出中の冴子がいつ帰って来るか分からない、そんな慌ただしさの中で浴室で儀式の真似事をして女体も味わい帰宅したものの既に冴子が帰っていた。

リビングで待っていた冴子は健一の身体から情事の痕跡を伺わせる匂いを察知し問い詰めようとするがそこへ栞も帰って来たので玄関へ向かうと、以前娘からもっと健一を受け入れて快感を得られるのにはどうしたら良いのと相談を受けて一度情交に立ち会うからと告げていたことを思い出し、唐突に今晩その最中に夜這いするからと提案する。栞が入浴している間に冴子はリビングで健一がようやく景子との行為を認める答えを引き出すが、彼女はあくまでも冴子の代わりでしかないと聞かされると、情事の誘いを断ることも出来ずに応じてしまう。栞を二階の部屋に残し入浴している振りをして寝室に来た健一とバックで交わり喘いでいると、何といないはずの梓が部屋を訪れて全てを見られてしまう。梓に非難され立ち去っても繋がったまま中出しされた冴子は、部屋に戻った健一を思いながら玩具を使い余韻に浸るのであった。

翌日景子からのメールで誘いを受けた健一は仕事を終えて隣家を訪ねると、そこには梓も同席していた。母親のふしだらな行為を責めるように梓が相談を持ち掛けたのを景子が上手くなだめたらしく、意外なことに栞に気付かれないように池端家でなら他の三人としても良いと告げられる。その代わり梓への償いとして浴室での儀式をさせて欲しいと頼まれ、健一は以前の行為を隠したまま梓が話をしたのだと気付きつつも、二人に見られることを想像して興奮する。梓の奉仕に景子が加わり競い合うように挿入する二人を見て楽しむが、いざ射精するとなって子供が出来にくいからと景子に中出しするが、その最中に梓に腰を掴まれ剛直を口に含まれて二人の淫らさに圧倒されてしまう。

二度目の情交から一週間後冴子は健一の落ち着きの無さに不審を抱いていたが、そんな折学校から帰って来た栞からどうやら健一が冴子を自分に重ねて抱いているのではないか、だから彼の想いを遂げさせてあげてと相談される。何もかも見透かされているのではと不安を抱きながら答えを出せずにいると、そこへ健一も帰って来るが先に栞がメールを送っていたらしく、冴子の手解きを今すぐにでもさせてくれと言わんばかりである。こうして浴室に向かうがすっかり栞が主導権を握ったようで、冴子は儀式を伝承するという大義名分を得て健一の勃起に奉仕してみせると栞も加勢して射精寸前まで追い込み、返礼とばかりに母娘は健一からの口唇愛撫を受ける。すっかり高まった冴子は栞の目の前で健一と交わり、手戯に浸る娘を見ながら健一の迸りを受け止めるのであった。


【レビュー】

東北地方のある地域を舞台に古くから伝わる性的な風習を題材にするのが小鳥遊葵作品の特徴であり、本作では教え子で現役女子高生の栞と結婚した若手教師の主人公健一が彼女の実家に婿入りする設定である。主を亡くした家では義母の冴子と義姉の梓も暮らしており、三人三様に魅力的な美しさの持ち主であるが、この地域に伝わる風習をきっかけとして妻だけでなく二人とも淫らな関係に陥っていく流れとなっている。

・妻の母【冴子】
三年前に亡くなった夫に女として開発された冴子は、娘の初夜の直前に風習に従い婿入りした主人公の男としての機能を確かめようと混浴の儀式を行ったまでは良かったが、想像した以上の偉容に圧倒されてしまい封じていた女の部分が目覚めてしまう。主人公も幼な妻への愛情は揺るがないものの、冴子の著しい反応に一線を越えようと迫るのだが…。

・妻の姉【梓】
冴子に取っては姉の梓より栞が先に結婚したことが気掛かりではあるものの、当の梓からすれば義弟となる主人公に興味津々でしかも儀式を終えて浴室から出て来た母に対し女を感じ取ってしまう。そこで数日後主人公をホテルに連れ込むとなかなか口を割ろうとしない彼に感心しつつも、次第に追い詰めていくと関係を持つ。栞の姉というよりは同じ女として、冴子や栞などと張り合う勝ち気な美女である。

・隣の人妻【景子】
女たちがみな不在となるからと冴子に頼まれ、主人公に夕飯を食べさせようと自宅へ招いた景子ではあったが、子供がおらず夫も不在がちな彼女は冴子から伝え聞いた儀式に興味を持ち主人公に同じようなことをしたいと提案する。冴子とよく似た熟れた身体付きの美女の誘いに応じただけでなく、本番には至っていない冴子への想いを募らせた挙げ句に主人公は景子にその姿をダブらせ関係に至る。

妻を始め四人の美女と交わった主人公だったがそれを隠し通せる筈もなく、勘の良い梓に冴子との情交を見られたのをきっかけに、景子を巻き込み更には冴子との関係も許容されてしまう。更にここまで官能的な出番が少なかった妻の栞からも空閨をかこつ母の為に、そして逞し過ぎる主人公を受け入れたいからと冴子を抱いても良いと言われる始末である。冴子が栞に男の愛し方をレクチャーする終盤は、確かにいやらしさを感じさせて良いと思う。

ただ個人的には残りを意識したのか、こうした終盤二章の纏め方が唐突かつ拙速であり、もう少し工夫の余地があったのではないかな?と疑問の残るところではある。今までの熟女路線でいくなら梓の部分を景子に置き換えて冴子と競わせるのでも良いし、新味を出そうと母娘丼にするなら敢えて景子の部分をバッサリカットしてその分を梓に寄せ、妹のためにレクチャーしてあげたり母のために皆でというお節介役にした方が分かりやすかったように感じたのだが…。

DSKさんのブログでも本作をご紹介なさっています。
2017/3/25 発売混浴風呂-妻の母、妻の姉、隣の人妻と…著:小鳥遊葵、フランス書院文庫→ Amazonはコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。「ああ、健一さん、熱くてたくましいわ……」柔らかい乳房で左右から男根を挟み込む妻の熟母。潤んだ上目遣いで反応をうかがい、赤い舌を伸ばす。同居する義母から受ける最高の「混浴接待」。泡まみれの手しごき、深い吸茎、湯船の肉交……浴室からもれるあえぎ声は二階や隣家まで響き...
混浴風呂-妻の母、妻の姉、隣の人妻と…(著:小鳥遊葵、フランス書院文庫)

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鏡龍樹「溺れる 若兄嫁と熟兄嫁と未亡人兄嫁と」

鏡龍樹「溺れる 若兄嫁と熟兄嫁と未亡人兄嫁と」
(フランス書院文庫、2017年3月、表紙イラスト:松原健治)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

航空機事故で三人の兄たちを失った真彦。同時に未亡人となった詩織、リサ、佳菜子の兄嫁たちは真彦以上に悲痛な想いであったはず。しかし真彦は兄たちの葬儀の折りに体調を崩した詩織を控室に連れていくと、欲望のままに性交を迫ってしまう。三年前に一度に迫ったあの夜より成長したのだと見せ付けるかのように…。


【登場人物】

東条真彦
19歳?大学へ進学したばかり。父親はインテリア大手の会社の社長だが三人の兄たちとは母親が違い、特に長兄からは口うるさく出来損ないなどと言われてきた。兄たちが航空機事故で急逝し、いきなり後継者として帝王教育を受ける羽目になるが、元来の末っ子気質でのんびりしたところがある。女性経験はある様子で、以前から詩織に対してほのかな想いを抱く。

東条詩織
38歳。東条家の長男の妻として嫁いだが、ワンマンな夫の性癖で縛られて性交を強いられるなど被虐的な一面を持ち合わせている。子供はいない。真彦の境遇に同情し夫との緩衝材的な立場で優しく接しており、彼に恋愛感情を抱かせる遠因にもなっている。

東条リサ
30歳。アメリカ人を祖父に持つクォーターで、モデルとして華やかな世界に身を置いていたが、東条家の次男に口説かれてモデルを引退している。夫を亡くしてからは東条家に同居するようになり、義父に気に入られて秘書として登用されるように。真彦の詩織に対する感情を察知し、言葉巧みに誘惑して自分の支配下に置こうとする。

東条佳菜子
24歳。東条家の三男の妻でおっとりとした性格とEカップはありそうな肉感的な身体付きの美女。真彦が夫と容姿が似ていることもあり、2ヵ月振りに再会すると、彼のペースに引き込まれて関係を持つようになる。


【展開】

事故で三人の兄を一度に失った真彦は葬儀に参列し気丈に振る舞う詩織の喪服姿に欲情を覚えながらも、三年前に一度だけあった性的な夜のことを思い出してしまう。兄の浮気を知り寝室で泣いていた詩織を見て慰めてあげると迫るが、性欲のままに生乳を露わにさせたところで彼女を泣かせた兄と同じではないかと気付き、それからはギクシャクとしながらも想いを寄せ続けて来た。そんな時に詩織がバランスを崩したのを見るとリサと二人で控室へ運び、二人きりになったのを好機と捉えもう兄はいないのだからと関係を迫ると、真彦は夫婦の営みを覗き見していたことを明かし実は詩織がMなんだろうと告げる。口では嫌がりながらも抵抗を見せない詩織を見て喪服の裾をたくし上げ、秘所が濡れていると辱しめを与えながら立ちバックにして剛直を挿入し中出しまでするのであった。

それから三週間両親の目を盗みながらも真彦は詩織の寝室を訪ねては欲望を吐き出していたが、ある日真彦の帝王教育の合間の30分間で慌ただしく性交を求めると、それまでは頑なな態度を見せていた詩織も真彦の焦らしに翻弄されてしまい、遂には自ら抱いて欲しいとまでおねだりするように。しかしその日はリサが父親と話があると東条家にやって来ており、部屋の前を通り掛かり声を聞いてしまい関係が露呈してしまう。
数日後真彦はリサの呼び出しで次兄夫婦の住むマンションの一室を訪ねたが、自分の言う通りにしなければ洗いざらい父親にバラすと切り出され、父のことだから自分を放逐しかねないと悟り彼女の要求を受け入れる。女王様然としたリサから愛撫をするときに指を使わずに舌だけで満足させてみなさいと命令され、真彦は彼女には到底敵わぬと奴隷になると誓い、更には詩織には手出ししないと約束させられ騎乗位でフィニッシュを迎える。

その翌週からリサが東条家に同居することが決まり、詩織は真彦が一切情交を求めてこないことに安堵するのとともに、一抹の寂しさを覚え自ら真彦の部屋を訪ねる。真彦は詩織を跪かせて口唇奉仕をさせると、リサが部屋に入って来て示し合わせた通りに詩織をベルトで後ろ手に縛りイラマチオ同然にして腰を遣い始める。リサは詩織がライバルとなっては敵わないことを理解しており、真彦を支配することで不安をかき消そうと考えて目の前で詩織を抱くように命じ、彼女が絶頂したのを見るや自分の中に出しなさいと催促し中出しを求めるのであった。

東条家の後継者としか二人の兄嫁は見てくれていないと真彦は不安を抱き、リサの掌で転がされていると苛立ちを感じ佳菜子に連絡を取ってマンションの部屋を訪ねることに。彼女をモノにすれば何かが変わるかもしれないと真彦は初めから強気に迫り、寝室に向かい亡き兄の服を着てみせるとあまりにも似ていたせいか呆然とする佳菜子の唇を奪う。ところがタイミングの悪いことに詩織と会う約束があったらしく佳菜子がリビングに向かったのを見るや、真彦は詩織も誘い寝室で3Pに雪崩れ込む。二人からの口唇奉仕を受け入れた後佳菜子をベッドに横たえると、自らもプレイに興じる詩織の積極さにたじろぎながらも末兄嫁と交わるのだった。

兄たちが亡くなってから3ヵ月が経ったある日リサの31回目の誕生日を祝おうと真彦は佳菜子を自宅に呼び寄せるが、ただ集まるだけな訳もなく佳菜子を使ってリサの嫉妬を誘い、自分が主として主導権を奪おうという腹積もりでいた。そして夜も更けて真彦が佳菜子を客間に案内するが、企みを見抜いていたのかリサが廊下で誘う仕草を見せたので、プランの変更を余儀なくされる。廊下での奉仕に乱れたリサから客間に戻り佳菜子が寝た振りをしていないか試してみようと誘われ、描いていたもう一つの計画の通りにことが進んだのを見るや、真彦はリサをバックで貫いている間に佳菜子から差し出された麻縄を使ってリサを後ろ手に拘束してしまう。
示し合わせたかのように佳菜子は起き上がり、更に聞き耳を立てていたのか詩織までも寝室にやって来たのを見ると、真彦はリサの嫉妬を誘おうとこれから佳菜子を抱くから見ていてと挑発する。詩織に抱き寄せられ愛撫を受けたリサも満更ではないようで、試してみなさいとばかりに強気な目線で返してくる。兄嫁たちがこぞって自分を求めてくるその倒錯した状況に真彦の頭のなかではリサを支配することなどどうでも良くなり、始めに佳菜子を貫いて絶頂へ導くと、次はリサとレズり合っていた詩織を立ちバックにして交わり、最後にリサへと求めていく。ずっとリサに支配されていると劣等感を抱いていたが、彼女口から私たちのご主人様だと聞かされると、真彦は三人を幸せにするんだと決意を固めリサを貫くのであった。


【レビュー】

フランス書院文庫では「僕の通学路には四人のお姉さんがいる」(2009年9月刊行)以来7年半振りの刊行となるベテラン作家による、兄嫁たち三人と主人公真彦が織り成す近親同士の禁忌を題材とした官能作品である。航空機事故により一度に三人の兄たちを亡くした真彦だったが、それ以上に悲しみを抱く詩織、リサ、佳菜子と次々に関係を持ってしまい、最後は三人から求められるという倒錯した状況に、皆を幸せにするのだと決意するまでの主人公の心理的な成長も交えて描かれた作品である。

・長男の嫁・詩織
父親の女好きもあって三人の兄たちとは違う母親から産まれており、その母親も後妻という立場を守ることに執着してか実の息子への関心が薄い状況で、後継者に当たる歳の離れた長兄から口喧しく小言を言われていた主人公である。父母、長男夫妻と暮らしていた彼に取っては唯一の拠り所が詩織であり、彼女も義弟以上の愛情を注いで来たが、三年前に夫の不義を知って涙を流していた折りに主人公に知られ青い情欲をぶつけられてしまう。その時は未遂で終わったが、夫の葬儀の時に体調を崩してしまい、主人公に力強くで犯されてしまうが…。

・次男の嫁・リサ
名前の通り米国人を祖父に持つクォーターで持ち前のスタイルの良さもあってモデルの経験もあり、常に自信を持ち夫亡き後の身の振り方にも野心を隠そうとせずに夫の実家に接近して来る兄嫁である。義弟に当たる主人公に対しても自信満々であり、詩織に対する興味もあってか二人の禁断の関係を知るや、女王様のように振る舞い主人公を翻弄していく。更に詩織をも手中に入れ羞恥を与えていくが…。

・三男の嫁・佳菜子
主人公に取っては一番歳の近い兄嫁夫妻なだけに関係はまずまず良好だったが、佳菜子自身が引っ込み思案な所もあってか夫が亡くなってからはあまり連絡を取っていなかった。リサに支配され詩織からは嫉妬交じりに見られる状況を打破しようと主人公が彼女の部屋を訪ねたものの、そこに詩織が現れて三人でという状況へ雪崩れ込む。

本作のメイン格は詩織で主人公に迫られてリサに辱しめを与えられていくなかで次第に淫らな自分に目覚めていくし、佳菜子の時には二人に変えられた自分のように変わって欲しいと挑発する有り様だし、しかも終盤ではいつもされてばかりではと言ってリサとの百合プレイや主人公の後ろの穴まで弄るなど積極的になっている。鏡龍樹作品ではお馴染みの「嫉妬の応酬から淫らに変わっていくヒロイン」像をそのまま投影したかのようである。リサは快楽主義者的な一面が強く、佳菜子は詩織とは違った可憐さが先行している。
性欲で流されてばかりの主人公は基本的には荒ぶるタイプに見えるが、終盤になるにつれて兄嫁たちに主導権を奪われていくようで、それでも誘惑官能作品とするならば悪くないとは思う。

DSKさんのブログでも本作をご紹介なさっています。

2017/3/25 発売溺れる-若兄嫁と熟兄嫁と未亡人兄嫁と著:鏡龍樹、フランス書院文庫→ Amazonはコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。「兄さんの代わりに僕がそばにいてあげるから」押し込まれた義弟の肉茎に艶っぽい吐息を漏らす38歳。喪服姿で貫いたあの日から始まった兄嫁との姦係。快楽に蕩け女の色気を漂わせはじめた詩織の様子に、リサと佳菜子――兄嫁ふたりも秘めた淫性を刺激され……禁忌と背徳に満ちた、最高の...
溺れる-若兄嫁と熟兄嫁と未亡人兄嫁と(著:鏡龍樹、フランス書院文庫)

tag : 大学生主人公

青橋由高「六人のおいしい艶熟女」

青橋由高「六人のおいしい艶熟女」
(フランス書院文庫、2017年3月、表紙イラスト:村山潤一)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

2011年から2016年までに『特選小説』誌で掲載された短編四話と書き下ろし二話を加え、家政婦、和服美女、マンションの住人などといった淫らな熟女たちと繰り広げていく六つの物語。


【内訳】

第一話:『熟女家政婦と坊ちゃま ご奉仕されて甘やかされて』
(書き下ろし)

住み込み家政婦の倫枝は大学受験を控えた慶太に密かに想いを寄せており、ある日夜遅くにひとり遊びに興じていたところを当の慶太に見付かってしまい…。憧れの倫枝と遂に結ばれた慶太は落ち着いて勉強に励むようになり、自信を抱いたまま受験に望むことに。

第二話:『和服美女の「つまみぐい」 かわいい熟女の啼かせ方』
(原題「美しきパトロンのためのパヴァーヌ」)

売れないプロピアニストの京平は生活のためにホテルのホールで今晩もピアノを弾いていると、和服の似合う熟女に向けて最後の一曲を捧げる。そしてバーで飲んでいると翠子と名乗る和服美女から声を掛けられ、ピアニストらしい太く武骨な指に見とれたかのように熱い視線を投げ掛けられる。

第三話:『美熟マンションへようこそ 「艶住人」を独り占め
(原題「熟女マンション」)

大学に進学したばかりの翔平は親族が管理するマンションの一室にタダ同然で住まわせてもらう代わりに、管理人同然の雑用を頼まれる。そこの住人である涼子から夜中に不審者が出没するので見回りして欲しいと言われ、敷地の一角にある小さな公園に向かうとコート姿の人影を見付けるが…。

第四話:『シェアハウスで3P体験!? 甘く危険な熟女の花園』
(原題「シェア」)

光則は大学院を卒業したものの再就職先が思うように見付からず、キャリアウーマンで従姉の純子から週に数回自分の部屋を片付けて欲しいと頼まれ出入りするように。ある晩彼女の同居人で光則とも旧知の仲である久美の愚痴に付き合わされているが、ひょんなことから妖しい流れとなり…。

第五話:『田舎の淫らな「しきたり」 喪服未亡人姉妹と』
(原題「押しかけ未亡人姉妹」)

吾郎も大学院を卒業したが行く当てがなく、遠縁に当たる山奥の村長から就職先を紹介すると言われて現地に向かうと、何と清美と真純の二人の未亡人と暫く一緒に暮らすことに。偶々二人の亡き夫のいずれとも親戚であった吾郎は村のしきたりにより、どちらかを嫁にしなくてはならなくなり…。

第六話:『ダブルスコア~文(36)と倫太郎(18) 時を忘れて貪りあって』
(書き下ろし)

妹たちから手紙をもらった文は一人の男をシェアすることになったと知って、喜びと共にちょっとした空しさも感じてしまう。文は倫太郎の家で住み込み家政婦として働いており、自分と青年との年の差に似た境遇で結ばれた彼の両親のアツアツ振りを見てやっかみを抱いていたが、ある日休みを取って帰省を申し出ていたところを倫太郎に見られてしまい…。


【レビュー】

『七人のおいしい人妻』(2014年)、『年の差のある七つの姦係』(2016年)に続き、『特選小説』に掲載された2011年から2016年までの作者の短編四話を加筆修正した上で、前後に書き下ろし作品を加えて一つの流れとして再構成した短編集である。

美少女文庫を中心に活躍する青橋由高氏の作品の特徴の一つである作品間リンクは健在で、第一話の主人公と第二話の熟女ヒロインは親戚同士、第二話のヒロインは資産家で彼女の所有するマンションの一つで管理人の手伝いをする大学生が第三話の主人公…といった具合である。因みに第四話と第五話の主人公は大学院卒の就職浪人仲間で繋がり、第五話で主人公を誘惑する未亡人姉妹の姉が第六話に出てくる「文」(36歳)でしかも書き下ろしの第一話の舞台と密接な関係性があるのだが、こちらは読んで確かめていただきたいところである。

読む前には官能面において短編であるが故に頁数の制限もあり些か物足りないかなと危惧してはいたのだが、誘惑官能作品なだけにヒロインから主人公を主導しようとするものの、長大な一物で奥の奥まで侵入されて呂律が回らなくなるほどの快楽に浸る淫猥さが良かったと思う。そして書き下ろし二話で顕著に見られるが、優しい主人公とちょっと拗らせ系な熟女との会話の掛け合いもこの作者らしく、微笑ましさを感じさせるので個人的なお勧めとしたい。

DSKさんのブログでも本作をご紹介なさっています。
2017/3/25 発売六人のおいしい艶熟女著:青橋由高、フランス書院文庫→ Amazonはコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。悩殺ボディの家政婦に真夜中もお世話を施され……フェロモン全開の和服美女と一夜の危険な火遊びを……美人だらけのマンションで日替わり姦淫を満喫し……三十路のとろける蜜壺で女の悦ばせ方を教えこまれ……未亡人姉妹に迫られて待っていたのは美肉くらべ!?……こんな熟女を味わいたい、六つのおいしいパラ...
六人のおいしい艶熟女(著:青橋由高、フランス書院文庫)

tag : 短編集

2017年3月刊情報

暦こそは立春を過ぎたとはいえ、まだまだ寒い日々が続きます。今月は2016年度末でもあり、振り返ってみると反省点が多く個人的に情けない思いばかりなのですが…。これを踏まえて方針を決めて、来年度に繋げたいものですね。

※今月より確定している新刊情報を先行させ、翌月以降の情報は別記事といたします。

●フランス書院文庫2017年3月刊情報


「これから出る本」(公式ホームページ)


3月のトピックスとしては、鏡龍樹さんの復活に尽きるのではないでしょうか。久々のこの名義での刊行に未だに「本当に?」という思いはありますが、情報が更新され書影が出て、実際に手に取ったら納得なのかなとは感じています。






鏡龍樹『溺れる 若兄嫁と熟兄嫁と未亡人兄嫁と』




「兄さんの代わりに僕がそばにいてあげるから」押し込まれた義弟の肉茎に艶っぽい吐息を漏らす38歳。
喪服姿で貫いたあの日から始まった兄嫁との姦係。快楽に蕩け女の色気を漂わせはじめた詩織の様子に、
リサと佳菜子――兄嫁ふたりも秘めた淫性を刺激され……禁忌と背徳に満ちた、最高の「溺れ夜」がついに!



鏡龍樹名義としてはフランス書院文庫で2009年以来、マドンナメイト文庫では2013年以来となる刊行となります。あらすじにはリサとありますので、ハーフの兄嫁も登場しそうですね。

【参考作品】

作品レビュー:鏡龍樹「僕の通学路には四人のお姉さんがいる」




作品レビュー:鏡龍樹「熟れごろ保母さん 夜のご奉仕」





あくまでも私見ではありますが鏡龍樹さんの文体の癖から類推して、恐らく力ずくな変名サッカー選手にまつわる変名などをお持ちだと思っています。そう考えると決してブランクなどあるはずもなく、しかし何故今になって“鏡龍樹”なのか、詳細が分かればある程度理由が掴めるのかもしれません…。






小鳥遊葵『混浴風呂 妻の母、妻の姉、隣の人妻と…』




「ああ、健一さん、熱くてたくましいわ……」柔らかい乳房で左右から男根を挟み込む妻の熟母。
潤んだ上目遣いで反応をうかがい、赤い舌を伸ばす。同居する義母から受ける最高の「混浴接待」。
泡まみれの手しごき、深い吸茎、湯船の肉交……浴室からもれるあえぎ声は二階や隣家まで響き……



小鳥遊葵さんのブログ記事を拝見いたしまして、主人公は高校教師で教え子と結婚したばかりで、今日から妻の実家で同居し始めたという切り出しのようです。従って妻の母が44歳となるのも当然で、最近の誘惑路線の官能小説ではアラフォーヒロインが一つのトレンドとなっているようですし、ちょっと楽しみではあります。






冬木弦堂『制服無惨【全員奴隷】』




「だめですっ。他のお客様に聞こえます……」VIPシートで接客中、制服姿で襲われる28歳。
ストッキングをむしられ、抉り込まれる剛直。買収された名門航空会社のCAを襲う恥辱勤務。
高度一万メートル、終わらない奴隷フライト。女医、ナース、秘書、弓道部員……制服狩りの宴!



2015年12月のデビュー(新人賞)から早くも四作品目の刊行となりますが、これだけスムーズに出ていると本当に新人さん?というのはありますね…。本作では「制服」とありますがJKではなく、ヒロインはCA・女医・秘書・ナースだそうです。(公式ホームページでは弓道部員に触れていませんから、察してくださいということでしょう。)






御前零士『訪問調教【部下の新妻】』




美冬の幸せな新婚生活はその日から一転した!出勤した夫の不在を狙ってやって来る悪魔上司。
「もう許して」「奥さん、尻の穴も開発してやるよ」白昼のバスルームで、夫婦の寝室で、夫の職場で、
歪んだ欲望に弄ばれ、性地獄に堕とされる23歳。容赦なく訪れるアクメは新妻から理性を奪い……



こちらもデビューから四作品目となりますが、本作では単独ヒロインのようです。余談ですがリアルドリーム文庫の公式ホームページにて、正式に御前零士さんと小鳥遊葵さんの作品の取扱いの終了が発表されています。

リアルドリーム文庫取扱い終了作品(公式ホームページ)






青橋由高『六人のおいしい艶熟女』




悩殺ボディの家政婦に真夜中もお世話を施され……フェロモン全開の和服美女と一夜の危険な火遊びを……
美人だらけのマンションで日替わり姦淫を満喫し……三十路のとろける蜜壺で女の悦ばせ方を教えこまれ……
未亡人姉妹に迫られて待っていたのは美肉くらべ!?……こんな熟女を味わいたい、六つのおいしいパラダイス!



美少女文庫のベテランとしてコンスタントに作品を刊行なさっていますが、並行して『特選小説』誌では短編を書かれてもいます。明らかに美少女文庫とは読者層の違うジャンルで長く活躍し続けていることは、とても大変なことだと思います。今作も可愛らしくも艶っぽい熟女たちを中心とした短編集となりそうです。

【現在発売中の美少女文庫の新刊】




【参考作品】

作品レビュー:青橋由高「七人のおいしい人妻」

七人のおいしい人妻
青橋 由高
フランス書院
2015-04-30



作品レビュー:青橋由高「年の差のある七つの姦係」

年の差のある七つの姦係
青橋 由高
フランス書院
2016-12-23








多久間太『令嬢四姉妹【屈服旅行】』




「お願い、妹たちだけは助けてください、あんっ」極太の肉棒を埋め込まれ涙まじりで懇願する長女・志帆。
抽送されるごとにこぼれる嗚咽はやがて恍惚の喘ぎに……楽しい家族旅行が一転、悪魔たちに支配される調教旅行に!
暴虐集団のさらなる毒牙は三女・颯子、四女・凪沙へ。遅れて合流した次女・真里奈にも「服従の姦獄」が!



昨年10月にデビューなさった新人さんの二作品目となりますが、主人公と幼馴染みの四姉妹というテイストだと甘い雰囲気もあるのかなと期待しています。しかしあらすじをよく見ると、「悪魔たちに支配される」とありますから、凌辱者は一人ではなさそうですね。

作品レビュー:多久間太「絶対独占 未亡人、新妻、令嬢女子大生、美母娘」





あらすじ・書影は「版元ドットコム」さんより引用しています。





●美少女文庫2017年3月刊情報


こちらは既に近刊情報がアップされています。


上原りょう/40原(イラスト)『嫌な顔をされながら子づくりさせてもらいたい』




「ゴミクズ、さっさと出しなさいよねっ!」「今日こそ、私を受精させるのよっ!」嫌な顔をしながら――騎乗位でまたがってくる亜由美様! 夏希様! 真帆様!
「もぉ、なに、勝手に動いているのっ!」謎のウィルスから人類を救えるのは、自分だけだから――女王様になっていただき、パンツを見せてもらい、さらになんと、孕んでもいただける!
罵り声も甘い嬌声に変わって、自ら腰を振ってくる三姉妹へドMな欲望はとまらない!「きっ、きちゃう! 変態の精液、お腹いっぱい、出されちゃう!」
三人の中に注ぎこみ、息をつく彰人へ――「あなたのマゾ心を満足させてあげられるのは私たちだけってわかってるでしょうね?」絶対零度の視線で囁いてくる女王様!



1月に40原さんの同人誌イベントにて予告のありましたように、上原りょうさんによるノベライズ化です。






わかつきひかる/つかこ(イラスト)『亡国の剣姫と忘国の魔王』

亡国の剣姫と忘国の魔王 (美少女文庫)
わかつき ひかる
フランス書院
2017-03-21




「……俺は国を棄てた最低のクズだよ」「違うわ、サタナスは立派な王様よ」
〈賢者の石〉に封じられた死者たちの魂が、夜空に昇り、還っていく。魔法使いの国、アベール国を繁栄に導いた〈賢者の石〉に秘められた魔王の過去を知り、ティファニーはサタナスを抱きしめた。
「私があなたの味方になってあげる。性奴隷にもお嫁さんにも、なんでもなってあげる」
ストリップをさせられたときは腹がたった。処女を奪われたときは殺してやると思った。そして、何度も絶頂させられたとき、自分の気持ちがわからなくなった。
今は、この優しくダメな魔王の赤ちゃんを生んであげたい。私は、優しすぎて国を棄てたこのひとの、家族になってあげたい。



青橋由高さんと並ぶ美少女文庫のもう一人のベテラン作家であるわかつきひかるさんの新作ですが、本作はTLを意識した表紙というか、レインボーカラーの題名やヒロインと男性との立ち位置に工夫が見られます。






アナルカン/MtU(イラスト)『思った以上に透視能力 美少女を征服して世界最強!』





「やめて! 処女は好きな人にあげたいの!お尻にオモチャを入れたのだって、処女を失いたくなかったからなの!お尻でやらせてあげるから、処女だけは許して!」
首を激しく横に振り、悲痛な叫びを上げて許しを乞う朝比奈。
「大丈夫だよ朝比奈。まだ先っぽだから」とぼけたことを言いながら朝比奈の××にムリムリと亀頭を捻じこんだ。
「お、お願い。中にだけは、中にだけは出さないで。お願いします。お願いします……」処女を喪失したことに諦めがついたのか、今度は中出しだけはしないでと懇願してくる。
「中で出す訳がないだろ? そもそも先っぽしか入っていないんだから」「ああ、あああ、酷い、酷いよ……」
その言葉を聞き、絶望した声を漏らす朝比奈。とぼける俺に、願いを聞き入れてはもらえないと悟ったのだろう。



美少女文庫の最近の方針として、Web投稿サイトで上位人気の作家さんを一本釣りしていることが見られるようです。勿論美少女文庫自体も「美少女文庫新人王」という原稿募集自体はなさっていますが、長い目で自社で育てるのも今後の方向性からすれば大事なのかなとは思います。とは言え、このツイートも気にはなります。








DSKさんのブログでも3月発売の「気になる」官能作品を取り上げています。
2017年3月発売予定の官能書籍から気になる作品をDSKが独断と偏見でピックアップ!▼フランス書院文庫2017/3/23 発売令嬢四姉妹-屈服旅行(著:多久間太)→ → 順調な2作目のようですね。2017/3/23 発売六人のおいしい艶熟女(著:青橋由高)→ → 柳の下の3匹目のドジョウ(?)かもしれない短編集のようですが、であれば嬉しい3匹目ですw2017/3/23 発売訪問調教-部下の新妻(著:御前零士)→ → きっと速筆な先生なのでしょ...
2017年3月の気になる官能書籍

テーマ : 二次元総合 漫画・エロゲー・小説・エロアニメなど
ジャンル : アダルト

桜井真琴「淫情ホテル」

桜井真琴「淫情ホテル」
(二見文庫、2017年2月)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)

淫情ホテル (二見文庫)
桜井 真琴
二見書房
2017-02-27




【あらすじ】

大手商社をリストラされた雄一は不動産業を営む叔父の勧めもあり、債務先で北陸にある「天寿ホテル」の支配人として再建を任されることに。自殺願望の客が訪ねるといういわくつきのホテルにやって来た訳ありな女性客を催眠術を使って夢見心地にさせた雄一の活躍もあり、次第にホテルの経営は上向いていくが、ある日乗っ取り屋で知られる不動産屋の社長夫人が現れて立ち退きを迫られることに。


【登場人物】

船戸雄一
42歳の中年男性で勤めていた大手商社からリストラに遭い、妻とも別れている。不動産業を営む叔父に半ば担がれる形で、彼の融資先で北陸にある「天寿ホテル」の支配人にさせられてしまう。無職になった時に暇潰しに催眠術のセミナーを受けたことがあり、筋が良いと誉められてはいるが、本人も半信半疑の様子。

相本美久
28歳。かつて雄一の出向先で部下として働いていたOL。地味ながらも整った美貌で、E~Fカップはありそうな巨乳の持ち主。好きになった男性には妻がおり、尽くすあまりに逃げられてしまう運の無さを嘆き噂を聞いてホテルへ泊まりにやって来た。男性経験はほどほどにある。

中原栞
43歳。90年代にアイドルグループに所属していた歌手で、担当マネージャーである現在の夫に手出しされて以来事務所を独立せざるを得なくなり、長らく不遇に置かれたまま地方を回りながら生計を立てている。同世代の女性に比べるとアンチエイジングにも気を遣ってはいるだけに美貌は衰えていないが、人前で歌うことに自信を失い始めている。

岡田瑞希
21歳。「天寿ホテル」の仲居だが普段はパッチリメイクに巻き髪風のウィッグを被りギャル系そのものの風貌だが、実際は年相応に純粋な性格でショートヘアの似合う女子。かつて付き合っていた男に無理やり処女を奪われてしまい、表面的には意気がってはいるが男性不信で経験が少ないのを隠そうとしている。

藤間冴子
46歳。乗っ取り屋として悪名高い不動産業の「フジマ開発」の社長夫人で、専務の座に就くやり手の熟女。子供はいない。年上の夫との性の営みは少なく、度々東京にあるハプニングバーに出掛けては若い男を漁るのが趣味で、Sな女王様として振る舞うのが好きな様子だが…。

柏木志乃
40代?四年前に夫を亡くして以来「天寿ホテル」の女将として切り盛りしていたが、経営の才覚は無いに等しく次第に傾きつつある。夫は元々教師だったが両親からホテルの経営を引き継ぎ、人柄の良さ(優柔不断さ)もあってか、元教え子など訳ありな従業員たちが寄り付くようになったらしい。おっとりとした天然系の美女だが、打たれ弱くハプニングがあるとすぐに倒れてしまう。


【展開】

リストラされた雄一は叔父の勧められるがままに「天寿ホテル」にたどり着くがどうも評判が良くなさそうで、しかも従業員たちは何か訳ありな雰囲気を漂わせていて経営の立て直しを求められても気乗りできずにいた。その晩亡き主人が使っていた書斎で眠ることになったが、雄一は寝付けずに部屋を出ると女将の志乃の部屋から艶かしげな声が聞こえてきて、ドア越しに聞き耳を立ててしまう。その時フロントの男が女性客が夜中に外へ出ていってしまったと雄一を呼びにやって来て大騒ぎとなるが、当の本人は寒さの為かホテルに引き返してきたようで、雄一の顔を見ると課長と呟きながら倒れ込んでしまう。
翌朝女性客の部屋を訪ねた雄一は彼女がかつての部下だった美久だと知り、かつては地味なだけだったのに美しくなっていることに驚きを隠せない。そしてお互いの境遇を話しているうちに美久がやって来た理由を聞き出そうと考え、雄一が催眠術を掛けてみようと提案すると、彼女はあっさりと暗示に掛かり好きでしたと本音を打ち明けてくる。どうやら美久は男運がないようでそれを嘆いているが、さりとて雄一も今の境遇を考えると素直に応える訳にもいかず、ならば目眩く快楽を与えてあげようと帯を使って後ろ手に縛り付ける。M性で感じやすい体質なのか美久は指だけで達し、命じられるままに苦労しながら四つん這いになると雄一の剛直を受け入れてしまう。

ガイド誌の編集者として再就職した美久の勧めもあってホテルへの客足は次第に上向いて来てはいたが、ある日雄一は女将とともに経理の男から状況は思わしくないと聞かされて思わず大丈夫だからと根拠のない強がりを言ってしまう。気まずいなか二人が去った後瑞希が現れ、二階の貴賓室の客は無銭宿泊じゃないかと報告にやって来たので雄一が部屋を訪ねると、応対したのはかつてアイドルとして活躍していた栞だった。思わずファンの立場で栞と話しオナペットだったとまで言ってしまうが、彼女は申し訳なさそうにもう歌えないかもしれないと悩みを打ち明ける。催眠術で何とかできないかと雄一が提案するとどうやら上手くいったようで、栞はファンのいやらしい視線で濡れてしまうと告白し、人妻だから抱かれる訳にはいかないけど口でならと奉仕を申し出る。そこへ瑞希も様子を窺いに部屋にやって来るが、情事の邪魔をされたくないと二人は奥の間に逃げ込みシックスナインに浸ると、瑞希に見付かっても行為を止めようとはせずに果てるまで続けてしまう。
その晩日付も変わった頃栞は夫から興行をドタキャンされて赤字になったしこれからホテルを出ようと言われ、情けなさも感じながらも身支度を整えて部屋を出る。しかしその先にはカラオケバーがあり、運の悪いことに従業員たちの酒宴の真っ最中で栞だとバレてしまい、カラオケで歌わせられる羽目になる。暗示が効いたのか一曲歌えたことを喜ぶ栞は、雄一にお礼が言いたいと居場所を聞くと夫を置いて浴場に駆け込む。雄一にお礼を言う間もなく口付けを交わすと自ら「する?」と誘うが、そこへ夫が後を追って来たので岩陰に隠れると、夫と話をしながらも雄一に貫かれ性悦を味わうのであった。

タレントとして復活を遂げた栞の宣伝もありホテルの月間収支が黒字に転じたのを喜ぶ志乃を見て、雄一は思わず催眠術を使ってみたいと提案し愛の告白をするが、どうやら不発に終わったらしく志乃は怒って部屋を出ていってしまう。ある日団体客を受け入れたもののどうも瑞希の様子がおかしいと従業員たちから報告を受け、雄一はその晩に彼女の部屋を訪ねると、かねてからモーションを掛けていた瑞希からエッチしてと求められる。すかさず催眠術を掛けるとどうやら団体客の中に瑞希の元彼がいて、力ずくでモノにされた嫌な記憶がある様子。セックスに不馴れなのが分かると雄一は優しく全身を愛撫してから瑞希の秘所が濡れているのを確認し、初めてだという口唇奉仕を受けた後に身体を重ね快楽を教えていく。

数日後突然冴子が「天寿ホテル」へ乗り込み、今日から「フジマ開発」の所有物件になったと聞かされた雄一は叔父に連絡すると、資金繰りに困りやむなく債権を譲渡したと知る。冴子は3月末までに立ち退くよう一方的に告げて帰るが、従業員たちは当然納得する訳が無く、元ホストの板長から彼女がハプニングバーの常連だと聞いて弱味を握ってやろうと潜入することに。そこで雄一は冴子が若い男にアナル舐め手扱きをして周りの客を挑発し、馬乗りになってセックスしているのを見てしまい、自分も冴子に誘われたものの勢いに圧倒され腰がひけてしまう。そこで雄一は美久に連絡を取ると奇遇なことに冴子と共にゴルフをする機会があると聞かされ直接対峙する機会を得るが、冴子はバーでの一夜を覚えていただけでなく優位に立っていることを誇示するかのように木陰に誘い私を濡らしてみてと挑発される。雄一の愛撫では秘所が潤うことも無く、頼みの催眠術も全く効く気配が無い。それを嘲笑うかのように冴子に主導権を奪われるとペニスを露わにされ、足扱きで焦らされた後まるで犯されるように交わりを求められてしまう。

冴子に敗北してから二週間が経ち万策が尽きた中で、まだ立ち退き期限まで一日あるにも関わらず、「フジマ開発」の手先のヤクザ連中がホテルに踏み込み力ずくで追い出しに掛かろうとする。ものものしい雰囲気の中で雄一はまだ1日あるから待てと威圧すると「フジマ開発」へ出向き、冴子が現れるまで待ち伏せしてもう一度話をさせて欲しいと告げると、翌晩にパーティーがあるからと高級ホテルの一室に来るように誘われる。端からヤる気の満々の冴子に対して、雄一は今晩だけ自分の好きなようにさせて欲しいと言うと、着物の帯を使って彼女の手足の自由を奪いタオルで目隠しをしてしまう。縛られたままのエッチで激しく感じてしまった冴子から雄一たちが引き続き経営して良いと約束を取り付け、雄一がホテルに戻り祝杯をあげた翌日に温泉に入っていると、女将の志乃が背中を流しますとばかりにやって来る。彼女の態度を見て自分から攻めるべきだと悟った雄一は身体を抱き寄せ唇を奪うと、他人に見られるかもしれない場所で情交に及ぶ。催眠術に掛かったのかしらと呟く志乃に対し、雄一はきっと最初からだと微笑むのであった。


【レビュー】

あらすじの通り本作の主人公は40代になってリストラの憂き目に遭い妻とも別れた中年男性であり、不動産業を営む叔父に勧められるがままに支配人として北陸の寂れたホテルの建て直しを任されることになる。「官能エンターテインメント」と銘打っているだけあって主人公が暇潰しに教わった催眠術の知識を使い、訳ありな女性客たちを癒していくなかでエッチな展開になっていくのはお約束とも言えるだろう。

序盤はあらぬ風評によって訳ありな客しか泊まらなくなったホテルの客として主人公の元部下で男運の無さを嘆くOLや、人前に立って歌うのが不安になった人妻の元アイドルが訪ねて来る。ここは主人公が優位な展開で女性たちに癒しを与える流れであり、彼女たちが再起を誓って帰っていきその口コミもあってホテルの評判も上向きとなっていく。訳ありなのはホテルの従業員たちも負けておらず、天然で打たれ弱い未亡人女将や風貌の良くないフロントの男やギャル系丸出しの仲居(彼女とのエッチな展開もある)、元ホストの板前など個々のキャラクターが立っていて時折挟まれる彼らの話も面白いと思う。

中盤からはエンターテイメント性が強くなり、経済的に苦境に陥った叔父がホテルの債権を乗っ取りの悪評のある大手業者に売ってしまったことから、主人公が社長夫人とエッチな展開含みで対峙していく流れとなっていく。この頃には主人公の催眠術自体決して万能なものではなく、優位に立ってばかりということは無くなるのである。追い詰められた主人公の逆転劇はこの手の作品ではお約束のようなもので、Sな社長夫人が主人公によって性悦を味わせられる展開には溜飲が下がることであろう。その後の「ご褒美」もあって官能面とのバランスも良いと思う。

作者は女性向け官能小説を中心に活躍しているが本作は男性向けというのもあって、心理描写は主人公寄りなものが多くなっている。ヒロイン側の気持ちも描かれていても良かったのかなとは思うが、350頁に渡るボリュームなだけに十分な読み応えであり個人的には大満足な作品であったので高評価としたい。

tag : 社会人主人公

プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

〈コメント〉
どなたでも書き込み自由ですが、管理人が許可するまではコメント欄に反映されないので、その辺りはご理解下さい。

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